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  • 特許-X線撮影装置 図1
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2022-08-01
(45)【発行日】2022-08-09
(54)【発明の名称】X線撮影装置
(51)【国際特許分類】
   A61B 6/00 20060101AFI20220802BHJP
   A61B 6/04 20060101ALI20220802BHJP
【FI】
A61B6/00 300D
A61B6/00 300X
A61B6/04 332A
【請求項の数】 5
(21)【出願番号】P 2018220844
(22)【出願日】2018-11-27
(65)【公開番号】P2020081410
(43)【公開日】2020-06-04
【審査請求日】2021-02-17
(73)【特許権者】
【識別番号】000001993
【氏名又は名称】株式会社島津製作所
(74)【代理人】
【識別番号】110001069
【氏名又は名称】特許業務法人京都国際特許事務所
(74)【代理人】
【識別番号】100101753
【弁理士】
【氏名又は名称】大坪 隆司
(72)【発明者】
【氏名】吉田 光毅
(72)【発明者】
【氏名】村上 大輔
(72)【発明者】
【氏名】廣▲瀬▼ 大
(72)【発明者】
【氏名】小川 拓
【審査官】宮川 数正
(56)【参考文献】
【文献】特開2017-205336(JP,A)
【文献】特開2017-000482(JP,A)
【文献】国際公開第2017/098610(WO,A1)
【文献】特開2017-118910(JP,A)
【文献】特開2001-120525(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
A61B 6/00-6/14
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
被検者を載置する天板を備えた検診台と、
前記天板を水平方向に移動させる天板移動機構と、
円弧状の形状を有し、X線照射部とX線検出部とを対向する状態で支持するアームと、
前記アームを鉛直軸周りに回転させる旋回動作を実行するアーム移動機構と、
を備えたX線撮影装置において、
前記天板移動機構による前記天板の水平方向への移動動作に連動して、前記アームに、前記旋回動作を実行させる制御部を備え
前記天板が予め設定された領域に移動したときに、前記制御部は、前記アームに、前記旋回動作を開始させ、
前記制御部は、前記アームが、前記天板と前記アームとの衝突を防止できる、所定の目的位置となるように、前記アームに、前記旋回動作を開始させるX線撮影装置。
【請求項2】
請求項に記載のX線撮影装置において、
前記天板が前記領域の外に移動したときに、前記制御部は、前記旋回動作を行った前記アームを元の位置に復帰させるX線撮影装置。
【請求項3】
請求項1又は2に記載のX線撮影装置において、
前記制御部は、前記天板の水平方向への移動動作と前記アームの前記旋回動作とを同期させて実行するX線撮影装置。
【請求項4】
請求項に記載のX線撮影装置において、
前記制御部は、前記天板の水平方向への移動動作の速度と、前記アームの前記旋回動作の速度とが比例するように制御するX線撮影装置。
【請求項5】
請求項1から請求項のいずれかに記載のX線撮影装置において、
前記制御部は、前記天板移動機構による前記天板の水平方向への移動動作に連動して、前記アームに、前記旋回動作を実行させる連動モードと、これらを連動して実行させない非連動モードとを切り替え可能であるX線撮影装置。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
この発明は、X線照射部とX線検出部とを対向する状態で支持するアームを備えたX線撮影装置に関する。
【背景技術】
【0002】
例えば、被検者の血管をX線透視するX線撮影装置は、X線管とコリメータとを備えたX線照射部と、フラットパネルディテクタ等のX線検出器を備えたX線検出部とを対向する状態で支持するC型アームを備える。このC型アームは、アーム移動機構により、鉛直軸周りに回転させる旋回動作と、水平軸周りに回転させる回転動作と、X線照射部とX線検出部との中央部周りに回転させるスライド動作とを実行することができる。また、このX線撮影装置は、被検者を載置する天板を備えた検診台を有する。この検診台の天板は、被検者を載置した状態で、水平方向に移動可能となっている(特許文献1および特許文献2参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【文献】特開2007-181545号公報
【文献】特開2017-118910号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
このようなX線撮影装置においては、C型アームと天板とは、個別に移動する構成となっている。このため、オペレータは、C型アームと天板とを個別に移動操作する必要がある。
【0005】
例えば、C型アームを天板上の被検者の頭側から進入させた状態でX線透視を行う場合において、カテーテルの挿入時に被検者の鼠径部のX線透視を行い、しかる後に、被検者の患部のX線透視を行う場合においては、天板を被検者の頭部方向に水平移動させるときに、天板とC型アームの干渉を避けるためにC型アームが一旦退避した状態で天板を移動させて鼠径部のX線透視を行い、しかる後、天板を元の位置に復帰させるときにC型アームも元の位置に復帰させることになる。このような場合には、オペレータはC型アームの移動動作と天板の移動動作を、繰り返し、個別に実行する必要があり、操作が煩雑なものとなる。
【0006】
この発明は上記課題を解決するためになされたものであり、アームの移動動作と天板の移動動作を関連付けて実行することにより、オペレータによる移動操作を簡易なものとすることが可能なX線撮影装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
請求項1に記載の発明は、被検者を載置する天板を備えた検診台と、前記天板を水平方向に移動させる天板移動機構と、円弧状の形状を有し、X線照射部とX線検出部とを対向する状態で支持するアームと、前記アームを、鉛直軸周りに回転させる旋回動作と、水平軸周りに回転させる回転動作と、前記円弧に沿ってスライドさせるスライド動作と、水平方向に移動させる水平移動動作とを実行するアーム移動機構と、を備えたX線撮影装置において、前記天板移動機構による前記天板の水平方向への移動動作に連動して、前記アームに、前記旋回動作、前記回転動作、前記スライド動作、前記水平移動動作の少なくとも一つを実行させる制御部を備えることを特徴とする。
【0008】
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、前記天板が予め設定された領域外に移動したときに、前記制御部は、前記アームに、前記旋回動作、前記回転動作、前記スライド動作、前記水平移動動作の少なくとも一つを開始させる。
【0009】
請求項3に記載の発明は、請求項2に記載の発明において、前記制御部は、前記アームが所定の目的位置となるように、前記アームに、前記旋回動作、前記回転動作、前記スライド動作、前記水平移動動作の少なくとも一つを開始させる。
【0010】
請求項4に記載の発明は、請求項2に記載の発明において、前記天板が予め設定された領域内に移動したときに、前記制御部は、前記旋回動作、前記回転動作、前記スライド動作、前記水平移動動作の少なくとも一つを行った前記アームを元の位置に復帰させる。
【0011】
請求項5に記載の発明は、請求項1から請求項4のいずれかに記載の発明において、前記制御部は、前記天板の水平方向への移動動作と前記アームの前記旋回動作、前記回転動作、前記スライド動作、前記水平移動動作の少なくとも一つとを同期させて実行する。
【0012】
請求項6に記載の発明は、請求項5に記載の発明において、前記制御部は、前記天板の水平方向への移動動作の速度と、前記アームの前記旋回動作、前記回転動作、前記スライド動作、前記水平移動動作の少なくとも一つの速度とが比例するように制御する。
【0013】
請求項7に記載の発明は、請求項1から請求項6のいずれかに記載の発明において、前記制御部は、前記天板移動機構による前記天板の水平方向への移動動作に連動して、前記アームに、前記旋回動作、前記回転動作、前記スライド動作、前記水平移動動作の少なくとも一つを実行させる連動モードと、これらを連動して実行させない非連動モードとを切り替え可能である。
【発明の効果】
【0014】
請求項1に記載の発明によれば、天板移動機構による天板の水平方向への移動動作に連動して、アームに、旋回動作、回転動作、スライド動作、水平移動動作の少なくとも一つを実行させることから、オペレータによる移動操作を簡易なものとすることが可能となる。
【0015】
請求項2から請求項4に記載の発明によれば、天板が予め設定された領域の内外に亘って水平方向に移動したときに、アームを天板の水平方向への移動に対応付けて自動的に移動させることが可能となる。
【0016】
請求項5および請求項6に記載の発明によれば、アームの移動と天板の移動とが同期することから、アームと天板とを安全に移動させることが可能となる。
【0017】
請求項7に記載の発明によれば、X線撮影の態様により、連動モードと非連動モードを切り替えることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【0018】
図1】この発明に係るX線撮影装置を正面側から見た斜視図である。
図2】この発明に係るX線撮影装置を側面側から見た斜視図である。
図3】この発明に係るX線撮影装置を斜め後方から見た斜視図である。
図4】C型アーム28の旋回動作と天板11の水平動作を示す説明図である。
図5】C型アーム28の回転動作とスライド動作を示す説明図である。
図6】この発明に係るX線撮影装置の主要な制御系を示すブロック図である。
【発明を実施するための形態】
【0019】
以下、この発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。図1は、この発明に係るX線撮影装置を正面側から見た斜視図である。図2は、この発明に係るX線撮影装置を側面側から見た斜視図である。図3は、この発明に係るX線撮影装置を斜め後方から見た斜視図である。なお、このX撮影装置は、被検者の血管をX線透視するために使用されるものである。
【0020】
この発明に係るX線撮影装置は、検診台1とX線撮影部2とを備える。
【0021】
検診台1は、基台13と、被検者を載置した状態でこの基台13に対して水平方向に移動する天板11とを備える。
【0022】
X線撮影部2は、X線管とコリメータとを備えるX線照射部31と、このX線照射部31から照射され検診台1上の被検者を透過したX線を検出するフラットパネルディテクタ等のX線検出器を有するX線検出部32とを備える。また、このX線撮影部2は、円弧状の形状を有しX線照射部31とX線検出部32とを対向する状態で支持する略C型形状を有するC型アーム28と、このC型アーム28における案内部と係合することによりC型アーム28を円弧に沿ってスライド可能に支持するスライド部27と、このスライド部27を回転可能に支持する回転部29と、この回転部29を支持するための支持部26とを備える。
【0023】
支持部26は、第1移動部材24に対して鉛直方向を向く軸を中心に回転する回転部材25を介して支持されている。第1移動部材24は、図1に示すように、第2移動部材22の下面に配設された一対のレール23に沿って図1に示すY方向に移動可能となっている。そして、第2移動部材22は、検査室の天井に配設された一対のレール21に沿って、図1に示すX方向に移動可能となっている。これにより、C型アーム28は、X、Y方向に水平移動する。
【0024】
図4は、C型アーム28の旋回動作と天板11の水平動作を示す説明図である。なお、この図においては、天板11とX線検出部32とを模式的に図示している。
【0025】
検診台1における天板11は、被検者10を載置した状態で、図4に矢印Dで示す方向に水平移動する。また、C型アーム28は、X線照射部31およびX線検出部32とともに、レール23に沿って図1に示すY方向に水平移動するとともにレール21に沿って図1に示すX方向に水平移動し、さらに、回転部材25の作用により鉛直軸方向を中心に回転することにより、図4において矢印Aで示すように、互いに対向配置されたX線照射部31およびX線検出部32を中心として鉛直軸周りに回転する旋回動作を実行する。
【0026】
図5は、C型アーム28の回転動作とスライド動作を示す説明図である。なお、この図においては、天板11とX線照射部31とX線検出部32とを模式的に図示している。
【0027】
C型アーム28は、X線照射部31およびX線検出部32とともに、回転部29の作用により、図5において矢印Cで示すように、水平軸周りに回転する回転動作を実行する。また、C型アーム28は、X線照射部31およびX線検出部32とともに、スライド部27の作用により、図5において矢印Bで示すように、X線照射部31とX線検出部32との中央部周りに回転するスライド動作を実行する。
【0028】
図6は、この発明に係るX線撮影装置の主要な制御系を示すブロック図である。
【0029】
この発明に係るX線撮影装置は、検診台1およびX線撮影部2を制御する制御部3を備える。この制御部3は、ソフトウエアがインストールされたコンピュータから構成される。この制御部3に含まれる各部の機能は、コンピュータにインストールされているソフトウエアを実行することで実現される。この制御部3は、検診台1において天板11を水平移動させるための天板移動機構41を制御する。また、この制御部3は、X線撮影部2においてC型アーム28に対して旋回動作、回転動作、スライド動作および水平移動動作を実行させるためのアーム移動機構42を制御する。また、この発明に係るX線撮影装置は、天板11およびC型アーム28の移動のための操作を実行する操作部4を備える。
【0030】
次に、この発明に係るX線撮影装置による天板11とC型アーム28との移動動作について説明する。
【0031】
なお、このX線撮影装置は、制御部3の制御により、天板移動機構41による天板11の水平方向への移動動作に連動して、C型アーム28に、旋回動作、回転動作、スライド動作、水平移動動作の少なくとも一つを実行させる連動モードと、これらを連動して実行させない非連動モードとを切り替え可能となっている。このため、X線撮影の態様に応じて、連動モードと非連動モードを切り替えることが可能となる。この連動モードと非連動モードとの切り替えは、オペレータが操作部4を操作することにより実行することができる。なお、この切り替えを、選択されたアナトミカルプログラムに基づく撮影条件等の、各種の条件に応じて自動的に実行するようにしてもよい。
【0032】
最初に、被検者10の鼠径部から被検者10の体内にカテーテルを挿入した後、X線透視位置を被検者10の患部に対向する位置に移動させるときの天板11とC型アーム28との移動動作について説明する。
【0033】
この場合においては、C型アーム28は、例えば、図3および図4に示すように、天板11上の被検者10の頭側に配置されている。この状態から、被検者10の鼠径部のX線透視を実行するときには、オペレータが操作部4を使用して天板11の移動動作を実行する。これにより、制御部3が天板移動機構41を制御して天板11をC型アーム28側(図4に示す上側)に移動させる。天板11が移動を継続し、天板11とC型アーム28とが干渉しない領域の外側まで移動したときには、制御部3がアーム移動機構42を制御することにより、C型アーム28に対して、鉛直軸周りに回転させる旋回動作を実行させる。
【0034】
この時には、制御部3は、天板11の移動動作とC型アーム28の旋回動作とを同期させて実行させる。すなわち、オペレータが操作部4を操作して天板11を移動させているときにC型アーム28もこれと同期して移動し、天板11を停止させたときにはC型アーム28も停止する。そして、天板11の移動動作の速度とC型アーム28の旋回動作の速度とを比例させる。すなわち、天板11が高速で移動すればC型アーム28も高速で移動し、天板11が低速で移動すればC型アーム28も低速で移動する。これにより、天板11とC型アーム28とを、オペレータの操作に従って安全に移動させることが可能となる。
【0035】
そして、この天板11の水平移動動作に連動するC型アーム28の旋回動作により、C型アーム28は図4において破線で示す位置まで旋回する。これにより、天板11とC型アーム28との衝突が防止できる。なお、この位置は、天板11とC型アーム28との衝突を防止することができるC型アーム28の目的位置として、予め設定され記憶された位置である。
【0036】
そして、天板11が被検者10の鼠径部を透視可能な位置まで移動し、被検者10の体内にカテーテルを挿入した後、X線透視位置を被検者10の患部に対向する位置に移動させるときには、オペレータが再度操作部4を使用して天板11の逆方向への移動動作を実行する。これにより、制御部3が天板移動機構41を制御して天板11をC型アーム28とは逆側(図4に示す下側)に移動させる。
【0037】
そして、天板11が移動を継続し、天板11とC型アーム28とが干渉しない領域の内側まで移動したときには、制御部3がアーム移動機構42を制御することにより、C型アーム28に対して、鉛直軸周りに回転させる旋回動作を実行させることにより、C型アーム28を図4において実線で示す元の位置に復帰させる。このときにも、制御部3は、天板11の移動動作とC型アーム28の旋回動作とを同期させて実行させる。
【0038】
このように、オペレータが天板11の移動操作を行うだけで、C型アーム28が自動的に天板11とC型アーム28との衝突を防止する位置まで移動することから、オペレータによる移動操作を簡易なものとすることが可能となる。
【0039】
なお、上述した実施形態においては、天板11を被検者10の頭側に移動させるときの天板11とC型アーム28との干渉を防止するため、C型アーム28が旋回動作を実行しているが、旋回動作にかえて、C型アームがX、Y方向に移動する水平移動動作を実行することにより、天板11とC型アーム28との干渉を防止してもよい。
【0040】
次に、被検者10の脚部の血管をX線透視するときの天板11とC型アーム28との移動動作について説明する。
【0041】
被検者10の脚部の血管は、脚部の上下方向に移動するに従い、脚部の表面に沿って旋回するように配置されている。被検者10の脚部の血管に対してX線透視を実行するときには、最初に、C型アーム28を図1および図2に示すように、天板11上の被検者10の側方から天板11と対向する位置に侵入させる。そして、X線透視を開始し、オペレータが操作部4を使用して天板11の移動動作を実行する。これにより、制御部3が天板移動機構41を制御して天板11を被検者10の体軸方向に移動させる。この天板11の移動に伴って、制御部3がアーム移動機構42を制御することにより、C型アーム28に対して、X線照射部31とX線検出部32との中央部周りに回転させるスライド動作を実行させる。この時には、制御部3は、天板11の移動動作とC型アーム28のスライド動作とを同期させて実行させる。C型アーム28のスライド動作は、C型アーム28が予め設定された目的位置に配置されたときに停止する。
【0042】
これにより、被検者10の脚部の表面に沿って旋回するように配置された血管を、連続してX線透視することが可能となる。この時には、オペレータが天板11の移動操作を行うだけで、C型アーム28が自動的に旋回動作を実行することから、オペレータによる移動操作を簡易なものとすることが可能となる。
【0043】
なお、上述した実施形態においては、X線照射部31とX線検出部32とを対向する状態で支持するアームとして、略C字状のC型アーム28を使用した場合について説明したが、略U字状のアーム等のように、円弧状の形状を有する領域をその一部に備え、X線照射部31とX線検出部32とを対向する状態で支持するその他の形状のアームを使用してもよい。
【符号の説明】
【0044】
1 検診台
2 X線撮影部
3 制御部
4 操作部
10 被検者
11 天板
12 フレーム
13 基台
21 レール
22 第2移動部材
23 レール
24 第1移動部材
26 支持部
27 スライド部
28 C型アーム
29 回転部
31 X線照射部
32 X線検出部
41 天板移動機構
42 アーム移動機構
図1
図2
図3
図4
図5
図6