特許7117928IP Force 特許公報全文掲載

技術分野

,結晶性ガラス封止材及びその製造方法

発明が解決しようとする課題[発明の詳細な説明]から抜粋

結晶性ガラス封止材の結晶化挙動は主にガラス組成に依存する。しかしながらガラス組成を変えて軟化・流動性を改善しようとすると,耐熱温度や熱膨張係数に変化が生じ,被封止部材に適さないものになりやすい。

課題を解決するための手段[発明の詳細な説明]から抜粋

本発明者は,ガラスの製造工程における原料溶融時の融液の酸化・還元状態が,得られるSiO2-B2O3-RO系結晶性ガラスの結晶化開始温度や焼成時における軟化・流動性に影響を与えること,及び結晶化開始温度に影響が出るほどのガラスの酸化・還元状態がガラス中のFeイオンによる発色により判定できることを見出し,更に検討を加えて本発明を完成するに至った。すなわち,本発明は次の通りのものである。

発明の効果[発明の詳細な説明]から抜粋

本発明の1の製造方法は,SiO2-B2O3-RO系結晶性ガラス封止材において,結晶化後の耐熱温度や熱膨張係数を変化させるような組成変更によらずに,封止時の焼成における軟化・流動性を高めた封止材を得ることを可能にする。
本発明の2の製造方法は,に加え,封止時の焼成における軟化・流動性を色調により予め判定できる結晶性ガラス封止材の製造を可能にする。
本発明の3及び4の製造方法は,製造中の結晶性ガラス封止材について,封止時の焼成における軟化・流動性を色調により工程途中で予め判定して不適格品が製品化されるのを防止するため,歩留まりの向上を可能にする。
本発明の5の結晶性ガラス封止材は,封止時の焼成における封止材の軟化・流動性を色調により予め判定することを可能にする。
本発明の6及び7の結晶性ガラス封止材は,同一組成で酸化状態にあるものに比べ,軟化・流動性の高められた封止材であることの確認を可能にする。
本発明の8及び9の結晶性ガラス封止材は,固体酸化物型燃料電池に用いられる材料(例えば,SUS430)に適合した封止材として用いることができる。

この特許の権利範囲[特許請求の範囲]

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