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特許7117375データ送信回路、データ受信回路及び装置
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2022-08-03
(45)【発行日】2022-08-12
(54)【発明の名称】データ送信回路、データ受信回路及び装置
(51)【国際特許分類】
   H04L 25/02 20060101AFI20220804BHJP
【FI】
H04L25/02 303B
【請求項の数】 10
(21)【出願番号】P 2020523734
(86)(22)【出願日】2018-11-27
(65)【公表番号】
(43)【公表日】2021-01-07
(86)【国際出願番号】 CN2018117673
(87)【国際公開番号】W WO2019105338
(87)【国際公開日】2019-06-06
【審査請求日】2020-04-27
(31)【優先権主張番号】201711249309.4
(32)【優先日】2017-12-01
(33)【優先権主張国・地域又は機関】CN
(31)【優先権主張番号】201711251098.8
(32)【優先日】2017-12-01
(33)【優先権主張国・地域又は機関】CN
(73)【特許権者】
【識別番号】514319869
【氏名又は名称】天地融科技股▲ふん▼有限公司
(74)【代理人】
【識別番号】100095407
【弁理士】
【氏名又は名称】木村 満
(74)【代理人】
【識別番号】100132883
【弁理士】
【氏名又は名称】森川 泰司
(74)【代理人】
【識別番号】100148633
【弁理士】
【氏名又は名称】桜田 圭
(74)【代理人】
【識別番号】100147924
【弁理士】
【氏名又は名称】美恵 英樹
(72)【発明者】
【氏名】李 東声
【審査官】北村 智彦
(56)【参考文献】
【文献】特開昭60-010822(JP,A)
【文献】特開昭54-078929(JP,A)
【文献】実開昭56-041895(JP,U)
【文献】国際公開第2010/038480(WO,A1)
【文献】特開昭60-005654(JP,A)
【文献】中国実用新案第202268797(CN,U)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
H04L 25/02
IEEE Xplore
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
データ送信回路であって、
第1直流電圧を提供するための第1給電インターフェースと、第2直流電圧を提供するための第2給電インターフェースと、送信インターフェースと、主制御チップと、変圧器と、電流制限モジュールと、第1コンデンサーと、スイッチモジュールと、を含み、
前記変圧器の一次コイルの第1端は、前記第1給電インターフェースに接続され、前記変圧器の一次コイルの第2端は、前記電流制限モジュールの第1端と前記第1コンデンサーの第1端とにそれぞれ接続され、前記変圧器の二次コイルの第1端は、前記第2給電インターフェースに接続され、前記変圧器の二次コイルの第2端は、前記送信インターフェースに接続され、前記電流制限モジュールの第2端と前記第1コンデンサーの第2端とは、いずれも前記スイッチモジュールの入力端に接続され、または、前記変圧器の一次コイルの第1端は、前記電流制限モジュールの第1端と前記第1コンデンサーの第1端とにそれぞれ接続され、前記電流制限モジュールの第2端と前記第1コンデンサーの第2端とは、いずれも前記第1給電インターフェースに接続され、前記変圧器の一次コイルの第2端は、前記スイッチモジュールの入力端に接続され、前記変圧器の二次コイルの第1端は、前記第2給電インターフェースに接続され、前記変圧器の二次コイルの第2端は、前記送信インターフェースに接続され、
前記スイッチモジュールは、出力端が接地され、制御端が前記主制御チップに接続され、
前記主制御チップは、前記データ送信回路が前記送信インターフェースにデータ信号を送信する場合、前記スイッチモジュールの制御端に制御信号を送信し、
前記スイッチモジュールは、前記主制御チップにより送信された前記制御信号を受信した場合、前記スイッチモジュールの入力端と出力端との間の回路経路をオンまたはオフにし、
前記スイッチモジュールが前記スイッチモジュールの入力端と出力端との間の回路経路をオフにする場合、前記変圧器の一次コイルに電流が通らず、この場合、前記送信インターフェースにより送信された信号は、前記第1直流電圧に対応する信号であり、前記スイッチモジュールが前記スイッチモジュールの入力端と出力端との間の回路経路をオンにする場合、前記変圧器の一次コイルから地面までに回路経路を形成し、前記変圧器の一次コイルで電流が生じ、よって前記変圧器の二次コイルでも電流が生じ、この場合、前記変圧器の二次コイルから発生する信号は、前記第2直流電圧から発生する信号に結合され、前記第1直流電圧とは異なる信号と当該第1直流電圧とは異なる信号の電圧値は、ゼロではない、
ことを特徴とするデータ送信回路。
【請求項2】
前記電流制限モジュールは、第1抵抗器を含み、
前記スイッチモジュールは、MOSトランジスタまたは三極管を含む、
ことを特徴とする請求項1に記載のデータ送信回路。
【請求項3】
データ受信回路であって、
受信インターフェースと、第1分圧モジュールと、降圧モジュールと、第2分圧モジュールと、第2コンデンサーと、フィルタリングモジュールと、コンパレータと、主制御チップと、を含み、
前記第1分圧モジュールの第1端と前記第2コンデンサーの第1端とは、いずれも前記受信インターフェースに接続され、
前記第1分圧モジュールの第2端と前記第2コンデンサーの第2端とは、いずれも第1共通接続端に接続され、前記第1共通接続端は、前記フィルタリングモジュールの入力端に接続され、前記フィルタリングモジュールの出力端は、前記コンパレータの負の入力端に接続され、前記フィルタリングモジュールの接地端は、接地され、
前記第1共通接続端は、さらに前記降圧モジュールの入力端に接続され、
前記降圧モジュールの出力端は、第2共通接続端に接続され、前記第2共通接続端は、前記コンパレータの正の入力端に接続され、
前記第2共通接続端は、さらに前記第2分圧モジュールの第1端に接続され、
前記第2分圧モジュールの第2端は、接地され、
前記コンパレータは、前記データ受信回路が前記受信インターフェースによってデータ信号を受信した場合、前記正の入力端の電圧と前記負の入力端の電圧との大きさを比較し、前記コンパレータの出力端によって比較結果の信号を前記主制御チップに出力し、
前記主制御チップは、前記コンパレータの出力端に接続され、前記コンパレータの出力端により出力された比較結果の信号を受信する、
ことを特徴とするデータ受信回路。
【請求項4】
前記第1分圧モジュールは、第2抵抗器を含み、
前記降圧モジュールは、ダイオードを含み、
前記第2分圧モジュールは、第3抵抗器を含む、
ことを特徴とする請求項3に記載のデータ受信回路。
【請求項5】
前記フィルタリングモジュールは、
第1端が前記フィルタリングモジュールの入力端に接続され、第2端が前記フィルタリングモジュールの出力端に接続される第4抵抗器と、
第1端が前記フィルタリングモジュールの出力端に接続され、第2端が前記フィルタリングモジュールの接地端に接続される第3コンデンサーと、を含む、
ことを特徴とする請求項3に記載のデータ受信回路。
【請求項6】
データ送信装置であって、
請求項1または2に記載のデータ送信回路を含む、
ことを特徴とするデータ送信装置。
【請求項7】
データ受信装置であって、
請求項3~5のいずれか1項に記載のデータ受信回路を含む、
ことを特徴とするデータ受信装置。
【請求項8】
データ伝送装置であって、
請求項1または2に記載のデータ送信回路と、請求項3~5のいずれか1項に記載のデータ受信回路と、を含む、
ことを特徴とするデータ伝送装置。
【請求項9】
前記送信インターフェースと前記受信インターフェースとは、同一のインターフェースである、
ことを特徴とする請求項8に記載のデータ伝送装置。
【請求項10】
前記送信インターフェースと前記受信インターフェースとは、異なるインターフェースである、
ことを特徴とする請求項8に記載のデータ伝送装置。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
(関連出願の相互参照)
本出願は、天地融科技股▲ふん▼有限公司が2017年12月1日に提出した、中国特許出願番号が「201711249309.4」であり、発明の名称が「データ送信回路、データ受信回路及び装置」であり、さらに天地融科技股▲ふん▼有限公司が2017年12月1日に提出した、中国特許出願番号が「201711251098.8」であり、発明の名称が「データ送信回路及び装置」である出願の優先権を主張する。
【0002】
(技術分野)
本発明は電子技術分野に関し、特にデータ送信回路、データ受信回路及び装置に関する。
【背景技術】
【0003】
現在、中距離信号伝送を実現させる場合、データ送信装置の位置とデータ受信装置の位置との間には通常ある程度の距離があり、データ送信回路とデータ受信回路のデザインが適切かどうかは信号伝送の安定性と品質とに影響を及ぼす。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本発明の目的は、信号伝送の安定性と品質とが保証できる新型のデータ送信回路とデータ受信回路を提供することである。
【0005】
本発明の主な目的は、データ送信回路を提供することである。
【0006】
本発明のもう一つの目的はデータ受信回路を提供することである。
【0007】
本発明のさらにもう一つの目的はデータ送信装置を提供することである。
【0008】
本発明のさらにもう一つの目的はデータ受信装置を提供することである。
【0009】
本発明のさらにもう一つの目的はデータ伝送装置を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0010】
上記の目的に到達するために、本発明のような技術案を提供する。
【0011】
本発明の一つの側面は、データ送信回路を提供し、前記データ送信回路は、第1直流電圧を提供するための第1給電インターフェースと、第2直流電圧を提供するための第2給電インターフェースと、送信インターフェース、主制御チップと、変圧器と、電流制限モジュールと、第1コンデンサーとスイッチモジュールとを含み、前記変圧器の一次コイルの第1端は前記第1給電インターフェースに接続され、前記変圧器の一次コイルの第2端は、前記電流制限モジュールの第1端と前記第1コンデンサーの第1端とにそれぞれ接続され、前記変圧器の二次コイルの第1端は前記第2給電インターフェースに接続され、前記変圧器の二次コイルの第2端は前記送信インターフェースに接続され、前記電流制限モジュールの第2端と前記第1コンデンサーの第2端とは、いずれも前記スイッチモジュールの入力端に接続され、または、前記変圧器の一次コイルの第1端は、前記電流制限モジュールの第1端と前記第1コンデンサーの第1端とにそれぞれ接続され、前記電流制限モジュールの第2端と前記第1コンデンサーの第2端とは、いずれも前記第1給電インターフェースに接続され、前記変圧器の一次コイルの第2端は前記スイッチモジュールの入力端に接続され、前記変圧器の二次コイルの第1端は前記第2給電インターフェースに接続され、前記変圧器の二次コイルの第2端は前記送信インターフェースに接続され、前記スイッチモジュールは、出力端が接地され、制御端が前記主制御チップに接続され、前記主制御チップは、前記データ送信回路が前記送信インターフェースにデータ信号を送信する場合、前記スイッチモジュールの制御端に制御信号を送信することに用いれられ、前記スイッチモジュールは、前記主制御チップにより送信された前記制御信号を受信した場合、前記スイッチモジュールの入力端と出力端との間の回路経路をオンまたはオフにすることに用いられる。
【0012】
一つの選択可能な実施形態において、前記電流制限モジュールは第1抵抗器を含み、前記スイッチモジュールはMOSトランジスタまたは三極管を含む。
【0013】
本発明の第2の側面はデータ受信回路を提供し、前記データ受信回路は、受信インターフェースと、第1分圧モジュールと、降圧モジュールと、第2分圧モジュールと、第2コンデンサーと、フィルタリングモジュールと、コンパレータと主制御チップとを含み、前記第1分圧モジュールの第1端と前記第2コンデンサーの第1端とは、いずれも前記受信インターフェースに接続され、前記第1分圧モジュールの第2端と前記第2コンデンサーの第2端とは、いずれも第1共通接続端に接続され、前記第1共通接続端は前記フィルタリングモジュールの入力端に接続され、前記フィルタリングモジュールの出力端は前記コンパレータの負の入力端に接続され、前記フィルタリングモジュールの接地端は、接地され、前記第1共通接続端はさらに前記降圧モジュールの入力端に接続され、前記降圧モジュールの出力端は第2共通接続端に接続され、前記第2共通接続端は前記コンパレータの正の入力端に接続され、前記第2共通接続端はさらに前記第2分圧モジュールの第1端に接続され、前記第2分圧モジュールの第2端は、接地され、前記コンパレータは、前記データ受信回路が前記受信インターフェースによってデータ信号を受信した場合、前記正の入力端の電圧と前記負の入力端の電圧との大きさを比較し、及び前記コンパレータの出力端によって比較結果の信号を前記主制御チップに出力することに用いられ、前記主制御チップは、前記コンパレータの出力端に接続され、前記コンパレータの出力端により出力された比較結果の信号を受信する。
【0014】
一つの選択可能な実施形態において、前記第1分圧モジュールは第2抵抗器を含み、前記降圧モジュールはダイオードを含み、前記第2分圧モジュールは第3抵抗器を含む。
【0015】
一つの選択可能な実施形態において、前記フィルタリングモジュールは、第1端が前記フィルタリングモジュールの入力端に接続され、第2端が前記フィルタリングモジュールの出力端に接続される第4抵抗器と、第1端が前記フィルタリングモジュールの出力端に接続され、第2端が前記フィルタリングモジュールの接地端に接続される第3コンデンサーと、を含む。
【0016】
本発明の第3側面は、データ送信装置を提供し、前記データ送信装置は、上記第1側面で提供されるデータ送信回路を含む。
【0017】
本発明の第4側面は、データ受信装置を提供し、前記データ受信装置は、上記第2側面で提供されるデータ受信回路を含む。
【0018】
本発明の第5側面は、データ伝送装置を提供し、前記データ伝送装置は、上記第1側面で提供されるデータ送信回路と上記第2側面で提供されるデータ受信回路を含む。
【0019】
一つの選択可能な実施形態において、前記送信インターフェースと前記受信インターフェースとは、同一のインターフェースである。
【0020】
一つの選択可能な実施形態において、前記送信インターフェースと前記受信インターフェースとは、異なるンターフェースである。
【発明の効果】
【0021】
上記技術案により、本発明によって提供される新型データ送信回路と受信回路を採用すると、信号を伝送する場合の安定性と品質とを保証することができる。
【図面の簡単な説明】
【0022】
本発明の実施例の技術案をより正確に説明するため、以下において実施例の説明に使用する必要がある図面について簡単に紹介し、明らかに、以下の説明で図面は本発明のいくつかの実施例にすぎず、当業者にとって、創造的な労働を払わない前提で、これらの図面に基づいて他の図面を取得することもできる。
【0023】
図1】本発明の実施例によって提供されるデータ送信回路の概略図である。
図2】本発明の実施例によって提供されるもう1つのデータ送信回路の概略図である。
図3】本発明の実施例によって提供される図1に示されたデータ送信回路の他の概略図である。
図4】本発明の実施例によって提供される図2に示されたデータ送信回路的他の概略図である。
図5】本発明の実施例によって提供されるデータ受信回路の概略図である。
図6】本発明の実施例によって提供されるデータ受信回路の他の概略図である。
【発明を実施するための形態】
【0024】
以下では本発明の実施例での図面に合わせて、本発明の実施例での技術案に対して正確に、完全に説明を行い、明らかに、説明する実施例は本発明の一部の実施例にすぎず、全部の実施例ではない。本発明の実施例に基づいて、当業者が創造的労働を払わない前提で取得した全ての他の実施例は、本発明の保護範囲に属する。
【0025】
以下では図面に合わせて本発明の実施例に対してさらに詳しく説明する。
【0026】
本実施例はデータ送信回路を提供し、図1に示すように、
第1直流電圧を提供するための第1給電インターフェースと、第2直流電圧を提供するための第2給電インターフェースと、送信インターフェースと、主制御チップと、変圧器T1と、電流制限モジュールと、第1コンデンサーC1と、スイッチモジュールとを含む。
前記変圧器T1の一次コイルの第1端(T1のピン1)は、前記第1給電インターフェースに接続され、前記変圧器T1の一次コイルの第2端(T1のピン2)は、それぞれ、前記電流制限モジュールの第1端と前記第1コンデンサーC1の第1端とに接続され、前記変圧器T1の二次コイルの第1端(T1のピン3)は、前記第2給電インターフェースに接続され、前記変圧器T1の二次コイルの第2端(T1のピン4)は、前記送信インターフェースに接続される。
前記電流制限モジュールの第2端と前記第1コンデンサーC1の第2端とは、全て前記スイッチモジュールの入力端に接続される。
前記スイッチモジュールは、出力端が接地(GND)され、制御端が前記主制御チップに接続される。
前記主制御チップは、前記データ送信回路が前記送信インターフェースにデータ信号を送信する場合、前記スイッチモジュールの制御端に制御信号を送信する。
前記スイッチモジュールは、前記主制御チップにより送信された前記制御信号を受信した場合、前記スイッチモジュールの入力端と出力端との間の回路経路をオンまたはオフにする。
【0027】
本実施例はもう一つのデータ送信回路を提供し、図2に示すように、
第1直流電圧を提供するための第1給電インターフェースと、第2直流電圧を提供するための第2給電インターフェースと、送信インターフェースと、主制御チップと、変圧器T1と、電流制限モジュールと、第1コンデンサーC1と、スイッチモジュールとを含む。
前記変圧器T1の一次コイルの第1端(T1の1ピン)は、それぞれ前記電流制限モジュールの第1端と前記第1コンデンサーC1の第1端とに接続され、前記電流制限モジュールの第2端と前記第1コンデンサーC1の第2端とは、全て前記第1給電インターフェースに接続され、前記変圧器T1の一次コイルの第2端(T1の2ピン)は、前記スイッチモジュールの入力端に接続され、前記変圧器T1の二次コイルの第1端(T1の3ピン)は、前記第2給電インターフェースに接続され、前記変圧器T1の二次コイルの第2端(T1の4ピン)は、前記送信インターフェースに接続される。
前記スイッチモジュールは、出力端が接地(GND)され、制御端が前記主制御チップに接続される。
前記主制御チップは、前記データ送信回路が前記送信インターフェースにデータ信号を送信する場合、前記スイッチモジュールの制御端に制御信号を送信する。
前記スイッチモジュールは、前記主制御チップにより送信された前記制御信号を受信した場合、前記スイッチモジュールの入力端と出力端との間の回路経路をオンまたはオフにする。
【0028】
本実施例に提供されるデータ送信回路において、スイッチモジュールが前記スイッチモジュールの入力端と出力端との間の回路経路をオフにする場合、変圧器の一次コイルに電流が通らず、この場合、送信インターフェースにより送信された信号は、第1直流電圧に対応する信号であり、スイッチモジュールが前記スイッチモジュールの入力端と出力端との間の回路経路をオンにする場合、変圧器の一次コイルから地面までに回路経路を形成し、変圧器の一次コイルで電流が生じ、よって変圧器の二次コイルでも電流が生じ、この場合、変圧器の二次コイルから発生する信号は、第2直流電圧から発生する信号に結合され、第1直流電圧とは異なる信号(当該第1直流電圧とは異なる信号の電圧値は、ゼロではない)となり、主制御チップは、送信されるデータに基づいて相応な制御信号を送信し、スイッチモジュールのオンまたはオフを制御し、よって送信インターフェースが第1直流電圧に対応する信号と第1直流電圧とは異なる信号を交互に送信する。すなわち、データを送信する場合、送信インターフェースは、交流信号を採用してデータを送信する。例えば、第1直流電圧に対応する信号を採用してデータ1を送信し、第1直流電圧とは異なる信号を採用してデータ0を送信し、または第1直流電圧に対応する信号を採用してデータ0を送信し、第1直流電圧とは異なる信号を採用してデータ1を送信する。本実施例によって提供される新型データ送信回路は、信号を送信する場合の安定性と品質とを保証することができる。
【0029】
本実施例において、送信インターフェースにより交互に送信された第1直流電圧に対応する信号と第1直流電圧とは異なる信号との電圧値は、いずれもゼロではない。すなわち、送信インターフェースからのデータ信号の電圧値は、いずれもゼロではないため、先行技術でデータ信号を送信する場合の電圧値をゼロまで下げることと比べ、一方、送信されたデータ信号に基づいてデータ受信装置への持続給電を実現させることができ、もう一方、データ送信時期の効率を高めることができ、データ送信時期の時間を下げることができる。
【0030】
また、本実施例によって提供されるデータ送信回路を採用してデータを送信する場合、データ送信ピンに第2給電インターフェースが接続されることを実現し、当該第2給電インターフェースは、VCCであってよい。すなわち、データ送信ピンが電源ケーブルに接続されることを実現し、よって、一つのケーブルでデータ送信装置に対して給電することを実現している同時にデータを送信することも実現している。
【0031】
本実施例の一つの選択可能な実施形態として、変圧器の二次コイルが生じる信号は、第2直流電圧が生じる信号と結合され、第1直流電圧とは異なる信号を形成し、第1直流電圧より大きい信号を形成してよく、第1直流電圧より小さい信号を形成してもよく、応用の異なる需要に応じて相応な設定を行うことができ、ここでは限定しない。
【0032】
本実施例の一つの選択可能な実施形態として、前記主制御チップは、前記スイッチモジュールの制御端に制御信号を送信する。例えば、デフォルト状態において、スイッチモジュールの制御端では、スイッチモジュールをオン状態に維持するように、高レベルと低レベルのうちの一方の信号を保持し、この時、回路経路がオフにされ、スイッチをオフにして回路経路をオンにする必要がある場合、送信された制御信号は、高レベルと低レベルのうちの他方の信号である。具体的に、高レベルでスイッチをオフにすることを採用するか、または低レベルでスイッチをオフにすることを採用するかは、スイッチモジュールが実現される場合に採用する構成部品のタイプで決定され、ここでは限定しない。
【0033】
本実施例の一つの選択可能な実施形態として、上記データ送信回路は、中距離伝送に用いられてもよい。例えば、例示的な一つの応用シーンには、ワイヤレスカードリーダーが設けられている電子デバイスであり、当該電子デバイスには、上記データ送信回路が設けられ、ある程度の距離を開けてカード情報を読み取る場面である。もちろん、さらに近距離伝送にも用いられてもよい。例えば、電子デバイスには上記データ送信回路が設けられ、かつ2線式通信インターフェースを有し、2つのこのようなタイプの電子デバイスの間では2線式通信インターフェースを介してデータ伝送を行うシーンである。ここでは限定しない。
【0034】
本実施例の一つの選択可能な実施形態として、図2に示すように、第1直流電圧を提供するための第1給電インターフェースは、具体的に、直流給電電源VCCに接続された第1給電インターフェースであってよく、第2直流電圧を提供するための第2給電インターフェースは、具体的に、チップ作動電圧VDDに接続された第2給電インターフェースであってよい。
【0035】
本実施例の一つの選択可能な実施形態として、第1給電インターフェースでの電圧は、第2給電インターフェースでの電圧より大きくてもよく、送信された信号を増幅し、中遠距離信号の伝送を実現することができる。例えば、第1給電インターフェースでの電圧は、12Vであり、第2給電インターフェースでの電圧は、5Vである。もちろん、実際の応用の需要に応じて、第1給電インターフェースでの電圧は、さらに第2給電インターフェースでの電圧と同じまたはそれより小さくてもよい。
【0036】
本実施例の一つの選択可能な実施形態として、図3及び図4に、もう1つのデータ送信回路の概略図を示す。図3に示されたデータ送信回路と図1に示されたデータ送信回路とが対応し、図4に示されたデータ送信回路と図2に示されたデータ送信回路とが対応する。前記電流制限モジュールは、回路が通路を形成する場合に電流を制限して保護し、短絡を回避する役割を果たす第1抵抗器R1を含む。当該第1抵抗器を実現する場合、1つの抵抗器または複数の並列抵抗器または複数の直列抵抗器を含むことができ、ここでは限定しない。
【0037】
本実施例の一つの選択可能な実施形態として、図3及び図4に、もう1つのデータ送信回路を示す概略図を示す。前記スイッチモジュールは、MOSトランジスタQ1または三極管を含む。例えば、スイッチモジュールがNMOSトランジスタを採用する場合、当該NMOSトランジスタのドレインD極を前記スイッチモジュールの入力端とし、当該NMOSトランジスタのソースS極を前記スイッチモジュールの出力端とし、当該NMOSトランジスタのグリッドG極を前記スイッチモジュールの控制端とする。また、例えば、スイッチモジュールがPMOSトランジスタを採用する場合、当該PMOSトランジスタのソースS極を前記スイッチモジュールの入力端とし、当該NMOSトランジスタのドレインD極を前記スイッチモジュールの出力端とし、当該NMOSトランジスタのグリッドG極を前記スイッチモジュールの制御端とする。また、例えば、前記スイッチモジュールはさらに三極管などの他のスイッチ機能を実現させられる構成部品を採用してよく、ここでは限定しない。
【0038】
本実施例の一つの選択可能な実施形態として、前記変圧器の一次コイルの第1端と第2端との間にさらにバリ濾過モジュールが接続されている。例えば濾過回路で生じるバリ信号に用いられるダイオードが接続されている。もちろん、回路で電流信号が安定している場合、当該バリ濾過モジュールを設けなくてもよい。
【0039】
本実施例の一つの選択可能な実施形態として、前記変圧器の二次コイルの第1端と第2端との間に、フィルタリングモジュールが接続されており、例えば、インダクタンスと抵抗器とダイオード、または、インダクタンスと抵抗器とダイオードとこのような三種類の素子の並列などである。回路で発生したバリ信号のフィルタリングをする。もちろん、回路で電流信号が安定している場合、当該バリ濾過モジュールを設けなくてもよい。
【0040】
本実施例はデータ受信回路をさらに提供し、図に示すように、受信インターフェースと、第1分圧モジュールと、降圧モジュールと、第2分圧モジュールと、第2コンデンサーC2と、フィルタリングモジュールと、コンパレータA1と、主制御チップとを含む。
前記第1分圧モジュールの第1端と前記第2コンデンサーC2の第1端とは、いずれも前記受信インターフェースに接続される。
前記第1分圧モジュールの第2端と前記第2コンデンサーC2の第2端とは、いずれも第1共通接続端に接続され、前記第1共通接続端は、前記フィルタリングモジュールの入力端に接続され、前記フィルタリングモジュールの出力端は、前記コンパレータA1の負の入力端に接続され、前記フィルタリングモジュールの接地端は、接地(GND)される。
前記第1共通接続端は、さらに前記降圧モジュールの入力端に接続される。
前記降圧モジュールの出力端は、第2共通同接続端に接続され、前記第2共通接続端は、前記コンパレータA1の正の入力端に接続される。
前記第2共通接続端は、さらに前記第2分圧モジュールの第1端に接続される。
前記第2分圧モジュールの第2端は、接地(GND)される。
前記コンパレータA1は、前記データ受信回路が前記受信インターフェースによってデータ信号を受信した場合、前記正の入力端の電圧と前記負の入力端の電圧との大きさを比較し、前記コンパレータA1の出力端によって比較結果の信号を前記主制御チップに出力する。
前記主制御チップは、前記コンパレータA1の出力端に接続され、前記コンパレータA1の出力端により出力された比較結果の信号を受信する。
【0041】
本実施例に提供されるデータ受信回路は、受信インターフェースが受信した信号が交流電信号である場合、コンパレータの正の入力端が受信したのも交流電信号であり、コンパレータの負の入力端にはフィルタリングモジュールが設けられているため、交流電信号に対して濾過し直流信号を取得する。よって、コンパレータの負の入力端は直流信号を受信する。コンパレータの正の入力端が受信した交流信号の電圧がコンパレータの負の入力端が受信した直流信号の電圧より大きい場合、コンパレータが出力する比較結果の信号は高レベルである。コンパレータの正の入力端が受信した交流信号の電圧がコンパレータの負の入力端が受信した直流信号の電圧より小さい場合、コンパレータが出力する比較結果の信号は低レベルであり、よってデータ信号の受信を実現させる。本実施例に提供される新型データ受信回路は、信号を受信する際の安定性と品質とを保証することができる。
【0042】
本実施例の一つの選択可能な実施形態として、図に示すように、前記第1分圧モジュールは、第2抵抗器R2を含み、前記降圧モジュールは、ダイオードQ2を含み、前記第2分圧モジュールは、第3抵抗器R3を含む。本実施例に提供されるデータ受信回路は、受信インターフェースが信号を受信した場合、第1分圧モジュールと、降圧モジュールと、第2分圧モジュールとに基いて、受信された信号の電圧をコンパレータが支持する電圧範囲内に下げることができ、よって比較結果の信号を出力するように、コンパレータが正常に比較できることを保証する。
【0043】
本実施例の一つの選択可能な実施形態として、図に示すように、前記フィルタリングモジュールは、第4抵抗器R4と第3コンデンサーC3を含む。前記第4抵抗器R4は、第1端が前記フィルタリングモジュールの入力端に接続され、第2端が前記フィルタリングモジュールの出力端に接続される。前記第3コンデンサーC3は、第1端が前記フィルタリングモジュールの出力端に接続され、第2端が前記フィルタリングモジュールの接地端に接続される。本実施例において、当該フィルタリングモジュールは、交流電信号を整流フィルタリングした後より滑らかな直流電信号を取得することができる。
【0044】
本実施例の一つの選択可能な実施形態として、図に示すように、前記コンパレータA1の正の入力端と出力端には、さらに防振モジュールが接続され、当該防振モジュールは、回路に発生された振動を防止するための抵抗器R6を含む。もちろん、回路が安定している前提において、当該防振モジュールを設けなくてもよい。
【0045】
本実施例はデータ送信装置をさらに提供し、上記図1または図2に示されたデータ送信回路を含む。当該データ送信装置は、情報読み取りデバイスであってよく、例えば、カードリーダー、電子署名ツールから情報を読み取る必要がある電子デバイス(例えばPC機、携帯電話等)である。
【0046】
本実施例はデータ受信装置をさらに提供し、上記図または図に示されたデータ受信回路を含む。当該データ受信装置は、情報を携帯する電子デバイスであってもよく、例えば、スマートカード、電子署名ツールなどである。
【0047】
本実施例はデータ伝送装置をさらに提供し、上記図1または図2に示されたデータ送信回路及び上記図または図に示されたデータ受信回路を含む。当該データ伝送装置は、例えば、互いに協力するカードリーダーとスマートカードであってよく、ホストコンピューター(例えばPC機、携帯電話等)と電子署名ツールであってよい。
【0048】
本実施例の一つの選択可能な実施形態として、送信インターフェースと受信インターフェースは、同一のインターフェースである。例えば、データ伝送装置は、2線式通信インターフェースを支持し、当該2線式通信インターフェースでの一つのピンは、送信インターフェースとしてもよく、受信インターフェースとしてもよく、当該2線式通信インターフェースでのもう1つのピンは、接地され、よって同じ通信インターフェースでデータの送信と受信を実現することができる。
【0049】
同時に、采用本実施例に提供されるデータ伝送装置において、データの送信と受信を実現させることに用いられるピンに、第2給電インターフェースが接続され、当該第2給電インターフェースはVCCであってよい。すなわち、データの送信と受信を実現させることに用いられるピンは、電源線に接続され、よって一つの線の上で給電を実現させる同時にデータの送信と受信も実現させる。
【0050】
前記送信インターフェースと前記受信インターフェースとは、異なるインターフェースであってもよく、具体的には、応用需要に応じて設ける。
【0051】
本明細書の説明において、用語「一つの実施例」、「いくつかの実施例」、「例示」、「具体的例示」、または「いくつかの例示」などの説明を参照して当該実施例または例示が説明する具体的特徴、構造、材料または特点に合わせ、本発明の少なくとも一つの実施例または例示に含まれることを指す。本明細書において、上記用語の部分的表術は、同じ実施例または例示を指すとは限らない。しかも、説明する具体的特徴、構造、材料または特点は、任意の1つまたは複数の実施例または例示で適切な方式で結ばれることができる。
【0052】
以上で本発明の実施例に対して示しかつ説明したが、上記実施例は例示的で、本発明を限定することだと理解してはいけなく、当業者は本発明の原理と趣旨から逸脱しない状況で本発明の範囲内において上記実施例に対して変化、修正、切り替え、変型を行うことができる。本発明の範囲は、請求項及びそれに等しいものによって限定される。
【0053】
(付記)
(付記1)
データ送信回路であって、
第1直流電圧を提供するための第1給電インターフェースと、第2直流電圧を提供するための第2給電インターフェースと、送信インターフェースと、主制御チップと、変圧器と、電流制限モジュールと、第1コンデンサーと、スイッチモジュールと、を含み、
前記変圧器の一次コイルの第1端は、前記第1給電インターフェースに接続され、前記変圧器の一次コイルの第2端は、前記電流制限モジュールの第1端と前記第1コンデンサーの第1端とにそれぞれ接続され、前記変圧器の二次コイルの第1端は、前記第2給電インターフェースに接続され、前記変圧器の二次コイルの第2端は、前記送信インターフェースに接続され、前記電流制限モジュールの第2端と前記第1コンデンサーの第2端とは、いずれも前記スイッチモジュールの入力端に接続され、または、前記変圧器の一次コイルの第1端は、前記電流制限モジュールの第1端と前記第1コンデンサーの第1端とにそれぞれ接続され、前記電流制限モジュールの第2端と前記第1コンデンサーの第2端とは、いずれも前記第1給電インターフェースに接続され、前記変圧器の一次コイルの第2端は、前記スイッチモジュールの入力端に接続され、前記変圧器の二次コイルの第1端は、前記第2給電インターフェースに接続され、前記変圧器の二次コイルの第2端は、前記送信インターフェースに接続され、
前記スイッチモジュールは、出力端が接地され、制御端が前記主制御チップに接続され、
前記主制御チップは、前記データ送信回路が前記送信インターフェースにデータ信号を送信する場合、前記スイッチモジュールの制御端に制御信号を送信し、
前記スイッチモジュールは、前記主制御チップにより送信された前記制御信号を受信した場合、前記スイッチモジュールの入力端と出力端との間の回路経路をオンまたはオフにする、
ことを特徴とするデータ送信回路。
【0054】
(付記2)
前記電流制限モジュールは、第1抵抗器を含み、
前記スイッチモジュールは、MOSトランジスタまたは三極管を含む、
ことを特徴とする付記1に記載のデータ送信回路。
【0055】
(付記3)
データ受信回路であって、
受信インターフェースと、第1分圧モジュールと、降圧モジュールと、第2分圧モジュールと、第2コンデンサーと、フィルタリングモジュールと、コンパレータと、主制御チップと、を含み、
前記第1分圧モジュールの第1端と前記第2コンデンサーの第1端とは、いずれも前記受信インターフェースに接続され、
前記第1分圧モジュールの第2端と前記第2コンデンサーの第2端とは、いずれも第1共通接続端に接続され、前記第1共通接続端は、前記フィルタリングモジュールの入力端に接続され、前記フィルタリングモジュールの出力端は、前記コンパレータの負の入力端に接続され、前記フィルタリングモジュールの接地端は、接地され、
前記第1共通接続端は、さらに前記降圧モジュールの入力端に接続され、
前記降圧モジュールの出力端は、第2共通接続端に接続され、前記第2共通接続端は、前記コンパレータの正の入力端に接続され、
前記第2共通接続端は、さらに前記第2分圧モジュールの第1端に接続され、
前記第2分圧モジュールの第2端は、接地され、
前記コンパレータは、前記データ受信回路が前記受信インターフェースによってデータ信号を受信した場合、前記正の入力端の電圧と前記負の入力端の電圧との大きさを比較し、前記コンパレータの出力端によって比較結果の信号を前記主制御チップに出力し、
前記主制御チップは、前記コンパレータの出力端に接続され、前記コンパレータの出力端により出力された比較結果の信号を受信する、
ことを特徴とするデータ受信回路。
【0056】
(付記4)
前記第1分圧モジュールは、第2抵抗器を含み、
前記降圧モジュールは、ダイオードを含み、
前記第2分圧モジュールは、第3抵抗器を含む、
ことを特徴とする付記3に記載のデータ受信回路。
【0057】
(付記5)
前記フィルタリングモジュールは、
第1端が前記フィルタリングモジュールの入力端に接続され、第2端が前記フィルタリングモジュールの出力端に接続される第4抵抗器と、
第1端が前記フィルタリングモジュールの出力端に接続され、第2端が前記フィルタリングモジュールの接地端に接続される第3コンデンサーと、を含む、
ことを特徴とする付記3に記載のデータ受信回路。
【0058】
(付記6)
データ送信装置であって、
付記1または2に記載のデータ送信回路を含む、
ことを特徴とするデータ送信装置。
【0059】
(付記7)
データ受信装置であって、
付記3~5のいずれか一つに記載のデータ受信回路を含む、
ことを特徴とするデータ受信装置。
【0060】
(付記8)
データ伝送装置であって、
付記1または2に記載のデータ送信回路と、付記3~5のいずれか1項に記載のデータ受信回路と、を含む、
ことを特徴とするデータ伝送装置。
【0061】
(付記9)
前記送信インターフェースと前記受信インターフェースとは、同一のインターフェースである、
ことを特徴とする付記8に記載のデータ伝送装置。
【0062】
(付記10)
前記送信インターフェースと前記受信インターフェースとは、異なるインターフェースである、
ことを特徴とする付記8に記載のデータ伝送装置。
図1
図2
図3
図4
図5
図6