(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2022-07-27
(45)【発行日】2022-08-04
(54)【発明の名称】遊技機
(51)【国際特許分類】
A63F 7/02 20060101AFI20220728BHJP
【FI】
A63F7/02 304D
A63F7/02 326C
(21)【出願番号】P 2017234501
(22)【出願日】2017-12-06
【審査請求日】2020-09-17
(73)【特許権者】
【識別番号】000154679
【氏名又は名称】株式会社平和
(74)【代理人】
【識別番号】100103850
【氏名又は名称】田中 秀▲てつ▼
(74)【代理人】
【識別番号】100066980
【氏名又は名称】森 哲也
(72)【発明者】
【氏名】伊藤 優
【審査官】進藤 利哉
(56)【参考文献】
【文献】特開2017-131512(JP,A)
【文献】特開2009-183593(JP,A)
【文献】特開2017-087002(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
A63F 7/02
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
遊技球が流下可能な遊技領域が形成され透光性を有する遊技盤と、
前記遊技盤が固定された遊技機枠と、
前記遊技盤を照射可能に前記遊技機枠に設置された複数の光源と、
を備え、
複数の前記光源は、前記遊技盤の内部への入射光が前記遊技盤の内部の構造物に反射するように設置されており、
遊技者に対して前記遊技領域のうち第一領域への遊技球の発射を促す第一期間中は、前記遊技機枠において前記第一領域に近い領域に設置された光源を発光させ、
遊技者に対して前記遊技領域のうち前記第一領域と異なる第二領域への遊技球の発射を促す第二期間中は、前記遊技機枠において前記第二領域に近い領域に設置された光源を発光させる
ことを特徴とする遊技機。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、弾球遊技機(パチンコ機)に代表される遊技機に関する。
【背景技術】
【0002】
遊技中の演出効果や遊技球の視認性の向上を図る目的で、透明合成樹脂製の遊技盤にLED等の多数の光源が設置されたパチンコ機等の遊技機が知られている(例えば、特許文献1)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、従来の遊技機においては、遊技盤に光源を設置することで遊技盤ユニット(遊技盤及び当該遊技盤に組み付けられる要素を含むユニット)の構成が複雑化する上に、機種(遊技盤の種類)ごとに遊技盤に設置する光源を実装する基板を設計して作製する必要があり、コスト上昇を招く虞がある。
【0005】
本発明は、かかる課題に鑑みなされたものであり、低コスト化を図ることができる遊技機を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記課題を解決するため、本発明の一態様による遊技機は、遊技球が流下可能な遊技領域が形成され透光性を有する遊技盤と、前記遊技盤が固定された遊技機枠と、前記遊技盤を照射可能に前記遊技機枠に設置された光源と、を備え、前記光源は、前記遊技盤の内部への入射光が前記遊技盤の内部の構造物に反射するように設置されている。
【0007】
上記構成によると、光源を遊技盤に設置する必要が無くなるため、遊技盤を含む遊技盤ユニットの低コスト化を図ることができる。
【0008】
また、上記課題を解決するため、本発明の他の一態様による遊技機は、遊技球が流下可能な遊技領域が形成され透光性を有する遊技盤と、前記遊技盤が固定された遊技機枠と、前記遊技盤を照射可能に前記遊技機枠に設置された複数の光源と、を備え、複数の前記光源は、前記遊技盤の内部への入射光が前記遊技盤の内部の構造物に反射するように設置されており、遊技者に対して前記遊技領域のうち第一領域への遊技球の発射を促す第一期間中は、前記遊技機枠において前記第一領域に近い領域に設置された光源を発光させ、遊技者に対して前記遊技領域のうち前記第一領域と異なる第二領域への遊技球の発射を促す第二期間中は、前記遊技機枠において前記第二領域に近い領域に設置された光源を発光させる。このようにすると、光源を遊技盤に設置する必要が無くなるため、遊技盤を含む遊技盤ユニットの低コスト化を図ることができ、さらに遊技者に対して遊技球の打球方向を報知して、遊技の進行をサポートすることができる。
【0009】
上記本発明の一態様による遊技機は、前記光源と前記遊技盤の外周面との間に配置されて、前記光源を覆う透明カバーをさらに備えても良い。このようにすると、遊技盤を遊技機枠に取り付ける際、遊技盤が光源に接触することを阻止して、光源の損傷を防止できる。
【発明の効果】
【0010】
本発明の一態様によれば、遊技盤を含む遊技盤ユニットの低コスト化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【0011】
【
図4】光源ユニットを遊技機枠に取り付けた状態の遊技機枠及び遊技盤の斜視図である。
【発明を実施するための形態】
【0012】
以下、本発明を実施するための一実施形態を添付図面を参照しながら詳述する。なお、以下の実施形態は本出願の特許請求の範囲に係る発明を限定するものではなく、実施形態の中で説明される特徴の組み合わせの全てが発明の解決手段に必須であるとは限らない。
【0013】
以下の説明において、遊技機の各部の方位は、その遊技機の正面に対面する者にとっての方位に合わせて説明する。
【0014】
図1は、遊技機1の斜視図、
図2は、遊技機1の正面図である。なお、
図2は、説明の便宜上、後述の前扉5を省略した形態を示している。
【0015】
図1に示すように、本実施形態に係る遊技機1は、遊技場の島設備に設置される正面視矩形枠状の遊技機枠2と、当該遊技機枠2の内側に固定される合成樹脂製の遊技盤3(
図2-4参照)と、遊技盤3の裏側に配置され遊技に係る演出図柄を表示可能な表示装置4(
図2参照)と、遊技機枠2の左枠部に鉛直軸回りに開閉自在に枢支され、遊技盤3に設けられる後述の遊技領域31を目視可能に遮蔽するガラス板51を嵌め込んだ前扉5と、遊技盤3の裏側に配置され遊技進行及び演出装置(表示装置4、各種光源、スピーカ等)を制御するための図示略の制御装置を備え、前扉5の右下部に設けられた発射ハンドル6を時計方向へ回転操作することにより、前扉5の前面下部に設けられた球貯留皿7に貯留された遊技球を遊技機枠2の下部に設置された発射装置8(
図2-4参照)から遊技領域31に打ち出すことによって、所定の遊技を行うことができる。
【0016】
表示装置4は、例えば液晶ディスプレイから構成され、遊技に係る情報である各種キャラクタや数字等で構成される演出図柄を変動、停止表示すると共に、そのときの遊技状態に応じた動画を表示することによって遊技の演出を行う。
【0017】
遊技盤3は、透光性樹脂板により正面視略方形に形成される。
図2に示すように、遊技盤3の前面には、内外のガイドレール9A、9Bにより包囲されるほぼ円形の遊技領域31が形成される。遊技領域31の左部には、発射装置8から発射された遊技球を導入して遊技領域31に導出させるための発射通路32、また、上部には、発射通路32から導出された遊技球を遊技領域31の右領域に誘導する右打ち通路33がそれぞれ形成される。
【0018】
遊技盤3のほぼ中央部には、表示装置4に表示される演出図柄、動画を遊技者が正面から目視可能とする表示窓34が形成される。表示窓34には、表示窓34及び表示装置4の周囲を装飾するための合成樹脂製の枠状の装飾部材10が固定される。
【0019】
遊技盤3における遊技領域31には、発射装置8から遊技領域31に打ち込まれた遊技球の流下方向を変化させる多数の遊技釘11、遊技領域31を流下する遊技球のうち装飾部材10の左側部に設けたワープ孔101に進入した遊技球を導入して左右及び前後方向へ転動可能とするステージ12、遊技領域31を流下する遊技球及びステージ12の前面から落下した遊技球が入賞可能な始動入賞口13、遊技者にとって不利な閉鎖状態(遊技球が入賞不能な状態)及び遊技者にとって有利な開放状態(遊技球が入賞可能な状態)に変化可能な大入賞装置14、右打ち通路33を通過した遊技球が通過可能なスルーチャッカ15、遊技球が入賞可能な複数の一般入賞口16、及びいずれの入賞口(始動入賞口13、大入賞口14、一般入賞口16)に入賞しなかった遊技球を遊技盤3の裏側に排出するアウト口17等が設けられる。
【0020】
遊技盤3の裏側には、表示装置4及び制御装置に加えて、遊技盤組付け要素である、大入賞装置14を閉鎖状態及び開放状態に変化させるための図示略のソレノイド、入賞口に入賞した遊技球を検出するための図示略の各種センサ、スルーチャッカ15を通過した遊技球を検出するための図示略のセンサ、入賞口及びアウト口17を通過した遊技球を遊技機1の裏側へ導くための図示略の排出路等が設置される。本実施形態においては、遊技盤3及び遊技盤組付け要素を含んで遊技盤ユニット(符号無し)が構成される。
【0021】
通常遊技(遊技球を左打ちする遊技)において、発射装置8により遊技領域31の左領域に導出された遊技球が始動入賞口13に入賞すると、これを契機に、制御装置により実行される抽選の結果、所定の変動パターンに基づいて、表示装置4に表示される演出図柄が所定時間演出態様で表示演出を行った後、リーチ状態を経て演出図柄が予め定めた所定の表示態様で確定停止表示した場合には、遊技状態が大当たり状態となって、大入賞装置14が所定のパターンで開放状態に変化する。大当たりになった場合には、遊技球を右打ちして遊技領域31の右領域に流下させることで、短時間に多数の遊技球を大入賞装置14に入賞させることが可能となる。
【0022】
なお、遊技機1の遊技内容については、本発明には直接関係しないので、詳細説明は省略する。
【0023】
図3は、遊技機1の分解斜視図、
図4は、光源ユニット(光源基板19、LED20及び透明カバー21)を遊技機枠2に取り付けた状態の遊技機枠2及び遊技盤3の斜視図、
図5は、
図2におけるV-V線拡大縦断面図である。
【0024】
遊技盤ユニットの遊技機枠2に対する取り付けは、遊技盤3の左端部を遊技機枠2の内周の左側面に設けられた図示略の嵌合溝部に嵌合させ、この状態で、遊技盤3を後方へ押し込んで、遊技盤3の右部に設けられた係合孔35を遊技機枠2の前面右部に支持されたロックレバー18に嵌合させる。そして、ロックレバー18をほぼ90度回転操作して、ロックレバー18を係合孔35に離脱不能に係合させる。これにより、遊技盤3を遊技機枠2の内側に固定することができる。なお、遊技盤ユニットの遊技機枠2への取り付けは、光源ユニット(光源基板19、LED20及び透明カバー21)を遊技機枠2に取り付けた後に行われる。
【0025】
次に、本実施形態の特徴部分について説明する。
遊技盤3は、前述のように、透光性樹脂板によって正面視略方形に形成される。
【0026】
遊技機枠2に固定された遊技盤3の外周面を形成する各端面(上端面3A、下端面3B、左端面3C及び右端面3D)にそれぞれ対向する遊技機枠2の内周の各縁(上縁2A、下縁2B、左縁2C及び右縁2D)には、光源基板19がそれぞれ固定される。光源基板19の表面には、遊技盤3の各端面に対向するエッジライト方式のLED(光源)20が光源基板19の長手方向に沿って複数実装される。光源基板19及びLED20は、遊技機枠2の内周の各縁に固定される透明樹脂材により形成される横断面コ字状の透明カバー21により覆われる。
【0027】
例えば、
図5に示すように、遊技機枠2の内周の下縁2Bに設置したLED20を発光(点灯及び点滅を含む)させた場合には、遊技盤3の下端面3Bから内部に入射した光源20の入射光Lは、遊技盤3における遊技領域31の厚み方向に打ち込まれた複数の遊技釘11や、遊技領域31の裏面側等で乱反射する。入射光Lは、遊技盤3の内部、すなわち遊技盤3の前面(本例では、遊技領域31)と背面(本例では、遊技領域31の裏面)との間において乱反射を繰り返し、所定の入射角で遊技盤3の前面に入射した場合に、遊技盤3の前側方向(前扉5の方向)へ出射する。このようにして、LED20は遊技領域31を含む遊技盤3の下半分の表面を面発光させる。同様にして、遊技機枠2の上縁2Aに設置したLED20を発光させた場合には、遊技領域31を含む遊技盤3の上半分、同じく左縁2Cに設置したLED20を発光させた場合には、遊技領域31を含む遊技盤3の左半分、同じく右縁2Dに設置したLED20を発光させた場合には、遊技領域31を含む遊技盤3の右半分をそれぞれ面発光させることができる。さらには、全ての縁2A-2Dに設置したLED20を同時に発光させた場合には、遊技盤3の表面全体を面発光させることができる。
【0028】
また、遊技盤3の各端面に入射されるLED20からの入射光は、遊技釘11以外にも、遊技盤3の前面に設置された各入賞口(始動入賞口13、一般入賞口16)、スルーチャッカ15および大入賞装置14等を構成する各種部品や、演出に用いられる所定の役物装置及び装飾物等で乱反射し、最終的に遊技盤3の前方方向へ出射して遊技盤3を面発光させる。
【0029】
また、LED20をカラープログラミングされたものを使用すると、遊技状態に応じて、遊技盤3における遊技領域31の上半分、下半分、左半分、右半分を独立して発光色を変化させることができ、より照明による演出を高めることができる。
【0030】
上述構成により、本実施形態による遊技機1は、光源基板19及びエッジライト方式のLED20を、透光性を有する遊技盤3が固定された遊技機枠2に設置したことによって、次のような作用、効果を奏する。
【0031】
従来の遊技機では、遊技盤の裏側に光拡散作用を有する透明板や光源が設置されるため、遊技盤の裏側に設置される要素が多くなり、遊技盤ユニットの奥行き寸法が大となり、各種要素のレイアウトに影響を及ぼす虞があった。しかし、本実施形態による遊技機1は、遊技盤3の裏側にLED20を設置する必要がないため、遊技盤3の裏面側に設置される遊技盤組付け要素を減少させることができる。
これにより、遊技機1は、遊技盤ユニットの奥行寸法の縮小が可能となり、各種要素のレイアウトに影響を及ぼすことを防止できる。さらに、遊技機1は、遊技盤ユニットの製作コスト(例えば、LEDが配置される光源基板の設計に係るコスト)の削減及び異なる機種間同士での遊技盤ユニットの共用化が可能になる。また、遊技場の島設備に設置される遊技機枠2にLED(光源)20が設けられるため、遊技盤の交換の際において配線等の作業負荷が軽減される。
【0032】
また、本実施形態による遊技機1において、LED(光源)20は、遊技盤3の外周面に対向する遊技機枠2の内周面に沿って設置されている。本実施形態において、光源20は、遊技機枠2の内周面に複数設置されている。これにより、遊技機1は、遊技機枠2に設置した光源20によって、遊技盤3の表面を広く発光させて、照明による演出の迫力を増大させて盛り上げることができる。
【0033】
また、光源基板19及びLED20は、LED20と遊技盤3の外周面との間に配置されて遊技機枠2に固定された透明カバー21により覆われるため、遊技盤3の遊技機枠2への取り付けに際し、遊技盤3がLED20に接触することを阻止して、LED20の損傷を防止できる。
【0034】
LED20をカラープログラミングされたものを使用することによって、遊技状態に応じて、遊技盤3の発光色を変化させることができる。
【0035】
LED20を遊技盤3の各端面に対向させて設置したことによって、そのときの遊技状態に応じて、遊技盤3の発光させる領域を変化させることができる。例えば、遊技状況が通常状態で遊技球を左打ちする場合には、遊技機枠2の左縁2Cに設置したLED20を発光させることで、遊技盤3における遊技領域31の左領域を面発光させて、左打ちであることを示唆したり、遊技球を右打ちとする場合には、遊技機枠2の上縁2A及び右縁2Dに設置した光源20を発光させることで、遊技領域31の上領域及び右領域を面発光させて、そのときの遊技状態が右打ちであることを示唆したりして、遊技者に対して遊技球の打球方向を報知することができる。
【0036】
また、遊技機1は、遊技機枠2の内周に沿って設置されたLED(光源)20の点灯態様を変化させることにより、遊技盤3の面発光による種々の演出(遊技盤発光演出)を実現することができる。遊技盤発光演出として、例えば、各光源基板19においてLED20を順次点灯させることにより遊技盤3において面発光する領域が回転するような演出や、LED20を明滅させることによって遊技盤3の面発光する領域を明滅表示させる演出等を実現することができる。
【0037】
なお、本実施例においては、LED20を遊技機枠2における内周の全ての縁に設置したが、これに限定されるものでなく、少なくともいずれか1つの縁に設置する構成としても良い。
【0038】
また、光源基板19は、遊技機枠2の内周の縁に直接固定しても良いし、遊技機枠2に固定される要素(固定用部材)を介して間接的に遊技機枠2の内周の縁に固定しても良い。固定用部材は、例えば光源基板19とほぼ同一形状を有する板状部材であっても良い。
【0039】
また、本実施例では、光源20の発する光は、遊技機枠2に固定された遊技盤3の外周面を形成する各端面(上端面3A、下端面3B、左端面3C及び右端面3D)から遊技盤3の内部に入射されるが、本発明はこれに限定されない。遊技機1は、遊技機枠2に固定された光源20の発する光が、遊技盤3の前面や裏面から内部に入射されるように構成されていてもよい。すなわち、遊技機1の遊技機枠2において、光源20は、遊技盤3を照射可能な位置に設けられていれば良い。
【0040】
また、遊技機1において、遊技盤3を透光性樹脂に光拡散材を含有した光拡散板により形成しても良い。これにより、光源20からの入射光が遊技盤3の内部に混じり込んだ光拡散材により散乱し、遊技領域31を含む遊技盤3の表面をより強く面発光させることができる。
【0041】
また、遊技機1において、遊技盤3の背面側に、遊技盤3の内部における光の乱反射を促進させるための凹凸形状(光拡散パターン)を形成しても良い。これにより、光源20から遊技盤3の内部に入射した光を遊技盤3の前面に効率よく取り出すことができ、遊技領域31を含む遊技盤3の表面を効率的に面発光させることができる。
【0042】
また、遊技機1において、遊技盤3の裏側に従来よりも削減した個数のLED(光源)を配置し、遊技機枠2に配置されたLED(光源)20と遊技盤3の裏側に配置されたLEDとを併用して遊技盤3の表面を面発光させても良い。これにより、遊技機1は、遊技盤ユニットの奥行寸法の縮小しつつ、遊技盤3の表面を広く面発光させることができる。
【符号の説明】
【0043】
1 遊技機 2 遊技機枠
2A 上縁 2B 下縁
2C 左縁 2D 右縁
3 遊技盤 3A-3D 端面
31 遊技領域 32 発射通路
33 右打ち通路 34 表示窓
35 係合孔 4 表示装置
5 前扉 51 ガラス板
6 発射ハンドル 7 球貯留皿
8 発射装置 9A、9B ガイドレール
10 装飾部材 11 遊技釘
101 ワープ孔 12 ステージ
13 始動入賞口 14 大入賞装置
15 スルーチャッカ 16 一般入賞口
17 アウト口 18 ロックレバー
19 光源基板 20 LED(光源)
21 透明カバー