(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B1)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2022-08-04
(45)【発行日】2022-08-15
(54)【発明の名称】睫毛パーマ用ロット
(51)【国際特許分類】
A45D 2/48 20060101AFI20220805BHJP
【FI】
A45D2/48
(21)【出願番号】P 2021208940
(22)【出願日】2021-12-23
【審査請求日】2021-12-27
【早期審査対象出願】
(73)【特許権者】
【識別番号】520358287
【氏名又は名称】有限会社TKカンパニー
(74)【代理人】
【識別番号】100109254
【氏名又は名称】中村 雅典
(72)【発明者】
【氏名】小石 洋子
【審査官】山田 由希子
(56)【参考文献】
【文献】特開2006-288704(JP,A)
【文献】登録実用新案第3066463(JP,U)
【文献】登録実用新案第3058833(JP,U)
【文献】特開2003-299520(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
A45D 2/48
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
裏側が瞼に固定されて表側に睫毛が固定される睫毛パーマ用ロットであって、
軟質弾性材料からなる円筒体又は楕円筒体が円周方向に切り取られた横断面円弧形の棒状体とされており、
長手方向において、円周方向に切り取られた長さ(円周角)の違いにより横断面形状が相互に異なる複数区間を有してなり、
被施術者の瞼縁に沿わされる長辺に前記円周方向の長さの違いによる切欠きを有し、他方の長辺を直線状に形成したことを特徴とする睫毛パーマ用ロット。
【請求項2】
請求項1記載の睫毛パーマ用ロットであって、
各区間は、被施術者の瞼における目頭部、目中央部、目尻部の各部位に対応して設定されていることを特徴とする睫毛パーマ用ロット。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、睫毛パーマ用ロットに関する。
【背景技術】
【0002】
睫毛パーマは、シリコン等の軟質部材で形成されるロットの裏面を糊等で瞼に固定する一方、表面に睫毛を上方へ折り返すように沿わせて糊等で固定した上でパーマ液を塗布することにより、睫毛にカール形状を定着させる。これに関し、被施術者によって、睫毛の長さ・向きや瞼の形状は勿論のこと、希望するカールの仕上がり形状も様々に異なるため、それらに対応すべく様々な断面形状のロットを使い分けることが一般的に行われている(例えば特許文献1、2参照。)。
【0003】
特許文献1では、同じ円筒形状からなる弾性体について、その周面を異なる円周角で切り取ることにより、瞼縁に沿わされる長手方向と直交する横断面において形状の異なる複数種類の睫毛パーマ用ロットが提案されている。また、特許文献2では、板状の薄肉部とその一端に形成される軸状のカール部からなる睫毛パーマ用ロットにおいて、直角型、かまぼこ型、弓型等の様々なカールの仕上がり形状に対応できるように横断面が異なる複数種類のカール部が設定されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【文献】実用新案登録第3058833号公報
【文献】実用新案登録第3235170号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
ところで、各被施術者においても、睫毛の長さ・向きや瞼の形状等は、目頭、目中央、目尻等の各部位で異なるため、部位別にカール形状を変化させた方が好ましく、また、他人とは違う個性的な仕上がり形状が希望されることも少なくないという実情がある。しかし、上記従来のように断面形状が異なる複数種類のロットを用意・設定していても、各ロットにおける断面形状等が一定であれば、上記のような実情に適切に対応できない。
【0006】
本発明は、上記事情に鑑みて、各被施術者の睫毛の状況や希望等に応じて、目頭、目中央、目尻等の各部位における睫毛パーマの仕上がりを容易に変化させることができる睫毛パーマ用ロットを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
請求項1の発明は、
裏側が瞼に固定されて表側に睫毛が固定される睫毛パーマ用ロットであって、
軟質弾性材料からなる円筒体又は楕円筒体が円周方向に切り取られた横断面円弧形の棒状体とされており、
長手方向において、円周方向に切り取られた長さ(円周角)の違いにより横断面形状が相互に異なる複数区間を有してなり、
被施術者の瞼縁に沿わされる長辺に前記円周方向の長さの違いによる切欠きを有し、他方の長辺を直線状に形成したことを特徴とする睫毛パーマ用ロット
を提供する。
【0008】
請求項2の発明は、
請求項1記載の睫毛パーマ用ロットであって、
各区間は、被施術者の瞼における目頭部、目中央部、目尻部の各部位に対応して設定されていることを特徴とする睫毛パーマ用ロット
を提供する。
【発明の効果】
【0009】
本発明によれば、各被施術者の睫毛の長さ・向きや瞼の形状等、あるいは希望等に応じて、目頭、目中央、目尻等の各部位における睫毛パーマの仕上がりを容易にアレンジすることができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
【
図1】本発明の睫毛パーマ用ロットの第一実施例及びその変形例を示す図。
【
図2】本発明の睫毛パーマ用ロットの第二実施例を示す図。
【
図4】本発明の睫毛パーマ用ロットの第三実施例を示す図。
【
図5】第三実施例の個別ロット片の連結構造及び横断面形状の例を示す図。
【発明を実施するための形態】
【0011】
以下、本発明の実施形態である睫毛パーマ用ロットを図面参照しながら説明する。
【0012】
(第一実施例)
図1(a)の睫毛パーマ用ロット(以下、単に「ロット」という)1は、シリコンや天然ゴムの軟質弾性材料からなる断面円形状のチューブから人の瞼縁(瞼の開口側縁部)の長さに略対応する長さの円筒体を切り出して、該円筒体を円周方向に切り欠いた形状である横断面円弧形の棒状体としたものである。円筒体の内周面に相当する凹状面がロットの裏側となる一方、円筒体の外周面に相当する凸状面がロットの表側となる。
図1(b)に示すように、長手方向に切欠きを有する辺を被施術者の瞼縁に沿うようにセットして裏側を瞼に糊等で接着固定する一方、表側に睫毛を糊等で接着固定し、固定した睫毛にパーマ液の所謂1剤と2剤を順次塗布することで睫毛パーマが施されるものである。
【0013】
ロット1は、
図1(a)及び(b)に示すように、被施術者の瞼縁に沿わされる長手方向において、被施術者の瞼における目頭部、目中央部、目尻部の各部位に対応する3つ(複数)の区間1a、1b、1cを有してなる。区間1aの長手方向と直交する横断面(A-A断面)は、
図1(c)に示すように、円筒体を円周角θ1(約120度)に切り取った形状であり、区間1bの長手方向と直交する横断面(B-B断面)は、
図1(d)に示すように、円筒体を円周角θ2(約180度)に切り取った一定の形状であり、区間1cは区間1aの横断面と同じ円周角θ1(約120度)に切り取った一定の形状である。上記のように円周方向の長さの違いにより相互に横断面形状が異なる区間を設定することにより、瞼の各部位間で睫毛を固定したときの状態に変化を付け易くしたものである。
【0014】
ロット1は、目頭部及び目尻部にそれぞれ対応する区間1a、1cの円周方向の長さを小さめに設定し、目中央部に対応する区間1bの円周方向の長さを大きめに設定することとしたが、各区間の横断面形状の組み合わせはこれに限るものでなく、被施術者の睫毛の特性や希望する仕上がりに応じて種々変更することができる。例えば、
図1(e)に示すロット2のように、目頭部及び目尻部にそれぞれ対応する区間2a、2cの円周方向の長さを大きめに設定する一方、目中央部に対応する区間2bの円周方向の長さを小さめに設定しても良い。或いは目頭部、目中央部、目尻部に対応する区間で円周方向の長さがすべて異なるようにしても良い。上記のように円周方向の長さが異なる複数区間を様々に組み合わせることによりカールの仕上がりを容易にアレンジすることができる。なお、ロットは切欠きが設けられている長辺を被施術者の瞼縁に沿わせるようにしたが、直線状に形成されている長辺を沿わせることを排除するものではない。
【0015】
(第二実施例)
図2(a)のロット3は、第一実施例のロットと同様にシリコンや天然ゴムの軟質弾性材料を成形してなるもので、かまぼこ形の横断面を有しており、人の瞼縁の長さに略対応する長さに形成された中実棒状体である。かまぼこ形における平坦状面がロット1の裏側となる一方、かまぼこ形における凸状の湾曲面がロットの表側となる。長手方向に滑らかな連続線状に延びる辺を、
図2(b)に示すように、被施術者の瞼縁に沿うようにセットして裏側を瞼に糊等で接着固定する一方、表側に睫毛を糊等で接着固定し、表側の凸型形状によりRを付けられている睫毛にパーマ液の1剤と2剤を順次塗布することで睫毛パーマが施されるものである。
【0016】
ロット3は、
図2(a)及び(b)に示すように、被施術者の瞼縁に沿わされる長手方向において、被施術者の瞼における目頭部、目中央部、目尻部の各部位に対応する3つ(複数)の区間3a、3b、3cを有してなる。何れの区間も長手方向と直交する横断面の形状はかまぼこ形に形成されており、目頭部と目尻部に対応する区間3a、3cは同一形状であるが、これらと目中央部に対応する区間3bは同一形状ではなく、湾曲面のR(径寸法)が異なる。区間3a、3cの横断面形状は睫毛が固定される湾曲面のRが小さく、目中央部に対応する区間3bの横断面形状は睫毛が固定される湾曲面のRが大きく設定されている。上記のように横断面形状の湾曲面のRが違うことにより、目頭部及び目尻部の睫毛はカール形状のRを小さく、目中央部の睫毛はカール形状のRを大きく仕上げることができるものである。
【0017】
上記区間3a、3b、3cは、第一実施例のように一体的に形成されているものではなく、
図2(c)に示すように、別個に形成された一定の横断面形状(かまぼこ形)を有する棒状の複数の個別ロット片31、32、33を長手方向に整列させた状態で相互に連結することにより形成される。そのため、各個別ロット片は、長手方向の両端に、相隣接する他の個別ロット片と連結するための係合部を有してなる。各個別ロット片31、32、33はそれぞれ一端に凸状で角型の係合部31a、32a、33aを有し、他端に前記凸状の係合部と嵌合可能な凹状(角穴)の係合部31b、32b、33bを有しており、他の個別ロット片と相互連結する際に、相隣接する個別ロット片の凸状の係合部と凹状の係合部が相互に嵌め合わされることで係合する。なお、
図2(b)に示すように、ロット3において長手方向に延びる長辺の一方を被施術者の瞼縁に沿わせられる連続線状に形成するため、
図2(d)に示すように、各個別ロット片において、上記一方の長辺に対応する辺31c(33c)、32cに対する各係合部の位置関係(距離d、高さh)は同一に設定されている。瞼縁に沿わる長辺の縁部を滑らかな連続線状に形成するのは、第1実施例と異なり、各個別ロット片が剛性の高い中実体で融通が利きにくく、段差があると瞼縁に沿わせにくいからである。なお、ロット3の裏側を接着固定するときに瞼の凸状湾曲面に沿わせ易くするため、
図2(e)に示すように、ロット3の裏側は長手方向において凹状に湾曲させられている。
【0018】
ロット3では、目頭部及び目尻部に対応する区間は湾曲面のRを小さく、目中央部に対応する区間は湾曲面のRを大きく設定したが、これに限らず、例えば、
図3(f)のロット4の区間4a、4b、4cのように、目頭部から、目中央部、更に目尻部に向けて、これらに対応する横断面形状の表側のRを順次大きくするように個別ロット片を組み合わせても良い。また
図3(g)のロット5における区間5a、5b、5cのように、目頭部に対応する横断面形状の表側のRを小さく、目中央部に対応するRを大きくし、それに続く目尻部に対応するRを目中央部と同じRになるようにしても良い。また、目頭部及び目尻部に対応する区間の表側のRを大きく、目中央部に対応する区間の表側のRを小さくしても良く、或いはすべて同じ横断面形状の個別ロット片を組み合わせるようにしても良い。すなわち、横断面の形状が相互に異なる個別ロット片を多数含む個別ロット片群から3つ(複数)の個別ロット片を選択して、それらを長手方向に整列させるように連結することで、各区間の横断面形状の組み合わせは種々変更することができる。
【0019】
ロット3における各区間の横断面形状は、相互に幅と高さが異なるものを組み合わせたが、
図3(h)に示すように、幅Wが同じで高さのみ異なるものや、高さHが同じで幅のみ異なるものを組み合わせても良い。横断面形状は、上述したかまぼこ形に限らず、三角形状、四角形状、これらの角部を丸めた形状、その他の異形状でも良いし、左右非対称としても良い。上記のように睫毛が固定される表側の形状が異なる区間を様々に組み合わせるにより、被施術者の睫毛の特性や希望する仕上がりに応じてカールの仕上がりを容易にアレンジすることができる。上記ロット3~5は、長手方向の両端に備える係合部を角型にしたが、
図3(i)に示すように断面丸形としても良い。更に、不意に離脱することを防止するため、係合部に抜け止めを設けるようにしても良い。
【0020】
(第三実施例)
図4(a)のロット6は、シリコンや天然ゴムの軟質弾性材料からなり、薄肉状のプレート6Pと、プレート6Pの一端に沿って長手方向に正面視概ね直線状に設けられ且つプレート6Pの表側(図中の手前側)に突出するように形成される突条のロット本体6Tを有してなる。
図4(b)に示すように、ロット本体6Tが被施術者の瞼縁に沿って延びるようにプレート6Pの裏側を瞼に糊等で接着固定する一方、睫毛をプレート6P及びロット本体6Tの表側に固定することで、睫毛が突条体であるロット本体6Tを跨ぐようにして立体的形状を付けられた状態となる。これにパーマ液の1剤と2剤を順次塗布することにより睫毛パーマが施されるものである。
【0021】
ロット6は、
図4(a)及び(b)に示すように、被施術者の瞼縁に沿わされる長手方向において、被施術者の瞼における目頭部、目中央部、目尻部の各部位に対応する3つ(複数)の区間6a、6b、6cを有してなり、各区間の長手方向と直交する横断面(
図1のD-D断面、E-E断面、F-F断面)は、
図4(c)に示すように相互に異なる形状とされている。睫毛が跨ぐように固定されているロット本体6Tの横断面形状の違いにより、目頭部、目中央部及び目尻部で異なるカール形状に仕上げることができるものである。
【0022】
上記区間6a、6b、6cは、一体的に形成されておらず、
図5(e)に示すように、別個に形成されてそれぞれ一定の横断面形状を有する複数の個別ロット片61、62、63をそれらの長手方向の両側端に一体的に設けられた共通形状のスライド式ファスナー(以下、単に「ファスナー」という)S1、S2で相互連結することにより形成される。
図5(f)(
図5(e)のG-G断面図)に示すように、一端に横断面凹状のファスナーS1、他端に横断面凸状ファスナーS2が形成されており、これらを相互スライドさせることにより嵌合するように閉じられる。ロット本体6T側の長辺の縁部は、第二実施例と同様に瞼縁に沿わせ易くするため、滑らかな連続線状に形成されている。また、ロットを接着固定するときに瞼の凸状湾曲面に沿わせ易くするため、
図4(d)に示すように、ロット6の裏側は段差なく形成されると共に長手方向において凹状に湾曲させられている。なお、個別ロット片の横断面形状は、
図4(c)に示されたものに限られるものではなく、例えば
図4(f)に示されるように様々な形状のものを採用可能で、ロット本体6Tの高さ、幅及び形状も様々に設定することができ、第二実施例と同様に、各区間の横断面形状の組み合わせ方も種々変更することができる。これにより、被施術者の瞼の各部位における睫毛の特性や希望する仕上がりに応じてカールの仕上がりを容易にアレンジすることができる。
【0023】
(その他の実施例)
第一実施例では、軟質弾性材料からなる円筒体を円周方向に切り欠くことにより、長手方向(軸方向)において、前記長手方向と直交する円周方向の長さが異なる複数区間を有する形状のロット1を形成することとしたが、円筒体に代えて、横断面形状が楕円形状である楕円筒体を円周方向に切り欠くことにより形成される形状としても良い。或いは被施術者の瞼縁に沿うように長さを有し、裏側を瞼に固定して表側に睫毛を固定できる箔状のロットであって、その長手方向において、前記長手方向と直交する方向に切り欠かれることで横断面形状が相互に異なる複数区間を有するものとしても良い。
【0024】
第三実施例では、各個別ロット片の両側端にスライド式ファスナーを設けて、それらを閉じることにより、複数の個別ロット片を相互連結することとしたが、他の連結手段を設けることとしても良い。例えば
図6(a)及び(b)のロット7は、各個別ロット片71、72、73がそれぞれ一端に凸状の係合部K1を有し、他端に凸状の係合部K1と嵌合可能な凹状の係合部K2を有しており、他の個別ロット片と相互連結する際に、相隣接する個別ロット片の凸状の係合部K1と凹状の係合部K2が相互に嵌め合わされることで係合される。また、例えば
図6(c)のロット8は、各個別ロット片81、82、83は、ロットの長手方向の一端から外側方に延びてその先端付近の裏側に凸状の係合部K3が形成されたタブTと、前記方向の他端付近の表側に凹状の係合部K4を有し、他の個別ロット片と相互連結する際に、タブTで隣接する個別ロット片の表側を覆うようにして前記凸状の係合部K3と前記凹状の係合部K4を相互に嵌め合わされることで係合される。
【0025】
上記各実施例では、睫毛パーマが施される被施術者の睫毛を、瞼における長手方向の位置に基づいて、目頭部(目頭寄り部分)、目尻部(目尻寄り部分)とこれらの間に位置する目中央部の三区間に分けて捉え、これらの各部位の睫毛に対応するように、横断面形状を相互に異ならせた又は異ならせることができる三区間を有するロットを形成したが、これに限らず、二又は四以上の区間を設定しても良いし、区間の長さは区々であっても良い。その他、本発明は、その要旨を変更しない範囲で種々の変更をなし得るものである。
【符号の説明】
【0026】
1 ロット
2 ロット
21 個別ロット片
22 個別ロット片
23 個別ロット片
3 ロット
31 個別ロット片
32 個別ロット片
33 個別ロット片
4 ロット
5 ロット
6 ロット
6P プレート
6T ロット本体
61 個別ロット片
62 個別ロット片
63 個別ロット片
7 ロット
71 個別ロット片
72 個別ロット片
73 個別ロット片
8 ロット
81 個別ロット片
82 個別ロット片
83 個別ロット片
【要約】
【課題】 各被施術者の睫毛の状況や希望等に応じて、目頭、目中央、目尻等の各部位における睫毛パーマの仕上がりを容易に変化させることができる睫毛パーマ用ロットを提供することを目的とする。
【解決手段】 裏側が瞼に固定されて表側に睫毛が固定される睫毛パーマ用ロットであって、被施術者の瞼縁に沿わされる方向において、前記方向と直交する横断面の形状が相互に異なるように設定される複数区間を有することを特徴とする睫毛パーマ用ロットである。
【選択図】
図1