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特許7116167注入可能な食品製品を含有する複数のパックを形成して密封するためのパッケージアセンブリ
(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2022-08-01
(45)【発行日】2022-08-09
(54)【発明の名称】注入可能な食品製品を含有する複数のパックを形成して密封するためのパッケージアセンブリ
(51)【国際特許分類】
   B65B 9/207 20120101AFI20220802BHJP
   B65B 51/30 20060101ALI20220802BHJP
【FI】
B65B9/207
B65B51/30
【請求項の数】 21
(21)【出願番号】P 2020524163
(86)(22)【出願日】2018-10-24
(65)【公表番号】
(43)【公表日】2021-01-14
(86)【国際出願番号】 EP2018079153
(87)【国際公開番号】W WO2019086307
(87)【国際公開日】2019-05-09
【審査請求日】2021-10-18
(31)【優先権主張番号】17199312.4
(32)【優先日】2017-10-31
(33)【優先権主張国・地域又は機関】EP
【早期審査対象出願】
(73)【特許権者】
【識別番号】391053799
【氏名又は名称】テトラ ラバル ホールディングス アンド ファイナンス エス エイ
【住所又は居所原語表記】70 Avenue General Guisan,CH-1009 Pully,Switzerland
(74)【代理人】
【識別番号】100151105
【弁理士】
【氏名又は名称】井戸川 義信
(72)【発明者】
【氏名】パオロ・フォンタナッツィ
(72)【発明者】
【氏名】マッシモ・プラデッリ
(72)【発明者】
【氏名】ファブリッツィオ・リモンディ
(72)【発明者】
【氏名】ファビオ・リッチ・クルバストロ
【審査官】田中 一正
(56)【参考文献】
【文献】国際公開第00/064741(WO,A2)
【文献】特開平11-079141(JP,A)
【文献】米国特許第05001891(US,A)
【文献】米国特許第04215520(US,A)
【文献】欧州特許出願公開第03053835(EP,A1)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
B65B 9/207
B65B 51/30
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
パッケージ材料の管(2)から開始する、注入可能な食品製品を含有する複数のパック(3)を形成して密封するように構成されたパッケージアセンブリ(1)であって、
少なくとも1対の軌道(6a、6b)と、
前記軌道(6a、6b)のそれぞれに沿って循環して動くことができる、少なくとも1対の移動要素(7a、7b;7a’、7b’;7a’’、7b’’)と、を含み、
各前記移動要素(7a、7b;7a’、7b’;7a’’、7b’’)は、1つのそれぞれのパック(3)の主部(3a)を形成するために目的の管(2)の一部を部分的に包囲するように、前記管(2)と協働するように構成された少なくとも1つの形成ユニット(18a、18b;18a’、18b’;18a’’、18b’’)、及び所定の連続した断面で前記管(2)を連続して密封するように、前記管(2)と協働するように構成された少なくとも1つの密封ユニット(19a、19b;19a’、19b’;19a’’、19b’’)を含み、各対の連続した断面は、1つのそれぞれのパック(3)の対向する密封帯(3b)を形成し、
各前記形成ユニット(18a、18b;18a’、18b’;18a’’、18b’’)は、前記それぞれの移動要素(7a、7b;7a’、7b’;7a’’、7b’’)の上に装着された対応する密封ユニット(19a、19b;19a’、19b’;19a’’、19b’’)に向かって直線に動くことができるように、前記それぞれの移動要素(7a、7b;7a’、7b’;7a’’、7b’’)の上に装着されることを特徴とする、パッケージアセンブリ(1)。
【請求項2】
前記管(2)は、前進直線方向(A)に沿って前記軌道(6a、6b)の間で前記パッケージアセンブリ(1)に送り込まれ、各形成ユニット(18a、18b;18a’、18b’;18a’’、18b’’)は、前記前進直線方向(A)に沿って前記対応する密封ユニット(19a、19b;19a’、19b’;19a’’、19b’’)に向かって直線に動くことができる一方で、前記形成ユニット(18a、18b;18a’、18b’;18a’’、18b’’)及び前記密封ユニット(19a、19b;19a’、19b’;19a’’、19b’’)の両方を運ぶ前記移動要素(7a、7b;7a’、7b’;7a’’、7b’’)は、前記前進直線方向(A)に平行に前進する、請求項1に記載のパッケージアセンブリ。
【請求項3】
各形成ユニット(18a、18b;18a’、18b’;18a’’、18b’’)は、少なくとも1つのリニアガイド(28;52)に沿って摺動可能な手法で、前記それぞれの移動要素(7a、7b;7a’、7b’;7a’’、7b’’)の上に装着される、請求項1又は2に記載のパッケージアセンブリ。
【請求項4】
各前記形成ユニット(18a、18b;18a’、18b’;18a’’、18b’’)の前記対応する密封ユニット(19a、19b;19a’、19b’;19a’’、19b’’)に向かう直線運動を制御するように構成された、アクチュエータ手段(40、40’’、51、55、43a、43b)を更に含む、請求項1~3のいずれか一項に記載のパッケージアセンブリ。
【請求項5】
前記アクチュエータ手段は、各軌道(6a、6b)に対して、前記軌道(6a、6b)に関して固定された少なくとも1つのカム表面(43a、43b)、及び前記それぞれの移動要素(7a、7b;7a’’、7b’’)によって運ばれたカムフォロア(40;40’’)を含む、請求項4に記載のパッケージアセンブリ。
【請求項6】
前記カム表面(43a、43b)は、前進直線方向(A)に沿って延在し、前記前進直線方向(A)に横方向に前記カムフォロア(40;40’’)の動きを生成するように、前記それぞれのカムフォロア(40;40’’)と協働するように構成され、
各移動要素(7a、7b;7a’’、7b’’)は、前記それぞれのカムフォロア(40;40’’)の前記横方向の動きを前記対応する密封ユニット(19a、19b;19a’’、19b’’)に向かい、前記対応する密封ユニット(19a、19b;19a’’、19b’’)から遠ざかる前記それぞれの形成ユニット(18a、18b;18a’’、18b’’)の前記直線運動に変換するために、レバー機構(37;37’’)を含む、請求項5に記載のパッケージアセンブリ。
【請求項7】
各形成ユニット(18a、18b;18a’’、18b’’)は、前記それぞれのカム表面(43a、43b)、カムフォロア(40;40’’)及びレバー機構(37;37’’)によって、
前記形成ユニット(18a、18b;18a’’、18b’’)が前記対応する密封ユニット(19a、19b;19a’’、19b’’)から最大距離にある第1の位置と、
前記形成ユニット(18a、18b;18a’’、18b’’)が前記対応する密封ユニット(19a、19b;19a’’、19b’’)から最小距離にある第2の位置との間で循環して動かされる、請求項6に記載のパッケージアセンブリ。
【請求項8】
各レバー機構(37;37’’)は、前記それぞれの移動要素(7a、7b;7a’’、7b’’)上のその支点(47;47’’)でヒンジ結合された振動部材(39;39’’)を含み、各振動部材(39;39’’)は、前記それぞれの形成ユニット(18a、18b;18a’’、18b’’)上に統合された第1の部分(45;45’’)、及び前記それぞれのカムフォロア(40;40’’)を運ぶ第2の部分(46;46’’)を有する、請求項6又は7に記載のパッケージアセンブリ。
【請求項9】
各レバー機構(37’’)は、一方の軸端部で前記第1の部分(45’’)に、また、反対側の軸端部で前記それぞれの形成ユニット(18a’’、18b’’)にヒンジ結合された、細長い部材(60)を更に含む、請求項8に記載のパッケージアセンブリ。
【請求項10】
前記軌道(6a、6b)は、
その間に前記管(2)が送り込まれ、それに沿って各前記形成ユニット(18a、18b;18a’、18b’;18a’’、18b’’)及び各前記それぞれの密封ユニット(19a、19b;19a’、19b’;19a’’、19b’’)が前記管(2)と協働する、それぞれの作動分岐部(P1、Q1)と、
それに沿って各前記形成ユニット(18a、18b;18a’、18b’;18a’’、18b’’)及び各前記それぞれの密封ユニット(19a、19b;19a’、19b’;19a’’、19b’’)が前記管(2)から取り外される、それぞれの戻り分岐部(P2、Q2)と、を含むそれぞれの無端経路(P、Q)を画定し、
各前記形成ユニット(18a、18b;18a’、18b’;18a’’、18b’’)は、前記対応する密封ユニット(19a、19b;19a’、19b’;19a’’、19b’’)に向かって直線に動くことができる一方で、前記移動要素(7a、7b;7a’、7b’;7a’’、7b’’)は、前記それぞれの作動分岐部(P1、Q1)に沿って前進する、請求項1~9のいずれか一項に記載のパッケージアセンブリ。
【請求項11】
各形成ユニット(18a、18b;18a’、18b’;18a’’、18b’’)は、
使用時に容積制御デバイス(14a、14b)が、1つのそれぞれのパック(3)の前記主部(3a)を形成するために、前記管(2)と協働し、且つ前記他方の形成ユニット(18a、18b;18a’、18b’;18a’’、18b’’)の前記容積制御デバイス(14b、14a)と協働する作動位置と、
使用時に前記容積制御デバイス(14a、14b)が前記管(2)から取り外されるアイドル位置との間で、循環して駆動できる前記容積制御デバイス(14a、14b)を含み、
各前記密封ユニット(19a、19b;19a’、19b’;19a’’、19b’’)は、
使用時に密封デバイス(15a、15b)が、前記パック(3)の前記密封帯(3b)を形成するために、前記管(2)と協働し、且つ他方の密封ユニット(19a、19b;19a’、19b’;19a’’、19b’’)の前記密封デバイス(15b、15a)と協働する作動位置と、
使用時に前記密封デバイス(15a、15b)が、前記管(2)から、又は前記パック(3)から取り外される、アイドル位置との間で循環して駆動することができる前記密封デバイス(15a、15b)を含み、
各前記形成ユニット(18a、18b;18a’、18b’;18a’’、18b’’)は、前記容積制御デバイス(14a、14b)が前記作動位置にある間、及び前記密封デバイス(15a、15b)が前記作動位置に向かって動いている間、前記対応する密封ユニット(19a、19b;19a’、19b’;19a’’、19b’’)に向かって直線に動くことができる、請求項1~10のいずれか一項に記載のパッケージアセンブリ。
【請求項12】
前記作動位置と前記アイドル位置との間で前記容積制御デバイス(14a、14b)及び前記密封デバイス(15a、15b)の循環移動を自動的に制御するように構成された、アクチュエータ手段(23a、23b、25a、25b、33、35)を更に含む、請求項11に記載のパッケージアセンブリ。
【請求項13】
前記アクチュエータ手段は、各軌道(6a、6b)に対して、前記軌道(6a、6b)に関して固定された更なるカム表面(23a、23b、25a、25b)、並びに前記形成ユニット(18a、18b;18a’、18b’;18a’’、18b’’)及び前記密封ユニット(19a、19b;19a’、19b’;19a’’、19b’’)によってそれぞれが運ばれた更なるカムフォロア(33、35)を含む、請求項12に記載のパッケージアセンブリ。
【請求項14】
前記更なるカム表面(23a、23b、25a、25b)は前記方向(A)に沿って延在し、前記方向(A)に横方向に前記それぞれのカムフォロア(33、35)の横方向の動きを生成するように構成される、請求項13に記載のパッケージアセンブリ。
【請求項15】
各容積制御デバイス(14a、14b)の前記それぞれの作動分岐部(P1、Q1)に沿った動きは、前記アイドル位置から前記作動位置への前記容積制御デバイス(14a、14b)の循環移動と、前記それぞれの形成ユニット(18a、18b;18a’、18b’;18a’’、18b’’)の前記対応する密封ユニット(19a、19b;19a’、19b’;19a’’、19b’’)に向かう前記直線運動の組合せによって画定される、請求項11~14のいずれか一項に記載のパッケージアセンブリ。
【請求項16】
各移動要素(7a、7b;7a’、7b’;7a’’、7b’’)及び前記軌道(6a、6b)はリニアモータを画定する、請求項1~15のいずれか一項に記載のパッケージアセンブリ。
【請求項17】
前記軌道(6a、6b)のそれぞれに沿って循環して動くことができる複数の前記移動要素(7a、7b;7a’、7b’;7a’’、7b’’)を含み、各軌道(6a、6b)に沿って動く前記移動要素(7b、7a;7b’、7a’;7b’’、7a’’)は、互いに対して独立して動くことができ、他方の軌道(6b、6a)に沿って動く対応する移動要素(7a、7b;7a’、7b’;7a’’、7b’’)と協働する、請求項1~16のいずれか一項に記載のパッケージアセンブリ。
【請求項18】
前記アクチュエータ手段は、各移動要素(7a’、7b’)に対して、前記それぞれの形成ユニット(18a’、18b’)によって運ばれた少なくとも1つの第1の相互作用要素(51)、及び前記対応する密封ユニット(19a’、19b’)によって運ばれ、後退位置と前進位置との間で前記管(2)に向かい、前記管(2)から遠ざかり前記密封ユニット(19a’、19b’)と一緒に動くことができ、前記形成ユニット(18a’、18b’)が前記密封ユニット(19a’、19b’)に向かう前記直線運動をもたらすために前記第1の相互作用要素(51)と協働する、第2の相互作用要素(55)を含む、請求項4に記載のパッケージアセンブリ。
【請求項19】
前記第1の相互作用要素(51)は、前記それぞれの形成ユニット(18a’、18b’)の上に横方向に装着され、前記リニアガイド(52)を用いて上部位置から下部位置に前記方向(A)に沿って動くことができる、請求項18に記載のパッケージアセンブリ。
【請求項20】
前記第1の相互作用要素(51)は、前記第2の相互作用要素(55)が前記後退位置にある時に前記上部位置に維持され、前記第1の相互作用要素(51)は、前記第2の相互作用要素(55)が前記後退位置から前記前進位置に動く時に前記下部位置に動く、請求項19に記載のパッケージアセンブリ。
【請求項21】
前記第1の相互作用要素(51)は、その下部に配置され、前記方向(A)に実質的に横方向に主部(53a)及び凹部(54)を有する作動部(53b)を画定するカム表面(53)を含み、前記第2の相互作用要素(55)は、前記それぞれの密封ユニット(19a’、19b’)の上に横方向に装着され、前記第2の相互作用要素(55)が前記主部(53a)と協働する前記後退位置から、前記第2の相互作用要素(55)が前記作動部(53b)と協働する前記前進位置に前記方向(A)に横方向に沿って動くことができる、請求項20に記載のパッケージアセンブリ。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、注入可能な食品製品を含有する複数のパックを形成して密封するように構成されたパッケージアセンブリに関する。
【背景技術】
【0002】
広く知られているように、果汁、UHT(超高温熱処理)牛乳、葡萄酒、トマトソースなどの多くの注入可能な食品製品が、殺菌されたパッケージ材料から作られたパッケージに入れて販売されている。
【0003】
典型的な例は、Tetra Brik Aseptic(登録商標)として公知の注入可能な食品製品用の平行六面体形状のパッケージであり、Tetra Brik Aseptic(登録商標)は、パッケージ材料の積層されたウェブを折り畳んで密封することによって作成される。パッケージ材料は、熱融着プラスチック材料、例えばポリエチレンの層で両側を覆われた、例えば紙から作成された基層を含む多層構造を有する。UHT牛乳などの長期保存製品用の無菌パッケージの場合、パッケージ材料は酸素遮断材料、例えばアルミニウム箔の層も含み、アルミニウム箔は熱融着プラスチック材料の層の上に重ね合わせられ、次に最終的に食品製品に接触するパッケージの内面を形成する熱融着プラスチック材料の別の層で覆われる。
【0004】
このようなパッケージは、一般に全自動パッケージアセンブリで生産され、全自動パッケージアセンブリでは、連続したチューブがそのようなユニットに送り込まれたパッケージ材料のウェブから形成される。パッケージ材料のウェブは、パッケージアセンブリで例えば過酸化水素水などの化学的殺菌剤を塗布することにより殺菌され、過酸化水素水は一旦殺菌が完了すると、パッケージ材料の表面から例えば加熱によって蒸発して取り除かれる。そのように殺菌されたウェブは、次いで閉鎖した殺菌環境に維持され、チューブを形成するために長手方向に折り畳まれて密封され、チューブは垂直前進方向に沿ってパッケージアセンブリに送り込まれる。
【0005】
形成作動を完了するために、チューブは、殺菌された食品製品で充填されて密封され、その後等しく間隔を空けた横方向の断面に沿って切断される。
【0006】
それによってピローパックが獲得され、ピローパックは、長手方向の密封帯並びに1対の上部及び底部の横方向密封帯を示す。
【0007】
国際公開第00/64741号パンフレットは、
チューブのそれぞれの対向する側面上に配置される第1の軌道及び第2の軌道と、
第1の軌道上を動くように構成された複数の第1のカート、及び第2の軌道上を動くように構成された複数の対応する第2のカートと、を備えた2つのコンベヤを含むパッケージアセンブリを開示している。
【0008】
具体的には、第1の軌道及び第2の軌道は、
実質的に平行で互いに面しており、第1及び第2のカートがチューブと協働するようにその間にパッケージ材料のチューブが送り込まれる、それぞれの作動分岐部と、
それに沿って第1のカート及び第2のカートがチューブから離間した、それぞれの戻り分岐部と、を含むそれぞれの無端経路を画定する。
【0009】
第1のカートは、第1の経路に沿って互いから独立して動くことができ、第2のカートは、第2の経路に沿って互いから独立して動くことができる。カートの独立した動きを達成するために、リニアモータが使用され、各軌道は電気コイルを具備し、電気コイルは周知の手法で各カートの動きを独立して制御し、各カートは対応する永久磁石を具備する。
【0010】
各第1のカートは、形成ユニット及び密封ユニットを備え、各対応する第2のカートは、形成ユニット及び対向密封ユニットを備える。
【0011】
各形成ユニットは半殻を含み、各密封ユニットは切断要素を含み、又は第2のカートの場合は対向ナイフ要素を含む。
【0012】
具体的には、各第1のカートの半殻及び密封ユニット、並びに各第2のカートの対応する半殻及び対向密封ユニットは、
半殻及び密封ユニットがチューブから取り外される開位置と、
形成されるパックの容積を画定して制御するために、且つ等しく間隔を空けた連続した横方向の断面で各パックを密封するために、半殻及び密封ユニットがチューブに接触する閉位置との間で循環して動くことができる。
【0013】
より詳細には、カートが戻り分岐部に沿って動いている時に、半殻及び密封ユニットは開位置にあり、カートが作動分岐部に沿って動いている時に、半殻及び密封ユニットは開位置から閉位置に動き、逆も同様である。
【0014】
この目的を達成するために、半殻はそれぞれのバネにより開位置に留まるように押し付けられ、半殻を閉位置に向かって動かすために、それぞれのカムと協働するように構成されたそれぞれのカムフォロアを運ぶ。これは、各カートがそれぞれの作動分岐部に沿って前進し始める際に起きる。
【0015】
同様に密封ユニットは、それぞれのバネにより開位置に留まるように押し付けられ、密封ユニットを閉位置に向かって動かすために、それぞれのカムと協働するように構成されたそれぞれのカムフォロアを運ぶ。これは、各カートがそれぞれの作動分岐部に沿って前進し始める際に起きる。
【0016】
従ってカムの輪郭は、形成作動及び密封作動の間に、各半殻及び各密封/対向密封ユニットによって想定される開位置と閉位置との間の最も滑らかな移行を制御するように設計され、更に材料への望ましくない応力を防ぐ。
【0017】
それぞれのカートによって運ばれた各半殻はC字形断面を有し、主壁、及び主壁のそれぞれの対向する端縁部からパッケージ材料のチューブの方向に向かって突起する2つの平行な横フラップを一体的に含む。
【0018】
閉位置にある時に2つの半殻は、チューブの同じ部分と協働して、チューブの容積及び形成されるパックの容積を制御するように、このような部分を完全に包囲するように構成される。より具体的には、閉位置にある時にこのような半殻の主壁は、チューブの対向する側面に置かれ、互いに平行である。
【0019】
しかし国際公開第00/64741号パンフレットに示されたパッケージアセンブリは、以下の欠点を表す。具体的には、各カートは、1つの形成ユニット及び1つの密封ユニットを一緒に運ぶので、形成されるパッケージの容積の制御は、構造のこのような堅固な構成に起因して最適化されない。換言すると、1つ1つのカートの動きは、カート自体によって運ばれる形成ユニット及び密封ユニットの動きに影響を及ぼす。
【0020】
この問題は、リニアモータ型のパッケージアセンブリを開示している欧州特許出願公開第A-3053835号明細書によって解決され、各軌道上を動く形成ユニット(ひいては半殻)及び密封/対向密封ユニットは、異なる独立したカートによって個別に運ばれる。従って各形成ユニットは、隣接した密封/対向密封ユニットと無関係に動くことができる。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0021】
しかしこのような構成は多数のカートを提供する。
【課題を解決するための手段】
【0022】
従って簡単で低コストの手法で上記の欠点を克服するように設計されたパッケージアセンブリを提供することが、本発明の一目的である。
【0023】
この目的は、請求項1に記載のパッケージアセンブリによって達成される。
【0024】
本発明の3つの好ましい非制限的実施形態は、添付図面を参照して例として記載される。
【図面の簡単な説明】
【0025】
図1】本発明の教示による、複数の密封されたパックを形成するためのパッケージアセンブリを、分かりやすくするために部品を取り除いた概略正面図である。
図2図1のパッケージアセンブリの詳細の拡大正面図である。
図3図1のパッケージアセンブリの一部を、分かりやすくするために部品を取り除いた斜視図である。
図4図1のパッケージアセンブリのカートの分解斜視図である。
図5a図4のカートの斜視図である。
図5b図5aのカートの詳細の拡大斜視図である。
図6図1のパッケージアセンブリを、分かりやすくするために部品を取り除いた拡大正面図である。
図7図6のVII-VII線に沿った拡大断面図である。
図8図6のVIII-VIII線に沿った拡大断面図である。
図9a-9b】図9aは、本発明によるパッケージアセンブリのカートの一実施形態の側面図であり、図9bは、本発明によるパッケージアセンブリのカートの異なる実施形態の側面図である。
図9c図9a及び9bのカートの斜視図である。
図9d】本発明によるパッケージアセンブリ、並びに図9a、9b及び9cのカートに対応する別のカートの斜視図である。
図10a】本発明によるパッケージアセンブリのカートの更なる実施形態の斜視図である。
図10b図10aのカートの詳細の拡大斜視図である。
図10c】本発明によるパッケージアセンブリ、並びに図10a及び10bのカートに対応する別のカートの斜視図である。
【発明を実施するための形態】
【0026】
図1を参照すると、番号1は、パッケージ材料のチューブ2から開始する、注入可能な食品製品を含有する複数のパック3を形成して密封するように構成された、パッケージアセンブリを全体として示す。
【0027】
具体的には、パック3は、低温殺菌牛乳又は果汁などの注入可能な食品製品を含有するのに適しており、それぞれの突出する密封帯3bにより上部及び底部で区切られた実質的に角柱の主部3aを含む。
【0028】
パッケージ材料は多層構造(図示せず)を有し、両側を熱融着プラスチック材料、例えばポリエチレンのそれぞれの層で覆われた繊維状材料、例えば紙の層を含む。
【0029】
UHT牛乳などの長期保存製品用の無菌パッケージの場合、パッケージ材料は気体及び光遮断材料、例えばアルミニウム箔又はエチレン・ビニル・アルコール(EVOH)箔の層も含み、これは熱融着プラスチック材料の層の上に重ね合わせられ、次に熱融着プラスチック材料の別の層で覆われ、この層は最終的に食品製品に接触するパッケージの内面を形成する。
【0030】
チューブ2は、パッケージ材料のウェブ(図示せず)を長手方向に折り畳んで密封することにより公知の手法で形成される。チューブ2は、次いでパイプ(図示せず)によって食品製品が充填され、垂直方向Aを同定する垂直軸Xに沿ってパッケージアセンブリ1に送り込まれる。
【0031】
2つの水平方向B、Cを互いに直角に、且つ方向Aに直角に同定することも可能である。
【0032】
パッケージアセンブリ1は、
チューブ2の軸Xに対して方向Bに沿って互いに対して間隔を空けた、パッケージアセンブリ1のそれぞれの側面に配置され、チューブ2自体と協働するように構成された1対のコンベヤ4a、4bと、
コンベヤ4a、4bの下に配置され、方向Bに沿って軸Xからずれた出口コンベヤ10と、を含む。
【0033】
具体的には、コンベヤ4a、4bは、複数のピローパック3を形成するためにチューブ2と協働し、方向Aに横方向に等しく間隔を空けた断面又は密封帯でチューブ2自体を密封するように構成される。
【0034】
その上、コンベヤ4a、4bは、このようなパック3を互いから分離するように、密封帯を通してパック3を切断するためにチューブ2と協働する。
【0035】
出口コンベヤ10は、パック3を受領して、示されていない折り畳みユニットに向かって搬送するように構成され、折り畳みユニットでパック3は、それらの最終形状に折り畳まれる。
【0036】
コンベヤ4aは、
互いに対して方向Cに沿って間隔を空けた1つ又は複数の軌道6a、示された好ましい実施形態では2つの軌道6aを画定する枠5aと、
互いに連続して隣接し、軌道6aに沿って循環して摺動するように構成された複数のカート7aと、を実質的に含む。
【0037】
同様にコンベヤ4bは、
互いに対して方向Cに沿って間隔を空けた、1つ又は複数の軌道6b、示された好ましい実施形態では2つの軌道6bを画定する枠5bと、
軌道6bに沿って循環して摺動するように構成された、互いに連続して隣接した複数のカート7bと、を実質的に含む。
【0038】
具体的には、各枠5a、5bは、
互いに対向し、方向A及びBに平行なそれぞれの垂直平面上に位置する、2つの平坦な楕円形表面8と、
表面8の間に延在し、方向Cに沿って表面8を連結する、湾曲した無端表面9と、によって区切られる(図3)。
【0039】
図1を具体的に参照すると、枠5aの軌道6aは無端経路Pを画定する一方で、枠5bの軌道6bは無端経路Qを画定し、経路P及びQはチューブ2の軸Xの対向する側面上に配置される。
【0040】
各経路P、Qは、
方向Aに沿って延在し、チューブ2に面する直線部11a、11bと、
方向Aに沿って延在し、直線部11a又は11bに対向する直線部12a、12bと、
相対直線部11a、12a及び11b、12bのそれぞれの上端を結合する上湾曲部13at、13btと、
相対直線部11a、12a及び11b、12bのそれぞれの底端を結合する底湾曲部13ab、13bbと、を含む。
【0041】
その上、経路P、Qは、
実質的に平行で互いに面しており、その間にチューブ2が送り込まれ、それに沿ってカート7a、7bがチューブ2自体と協働する、それぞれの作動分岐部P1、Q1と、
それに沿ってカート7a、7bがチューブ2から取り外される、それぞれの戻り分岐部P2、Q2と、を含む。
【0042】
より詳細には、各作動分岐部P1、Q1は、次にそれぞれの直線部11a、11bを含み、各戻り分岐部P2、Q2は、次にそれぞれの直線部12a、12b、それぞれの対の上湾曲部13at、13bt、並びにそれぞれの底湾曲部13ab、13bbを含む。
【0043】
従ってカート7aは、使用時に経路Pの直線部11a及び12a、並びに湾曲部13at、13abに沿って摺動し、カート7bは、使用時に経路Qの直線部11b及び12b、並びに湾曲部13bt、13bbに沿って摺動する。
【0044】
その上、各カート7aは対応するカート7bに関連付けられ、このようにして1対のカート7a、7bを画定する。
【0045】
各対のカート7a、7bは、1度に1つのそれぞれのパック3を形成して密封し、パック3をチューブ2(図1)から分離するために相対密封帯においてパック3を切断するために、チューブ2と協働するように構成される。
【0046】
具体的には、各カート7a、7bは、方向Bに平行に延在する本体ユニット30、及びそれと連結する、具体的には一体化する本体ユニット30の片側から方向Bに沿って突出するアーム31を実質的に含む(図4及び5a)。
【0047】
より詳細には、本体ユニット30は、相対軌道6a、6b上で回転するように構成された複数、この好ましい実施形態では6つの車輪32をその対向する軸端に備える。
【0048】
カート7aは、互いから、且つカート7bから独立して軌道6aに沿って動くことができ、軌道6bに対してカート7bに同じことが言える。
【0049】
この目的を達成するために、各カート7a、7bは、それぞれの軌道6a、6bに沿ってカート7a、7bの動きを独立して制御するように、それぞれの湾曲表面9の下の固定位置に配置された磁場源17、例えば電気コイルと磁気結合するように構成された磁石(図示せず)又は磁性部(図示せず)を備える。
【0050】
実際には、カート7a、7b及び枠5a、5bはリニアモータを画定し、リニアモータは、公知の手法でカート7a、7bの動きを独立して制御する。
【0051】
各カート7a、7bのアーム31は、どちらも作動分岐部P1、Q1に沿ってチューブ2と協働するように構成された形成ユニット18a、18b及び密封ユニット19a、19bを方向Aに対して対向する側面で運ぶ。
【0052】
具体的には、各形成ユニット18a、18bは、それぞれのアーム31によって運ばれる1つ又は複数のリニアガイド28に沿って摺動可能な手法でそれぞれのカート7a、7bの上に装着され、C字形断面を表し、主壁20及び1対の横フラップ21を含むそれぞれの容積制御デバイス、好ましくは半殻14a、14bを含む。
【0053】
より具体的には、リニアガイド28は、それぞれのカート7a、7bが相対経路P、Qの作動分岐部P1、Q1に沿って動く時、軸X及び方向Aに平行に延在する。
【0054】
好ましくは、フラップ21は、壁20のそれぞれの対向する横縁部からそれぞれの壁20から突起し、そのような縁部にヒンジ結合される。
【0055】
各密封ユニット19bは、それぞれのカート7bのアーム31の真下に装着され、密封デバイス15b及び引き出し可能な切断要素16bを含む。
【0056】
各対応する密封ユニット19aは、それぞれのカート7aのアーム31の真下に固定され、対向密封デバイス15a及び示されていない座部を含み、座部は、対応する切断要素16bが引き出された時に対応する切断要素16bを受領するように適合される。
【0057】
示された好ましい実施形態では、密封デバイス15bは誘導加熱要素であり、対応する対向密封デバイス15aは弾性材料から作成され、弾性材料は、チューブ2を把持するために必要な圧力に必要な機械的支持を提供する。
【0058】
上記を踏まえると、各カート7a、7bは、それぞれの経路P、Qに沿って、それぞれのアーム31上に運ばれる単一の形成ユニット18a、18b及び単一の密封ユニット19a、19bを前進させる。
【0059】
従って半殻14a、14b、対向密封デバイス15a及び密封デバイス15bは、使用時にそれぞれの経路P、Qに沿ってそれぞれのカート7a、7bによって循環して駆動される。
【0060】
具体的には、このような構成要素は、それに沿って半殻14a、14b、対向密封デバイス15a及び密封デバイス15bが方向Aに、及び軸Xに平行に下方に動き、チューブ2のそれぞれの対向する側面に配置された作動分岐部P1、Q1と、それに沿って半殻14a、14b、対向密封デバイス15a及び密封デバイス15bが連続して軸Xから遠ざかり、チューブ2の反対側で方向Aに平行に上方に動き、軸Xに向かって再度戻る戻り分岐部P2、Q2上でそれぞれが循環して駆動される。
【0061】
より詳細には、半殻14a、14b、対向密封デバイス15a及び密封デバイス15bは、それぞれのカート7a、7bが相対軌道6a、6bの直線部11a、11bに沿って動くと、作動分岐部P1、Q1に沿って駆動される。
【0062】
その上、半殻14a、14b、対向密封デバイス15a及び密封デバイス15bは、それぞれのカート7a、7bが相対軌道6a、6bの直線部12a、12b及び湾曲部13at、13ab、13bt、13bbに沿って動くと、戻り分岐部P2、Q2に沿って駆動される。
【0063】
図1及び2に示されたように、形成ユニット18a、18b及び密封ユニット19a、19bが経路P、Qの作動分岐部P1、Q1に沿ってそれぞれのカート7a、7bによって駆動される時、それぞれの半殻14a、14bは、
それぞれの半殻14a、14bが、チューブ2と協働してそれぞれのパック3の主部3aを形成する閉位置すなわち作動位置と、
それぞれの半殻14a、14bが、前記チューブ2又は前記形成されたパック3から取り外される開位置すなわちアイドル位置との間で方向Bに沿って前後に動く。
【0064】
その上、形成ユニット18a、18b及び密封ユニット19a、19bが経路P、Qの作動分岐部P1、Q1に沿ってそれぞれのカート7a、7bによって駆動される時、密封デバイス15b及び対向密封デバイス15aは、
密封デバイス15b及び対向密封デバイス15aが、チューブ2の直径方向に対向する側面と協働し、それぞれのパック3の密封帯3bを形成する閉位置すなわち作動位置と、
密封デバイス15b及び対向密封デバイス15aが、前記チューブ2から取り外される開位置すなわちアイドル位置との間で方向Bに対して前後に循環して動く。
【0065】
結果として、上述の作動位置とアイドル位置との間の半殻14a、14b、密封デバイス15b及び対向密封デバイス15aの動きは、作動分岐部P1、Q1に沿った同半殻14a、14b、密封デバイス15b及び対向密封デバイス15aの動きに重ね合わせられる。
【0066】
具体的には、2つのそれぞれの形成ユニット18a及び18bの2つの半殻14a及び14bがどちらも作動(閉)位置にある時、それらは実質的に角柱の空洞を画定し、それに応じて相対パック3の容積及び形状を形成する際に制御する。
【0067】
より具体的には、半殻14a、14bが作動(閉)位置にある時、それらの壁20は軸Xの対向する側面に置かれ、方向Aに及び互いに平行であり、チューブ2に接触する。
【0068】
このような状況では、各半殻14a、14bのフラップ21は、フラップ21が相対壁20から分岐するアイドル位置から、フラップ21が壁20に実質的に直角であり、他方の半殻14b、14aのフラップ21に面し、1つのそれぞれのパック3の主部3aを形成するために目的のチューブ2の一部を完全に包囲するために、チューブ2に接触する作動位置に回転する。
【0069】
逆に半殻14a、14bがアイドル(開)位置にある時、それらの壁20はチューブ2から取り外され、それらのフラップ21は、フラップ21がそれぞれの壁20から分岐するそれらのアイドル位置に回転して戻る。
【0070】
示されていない可能な代替形態によれば、そのような半殻14a及び14bも、それらの作動位置においてチューブ2の対応する部分の一部のみを包囲してもよい。
【0071】
対向密封デバイス15a及び密封デバイス15bが作動(閉)位置にある時、それらはパック3の横方向の密封帯を形成するようにチューブ2を熱融着するために互いに協働する。
【0072】
次いで相対切断要素16bは、形成されたパック3を切断して互いから分離するように引き出される。
【0073】
逆に対向密封デバイス15a及び密封デバイス15bがアイドル(開)位置にある時、それらはチューブ2から取り外される。
【0074】
好ましくは半殻14a、14b、対向密封デバイス15a及び密封デバイス15bがそれらのアイドル位置からそれらの作動位置への上述の循環運動並びにその逆は、カムアセンブリ22a、22bと形成ユニット18a、18b及び密封ユニット19a、19bによって運ばれた複数のカムフォロアとの間の協働を用いて自動化される。
【0075】
この好ましい実施形態では、各形成ユニット18a、18bは、それぞれの半殻14a、14bに接続した1つのカムフォロア33、及びそれぞれのフラップ21に接続した2つのカムフォロア34を運ぶ。
【0076】
各密封ユニット19a、19bは、それぞれの対向密封/密封デバイス15a、15bに接続した2つのカムフォロア35を運ぶ。
【0077】
各密封ユニット19bは、それぞれの切断要素16bに接続した2つの更なるカムフォロア36を運ぶ。
【0078】
具体的には、図3及び6に示されたように、カムアセンブリ22a、22bは、その同じ側面から突出するように、それぞれの枠5a、5bの上に固定される。各カムアセンブリ22a、22bは、方向Aに沿ってそれぞれの作動分岐部P1、Q1の全長にわたって延在する複数のカム23a、23b、24a、24b、25a、25b、26bを含む。
【0079】
カム23a、23b、24a、24b、25a、25b及び26bは、互いに且つ方向A及びBに平行に、並びに方向Cに沿って互いに離間して延在する、それぞれの形状されたプレートによって画定される。
【0080】
図7及び8に示されたように、カム23aは、アイドル位置から作動位置への方向Bに沿ったそれぞれの半殻14aの動きを制御するように、各形成ユニット18aによって運ばれたカムフォロア33と協働するように適合され、それぞれの半殻14bに対してカム23bに同じことが言える。
【0081】
カム24aは、アイドル位置から作動位置へのそれぞれのヒンジを中心とするそれぞれのフラップ21の回転を制御するように、各形成ユニット18aによって運ばれたカムフォロア34と協働するように適合され、それぞれの半殻14bのフラップ21に対してカム25bに同じことが言える。
【0082】
カム25aは、各密封ユニット19aによって運ばれたカムフォロア35と協働するように適合され、アイドル位置から作動位置への方向Bに沿ったそれぞれの対向密封デバイス15aの動きを制御するように構成される。
【0083】
カム25bは、各密封ユニット19bによって運ばれたカムフォロア35と協働するように適合され、アイドル位置から作動位置への方向Bに沿ったそれぞれの密封デバイス15bの動きを制御するように構成される。
【0084】
カム26bは、各密封ユニット19bのカムフォロア36と協働するように適合され、アイドル位置から作動位置へのそれぞれの切断要素16bの動きを制御するように構成される。
【0085】
方向Cに沿って、且つカムアセンブリ22bに関連して、カム23bはカム26bの間に差し挟まれ、カム26bはカム24bの間に差し挟まれ、カム24bはカム25bの間に差し挟まれる。
【0086】
類似して方向Cに沿って、且つカムアセンブリ22aに関連して、カム23aはカム24aの間に差し挟まれ、カム24aはカム25aの間に差し挟まれる。
【0087】
具体的には、各カム23a、23b、24a、24b、25a、25b及び26bは、主部及び作動部を含み、どちらも方向Aに平行である。より具体的には、各カム23a、23b、24a、24b、25a、25b及び26bの作動部は、チューブ2の軸Xから少し離れて延在し、この距離は対応する主部が延在する同軸Xからの距離より小さい。実際には、各カム23a、23b、24a、24b、25a、25b及び26bの作動部は、軸Xに向かって方向Bに平行にそれぞれの主部から突出し、2つの傾斜した湾曲部により主部に連結される。傾斜した湾曲部は、半殻14a、14b、対向密封/密封デバイス15a、15b及び切断要素16bの作動位置からアイドル位置に移動し、戻る円滑な移動を確実にするように構成される。
【0088】
上に記載された動きの正確な順序を確実にするために、作動部は、各カムアセンブリ22a、22bに対して、且つそれぞれの経路P、Qに対して以下の手法で配置される、すなわち
各カム23a、23bの作動部は、カム24a、24bの作動部の上流に配置され、
カム24a、24bの作動部は、カム25a、25bの作動部の上流に配置される。
【0089】
カムアセンブリ22bに対して、カム25bの作動部はカム26bの作動部の上流に配置される。
【0090】
半殻14a、14b、対向密封/密封デバイス15a、15b及び切断要素16bは、バネにより各々のアイドル位置に向かって押され、バネはそれぞれのカムフォロア33、34、35、36に作用する。
【0091】
好都合なことに、各形成ユニット18a、18bは、1つのそれぞれのカート7a、7bのアーム31上に、同アーム31上に装着された対応する密封ユニット19a、19bに向かい、密封ユニット19a、19bから遠ざかり直線に動くことができる手法で装着される。
【0092】
具体的には、各形成ユニット18a、18bは、以下の条件、すなわち
このような形成ユニット18a、18b及び対応する密封ユニット19a、19bが、それぞれの作動分岐部P1、Q1に沿って動いている間、
対応する半殻14a、14b及び相対フラップ21がそれらの作動位置にある間、
対応する対向密封/密封デバイス15a、15bがその作動位置に向かって動いている間、方向Aに沿ってこのような密封ユニット19a、19bに向かって直線に動くことができる。
【0093】
このような方法で、形成する際の1つのパック3の各主部3aと直下流の密封帯3bとの間でチューブ2が伸びるのを防ぐことができる。
【0094】
好ましくは対応する密封ユニット19a、19bに向かい、対応する密封ユニット19a、19bから遠ざかる各形成ユニット18a、18bのこのような直線運動は、カムアセンブリ22a、22bの更なるカム43a、43bとそれぞれのカート7a、7bによって運ばれたカムフォロア40との間の協働を用いて自動化される。
【0095】
具体的には、各カム43a、43bは、形状されたプレートによって画定され、方向Aに沿って作動分岐部P1、Q1の全長にわたって延在し、方向Bに沿ってカムフォロア40の横方向の動きを生成するようにカムフォロア40と協働するように適合される。
【0096】
また、カム43a、43bは、主部及びそれぞれの主部から方向Bに沿って軸Xに向かって突出する作動部も含み、2つの傾斜した湾曲部により他方のカムについて上に記載された手法でそれぞれの主部に連結される。
【0097】
より詳細には、各カム43a、43bの作動部は、カム25a、25bの作動部とカム26bの作動部との間で方向Aに沿って適所に配置される。
【0098】
各カート7a、7bは、それぞれのカムフォロア40の横方向運動を、カート7a、7b自体の上に装着された対応する密封ユニット19a、19bに向かい、対応する密封ユニット19a、19bから遠ざかるそれぞれの形成ユニット18a、18bの直線運動に変換するように構成されたレバー機構37を含む。
【0099】
好ましくは、レバー機構37は、対応するカート7a、7bのアーム31の側縁部44に対応して配置され、アーム31自体の上のその支点47にヒンジ結合された振動グリフ39を含む。その上、グリフ39は、それぞれの形成ユニット18a、18b上に統合された第1の脚部45、及びカムフォロア40を運ぶ第2の脚部46を表す。第1の脚部45及び第2の脚部46は、どちらもグリフ39の支点47を運ぶ中央部50に集結する。
【0100】
具体的には、第1の脚部45は、それぞれの形成ユニット18a、18bによって運ばれたピン49によって摺動可能に係合されたスロット48を示す。
【0101】
従って各形成ユニット18a、18bは、カム43a、43b、カムフォロア40及びレバー機構37によって、
このような形成ユニット18a、18bが相対密封ユニット19a、19bから最大距離にある第1の位置と、
このような形成ユニット18a、18bが相対密封ユニット19a、19bから最小距離にある第2の位置との間を循環して動かされる。
【0102】
実際には、支点47を中心としたグリフ39の回転は、リニアガイド28の恩恵によりそれぞれの形成ユニット18a、18bを直線的に動かし、このような方法で各形成ユニット18a、18bは、対応する密封ユニット19a、19bに向かい、対応する密封ユニット19a、19bから遠ざかり循環して直線的に動くことができる。
【0103】
第1の位置から第2の位置への各形成ユニット18a、18bの動きは、カム43a、43b及びカムフォロア40の相互作用によって制御される一方で、このような形成ユニット18a、18bの第1の位置への戻りは、バネ(図示せず)によって決定される。
【0104】
各半殻14a、14bのそれぞれの作動分岐部P1、Q1に沿った動きは、このような半殻14a、14b及びそれぞれのフラップ21のそれらのアイドル位置からそれらの作動位置への置換と、それぞれの形成ユニット18a、18bの対応する密封ユニット19a、19bに向かう直線運動の組合せによって画定される。
【0105】
パッケージアセンブリ1の作動は、2つのカート7a及び7bが経路P及びQのそれぞれを辿るそれぞれの軌道6a、6bの上で、相対戻り分岐部P2、Q2から相対作動分岐部P1、Q1まで摺動する状況から開始して以下に記載される。
【0106】
具体的には、カート7a及び7bは、上湾曲部13at、13btのそれぞれから相対直線部11a、11bに動いている。
【0107】
この条件で、カート7a及び7bは、方向Aに沿って動くそれぞれの作動分岐部P1、Q1に接近し、半殻14a、14b、対向密封/密封デバイス15a、15b、レバー機構37及び切断要素16bは、カム23a、23b、24a、24b、25a、25b、26b及び43a、43bの作動部の相対位置に従って順番に活性化される。
【0108】
従ってカート7a、7bがそれぞれの作動分岐部P1、Q1に入ると、半殻14a、14bは、それぞれのカム23a、23bと相対カムフォロア33との間の相互作用を用いて、方向Bに沿って互いに向かって動き始める。
【0109】
こうして半殻14a、14bは、それらの壁20がチューブ2に接触するように、それらのアイドル位置からそれらの作動位置に動く。この時点で、各半殻14a、14bのフラップ21は、それらのヒンジを中心にチューブ2に向かって回転するように、カム24a、24b及びカムフォロア34によって制御される。
【0110】
この方法で、半殻14a、14b及びそれぞれのフラップ21は、それらの作動位置に到達して、形成する際の単一のパック3の主部3aの容積及び形状をチューブ2上に完全に画定する。
【0111】
フラップ21がチューブ2と接触してそれを包囲した直後、対向密封/密封デバイス15a、15bは、それぞれのカム25a、25bと相対カムフォロア35との間の相互作用を用いて、方向Bに沿って互いに向かって動き始める。
【0112】
こうして対向密封/密封デバイス15a、15bは、それらのアイドル位置からそれらの作動位置に動き、作動位置で対向密封/密封デバイス15a、15bは、等しく離間された断面でチューブ2を熱融着する。この方法で相対パック3は形成される。
【0113】
対向密封/密封デバイス15a、15bが方向Bに沿って動く間、各レバー機構37は、それぞれのグリフ39がその支点47を中心に回転するように、それぞれのカム43a、43b及び相対カムフォロア40の相互作用を用いて制御される。従って対応する形成ユニット18a、18bは、方向Aに沿って同カート7a、7bの上に装着された相対密封ユニット19a、19bに向かって動く。
【0114】
結果として、それぞれの形成された主部3aと直下流の密封帯3bとの間でチューブ2が伸びることが防止される。
【0115】
チューブ2の密封が完了した後、切断要素16bは、1つの形成されたパック3をチューブ2の残りから分離するように、密封ユニット19b上の相対着座から方向Bに沿って引き出される。具体的には、引き出すことは、それぞれのカム26bと相対カムフォロア36との相互作用によって制御される。
【0116】
次いで半殻14a、14bは、形成されたパック3が出口コンベヤ10の上に落下することができるように、それらのアイドル位置に戻る。
【0117】
カート7a、7bは、次いでカート7a、7bが別のパック3を形成するためにそれぞれの作動分岐部P1、Q1に再度到達するまで、それぞれの戻り分岐部P2、Q2に沿って摺動する。
【0118】
全作動は、あらゆるパック3が形成されて密封されるために循環して反復される。全作動は、パッケージアセンブリ1内に存在するあらゆる対のカート7a、7bについても反復される。
【0119】
図9a、9b、9c及び9dにおける数7a’、7b’は、それぞれの形成ユニット18a’、18b’及びそれぞれの密封ユニット19a’、19b’を運ぶ、本発明によるパッケージアセンブリ1の協働するカートの異なる実施形態を全体として示す。カート7a、7bはカート7a’、7b’それぞれに類似しているので、以下の記載はそれらの間の差異に限られ、可能な場合は、同一又は対応する部品に対して同じ参照番号を使用する。
【0120】
カート7a’、7b’は、個々の形成ユニット18a’、18b’を同カート7a’、7b’によって運ばれた対応する密封ユニット19a’、19b’に向かい、密封ユニット19a’、19b’から遠ざかり直線的に動かすために使用される駆動手段の型がカート7a、7bと異なる。
【0121】
具体的にこの場合では、各カート7a’、7b’は、それぞれの形成ユニット18a’、18b’の上に横方向に装着された第1のカム要素51、及びそれぞれの密封ユニット19a’、19b’の上に横方向に装着された第2のカム要素55を含む。より詳細には、第2のカム要素55は、車輪によって画定され、それぞれの形成ユニット18a’、18b’の対応する密封ユニット19a’、19b’に向かう直線運動を制御するように、第1のカム要素51と協働するように構成される。
【0122】
各カート7a’、7b’は、それぞれの形成ユニット18a’、18b’を方向Aに沿って、すなわち対応する密封ユニット19a’、19b’の方向に沿って下方に押すように、それぞれの形成ユニット18a’、18b’上に下方に予め負荷された力を付与するように構成されたバネ(図示せず)を備える。
【0123】
各第1のカム要素51は、相対カート7a’、7b’の側縁部44’に対応する、それぞれの形成ユニット18a’、18b’の上に摺動する方法で装着された、形状されたプレートによって画定される。詳細には、各第1のカム要素51は、上部位置から下部位置に方向Aに沿って、リニアガイド52を用いてそれぞれの側縁部44’に沿って摺動するように適合される。
【0124】
第1のカム要素51は、その下部上に配置され、
実質的に方向Bに平行な主部53a、及び
二重湾曲輪郭を表し、凹部54を形成する作動部53bを画定する、カム表面53を更に含む。
【0125】
第2のカム要素55は、第2のカム要素55が主部53aに面する後退位置から、第2のカム要素55が作動部53bに面する前進位置に動くように構成される。
【0126】
より詳細には、密封ユニット19a’、19b’がそれらのアイドル位置からそれらの作動位置に動く時、密封ユニット19a、19bについて上に記載された手法と類似した手法で、それぞれの第2のカム要素55は、それに応じて方向Bに沿って引きずられる。この方法で各第2のカム要素55が対応するカム表面53の作動部53bの凹部54に面する時、それぞれの第1のカム要素51は、その上部位置からその下部位置にそれぞれのバネによって付勢され、第1のカム要素51によって運ばれる相対形成ユニット18a’、18b’は、対応する密封ユニット19a’、19b’に向かってその第2の位置に動く。
【0127】
具体的にはこの条件で、このような第1のカム要素51は、凹部54に起因して、且つ前述のバネによって付与された下方に予めに負荷された力を受けて、リニアガイド52に沿ってその下部位置に摺動することができる。この方法で、形成する際の1つのパック3の各主部3aと直下流の密封帯3bとの間でチューブ2が伸びるのを防ぐことができる。
【0128】
各カート7a’、7b’は、それぞれの形成ユニット18a’、18b’を第1の位置に戻すように構成された、それぞれのレバー機構61も含む。
【0129】
より詳細には、各レバー機構61は、それぞれのカート7a’、7b’の側縁部44’に対応して配置され、相対形成ユニット18a’、18b’と結合した第1の脚部56及びカムフォロア58を運ぶ第2の脚部57を含む。第1の脚部56及び第2の脚部57は、どちらもレバー機構61の支点59を運ぶ中央部に集結する。
【0130】
具体的には、各カムフォロア58は、カムフォロア58の方向Bに沿った横方向の動きを生成するように、戻りカム(図示せず)と協働するように構成される。カムフォロア58が横方向に動くと、レバー機構61は支点59の存在に起因して回転する。この方法で、第1の脚部56と相対形成ユニット18a’、18b’との間の結合を用いて、相対形成ユニット18a’、18b’は、第1の位置に、すなわち対応する密封ユニット19a’、19b’から遠ざかって動き、前述のバネによって掛けられた下方に予め負荷された力を打ち消し、第1のカム要素51をその上部位置に運んで戻す。このような密封ユニット19a’、19b’がそのアイドル位置に戻ると、第2のカム要素55は、カム表面53の主部53aに再び面して、第1のカム要素51を上部位置に保持する。
【0131】
図10a、10b、10cにおける数7a’’、7b’’は、それぞれの形成ユニット18a’’、18b’’及びそれぞれの密封ユニット19a’’、19b’’を運ぶ、本発明によるパッケージアセンブリ1の協働するカートの更なる実施形態を全体として示す。カート7a’’、7b’’はカート7a、7bのそれぞれに類似しているので、以下の記載はそれらの間の差異に限られ、可能な場合は、同一又は対応する部品に対して同じ参照番号を使用する。
【0132】
具体的には、各カート7a’’、7b’’はそれぞれのレバー機構37’’を含み、それぞれのレバー機構37’’はレバー機構37の構成と異なる構成を有する。
【0133】
より詳細には、各レバー機構37’’は相対カート7a’’、7b’’のアーム31上のその支点47’’でヒンジ結合された振動グリフ39’’を含む。
【0134】
各グリフ39’’は、カム43a、43bと協働するように適合されたカムフォロア40’’を運ぶ、第1の脚部45’’及び第2の脚部46’’を含む。第1の脚部45’’及び第2の脚部46’’は、どちらも支点47’’を運ぶ中央部に集結する。
【0135】
レバー機構37’’は、一方の軸端部で第1の脚部45’’に、及び反対側の軸端部で相対形成ユニット18a’’、18b’’にヒンジ結合されたロッド60を更に含む。実際には、ロッド60は、グリフ39’’をそれぞれの形成ユニット18a’’、18b’’に連結させる。
【0136】
使用時に、各レバー機構37’’は、同カート7a’’、7b’’によって運ばれた対応する密封ユニット19a’’、19b’’に向かう、それぞれの形成ユニット18a’’、18b’’の直線運動が可能であるように、カム43a、43bとの相互作用を用いてそれぞれのカムフォロア40’’に加えられた、それぞれのカムフォロア40’’の横方向の動きを、それぞれのグリフ39’’及びロッド60の相互の回転運動に変換するように構成される。
【0137】
この方法で、形成する際の1つのパック3の各主部3aと直下流の密封帯3bとの間でチューブ2が伸びるのを防ぐことができる。
【0138】
各形成ユニット18a’’、18b’’が対応する密封ユニット19a’’、19b’’から遠ざかってその最初の位置に戻ることは、カート7a、7bに対して上に記載された手法と同様の手法でバネによって決定される。
【0139】
本発明によるパッケージアセンブリ1の利点は、前記から明らかになろう。
【0140】
具体的には、本出願人によって提案された本明細書による解決策が、欧州特許出願公開第A-3053835号明細書に開示された構成より少数のカート7a、7b、7a’、7b’、7a’’、7b’’に関与するのは、各形成ユニット18a、18b、18a’、18b’、18a’’、18b’’及び対応する密封ユニット19a、19b、19a’、19b’、19a’’、19b’’が、単一カートによって運ばれるので、構成要素の全数を限定し、信頼性全体を向上し、パッケージアセンブリ1の複雑さ並びに費用全体を低減するからである。
【0141】
その上、形成ユニット18a、18b、18a’、18b’、18a’’、18b’’の対応する密封ユニット19a、19b、19a’、19b’、19a’’、19b’’に向かい、対応する密封ユニット19a、19b、19a’、19b’、19a’’、19b’’から遠ざかる直線運動は、非直線運動がチューブ2にあまり応力を掛けないので、非直線運動より確実である。実際にこのような直線運動は、チューブ2の動きを支持して追従し、密封作動の間にパッケージ材料が伸びる可能性を回避する。密封作動は工程の最も繊細で重要な部分である。
【0142】
しかし明らかに、添付の特許請求の範囲に画定されたような保護の範囲から逸脱することなく、本明細書に記載されたようなパッケージアセンブリ1に変更を行ってもよい。
図1
図2
図3
図4
図5A
図5B
図6
図7
図8
図9A
図9B
図9C
図9D
図10A
図10B
図10C