技術分野
滑りやすい状態の歩行面を歩行する際にも優れた耐滑性を発揮することができる靴底と、その製造方法と
要約特許出願時に添付された[要約書]
【課題】
歩行面に液体が存在する等、歩行面が滑りやすい状況にあるときでも、優れた耐滑性を発揮できる靴底を提供する。
【解決手段】
靴の底部に配されるベース部10と、ベース部10の下面から下向きに設けられた、横断面V字状を為す複数の滑り止め凸部20とを備え、これらベース部10と滑り止め凸部20とが、エラストマーによって一体的に形成された靴底において、滑り止め凸部20におけるベース部10との接続部分に、ベース部10に近づくにつれて横断面が大きくなる台座部24を設け、滑り止め凸部20の下面の表面粗さ(Ra)を、1.5μm以下とした。
【選択図】 図7
発明が解決しようとする課題[発明の詳細な説明]から抜粋
特許文献1の靴底は、接地凸部3(滑り止め凸部)が倒れにくく、平滑な床面に対する動摩擦係数で0.5程度と、良好な耐滑性を発揮できるものとなっていた。しかし、特許文献1の靴底は、歩行面に水等の液体が存在する場合等、歩行面が滑りやすい状況にあるときの耐滑性に改善の余地があった。
課題を解決するための手段[発明の詳細な説明]から抜粋
課題は、
靴の底部に配されるベース部と、
ベース部の下面から下向きに設けられた、横断面V字状を為す複数の滑り止め凸部と、
を備え、
これらベース部と滑り止め凸部とが、エラストマーによって一体的に形成された靴底であって、
滑り止め凸部におけるベース部との接続部分に、ベース部に近づくにつれて横断面が大きくなる台座部が設けられ、
滑り止め凸部の下面の表面粗さ(Ra)が、1.・・・ 続きを
知財ポータルサイト IP Force にログインして見る
発明の効果[発明の詳細な説明]から抜粋
以上のように、本発明によって、歩行面に液体が存在する等、歩行面が滑りやすい状況にあるときでも、優れた耐滑性を発揮できる靴底を提供することが可能になる。また、この靴底の製造方法を提供することも可能になる。
この特許の権利範囲[特許請求の範囲]
知財ポータルサイト IP Force にログインして確認する (無料)
この特許公報に記載されている図面[図面の簡単な説明]から抜粋
【図1】
(a)滑り止め凸部が立った状態の靴底と、(b)滑り止め凸部が倒れた状態の靴底とを示した断面図である。
【図2】
滑り止め凸部の横断面α1と縦断面α2を説明する斜視図である。
【図3】
滑り止め凸部の残留液体面密度の測定方法(前半部分)を説明する図である。
【図4】
滑り止め凸部の残留液体面密度の測定方法(後半部分)を説明する図である。
【図5】
第一実施形態の靴底の下面側を示した斜視図である。
【図6】
第一実施形態の靴底の底面図である。
【図7】
第一実施形態の靴底における滑り止め凸部の下面側を示した、(a)斜視図と、(b)底面図である。
【図8】
第一実施形態の靴底における滑り止め凸部の周辺を、図7におけるA1-A1面で切断した状態を示した断面図である。
【図9】
第二実施形態の靴底の底面図である。
【図10】
第三実施形態の靴底の底面図である。
【図11】
実験1で用いた試料の一例を示した斜視図である。
【図12】
滑り止め凸部の開き角度θ1が45°であるときの、滑り止め凸部の縦断面の幅Wに対する、滑り止め凸部における台座部を除いた部分の高さHの比H/Wと、動摩擦係数との関係を示したグラフである。
【図13】
滑り止め凸部の開き角度θ1が90°であるときの、滑り止め凸部の縦断面の幅Wに対する、滑り止め凸部における台座部を除いた部分の高さHの比H/Wと、動摩擦係数との関係を示したグラフである。
【図14】
滑り止め凸部の開き角度θ1が140°であるときの、滑り止め凸部の縦断面の幅Wに対する、滑り止め凸部における台座部を除いた部分の高さHの比H/Wと、動摩擦係数との関係を示したグラフである。
【図15】
(a)横断面V字状の滑り止め凸部と、(b)横断面四角状の滑り止め凸部と、(c)横断面円形状の滑り止め凸部につき、残留液体面密度を測定している様子を撮影した写真である。
【図16】
(a)表面粗さ(Ra)が0.3μmの滑り止め用凸部と、(b)表面粗さ(Ra)が0.6μmの滑り止め用凸部と、(c)表面粗さ(Ra)が1.5μmの滑り止め用凸部と、(d)表面粗さ(Ra)が7.4μmの滑り止め用凸部につき、残留液体面密度を測定している様子を撮影した写真である。
【図17】
(a)エッジの半径が0.07mmの滑り止め用凸部と、(b)エッジの半径が0.57mmの滑り止め用凸部につき、残留液体面密度を測定している様子を撮影した写真である。
10 ベース部
11 前側部分
12 後側部分
13 中間部分
20 滑り止め凸部
20a 凸部列
20b 凸部列
20c 凸部列
20d 凸部列
20e 凸部列
21 滑り止め凸部の下面(接地面)
22 滑り止め凸部の側面
23 滑り止め凸部の下面と側面との境界部のエッジ
24 台座部
50 歩行面
60 基板
61 アルミニウム板
62 樹脂フィルム
63 粘着テープ
70 試液
80 錘
90 ピンセット
D1 左右に隣り合う滑り止め凸部の隙間幅
D2 前後に隣り合う滑り止め凸部の隙間幅
H 滑り止め凸部における台座部を除いた部分の高さ
H1 台座部の高さ
L V字ライン
R 滑り止め凸部の下面(接地面)と側面とが為すエッジの半径
W 滑り止め凸部の縦断面の幅
α1 滑り止め凸部の横断面
α2 滑り止め凸部の縦断面
β 空乏領域
θ1 滑り止め凸部の開き角度
θ2 台座部の側面の傾斜角度
全ての図面はログインすると無料で閲覧できます。ログイン・ユーザー登録