(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2022-07-21
(45)【発行日】2022-07-29
(54)【発明の名称】測長器
(51)【国際特許分類】
G01B 5/00 20060101AFI20220722BHJP
G01B 5/02 20060101ALI20220722BHJP
【FI】
G01B5/00 A
G01B5/02
(21)【出願番号】P 2018143002
(22)【出願日】2018-07-30
【審査請求日】2021-01-20
(73)【特許権者】
【識別番号】000166948
【氏名又は名称】シチズンファインデバイス株式会社
(73)【特許権者】
【識別番号】000001960
【氏名又は名称】シチズン時計株式会社
(72)【発明者】
【氏名】森川 祐一
(72)【発明者】
【氏名】▲桑▼山 健司
(72)【発明者】
【氏名】水越 哲也
【審査官】山▲崎▼ 和子
(56)【参考文献】
【文献】特開2007-132810(JP,A)
【文献】特開2006-266903(JP,A)
【文献】特開平07-103747(JP,A)
【文献】特許第2989140(JP,B2)
【文献】米国特許出願公開第2005/0224705(US,A1)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
G01B 3/00-3/08
3/11-5/30
11/00-11/30
21/00-21/32
G01D 5/26-5/38
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
測定対象物に当接し、前記測定対象物に応じて軸線方向に移動するスピンドルと、前記スピンドルに第1接着剤および前記第1接着剤よりも弾力性を有する第2接着剤にて一体的に固定されたスケール部
とを備え、前記スケール部を読み取ることによって、前記スピンドルの軸線方向の変位を算出し、測定対象物の長さを計測する測長器において、
前記スピンドルの軸線方向における前記スケール部の一端部は、前記スピンドルの軸線方向
の一端側における前記スケール部の読み取り有効範囲外
に位置する前記スピンドルの表面に前記第1接着剤にて固定
されており、
前記スピンドルの軸線方向における前記スケール部の他端部は、
前記スピンドルの軸線方向の他端側における前記スケール部の読み取り有効範囲外に位置する前記スピンドルの表面に前記第2接着剤にて固定
されており、
前記スケール部の前記一端部と前記他端部との間の中間部のうち、前記スピンドルの軸線方向と直交する方向の一端側に位置する第1側端部の少なくとも一部、および、前記スピンドルの軸線方向と直交する方向の他端側に位置する第2側端部の少なくとも一部は、それぞれ、前記スピンドルの軸線方向と直交する方向において前記スケール部の読み取り有効範囲と隣接する前記スピンドルの表面に配置されているとともに当該表面に固定されていない、
ことを特徴とする測長器。
【請求項2】
前記スケール部の前記一端部は、前記スピンドルの軸線方向における前記スケール部の待機点側の端部である、ことを特徴と
する請求項1に記載の測長器。
【請求項3】
前記第1側端部の一部および前記第2側端部の一部は、それぞれ、前記スピンドルの軸線方向と直交する方向において前記スケール部の読み取り有効範囲と隣接する前記スピンドルの表面に配置されているとともに当該表面に固定されておらず、前記第1側端部のその他の一部および前記第2側端部のその他の一部は、それぞれ、前記スピンドルの軸線方向と直交する方向において前記スケール部の読み取り有効範囲と隣接する前記スピンドルの表面に配置されているとともに当該表面に前記第2接着剤にて固定されている、ことを特徴と
する請求項1
または2に記載の測長器。
【請求項4】
前記スピンドルは、開口部を有し、前記スケール部は、前記開口部を覆うように配置されている、ことを特徴とする請求項1乃至3
のいずれか1項に記載の測長器。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、測定対象物に当接するスピンドルを備えた接触式の測長器に関する。
【背景技術】
【0002】
従来より、スケールが設けられた軸線方向に移動可能なスピンドルを測定対象物に当接させ、スピンドルの軸線方向に生じた基準位置からの変位をスケール部から読み取ることで測長する測長器が知られている。このような測長器は、特許文献1のようにスピンドルに一体的に設けられたスケール部を備えている。
【0003】
このように軸線方向に生じた基準位置からの変位をスケール部から読み取るためには、スピンドルにスケール部がしっかりと固定されている必要があり、その手段としては、接着剤を用いることがある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
特許文献1に記載された発明のように、スピンドルに一体的に設けられたスケール部とスピンドルは、使用環境の温度変化により、熱変形する。
【0006】
スピンドルの材質は、ステンレスやアルミなどの金属、スケール部の材質は、ガラスなどの非金属で構成されている。その材質の違いによって、それぞれの線膨張係数は、異なる。スピンドルに接着剤で固定されているスケール部には、スピンドルとの線膨張係数の違いによる寸法変化量の差によって、圧縮応力や引っ張り応力が生じる。それらの応力によってスケール部が変形してしまい、寸法の読み取りの誤差やエラーが発生することがあり、正確な測定ができなくなる。
【0007】
そこで、本発明は、上記問題を解消することを可能とした測長器を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0008】
上記目的を実現するために、本発明の測長器は、測定対象物に当接し、前記測定対象物に応じて軸線方向に移動するスピンドルと、前記スピンドルに第1接着剤および前記第1接着剤よりも弾力性を有する第2接着剤にて一体的に固定されたスケール部を読み取ることによって、前記スピンドルの軸線方向の変位を算出し、測定対象物の長さを計測する測長器において、前記第1接着剤は、前記スピンドルの軸線方向における前記スケール部の読み取り有効範囲外を固定領域として、前記固定領域の少なくとも一部を固定し、前記第2接着剤は、前記第1接着剤の固定領域以外のうち少なくとも一部を固定することを特徴とする。
【0009】
本発明の測長器は、前記第1接着剤は、前記スケール部の前記スピンドルの軸線方向の先端側端部を固定することが好ましい。
【0010】
本発明の測長器は、前記第1接着剤は、前記スケール部の前記スピンドルの軸線方向の後端側端部を固定することが好ましい。
【0011】
本発明の測長器は、前記第1接着剤はエポキシ系の接着剤であり、前記第2接着剤は湿気硬化型弾性接着剤であることが好ましい。
【発明の効果】
【0012】
本発明によれば、第1接着剤および第1接着剤よりも弾力性を有する第2接着剤にてスピンドルに一体的に固定されたスケール部は、スピンドルとスケール部との線膨張係数の違いによる熱変形での寸法の変化量に差があったとしても、スケール部への圧縮応力や引っ張り応力の影響を抑えることができる。これにより、圧縮応力や引っ張り応力によるスケール部の変形を抑えることができ、寸法の読み取りの誤差やエラーが発生することなく正確な測定を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【0013】
【
図2】本発明の実施形態による測長器の軸線方向の断面図。
【
図3】本発明の実施形態による測長器におけるスピンドルを示す上面図。
【
図4】本発明の実施形態による測長器におけるスピンドルを示す側面図。
【
図5】本発明の別の実施形態による測長器におけるスピンドルを示す上面図。
【
図6】本発明の別の実施形態による測長器におけるスピンドルを示す側面図。
【発明を実施するための形態】
【0014】
以下、添付図面を参照して、本発明の様々な実施形態について詳細に説明する。ただし、本発明の技術的範囲はそれらの実施形態に限定されず、特許請求の範囲に記載された発明とその均等物に及ぶ点に留意されたい。また、異なる図面において同じ参照符号が付されたものは同じ機能を有する構成要素であることを意味する。
【0015】
図1は、本発明の実施形態による測長器1の斜視図であり外観を表すものである。本体ケース31の先端側にはキャップ32が設けられている。キャップ32によって測定子軸11-2の基端部側がおおわれており、先端部側には測定子15が設けられ、測定対象物に当接する。
【0016】
図2は、本発明の実施形態による測長器1の軸線方向の断面図である。スピンドル11は、スケールホルダ11-1と測定子軸11-2からなり、スケールホルダ11-1が、軸線方向に離間した2つの軸受12によって本体ケース31に軸線方向に移動可能に支持されており、スケールホルダ11-1にはスケール部13が設けられている。スケールホルダ11-1の先端に測定子軸11-2の基端部が固定されている。
【0017】
スケールホルダ11-1の両軸受12の間には、スケールホルダ11-1の外周面から凹んだ凹部22と、凹部22の底面からスピンドル11の軸線方向に直交した方向へ貫通した開口部21と、が形成される。
【0018】
スケール部13は、スケール(図示せず)が形成された板状の光透過型スケールとして構成している。スケール部13は、スケールホルダ11-1の外周面から突出せず、かつ開口部21を塞ぐように、凹部22内に設置される。
【0019】
スケール読み取り部14は、スケール部13に向けて光を照射するLEDなどの発光素子14-1と、スケール部13を間に挟むように発光素子14-1と対向し、スケール部13を透過した光を受光する受光素子14-2とを備え、発光素子14-1と受光素子14-2とは本体ケース31側に固定されている。発光素子14-1から発せられた光は、開口部21を通ってスケール部13を透過した後、受光素子14-2に到達して受光素子14-2により受光される。スケール読み取り部14は、受光素子14-2が受光した光を用いて、スケール部13に描かれたスケールを読み取り、外部計算装置(図示せず)へ出力する。スピンドル11が軸線方向に移動すると、スケール部13もスピンドル11と一体に移動するので、スケール読み取り部14が読み取るスケールが変化する。外部計算装置は、スケール読み取り部14から得られたスケールの変化情報を用いて、スピンドル11の軸線方向の変位を算出する。
【0020】
バネ16は、スケールホルダ11-1の後端側(
図2において左向き)と本体ケース31との間に、スピンドル11を先端側(
図2において右向き)に移動する方向に付勢するように設けられている。スピンドル11の後端側への移動は、バネ16の付勢力に抗して弾力的に行われる。
【0021】
図3から
図6は、スピンドル11のスケールホルダ11-1近傍を拡大した図である。
図4と
図6は開口部21およびスケール部13の近傍が断面図となっている。スケール部13は、スケールホルダ11-1に設けられた開口部21を覆うように凹部22内の固定領域27内に配置され、読み取り有効範囲内25と先端側読み取り有効範囲外26-1と後端側読み取り有効範囲外26-2を有する。軸線方向の読み取り有効範囲内25は、
図2のスケール読み取り部14が開口部21内にて相対的に移動する範囲に相当する。
【0022】
固定領域27は、凹部22内に存在し、先端側固定領域27-1と後端側固定領域27-2と側面側固定領域27-3により構成される。固定領域27は、スケール部13のスケール(図示せず)に干渉しない範囲で構成される。
【0023】
スケール部13の先端側読み取り有効範囲外26-1側の先端側端部13-1周囲を先端側固定領域27-1とし、スケール部13の後端側読み取り有効範囲外26-2側の後端側端部13-2周囲を後端側固定領域27-2とし、スケール部13の読み取り有効範囲内25の範囲内の側面側端部13-3周囲を側面側固定領域27-3としている。
【0024】
図3は、本発明の実施形態による測長器1におけるスピンドル11を示す上面図であり、
図4は、本発明の実施形態による測長器1におけるスピンドル11を示す側面図である。
【0025】
スケール部13の先端側端部13-1の少なくとも一部を第1接着剤23でスピンドル11に強固に固定する。スケール部13の後端側端部13-2のうち少なくとも一部を第2接着剤24でスピンドル11に弾性的に保持されるように固定する。
【0026】
以上説明したように、本発明の実施形態によれば、スケール部13の先端側端部13-1を第1接着剤23でスピンドル11に強固に固定することで、スピンドル11とスケール部13の熱変形の基点を設けることができる。したがって、スピンドル11とスケール部13の熱変形はこの基点から起こり、基点部分の位置ずれを防ぐことができる。さらに、スケール部13の後端側端部13-2を第2接着剤24でスピンドル11に弾性的に保持するように固定することで、その弾力性により、スケール部13をスピンドル11に保持しつつも線膨張係数の違いによる熱変形の寸法変化量の差を吸収することができる。したがって、熱変形によるスピンドル11とスケール部13の位置ずれの防止、応力でのスケール部13の変形の抑制ができ、寸法の読み取りの誤差やエラーが発生することなく測定を行うことができる。
【0027】
図5は、本発明の別の実施形態による測長器1におけるスピンドル11を示す上面図であり、
図6は、本発明の別の実施形態による測長器1におけるスピンドル11を示す側面図である。
【0028】
スケール部13の先端側端部13-1の少なくとも一部を第1接着剤23でスピンドル11に強固に固定する。スケール部13の後端側端部13-2及び、側面側端部13-3のうち少なくとも一部を第2接着剤24でスピンドル11に弾性的に保持されるように固定する。
【0029】
以上説明したように、本発明の別の実施形態によれば、スケール部13の先端側端部13-1の少なくとも一部を第1接着剤23でスピンドル11に強固に固定することで、スピンドル11とスケール部13の熱変形の基点を設けることができる。したがって、スピンドル11とスケール部13の熱変形はこの基点から起こり、基点部分の位置ずれを防ぐことができる。さらに、スケール部13の後端側端部13-2及び側面側端部13-3のうち少なくとも一部を第2接着剤24でスピンドル11に弾性的に保持するように固定することで、その弾力性により、スケール部13をスピンドル11に保持しつつも線膨張係数の違いによる熱変形での寸法変化量の差を吸収することができる。したがって、熱変形によるスピンドル11とスケール部13の位置ずれの防止、応力でのスケール部13の変形を抑制でき、寸法の読み取りの誤差やエラーが発生することなく測定を行うことができる。
【0030】
なお、図示した実施形態及び、別の実施形態では、スケール部13の先端側端部13-1の少なくとも一部を第1接着剤23で強固に固定し、スケール部13の後端側端部13-2の少なくとも一部または、スケール部13の後端側端部13-2及び、側面側端部13-3のうち少なくとも一部を第2接着剤24で弾性的に保持するように固定する構成であるが、後端側端部13-2の少なくとも一部を第1接着剤23で強固に固定し、先端側端部13-1の少なくとも一部または、先端側端部13-1及び側面側端部13-3のうち少なくとも一部を第2接着剤24で弾性的に保持するように固定する構成でもよい。
【0031】
さらに、第1接着剤23及び第2接着剤24は、それぞれの固定領域内であれば、線状、面状、スポット状などどのような形態で塗布してもよい。
【0032】
さらに、第1接着剤23及び第2接着剤24は、それぞれスケール部13の先端側読み取り有効範囲外26-1側の先端側固定領域27-1内及び、後端側読み取り有効範囲外26-2側の後端側固定領域27-2内であればスケール部13の上下面にかかっても構わない。また、スケール部13の側面側端部13-3を保持する場合も、スケール部13のスケール(図示せず)に干渉しなければ上下面にかかってもよい。これにより各端部のみを固定した場合よりも固定力が増し、スケール部13の位置ずれや浮き等を抑制できる。
【0033】
さらに、スケール部13、第1接着剤23、第2接着剤24はスケールホルダ11-1の外周面から外側に突出しないようにする。これにより、移動時に軸受12や他部材との干渉を避けることができる。
【0034】
さらに、図示した測長器1はバネ16により、スピンドル11を先端側に付勢するものであるが、スピンドル11を後端側に付勢し、エアなどの手段によりスピンドル11を突出さることにより、測定対象物に当接させる構成でも良い。
【0035】
さらに、第1接着剤23にて固定する箇所は、測定の待機点側であるとよい。例えば、待機時にスピンドル11を先端側に付勢しているものであれば、後端側端部13-2を、待機時にスピンドル11を後端側に付勢しているものであれば、先端側端部13-1を、第1接着剤23で固定するとよい。これにより、待機点(測定の0点)側を基点にすることができる。したがって、待機点(測定の0点)側が基点となり熱変形が起こる為、待機点(測定の0点)への熱変形の影響を抑えることができるため、より効果が発揮されやすい。
【0036】
さらに、開口部21をスケールホルダ11-1の中間部分付近に設けたが、軸受12に干渉しない構成であれば中間部分よりもずれた位置にあってもよい。これにより、第1接着剤23で先端側端部13-1を固定する場合、開口部21をスケールホルダ11-1の中間部分よりも先端側にすることで、基点がより先端側に位置することとなり、基点よりも先端側からの熱変形の影響を小さくすることができる。また、後端側端部13-2を固定する場合、開口部21をスケールホルダ11-1の中間部分よりも後端側にすることで、基点がより後端側に位置することとなり、基点よりも後端側からの熱変形の影響を小さくすることができる。
【0037】
さらに、スピンドル11は、スケールホルダ11-1と測定子軸11-2の二体構成となっているが、同一部材で一体構成されていてもよく、この場合、スピンドル11内において線膨張係数が同じであるため、スピンドル11内での変形量の差はない。また、三体以上の構成となっていてもよく、この場合、測長器1の組み立て時の組み込み性、組み立て性の向上を図ることができる。
【0038】
さらに、第1接着剤23は、硬化することにより強固に固定できるものであればよく、例えばエポキシ系の接着剤が適している。第2接着剤24は、硬化しても弾力性があり、弾性的に固定できる湿気硬化型弾性接着剤がよく、例えばシリコン系、シリコーン系、シリル基末端ポリマー系、ウレタン系、ゴム系などの接着剤が適している。
【0039】
さらに、
図2に示したように両軸受12の間には、スケール部13が形成されているが、両軸受12の間にスケール部13が形成されていなくてもよく、スケール部13よりもスピンドル11の軸線方向の先端側で、互いに軸線方向に離間した位置にて両軸受12が構成されていてもよい。
【0040】
さらに、図示した実施形態では、スケール部13を光透過型スケールとして構成したが、スケール部13を光反射型スケールとして構成してもよい。この場合は例えば光を反射可能な金属板上に、立体的に彫られたスケールや、金属板とは異なる色に着色されたスケールなどを凹部22内に設ければよい。ただし光を透過させる必要がないため、開口部21は不要であり、スケール(図示せず)のある部分を読み取り有効範囲内25とし、スケール(図示せず)の先端側以降を先端側読み取り有効範囲外26-1、スケール(図示せず)の後端側以降を後端側読み取り有効範囲外26-2とすればよい。スケール部13を光反射型スケールとして構成する場合、受光素子を、発光素子と同じ側に設置すればよい。
【符号の説明】
【0041】
1 測長器
11 スピンドル
11-1 スケールホルダ
11-2 測定子軸
12 軸受
13 スケール部
13-1 先端側端部
13-2 後端側端部
13-3 側面側端部
14 スケール読み取り部
14-1 発光素子
14-2 受光素子
15 測定子
16 バネ
21 開口部
22 凹部
23 第1接着剤
24 第2接着剤
25 読み取り有効範囲内
26-1 先端側読み取り有効範囲外
26-2 後端側読み取り有効範囲外
27 固定領域
27-1 先端側固定領域
27-2 後端側固定領域
27-3 側面側固定領域
31 本体ケース
32 キャップ