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特許7114238空気噴霧器組立体、そのような組立体のための絞り機、及びそのような組立体又はそのような絞り機を含むコーティング用製品を噴射するための設備
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2022-07-29
(45)【発行日】2022-08-08
(54)【発明の名称】空気噴霧器組立体、そのような組立体のための絞り機、及びそのような組立体又はそのような絞り機を含むコーティング用製品を噴射するための設備
(51)【国際特許分類】
   B05B 7/26 20060101AFI20220801BHJP
【FI】
B05B7/26
【請求項の数】 13
【外国語出願】
(21)【出願番号】P 2017208876
(22)【出願日】2017-10-30
(65)【公開番号】P2018069238
(43)【公開日】2018-05-10
【審査請求日】2020-09-30
(31)【優先権主張番号】1660689
(32)【優先日】2016-11-04
(33)【優先権主張国・地域又は機関】FR
(73)【特許権者】
【識別番号】516299279
【氏名又は名称】エクセル インダストリー
(74)【代理人】
【識別番号】100099759
【弁理士】
【氏名又は名称】青木 篤
(74)【代理人】
【識別番号】100123582
【弁理士】
【氏名又は名称】三橋 真二
(74)【代理人】
【識別番号】100173107
【弁理士】
【氏名又は名称】胡田 尚則
(74)【代理人】
【識別番号】100128495
【弁理士】
【氏名又は名称】出野 知
(74)【代理人】
【識別番号】100146466
【弁理士】
【氏名又は名称】高橋 正俊
(74)【代理人】
【識別番号】100210686
【弁理士】
【氏名又は名称】田中 直樹
(72)【発明者】
【氏名】ジョアン ル カーディナル
(72)【発明者】
【氏名】ティボー コニョ
【審査官】磯貝 香苗
(56)【参考文献】
【文献】米国特許第02513081(US,A)
【文献】特開平07-284699(JP,A)
【文献】特公昭54-032809(JP,B1)
【文献】特開昭59-102468(JP,A)
【文献】実開平03-098959(JP,U)
【文献】実開平08-000947(JP,U)
【文献】特開平11-147056(JP,A)
【文献】米国特許出願公開第2006/0219824(US,A1)
【文献】特表2008-534280(JP,A)
【文献】欧州特許出願公開第00720869(EP,A2)
【文献】米国特許第02504117(US,A)
【文献】特開2010-281431(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
B01F 1/00-5/26
B05B 1/00-3/18
7/00-11/06
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
コーティング用製品を噴霧するための空気噴霧器(8)と、加圧されたコーティング用製品の源(10~16)から前記空気噴霧器に供給するための供給ライン(14)とを含み、前記供給ラインが、前記供給ラインの上流端(141)により前記源に接続されており、前記空気噴霧器が、噴霧器本体(82)と、コーティング用製品のための噴霧領域(Z8)に向けてのコーティング用製品の流れを制御するための制御バルブ(92)とを含み、前記制御バルブが、前記噴霧器本体の内部容積(V82)の出口穴(982)を選択的に閉鎖するためのニードル(96)を含む、コーティング用製品のための空気噴霧器組立体であり、前記供給ライン(14)の上流端(141)から前記内部容積(V82)の前記出口穴(982)まで、コーティング用製品のための流路(C)を画定しており、前記流路が、前記供給ライン(14)を前記噴霧器本体(82)上に接続するための接続部分(102)を含み、コーティング用製品の流れを制限するための絞り機(120)が、前記出口穴(982)より上流で圧力低下をもたらすために、前記接続部分において、前記流路(C)上に設置されている空気噴霧器組立体であって、前記絞り機(120)が、前記接続部分(102)の材料よりも柔らかい材料から作られていることを特徴とする、組立体。
【請求項2】
前記絞り機(120)が存在しない場合に、前記接続部分(102)が、前記空気噴霧器(8)を前記供給ラインに接続するために、前記供給ライン(14)の出口に配置された機構(106、108)と協働するように構成されていること、及び、前記絞り機(120)が、コーティング用製品のための吸入連結部内に設置されている場合に、前記接続部分(102)がまた、前記機構(106、108)と協働するように構成されていることを特徴とする、請求項1に記載の組立体。
【請求項3】
前記絞り機(120)が、前記接続部分(102)の口(112)の形状(α112)と同一である形状(α132)を有する口(132)を有することを特徴とする、請求項2に記載の組立体。
【請求項4】
前記絞り機(120)が、前記接続部分(102)内に可逆的に設置されていることを特徴とする、請求項1~3のいずれか1項に記載の組立体。
【請求項5】
前記流路(C)の断面が、前記絞り機(120)より上流に位置した部分(14)の断面と、コーティング用製品の圧力低下をもたらすためのパイプ(128)であって、前記絞り機により形成されたパイプ(128)の断面との間で徐々に減少していることを特徴とする、請求項1~4のいずれか1項に記載の組立体。
【請求項6】
前記絞り機が、1~25mmに含まれる長さ(L128)を有し、かつ、2mm未満の最大断面寸法(d128;e128)を有する、コーティング用製品の流れのための少なくとも1つのパイプ(128)であって、コーティング用製品の圧力低下をもたらすためのパイプ(128)を画定している要素により形成されていることを特徴とする、請求項1~5のいずれか1項に記載の空気噴霧器組立体のための予備部品を形成している絞り機。
【請求項7】
前記少なくとも1つのパイプ(128)の長さ(L128)が8~15mmに含まれることを特徴とする、請求6に記載の絞り機。
【請求項8】
前記少なくとも1つのパイプ(128)の長さ(L128)が10mmであることを特徴とする、請求項6に記載の絞り機。
【請求項9】
前記少なくとも1つのパイプ(128)の最大断面寸法(d128;e128)が0.5~1.8mmに含まれることを特徴とする、請求項6~8のいずれか1項に記載の絞り機。
【請求項10】
前記絞り機(120)の口(132)を画定している前記絞り機(120)の端部(130)が、同一の値を有する頂角(α122、α132)を有する円錐台状の外部形状及び内部形状を有することを特徴とする、請求項6~9のいずれか1項に記載の絞り機。
【請求項11】
少なくとも:
コーティング用製品のための少なくとも1つのリザーバ(6)と、
コーティング用製品のための少なくとも1つの空気噴霧器(8)と、
前記少なくとも1つのリザーバから、コーティング用製品を前記少なくとも1つの空気噴霧器に供給するための供給ポンプ(10)と、
前記供給ポンプから前記少なくとも1つの空気噴霧器に供給するための供給ライン(14)とを含む、コーティング用製品を噴霧するための設備(2)であって、
前記少なくとも1つの空気噴霧器(8)及び前記供給ラインが、請求項1~5のいずれか1項に記載の組立体を形成しているか、又は請求項6~10のいずれか1項に記載の絞り機(120)を含むことを特徴とする設備。
【請求項12】
前記供給ポンプ(10)に、前記供給ポンプの出口で、0.05~0.3MPa(0.5~3bars)に含まれる圧力(P16)下でコーティング用製品を前記供給ライン(14)に輸送するように調整された圧力レギュレータ(16)が設けられていること、及び、前記絞り機(120)が、0.1MPa(1bar)未満の圧力(P82)下でコーティング用製品を前記出口穴(982)に輸送するように構成されていることを特徴とする、請求項11に記載の設備。
【請求項13】
前記絞り機(120)がコーティング用製品を前記出口穴(982)に輸送するように構成されている圧力(P82)が、0.03~0.07MPa(0.3~0.7bars)であることを特徴とする、請求項12に記載の設備。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、コーティング用製品噴霧設備において使用されることが意図されたコーティング用製品を噴霧するための空気噴霧器組立体と、そのような組立体のための予備部品を形成する絞り機と、そのような噴霧器及び/又はそのような絞り機を含むコーティング用製品噴霧設備とに関する。
【背景技術】
【0002】
コーティング用製品を噴霧するための設備において、加圧したコーティング用製品と、このコーティング用製品を噴霧するための空気とを、1つ又は複数の手動又は自動噴霧器に供給することが公知である。それを行うために、加圧した空気及び加圧したコーティング用製品の両方を輸送することができるポンプを使用することが公知である。幾つかの場合において、複数の噴霧器が存在することがある。この場合において、各噴霧器に、異なる長さ及び/又は直径を持つホースにより供給することができる。このタイプの設備において、各噴霧器について同一の流量を有するために、各レギュレータが、加圧したコーティング用製品を輸送するポンプ上又はポンプの一部上に設置される。各噴霧器で同一圧力を得るために、レギュレータを使用して、噴霧器にコーティング用製品を供給するホース中の圧力変動を防止又は制限し、各ホース中の圧力を独立して調整する。
【0003】
幾つかのコーティング用製品、例えば、木材に色を適用するために使用されるコーティング用製品は、極めて液状、すなわち、水の粘度に近い極めて低い粘度を有する。そのようなコーティング用製品を適用するために、噴霧器の噴霧領域の供給圧力は極めて低くなければならず、特に0.5bars未満である。次に、これらの条件の下で、この噴霧領域に供給するために噴霧器の本体の内部に供給される容積は低圧でなければならない。これは、低圧のコーティング用製品を噴霧器に供給することを伴い、それによって、有効でなく、かつ、ポンプの移動反転(travel invesions)を隠すことができない程度に、レギュレータにその公称圧力範囲の外側で運転させることになる。これは、噴霧器の供給ホース中で圧力変動を引き起こし、それにより、コーティング用製品の一様でない塗布がもたらされる。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本発明は、より具体的には、低圧のコーティング用製品を噴霧領域に供給することができる、コーティング用製品のための新規の空気噴霧器組立体を提案することにより、圧力リミッタに運転範囲の外側で運転させるリスクなく、これらの欠点を解決することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
この目的を達成するために、本発明は、コーティング用製品のための空気噴霧器組立体であって、コーティング用製品を噴霧するための空気噴霧器と、加圧したコーティング用製品の源からこの空気噴霧器に供給するための供給ラインとを含み、供給ラインが、その上流端部により源に接続されており、空気噴霧器が、噴霧機本体と、この製品のための噴霧領域に向けてのコーティング用製品の流れを制御するための制御バルブとを含み、このバルブが、噴霧機本体の内部容積の出口穴を選択的に閉鎖するニードルを含み、噴霧器組立体が、供給ラインの上流端から内部容積の出口まで、コーティング用製品のための流路を画定している、空気噴霧器組立体に関する。本発明によれば、コーティング用製品の流れを制限するための絞り機は、出口穴より上流で圧力低下をもたらすために、流路上に設置されている。
【0006】
本発明のおかげで、噴霧器より上流の絞り機によりもたらされた圧力低下により、コーティング用製品噴霧器の供給ラインの上流部において、比較的高圧を維持することが可能となり、噴霧器の本体の内部容積における圧力を十分に低くすることができ、例えば、0.7bars未満にでき、噴霧領域の低圧供給を可能とする。したがって、噴霧器の供給ポンプの出口に配置された圧力レギュレータは、噴霧されたコーティング用製品の圧力が低い場合でさえ圧力レギュレータが有効なままであるように、その公称運転圧力範囲で実行することができる。
【0007】
本明細書及び添付の特許請求の範囲において、示される圧力は、相対的かつ動的な圧力であり、すなわち、コーティング用製品が供給パイプ及び噴霧領域の容積内を循環する際に測定される。
【0008】
有利であるが任意選択である本発明の態様によれば、そのような組立体は、任意の技術的に許容される組み合わせで考えられる、以下の特徴のうち1つ又は複数を組み込むことができる。
【0009】
絞り機が、噴霧器の本体の内部容積内に設置されている。
【0010】
絞り機が、内部容積を2つのチャンバーに分割しており、少なくとも1つの較正パイプによりこれらの2つのチャンバーを接続している。
【0011】
流路が、供給ラインを噴霧機本体上に接続するための接続部分を含み、絞り機が、接続部分内に設置されている。
【0012】
絞り機が存在しない場合に、接続部分が、空気噴霧器を供給ラインに接続するために、供給ラインの出口に配置された機構と協働するように構成されており、絞り機がコーティング用製品のための吸入連結部内に設置されている場合に、接続部分がまた、この機構と協働するように構成されている。
【0013】
絞り機が、接続部分の口の形状と同一の形状を持つ口を有する。
【0014】
絞り機が、接続部分の材料より柔らかい材料から作られており、特に、密封性に有利な合成材料から作られている。
【0015】
絞り機が、噴霧器の本体の内部容積内に、又は接続部分内に可逆的に設置されている。
【0016】
別の態様によれば、本発明は、上で説明した組立体のための予備部品を形成する絞り機に関する。この絞り機は、1~25mm、好ましくは8~15mmに含まれ、さらにより好ましくは約10mmである長さを有し、かつ、2mm未満、好ましくは0.5~1.8mmに含まれる最大断面寸法を有する、コーティング用製品の流れのための少なくとも1つの較正パイプを画定している部品により形成されている。
【0017】
絞り機の口を画定している絞り機の端部が、同一の値を有する頂角をもつ円錐台状の外部形状及び内部形状を有することを提供することが可能である。これにより、絞り機を、噴霧器の伝統的な連結部分内に供給ラインで設置することが可能となる。
【0018】
また別の態様によれば、本発明は、コーティング用製品を噴霧するための設備であって、コーティング用製品のための少なくとも1つのリザーバと、コーティング用製品のための少なくとも1つの空気噴霧器と、少なくとも1つのリザーバから少なくとも1つの噴霧器にコーティング用製品を供給するための供給ポンプと、供給ポンプから少なくとも1つの空気噴霧器に供給するための供給ラインとを含む設備に関する。本発明によれば、空気噴霧器及び供給ラインは、上で説明したような組立体を形成しており、及び/又は上で説明したような絞り機を含む。
【0019】
本発明のおかげで、レギュレータの同一の出口に接続された複数の噴霧器が存在している場合でさえ、絞り機が、単一の圧力レギュレータを使用して、制御された圧力低下をもたらし、設備内において各噴霧器において同一圧力を得ることが可能となる。
【0020】
有利には、供給ポンプに、0.5~3barsに含まれる圧力下で、コーティング用製品をコーティング用製品噴霧器の供給ラインに輸送するように調整された圧力レギュレータが、その出口に設けられており、絞り機が、1bar未満、好ましくは0.3~0.7barsの圧力の下で、噴霧器の本体の内部容積の出口穴にコーティング用製品を輸送するように構成されている。
【0021】
単に例として与えられ、添付の図面を参照してなされる、その原理に従ったコーティング用製品を噴霧するための設備、絞り機及び噴霧器組立体の2つの実施形態の以下の説明に考慮することで、本発明がより良好に理解され、本発明の他の利点がより明確になる。
【図面の簡単な説明】
【0022】
図1】本発明に係るコーティング用製品を噴霧するための設備の概略的斜視図である。
図2図1の設備に属する、本発明に係る噴霧器組立体に属する噴霧器の前面の長手方向の断面図である。
図3図2の噴霧器と共に使用されることが意図された絞り機の側面図である。
図4図3の線IV-IVに沿った断面図である。
図5】噴霧器に図3及び4の絞り機が備えられている場合の、図2と同様の断面図である。
図6】絞り機が備えられた噴霧器がコーティング用製品の供給ホースに接続された場合の、図2及び5と同様の断面図である。
図7】本発明の第2実施形態に係る噴霧器組立体に属する噴霧器についての、図2と同様の断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0023】
図1に示される設備2は、コンベヤ4により移動される、木材パネルのような対象物Oを、リザーバ6内に保存された液状コーティング用製品でコーティングすることを目的としている。
【0024】
この目的を達成するために、設備2は噴霧器8を含み、それは、ここでは作業者により運転されることが意図された、「エアスプレー」型の空気式ガンにより形成される。
【0025】
図示されていない代替形態において、噴霧器8は、任意選択で可動であり、オートマトンにより制御された支持体上に設置されることが意図された自動の空気式エアスプレー型の噴霧器である。
【0026】
設備2はまた、吸入管12によりリザーバ6に接続されたポンプ10を含む。ポンプ10はまた、加圧したコーティング用製品を噴霧器に供給する供給ライン14により、噴霧器8に接続される。圧力レギュレータ16は、ライン14の横に、ポンプ10の出口に設置されており、かつ、ボタン18を使用して調整された設定値に基づいて、このライン内で循環するコーティング用製品の圧力を制御することができる。参照番号141はライン14の上流端を示しており、それによりこのラインがレギュレータ16上に接続されている。
【0027】
ポンプ10は、2~40barsに含まれる圧力の下でコーティング用製品を輸送する。圧力レギュレータは、設定値が0.5~3barsに含まれるように構築される。言い換えれば、ホース14内で管理された圧力は、通常、0.3~3barsで調整することができる。
【0028】
さらに、ポンプ10は、圧縮空気源であることがある空気源20に接続される。空気吸入管22は、源20をポンプ10に接続する。
【0029】
噴霧器8に空気を供給する供給ライン24は、ポンプ10を噴霧器8に接続する。レギュレータ26は、ポンプ10の出口、ライン24の開始部に設置されており、かつ、制御ボタン28を使用してこのホース24内の空気圧を調整することができる。
【0030】
実際には、ガンタイプの噴霧器8の図示した場合においては、ライン14及び24は、フレキシブルホースにより形成することができる。
【0031】
特に図2に示されるように、噴霧器8は、ナット86により固定されたヘッド又はキャップ84が設置された本体82を含み、介在した密封ガスケット88及び90が介在している。
【0032】
例において、ヘッド84は、均一の噴射を輸送することが意図されており、その端部に2つの角部を含み、そのうち1つのみが、参照番号842で図2において確認できる。ヘッドに、ホース24からの空気循環経路が設けられる。これらの経路の幾つかは、参照番号844で図2において確認できる。
【0033】
次に、本体82は、本体82上へのホース24の接続領域からヘッド84の内部までの空気循環経路824が設けられる。これらの経路の1つのみが図2で確認でき、経路824及び844の数及び描写が限定的でなく、それらの数も示されていない。
【0034】
さらに、噴霧器8は、トリガ94を使用してコーティング用製品の出口を制御することができるバルブ92を含む。バルブは、ニードル96と、ニードル96が、図2、5及び6に示されるバルブ92の閉鎖構成にある座部981を画定するノズル98とを含む。
【0035】
ノズル98は、本体2の内部に配置されたスリーブ100と協働して、本体82の内部容積V82を画定し、それは、ノズル98の出口穴982に向けて流れるコーティング用製品を受けることが意図される。この出口穴982より下流で、噴霧器8の噴霧領域Z8が形成され、そこで、穴982を通じて容積V82を出るコーティング用製品が、経路844から出た空気により噴霧され、角部842内に配置された経路から出た空気により成形される。
【0036】
接続部分102はその内部容積V102が容積82と連通するように、本体82上に設置される。例において、部分102は、本体82に螺合される。この接続部分102は、供給パイプ14の下流端142に連結されることが意図される。したがって、それは、本体82、より具体的には容積V82内のコーティング用製品のための吸入連結部の一部を構成する。部分102は、時々、「吸入連結部」と称される。
【0037】
接続部分102に、連結部材108周りに自由に回転して設置されたナット106と協働するように意図された外部ネジ山104が設けられ、その連結部材に、供給パイプ14の下流端142で形状協働により導入され固定された小鈍鋸歯状ロッド(crenulated rod)が設けられている。部材108及び110は図6で確認できる。
【0038】
連結部分102に、本体82に向けて収束する円錐台状の口112が設けられる。さらに、連結部材108に、また円錐台状であり、口112の形状と相補的な形状を持つ前面114が設けられる。
【0039】
したがって、面114を口112に関連させることで、及び、ネジ山104上にナット106を螺合することで、部分102及び部材108を流体的に接続することが可能となる。この構成は、図中に図示されていないが、部品102、106及び108の形状から推定することができる。したがって、部分102及び部材108は、噴霧器8にコーティング用製品を供給する供給連結部の2つの部品を形成する。
【0040】
加圧したコーティング用製品のための流路Cは、ライン14の端部141と穴982との間に画定される。この流路Cは、供給ライン14を形成するホースの内部容積と、部分102の内部容積V102と、内部容積V82とを含む。
【0041】
本発明によれば、絞り機120は、容積V82より上流で、コーティング用製品のパス上に圧力低下をもたらすために、容積V102内に設置されており、すなわち、流路C内に設置されている。
【0042】
絞り機120は単一片であり、循環セクションを有する。その外面122は、循環セクションをまた有する部分102の内面103と相補的である。参照番号X102及びX120は、それぞれ、部品102及び120の長手軸かつ中心軸を示す。外面122は、口112と相補的な形状を持つ円錐台状セクション122aを含む。特に、セクション122aの頂角α122は、口112の頂角α112と同一である。これにより、口112上にセクション122aを含む表面が得られる。
【0043】
絞り機120は、絞り機120の最小外径を有し、かつ、容積V82に向けて容積V102の底まで係合されることが意図された下流端124を含む。端部124の端面124aは、絞り機120の軸X120を中心に存在し、かつ、絞り機120内に配置され、軸X120を中心に存在する環状セクションで較正パイプ128の出口を構成する穴126を貫通した環状ディスクの形態である。面124aは、容積V82を限定するのに寄与する。
【0044】
参照番号130は、下流端124の反対側の、絞り機120の上流端を示し、それは、この絞り機の口132を画定する。この口は、円錐台状の形状を有する。参照番号α132はその頂角を示す。角度α122及びα132は同一の値を有する。言い換えれば、絞り機120の上流端130は、円錐台状の外部形状及び内部形状を有し、図5に示すように、接続体102内に設置された絞り機120の構成において、容積V102から突き出した端部カラー134を除いて、その長さより大きい一定厚を有する。
【0045】
実際には、角度α112、α122及びα130は、45~70°に含まれる値、好ましくは60°の値を有することができる。
【0046】
口132とパイプ128との間で、軸X120に沿って、絞り機120は内部容積V120を画定し、その直径はd120で示される。この容積V120は、口132と較正パイプ128との間でコーティング用製品のための通路チャンバーを形成する。
【0047】
参照番号L128は、軸X120に平行に測定されるパイプ128の長さを示す。参照番号d128は、このパイプの直径を示す。
【0048】
これらの寸法L128及びd128は、容積V120から容積V82へのコーティング用製品の通過の際に、大きな圧力低下をもたらすように選択される。
【0049】
実際には、長さL128は1~25mm、好ましくは8~15mmから選択され、さらに好ましくは約10mmであり、直径d128は、2mm未満、好ましくは0.5~1.8mmになるように選択される。直径d128は、直径d120より小さく、絞り機120の内面123は、較正パイプ128の口127に向けて収束する円錐台状セクション123bを含む。
【0050】
例において、円錐台状セクション123bは、実質的に内部容積V120の断面と等しい、ライン14を形成するホースの断面と、較正パイプ128の断面との間で徐々に減少する流路の断面を生じさせる。これにより、コーティング用製品が封鎖されることがある隅部(nook)を作り出すのを防ぐ。
【0051】
代替的に、パイプ128は、環状セクションを有さない。この場合において、その最大横断寸法は、2mm未満、好ましくは0.5~1.8mmに含まれるように選択される。環状セクションを含むパイプの場合においては、その最大横断寸法は、このパイプ128の直径d128と等しい。
【0052】
吸入連結部102内に絞り機120を設置するためには、表面122の第2円錐台状セクション122b及びセクション122aが、それぞれ、連結部102の内面の円錐台状セクション102b及び口112に関連する表面に係合するまで、容積V102の軸X120とX102とを並べて、図5の矢印F1で示される、連結部102の内部に押し出す方向に容積V82に向けて絞り機120を押せば十分である。
【0053】
表面102b及び122bの半分の頂角β102及びβ122は等しく、15~30°に含まれる値、好ましくは20°の値を有する。
【0054】
実際には、絞り機120は、連結部102を構成する材料より柔らかい合成材料の溶接、機械加工又は3D印刷により行われる。例えば、連結部102は、鋼又は真鍮で作ることができ、絞り機はエラストマーから作られる。これにより、絞り機が、接続部分102の内部形状に適合し、部品102と120の間の密封を確実にすることが可能となる。
【0055】
代替的に、絞り機120は、金属、例えば青銅で作ることができる。
【0056】
接続部分102への絞り機120の挿入が終わると、噴霧器は、絞り機の外面122が連結部102の内部形状と実質的に一緒になる図5の構成になり、カラー134は容積V102から突き出している。
【0057】
次いで、絞り機120の口132に連結部材108の前面114を導入して、次いで、接続部分102のネジ山104上にナット106を螺合することで、噴霧器8上にホース14を接続することが可能となる。これにより、口112と表面114の間で、絞り機120の上流端130を圧縮する結果となり、それによって、部分102と部材108との間の界面で良好な密封が確実になる。この場合において、ナット106の内部タッピングとネジ山104の間の係合長さは、絞り機120が無い場合、このタッピングとこのネジ山の間の係合長さよりも短い。
【0058】
したがって、部分102は、存在すべき絞り機120が無い場合と、容積V102内に存在する絞り機120がある場合の両方で、部材106及び108と協働するように構成される。
【0059】
図6の構成において、ホース14内及び容積V120の内部までの圧力は、レギュレータ16により管理された圧力P16と実質的に等しく、一方、供給ライン14内の圧力低下を無視できるとみなす。
【0060】
大きい圧力低下は、較正パイプ128により形成された絞りによりもたらされるため、容積82内の圧力P82は、圧力P16より極めて小さいことができる。
【0061】
実際には、パイプ128の直径d128は、0.8mm、0.9mm、1mm、1.2mm、1.4mm又は1.8mmに等しいように選択することができ、それにより、噴霧されなければならないコーティング用製品の性質、特に粘度に圧力P82を適合させることが可能となる。
【0062】
絞り機120の使用により、圧力P16が0.5~3barsに含まれつつ、圧力P82を1bar未満、例えば、0.3~0.7barsにすることが可能となる。
【0063】
実際には、絞り機120は、可逆的にかつ接続部分102の内部のツールなしに配置することができ、特に、円錐台状表面123bにより通路セクションが徐々に減少するために、その内部形状に収容されるコーティング用製品のための停滞領域を防止する摩耗部品(wearing part)を構成する。矢印F1の方向に押すことで連結部102に絞り機120を設置するのに必要なツールはない。伝統的な鍵は、接続部分102上にナット106を締めるのに十分である。絞り機120を分解しなければならない場合は、鍵を用いてナット106を緩め、次いで、矢印F1と反対側に本体82に対して別々の方向に、軸X102と平行に、カラー134を引っ張ることで十分である。したがって、容積V102に絞り機120を設置することによって、前記絞り機のパイプ128が適切な長さ及び最大断面方向を有すれば、絞り機120によりもたらされる圧力低下、すなわち、容積V82内の圧力P82を採用することが容易である。
【0064】
図示されていない本発明の1つの代替形態によれば、接続部分102は、本体82と共に単一片を形成することができるか、又は螺合以外の方法で本体上に固定される。
【0065】
図7に示される本発明の第2実施形態において、第1実施形態と同様の部材は、同一の参照番号である。以後、前述したものとこの実施形態を区別するもののみを説明する。
【0066】
この実施形態において、絞り機120は、接続部分102内にではなく、容積V82の内部、すなわち、本体82内に設置される。より具体的には、絞り機120は容積V82を、上流チャンバーC82aと、下流チャンバーC82bとに分割する。ニードル96は、絞り機120の中心穴121を横切り、その容積のほとんどを占めている。より具体的には、穴120の直径d121は、ニードル96の直径d96よりわずかに、例えば、5~10%大きく、較正環状パイプ128が、ニードル96の周りかつ絞り機120の内部に形成されており、ニードル96の長手軸X96に対して半径方向に測定された較正環状パイプ128の厚さがe128で示されている。
【0067】
参照番号L128はまた、この較正パイプ128の長さを示す。
【0068】
前述したように、長さL128及び半径方向厚さe128は、コーティング用製品の流路C上に圧力低下をもたらすように選択される。この流路Cは、第1実施形態の場合に規定された供給ライン14の上流端から、ノズル98の出口穴982まで延びており、この流路は、ライン14を構成するホース、部分102の内部容積V102、チャンバーC82a、パイプ128及びチャンバーC82bを含む。
【0069】
実際には、長さL128は、1~25mm、好ましくは8~15mmから選択され、さらにより好ましくは約10mmであり、半径方向厚さe128は、2mm未満、好ましくは0.5~1.8mmになるように選択される。
【0070】
図示されていない本発明の1つの代替形態によれば、軸X96に平行な1つ又は複数の長手パイプが、絞り機120の材料中を貫通して、チャンバーC82aとC82bとの間の通路セクションを増加させることができる。これらのパイプは、ニードル96を囲うパイプ128に追加するか又は取り替えて使用することができる。
【0071】
図示されていない本発明の別の代替形態によれば、絞り機120は、供給ライン14を構成するホース内に統合することができる。
【0072】
しかしながら、この絞り機は、図で示される2つの実施形態のように、好ましくは、出口穴982に近い、すなわち、ライン14の下流端142にできる限り近い領域又は噴霧器8内で、コーティング用製品のための流路に統合される。
【0073】
したがって、実施形態とは関係なく、接続部分102、本体82、又は噴霧器8の流路Cに絞り機120を設置することは、パイプ14を形成するホースの上流部で、比較的高い圧力P16を維持することができ、容積V82の出口でのコーティング用製品の圧力P82及び噴霧領域Z8でのこの製品の圧力を低くすることができ、噴霧されたコーティング用製品の粘度に適合することができる。
【0074】
これにより、同一のポンプ10でかつ同一圧力下で複数の噴霧器8の供給が可能となり、それは、同時に大型化、コスト及びメンテナンスに関して、実際に極めて有利であることを示している。
【0075】
図示されていない本発明の1つの代替形態によれば、本発明は、静電噴霧器で実行することができる。
【0076】
上で考慮された実施形態及び代替形態は、本発明の新規の実施形態を提供するために組み合わせることができる。
本発明の実施形態としては、以下の実施形態を挙げることができる。
(付記1)
コーティング用製品を噴霧するための空気噴霧器(8)と、加圧されたコーティング用製品の源(10~16)から前記空気噴霧器に供給するための供給ライン(14)とを含み、前記供給ラインが、前記供給ラインの上流端(141)により前記源に接続されており、前記空気噴霧器が、噴霧器本体(82)と、コーティング用製品のための噴霧領域(Z8)に向けてのコーティング用製品の流れを制御するための制御バルブ(92)とを含み、前記制御バルブが、前記噴霧器本体の内部容積(V82)の出口穴(982)を選択的に閉鎖するためのニードル(96)を含む、コーティング用製品のための空気噴霧器組立体であり、前記供給ライン(14)の上流端(141)から前記内部容積(V82)の前記出口穴(982)まで、コーティング用製品のための流路(C)を画定している空気噴霧器組立体であって、コーティング用製品の流れを制限するための絞り機(120)が、前記出口穴(982)より上流で圧力低下をもたらすために、前記流路(C)上に設置されていることを特徴とする、組立体。
(付記2)
前記絞り機(120)が、前記噴霧器本体(82)の前記内部容積(V82)内に設置されていることを特徴とする、(付記1)に記載の組立体。
(付記3)
前記絞り機(120)が、前記内部容積(V82)を2つのチャンバー(C82a、C82b)に分割しており、少なくとも1つの較正パイプ(128)により前記2つのチャンバーを接続していることを特徴とする、(付記2)請求項2に記載の組立体。
(付記4)
前記流路が、前記供給ライン(14)を前記噴霧器本体(82)上に接続するための接続部分(102)を含むこと、及び、前記絞り機(120)が前記接続部分内に設置されていることを特徴とする、(付記1)に記載の組立体。
(付記5)
前記絞り機(120)が存在しない場合に、前記接続部分(102)が、前記空気噴霧器(8)を前記供給ラインに接続するために、前記供給ライン(14)の出口に配置された機構(106、108)と協働するように構成されていること、及び、前記絞り機(120)が、コーティング用製品のための吸入連結部内に設置されている場合に、前記接続部分(102)がまた、前記機構(106、108)と協働するように構成されていることを特徴とする、(付記4)に記載の組立体。
(付記6)
前記絞り機(120)が、前記接続部分(102)の口(112)の形状(α112)と同一である形状(α132)を有する口(132)を有することを特徴とする、(付記5)に記載の組立体。
(付記7)
前記絞り機(120)が、前記接続部分(102)の材料よりも柔らかい材料から作られていることを特徴とする、(付記4)~(付記6)のいずれか1つに記載の組立体。
(付記8)
前記絞り機(120)が、前記内部容積(V82)内に、又は前記接続部分(102)内に可逆的に設置されていることを特徴とする、(付記2)~(付記7)のいずれか1つに記載の組立体。
(付記9)
前記流路(C)の断面が、前記絞り機(120)より上流に位置した部分(14)の断面と、前記絞り機により形成された較正パイプ(128)の断面との間で徐々に減少していることを特徴とする、(付記1)1~(付記8)のいずれか1つに記載の組立体。
(付記10)
前記絞り機が、1~25mmに含まれる長さ(L128)を有し、かつ、2mm未満の最大断面寸法(d128;e128)を有する、コーティング用製品の流れのための少なくとも1つの較正パイプ(128)を画定している要素により形成されていることを特徴とする、(付記1)~(付記9)のいずれか1つに記載の空気噴霧器組立体のための予備部品を形成している絞り機。
(付記11)
前記少なくとも1つの較正パイプ(128)の長さ(L128)が8~15mmに含まれることを特徴とする、(付記10)に記載の絞り機。
(付記12)
前記少なくとも1つの較正パイプ(128)の長さ(L128)が10mmであることを特徴とする、(付記10)に記載の絞り機。
(付記13)
前記少なくとも1つの較正パイプ(128)の最大断面寸法(d128;e128)が0.5~1.8mmに含まれることを特徴とする、(付記10)~(付記12)のいずれか1つに記載の絞り機。
(付記14)
前記絞り機(120)の口(132)を画定している前記絞り機(120)の端部(130)が、同一の値を有する頂角(α122、α132)を有する円錐台状の外部形状及び内部形状を有することを特徴とする、(付記10)~(付記13)のいずれか1つに記載の絞り機。
(付記15)
少なくとも:
コーティング用製品のための少なくとも1つのリザーバ(6)と、
コーティング用製品のための少なくとも1つの空気噴霧器(8)と、
前記少なくとも1つのリザーバから、コーティング用製品を前記少なくとも1つの空気噴霧器に供給するための供給ポンプ(10)と、
前記供給ポンプから前記少なくとも1つの空気噴霧器に供給するための供給ライン(14)とを含む、コーティング用製品を噴霧するための設備(2)であって、
前記少なくとも1つの空気噴霧器(8)及び前記供給ラインが、請求項1~9のいずれか1項に記載の組立体を形成しているか、又は請求項10~14のいずれか1項に記載の絞り機(120)を含むことを特徴とする設備。
(付記16)
前記供給ポンプ(10)に、前記供給ポンプの出口で、0.5~3barsに含まれる圧力(P16)下でコーティング用製品を前記供給ライン(14)に輸送するように調整された圧力レギュレータ(16)が設けられていること、及び、前記絞り機(120)が、1bar未満の圧力(P82)下でコーティング用製品を前記出口穴(982)に輸送するように構成されていることを特徴とする、(付記15)に記載の設備。
(付記17)
前記絞り機(120)がコーティング用製品を前記出口穴(982)に輸送するように構成されている圧力(P82)が、0.3~0.7barsであることを特徴とする、(付記16)に記載の設備。
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7