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  • 特許-併設パイプ連結構造体 図1
  • 特許-併設パイプ連結構造体 図2
  • 特許-併設パイプ連結構造体 図3
  • 特許-併設パイプ連結構造体 図4
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2022-07-22
(45)【発行日】2022-08-01
(54)【発明の名称】併設パイプ連結構造体
(51)【国際特許分類】
   A01G 9/14 20060101AFI20220725BHJP
   E04B 1/342 20060101ALI20220725BHJP
【FI】
A01G9/14 C
E04B1/342 Z
【請求項の数】 1
(21)【出願番号】P 2018232011
(22)【出願日】2018-11-21
(65)【公開番号】P2020080842
(43)【公開日】2020-06-04
【審査請求日】2020-11-24
【権利譲渡・実施許諾】特許権者において、実施許諾の用意がある。
(73)【特許権者】
【識別番号】518100926
【氏名又は名称】ウッドリッチ有限会社
(72)【発明者】
【氏名】山口 俊則
【審査官】竹中 靖典
(56)【参考文献】
【文献】特開2016-044526(JP,A)
【文献】実開昭50-023126(JP,U)
【文献】実開昭48-100743(JP,U)
【文献】実開昭58-161466(JP,U)
【文献】特開平06-117050(JP,A)
【文献】特開2001-204268(JP,A)
【文献】実開昭50-020413(JP,U)
【文献】実開昭50-020407(JP,U)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
A01G 9/14 - 9/26
E04B 1/342
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
内外に併設された鋼管構造を一部に有する大型軽量鉄骨構造ハウスにおいて、この内部と外部の鋼管にそれぞれ互い違いに複数のツカミ金物が配設されるとともに、前記複数のツカミ金物には、前記内部鋼管を引き上げる方向に向けてそれぞれ互い違いにロープが係合されており、さらに前記内部鋼管を突き上げる方向の突っ張り材が前記内部鋼管と前記外部鋼管とのそれぞれの前記ツカミ金物に係合されており、前記ロープはスプリングを備えたロープ張力安定維持装置によって張力が維持されていることを特徴とする軽量鉄骨構造ハウスの併設パイプ連結構造体。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、図1の例のように平面で構成される梁間に利用の併設パイプ構造体で、小型H形鋼並みの強度を確保することができる連結構造に関するものである。
【背景技術】
【0002】
従来から、パイプハウスの補強方法としては、内外併設のパイプで簡易的な連結材をもって強度を上げる方法や、又 トラス構造にみられる斜材溶接で事前に組み立てられたものを現場で組み立てる方法があります。前述については、その完成強度は、一定の加重以上では、重量鉄骨のH型鋼の強度に及ばず、また、後述については、堅牢ではあるが、溶接技術、表面処理技術や現場組み立てなどの多数の技術者が必要である。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
[出願番号] 特願2018-57137
【発明の概要】
【0003】
図1は併設のパイプをロープと突っ張り材で連結構成結合させた例である。
【0004】
上述のロープ張力を維持するために、ロープ配線の中間又は端部の一部にロープ張力維持機能を設けた構造。
【発明の効果】
【0005】
請求項1によると、ロープ張力によって耐力強度が決まる構造なので、環境条件の変化や、部材の経年変化や環境条件変化に対応して強度調整が可能になる。
【図面の簡単な説明】
【0006】
図1】はロープ式連結例の構造体です。
図2】は図1のc部拡大イメージ図
図3】は柱構造体の脚部にロープ張力維持装置をつけた構造体イメージ図
図4】は、ロープと合わせて必須のその他の突っ張り材b3の形状例
図1
図2
図3
図4