IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

知財求人 - 知財ポータルサイト「IP Force」

▶ アリババ・グループ・ホールディング・リミテッドの特許一覧

特許7115989並置レンダリングを生成する方法、装置、及び、システム
<>
  • 特許-並置レンダリングを生成する方法、装置、及び、システム 図1
  • 特許-並置レンダリングを生成する方法、装置、及び、システム 図2
  • 特許-並置レンダリングを生成する方法、装置、及び、システム 図3
  • 特許-並置レンダリングを生成する方法、装置、及び、システム 図4
  • 特許-並置レンダリングを生成する方法、装置、及び、システム 図5
  • 特許-並置レンダリングを生成する方法、装置、及び、システム 図6
  • 特許-並置レンダリングを生成する方法、装置、及び、システム 図7
  • 特許-並置レンダリングを生成する方法、装置、及び、システム 図8
  • 特許-並置レンダリングを生成する方法、装置、及び、システム 図9
  • 特許-並置レンダリングを生成する方法、装置、及び、システム 図10
  • 特許-並置レンダリングを生成する方法、装置、及び、システム 図11
  • 特許-並置レンダリングを生成する方法、装置、及び、システム 図12
  • 特許-並置レンダリングを生成する方法、装置、及び、システム 図13
  • 特許-並置レンダリングを生成する方法、装置、及び、システム 図14
  • 特許-並置レンダリングを生成する方法、装置、及び、システム 図15
< >
(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2022-08-01
(45)【発行日】2022-08-09
(54)【発明の名称】並置レンダリングを生成する方法、装置、及び、システム
(51)【国際特許分類】
   G06T 11/60 20060101AFI20220802BHJP
   G06Q 30/06 20120101ALI20220802BHJP
【FI】
G06T11/60 100C
G06Q30/06 340
【請求項の数】 10
(21)【出願番号】P 2018563114
(86)(22)【出願日】2017-05-22
(65)【公表番号】
(43)【公表日】2019-09-12
(86)【国際出願番号】 CN2017085282
(87)【国際公開番号】W WO2017206746
(87)【国際公開日】2017-12-07
【審査請求日】2020-05-20
(31)【優先権主張番号】201610387618.7
(32)【優先日】2016-06-02
(33)【優先権主張国・地域又は機関】CN
【前置審査】
(73)【特許権者】
【識別番号】510330264
【氏名又は名称】アリババ・グループ・ホールディング・リミテッド
【氏名又は名称原語表記】ALIBABA GROUP HOLDING LIMITED
(74)【代理人】
【識別番号】110001243
【氏名又は名称】弁理士法人谷・阿部特許事務所
(72)【発明者】
【氏名】シアオベイ ワン
(72)【発明者】
【氏名】タオ ファン
(72)【発明者】
【氏名】ルーホワ ホアン
【審査官】梅本 章子
(56)【参考文献】
【文献】特開平08-190625(JP,A)
【文献】特開2002-163308(JP,A)
【文献】特開2002-133223(JP,A)
【文献】特開2001-344474(JP,A)
【文献】特開2009-253725(JP,A)
【文献】特開2008-217143(JP,A)
【文献】特開2013-196426(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
G06T 11/60
G06Q 30/06
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
並置レンダリングを生成する方法であって、
クライアント端末によって送信され、並置しようとする取引対象物のリストの対象物識別子と既定の並置テンプレートのテンプレート識別子とを含む並置レンダリング表示要求を受信することと、前記並置レンダリング表示要求の前記対象物識別子と前記テンプレート識別子とに従って、予め設定された並置しようとする前記取引対象物のリストと前記既定の並置テンプレートを獲得することとを含む第1のステップと、
前記取引対象物のカテゴリ属性を含む並置属性情報と前記取引対象物のレイアウトモードを含む並置テンプレートとに従って、前記取引対象物の並置レンダリングの画像情報を生成する第2ステップであって、
前記取引対象物の前記カテゴリ属性に従って、前記取引対象物の画像を前記既定の並置テンプレートの対応する空間位置に入力することであって、前記画像を前記既定の並置テンプレートの異なる画像レイヤに入力することと、
前記画像を入力した前記既定の並置テンプレートに従って、前記並置レンダリングの画像情報を生成することであって、
前記並置レンダリングの画像情報は、レイアウト情報を含み、
前記画像と前記画像のレイアウトモードとの間の対応関係を、前記画像を入力した前記既定の並置テンプレートから、抽出すること、および
抽出した前記対応関係を前記並置レンダリングの前記レイアウト情報として使用することを含むことと、を含む第2ステップと、
前記並置レンダリングの画像情報を前記クライアント端末に返信する第3のステップと
を備えた
並置レンダリングを生成する方法。
【請求項2】
前記並置属性情報は、空間位置属性を含み、
前記既定の並置テンプレートは、空間位置情報を含み、
前記第2ステップは、
前記取引対象物の前記空間位置属性と予め生成された並置規則セットとに従って、前記取引対象物の画像を前記既定の並置テンプレートの対応する空間位置に入力することと、
前記画像を入力した前記既定の並置テンプレートに従って、前記並置レンダリングの前記画像情報を生成することと、
を含む、請求項1に記載の並置レンダリングを生成する方法。
【請求項3】
前記空間位置情報は、床エリア位置情報、及び/または、壁エリア位置情報を含む、請求項2に記載の並置レンダリングを生成する方法。
【請求項4】
前記レイアウトモードは、前記並置レンダリングにおいて、取引対象物の画像が位置する画像レイヤの画像レイヤ識別子、画像レイヤ位置、及び、画像レイヤサイズを含む、請求項1に記載の並置レンダリングを生成する方法。
【請求項5】
異なる画像レイヤ間に重なり関係がある、請求項1に記載の並置レンダリングを生成する方法。
【請求項6】
前記画像は、静的画像または動的画像を含み、前記静的画像は、透過データを有する画像を含む、請求項1に記載の並置レンダリングを生成する方法。
【請求項7】
前記並置レンダリングの前記画像情報は、前記並置レンダリングの写真、または、前記並置レンダリングのレイアウト情報を含み、
前記並置レンダリングの前記レイアウト情報は、前記並置レンダリングにおける、前記取引対象物の画像と、前記取引対象物の前記画像のレイアウトモードとの間の対応関係を含む、
請求項1に記載の並置レンダリングを生成する方法。
【請求項8】
前記取引対象物は、室内装飾のための取引対象物を含む、請求項1に記載の並置レンダリングを生成する方法。
【請求項9】
並置レンダリングを生成する装置であって、
クライアント端末によって送信され、並置しようとする取引対象物のリストの対象物識別子と既定の並置テンプレートのテンプレート識別子とを含む並置レンダリング表示要求を受信することと、前記並置レンダリング表示要求の前記対象物識別子と前記テンプレート識別子とに従って、予め設定された並置しようとする前記取引対象物のリストと前記既定の並置テンプレートとを獲得することとを含む取引対象物のリストを獲得するように、且つ、既定の並置テンプレートを獲得するように構成された取引対象物及び並置テンプレート獲得ユニットと、
前記取引対象物のカテゴリ属性を含む並置属性情報と前記取引対象物のレイアウトモードを含む並置テンプレートとに従って、前記取引対象物の並置レンダリングの画像情報を生成するように構成された並置レンダリング生成ユニットであって、
前記取引対象物の前記カテゴリ属性に従って、前記取引対象物の画像を前記既定の並置テンプレートの対応する空間位置に入力することであって、前記画像を前記既定の並置テンプレートの異なる画像レイヤに入力することと、
前記画像を入力した前記既定の並置テンプレートに従って、前記並置レンダリングの画像情報を生成することであって、
前記並置レンダリングの画像情報は、レイアウト情報を含み、
前記画像と前記画像のレイアウトモードとの間の対応関係を、前記画像を入力した前記既定の並置テンプレートから、抽出すること、および
抽出した前記対応関係を前記並置レンダリングの前記レイアウト情報として使用することと、
前記並置レンダリングの画像情報を前記クライアント端末に返信することと
を含むことと、を行う並置レンダリング生成ユニットと
を備えた、
並置レンダリングを生成する装置。
【請求項10】
ディスプレイと、
プロセッサと、
並置レンダリングを生成する方法を行うコンピュータ可読命令を記憶するように構成されたメモリと、を備えた、電子デバイスであって、
電源を入れられ、並置レンダリングを生成する方法のプログラムを実行した後、
クライアント端末によって送信され、並置しようとする取引対象物のリストの対象物識別子と既定の並置テンプレートのテンプレート識別子とを含む並置レンダリング表示要求を受信することと、前記並置レンダリング表示要求の前記対象物識別子と前記テンプレート識別子とに従って、予め設定された並置しようとする前記取引対象物のリストと前記既定の並置テンプレートを獲得することとを含む取引対象物のリストを獲得し、且つ、既定の並置テンプレートを獲得するステップと、
前記取引対象物のカテゴリ属性を含む並置属性情報と前記取引対象物のレイアウトモードを含む並置テンプレートとに従って、前記取引対象物の並置レンダリングの画像情報を生成するステップであって、
前記取引対象物の前記カテゴリ属性に従って、前記取引対象物の画像を前記既定の並置テンプレートの対応する空間位置に入力することであって、前記画像を前記既定の並置テンプレートの異なる画像レイヤに入力することと、
前記画像を入力した前記既定の並置テンプレートに従って、前記並置レンダリングの画像情報を生成することであって、
前記並置レンダリングの画像情報は、レイアウト情報を含み、
前記画像と前記画像のレイアウトモードとの間の対応関係を、前記画像を入力した前記既定の並置テンプレートから、抽出すること、および
抽出した前記対応関係を前記並置レンダリングの前記レイアウト情報として使用することと、
前記並置レンダリングの画像情報を前記クライアント端末に返信することとを含むことと、を含むステップとを行う電子デバイス。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本出願は、2016年6月2日出願の中国特許出願第201610387618.7号「METHOD,APPARATUS,AND SYSTEM FOR GENERATING COLLOCATION RENDERING」の優先権を主張し、その全体を参照により本明細書に組み込む。
【0002】
本出願は、画像処理技術の分野に関し、より詳細には、並置レンダリングを生成する方法に関する。このような方法に対応して、本出願は、並置レンダリングを生成する装置及び電子デバイス、並置レンダリングを表示する方法、装置、及び、電子デバイス、並置レンダリングを表示するシステム、アイテムの並置レンダリングを生成する方法、装置、及び、電子デバイス、並びに、アイテムの並置レンダリングを表示する方法、装置、及び、電子デバイスにも関する。
【背景技術】
【0003】
オンラインで購入する商品の確実性は、ユーザが商品を受け取るまで分からない。よって、ユーザは、購入前に複数の商品を一緒に並置した実際の効果を知りたい。商品は、電子商取引プラットフォームの多くのシーンに表示するために並置される必要がある。例えば、ユーザが購入する複数の関連商品(ソファ、ティーテーブル、キャビネット、及び、装飾画等の家庭用品)は、表示のために並置される必要がある。業者が提供する並置パッケージに含まれる複数の関連商品(衣服、靴、眼鏡、及び、バックパック等の衣料品やアクセサリ)は、表示するなどのために並置される必要がある。
【0004】
現在、ユーザのための商品の並置レンダリングを構築する電子商取引プラットフォームのツールによって提供される並置レンダリングは、主に、画像リスト形式の並置レンダリングである。このような画像リスト形式の並置レンダリングから、ユーザは、商品を並置する実際の並置効果を見ることができない。従って、購入者が一度により多くの商品を買う可能性は少なくなる。
【0005】
要約すると、従来の技術は、複数の取引対象物の並置レンダリングが自動的に生成できないという問題を有する。
【発明の概要】
【0006】
本出願は、複数の取引対象物の並置レンダリングを自動的に生成できないという従来技術の問題を解決するために、並置レンダリングを生成する方法を提供する。本出願は、並置レンダリングを生成する装置及び電子デバイス、並置レンダリングを表示する方法、装置、及び、電子デバイス、並置レンダリングを表示するシステム、アイテムの並置レンダリングを生成する方法、装置、及び、電子デバイス、並びに、アイテムの並置レンダリングを表示する方法、装置、及び、電子デバイスをさらに提供する。
【0007】
本出願は、並置レンダリングを生成する方法であって、
並置しようとする取引対象物のリストを獲得し、且つ、既定の並置テンプレートを獲得することと、
並置しようとする取引対象物の並置属性情報と既定の並置テンプレートとに従って、並置しようとする取引対象物の並置レンダリングの画像情報を生成することと、
を含む方法を提供する。
【0008】
任意選択で、並置属性情報は、空間位置属性を含み、既定の並置テンプレートは、空間位置情報を含み、また、
並置しようとする取引対象物の並置レンダリングの画像情報を生成するステップは、
並置しようとする取引対象物の空間位置属性と予め生成された並置規則セットとに従って、並置しようとする取引対象物の画像を既定の並置テンプレートの対応する空間位置に入力することと、
画像が入力された既定の並置テンプレートに従って、並置レンダリングの画像情報を生成することと、
を含む。
【0009】
任意選択で、空間位置情報は、床エリア位置情報、及び/または、壁エリア位置情報を含む。
【0010】
任意選択で、並置属性情報は、カテゴリ属性を含み、既定の並置テンプレートは、既定のクラスの取引対象物のレイアウトモードを含み、また、
並置しようとする取引対象物の並置レンダリングの画像情報を生成するステップは、
並置しようとする取引対象物のカテゴリ属性に従って、並置しようとする取引対象物の画像を既定の並置テンプレートの対応する空間位置に入力することと、
画像が入力された既定の並置テンプレートに従って、並置レンダリングの画像情報を生成することと、
を含む。
【0011】
任意選択で、レイアウトモードは、並置レンダリングにおいて、既定のクラスの取引対象物の画像が位置する画像レイヤの画像レイヤ識別子、画像レイヤ位置、及び、画像レイヤサイズを含む。
【0012】
任意選択で、並置しようとする取引対象物の画像を既定の並置テンプレートの対応する空間位置に入力するステップは、
並置しようとする取引対象物の画像を既定の並置テンプレートの異なる画像レイヤに入力する態様を採用する。
【0013】
任意選択で、並置レンダリングの画像情報は、並置レンダリングのレイアウト情報を含み、
画像が入力された既定の並置テンプレートに従って、並置レンダリングの画像情報を生成するステップは、
画像と画像のレイアウトモードとの間の対応関係を画像が入力された既定の並置テンプレートから抽出することと、
抽出した対応関係を並置レンダリングのレイアウト情報として使用することと、
を含む。
【0014】
任意選択で、異なる画像レイヤ間に重なり関係がある。
【0015】
任意選択で、画像は、静的画像または動的画像を含み、静的画像は、透過データを有する画像を含む。
【0016】
任意選択で、並置しようとする取引対象物のリストを獲得し、且つ、既定の並置テンプレートを獲得するステップは、
クライアント端末によって送信され、並置しようとする取引対象物のリストと既定の並置テンプレートとに対応する並置レンダリング表示要求を受信することと、
並置レンダリング表示要求に従って、並置しようとする取引対象物のリストと既定の並置テンプレートとを獲得することと、
を含む。
【0017】
任意選択で、並置しようとする取引対象物の並置レンダリングを生成するステップの後、方法は、
並置レンダリングの画像情報をクライアント端末に返信すること
をさらに含む。
【0018】
任意選択で、並置レンダリングの画像情報は、並置レンダリングの写真、または、並置レンダリングのレイアウト情報を含み、並置レンダリングのレイアウト情報は、並置レンダリングにおいて、並置しようとする取引対象物の画像と並置しようとする取引対象物の画像のレイアウトモードとの間の対応関係を含む。
【0019】
任意選択で、並置しようとする取引対象物は、室内装飾のための取引対象物を含む。
【0020】
それに対応して、本出願は、並置レンダリングを生成する装置であって、
並置しようとする取引対象物のリストを獲得するように、また、既定の並置テンプレートを獲得するように構成された取引対象物及び並置テンプレート獲得ユニットと、
並置しようとする取引対象物の並置属性情報と既定の並置テンプレートとに従って、並置しようとする取引対象物の並置レンダリングの画像情報を生成するように構成された並置レンダリング生成ユニットと、
を含む、装置をさらに提供する。
【0021】
任意選択で、並置属性情報は、空間位置属性を含み、既定の並置テンプレートは、空間位置情報を含み、また、
並置レンダリング生成ユニットは、
並置しようとする取引対象物の空間位置属性と予め生成された並置規則セットに従って、並置しようとする取引対象物の画像を既定の並置テンプレートの対応する空間位置に入力するように構成された入力サブユニットと、
画像が入力された既定の並置テンプレートに従って、並置レンダリングの画像情報を生成するように構成された生成サブユニットと、
を含む。
【0022】
任意選択で、並置属性情報は、カテゴリ属性を含み、既定の並置テンプレートは、既定のクラスの取引対象物のレイアウトモードを含み、
並置レンダリング生成ユニットは、
並置しようとする取引対象物のカテゴリ属性に従って、並置しようとする取引対象物の画像を既定の並置テンプレートの対応する空間位置に入力するように構成された入力サブユニットと、
画像が入力された既定の並置テンプレートに従って、並置レンダリングの画像情報を生成するように構成された生成サブユニットと、
を含む。
【0023】
任意選択で、入力サブユニットは、具体的には、並置しようとする取引対象物の画像を既定の並置テンプレートの異なる画像レイヤに入力するように構成される。
【0024】
任意選択で、並置レンダリングの画像情報は、並置レンダリングのレイアウト情報を含み、生成サブユニットは、
画像と画像のレイアウトモードとの間の対応関係を画像が入力された既定の並置テンプレートから抽出するように構成された抽出サブユニットと、
抽出した対応関係を並置レンダリングのレイアウト情報として使用するように構成された設定サブユニットと、
を含む。
【0025】
任意選択で、取引対象物及び並置テンプレート獲得ユニットは、
クライアント端末によって送信され、並置しようとする取引対象物のリストと既定の並置テンプレートとに対応する並置レンダリング表示要求を受信するように構成された受信サブユニットと、
並置レンダリング表示要求に従って、並置しようとする取引対象物のリストと既定の並置テンプレートとを獲得するように構成された抽出サブユニットと、
を含む。
【0026】
それに対応して、本出願は、
ディスプレイと、
プロセッサと、
並置レンダリングを生成する方法のプログラムを記憶するように構成されたメモリと、を含む電子デバイスであって、電源を入れられ、並置レンダリングを生成する方法のプログラムを実行した後、並置しようとする取引対象物のリストを獲得し、且つ、既定の並置テンプレートを獲得するステップと、並置しようとする取引対象物の並置属性情報と既定の並置テンプレートとに従って、並置しようとする取引対象物の並置レンダリングの画像情報を生成するステップとを行う、電子デバイスをさらに提供する。
【0027】
それに対応して、本出願は、並置レンダリングを表示する方法であって、
特定の並置しようとする取引対象物のリストと特定の既定の並置テンプレートとに対応する並置レンダリング表示要求をサーバに送信することと、
サーバによって返信され、並置レンダリング表示要求に対応する並置レンダリングの画像情報を受信することと、
並置レンダリングの画像情報に従って、並置レンダリングを表示することと、
を含む方法をさらに提供する。
【0028】
任意選択で、並置レンダリングの画像情報は、並置レンダリングの写真、または、並置レンダリングのレイアウト情報を含む。
【0029】
任意選択で、並置レンダリングのレイアウト情報は、並置レンダリングにおいて、並置しようとする取引対象物の画像と並置しようとする取引対象物の画像のレイアウトモードとの間の対応関係を含み、
並置レンダリングを表示するステップは、
対応関係に従って並置レンダリングを表示する態様を採用する。
【0030】
任意選択で、対応関係に従って並置レンダリングを表示するステップは、
並置レンダリングにおいて並置しようとする取引対象物の画像のレイアウトモードであって、並置レンダリングにおいて並置しようとする取引対象物の画像が位置する画像レイヤの画像レイヤ識別子、画像レイヤ位置、及び、画像レイヤサイズを含むレイアウトモードを対応関係に従って獲得することと、
並置しようとする取引対象物の画像に対応するレイアウトモードに従って、並置しようとする取引対象物の画像を画像コンテナに表示することと、
を含む。
【0031】
任意選択で、並置しようとする取引対象物の画像を画像コンテナに表示するステップは、
画像識別子の昇順を画像表示順として連続的に、並置しようとする取引対象物の画像を画像コンテナに表示する態様を採用する。
【0032】
任意選択で、並置しようとする取引対象物の画像を表示するステップの前に、方法は、
並置レンダリングの情報に含まれた背景画像に従って、画像コンテナに背景画像を表示することを、
さらに含む。
【0033】
任意選択で、方法は、
ユーザが送信したリストページ表示命令を受信することと、
並置しようとする取引対象物のリストページを既定のリスト形式で並置レンダリングのレイアウト情報に従って表示することと、
をさらに含む。
【0034】
任意選択で、並置しようとする取引対象物のリストページを既定のリスト形式で表示するステップは、
並置しようとする取引対象物の画像を並置レンダリングのレイアウト情報に従って獲得することと、
リストページ画像レイヤを構築し、且つ、並置しようとする取引対象物の画像をリストページ画像レイヤに既定のリスト形式で配置することと、
リストページ画像レイヤを表示することと、
を含む。
【0035】
任意選択で、リストページ画像レイヤを表示するステップは、
並置レンダリングの画像レイヤの上にリストページ画像レイヤをスタックする態様を採用する。
【0036】
任意選択で、リストページ画像レイヤは、並置レンダリングの画像レイヤと同じサイズである。
【0037】
任意選択で、既定のリスト形式は、並置しようとする取引対象物の画像に対応する画像レイヤの画像レイヤ識別子の昇順または降順を含む。
【0038】
任意選択で、ユーザが送信したリストページ表示命令を受信するステップの後、方法は、
現在、表示されている画像レイヤが、並置レンダリングの画像レイヤであるか否かを決定し、肯定の場合、次のステップを行うこと
をさらに含む。
【0039】
任意選択で、リストページ表示命令を送信する態様は、既定のジェスチャを通して命令を送信する態様を含む。
【0040】
任意選択で、並置しようとする取引対象物のリストページを表示するステップは、
リストページ表示命令を送信する態様が、拡張的な(spread)動的効果を有する態様に対応する特定のジェスチャである場合、並置しようとする取引対象物のリストページを動的効果があるように表示する態様を採用する。
【0041】
任意選択で、並置しようとする取引対象物のリストページを既定のリスト形式で表示するステップの後、方法は、
ユーザが送信した並置レンダリングを表示する命令を受信することと、
リストページを閉じることと、
をさらに含む。
【0042】
任意選択で、ユーザが送信した並置レンダリングを表示する命令を受信するステップの後、方法は、
現在表示されている画像レイヤが、リストページの画像レイヤであるか否かを決定し、肯定の場合、次のステップを行うことをさらに含む。
【0043】
任意選択で、並置レンダリングを表示する命令を送信する態様は、既定のジェスチャを通して、命令を送信する態様を含む。
【0044】
任意選択で、リストページは、既定の透過性を有するリストページを含む。
【0045】
任意選択で、方法は、モバイルスマートデバイスまたはデスクトップコンピュータ装置に適用される。
【0046】
それに対応して、本出願は、並置レンダリングを表示する装置であって、
特定の並置しようとする取引対象物のリストと特定の既定の並置テンプレートとに対応する並置レンダリング表示要求をサーバに送信するように構成された要求送信ユニットと、
サーバによって返信され、並置レンダリング表示要求に対応する並置レンダリングの画像情報を受信するように構成された画像情報受信ユニットと、
並置レンダリングの画像情報に従って、並置レンダリングを表示するように構成された画像表示ユニットと、
を含む装置をさらに提供する。
【0047】
任意選択で、並置レンダリングの画像情報は、並置レンダリングの写真、または、並置レンダリングのレイアウト情報を含み、
並置レンダリングのレイアウト情報は、並置レンダリングにおいて、並置しようとする取引対象物の画像と並置しようとする取引対象物の画像のレイアウトモードとの間の対応関係を含み、
画像表示ユニットは、具体的には、対応関係に従って並置レンダリングを表示するように構成され、
画像表示ユニットは、
並置レンダリングにおいて並置しようとする取引対象物の画像のレイアウトモードであって、並置レンダリングにおいて並置しようとする取引対象物の画像が位置する画像レイヤの画像レイヤ識別子、画像レイヤ位置、及び、画像レイヤサイズを含むレイアウトモードを、対応関係に従って獲得するように構成された獲得サブユニットと、
並置しようとする取引対象物の画像に対応するレイアウトモードに従って、並置しようとする取引対象物の画像を画像コンテナに表示するように構成された第1の表示サブユニットと、
を含む。
【0048】
任意選択で、並置レンダリングの画像情報は、並置レンダリングの写真、または、並置レンダリングのレイアウト情報を含み、
装置は、
ユーザが送信したリストページ表示命令を受信するように構成された第1の命令受信ユニットと、
並置レンダリングのレイアウト情報に従って、並置しようとする取引対象物のリストページを既定のリスト形式で表示するように構成されたリストページ表示ユニットと、
をさらに含む。
【0049】
任意選択で、リストページ表示ユニットは、
並置レンダリングのレイアウト情報に従って、並置しようとする取引対象物の画像を獲得するように構成された獲得サブユニットと、
リストページ画像レイヤを構築するように、また、並置しようとする取引対象物の画像をリストページ画像レイヤに既定のリスト形式で配置するように構成された配置サブユニットと、
リストページ画像レイヤを表示するように構成された表示サブユニットと、
を含む。
【0050】
任意選択で、表示サブユニットは、具体的には、並置レンダリングの画像レイヤの上に、リストページ画像レイヤをスタックするように構成される。
【0051】
任意選択で、装置は、
ユーザが送信した並置レンダリングを表示する命令を受信するように構成された第2の命令受信ユニットと、
リストページを閉じるように構成されたリストページクローズユニットと、
をさらに含む。
【0052】
それに対応して、本出願は、
ディスプレイと、
プロセッサと、
並置レンダリングを表示する方法のプログラムを記憶するように構成されたメモリと、
を含む電子デバイスであって、電源を入れられ、並置レンダリングを表示する方法のプログラムを実行した後、特定の並置しようとする取引対象物のリストと特定の既定の並置テンプレートとに対応する並置レンダリング表示要求をサーバに送信するステップと、サーバによって返信され、並置レンダリング表示要求に対応する並置レンダリングの画像情報を受信するステップと、並置レンダリングの画像情報に従って、並置レンダリングを表示するステップとを実行する電子デバイスを、
さらに提供する。
【0053】
それに対応して、本出願は、上記並置レンダリングを生成する装置のいずれかと、上記並置レンダリングを表示する装置のいずれかとを含む、並置レンダリングを表示するシステムをさらに提供する。
【0054】
それに対応して、本出願は、アイテムの並置レンダリングを生成する方法であって、
表示しようとするアイテムの画像を画像コンテナの異なる画像レイヤに入力することと、
表示しようとするアイテムの画像と表示しようとするアイテムの画像のレイアウトモードとの間の対応関係を画像が入力された画像コンテナから抽出することであって、前記レイアウトモードは、画像コンテナの、表示しようとするアイテムの画像が位置する画像レイヤの画像レイヤ識別子、画像レイヤ位置、及び、画像レイヤサイズを含む、対応関係を抽出することと、
表示しようとするアイテムの画像とレイアウトモードとの間の抽出された対応関係に従って、アイテムの並置レンダリングを公開することと、
を含む、方法をさらに提供する。
【0055】
任意選択で、表示しようとするアイテムの画像を画像コンテナの異なる画像レイヤに入力するステップは、
表示しようとするアイテムの画像を画像コンテナのランダムな位置に入力することであって、表示しようとする異なるアイテムの画像は、異なる画像レイヤに対応する態様を採用し、
それに対応して、表示しようとするアイテムの画像と表示しようとするアイテムの画像のレイアウトモードとの間の対応関係を画像が入力された画像コンテナから抽出するステップは、
表示しようとするアイテムの画像の入力順に従って、表示しようとするアイテムの画像が位置する画像レイヤの画像識別子を決定することと、
画像コンテナの画像レイヤの表示位置と表示サイズを獲得することと、
画像レイヤの画像レイヤ識別子、表示位置、及び、表示サイズに従って、画像レイヤのレイアウトモードを形成することと、
画像レイヤのレイアウトモードと画像レイヤに入力された表示しようとするアイテムの画像とに従って、表示しようとするアイテムの画像とレイアウトモードとの間の対応関係を形成することと、
を含む。
【0056】
任意選択で、表示しようとするアイテムの画像を画像コンテナの異なる画像レイヤに入力するステップは、
既定の並置テンプレートを選択し、且つ、第1の画像コンテナに既定の並置テンプレートを表示することと、
表示しようとするアイテムの画像を既定の並置テンプレートの異なる画像レイヤに入力することと、
を含み、
それに対応して、表示しようとするアイテムの画像と表示しようとするアイテムの画像のレイアウトモードとの間の対応関係を画像が入力された画像コンテナから抽出するステップは、
既定の並置テンプレートのレイアウトモードであって、画像レイヤの画像レイヤ識別子、画像レイヤ位置、及び、画像レイヤサイズを含む既定の並置テンプレートのレイアウトモードを獲得することと、
既定の並置テンプレートのレイアウトモードと画像レイヤに入力された表示しようとするアイテムの画像とに従って、表示しようとするアイテムの画像とレイアウトモードの対応関係を形成することと、
を含む。
【0057】
任意選択で、アイテムの並置レンダリングを公開するステップの前に、方法は、
アイテムの並置レンダリングの背景画像を画像コンテナの背景画像レイヤに入力すること
を含む。
【0058】
それに対応して、本出願は、アイテムの並置レンダリングを生成する装置であって、
表示しようとするアイテムの画像を画像コンテナの異なる画像レイヤに入力するように構成された画像入力ユニットと、
表示しようとするアイテムの画像と表示しようとするアイテムの画像のレイアウトモードとの間の対応関係とを画像が入力された画像コンテナから抽出するように構成された対応関係抽出ユニットであって、レイアウトモードは、画像コンテナの、表示しようとするアイテムの画像が位置する画像レイヤの画像レイヤ識別子、画像レイヤ位置、及び、画像レイヤサイズを含む、対応関係抽出ユニットと、
表示しようとするアイテムの画像とレイアウトモードとの間の抽出された対応関係に従って、アイテムの並置レンダリングを公開するように構成された画像公開ユニットと、
を含む装置をさらに提供する。
【0059】
それに対応して、本出願は、
ディスプレイと、
プロセッサと、
アイテムの並置レンダリングを生成する方法のプログラムを記憶するように構成されたメモリと、を含む電子デバイスであって、電源を入れられ、アイテムの並置レンダリングを生成する方法のプログラムを実行した後、表示しようとするアイテムの画像を画像コンテナの異なる画像レイヤに入力するステップと、表示しようとするアイテムの画像と表示しようとするアイテムの画像のレイアウトモードとの間の対応関係を画像が入力された画像コンテナから抽出するステップであって、レイアウトモードは、画像コンテナの、表示しようとするアイテムの画像が位置する画像レイヤの画像レイヤ識別子、画像レイヤ位置、及び、画像レイヤサイズを含む、対応関係を抽出するステップと、表示しようとするアイテムの画像とレイアウトモードとの間の抽出された対応関係に従って、アイテムの並置レンダリングを公開するステップとを行う電子デバイスをさらに提供する。
【0060】
それに対応して、本出願は、アイテムの並置レンダリングを表示する方法であって、
表示しようとするアイテムの並置レンダリングにおいて保持される、表示しようとするアイテムの画像とレイアウトモードとの間の対応関係を獲得することと、
表示しようとするアイテムの並置レンダリングにおいて、表示しようとするアイテムの並置レンダリングに含まれる表示しようとするアイテムの画像のレイアウトモードであって、表示しようとするアイテムの並置レンダリングにおいて、表示しようとするアイテムの画像が位置する画像レイヤの画像レイヤ識別子、画像レイヤ位置、及び、画像レイヤサイズを含むレイアウトモードを、表示しようとするアイテムの画像とレイアウトモードとの間の対応関係に従って、獲得することと、
表示しようとするアイテムの画像に対応するレイアウトモードに従って、画像コンテナに表示しようとするアイテムの画像を表示することと、
を含む方法をさらに提供する。
【0061】
任意選択で、表示しようとするアイテムの画像を画像コンテナに表示するステップは、
画像レイヤ識別子の昇順を画像表示順として連続的に、表示しようとするアイテムの画像を画像コンテナに表示する態様を採用する。
【0062】
任意選択で、表示しようとするアイテムの画像を表示するステップの前に、方法は、
表示しようとするアイテムの並置レンダリングに含まれた背景画像に従って、背景画像を画像コンテナに表示することをさらに含む。
【0063】
任意選択で、方法は、
ユーザが送信したアイテムリスト効果を表示する命令を受信することと、
表示しようとするアイテムの画像とレイアウトモードとの間の対応関係に従って、表示しようとするアイテムの画像を既定のアイテムリスト形式で表示することと、
をさらに含む。
【0064】
任意選択で、既定のアイテムリスト形式で表示しようとするアイテムの画像を表示するステップは、
表示しようとするアイテムの画像とレイアウトモードとの間の対応関係に従って、表示しようとするアイテムの画像のリストを獲得することと、
アイテムリスト効果画像レイヤを構築し、且つ、表示しようとするアイテムの画像をアイテムリスト効果画像レイヤに既定のアイテムリスト形式で配置することと、
アイテムリスト効果画像レイヤを表示することと、
を含む。
【0065】
任意選択で、アイテムリスト効果画像レイヤを表示するステップは、
アイテム並置効果画像レイヤの上にアイテムリスト効果画像レイヤを重ねる態様を採用し、アイテム並置効果画像レイヤは、表示しようとするアイテムの並置レンダリングを含む画像レイヤを指す。
【0066】
任意選択で、アイテムリスト効果画像レイヤは、アイテム並置効果画像レイヤと同じサイズである。
【0067】
任意選択で、既定のアイテムリスト形式は、表示しようとするアイテムの画像に対応する画像レイヤの画像レイヤ識別子の昇順または降順を含む。
【0068】
任意選択で、ユーザが送信したアイテムリスト効果を表示する命令を受信するステップの後、方法は、
現在表示されている画像レイヤがアイテム並置効果画像レイヤであるか否かを決定し、肯定の場合、次のステップを行うことをさらに含む。
【0069】
任意選択で、アイテムリスト効果を表示する命令を送信する態様は、既定のジェスチャを通して命令を送信する態様を含む。
【0070】
任意選択で、表示しようとするアイテムの画像を既定のアイテムリスト形式で表示するステップの後、方法は、
ユーザが送信したアイテム並置効果を表示する命令を受信することと、
アイテムリスト効果画像レイヤを閉じ、表示しようとするアイテムの並置レンダリングを表示することと、
をさらに含む。
【0071】
任意選択で、ユーザが送信したアイテム並置効果を表示する命令を受信するステップの後、方法は、
現在表示されている画像レイヤがアイテムリスト効果画像レイヤか否かを決定し、肯定の場合、次のステップを行うことをさらに含む。
【0072】
任意選択で、アイテム並置効果を表示する命令を送信する態様は、既定のジェスチャを通して命令を送信する態様を含む。
【0073】
任意選択で、異なる画像レイヤ間に重なり関係がある。
【0074】
任意選択で、表示しようとするアイテムの画像は、静的画像または動的画像を含み、静的画像は、透過データを有する画像を含む。
【0075】
任意選択で、方法は、モバイルスマートデバイスまたはデスクトップコンピュータ装置に適用される。
【0076】
それに対応して、本出願は、アイテムの並置レンダリングを表示する装置であって、
表示しようとするアイテムの並置レンダリングにおいて保持される、表示しようとするアイテムの画像とレイアウトモードとの間の対応関係を獲得するように構成された対応関係獲得ユニットと、
表示しようとするアイテムの並置レンダリングにおいて表示しようとするアイテムの並置レンダリングに含まれる表示しようとするアイテムの画像のレイアウトモードであって、表示しようとするアイテムの並置レンダリングにおいて表示しようとするアイテムの画像が位置する画像レイヤの画像レイヤ識別子、画像レイヤ位置、及び、画像レイヤサイズを含むレイアウトモードを、表示しようとするアイテムの画像とレイアウトモードとの間の対応関係に従って、獲得するように構成されたレイアウトモード獲得ユニットと、
表示しようとするアイテムの画像に対応するレイアウトモードに従って、表示しようとするアイテムの画像を画像コンテナに表示するように構成された画像表示ユニットと、
を含む装置をさらに提供する。
【0077】
任意選択で、装置は、
ユーザが送信したアイテムリスト効果を表示する命令を受信するように構成された第1の命令受信ユニットと、
表示しようとするアイテムの画像とレイアウトモードとの間の対応関係に従って、表示しようとするアイテムの画像を既定のアイテムリスト形式で表示するように構成されたリストページ表示ユニットと、
をさらに含む。
【0078】
任意選択で、装置は、
ユーザが送信したアイテム並置効果を表示する命令を受信するように構成された第2の命令受信ユニットと、
アイテムリスト効果画像レイヤを閉じるように、また、表示しようとするアイテムの並置レンダリングを表示するように構成されたリストページクローズユニットと、
をさらに含む。
【0079】
それに対応して、本出願は、
ディスプレイと、
プロセッサと、
アイテムの並置レンダリングを表示する方法のプログラムを記憶するように構成されたメモリと、を含む電子デバイスであって、電源を入れられ、アイテムの並置レンダリングを表示する方法を生成するプログラムを実行すると、表示しようとするアイテムの画像を画像コンテナの異なる画像レイヤに入力するステップと、表示しようとするアイテムの画像と表示しようとするアイテムの画像のレイアウトモードとの間の対応関係を画像が入力された画像コンテナから抽出するステップであって、レイアウトモードは、画像コンテナの、表示しようとするアイテムの画像が位置する画像レイヤの画像レイヤ識別子、画像レイヤ位置、及び、画像レイヤサイズを含む、対応関係を抽出するステップと、表示しようとするアイテムの画像とレイアウトモードとの間の抽出された対応関係に従って、アイテムの並置レンダリングを公開するステップとを行う電子デバイスをさらに提供する。
【0080】
従来技術と比較して、本出願で提供される並置レンダリングを生成する方法によると、並置しようとする取引対象物のリストが獲得され、既定の並置テンプレートが獲得され、並置しようとする取引対象物の並置レンダリングの画像情報が、並置しようとする取引対象物の並置属性情報と既定の並置テンプレートとに従って、生成される。
【0081】
本出願において提供される並置レンダリングを生成する方法を使用することによって、並置しようとする取引対象物のリストに含まれる並置しようとする複数の取引対象物に関して、並置しようとする取引対象物の並置属性情報と既定の並置テンプレートに従って、並置レンダリングの画像情報が生成される。このような処理態様において、複数の取引対象物を自動的に結び付けて、シーンに並置できるので、ユーザは、複数の取引対象物を一緒に並置するレンダリング効果を知ることができる。
【図面の簡単な説明】
【0082】
図1】本出願による、並置レンダリングを生成する方法の実施形態のフローチャートである。
図2】本出願による、並置レンダリングを生成する方法の実施形態の並置テンプレートの概略図である。
図3】本出願による、並置レンダリングを生成する方法の実施形態の並置レンダリングの概略図である。
図4】本出願による、並置レンダリングを生成する装置の実施形態の概略図である。
図5】本出願による、電子デバイスの概略図である。
図6】本出願による、並置レンダリングを表示する方法の実施形態のフローチャートである。
図7】本出願による、並置レンダリングを表示する装置の実施形態の概略図である。
図8】本出願による、別の電子デバイスの概略図である。
図9】本出願による、並置レンダリングを表示するシステムの実施形態の概略図である。
図10】本出願による、アイテムの並置レンダリングを生成する方法の実施形態のフローチャートである。
図11】本出願による、アイテムの並置レンダリングを生成する装置の実施形態の概略図である。
図12】本出願による、さらに別の電子デバイスの実施形態の概略図である。
図13】本出願による、アイテムの並置レンダリングを表示する方法の実施形態のフローチャートである。
図14】本出願による、アイテムの並置レンダリングを表示する装置の実施形態の概略図である。
図15】本出願による、さらに別の電子デバイスの実施形態の概略図である。
【発明を実施するための形態】
【0083】
多くの特定の詳細を以下に記載して、本出願の完全な理解が容易になるようにする。しかしながら、本出願は、本明細書に記載した方法とは異なる多くの他の方法で実施できる。当業者は、本出願の意味を逸脱することなく、類似の促進を行うことができる。よって、本出願は、以下に開示の特定の実施態様に制限されない。
【0084】
本出願は、並置レンダリングを生成する方法、装置、及び、電子デバイス、並置レンダリングを表示する方法、装置、及び、電子デバイス、並置レンダリングを表示するシステム、アイテムの並置レンダリングを生成する方法、装置、及び、電子デバイス、並びに、アイテムの並置レンダリングを表示する方法、装置、及び、電子デバイスを提供する。
【0085】
図1を参照すると、本出願による、並置レンダリングを生成する方法の実施形態のフローチャートが示されている。方法は、以下のステップを含む。
【0086】
ステップS101:並置しようとする取引対象物のリストが獲得され、既定の並置テンプレートが獲得される。
【0087】
並置しようとする取引対象物のリストは、並置しようとする複数の取引対象物を含む。並置しようとする取引対象物は、並置属性情報を有する取引対象物、すなわち、表示のために、他の取引対象物と並置できる取引対象物を指す。例えば、並置しようとする取引対象物は、室内装飾のための取引対象物、衣服の取引対象物等であってよい。具体的には、室内装飾のための取引対象物は、ソファ、ティーテーブル、机、椅子等を含んでよく、衣服の取引対象物は、シャツ、パンツ、スーツ、ネクタイ、革靴等を含み得る。
【0088】
並置属性情報は、取引対象物の並置効果と表示効果に影響する情報を指す。並置属性情報は、取引対象物を並置、表示するための主要な基準、すなわち、並置レンダリングにおいて取引対象物のレイアウトモードを決定するための主要な基準である。
【0089】
並置属性情報は、獲得方法で分ける場合、取引対象物の提供者または需要者によって提供された並置属性情報と、取引対象物の特徴に従ってサービスプラットフォームによって自動的に取得される並置属性情報とを含む。
【0090】
例えば、電子商取引プラットフォームの販売者(または、購入者)によって提供されるある商品の並置属性情報は、取引対象物の提供者(または需要者)によって提供される並置属性情報である。
【0091】
例えば、電子商取引プラットフォームの販売者は、ある商品をリリースする時に、その商品の均一のロゴ(例えば、iPhone(登録商標)6s)を提供する。電子商取引プラットフォームは、同じ商品の記憶された並置属性情報を商品ストレージから獲得でき、獲得した並置属性情報に従って、今リリースされた商品の並置属性情報を自動的に取得できる。
【0092】
異なる適用シナリオにおいては、並置属性情報は、異なる特定のアイテムを含んでよい。例えば、室内装飾のための取引対象物の並置属性情報は、空間位置属性情報、カテゴリ属性情報等を含んでよいが、これらに限らず、衣服の取引対象物の並置属性情報は、カテゴリ属性情報等を含むが、これに限らない。
【0093】
一般的に、並置属性情報は、サイズ情報、色情報、及び、スタイル情報のうちの少なくとも1つをさらに含んでよい。並置属性情報は、他の可能な情報を含み得ることは当然である。コンピュータ技術の発展に伴って、ますます多くの並置属性情報が発見されるであろう。よって、ますます多くの並置属性情報が、取引対象物の並置と表示に使用できる。
【0094】
例えば、室内装飾の取引対象物であるソファの並置属性情報は、
サイズ情報、空間位置属性情報(床または壁のコーナー等)、色情報(暖色、寒色等)、スタイル情報(中国スタイル、ヨーロッパスタイル、日本スタイル、アメリカンスタイル等)などを含む。例えば、衣服の取引対象物であるシャツの並置属性情報は、サイズ情報(M、XL等)、色情報(暖色、寒色等)、スタイル情報(カジュアルウェア、フォーマルウェア等)などを含む。
【0095】
既定の並置テンプレートは、並置レンダリングの空間レイアウトモードを規定する。異なる並置テンプレートは、異なる空間レイアウトモードを規定する。
【0096】
例えば、既定の並置テンプレートは、空間位置情報を含む、すなわち、並置レンダリングの様々な空間位置は、予め規定されており、並置しようとする取引対象物の画像を並置テンプレートの対応する空間位置に入力することしか必要としない。空間位置情報は、床エリア位置情報、及び/または、壁エリア位置情報、を含むが、これらに限らない、すなわち、並置テンプレートのどのエリアが床エリアで、並置テンプレートのどのエリアが壁エリアかが規定され、空間位置情報は、壁のコーナーや他の位置情報もさらに含み得る。
【0097】
例えば、既定の並置テンプレートは、複数の画像レイヤを規定し、各画像レイヤに対応する取引対象物が属するカテゴリと、各画像レイヤの画像レイヤ識別子、画像レイヤ位置、及び、画像レイヤサイズとを規定する。すなわち、並置レンダリングの基本レイアウトモードが決定されており、必要なのは、並置しようとする取引対象物の画像を並置テンプレートの異なる画像レイヤに入力することだけである。
【0098】
実際の適用においては、並置レンダリングの需要者は、一般的に、並置レンダリングの画像情報を生成するために、並置しようとする取引対象物の特性に従って、前もって設定された複数の既定の並置テンプレートから適切な既定の並置テンプレートを選択する。
【0099】
並置レンダリングの画像情報は、並置レンダリングの写真、または、並置レンダリングのレイアウト情報を含む、並置レンダリングの表現態様を指す。並置レンダリングの写真は、静的並置レンダリングと呼ばれてもよい。すなわち、並置レンダリングの生成された画像情報は、静的画像である。並置レンダリングのレイアウト情報は、並置レンダリングの写真が形成される元になるデータを指す。例えば、並置レンダリングのレイアウト情報は、並置レンダリングにおける、取引対象物の画像と取引対象物の画像のレイアウトモードとの間の対応関係を含む。
【0100】
静的並置レンダリングの概念と比較して、並置レンダリングのレイアウト情報に基づいて生成される並置レンダリングは、動的並置レンダリングと呼ばれてよい。実際の適用においては、並置レンダリングの生成された画像情報が、並置レンダリングの写真であるか、並置レンダリングのレイアウト情報であるかを、特定の要件に従って、決定できる。
【0101】
以下に、並置レンダリングの写真または並置レンダリングのレイアウト情報のクライアント端末への影響を、モバイル電子商取引プラットフォームを例に取って、それぞれ、記載する。
【0102】
モバイル電子商取引プラットフォームで公開された商品の並置レンダリングの画像情報は、並置レンダリングの写真、または、並置レンダリングのレイアウト情報であってよい。並置レンダリングの写真を公開する態様は、モバイルクライアント端末に比較的高効率で画像を表示するという点で主に有利である。しかしながら、このような静的並置レンダリングを商品リストページに切り替えるプロセスは、以下のようになる。すなわち、最初に、並置しようとする取引対象物の画像のリストをサーバから獲得することを要求する必要がある。次に、並置しようとする取引対象物の画像が、並置しようとする取引対象物の画像の獲得されたリストに従って、リスト形式で表示される。従って、このような切替方法は、商品リストページを見る必要がある時、ユーザは、サーバを通して1ページジャンプすることによってしか並置しようとする取引対象物の画像を獲得できず、その後、画像がリスト形式でユーザに表示されるという問題があるのは明らかである。
【0103】
ユーザが、買い物のために、モバイルフォンを介してモバイル電子商取引プラットフォームにアクセスする時、モバイルフォンにはウィンドウが1つしか無いので、アプリケーションプログラムの閲覧効率は、重要な指標である。閲覧効率を向上させるために、好ましい態様は、本出願で提供された方法を用いて、並置レンダリングのレイアウト情報を生成することである。並置レンダリングのレイアウト情報は、並置レンダリングにおいて並置しようとする取引対象物の画像と並置しようとする取引対象物のレイアウトモードとの間の対応関係を含むので、並置レンダリングからリストページへの切替中に、ページ要求が、サーバ端末によって再度、行われる必要が無い、よって、閲覧効率を向上させる効果がある。
【0104】
上記部分は、ステップS101に伴う様々な概念を記載した。
【0105】
特定の実施態様において、このステップは、(1)クライアント端末によって送信され、並置しようとする取引対象物のリストと既定の並置テンプレートとに対応する並置レンダリング表示要求を受信するステップ、(2)並置レンダリング表示要求に従って、並置しようとする取引対象物のリストと既定の並置テンプレートとを獲得するステップを含み得る。
【0106】
クライアント端末は、モバイルスマートデバイス、すなわち、いわゆるモバイルフォンもしくはスマートフォン、PAD、iPad(登録商標)等を含むが、それらに限らず、パーソナルコンピュータ及び他の端末装置をさらに含む。このようなアプリケーションシナリオにおいて、本出願の実施形態で記載される並置レンダリングを生成する方法は、一般的にサーバによって行われる。
【0107】
並置レンダリング表示要求は、並置しようとする取引対象物のリストの並置しようとする取引対象物の対象物識別子と、既定の並置テンプレートのテンプレート識別子とを含むことができる。サーバは、並置しようとする取引対象物の対象物識別子と並置テンプレートのテンプレート識別子とに従って、並置しようとする取引対象物のリストと既定の並置テンプレートとを獲得できる。
【0108】
並置しようとする取引対象物のリストを獲得し、既定の並置テンプレートを獲得するステップの後、方法は、並置しようとする取引対象物のリストに含まれる並置しようとする取引対象物に関して、並置レンダリングの画像情報を生成する次のステップに進み得る。
【0109】
ステップS103:並置しようとする取引対象物の並置レンダリングの画像情報が、並置しようとする取引対象物の並置属性情報と既定の並置テンプレートとに従って、生成される。
【0110】
このステップにおいて、並置しようとする取引対象物のリストに含まれる並置しようとする取引対象物に関して、既定の並置テンプレートによって規定された空間レイアウトモードと並置しようとする取引対象物の並置属性情報とに従って、並置レンダリングの画像情報が生成される。
【0111】
空間レイアウトモードに対応する並置しようとする取引対象物の並置属性情報に基づいて、並置テンプレートによって規定された異なる空間レイアウトモードに従って、並置しようとする取引対象物の並置レンダリングの画像情報を生成することが必要であることに注意されたい。利用可能な2つの既定の並置テンプレートと、2つの既定の並置テンプレートに対応する並置レンダリングを生成する態様とを以下に記載する。
【0112】
(1)既定の並置テンプレートは、空間位置情報を含む。
【0113】
既定の並置テンプレートは、空間位置情報を規定する。例えば、既定の並置テンプレートは、どのエリアが床エリアであるか、どのエリアが壁エリアであるか、また、どの位置が壁のコーナーであるかを規定する。よって、並置レンダリングの画像情報を生成するためには、取引対象物の空間位置属性に従って、並置テンプレートに画像を入力することが必要である。
【0114】
特定の実施態様においては、並置しようとする取引対象物の並置レンダリングの画像情報を生成するステップは、(1.1)並置しようとする取引対象物の空間位置属性と予め生成された並置規則セットとに従って、並置しようとする取引対象物の画像を既定の並置テンプレートの対応する空間位置に入力するステップ、(1.2)画像が入力された既定の並置テンプレートに従って、並置レンダリングの画像情報を生成するステップを含み得る。
【0115】
予め生成された並置規則は、異なるクラスの取引対象物を配置する方法を指す。例えば、ソファのクラス取引対象物とティーテーブルのクラス取引対象物との並置規則は、向かい合って配置されることであり、ベッドの取引対象物とベッドサイドテーブルの取引対象物との並置規則は、ベッドの両側に1つのベッドサイドテーブルが配置される、等である。
【0116】
上記ステップ1.1と1.2を、並置しようとする取引対象物のリストが、ソファ、ティーテーブル、テーブル、椅子、及び、装飾画の家具及びインテリアを含むことを、例にとって記載する。並置しようとする取引対象物のリストに含まれる並置しようとする取引対象物を表1に示す。
【0117】
【表1】
【0118】
表1の並置しようとする取引対象物に関して、取引対象物の空間位置属性と予め生成された並置規則セットとに従って、ソファとティーテーブルは、並置テンプレートの床中央エリアに向かい合った位置で配置されること、装飾画は、壁面に掛けられること等を決定することができ、実際の並置レンダリングの画像情報が、情報に従って互いに並置された取引対象物に関して生成できる。図3を参照すると、本出願による、並置レンダリングを生成する方法の実施形態の並置レンダリングの概略図が示されている。
【0119】
比較的リアルな並置レンダリングを生成するために並置しようとする取引対象物の写真は、通常、実物のスケールと一致すること、すなわち、異なる取引対象物の写真間のスケールと、異なる取引対象物の実物間のスケールとは等しいことに注意されたい。
【0120】
(2)既定の並置テンプレートは、既定のクラスの取引対象物のレイアウトモードを含む。
【0121】
既定の並置テンプレートは、既定のクラスの取引対象物のレイアウトモードを含むので、並置レンダリングの画像情報を生成するように、取引対象物のカテゴリ属性に従って、画像を並置テンプレートに入力することが必要である。
【0122】
図2を参照すると、本出願による並置レンダリングを生成する方法の実施形態の並置テンプレートの概略図が示されている。並置テンプレートが、並置レンダリングに含まれる取引対象物のカテゴリと、そのカテゴリの取引対象物が含まれる画像レイヤの画像レイヤ識別子、画像レイヤ位置、及び、画像レイヤサイズとを規定することが、図2から分かる。この実施形態においては、並置しようとする取引対象物の並置レンダリングの画像情報を生成するステップは、(2.1)並置しようとする取引対象物のカテゴリ属性に従って、並置しようとする取引対象物の画像を既定の並置テンプレートの対応する空間位置に入力するステップ、(2.2)画像が入力された既定の並置テンプレートに従って、並置レンダリングの画像情報を生成するステップを含む。
【0123】
図2に示す並置テンプレートを例に挙げると、並置しようとする取引対象物のリストは、上記の表1に示す静止した取引対象物である。上記ステップ2.1及び2.2は、具体的には、以下のように実施できる。すなわち、並置テンプレートの既定のソファカテゴリが置かれる空間位置にソファが置かれ、並置テンプレートの既定のティーテーブルカテゴリが置かれる空間位置にティーテーブルが置かれ、既定の装飾画カテゴリが置かれる空間位置に装飾画が置かれる等、取引対象物のカテゴリ属性に従って決定することができ、実際の並置レンダリングの画像情報が、その画像情報に従って互いに並置される取引対象物に関して生成できる。図3を参照すると、本出願による並置レンダリングを生成する方法の実施形態の並置レンダリングの概略図が示されている。
【0124】
並置レンダリングを生成する2つの利用可能な態様を記載した。並置テンプレート及び並置レンダリングは、他の形式でも生成でき、並置テンプレート及び並置レンダリングを生成する態様における様々な変更形態は、特定の実施態様における変更でしかなく、本出願の核心を逸脱せず、よって、本出願の保護の範囲にあることに注意されたい。
【0125】
特定の実施態様においては、並置レンダリングのレイアウト情報を獲得するために、並置しようとする取引対象物の画像を既定の並置テンプレートの対応する空間位置に入力するステップは、並置しようとする取引対象物の画像を既定の並置テンプレートの異なる画像レイヤに入力するように実施できる。異なる取引対象物の画像が、異なる画像レイヤに置かれるので、並置レンダリングの対応関係、すなわち、レイアウト情報は、画像が入力された並置テンプレートに従って抽出できる。
【0126】
特定の実施態様においては、画像が入力された既定の並置テンプレートに従って並置レンダリングの画像情報を生成するステップは、(1)画像と画像のレイアウトモードとの対応関係を画像が入力された既定の並置テンプレートから抽出するステップ、(2)抽出した対応関係を並置レンダリングのレイアウト情報として使用するステップを含み得る。
【0127】
好ましい実施態様として、視覚的によりリアルな(三次元の)並置レンダリングを作成するために、既定の並置テンプレートの異なる画像レイヤ間に重なり関係があってよい。例えば、ティーテーブルの画像は、ソファの画像の上に部分的に重なってよい等である。
【0128】
さらに、並置しようとする取引対象物の画像は、静的画像であっても、動的画像であってもよい。静的画像は、視覚的によりリアルな並置レンダリングを作成するように、透過データを有する画像、例えば、png24の画像フォーマット、アルファ透明チャンネル等を有する画像を含む。動的画像は、gifフォーマット、フラッシュアニメーションフォーマット、ビデオ形式等のアイテムの動的画像を含む。並置レンダリングは、並置レンダリングを表示する効果を強化するように、静的画像と動的画像を同時に含み得る。
【0129】
特定の実施態様においては、ステップS101において、並置しようとする取引対象物のリストと既定の並置テンプレートとが、並置レンダリング表示要求に従って獲得される場合、並置しようとする取引対象物の並置レンダリングの画像情報を生成するステップの後、方法は、並置レンダリングの画像情報をクライアント端末に返信するステップをさらに含み、それによって、クライアント端末は、並置レンダリングの画像情報に従って、並置レンダリングを表示できる。
【0130】
ステップS103において生成された並置レンダリングの画像情報が並置レンダリングの写真である場合、並置レンダリングの写真は、クライアント端末に返信され、ステップS103に置いて生成された並置レンダリングの画像情報が並置レンダリングのレイアウト情報である場合、並置レンダリングのレイアウト情報がクライアント端末に返信されることに注意されたい。
【0131】
並置レンダリングを生成する方法を上記実施形態で提供した。方法に対応して、本出願は、並置レンダリングを生成する装置をさらに提供する。装置は、方法の実施形態に対応する。
【0132】
図4を参照すると、本出願による、並置レンダリングを生成する装置の実施形態の概略図が示されている。装置の実施形態は、プロセスの実施形態に基本的に類似しているので、簡単に記載する。関連する内容に関しては、プロセスの実施形態の一部を参照されたい。以下に記載する装置の実施形態は、単に例示的なものである。
【0133】
本実施形態の並置レンダリングを生成する装置は、
並置しようとする取引対象物のリストを獲得するように、また、既定の並置テンプレートを獲得するように構成された取引対象物及び並置テンプレート獲得ユニット101と、
並置しようとする取引対象物の並置属性情報と既定の並置テンプレートとに従って、並置しようとする取引対象物の並置レンダリングの画像情報を生成するように構成された並置レンダリング生成ユニット103と、
を含む。
【0134】
任意選択で、並置属性情報は、空間位置属性を含み、既定の並置テンプレートは、空間位置情報を含み、
並置レンダリング生成ユニット103は、
並置しようとする取引対象物の空間位置属性と予め生成された並置規則セットとに従って、並置しようとする取引対象物の画像を既定の並置テンプレートの対応する空間位置に入力するように構成された入力サブユニットと、
画像が入力された既定の並置テンプレートに従って、並置レンダリングの画像情報を生成するように構成された生成サブユニットと、
を含む。
【0135】
任意選択で、並置属性情報は、カテゴリ属性を含み、既定の並置テンプレートは、既定のクラスの取引対象物のレイアウトモードを含み、
並置レンダリング生成ユニット103は、
並置しようとする取引対象物のカテゴリ属性に従って、並置しようとする取引対象物の画像を既定の並置テンプレートの対応する空間位置に入力するように構成された入力サブユニットと、
画像が入力された既定の並置テンプレートに従って、並置レンダリングの画像情報を生成するように構成された生成サブユニットと、
を含む。
【0136】
任意選択で、入力サブユニットは、具体的には、並置しようとする取引対象物の画像を、既定の並置テンプレートの異なる画像レイヤに入力するように構成される。
【0137】
任意選択で、並置レンダリングの画像情報は、並置レンダリングのレイアウト情報を含み、
生成サブユニットは、
画像と画像のレイアウトモードとの間の対応関係を画像が入力された既定の並置テンプレートから抽出するように構成された抽出サブユニットと、
抽出した対応関係を並置レンダリングのレイアウト情報として使用するように構成された設定サブユニットと、
を含む。
【0138】
任意選択で、取引対象物及び並置テンプレート獲得ユニット101は、
クライアント端末によって送信され、並置しようとする取引対象物のリストと既定の並置テンプレートとに対応する並置レンダリング表示要求を受信するように構成された受信サブユニットと、
並置レンダリング表示要求に従って、並置しようとする取引対象物のリストと既定の並置テンプレートとを獲得するように構成された抽出サブユニットと、
を含む。
【0139】
図5を参照すると、本出願による、電子デバイスの概略図を示す。デバイスの実施形態は、プロセスの実施形態に基本的に類似しているので、簡単に記載する。関連する内容に関しては、プロセスの実施形態の一部を参照されたい。以下に記載するデバイスの実施形態は、単に例示的なものである。
【0140】
本実施形態の電子デバイスは、ディスプレイ101と、プロセッサ102と、並置レンダリングを生成する方法のプログラムを記憶するように構成されたメモリ103とを含む。電源を入れられ、並置レンダリングを生成する方法のプログラムを実行した後、デバイスは、並置しようとする取引対象物のリストを獲得し、且つ、既定の並置テンプレートを獲得するステップと、並置しようとする取引対象物の並置属性情報と既定の並置テンプレートとに従って、並置しようとする取引対象物の並置レンダリングの画像情報を生成するステップとを行う。
【0141】
並置レンダリングを生成する上記方法に対応して、本出願は、並置レンダリングを表示する方法をさらに提供する。
【0142】
図6を参照すると、本出願による、並置レンダリングを表示する方法の実施形態のフローチャートが示されている。本実施形態と第1の実施形態と同じ内容はここでは繰り返さないので、第1の実施形態の対応する部分を参照されたい。本出願による、並置レンダリングを表示する方法は以下のステップを含む。
【0143】
ステップS101:特定の並置しようとする取引対象物のリストと特定の既定の並置テンプレートとに対応する並置レンダリング表示要求が、サーバに送信される。
【0144】
本出願の本実施形態において提供される並置レンダリングを表示する方法は、特定の並置しようとする取引対象物のリストの並置レンダリングを表示する必要のあるクライアント端末によって行われる。クライアント端末は、モバイルスマートデバイス、すなわち、いわゆるモバイルフォンもしくはスマートフォン、PAD、iPad等を含むが、これらに限らず、パーソナルコンピュータと他の端末装置をさらに含む。
【0145】
特定の実施態様においては、並置レンダリング表示要求は、特定の並置しようとする取引対象物のリストの並置しようとする取引対象物の対象物識別子と、特定の既定の並置テンプレートのテンプレート識別子とを含み得る。サーバは、並置しようとする取引対象物の対象物識別子と並置テンプレートのテンプレート識別子とに従って、並置しようとする取引対象物のリストと既定の並置テンプレートとを獲得することができ、並置しようとする取引対象物の並置属性情報と特定の既定の並置テンプレートとに従って並置しようとする取引対象物の並置レンダリングの画像情報を生成できる。
【0146】
ステップS103:サーバによって返信され、並置レンダリング表示要求に対応する並置レンダリングの画像情報が、受信される。
【0147】
並置レンダリングの画像情報は、並置レンダリングの写真、または、並置レンダリングのレイアウト情報を含む、並置レンダリングの表現態様を指す。並置レンダリングのレイアウト情報は、並置レンダリングの写真が形成される元になるデータを指す。例えば、並置レンダリングのレイアウト情報は、並置レンダリングにおける取引対象物の画像と取引対象物の画像のレイアウトモードと間の対応関係を含む。
【0148】
レイアウトモードは、並置レンダリングの、画像が位置する画像レイヤの画像レイヤ識別子、画像レイヤ位置、及び、画像レイヤサイズを含む。
【0149】
サーバによって生成される並置レンダリングの画像情報が、並置レンダリングの写真の場合、並置レンダリングの写真が、クライアント端末に返信される。サーバによって生成される並置レンダリングの画像情報が、並置レンダリングのレイアウト情報の場合、並置レンダリングのレイアウト情報が、クライアント端末に返信される。
【0150】
ステップS105:並置レンダリングの画像情報に従って、並置レンダリングが表示される。
【0151】
並置レンダリングの画像情報が獲得された後、特定の並置しようとする取引対象物のリストの並置しようとする取引対象物の並置レンダリングが、画像情報に従って表示でき、それによって、ユーザは、並置しようとする取引対象物を並置する最終的なレンダリング効果を見ることができる。
【0152】
特定の実施態様においては、並置レンダリングの画像情報が、並置レンダリングの写真である場合、並置レンダリングは、写真を直接表示することによって見ることができる。並置レンダリングの画像情報が、並置レンダリングのレイアウト情報である場合と、並置レンダリングのレイアウト情報が、並置レンダリングにおける取引対象物の画像と取引対象物の画像のレイアウトモードとの間の対応関係である場合とに、並置レンダリングは、対応関係に従って並置レンダリングを表示する態様で、表示される。
【0153】
具体的には、対応関係に従って並置レンダリングを表示するステップは、(1)特定の並置レンダリングにおける並置しようとする取引対象物の画像のレイアウトモードを対応関係に従って獲得するステップ、(2)並置しようとする取引対象物の画像に対応するレイアウトモードに従って、並置しようとする取引対象物の画像を画像コンテナに表示するステップとを含み得る。
【0154】
画像コンテナは、複数の画像レイヤを収容し得る画像コンテナを指す。画像コンテナの異なる画像レイヤの画像レイヤ識別子は、画像レイヤを生成する順によって決まり、表示される異なる画像レイヤ間に重なり関係があってよい。
【0155】
並置しようとする取引対象物の画像を画像コンテナに表示するステップは、画像レイヤ識別子の昇順を画像表示順として連続的に、並置しようとする取引対象物の画像を画像コンテナに表示する態様で、実施できる。このような実施態様においては、対応する低い画像レイヤ識別子を有する画像は、並置レンダリング全体において最下位レイヤに表示され、対応する高い画像レイヤ識別子を有する画像は、並置レンダリング全体の最上位のレイヤに表示される。
【0156】
並置レンダリングが、背景画像を有する場合、並置しようとする取引対象物の画像を表示するステップの前に、方法は、並置レンダリングに含まれる背景画像を画像コンテナに表示するステップをさらに含む。
【0157】
並置レンダリングを見た後で、ユーザは、取引対象物のリストページを見るために切り替えることが必要な場合がある。並置レンダリングの画像情報が、レイアウト情報の場合、並置レンダリングが表示された後、方法は、(1)ユーザが送信したリストページ表示命令を受信するステップ、(2)並置しようとする取引対象物のリストページを既定のリスト形式で並置レンダリングのレイアウト情報に従って表示するステップをさらに含み得る。
【0158】
(1)ユーザが送信したリストページ表示命令が受信される。
【0159】
リストページ表示命令を送信する態様は、並置レンダリングをシングルクリックするトリガ方法と、並置レンダリングをダブルクリックするトリガ方法とを含むが、これらに制限されない。命令は、つまむジェスチャまたは3Dタッチジェスチャ等、既定のジェスチャを通しても送信できる。
【0160】
さらに、異なるジェスチャを区別して、リストページに直接切り替わるか、または、動的効果のある方法で切り替わるかを決定することも可能である。
【0161】
(2)並置しようとする取引対象物のリストページが、並置レンダリングのレイアウト情報に従って既定のリスト形式で表示される。
【0162】
既定のリスト形式は、並置しようとする取引対象物の画像に対応する画像レイヤの画像レイヤ識別子の昇順または降順を含むが、これらに限らない。あるいは、並置しようとする取引対象物の画像は、画像レイヤ識別子を考慮せずにランダムに配置することもできる。具体的には、リストページの画像は、9格子パターン等のスタイルで配置できる。
【0163】
特定の実施態様において、ユーザが送信したリストページ表示命令を受信するステップの後で、並置しようとする取引対象物の画像を既定のリスト形式で表示するステップの前に、方法は、現在表示されている画像レイヤが並置レンダリングを含む画像レイヤであるか否かを決定するステップをさらに含み得る。現在表示されている画像レイヤが並置レンダリングを含む画像レイヤである場合、並置しようとする取引対象物の画像を既定のリスト形式で表示するステップを行うことができる。そうでない場合、並置レンダリングのレイアウト情報を獲得することができないので、並置しようとする取引対象物の画像のリストは獲得できず、よって、リストページは生成できない。
【0164】
特定の実施態様においては、並置しようとする取引対象物のリストページを既定のリスト形式で表示するステップは、(2.1)並置しようとする取引対象物の画像を並置レンダリングのレイアウト情報に従って獲得するステップ、(2.2)リストページ画像レイヤを構築し、リストページ画像レイヤに既定のリスト形式で並置しようとする取引対象物の画像を配置するステップ、(2.3)リストページ画像レイヤを表示するステップを含み得る。
【0165】
リストページ画像レイヤを表示するステップは、リストページ画像レイヤを並置レンダリングの画像レイヤの上にスタックする態様を採用し得る。リストページ画像レイヤを並置レンダリングの画像レイヤの上にスタックする特定の態様は、完全に重なってよい、または、部分的に重なってよい。リストページ画像レイヤのサイズは、並置レンダリングの画像レイヤのサイズと同じであっても、異なっていてもよい。
【0166】
並置レンダリングの画像レイヤの上にスタックされたリストページ画像レイヤは、実際は、並置レンダリングの画像レイヤの上に位置するキャプチャレイヤであることに注意されたい。特定の実施態様においては、リストページ画像レイヤは、ある一定の透明性を有する白画像レイヤとして設定できる。ある一定の透明性を有するリストページ画像レイヤが、並置レンダリングの画像レイヤの上にスタックされる時、ユーザは並置レンダリングをぼんやりと見ることができ、よって、ユーザの視覚体験を向上させることができる。
【0167】
並置レンダリングからリストページへの上記切替方法において、2つの表示態様間の切替プロセスにおいてページジャンプは必要なく、従って、ネットワークトラフィックの節約効果があり、閲覧効率を向上させる。
【0168】
並置しようとする取引対象物の画像を既定のリスト形式で表示するステップの後、本出願の実施形態で提供される並置レンダリングを表示する方法は、(1)ユーザが送信した並置レンダリングを表示する命令を受信するステップ、(2)リストページを閉じるステップをさらに含み得る。
【0169】
並置レンダリングを表示する命令を送信する態様は、リストページをシングルクリックするトリガ方法と、リストページをダブルクリックするトリガ方法とを含むが、これらに制限されない。命令は、つまむジェスチャまたは3Dタッチジェスチャ等、既定のジェスチャを通しても送信できる。
【0170】
特定の実施態様においては、ユーザが送信した並置レンダリングを表示する命令を受信するステップの後、アイテムのリストページを閉じるステップの前に、方法は、現在表示されている画像がリストページを含む画像レイヤであるか否かを決定するステップをさらに含み得る。現在表示されている画像レイヤが、リストページを含む画像レイヤである場合、リストページを閉じることができる。リストページを閉じた後、ユーザは、再び、並置レンダリングを見ることができる。
【0171】
並置レンダリングを表示する方法を上記実施形態で提供した。方法に対応して、本出願は、並置レンダリングを表示する装置をさらに提供する。装置は、方法の実施形態に対応する。
【0172】
図7を参照すると、本出願による、並置レンダリングを表示する装置の実施形態の概略図が示されている。装置の実施形態は、プロセスの実施形態に基本的に類似しているので、簡単に記載する。関連する内容に関しては、プロセスの実施形態の一部を参照されたい。以下に記載する装置の実施形態は、単に例示的なものである。
【0173】
本実施形態の並置レンダリングを表示する装置は、
特定の並置しようとする取引対象物のリストと特定の既定の並置テンプレートとに対応する並置レンダリング表示要求をサーバに送信するように構成された要求送信ユニット101と、
サーバによって返信され、並置レンダリング表示要求に対応する並置レンダリングの画像情報を受信するように構成された画像情報受信ユニット103と、
並置レンダリングの画像情報に従って、並置レンダリングを表示するように構成された画像表示ユニット105と、
を含む。
【0174】
任意選択で、並置レンダリングの画像情報は、並置レンダリングの写真、または、並置レンダリングのレイアウト情報を含み、
並置レンダリングのレイアウト情報は、並置レンダリングにおける並置しようとする取引対象物の画像と並置しようとする取引対象物の画像のレイアウトモードとの間の対応関係を含み、
画像表示ユニット105は、具体的には、対応関係に従って、並置レンダリングを表示するように構成され、
画像表示ユニット105は、
並置レンダリングにおいて並置しようとする取引対象物の画像のレイアウトモードであって、並置レンダリングにおいて、並置しようとする取引対象物が位置する画像レイヤの画像レイヤ識別子、画像レイヤ位置、及び、画像レイヤサイズを含むレイアウトモードを、対応関係に従って獲得するように構成された獲得サブユニットと、
並置しようとする取引対象物の画像に対応するレイアウトモードに従って、並置しようとする取引対象物の画像を画像コンテナに表示するように構成された第1の表示サブユニットと、
を含む。
【0175】
任意選択で、並置レンダリングの画像情報は、並置レンダリングの写真または並置レンダリングのレイアウト情報を含み、
装置は、
ユーザが送信したリストページ表示命令を受信するように構成された第1の命令受信ユニットと、
並置しようとする取引対象物のリストページを既定のリスト形式で並置レンダリングのレイアウト情報に従って表示するように構成されたリストページ表示ユニットと、
をさらに含む。
【0176】
任意選択で、リストページ表示ユニットは、
並置しようとする取引対象物の画像を並置レンダリングのレイアウト情報に従って獲得するように構成された獲得サブユニットと、
リストページ画像レイヤを構築するように、また、並置しようとする取引対象物の画像をリストページ画像レイヤに既定のリスト形式で配置するように構成された配置サブユニットと、
リストページ画像レイヤを表示するように構成された表示サブユニットと、
を含む。
【0177】
任意選択で、表示サブユニットは、具体的には、リストページ画像レイヤを並置レンダリングの画像レイヤの上にスタックするように構成される。
【0178】
任意選択で、装置は、
ユーザが送信した並置レンダリングを表示する命令を受信するように構成された第2の命令受信ユニットと、
リストページを閉じるように構成されたリストページクローズユニットと、
をさらに含む。
【0179】
図8を参照すると、本出願による、別の電子デバイスの概略図が示されている。デバイスの実施形態は、プロセスの実施形態に基本的に類似しているので、簡単に記載する。関連する内容に関しては、プロセスの実施形態の一部を参照されたい。以下に記載するデバイスの実施形態は、単に例示的なものである。
【0180】
本実施形態の別の電子デバイスは、ディスプレイ101と、プロセッサ102と、並置レンダリングを表示する方法のプログラムを記憶するように構成されたメモリ103とを含む。電源を入れられ、並置レンダリングを表示する方法のプログラムを実行した後、デバイスは、特定の並置しようとする取引対象物のリストと特定の既定の並置テンプレートとに対応する並置レンダリング表示要求をサーバに送信するステップと、サーバによって返信され、並置レンダリング表示要求に対応する並置レンダリングの画像情報を受信するステップと、並置レンダリングの画像情報に従って並置レンダリングを表示するステップとを行う。
【0181】
本出願の実施形態は、並置レンダリングを表示するシステムをさらに提供する。図9に示すように、システムは、上記実施形態で記載したように、並置レンダリングを表示する装置101と、並置レンダリングを生成する装置102とを含む。並置レンダリングを表示する装置101は、モバイル通信デバイス、パーソナルコンピュータ、PAD、及び、iPad等、端末装置に一般的に配置される。並置レンダリングを生成する装置102は、一般的にサーバに配置されるが、サーバに限らず、並置レンダリングを生成する方法を実施できる任意のデバイスに配置されてよい。例えば、並置レンダリングを表示する装置101は、スマートフォンに配置され、特定の並置しようとする取引対象物のリストと特定の既定の並置テンプレートとに対応する並置レンダリング表示要求をサーバに送信できる。並置レンダリングを生成する装置102は、サーバに配置され、クライアント端末が送信した並置レンダリング表示要求を受信し、特定の並置しようとする取引対象物のリストと特定の既定の並置テンプレートとを並置レンダリング表示要求に従って獲得し、並置しようとする取引対象物の並置属性情報と特定の既定の並置テンプレートとに従って、並置しようとする取引対象物の並置レンダリングの画像情報を生成し、画像情報をクライアント端末に返信する。並置レンダリングを表示する装置101は、サーバが返信した画像情報を受信した後、画像情報に従って並置レンダリングを表示する。
【0182】
本出願で提供された並置レンダリングを生成する方法、装置、及び、システムによると、並置しようとする取引対象物のリストが獲得され、既定の並置テンプレートが獲得され、並置しようとする取引対象物の並置レンダリングの画像情報が、並置しようとする取引対象物の並置属性情報と既定の並置テンプレートとに従って生成される。このような処理態様において、複数の取引対象物が、自動的に結び付けられ、シーンに並置できるので、ユーザは、複数の取引対象物を一緒に並置するレンダリング効果を知ることができる。
【0183】
並置レンダリングを生成する上記方法に対応して、本出願は、アイテムの並置レンダリングを生成する方法をさらに提供する。最初に、従来技術のアイテムの並置レンダリングを生成する方法と、その方法に存在する問題を以下に簡単に記載する。
【0184】
現在、電子商取引プラットフォームで生成される商品の並置レンダリングは、一般的に、静的並置レンダリング、すなわち、事前に公開された商品を編集できない並置レンダリングである。静的並置レンダリングの使用は、主に、プラットフォームで提供されたツールを使用することによってユーザが選択した商品に関して瞬時に並置レンダリングを能動的に生成できないという問題、すなわち、ユーザは、動的並置レンダリングを生成できないという問題を有する。ユーザは、従来技術においては、能動的に複数の商品を一緒に並置して並置の実際のレンダリング効果を見ることができず、従って、購入者が一度に、より多くの商品を購入する可能性は小さくなる。要約すると、従来技術は、複数の商品を結び付けて、リアルシーンに動的に並置できないという問題を有する。
【0185】
図10を参照すると、本出願による、アイテムの並置レンダリングを生成する方法の実施形態のフローチャートが示されている。本実施形態と第1の実施形態との同じ内容はここでは繰り返さないので、第1の実施形態の対応する部分を参照されたい。本出願による、アイテムの並置レンダリングを表示する方法は以下のステップを含む。
【0186】
ステップS101:表示しようとするアイテムの画像が、画像コンテナの異なる画像レイヤに入力される。
【0187】
表示しようとするアイテムは、アイテムの静的画像またはアイテムの動的画像を含む。静的画像は、透過データを有する画像、例えば、png24の画像フォーマット、アルファ透明チャンネル等を有するアイテム画像を含む。動的画像は、gifフォーマット、フラッシュアニメーションフォーマット、ビデオ形式等のアイテムの動的画像を含む。画像コンテナに入力されるアイテム画像は、並置レンダリングを表示する効果を強化するように、静的画像と動的画像を同時に含むことができる。
【0188】
画像コンテナは、複数の画像レイヤを収容できる画像コンテナを指す。画像コンテナの異なる画像レイヤの画像レイヤ識別子は、画像レイヤを生成する順によって決まり、表示される異なる画像レイヤ間に重なり関係があってよい。
【0189】
このステップは、表示しようとするアイテムの画像が画像コンテナの異なる画像レイヤに入力できる限り、多くの特定の実施態様で行うことができる。オプションの2つの画像入力態様を以下に提供する。
【0190】
(1)ランダム入力態様
入力態様は、具体的には、表示しようとするアイテムの画像を画像コンテナのランダムな位置に1つずつ入力する。表示しようとするアイテムの異なる画像は異なる画像レイヤに対応する。
【0191】
画像が、この入力態様で入力されると、表示しようとするアイテムの画像が位置する画像レイヤの画像レイヤ識別子は、一般に、表示しようとするアイテムの画像を画像コンテナに入力する入力順によって決まる。特定の実施態様においては、画像レイヤの画像レイヤ識別子を特定するツールもレンダリングの製作者に提供できる。レンダリングの製作者は、このツールによって、表示しようとするアイテムの画像が位置する画像レイヤの画像レイヤ識別子を特定できる。
【0192】
この入力態様は、レンダリングの製作者が、表示しようとするアイテムの画像を画像コンテナのランダムな位置に、制限なく自由に入力できるという利点を有する。
【0193】
(2)テンプレート入力態様
この入力態様は、以下のステップを含む。すなわち、最初に、レンダリングの製作者が、複数の既定の並置テンプレートから必要な並置テンプレートを選択し、選択した並置テンプレートを画像コンテナに表示し、次に、表示しようとするアイテムの画像を選択した並置テンプレートの異なる画像レイヤに、それぞれ入力する必要がある。
【0194】
並置テンプレートは、設定した画像レイヤと、画像レイヤの識別子、位置、及び、サイズとを含む。すなわち、アイテムの並置レンダリングの基本のレイアウトモードが決定され、必要なのは、表示しようとするアイテムの画像を並置テンプレートの異なる画像レイヤに入力するだけである。
【0195】
一般的な2つの画像入力態様を記載した。上記の全ての異なる態様は、特定の実施態様の変更でしかなく、本出願の核心を逸脱せず、よって、本出願の保護範囲にあることに注意されたい。
【0196】
ステップS103:表示しようとするアイテムの画像と表示しようとするアイテムの画像のレイアウトモードとの間の対応関係が、画像が入力された画像コンテナから抽出される。
【0197】
レイアウトモードは、画像コンテナにおける、表示しようとするアイテムの画像が位置する画像レイヤの画像レイヤ識別子、画像レイヤ位置、及び、画像レイヤサイズを含む。
【0198】
表示しようとするアイテムの画像を前のステップを通して画像コンテナに入力した後、このステップにおいて、表示しようとするアイテムの画像と表示しようとするアイテムの画像のレイアウトモードとの間の対応関係が、画像が入力された画像コンテナから抽出される、すなわち、画像コンテナの、表示しようとする各アイテムの画像が位置する画像レイヤの画像レイヤ識別子、画像レイヤ位置、及び、画像レイヤサイズが抽出される。
【0199】
異なる画像入力態様は、異なる対応関係抽出態様に対応する。前のステップで、それぞれ、記載したランダム入力態様とテンプレート入力態様に対応する対応関係抽出方法を、以下に記載する。
【0200】
前のステップで与えられたランダム入力態様に対応する対応関係抽出プロセスは、(1)表示しようとするアイテムの画像の入力順に従って、表示しようとするアイテムの画像が位置する画像レイヤの画像識別子を決定するステップ、(2)画像コンテナの画像レイヤの表示位置と画像レイヤの表示サイズを獲得するステップ、(3)画像レイヤの画像レイヤ識別子、表示位置、及び、表示サイズに従って、画像レイヤのレイアウトモードを形成するステップ、(4)画像レイヤのレイアウトモードと画像レイヤに入力された表示しようとするアイテムの画像とに従って、表示しようとするアイテムの画像とレイアウトモードとの間の対応関係を形成するステップを含む。
【0201】
前のステップで与えられたテンプレート入力態様に対応する対応関係抽出プロセスは、(1)既定の並置テンプレートのレイアウトモードであって、画像レイヤの画像レイヤ識別子、画像レイヤ位置、及び、画像レイヤサイズを含む既定の並置テンプレートのレイアウトモードを獲得するステップ(2)既定の並置テンプレートのレイアウトモードと画像レイヤに入力された表示しようとするアイテムの画像とに従って、表示しようとするアイテムの画像とレイアウトモードとの間の対応関係を形成するステップを含む。
【0202】
ステップS105:アイテムの並置レンダリングは、表示しようとするアイテムの画像とレイアウトモードとの間の抽出された対応関係に従って公開される。
【0203】
本出願で提供されるアイテムの並置レンダリングを生成する方法を使用して生成(公開)されたアイテムの並置レンダリングは、従来の静的な写真ではなく、表示しようとするアイテムの画像と表示しようとするアイテムの画像のレイアウトモードとの間の対応関係によって表される動的な写真である。よって、アイテムの並置レンダリングから抽出される表示しようとするアイテムの画像とレイアウトモードとの間の対応関係は、アイテムの並置レンダリングが公開される時、実際に公開される。
【0204】
特定の実施態様においては、画像並置のより良いレンダリング効果が得られるように、アイテムの構築された並置レンダリングに関して、背景画像も構成できる。よって、アイテムの並置レンダリングを公開するステップの前に、方法は、アイテムの並置レンダリングの背景画像を画像コンテナの背景画像レイヤに入力するステップをさらに含む。
【0205】
表示される異なる画像レイヤ間に重なり関係があってよいことに注意されたい。アイテム画像は、背景画像に重なり、背景画像は、最下位の画像レイヤに位置する。よって、背景画像レイヤに対応する画像レイヤ識別子は、最小の画像レイヤ識別子である。表示しようとするアイテムの画像に対応する画像レイヤ識別子は、アイテムの画像の入力順に従って、最下位から上に連続して2からnの番号が付けられる、すなわち、n番目に入力されたアイテム画像は、画像コンテナの最上位レイヤにある。
【0206】
さらに、本出願で提供される方法を用いて生成されるアイテムの並置レンダリングは、アイテムの動的並置レンダリングである。よって、アイテムの公開された動的並置レンダリングも編集可能であり、例えば、異なる画像レイヤの画像レイヤ識別子、サイズ、及び、位置が調節できる等である。表示しようとするアイテムの新しい画像も追加できる。表示しようとするアイテムの画像とレイアウトモードとの間の更新された対応関係が、アイテムの編集された並置レンダリングから抽出され、アイテムの編集された並置レンダリングが公開される時、実際に公開される。
【0207】
上記実施形態は、アイテムの並置レンダリングを生成する方法を提供した。方法に応じて、本出願は、アイテムの並置レンダリングを生成する装置をさらに提供する。装置は、方法の実施形態に対応する。
【0208】
図11を参照すると、本出願による、アイテムの並置レンダリングを生成する装置の実施形態の概略図が示されている。装置の実施形態は、プロセスの実施形態に基本的に類似しているので、簡単に記載する。関連する内容に関しては、プロセスの実施形態の一部を参照されたい。以下に記載する装置の実施形態は、単に例示的なものである。
【0209】
本実施形態のアイテムの並置レンダリングを生成する装置は、
表示しようとするアイテムの画像を画像コンテナの異なる画像レイヤに入力するように構成された画像入力ユニット101と、
表示しようとするアイテムの画像と表示しようとするアイテムの画像のレイアウトモードとの間の対応関係を画像が入力された画像コンテナから抽出するように構成された対応関係抽出ユニット103であって、レイアウトモードは、画像コンテナの、表示しようとするアイテムの画像が位置する画像レイヤの画像レイヤ識別子、画像レイヤ位置、及び、画像レイヤサイズを含む、対応関係抽出ユニット103と、
表示しようとするアイテムの画像とレイアウトモードとの間の抽出された対応関係に従って、アイテムの並置レンダリングを公開するように構成された画像公開ユニット105と、
を含む。
【0210】
図12を参照すると、本出願による、電子デバイスの実施形態の概略図が示されている。デバイスの実施形態は、プロセスの実施形態に基本的に類似しているので、簡単に記載する。関連する内容に関しては、プロセスの実施形態の一部を参照されたい。以下に記載するデバイスの実施形態は、単に例示的なものである。
【0211】
本実施形態の電子デバイスは、ディスプレイ101と、プロセッサ102と、アイテムの並置レンダリングを生成する方法のプログラムを記憶するように構成されたメモリ103とを含む。電源を入れられ、並置レンダリングを生成する方法を生成するプログラムを実行した後、デバイスは、表示しようとするアイテムの画像を画像コンテナの異なる画像レイヤに入力するステップと、表示しようとするアイテムの画像と表示しようとするアイテムの画像のレイアウトモードとの間の対応関係を画像が入力された画像コンテナから抽出するステップであって、レイアウトモードは、画像コンテナの、表示しようとするアイテムの画像が位置する画像レイヤの画像レイヤ識別子、画像レイヤ位置、及び、画像レイヤサイズを含む、対応関係を抽出するステップと、表示しようとするアイテムの画像とレイアウトモードとの間の抽出された対応関係に従って、アイテムの並置レンダリングを公開するステップとを行う。
【0212】
本出願で提供されたアイテムの並置レンダリングを生成する方法、装置、及び、電子デバイスによると、表示しようとするアイテムの画像が、画像コンテナの異なる画像レイヤに入力され、アイテムの並置レンダリングが、表示しようとするアイテムの画像と表示しようとするアイテムの画像のレイアウトモードとの間の対応関係に従って画像コンテナに公開される。このような処理態様において、ユーザは、複数の商品を結び付け、動的にシーンに並置でき、それによって、ユーザは、複数の取引対象物を一緒に並置するレンダリング効果を知ることができる。
【0213】
アイテムの並置レンダリングを生成する上記方法に対応して、本出願は、アイテムの並置レンダリングを表示する方法をさらに提供する。本出願で提供されるアイテムの並置レンダリングを表示する方法は、モバイルスマートデバイス、すなわち、いわゆるモバイルフォンもしくはスマートフォン、PAD、iPad等に適用でき、パーソナルコンピュータ及び他の端末装置にも適用できる。
【0214】
図13を参照すると、本出願による、アイテムの並置レンダリングを表示する方法の実施形態のフローチャートが示されている。本実施形態と第1の実施形態との同じ内容はここでは繰り返さないので、第1の実施形態の対応する部分を参照されたい。本出願による、アイテムの並置レンダリングを表示する方法は以下のステップを含む。
【0215】
ステップS101:表示しようとするアイテムの並置レンダリングにおいて保持される、表示しようとするアイテムの画像とレイアウトモードとの間の対応関係が獲得される。
【0216】
本出願で提供されるアイテムの並置レンダリングを生成する方法を使用することによって、アイテムの並置レンダリングが構築、公開された後、レンダリングは、本出願で提供されるアイテムの並置レンダリングを表示する方法を使用することによって、ユーザが見るのを可能にするように、さらに表示される必要がある。
【0217】
本出願で提供されるアイテムの並置レンダリングを生成する方法を適用することによって公開されるアイテムの並置レンダリングは、表示しようとするアイテムの画像と表示しようとするアイテムの画像のレイアウトモードとの間の対応関係によって表される動的な写真であり、よって、アイテムの並置レンダリングから抽出される表示しようとするアイテムの画像とレイアウトモードの対応関係は、アイテムの並置レンダリングが表示される時に、最初に獲得される。
【0218】
ステップS103:表示しようとするアイテムの並置レンダリングに含まれる表示しようとするアイテムの画像のレイアウトモードは、表示しようとするアイテムの画像とレイアウトモードとの間の対応関係に従って獲得される。
【0219】
アイテムの並置レンダリングにおける表示しようとするアイテムの画像と表示しようとするアイテムの画像のレイアウトモードが、表示しようとするアイテムの画像とレイアウトモードとの間の獲得された対応関係から抽出できる。レイアウトモードは、表示しようとするアイテムの並置レンダリングにおいて、表示しようとするアイテムの画像が位置する画像レイヤの画像レイヤ識別子、画像レイヤ位置、及び、画像レイヤサイズを含む。
【0220】
ステップS105:表示しようとするアイテムの画像が、表示しようとするアイテムの画像に対応するレイアウトモードに従って、画像コンテナに表示される。
【0221】
アイテムの並置レンダリングにおいて表示しようとするアイテムの画像のレイアウトモードが獲得された後、表示しようとするアイテムの画像が、情報に従って第2の画像コンテナに表示でき、それによって、ユーザは、表示しようとするアイテムの画像を並置する最終的なレンダリング効果を見ることができる。
【0222】
特定の実施態様においては、画像コンテナにおいて表示しようとするアイテムの画像を表示するステップは、構築された並置レンダリングの表示効果と全く同じ表示効果を達成するように、画像レイヤ識別子の昇順を画像の表示順として連続して、表示しようとするアイテムの画像を画像コンテナに表示する態様を採用できる。
【0223】
公開されるアイテムの並置レンダリングが、背景画像を有する場合、表示しようとするアイテムの画像を表示するステップの前に、方法は、並置レンダリングに含まれる背景画像を画像コンテナに表示するステップをさらに含む。
【0224】
アイテムの並置レンダリングを見た後、ユーザは、アイテムリストビューを見るために切り替えることが必要な場合がある。よって、アイテムの並置レンダリングを表示するステップの後、本出願で提供されるアイテムの並置レンダリングを表示する方法は、(1)ユーザが送信したアイテムリスト効果を表示する命令を受信するステップ、(2)表示しようとするアイテムの画像とレイアウトモードとの間の対応関係に従って、表示しようとするアイテムの画像を既定のアイテムリスト形式で表示するステップとをさらに含むことができる。
【0225】
(1)ユーザが送信したアイテムリスト効果を表示する命令が受信される。
【0226】
アイテムリスト効果を表示する命令を送信する態様は、アイテムの並置レンダリングをシングルクリックするトリガ方法と、アイテムの並置レンダリングをダブルクリックするトリガ方法とを含むが、これらに制限されない。命令は、つまむジェスチャまたは3Dタッチジェスチャ等、既定のジェスチャを通しても送信できる。
【0227】
さらに、異なるジェスチャを区別して、アイテムリストビューに直接切り替えるか、または、動的効果があるように切り替えるかを決定することも可能である。
【0228】
(2)表示しようとするアイテムの画像が、表示しようとするアイテムの画像とレイアウトモードとの間の対応関係に従って、既定のアイテムリスト形式で表示される。
【0229】
既定のアイテムリスト形式は、表示しようとするアイテムの画像に対応する画像レイヤの画像レイヤ識別子の昇順または降順を含むが、これらに限定されない。あるいは、表示しようとするアイテムの画像は、画像レイヤ識別子を考慮すること無しにランダムに配置することもできる。具体的には、形成されたアイテム配置図は、9格子パターン等のスタイルであってよい。
【0230】
特定の実施態様においては、ユーザが送信したアイテムリスト効果を表示する命令を受信するステップの後、表示しようとするアイテムの画像を既定のアイテムリスト形式で表示するステップの前に、方法は、現在表示されている画像レイヤがアイテムの並置レンダリングの画像レイヤであるか否かを決定するステップをさらに含み得る。現在表示されている画像レイヤが、アイテムの並置レンダリングの画像レイヤである場合、既定のアイテムリスト形式で表示しようとするアイテムの画像を表示するステップを行うことができる。そうでない場合、アイテムの並置レンダリングが保持する表示しようとするアイテムの画像とレイアウトモードの対応関係を獲得できないので、表示しようとするアイテムの画像のリストが獲得できず、従って、アイテムリストビューを生成できない。
【0231】
特定の実施態様においては、このステップは、(1)表示しようとするアイテムの画像のリストを表示しようとするアイテムの画像とレイアウトモードとの間の対応関係に従って獲得するステップ、(2)アイテムリスト効果画像レイヤを構築し、表示しようとするアイテムの画像をアイテムリスト効果画像レイヤに既定のアイテムリスト形式で配置するステップ、(3)アイテムリスト効果画像レイヤを表示するステップを含み得る。
【0232】
アイテムリスト効果画像レイヤを表示するステップは、アイテムリスト効果画像レイヤをアイテムの並置レンダリングの画像レイヤの上にスタックする態様を採用できる。アイテムリスト効果画像レイヤをアイテムの並置レンダリングの画像レイヤの上にスタックする特定の態様は、完全に重なってもよく、部分的に重なってもよい。アイテムの並置レンダリングの画像レイヤは、表示しようとするアイテムの並置レンダリングを含む画像レイヤを指す。アイテムリスト効果画像レイヤのサイズは、アイテムの並置レンダリングの画像レイヤのサイズと同じであってもよく、異なっていてもよい。
【0233】
アイテムの並置レンダリングの画像レイヤの上にスタックされたアイテムリスト効果画像レイヤは、実際は、アイテムの並置レンダリングの画像レイヤの上に位置するキャプチャレイヤであることに注意されたい。特定の実施態様においては、アイテムリスト効果画像レイヤは、ある一定の透明性を有する白画像レイヤとして設定されてよい。ある一定の透明性を有するアイテムリスト効果画像レイヤが、アイテムの並置レンダリングの画像レイヤの上にスタックされる時、ユーザは、アイテムの並置レンダリングをぼんやりと見ることができ、よって、ユーザの視覚体験を向上させることができる。
【0234】
さらに、従来技術で電子商取引プラットフォームに生成されるアイテムの並置レンダリングは、一般的に、静的並置レンダリングであることに注意されたい。静的並置レンダリングからアイテムリストレンダリングに切り替えるプロセスは以下のようになる。すなわち、最初に、表示しようとするアイテムの画像のリストのサーバからの獲得を要求することが必要であり、そうすると、表示しようとするアイテムの画像が、表示しようとするアイテムの画像の獲得されたリストに従ってリスト形式で表示される。このような切替方法は、アイテムリストを見る必要がある時、ユーザは、1ページジャンプすることによってしか表示しようとするアイテムの画像を獲得できず、その後、画像がリスト形式でユーザに表示されるという問題がある。従って、従来技術においては、ユーザは、モバイルフォンを使用して1ページジャンプをすることによってしかアイテム画像の並置レンダリングからアイテム画像リストページに切り替えることができないのは明らかであり、よって、従来技術は、アイテムリストページを開くのに比較的効率が悪いという問題を有する。
【0235】
本出願によって提供されるアイテムの並置レンダリングを表示する方法を使用することによって、表示しようとするアイテムの画像のリストが、現在表示されているアイテム並置効果画像レイヤに保持されている表示しようとするアイテムの画像とレイアウトモードとの間の対応関係に従って直接、獲得でき、表示しようとするアイテムの画像が、構築されたアイテムリスト効果画像レイヤに配置され、次に、画像が配置されたアイテムリスト効果画像レイヤが表示される。このような処理態様において、アイテムの並置レンダリングは、ページジャンプ無しにアイテムリストビューに切り替えることができ、従って、ネットワークトラフィックの節約の効果を達成し、閲覧効率を向上させる。
【0236】
表示しようとするアイテムの画像をリスト形式で表示するステップの後、本出願で提供されるアイテムの並置レンダリングを表示する方法は、(1)ユーザが送信したアイテム並置効果を表示する命令を受信するステップ、(2)アイテムリスト効果画像レイヤを閉じて、表示しようとするアイテムの並置レンダリングを表示するステップをさらに含み得る。
【0237】
アイテム並置効果を表示する命令を送信する態様は、アイテムリストレンダリングをシングルクリックするトリガ方法と、アイテムリストレンダリングをダブルクリックするトリガ方法とを含むが、これらに制限されない。命令は、つまむジェスチャまたは3Dタッチジェスチャ等、既定のジェスチャを通しても送信できる。
【0238】
特定の実施態様においては、ユーザが送信したアイテム並置効果を表示する命令を受信するステップの後、アイテムリスト効果画像レイヤを閉じるステップの前に、方法は、現在表示されている画像レイヤがアイテムリスト効果画像レイヤであるか否かを決定するステップをさらに含み得る。
【0239】
アイテムの並置レンダリングを表示する方法を上記実施形態で提供した。方法に対応して、本出願は、アイテムの並置レンダリングを表示する装置をさらに提供する。装置は、方法の実施形態に対応する。
【0240】
図14を参照すると、本出願による、アイテムの並置レンダリングを表示する装置の実施形態の概略図が示されている。装置の実施形態は、プロセスの実施形態に基本的に類似しているので、簡単に記載する。関連する内容に関しては、プロセスの実施形態の一部を参照されたい。以下に記載する装置の実施形態は、単に例示的なものである。
【0241】
本実施形態のアイテムの並置レンダリングを表示する装置は、
表示しようとするアイテムの並置レンダリングにおいて保持される、表示しようとするアイテムの画像とレイアウトモードとの間の対応関係を獲得するように構成された対応関係獲得ユニット101と、
表示しようとするアイテムの並置レンダリングにおいて表示しようとするアイテムの並置レンダリングに含まれる表示しようとするアイテムの画像のレイアウトモードであって、表示しようとするアイテムの並置レンダリングにおいて、表示しようとするアイテムの画像が位置する画像レイヤの画像レイヤ識別子、画像レイヤ位置、及び、画像レイヤサイズを含むレイアウトモードを、表示しようとするアイテムの画像とレイアウトモードとの間の対応関係に従って、獲得するように構成されたレイアウトモード獲得ユニット103と、
表示しようとするアイテムの画像に対応するレイアウトモードに従って、表示しようとするアイテムの画像を画像コンテナに表示するように構成された画像表示ユニット105と、
を含む。
【0242】
任意選択で、装置は、
ユーザが送信したアイテムリスト効果を表示する命令を受信するように構成された第1の命令受信ユニットと、
表示しようとするアイテムの画像とレイアウトモードとの間の対応関係に従って、既定のアイテムリスト形式で表示しようとするアイテムの画像を表示するように構成されたリストページ表示ユニットと、
をさらに含む。
【0243】
任意選択で、装置は、
ユーザが送信したアイテム並置効果を表示する命令を受信するように構成された第2の命令受信ユニットと、
アイテムリスト効果画像レイヤを閉じるように、また、表示しようとするアイテムの並置レンダリングを表示するように構成されたリストページクローズユニットと、
をさらに含む。
【0244】
図15を参照すると、本出願による電子デバイスの実施形態の概略図が示されている。デバイスの実施形態は、プロセスの実施形態に基本的に類似しているので、簡単に記載する。関連する内容に関しては、プロセスの実施形態の一部を参照されたい。以下に記載するデバイスの実施形態は、単に例示的なものである。
【0245】
本実施形態の電子デバイスは、ディスプレイ101と、プロセッサ102と、アイテムの並置レンダリングを表示する方法のプログラムを記憶するように構成されたメモリ103とを含む。電源を入れられ、アイテムの並置レンダリングを表示する方法を生成するプログラムを実行した後、デバイスは、表示しようとするアイテムの画像を画像コンテナの異なる画像レイヤに入力するステップと、表示しようとするアイテムの画像と表示しようとするアイテムの画像のレイアウトモードとの間の対応関係を画像が入力された画像コンテナから抽出するステップであって、レイアウトモードは、画像コンテナにおいて、表示しようとするアイテムの画像が位置する画像レイヤの画像レイヤ識別子、画像レイヤ位置、及び、画像レイヤサイズを含む、対応関係を抽出するステップと、表示しようとするアイテムの画像とレイアウトモードとの間の抽出された対応関係に従って、アイテムの並置レンダリングを公開するステップとを行う。
【0246】
本出願を好ましい実施形態を用いて上記に開示したが、これらの実施形態は、本出願を制限する意図はない。当業者は、本出願の趣旨及び範囲を逸脱することなく、可能な変更及び修正を行うことができる。よって、本出願の保護範囲は、本出願の請求項によって規定される範囲に従うものとする。
【0247】
典型的な構成においては、コンピュータ装置は、1つまたは複数のプロセッサ(CPU)、入力/出力インタフェース、ネットワークインタフェース、及び、メモリを含む。
【0248】
メモリは、揮発性メモリ、ランダムアクセスメモリ(RAM)、及び/または、不揮発性メモリ等をコンピュータ可読媒体、例えば、リードオンリメモリ(ROM)またはフラッシュRAMの形で含んでよい。メモリは、コンピュータ可読媒体の一例である。
【0249】
1.コンピュータ可読媒体は、不揮発性及び揮発性の媒体と、ムーバブル及びムーバブルでない媒体を含み、任意の方法または技術によって情報を記憶できる。情報は、コンピュータ可読命令、データ構造、プログラムモジュール、または、他のデータであってよい。例えば、コンピュータの記憶媒体は、相変化メモリ(PRAM)、スタティックランダムアクセスメモリ(SRAM)、ダイナミックランダムアクセスメモリ(DRAM)、もしくは、他の種類のRAM、ROM、電気消去可能プログラマブルリードオンリメモリ(EEPROM)、フラッシュメモリ、もしくは、他のメモリ技術、コンパクトディスクリードオンリメモリ(CD-ROM)、デジタル多用途ディスク(DVD)、もしくは、他の光学ストレージ、カセットテープ、磁気テープ/磁気ディスクストレージ、もしくは、他の磁気記憶装置、または、任意の他の非伝送媒体を含むが、これらに限らず、コンピュータ装置がアクセス可能な情報を記憶するために使用できる。本文書の定義によると、コンピュータ可読媒体は、変調データ信号や搬送波等の一時的媒体を含まない。
【0250】
2.本出願の実施形態は、方法、システム、または、コンピュータプログラム製品として提供されてよいことを当業者は理解されよう。よって、本出願は、完全なハードウェアの実施形態、完全なソフトウェアの実施形態、または、ソフトウェアとハードウェアの組み合わせの実施形態の形を採用してよい。さらに、本出願は、コンピュータ使用可能プログラムコードを含む1つまたは複数のコンピュータで使用できる記憶媒体(磁気ディスクメモリ、CD-ROM、光学メモリ等を含むが、これらに限らない)上で実施されるコンピュータプログラム製品の形を採用してよい。
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
図8
図9
図10
図11
図12
図13
図14
図15