(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2022-07-21
(45)【発行日】2022-07-29
(54)【発明の名称】除草剤組成物
(51)【国際特許分類】
A01N 43/60 20060101AFI20220722BHJP
A01P 13/00 20060101ALI20220722BHJP
A01N 37/40 20060101ALI20220722BHJP
A01N 43/40 20060101ALI20220722BHJP
【FI】
A01N43/60 101
A01P13/00
A01N37/40
A01N43/40 101D
A01N43/40 101J
(21)【出願番号】P 2021130991
(22)【出願日】2021-08-10
(62)【分割の表示】P 2018526467の分割
【原出願日】2017-07-07
【審査請求日】2021-08-31
(31)【優先権主張番号】P 2016135637
(32)【優先日】2016-07-08
(33)【優先権主張国・地域又は機関】JP
(73)【特許権者】
【識別番号】000000169
【氏名又は名称】クミアイ化学工業株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】100096714
【氏名又は名称】本多 一郎
(74)【代理人】
【識別番号】100124121
【氏名又は名称】杉本 由美子
(74)【代理人】
【識別番号】100176566
【氏名又は名称】渡耒 巧
(74)【代理人】
【識別番号】100180253
【氏名又は名称】大田黒 隆
(72)【発明者】
【氏名】天野 裕太
(72)【発明者】
【氏名】永松 敦
【審査官】水島 英一郎
(56)【参考文献】
【文献】国際公開第2013/054495(WO,A1)
【文献】特開2014-148487(JP,A)
【文献】国際公開第2009/016841(WO,A1)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
A01N,A01P
CAplus/REGISTRY(STN)
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
以下に記載される式[X]で表されるオキソピラジン誘導体及びその塩からなる群から選択される[成分A]と、以下に記載される[成分B]とを有効成分として含有することを特徴とする除草剤組成物。
[成分A]
(式中、Rは炭素数1~6の低級アルキル基を、Xはハロゲン原子をそれぞれ表す。)
[成分B]
[除草剤]
アイオキシニル(ioxynil)、ピラフルフェン・エチル(pyraflufen-ethyl)、ジフルフェニカン(diflufenican)、フルフェナセット(flufenacet)、イソキサフルトール(isoxaflutole)、キザロホップ・エチル(quizalofop-ethyl)、クレトジム(clethodim)、クロピラリド(clopyralid)、クロルプロファム(chlorpropham)、ジカンバ(dicamba)、トリアレート(tri-allate)、トリベニュロン・メチル(tribenuron-methyl)、ハルキシフェン・メチル(halauxifen-methyl)、ピコリナフェン(picolinafen)、ピノキサデン(pinoxaden)、フルロキシピル(fluroxypyr)、フロラスラム(florasulam)及びビシクロピロン(bicyclopyrone)から選ばれる化合物。
【請求項2】
前記式[X]で表されるオキソピラジン誘導体が、式[I]
で表される化合物である請求項1に記載の除草剤組成物。
【請求項3】
前記[成分A]及び前記[成分B]を、[成分A]:[成分B]の比で1:0.001~1:1000の質量比で含有する、請求項1又は2に記載の除草剤組成物。
【請求項4】
請求項1乃至3のいずれか一項に記載され、且つ、除草剤として活性を示す量の除草剤組成物と、少なくとも1種類の液体担体及び/又は固体担体を含み、更に必要に応じて少なくとも1種類以上の界面活性剤を含むことを特徴とする除草剤組成物。
【請求項5】
薬害軽減効果を有する請求項1乃至4のいずれか一項に記載の除草剤組成物。
【請求項6】
請求項4に記載の除草剤組成物を製造するにあたり、
請求項1乃至3のいずれか一項に記載され、且つ、
除草剤として活性を示す量の除草剤組成物と;
少なくとも1種類の液体担体及び/又は固体担体と;
必要に応じて少なくとも1種類以上の界面活性剤;と、
を混合することを特徴とする除草剤組成物の製造方法。
【請求項7】
請求項1乃至5のいずれか一項に記載の除草剤組成物を、有用植物、又は、有用植物を生育させようとする若しくは生育している場所や非農耕地に対して、同時に又は分割して作用させることによる、有用植物に対して望ましくない植物の成長を制御する方法。
【請求項8】
有用植物に対して望ましくない植物の成長を制御するための、請求項1乃至5のいずれか一項に記載の除草剤組成物の使用方法。
【請求項9】
前記有用植物が、ムギ類である請求項8に記載の除草剤組成物の使用方法。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、有用植物栽培における雑草の選択的防除に適した、除草活性成分の組み合わせを含んで成る新規の除草剤組成物及びその製造方法に関する。
【0002】
また、本発明は、有用植物栽培における、雑草の成長を制御する方法及びそのための新規除草剤組成物の使用に関する。
【背景技術】
【0003】
これまでに種々の除草剤が開発されており、農業生産性及び省力化に寄与してきた。しかしながら、ある種の除草剤は長年に亘り使用されてきたため、これら除草剤が効かない難防除雑草が増えてきており、殺草スペクトラムが広く、且つこれら難防除雑草に対しても有効な除草剤の出現が望まれている。また、従来の除草剤による環境汚染問題を解消するため、高活性且つ低薬量で有効な除草剤の開発も望まれている。更には、長期間に亘る雑草の斉一ではない発生に対処するため、残効性に優れ、且つ雑草の発生前から生育期までの広範囲の時期に亘って処理しても有効な、処理適期幅の広い除草剤の出現も望まれている。また、従来の除草剤の使用において、温度、風や光等の気象条件、土性や土壌有機物含量等の土壌条件、浅い移植深度や深水管理等の栽培管理条件、除草剤の不均一散布や過量散布等の薬剤施用条件等種々の要因により、作物に薬害が発生する場合があることが知られているが、このような条件下でも作物に薬害の心配のない高い安全性を有する除草剤も望まれている。
【0004】
具体的には例えば、特許文献1乃至6、非特許文献1乃至4などには多くの除草作用を示す化合物が記載されている。また、非特許文献3に記載されている微生物農薬MTB-951(タスマート)は、植物病原性不完全菌Drechslera monocerasであり、特にヒエ類に除草作用を示すことが知られている。しかしながら、これらの除草剤のみでは望まれるような広範囲のスペクトラムや、長期間にわたる雑草の生育制御効果及び有用植物保護のための十分な効果が得られない場合がある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
【文献】特開昭62-190178号
【文献】EP365484号
【文献】WO2011/071187号
【文献】WO2009/016841号
【文献】WO2013/054495号
【文献】特開2014-148487号
【非特許文献】
【0006】
【文献】Pesticide Manual 17th. Edition, (2015 BCPC)
【文献】Ag Chem New Compound Review 2010
【文献】Weed Biology and Management, p71-74, Vol 4(No.2), (2004)
【文献】新しい農薬原体・キー中間体の創製2011, (シーエムシー出版, 2011年)
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
本発明は、上述のような従来技術の難点に鑑みてなされたもので、有用植物に対して望ましくない植物の成長を効果的に制御することができると共に、有用植物に対する高い安全性を有し、しかも低薬量で高い効果を発揮する除草剤組成物を提供することを主たる目的としてなされた。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明者らは、上記の問題点を解決すべく鋭意検討した結果、特定のオキソピラジン誘導体及びその塩からなる群から選択される成分と、公知の除草剤、植物生長調節剤及び薬害軽減剤より選択される成分とを混合又は併用することにより、それぞれの除草効果が単に相加的に得られるのみならず、相乗的殺草効果が発現し、又は相乗的に薬害が軽減されることを見出した。これにより本発明の除草剤組成物が畑作や水田、園芸、芝地などに発生する多種類の望ましくない植物(雑草)を長期間に亘って防除することが可能であり、且つ、有用植物に対する高い安全性を有することを見出した。また、本発明の除草剤組成物は、発生前及び発生後生育中の両方において、雑草の大部分、特に有用植物の栽培において生じるものを防除することができ、有用植物にほとんど害を与えないということを明らかとし、本発明を完成した。
【0009】
具体的には、以下に示す式[X]で表されるオキソピラジン誘導体及びその塩からなる群から選択される[成分A]と、以下に示す[成分B]とからなる2種以上の薬剤を混合又は併用することにより、[成分A]と[成分B]それぞれの単剤による除草適用範囲に比べ除草スペクトラムが拡大されると同時に、除草効果が早期に達成され、効果も持続し、更にそれぞれの単剤での使用量より低薬量で十分な効果を発揮すると共に、トウモロコシ、イネ、グレインソルガム、ダイズ、ワタ、テンサイ、サトウキビ、芝、果樹等及びコムギ、オオムギ、ライムギおよびエンバク等のムギ類等の有用植物に対する安全性も確保され、1回の処理で十分な除草効果を発揮することを見出したのである。
【0010】
オキソピラジン誘導体は特許文献4に記載されている。またオキソピラジン誘導体と公知の除草剤を混合又は併用することにより、それぞれの単剤による除草適用範囲に比べ除草スペクトラムが拡大されると同時に、除草効果が早期に達成され、効果も持続し、更にそれぞれの単剤での使用量より低薬量で十分な効果を発揮することが特許文献5及び特許文献6に記載されている。
【0011】
しかしながら特許文献5乃至6ではイネやトウモロコシやダイズ、ワタ等のいわゆる夏作物の栽培において問題となりうる雑草に対して除草スペクトラムが拡大されることや、薬剤単用での使用量より低薬量で十分な効果を発揮することが示されているのみであって、ムギ類の栽培において問題となる雑草に対して上記のような効果が発揮されることについて具体的な開示はなされていない。
【0012】
即ち、本発明は以下の要旨を有することを特徴とするものである。
【0013】
(1)以下に記載される式[X]で表されるオキソピラジン誘導体及びその塩からなる群から選択される[成分A]と、以下に記載される[成分B]とを有効成分として含有することを特徴とする除草剤組成物。
[成分A]
(式中、Rは炭素数1~6の低級アルキル基を、Xはハロゲン原子をそれぞれ表す。)
[成分B]
[除草剤]
アイオキシニル(ioxynil)、アクロニフェン(aclonifen)、アクロレイン(acrolein)、アザフェニジン(azafenidin)、アシフルオルフェン(acifluorfen)(ナトリウムなどとの塩を含む)、アジムスルフロン(azimsulfuron)、アシュラム(asulam)、アセトクロ-ル(acetochlor)、アトラジン(atrazine)、アニロホス(anilofos)、アミカルバゾン(amicarbazone)、アミドスルフロン(amidosulfuron)、アミトロール(amitrole)、アミノシクロピラクロル(aminocyclopyrachlor)、アミノピラリド(aminopyralid)、アミプロホス・メチル(amiprofos-methyl)、アメトリン(ametryn)、アラクロール(alachlor)、アロキシジム(alloxydim)、アンシミドール(ancymidol)、イソウロン(isouron)、イソキサクロルトール(isoxachlortole)、イソキサフルトール(isoxaflutole)、イソキサベン(isoxaben)、イソデシルアルコールエトキシレート(Isodecylalkoholethoxylat)、イソプロツロン(isoproturon)、イプフェンカルバゾン(ipfencarbazone)、イマザキン(imazaquin)、イマザピク(imazapic)(アミン等との塩を含む)、イマザピル(imazapyr)(イソプロピルアミン等の塩を含む)、イマザメタベンズ(imazamethabenz-methyl)、イマザモックス(imazamox)、イマゼタピル(imazethapyr)、イマゾスルフロン(imazosulfuron)、インダジフラム(indaziflam)、インダノファン(indanofan)、エグリナジン・エチル(eglinazine-ethyl)、エスプロカルブ(esprocarb)、エタメトスルフロン・メチル(ethametsulfuron-methyl)、エタルフルラリン(ethalfluralin)、エチジムロン(ethidimuron)、エトキシスルフロン(ethoxysulfuron)、エトキシフェン(ethoxyfen-ethyl)、エトフメセート(ethofumesate)、エトベンザニド(etobenzanid)、エンドタール二ナトリウム塩(endothal-disodium)、オキサジアゾン(oxadiazon)、オキサジアルギル(oxadiargyl)、オキサジクロメホン(oxaziclomefone)、オキサスルフロン(oxasulfuron)、オキシフルオルフェン(oxyfluorfen)、オリザリン(oryzalin)、オルトスルファムロン(orthosulfamuron)、オルベンカルブ(orbencarb)、オレイン酸(oleic acid)、カフェンストロール(cafenstrole)、カルフェントラゾン・エチル(carfentrazone-ethyl)、カルブチレート(karbutilate)、カルベタミド(carbetamide)、キザロホップ(quizalofop)、キザロホップ・エチル(quizalofop-ethyl)、
キザロホップ・P・エチル(quizalofop-P-ethyl)、キザロホップ・P・テフリル(quizalofop-P-tefuryl)、キノクラミン(quinoclamine)、キンクロラック(quinclorac)、キンメラック(quinmerac)、クミルロン(cumyluron)、クラシホス(clacyfos)、グリホサート(glyphosate)(ナトリウム、カリウム、アミン、プロピルアミン、イソプロピルアミン、ジメチルアミン又はトリメシウム等の塩を含む)、グルホシネート(glufosinate)(アミン又はナトリウム等の塩を含む)、グルホシネート・P(glufosinate-P)、グルホシネート・P・ナトリウム塩(glufosinate-P-sodium)、クレトジム(clethodim)、クロジナホップ・プロパルギル(clodinafop-propargyl)、クロピラリド(clopyralid)、クロマゾン(clomazone)、クロメトキシフェン(chlomethoxyfen)、クロメプロップ(clomeprop)、クロランスラム・メチル(cloransulam-methyl)、クロランベン(chloramben)、クロリダゾン(chloridazon)、クロリムロン・エチル(chlorimuron-ethyl)、クロルスルフロン(chlorsulfuron)、クロルタル・ジメチル(chlorthal-dimethyl)、クロルチアミド(chlorthiamid)、クロルフタリム(chlorphthalim)、クロルフルレノール・メチル(chlorflurenol-methyl)、クロルプロファム(chlorpropham)、クロルブロムロン(chlorbromuron)、クロロクスロン(chloroxuron)、クロロトルロン(chlorotoluron)、ケトスピラドックス(ketospiradox)(ナトリウム、カルシウム又はアンモニアなどの塩を含む)、サフルフェナシル(saflufenacil)、サルメンチン(sarmentine)、シアナジン(cyanazine)、シアナミド(cyanamide)、ジウロン(diuron)、ジエタチル・エチル(diethatyl-ethyl)、ジカンバ(dicamba)(アミン、ジエチルアミン、イソプロピルアミン、ジグリコールアミン、ナトリウム又はリチウム等の塩を含む)、シクロエート(cycloate)、シクロキシジム(cycloxydim)、ジクロスラム(diclosulam)、シクロスルファムロン(cyclosulfamuron)、シクロピリモレート(cyclopyrimorate)、ジクロベニル(dichlobenil)、ジクロホップ・P・メチル(diclofop-P-methyl)、ジクロホップ・メチル(diclofop-methyl)、ジクロルプロップ(dichlorprop)、ジクロルプロップ-P(dichlorprop-P)、ジクワット(diquat)、ジチオピル(dithiopyr)、シデュロン(siduron)、ジニトラミン(dinitramine)、シニドン・エチル(cinidon-ethyl)、シノスルフロン(cinosulfuron)、ジノゼブ(dinoseb)、ジノテルブ(dinoterb)、シハロホップ・ブチル(cyhalofop-butyl)、ジフェナミド(diphenamid)、ジフェンゾコート(difenzoquat)、ジフルフェニカン(diflufenican)、ジフルフェンゾピル(diflufenzopyr)、シマジン(simazine)、ジメタクロール(dimethachlor)、ジメタメトリン(dimethametryn)、ジメテナミド(dimethenamid)、ジメテナミド・P(dimethenamid-P)、シメトリン(simetryn)、ジメピペレート(dimepiperate)、ジメフロン(dimefuron)、シンメチリン(cinmethylin)、スエップ(swep)、スルコトリオン(sulcotrione)、スルフェントラゾン(sulfentrazone)、スルホサート(sulfosate)、スルホスルフロン(sulfosulfuron)、スルホメツロンメチル(sulfometuron-methyl)、セトキシジム(sethoxydim)、ターバシル(terbacil)、ダイムロン(daimuron)、タキストミン・A(thaxtomin A)、ダラポン(dalapon)、チアゾピル(thiazopyr)、チアフェナシル(tiafenacil)、チエンカルバゾン(thiencarbazone)(ナトリウム塩、
メチルエステル等を含む)、チオカルバジル(tiocarbazil)、チオベンカルブ(thiobencarb)、チジアジミン(thidiazimin)、チジアズロン(thidiazuron)、チフェンスルフロン・メチル(thifensulfuron-methyl)、デスメディファム(desmedipham)、デスメトリン(desmetryne)、テニルクロール(thenylchlor)、テブタム(tebutam)、テブチウロン(tebuthiuron)、テプラロキシジム(tepraloxydim)、テフリルトリオン(tefuryltrione)、テルブチラジン(terbuthylazine)、テルブトリン(terbutryn)、テルブメトン(terbumeton)、テンボトリオン(tembotrione)、トプラメゾン(topramezone)、トラルコキシジム(tralkoxydim)、トリアジフラム(triaziflam)、トリアスルフロン(triasulfuron)、トリアファモン(triafamone)、トリアレート(tri-allate)、トリエタジン(trietazine)、トリクロピル(triclopyr)、トリクロピル-ブトティル(triclopyr-butotyl)、トリトスルフロン(tritosulfuron)、トリフルジモキサジン(trifludimoxazin)、トリフルスルフロン・メチル(triflusulfuron-methyl)、トリフルラリン(trifluralin)、トリフロキシスルフロンナトリウム塩(trifloxysulfuron-sodium)、トリベニュロン・メチル(tribenuron-methyl)、トルピラレート(tolpyralate)、ナプタラム(naptalam)(ナトリウム等との塩を含む)、ナプロアニリド(naproanilide)、ナプロパミド(napropamide)、ナプロパミド-M(napropamide-M)、ニコスルフロン(nicosulfuron)、ネブロン(neburon)、ノルフルラゾン(norflurazon)、バーナレート(vernolate)、パラコート(paraquat dichloride)、ハルキシフェン・ベンジル(halauxifen-benzyl)、ハルキシフェン・メチル(halauxifen-methyl)、ハロキシホップ(haloxyfop)、ハロキシホップ・P(haloxyfop-P)、ハロキシホップ-エトティル(haloxyfop-etotyl)、ハロサフェン(halosafen)、ハロスルフロン・メチル(halosulfuron-methyl)、ピクロラム(picloram)、ピコリナフェン(picolinafen)、ビシクロピロン(bicyclopyrone)、ビスピリバック・ナトリウム塩(bispyribac-sodium)、ピノキサデン(pinoxaden)、ビフェノックス(bifenox)、ピペロホス(piperophos)、ピラクロニル(pyraclonil)、ピラスルホトール(pyrasulfotole)、ピラゾキシフェン(pyrazoxyfen)、ピラゾスルフロン・エチル(pyrazosulfuron-ethyl)、ピラゾリネート(pyrazolynate)、ビラナホス(bilanafos)、ピラフルフェン・エチル(pyraflufen-ethyl)、ピリダフォル(pyridafol)、ピリチオバック・ナトリウム塩(pyrithiobac-sodium)、ピリデート(pyridate)、ピリフタリド(pyriftalid)、ピリブチカルブ(pyributicarb)、ピリベンゾキシム(pyribenzoxim)、ピリミスルファン(pyrimisulfan)、ピリミノバック・メチル(pyriminobac-methyl)、ピロキサスルホン(pyroxasulfone)、ピロクススラム(pyroxsulam)、フェニソファム(phenisopham)、フェニュロン(fenuron)、フェノキサスルホン(fenoxasulfone)、フェノキサプロップ(fenoxaprop)(メチル、エチル、イソプロピルエステルを含む)、フェノキサプロップ・P(fenoxaprop-P)(メチル、エチル、イソプロピルエステルを含む)、フェンチアプロップ・エチル(fenthiaprop-ethyl)、フェントラザミド(fentrazamide)、フェンメディファム(phenmedipham)、ホラムスルフロン(foramsulfuron)、ブタクロール(butachlor)、ブタフェナシル(butafenacil)、ブタミホス(butamifos)、ブチレート(butylate)、ブテナクロール(butenachlor)、ブトラリン(butralin)、ブトロキシジム(butroxydim)、フラザスルフロン(flazasulfuron)、フラムプロップ(flamprop)(メチル、エチル、イソプロピルエステルを含む)、フラムプロップ・M(flamprop-M)(メチル、エチル、イソプロピルエステルを含む)、プリミスルフロン・メチル(primisulfuron-methyl)、フルアジホップ・ブチル(fluazifop-butyl)、フルアジホップ・P・ブチル(fluazifop-P-butyl)、フルアゾレート(fluazolate)、フルオメツロン(fluometuron)、フルオログリコフェン・エチル(fluoroglycofen-ethyl)、フルカルバゾン・ナトリウム塩(flucarbazone-sodium)、フルクロラリン(fluchloralin)、フルセトスルフロン(flucetosulfuron)、フルチアセット・メチル(fluthiacet-methyl)、フルピルスルフロン・メチル(flupyrsulfuron-methyl)(ナトリウム、カルシウム又はアンモニアなどの塩を含む)、フルフェナセット(flufenacet)、フルフェンピル・エチル(flufenpyr-ethyl)、フルプロパネート(flupropanate)、フルポキサム(flupoxame)、フルミオキサジン(flumioxazin)、フルミクロラック・ペンチル(flumiclorac-pentyl)、フルメツラム(flumetsulam)、フルリドン(fluridone)、フルルタモン(flurtamone)、フルロキシピル(fluroxypyr)(ブトメチル、メプチル等のエステル体、ナトリウム、カルシウム又はアンモニアなどの塩を含む)、フルロクロリドン(flurochloridone)、プレチラクロール(pretilachlor)、プロカルバゾン・ナトリウム塩(procarbazone-sodium)、プロジアミン(prodiamine)、プロスルフロン(prosulfuron)、プロスルホカルブ(prosulfocarb)、プロパキザホップ(propaquizafop)、プロパクロール(propachlor)、プロパジン(propazine)、プロパニル(propanil)、プロピザミド(propyzamide)、プロピソクロール(propisochlor)、プロピリスルフロン(propyrisulfuron)、プロファム(propham)、プロフルアゾール(profluazol)、プロヘキサジオン・カルシウム塩(prohexadione-calcium)、プロポキシカルバゾン(propoxycarbazone)、プロポキシカルバゾン・ナトリウム塩(propoxycarbazone-sodium)、プロホキシジム(profoxydim)、ブロマシル(bromacil)、ブロムピラゾン(brompyrazon)、プロメトリン(prometryn)、プロメトン(prometon)、ブロモキシニル(bromoxynil)(酪酸、オクタン酸又はヘプタン酸等のエステル体を含む)、ブロモフェノキシム(bromofenoxim)、ブロモブチド(bromobutide)、フロラスラム(florasulam)、フロルピラキシフェン(florpyrauxifen)、フロルピラウキシフェン-ベンジル(florpyrauxifen-benzyl)、ヘキサジノン(hexazinone)、ペトキサミド(pethoxamid)、ベナゾリン(benazolin)、ペノキススラム(penoxsulam)、ヘプタマロキシログルカン(heptamaloxyloglucan)、ベフルブタミド(beflubutamid)、ペブレート(pebulate)、ペラルゴン酸(pelargonic acid)、ベンカルバゾン(bencarbazone)、ペンジメタリン(pendimethalin)、ベンズフェンジゾン(benzfendizone)、ベンスリド(bensulide)、ベンスルフロン・メチル(bensulfuron-methyl)、ベンゾビシクロン(benzobicyclon)、ベンゾフェナップ(benzofenap)、ベンタゾン(bentazone)、ペンタノクロール(pentanochlor)、ペントキサゾン(pentoxazone)、ベンフルラリン(benfluralin)、ベンフレセート(benfuresate)、ホサミン(fosamine)、ホメサフェン(fomesafen)、ホラムスルフロン(foramsulfuron)、ホルクロルフェニュロン(forchlorfenuron)、メコプロップ(mecoprop)(ナトリウム、カリウム、イソプロピルアミン、トリエタノールアミン、ジメチルアミン等の塩を含む)、メコプロップ・P・カリウム塩(mecoprop-P-potassium)、メソスルフロン(mesosulfuron)(メチル等のエステル体含む)、メソトリオン(mesotrione)、
メタザクロール(metazachlor)、メタゾスルフロン(metazosulfuron)、メタベンズチアズロン(methabenzthiazuron)、メタミトロン(metamitron)、メタミホップ(metamifop)、メタム(metam)、メタンアルソン酸二ナトリウム(DSMA)、メチオゾリン(methiozolin)、メチルダイムロン(methyldymuron)、メトキスロン(metoxuron)、メトスラム(metosulam)、メトスルフロン・メチル(metsulfuron-methyl)、メトブロムロン(metobromuron)、メトベンズロン(metobenzuron)、メトラクロール(metolachlor)、メトリブジン(metribuzin)、メピコート・クロリド(mepiquat chloride)、メフェナセット(mefenacet)、モノスルフロン(monosulfuron)(メチル、エチル、イソプロピルエステル含む)、モノリニュロン(monolinuron)、モリネート(molinate)、ヨードスルフロン(iodosulfuron)、ヨードスルフロンメチルナトリウム塩(iodosulfulon-methyl-sodium)、ヨーフェンスルフロン(iofensulfuron)、ヨーフェンスルフロン・ナトリウム塩(iofensulfuron-sodium)、ラクトフェン(lactofen)、ランコトリオン(lancotrione)、リニュロン(linuron)、リムスルフロン(rimsulfuron)、レナシル(lenacil)、2,2,2-トリクロロ酢酸(TCA)(ナトリウム、カルシウム又はアンモニアなどの塩を含む)、2,3,6-トリクロロ安息香酸(2,3,6-TBA)、2,4,5-トリクロロフェノキシ酢酸(2,4,5-T)、2,4-ジクロロフェノキシ酢酸(2,4-D)(アミン、ジエチルアミン、トリエタノールアミン、イソプロピルアミン、ナトリウム又はリチウムなどの塩を含む)、2-アミノ-3-クロロ-1,4-ナフトキノン(ACN)、AE-F‐150944(コード番号)、2-メチル-4-クロロフェノキシ酢酸(MCPA)、2-メチル-4-クロロフェノキシ酪酸(MCPB)(ナトリウム塩、エチルエステルなどを含む)、4-(2,4-ジクロロフェノキシ)酪酸(2,4-DB)、4,6-ジニトロ-O-クレゾール(DNOC)(アミン又はナトリウムなどの塩を含む)、MCPA・チオエチル(MCPA-thioethyl)、IR-6396(コード番号)、SYP-298(コード番号)、SYP-300(コード番号)、S-エチルジプロピルチオカーバメート(EPTC)、S-メトラクロール(S-metolachlor)、S-9750(コード番号)、MSMA(MSMA)、HW-02(コード番号)及びこれら化合物の塩や類縁体から選ばれる化合物。
【0014】
[植物生長調節剤]
1-ナフチルアセトアミド(1-naphthylacetamide)、1-メチルシクロプロペン(1-methylcyclopropene)、2,6-ジイソプロピルナフタレン(2,6-diisopropylnaphthalene)、4-クロロフェノキシ酢酸(4-CPA)、4-オキソ-4-(2-フェニルエチル)アミノ酪酸(化学名、CAS登録番号:1083-55-2)、n-デシルアルコール(n-decanol)、アビグリシン(aviglycine)、アブシジン酸(abscisic acid)、アンシミドール(ancymidol)、イナベンフィド(inabenfide)、インドール酢酸(indole acetic acid)、インドール酪酸(indole butyric acid)、ウニコナゾール(uniconazole)、ウニコナゾール-P(uniconazole-P)、エコリスト(Ecolyst)、エチクロゼート(ethychlozate)、エテホン(ethephon)、オキシン硫酸塩(oxine-sulfate)、エポコレオン(epocholeone)、カルボネ(carvone)、ギ酸カルシウム(calcium formate)、クロキシホナック(cloxyfonac)、クロキシホナック・カリウム塩(cloxyfonac-potassium)、クロプロップ(cloprop)、クロルメコート(chlormequat)、コリン(choline)、サイトカイニン(cytokinins)、シクラニリド(cyclanilide)、ジケグラック(dikegulac)、ジベレリン(gibberellin acid)、ジメチピン(dimethipin)、シントフェン(sintofen)、ダミノジット(daminozide)、チジアズロン(thidiazuron)、トリアコンタノール(triacontanol)、トリネキサパック・エチル(trinexapac-ethyl)、パクロブトラゾール(paclobutrazol)、パラフィン(paraffin)、フルメトラリン(flumetralin)、フルルプリミドール(flurprimidol)、フルレノール(flurenol)、プロヒドロジャスモン(prohydrojasmon)、プロヘキサジオン・カルシウム塩(prohexadione-calcium)、ヘプタマロキシログルカン(heptamaloxyloglucan)、ベンジルアミノプリン(benzylaminopurine)、ホルクロルフェニュロン(forchlorfenuron)、マレイン酸ヒドラジド(maleic hydrazide)、メピコート・クロリド(mepiquat chloride)、メフルイジド(mefluidide)、過酸化カルシウム及びこれら化合物の塩や類縁体から選ばれる化合物。
【0015】
[薬害軽減剤]
イソキサジフェン(isoxadifen)、イソキサジフェン-エチル(isoxadifen-ethyl)、オキサベトリニル(oxabetrinil)、クロキントセット-メキシル(cloquintcet-mexyl)、ジエトレート(dietholate)、シオメトリニル(cyometrinil)、ジクロルミド(dichlormid)、ジシクロノン(dicyclonone)、シプロスルファミド(cyprosulfamide)、ナフタル酸無水物(1,8-Naphthalic Anhydride)、フェンクロラゾール-エチル(fenchlorazole-O-ethyl)、フェンクロリム(fenclorim)、フリラゾール(furilazole)、フルキソフェニム(fluxofenim)、フルラゾール(flurazole)、ベノキサコル(benoxacor)、メフェネート(mephenate)、メフェンピル(mefenpyr)、メフェンピルエチル(mefenpyr-ethyl)、メフェンピル-ジエチル(mefenpyr-diethyl)、低級アルキル置換安息香酸、2,2-ジクロロ-N-(1,3-ジオキサン-2-イルメチル)-N-(2-プロペニル)アセトアミド(PPG-1292)、2-ジクロロメチル-2-メチル-1,3-ジオキサン(MG-191)、3-ジクロロアセチル-2,2,5-トリメチル-1,3-オキサゾリジン(R-29148)、4-ジクロロアセチル-1-オキサ-4-アザスピロ[4.5]デカン(AD-67)、MON4660(コード番号)、N-(2-メトキシベンゾイル)-4-[(メチルアミノカルボニル)アミノ]ベンゼンスルホンアミド(化学名、CAS登録番号:129531-12-0)、N1,N2-ジアリル-N2-ジクロロアセチルグリシンアミド(DKA-24)、TI-35(コード番号)、以下の式[III]、[IV]で表される化合物、
及びこれら化合物の塩や類縁体から選ばれる化合物。
【0016】
(2)前記式[X]で表されるオキソピラジン誘導体が、式[I]
で表される化合物である前記(1)に記載の除草剤組成物。
【0017】
(3)前記[成分B]がグリホサートアンモニウム塩、ベンフルラリン、ブロモキシニル、カルフェントラゾン・エチル、クロルプロファム、クロロトルロン、クレトジム、クロキントセット・メキシル、クロピラリド、ジカンバ、ジフルフェニカン、フロラスラム、フルフェナセット、フルミオキサジン、フルロキシピル、フルロキシピル・メプチル、フルピルスルフロン・メチル、イマゾスルフロン、イソデシルアルコールエトキシレート、イソプロツロン、イソキサベン、イソキサフルトール、ヨードスルフロン、グリホサートカリウム塩、マレイン酸ヒドラジド、MCPA、メコプロップ・P・カリウム塩、メソスルフロン・メチル、メトスルフロン・メチル、ニコスルフロン、ペラルゴン酸、ペンジメタリン、ベンタゾン、ピノキサデン、プロピザミド、プロスルホカルブ、ピコリナフェン、ピラスルホトール、ピラフルフェン・エチル、ピロキサスルホン、ピロクススラム、キノクラミン、キザロホップ・P・テフリル、キザロホップ・エチル、フェントラザミド、リムスルフロン、スルホスルフロン、チフェンスルフロン・メチル、トリアレート、トリベニュロン・メチル、アイオキシニル、ビシクロピロン、ハルキシフェン・メチル及びこれら化合物の塩や類縁体から選ばれる化合物である前記(1)又は(2)に記載の除草剤組成物。
(4)前記[成分A]及び前記[成分B]を、[成分A]:[成分B]の比で1:0.001~1:1000の質量比で含有する、前記(1)乃至(3)に記載の除草剤組成物。
【0018】
(5)前記(1)乃至(4)のいずれかに記載され、且つ、除草剤として活性を示す量の除草剤組成物と、少なくとも1種類の液体担体及び/又は固体担体を含み、更に必要に応じて少なくとも1種類以上の界面活性剤を含むことを特徴とする除草剤組成物。
【0019】
(6)薬害軽減効果を有する前記(1)乃至(5)のいずれかに記載の除草剤組成物。
【0020】
(7)前記(5)に記載の除草剤組成物を製造するにあたり、前記(1)乃至(4)のいずれかに記載され、且つ、除草剤として活性を示す量の除草剤組成物と;少なくとも1種類の液体担体及び/又は固体担体と;必要に応じて少なくとも1種類以上の界面活性剤;と、を混合することを特徴とする除草剤組成物の製造方法。
【0021】
(8)前記(1)乃至(6)のいずれかに記載の除草剤組成物を、有用植物、又は、有用植物を生育させようとする若しくは生育している場所や非農耕地に対して、同時に又は分割して作用させることによる、有用植物に対して望ましくない植物の成長を制御する方法。
【0022】
(9)有用植物に対して望ましくない植物の成長を制御するための、前記(1)乃至(6)のいずれかに記載の除草剤組成物の使用方法。
【0023】
(10)前記有用植物が、ムギ類である前記(9)に記載の除草剤組成物の使用方法。
【発明の効果】
【0024】
本発明の除草剤組成物は、有効成分の1つである上記式[X]で表されるオキソピラジン誘導体及びその塩からなる群から選択される[成分A]と、他の有効成分である上記[成分B]から選ばれる少なくとも1種以上の化合物との組み合わせにより、幅広い殺草スペクトラムを有する。また、それぞれ単独の成分で得られる活性の単純な合計に留まらず、相乗的に殺草効果や薬害軽減効果が発揮されるため、施用量を低減することができる。更に、水田、畑地、非農耕地等において問題となる様々な雑草についても発生を長期間にわたって抑制し、特にムギ類の栽培においても問題となる様々な雑草について発生を長期間にわたって抑制する。しかも有用植物に薬害を生じさせず、栽培の省力化と作物の増産に寄与することができる。
【0025】
例えば、本発明の除草剤組成物は、優れた除草効力を有し、且つ、あるものは作物・雑草間に優れた選択性を示し農地における農薬組成物、特に除草剤として有用である。即ち、本発明の除草剤組成物は、農園芸用植物を栽培する畑地の茎葉処理、及び土壌処理、種子粉衣処理、土壌混和処理及び播種前土壌処理、播種同時処理、播種後土壌処理、播種同時覆土混和処理等において、問題となる種々の雑草に対して除草効力を有する。
【発明を実施するための形態】
【0026】
以下に本発明を詳細に説明する。
【0027】
本発明の除草剤組成物の一の有効成分の1つである[成分A]は、以下に記載される式[X]で表されるオキソピラジン誘導体及びその塩からなる群から選択されるものである。
【0028】
(上記式中、Rは、例えばメチル基、エチル基、n-プロピル基、イソプロピル基、n-ブチル基、sec-ブチル基、t-ブチル基、n-ペンチル基、n-ヘキシル基等の、直鎖又は分岐の炭素数1~6の低級アルキル基を、また、Xは臭素、塩素、フッ素及びヨウ素のようなハロゲン原子をそれぞれ表す。)
【0029】
勿論、オキソピラジン誘導体又はその塩は、2種以上を混合してもよい。
【0030】
上記[成分A]として使用される式[X]のオキソピラジン誘導体の具体例としては、以下に記載される式[I]で表される化合物を挙げることができる。
【0031】
以下に本発明の除草剤組成物において、本発明で使用するオキソピラジン誘導体またはその塩と混合又は併用することができる他の農薬活性成分[成分B]である、公知の除草剤、植物生長調節剤、薬害軽減剤を例示するが、これらの例に限定されるものではない。
[除草剤]
アイオキシニル(ioxynil)、アクロニフェン(aclonifen)、アクロレイン(acrolein)、アザフェニジン(azafenidin)、アシフルオルフェン(acifluorfen)(ナトリウムなどとの塩を含む)、アジムスルフロン(azimsulfuron)、アシュラム(asulam)、アセトクロ-ル(acetochlor)、アトラジン(atrazine)、アニロホス(anilofos)、アミカルバゾン(amicarbazone)、アミドスルフロン(amidosulfuron)、アミトロール(amitrole)、アミノシクロピラクロル(aminocyclopyrachlor)、アミノピラリド(aminopyralid)、アミプロホス・メチル(amiprofos-methyl)、アメトリン(ametryn)、アラクロール(alachlor)、アロキシジム(alloxydim)、アンシミドール(ancymidol)、イソウロン(isouron)、イソキサクロルトール(isoxachlortole)、イソキサフルトール(isoxaflutole)、イソキサベン(isoxaben)、イソデシルアルコールエトキシレート(Isodecylalkoholethoxylat)、イソプロツロン(isoproturon)、イプフェンカルバゾン(ipfencarbazone)、イマザキン(imazaquin)、イマザピク(imazapic)(アミン等との塩を含む)、イマザピル(imazapyr)(イソプロピルアミン等の塩を含む)、イマザメタベンズ(imazamethabenz-methyl)、イマザモックス(imazamox)、イマゼタピル(imazethapyr)、イマゾスルフロン(imazosulfuron)、インダジフラム(indaziflam)、インダノファン(indanofan)、エグリナジン・エチル(eglinazine-ethyl)、エスプロカルブ(esprocarb)、エタメトスルフロン・メチル(ethametsulfuron-methyl)、エタルフルラリン(ethalfluralin)、エチジムロン(ethidimuron)、エトキシスルフロン(ethoxysulfuron)、エトキシフェン(ethoxyfen-ethyl)、エトフメセート(ethofumesate)、エトベンザニド(etobenzanid)、エンドタール二ナトリウム塩(endothal-disodium)、オキサジアゾン(oxadiazon)、オキサジアルギル(oxadiargyl)、オキサジクロメホン(oxaziclomefone)、オキサスルフロン(oxasulfuron)、オキシフルオルフェン(oxyfluorfen)、オリザリン(oryzalin)、オルトスルファムロン(orthosulfamuron)、オルベンカルブ(orbencarb)、オレイン酸(oleic acid)、カフェンストロール(cafenstrole)、カルフェントラゾン・エチル(carfentrazone-ethyl)、カルブチレート(karbutilate)、カルベタミド(carbetamide)、キザロホップ(quizalofop)、キザロホップ・エチル(quizalofop-ethyl)、
キザロホップ・P・エチル(quizalofop-P-ethyl)、キザロホップ・P・テフリル(quizalofop-P-tefuryl)、キノクラミン(quinoclamine)、キンクロラック(quinclorac)、キンメラック(quinmerac)、クミルロン(cumyluron)、クラシホス(clacyfos)、グリホサート(glyphosate)(ナトリウム、カリウム、アミン、プロピルアミン、イソプロピルアミン、ジメチルアミン又はトリメシウム等の塩を含む)、グルホシネート(glufosinate)(アミン又はナトリウム等の塩を含む)、グルホシネート・P(glufosinate-P)、グルホシネート・P・ナトリウム塩(glufosinate-P-sodium)、クレトジム(clethodim)、クロジナホップ・プロパルギル(clodinafop-propargyl)、クロピラリド(clopyralid)、クロマゾン(clomazone)、クロメトキシフェン(chlomethoxyfen)、クロメプロップ(clomeprop)、クロランスラム・メチル(cloransulam-methyl)、クロランベン(chloramben)、クロリダゾン(chloridazon)、クロリムロン・エチル(chlorimuron-ethyl)、クロルスルフロン(chlorsulfuron)、クロルタル・ジメチル(chlorthal-dimethyl)、クロルチアミド(chlorthiamid)、クロルフタリム(chlorphthalim)、クロルフルレノール・メチル(chlorflurenol-methyl)、クロルプロファム(chlorpropham)、クロルブロムロン(chlorbromuron)、クロロクスロン(chloroxuron)、クロロトルロン(chlorotoluron)、ケトスピラドックス(ketospiradox)(ナトリウム、カルシウム又はアンモニアなどの塩を含む)、サフルフェナシル(saflufenacil)、サルメンチン(sarmentine)、シアナジン(cyanazine)、シアナミド(cyanamide)、ジウロン(diuron)、ジエタチル・エチル(diethatyl-ethyl)、ジカンバ(dicamba)(アミン、ジエチルアミン、イソプロピルアミン、ジグリコールアミン、ナトリウム又はリチウム等の塩を含む)、シクロエート(cycloate)、シクロキシジム(cycloxydim)、ジクロスラム(diclosulam)、シクロスルファムロン(cyclosulfamuron)、シクロピリモレート(cyclopyrimorate)、ジクロベニル(dichlobenil)、ジクロホップ・P・メチル(diclofop-P-methyl)、ジクロホップ・メチル(diclofop-methyl)、ジクロルプロップ(dichlorprop)、ジクロルプロップ-P(dichlorprop-P)、ジクワット(diquat)、ジチオピル(dithiopyr)、シデュロン(siduron)、ジニトラミン(dinitramine)、シニドン・エチル(cinidon-ethyl)、シノスルフロン(cinosulfuron)、ジノゼブ(dinoseb)、ジノテルブ(dinoterb)、シハロホップ・ブチル(cyhalofop-butyl)、ジフェナミド(diphenamid)、ジフェンゾコート(difenzoquat)、ジフルフェニカン(diflufenican)、ジフルフェンゾピル(diflufenzopyr)、シマジン(simazine)、ジメタクロール(dimethachlor)、ジメタメトリン(dimethametryn)、ジメテナミド(dimethenamid)、ジメテナミド・P(dimethenamid-P)、シメトリン(simetryn)、ジメピペレート(dimepiperate)、ジメフロン(dimefuron)、シンメチリン(cinmethylin)、スエップ(swep)、スルコトリオン(sulcotrione)、スルフェントラゾン(sulfentrazone)、スルホサート(sulfosate)、スルホスルフロン(sulfosulfuron)、スルホメツロンメチル(sulfometuron-methyl)、セトキシジム(sethoxydim)、ターバシル(terbacil)、ダイムロン(daimuron)、タキストミン・A(thaxtomin A)、ダラポン(dalapon)、チアゾピル(thiazopyr)、チアフェナシル(tiafenacil)、チエンカルバゾン(thiencarbazone)(ナトリウム塩、
メチルエステル等を含む)、チオカルバジル(tiocarbazil)、チオベンカルブ(thiobencarb)、チジアジミン(thidiazimin)、チジアズロン(thidiazuron)、チフェンスルフロン・メチル(thifensulfuron-methyl)、デスメディファム(desmedipham)、デスメトリン(desmetryne)、テニルクロール(thenylchlor)、テブタム(tebutam)、テブチウロン(tebuthiuron)、テプラロキシジム(tepraloxydim)、テフリルトリオン(tefuryltrione)、テルブチラジン(terbuthylazine)、テルブトリン(terbutryn)、テルブメトン(terbumeton)、テンボトリオン(tembotrione)、トプラメゾン(topramezone)、トラルコキシジム(tralkoxydim)、トリアジフラム(triaziflam)、トリアスルフロン(triasulfuron)、トリアファモン(triafamone)、トリアレート(tri-allate)、トリエタジン(trietazine)、トリクロピル(triclopyr)、トリクロピル-ブトティル(triclopyr-butotyl)、トリトスルフロン(tritosulfuron)、トリフルジモキサジン(trifludimoxazin)、トリフルスルフロン・メチル(triflusulfuron-methyl)、トリフルラリン(trifluralin)、トリフロキシスルフロンナトリウム塩(trifloxysulfuron-sodium)、トリベニュロン・メチル(tribenuron-methyl)、トルピラレート(tolpyralate)、ナプタラム(naptalam)(ナトリウム等との塩を含む)、ナプロアニリド(naproanilide)、ナプロパミド(napropamide)、ナプロパミド-M(napropamide-M)、ニコスルフロン(nicosulfuron)、ネブロン(neburon)、ノルフルラゾン(norflurazon)、バーナレート(vernolate)、パラコート(paraquat dichloride)、ハルキシフェン・ベンジル(halauxifen-benzyl)、ハルキシフェン・メチル(halauxifen-methyl)、ハロキシホップ(haloxyfop)、ハロキシホップ・P(haloxyfop-P)、ハロキシホップ-エトティル(haloxyfop-etotyl)、ハロサフェン(halosafen)、ハロスルフロン・メチル(halosulfuron-methyl)、ピクロラム(picloram)、ピコリナフェン(picolinafen)、ビシクロピロン(bicyclopyrone)、ビスピリバック・ナトリウム塩(bispyribac-sodium)、ピノキサデン(pinoxaden)、ビフェノックス(bifenox)、ピペロホス(piperophos)、ピラクロニル(pyraclonil)、ピラスルホトール(pyrasulfotole)、ピラゾキシフェン(pyrazoxyfen)、ピラゾスルフロン・エチル(pyrazosulfuron-ethyl)、ピラゾリネート(pyrazolynate)、ビラナホス(bilanafos)、ピラフルフェン・エチル(pyraflufen-ethyl)、ピリダフォル(pyridafol)、ピリチオバック・ナトリウム塩(pyrithiobac-sodium)、ピリデート(pyridate)、ピリフタリド(pyriftalid)、ピリブチカルブ(pyributicarb)、ピリベンゾキシム(pyribenzoxim)、ピリミスルファン(pyrimisulfan)、ピリミノバック・メチル(pyriminobac-methyl)、ピロキサスルホン(pyroxasulfone)、ピロクススラム(pyroxsulam)、フェニソファム(phenisopham)、フェニュロン(fenuron)、フェノキサスルホン(fenoxasulfone)、フェノキサプロップ(fenoxaprop)(メチル、エチル、イソプロピルエステルを含む)、フェノキサプロップ・P(fenoxaprop-P)(メチル、エチル、イソプロピルエステルを含む)、フェンチアプロップ・エチル(fenthiaprop-ethyl)、フェントラザミド(fentrazamide)、フェンメディファム(phenmedipham)、ホラムスルフロン(foramsulfuron)、ブタクロール(butachlor)、ブタフェナシル(butafenacil)、ブタミホス(butamifos)、ブチレート(butylate)、ブテナクロール(butenachlor)、ブトラリン(butralin)、ブトロキシジム(butroxydim)、フラザスルフロン(flazasulfuron)、フラムプロップ(flamprop)(メチル、エチル、イソプロピルエステルを含む)、フラムプロップ・M(flamprop-M)(メチル、エチル、イソプロピルエステルを含む)、プリミスルフロン・メチル(primisulfuron-methyl)、フルアジホップ・ブチル(fluazifop-butyl)、フルアジホップ・P・ブチル(fluazifop-P-butyl)、フルアゾレート(fluazolate)、フルオメツロン(fluometuron)、フルオログリコフェン・エチル(fluoroglycofen-ethyl)、フルカルバゾン・ナトリウム塩(flucarbazone-sodium)、フルクロラリン(fluchloralin)、フルセトスルフロン(flucetosulfuron)、フルチアセット・メチル(fluthiacet-methyl)、フルピルスルフロン・メチル(flupyrsulfuron-methyl)(ナトリウム、カルシウム又はアンモニアなどの塩を含む)、フルフェナセット(flufenacet)、フルフェンピル・エチル(flufenpyr-ethyl)、フルプロパネート(flupropanate)、フルポキサム(flupoxame)、フルミオキサジン(flumioxazin)、フルミクロラック・ペンチル(flumiclorac-pentyl)、フルメツラム(flumetsulam)、フルリドン(fluridone)、フルルタモン(flurtamone)、フルロキシピル(fluroxypyr)(ブトメチル、メプチル等のエステル体、ナトリウム、カルシウム又はアンモニアなどの塩を含む)、フルロクロリドン(flurochloridone)、プレチラクロール(pretilachlor)、プロカルバゾン・ナトリウム塩(procarbazone-sodium)、プロジアミン(prodiamine)、プロスルフロン(prosulfuron)、プロスルホカルブ(prosulfocarb)、プロパキザホップ(propaquizafop)、プロパクロール(propachlor)、プロパジン(propazine)、プロパニル(propanil)、プロピザミド(propyzamide)、プロピソクロール(propisochlor)、プロピリスルフロン(propyrisulfuron)、プロファム(propham)、プロフルアゾール(profluazol)、プロヘキサジオン・カルシウム塩(prohexadione-calcium)、プロポキシカルバゾン(propoxycarbazone)、プロポキシカルバゾン・ナトリウム塩(propoxycarbazone-sodium)、プロホキシジム(profoxydim)、ブロマシル(bromacil)、ブロムピラゾン(brompyrazon)、プロメトリン(prometryn)、プロメトン(prometon)、ブロモキシニル(bromoxynil)(酪酸、オクタン酸又はヘプタン酸等のエステル体を含む)、ブロモフェノキシム(bromofenoxim)、ブロモブチド(bromobutide)、フロラスラム(florasulam)、フロルピラキシフェン(florpyrauxifen)、フロルピラウキシフェン-ベンジル(florpyrauxifen-benzyl)、ヘキサジノン(hexazinone)、ペトキサミド(pethoxamid)、ベナゾリン(benazolin)、ペノキススラム(penoxsulam)、ヘプタマロキシログルカン(heptamaloxyloglucan)、ベフルブタミド(beflubutamid)、ペブレート(pebulate)、ペラルゴン酸(pelargonic acid)、ベンカルバゾン(bencarbazone)、ペンジメタリン(pendimethalin)、ベンズフェンジゾン(benzfendizone)、ベンスリド(bensulide)、ベンスルフロン・メチル(bensulfuron-methyl)、ベンゾビシクロン(benzobicyclon)、ベンゾフェナップ(benzofenap)、ベンタゾン(bentazone)、ペンタノクロール(pentanochlor)、ペントキサゾン(pentoxazone)、ベンフルラリン(benfluralin)、ベンフレセート(benfuresate)、ホサミン(fosamine)、ホメサフェン(fomesafen)、ホラムスルフロン(foramsulfuron)、ホルクロルフェニュロン(forchlorfenuron)、メコプロップ(mecoprop)(ナトリウム、カリウム、イソプロピルアミン、トリエタノールアミン、ジメチルアミン等の塩を含む)、メコプロップ・P・カリウム塩(mecoprop-P-potassium)、メソスルフロン(mesosulfuron)(メチル等のエステル体含む)、メソトリオン(mesotrione)、
メタザクロール(metazachlor)、メタゾスルフロン(metazosulfuron)、メタベンズチアズロン(methabenzthiazuron)、メタミトロン(metamitron)、メタミホップ(metamifop)、メタム(metam)、メタンアルソン酸二ナトリウム(DSMA)、メチオゾリン(methiozolin)、メチルダイムロン(methyldymuron)、メトキスロン(metoxuron)、メトスラム(metosulam)、メトスルフロン・メチル(metsulfuron-methyl)、メトブロムロン(metobromuron)、メトベンズロン(metobenzuron)、メトラクロール(metolachlor)、メトリブジン(metribuzin)、メピコート・クロリド(mepiquat chloride)、メフェナセット(mefenacet)、モノスルフロン(monosulfuron)(メチル、エチル、イソプロピルエステル含む)、モノリニュロン(monolinuron)、モリネート(molinate)、ヨードスルフロン(iodosulfuron)、ヨードスルフロンメチルナトリウム塩(iodosulfulon-methyl-sodium)、ヨーフェンスルフロン(iofensulfuron)、ヨーフェンスルフロン・ナトリウム塩(iofensulfuron-sodium)、ラクトフェン(lactofen)、ランコトリオン(lancotrione)、リニュロン(linuron)、リムスルフロン(rimsulfuron)、レナシル(lenacil)、2,2,2-トリクロロ酢酸(TCA)(ナトリウム、カルシウム又はアンモニアなどの塩を含む)、2,3,6-トリクロロ安息香酸(2,3,6-TBA)、2,4,5-トリクロロフェノキシ酢酸(2,4,5-T)、2,4-ジクロロフェノキシ酢酸(2,4-D)(アミン、ジエチルアミン、トリエタノールアミン、イソプロピルアミン、ナトリウム又はリチウムなどの塩を含む)、2-アミノ-3-クロロ-1,4-ナフトキノン(ACN)、AE-F‐150944(コード番号)、2-メチル-4-クロロフェノキシ酢酸(MCPA)、2-メチル-4-クロロフェノキシ酪酸(MCPB)(ナトリウム塩、エチルエステルなどを含む)、4-(2,4-ジクロロフェノキシ)酪酸(2,4-DB)、4,6-ジニトロ-O-クレゾール(DNOC)(アミン又はナトリウムなどの塩を含む)、MCPA・チオエチル(MCPA-thioethyl)、IR-6396(コード番号)、SYP-298(コード番号)、SYP-300(コード番号)、S-エチルジプロピルチオカーバメート(EPTC)、S-メトラクロール(S-metolachlor)、S-9750(コード番号)、MSMA(MSMA)、HW-02(コード番号)及びこれら化合物の塩や類縁体から選ばれる化合物。
【0032】
[植物生長調節剤]
1-ナフチルアセトアミド(1-naphthylacetamide)、1-メチルシクロプロペン(1-methylcyclopropene)、2,6-ジイソプロピルナフタレン(2,6-diisopropylnaphthalene)、4-クロロフェノキシ酢酸(4-CPA)、4-オキソ-4-(2-フェニルエチル)アミノ酪酸(化学名、CAS登録番号:1083-55-2)、n-デシルアルコール(n-decanol)、アビグリシン(aviglycine)、アブシジン酸(abscisic acid)、アンシミドール(ancymidol)、イナベンフィド(inabenfide)、インドール酢酸(indole acetic acid)、インドール酪酸(indole butyric acid)、ウニコナゾール(uniconazole)、ウニコナゾール-P(uniconazole-P)、エコリスト(Ecolyst)、エチクロゼート(ethychlozate)、エテホン(ethephon)、オキシン硫酸塩(oxine-sulfate)、エポコレオン(epocholeone)、カルボネ(carvone)、ギ酸カルシウム(calcium formate)、クロキシホナック(cloxyfonac)、クロキシホナック・カリウム塩(cloxyfonac-potassium)、クロプロップ(cloprop)、クロルメコート(chlormequat)、コリン(choline)、サイトカイニン(cytokinins)、シクラニリド(cyclanilide)、ジケグラック(dikegulac)、ジベレリン(gibberellin acid)、ジメチピン(dimethipin)、シントフェン(sintofen)、ダミノジット(daminozide)、チジアズロン(thidiazuron)、トリアコンタノール(triacontanol)、トリネキサパック・エチル(trinexapac-ethyl)、パクロブトラゾール(paclobutrazol)、パラフィン(paraffin)、フルメトラリン(flumetralin)、フルルプリミドール(flurprimidol)、フルレノール(flurenol)、プロヒドロジャスモン(prohydrojasmon)、プロヘキサジオン・カルシウム塩(prohexadione-calcium)、ヘプタマロキシログルカン(heptamaloxyloglucan)、ベンジルアミノプリン(benzylaminopurine)、ホルクロルフェニュロン(forchlorfenuron)、マレイン酸ヒドラジド(maleic hydrazide)、メピコート・クロリド(mepiquat chloride)、メフルイジド(mefluidide)、過酸化カルシウム及びこれら化合物の塩や類縁体から選ばれる化合物。
【0033】
[薬害軽減剤]
イソキサジフェン(isoxadifen)、イソキサジフェン-エチル(isoxadifen-ethyl)、オキサベトリニル(oxabetrinil)、クロキントセット-メキシル(cloquintcet-mexyl)、ジエトレート(dietholate)、シオメトリニル(cyometrinil)、ジクロルミド(dichlormid)、ジシクロノン(dicyclonone)、シプロスルファミド(cyprosulfamide)、ナフタル酸無水物(1,8-Naphthalic Anhydride)、フェンクロラゾール-エチル(fenchlorazole-O-ethyl)、フェンクロリム(fenclorim)、フリラゾール(furilazole)、フルキソフェニム(fluxofenim)、フルラゾール(flurazole)、ベノキサコル(benoxacor)、メフェネート(mephenate)、メフェンピル(mefenpyr)、メフェンピルエチル(mefenpyr-ethyl)、メフェンピル-ジエチル(mefenpyr-diethyl)、低級アルキル置換安息香酸、2,2-ジクロロ-N-(1,3-ジオキサン-2-イルメチル)-N-(2-プロペニル)アセトアミド(PPG-1292)、2-ジクロロメチル-2-メチル-1,3-ジオキサン(MG-191)、3-ジクロロアセチル-2,2,5-トリメチル-1,3-オキサゾリジン(R-29148)、4-ジクロロアセチル-1-オキサ-4-アザスピロ[4.5]デカン(AD-67)、MON4660(コード番号)、N-(2-メトキシベンゾイル)-4-[(メチルアミノカルボニル)アミノ]ベンゼンスルホンアミド(化学名、CAS登録番号:129531-12-0)、N1,N2-ジアリル-N2-ジクロロアセチルグリシンアミド(DKA-24)、TI-35(コード番号)、以下の式[III]、[IV]で表される化合物、
及びこれら化合物の塩や類縁体から選ばれる化合物。
【0034】
上記[成分B]は、いずれも特許文献1乃至3、非特許文献1乃至4に記載されている化合物である。中でも、グリホサートアンモニウム塩、ベンフルラリン、ブロモキシニル、カルフェントラゾン・エチル、クロルプロファム、クロロトルロン、クレトジム、クロキントセット・メキシル、クロピラリド、ジカンバ、ジフルフェニカン、フロラスラム、フルフェナセット、フルミオキサジン、フルロキシピル、フルロキシピル・メプチル、フルピルスルフロン・メチル、イマゾスルフロン、イソデシルアルコールエトキシレート、イソプロツロン、イソキサベン、イソキサフルトール、ヨードスルフロン、グリホサートカリウム塩、マレイン酸ヒドラジド、MCPA、メコプロップ・P・カリウム塩、メソスルフロン・メチル、メトスルフロン・メチル、ニコスルフロン、ペラルゴン酸、ペンジメタリン、ベンタゾン、ピノキサデン、プロピザミド、プロスルホカルブ、ピコリナフェン、ピラスルホトール、ピラフルフェン・エチル、ピロキサスルホン、ピロクススラム、キノクラミン、キザロホップ・P・テフリル、キザロホップ・エチル、フェントラザミド、リムスルフロン、スルホスルフロン、チフェンスルフロン・メチル、トリアレート、トリベニュロン・メチル、アイオキシニル、ビシクロピロン、ハルキシフェン・メチル及びこれら化合物の塩や類縁体から選ばれる化合物が好ましい。これらは単独で用いてもよいし、また、2種以上を組み合わせて用いてもよい。
【0035】
本発明の除草剤組成物における上記両成分の量比は、対象場面、対象作物、雑草の種類や雑草の状態、散布時期、散布方法、製剤型等により異なるものであり、必要に応じて広い範囲で混合割合、散布量を変えることが可能である。
【0036】
配合割合は、一般的に質量比で[成分A]の1に対して、[成分B]を0.001~1000、好ましくは0.01~500、より好ましくは0.05~500、特に好ましくは0.05~100の範囲内で配合することが望ましい。
【0037】
本発明の除草剤組成物は、使用するにあたっては有効成分それ自体で用いてもよいが、除草剤として活性を示す量の除草剤組成物と、必要に応じ、農薬製剤に通常用いられる添加成分を任意に含有させ、粉剤、水和剤、顆粒水和剤、フロアブル剤、乳剤、液剤、微粒剤又は粒剤等の除草剤組成物に製剤して使用することも好ましい。例えば、除草剤として活性を示す量の除草剤組成物と、少なくとも1種類の液体担体及び/又は固体担体と、好ましくは少なくとも1種類の不活性な液体担体及び/又は固体担体と、を含み、更に必要に応じて少なくとも1種類以上の界面活性剤を含むことが好ましい。
【0038】
前記添加成分としては、例えば、固体担体、液体担体等の担体、界面活性剤、結合剤、粘着性付与剤、増粘剤、着色剤、拡展剤、展着剤、凍結防止剤、固結防止剤、崩壊剤、分解防止剤、消泡剤等が挙げられる。その他、必要に応じ、防腐剤、植物片等を添加成分に用いてもよい。これらの添加成分は単独で用いてもよいし、また、2種以上を組み合わせて用いてもよい。
【0039】
固体担体としては、例えば、石英、クレー、珪砂、カオリナイト、ピロフィライト、セリサイト、タルク、ベントナイト、酸性白土、アタパルジャイト、ゼオライト、珪藻土等の天然鉱物類、炭酸カルシウム、硫酸アンモニウム、硫酸ナトリウム、塩化カリウム等の無機塩類、合成ケイ酸、合成ケイ酸塩、デンプン、セルロース、植物粉末等の有機固体担体、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリ塩化ビニリデン等のプラスチック担体、尿素、無機中空体、プラスチック中空体、フュームドシリカ(fumed silica,ホワイトカーボン)等が挙げられる。これらは単独で用いてもよいし、また、2種以上を組み合わせて用いてもよい。
【0040】
液体担体としては、例えば、メタノール、エタノール、プロパノール、イソプロパノール、ブタノール等の一価アルコール類や、エチレングリコール、ジエチレングリコール、プロピレングリコール、ヘキシレングリコール、ポリエチレングリコール、ポリプロピレングリコール、グリセリン等の多価アルコール類のようなアルコール類、プロピレングリコールエーテル等の多価アルコール化合物類、アセトン、メチルエチルケトン、メチルイソブチルケトン、ジイソブチルケトン、シクロヘキサノン等のケトン類、エチルエーテル、ジオキサン、エチレングリコールモノエチルエーテル、ジプロピルエーテル、テトラヒドロフラン等のエーテル類、ノルマルパラフィン、ナフテン、イソパラフィン、ケロシン、鉱油等の脂肪族炭化水素類、ベンゼン、トルエン、キシレン、ソルベントナフサ、アルキルベンゼン、アルキルナフタレン等の芳香族炭化水素類、ジクロロメタン、クロロホルム、四塩化炭素等のハロゲン化炭化水素類、酢酸エチル、ジイソプロピルフタレート、ジブチルフタレート、ジオクチルフタレート、アジピン酸ジメチル等のエステル類、γ-ブチロラクトン等のラクトン類、ジメチルホルムアミド、ジエチルホルムアミド、ジメチルアセトアミド、N-アルキルピロリジノン等のアミド類、アセトニトリル等のニトリル類、ジメチルスルホキシド等の硫黄化合物類、大豆油、ナタネ油、綿実油、ヒマシ油等の植物油、水等を挙げることができる。これらは単独で用いてもよいし、また、2種以上を組み合わせて用いてもよい。
【0041】
界面活性剤としては、例えば、ソルビタン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステル、ショ糖脂肪酸エステル、ポリオキシエチレン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレン樹脂酸エステル、ポリオキシエチレン脂肪酸ジエステル、ポリオキシエチレンアルキルエーテル、ポリオキシエチレンアルキルフェニルエーテルのようなポリオキシエチレンアルキルアリールエーテル、ポリオキシエチレンジアルキルフェニルエーテル、ポリオキシエチレンアルキルフェニルエーテルホルマリン縮合物、ポリオキシエチレンポリオキシプロピレンブロックコポリマー、アルキルポリオキシエチレンポリプロピレンブロックコポリマーエーテル、ポリオキシエチレンアルキルアミン、ポリオキシエチレン脂肪酸アミド、ポリオキシエチレン脂肪酸ビスフェニルエーテル、ポリアルキレンベンジルフェニルエーテル、ポリオキシアルキレンスチリルフェニルエーテル、アセチレンジオール、ポリオキシアルキレン付加アセチレンジオール、ポリオキシエチレンエーテル型シリコーン、エステル型シリコーン、フッ素系界面活性剤、ポリオキシエチレンひまし油、ポリオキシエチレン硬化ひまし油等の非イオン性界面活性剤、アルキル硫酸塩、ポリオキシエチレンアルキルエーテル硫酸塩、ポリオキシエチレンアルキルフェニルエーテル硫酸塩、ポリオキシエチレンスチリルフェニルエーテル硫酸塩、アルキルベンゼンスルホン酸塩、リグニンスルホン酸塩、アルキルスルホコハク酸塩、ナフタレンスルホン酸塩、アルキルナフタレンスルホン酸塩、ナフタレンスルホン酸のホルマリン縮合物の塩、アルキルナフタレンスルホン酸のホルマリン縮合物の塩、脂肪酸塩、ポリカルボン酸塩、N-メチル-脂肪酸サルコシネート、樹脂酸塩、ポリオキシエチレンアルキルエーテルリン酸塩、ポリオキシエチレンアルキルフェニルエーテルリン酸塩等のアニオン性界面活性剤、ラウリルアミン塩酸塩、ステアリルアミン塩酸塩、オレイルアミン塩酸塩、ステアリルアミン酢酸塩、ステアリルアミノプロピルアミン酢酸塩、アルキルトリメチルアンモニウムクロライド、アルキルジメチルベンザルコニウムクロライド等のアルキルアミン塩等のカチオン界面活性剤、アミノ酸型又はベタイン型等の両性界面活性剤等が挙げられる。これらの界面活性剤は単独で用いてもよいし、また、2種以上を組み合わせて用いてもよい。
【0042】
結合剤や粘着性付与剤としては、例えば、カルボキシメチルセルロースやその塩、デキストリン、水溶性デンプン、キサンタンガム、グアーガム、蔗糖、ポリビニルピロリドン、アラビアガム、ポリビニルアルコール、ポリビニルアセテート、ポリアクリル酸ナトリウム、平均分子量6000~500万のポリオキシエチレン、燐脂質(例えばセファリン、レシチン等)等が挙げられる。これらの結合剤や粘着性付与剤は単独で用いてもよいし、また、2種以上を組み合わせて用いてもよい。
【0043】
増粘剤としては、例えば、キサンタンガム、グアーガム、カルボキシメチルセルロース、ポリビニルピロリドン、カルボキシビニルポリマー、アクリル系ポリマー、デンプン誘導体、多糖類のような水溶性高分子、高純度ベントナイト、フュームドシリカ(fumed silica,ホワイトカーボン)のような無機微粉等が挙げられる。これらの増粘剤は単独で用いてもよいし、また、2種以上を組み合わせて用いてもよい。
【0044】
着色剤としては、例えば、酸化鉄、酸化チタン、プルシアンブルーのような無機顔料、アリザリン染料、アゾ染料、金属フタロシアニン染料のような有機染料等が挙げられる。これらの着色剤は単独で用いてもよいし、また、2種以上を組み合わせて用いてもよい。
【0045】
拡展剤としては、例えば、セルロース粉末、デキストリン、加工デンプン、ポリアミノカルボン酸キレート化合物、架橋ポリビニルピロリドン、マレイン酸とスチレン類の共重合体、(メタ)アクリル酸系共重合体、多価アルコールからなるポリマーとジカルボン酸無水物とのハーフエステル、ポリスチレンスルホン酸の水溶性塩等が挙げられる。これらの拡展剤は単独で用いてもよいし、また、2種以上を組み合わせて用いてもよい。
【0046】
展着剤としては、例えば、パラフィン、テルペン、ポリアミド樹脂、ポリアクリル酸塩、ポリオキシエチレン、ワックス、ポリビニルアルキルエーテル、アルキルフェノールホルマリン縮合物、デンプンのリン酸エステル、合成樹脂エマルション等が挙げられる。これらの展着剤は単独で用いてもよいし、また、2種以上を組み合わせて用いてもよい。
【0047】
凍結防止剤としては、例えば、エチレングリコール、ジエチレングリコール、プロピレングリコール、グリセリン等の多価アルコール類等が挙げられる。これらの凍結防止剤は単独で用いてもよいし、また、2種以上を組み合わせて用いてもよい。
【0048】
固結防止剤としては、例えば、デンプン、アルギン酸、マンノース、ガラクトース等の多糖類、ポリビニルピロリドン、フュームドシリカ(fumed silica,ホワイトカーボン)、エステルガム、石油樹脂等が挙げられる。これらの固結防止剤は単独で用いてもよいし、また、2種以上を組み合わせて用いてもよい。
【0049】
崩壊剤としては、例えば、トリポリリン酸ナトリウム、ヘキサメタリン酸ナトリウム、ステアリン酸金属塩、セルロース粉末、デキストリン、メタクリル酸エステル系共重合体、ポリビニルピロリドン、ポリアミノカルボン酸キレート化合物、スルホン化スチレン・イソブチレン・無水マレイン酸共重合体、デンプン・ポリアクリロニトリルグラフト共重合体等が挙げられる。これらの崩壊剤は単独で用いてもよいし、また、2種以上を組み合わせて用いてもよい。
【0050】
分解防止剤としては、例えば、ゼオライト、生石灰、酸化マグネシウムのような乾燥剤、フェノール化合物、アミン化合物、硫黄化合物、リン酸化合物等の酸化防止剤、サリチル酸化合物、ベンゾフェノン化合物等の紫外線吸収剤等が挙げられる。これらの分解防止剤は単独で用いてもよいし、また、2種以上を組み合わせて用いてもよい。
【0051】
消泡剤としては、例えば、ジメチルポリシロキサン、変性シリコーン、ポリエーテル、脂肪酸エステル、脂肪酸塩等が挙げられる。これらの消泡剤は単独で用いてもよいし、また、2種以上を組み合わせて用いてもよい。
【0052】
防腐剤としては、例えば、安息香酸ナトリウム、パラヒドロキシ安息香酸ナトリウム、ソルビン酸カリウム、1,2-ベンゾチアゾリン-3-オン等が挙げられる。これらの防腐剤は単独で用いてもよいし、また、2種以上を組み合わせて用いてもよい。
【0053】
植物片としては、例えば、おがくず、ヤシガラ、トウモロコシ穂軸、タバコ茎等が挙げられる。これらの植物片は単独で用いてもよいし、また、2種以上を組み合わせて用いてもよい。
【0054】
本発明の除草剤組成物に上記添加成分を含有させる場合、その配合割合は、質量基準で、担体では通常5~95%、好ましくは20~90%、界面活性剤では通常0.1~30%、好ましくは0.5~10%、その他の添加成分は通常0.1~30%、好ましくは0.5~10%の範囲で選ばれる。
【0055】
尚、本発明の除草剤組成物には、必要に応じて殺虫剤、殺菌剤、他の除草剤、他の植物生長調節剤、他の薬害軽減剤、微生物、肥料等を混用してもよい。
【0056】
混合できる殺虫活性成分、殺菌活性成分の例を以下に記載するが、本発明はこれらの農薬活性成分に限定されるものではない。
【0057】
[殺虫活性成分]
アクリナトリン(acrinathrin)、アザジラクチン(azadirachtin)、アザメチホス(azamethiphos)、アシノナピル(acynonapyr)、アジンホス・エチル(azinphos-ethyl)、アジンホス・メチル(azinphos-methyl)、アセキノシル(acequinocyl)、アセタミプリド(acetamiprid)、アセトプロール(acetoprole)、アセフェート(acephate)、アゾシクロチン(azocyclotin)、アバメクチン(abamectin)、アフィドピロペン(afidopyropen)、アフォキソレイナー(afoxolaner)、アミドフルメット(amidoflumet)、アミトラズ(amitraz)、アラニカルブ(alanycarb)、アルジカルブ(aldicarb)、アルドキシカルブ(aldoxycarb)、アレスリン(allethrin)[d-cis-trans-体、d-trans-体を含む]、イサゾホス(isazophos)、イサミドホス(isamidofos)、イソカルボホス(isocarbophos)、イソキサチオン(isoxathion)、イソフェンホス・メチル(isofenphos-methyl)、イソプロカルブ(isoprocarb)、イベルメクチン(ivermectin)、イミシアホス(imicyafos)、イミダクロプリド(imidacloprid)、イミプロトリン(imiprothrin)、インドキサカルブ(indoxacarb)、エスフェンバレレート(esfenvalerate)、エチオフェンカルブ(ethiofencarb)、エチオン(ethion)、エチプロール(ethiprole)、エチレンジブロミド(ethylene dibromide)、エトキサゾール(etoxazole)、エトフェンプロックス(etofenprox)、エトプロホス(ethoprophos)、エトリムホス(etrimfos)、エマメクチンベンゾエート(emamectin benzoate)、エンドスルファン(endosulfan)、エンペントリン(empenthrin)、オキサミル(oxamyl)、オキシジメトン・メチル(oxydemeton-methyl)、オキシデプロホス(oxydeprofos)、オメトエート(omethoate)、カズサホス(cadusafos)、カッパ-テフルトリン(kappa-tefluthrin)、カッパ-ビフェントリン(kappa-bifenthrin)、カランジン(karanjin)、カルタップ(cartap)、カルバリル(carbaryl)、カルボスルファン(carbosulfan)、カルボフラン(carbofuran)、ガンマ-BHC(gamma-BHC)、キシリルカルブ(xylylcarb)、キナルホス(quinalphos)、キノプレン(kinoprene)、キノメチオネート(chinomethionat)、クマホス(coumaphos)、クリオライト(cryolite)、クロチアニジン(clothianidin)、クロフェンテジン(clofentezine)、クロマフェノジド(chromafenozide)、クロラントラニリプロール(chlorantraniliprole)、クロルエトキシホス(chlorethoxyfos)、クロルデン(chlordane)、クロルピクリン(chloropicrin)、クロルピリホス(chlorpyrifos)、クロルピリホス・メチル(chlorpyrifos-methyl)、クロルフェナピル(chlorfenapyr)、クロルフェンビンホス(chlorfenvinphos)、クロルフルアズロン(chlorfluazuron)、クロルメホス(chlormephos)、クロロプラレスリン(chloroprallethrin)、シアノホス(cyanophos)、ジアフェンチウロン(diafenthiuron)、ジアミダホス(diamidafos)、シアントラニリプロール(cyantraniliprole)、ジエノクロル(dienochlor)、シエノピラフェン(cyenopyrafen)、ジオキサベンゾホス(dioxabenzofos)、ジオフェノラン(diofenolan)、シクラニリプロール(cyclaniliprole)、ジクロトホス(dicrotophos)、ジクロフェンチオン(dichlofenthion)、シクロプロトリン(cycloprothrin)、ジクロルボス(dichlorvos)、1,3‐ジクロロプロペン(1,3-dichloropropene)、ジクロロメゾチアズ(dichloromezotiaz)、ジコホル(dicofol)、ジシクラニル(dicyclanil)、ジスルホトン(disulfoton)、ジノテフラン(dinotefuran)、ジノブトン(dinobuton)、シハロジアミド(cyhalodiamide)、シハロトリン(cyhalothrin)[gamma-体,lambda-体を含む]、シフェノトリン(cyphenothrin)[(1R)-trans-体を含む]、シフルトリン(cyfluthrin)[beta-体を含む]、ジフルベンズロン(diflubenzuron)、シフルメトフェン(cyflumetofen)、ジフロビダジン(diflovidazin)、シヘキサチン(cyhexatin)、シペルメトリン(cypermethrin)[alpha-体,beta-体,theta-体,zeta-体を含む]、ジメチルビンホス(dimethylvinphos)、ジメフルスリン(dimefluthrin)、ジメトエート(dimethoate)、シラフルオフェン(silafluofen)、シロマジン(cyromazine)、スピネトラム(spinetoram)、スピノサド(spinosad)、スピロジクロフェン(spirodiclofen)、スピロテトラマト(spirotetramat)、スピロメシフェン(spiromesifen)、スルコフロン・ナトリウム塩(sulcofuron-sodium)、スルフルラミド(sulfluramid)、スルホキサフロル(sulfoxaflor)、スルホテップ(sulfotep)、ダイアジノン(diazinon)、チアクロプリド(thiacloprid)、チアメトキサム(thiamethoxam)、チオキサザフェン(tioxazafen)、チオジカルブ(thiodicarb)、チオシクラム(thiocyclam)、チオスルタップ(thiosultap)、チオナジン(thionazin)、チオファノックス(thiofanox)、チオメトン(thiometon)、テトラクロルビンホス(tetrachlorvinphos)、テトラジホン(tetradifon)、テトラニリプロール(tetraniliprole)、テトラメチルフルスリン(tetramethylfluthrin)、テトラメトリン(tetramethrin)、テブピリムホス(tebupirimfos)、テブフェノジド(tebufenozide)、テブフェンピラド(tebufenpyrad)、テフルトリン(tefluthrin)、テフルベンズロン(teflubenzuron)、デメトン・S・メチル(demeton-S-methyl)、テメホス(temephos)、デルタメトリン(deltamethrin)、テルブホス(terbufos)、トラロメトリン(tralomethrin)、トランスフルトリン(transfluthrin)、トリアザメート(triazamate)、トリアゾホス(triazophos)、トリクロルホン(trichlorfon)、トリフルムロン(triflumuron)、トリフルメゾピリム(triflumezopyrim)、トリメタカルブ(trimethacarb)、トルフェンピラド(tolfenpyrad)、ナレッド(naled)、ニテンピラム(nitenpyram)、ノバルロン(novaluron)、ノビフルムロン(noviflumuron)、バーティシリウム レカニ(Verticillium lecanii)、ハイドロプレン(hydroprene)、パスツーリアペネトランス胞子(Pasteuriapenetrans)、バミドチオン(vamidothion)、パラチオン(parathion)、
パラチオン・メチル(parathion-methyl)、ハルフェンプロックス(halfenprox)、ハロフェノジド(halofenozide)、ビオアレスリン(bioallethrin)、ビオアレスリンS‐シクロペンテニル(bioallethrin S-cyclopentenyl)、ビオレスメトリン(bioresmethrin)、ビストリフルロン(bistrifluron)、ヒドラメチルノン(hydramethylnon)、ビフェナゼート(bifenazate)、カッパ-ビフェントリン(kappa-bifenthrin)、ピフルブミド(pyflubumide)、ピペロニルブトキシド(piperonyl butoxide)、ピメトロジン(pymetrozine)、ピラクロホス(pyraclofos)、ピラフルプロール(pyrafluprole)、ピリダフェンチオン(pyridaphenthion)、ピリダベン(pyridaben)、ピリダリル(pyridalyl)、ピリフルキナゾン(pyrifluquinazon)、ピリプロール(pyriprole)、ピリプロキシフェン(pyriproxyfen)、ピリミカルブ(pirimicarb)、ピリミジフェン(pyrimidifen)、ピリミノストロビン(pyriminostrobin)、ピリミホス・メチル(pirimiphos-methyl)、ピレトリン(pyrethrine)、ファムフル(famphur)、フィプロニル(fipronil)、フェナザキン(fenazaquin)、フェナミホス(fenamiphos)、フェニトロチオン(fenitrothion)、フェノキシカルブ(fenoxycarb)、フェノチオカルブ(fenothiocarb)、フェノトリン(phenothrin)[(1R)-trans-体を含む]、フェノブカルブ(fenobucarb)、フェンチオン(fenthion)、フェントエート(phenthoate)、フェンバレレート(fenvalerate)、フェンピロキシメート(fenpyroximate)、フェンブタンチン・オキシド(fenbutatin oxide)、フェンプロパトリン(fenpropathrin)、フォノホス(fonofos)、フッ化スルフリル(sulfuryl fluoride)、ブトカルボキシム(butocarboxim)、ブトキシカルボキシム(butoxycarboxim)、ブプロフェジン(buprofezin)、フラチオカルブ(furathiocarb)、プラレトリン(prallethrin)、フルアクリピリム(fluacrypyrim)、フルアザインドリジン(fluazaindolizine)、フルアズロン(fluazuron)、フルエンスルホン(fluensulfone)、フルオロ酢酸ナトリウム塩(sodium fluoroacetate)、フルキサメタミド(fluxametamide)、フルシクロクスロン(flucycloxuron)、フルシトリネート(flucythrinate)、フルスルファミド(flusulfamide)、フルバリネート(fluvalinate) [tau-体を含む]、フルピラジフロン(flupyradifurone)、フルピラゾホス(flupyrazofos)、フルピリミン(flupyrimin)、フルフィプロール(flufiprole)、フルヘキサフォン(fluhexafon)、フルフェネリム(flufenerim)、フルフェノキシストロビン(flufenoxystrobin)、フルフェノクスロン(flufenoxuron)、フルベンジアミド(flubendiamide)、フルメトリン(flumethrin)、フルララネル(fluralaner)、プロチオホス(prothiofos)、プロトリフェンブト(protrifenbute)、フロニカミド(flonicamid)、プロパホス(propaphos)、プロパルギット(propargite)、プロフェノホス(profenofos)、ブロフラニリド(broflanilide)、プロフルトリン(profluthrin)、プロペタムホス(propetamphos)、プロポキスル(propoxur)、フロメトキン(flometoquin)、ブロモプロピレート(bromopropylate)、ヘキサチアゾクス(hexythiazox)、ヘキサフルムロン(hexaflumuron)、ペキロマイセス・テヌイペス(Pacilimyces tenuipes)、ペキロマイセス・フモソロセウス(Paecilomyces fumosoroceus)、ヘプタフルスリン(heptafluthrin)、ヘプテノホス(heptenophos)、ペルメトリン(permethrin)、ベンクロチアズ(benclothiaz)、ベンズピリモキサン(benzpyrimoxan)、ベンスルタップ(bensultap)、ベンゾキシメート(benzoximate)、ベンダイオカルブ(bendiocarb)、ベンフラカルブ(benfuracarb)、ボーベリア・テネーラ(Beauveria tenella)、ボーベリア・バッシアーナ(Beauveria bassiana)、ボーベリア・ブロンニアティ(Beauveria brongniartii)、ホキシム(phoxim)、ホサロン(phosalone)、ホスチアゼート(fosthiazate)、ホスチエタン(fosthietan)、ホスファミドン(phosphamidon)、ホスメット(phosmet)、ポリナクチン複合体(polynactins)、ホルメタネート(formetanate)、ホレート(phorate)、マラチオン(malathion)、ミルベメクチン(milbemectin)、メカルバム(mecarbam)、メスルフェンホス(mesulfenfos)、メソミル(methomyl)、メタフルミゾン(metaflumizone)、メタミドホス(methamidophos)、メタム(metham)、メチオカルブ(methiocarb)、メチダチオン(methidathion)、メチルイソチオシアネート(methyl isothiocyanate)、メチルブロマイド(methyl bromide)、メトキシクロル(methoxychlor)、メトキシフェノジド(methoxyfenozide)、メトトリン(methothrin)、メトフルトリン(metofluthrin)、イプシロン-メトフルトリン(epsilon-metofluthrin)、メトプレン(methoprene)、メトルカルブ(metolcarb)、メビンホス(mevinphos)、メペルフルスリン(meperfluthrin)、モナクロスポリウム・フィマトパガム(Monacrosporium phymatophagum)、モノクロトホス(monocrotophos)、モムフルオロスリン(momfluorothrin)、イプシロン-モムフルオロスリン(epsilon-momfluorothrin)、リトルアA(litlure-A)、リトルアB(litlure-B)、りん化アルミニウム(aluminium phosphide)、りん化亜鉛(zinc phosphide)、りん化水素(phosphine)、ルフェヌロン(lufenuron)、レスカルレ(rescalure)、レスメトリン(resmethrin)、レピメクチン(lepimectin)、ロテノン(rotenone)、酸化フェンブタスズ(fenbutatin oxide)、石灰窒素(calcium cyanide)、硫酸ニコチン(nicotine-sulfate)、(Z)-11-テトラデセニル=アセタート、(Z)-11-ヘキサデセナール、(Z)-11-ヘキサデセニル=アセタート、(Z)-9,12-テトラデカジエニル=アセタート、(Z)-9-テトラデセン-1-オール、(Z,E)-9,11-テトラデカジエニル=アセタート、(Z,E)-9,12-テトラデカジエニル=アセタート、バシルス・ポピリエ(Bacillus popilliae)、バシルス・ズブチリス(Bacillus subtillis)、バシルス・スフェリカス(Bacillus sphaericus)、バシルス・チューリンゲンシス・亜種・アイザワイ(Bacillus thuringiensis subsp. Aizawai)、バシルス・チューリンゲンシス・亜種・イスラエレンシス(Bacillus thuringiensis subsp. Israelensis)、バシルス・チューリンゲンシス・亜種・クルスターキ(Bacillus thuringiensis subsp. Kurstaki)、バシルス・チューリンゲンシス・亜種・テネブリオニス(Bacillus thuringiensis subsp. Tenebrionis)、Btタンパク質 (Cry1Ab, Cry1Ac, Cry1Fa, Cry2Ab, mCry3A, Cry3Ab, Cry3Bb, Cry34/35Ab1)、CL900167(コード番号)、ビス-(2-クロロ-1-メチルエチル)エーテル(DCIP)、1,1,1-トリクロロ-2,2-ビス(4-クロロフェニル)エタン(DDT)、ジメチル-2,2,2-トリクロロ-1-ヒドロキシエチルホスホネート(DEP)、4,6-ジニトロ-o-クレゾール(DNOC)、O,O-ジエチル-O-[4-(ジメチルスルファモイル)フェニル]-ホスホロチオネート(DSP)、O-エチル-O-4-(ニトロフェニル)フェニルホスホノチオエート(EPN)、核多角体病ウイルス包埋体、NA-85(コード番号)、RU15525(コード番号)、XMC(XMC)、Z-13-イコセン-10-オン、ZXI8901(コード番号)、ME5382(コード番号)。
【0058】
[殺菌活性成分]
アザコナゾール(azaconazole)、アシベンゾラル・S・メチル(acibenzolar-S-methyl)、アゾキシストロビン(azoxystrobin)、アニラジン(anilazine)、アミスルブロム(amisulbrom)、アメトクトラジン(ametoctradin)、アルジモルフ(aldimorph)、イソチアニル(isotianil)、イソピラザム(isopyrazam)、イソフェタミド(isofetamid)、イソフルシプラム(isoflucypram)、イソプロチオラン(isoprothiolane)、イプコナゾール(ipconazole)、イプフェントリフルコナゾール(ipfentrifluconazole)、イプロジオン(iprodione)、イプロバリカルブ(iprovalicarb)、イプロベンホス(iprobenfos)、イマザリル(imazalil)、イミノクタジン・アルベシル酸塩(iminoctadine-albesilate)、イミノクタジン酢酸塩(iminoctadine-triacetate)、イミベンコナゾール(imibenconazole)、エジフェンホス(edifenphos)、エタコナゾ-ル(etaconazole)、エタボキサム(ethaboxam)、エチリモル(ethirimol)、エトキシキン(ethoxyquin)、エトリジアゾール(etridiazole)、エネストロブリン(enestroburin)、エノキサストロビン(enoxastrobin)、エポキシコナゾール(epoxiconazole)、オーガニックオイル(organic oils)、オキサジキシル(oxadixyl)、オキサジニラゾール(oxazinylazole)、オキサチアピプロリン(oxathiapiprolin)、オキシカルボキシン(oxycarboxin)、オキシキノリン銅(oxine-copper)、オキシテトラサイクリン(oxytetracycline)、オキスポコナゾールフマル酸塩(oxpoconazole-fumarate)、オキソリニック酸(oxolinic acid)、オクタン酸銅(copper dioctanoate)、オクチリノン(octhilinone)、オフラセ(ofurace)、オリサストロビン(orysastrobin)、オルソフェニルフェノール(o-phenylphenol)、カスガマイシン(kasugamycin)、カプタホール(captafol)、カルプロパミド(carpropamid)、カルベンダジム(carbendazim)、カルボキシン(carboxin)、カルボネ(carvone)、キノキシフェン(quinoxyfen)、キノフメリン(quinofumelin)、キノメチオネート(chinomethionat)、キャプタン(captan)、キンコナゾール(quinconazole)、キントゼン(quintozene)、グアザチン(guazatine)、クフラネブ(cufraneb)、クモキシストロビン(coumoxystrobin)、クレソキシム・メチル(kresoxim-methyl)、クロジラコン(clozylacon)、クロゾリネート(chlozolinate)、クロロタロニル(chlorothalonil)、クロロネブ(chloroneb)、シアゾファミド(cyazofamid)、ジエトフェンカルブ(diethofencarb)、ジクロシメット(diclocymet)、ジクロフルアニド(dichlofluanid)、ジクロベンチアゾクス(dichlobentiazox)、ジクロメジン(diclomezine)、ジクロラン(dicloran)、ジクロロフェン(dichlorophen)、ジチアノン(dithianon)、ジニコナゾール(diniconazole)、ジニコナゾール・M(diniconazole-M)、ジネブ(zineb)、ジノカップ(dinocap)、ジピメチトロン(dipymetitrone)、ジフェニルアミン(diphenylamine)、ジフェノコナゾール(difenoconazole)、シフルフェナミド(cyflufenamid)、ジフルメトリム(diflumetorim)、シプロコナゾール(cyproconazole)、シプロジニル(cyprodinil)、シメコナゾール(simeconazole)、ジメチリモル(dimethirimol)、ジメチルジスルフィド(dimethyl disulfide)、ジメトモルフ(dimethomorph)、シモキサニル(cymoxanil)、ジモキシストロビン(dimoxystrobin)、ジラム(ziram)、シルチオファム(silthiofam)、ストレプトマイシン(streptomycin)、スピロキサミン(spiroxamine)、セダキサン(sedaxane)、ゾキサミド(zoxamide)、ダゾメット(dazomet)、チアジニル(tiadinil)、チアベンダゾール(thiabendazole)、チウラム(thiram)、チオファネート(thiophanate)、チオファネート・メチル(thiophanate-methyl)、チフルザミド(thifluzamide)、テクナゼン(tecnazene)、テクロフタラム(tecloftalam)、テトラコナゾール(tetraconazole)、デバカルブ(debacarb)、テブコナゾール(tebuconazole)、テブフロキン(tebufloquin)、テルビナフィン(terbinafine)、ドジン(dodine)、ドデモルフ(dodemorph)、トリアジメノール(triadimenol)、トリアジメホン(triadimefon)、トリアゾキシド(triazoxide)、トリクラミド(trichlamide)、トリクロピリカルブ(triclopyricarb)、トリシクラゾール(tricyclazole)、トリチコナゾール(triticonazole)、トリデモルフ(tridemorph)、トリフルミゾール(triflumizole)、トリフロキシストロビン(trifloxystrobin)、トリホリン(triforine)、トリルフルアニド(tolylfluanid)、トルクロホス・メチル(tolclofos-methyl)、トルニファニド(tolnifanide)、トルプロカルブ(tolprocarb)、ナーバム(nabam)、ナタマイシン(natamycin)、ナフティフィン(naftifine)、ニトラピリン(nitrapyrin)、ニトロタル・イソプロピル(nitrothal-isopropyl)、ヌアリモル(nuarimol)、ノニルフェノールスルホン酸銅(copper nonyl phenol sulphonate)、バチルス・ズブチリス(Bacillus subtilis)(strain:QST 713)、バリダマイシン(validamycin)、バリフェナレート(valifenalate)、ピカルブトラゾックス(picarbutrazox)、ビキサフェン(bixafen)、ピコキシストロビン(picoxystrobin)、ピジフルメトフェン(pydiflumetofen)、ビテルタノール(bitertanol)、ビナパクリル(binapacryl)、ビフェニル(biphenyl)、ピペラリン(piperalin)、ヒメキサゾール(hymexazol)、ピラオキシストロビン(pyraoxystrobin)、ピラクロストロビン(pyraclostrobin)、ピラジフルミド(pyraziflumid)、ピラゾホス(pyrazophos)、ピラメトストロビン(pyrametostrobin)、ピリオフェノン(pyriofenone)、ピリソキサゾール(pyrisoxazole)、ピリフェノックス(pyrifenox)、ピリブチカルブ(pyributicarb)、ピリベンカルブ(pyribencarb)、ピリメタニル(pyrimethanil)、ピロキロン(pyroquilon)、ビンクロゾリン(vinclozolin)、ファーバム(ferbam)、ファモキサドン(famoxadone)、フェナジンオキシド(phenazine oxide)、フェナミドン(fenamidone)、フェナミンストロビン(fenaminstrobin)、フェナリモル(fenarimol)、フェノキサニル(fenoxanil)、フェリムゾン(ferimzone)、フェンピクロニル(fenpiclonil)、フェンピコキサミド(fenpicoxamid)、フェンピラザミン(fenpyrazamine)、フェンブコナゾール(fenbuconazole)、フェンフラム(fenfuram)、フェンプロピジン(fenpropidin)、フェンプロピモルフ(fenpropimorph)、フェンヘキサミド(fenhexamid)、フォルペット(folpet)、フサライド(phthalide)、ブピリメート(bupirimate)、フベリダゾール(fuberidazole)、ブラストサイジン-S(blasticidin-S)、フラメトピル(furametpyr)、フララキシル(furalaxyl)、フランカルボン酸(furancarboxylic acid)、フルアジナム(fluazinam)、フルインダピル(fluindapyr)、フルオキサストロビン(fluoxastrobin)、フルオピコリド(fluopicolide)、フルオピラム(fluopyram)、フルオルイミド(fluoroimide)、フルキサピロキサド(fluxapyroxad)、フルキンコナゾール(fluquinconazole)、フルコナゾール(furconazole)、フルコナゾール・シス(furconazole-cis)、フルジオキソニル(fludioxonil)、フルシラゾール(flusilazole)、フルスルファミド(flusulfamide)、フルチアニル(flutianil)、フルトラニル(flutolanil)、
フルトリアホール(flutriafol)、フルフェノキシストロビン(flufenoxystrobin)、フルメトベル(flumetover)、フルモルフ(flumorph)、プロキナジド(proquinazid)、プロクロラズ(prochloraz)、プロシミドン(procymidone)、プロチオカルブ(prothiocarb)、プロチオコナゾール(prothioconazole)、ブロノポール(bronopol)、プロパモカルブ塩酸塩(propamocarb-hydrochloride)、プロピコナゾール(propiconazole)、プロピネブ(propineb)、プロベナゾール(probenazole)、ブロムコナゾール(bromuconazole)、フロメトキン(flometoquin)、ヘキサコナゾール(hexaconazole)、ベナラキシル(benalaxyl)、ベナラキシル・M(benalaxyl-M)、ベノダニル(benodanil)、ベノミル(benomyl)、ペフラゾエート(pefurazoate)、ペンコナゾール(penconazole)、ペンシクロン(pencycuron)、ベンゾビンジフルピル(benzovindiflupyr)、ベンチアゾール(benthiazole)、ベンチアバリカルブ・イソプロピル(benthiavalicarb-isopropyl)、ペンチオピラド(penthiopyrad)、ペンフルフェン(penflufen)、ボスカリド(boscalid)、ホセチル(fosetyl)(alminium, calcium, sodium)、ポリオキシン(polyoxin)、ポリカーバメート(polycarbamate)、ボルドー液(Bordeaux mixture)、マンコゼブ(mancozeb)、マンジプロパミド(mandipropamid)、マンデストロビン(mandestrobin)、マンネブ(maneb)、ミクロブタニル(myclobutanil)、ミネラルオイル(mineral oils)、ミルディオマイシン(mildiomycin)、メタスルホカルブ(methasulfocarb)、メタム(metam)、メタラキシル(metalaxyl)、メタラキシル・M(metalaxyl-M)、メチラム(metiram)、メトコナゾール(metconazole)、メトミノストロビン(metominostrobin)、メトラフェノン(metrafenone)、メパニピリム(mepanipyrim)、メフェントリフルコナゾール(mefentrifluconazole)、メプチルジノカップ(meptyldinocap)、メプロニル(mepronil)、ヨードカルブ(iodocarb)、ラミナリン(laminarin)、亜リン酸及び塩(phosphorous acid and salts)、塩基性塩化銅(copper oxychloride)、銀(silver)、酸化第一銅(cuprous oxide)、水酸化第二銅(copper hydroxide)、炭酸水素カリウム(potassium bicarbonate)、炭酸水素ナトリウム(sodium bicarbonate)、硫黄(sulfur)、硫酸オキシキノリン(oxyquinoline sulfate)、硫酸銅(copper sulfate)、(3,4-ジクロロイソチアゾール-5-イル)メチル 4-(tert-ブチル)安息香酸エステル(化学名、CAS登録番号:1231214-23-5)、BAF-045(コード番号)、BAG-010(コード番号)、UK-2A(コード番号)、ドデシルベンゼンスルホン酸ビスエチレンジアミン銅錯塩[II](DBEDC)、MIF-1002(コード番号)、NF-180(コード番号)、酢酸トリフェニルスズ(TPTA)、トリフェニルチンクロライド(TPTC)、水酸化トリフェニルスズ(TPTH)、非病原性エルビニア・カロトボーラ。
【0059】
本発明の除草剤組成物は使用に際し、直接施用してもよいし、使用目的に応じた濃度に希釈して、茎葉散布、土壌施用又は水面施用等により使用される。また、本発明の除草剤組成物は[成分A]及び[成分B]をあらかじめ混合して使用してもよいし、目的に応じて順次使用してもよい。また、除草剤組成物の製剤として使用してもよい。
【0060】
本発明の除草剤組成物の製剤中の有効成分量は、必要に応じて適宜選ばれるが、粉剤、微粒剤又は粒剤とする場合は0.01~90%(質量)、好ましくは0.05~50%(質量)の範囲から選択するのが好ましい。また、乳剤、液剤、フロアブル剤、水和剤及び顆粒水和剤とする場合は1~90%(質量)、好ましくは5~80%(質量)の範囲から選択するのが好ましい。
【0061】
本発明の除草剤組成物の施用量は、使用される有効成分の種類、対象雑草、発生傾向、環境条件ならびに使用する剤型等によって変わる。
【0062】
粉剤、微粒剤又は粒剤の場合には、有効成分として10アール当り0.1g~5kg、好ましくは0.5g~1kgの範囲から選択して使用する。
【0063】
乳剤、液剤、フロアブル剤、水和剤又は顆粒水和剤等で水に希釈して使用する場合には、使用時の有効成分濃度として一般的に10~100,000ppmの範囲から選択して使用する。
【0064】
このように調製された本発明の除草剤組成物は、有用植物、特にムギ類、又は、ムギ類を生育させようとする若しくは生育している場所や非農耕地に対して、同時に又は分割して作用させることにより、有用植物、特にムギ類に対して望ましくない植物の成長を制御することができる。
【0065】
また、本発明でいうムギ類とは、イソキサフルトール等のHPPD阻害剤、イマゼタピル、チフェンスルフロン・メチル等のALS阻害剤、グリホサート等のEPSP合成酵素阻害剤、グルホシネート等のグルタミン合成酵素阻害剤、セトキシジム等のアセチルCoAカルボキシラーゼ阻害剤、フルミオキサジン等のPPO阻害剤、ブロモキシニル、ジカンバ及び2,4-D等の除草剤に対する耐性を古典的な育種法、ならびに遺伝子組換え技術により付与された植物も含まれる。
【0066】
古典的な育種法により耐性を付与された「農園芸用植物」の例として、イマゼタピル等のイミダゾリノン系ALS阻害型除草剤に耐性のナタネ、コムギ、ヒマワリ、イネ、トウモロコシがありClearfield<登録商標>の商品名で既に販売されている。
【0067】
同様に、古典的な育種法によるチフェンスルフロン・メチル等のスルホニルウレア系ALS阻害型除草剤に耐性のダイズがあり、STSダイズの商品名で既に販売されている。同様に古典的な育種法によりトリオンオキシム系、アリールオキシフェノキシプロピオン酸系除草剤などのアセチルCoAカルボキシラーゼ阻害剤に耐性が付与された農園芸用植物の例としてSRコーン等がある。アセチルCoAカルボキシラーゼ阻害剤に耐性が付与された農園芸用植物はプロシーディングズ・オブ・ザ・ナショナル・アカデミー・オブ・サイエンシーズ・オブ・ジ・ユナイテッド・ステーツ・オブ・アメリカ(Proc.Natl.Acad.Sci.USA)87巻、7175~7179頁(1990年)等に記載されている。また、アセチルCoAカルボキシラーゼ阻害剤に耐性の変異アセチルCoAカルボキシラーゼがウィード・サイエンス(Weed Science)53巻、728~746頁(2005年)等に報告されており、こうした変異アセチルCoAカルボキシラーゼ遺伝子を遺伝子組換え技術により植物に導入するかもしくは抵抗性付与に関わる変異を作物アセチルCoAカルボキシラーゼに導入する事により、アセチルCoAカルボキシラーゼ阻害剤に耐性の植物を作出することができる。更に、キメラプラスティ技術(Gura T. 1999. Repairing the Genome’s Spelling Mistakes. Science 285: 316-318)に代表される塩基置換変異導入核酸を植物細胞内に導入して作物(アセチルCoAカルボキシラーゼ/除草剤標的)遺伝子に部位特異的アミノ酸置換変異を引き起こすことにより、アセチルCoAカルボキシラーゼ阻害剤/除草剤に耐性の植物を作出することができる。
【0068】
遺伝子組換え技術により耐性を付与された農園芸用植物の例として、グリホサート耐性のトウモロコシ、ダイズ、ワタ、ナタネ、テンサイ品種があり、ラウンドアップレディ(RoundupReady)<登録商標>、アグリシュアー・GT(AgrisureGT)<登録商標>等の商品名で既に販売されている。同様に遺伝子組換え技術によるグルホシネート耐性のトウモロコシ、ダイズ、ワタ、ナタネ品種があり、リバティーリンク(LibertyLink)<登録商標>等の商品名で既に販売されている。同様に遺伝子組換え技術によるブロモキシニル耐性のワタはBXNの商品名で既に販売されている。
【0069】
上記「農園芸用植物」には、遺伝子組換え技術を用いて、例えば、バチルス属で知られている選択的毒素等を合成する事が可能となった植物も含まれる。
【0070】
この様な遺伝子組換え植物で発現される殺虫性毒素としては、例えばバチルス・セレウス(Bacillus cereus)やバチルス・ポピリエ(Bacillus popilliae)由来の殺虫性タンパク;バチルス・チューリンゲンシス(Bacillus thuringiensis)由来のCry1Ab、Cry1Ac、Cry1F、Cry1Fa2、Cry2Ab、Cry3A、Cry3Bb1又はCry9C等のδ-エンドトキシン、VIP1、VIP2、VIP3又はVIP3A等の殺虫性タンパク;線虫由来の殺虫性タンパク;さそり毒素、クモ毒素、ハチ毒素又は昆虫特異的神経毒素等の動物によって産生される毒素;糸条菌類毒素;植物レクチン;アグルチニン;トリプシン阻害剤、セリンプロテアーゼ阻害剤、パタチン、シスタチン、パパイン阻害剤等のプロテアーゼ阻害剤;リシン、トウモロコシ-RIP、アブリン、サポリン、ブリオジン等のリボゾーム不活性化タンパク(RIP);3-ヒドロキシステロイドオキシダーゼ、エクジステロイド-UDP-グルコシルトランスフェラーゼ、コレステロールオキシダーゼ等のステロイド代謝酵素;エクダイソン阻害剤;HMG-CoAリダクターゼ;ナトリウムチャネル阻害剤、カルシウムチャネル阻害剤等のイオンチャネル阻害剤;幼若ホルモンエステラーゼ;利尿ホルモン受容体;スチルベンシンターゼ;ビベンジルシンターゼ;キチナーゼ;グルカナーゼ等が挙げられる。
【0071】
また、この様な遺伝子組換え植物で発現される毒素として、Cry1Ab、Cry1Ac、Cry1F、Cry1Fa2、Cry2Ab、Cry3A、Cry3Bb1又はCry9C等のδ-エンドトキシンタンパク、VIP1、VIP2、VIP3又はVIP3A等の殺虫性タンパクのハイブリッド毒素、一部を欠損した毒素、修飾された毒素も含まれる。ハイブリッド毒素は組換え技術を用いて、これらタンパクの異なるドメインの新しい組み合わせによって作り出される。一部を欠損した毒素としては、アミノ酸配列の一部を欠損したCry1Abが知られている。修飾された毒素としては、天然型毒素のアミノ酸の1つ又は複数が置換されている。
【0072】
これら毒素の例及びこれら毒素を合成する事ができる組換え植物は、例えばEP-A-0374753、WO93/07278、WO95/34656、EP-A-0427529、EP-A-451878、WO03/052073等の特許文献に記載されている。これらの組換え植物に含まれる毒素は、特に、鞘翅目害虫、双翅目害虫、鱗翅目害虫への耐性を植物へ付与する。
【0073】
また、1つもしくは複数の殺虫性の害虫抵抗性遺伝子を含み、1つ又は複数の毒素を発現する遺伝子組換え植物は既に知られており、いくつかのものは市販されている。これら遺伝子組換え植物の例として、イールドガード(YieldGard)<登録商標>(Cry1Ab毒素を発現するトウモロコシ品種)、イールドガードルートワーム(YieldGard Rootworm)<登録商標>(Cry3Bb1毒素を発現するトウモロコシ品種)、イールドガードプラス(YieldGard Plus)<登録商標>(Cry1AbとCry3Bb1毒素を発現するトウモロコシ品種)、ハーキュレックスI(Herculex I)<登録商標>(Cry1Fa2毒素とグルホシネートへの耐性を付与するためのホスフィノトリシン N-アセチルトランスフェラーゼ(PAT)を発現するトウモロコシ品種)、NuCOTN33B<登録商標>(Cry1Ac毒素を発現するワタ品種)、ボルガードI(Bollgard I)<登録商標>(Cry1Ac毒素を発現するワタ品種)、ボルガードII(Bollgard II)<登録商標>(Cry1AcとCry2Ab毒素を発現するワタ品種)、VIPCOT<登録商標>(VIP毒素を発現するワタ品種)、ニューリーフ(NewLeaf)<登録商標>(Cry3A毒素を発現するジャガイモ品種)、ネイチャーガード アグリシュアー GT アドバンテージ(NatureGard<登録商標>Agrisure<登録商標>GT Advantage)(GA21グリホサート耐性形質)、アグリシュアー CB アドバンテージ(Agrisure<登録商標> CB Advantage)(Bt11コーンボーラー(CB)形質)、プロテクタ(Protecta)<登録商標>等が挙げられる。
【0074】
上記有用植物には、遺伝子組換え技術を用いて、選択的な作用を有する抗病原性物質を産生する能力を付与されたものも含まれる。
【0075】
抗病原性物質としては、例えばPRタンパク(PRPs、EP-A-0392225に記載されている);ナトリウムチャネル阻害剤、カルシウムチャネル阻害剤(ウイルスが産生するKP1、KP4、KP6毒素等が知られている)等のイオンチャネル阻害剤;スチルベンシンターゼ;ビベンジルシンターゼ;キチナーゼ;グルカナーゼ;ペプチド抗生物質、ヘテロ環を有する抗生物質、植物病害抵抗性に関与するタンパク因子(植物病害抵抗性遺伝子と呼ばれ、WO03/000906に記載されている)等の微生物が産生する物質等が挙げられる。このような抗病原性物質とそれを産生する遺伝子組換え植物は、EP-A-0392225、WO95/33818、EP-A-0353191等に記載されている。
【0076】
上記有用植物には、遺伝子組換え技術を用いて、油糧成分改質やアミノ酸含量増強形質などの有用形質を付与した作物も含まれる。例として、VISTIVE<登録商標>(リノレン含量を低減させた低リノレン大豆)或いは、high-lysine(high oil) corn(リジン或いはオイル含有量を増量したコーン)等が挙げられる。
【0077】
更に、上記の古典的な除草剤形質或いは除草剤耐性遺伝子、殺虫性害虫抵抗性遺伝子、抗病原性物質産生遺伝子、油糧成分改質やアミノ酸含量増強形質などの有用形質について、これらを複数組み合わせたスタック品種も含まれる。
【0078】
上記のように、本発明の除草剤組成物は、種々の雑草に対して除草効力を有する。以下にその雑草を例示するが、これらの例に限定されるものではない。
アカバナ科雑草:オオマツヨイグサ(Oenothera erythrosepala)、コマツヨイグサ(Oenothera laciniata);
キンポウゲ科雑草:トゲミノキツネノボタン(Ranunculus muricatus)、イボミキンポウゲ(Ranunculus sardous);
タデ科雑草:ソバカズラ(Polygonum convolvulus)、サナエタデ(Polygonum lapathifolium)、アメリカサナエタデ(Polygonum pensylvanicum)、ハルタデ(Polygonum persicaria)、ナガバギシギシ(Rumex crispus)、エゾノギシギシ(Rumex obtusifolius)、イタドリ(Poligonum cuspidatum)、ペンシルバニアスマートウィード(Polygonum pensylvanicum)、イヌタデ(Persicaria longiseta)、オオイヌタデ(Persicaria lapathifolia)、タニソバ(Persicaria nepalensis)、ミチヤナギ(Polygonum aviculare);
スベリヒユ科雑草:スベリヒユ(Portulaca oleracea);
ナデシコ科雑草:コハコベ(Stellaria media)、オランダミミナグサ(Cerastium glomeratum)、ノミノフスマ(Stellaria alsine)、オオツメクサ(Spergula arvensis)、ウシハコベ(Stellaria aquatica);
アカザ科雑草:シロザ(Chenopodium album)、ホウキギ(Kochia scoparia)、アカザ(Chenopodium album)、コアカザ(Chenopodium ficifolium)、ホソバオカヒジキ(Salsola kali);
ヒユ科雑草:アオゲイトウ(Amaranthus retroflexus)、ホナガアオゲイトウ(Amaranthus hybridus)、オオホナガアオゲイトウ(Amaranthus palmeri)、ハリビユ(Amaranthus spinosus)、ホソバイヌビユ(Amaranthus rudis)、ヒメシロビユ(Amaranthus albus)、アオビユ(Amaranthus viridis)、イヌビユ(Amaranthus lividus)、ホソアオゲイトウ(Amaranthus patulus)、イヌヒメシロビユ(Amaranthus blitoides)、Smooth Pigweed(Amaranthus hybridus)、Tall Waterhemp(Amaranthus tuberculatus)、Powell Amaranth(Amaranthus powelii);
アブラナ科雑草:ワイルドラディッシュ(Raphanus raphanistrum)、ノハラガラシ(Sinapis arvensis)、ナズナ(Capsella bursa-pastoris)、マメグンバイナズナ(Lepidium virginicum)、グンバイナズナ(Thlaspi arvense)、クジラグサ(Descurarinia sophia)、イヌガラシ(Rorippa indica)、スカシタゴボウ(Rorippa islandica)、カキネガラシ(Sisymnrium officinale)、タネツケバナ(Cardamine flexuosa)、オランダガラシ(Nasturtium officinale)、イヌナズナ(Draba nemorosa);
マメ科雑草:アメリカツノクサネム(Sesbania exaltata)、エビスグサ(Cassia obtusifolia)、フロリダベガーウィード(Desmodium tortuosum)、シロツメクサ(Trifolium repens)、オオカラスノエンドウ(Vicia sativa)、コメツブウマゴヤシ(Medicago lupulina)、スズメノエンドウ(Vicia hirsuta);ヤハズソウ(Kummerowia striata)、ウマゴヤシ(Medicago polymorpha)、カラスノエンドウ(Vicia angustifolia)、クサネム(Aeschynomene indica);
アオイ科雑草:イチビ(Abutilon theophrasti)、アメリカキンゴジカ(Sida spinosa);
スミレ科雑草:フィールドパンジー(Viola arvensis)、ワイルドパンジー(Viola tricolor);
アカネ科雑草:ヤエムグラ(Galium spurium);シラホシムグラ(Galium aparine);
ヒルガオ科雑草:アメリカアサガオ(Ipomoea hederacea)、マルバアサガオ(Ipomoea purpurea)、マルバアメリカアサガオ(Ipomoea hederacea var integriuscula)、マメアサガオ(Ipomoea lacunosa)、セイヨウヒルガオ(Convolvulus arvensis)、ノアサガオ(Ipomoea indica)、マルバルコウ(Ipomoea coccinea)、ホシアサガオ(Ipomoea triloba);
シソ科雑草:ヒメオドリコソウ(Lamium purpureum)、ホトケノザ(Lamium amplexicaule)、ヤブチョロギ(Stachys arvensis);
ナス科雑草:シロバナチョウセンアサガオ(Datura stramonium)、イヌホオズキ(Solanum nigrum)、センナリホオズキ(Physalis angulata)、アメリカイヌホオズキ(Solanum americanum)、ワルナスビ(Solanum carolinense);
ゴマノハグサ科雑草:オオイヌノフグリ(Veronica persica)、タチイヌノフグリ(Veronica arvensis)、フラサバソウ(Veronica hederaefolia);
キク科雑草:オナモミ(Xanthium pensylvanicum)、ヒマワリ(Helianthus annuus)、カミツレ(Matricaria chamomilla)、イヌカミツレ(Matricaria perforata or inodora)、コーンマリーゴールド(Chrysanthemum segetum)、コシカギク(Matricaria matricarioides)、ブタクサ(Ambrosia artemisiifolia)、オオブタクサ(Ambrosia trifida)、ヒメムカシヨモギ(Erigeron canadensis)、ヨモギ(Artemisia princeps)、オショウヨモギ(Artemeisia vulgaris)、セイタカアワダチソウ(Solidago altissima)、セイヨウタンポポ(Taraxacum officinale)、カミツレモドキ(Anthemis cotula)、エゾノキツネアザミ(Cirsium arvense)、ノゲシ(Sonchus oleraceus)、キクイモ(Helianthus tuberosus)、セイヨウトゲアザミ(Cirsium arvense)、アメリカセンダングサ(Bidens frondosa)、コセンダングサ(Bidens pilosa)、ヤグルマギク(Centurea cyanus)、アメリカオニアザミ(Cirsium vulgare)、トゲチシャ(Lactuca scariola)、アラゲハンゴンソウ(Rudbeckia hirta)、オオハンゴンソウ(Rudbeckia laciniata)、ヤエザキオオハンゴンソウ(Rudbeckia laciniata var. hortensis Bailey)、ノボロギク(Senecio vulgais)、オオアザミ(Silybum marianum)、オニノゲシ(Sonchus asper)、タイワンハチジョウナ(Sonchus arvensis)、アメリカセンダングサ(Bidens ftondosa)、タカサブロウ(Eclipta ptostrata)、タウコギ(Bidense tipartita)、ナルトサワギク(Senecio madagascariensis)、オオキンケイギク(Coreopsis lanceolata)、オオハンゴウソウ(Rudbeckia laciniata);
ムラサキ科雑草:ワスレナグサ(Myosotis arvensis)、ノハラムラサキ(Myosotis arvensis)、イヌムラサキ(Lithospermum officinale);
ガガイモ科雑草:オオトウワタ(Asclepias syriaca);
トウダイグサ科雑草:トウダイグサ(Euphorbia helioscopia)、オオニシキソウ(Euphorbia maculata)、エノキグサ(Acalypha australis);
フウロソウ科雑草:アメリカフウロ(Geranium carolinianum)、オランダフウロ(Erodium cicutarium)、Dove’s Foot Crane’s-bill(Geranium molle)、Hedgerow Crabe’s-bill(Geranium pyrenaicum);
カタバミ科雑草:ムラサキカタバミ(Oxalis corymbosa);
ウリ科雑草:アレチウリ(Sicyos angulatus);
イネ科雑草:イヌビエ(Echinochloa crus-galli)、エノコログサ(Setaria viridis)、アキノエノコログサ(Setaria faberi)、メヒシバ(Digitaria sanguinalis)、オヒシバ(Eleusine indica)、スズメノカタビラ(Poa annua)、ブラックグラス(Alopecurus myosuroides)、カラスムギ(Avena fatua)、セイバンモロコシ(Sorghum halepense)、シバムギ(Agropyron repens)、ウマノチャヒキ(Bromus tectorum)、ギョウギシバ(Cynodone dactylon)、オオクサキビ(Panicum dichotomiflorum)、テキサスパニカム(Panicum texanum)、シャターケーン(Sorghum vulgare)、スズメノテッポウ(Alopecurus geniculatus)、ネズミムギ(Lolium multiflorum)、リジッドライグラス(Lolium rigidum)、キンエノコロ(Setaria glauca);カズノコグサ(Beckmannia syzigachne);
ツユクサ科雑草:ツユクサ(Commelina communis);
トクサ科雑草:スギナ(Equisetum arvense);
ケシ科雑草:ヒナゲシ(Papaver rhoeas);
ケマンソウ科雑草:カラクサケマン(Fumaria officinalis);
バラ科雑草:ハゴロモグサ(Alchemilla monticola);
サクラソウ科雑草:ルリハコベ(Anagallis arvensis);
オオバコ科雑草:オオバコ(Plantago major);
カヤツリグサ科雑草:コゴメガヤツリ(Cyperus iria)、ハマスゲ(Cyperus rotundus)、キハマスゲ(Cyperus esculentus)。
【0079】
一方、本発明の除草剤組成物は、コムギ(Triticum aestivum)、オオムギ(Hordeum vulgare)、ライムギ(Secale cereale)、エンバク(Avena sativa)等のムギ類に対して問題となるような薬害を示さない。
【0080】
また、本発明の除草剤組成物は、ムギ類の不耕起栽培において、問題となる種々の雑草を効果的に除草する事ができ、しかも、作物に対しては問題となるような薬害を示さない。
【実施例】
【0081】
以下、本発明を、実施例を用いてより詳細に説明するが、本発明はこれらの実施例に限定されるものではない。尚、以下の実施例における「部」は質量部を表す。
【0082】
〈実施例1〉 水和剤
上記式[I]で示されるオキソピラジン誘導体6部、ブロモキシニル23.5部、ポリオキシエチレンオクチルフェニルエーテル0.5部、β-ナフタレンスルホン酸ホルマリン縮合物ナトリウム塩0.5部、珪藻土20部及びクレー49.5部を混合粉砕し、水和剤を得た。
【0083】
〈実施例2〉 顆粒水和剤
上記式[I]で示されるオキソピラジン誘導体6部とブロモキシニル23.5部に、リグニンスルホン酸ナトリウム5部、ポリオキシエチレンアルキルアリールエーテル1部、ポリカルボン酸ナトリウム3部、ホワイトカーボン5部、α化デンプン1部、炭酸カルシウム55.5部及び水10部を加え混合練り押し造粒した。得られた粒状物を流動層乾燥機で乾燥し、顆粒水和剤を得た。
【0084】
〈実施例3〉 フロアブル剤
水53.4部に、上記式[I]で示されるオキソピラジン誘導体6部、ブロモキシニル23.5部、リグニンスルホン酸ナトリウム2部、ポリオキシエチレンアルキルアリールエーテル硫酸アンモニウム4部、ポリオキシエチレンアルキルアリールエーテル0.5部、キサンタンガム0.1部、ベントナイト0.5部及びエチレングリコール10部を加え高速撹拌機で混合し、湿式粉砕機で粉砕しフロアブル剤を得た。
【0085】
〈実施例4〉 フロアブル剤
水72.9部に、上記式[I]で示されるオキソピラジン誘導体10部、リグニンスルホン酸ナトリウム2部、ポリオキシエチレンアルキルアリールエーテル硫酸アンモニウム4部、ポリオキシエチレンアルキルアリールエーテル0.5部、キサンタンガム0.1部、ベントナイト0.5部及びエチレングリコール10部を加え高速撹拌機で混合し、湿式粉砕機で粉砕しフロアブル剤を得た。尚、本実施例4のフロアブル剤は、後述する各試験例において、[成分B]と混合又は併用しない場合は、比較例として用いた。
【0086】
〈実施例5〉 粒剤
上記式[I]で示されるオキソピラジン誘導体6部、ブロモキシニル23.5部、タルクとベントナイトを1:3の割合で混合した増量剤55.5部、ホワイトカーボン10部、界面活性剤ポリオキシエチレンソルビタンアルキレート、ポリオキシエチレンアルキルアリールポリマー及びアルキルアリールスルホネートの混合物5部に水10部を加え、よく練ってペースト状としたものを直径1mmのふるい穴から押し出して乾燥した後、0.5~1mmの長さに切断し、粒剤を得た。
【0087】
次に試験例を挙げて本発明の除草剤組成物が奏する効果を説明する。
なお、試験例の中で記載する化合物[1]は上記式[I]で表される化合物を示す。
【0088】
<試験例1>畑作における雑草発生後処理時の除草効果試験
縦、幅、深さがいずれも11cmのプラスチックポットに土壌を充填し、シラホシムグラ(Galium aparine)、コハコベ(Stellaria media)、ホトケノザ(Lamium amplexicaule)の各種子を土壌表層から1cmの深さに播種した。その後シラホシムグラを31(BBCHスケール)、コハコベを31(BBCHスケール)、ホトケノザを32(BBCHスケール)まで生育させ実施例3に準じて調製したフロアブル剤を水で希釈し、処理薬量として化合物[1](式[I]で表される化合物)が60g/ha、ブロモキシニルが235g/haとなるように散布処理を行った。その後は下方給水により育成し、処理後15日目に除草効果を目視で評価した。また、比較例として、実施例4に準じて[成分A]である化合物[1]を含有するフロアブル剤を作製し、化合物[1]が60g/haとなるように散布処理を行い、この試験例1と同様に除草効果の評価を行った。また、比較例として、実施例4に準じて同様の方法で[成分B]であるブロモキシニルを含有するフロアブル剤を作製し、ブロモキシニルが235g/haとなるように散布処理を行い、この試験例1と同様に除草効果の評価を行った。試験例2~112においても、比較例として、各試験例で用いた[成分A]および[成分B]をそれぞれ同様の方法でフロアブル剤に製剤化し、各試験例で用いた処理薬量となるように散布処理を行い、除草効果の評価を行った。
【0089】
試験例1では、シラホシムグラ、コハコベおよびホトケノザのいずれの草種に対しても比較例と比べて明らかに高い除草効果を示した。
【0090】
<試験例2>畑作における雑草発生後処理時の除草効果試験
試験例1に準じてプラスチックポットにシラホシムグラ、コハコベおよびホトケノザを生育させた。実施例3に準じて調製したフロアブル剤とグリホサートアンモニウム塩を水で希釈し、処理薬量として化合物[1]が60g/ha、グリホサートアンモニウム塩が1000g/haとなるように散布処理を行った。その後は下方給水により育成し、処理後15日目に除草効果を目視で評価した。
【0091】
試験例2では、シラホシムグラ、コハコベおよびホトケノザのいずれの草種に対しても比較例と比べて明らかに高い除草効果を示した。
【0092】
<試験例3>畑作における雑草発生後処理時の除草効果試験
試験例1に準じてプラスチックポットにシラホシムグラ、コハコベおよびホトケノザを生育させた。実施例3に準じて調製したフロアブル剤とベンフルラリンを水で希釈し、処理薬量として化合物[1]が60g/ha、ベンフルラリンが1360g/haとなるように散布処理を行った。その後は下方給水により育成し、処理後15日目に除草効果を目視で評価した。
【0093】
試験例3では、シラホシムグラ、コハコベおよびホトケノザのいずれの草種に対しても比較例と比べて明らかに高い除草効果を示した。
【0094】
<試験例4>畑作における雑草発生後処理時の除草効果試験
試験例1に準じてプラスチックポットにシラホシムグラ、コハコベおよびホトケノザを生育させた。実施例3に準じて調製したフロアブル剤とカルフェントラゾン・エチルを水で希釈し、処理薬量として化合物[1]が40g/ha、カルフェントラゾン・エチルが16g/haとなるように散布処理を行った。その後は下方給水により育成し、処理後15日目に除草効果を目視で評価した。
【0095】
試験例4では、シラホシムグラ、コハコベおよびホトケノザのいずれの草種に対しても比較例と比べて明らかに高い除草効果を示した。
【0096】
<試験例5>畑作における雑草発生後処理時の除草効果試験
試験例1に準じてプラスチックポットにシラホシムグラ、コハコベおよびホトケノザを生育させた。実施例3に準じて調製したフロアブル剤とカルフェントラゾン・エチルを水で希釈し、処理薬量として化合物[1]が60g/ha、カルフェントラゾン・エチルが16g/haとなるように散布処理を行った。その後は下方給水により育成し、処理後15日目に除草効果を目視で評価した。
【0097】
試験例5では、シラホシムグラ、コハコベおよびホトケノザのいずれの草種に対しても比較例と比べて明らかに高い除草効果を示した。
【0098】
<試験例6>畑作における雑草発生後処理時の除草効果試験
試験例1に準じてプラスチックポットにシラホシムグラ、コハコベおよびホトケノザを生育させた。実施例3に準じて調製したフロアブル剤とカルフェントラゾン・エチルを水で希釈し、処理薬量として化合物[1]が80g/ha、カルフェントラゾン・エチルが16g/haとなるように散布処理を行った。その後は下方給水により育成し、処理後15日目に除草効果を目視で評価した。
【0099】
試験例6では、シラホシムグラ、コハコベおよびホトケノザのいずれの草種に対しても比較例と比べて明らかに高い除草効果を示した。
【0100】
<試験例7>畑作における雑草発生後処理時の除草効果試験
試験例1に準じてプラスチックポットにシラホシムグラ、コハコベおよびホトケノザを生育させた。実施例3に準じて調製したフロアブル剤とクロルプロファムを水で希釈し、処理薬量として化合物[1]が60g/ha、クロルプロファムが100g/haとなるように散布処理を行った。その後は下方給水により育成し、処理後15日目に除草効果を目視で評価した。
【0101】
試験例7では、シラホシムグラ、コハコベおよびホトケノザのいずれの草種に対しても比較例と比べて明らかに高い除草効果を示した。
【0102】
<試験例8>畑作における雑草発生後処理時の除草効果試験
試験例1に準じてプラスチックポットにシラホシムグラ、コハコベおよびホトケノザを生育させた。実施例3に準じて調製したフロアブル剤とクロロトルロンを水で希釈し、処理薬量として化合物[1]が60g/ha、クロロトルロンが2400g/haとなるように散布処理を行った。その後は下方給水により育成し、処理後15日目に除草効果を目視で評価した。
【0103】
試験例8では、シラホシムグラ、コハコベおよびホトケノザのいずれの草種に対しても比較例と比べて明らかに高い除草効果を示した。
【0104】
<試験例9>畑作における雑草発生後処理時の除草効果試験
試験例1に準じてプラスチックポットにシラホシムグラ、コハコベおよびホトケノザを生育させた。実施例3に準じて調製したフロアブル剤とクレトジムを水で希釈し、処理薬量として化合物[1]が60g/ha、クレトジムが120g/haとなるように散布処理を行った。その後は下方給水により育成し、処理後15日目に除草効果を目視で評価した。
【0105】
試験例9では、シラホシムグラ、コハコベおよびホトケノザのいずれの草種に対しても比較例と比べて明らかに高い除草効果を示した。
【0106】
<試験例10>畑作における雑草発生後処理時の除草効果試験
試験例1に準じてプラスチックポットにシラホシムグラ、コハコベおよびホトケノザを生育させた。実施例3に準じて調製したフロアブル剤とクロピラリドを水で希釈し、処理薬量として化合物[1]が60g/ha、クロピラリドが100g/haとなるように散布処理を行った。その後は下方給水により育成し、処理後15日目に除草効果を目視で評価した。
【0107】
試験例10では、シラホシムグラ、コハコベおよびホトケノザのいずれの草種に対しても比較例と比べて明らかに高い除草効果を示した。
【0108】
<試験例11>畑作における雑草発生後処理時の除草効果試験
試験例1に準じてプラスチックポットにシラホシムグラ、コハコベおよびホトケノザを生育させた。実施例3に準じて調製したフロアブル剤とジカンバを水で希釈し、処理薬量として化合物[1]が40g/ha、ジカンバが120g/haとなるように散布処理を行った。その後は下方給水により育成し、処理後15日目に除草効果を目視で評価した。
【0109】
試験例11では、シラホシムグラ、コハコベおよびホトケノザのいずれの草種に対しても比較例と比べて明らかに高い除草効果を示した。
【0110】
<試験例12>畑作における雑草発生後処理時の除草効果試験
試験例1に準じてプラスチックポットにシラホシムグラ、コハコベおよびホトケノザを生育させた。実施例3に準じて調製したフロアブル剤とジカンバを水で希釈し、処理薬量として化合物[1]が60g/ha、ジカンバが120g/haとなるように散布処理を行った。その後は下方給水により育成し、処理後15日目に除草効果を目視で評価した。
【0111】
試験例12では、シラホシムグラ、コハコベおよびホトケノザのいずれの草種に対しても比較例と比べて明らかに高い除草効果を示した。
【0112】
<試験例13>畑作における雑草発生後処理時の除草効果試験
試験例1に準じてプラスチックポットにシラホシムグラ、コハコベおよびホトケノザを生育させた。実施例3に準じて調製したフロアブル剤とジカンバを水で希釈し、処理薬量として化合物[1]が80g/ha、ジカンバが120g/haとなるように散布処理を行った。その後は下方給水により育成し、処理後15日目に除草効果を目視で評価した。
【0113】
試験例13では、シラホシムグラ、コハコベおよびホトケノザのいずれの草種に対しても比較例と比べて明らかに高い除草効果を示した。
【0114】
<試験例14>畑作における雑草発生後処理時の除草効果試験
試験例1に準じてプラスチックポットにシラホシムグラ、コハコベおよびホトケノザを生育させた。実施例3に準じて調製したフロアブル剤とジフルフェニカンを水で希釈し、処理薬量として化合物[1]が60g/ha、ジフルフェニカンが100g/haとなるように散布処理を行った。その後は下方給水により育成し、処理後15日目に除草効果を目視で評価した。
【0115】
試験例14では、シラホシムグラ、コハコベおよびホトケノザのいずれの草種に対しても比較例と比べて明らかに高い除草効果を示した。
【0116】
<試験例15>畑作における雑草発生後処理時の除草効果試験
試験例1に準じてプラスチックポットにシラホシムグラ、コハコベおよびホトケノザを生育させた。実施例3に準じて調製したフロアブル剤とフロラスラムを水で希釈し、処理薬量として化合物[1]が40g/ha、フロラスラムが3g/haとなるように散布処理を行った。その後は下方給水により育成し、処理後15日目に除草効果を目視で評価した。
【0117】
試験例15では、シラホシムグラ、コハコベおよびホトケノザのいずれの草種に対しても比較例と比べて明らかに高い除草効果を示した。
【0118】
<試験例16>畑作における雑草発生後処理時の除草効果試験
試験例1に準じてプラスチックポットにシラホシムグラ、コハコベおよびホトケノザを生育させた。実施例3に準じて調製したフロアブル剤とフロラスラムを水で希釈し、処理薬量として化合物[1]が60g/ha、フロラスラムが3g/haとなるように散布処理を行った。その後は下方給水により育成し、処理後15日目に除草効果を目視で評価した。
【0119】
試験例16では、シラホシムグラ、コハコベおよびホトケノザのいずれの草種に対しても比較例と比べて明らかに高い除草効果を示した。
【0120】
<試験例17>畑作における雑草発生後処理時の除草効果試験
試験例1に準じてプラスチックポットにシラホシムグラ、コハコベおよびホトケノザを生育させた。実施例3に準じて調製したフロアブル剤とフロラスラムを水で希釈し、処理薬量として化合物[1]が80g/ha、フロラスラムが3g/haとなるように散布処理を行った。その後は下方給水により育成し、処理後15日目に除草効果を目視で評価した。
【0121】
試験例17では、シラホシムグラ、コハコベおよびホトケノザのいずれの草種に対しても比較例と比べて明らかに高い除草効果を示した。
【0122】
<試験例18>畑作における雑草発生後処理時の除草効果試験
試験例1に準じてプラスチックポットにシラホシムグラ、コハコベおよびホトケノザを生育させた。実施例3に準じて調製したフロアブル剤とフルフェナセットを水で希釈し、処理薬量として化合物[1]が60g/ha、フルフェナセットが300g/haとなるように散布処理を行った。その後は下方給水により育成し、処理後15日目に除草効果を目視で評価した。
【0123】
試験例18では、シラホシムグラ、コハコベおよびホトケノザのいずれの草種に対しても比較例と比べて明らかに高い除草効果を示した。
【0124】
<試験例19>畑作における雑草発生後処理時の除草効果試験
試験例1に準じてプラスチックポットにシラホシムグラ、コハコベおよびホトケノザを生育させた。実施例3に準じて調製したフロアブル剤とフルミオキサジンを水で希釈し、処理薬量として化合物[1]が60g/ha、フルミオキサジンが50g/haとなるように散布処理を行った。その後は下方給水により育成し、処理後15日目に除草効果を目視で評価した。
【0125】
試験例19では、シラホシムグラ、コハコベおよびホトケノザのいずれの草種に対しても比較例と比べて明らかに高い除草効果を示した。
【0126】
<試験例20>畑作における雑草発生後処理時の除草効果試験
試験例1に準じてプラスチックポットにシラホシムグラ、コハコベおよびホトケノザを生育させた。実施例3に準じて調製したフロアブル剤とフルロキシピル・メプチルを水で希釈し、処理薬量として化合物[1]が36g/ha、フルロキシピル・メプチルが100g/haとなるように散布処理を行った。その後は下方給水により育成し、処理後15日目に除草効果を目視で評価した。
【0127】
試験例20では、シラホシムグラ、コハコベおよびホトケノザのいずれの草種に対しても比較例と比べて明らかに高い除草効果を示した。
【0128】
<試験例21>畑作における雑草発生後処理時の除草効果試験
試験例1に準じてプラスチックポットにシラホシムグラ、コハコベおよびホトケノザを生育させた。実施例3に準じて調製したフロアブル剤とフルロキシピル・メプチルを水で希釈し、処理薬量として化合物[1]が60g/ha、フルロキシピル・メプチルが100g/haとなるように散布処理を行った。その後は下方給水により育成し、処理後15日目に除草効果を目視で評価した。
【0129】
試験例21では、シラホシムグラ、コハコベおよびホトケノザのいずれの草種に対しても比較例と比べて明らかに高い除草効果を示した。
<試験例22>畑作における雑草発生後処理時の除草効果試験
試験例1に準じてプラスチックポットにシラホシムグラ、コハコベおよびホトケノザを生育させた。実施例3に準じて調製したフロアブル剤とフルロキシピル・メプチルを水で希釈し、処理薬量として化合物[1]が80g/ha、フルロキシピル・メプチルが100g/haとなるように散布処理を行った。その後は下方給水により育成し、処理後15日目に除草効果を目視で評価した。
【0130】
試験例22では、シラホシムグラ、コハコベおよびホトケノザのいずれの草種に対しても比較例と比べて明らかに高い除草効果を示した。
【0131】
<試験例23>畑作における雑草発生後処理時の除草効果試験
試験例1に準じてプラスチックポットにシラホシムグラ、コハコベおよびホトケノザを生育させた。実施例3に準じて調製したフロアブル剤とフルピルスルフロン・メチルを水で希釈し、処理薬量として化合物[1]が60g/ha、フルピルスルフロン・メチルが10g/haとなるように散布処理を行った。その後は下方給水により育成し、処理後15日目に除草効果を目視で評価した。
【0132】
試験例23では、シラホシムグラ、コハコベおよびホトケノザのいずれの草種に対しても比較例と比べて明らかに高い除草効果を示した。
【0133】
<試験例24>畑作における雑草発生後処理時の除草効果試験
試験例1に準じてプラスチックポットにシラホシムグラ、コハコベおよびホトケノザを生育させた。実施例3に準じて調製したフロアブル剤とイソデシルアルコールエトキシレートを水で希釈し、処理薬量として化合物[1]が60g/ha、イソデシルアルコールエトキシレートが90g/haとなるように散布処理を行った。その後は下方給水により育成し、処理後15日目に除草効果を目視で評価した。
【0134】
試験例24では、シラホシムグラ、コハコベおよびホトケノザのいずれの草種に対しても比較例と比べて明らかに高い除草効果を示した。
【0135】
<試験例25>畑作における雑草発生後処理時の除草効果試験
試験例1に準じてプラスチックポットにシラホシムグラ、コハコベおよびホトケノザを生育させた。実施例3に準じて調製したフロアブル剤とイマゾスルフロンを水で希釈し、処理薬量として化合物[1]が60g/ha、イマゾスルフロンが50g/haとなるように散布処理を行った。その後は下方給水により育成し、処理後15日目に除草効果を目視で評価した。
【0136】
試験例25では、シラホシムグラ、コハコベおよびホトケノザのいずれの草種に対しても比較例と比べて明らかに高い除草効果を示した。
【0137】
<試験例26>畑作における雑草発生後処理時の除草効果試験
試験例1に準じてプラスチックポットにシラホシムグラ、コハコベおよびホトケノザを生育させた。実施例3に準じて調製したフロアブル剤とイソプロツロンを水で希釈し、処理薬量として化合物[1]が60g/ha、イソプロツロンが7.5g/haとなるように散布処理を行った。その後は下方給水により育成し、処理後15日目に除草効果を目視で評価した。
【0138】
試験例26では、シラホシムグラ、コハコベおよびホトケノザのいずれの草種に対しても比較例と比べて明らかに高い除草効果を示した。
【0139】
<試験例27>畑作における雑草発生後処理時の除草効果試験
試験例1に準じてプラスチックポットにシラホシムグラ、コハコベおよびホトケノザを生育させた。実施例3に準じて調製したフロアブル剤とイソキサベンを水で希釈し、処理薬量として化合物[1]が60g/ha、イソキサベンが125g/haとなるように散布処理を行った。その後は下方給水により育成し、処理後15日目に除草効果を目視で評価した。
【0140】
試験例27では、シラホシムグラ、コハコベおよびホトケノザのいずれの草種に対しても比較例と比べて明らかに高い除草効果を示した。
【0141】
<試験例28>畑作における雑草発生後処理時の除草効果試験
試験例1に準じてプラスチックポットにシラホシムグラ、コハコベおよびホトケノザを生育させた。実施例3に準じて調製したフロアブル剤とイソキサフルトールを水で希釈し、処理薬量として化合物[1]が60g/ha、イソキサフルトールが100g/haとなるように散布処理を行った。その後は下方給水により育成し、処理後15日目に除草効果を目視で評価した。
【0142】
試験例28では、シラホシムグラ、コハコベおよびホトケノザのいずれの草種に対しても比較例と比べて明らかに高い除草効果を示した。
【0143】
<試験例29>畑作における雑草発生後処理時の除草効果試験
試験例1に準じてプラスチックポットにシラホシムグラ、コハコベおよびホトケノザを生育させた。実施例3に準じて調製したフロアブル剤とヨードスルフロンを水で希釈し、処理薬量として化合物[1]が60g/ha、ヨードスルフロンが15g/haとなるように散布処理を行った。その後は下方給水により育成し、処理後15日目に除草効果を目視で評価した。
【0144】
試験例29では、シラホシムグラ、コハコベおよびホトケノザのいずれの草種に対しても比較例と比べて明らかに高い除草効果を示した。
【0145】
<試験例30>畑作における雑草発生後処理時の除草効果試験
試験例1に準じてプラスチックポットにシラホシムグラ、コハコベおよびホトケノザを生育させた。実施例3に準じて調製したフロアブル剤とラウンドアップカリウム塩(商品名:成分グリホサート・カリウム塩)を水で希釈し、処理薬量として化合物[1]が60g/ha、ラウンドアップカリウム塩が1000g/haとなるように散布処理を行った。その後は下方給水により育成し、処理後15日目に除草効果を目視で評価した。
【0146】
試験例30では、シラホシムグラ、コハコベおよびホトケノザのいずれの草種に対しても比較例と比べて明らかに高い除草効果を示した。
【0147】
<試験例31>畑作における雑草発生後処理時の除草効果試験
試験例1に準じてプラスチックポットにシラホシムグラ、コハコベおよびホトケノザを生育させた。実施例3に準じて調製したフロアブル剤とマレイン酸ヒドラジドを水で希釈し、処理薬量として化合物[1]が60g/ha、マレイン酸ヒドラジドが5000g/haとなるように散布処理を行った。その後は下方給水により育成し、処理後15日目に除草効果を目視で評価した。
【0148】
試験例31では、シラホシムグラ、コハコベおよびホトケノザのいずれの草種に対しても比較例と比べて明らかに高い除草効果を示した。
【0149】
<試験例32>畑作における雑草発生後処理時の除草効果試験
試験例1に準じてプラスチックポットにシラホシムグラ、コハコベおよびホトケノザを生育させた。実施例3に準じて調製したフロアブル剤とMCPAを水で希釈し、処理薬量として化合物[1]が60g/ha、MCPAが500g/haとなるように散布処理を行った。その後は下方給水により育成し、処理後15日目に除草効果を目視で評価した。
【0150】
試験例32では、シラホシムグラ、コハコベおよびホトケノザのいずれの草種に対しても比較例と比べて明らかに高い除草効果を示した。
【0151】
<試験例33>畑作における雑草発生後処理時の除草効果試験
試験例1に準じてプラスチックポットにシラホシムグラ、コハコベおよびホトケノザを生育させた。実施例3に準じて調製したフロアブル剤とメコプロップ・P・カリウム塩を水で希釈し、処理薬量として化合物[1]が40g/ha、メコプロップ・P・カリウム塩が600g/haとなるように散布処理を行った。その後は下方給水により育成し、処理後15日目に除草効果を目視で評価した。
【0152】
試験例33では、シラホシムグラ、コハコベおよびホトケノザのいずれの草種に対しても比較例と比べて明らかに高い除草効果を示した。
【0153】
<試験例34>畑作における雑草発生後処理時の除草効果試験
試験例1に準じてプラスチックポットにシラホシムグラ、コハコベおよびホトケノザを生育させた。実施例3に準じて調製したフロアブル剤とメコプロップ・P・カリウム塩を水で希釈し、処理薬量として化合物[1]が60g/ha、メコプロップ・P・カリウム塩が600g/haとなるように散布処理を行った。その後は下方給水により育成し、処理後15日目に除草効果を目視で評価した。
【0154】
試験例34では、シラホシムグラ、コハコベおよびホトケノザのいずれの草種に対しても比較例と比べて明らかに高い除草効果を示した。
【0155】
<試験例35>畑作における雑草発生後処理時の除草効果試験
試験例1に準じてプラスチックポットにシラホシムグラ、コハコベおよびホトケノザを生育させた。実施例3に準じて調製したフロアブル剤とメコプロップ・P・カリウム塩を水で希釈し、処理薬量として化合物[1]が80g/ha、メコプロップ・P・カリウム塩が600g/haとなるように散布処理を行った。その後は下方給水により育成し、処理後15日目に除草効果を目視で評価した。
【0156】
試験例35では、シラホシムグラ、コハコベおよびホトケノザのいずれの草種に対しても比較例と比べて明らかに高い除草効果を示した。
【0157】
<試験例36>畑作における雑草発生後処理時の除草効果試験
試験例1に準じてプラスチックポットにシラホシムグラ、コハコベおよびホトケノザを生育させた。実施例3に準じて調製したフロアブル剤とメソスルフロン・メチルを水で希釈し、処理薬量として化合物[1]が60g/ha、メソスルフロン・メチルが10g/haとなるように散布処理を行った。その後は下方給水により育成し、処理後15日目に除草効果を目視で評価した。
【0158】
試験例36では、シラホシムグラ、コハコベおよびホトケノザのいずれの草種に対しても比較例と比べて明らかに高い除草効果を示した。
【0159】
<試験例37>畑作における雑草発生後処理時の除草効果試験
試験例1に準じてプラスチックポットにシラホシムグラ、コハコベおよびホトケノザを生育させた。実施例3に準じて調製したフロアブル剤とメトスルフロン・メチルを水で希釈し、処理薬量として化合物[1]が40g/ha、メトスルフロン・メチルが5g/haとなるように散布処理を行った。その後は下方給水により育成し、処理後15日目に除草効果を目視で評価した。
【0160】
試験例37では、シラホシムグラ、コハコベおよびホトケノザのいずれの草種に対しても比較例と比べて明らかに高い除草効果を示した。
【0161】
<試験例38>畑作における雑草発生後処理時の除草効果試験
試験例1に準じてプラスチックポットにシラホシムグラ、コハコベおよびホトケノザを生育させた。実施例3に準じて調製したフロアブル剤とメトスルフロン・メチルを水で希釈し、処理薬量として化合物[1]が60g/ha、メトスルフロン・メチルが5g/haとなるように散布処理を行った。その後は下方給水により育成し、処理後15日目に除草効果を目視で評価した。
【0162】
試験例38では、シラホシムグラ、コハコベおよびホトケノザのいずれの草種に対しても比較例と比べて明らかに高い除草効果を示した。
【0163】
<試験例39>畑作における雑草発生後処理時の除草効果試験
試験例1に準じてプラスチックポットにシラホシムグラ、コハコベおよびホトケノザを生育させた。実施例3に準じて調製したフロアブル剤とメトスルフロン・メチルを水で希釈し、処理薬量として化合物[1]が80g/ha、メトスルフロン・メチルが5g/haとなるように散布処理を行った。その後は下方給水により育成し、処理後15日目に除草効果を目視で評価した。
【0164】
試験例39では、シラホシムグラ、コハコベおよびホトケノザのいずれの草種に対しても比較例と比べて明らかに高い除草効果を示した。
【0165】
<試験例40>畑作における雑草発生後処理時の除草効果試験
試験例1に準じてプラスチックポットにシラホシムグラ、コハコベおよびホトケノザを生育させた。実施例3に準じて調製したフロアブル剤とメトスルフロン・メチルを水で希釈し、処理薬量として化合物[1]が40g/ha、メトスルフロン・メチルが15g/haとなるように散布処理を行った。その後は下方給水により育成し、処理後15日目に除草効果を目視で評価した。
【0166】
試験例40では、シラホシムグラ、コハコベおよびホトケノザのいずれの草種に対しても比較例と比べて明らかに高い除草効果を示した。
【0167】
<試験例41>畑作における雑草発生後処理時の除草効果試験
試験例1に準じてプラスチックポットにシラホシムグラ、コハコベおよびホトケノザを生育させた。実施例3に準じて調製したフロアブル剤とメトスルフロン・メチルを水で希釈し、処理薬量として化合物[1]が60g/ha、メトスルフロン・メチルが15g/haとなるように散布処理を行った。その後は下方給水により育成し、処理後15日目に除草効果を目視で評価した。
【0168】
試験例41では、シラホシムグラ、コハコベおよびホトケノザのいずれの草種に対しても比較例と比べて明らかに高い除草効果を示した。
【0169】
<試験例42>畑作における雑草発生後処理時の除草効果試験
試験例1に準じてプラスチックポットにシラホシムグラ、コハコベおよびホトケノザを生育させた。実施例3に準じて調製したフロアブル剤とメトスルフロン・メチルを水で希釈し、処理薬量として化合物[1]が80g/ha、メトスルフロン・メチルが15g/haとなるように散布処理を行った。その後は下方給水により育成し、処理後15日目に除草効果を目視で評価した。
【0170】
試験例42では、シラホシムグラ、コハコベおよびホトケノザのいずれの草種に対しても比較例と比べて明らかに高い除草効果を示した。
【0171】
<試験例43>畑作における雑草発生後処理時の除草効果試験
試験例1に準じてプラスチックポットにシラホシムグラ、コハコベおよびホトケノザを生育させた。実施例3に準じて調製したフロアブル剤とメトスルフロン・メチルを水で希釈し、処理薬量として化合物[1]が40g/ha、メトスルフロン・メチルが25g/haとなるように散布処理を行った。その後は下方給水により育成し、処理後15日目に除草効果を目視で評価した。
【0172】
試験例43では、シラホシムグラ、コハコベおよびホトケノザのいずれの草種に対しても比較例と比べて明らかに高い除草効果を示した。
【0173】
<試験例44>畑作における雑草発生後処理時の除草効果試験
試験例1に準じてプラスチックポットにシラホシムグラ、コハコベおよびホトケノザを生育させた。実施例3に準じて調製したフロアブル剤とメトスルフロン・メチルを水で希釈し、処理薬量として化合物[1]が60g/ha、メトスルフロン・メチルが25g/haとなるように散布処理を行った。その後は下方給水により育成し、処理後15日目に除草効果を目視で評価した。
【0174】
試験例44では、シラホシムグラ、コハコベおよびホトケノザのいずれの草種に対しても比較例と比べて明らかに高い除草効果を示した。
【0175】
<試験例45>畑作における雑草発生後処理時の除草効果試験
試験例1に準じてプラスチックポットにシラホシムグラ、コハコベおよびホトケノザを生育させた。実施例3に準じて調製したフロアブル剤とメトスルフロン・メチルを水で希釈し、処理薬量として化合物[1]が80g/ha、メトスルフロン・メチルが25g/haとなるように散布処理を行った。その後は下方給水により育成し、処理後15日目に除草効果を目視で評価した。
【0176】
試験例45では、シラホシムグラ、コハコベおよびホトケノザのいずれの草種に対しても比較例と比べて明らかに高い除草効果を示した。
【0177】
<試験例46>畑作における雑草発生後処理時の除草効果試験
試験例1に準じてプラスチックポットにシラホシムグラ、コハコベおよびホトケノザを生育させた。実施例3に準じて調製したフロアブル剤とニコスルフロンを水で希釈し、処理薬量として化合物[1]が60g/ha、ニコスルフロンが40g/haとなるように散布処理を行った。その後は下方給水により育成し、処理後15日目に除草効果を目視で評価した。
【0178】
試験例46では、シラホシムグラ、コハコベおよびホトケノザのいずれの草種に対しても比較例と比べて明らかに高い除草効果を示した。
【0179】
<試験例47>畑作における雑草発生後処理時の除草効果試験
試験例1に準じてプラスチックポットにシラホシムグラ、コハコベおよびホトケノザを生育させた。実施例3に準じて調製したフロアブル剤とペラルゴン酸を水で希釈し、処理薬量として化合物[1]が60g/ha、ペラルゴン酸が10.6g/haとなるように散布処理を行った。その後は下方給水により育成し、処理後15日目に除草効果を目視で評価した。
【0180】
試験例47では、シラホシムグラ、コハコベおよびホトケノザのいずれの草種に対しても比較例と比べて明らかに高い除草効果を示した。
【0181】
<試験例48>畑作における雑草発生後処理時の除草効果試験
試験例1に準じてプラスチックポットにシラホシムグラ、コハコベおよびホトケノザを生育させた。実施例3に準じて調製したフロアブル剤とペンジメタリンを水で希釈し、処理薬量として化合物[1]が60g/ha、ペンジメタリンが600g/haとなるように散布処理を行った。その後は下方給水により育成し、処理後15日目に除草効果を目視で評価した。
【0182】
試験例48では、シラホシムグラ、コハコベおよびホトケノザのいずれの草種に対しても比較例と比べて明らかに高い除草効果を示した。
【0183】
<試験例49>畑作における雑草発生後処理時の除草効果試験
試験例1に準じてプラスチックポットにシラホシムグラ、コハコベおよびホトケノザを生育させた。実施例3に準じて調製したフロアブル剤とピノキサデンを水で希釈し、処理薬量として化合物[1]が60g/ha、ピノキサデンが60g/haとなるように散布処理を行った。その後は下方給水により育成し、処理後15日目に除草効果を目視で評価した。
【0184】
試験例49では、シラホシムグラ、コハコベおよびホトケノザのいずれの草種に対しても比較例と比べて明らかに高い除草効果を示した。
【0185】
<試験例50>畑作における雑草発生後処理時の除草効果試験
試験例1に準じてプラスチックポットにシラホシムグラ、コハコベおよびホトケノザを生育させた。実施例3に準じて調製したフロアブル剤とプロピザミドを水で希釈し、処理薬量として化合物[1]が60g/ha、プロピザミドが1500g/haとなるように散布処理を行った。その後は下方給水により育成し、処理後15日目に除草効果を目視で評価した。
【0186】
試験例50では、シラホシムグラ、コハコベおよびホトケノザのいずれの草種に対しても比較例と比べて明らかに高い除草効果を示した。
【0187】
<試験例51>畑作における雑草発生後処理時の除草効果試験
試験例1に準じてプラスチックポットにシラホシムグラ、コハコベおよびホトケノザを生育させた。実施例3に準じて調製したフロアブル剤とプロスルホカルブを水で希釈し、処理薬量として化合物[1]が60g/ha、プロスルホカルブが2400g/haとなるように散布処理を行った。その後は下方給水により育成し、処理後15日目に除草効果を目視で評価した。
【0188】
試験例51では、シラホシムグラ、コハコベおよびホトケノザのいずれの草種に対しても比較例と比べて明らかに高い除草効果を示した。
【0189】
<試験例52>畑作における雑草発生後処理時の除草効果試験
試験例1に準じてプラスチックポットにシラホシムグラ、コハコベおよびホトケノザを生育させた。実施例3に準じて調製したフロアブル剤とピラフルフェン・エチルを水で希釈し、処理薬量として化合物[1]が60g/ha、ピラフルフェン・エチルが10.8g/haとなるように散布処理を行った。その後は下方給水により育成し、処理後15日目に除草効果を目視で評価した。
【0190】
試験例52では、シラホシムグラ、コハコベおよびホトケノザのいずれの草種に対しても比較例と比べて明らかに高い除草効果を示した。
【0191】
<試験例53>畑作における雑草発生後処理時の除草効果試験
試験例1に準じてプラスチックポットにシラホシムグラ、コハコベおよびホトケノザを生育させた。実施例3に準じて調製したフロアブル剤とピロクススラムを水で希釈し、処理薬量として化合物[1]が60g/ha、ピロクススラムが18.8g/haとなるように散布処理を行った。その後は下方給水により育成し、処理後15日目に除草効果を目視で評価した。
【0192】
試験例53は、シラホシムグラ、コハコベおよびホトケノザのいずれの草種に対しても比較例と比べて明らかに高い除草効果を示した。
【0193】
<試験例54>畑作における雑草発生後処理時の除草効果試験
試験例1に準じてプラスチックポットにシラホシムグラ、コハコベおよびホトケノザを生育させた。実施例3に準じて調製したフロアブル剤とキノクラミンを水で希釈し、処理薬量として化合物[1]が60g/ha、キノクラミンが3750g/haとなるように散布処理を行った。その後は下方給水により育成し、処理後15日目に除草効果を目視で評価した。
【0194】
試験例54は、シラホシムグラ、コハコベおよびホトケノザのいずれの草種に対しても比較例と比べて明らかに高い除草効果を示した。
【0195】
<試験例55>畑作における雑草発生後処理時の除草効果試験
試験例1に準じてプラスチックポットにシラホシムグラ、コハコベおよびホトケノザを生育させた。実施例3に準じて調製したフロアブル剤とキザロホップ・P・テフリルを水で希釈し、処理薬量として化合物[1]が60g/ha、キザロホップ・P・テフリルが100g/haとなるように散布処理を行った。その後は下方給水により育成し、処理後15日目に除草効果を目視で評価した。
【0196】
試験例55は、シラホシムグラ、コハコベおよびホトケノザのいずれの草種に対しても比較例と比べて明らかに高い除草効果を示した。
【0197】
<試験例56>畑作における雑草発生後処理時の除草効果試験
試験例1に準じてプラスチックポットにシラホシムグラ、コハコベおよびホトケノザを生育させた。実施例3に準じて調製したフロアブル剤とスルホスルフロンを水で希釈し、処理薬量として化合物[1]が60g/ha、スルホスルフロンが20g/haとなるように散布処理を行った。その後は下方給水により育成し、処理後15日目に除草効果を目視で評価した。
【0198】
試験例56は、シラホシムグラ、コハコベおよびホトケノザのいずれの草種に対しても比較例と比べて明らかに高い除草効果を示した。
【0199】
<試験例57>畑作における雑草発生後処理時の除草効果試験
試験例1に準じてプラスチックポットにシラホシムグラ、コハコベおよびホトケノザを生育させた。実施例3に準じて調製したフロアブル剤とチフェンスルフロン・メチルを水で希釈し、処理薬量として化合物[1]が60g/ha、チフェンスルフロン・メチルが40g/haとなるように散布処理を行った。その後は下方給水により育成し、処理後15日目に除草効果を目視で評価した。
【0200】
試験例57は、シラホシムグラ、コハコベおよびホトケノザのいずれの草種に対しても比較例と比べて明らかに高い除草効果を示した。
【0201】
<試験例58>畑作における雑草発生後処理時の除草効果試験
試験例1に準じてプラスチックポットにシラホシムグラ、コハコベおよびホトケノザを生育させた。実施例3に準じて調製したフロアブル剤とトリベニュロン・メチルを水で希釈し、処理薬量として化合物[1]が60g/ha、トリベニュロン・メチルが6g/haとなるように散布処理を行った。その後は下方給水により育成し、処理後15日目に除草効果を目視で評価した。
【0202】
試験例58は、シラホシムグラ、コハコベおよびホトケノザのいずれの草種に対しても比較例と比べて明らかに高い除草効果を示した。
【0203】
<試験例59>畑作における雑草発生後処理時の除草効果試験
試験例1に準じてプラスチックポットにシラホシムグラ、コハコベおよびホトケノザを生育させた。実施例3に準じて調製したフロアブル剤とアイオキシニルを水で希釈し、処理薬量として化合物[1]が60g/ha、アイオキシニルが300g/haとなるように散布処理を行った。その後は下方給水により育成し、処理後15日目に除草効果を目視で評価した。
【0204】
試験例59は、シラホシムグラ、コハコベおよびホトケノザのいずれの草種に対しても比較例と比べて明らかに高い除草効果を示した。
【0205】
<試験例60>畑作における雑草発生後処理時の除草効果試験
試験例1に準じてプラスチックポットにシラホシムグラ、コハコベおよびホトケノザを生育させた。実施例3に準じて調製したフロアブル剤とビシクロピロンを水で希釈し、処理薬量として化合物[1]が60g/ha、ビシクロピロンが50g/haとなるように散布処理を行った。その後は下方給水により育成し、処理後15日目に除草効果を目視で評価した。
【0206】
試験例60は、シラホシムグラ、コハコベおよびホトケノザのいずれの草種に対しても比較例と比べて明らかに高い除草効果を示した。
【0207】
<試験例61>畑作における雑草発生後処理時の除草効果試験
試験例1に準じてプラスチックポットにシラホシムグラ、コハコベおよびホトケノザを生育させた。実施例3に準じて調製したフロアブル剤とハルキシフェン・メチルを水で希釈し、処理薬量として化合物[1]が60g/ha、ハルキシフェン・メチルが10g/haとなるように散布処理を行った。その後は下方給水により育成し、処理後15日目に除草効果を目視で評価した。
【0208】
試験例61は、シラホシムグラ、コハコベおよびホトケノザのいずれの草種に対しても比較例と比べて明らかに高い除草効果を示した。
【0209】
<試験例62>畑作における雑草発生後処理時の除草効果試験
試験例1に準じてプラスチックポットにシラホシムグラ、コハコベおよびホトケノザを生育させた。実施例3に準じて調製したフロアブル剤とジフルフェニカン、フルフェナセット(商品名:Liberator 500SC)を水で希釈し、処理薬量として化合物[1]が40g/ha、ジフルフェニカンが30g/ha、フルフェナセットが120g/haとなるように散布処理を行った。その後は下方給水により育成し、処理後15日目に除草効果を目視で評価した。
【0210】
試験例62は、シラホシムグラ、コハコベおよびホトケノザのいずれの草種に対しても比較例と比べて明らかに高い除草効果を示した。
【0211】
<試験例63>畑作における雑草発生後処理時の除草効果試験
試験例1に準じてプラスチックポットにシラホシムグラ、コハコベおよびホトケノザを生育させた。実施例3に準じて調製したフロアブル剤とジフルフェニカン、フルフェナセット(商品名:Liberator 500SC)を水で希釈し、処理薬量として化合物[1]が60g/ha、ジフルフェニカンが30g/ha、フルフェナセットが120g/haとなるように散布処理を行った。その後は下方給水により育成し、処理後15日目に除草効果を目視で評価した。
【0212】
試験例63は、シラホシムグラ、コハコベおよびホトケノザのいずれの草種に対しても比較例と比べて明らかに高い除草効果を示した。
【0213】
<試験例64>畑作における雑草発生後処理時の除草効果試験
試験例1に準じてプラスチックポットにシラホシムグラ、コハコベおよびホトケノザを生育させた。実施例3に準じて調製したフロアブル剤とジフルフェニカン、フルフェナセット(商品名:Liberator 500SC)を水で希釈し、処理薬量として化合物[1]が80g/ha、ジフルフェニカンが30g/ha、フルフェナセットが120g/haとなるように散布処理を行った。その後は下方給水により育成し、処理後15日目に除草効果を目視で評価した。
【0214】
試験例64は、シラホシムグラ、コハコベおよびホトケノザのいずれの草種に対しても比較例と比べて明らかに高い除草効果を示した。
【0215】
<試験例65>畑作における雑草発生後処理時の除草効果試験
試験例1に準じてプラスチックポットにシラホシムグラ、コハコベおよびホトケノザを生育させた。実施例3に準じて調製したフロアブル剤とヨードスルフロン、メソスルフロン(商品名:Atlantis WG)を水で希釈し、処理薬量として化合物[1]が60g/ha、ヨードスルフロンが2.4g/ha、メソスルフロンが12g/haとなるように散布処理を行った。その後は下方給水により育成し、処理後15日目に除草効果を目視で評価した。
【0216】
試験例65は、シラホシムグラ、コハコベおよびホトケノザのいずれの草種に対しても比較例と比べて明らかに高い除草効果を示した。
【0217】
<試験例66>畑作における雑草発生後処理時の除草効果試験
試験例1に準じてプラスチックポットにシラホシムグラ、コハコベおよびホトケノザを生育させた。実施例3に準じて調製したフロアブル剤とフルフェナセット、ペンジメタリン(商品名:Crystal)を水で希釈し、処理薬量として化合物[1]が40g/ha、フルフェナセットが240g/ha、ペンジメタリンが1200g/haとなるように散布処理を行った。その後は下方給水により育成し、処理後15日目に除草効果を目視で評価した。
【0218】
試験例66は、シラホシムグラ、コハコベおよびホトケノザのいずれの草種に対しても比較例と比べて明らかに高い除草効果を示した。
【0219】
<試験例67>畑作における雑草発生後処理時の除草効果試験
試験例1に準じてプラスチックポットにシラホシムグラ、コハコベおよびホトケノザを生育させた。実施例3に準じて調製したフロアブル剤とフルフェナセット、ペンジメタリン(商品名:Crystal)を水で希釈し、処理薬量として化合物[1]が60g/ha、フルフェナセットが240g/ha、ペンジメタリンが1200g/haとなるように散布処理を行った。その後は下方給水により育成し、処理後15日目に除草効果を目視で評価した。
【0220】
試験例67は、シラホシムグラ、コハコベおよびホトケノザのいずれの草種に対しても比較例と比べて明らかに高い除草効果を示した。
【0221】
<試験例68>畑作における雑草発生後処理時の除草効果試験
試験例1に準じてプラスチックポットにシラホシムグラ、コハコベおよびホトケノザを生育させた。実施例3に準じて調製したフロアブル剤とフルフェナセット、ペンジメタリン(商品名:Crystal)を水で希釈し、処理薬量として化合物[1]が80g/ha、フルフェナセットが240g/ha、ペンジメタリンが1200g/haとなるように散布処理を行った。その後は下方給水により育成し、処理後15日目に除草効果を目視で評価した。
【0222】
試験例68は、シラホシムグラ、コハコベおよびホトケノザのいずれの草種に対しても比較例と比べて明らかに高い除草効果を示した。
【0223】
<試験例69>畑作における雑草発生後処理時の除草効果試験
試験例1に準じてプラスチックポットにシラホシムグラ、コハコベおよびホトケノザを生育させた。実施例3に準じて調製したフロアブル剤とフロラスラム、ピロクススラム(商品名:Broadway Star)を水で希釈し、処理薬量として化合物[1]が40g/ha、フロラスラムが3.75g/ha、ピロクススラムが18.8g/haとなるように散布処理を行った。その後は下方給水により育成し、処理後15日目に除草効果を目視で評価した。
【0224】
試験例69は、シラホシムグラ、コハコベおよびホトケノザのいずれの草種に対しても比較例と比べて明らかに高い除草効果を示した。
<試験例70>畑作における雑草発生後処理時の除草効果試験
試験例1に準じてプラスチックポットにシラホシムグラ、コハコベおよびホトケノザを生育させた。実施例3に準じて調製したフロアブル剤とフロラスラム、ピロクススラム(商品名:Broadway Star)を水で希釈し、処理薬量として化合物[1]が60g/ha、フロラスラムが3.75g/ha、ピロクススラムが18.8g/haとなるように散布処理を行った。その後は下方給水により育成し、処理後15日目に除草効果を目視で評価した。
【0225】
試験例70は、シラホシムグラ、コハコベおよびホトケノザのいずれの草種に対しても比較例と比べて明らかに高い除草効果を示した。
【0226】
<試験例71>畑作における雑草発生後処理時の除草効果試験
試験例1に準じてプラスチックポットにシラホシムグラ、コハコベおよびホトケノザを生育させた。実施例3に準じて調製したフロアブル剤とフロラスラム、ピロクススラム(商品名:Broadway Star)を水で希釈し、処理薬量として化合物[1]が80g/ha、フロラスラムが3.75g/ha、ピロクススラムが18.8g/haとなるように散布処理を行った。その後は下方給水により育成し、処理後15日目に除草効果を目視で評価した。
【0227】
試験例71は、シラホシムグラ、コハコベおよびホトケノザのいずれの草種に対しても比較例と比べて明らかに高い除草効果を示した。
【0228】
<試験例72>畑作における雑草発生後処理時の除草効果試験
試験例1に準じてプラスチックポットにシラホシムグラ、コハコベおよびホトケノザを生育させた。実施例3に準じて調製したフロアブル剤とフロラスラム、フルロキシピル・メプチル(商品名:Spitfire)を水で希釈し、処理薬量として化合物[1]が40g/ha、フロラスラムが5g/ha、フルロキシピル・メプチルが100g/haとなるように散布処理を行った。その後は下方給水により育成し、処理後15日目に除草効果を目視で評価した。
【0229】
試験例72は、シラホシムグラ、コハコベおよびホトケノザのいずれの草種に対しても比較例と比べて明らかに高い除草効果を示した。
【0230】
<試験例73>畑作における雑草発生後処理時の除草効果試験
試験例1に準じてプラスチックポットにシラホシムグラ、コハコベおよびホトケノザを生育させた。実施例3に準じて調製したフロアブル剤とフロラスラム、フルロキシピル・メプチル(商品名:Spitfire)を水で希釈し、処理薬量として化合物[1]が60g/ha、フロラスラムが5g/ha、フルロキシピル・メプチルが100g/haとなるように散布処理を行った。その後は下方給水により育成し、処理後15日目に除草効果を目視で評価した。
【0231】
試験例73は、シラホシムグラ、コハコベおよびホトケノザのいずれの草種に対しても比較例と比べて明らかに高い除草効果を示した。
【0232】
<試験例74>畑作における雑草発生後処理時の除草効果試験
試験例1に準じてプラスチックポットにシラホシムグラ、コハコベおよびホトケノザを生育させた。実施例3に準じて調製したフロアブル剤とフロラスラム、フルロキシピル・メプチル(商品名:Spitfire)を水で希釈し、処理薬量として化合物[1]が80g/ha、フロラスラムが5g/ha、フルロキシピル・メプチルが100g/haとなるように散布処理を行った。その後は下方給水により育成し、処理後15日目に除草効果を目視で評価した。
【0233】
試験例74は、シラホシムグラ、コハコベおよびホトケノザのいずれの草種に対しても比較例と比べて明らかに高い除草効果を示した。
【0234】
<試験例75>畑作における雑草発生後処理時の除草効果試験
試験例1に準じてプラスチックポットにシラホシムグラ、コハコベおよびホトケノザを生育させた。実施例3に準じて調製したフロアブル剤とクロピラリド、フロラスラム(商品名:Primus Perfect)を水で希釈し、処理薬量として化合物[1]が40g/ha、クロピラリドが45g/ha、フロラスラムが3.75g/haとなるように散布処理を行った。その後は下方給水により育成し、処理後15日目に除草効果を目視で評価した。
【0235】
試験例75は、シラホシムグラ、コハコベおよびホトケノザのいずれの草種に対しても比較例と比べて明らかに高い除草効果を示した。
【0236】
<試験例76>畑作における雑草発生後処理時の除草効果試験
試験例1に準じてプラスチックポットにシラホシムグラ、コハコベおよびホトケノザを生育させた。実施例3に準じて調製したフロアブル剤とクロピラリド、フロラスラム(商品名:Primus Perfect)を水で希釈し、処理薬量として化合物[1]が60g/ha、クロピラリドが45g/ha、フロラスラムが3.75g/haとなるように散布処理を行った。その後は下方給水により育成し、処理後15日目に除草効果を目視で評価した。
【0237】
試験例76は、シラホシムグラ、コハコベおよびホトケノザのいずれの草種に対しても比較例と比べて明らかに高い除草効果を示した。
【0238】
<試験例77>畑作における雑草発生後処理時の除草効果試験
試験例1に準じてプラスチックポットにシラホシムグラ、コハコベおよびホトケノザを生育させた。実施例3に準じて調製したフロアブル剤とクロピラリド、フロラスラム(商品名:Primus Perfect)を水で希釈し、処理薬量として化合物[1]が80g/ha、クロピラリドが45g/ha、フロラスラムが3.75g/haとなるように散布処理を行った。その後は下方給水により育成し、処理後15日目に除草効果を目視で評価した。
【0239】
試験例77は、シラホシムグラ、コハコベおよびホトケノザのいずれの草種に対しても比較例と比べて明らかに高い除草効果を示した。
【0240】
<試験例78>畑作における雑草発生後処理時の除草効果試験
試験例1に準じてプラスチックポットにシラホシムグラ、コハコベおよびホトケノザを生育させた。実施例3に準じて調製したフロアブル剤とクロピラリドおよびフルロキシピル・メプチルを水で希釈し、処理薬量として化合物[1]が40g/ha、クロピラリドが45g/ha、フルロキシピル・メプチルが100g/haとなるように散布処理を行った。その後は下方給水により育成し、処理後15日目に除草効果を目視で評価した。
【0241】
試験例78は、シラホシムグラ、コハコベおよびホトケノザのいずれの草種に対しても比較例と比べて明らかに高い除草効果を示した。
【0242】
<試験例79>畑作における雑草発生後処理時の除草効果試験
試験例1に準じてプラスチックポットにシラホシムグラ、コハコベおよびホトケノザを生育させた。実施例3に準じて調製したフロアブル剤とクロピラリドおよびフルロキシピル・メプチルを水で希釈し、処理薬量として化合物[1]が60g/ha、クロピラリドが45g/ha、フルロキシピル・メプチルが100g/haとなるように散布処理を行った。その後は下方給水により育成し、処理後15日目に除草効果を目視で評価した。
【0243】
試験例79は、シラホシムグラ、コハコベおよびホトケノザのいずれの草種に対しても比較例と比べて明らかに高い除草効果を示した。
【0244】
<試験例80>畑作における雑草発生後処理時の除草効果試験
試験例1に準じてプラスチックポットにシラホシムグラ、コハコベおよびホトケノザを生育させた。実施例3に準じて調製したフロアブル剤とクロピラリドおよびフルロキシピル・メプチルを水で希釈し、処理薬量として化合物[1]が80g/ha、クロピラリドが45g/ha、フルロキシピル・メプチルが100g/haとなるように散布処理を行った。その後は下方給水により育成し、処理後15日目に除草効果を目視で評価した。
【0245】
試験例80は、シラホシムグラ、コハコベおよびホトケノザのいずれの草種に対しても比較例と比べて明らかに高い除草効果を示した。
【0246】
<試験例81>畑作における雑草発生後処理時の除草効果試験
試験例1に準じてプラスチックポットにシラホシムグラ、コハコベおよびホトケノザを生育させた。実施例3に準じて調製したフロアブル剤とジフルフェニカン、メコプロップ・P・カリウム(商品名:Pixie)を水で希釈し、処理薬量として化合物[1]が40g/ha、ジフルフェニカンが33g/ha、メコプロップ・P・カリウムが500g/haとなるように散布処理を行った。その後は下方給水により育成し、処理後15日目に除草効果を目視で評価した。
【0247】
試験例81は、シラホシムグラ、コハコベおよびホトケノザのいずれの草種に対しても比較例と比べて明らかに高い除草効果を示した。
【0248】
<試験例82>畑作における雑草発生後処理時の除草効果試験
試験例1に準じてプラスチックポットにシラホシムグラ、コハコベおよびホトケノザを生育させた。実施例3に準じて調製したフロアブル剤とジフルフェニカン、メコプロップ・P・カリウム(商品名:Pixie)を水で希釈し、処理薬量として化合物[1]が60g/ha、ジフルフェニカンが33g/ha、メコプロップ・P・カリウムが500g/haとなるように散布処理を行った。その後は下方給水により育成し、処理後15日目に除草効果を目視で評価した。
【0249】
試験例82は、シラホシムグラ、コハコベおよびホトケノザのいずれの草種に対しても比較例と比べて明らかに高い除草効果を示した。
【0250】
<試験例83>畑作における雑草発生後処理時の除草効果試験
試験例1に準じてプラスチックポットにシラホシムグラ、コハコベおよびホトケノザを生育させた。実施例3に準じて調製したフロアブル剤とジフルフェニカン、メコプロップ・P・カリウム(商品名:Pixie)を水で希釈し、処理薬量として化合物[1]が80g/ha、ジフルフェニカンが33g/ha、メコプロップ・P・カリウムが500g/haとなるように散布処理を行った。その後は下方給水により育成し、処理後15日目に除草効果を目視で評価した。
【0251】
試験例83は、シラホシムグラ、コハコベおよびホトケノザのいずれの草種に対しても比較例と比べて明らかに高い除草効果を示した。
【0252】
<試験例84>畑作における雑草発生後処理時の除草効果試験
試験例1に準じてプラスチックポットにシラホシムグラ、コハコベおよびホトケノザを生育させた。実施例3に準じて調製したフロアブル剤とメトスルフロン・メチル、トリベニュロン・メチル(商品名:Ally Max)を水で希釈し、処理薬量として化合物[1]が40g/ha、メトスルフロン・メチルが6g/ha、トリベニュロン・メチルが6g/haとなるように散布処理を行った。その後は下方給水により育成し、処理後15日目に除草効果を目視で評価した。
【0253】
試験例84は、シラホシムグラ、コハコベおよびホトケノザのいずれの草種に対しても比較例と比べて明らかに高い除草効果を示した。
【0254】
<試験例85>畑作における雑草発生後処理時の除草効果試験
試験例1に準じてプラスチックポットにシラホシムグラ、コハコベおよびホトケノザを生育させた。実施例3に準じて調製したフロアブル剤とメトスルフロン・メチル、トリベニュロン・メチル(商品名:Ally Max)を水で希釈し、処理薬量として化合物[1]が60g/ha、メトスルフロン・メチルが6g/ha、トリベニュロン・メチルが6g/haとなるように散布処理を行った。その後は下方給水により育成し、処理後15日目に除草効果を目視で評価した。
【0255】
試験例85は、シラホシムグラ、コハコベおよびホトケノザのいずれの草種に対しても比較例と比べて明らかに高い除草効果を示した。
【0256】
<試験例86>畑作における雑草発生後処理時の除草効果試験
試験例1に準じてプラスチックポットにシラホシムグラ、コハコベおよびホトケノザを生育させた。実施例3に準じて調製したフロアブル剤とメトスルフロン・メチル、トリベニュロン・メチル(商品名:Ally Max)を水で希釈し、処理薬量として化合物[1]が80g/ha、メトスルフロン・メチルが6g/ha、トリベニュロン・メチルが6g/haとなるように散布処理を行った。その後は下方給水により育成し、処理後15日目に除草効果を目視で評価した。
【0257】
試験例86は、シラホシムグラ、コハコベおよびホトケノザのいずれの草種に対しても比較例と比べて明らかに高い除草効果を示した。
【0258】
<試験例87>畑作における雑草発生後処理時の除草効果試験
試験例1に準じてプラスチックポットにシラホシムグラ、コハコベおよびホトケノザを生育させた。実施例3に準じて調製したフロアブル剤とフロラスラム、トリトスルフロン(商品名:Biathlon 4D)を水で希釈し、処理薬量として化合物[1]が40g/ha、フロラスラムが3.75g/ha、トリトスルフロンが50g/haとなるように散布処理を行った。その後は下方給水により育成し、処理後15日目に除草効果を目視で評価した。
【0259】
試験例87は、シラホシムグラ、コハコベおよびホトケノザのいずれの草種に対しても比較例と比べて明らかに高い除草効果を示した。
【0260】
<試験例88>畑作における雑草発生後処理時の除草効果試験
試験例1に準じてプラスチックポットにシラホシムグラ、コハコベおよびホトケノザを生育させた。実施例3に準じて調製したフロアブル剤とカルフェントラゾン・エチル、メトスルフロン・メチル(商品名:Artus)を水で希釈し、処理薬量として化合物[1]が40g/ha、カルフェントラゾン・エチルが20g/ha、メトスルフロン・メチルが5g/haとなるように散布処理を行った。その後は下方給水により育成し、処理後15日目に除草効果を目視で評価した。
【0261】
試験例88は、シラホシムグラ、コハコベおよびホトケノザのいずれの草種に対しても比較例と比べて明らかに高い除草効果を示した。
【0262】
<試験例89>畑作における雑草発生後処理時の除草効果試験
試験例1に準じてプラスチックポットにシラホシムグラ、コハコベおよびホトケノザを生育させた。実施例3に準じて調製したフロアブル剤とカルフェントラゾン・エチル、メトスルフロン・メチル(商品名:Artus)を水で希釈し、処理薬量として化合物[1]が60g/ha、カルフェントラゾン・エチルが20g/ha、メトスルフロン・メチルが5g/haとなるように散布処理を行った。その後は下方給水により育成し、処理後15日目に除草効果を目視で評価した。
【0263】
試験例89は、シラホシムグラ、コハコベおよびホトケノザのいずれの草種に対しても比較例と比べて明らかに高い除草効果を示した。
【0264】
<試験例90>畑作における雑草発生後処理時の除草効果試験
試験例1に準じてプラスチックポットにシラホシムグラ、コハコベおよびホトケノザを生育させた。実施例3に準じて調製したフロアブル剤とカルフェントラゾン・エチル、メトスルフロン・メチル(商品名:Artus)を水で希釈し、処理薬量として化合物[1]が80g/ha、カルフェントラゾン・エチルが20g/ha、メトスルフロン・メチルが5g/haとなるように散布処理を行った。その後は下方給水により育成し、処理後15日目に除草効果を目視で評価した。
【0265】
試験例90は、シラホシムグラ、コハコベおよびホトケノザのいずれの草種に対しても比較例と比べて明らかに高い除草効果を示した。
【0266】
<試験例91>畑作における雑草発生後処理時の除草効果試験
試験例1に準じてプラスチックポットにシラホシムグラ、コハコベおよびホトケノザを生育させた。実施例3に準じて調製したフロアブル剤とジフルフェニカン、イソプロツロン(商品名:Clayton Fenican 550)を水で希釈し、処理薬量として化合物[1]が80g/ha、ジフルフェニカンが100g/ha、イソプロツロンが1000g/haとなるように散布処理を行った。その後は下方給水により育成し、処理後15日目に除草効果を目視で評価した。
【0267】
試験例91は、シラホシムグラ、コハコベおよびホトケノザのいずれの草種に対しても比較例と比べて明らかに高い除草効果を示した。
【0268】
<試験例92>畑作における雑草発生後処理時の除草効果試験
試験例1に準じてプラスチックポットにシラホシムグラ、コハコベおよびホトケノザを生育させた。実施例3に準じて調製したフロアブル剤とメトスルフロン・メチル、チフェンスルフロン・メチル(商品名:Concert SX)を水で希釈し、処理薬量として化合物[1]が40g/ha、メトスルフロン・メチルが5g/ha、チフェンスルフロン・メチルが50g/haとなるように散布処理を行った。その後は下方給水により育成し、処理後15日目に除草効果を目視で評価した。
【0269】
試験例92は、シラホシムグラ、コハコベおよびホトケノザのいずれの草種に対しても比較例と比べて明らかに高い除草効果を示した。
【0270】
<試験例93>畑作における雑草発生後処理時の除草効果試験
試験例1に準じてプラスチックポットにシラホシムグラ、コハコベおよびホトケノザを生育させた。実施例3に準じて調製したフロアブル剤とメトスルフロン・メチル、チフェンスルフロン・メチル(商品名:Concert SX)を水で希釈し、処理薬量として化合物[1]が60g/ha、メトスルフロン・メチルが5g/ha、チフェンスルフロン・メチルが50g/haとなるように散布処理を行った。その後は下方給水により育成し、処理後15日目に除草効果を目視で評価した。
【0271】
試験例93は、シラホシムグラ、コハコベおよびホトケノザのいずれの草種に対しても比較例と比べて明らかに高い除草効果を示した。
【0272】
<試験例94>畑作における雑草発生後処理時の除草効果試験
試験例1に準じてプラスチックポットにシラホシムグラ、コハコベおよびホトケノザを生育させた。実施例3に準じて調製したフロアブル剤とメトスルフロン・メチル、チフェンスルフロン・メチル(商品名:Concert SX)を水で希釈し、処理薬量として化合物[1]が80g/ha、メトスルフロン・メチルが5g/ha、チフェンスルフロン・メチルが50g/haとなるように散布処理を行った。その後は下方給水により育成し、処理後15日目に除草効果を目視で評価した。
【0273】
試験例94は、シラホシムグラ、コハコベおよびホトケノザのいずれの草種に対しても比較例と比べて明らかに高い除草効果を示した。
【0274】
<試験例95>畑作における雑草発生後処理時の除草効果試験
試験例1に準じてプラスチックポットにシラホシムグラ、コハコベおよびホトケノザを生育させた。実施例3に準じて調製したフロアブル剤とペンジメタリン、ピコリナフェン(商品名:Picona)を水で希釈し、処理薬量として化合物[1]が60g/ha、ペンジメタリンが960g/ha、ピコリナフェンが48g/haとなるように散布処理を行った。その後は下方給水により育成し、処理後15日目に除草効果を目視で評価した。
【0275】
試験例95は、シラホシムグラ、コハコベおよびホトケノザのいずれの草種に対しても比較例と比べて明らかに高い除草効果を示した。
【0276】
<試験例96>畑作における雑草発生後処理時の除草効果試験
試験例1に準じてプラスチックポットにシラホシムグラ、コハコベおよびホトケノザを生育させた。実施例3に準じて調製したフロアブル剤とヨードスルフロン、メソスルフロン・メチル(商品名:Archipel)を水で希釈し、処理薬量として化合物[1]が60g/ha、ヨードスルフロンが7.5g/ha、メソスルフロン・メチルが7.5g/haとなるように散布処理を行った。その後は下方給水により育成し、処理後15日目に除草効果を目視で評価した。
【0277】
試験例96は、シラホシムグラ、コハコベおよびホトケノザのいずれの草種に対しても比較例と比べて明らかに高い除草効果を示した。
【0278】
<試験例97>畑作における雑草発生後処理時の除草効果試験
試験例1に準じてプラスチックポットにシラホシムグラ、コハコベおよびホトケノザを生育させた。実施例3に準じて調製したフロアブル剤とチフェンスルフロン・メチル、トリベニュロン・メチル(商品名:Pragma SX)を水で希釈し、処理薬量として化合物[1]が60g/ha、チフェンスルフロン・メチルが25g/ha、トリベニュロン・メチルが12.5g/haとなるように散布処理を行った。その後は下方給水により育成し、処理後15日目に除草効果を目視で評価した。
【0279】
試験例97は、シラホシムグラ、コハコベおよびホトケノザのいずれの草種に対しても比較例と比べて明らかに高い除草効果を示した。
【0280】
<試験例98>畑作における雑草発生後処理時の除草効果試験
試験例1に準じてプラスチックポットにシラホシムグラ、コハコベおよびホトケノザを生育させた。実施例3に準じて調製したフロアブル剤とクロキントセット・メキシル、ピノキサデン(商品名:Axial Platic)を水で希釈し、処理薬量として化合物[1]が60g/ha、クロキントセット・メキシルが12.5g/ha、ピノキサデンが60g/haとなるように散布処理を行った。その後は下方給水により育成し、処理後15日目に除草効果を目視で評価した。
【0281】
試験例98は、シラホシムグラ、コハコベおよびホトケノザのいずれの草種に対しても比較例と比べて明らかに高い除草効果を示した。
【0282】
<試験例99>畑作における雑草発生後処理時の除草効果試験
試験例1に準じてプラスチックポットにシラホシムグラ、コハコベおよびホトケノザを生育させた。実施例3に準じて調製したフロアブル剤とクロキントセット・メキシル+ピロクススラム(商品名:Abak)を水で希釈し、処理薬量として化合物[1]が60g/ha、クロキントセット・メキシルが18.75g/ha、ピロクススラムが18.75g/haとなるように散布処理を行った。その後は下方給水により育成し、処理後15日目に除草効果を目視で評価した。
【0283】
試験例99は、シラホシムグラ、コハコベおよびホトケノザのいずれの草種に対しても比較例と比べて明らかに高い除草効果を示した。
【0284】
<試験例100>畑作における雑草発生後処理時の除草効果試験
試験例1に準じてプラスチックポットにシラホシムグラ、コハコベおよびホトケノザを生育させた。実施例3に準じて調製したフロアブル剤とジフルフェニカン、フルルタモン(商品名:Carat)を水で希釈し、処理薬量として化合物[1]が60g/ha、ジフルフェニカンが100g/ha、フルルタモンが250g/haとなるように散布処理を行った。その後は下方給水により育成し、処理後15日目に除草効果を目視で評価した。
【0285】
試験例100は、シラホシムグラ、コハコベおよびホトケノザのいずれの草種に対しても比較例と比べて明らかに高い除草効果を示した。
【0286】
<試験例101>畑作における雑草発生後処理時の除草効果試験
試験例1に準じてプラスチックポットにシラホシムグラ、コハコベおよびホトケノザを生育させた。実施例3に準じて調製したフロアブル剤とピロキサスルホンを水で希釈し、処理薬量として化合物[1]が60g/ha、ピロキサスルホンが100g/haとなるように散布処理を行った。その後は下方給水により育成し、処理後15日目に除草効果を目視で評価した。
【0287】
試験例101は、シラホシムグラ、コハコベおよびホトケノザのいずれの草種に対しても比較例と比べて明らかに高い除草効果を示した。
【0288】
<試験例102>畑作における雑草発生後処理時の除草効果試験
試験例1に準じてプラスチックポットにシラホシムグラ、コハコベおよびホトケノザを生育させた。実施例3に準じて調製したフロアブル剤とピロキサスルホン、ペンジメタリンを水で希釈し、処理薬量として化合物[1]が60g/ha、ピロキサスルホンが100g/ha、ペンジメタリンが1200g/haとなるように散布処理を行った。その後は下方給水により育成し、処理後15日目に除草効果を目視で評価した。
【0289】
試験例102は、シラホシムグラ、コハコベおよびホトケノザのいずれの草種に対しても比較例と比べて明らかに高い除草効果を示した。
【0290】
<試験例103>畑作における雑草発生後処理時の除草効果試験
試験例1に準じてプラスチックポットにシラホシムグラ、コハコベおよびホトケノザを生育させた。実施例3に準じて調製したフロアブル剤とジカンバ、ベンタゾンを水で希釈し、処理薬量として化合物[1]が60g/ha、ジカンバが120g/ha、ベンタゾンが240g/haとなるように散布処理を行った。その後は下方給水により育成し、処理後15日目に除草効果を目視で評価した。
【0291】
試験例103は、シラホシムグラ、コハコベおよびホトケノザのいずれの草種に対しても比較例と比べて明らかに高い除草効果を示した。
【0292】
<試験例104>畑作における雑草発生後処理時の除草効果試験
試験例1に準じてプラスチックポットにシラホシムグラ、コハコベおよびホトケノザを生育させた。実施例3に準じて調製したフロアブル剤とベンタゾンを水で希釈し、処理薬量として化合物[1]が60g/ha、ベンタゾンが240g/haとなるように散布処理を行った。その後は下方給水により育成し、処理後15日目に除草効果を目視で評価した。
【0293】
試験例104は、シラホシムグラ、コハコベおよびホトケノザのいずれの草種に対しても比較例と比べて明らかに高い除草効果を示した。
【0294】
<試験例105>畑作における雑草発生後処理時の除草効果試験
試験例1に準じてプラスチックポットにシラホシムグラ、コハコベおよびホトケノザを生育させた。実施例3に準じて調製したフロアブル剤とベンタゾン、トプラメゾンを水で希釈し、処理薬量として化合物[1]が60g/ha、ベンタゾンが240g/ha、トプラメゾンを16g/haとなるように散布処理を行った。その後は下方給水により育成し、処理後15日目に除草効果を目視で評価した。
【0295】
試験例105は、シラホシムグラ、コハコベおよびホトケノザのいずれの草種に対しても比較例と比べて明らかに高い除草効果を示した。
【0296】
<試験例106>畑作における雑草発生後処理時の除草効果試験
試験例1に準じてプラスチックポットにシラホシムグラ、コハコベおよびホトケノザを生育させた。実施例3に準じて調製したフロアブル剤とキザロホップ・エチルを水で希釈し、処理薬量として化合物[1]が60g/ha、キザロホップ・エチルが14g/haとなるように散布処理を行った。その後は下方給水により育成し、処理後15日目に除草効果を目視で評価した。
【0297】
試験例106は、シラホシムグラ、コハコベおよびホトケノザのいずれの草種に対しても比較例と比べて明らかに高い除草効果を示した。
【0298】
<試験例107>畑作における雑草発生後処理時の除草効果試験
試験例1に準じてプラスチックポットにシラホシムグラ、コハコベおよびホトケノザを生育させた。実施例3に準じて調製したフロアブル剤とトリアレートを水で希釈し、処理薬量として化合物[1]が60g/ha、トリアレートが800g/haとなるように散布処理を行った。その後は下方給水により育成し、処理後15日目に除草効果を目視で評価した。
【0299】
試験例107は、シラホシムグラ、コハコベおよびホトケノザのいずれの草種に対しても比較例と比べて明らかに高い除草効果を示した。
【0300】
<試験例108>畑作における雑草発生後処理時の除草効果試験
試験例1に準じてプラスチックポットにシラホシムグラ、コハコベおよびホトケノザを生育させた。実施例3に準じて調製したフロアブル剤とジカンバ、トリトスルフロンを水で希釈し、処理薬量として化合物[1]が60g/ha、ジカンバが240g/ha、トリトスルフロンが50g/haとなるように散布処理を行った。その後は下方給水により育成し、処理後15日目に除草効果を目視で評価した。
【0301】
試験例108は、シラホシムグラ、コハコベおよびホトケノザのいずれの草種に対しても比較例と比べて明らかに高い除草効果を示した。
【0302】
<試験例109>畑作における雑草発生後処理時の除草効果試験
試験例1に準じてプラスチックポットにシラホシムグラ、コハコベおよびホトケノザを生育させた。実施例3に準じて調製したフロアブル剤とピコリナフェン、トリトスルフロンを水で希釈し、処理薬量として化合物[1]が60g/ha、ピコリナフェンが48g/ha、トリトスルフロンが5g/haとなるように散布処理を行った。その後は下方給水により育成し、処理後15日目に除草効果を目視で評価した。
【0303】
試験例109は、シラホシムグラ、コハコベおよびホトケノザのいずれの草種に対しても比較例と比べて明らかに高い除草効果を示した。
【0304】
<試験例110>畑作における雑草発生後処理時の除草効果試験
試験例1に準じてプラスチックポットにシラホシムグラ、コハコベおよびホトケノザを生育させた。実施例3に準じて調製したフロアブル剤とフェントラザミド、イソキサジフェンを水で希釈し、処理薬量として化合物[1]が60g/ha、フェントラザミドが300g/ha、イソキサジフェンが150g/haとなるように散布処理を行った。その後は下方給水により育成し、処理後15日目に除草効果を目視で評価した。
【0305】
試験例110は、シラホシムグラ、コハコベおよびホトケノザのいずれの草種に対しても比較例と比べて明らかに高い除草効果を示した。
【0306】
<試験例111>畑作における雑草発生後処理時の除草効果試験
試験例1に準じてプラスチックポットにシラホシムグラ、コハコベおよびホトケノザを生育させた。実施例3に準じて調製したフロアブル剤とフェントラザミド、イソキサジフェン・エチルを水で希釈し、処理薬量として化合物[1]が60g/ha、フェントラザミドが300g/ha、イソキサジフェン・エチルが150g/haとなるように散布処理を行った。その後は下方給水により育成し、処理後15日目に除草効果を目視で評価した。
【0307】
試験例111は、シラホシムグラ、コハコベおよびホトケノザのいずれの草種に対しても比較例と比べて明らかに高い除草効果を示した。
【0308】
<試験例112>畑作における雑草発生後処理時の除草効果試験
試験例1に準じてプラスチックポットにシラホシムグラ、コハコベおよびホトケノザを生育させた。実施例3に準じて調製したフロアブル剤とMCPA、ベンタゾンを水で希釈し、処理薬量として化合物[1]が60g/ha、MCPAが500g/ha、ベンタゾンが240g/haとなるように散布処理を行った。その後は下方給水により育成し、処理後15日目に除草効果を目視で評価した。
【0309】
試験例112は、シラホシムグラ、コハコベおよびホトケノザのいずれの草種に対しても比較例と比べて明らかに高い除草効果を示した。
【0310】
<試験例113~150>
試験例113~150で使用した成分のうちジカンバ、フルロキシピル、フロラスラム、ピラフルフェン・エチル、カルフェントラゾン・エチル、アイオキシニル、フルフェナセット、ピロキサスルホン、イソキサフルトール、トリアレート、ピノキサデン、クレトジム、ペンジメタリン、クロルプロファム、ジフルフェニカン、プロスルホカルブ、キザロホップ・エチルについては表1に記載した商品を使用した。
【0311】
【0312】
<試験例113>畑作における雑草発生後処理時の除草効果試験
縦、幅、深さがいずれも9cmのプラスチックポットに土壌を充填し、ヒナゲシ(Papaver rhoeas)の種子を土壌表層に播種した。その後ヒナゲシを14(BBCHスケール)まで生育させ実施例4に準じて調製した化合物[1]を含有するフロアブル剤、表1に示したジカンバを含有する商品を水で希釈し、処理薬量として化合物[1]が30g/ha、ジカンバが120g/haとなるように散布処理を行った。その後は下方給水により育成し、処理後15日目に除草効果を目視で評価した。指数評価は0(活性無し)~100(完全枯死)とした。また、比較例として、実施例4に準じて[成分A]である化合物[1]を含有するフロアブル剤を作製し、化合物[1]が30g/haとなるように散布処理を行い、この試験例113と同様に除草効果の評価を行った。また、比較例として、実施例4に準じて同様の方法で[成分B]であるジカンバを含有するフロアブル剤を作製し、ジカンバが120g/haとなるように散布処理を行い、この試験例113と同様に除草効果の評価を行った。試験例114~134においても、比較例として、各試験例で用いた[成分A]および[成分B]をそれぞれ同様の方法でフロアブル剤に製剤化し、各試験例で用いた処理薬量となるように散布処理を行い、除草効果の評価を行った。結果を表2に示す。
【0313】
この試験例113では、ヒナゲシに対して[成分A]及び[成分B]を個々に施用した場合の除草作用の形式的な総和を超える作用が本発明の組み合わせにおいて認められた。試験で認められた値は、好適な低用量で、以下のコルビーの式により計算される期待値を上回る作用を示した。{S.R. Colby in Weeds, 15 (1967) pp. 20-22を参照}:
コルビーの式は、
期待値(E)= X+Y-XY/100、
とした。
但し、a剤のx濃度における抑制率(指数評価)をX、b剤のy濃度における抑制率(指数評価)をYとする。以下の試験例において同様である。
【0314】
<試験例114>畑作における雑草発生後処理時の除草効果試験
縦、幅、深さがいずれも9cmのプラスチックポットに土壌を充填し、ヒナゲシ(Papaver rhoeas)の種子を土壌表層に播種した。その後ヒナゲシを14(BBCHスケール)まで生育させ実施例4に準じて調製した化合物[1]を含有するフロアブル剤、実施例1に準じて調製したクロピラリドを含有する水和剤を水で希釈し、処理薬量として化合物[1]が30g/ha、クロピラリドが50g/haとなるように散布処理を行った。その後は下方給水により育成し、処理後15日目に除草効果を目視で評価した。指数評価は0(活性無し)~100(完全枯死)とした。結果を表2に示す。
【0315】
この試験例114では、ヒナゲシに対して[成分A]及び[成分B]を個々に施用した場合の除草作用の形式的な総和を超える作用が本発明の組み合わせにおいて認められた。試験で認められた値は、好適な低用量で、コルビーの式により計算される期待値を上回る作用を示した。{S.R. Colby in Weeds, 15 (1967) pp. 20-22を参照}
【0316】
<試験例115>畑作における雑草発生後処理時の除草効果試験
縦、幅、深さがいずれも9cmのプラスチックポットに土壌を充填し、ヒナゲシ(Papaver rhoeas)の種子を土壌表層に播種した。その後ヒナゲシを14(BBCHスケール)まで生育させ実施例4に準じて調製した化合物[1]を含有するフロアブル剤、実施例1に準じて調製したハルキシフェン・メチルを含有する水和剤を水で希釈し、処理薬量として化合物[1]が30g/ha、ハルキシフェン・メチルが10g/haとなるように散布処理を行った。その後は下方給水により育成し、処理後15日目に除草効果を目視で評価した。指数評価は0(活性無し)~100(完全枯死)とした。結果を表2に示す。
【0317】
この試験例115では、ヒナゲシに対して[成分A]及び[成分B]を個々に施用した場合の除草作用の形式的な総和を超える作用が本発明の組み合わせにおいて認められた。試験で認められた値は、好適な低用量で、コルビーの式により計算される期待値を上回る作用を示した。{S.R. Colby in Weeds, 15 (1967) pp. 20-22を参照}
【0318】
<試験例116>畑作における雑草発生後処理時の除草効果試験
縦、幅、深さがいずれも9cmのプラスチックポットに土壌を充填し、ヒナゲシ(Papaver rhoeas)の種子を土壌表層に播種した。その後ヒナゲシを14(BBCHスケール)まで生育させ実施例4に準じて調製した化合物[1]を含有するフロアブル剤、表1に示したフルロキシピルを含有する商品を水で希釈し、処理薬量として化合物[1]が30g/ha、フルロキシピルが100g/haとなるように散布処理を行った。その後は下方給水により育成し、処理後15日目に除草効果を目視で評価した。指数評価は0(活性無し)~100(完全枯死)とした。結果を表2に示す。
【0319】
この試験例116では、ヒナゲシに対して[成分A]及び[成分B]を個々に施用した場合の除草作用の形式的な総和を超える作用が本発明の組み合わせにおいて認められた。試験で認められた値は、好適な低用量で、コルビーの式により計算される期待値を上回る作用を示した。{S.R. Colby in Weeds, 15 (1967) pp. 20-22を参照}
【0320】
<試験例117>畑作における雑草発生後処理時の除草効果試験
縦、幅、深さがいずれも9cmのプラスチックポットに土壌を充填し、ヒナゲシ(Papaver rhoeas)の種子を土壌表層に播種した。その後ヒナゲシを14(BBCHスケール)まで生育させ実施例4に準じて調製した化合物[1]を含有するフロアブル剤、表1に示したフロラスラムを含有する商品を水で希釈し、処理薬量として化合物[1]が30g/ha、フロラスラムが2g/haとなるように散布処理を行った。その後は下方給水により育成し、処理後15日目に除草効果を目視で評価した。指数評価は0(活性無し)~100(完全枯死)とした。結果を表2に示す。
【0321】
この試験例117では、ヒナゲシに対して[成分A]及び[成分B]を個々に施用した場合の除草作用の形式的な総和を超える作用が本発明の組み合わせにおいて認められた。試験で認められた値は、好適な低用量で、コルビーの式により計算される期待値を上回る作用を示した。{S.R. Colby in Weeds, 15 (1967) pp. 20-22を参照}
【0322】
<試験例118>畑作における雑草発生後処理時の除草効果試験
縦、幅、深さがいずれも9cmのプラスチックポットに土壌を充填し、ヒナゲシ(Papaver rhoeas)の種子を土壌表層に播種した。その後ヒナゲシを14(BBCHスケール)まで生育させ実施例4に準じて調製した化合物[1]を含有するフロアブル剤、実施例1に準じて調製したトリベニュロン・メチルを含有する水和剤を水で希釈し、処理薬量として化合物[1]が30g/ha、トリベニュロン・メチルが6g/haとなるように散布処理を行った。その後は下方給水により育成し、処理後15日目に除草効果を目視で評価した。指数評価は0(活性無し)~100(完全枯死)とした。結果を表2に示す。
【0323】
この試験例118では、ヒナゲシに対して[成分A]及び[成分B]を個々に施用した場合の除草作用の形式的な総和を超える作用が本発明の組み合わせにおいて認められた。試験で認められた値は、好適な低用量で、コルビーの式により計算される期待値を上回る作用を示した。{S.R. Colby in Weeds, 15 (1967) pp. 20-22を参照}
【0324】
<試験例119>畑作における雑草発生後処理時の除草効果試験
縦、幅、深さがいずれも9cmのプラスチックポットに土壌を充填し、ヒナゲシ(Papaver rhoeas)の種子を土壌表層に播種した。その後ヒナゲシを14(BBCHスケール)まで生育させ実施例4に準じて調製した化合物[1]を含有するフロアブル剤、表1に示したピラフルフェン・エチルを含有する商品を水で希釈し、処理薬量として化合物[1]が30g/ha、ピラフルフェン・エチルが2.7g/haとなるように散布処理を行った。その後は下方給水により育成し、処理後15日目に除草効果を目視で評価した。指数評価は0(活性無し)~100(完全枯死)とした。結果を表2に示す。
【0325】
この試験例119では、ヒナゲシに対して[成分A]及び[成分B]を個々に施用した場合の除草作用の形式的な総和を超える作用が本発明の組み合わせにおいて認められた。試験で認められた値は、好適な低用量で、コルビーの式により計算される期待値を上回る作用を示した。{S.R. Colby in Weeds, 15 (1967) pp. 20-22を参照}
【0326】
<試験例120>畑作における雑草発生後処理時の除草効果試験
縦、幅、深さがいずれも9cmのプラスチックポットに土壌を充填し、ヒナゲシ(Papaver rhoeas)の種子を土壌表層に播種した。その後ヒナゲシを14(BBCHスケール)まで生育させ実施例4に準じて調製した化合物[1]を含有するフロアブル剤、表1に示したカルフェントラゾン・エチルを含有する商品を水で希釈し、処理薬量として化合物[1]が30g/ha、カルフェントラゾン・エチルが2.3g/haとなるように散布処理を行った。その後は下方給水により育成し、処理後15日目に除草効果を目視で評価した。指数評価は0(活性無し)~100(完全枯死)とした。結果を表2に示す。
【0327】
この試験例120では、ヒナゲシに対して[成分A]及び[成分B]を個々に施用した場合の除草作用の形式的な総和を超える作用が本発明の組み合わせにおいて認められた。試験で認められた値は、好適な低用量で、コルビーの式により計算される期待値を上回る作用を示した。{S.R. Colby in Weeds, 15 (1967) pp. 20-22を参照}
【0328】
<試験例121>畑作における雑草発生後処理時の除草効果試験
縦、幅、深さがいずれも9cmのプラスチックポットに土壌を充填し、ヒナゲシ(Papaver rhoeas)の種子を土壌表層に播種した。その後ヒナゲシを14(BBCHスケール)まで生育させ実施例4に準じて調製した化合物[1]を含有するフロアブル剤、表1に示したアイオキシニルを含有する商品を水で希釈し、処理薬量として化合物[1]が30g/ha、アイオキシニルが37.5g/haとなるように散布処理を行った。その後は下方給水により育成し、処理後15日目に除草効果を目視で評価した。指数評価は0(活性無し)~100(完全枯死)とした。結果を表2に示す。
【0329】
この試験例121では、ヒナゲシに対して[成分A]及び[成分B]を個々に施用した場合の除草作用の形式的な総和を超える作用が本発明の組み合わせにおいて認められた。試験で認められた値は、好適な低用量で、コルビーの式により計算される期待値を上回る作用を示した。{S.R. Colby in Weeds, 15 (1967) pp. 20-22を参照}
【0330】
<試験例122>畑作における雑草発生後処理時の除草効果試験
縦、幅、深さがいずれも9cmのプラスチックポットに土壌を充填し、ヒナゲシ(Papaver rhoeas)の種子を土壌表層に播種した。その後ヒナゲシを14(BBCHスケール)まで生育させ実施例4に準じて調製した化合物[1]を含有するフロアブル剤、表1に示したフルフェナセットを含有する商品を水で希釈し、処理薬量として化合物[1]が30g/ha、フルフェナセットが300g/haとなるように散布処理を行った。その後は下方給水により育成し、処理後15日目に除草効果を目視で評価した。指数評価は0(活性無し)~100(完全枯死)とした。結果を表2に示す。
【0331】
この試験例122では、ヒナゲシに対して[成分A]及び[成分B]を個々に施用した場合の除草作用の形式的な総和を超える作用が本発明の組み合わせにおいて認められた。試験で認められた値は、好適な低用量で、コルビーの式により計算される期待値を上回る作用を示した。{S.R. Colby in Weeds, 15 (1967) pp. 20-22を参照}
【0332】
<試験例123>畑作における雑草発生後処理時の除草効果試験
縦、幅、深さがいずれも9cmのプラスチックポットに土壌を充填し、ヒナゲシ(Papaver rhoeas)の種子を土壌表層に播種した。その後ヒナゲシを14(BBCHスケール)まで生育させ実施例4に準じて調製した化合物[1]を含有するフロアブル剤、表1に示したピロキサスルホンを含有する商品を水で希釈し、処理薬量として化合物[1]が30g/ha、ピロキサスルホンが100g/haとなるように散布処理を行った。その後は下方給水により育成し、処理後15日目に除草効果を目視で評価した。指数評価は0(活性無し)~100(完全枯死)とした。結果を表2に示す。
【0333】
この試験例123では、ヒナゲシに対して[成分A]及び[成分B]を個々に施用した場合の除草作用の形式的な総和を超える作用が本発明の組み合わせにおいて認められた。試験で認められた値は、好適な低用量で、コルビーの式により計算される期待値を上回る作用を示した。{S.R. Colby in Weeds, 15 (1967) pp. 20-22を参照}
【0334】
<試験例124>畑作における雑草発生後処理時の除草効果試験
縦、幅、深さがいずれも9cmのプラスチックポットに土壌を充填し、ヒナゲシ(Papaver rhoeas)の種子を土壌表層に播種した。その後ヒナゲシを14(BBCHスケール)まで生育させ実施例4に準じて調製した化合物[1]を含有するフロアブル剤、表1に示したイソキサフルトールを含有する商品を水で希釈し、処理薬量として化合物[1]が30g/ha、イソキサフルトールが50g/haとなるように散布処理を行った。その後は下方給水により育成し、処理後15日目に除草効果を目視で評価した。指数評価は0(活性無し)~100(完全枯死)とした。結果を表2に示す。
【0335】
この試験例124では、ヒナゲシに対して[成分A]及び[成分B]を個々に施用した場合の除草作用の形式的な総和を超える作用が本発明の組み合わせにおいて認められた。試験で認められた値は、好適な低用量で、コルビーの式により計算される期待値を上回る作用を示した。{S.R. Colby in Weeds, 15 (1967) pp. 20-22を参照}
【0336】
<試験例125>畑作における雑草発生後処理時の除草効果試験
縦、幅、深さがいずれも9cmのプラスチックポットに土壌を充填し、ヒナゲシ(Papaver rhoeas)の種子を土壌表層に播種した。その後ヒナゲシを14(BBCHスケール)まで生育させ実施例4に準じて調製した化合物[1]を含有するフロアブル剤、実施例1に準じて調製したビシクロピロンを含有する水和剤を水で希釈し、処理薬量として化合物[1]が30g/ha、ビシクロピロンが50g/haとなるように散布処理を行った。その後は下方給水により育成し、処理後15日目に除草効果を目視で評価した。指数評価は0(活性無し)~100(完全枯死)とした。結果を表2に示す。
【0337】
この試験例125では、ヒナゲシに対して[成分A]及び[成分B]を個々に施用した場合の除草作用の形式的な総和を超える作用が本発明の組み合わせにおいて認められた。試験で認められた値は、好適な低用量で、コルビーの式により計算される期待値を上回る作用を示した。{S.R. Colby in Weeds, 15 (1967) pp. 20-22を参照}
【0338】
<試験例126>畑作における雑草発生後処理時の除草効果試験
縦、幅、深さがいずれも9cmのプラスチックポットに土壌を充填し、ヒナゲシ(Papaver rhoeas)の種子を土壌表層に播種した。その後ヒナゲシを14(BBCHスケール)まで生育させ実施例4に準じて調製した化合物[1]を含有するフロアブル剤、表1に示したトリアレートを含有する商品を水で希釈し、処理薬量として化合物[1]が30g/ha、トリアレートが800g/haとなるように散布処理を行った。その後は下方給水により育成し、処理後15日目に除草効果を目視で評価した。指数評価は0(活性無し)~100(完全枯死)とした。結果を表2に示す。
【0339】
この試験例126では、ヒナゲシに対して[成分A]及び[成分B]を個々に施用した場合の除草作用の形式的な総和を超える作用が本発明の組み合わせにおいて認められた。試験で認められた値は、好適な低用量で、コルビーの式により計算される期待値を上回る作用を示した。{S.R. Colby in Weeds, 15 (1967) pp. 20-22を参照}
【0340】
<試験例127>畑作における雑草発生後処理時の除草効果試験
縦、幅、深さがいずれも9cmのプラスチックポットに土壌を充填し、ヒナゲシ(Papaver rhoeas)の種子を土壌表層に播種した。その後ヒナゲシを14(BBCHスケール)まで生育させ実施例4に準じて調製した化合物[1]を含有するフロアブル剤、表1に示したピノキサデンを含有する商品を水で希釈し、処理薬量として化合物[1]が30g/ha、ピノキサデンが60g/haとなるように散布処理を行った。その後は下方給水により育成し、処理後15日目に除草効果を目視で評価した。指数評価は0(活性無し)~100(完全枯死)とした。結果を表2に示す。
【0341】
この試験例127では、ヒナゲシに対して[成分A]及び[成分B]を個々に施用した場合の除草作用の形式的な総和を超える作用が本発明の組み合わせにおいて認められた。試験で認められた値は、好適な低用量で、コルビーの式により計算される期待値を上回る作用を示した。{S.R. Colby in Weeds, 15 (1967) pp. 20-22を参照}
【0342】
<試験例128>畑作における雑草発生後処理時の除草効果試験
縦、幅、深さがいずれも9cmのプラスチックポットに土壌を充填し、ヒナゲシ(Papaver rhoeas)の種子を土壌表層に播種した。その後ヒナゲシを14(BBCHスケール)まで生育させ実施例4に準じて調製した化合物[1]を含有するフロアブル剤、表1に示したクレトジムを含有する商品を水で希釈し、処理薬量として化合物[1]が30g/ha、クレトジムが120g/haとなるように散布処理を行った。その後は下方給水により育成し、処理後15日目に除草効果を目視で評価した。指数評価は0(活性無し)~100(完全枯死)とした。結果を表2に示す。
【0343】
この試験例128では、ヒナゲシに対して[成分A]及び[成分B]を個々に施用した場合の除草作用の形式的な総和を超える作用が本発明の組み合わせにおいて認められた。試験で認められた値は、好適な低用量で、コルビーの式により計算される期待値を上回る作用を示した。{S.R. Colby in Weeds, 15 (1967) pp. 20-22を参照}
【0344】
<試験例129>畑作における雑草発生後処理時の除草効果試験
縦、幅、深さがいずれも9cmのプラスチックポットに土壌を充填し、ヒナゲシ(Papaver rhoeas)の種子を土壌表層に播種した。その後ヒナゲシを14(BBCHスケール)まで生育させ実施例4に準じて調製した化合物[1]を含有するフロアブル剤、表1に示したペンジメタリンを含有する商品を水で希釈し、処理薬量として化合物[1]が30g/ha、ペンジメタリンが600g/haとなるように散布処理を行った。その後は下方給水により育成し、処理後15日目に除草効果を目視で評価した。指数評価は0(活性無し)~100(完全枯死)とした。結果を表2に示す。
【0345】
この試験例129では、ヒナゲシに対して[成分A]及び[成分B]を個々に施用した場合の除草作用の形式的な総和を超える作用が本発明の組み合わせにおいて認められた。試験で認められた値は、好適な低用量で、コルビーの式により計算される期待値を上回る作用を示した。{S.R. Colby in Weeds, 15 (1967) pp. 20-22を参照}
【0346】
<試験例130>畑作における雑草発生後処理時の除草効果試験
縦、幅、深さがいずれも9cmのプラスチックポットに土壌を充填し、ヒナゲシ(Papaver rhoeas)の種子を土壌表層に播種した。その後ヒナゲシを14(BBCHスケール)まで生育させ実施例4に準じて調製した化合物[1]を含有するフロアブル剤、表1に示したクロルプロファムを含有する商品を水で希釈し、処理薬量として化合物[1]が30g/ha、クロルプロファムが100g/haとなるように散布処理を行った。その後は下方給水により育成し、処理後15日目に除草効果を目視で評価した。指数評価は0(活性無し)~100(完全枯死)とした。結果を表2に示す。
【0347】
この試験例130では、ヒナゲシに対して[成分A]及び[成分B]を個々に施用した場合の除草作用の形式的な総和を超える作用が本発明の組み合わせにおいて認められた。試験で認められた値は、好適な低用量で、コルビーの式により計算される期待値を上回る作用を示した。{S.R. Colby in Weeds, 15 (1967) pp. 20-22を参照}
【0348】
<試験例131>畑作における雑草発生後処理時の除草効果試験
縦、幅、深さがいずれも9cmのプラスチックポットに土壌を充填し、ヒナゲシ(Papaver rhoeas)の種子を土壌表層に播種した。その後ヒナゲシを14(BBCHスケール)まで生育させ実施例4に準じて調製した化合物[1]を含有するフロアブル剤、表1に示したフルフェナセットを含有する商品、表1に示したジフルフェニカンを含有する商品を水で希釈し、処理薬量として化合物[1]が30g/ha、フルフェナセットが120g/ha、ジフルフェニカンが30g/haとなるように散布処理を行った。その後は下方給水により育成し、処理後15日目に除草効果を目視で評価した。指数評価は0(活性無し)~100(完全枯死)とした。結果を表2に示す。
【0349】
この試験例131では、ヒナゲシに対して[成分A]及び[成分B]を個々に施用した場合の除草作用の形式的な総和を超える作用が本発明の組み合わせにおいて認められた。試験で認められた値は、好適な低用量で、コルビーの式により計算される期待値を上回る作用を示した。{S.R. Colby in Weeds, 15 (1967) pp. 20-22を参照}
【0350】
<試験例132>畑作における雑草発生後処理時の除草効果試験
縦、幅、深さがいずれも9cmのプラスチックポットに土壌を充填し、ヒナゲシ(Papaver rhoeas)の種子を土壌表層に播種した。その後ヒナゲシを14(BBCHスケール)まで生育させ実施例4に準じて調製した化合物[1]を含有するフロアブル剤、表1に示したフルフェナセットを含有する商品、表1に示したペンジメタリンを含有する商品を水で希釈し、処理薬量として化合物[1]が30g/ha、フルフェナセットが240g/ha、ペンジメタリンが1200g/haとなるように散布処理を行った。その後は下方給水により育成し、処理後15日目に除草効果を目視で評価した。指数評価は0(活性無し)~100(完全枯死)とした。結果を表2に示す。
【0351】
この試験例132では、ヒナゲシに対して[成分A]及び[成分B]を個々に施用した場合の除草作用の形式的な総和を超える作用が本発明の組み合わせにおいて認められた。試験で認められた値は、好適な低用量で、コルビーの式により計算される期待値を上回る作用を示した。{S.R. Colby in Weeds, 15 (1967) pp. 20-22を参照}
【0352】
<試験例133>畑作における雑草発生後処理時の除草効果試験
縦、幅、深さがいずれも9cmのプラスチックポットに土壌を充填し、ヒナゲシ(Papaver rhoeas)の種子を土壌表層に播種した。その後ヒナゲシを14(BBCHスケール)まで生育させ実施例4に準じて調製した化合物[1]を含有するフロアブル剤、表1に示したフロラスラムを含有する商品、表1に示したフルロキシピルを含有する商品を水で希釈し、処理薬量として化合物[1]が30g/ha、フロラスラムが1.3g/ha、フルロキシピルが50g/haとなるように散布処理を行った。その後は下方給水により育成し、処理後15日目に除草効果を目視で評価した。指数評価は0(活性無し)~100(完全枯死)とした。結果を表2に示す。
【0353】
この試験例133では、ヒナゲシに対して[成分A]及び[成分B]を個々に施用した場合の除草作用の形式的な総和を超える作用が本発明の組み合わせにおいて認められた。試験で認められた値は、好適な低用量で、コルビーの式により計算される期待値を上回る作用を示した。{S.R. Colby in Weeds, 15 (1967) pp. 20-22を参照}
【0354】
<試験例134>畑作における雑草発生後処理時の除草効果試験
縦、幅、深さがいずれも9cmのプラスチックポットに土壌を充填し、ヒナゲシ(Papaver rhoeas)の種子を土壌表層に播種した。その後ヒナゲシを14(BBCHスケール)まで生育させ実施例4に準じて調製した化合物[1]を含有するフロアブル剤、実施例1に準じて調製したクロピラリドを含有する水和剤、表1に示したフルロキシピルを含有する商品を水で希釈し、処理薬量として化合物[1]が30g/ha、クロピラリドが22.5g/ha、フルロキシピルが50g/haとなるように散布処理を行った。その後は下方給水により育成し、処理後15日目に除草効果を目視で評価した。指数評価は0(活性無し)~100(完全枯死)とした。結果を表2に示す。
【0355】
この試験例134では、ヒナゲシに対して[成分A]及び[成分B]を個々に施用した場合の除草作用の形式的な総和を超える作用が本発明の組み合わせにおいて認められた。試験で認められた値は、好適な低用量で、コルビーの式により計算される期待値を上回る作用を示した。{S.R. Colby in Weeds, 15 (1967) pp. 20-22を参照}
【0356】
【0357】
<試験例135>畑作における雑草発生後処理時の除草効果試験
縦、幅、深さがいずれも9cmのプラスチックポットに土壌を充填し、カミツレ(Matricaria chamomilla)の種子を土壌表層に播種した。その後カミツレを14(BBCHスケール)まで生育させ実施例4に準じて調製した化合物[1]を含有するフロアブル剤、実施例1に準じて調製したトリベニュロン・メチルを含有する水和剤を水で希釈し、処理薬量として化合物[1]が30g/ha、トリベニュロン・メチルが6g/haとなるように散布処理を行った。その後は下方給水により育成し、処理後6日目に除草効果を目視で評価した。指数評価は0(活性無し)~100(完全枯死)とした。また、比較例として実施例4に準じて[成分A]である化合物[1]を含有するフロアブル剤を作製し、化合物[1]が30g/haとなるように散布処理を行い、この試験例135と同様に除草効果の評価を行った。また上記比較例を試験例135~150においても比較例として用いた。また、比較例として、実施例4に準じて同様の方法で[成分B]であるトリベニュロン・メチルを含有するフロアブル剤を作製し、トリベニュロン・メチルが6g/haとなるように散布処理を行い、この試験例135と同様に除草効果の評価を行った。試験例136~150においても、比較例として、各試験例で用いた[成分A]および[成分B]をそれぞれ同様の方法でフロアブル剤に製剤化し、各試験例で用いた処理薬量となるように散布処理を行い、除草効果の評価を行った。結果を表3に示す。
【0358】
この試験例135では、カミツレに対して[成分A]及び[成分B]を個々に施用した場合の除草作用の形式的な総和を超える作用が本発明の組み合わせにおいて認められた。試験で認められた値は、好適な低用量で、コルビーの式により計算される期待値を上回る作用を示した。{S.R. Colby in Weeds, 15 (1967) pp. 20-22を参照}
【0359】
<試験例136>畑作における雑草発生後処理時の除草効果試験
縦、幅、深さがいずれも9cmのプラスチックポットに土壌を充填し、カミツレ(Matricaria chamomilla)の種子を土壌表層に播種した。その後カミツレを14(BBCHスケール)まで生育させ実施例4に準じて調製した化合物[1]を含有するフロアブル剤、表1に示したジフルフェニカンを含有する商品を水で希釈し、処理薬量として化合物[1]が30g/ha、ジフルフェニカンが100g/haとなるように散布処理を行った。その後は下方給水により育成し、処理後6日目に除草効果を目視で評価した。指数評価は0(活性無し)~100(完全枯死)とした。結果を表3に示す。
【0360】
この試験例136では、カミツレに対して[成分A]及び[成分B]を個々に施用した場合の除草作用の形式的な総和を超える作用が本発明の組み合わせにおいて認められた。試験で認められた値は、好適な低用量で、コルビーの式により計算される期待値を上回る作用を示した。{S.R. Colby in Weeds, 15 (1967) pp. 20-22を参照}
【0361】
<試験例137>畑作における雑草発生後処理時の除草効果試験
縦、幅、深さがいずれも9cmのプラスチックポットに土壌を充填し、カミツレ(Matricaria chamomilla)の種子を土壌表層に播種した。その後カミツレを14(BBCHスケール)まで生育させ実施例4に準じて調製した化合物[1]を含有するフロアブル剤、実施例1に準じて調製したピコリナフェンを含有する水和剤を水で希釈し、処理薬量として化合物[1]が30g/ha、ピコリナフェンが48g/haとなるように散布処理を行った。その後は下方給水により育成し、処理後6日目に除草効果を目視で評価した。指数評価は0(活性無し)~100(完全枯死)とした。結果を表3に示す。
【0362】
この試験例137では、カミツレに対して[成分A]及び[成分B]を個々に施用した場合の除草作用の形式的な総和を超える作用が本発明の組み合わせにおいて認められた。試験で認められた値は、好適な低用量で、コルビーの式により計算される期待値を上回る作用を示した。{S.R. Colby in Weeds, 15 (1967) pp. 20-22を参照}
【0363】
<試験例138>畑作における雑草発生後処理時の除草効果試験
縦、幅、深さがいずれも9cmのプラスチックポットに土壌を充填し、カミツレ(Matricaria chamomilla)の種子を土壌表層に播種した。その後カミツレを14(BBCHスケール)まで生育させ実施例4に準じて調製した化合物[1]を含有するフロアブル剤、表1に示したプロスルホカルブを含有する商品を水で希釈し、処理薬量として化合物[1]が30g/ha、プロスルホカルブが2400g/haとなるように散布処理を行った。その後は下方給水により育成し、処理後6日目に除草効果を目視で評価した。指数評価は0(活性無し)~100(完全枯死)とした。結果を表3に示す。
【0364】
この試験例138では、カミツレに対して[成分A]及び[成分B]を個々に施用した場合の除草作用の形式的な総和を超える作用が本発明の組み合わせにおいて認められた。試験で認められた値は、好適な低用量で、コルビーの式により計算される期待値を上回る作用を示した。{S.R. Colby in Weeds, 15 (1967) pp. 20-22を参照}
【0365】
<試験例139>畑作における雑草発生後処理時の除草効果試験
縦、幅、深さがいずれも9cmのプラスチックポットに土壌を充填し、カミツレ(Matricaria chamomilla)の種子を土壌表層に播種した。その後カミツレを14(BBCHスケール)まで生育させ実施例4に準じて調製した化合物[1]を含有するフロアブル剤、表1に示したフルフェナセットを含有する商品を水で希釈し、処理薬量として化合物[1]が30g/ha、フルフェナセットが300g/haとなるように散布処理を行った。その後は下方給水により育成し、処理後6日目に除草効果を目視で評価した。指数評価は0(活性無し)~100(完全枯死)とした。結果を表3に示す。
【0366】
この試験例139では、カミツレに対して[成分A]及び[成分B]を個々に施用した場合の除草作用の形式的な総和を超える作用が本発明の組み合わせにおいて認められた。試験で認められた値は、好適な低用量で、コルビーの式により計算される期待値を上回る作用を示した。{S.R. Colby in Weeds, 15 (1967) pp. 20-22を参照}
【0367】
<試験例140>畑作における雑草発生後処理時の除草効果試験
縦、幅、深さがいずれも9cmのプラスチックポットに土壌を充填し、カミツレ(Matricaria chamomilla)の種子を土壌表層に播種した。その後カミツレを14(BBCHスケール)まで生育させ実施例4に準じて調製した化合物[1]を含有するフロアブル剤、表1に示したピロキサスルホンを含有する商品を水で希釈し、処理薬量として化合物[1]が30g/ha、ピロキサスルホンが100g/haとなるように散布処理を行った。その後は下方給水により育成し、処理後6日目に除草効果を目視で評価した。指数評価は0(活性無し)~100(完全枯死)とした。結果を表3に示す。
【0368】
この試験例140では、カミツレに対して[成分A]及び[成分B]を個々に施用した場合の除草作用の形式的な総和を超える作用が本発明の組み合わせにおいて認められた。試験で認められた値は、好適な低用量で、コルビーの式により計算される期待値を上回る作用を示した。{S.R. Colby in Weeds, 15 (1967) pp. 20-22を参照}
【0369】
<試験例141>畑作における雑草発生後処理時の除草効果試験
縦、幅、深さがいずれも9cmのプラスチックポットに土壌を充填し、カミツレ(Matricaria chamomilla)の種子を土壌表層に播種した。その後カミツレを14(BBCHスケール)まで生育させ実施例4に準じて調製した化合物[1]を含有するフロアブル剤、表1に示したトリアレートを含有する商品を水で希釈し、処理薬量として化合物[1]が30g/ha、トリアレートが800g/haとなるように散布処理を行った。その後は下方給水により育成し、処理後6日目に除草効果を目視で評価した。指数評価は0(活性無し)~100(完全枯死)とした。結果を表3に示す。
【0370】
この試験例141では、カミツレに対して[成分A]及び[成分B]を個々に施用した場合の除草作用の形式的な総和を超える作用が本発明の組み合わせにおいて認められた。試験で認められた値は、好適な低用量で、コルビーの式により計算される期待値を上回る作用を示した。{S.R. Colby in Weeds, 15 (1967) pp. 20-22を参照}
【0371】
<試験例142>畑作における雑草発生後処理時の除草効果試験
縦、幅、深さがいずれも9cmのプラスチックポットに土壌を充填し、カミツレ(Matricaria chamomilla)の種子を土壌表層に播種した。その後カミツレを14(BBCHスケール)まで生育させ実施例4に準じて調製した化合物[1]を含有するフロアブル剤、表1に示したピノキサデンを含有する商品を水で希釈し、処理薬量として化合物[1]が30g/ha、ピノキサデンが60g/haとなるように散布処理を行った。その後は下方給水により育成し、処理後6日目に除草効果を目視で評価した。指数評価は0(活性無し)~100(完全枯死)とした。結果を表3に示す。
【0372】
この試験例142では、カミツレに対して[成分A]及び[成分B]を個々に施用した場合の除草作用の形式的な総和を超える作用が本発明の組み合わせにおいて認められた。試験で認められた値は、好適な低用量で、コルビーの式により計算される期待値を上回る作用を示した。{S.R. Colby in Weeds, 15 (1967) pp. 20-22を参照}
【0373】
<試験例143>畑作における雑草発生後処理時の除草効果試験
縦、幅、深さがいずれも9cmのプラスチックポットに土壌を充填し、カミツレ(Matricaria chamomilla)の種子を土壌表層に播種した。その後カミツレを14(BBCHスケール)まで生育させ実施例4に準じて調製した化合物[1]を含有するフロアブル剤、表1に示したクレトジムを含有する商品を水で希釈し、処理薬量として化合物[1]が30g/ha、クレトジムが120g/haとなるように散布処理を行った。その後は下方給水により育成し、処理後6日目に除草効果を目視で評価した。指数評価は0(活性無し)~100(完全枯死)とした。結果を表3に示す。
【0374】
この試験例143では、カミツレに対して[成分A]及び[成分B]を個々に施用した場合の除草作用の形式的な総和を超える作用が本発明の組み合わせにおいて認められた。試験で認められた値は、好適な低用量で、コルビーの式により計算される期待値を上回る作用を示した。{S.R. Colby in Weeds, 15 (1967) pp. 20-22を参照}
【0375】
<試験例144>畑作における雑草発生後処理時の除草効果試験
縦、幅、深さがいずれも9cmのプラスチックポットに土壌を充填し、カミツレ(Matricaria chamomilla)の種子を土壌表層に播種した。その後カミツレを14(BBCHスケール)まで生育させ実施例4に準じて調製した化合物[1]を含有するフロアブル剤、表1に示したキザロホップ・エチルを含有する商品を水で希釈し、処理薬量として化合物[1]が30g/ha、キザロホップ・エチルが14g/haとなるように散布処理を行った。その後は下方給水により育成し、処理後6日目に除草効果を目視で評価した。指数評価は0(活性無し)~100(完全枯死)とした。結果を表3に示す。
【0376】
この試験例144では、カミツレに対して[成分A]及び[成分B]を個々に施用した場合の除草作用の形式的な総和を超える作用が本発明の組み合わせにおいて認められた。試験で認められた値は、好適な低用量で、コルビーの式により計算される期待値を上回る作用を示した。{S.R. Colby in Weeds, 15 (1967) pp. 20-22を参照}
【0377】
<試験例145>畑作における雑草発生後処理時の除草効果試験
縦、幅、深さがいずれも9cmのプラスチックポットに土壌を充填し、カミツレ(Matricaria chamomilla)の種子を土壌表層に播種した。その後カミツレを14(BBCHスケール)まで生育させ実施例4に準じて調製した化合物[1]を含有するフロアブル剤、表1に示したペンジメタリンを含有する商品を水で希釈し、処理薬量として化合物[1]が30g/ha、ペンジメタリンが600g/haとなるように散布処理を行った。その後は下方給水により育成し、処理後6日目に除草効果を目視で評価した。指数評価は0(活性無し)~100(完全枯死)とした。結果を表3に示す。
【0378】
この試験例145では、カミツレに対して[成分A]及び[成分B]を個々に施用した場合の除草作用の形式的な総和を超える作用が本発明の組み合わせにおいて認められた。試験で認められた値は、好適な低用量で、コルビーの式により計算される期待値を上回る作用を示した。{S.R. Colby in Weeds, 15 (1967) pp. 20-22を参照}
【0379】
<試験例146>畑作における雑草発生後処理時の除草効果試験
縦、幅、深さがいずれも9cmのプラスチックポットに土壌を充填し、カミツレ(Matricaria chamomilla)の種子を土壌表層に播種した。その後カミツレを14(BBCHスケール)まで生育させ実施例4に準じて調製した化合物[1]を含有するフロアブル剤、表1に示したクロルプロファムを含有する商品を水で希釈し、処理薬量として化合物[1]が30g/ha、クロルプロファムが100g/haとなるように散布処理を行った。その後は下方給水により育成し、処理後6日目に除草効果を目視で評価した。指数評価は0(活性無し)~100(完全枯死)とした。結果を表3に示す。
【0380】
この試験例146では、カミツレに対して[成分A]及び[成分B]を個々に施用した場合の除草作用の形式的な総和を超える作用が本発明の組み合わせにおいて認められた。試験で認められた値は、好適な低用量で、コルビーの式により計算される期待値を上回る作用を示した。{S.R. Colby in Weeds, 15 (1967) pp. 20-22を参照}
【0381】
<試験例147>畑作における雑草発生後処理時の除草効果試験
縦、幅、深さがいずれも9cmのプラスチックポットに土壌を充填し、カミツレ(Matricaria chamomilla)の種子を土壌表層に播種した。その後カミツレを14(BBCHスケール)まで生育させ実施例4に準じて調製した化合物[1]を含有するフロアブル剤、表1に示したフルフェナセットを含有する商品、表1に示したジフルフェニカンを含有する商品を水で希釈し、処理薬量として化合物[1]が30g/ha、フルフェナセットが120g/ha、ジフルフェニカンが30g/haとなるように散布処理を行った。その後は下方給水により育成し、処理後6日目に除草効果を目視で評価した。指数評価は0(活性無し)~100(完全枯死)とした。結果を表3に示す。
【0382】
この試験例147では、カミツレに対して[成分A]及び[成分B]を個々に施用した場合の除草作用の形式的な総和を超える作用が本発明の組み合わせにおいて認められた。試験で認められた値は、好適な低用量で、コルビーの式により計算される期待値を上回る作用を示した。{S.R. Colby in Weeds, 15 (1967) pp. 20-22を参照}
【0383】
<試験例148>畑作における雑草発生後処理時の除草効果試験
縦、幅、深さがいずれも9cmのプラスチックポットに土壌を充填し、カミツレ(Matricaria chamomilla)の種子を土壌表層に播種した。その後カミツレを14(BBCHスケール)まで生育させ実施例4に準じて調製した化合物[1]を含有するフロアブル剤、表1に示したフルフェナセットを含有する商品、表1に示したペンジメタリンを含有する商品を水で希釈し、処理薬量として化合物[1]が30g/ha、フルフェナセットが240g/ha、ペンジメタリンが1200g/haとなるように散布処理を行った。その後は下方給水により育成し、処理後6日目に除草効果を目視で評価した。指数評価は0(活性無し)~100(完全枯死)とした。結果を表3に示す。
【0384】
この試験例148では、カミツレに対して[成分A]及び[成分B]を個々に施用した場合の除草作用の形式的な総和を超える作用が本発明の組み合わせにおいて認められた。試験で認められた値は、好適な低用量で、コルビーの式により計算される期待値を上回る作用を示した。{S.R. Colby in Weeds, 15 (1967) pp. 20-22を参照}
【0385】
<試験例149>畑作における雑草発生後処理時の除草効果試験
縦、幅、深さがいずれも9cmのプラスチックポットに土壌を充填し、カミツレ(Matricaria chamomilla)の種子を土壌表層に播種した。その後カミツレを14(BBCHスケール)まで生育させ実施例4に準じて調製した化合物[1]を含有するフロアブル剤、実施例1に準じて調製したピコリナフェンを含有する水和剤、表1に示したペンジメタリンを含有する商品を水で希釈し、処理薬量として化合物[1]が30g/ha、ピコリナフェンが48g/ha、ペンジメタリンが960g/haとなるように散布処理を行った。その後は下方給水により育成し、処理後6日目に除草効果を目視で評価した。指数評価は0(活性無し)~100(完全枯死)とした。結果を表3に示す。
【0386】
この試験例149では、カミツレに対して[成分A]及び[成分B]を個々に施用した場合の除草作用の形式的な総和を超える作用が本発明の組み合わせにおいて認められた。試験で認められた値は、好適な低用量で、コルビーの式により計算される期待値を上回る作用を示した。{S.R. Colby in Weeds, 15 (1967) pp. 20-22を参照}
【0387】
<試験例150>畑作における雑草発生後処理時の除草効果試験
縦、幅、深さがいずれも9cmのプラスチックポットに土壌を充填し、カミツレ(Matricaria chamomilla)の種子を土壌表層に播種した。その後カミツレを14(BBCHスケール)まで生育させ実施例4に準じて調製した化合物[1]を含有するフロアブル剤、表1に示したピロキサスルホンを含有する水和剤、表1に示したペンジメタリンを含有する商品を水で希釈し、処理薬量として化合物[1]が30g/ha、ピロキサスルホンが100g/ha、ペンジメタリンが1200g/haとなるように散布処理を行った。その後は下方給水により育成し、処理後6日目に除草効果を目視で評価した。指数評価は0(活性無し)~100(完全枯死)とした。結果を表3に示す。
【0388】
この試験例150では、カミツレに対して[成分A]及び[成分B]を個々に施用した場合の除草作用の形式的な総和を超える作用が本発明の組み合わせにおいて認められた。試験で認められた値は、好適な低用量で、コルビーの式により計算される期待値を上回る作用を示した。{S.R. Colby in Weeds, 15 (1967) pp. 20-22を参照}
【0389】
【0390】
本発明の除草剤組成物は、その有効成分である式[X]で表されるオキソピラジン誘導体及びその塩からなる群から選択される[成分A]と、上記[成分B]から選ばれる少なくとも1つの除草剤、又は植物生長調節剤或いは薬害軽減剤との組み合わせにより、それぞれの除草効果が単に相加的に得られるのみならず、相乗的殺草効果が発現し、又は相乗的に薬害が軽減されると共に、多くの草種に有効であるところから、幅広い殺草スペクトラムを有することが示された。また、既存の除草剤に比べて薬剤処理適期幅が広く、雑草の発生を長期間に亘って抑制し、しかも、[成分A]についても[成分B]についても安全性が確認されているためにムギ類に薬害を生じさせず、栽培の省力化と作物の増産に寄与することができる。