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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2022-08-05
(45)【発行日】2022-08-16
(54)【発明の名称】収納庫
(51)【国際特許分類】
   A47B 88/969 20170101AFI20220808BHJP
   A47B 88/994 20170101ALI20220808BHJP
   A47B 77/02 20060101ALI20220808BHJP
【FI】
A47B88/969
A47B88/994
A47B77/02
【請求項の数】 2
(21)【出願番号】P 2018141723
(22)【出願日】2018-07-27
(65)【公開番号】P2020014803
(43)【公開日】2020-01-30
【審査請求日】2021-06-04
(73)【特許権者】
【識別番号】000104973
【氏名又は名称】クリナップ株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】100120400
【弁理士】
【氏名又は名称】飛田 高介
(74)【代理人】
【識別番号】100124110
【弁理士】
【氏名又は名称】鈴木 大介
(72)【発明者】
【氏名】立川 静香
【審査官】七字 ひろみ
(56)【参考文献】
【文献】米国特許出願公開第2005/0061021(US,A1)
【文献】特開2010-166967(JP,A)
【文献】実開昭56-094489(JP,U)
【文献】特開2005-074093(JP,A)
【文献】実開昭62-085152(JP,U)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
A47B 88/00-88/994
A47B 77/06
A47B 77/02
F25D 25/02
A47B 88/969
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
被収納物を収納可能な引出、および該引出をスライド自在に収容する本体部を備えた収納庫であって、
前記本体部は、
前記本体部の手前側かつ床近傍に配置される低い第1底板と、
前記第1底板より奥側かつ上方に配置され配管スペースを形成する高い第2底板と、
を含み、
前記引出は、
前板と、
前記前板の背後に位置し底面が前記第1底板近傍に至る深い第1収納部と、
前記第1収納部より奥側に位置し底面が前記第2底板近傍に至る浅い第2収納部と、
前記第2収納部の底面の高さに配置される底板と、
前記底板の第1収納部に相当する位置に形成される孔と、
上方が開口した箱形状の部材であり前記孔にはめ込まれる収納ポケットと、
を含むことを特徴とする収納庫。
【請求項2】
被収納物を収納可能な引出、および該引出をスライド自在に収容する本体部を備えた収納庫であって、
前記本体部は、
前記本体部の手前側かつ床近傍に配置される低い第1底板と、
前記第1底板より奥側かつ上方に配置され配管スペースを形成する高い第2底板と、
を含み、
前記引出は、
前板と、
前記前板の背後に位置し底面が前記第1底板近傍に至る深い第1収納部と、
前記第1収納部より奥側に位置し底面が前記第2底板近傍に至る浅い第2収納部と、
前記第2収納部の底面の高さに配置される底板と、
上方が開口した箱形状の部材である収納ポケットと、
前記収納ポケットの上部両端に形成されたフランジと、
を含み、
前記底板の両側縁および前記収納ポケットのフランジが、前記引出の側板の溝に差し込まれていることを特徴とする収納庫。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、被収納物を収納可能な引出、および引出をスライド自在に収容する本体部とを備えた収納庫に関する。
【背景技術】
【0002】
キッチンの収納庫(キャビネット)には、シンクやコンロの下方に収納空間が設けられる。例えば特許文献1には、収納空間の下部であって配管スペースよりも手前側に引出が収納されたキッチン用キャビネットが開示されている。特許文献1のように引出を設けることにより、引出に物品を収納することができ、キッチン用キャビネット内の収納空間を有効に活用することが可能となる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【文献】特開2014-64786号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
近年、キッチンのリフォームの需要が高まっている。このとき、特許文献1のようにキッチンのシンクの配管(主に排水管)が壁際に立ち上がっているパターンであれば、既設の配管と干渉することなく新設のキッチンのキャビネットを配置することができる。しかしながら、少し前の年代のキッチンでは、キッチンの奥行き方向のほぼ中央の床から排水管が立ち上がる構成が主流であった。新しいキッチンに交換する際には、配管を床下から壁際に立ち上げる配管工事を行うことによってこの配管(排水管)を壁際に引き回すことになるが、かかる配管工事は多大なコストおよび時間を要する。
【0005】
また上記の配管工事において床からエルボーで曲げて壁際に配管を引き回すと、配管の水平部分より上方に収納庫の底面を配置することとなる。すると、引出の内部空間の高さを十分に確保することができず、引出ひいては収納庫の収納量が低下してしまう。
【0006】
本発明は、このような課題に鑑み、配管との干渉を避けつつ引出の収納量を十分に確保することが可能な収納庫を提供することを目的としている。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記課題を解決するために、本発明にかかる収納庫の代表的な構成は、被収納物を収納可能な引出、および引出をスライド自在に収容する本体部を備えた収納庫であって、本体部は、本体部の手前側かつ床近傍に配置される低い第1底板と、第1底板より奥側かつ上方に配置され配管スペースを形成する高い第2底板と、を含み、引出は、前板と、前板の背後に位置し底面が第1底板近傍に至る深い第1収納部と、第1収納部より奥側に位置し底面が第2底板近傍に至る浅い第2収納部と、を含むことを特徴とする。
【0008】
上記構成によれば、第2底板によって本体部の奥側に配管スペースが形成される。そして、配管スペースの前方には引出の第1収納部が配置される。これにより、配管との干渉を避けつつ、収納空間の高さが十分に得られる。したがって、第1収納部にペットボトル等の高さが高い物品を収納することができ、引出の収納量を十分に確保することが可能となる。また配管スペースの上方に浅い第2収納部が配置されることにより、配管スペースの上方の空間を収納スペースとして有効活用することが可能となる。
【0009】
上記引出は、第2収納部の底面の高さに配置される底板と、底板の第1収納部に相当する位置に形成される孔と、上方が開口した箱形状の部材であり孔にはめ込まれる収納ポケットと、を含むとよい。かかる構成によれば、引出の底板の孔に収納ポケットをはめ込むことにより、第1収納部を容易に形成することが可能となる。
【0010】
上記引出は、第2収納部の底面の高さに配置される底板と、上方が開口した箱形状の部材である収納ポケットと、収納ポケットの上部両端に形成されたフランジと、を更に含み、底板の両側縁および収納ポケットのフランジが、引出の側板の溝に差し込まれているとよい。かかる構成によれば、収納ポケットによって形成される第1収納部の幅を引出の全幅と同じ幅まで広げることができる。したがって、引出の収納量を更に高めることが可能となる。
【発明の効果】
【0011】
本発明によれば、配管との干渉を避けつつ引出の収納量を十分に確保することが可能な収納庫を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0012】
図1】本実施形態にかかる収納庫を示す図である。
図2】引出の詳細を説明する図である。
図3】本実施形態にかかる引出の第1実施例を説明する図である。
図4】本実施形態にかかる引出の第2実施例を説明する図である。
【発明を実施するための形態】
【0013】
以下に添付図面を参照しながら、本発明の好適な実施形態について詳細に説明する。かかる実施形態に示す寸法、材料、その他具体的な数値などは、発明の理解を容易とするための例示に過ぎず、特に断る場合を除き、本発明を限定するものではない。なお、本明細書及び図面において、実質的に同一の機能、構成を有する要素については、同一の符号を付することにより重複説明を省略し、また本発明に直接関係のない要素は図示を省略する。
【0014】
図1は、本実施形態にかかる収納庫100を示す図である。なお、本実施形態では、収納庫100としてキッチンのシンクキャビネットを例示するが、これに限定するものではない。例えば、洗面化粧台の収納庫等、内部に配管102が配置されている収納庫にも本発明を適用することが可能である。また理解を容易にするために、図1では、本体部110の手前側の側板を不図示とし、後述する底板によって隠れている配管102を破線にて図示している。
【0015】
図1に示すように、本実施形態の収納庫100は、本体部110および引出130を含んで構成される。本体部110は、壁(不図示)に接する背板112を有し、背板112の左右両側には一対の側板114(手前側は不図示)が配置される。側板114の上方には天板116が配置され、天板116にはシンク118が取り付けられている。シンク118からの配管102は、図1に示すように本体部110の内部を通過して水を外部に排出する。
【0016】
図1に示すように、本実施形態では、本体部110は、第1底板122、第2底板124および第3底板126からなる3つの底板を備える。第1底板122は、本体部110の手前側かつ床近傍に配置され、第2底板124は、第1底板122より奥側かつ上方に配置され配管スペース124aを形成する。第3底板126は、第2底板124より奥側かつ上方に配置される。
【0017】
第1底板122と第2底板124は、下側連結板128aによって連結されていて、第2底板124と第3底板126は、上側連結板128bによって連結されている。なお、本実施形態では、下側連結板128aおよび上側連結板128bによって各底板を連結する構成を例示したが、これに限定するものではない。例えば、第1底板122または第2底板124と下側連結板128aとが一体となった断面L字形状の板材や、第2底板124または第3底板126と上側連結板128bとが一体となった断面L字形状の板材を用いる構成としてもよい。
【0018】
なお、第3底板126には浄水器ユニット等(不図示)が設置される場合がある。このため、第3底板126は、浄水器ユニット等の重量に耐えられる程度の強度を有することが好ましい。また第3底板126は、排水管102が挿通される位置に挿通孔(不図示)が形成される。このため、第3底板126は、挿通孔を形成可能な加工性を有することが好ましい。
【0019】
上述したように3つの底板を用いる構成により、本実施形態の収納庫100は底板が2段の階段形状となっている。特に本体部110の手前側の第1底板122を低く床近傍に配置したことにより、配管スペース124aよりも前方において収納空間の高さを十分に確保することができる。そして、配管スペース124aの上方に第2底板124が配置されることにより、配管スペースの上方においても収納空間を確保することができる。
【0020】
また第3底板126が配置されることにより、配管102の大部分を目隠しすることができると共に、給水管やガス配管を横方向に引き回すためのスペースを確保することができる。したがって、引出130を取り外した際の本体部110の外観性を高めることが可能となる。更に、本実施形態のように第3底板を設けることにより、上述した浄水器ユニット等を設置するためのスペースを確保することができるという利点も得られる。
【0021】
特に、実際のリフォーム現場では、既設のキッチンを撤去して初めて排水管102の構成がわかることが多々あるが、その際には、新設のキッチンキャビネットは手配済みの状態である。このようなケースに対し本実施形態の収納庫100であれば、排水管102が中央から立ち上がっている場合、および排水管102が横方向に伸びている場合のいずれの現場においても対応することが可能となる。
【0022】
なお、排水管102のうち、水平方向に伸びる部分は、排水のための勾配をとる必要がある。このため、第3底板126と本体部110の底面との間にはある程度の高さを確保するべきであり、具体的には、第3底板126と本体部110の底面との間隔を250mm程度確保することが好ましい。
【0023】
図1に示す引出130は、被収納物(図2参照)を収納可能であり、本体部110にスライド自在に収容される。引出130は、前板132を有し、前板132の左右両側には一対の側板134が配置される。特に本実施形態では、引出130は、深い第1収納部142および浅い第2収納部144を有する。
【0024】
ここで、シンクキャビネットでは、上部にシンク118が配置されているため、図1に示す引出の上方に設けられる引出(不図示)は、十分な高さを確保することができない。そこで、本実施形態の引出130のように下方に配置される引出130において深い第1収納部142を手前側に設けることにより、シンクキャビネットにおいて高さの高い被収納物を収納することが可能となる。
【0025】
特にキッチンでは、誤使用を避ける意図、または心理的な面から、食品と洗剤を分けて保管するユーザーが多く、シンクキャビネットには洗剤が保管されるケースが多い。洗剤等のボトルは高さが高いため、シンクキャビネットに十分な深さを有する引出が設けられない場合、ユーザは、本実施形態の第3底板126に相当するキャビネットの奥側のスペースに洗剤等の背の高いボトルを収納しなければならず、洗剤等の出し入れが不便であった。
【0026】
これに対し、本実施形態のように引出130の手前側に深い第1収納部142を設けることにより、シンクキャビネットにおいて洗剤等の背の高いボトルを引出130の手前側に収納することができる。これにより、引出130を開き切ることなく洗剤等の出し入れが可能となるため、ユーザの使い勝手の向上を図ることができる。なお、このように第1収納部142には洗剤が収納されることが想定されるため、第1収納部142には耐薬品性が高い材質を用いることが好ましい。
【0027】
また、引出130の前方視での外観は、収納庫100に隣接する他の収納庫、例えばコンロキャビネットやベースキャビネット(ともに不図示)に収容される引出の外観と共通化することが好ましい。これにより、複数の収納庫の統一感を高め、キッチン全体の美観の向上を図ることが可能となる。
【0028】
図2は、引出130の詳細を説明する図である。第1収納部142は、前板132の背後に位置し、底面142aが第1底板122近傍に至る深い収納領域である。これにより、図2に示すように、配管スペース124aの前方において、大きいペットボトル等の高さが高い被収納物200aを好適に収納することができる。一方、第2収納部144は、第1収納部142より奥側に位置し、底面144aが第2底板124近傍に至る浅い収納領域である。これにより、図2に示すように、配管スペース124aの上方において、高さが低い被収納物200bを好適に収納することができる。したがって、本実施形態の収納庫100によれば、配管102との干渉を避けつつ、本体部110内の空間を最大限収納に活用することが可能となり、引出130の収納量を高めることができる。
【0029】
ここで、リフォームが必要な年代のキッチンでは、図2に示すように、配管102がキッチンの奥行き方向のほぼ中央の床から立ち上がっていて、クランク形状で壁際に引き回されている配管タイプが多い。このような配管タイプの場合、本体部110の背板112から配管102の前端(立ち上がり部分)までの奥行きD1は125~300mm程度である。このため、背板112から下側連結板128aまでの距離D2を375mm程度とすれば、配管102が中央から立ち上がっている場合であっても既設の配管102を配管スペース124a内に収めることができる。
【0030】
そして、仮に本体部110の奥行きD3を580mm程度と想定した場合、背板112から下側連結板128aまでの距離D2を375mm程度とすると、第1収納部142の奥行きD4は205mm程度となり、第1収納部142の内寸を130mm程度確保することができる。このように、第1収納部142の内寸を130mm程度確保できれば、1リットルのペットボトルや600mlのお徳用洗剤ボトルのような径が大きい被収納物を好適に収納することができる。
【0031】
また配管102の垂直方向部分を避けるためには、背板112から上側連結板128bまでの距離D5は133mm程度必要となる。すると、本体部110の奥行きD3を580mm程度と想定した場合、第2収納部144の奥行きD6は240mm程度確保でき、被収納物を収納可能な内寸は223mm程度となる。これにより、奥行き方向に幅が広い被収納物や、背の低い被収納物を好適に収納することが可能となる。
【0032】
図3は、本実施形態にかかる引出の第1実施例を説明する図である。図3(a)は、組立後の状態の引出130aの斜視図であり、図3(b)は、組立前の状態の引出130aの斜視図である。なお、先に説明した部材については、同一の符号を付すことにより説明を省略する。
【0033】
図3(a)に示すように、第1実施例の引出130aは、底板138aおよび収納ポケット150aを有する。底板138aは、第2収納部144の底面144a(図2参照)の高さに配置される板材であり、図3(b)に示すように第1収納部142(図2参照)に相当する位置にコの字形状の孔139が形成されている。収納ポケット150aは、前面および上方が開口した箱形状の部材である。
【0034】
第1実施例の引出130aを組み立てる際には、まず両側板134と背板136を取り付ける。底板138aの両側縁を2つの側板134の溝134aへ、底板138aの後縁を背板136の溝136aに差し込み、底板138aの前部と側板134の前部を前板132の背面に固定し、底板138aの孔139に収納ポケット150aをはめ込む。これにより、収納ポケット150aのフランジ152が底板138aの孔139の両側の面に係止され、図3(a)に示すように引出130aが組み立てられる。かかる構成によれば、引出130aの底板138aの孔139に収納ポケット150aをはめ込むことにより、第1収納部142(図2参照)を容易に形成することができる。したがって、引出組立時の作業効率を高めることが可能となる。
【0035】
このとき、第1実施例の引出130aでは、図3(b)に示すように、底板138aは、上方視において前側が開口したコの字形状を有する。これにより、図3(a)に示すように引出130aを組み立てた際に、収納ポケット150aのフランジ152が底板138aによって支持された状態となるため、第1収納部142において高い強度を得ることが可能となる。
【0036】
図4は、本実施形態にかかる引出の第2実施例を説明する図である。図4(a)は、組立後の状態の引出130bの斜視図であり、図4(b)は、組立前の状態の引出130bの斜視図である。なお、先に説明した部材については、同一の符号を付すことにより説明を省略する。
【0037】
図4(a)に示すように、第2実施例の引出130bは、底板138bおよび収納ポケット150bを有する。底板138bは、第2収納部144の底面144a(図2参照)の高さに配置される板材である。収納ポケット150bは、上方が開口した箱形状の部材であり、上部の両縁にフランジ152が形成されている。
【0038】
第2実施例の引出130bを組み立てる際には、まず、両側板134と背板136を取り付ける。底板138bの両側縁を2つの側板134の溝134aへ、底板138aの後縁を背板136の溝136aに差し込む。そして、収納ポケット150bのフランジ152を側板134の溝134aに差し込み、側板134の前部を前板132の背面に固定する。これにより、収納ポケット150bのフランジ152が側板134によって支持され、図4(a)に示すように引出130bが組み立てられる。かかる構成によれば、収納ポケット150bによって形成される第1収納部142(図2参照)の幅を引出130bの全幅と同じ幅まで広げることができるため、第1収納部142ひいては引出130bの収納量を更に高めることが可能となる。
【0039】
以上、添付図面を参照しながら本発明の好適な実施形態について説明したが、本発明は係る例に限定されないことは言うまでもない。当業者であれば、特許請求の範囲に記載された範疇内において、各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、それらについても当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
【産業上の利用可能性】
【0040】
本発明は、被収納物を収納可能な引出、および引出をスライド自在に収容する本体部とを備えた収納庫に利用することができる。
【符号の説明】
【0041】
100…収納庫、102…排水管、110…本体部、112…背板、114…側板、116…天板、118…シンク、122…第1底板、124…第2底板、124a…配管スペース、126…第3底板、128a…下側連結板、128b…上側連結板、130…引出、130a…引出、130b…引出、132…前板、134…側板、134a…溝、136…背板、136a…溝、138a…底板、138b…底板、139…孔、142…第1収納部、142a…底面、144…第2収納部、144a…底面、150a…収納ポケット、150b…収納ポケット、152…フランジ、200a…被収納物、200b…被収納物
図1
図2
図3
図4