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特許7116146複数のディスプレイを含むユーザ端末を使用してサイドバーと関連するコンテンツを提供する方法および装置
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2022-08-01
(45)【発行日】2022-08-09
(54)【発明の名称】複数のディスプレイを含むユーザ端末を使用してサイドバーと関連するコンテンツを提供する方法および装置
(51)【国際特許分類】
   G06F 3/04883 20220101AFI20220802BHJP
   H04M 1/00 20060101ALI20220802BHJP
【FI】
G06F3/04883
H04M1/00 R
【請求項の数】 17
(21)【出願番号】P 2020202513
(22)【出願日】2020-12-07
(65)【公開番号】P2021093155
(43)【公開日】2021-06-17
【審査請求日】2020-12-07
(31)【優先権主張番号】10-2019-0162611
(32)【優先日】2019-12-09
(33)【優先権主張国・地域又は機関】KR
(73)【特許権者】
【識別番号】505205812
【氏名又は名称】ネイバー コーポレーション
【氏名又は名称原語表記】NAVER Corporation
(74)【代理人】
【識別番号】100107766
【弁理士】
【氏名又は名称】伊東 忠重
(74)【代理人】
【識別番号】100070150
【弁理士】
【氏名又は名称】伊東 忠彦
(74)【代理人】
【識別番号】100135079
【弁理士】
【氏名又は名称】宮崎 修
(72)【発明者】
【氏名】チョウ ウンビ
(72)【発明者】
【氏名】イ ハンオ
(72)【発明者】
【氏名】パク ジンア
(72)【発明者】
【氏名】ペク ジョンヒ
(72)【発明者】
【氏名】キム ヒョンジュン
(72)【発明者】
【氏名】キム ヨンジェ
(72)【発明者】
【氏名】キム ビョンス
(72)【発明者】
【氏名】ファン ジヒョン
【審査官】塩屋 雅弘
(56)【参考文献】
【文献】国際公開第2010/010835(WO,A1)
【文献】特開2012-084066(JP,A)
【文献】特開2010-231630(JP,A)
【文献】特表2014-515519(JP,A)
【文献】米国特許出願公開第2008/0207188(US,A1)
【文献】特開2014-078235(JP,A)
【文献】特開2014-078236(JP,A)
【文献】特開2014-106806(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
G06F 3/04883
H04M 1/00
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
少なくとも2つのディスプレイを含むユーザ端末によるコンテンツ提供方法であって、
前記ディスプレイのうちの第1ディスプレイで、前記ユーザ端末が実行するアプリケーションで提供される第1コンテンツを表示する段階、および
前記第1ディスプレイの予め設定された領域でユーザからの入力が感知されることにより、前記ディスプレイのうちの第2ディスプレイの少なくとも一部の領域で、前記アプリケーションまたは前記第1コンテンツと関連する少なくとも1つの機能またはサービスを提供するためのサイドバーと関連する第2コンテンツを表示する段階
を含み、
前記サイドバーと関連する第2コンテンツを表示する段階は、
前記第1ディスプレイの予め設定された領域から前記ユーザからのドラッグ入力が感知されることにより、前記第2ディスプレイの少なくとも一部の領域で、前記第2コンテンツを表示し、
前記ドラッグ入力が前記第1ディスプレイのエッジの中間部分または前記第2ディスプレイの中間部分の領域まで伸びる前記ユーザからのタッチ入力であれば、前記第2ディスプレイで全体画面として表示されるように前記第2コンテンツのレイアウトを決定し、全体画面としての前記第2コンテンツを前記第2ディスプレイで表示する、コンテンツ提供方法。
【請求項2】
前記アプリケーションは、ウェブブラウザアプリケーションであり、
前記第1コンテンツは、前記ウェブブラウザアプリケーションで提供されるウェブページを含み、
前記サイドバーが提供する機能またはサービスは、
検索エンジンを使用する検索機能、前記ウェブページに対する検索機能、前記ウェブページに対する共有機能、前記ウェブページに対するスクラップ機能、前記ウェブページに対するブックマーク機能、前記ウェブページに対する翻訳機能、メモ機能、メディアプレーヤ実行機能、および前記アプリケーションに対する拡張アプリケーションのインストール機能のうちの少なくとも1つを含む、
請求項1に記載のコンテンツ提供方法。
【請求項3】
前記サイドバーと関連する第2コンテンツを表示する段階は、
前記第1ディスプレイの予め設定された領域に配置されたボタンに対して前記ユーザからの選択が感知されることにより、前記第2ディスプレイの少なくとも一部の領域で、前記第2コンテンツを表示する、
請求項1に記載のコンテンツ提供方法。
【請求項4】
前記サイドバーと関連する第2コンテンツを表示する段階は、
前記第1ディスプレイの予め設定された領域から第1方向への前記ユーザからのドラッグ入力が感知されることにより、前記第1ディスプレイに対して前記第1方向に配置された前記第2ディスプレイの少なくとも一部の領域で、前記第2コンテンツを表示する、
請求項1に記載のコンテンツ提供方法。
【請求項5】
前記ドラッグ入力は、
前記第1方向として、前記予め設定された領域から前記第1ディスプレイのエッジまで伸びる前記ユーザからのタッチ入力や、
前記第1方向として、前記予め設定された領域から前記第2ディスプレイ内の領域まで伸びる前記ユーザからのタッチ入力や、
前記第1方向として、前記予め設定された領域から前記第1ディスプレイのエッジまで伸びる前記ユーザからの第1タッチ入力と前記第2ディスプレイのエッジから前記第2ディスプレイ内の領域まで伸びる前記ユーザからの第2タッチ入力とを組み合わせたタッチ入力である、
請求項4に記載のコンテンツ提供方法。
【請求項6】
前記サイドバーと関連する前記第2コンテンツを表示する段階は、
前記第2ディスプレイで他のコンテンツが表示されているかを判定する段階、
前記第2ディスプレイで他のコンテンツが表示されているかに基づき、前記第2コンテンツのレイアウトを決定する段階、および
前記レイアウトが決定された前記第2コンテンツを前記第2ディスプレイの少なくとも一部の領域で表示する段階
を含む、請求項1に記載のコンテンツ提供方法。
【請求項7】
前記サイドバーと関連する前記第2コンテンツを表示する段階は、
前記第2ディスプレイで他のコンテンツが表示されている場合、前記第2コンテンツのサイズを全体画面よりも小さくなるようにレイアウトを決定し、前記第2コンテンツを前記第2ディスプレイの一部の領域で表示し、
前記第2ディスプレイで他のコンテンツが表示されていない場合、前記第2ディスプレイで全体画面として表示されるように前記第2コンテンツのレイアウトを決定し、全体画面としての前記第2コンテンツを前記第2ディスプレイで表示する、
請求項6に記載のコンテンツ提供方法。
【請求項8】
前記第2コンテンツは、前記サイドバーが提供する複数の機能またはサービスのリストを含み、
全体画面よりも前記第2コンテンツのサイズが小さくなるようにレイアウトが決定されて表示される前記第2コンテンツのリストは、前記第2コンテンツのサイズが全体画面として表示されるようにレイアウトが決定されて表示される前記第2コンテンツのリストよりも少ない数の機能またはサービスを含む、
請求項7に記載のコンテンツ提供方法。
【請求項9】
前記サイドバーと関連する前記第2コンテンツを表示する段階は、
前記第2ディスプレイで他のコンテンツが表示されている場合、前記第2コンテンツが予め設定された透明度になるようにレイアウトを変更し、前記第2コンテンツを前記他のコンテンツに重ねて表示する、
請求項6に記載のコンテンツ提供方法。
【請求項10】
前記サイドバーと関連する第2コンテンツを表示する段階は、
前記第1ディスプレイの予め設定された領域から前記ユーザからのドラッグ入力が感知されることにより、前記第2ディスプレイの少なくとも一部の領域で、前記第2コンテンツを表示し、
前記ドラッグ入力が前記第1ディスプレイのエッジの上端部分または前記第2ディスプレイの上端部分の領域まで伸びる前記ユーザからのタッチ入力であれば、前記第2ディスプレイの上端部分の領域で表示されるように前記第2コンテンツのレイアウトを決定し、前記第2コンテンツを前記第2ディスプレイの上端部分の領域で表示し、
前記ドラッグ入力が前記第1ディスプレイのエッジの下端部分または前記第2ディスプレイの下端部分の領域まで伸びる前記ユーザからのタッチ入力であれば、前記第2ディスプレイの下端部分の領域で表示されるように前記第2コンテンツのレイアウトを決定し、前記第2コンテンツを前記第2ディスプレイの下端部分の領域で表示する、
請求項1に記載のコンテンツ提供方法。
【請求項11】
前記第2ディスプレイで他のコンテンツが表示されているかを判定する段階は、
前記第2ディスプレイで前記他のコンテンツとして動画コンテンツが再生されているかを判定し、
前記他のコンテンツとして動画コンテンツが再生されていると判定されれば、前記第2コンテンツは、前記動画コンテンツと干渉しないようにレイアウトが決定され、前記第2ディスプレイの少なくとも一部の領域で表示される、
請求項6に記載のコンテンツ提供方法。
【請求項12】
前記第2ディスプレイで、前記アプリケーションで提供される他のコンテンツが表示されている場合、前記第2コンテンツは、前記他のコンテンツとは別のレイヤとして前記他のコンテンツに重ねて表示されるようにレイアウトが決定され、前記第2ディスプレイの少なくとも一部の領域で前記他のコンテンツに重ねて表示される、
請求項6に記載のコンテンツ提供方法。
【請求項13】
前記サイドバーと関連する第2コンテンツを表示する段階は、
前記ユーザからの入力が感知されることにより、前記第2コンテンツが前記第1ディスプレイから前記第2ディスプレイに移動して表示されることを描写する視覚インジケータを表示する段階、および
前記視覚インジケータが前記第2ディスプレイで表示されることにより、前記第2ディスプレイの少なくとも一部の領域で前記第2コンテンツを表示する段階
を含む、請求項1に記載のコンテンツ提供方法。
【請求項14】
前記サイドバーと関連する第2コンテンツを表示する段階は、
前記ユーザからの入力が予め設定されたタッチジェスチャーを含む場合、前記サイドバーが提供する機能またはサービスのうちの前記予め設定されたタッチジェスチャーに対応する機能またはサービスの提供画面を前記第2コンテンツとして前記第2ディスプレイの少なくとも一部の領域で表示する、
請求項1に記載のコンテンツ提供方法。
【請求項15】
前記サイドバーと関連する前記第2コンテンツを表示する段階は、
前記ユーザからの入力が予め設定されたタッチジェスチャーを含むかを判定する段階、および
前記ユーザからの入力が予め設定されたタッチジェスチャーを含まないと判定されれば、前記サイドバーが提供する機能またはサービスのリストを前記第2ディスプレイの少なくとも一部の領域で前記第2コンテンツとして表示する、
請求項14に記載のコンテンツ提供方法。
【請求項16】
請求項1~15のうちのいずれか一項に記載の方法をコンピュータで実行させるためのコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録された、プログラム。
【請求項17】
ユーザ端末であって、
少なくとも2つのディスプレイ、および
コンピュータ読み取り可能な命令を実行するように実現される少なくとも1つのプロセッサ
を含み、
前記少なくとも1つのプロセッサは、
前記ディスプレイのうちの第1ディスプレイで前記ユーザ端末が実行するアプリケーションで提供される第1コンテンツを表示し、前記第1ディスプレイの予め設定された領域でユーザからの入力が感知されることにより、前記ディスプレイのうちの第2ディスプレイの少なくとも一部の領域で、前記アプリケーションまたは前記第1コンテンツと関連する少なくとも1つの機能またはサービスを提供するためのサイドバーと関連する第2コンテンツを表示し、
前記サイドバーと関連する第2コンテンツを表示することは、
前記第1ディスプレイの予め設定された領域から前記ユーザからのドラッグ入力が感知されることにより、前記第2ディスプレイの少なくとも一部の領域で、前記第2コンテンツを表示し、
前記ドラッグ入力が前記第1ディスプレイのエッジの中間部分または前記第2ディスプレイの中間部分の領域まで伸びる前記ユーザからのタッチ入力であれば、前記第2ディスプレイで全体画面として表示されるように前記第2コンテンツのレイアウトを決定し、全体画面としての前記第2コンテンツを前記第2ディスプレイで表示する、ユーザ端末。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本開示は、複数のディスプレイを含むユーザ端末でコンテンツを提供する方法に関し、より詳細には、アプリケーションで提供される第1コンテンツをユーザ端末の片側のディスプレイで表示し、前記アプリケーションまたは第1コンテンツと関連するサービスを提供するサイドバーと関連するコンテンツをユーザ端末の他のディスプレイで表示するようにする方法に関する。
【背景技術】
【0002】
近年、スマートフォンなどのユーザ端末に含まれるディスプレイ(例えば、タッチパネル)のスリム化が進む中、ユーザ端末でより多くの情報を表示したいという要求の高まりにより、デュアルディスプレイを備えたスマート機器あるいはフォルタブル型のスマート機器のように複数のディスプレイを含むユーザ端末が提案されている。
【0003】
複数のディスプレイを含むユーザ端末は、複数のディスプレイで多様な情報を表示したり、複数のディスプレイそれぞれをカスタマイズして使用したりする機能を提供している。コンテンツを提供(表示)するときに複数のディスプレイを適切に使用することができれば、このような複数のディスプレイはコンテンツを視聴するユーザの利便性の極大化に繋がる。
【0004】
したがって、コンテンツを提供(表示)するにあたり、1つのディスプレイしか含まないユーザ端末の限界を克服し、ユーザの利便性を考慮しながら、コンテンツおよび該当のコンテンツと関連する追加コンテンツを複数のディスプレイに適切に分けて表示できるようにするコンテンツ提供方法が求められている。
【0005】
特許文献1(公開日2010年1月7日)は、モバイル端末でウェブページを表示するためのウェブサーバ、モバイル端末装置、および方法に関するものであって、ウェブページがモバイル端末のディスプレイ画面に合うように自動調節されるのではなく、ユーザが希望するサイズで表示されるようにする方法について説明している。
【0006】
上述した情報は、本発明の理解を助けるためのものに過ぎず、従来技術の一部を形成しない内容を含むこともあるし、従来技術が当業者に提示することのできる内容を含まないこともある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0007】
【文献】韓国特許出願公開第10-2010-0003089号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
一実施形態は、複数のディスプレイを含むユーザ端末の第1ディスプレイでユーザ端末が実行するアプリケーションで提供される第1コンテンツを表示し、第1ディスプレイの予め設定された領域でユーザからの入力が感知されることにより、ユーザ端末の第2ディスプレイで、アプリケーションが提供するサイドバー(または、アプリケーションまたは第1コンテンツと関連する少なくとも1つの機能またはサービスを提供するためのサイドバー)と関連する第2コンテンツを表示する、コンテンツ提供方法を提供することを目的とする。
【0009】
一実施形態は、複数のディスプレイを含むユーザ端末の第2ディスプレイで、アプリケーションが提供するサイドバーと関連するコンテンツを表示するにあたり、第2ディスプレイで他のコンテンツが表示されているかに基づいて第2コンテンツのレイアウトを決定し、第2ディスプレイで第2コンテンツを表示する、コンテンツ提供方法を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0010】
一側面において、少なくとも2つのディスプレイを含むユーザ端末によるコンテンツ提供方法であって、前記ディスプレイのうちの第1ディスプレイで前記ユーザ端末が実行するアプリケーションで提供される第1コンテンツを表示する段階、および前記第1ディスプレイの予め設定された領域でユーザからの入力が感知されることにより、前記ディスプレイのうちの第2ディスプレイの少なくとも一部の領域で、前記アプリケーションまたは前記第1コンテンツと関連する少なくとも1つの機能またはサービスを提供するためのサイドバーと関連する第2コンテンツを表示する段階を含む、コンテンツ提供方法を提供する。
【0011】
前記アプリケーションはウェブブラウザアプリケーションであり、前記第1コンテンツは、前記ウェブブラウザアプリケーションで提供されるウェブページを含み、前記サイドバーが提供する機能またはサービスは、検索エンジンを使用する検索機能、前記ウェブページに対する検索機能、前記ウェブページに対する共有機能、前記ウェブページに対するスクラップ機能、前記ウェブページに対するブックマーク機能、前記ウェブページに対する翻訳機能、メモ機能、メディアプレーヤ実行機能、および前記アプリケーションに対する拡張アプリケーションのインストール機能のうちの少なくとも1つを含んでよい。
【0012】
前記サイドバーと関連する第2コンテンツを表示する段階は、前記第1ディスプレイの予め設定された領域に配置されたボタンに対して前記ユーザからの選択が感知されることにより、前記第2ディスプレイの少なくとも一部の領域で、前記第2コンテンツを表示してよい。
【0013】
前記サイドバーと関連する第2コンテンツを表示する段階は、前記第1ディスプレイの予め設定された領域から第1方向への前記ユーザからのドラッグ入力が感知されることにより、前記第1ディスプレイに対して前記第1方向に配置された前記第2ディスプレイの少なくとも一部の領域で、前記第2コンテンツを表示してよい。
【0014】
前記ドラッグ入力は、前記第1方向として、前記予め設定された領域から前記第1ディスプレイのエッジまで伸びる前記ユーザからのタッチ入力や、前記第1方向として、前記予め設定された領域から前記第2ディスプレイ内の領域まで伸びる前記ユーザからのタッチ入力や、前記第1方向として、前記予め設定された領域から前記第1ディスプレイのエッジまで伸びる前記ユーザからの第1タッチ入力と前記第2ディスプレイのエッジから前記第2ディスプレイ内の領域まで伸びる前記ユーザからの第2タッチ入力とを組み合わせたタッチ入力であってよい。
【0015】
前記サイドバーと関連する第2コンテンツを表示する段階は、前記第2ディスプレイで他のコンテンツが表示されているかを判定する段階、前記第2ディスプレイで他のコンテンツが表示されているかに基づき、前記第2コンテンツのレイアウトを決定する段階、および前記レイアウトが決定された第2コンテンツを前記第2ディスプレイの少なくとも一部の領域で表示する段階を含んでよい。
【0016】
前記サイドバーと関連する第2コンテンツを表示する段階は、前記第2ディスプレイで他のコンテンツが表示されている場合は、前記第2コンテンツのサイズを全体画面よりも小さくなるようにレイアウトを決定し、第2コンテンツを前記第2ディスプレイの一部の領域で表示し、前記第2ディスプレイで他のコンテンツが表示されていない場合は、前記第2ディスプレイの全体画面に表示されるように前記第2コンテンツのレイアウトを決定し、全体画面としての前記第2コンテンツを前記第2ディスプレイで表示してよい。
【0017】
前記第2コンテンツは、前記サイドバーが提供する複数の機能またはサービスのリストを含み、全体画面よりも前記第2コンテンツのサイズが小さくなるようにレイアウトが決定されて表示される前記第2コンテンツのリストは、前記第2コンテンツのサイズが全体画面で表示されるようにレイアウトが決定されて表示される前記第2コンテンツのリストよりも少ない数の機能またはサービスを含んでよい。
【0018】
前記サイドバーと関連する第2コンテンツを表示する段階は、前記第2ディスプレイで他のコンテンツが表示されている場合、前記第2コンテンツが予め設定された透明度となるようにレイアウトを変更し、前記第2コンテンツを前記他のコンテンツに重ねて表示してよい。
【0019】
前記サイドバーと関連する第2コンテンツを表示する段階は、前記第1ディスプレイの予め設定された領域から前記ユーザからのドラッグ入力が感知されることにより、前記第2ディスプレイの少なくとも一部の領域で、前記第2コンテンツを表示し、前記ドラッグ入力が前記第1ディスプレイのエッジの上端部分または前記第2ディスプレイの上端部分の領域まで伸びる前記ユーザからのタッチ入力であれば、前記第2ディスプレイの上端部分の領域で表示されるように前記第2コンテンツのレイアウトを決定し、前記第2コンテンツを前記第2ディスプレイの上端部分の領域で表示し、前記ドラッグ入力が前記第1ディスプレイのエッジの下端部分または前記第2ディスプレイの下端部分の領域まで伸びる前記ユーザからのタッチ入力であれば、前記第2ディスプレイの下端部分の領域で表示されるように前記第2コンテンツのレイアウトを決定し、前記第2コンテンツを前記第2ディスプレイの下端部分の領域で表示してよい。
【0020】
前記サイドバーと関連する第2コンテンツを表示する段階は、前記第1ディスプレイの予め設定された領域から前記ユーザからのドラッグ入力が感知されることにより、前記第2ディスプレイの少なくとも一部の領域で、前記第2コンテンツを表示し、前記ドラッグ入力が前記第1ディスプレイのエッジの中間部分または前記第2ディスプレイの中間部分の領域まで伸びる前記ユーザからのタッチ入力であれば、前記第2ディスプレイで全体画面として表示されるように前記第2コンテンツのレイアウトを決定し、全体画面としての前記第2コンテンツを前記第2ディスプレイで表示してよい。
【0021】
前記第2ディスプレイで他のコンテンツが表示されているかを判定する段階は、前記第2ディスプレイで前記他のコンテンツとして動画コンテンツが再生されているかを判定し、前記他のコンテンツとして動画コンテンツが再生されていると判定されれば、前記第2コンテンツは、前記動画コンテンツに干渉しないようにレイアウトが決定され、前記第2ディスプレイの少なくとも一部の領域で表示されてよい。
【0022】
前記第2ディスプレイで前記アプリケーションが提供する他のコンテンツが表示されている場合、前記第2コンテンツは、前記他のコンテンツとは別のレイヤによって前記他のコンテンツに重ねて表示されるようにレイアウトが決定され、前記第2ディスプレイの少なくとも一部の領域で前記他のコンテンツに重ねて表示されてよい。
【0023】
前記サイドバーと関連する第2コンテンツを表示する段階は、前記ユーザからの入力が感知されることにより、前記第2コンテンツが前記第1ディスプレイから前記第2ディスプレイに移動して表示されることを描写する視覚インジケータを表示する段階、および前記視覚インジケータが前記第2ディスプレイで表示されることにより、前記第2ディスプレイの少なくとも一部の領域で前記第2コンテンツを表示する段階を含んでよい。
【0024】
前記サイドバーと関連する第2コンテンツを表示する段階は、前記ユーザからの入力が予め設定されたタッチジェスチャーを含む場合、前記サイドバーが提供する機能またはサービスのうちで前記予め設定されたタッチジェスチャーに対応する機能またはサービスの提供画面を前記第2コンテンツとして前記第2ディスプレイの少なくとも一部の領域で表示してよい。
【0025】
前記サイドバーと関連する第2コンテンツを表示する段階は、前記ユーザからの入力が予め設定されたタッチジェスチャーを含むかを判定する段階、および前記ユーザからの入力が予め設定されたタッチジェスチャーを含まないと判定されれば、前記サイドバーが提供する機能またはサービスのリストを前記第2ディスプレイの少なくとも一部の領域で前記第2コンテンツとして表示してよい。
【0026】
他の一側面において、ユーザ端末であって、少なくとも2つのディスプレイおよびコンピュータ読み取り可能な命令を実行するように実現される少なくとも1つのプロセッサを含み、前記少なくとも1つのプロセッサは、前記ディスプレイのうちの第1ディスプレイで前記ユーザ端末が実行するアプリケーションで提供される第1コンテンツを表示し、前記第1ディスプレイの予め設定された領域にユーザからの入力が感知されることにより、前記ディスプレイのうちの第2ディスプレイの少なくとも一部の領域で、前記アプリケーションまたは前記第1コンテンツと関連する少なくとも1つの機能またはサービスを提供するためのサイドバーと関連する第2コンテンツを表示する、ユーザ端末を提供する。
【0027】
前記少なくとも1つのプロセッサは、前記第2ディスプレイで他のコンテンツが表示されているかを判断し、前記第2ディスプレイで他のコンテンツが表示されているかに基づき、前記第2コンテンツのレイアウトを決定し、前記レイアウトが決定された第2コンテンツを前記第2ディスプレイの少なくとも一部の領域で表示してよい。
【0028】
前記少なくとも1つのプロセッサは、前記ユーザからの入力が予め設定されたタッチジェスチャーを含むかを判定し、前記ユーザからの入力が予め設定されたタッチジェスチャーを含まないと判定されれば、前記アプリケーションまたは前記サイドバーが提供する機能またはサービスのリストを前記第2ディスプレイの少なくとも一部の領域で前記第2コンテンツとして表示し、前記ユーザからの入力が予め設定されたタッチジェスチャーを含むと判定されれば、前記サイドバーが提供する機能またはサービスのうちで前記予め設定されたタッチジェスチャーに対応する機能またはサービスの提供画面を前記第2コンテンツとして前記第2ディスプレイの少なくとも一部の領域で表示してよい。
【発明の効果】
【0029】
複数のディスプレイを含むユーザ端末でコンテンツを提供するにあたり、第1ディスプレイではユーザ端末が実行するアプリケーションで提供される第1コンテンツを表示し、第2ディスプレイでは該当のアプリケーションが提供するサイドバーと関連する第2コンテンツを表示することにより、第1コンテンツに干渉することなく第2コンテンツを提供することができる。したがって、モバイル端末のようにディスプレイの大きさに制限があるユーザ端末でコンテンツを提供する場合に、ユーザの利便性を向上させることができる。
【0030】
第2ディスプレイで、アプリケーションで提供されるサイドバーと関連するコンテンツを表示するにあたり、第2ディスプレイで他のコンテンツが表示されているかに基づいて第2コンテンツのレイアウトを決定することにより、第2ディスプレイで表示されている他のコンテンツに干渉しないように第2ディスプレイで第2コンテンツを表示することができる。
【0031】
アプリケーションで提供される第1コンテンツが表示される第1ディスプレイとは別の第2ディスプレイで追加コンテンツに該当する第2コンテンツを表示するための直観的なユーザインタフェースを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0032】
図1】一実施形態における、少なくとも2つのディスプレイを含むユーザ端末によるコンテンツ提供方法を示した図である。
図2】一実施形態における、少なくとも2つのディスプレイを含むユーザ端末とユーザ端末にコンテンツを提供するサーバの構造を示した図である。
図3】一実施形態における、少なくとも2つのディスプレイを含むユーザ端末によるコンテンツ提供方法を示したフローチャートである。
図4】一例における、ユーザ端末が含むディスプレイのうちの第2ディスプレイで、サイドバーと関連する第2コンテンツを表示する方法を示したフローチャートである。
図5】一例における、ユーザ端末が含むディスプレイのうちの第2ディスプレイで、サイドバーと関連する第2コンテンツを表示する方法を示したフローチャートである。
図6】一例における、ユーザ端末が含むディスプレイのうちの第2ディスプレイで、サイドバーと関連する第2コンテンツを表示する方法を示したフローチャートである。
図7】一例における、ユーザ端末の第1ディスプレイおよび/または第2ディスプレイでのドラッグ入力により、第2ディスプレイでサイドバーと関連する第2コンテンツを表示する方法を示した図である。
図8a】一例における、ユーザ端末の第2ディスプレイに他のコンテンツが表示されている場合、第2ディスプレイでサイドバーと関連する第2コンテンツを表示する方法を示した図である。
図8b】一例における、ユーザ端末の第2ディスプレイに他のコンテンツが表示されている場合、第2ディスプレイでサイドバーと関連する第2コンテンツを表示する方法を示した図である。
図8c】一例における、ユーザ端末の第2ディスプレイに他のコンテンツが表示されている場合、第2ディスプレイでサイドバーと関連する第2コンテンツを表示する方法を示した図である。
図8d】一例における、ユーザ端末の第2ディスプレイに他のコンテンツが表示されている場合、第2ディスプレイでサイドバーと関連する第2コンテンツを表示する方法を示した図である。
図9】一例における、ユーザ端末の第1ディスプレイおよび/または第2ディスプレイでのドラッグ入力により、第2ディスプレイの他の位置でサイドバーと関連する第2コンテンツを表示する方法を示した図である。
図10】一例における、ユーザ端末の第1ディスプレイおよび/または第2ディスプレイで予め設定されたジェスチャーを含むタッチが入力されることにより、第2ディスプレイで異なるタイプの第2コンテンツを表示する方法を示した図である。
【発明を実施するための形態】
【0033】
以下、本発明の実施形態について、添付の図面を参照しながら詳しく説明する。
【0034】
図1は、一実施形態における、少なくとも2つのディスプレイを含むユーザ端末によるコンテンツ提供方法を示した図である。
【0035】
図1では、コンテンツ提供サーバから少なくとも2つのディスプレイを含むユーザ端末100に提供された第1コンテンツ102をユーザ端末100の第1ディスプレイ132で表示し、サイドバーと関連する追加的なコンテンツに該当する第2コンテンツ105をユーザ端末100の第2ディスプレイ134で表示する方法について説明する。
【0036】
図に示すように、ユーザ端末100は、少なくとも2つのディスプレイを含む装置であって、例えば、フォルタブル型のスマート機器であってよい。第1コンテンツ102は、ユーザ端末100が実行するアプリケーションで(ユーザに)提供されるものであって、第1ディスプレイ132で表示されてよい。一例として、ユーザ端末100が実行するアプリケーションはウェブブラウザアプリケーションであってよく、第1コンテンツ102はウェブページであってよい。このとき、第1コンテンツ102をユーザ端末100に提供するコンテンツ提供サーバ200は、ウェブサーバであってよい。
【0037】
図に示すように、ユーザ端末100は、ウェブブラウザアプリケーションに該当するアプリケーションにより、コンテンツ提供サーバ200からの第1コンテンツ102を第1ディスプレイ132上で表示してよい。
【0038】
ユーザ端末100のユーザによる、第1ディスプレイ132の予め設定された領域104でのインタラクションにより、第2ディスプレイ134で第2コンテンツ105が表示されてよい。第1ディスプレイ132の予め設定された領域104でユーザ入力が感知されることにより、サイドバーと関連する第2コンテンツ105が第2ディスプレイ134上で表示されてよい。例えば、ユーザは、第1ディスプレイ132上でサイドバーを表示するためのボタン104を選択してよく、これにより、サイドバーと関連する第2コンテンツ105が第2ディスプレイ134上で表示されてよい。予め設定された領域104は、第1ディスプレイ132の下端に表示されてよい。例えば、予め設定された領域104は、サイドバー(または、サイドバーと関連する第2コンテンツ105)を表示させるためのボタン104であって、第1ディスプレイ132の下端のバーに含まれてよい。前記下端のバーには、アプリケーションのユーザが頻繁に使用する機能に対応するボタン(複数可)(または、アイコン)がさらに配置されてよい。
【0039】
サイドバーは、ユーザ端末100が実行するアプリケーションまたは該当のアプリケーションで提供される第1コンテンツ102と関連する少なくとも1つの機能またはサービスを提供するためのユーザインタフェースであってよい。言い換えれば、ユーザは、サイドバーを利用して(例えば、サイドバーから機能またはサービスを選択することによって)アプリケーションまたは第1コンテンツ102と関連する機能またはサービスを実行させてよい。
【0040】
サイドバーと関連するコンテンツである第2コンテンツ105は、図に示すように、アプリケーションまたは第1コンテンツ102と関連する機能またはサービスのリスト(すなわち、サイドバーが提供する機能またはサービスのリスト)を含んでよい。
【0041】
ユーザ端末100が1つのディスプレイ(例えば、第1ディスプレイ132)を備えるユーザ端末の場合、第1コンテンツ102が第1ディスプレイ132で表示された状態で、予め設定された領域104でユーザの入力が感知されれば、第1ディスプレイ132では第1コンテンツ102に重なって第2コンテンツ105が表示される。このような場合、ユーザの第1コンテンツ102の視聴に干渉が生じるようになり、特に、ユーザ端末100が第1ディスプレイ132の大きさに制限のあるモバイル端末である場合には、ユーザが不便を感じるようになる。
【0042】
実施形態では、少なくとも第1ディスプレイ132および第2ディスプレイ134を含むユーザ端末100を使用しながら、第1ディスプレイ132では第1コンテンツ102が表示され、第2ディスプレイ134では第2コンテンツ105が表示されることにより、ユーザが不便や干渉を感じることなく、第1コンテンツ102を第1ディスプレイ132で視聴することができる。
【0043】
サイドバーと関連する第2コンテンツ105を第2ディスプレイ134で表示するより具体的な方法については、図2~10を参照しながらさらに詳しく説明する。
【0044】
図2は、一実施形態における、少なくとも2つのディスプレイを含むユーザ端末とユーザ端末にコンテンツを提供するサーバの構造を示した図である。
【0045】
図1を参照しながら説明した第1コンテンツ102をユーザ端末100に提供するコンテンツ提供サーバ200と、第1コンテンツ102および第2コンテンツ105をディスプレイ132、134で表示するユーザ端末100についてさらに詳しく説明する。
【0046】
コンテンツ提供サーバ200は、クライアント(client)であるユーザ端末100に第1コンテンツ102(例えば、ウェブページ)を提供するサーバであってよい。コンテンツ提供サーバ200は、ユーザ端末100上にインストールされたアプリケーション(例えば、ウェブブラウザアプリケーション)との通信によってユーザ端末100に第1コンテンツ102を提供してよい。コンテンツ提供サーバ200は、少なくとも1つのコンピュータまたはコンピューティング装置によって実現されてよい。
【0047】
通信部210は、コンテンツ提供サーバ200が他のサーバやユーザ端末100と通信するための装置であってよい。言い換えれば、通信部210は、他のサーバやユーザ端末100とデータおよび/または情報を送信/受信する、コンテンツ提供サーバ200のネットワークインタフェースカード、ネットワークインタフェースチップ、およびネットワークインタフェースポートなどのようなハードウェアモジュール、またはネットワークデバイスドライバ(driver)またはネットワークプログラムのようなソフトウェアモジュールであってよい。
【0048】
プロセッサ220は、コンテンツ提供サーバ200の構成要素を管理してよく、ユーザ端末100に第1コンテンツ102を提供するときに使用するプログラムまたはアプリケーションを実行してよく、前記プログラムまたはアプリケーションの実行およびデータの処理などに必要な演算を処理してよい。また、プロセッサ220は、他のサーバおよびユーザ端末100から受信されたデータを処理するように構成されてよい。プロセッサ220は、コンテンツ提供サーバ200の少なくとも1つのプロセッサまたはプロセッサ内の少なくとも1つのコア(core)であってよい。
【0049】
ユーザ端末100は、PC(personal computer)、ノートPC(laptop computer)、スマートフォン(smart phone)、タブレット(tablet)、ウェアラブルコンピュータ(wearable computer)、モノのインターネット(Internet Of Things)機器などを含み、コンテンツ提供サーバ200と関連するウェブ/モバイルサイトへの接続、または第1コンテンツ102の受信および視聴のためのアプリケーション/プログラムのインストールおよび実行が可能なすべての端末装置または電子装置を意味してよい。ユーザ端末100は、ウェブブラウザアプリケーションのようなアプリケーションの制御下で、第1コンテンツ102の表示、データ入力、データ送受信、データ格納などのコンテンツ提供における動作を実行してよい。
【0050】
ユーザ端末100は、ユーザにコンテンツを提供する装置に該当するという点において、コンテンツ提供装置に対応してよい。
【0051】
ユーザ端末100は、通信部110、プロセッサ120、および少なくとも2つのディスプレイ130を含んでよい。ユーザ端末100は、少なくとも2つのディスプレイ130を含むものであって、フォルダブル形態の端末であってよい。例えば、図1に示すように、ユーザ端末100は、折り目部分(ヒンジ)を中心として第1ディスプレイ132および第2ディスプレイ134が配置されるフォルダブル形態の端末であってよい。ユーザ端末100は、図に示すように、内側だけでなく外側にも折曲がる装置であってもよい。または、ユーザ端末100は、1つのフォルダブル(フレキシブル)ディスプレイを含むフォルダブル形態の端末であってもよい。このとき、第1ディスプレイ132および第2ディスプレイ134それぞれは、1つのディスプレイの区分される領域を示してよい。
【0052】
一例によると、ユーザ端末100の構成要素のうちの少なくとも一部は、物理的に分離が可能なように備えられてよい。例えば、第1ディスプレイ132および第2ディスプレイ134のうちのいずれか1つは、他の1つから物理的に脱着可能なように構成されてよい。
【0053】
通信部110は、ユーザ端末100が他のサーバや他のユーザ端末と通信するための装置であってよい。言い換えれば、通信部110は、他のサーバや他のユーザ端末とデータおよび/または情報を送信/受信する、ユーザ端末100のネットワークインタフェースカード、ネットワークインタフェースチップ、およびネットワークインタフェースポートなどのようなハードウェアモジュール、またはネットワークデバイスドライバ(driver)、またはネットワークプログラムのようなソフトウェアモジュールであってよい。通信部110は、コンテンツ提供サーバ200が提供する第1コンテンツ102を受信してよい。
【0054】
プロセッサ120は、ユーザ端末100の構成要素を管理してよく、ユーザ端末100が使用するプログラムまたはアプリケーションを実行してよい。例えば、プロセッサ120は、コンテンツ提供サーバ200が提供する第1コンテンツ102の受信および表示のためのアプリケーション/プログラム(例えば、ウェブブラウザアプリケーション)をインストールして実行してよく、前記プログラムまたはアプリケーションの実行およびデータの処理などに必要な演算を処理してよい。プロセッサ120は、ユーザ端末100の少なくとも1つのプロセッサまたはプロセッサ内の少なくとも1つのコア(core)であってよい。
【0055】
プロセッサ120は、第1ディスプレイ132でユーザ端末100が実行するアプリケーションで提供される第1コンテンツ102を表示してよく、第1ディスプレイ132の予め設定された領域104でユーザからの入力が感知されることにより、第2ディスプレイ134の少なくとも一部の領域で、前記アプリケーションが提供するサイドバー(または、前記アプリケーションまたは第1コンテンツ102と関連する少なくとも1つの機能またはサービスを提供するためのサイドバー)と関連する第2コンテンツ105を表示してよい。
【0056】
ユーザ端末100は、メモリ(図示せず)を含んでよい。メモリは、コンピュータ読み取り可能な記録媒体であって、RAM(random access memory)、ROM(read only memory)、およびディスクドライブのような永続的大容量記録装置を含んでよい。ここで、ROMやディスクドライブのような永続的大容量記録装置は、メモリとは区分される別の永続的記録装置として含まれてもよい。また、メモリには、オペレーティングシステムと、少なくとも1つのプログラムコードが記録されてよい。このようなソフトウェア構成要素は、メモリとは別のコンピュータ読み取り可能な記録媒体からロードされてよい。このような別のコンピュータ読み取り可能な記録媒体は、フロッピー(登録商標)ドライブ、ディスク、テープ、DVD/CD-ROMドライブ、メモリカードなどのコンピュータ読み取り可能な記録媒体を含んでよい。他の実施形態において、ソフトウェア構成要素は、コンピュータ読み取り可能な記録媒体ではない通信部110を通じてメモリにロードされてもよい。
【0057】
プロセッサ120は、基本的な算術、ロジック、および入出力演算を実行することにより、コンピュータプログラムの命令を処理するように構成されてよい。命令は、メモリまたは通信部210によって、プロセッサ120に提供されてよい。例えば、プロセッサ120は、メモリにロードされたプログラムコードにしたがって受信される命令を実行するように構成されてよい。このようなプロセッサ120による動作により、ユーザ端末100は、第1コンテンツ102および第2コンテンツ105の表示を制御してよい。
【0058】
コンテンツ102および第2コンテンツ105の表示を制御するための、図には示されてない、プロセッサ120の構成それぞれは、プロセッサ120の一部としてソフトウェアおよび/またはハードウェアモジュールで実現されてよく、プロセッサが実現する機能(機能ブロック)に該当してもよい。
【0059】
ディスプレイ130は、コンテンツ提供サーバ200から受信された第1コンテンツ102およびサイドバーと関連する第2コンテンツ105を表示してよい。また、ディスプレイ130は、ユーザが入力したデータを出力してよい。ディスプレイ130のそれぞれは、タッチスクリーン(タッチパネル)を含んでよく、このとき、ディスプレイ130のそれぞれは、タッチ入力を含むユーザのインタラクションが入力されるための入力部(図示せず)の機能を含むように構成されてよい。
【0060】
第1ディスプレイ132および第2ディスプレイ134は、互いに同じディスプレイであってよい。または、第1ディスプレイ132および第2ディスプレイ134のうちのいずれか1つがメインディスプレイであり、残りの1つがサブディスプレイであってよい。例えば、第1ディスプレイ132はユーザ端末100のメインディスプレイであり、第2ディスプレイ134はユーザ端末100のサブディスプレイであってよい。ユーザ端末100が実行するアプリケーションの実行画面は、メインディスプレイで優先的に表示されてよい。
【0061】
本開示において、「ディスプレイ」とは、ユーザ端末100のディスプレイ130のそれぞれが表示する画面を示してよい。
【0062】
以上、図1を参照しながら説明した技術的特徴は、図2にもそのまま適用可能であるため、重複する説明は省略する。
【0063】
以下の詳細な説明において、ユーザ端末100の構成(例えば、プロセッサ120)が実行する動作やユーザ端末100が実行するアプリケーションで実行される動作は、説明の便宜上、ユーザ端末100が実行する動作であると説明することにする。
【0064】
図3は、一実施形態における、少なくとも2つのディスプレイを含むユーザ端末によるコンテンツ提供方法を示したフローチャートである。
【0065】
段階310で、ユーザ端末100は、ディスプレイ130のうちの第1ディスプレイ132で、(コンテンツ提供サーバ200から)ユーザ端末100が実行するアプリケーションで提供される第1コンテンツ102を表示してよい。上述したように、ユーザ端末100が実行するアプリケーションは、ウェブブラウザアプリケーションであってよく、第1コンテンツ102は、ウェブブラウザアプリケーションで提供されるウェブページを含んでよい。このとき、コンテンツ提供サーバ200は、ウェブページに該当する第1コンテンツ102をユーザ端末100に提供するウェブサーバであってよい。
【0066】
段階320で、ユーザ端末100は、第1ディスプレイ132の予め設定された領域104でのユーザからの入力を感知してよい。予め設定された領域104は、第1ディスプレイ132内のサイドバー(または、サイドバーと関連する第2コンテンツ105)の表示を呼び出すための領域であって、例えば、図1に示すようなボタン104であってよい。ユーザからの入力は、ボタン104に対するユーザからの選択(または、タッチ)であってよい。または、ユーザからの入力は、予め設定された領域104に対するユーザからのすべてのインタラクション(例えば、タッチインタラクション)を含んでよい。
【0067】
段階330で、ユーザ端末100は、第1ディスプレイ132の予め設定された領域104でユーザからの入力が感知されることにより、第2ディスプレイ134の少なくとも一部の領域で、アプリケーションまたは第1コンテンツ102と関連する少なくとも1つの機能またはサービスを提供するためのサイドバー(または、アプリケーションが提供するサイドバー)と関連する第2コンテンツ105を表示してよい。例えば、ユーザ端末100は、第1ディスプレイ132の予め設定された領域104に配置された(仮想)ボタン(または、アイコン)に対するユーザからの選択(または、タッチ)が感知されることにより、第2ディスプレイ134の少なくとも一部の領域で、第2コンテンツ105を表示してよい。
【0068】
上述したように、サイドバーは、ユーザ端末100が実行するアプリケーションまたは該当のアプリケーションで提供される第1コンテンツ102と関連する少なくとも1つの機能またはサービスを提供するためのユーザインタフェースであってよい。サイドバーが提供する機能またはサービスは、例えば、検索エンジンを使用する検索機能、表示された第1コンテンツ102に該当するウェブページに対する検索機能、ウェブページに対する(例えば、他のユーザまたは他のアプリケーションへの)共有機能、前記ウェブページに対するスクラップ機能、前記ウェブページに対するブックマーク機能、前記ウェブページに対する翻訳機能、メモ機能、メディア(音楽または動画)プレーヤ実行機能、および前記アプリケーションに対する拡張アプリケーションのインストール機能のうちの少なくとも1つを含んでよい。検索機能はクイックサーチ検索機能であって、その実行画面として直ぐに検索語を入力することのできるユーザインタフェースを提供する機能であってよい。
【0069】
また、サイドバーが提供する機能またはサービスは、ウェブページをサイドバーと関連する第2コンテンツ105が表示されたウィンドウ(または、第2ディスプレイ134)で表示されるようにする機能を含んでよい。また、サイドバーが提供する機能またはサービスは、図1などで示すように、第1コンテンツ102に該当するウェブページに対する画面キャプチャ機能、前記ウェブページに対する広告遮断機能、前記ウェブページと関連するコンテンツをダウンロードする機能、ウェブページ訪問記録を確認する機能などを含んでよい。
【0070】
また、サイドバーが提供する機能またはサービスは、「ツールセットサービス」のような付加サービスを含んでよい。ツールセットサービスは、時計、タイマー、電卓、カレンダー、単位変換、および為替確認のうちの少なくとも1つを提供するサービスを含んでよい。
【0071】
第2ディスプレイ134で表示されるサイドバーと関連するコンテンツである第2コンテンツ105は、図1などで示すように、アプリケーションまたは第1コンテンツ102と関連する機能またはサービスのリスト(すなわち、サイドバーが提供する機能またはサービスのリスト)を含んでよい。ユーザが前記リストに含まれた機能またはサービスを選択することにより、該当の機能またはサービスが実行されてよい。第2コンテンツ105の選択によって実行される機能またはサービスは、第2ディスプレイ134で表示されてよい。
【0072】
段階330で、ユーザ端末100は、第1ディスプレイ132の予め設定された領域104から第1方向へのユーザからのドラッグ入力が感知されることにより、第1ディスプレイ132に対して第1方向に配置された第2ディスプレイ134の少なくとも一部の領域で、第2コンテンツ105を表示してよい。言い換えれば、ユーザからのドラッグ入力の方向を考慮しながら、第2ディスプレイ134で第2コンテンツ105が表示されてよい。例えば、第2ディスプレイ134が配置された位置に対する方向とは異なる方向へのドラッグ入力が、設定された領域104から感知される場合には、第2ディスプレイ134で第2コンテンツ105が表示されなくてよい。
【0073】
これに関し、図7では、一例における、ユーザ端末100の第1ディスプレイ132および/または第2ディスプレイ134でのドラッグ入力により、第2ディスプレイ134でサイドバーと関連する第2コンテンツ105を表示する方法を示している。
【0074】
図に示すように、第2ディスプレイ134で第2コンテンツ105を表示させるためのドラッグ入力は、図に示した
および
のうちの少なくとも1つであってよい。
【0075】
すなわち、第2ディスプレイ134で第2コンテンツ105を表示させるためのドラッグ入力は(第2ディスプレイ134が配置された位置への方向である)第1方向として、予め設定された領域104から第1ディスプレイ132のエッジまで伸びるユーザからのタッチ入力であってよい
。実施形態によっては、必ずしも第1ディスプレイ132のエッジまで伸びないタッチ入力であっても、第2ディスプレイ134で第2コンテンツ105を表示させるためのドラッグ入力となってよい。
【0076】
または、前記ドラッグ入力は、前記第1方向として、予め設定された領域104から第2ディスプレイ134内の領域まで伸びるユーザからのタッチ入力であってよい
【0077】
または、前記ドラッグ入力は、前記第1方向として、予め設定された領域104から第1ディスプレイ132のエッジまで伸びるユーザからの第1タッチ入力
と、第2ディスプレイ134のエッジから第2ディスプレイ134内の領域まで伸びるユーザからの第2タッチ入力
とを組み合わせたタッチ入力であってよい。実施形態によっては、必ずしも第1ディスプレイ132のエッジまで伸びないタッチ入力
と、必ずしも第2ディスプレイ134のエッジから第2ディスプレイ134の他のエッジまで伸びないタッチ入力
との組み合わせであっても、第2ディスプレイ134で第2コンテンツ105を表示させるためのドラッグ入力となってよい。なお、タッチ入力
は、タッチ入力
が入力されてから所定の時間(例えば、1秒)以内に入力されなければならない。
【0078】
また、一実施形態において、サイドバーと関連する第2コンテンツ105は、ドラッグ入力の方向だけでなく、ドラッグ入力が終結する位置によって第2ディスプレイ134の異なる領域で表示されてよい。
【0079】
これに関し、図9では、一例に係る、ユーザ端末100の第1ディスプレイ132および/または第2ディスプレイ134でのドラッグ入力により、第2ディスプレイ134でサイドバーと関連する第2コンテンツ105を表示する方法を示している。
【0080】
ユーザ端末100は、第1ディスプレイ132の予め設定された領域104からのドラッグ入力が、第1ディスプレイ132のエッジの上端部分(または、第1ディスプレイ132の上端部分の領域)まで伸びるユーザからのタッチ入力
や、または第2ディスプレイ134の上端部分の領域まで伸びるユーザからのタッチ入力
であれば、第2ディスプレイ134の上端部分の領域で表示されるように第2コンテンツ105のレイアウトを決定し、第2コンテンツ105を第2ディスプレイ134の上端部分の領域で表示してよい。
【0081】
また、ユーザ端末100は、第1ディスプレイ132の予め設定された領域104からのドラッグ入力が、第1ディスプレイ132のエッジの下端部分(または、第1ディスプレイ132の下端部分の領域)まで伸びるユーザからのタッチ入力
や、または第2ディスプレイ134の下端部分の領域まで伸びるユーザからのタッチ入力
であれば、第2ディスプレイ134の下端部分の領域で表示されるように第2コンテンツ105のレイアウトを決定し、第2コンテンツ105を第2ディスプレイ134の下端部分の領域で表示してよい。
【0082】
また、ユーザ端末100は、第1ディスプレイ132の予め設定された領域104からのドラッグ入力が、第1ディスプレイ132のエッジの中間部分(または、第1ディスプレイ132の中間部分の領域)まで伸びるユーザからのタッチ入力
や、または第2ディスプレイ134の中間部分の領域まで伸びるユーザからのタッチ入力
であれば、第2ディスプレイ134で全体画面として表示されるように第2コンテンツ105のレイアウトを決定し、全体画面としての第2コンテンツ105を第2ディスプレイ134で表示してよい。
【0083】
このとき、第2コンテンツ105を第2ディスプレイ134で表示させるためのタッチ入力
および
の方向は、第2ディスプレイ134が配置された位置への方向でなければならない。また、第2コンテンツ105を第2ディスプレイ134で表示させるためのタッチ入力
および
は、図7を参照しながら説明したように、第1ディスプレイ132および第2ディスプレイ134に対するタッチ入力の組み合わせであってもよい。
【0084】
図7および図9の実施形態により、ユーザは、ドラッグ入力の方向および終決位置を制御することにより、第2ディスプレイ134での第2コンテンツ105の表示形態を制御することができる。
【0085】
このように、上述した実施形態によると、予め設定された領域104に対するユーザの選択(タッチ)または予め設定された領域104からのドラッグ入力にしたがい、第2ディスプレイ134に第2コンテンツ105を表示させることができる。
【0086】
以上、図1および図2を参照しながら説明した技術的特徴は、図3図7、および図9にもそのまま適用可能であるため、重複する説明は省略する。
【0087】
図4~6は、一例における、ユーザ端末が含むディスプレイのうちの第2ディスプレイで、サイドバーと関連する第2コンテンツを表示する方法を示したフローチャートである。
【0088】
図4は、第2ディスプレイ134に他のコンテンツが表示されている場合に、第2ディスプレイ134でサイドバーと関連する第2コンテンツ105を表示する方法を示したフローチャートである。
【0089】
段階410で、ユーザ端末100は、第2ディスプレイ134で他のコンテンツが表示されているかを判定してよい。ユーザ端末100は、例えば、第2ディスプレイ134で上述したアプリケーションまたは他のアプリケーションの画面が表示されていたり、第2ディスプレイ134で表示されるオブジェクト(複数可)の動きが検出されたりする場合、第2ディスプレイ134で他のコンテンツが表示されていると判定してよい。また、ユーザ端末100は、第2ディスプレイ134でホーム画面(または、デスクトップ)が表示されている場合には、第2ディスプレイ134で他のコンテンツが表示されていないと判定してよい。
【0090】
段階420で、ユーザ端末100は、第2ディスプレイ134で他のコンテンツが表示されているかに基づき、第2ディスプレイ134で表示される第2コンテンツ105のレイアウトを決定してよい。レイアウトの決定は、第2ディスプレイ134で表示される第2コンテンツ105に該当するレイヤのサイズの決定、および前記レイヤの透明度の決定(例えば、レイアウトの透明度を決定するための透明度パラメータの変更)のうちの少なくとも1つであってよい。
【0091】
コンテンツ105のレイアウトの決定は、一例として、コンテンツ105の表示のために予め設定/格納された複数のレイアウトオプションのうちから適切な1つのレイアウトオプションを選択することであってよい。選択されたレイアウトオプションがコンテンツ105の表示に適用されることにより、コンテンツ105は、決定されたレイアウトとして第2ディスプレイ134に表示されてよい。
【0092】
段階430で、ユーザ端末100は、レイアウトが決定された第2コンテンツ105を第2ディスプレイ134の少なくとも一部の領域で表示してよい。
【0093】
これに関し、図8a~dでは、ユーザ端末100の第2ディスプレイ134に他のコンテンツが表示されている場合に、第2ディスプレイ134でサイドバーと関連する第2コンテンツ105を表示する方法を示している。
【0094】
図8aは、ユーザ端末100の第2ディスプレイ134に他のコンテンツ810が表示されていると判定された場合、第2ディスプレイ134でサイドバーと関連する第2コンテンツ105を表示する方法を示した例示図である。
【0095】
図に示すように、ユーザ端末100は、第2ディスプレイ134で他のコンテンツ810が表示されている場合、第2コンテンツ105のサイズを全体画面よりも小さくなるようにレイアウトを決定し、第2コンテンツ105を第2ディスプレイ134の一部の領域で表示してよい。第2コンテンツ105は他のコンテンツ810に重ねて表示され、全体画面ではなく第2ディスプレイ134の一部で表示されてよい。図8aでは、第2コンテンツ105は第2ディスプレイ134の下端で表示されているが、実施形態によっては、第2コンテンツ105は第2ディスプレイ134の上端で表示されてもよい。
【0096】
図8bは、ユーザ端末100の第2ディスプレイ134に他のコンテンツ810が表示されていないと判定された場合に、第2ディスプレイ134でサイドバーと関連する第2コンテンツ105を表示する方法を示した例示図である。
【0097】
図に示すように、ユーザ端末100は、第2ディスプレイ134で他のコンテンツ810が表示されていない場合、第2ディスプレイ134で全体画面として表示されるように第2コンテンツ105のレイアウトを決定し、全体画面としての第2コンテンツ105を第2ディスプレイ134で表示してよい。例えば、第2ディスプレイ134でホーム画面(または、デスクトップ)が表示されている場合、ユーザ端末100は、全体画面としての第2コンテンツ105を第2ディスプレイ134で表示してよい。
【0098】
図8aおよび図8bに示すように、第2ディスプレイ134で表示される第2コンテンツ105は、ユーザ端末100で実行中のアプリケーションまたは前記アプリケーションで提供される第1コンテンツ102と関連する複数の機能またはサービスのリスト(すなわち、サイドバーが提供する機能またはサービスのリスト)を含んでよい。
【0099】
このとき、図8aの全体画面よりも小さくなるようにレイアウトが決定されて表示される第2コンテンツ105に含まれた機能またはサービスのリストは、図8bの全体画面として表示されるようにレイアウトが決定されて表示される第2コンテンツ105に含まれた機能またはサービスのリストよりも少ない数の機能またはサービスを含んでよい。図に示すように、図8aに示した第2コンテンツ105のリストは5つの機能またはサービスを含んでよく、図8bに示した第2コンテンツ105のリストは7つの機能またはサービスを含んでよい。
【0100】
または、全体画面よりも小さくなるようにレイアウトが決定されて表示される第2コンテンツ105のリストは、アプリケーションのユーザが頻繁に使用するとして設定した機能またはサービスだけを含むように構成されてもよい。全体画面として表示されるようにレイアウトが決定されて表示される第2コンテンツ105のリストは、すべての機能またはサービスを含むように構成されてよい。
【0101】
他の実施形態として、ユーザ端末100は、サイドバーと関連する第2コンテンツ105を表示するにあたり、第2ディスプレイ134で他のコンテンツ810が表示されている場合、第2コンテンツ105が予め設定された透明度になるように(例えば、半透明になるように)レイアウトを変更し、第2コンテンツ105を他のコンテンツ810に重ねて表示してよい。例えば、ユーザ端末100は、第2コンテンツ105が表示されるレイアウトの透明度パラメータを変更してよい。言い換えれば、第2コンテンツ105は、半透明のレイヤとして構成されてよく、他のコンテンツ810に重ねて表示されてよい。これにより、ユーザは、他のコンテンツ810とこれに重ねた第2コンテンツ105とを同時に識別することができる。透明度は、アプリケーションのユーザによって予め設定されてよい。
【0102】
また、他の実施形態として、図8cに示すように、ユーザ端末100は、上述した段階410の第2ディスプレイ134で他のコンテンツが表示されているかを判定する段階において、他のコンテンツとして動画コンテンツ820が再生されているかを判定してよい。
【0103】
ユーザ端末100は、第2ディスプレイ134で他のコンテンツとして動画コンテンツ820が再生されているかを判定してよく、他のコンテンツとして動画コンテンツ820が再生されていると判定されれば、第2コンテンツ105が動画コンテンツ820と干渉しないようにレイアウトを決定し、第2ディスプレイ134の少なくとも一部の領域で表示してよい。
【0104】
ユーザ端末100は、例えば、第2ディスプレイ134で表示されるオブジェクト(複数可)の動きが検出される場合、ディスプレイ134で動画コンテンツ820が表示されていると判定してよい。または、ユーザ端末100は、ディスプレイ134でメディア(動画)コンテンツ再生アプリケーションが実行されていたり、動画コンテンツがストリーミングされているウェブページが表示されていると判定される場合、ディスプレイ134で動画コンテンツ820が表示されていると判定してよい。
【0105】
図8cに示すように、第2コンテンツ105は、動画コンテンツ820との干渉が生じないようにレイアウトが決定され、第2ディスプレイ134の下端で表示されてよい。動画コンテンツ820が第2ディスプレイ134の上端で表示されている場合であれば、第2コンテンツ105は第2ディスプレイ134の下端で表示されてよい。
【0106】
これにより、ユーザによる動画コンテンツ820の視聴が第2ディスプレイ134によって妨害されないように、第2コンテンツ105を第2ディスプレイ134で表示することができる。
【0107】
また、他の実施形態として、図8dに示すように、ユーザ端末100は、第2ディスプレイ134で前記アプリケーション(すなわち、第1コンテンツ102が提供されるアプリケーション)で提供される他のコンテンツ830が表示されている場合、第2コンテンツ105を他のコンテンツ830とは別のレイヤとして他のコンテンツ830に重ねて表示されるようにレイアウトを決定してよく、第2ディスプレイ134の少なくとも一部の領域(例えば、第2ディスプレイ134の下端)で他のコンテンツ830に重ねて表示してよい。
【0108】
例えば、図8dに示すように、第1コンテンツ102は、ウェブブラウザアプリケーションで提供されるものであってよい。第2ディスプレイ134でも前記ウェブブラウザアプリケーションからウェブページが他のコンテンツ830として表示されている場合、第2コンテンツ105は、他のコンテンツ830とは別のレイヤとして他のコンテンツ830と重ねて表示されてよい。一例として、第2ディスプレイ134の下端で他のコンテンツ830に重ねてよい。このとき、第2コンテンツ105は、所定の透明度で表示されてよい。
【0109】
したがって、第2ディスプレイ134が第1ディスプレイ132に対するサブディスプレイとして機能することにより、第1ディスプレイ132で表示されているウェブページ(第1コンテンツ102)に対する追加的なウェブページ(他のコンテンツ830)(例えば、第1ディスプレイ132で表示されたウェブページでリンクが選択されることによって新たなウィンドウ/タップが開かれるウェブページ)が第2ディスプレイ134で表示されている場合であっても、他のコンテンツ830に対するユーザの閲覧を妨害することなく、サイドバーと関連する第2コンテンツ105を表示することができる。
【0110】
言い換えれば、第1ディスプレイ132と第2ディスプレイ134で異なるアプリケーションが実行されている場合だけでなく、同じアプリケーションが実行されている場合であっても、上述した実施形態の第2コンテンツ105を表示する方法をそのまま適用することができる。
【0111】
一方、第1ディスプレイ132と第2ディスプレイ134で同じアプリケーションが実行されている場合、第1ディスプレイ132で表示されるコンテンツ(第1コンテンツ102)と第2ディスプレイ134で表示されるコンテンツ(他のコンテンツ830)は互いに連動してよい。例えば、第1ディスプレイ132で表示されるコンテンツで特定のリンクが選択されたり、検索語が入力されたり、メディアコンテンツに対する再生が要求されたりする場合、第2ディスプレイ134では、リンクの選択による結果、検索語入力による検索結果、再生の要求によるメディアコンテンツの再生がなされてよい。
【0112】
このように、実施形態によると、ディスプレイ134で他のコンテンツが出力されている場合であっても、第2ディスプレイ134でサイドバーと関連する第2コンテンツ105を適切に表示することができる。
【0113】
以上、図1~3、図7および図9を参照しながら説明した技術的特徴は、図4および図8にもそのまま適用可能であるため、重複する説明は省略する。
【0114】
図5は、第2ディスプレイ134でサイドバーと関連する第2コンテンツ105を表示するにあたり、第2コンテンツ105が表示されることを描写することのできるインジケータが出力される方法を示したフローチャートである。
【0115】
段階510で、ユーザ端末100は、予め設定された領域104でユーザからの入力が感知されることにより、第2コンテンツ105が第1ディスプレイ132から第2ディスプレイ134に移動して表示されることを描写する視覚インジケータを表示してよい。視覚インジケータは、第2ディスプレイ134だけで表示されても、第1ディスプレイ132と第2ディスプレイ134の両方で表示されてもよい。視覚インジケータは、アニメーション効果を含んでよい。また、視覚インジケータは、イメージおよび/またはアイコンを含んでよい。視覚インジケータは、予め設定された領域104でのユーザによる入力によって本来であれば第1ディスプレイ132で表示されなければならない第2コンテンツ105が第2ディスプレイ134にトランジションされて表示されることを示すアニメーション効果を含んでよい。
【0116】
一例として、視覚インジケータは、第2コンテンツ105を示すアイコンまたはイメージが、予め設定された領域104から第2ディスプレイ134の領域に移動しながら拡がるアニメーション効果を含んでよい。または、視覚インジケータは、第2コンテンツ105を示すアイコンまたはイメージが、予め設定された領域104から第2ディスプレイ134の中心領域に移動した後に拡大することで第2コンテンツ105として表示されるようにするアニメーション効果を含んでよい。
【0117】
このような視覚インジケータにより、ユーザは、予め設定された領域104での入力により、第2ディスプレイ134で第2コンテンツ105が表示されることを視覚的に認識することができる。
【0118】
段階520で、ユーザ端末100は、視覚インジケータが第2ディスプレイ134で表示されることにより、第2ディスプレイ134の少なくとも一部の領域で、第2コンテンツ105を表示してよい。ユーザ端末100は、前記視覚インジケータが表示された後に(すなわち、視覚インジケータが含むアニメーション効果が実行された後に)第2コンテンツ105を第2ディスプレイ134で表示してよい。例えば、上述したように、視覚インジケータは、第2コンテンツ105を示すアイコンまたはイメージが予め設定された領域104から第2ディスプレイ134の中心領域に移動した後に拡大することで第2コンテンツ105として表示されてよい。
【0119】
以上、図1~4、図7~9を参照しながら説明した技術的特徴は、図5にもそのまま適用可能であるため、重複する説明は省略する。
【0120】
図6では、第2ディスプレイ134でサイドバーと関連する第2コンテンツ105を表示するにあたり、予め設定されたジェスチャーが入力されることによって第2ディスプレイ134での第2コンテンツ105の表示が制御される方法を示したフローチャートである。
【0121】
段階610で、ユーザ端末100は、予め設定された領域104でのユーザからの入力が予め設定されたタッチジェスチャーを含むかを判定してよい。
【0122】
段階620で、ユーザ端末100は、予め設定された領域104でのユーザからの入力が予め設定されたタッチジェスチャーを含む場合、サイドバーが提供する機能またはサービスのうちの予め設定されたタッチジェスチャーに対応する機能またはサービスの提供画面を第2コンテンツ105として第2ディスプレイ134の少なくとも一部の領域で表示してよい。前記タッチジェスチャーは、アプリケーションのユーザによって予め設定されてよい。タッチジェスチャーは、サイドバーが提供する機能またはサービスのそれぞれに対して設定されてもよいし、ユーザが頻繁に使用する所定の個数の機能またはサービスそれぞれだけに対して設定されてもよい。所定のタッチジェスチャーが、サイドバーが提供する機能またはサービスに対して設定されることにより、該当のタッチジェスチャーは、サイドバーが提供する機能またはサービスに割り当てられてよい。
【0123】
段階630で、ユーザ端末100は、予め設定された領域104でのユーザからの入力が予め設定されたタッチジェスチャーを含まないと判定されれば、サイドバーが提供する機能またはサービスのリストを、第2ディスプレイ134の少なくとも一部の領域で第2コンテンツ105として表示してよい。
【0124】
言い換えれば、ユーザ端末100は、予め設定されたタッチジェスチャーを含まないユーザからの入力に対しては、サイドバーの基本提供画面(初期画面)に該当するサイドバーが提供する機能またはサービスのリストを第2コンテンツ105として第2ディスプレイ134で表示してよく、予め設定されたタッチジェスチャーを含むユーザからの入力に対しては、該当のタッチジェスチャーに対応する機能またはサービスの提供画面を第2コンテンツ105として第2ディスプレイ134で表示してよい。
【0125】
または、ユーザ端末100はユーザからの入力が予め設定された領域104(または、ボタン104)に対する1回のクリック(タッチ)である場合には、サイドバーが提供する機能またはサービスのリストを第2コンテンツ105として第2ディスプレイ134で表示してよく、ユーザからの入力が予め設定された領域104(または、ボタン104)に対するダブル(あるいは、それ以上の)クリック(または、ダブルタッチ)である場合には、これに対応する機能またはサービスの提供画面を第2コンテンツ105として第2ディスプレイ134で表示してもよい。
【0126】
これに関し、図10では、予め設定されたタッチジェスチャーが入力されることにより、互いに異なる機能またはサービスの提供画面が第2コンテンツ105として第2ディスプレイ134で表示される例を示している。
【0127】
図に示すように、予め設定されたタッチジェスチャーを含む予め設定された領域104に対するユーザからの入力は、2本の指(または、それ以上)を使用するタッチ入力
であってよい。このようなタッチ入力
によっては、サイドバーが提供する機能またはサービスのうちの「検索機能」の提供画面1010が、第2コンテンツ105として第2ディスプレイ134で表示されてよい。
【0128】
また、予め設定されたタッチジェスチャーを含む予め設定された領域104でのユーザからの入力は、特定のモーション(例えば、円を描く)を含むタッチ入力
であってよい。このようなタッチ入力
によっては、サイドバーが提供する機能またはサービスのうちの「翻訳機能」の提供画面1020が、第2コンテンツ105として第2ディスプレイ134で表示されてよい。
【0129】
予め設定されたタッチジェスチャーを含むタッチ入力は、第1ディスプレイ132に対するタッチ入力
であってよいが、実施形態によっては、第1ディスプレイ132および第2ディスプレイ134に対するタッチ入力
)であってもよい。言い換えれば、予め設定されたタッチジェスチャーが第2ディスプレイ134に対して入力されることによっても、適切な第2コンテンツ105が第2ディスプレイ134で表示されてもよい。
【0130】
このように、どのようなジェスチャーを含むタッチを入力するかにより、第2ディスプレイ134で表示される第2コンテンツ105は、異なる機能またはサービスの提供画面(すなわち、異なるタイプのコンテンツ)を含むようにすることができる。
【0131】
図10を参照しながら説明した、第2コンテンツ105を表示するためのタッチ入力についての説明は、図7および図9を参照しながら説明した第2コンテンツ105を表示するためのタッチ入力の説明と組み合わせたものであってよい。これについての重複する説明は省略する。
【0132】
以上、図1~8を参照しながら説明した技術的特徴は、図9~10にもそのまま適用可能であるため、重複する説明は省略する。
【0133】
上述した装置は、ハードウェア構成要素、ソフトウェア構成要素、および/またはハードウェア構成要素とソフトウェア構成要素との組み合わせによって実現されてよい。例えば、実施形態で説明された装置および構成要素は、プロセッサ、コントローラ、ALU(arithmetic logic unit)、デジタル信号プロセッサ、マイクロコンピュータ、FPGA(field programmable gate array)、PLU(programmable logic unit)、マイクロプロセッサ、または命令を実行して応答することができる様々な装置のように、1つ以上の汎用コンピュータまたは特殊目的コンピュータを利用して実現されてよい。処理装置は、オペレーティングシステム(OS)およびOS上で実行される1つ以上のソフトウェアアプリケーションを実行してよい。また、処理装置は、ソフトウェアの実行に応答し、データにアクセスし、データを記録、操作、処理、および生成してもよい。理解の便宜のために、1つの処理装置が使用されるとして説明される場合もあるが、当業者は、処理装置が複数個の処理要素および/または複数種類の処理要素を含んでもよいことが理解できるであろう。例えば、処理装置は、複数個のプロセッサまたは1つのプロセッサおよび1つのコントローラを含んでよい。また、並列プロセッサのような、他の処理構成も可能である。
【0134】
ソフトウェアは、コンピュータプログラム、コード、命令、またはこれらのうちの1つ以上の組み合わせを含んでもよく、思うままに動作するように処理装置を構成したり、独立的または集合的に処理装置に命令したりしてよい。ソフトウェアおよび/またはデータは、処理装置に基づいて解釈されたり、処理装置に命令またはデータを提供したりするために、いかなる種類の機械、コンポーネント、物理装置、コンピュータ記録媒体または装置に具現化されてよい。ソフトウェアは、ネットワークによって接続されたコンピュータシステム上に分散され、分散された状態で記録されても実行されてもよい。ソフトウェアおよびデータは、1つ以上のコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録されてよい。
【0135】
実施形態に係る方法は、多様なコンピュータ手段によって実行可能なプログラム命令の形態で実現されてコンピュータ読み取り可能な媒体に記録されてよい。ここで、媒体は、コンピュータ実行可能なプログラムを継続して記録するものであっても、実行またはダウンロードのために一時記録するものであってもよい。また、媒体は、単一または複数のハードウェアが結合した形態の多様な記録手段または格納手段であってよく、あるコンピュータシステムに直接接続する媒体に限定されることはなく、ネットワーク上に分散して存在するものであってもよい。媒体の例としては、ハードディスク、フロッピー(登録商標)ディスク、および磁気テープのような磁気媒体、CD-ROMおよびDVDのような光媒体、フロプティカルディスク(floptical disk)のような光磁気媒体、およびROM、RAM、フラッシュメモリなどを含み、プログラム命令が記録されるように構成されたものであってよい。また、媒体の他の例として、アプリケーションを配布するアプリケーションストアやその他の多様なソフトウェアを供給または配布するサイト、サーバなどで管理する記録媒体または格納媒体が挙げられる。
【0136】
以上のように、実施形態を、限定された実施形態および図面に基づいて説明したが、当業者であれば、上述した記載から多様な修正および変形が可能であろう。例えば、説明された技術が、説明された方法とは異なる順序で実行されたり、かつ/あるいは、説明されたシステム、構造、装置、回路などの構成要素が、説明された方法とは異なる形態で結合されたりまたは組み合わされたり、他の構成要素または均等物によって対置されたり置換されたとしても、適切な結果を達成することができる。
【0137】
したがって、異なる実施形態であっても、特許請求の範囲と均等なものであれば、添付される特許請求の範囲に属する。
【符号の説明】
【0138】
100:ユーザ端末
110:通信部
120:プロセッサ
132:第1ディスプレイ
134:第2ディスプレイ
200:コンテンツ提供サーバ
210:通信部
220:プロセッサ
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
図8a
図8b
図8c
図8d
図9
図10