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特許7119124検索動作出力要素のアクションインジケータ
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2022-08-05
(45)【発行日】2022-08-16
(54)【発明の名称】検索動作出力要素のアクションインジケータ
(51)【国際特許分類】
   G06F 16/9038 20190101AFI20220808BHJP
【FI】
G06F16/9038
【請求項の数】 21
(21)【出願番号】P 2020564574
(86)(22)【出願日】2019-05-13
(65)【公表番号】
(43)【公表日】2021-09-02
(86)【国際出願番号】 US2019031985
(87)【国際公開番号】W WO2019222083
(87)【国際公開日】2019-11-21
【審査請求日】2021-01-13
(31)【優先権主張番号】15/983,466
(32)【優先日】2018-05-18
(33)【優先権主張国・地域又は機関】US
(73)【特許権者】
【識別番号】502208397
【氏名又は名称】グーグル エルエルシー
【氏名又は名称原語表記】Google LLC
【住所又は居所原語表記】1600 Amphitheatre Parkway 94043 Mountain View, CA U.S.A.
(74)【代理人】
【識別番号】100108453
【弁理士】
【氏名又は名称】村山 靖彦
(74)【代理人】
【識別番号】100110364
【弁理士】
【氏名又は名称】実広 信哉
(74)【代理人】
【識別番号】100133400
【弁理士】
【氏名又は名称】阿部 達彦
(72)【発明者】
【氏名】ブレント・ジョーセフ・キーヴィット-キラー
【審査官】木村 大吾
(56)【参考文献】
【文献】特開2011-192223(JP,A)
【文献】特開2011-039625(JP,A)
【文献】米国特許出願公開第2011/0320443(US,A1)
【文献】米国特許出願公開第2015/0317319(US,A1)
【文献】米国特許出願公開第2014/0172892(US,A1)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
G06F 16/00-16/958
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
コンピュータにより実施される方法であって、
1つまたは複数のコンピューティングデバイスを含むコンピュータシステムによって、ユーザデバイスからの検索クエリに応答して、前記検索クエリに応答して実行される検索動作に基づく検索動作出力要素を受信するステップであって、
各検索動作出力要素が、
前記検索クエリに応答する検索動作出力要素が前記ユーザデバイスのユーザに表示される検索結果環境において表示するための要素であり、かつ
前記ユーザによってそれぞれ個別に選択可能である、ステップと、
前記コンピュータシステムによって、検索動作出力要素ごとにアクションインジケータを提供するかどうかを決定するステップであって、
前記アクションインジケータが、前記検索動作出力要素の表示と同時に表示されるように構成され、
前記アクションインジケータは、前記検索動作出力要素に対するユーザアクションを示し、
検索動作出力要素ごとに前記アクションインジケータを提供するかどうかを決定するステップは、以前のユーザセッション中に前記検索動作出力要素を選択した後に前記ユーザアクションを実行した以前のユーザの割合に少なくとも部分的に基づいて、検索動作出力要素ごとに前記アクションインジケータを提供するかどうかを決定するステップを含む、ステップと、
前記コンピュータシステムによって、前記検索結果環境において表示するための前記ユーザデバイスに、前記検索動作出力要素を提供し、前記アクションインジケータが提供される検索動作出力要素ごとに、前記検索動作出力要素のインジケータアイコンデータを提供するステップと
を備える、方法。
【請求項2】
以前のユーザセッション中に前記検索動作出力要素を選択した後に前記ユーザアクションを実行した以前のユーザの前記割合に少なくとも部分的に基づいて、前記検索動作出力要素ごとに前記アクションインジケータ提供するかどうかを決定するステップが、前記ユーザアクションを実行したユーザの前記割合はあらかじめ定められたしきい値を超えるかどうかを決定するステップをさらに備える、請求項1に記載の方法。
【請求項3】
以前のユーザセッション中に前記検索動作出力要素を選択した後に前記ユーザアクションを実行した以前のユーザの前記割合に少なくとも部分的に基づいて、前記検索動作出力要素ごとに前記アクションインジケータ提供するかどうかを決定するステップが、前記ユーザアクションを実行したユーザの前記割合は異常値であるかどうかを決定するステップをさらに備える、請求項1に記載の方法。
【請求項4】
前記ユーザアクションを実行したユーザの前記割合は異常値であるかどうかを決定するステップは、前記ユーザアクションを実行したユーザの前記割合が、他潜在的なユーザアクションを記述するデータの結果に到達するユーザの平均割合からの1標準偏差より大きいかどうかを決定するステップをさらに備える、請求項3に記載の方法。
【請求項5】
記ユーザアクションが、関連する検索結果のブラウジング、特定の検索結果の保存、特定の検索結果の共有、特定の検索結果に関連するホストサイトへのクリック、および1つの特定の検索結果に費やされる時間のうちの1つを備える、請求項1に記載の方法。
【請求項6】
前記検索動作出力要素が検索結果である、請求項1に記載の方法。
【請求項7】
前記検索動作出力要素が検索クエリの提案である、請求項1に記載の方法。
【請求項8】
データ処理装置と、
前記データ処理装置とデータ通信し、前記データ処理装置によって実行可能な命令を記憶した非一時的コンピュータ可読ストレージ媒体と
を備え、前記命令の実行時に、前記データ処理装置に、
ユーザデバイスからの検索クエリに応答して、前記検索クエリに応答して実行される検索動作に基づく検索動作出力要素を受信することであって、
各検索動作出力要素が、
前記検索クエリに応答する検索動作出力要素が前記ユーザデバイスのユーザに表示される検索結果環境において表示するための要素であり、かつ
前記ユーザによってそれぞれ個別に選択可能である、受信することと、
検索動作出力要素ごとにアクションインジケータを提供するかどうかを決定することであって、
前記アクションインジケータが、前記検索動作出力要素の表示と同時に表示されるように構成され、
前記アクションインジケータは、前記検索動作出力要素に対するユーザアクションを示し、
検索動作出力要素ごとに前記アクションインジケータを提供するかどうかを決定することは、以前のユーザセッション中に前記検索動作出力要素を選択した後に前記ユーザアクションを実行した以前のユーザの割合に少なくとも部分的に基づいて、検索動作出力要素ごとに前記アクションインジケータを提供するかどうかを決定することを含む、決定することと、
前記検索結果環境において表示するための前記ユーザデバイスに、前記検索動作出力要素を提供し、前記アクションインジケータが提供される検索動作出力要素ごとに、前記検索動作出力要素のインジケータアイコンデータを提供することと
を備える動作を実行させる、
システム。
【請求項9】
以前のユーザセッション中に前記検索動作出力要素を選択した後に前記ユーザアクションを実行した以前のユーザの前記割合に少なくとも部分的に基づいて、前記検索動作出力要素ごとに前記アクションインジケータ提供するかどうかを決定することが、前記ユーザアクションを実行したユーザの前記割合はあらかじめ定められたしきい値を超えるかどうかを決定することをさらに備える、請求項8に記載のシステム。
【請求項10】
以前のユーザセッション中に前記検索動作出力要素を選択した後に前記ユーザアクションを実行した以前のユーザの前記割合に少なくとも部分的に基づいて、前記検索動作出力要素ごとに前記アクションインジケータ提供するかどうかを決定することが、前記ユーザアクションを実行したユーザの前記割合は異常値であるかどうかを決定することをさらに備える、請求項8に記載のシステム。
【請求項11】
前記ユーザアクションを実行したユーザの前記割合は異常値であるかどうかを決定することが、前記ユーザアクションを実行したユーザの前記割合が、他潜在的なユーザアクションを記述するデータの結果に到達するユーザの平均割合からの1標準偏差より大きいかどうかを決定することをさらに備える、請求項10に記載のシステム。
【請求項12】
記ユーザアクションが、関連する検索結果のブラウジング、特定の検索結果の保存、特定の検索結果の共有、特定の検索結果に関連するホストサイトへのクリック、および1つの特定の検索結果に費やされる時間のうちの1つを備える、請求項8に記載のシステム。
【請求項13】
前記検索動作出力要素が検索結果である、請求項8に記載のシステム。
【請求項14】
前記検索動作出力要素が検索クエリの提案である、請求項8に記載のシステム。
【請求項15】
コンピュータプログラムで符号化された非一時的コンピュータストレージ媒体であって、前記コンピュータプログラムが、データ処理装置によって実行されたときに、前記データ処理装置に、
ユーザデバイスからの検索クエリに応答して、前記検索クエリに応答して実行される検索動作に基づく検索動作出力要素を受信することであって、
各検索動作出力要素が、
前記検索クエリに応答する検索動作出力要素が前記ユーザデバイスのユーザに表示される検索結果環境において表示するための要素であり、かつ
前記ユーザによってそれぞれ個別に選択可能である、受信することと、
検索動作出力要素ごとにアクションインジケータを提供するかどうかを決定することであって、
前記アクションインジケータが、前記検索動作出力要素の表示と同時に表示されるように構成され、
前記アクションインジケータは、前記検索動作出力要素に対するユーザアクションを示し、
検索動作出力要素ごとに前記アクションインジケータを提供するかどうかを決定することは、以前のユーザセッション中に前記検索動作出力要素を選択した後に前記ユーザアクションを実行した以前のユーザの割合に少なくとも部分的に基づいて、検索動作出力要素ごとに前記アクションインジケータを提供するかどうかを決定することを含む、決定することと、
前記検索結果環境において表示するための前記ユーザデバイスに、前記検索動作出力要素を提供し、前記アクションインジケータが提供される検索動作出力要素ごとに、前記検索動作出力要素のインジケータアイコンデータを提供することと
を備える動作を実行させる命令を備える、非一時的コンピュータストレージ媒体。
【請求項16】
以前のユーザセッション中に前記検索動作出力要素を選択した後に前記ユーザアクションを実行した以前のユーザの前記割合に少なくとも部分的に基づいて、前記検索動作出力要素ごとに前記アクションインジケータ提供するかどうかを決定することが、前記ユーザアクションを実行したユーザの前記割合はあらかじめ定められたしきい値を超えるかどうかを決定することをさらに備える、請求項15に記載の非一時的コンピュータストレージ媒体。
【請求項17】
以前のユーザセッション中に前記検索動作出力要素を選択した後に前記ユーザアクションを実行した以前のユーザの前記割合に少なくとも部分的に基づいて、前記検索動作出力要素ごとに前記アクションインジケータ提供するかどうかを決定することが、前記ユーザアクションを実行したユーザの前記割合は異常値であるかどうかを決定することをさらに備える、請求項15に記載の非一時的コンピュータストレージ媒体。
【請求項18】
前記ユーザアクションを実行したユーザの前記割合は異常値であるかどうかを決定することが、前記ユーザアクションを実行したユーザの前記割合が、他潜在的なユーザアクションを記述するデータの結果に到達するユーザの平均割合からの1標準偏差より大きいかどうかを決定することをさらに備える、請求項17に記載の非一時的コンピュータストレージ媒体。
【請求項19】
記ユーザアクションが、関連する検索結果のブラウジング、特定の検索結果の保存、特定の検索結果の共有、特定の検索結果に関連するホストサイトへのクリック、および1つの特定の検索結果に費やされる時間のうちの1つを備える、請求項15に記載の非一時的コンピュータストレージ媒体。
【請求項20】
前記検索動作出力要素が検索結果である、請求項15に記載の非一時的コンピュータストレージ媒体。
【請求項21】
前記検索動作出力要素が検索クエリの提案である、請求項15に記載の非一時的コンピュータストレージ媒体。
【発明の詳細な説明】
【背景技術】
【0001】
ユーザデバイスは、様々な情報へのアクセスを提供する。たとえば、デジタル画像ファイル、ビデオおよび/またはオーディオファイル、ならびに特定の主題または特定のニュース記事のリソースには、インターネット経由でアクセスすることができる。この情報は、ユーザデバイスで実行されているウェブブラウザ、およびユーザデバイスで実行されているネイティブアプリケーションにおいて閲覧され得る。検索エンジンは、リソースの検索を容易にするために、これらのリソースをクロールしてインデックスを付ける。したがって、ユーザが関心を持つ可能性のあるほぼすべての主題について、ユーザがすぐに利用可能な大量の情報がある。
【0002】
ユーザは、ユーザがユーザデバイス上で閲覧しているコンテンツに関連する情報を望む可能性がある。検索動作の場合、そのようなコンテンツは、たとえば、検索結果(テキストまたは画像のいずれか)、およびクエリの提案である可能性がある。そのような情報は、検索システムがユーザにとって有用である可能性があると決定した情報を示すアイコンまたは他の注釈機能の形式で提供され得る。
【発明の概要】
【課題を解決するための手段】
【0003】
本明細書は、過去の集計行動に基づいた検索結果環境における検索動作出力要素のアクションインジケータに関連する技術について記述する。
【0004】
一般に、本明細書に記載される主題の1つの革新的な態様は、ユーザデバイスからの検索クエリに応答して、検索クエリに応答して実行される検索動作に基づく検索動作出力要素を受信するステップであって、各検索動作出力要素は、検索クエリに応答する検索動作出力要素がユーザデバイスのユーザに表示される検索結果環境において表示することができる要素であり、ユーザによってそれぞれ個別に選択可能である、ステップと、検索動作出力要素ごとにアクションインジケータを提供するかどうかを決定するステップと、検索結果環境において表示するためのユーザデバイスに、検索動作出力要素を提供し、1つまたは複数のアクションインジケータが提供される検索動作出力要素ごとに、検索動作出力要素のアクションインジケータデータを提供するステップとのアクションを含む方法において具体化することができる。
【0005】
これらおよび他の実施形態はそれぞれ、任意で、以下の特徴のうちの1つまたは複数を含むことができる。
【0006】
いくつかの例では、本方法は、互いに異なる複数のユーザアクションのユーザアクションごとに、ユーザによって検索動作出力要素が選択されたユーザセッション中に検索動作出力要素を選択した後にユーザアクションを実行したユーザの割合を記述するデータを取得するステップと、ユーザアクションごとに、ユーザアクションを実行したユーザの割合に基づいて、検索動作出力要素をアクションインジケータに提供するかどうかを決定するステップであって、アクションインジケータは、ユーザアクションを示し、複数のユーザアクションの他のユーザアクションのアクションインジケータとは異なる、ステップと、アクションインジケータが提供されると決定されたユーザアクションごとに、アクションインジケータを検索動作出力要素とともに表示させるアクションインジケータデータを提供するステップとによって、検索動作出力要素ごとにアクションインジケータを提供するかどうかを決定するステップを含む。
【0007】
いくつかの例では、ユーザアクションごとに、ユーザアクションを実行したユーザの割合に基づいて、検索動作出力要素をアクションインジケータに提供するかどうかを決定するステップは、ユーザアクションを実行したユーザの割合はあらかじめ定められたしきい値を超えるかどうかを決定するステップをさらに含む。いくつかの例では、ユーザアクションごとに、ユーザアクションを実行したユーザの割合に基づいて、検索動作出力要素をアクションインジケータに提供するかどうかを決定するステップは、ユーザアクションを実行したユーザの割合は異常値であるかどうかを決定するステップをさらに含む。いくつかの例では、ユーザアクションを実行したユーザの割合は異常値であるかどうかを決定するステップは、ユーザアクションを実行したユーザの割合は、他の複数のユーザアクションを記述するデータの結果に到達するユーザの平均割合からの1標準偏差より大きいかどうかを決定するステップをさらに含む。
【0008】
いくつかの例では、複数のユーザアクションは、関連する検索結果のブラウジング、特定の検索結果の保存、特定の検索結果の共有、特定の検索結果に関連するホストサイトへのクリック、および1つの特定の検索結果に費やされる時間の少なくとも1つを含む。
【0009】
いくつかの例では、検索動作出力要素は検索結果である。
【0010】
いくつかの例では、検索動作出力要素は検索クエリの提案である。
【0011】
一般に、本明細書に記載される主題の別の革新的な態様は、データ処理装置と、データ処理装置とデータ通信し、データ処理装置によって実行可能な命令を記憶し、そのような実行時に、データ処理装置に動作を実行させる、非一時的コンピュータ可読ストレージ媒体とを含むシステムにおいて具体化することができる。本動作は、ユーザデバイスからの検索クエリに応答して、検索クエリに応答して実行される検索動作に基づく検索動作出力要素を受信するステップであって、各検索動作出力要素は、検索クエリに応答する検索動作出力要素がユーザデバイスのユーザに表示される検索結果環境において表示することができる要素であり、ユーザによってそれぞれ個別に選択可能である、ステップと、検索動作出力要素ごとにアクションインジケータを提供するかどうかを決定するステップと、検索結果環境において表示するためのユーザデバイスに、検索動作出力要素を提供し、1つまたは複数のアクションインジケータが提供される検索動作出力要素ごとに、検索動作出力要素のアクションインジケータデータを提供するステップとを含む。
【0012】
いくつかの例では、検索動作出力要素ごとにアクションインジケータを提供するかどうかを決定する動作は、互いに異なる複数のユーザアクションのユーザアクションごとに、ユーザによって検索動作出力要素が選択されたユーザセッション中に検索動作出力要素を選択した後にユーザアクションを実行したユーザの割合を記述するデータを取得することと、ユーザアクションごとに、ユーザアクションを実行したユーザの割合に基づいて、検索動作出力要素をアクションインジケータに提供するかどうかを決定することであって、アクションインジケータは、ユーザアクションを示し、複数のユーザアクションの他のユーザアクションのアクションインジケータとは異なる、ことと、アクションインジケータが提供されると決定されたユーザアクションごとに、アクションインジケータを検索動作出力要素とともに表示させるアクションインジケータデータを提供することとを含む。
【0013】
いくつかの例では、ユーザアクションごとに、ユーザアクションを実行したユーザの割合に基づいて、検索動作出力要素をアクションインジケータに提供するかどうかを決定する動作は、ユーザアクションを実行したユーザの割合はあらかじめ定められたしきい値を超えるかどうかを決定することを含む。いくつかの例では、ユーザアクションごとに、ユーザアクションを実行したユーザの割合に基づいて、検索動作出力要素をアクションインジケータに提供するかどうかを決定する動作は、ユーザアクションを実行したユーザの割合は異常値であるかどうかを決定することを含むことができる。いくつかの例では、ユーザアクションを実行したユーザの割合は異常値であるかどうかを決定する動作は、ユーザアクションを実行したユーザの割合は、他の複数のユーザアクションを記述するデータの結果に到達するユーザの平均割合からの1標準偏差より大きいかどうかを決定することを含むことができる。
【0014】
いくつかの例では、複数のユーザアクションは、関連する検索結果のブラウジング、特定の検索結果の保存、特定の検索結果の共有、特定の検索結果に関連するホストサイトへのクリック、および1つの特定の検索結果に費やされる時間の少なくとも1つを含む。いくつかの例では、検索動作出力要素は検索結果である。いくつかの例では、検索動作出力要素は検索クエリの提案である。
【0015】
一般に、本明細書に記載される主題の別の革新的な態様は、コンピュータプログラムで符号化された非一時的コンピュータストレージ媒体において具体化することができ、コンピュータプログラムは、データ処理装置によって実行されたときに、データ処理装置に動作を実行させる命令を含む。本動作は、ユーザデバイスからの検索クエリに応答して、検索クエリに応答して実行される検索動作に基づく検索動作出力要素を受信することであって、各検索動作出力要素は、検索クエリに応答する検索動作出力要素がユーザデバイスのユーザに表示される検索結果環境において表示することができる要素であり、ユーザによってそれぞれ個別に選択可能である、ことと、検索動作出力要素ごとにアクションインジケータを提供するかどうかを決定することと、検索結果環境において表示するためのユーザデバイスに、検索動作出力要素を提供し、1つまたは複数のアクションインジケータが提供される検索動作出力要素ごとに、検索動作出力要素のアクションインジケータデータを提供することとを含む。
【0016】
いくつかの例では、検索動作出力要素ごとにアクションインジケータを提供するかどうかを決定する動作は、互いに異なる複数のユーザアクションのユーザアクションごとに、ユーザによって検索動作出力要素が選択されたユーザセッション中に検索動作出力要素を選択した後にユーザアクションを実行したユーザの割合を記述するデータを取得することと、ユーザアクションごとに、ユーザアクションを実行したユーザの割合に基づいて、検索動作出力要素をアクションインジケータに提供するかどうかを決定することであって、アクションインジケータは、ユーザアクションを示し、複数のユーザアクションの他のユーザアクションのアクションインジケータとは異なる、ことと、アクションインジケータが提供されると決定されたユーザアクションごとに、アクションインジケータを検索動作出力要素とともに表示させるアクションインジケータデータを提供することとを含む。
【0017】
いくつかの例では、ユーザアクションごとに、ユーザアクションを実行したユーザの割合に基づいて、検索動作出力要素をアクションインジケータに提供するかどうかを決定する動作は、ユーザアクションを実行したユーザの割合はあらかじめ定められたしきい値を超えるかどうかを決定することを含む。いくつかの例では、ユーザアクションごとに、ユーザアクションを実行したユーザの割合に基づいて、検索動作出力要素をアクションインジケータに提供するかどうかを決定する動作は、ユーザアクションを実行したユーザの割合は異常値であるかどうかを決定することを含むことができる。いくつかの例では、ユーザアクションを実行したユーザの割合は異常値であるかどうかを決定する動作は、ユーザアクションを実行したユーザの割合は、他の複数のユーザアクションを記述するデータの結果に到達するユーザの平均割合からの1標準偏差より大きいかどうかを決定することを含むことができる。
【0018】
いくつかの例では、複数のユーザアクションは、関連する検索結果のブラウジング、特定の検索結果の保存、特定の検索結果の共有、特定の検索結果に関連するホストサイトへのクリック、および1つの特定の検索結果に費やされる時間の少なくとも1つを含む。いくつかの例では、検索動作出力要素は検索結果である。いくつかの例では、検索動作出力要素は検索クエリの提案である。
【0019】
この態様の他の実施形態は、コンピュータストレージデバイス上に符号化された、方法のアクションを実行するように構成された、対応するシステム、装置、およびコンピュータプログラムを含む。
【0020】
本明細書に記載される主題の特定の実施形態は、以下の利点のうちの1つまたは複数を実現するように実装することができる。機械学習の場合、検索結果からユーザによって実行される可能性のあるアクションを決定することは非常に難しいプロセスである。そのような結果を正確に予測するようにシステムをトレーニングすることは、非常に時間とリソースを消費する可能性がある。さらに、特定の検索動作出力要素(たとえば、検索結果、検索クエリの提案など)のアクションインジケータによって最も容易になるアクションを決定することは、非常に困難であり、エラーが発生しやすい可能性がある。
【0021】
いくつかの実装形態では、アクションインジケータ(本明細書では「バッジ」と呼ばれることもある)は、検索動作出力要素を消費した後にユーザによって実行されるフォローアップアクションをユーザに識別する。フォローアップアクションは、検索動作要素を消費した直後、あるいは検索動作要素を消費した後にユーザによって実行される1つまたは複数の中間ステップの後に実行され得る。これにより、ユーザは、検索動作要素の消費に応じて実行することができるアクションに関する追加情報を受信することができるようになる。検索出力要素の選択に応答して実行される可能性が高いアクションに関するそのような情報は、購入を行うこと、写真/ビデオを保存すること、ソーシャルメディアにおいて写真/ビデオにタグを付けることなどを含む。
【0022】
いくつかの実装形態では、どのアクションインジケータが所与のクエリに提供されるべきかを決定するために、ユーザデータのクラウドソーシング情報が使用される。最も良く記述し、ノイズの影響を受けにくいユーザログからの新しいデータを使用することができる。言い換えれば、この改善は機能に依存せず、再トレーニングが必要な学習済みシステムよりも堅牢である。さらに、ユーザデータに基づくクラウドソーシングにより、機械学習プロセス、またはリソースのソースコードに基づいた個々のウェブページの調査が不要になる。
【0023】
さらに、アクションインジケータは、検索動作出力要素の選択に応答して頻繁に実行されるアクションの表示をユーザに提供することによって、ユーザが特定の検索動作出力要素を選択するかどうかを決定する際に役立つ情報をユーザに提供する。これにより、ユーザはより早く結果に到着することができ、場合によっては、ユーザは他の方法では到達できない結果に到着することができるようになる。さらに、他の方法では知ることのできない新しい機能についてユーザに教える(たとえば、保存可能なアクションインジケータを通じて保存アクションについて学習する)ために、アクションインジケータを使用することができる。
【0024】
さらに、アクションインジケータを使用すると、提示された情報に関してユーザにより多くの情報が提供されるため、クエリ処理サイクルの数が減る。これにより、必要な処理リソースが削減され、システム全体の帯域幅要件が削減される(または、処理リソースを相応に増やすことなく、より多くのユーザにサービスを提供することができるようにする)。したがって、検索処理の技術分野におけるこの改善は、以下に記述するシステムおよび方法によって実現される別の明確な利点である。
【0025】
本明細書に記載される主題の1つまたは複数の実施形態の詳細は、添付の図面および以下の記述に記載されている。主題の他の特徴、態様、および利点は、記述、図面、および特許請求の範囲から明らかになるであろう。
【図面の簡単な説明】
【0026】
図1】検索クエリ評価およびアクションインジケータシステムを実装することができる例示的な環境のブロック図である。
図2】検索クエリからのアクションインジケータを備えた検索動作出力要素を提示する例示的なユーザインターフェースのスクリーンショットを示す図である。
図3】検索クエリ評価およびアクションインジケータシステムを使用するための例示的なプロセスのフローチャートである。
図4】検索クエリ評価およびアクションインジケータシステムを使用するための例示的なプロセスのフローチャートである。
図5】検索クエリ評価およびアクションインジケータシステムを使用するための例示的なプロセスのフローチャートである。
図6】本開示で記述される方法、システム、およびプロセスを実装するために使用することができる例示的なコンピュータシステムのブロック図である。
【発明を実施するための形態】
【0027】
様々な図面における同様の参照番号と指定は、同様の要素を示す。
【0028】
検索動作に基づいて検索動作出力要素を受信することと、検索動作出力要素ごとに、検索動作出力要素の下流の相互作用の過去の総使用量に基づいてアクションインジケータを提供することとを行うためのシステム、方法、およびコンピュータプログラム製品について記述する。本明細書で使用されるように、検索動作出力要素は、検索結果に応答してユーザデバイス上に表示するために提供される選択可能な要素であり、選択されると、別の検索動作を呼び出すか、またはユーザデバイスにリソースを受信させる。検索動作出力要素の例は、クエリの提案、テキスト検索結果、画像検索要求などである。
【0029】
アクションインジケータは、検索動作出力要素とは別の要素であり、検索動作出力要素とともに表示され得る。特定の検索動作出力要素のアクションインジケータは、検索動作出力要素の選択に応答してユーザによって実行されたアクションを示す。たとえば、検索動作出力要素を選択した後にユーザアクションを実行したユーザの割合を決定するために、ユーザアクションごとにデータを取得することができる。ユーザアクションを実行したユーザの割合に基づいて、本システムは、検索動作出力要素をアクションインジケータに提供して表示するかどうかを決定する。
【0030】
いくつかの実装形態では、本明細書に記載される主題は、アクションインジケータを使用することによって検索動作出力要素を選択することに応答してどのアクションが最も頻繁に実行されるかをユーザに示すために、クラウドソーシングを使用する。いくつかの実装形態では、この技術は、ユーザがより具体的なクエリを取得するために実行することができる絞込みクエリを示す、画像検索からのガイド付き「チップ絞込み」(クエリの提案)にバッジを付けるために使用することができる。バッジは、所与のガイド付きチップを選択した後に以前のユーザが実行したアクションのタイプを示すアクションインジケータである。いくつかの実装形態では、画像検索から各画像にバッジを付けること、またはテキスト検索から各テキスト結果にバッジを付けることを行うためにこの技術を使用することができ、各バッジはアクションインジケータである。
【0031】
いくつかの実装形態では、バッジによって示すことができるいくつかの例示的なアクションは、メディアコンテンツを保存すること、メディアコンテンツを共有すること、複数の画像または関連するメディアコンテンツをブラウジングすること、ホストサイト(たとえば、製品を有するホストサイト)をクリックすること、購入を行うこと、メディアコンテンツの閲覧に一定の時間を費やすこと、追加のクエリの絞込みを作成することなどを含む。
【0032】
いくつかの実装形態では、アクションインジケータを作成するためのプロセスは、アクションが実行されたユーザの割合がアクションインジケータごとに異なる潜在的な結果に分類されることを示すデータを受信することを含むことができる。表示するために選択され得る複数のアクションインジケータがある場合、本システムは、すべてのアクションインジケータを表示することを決定し得る。他の実装形態では、本システムは、1つまたは複数のパフォーマンスメトリックに基づいて特定のアクションインジケータを選択し得る。アクションインジケータごとに決定されるそのようなパフォーマンスメトリックの1つは、アクションインジケータによって示されるアクションを実際に実行するユーザの特定の割合に基づいている。割合は、あらかじめ定められたしきい値と比較することができる。しきい値は、固定のしきい値であってもよく、アクションの統計に基づく異常値のしきい値であってもよく、たとえば、アクションを実行するユーザの平均割合からの1標準偏差より大きい場合がある。
【0033】
これらの機能と追加機能については、以下でより詳細に記述する。
【0034】
図1は、検索処理システムにおいてアクションインジケータシステムを実装することができる例示的な環境100のブロック図である。ローカルエリアネットワーク(LAN)、ワイドエリアネットワーク(WAN)、インターネット、またはそれらの組合せなどのコンピュータネットワーク102は、発行者ウェブサイト104、ユーザデバイス106、および検索エンジン110を接続する。オンライン環境100は、何千もの発行者ウェブサイト104およびユーザデバイス106を含み得る。
【0035】
発行者ウェブサイト104は、ドメイン名に関連付けられ、1つまたは複数のサーバによってホストされる1つまたは複数のリソース105を含む。例示的なウェブサイトは、テキスト、画像、マルチメディアコンテンツ、およびスクリプトなどのプログラミング要素を含むことができるハイパーテキストマークアップ言語(HTML)においてフォーマットされたウェブページのコレクションである。各発行者ウェブサイト104は、発行者ウェブサイト104を制御、管理、および/または所有するエンティティであるコンテンツ発行者によって維持されている。
【0036】
リソースは、ネットワーク102を介して発行者ウェブサイト104によって提供され得、リソースアドレスに関連付けられている任意のデータである。リソースは、ほんの数例を挙げると、HTMLページ、ワープロ文書、ポータブルドキュメントフォーマット(PDF)ドキュメント、画像、ビデオ、およびフィードソースなどを含む。リソースは、単語、フレーズ、画像などのコンテンツを含むことができ、また埋込み情報(メタ情報およびハイパーリンクなど)および/または埋込み命令(スクリプトなど)を含み得る。
【0037】
ユーザデバイス106は、ネットワーク102を介してリソースを要求および受信することができる電子デバイスである。例示的なユーザデバイス106は、ネットワーク102を介してデータを送受信することができるパーソナルコンピュータ、モバイル通信デバイス、および他のデバイスを含む。ユーザデバイス106は、通常、ネットワーク102を介したデータの送受信を容易にするために、ウェブブラウザまたは他の何らかのアプリケーションなどのユーザプリケーションを含む。ユーザデバイス106は、アプリケーションを使用してメディアを提示することができる。メディアは、ユーザがユーザデバイス106上で実行されているアプリケーションを使用して消費する画像、ビデオ、オーディオ、テキスト、またはそれらの何らかの組合せである。ウェブブラウザは、ユーザが、ワールドワイドウェブまたはローカルエリアネットワーク上のウェブサイトのウェブページに通常配置されているテキスト、画像、ビデオ、音楽、および他の情報を表示すること、およびそれらと対話することを可能にすることができる。
【0038】
これらのリソース105の検索を容易にするために、検索エンジン110は、発行者ウェブサイト104をクロールし、発行者ウェブサイト104によって提供されるリソースにインデックスを付けることによってリソースを識別する。リソースのインデックス付きおよび任意でキャッシュされたコピーは、インデックス112に記憶される。
【0039】
ユーザデバイス106は、検索クエリ109を検索エンジン110に提出する。検索クエリ109は、検索要求を含む検索要求の形式で提出される。検索要求に応答して、検索エンジン110は、クエリに関連するリソースを識別するためにインデックス112を使用する。検索エンジン110は、検索結果111の形式でリソースを識別し、検索結果ページリソースにおいてユーザデバイス106に検索結果を返す。検索結果は、特定の検索クエリを満たすリソースを識別する検索エンジン110によって生成されたデータであり、リソースのリソースロケータを含む。検索結果の例は、ウェブページのタイトル、ウェブページから抽出されたテキストのスニペット、およびウェブページのURLを含むことができる。
【0040】
検索結果は、情報検索(IR)スコアなどの検索結果によって識別されたリソースに関連するスコアに基づいてランク付けされ、任意で、他のリソースに対する各リソースの個別のランク付け(たとえば、権限スコア)に基づいてランク付けされる。検索結果はこれらのスコアに従って順序付けられ、順序に従ってユーザデバイスに提供される。
【0041】
ユーザデバイス106は、検索結果ページを受信し、ユーザに提示するためにページをレンダリングする。ユーザがユーザデバイス106において検索結果を選択することに応答して、ユーザデバイス106は、選択された検索結果に含まれるリソースロケータによって識別されるリソースを要求する。リソースをホストする発行者ウェブサイト104の発行者は、ユーザデバイス106からリソースの要求を受信し、要求しているユーザデバイス106にリソースを提供する。
【0042】
いくつかの実装形態では、ユーザデバイス106から提出されたクエリ109は、クエリログ114に記憶される。クエリのクリックデータおよび検索結果によって参照されるウェブページは、選択ログ116に記憶される。クエリログ114および選択ログ116は、一意の識別子に関連付けられる以前の検索要求からの、およびそれに関連するデータを含む検索履歴データ117を定義する。クリックログは、検索エンジン110によって提供される検索出力要素(たとえば、検索結果、検索クエリの提案、および検索クエリの絞込み)に応答して実行されるアクションを定義する。ユーザデバイスによって提出されたクエリを、それらが参照するこれらの検索出力要素およびリソース(たとえば、検索結果のために識別されたウェブページ)およびユーザによって実行されたアクションにマッピングするために、クエリログ114および選択ログ116を使用することができる。したがって、ユーザデバイスによって提出されたクエリのシーケンス、クエリおよび検索動作出力要素に応答して実行されたアクション、およびクエリが送信される頻度を決定するために、検索エンジンによって選択ログ116およびクエリログ114を使用することができる。
【0043】
ユーザの検索動作出力要素を強化する1つの方法は、以前のユーザが利用可能な異なるアクションに対してどのアクションを実行したかを示すアクションインジケータを提供することである。次いで、特定のユーザは、検索履歴データ117に基づいて、検索動作出力要素の選択によって最も容易にまたは誘発されるように見えるアクションに関して通知され得る。検索動作出力要素の「バッジ」の形式でアクションインジケータを作成し、以前のユーザの下流の相互作用の過去の総使用量に基づいて視覚的な表示を提供するために、アクションインジケータサブシステム130を使用することができる。
【0044】
たとえば、図1に示されるように、ユーザデバイス106は、アプリケーション120を使用してクエリ結果122を提示することができる。クエリ結果122は、検索動作出力要素124A~124N(以下、一般に検索動作出力要素124と呼ばれる)を含むことができる。各検索動作出力要素124は、対応するアクションインジケータ(AI)126Aおよび126B~126N(以下、一般にアクションインジケータ126と呼ばれる)を有し得る。ユーザデバイスの検索アプリケーションにおける「ラザニア」の一般的な検索の例示的なスクリーンショットが図2に示されている。
【0045】
図2は、検索クエリからのアクションインジケータを備えた検索動作出力要素を提示するための例示的なユーザインターフェースのスクリーンショット200を示している。例示的なスクリーンショット200においては、ユーザデバイス106のユーザインターフェース210は、ユーザが検索アプリケーションにおいて検索動作を実行することを可能にする。具体的には、ユーザインターフェース210は、ユーザがクエリ(すなわち、「ラザニア」)を検索バー202に入力し、検索ボタン204を選択することによって検索動作をアクティブ化することを可能にする。この例では、ユーザは、画像ボタン206を選択することによって画像のみを検索することを選択し、次いで、検索動作は、検索動作出力要素212Aおよび212Bなどの検索動作出力要素、検索「ラザニア」からのラザニアの画像を表示する。この例における検索アプリケーションの検索動作は、検索クエリの提案(たとえば、ガイド付きチップの絞込み)として図2に示されている他の検索動作出力要素208Aおよび208Bも表示する。検索動作出力要素208Aおよび208Bは、検索パラメータをさらに絞り込むためにユーザによって選択され得る。
【0046】
この例では、アクションインジケータサブシステム130は、検索動作出力要素208Aおよび208B上にオーバーレイされた視覚ガイドインジケータ/アイコンとして表示するために、アクションインジケータ220A、220B、222A、および222Bを作成する。具体的には、アクションインジケータ220Aは、「ホワイトソース」の検索クエリの提案を選択した以前のユーザのかなりの割合が、レストランで予約する可能性がより高かったことをユーザに示すために、交差したフォークおよびスプーンのアイコンで検索動作出力要素208Aにオーバーレイされる。アクションインジケータ220Bは、「肉」の検索クエリの提案を選択した以前のユーザのかなりの割合が製品を購入する可能性がより高いことをユーザに示すために、ドル記号のアイコンで検索動作出力要素208Bにオーバーレイされる。同様に、アクションインジケータ222Aは、その画像を選択した以前のユーザのかなりの割合がエンドユーザアクションとして画像(たとえば、レシピ)をダウンロードおよび/または保存する可能性がより高いことをユーザに示すために、検索動作出力要素212A(画像)に下向き矢印の付いたフォルダのアイコンでオーバーレイされ、一方、アクションインジケータ222Bは、その画像を選択した以前のユーザのかなりの割合が製品を購入する可能性がより高いことをユーザに示すために、ドル記号のアイコンで画像212Bにオーバーレイされる。いくつかの実装形態によれば、異なるアイコンは、上記で参照されたユーザアクションを示すために使用され得、異なるアイコンは、異なるユーザアクションのために使用され得る。
【0047】
次に、検索動作出力要素を備えて表示するためのアクションインジケータの選択が、以下で図3図5を参照して記述される。
【0048】
図3は、検索クエリ評価およびアクションインジケータシステムを使用するための例示的なプロセス300の流れ図である。プロセス300は、たとえば、図1のアクションインジケータサブシステム130によって実装することができる。
【0049】
プロセス300は、ユーザデバイスからの検索クエリに応答して実行される検索動作に基づいて、検索動作出力要素を受信する(302)。たとえば、図1のアクションインジケータサブシステム130は、検索エンジン110からのクエリ109に応答する検索結果111を受信することができる。
【0050】
プロセス300は、検索動作出力要素ごとにアクションインジケータを提供するかどうかを決定する(304)。たとえば、図1のアクションインジケータサブシステム130は、以前のユーザの行動に基づいて特定の条件を満たす特定の検索結果に使用することができる1つまたは複数のアクションインジケータを識別する。アクションインジケータを決定および選択するための例示的なプロセスは、以下で図4を参照して記述される。
【0051】
プロセス300は、検索結果環境に表示するために検索動作出力要素をユーザデバイスに提供し、1つまたは複数のアクションインジケータが提供される検索動作出力要素ごとに、検索動作出力要素のアクションインジケータデータを提供する(306)。たとえば、図1のアクションインジケータサブシステム130は、アクションインジケータを提供すると決定された検索動作出力要素ごとに、各特定の検索動作出力要素にオーバーレイされたアクションインジケータを表示することができる。たとえば、図2に示されるように、アクションインジケータ222Aは、検索動作出力要素212Aにオーバーレイされ、アクションインジケータ220Bは、検索動作出力要素208Bにオーバーレイされる。いくつかの実装形態では、アクションインジケータは、すべての検索動作出力要素にオーバーレイすることができる。
【0052】
図4は、検索クエリ評価およびアクションインジケータシステムを使用するための例示的なプロセス400の流れ図である。プロセス400は、たとえば、図1のアクションインジケータサブシステム130によって実装することができる。プロセス400は、検索動作出力要素のアクションインジケータを提供するかどうかを決定するための1つの例示的なプロセスである。
【0053】
プロセス400は、互いに異なる複数のユーザアクションのユーザアクションごとに、ユーザによって検索動作出力要素が選択されたユーザセッション中に検索動作出力要素を選択した後にユーザアクションを実行したユーザの割合を記述するデータを取得する(402)。たとえば、図1のアクションインジケータサブシステム130は、検索エンジン110からユーザアクションデータを取得することができ、検索エンジン110は、検索履歴データ117のクエリログ114および/または選択ログ116からユーザアクションデータをマイニングすることができる。ユーザアクションデータは、検索動作出力要素を選択した後に実行された、以前のユーザの結果のアクションを示すデータを含むことができる。たとえば、リソースの場合、リソースを参照する検索結果の後にユーザによって実行されたアクションを記述するデータは、クエリログ114および選択ログ116に記憶され得る。
【0054】
実行されるアクションは、リソースのすべてのクエリに対して集計されてもよく、リソースの異なるクエリに基づいて分割されてもよい。たとえば、特定のリソースについて、すべてのクエリに応答して提供されたリソースを参照する検索結果が10,000回選択され、それらの10,000回の選択のうち、リソースがユーザデバイスに提供された後に4,000回の購入が行われた。したがって、そのアクションデータは、リソースの4,000回の購入を示し得る。別の方法として、リソースを識別するためにクエリA、クエリB、クエリCの3つのクエリが使用されたと仮定する。10,000回の選択と4,000回の購入のうち、5,000回の選択と3,500回の購入はクエリAに応答したものであり、3,000回の選択と400回の購入はクエリBに応答したものであり、2,000回の選択と100回の購入はクエリCの結果である。したがって、クエリとリソースのペアの集計値を示すために、アクションデータが分割され得る。
【0055】
検索提案の場合、ユーザアクションデータは、検索提案に基づいて集計され得、検索提案に応答して提供されるすべてのリソースを含み得る。そのようなユーザアクションデータは、たとえば、メディアコンテンツを保存すること、メディアコンテンツを共有すること、複数の画像または関連するメディアコンテンツをブラウジングすること、ホストサイト(たとえば、製品を有するホストサイト)をクリックすること、購入を行うこと、メディアコンテンツの閲覧に一定の時間を費やすこと、追加のクエリの絞込みを作成することなどを含むことができる。いくつかの実装形態によれば、図1のアクションインジケータサブシステム130は、データストレージシステム、検索エンジン110から取得されたユーザアクションデータを記憶することができるアクションインジケータストア132を含む。したがって、図1のアクションインジケータサブシステム130は、アクションインジケータストア132からユーザアクションデータを取得することができる。
【0056】
各ユーザセッションは、分析のためにグループ化された特定のユーザのユーザ対話のセットである。ユーザセッションは、しきい値期間内(たとえば、1時間以内、1日以内、または1か月以内など)に発生したユーザ対話を含むこともでき、指定されたアクションを使用して描写することもできる。たとえば、ユーザ検索セッションは、1時間の期間にわたって発生する、および/またはセッション終了イベント(たとえば、検索ブラウザを閉じること)の前に発生するユーザ検索クエリおよびその後のアクションを含むことができる。アクションはセッションデータに基づいて決定されるため、たとえデータ応答の検索動作出力要素が提供された後にアクションが実行されない場合でも、アクションは検索動作出力要素に起因する場合がある。たとえば、検索結果は、予約を行うことができる第2のリソースにリンクする第1のリソースにリンクする場合がある。したがって、検索結果の選択、および第1のリソースからの第2のリソースの選択、ならびに予約の作成は、第1のリソースに起因する予約アクションをもたらす可能性がある。
【0057】
プロセス400は、ユーザアクションを実行したユーザの割合を記述するデータを取得した後、そのユーザの割合に基づいて、ユーザアクションごとに、検索動作出力要素をアクションインジケータに提供するかどうかを決定する(404)。たとえば、図1のアクションインジケータサブシステム130は、アクションインジケータが特定のしきい値を超えるかどうかを決定するために、ユーザアクションを実行したユーザの割合を記述する取得されたデータを評価することができる。検索動作出力要素をアクションインジケータに提供するかどうかを決定するアクションインジケータサブシステム130の例示的なプロセスは、図5のプロセス500を用いて以下でさらに記述される。
【0058】
プロセス400は、アクションインジケータが提供されると決定されたユーザアクションごとの検索動作要素とともにアクションインジケータが表示されるようにするアクションインジケータデータを提供する(406)。たとえば、図1のアクションインジケータサブシステム130は、図2に示されるように、検索動作出力要素208Aにオーバーレイされたアクションインジケータ220Aを表示することができる。
【0059】
図5は、検索クエリ評価およびアクションインジケータシステムを使用するための例示的なプロセス500の流れ図である。プロセス500は、たとえば、図1のアクションインジケータサブシステム130によって実装することができる。
【0060】
プロセス500は、ユーザセッション中に検索動作出力要素を選択した後にユーザアクションを実行したユーザの割合を記述するデータを取得する(502)。たとえば、図1のアクションインジケータサブシステム130は、検索エンジン110からユーザアクションデータを取得することができ、検索エンジン110は、クエリログ114および/または選択ログ116からユーザアクションデータをマイニングすることができ、あるいは、図1のアクションインジケータサブシステム130は、アクションインジケータストア132からユーザアクションデータを取得することができる。
【0061】
プロセス500は、ユーザアクションデータをアクションインジケータデータストアに記憶する(504)。たとえば、図1のアクションインジケータサブシステム130は、検索エンジン110からユーザアクションデータを取得した後、アクションインジケータストア132からユーザアクションデータを記憶することができる。
【0062】
ユーザアクションデータがあらかじめ定められたしきい値を超えるかどうかに関して決定が行われる(506)。ユーザアクションデータがあらかじめ定められたしきい値を超えない場合、プロセス500は、ユーザセッション中に検索動作出力要素を選択した後にユーザアクションを実行したユーザの割合を記述する追加データを取得する段階502に戻る。ユーザアクションデータがあらかじめ定められたしきい値を超えた場合、プロセス500は、段階508に進む。たとえば、図1のアクションインジケータサブシステム130は、ユーザアクションデータを取得し、それをシステムによって設定されたしきい値と比較することができる。
【0063】
いくつかの実装形態では、しきい値は静的であり得、アクションインジケータサブシステム130によってあらかじめ決定され得る。いくつかの実装形態では、特定のユーザアクションに基づいて、異なるしきい値を確立することができる。いくつかの実装形態では、アクションインジケータサブシステム130は、特定の検索結果に表示されるアクションインジケータが多すぎるという指摘に基づいて、しきい値を動的に更新することができる。たとえば、アクションインジケータサブシステム130が、検索動作出力要素の特定の割合がしきい値を満たすかまたは超える(たとえば、80%を超える)と決定した場合、アクションインジケータサブシステム130は、検索動作出力要素のアクションインジケータの数を減らすためにしきい値を上げることができる。しかしながら、検索動作出力要素に対して表示されるアクションインジケータがないか、または非常に少数(たとえば、2つ未満)のアクションインジケータが表示される場合、アクションインジケータサブシステム130は、しきい値を満たすアクションインジケータの数を増やすためにしきい値を下げることができる。
【0064】
ユーザアクションを実行したユーザの割合は異常値であるかどうかを決定するために、他の複数のユーザアクションを記述するデータの結果に到達するユーザの平均割合が計算される(508)。たとえば、アクションインジケータサブシステム130は、複数の検索動作出力要素にわたる特定のユーザアクションのデータの平均割合を計算する。この実装形態の例は、Table 1(表1)を参照して以下でさらに記述される。
【0065】
プロセス500は、ユーザアクションデータが、計算された平均割合からの1標準偏差より大きいかどうかを決定する(510)。ユーザアクションデータが平均割合からの1標準偏差以下である場合、プロセス500は、ユーザセッション中に検索動作出力要素を選択した後にユーザアクションを実行したユーザの割合を記述する追加データを取得する段階502に戻る。ユーザアクションデータが平均割合からの1標準偏差より大きい場合、プロセス500は段階512に進む。いくつかの実装形態によれば、アクションインジケータサブシステム130は、異なるパラメータに準拠するアクションインジケータを示すことができる。たとえば、ユーザアクションデータは、それぞれの検索動作出力要素にアクションインジケータを示すために、平均割合からの2標準偏差より大きくなければならない。
【0066】
例示的な実装形態によれば、3つの検索動作出力要素、すなわちA、B、およびCがあり、3つの可能なユーザアクション、すなわちX、Y、およびZがあった場合、以下の表はアクションインジケータサブシステム130によって評価され得るユーザアクションデータの可能な例を提示する。
【0067】
【表1】
【0068】
このユーザアクションデータの例では、ユーザアクションデータがそのしきい値を満たすか、または超えるかを決定するために、アクションインジケータサブシステム130によって10%のしきい値が使用されると仮定する。いくつかの実装形態によれば、本明細書で論じられるように、しきい値の他の値が使用され得る。上記の例に戻ると、アクションインジケータサブシステム130は、第1にユーザアクションデータを処理し、出力要素とユーザアクションのどの組合せが10%のしきい値を超えるかを決定する。この例では、ユーザアクションXの検索動作出力要素AとユーザアクションZの検索動作出力要素Bは、プロセスにおいて次の段階に進む。
【0069】
次に、アクションインジケータサブシステム130は、表内のデータポイントごとにしきい値を超えるユーザアクションデータの平均割合を計算し、割合が平均からの複数標準偏差である場合、検索動作出力要素にアクションインジケータを配置するかどうかを決定する。たとえば、ユーザアクションXの行には、検索動作出力要素A、B、およびCに対してそれぞれ20%、0%、および5%がある。ユーザアクションXの平均は約8.3%で、標準偏差は約10.4%である。したがって、ユーザアクションXについて検索動作出力要素Aで取得された割合である20%は、平均からの複数標準偏差であり、ユーザアクションXの検索動作出力要素Aに対して、アクションインジケータを(上記の影付きにように)表示することができる。
【0070】
ユーザアクションデータの別の例によれば、ユーザアクションXの行には、検索動作出力要素A、B、およびCに対してそれぞれ20%、20%、および10%があると仮定する。その場合、ユーザアクションXの平均は約16.7%になり、その場合、標準偏差は約5.8%になる。この例では、その場合、ユーザアクションXについて検索動作出力要素Aで取得された割合である20%は、平均からの1標準偏差以下であり、アクションインジケータは表示されない。いくつかの実装形態によれば、アクションインジケータサブシステム130は、同じパラメータに基づいてアクションインジケータをいつ配置するかを決定する異なる方法を使用することができ、またはユーザアクションを評価するために検索エンジンから異なるデータを取得し得る。
【0071】
プロセス500は、ユーザアクションごとの検索動作要素とともにアクションインジケータを表示させるアクションインジケータデータを提供する(512)。たとえば、図1のアクションインジケータサブシステム130は、検索動作出力要素208Aを表示するユーザデバイス106のユーザに、その要素を以前に選択した他のユーザのかなりの割合が指定されたユーザアクションを行ったという、提案されたチップ絞込みクエリを警告するために、図2に示されるように、検索動作出力要素208Aにオーバーレイされたアクションインジケータ220Aを表示することができる。
【0072】
図6は、クライアントとして、あるいはサーバまたは複数のサーバとして、本明細書に記載されているシステムおよび方法を実装するために使用することができる例示的なコンピューティングデバイス600、650のブロック図である。コンピューティングデバイス600は、ラップトップ、デスクトップ、ワークステーション、携帯情報端末、サーバ、ブレードサーバ、メインフレーム、および他の適切なコンピュータなどの様々な形態のデジタルコンピュータを表すことが意図されている。コンピューティングデバイス600は、1つまたは複数のプロセッサが埋め込まれている、または取り付けられているテレビまたは他の電子デバイスなどの、任意の他の通常は非モバイルのデバイスを表すことがさらに意図されている。コンピューティングデバイス650は、携帯情報端末、セルラー電話、スマートフォン、および他のコンピューティングデバイスなどの、様々な形態のモバイルデバイスを表すことが意図されている。本明細書に示されているコンポーネント、それらの接続と関係、およびそれらの機能は、単なる例を意味するものであり、本明細書に記述および/または主張されている発明の実装形態を制限することを意味するものではない。
【0073】
コンピューティングデバイス600は、プロセッサ602、メモリ604、ストレージデバイス606、メモリ604および高速拡張ポート610に接続する高速コントローラ608、ならびに低速バス614およびストレージデバイス606に接続する低速コントローラ612を含む。コンポーネント602、604、606、608、610、および612の各々は、様々なバスを使用して相互接続され、共通のマザーボードに、または必要に応じて他の様式で取り付けられ得る。プロセッサ602は、高速コントローラ608に結合されたディスプレイ616などの外部入力/出力デバイス上のGUIのグラフィック情報を表示するために、メモリ604またはストレージデバイス606に記憶された命令を含む、コンピューティングデバイス600内で実行するための命令を処理することができる。他の実装形態では、複数のメモリおよびメモリのタイプとともに、必要に応じて、複数のプロセッサおよび/または複数のバスが使用され得る。また、複数のコンピューティングデバイス600が接続され得、各デバイスは、必要な動作の一部を提供する(たとえば、サーババンク、ブレードサーバのグループ、またはマルチプロセッサシステムとして)。
【0074】
メモリ604は、コンピューティングデバイス600内に情報を記憶する。一実装形態では、メモリ604は、コンピュータ可読媒体である。一実装形態では、メモリ604は1つまたは複数の揮発性メモリユニットである。別の実装形態では、メモリ604は1つまたは複数の不揮発性メモリユニットである。
【0075】
ストレージデバイス606は、コンピューティングデバイス600に大容量ストレージを提供することができる。一実装形態では、ストレージデバイス606は、コンピュータ可読媒体である。様々な異なる実装形態では、ストレージデバイス606は、フロッピーディスクデバイス、ハードディスクデバイス、光ディスクデバイス、またはテープデバイス、フラッシュメモリまたは他の同様のソリッドステートメモリデバイス、あるいはストレージエリアネットワークまたは他の構成におけるデバイスを含むデバイスのアレイであり得る。一実装形態では、コンピュータプログラム製品は、情報キャリアに明白に具体化される。コンピュータプログラム製品は、実行されると、上述のような1つまたは複数の方法を実行する命令を含む。情報キャリアは、メモリ604、ストレージデバイス606、またはプロセッサ602上のメモリなどのコンピュータまたは機械可読媒体である。
【0076】
高速コントローラ608は、コンピューティングデバイス600の帯域幅集約型動作を管理し、低速コントローラ612は、帯域幅集約型ではない動作を管理する。そのようなデューティの割当ては一例に過ぎない。一実装形態では、高速コントローラ608は、メモリ604、ディスプレイ616(たとえば、グラフィックプロセッサまたはアクセラレータを通じて)、および様々な拡張カード(図示せず)を受け入れることができる高速拡張ポート610に結合される。実装形態において、低速コントローラ612は、ストレージデバイス606および低速バス614に結合される。様々な通信ポート(たとえば、USB、ブルートゥース(登録商標)、イーサネット、ワイヤレスイーサネット)を含み得る低速バス614(たとえば、低速拡張ポート)は、たとえばネットワークアダプタを通じて、キーボード、ポインティングデバイス、スキャナ、あるいはスイッチまたはルータなどのネットワークデバイスなどの1つまたは複数の入力/出力デバイスに結合され得る。
【0077】
コンピューティングデバイス600は、図面に示されるように、いくつかの異なる形態で実装され得る。たとえば、それは標準サーバ620として、またはそのようなサーバのグループ内で複数回実装され得る。それはまた、ラックサーバシステム624の一部として実装され得る。さらに、それは、ラップトップコンピュータ622などのパーソナルコンピュータに実装され得る。あるいは、コンピューティングデバイス600からのコンポーネントは、コンピューティングデバイス650などのモバイルデバイス(図示せず)内の他のコンポーネントと組み合わされ得る。そのようなデバイスの各々は、コンピューティングデバイス600、650の1つまたは複数を含み得、システム全体は、互いに通信する複数のコンピューティングデバイス600、650から構成され得る。
【0078】
コンピューティングデバイス650は、他のコンポーネントの中でも、プロセッサ652、メモリ664、ディスプレイ654などの入力/出力デバイス、通信インターフェース666、およびトランシーバ668を含む。コンピューティングデバイス650はまた、追加のストレージを提供するために、マイクロドライブまたは他のデバイスなどのストレージデバイスを備えてもよい。コンポーネント650、652、664、654、666、および668の各々は、様々なバスを使用して相互接続され、コンポーネントのうちのいくつかは、共通のマザーボードに、または必要に応じて他の様式で取り付けられ得る。
【0079】
プロセッサ652は、メモリ664に記憶された命令を含む、コンピューティングデバイス650内で実行するための命令を処理することができる。プロセッサはまた、別個のアナログおよびデジタルプロセッサを含み得る。プロセッサは、たとえば、ユーザインターフェースの制御、コンピューティングデバイス650によって実行されるアプリケーション、およびコンピューティングデバイス650によるワイヤレス通信など、コンピューティングデバイス650の他のコンポーネントの調整のために提供し得る。
【0080】
プロセッサ652は、ディスプレイ654に結合された制御インターフェース658およびディスプレイインターフェース656を通じてユーザと通信し得る。ディスプレイ654は、たとえば、TFT LCDディスプレイまたはOLEDディスプレイ、あるいは他の適切なディスプレイ技術であり得る。ディスプレイインターフェース656は、グラフィックおよび他の情報をユーザに提示するためにディスプレイ654を駆動するための適切な回路を含み得る。制御インターフェース658は、ユーザからコマンドを受信し、それらをプロセッサ652に提出するために変換し得る。さらに、コンピューティングデバイス650と他のデバイスとの近距離通信を可能にするために、外部インターフェース662がプロセッサ652と通信して提供され得る。外部インターフェース662は、たとえば、ワイヤード通信(たとえば、ドッキング手順を介して)またはワイヤレス通信(たとえば、ブルートゥース(登録商標)または他のそのような技術を介して)を提供し得る。
【0081】
メモリ664は、コンピューティングデバイス650内に情報を記憶する。一実装形態では、メモリ664は、コンピュータ可読媒体である。一実装形態では、メモリ664は1つまたは複数の揮発性メモリユニットである。別の実装形態では、メモリ664は1つまたは複数の不揮発性メモリユニットである。拡張メモリ674はまた、たとえば、加入者識別モジュール(SIM)カードインターフェースを含み得る拡張インターフェース672を通じて提供され、コンピューティングデバイス650に接続され得る。そのような拡張メモリ674は、コンピューティングデバイス650のための追加のストレージスペースを提供し得、またコンピューティングデバイス650のためのアプリケーションまたは他の情報を記憶し得る。具体的には、拡張メモリ674は、上述のプロセスを実行または補完するための命令を含み得、セキュアな情報も含み得る。したがって、たとえば、拡張メモリ674は、コンピューティングデバイス650のためのセキュリティモジュールとして提供され得、コンピューティングデバイス650の安全な使用を許可する命令でプログラムされ得る。さらに、安全なアプリケーションは、ハッキングできない様式で識別情報をSIMカードに配置するなどの追加情報とともに、SIMカードを介して提供され得る。
【0082】
以下に記述するように、メモリは、たとえば、フラッシュメモリおよび/またはMRAMメモリを含み得る。一実装形態では、コンピュータプログラム製品は、情報キャリアに明白に具体化される。コンピュータプログラム製品は、実行されると、上述のような1つまたは複数の方法を実行する命令を含む。情報キャリアは、メモリ664、拡張メモリ674、またはプロセッサ652上のメモリなどのコンピュータまたは機械可読媒体である。
【0083】
コンピューティングデバイス650は、必要に応じてデジタル信号処理回路を含み得る通信インターフェース666を通じてワイヤレスで通信し得る。通信インターフェース666は、とりわけ、GSM音声通話、SMS、EMS、またはMMSメッセージング、CDMA、TDMA、PDC、WCDMA(登録商標)、CDMA2000、またはGPRSなどの様々なモードまたはプロトコルの下での通信を提供し得る。そのような通信は、たとえば、トランシーバ668(たとえば、無線周波数トランシーバ)を通じて発生し得る。さらに、ブルートゥース(登録商標)、WiFi、または他のそのようなトランシーバ(図示せず)を使用するなど、短距離通信が発生する可能性がある。さらに、GPS受信機モジュール670は、コンピューティングデバイス650に追加のワイヤレスデータを提供し得、これは、コンピューティングデバイス650上で実行されるアプリケーションによって適切に使用され得る。
【0084】
コンピューティングデバイス650はまた、オーディオコーデック660を使用して聴覚的に通信し得、オーディオコーデック660は、ユーザから音声情報を受信し、それを使用可能なデジタル情報に変換し得る。オーディオコーデック660は、同様に、たとえば、コンピューティングデバイス650の受話器内のスピーカを通してなど、ユーザのために可聴音を生成し得る。そのような音は、音声電話からの音を含み得、録音された音(たとえば、音声メッセージ、音楽ファイルなど)を含み得、また、コンピューティングデバイス650上で動作するアプリケーションによって生成された音を含み得る。
【0085】
コンピューティングデバイス650は、図面に示されるように、いくつかの異なる形態で実装され得る。たとえば、それは、セルラー電話680として実装され得る。それはまた、スマートフォン682、携帯情報端末、または他のモバイルデバイスの一部として実装され得る。
【0086】
本明細書で記述するシステムがユーザに関する個人情報を収集する、または個人情報を利用する可能性がある状況では、アプリケーションまたは機能がユーザ情報(たとえば、ユーザのソーシャルネットワークに関する情報、ソーシャルアクションまたはアクティビティ、職業、ユーザの好み、またはユーザの現在の場所)を収集するかどうかを制御する、あるいはユーザにより関連性の高いコンテンツを受信するかどうか、および/またはどのように受信するかを制御する機会がユーザに提供され得る。さらに、特定のデータは、記憶または使用される前に1つまたは複数の方法で処理され得るため、個人を特定できる情報は削除される。たとえば、ユーザの個人を特定できる情報を決定できないようにするために、ユーザのIDが処理されてもよく、ユーザの特定の場所を決定できないようにするために、位置情報が取得されるユーザの地理的位置(都市、郵便番号、または州レベルなど)が一般化されてもよい。したがって、ユーザは、ユーザに関する情報がどのように収集され、コンテンツサーバによって使用されるかを制御し得る。
【0087】
本明細書に記載の主題および動作の実施形態は、デジタル電子回路、あるいは本明細書に開示される構造およびそれらの構造的同等物を含むコンピュータソフトウェア、ファームウェア、またはハードウェア、あるいはそれらの1つまたは複数の組合せにおいて実装することができる。本明細書に記載される主題の実施形態は、1つまたは複数のコンピュータプログラム、すなわち、データ処理装置による実行のために、またはデータ処理装置の動作を制御するためにコンピュータストレージ媒体上に符号化されたコンピュータプログラム命令の1つまたは複数のモジュールとして実装することができる。
【0088】
コンピュータストレージ媒体は、コンピュータ可読ストレージデバイス、コンピュータ可読ストレージ基板、ランダムまたはシリアルアクセスメモリアレイまたはデバイス、あるいはそれらの1つまたは複数の組合せであり得るか、またはそれらに含まれ得る。さらに、コンピュータストレージ媒体は伝搬信号ではないが、コンピュータストレージ媒体は、人工的に生成された伝搬信号に符号化されたコンピュータプログラム命令のソースまたは宛先であり得る。コンピュータストレージ媒体はまた、1つまたは複数の別個の物理的コンポーネントまたは媒体(たとえば、複数のCD、ディスク、または他のストレージデバイス)であり得るか、またはそれらに含まれ得る。
【0089】
本明細書に記載されている動作は、1つまたは複数のコンピュータ可読ストレージデバイスに記憶されているか、または他のソースから受信されたデータに対してデータ処理装置によって実行される動作として実装することができる。
【0090】
「データ処理装置」という用語は、たとえば、プログラム可能なプロセッサ、コンピュータ、チップ上のシステム、または複数のもの、あるいは前述の組合せを含む、データを処理するためのあらゆる種類の装置、デバイス、および機械を包含する。装置は、たとえば、FPGA(フィールドプログラマブルゲートアレイ)またはASIC(特定用途向け集積回路)などの専用論理回路を含むことができる。装置はまた、ハードウェアに加えて、問題のコンピュータプログラムの実行環境を作成するコード、たとえば、プロセッサファームウェア、プロトコルスタック、データベース管理システム、オペレーティングシステム、クロスプラットフォームランタイム環境、仮想マシン、あるいはそれらの1つまたは複数の組合せを構成するコードを含むことができる。装置および実行環境は、ウェブサービス、分散コンピューティング、およびグリッドコンピューティングインフラストラクチャなどの、様々な異なるコンピューティングモデルインフラストラクチャを実現することができる。
【0091】
コンピュータプログラム(プログラム、ソフトウェア、ソフトウェアアプリケーション、スクリプト、またはコードとしても知られる)は、コンパイラ型またはインタープリタ型言語、宣言型または手続き型言語を含む、あらゆる形式のプログラミング言語で記述することができ、スタンドアロンプログラムとして、またはモジュール、コンポーネント、サブルーチン、オブジェクトとして、あるいはコンピューティング環境における使用に適した他のユニットを含む、あらゆる形式で展開することができる。コンピュータプログラムは、ファイルシステム内のファイルに対応する場合があるが、対応する必要はない。プログラムは、他のプログラムまたはデータを保持するファイルの一部(たとえば、マークアップ言語ドキュメントに記憶された1つまたは複数のスクリプト)、問題のプログラム専用の単一ファイル、または複数の調整されたファイル(たとえば、1つまたは複数のモジュール、サブプログラム、あるいはコードの一部を記憶するファイル)に記憶することができる。コンピュータプログラムは、1台のコンピュータ、または1つのサイトに配置されているか、複数のサイトに分散され、通信ネットワークによって相互接続されている複数のコンピュータで実行されるように展開することができる。
【0092】
本明細書に記載のプロセスおよび論理フローは、入力データを動作して出力を生成することによってアクションを実行するために、1つまたは複数のコンピュータプログラムを実行する1つまたは複数のプログラム可能なプロセッサによって実行することができる。プロセスおよび論理フローはまた、専用論理回路、たとえば、FPGA(フィールドプログラマブルゲートアレイ)またはASIC(特定用途向け集積回路)によって実行することができ、また、それらとして装置を実装することもできる。
【0093】
コンピュータプログラムの実行に適したプロセッサは、例として、汎用および専用の両方のマイクロプロセッサ、および任意の種類のデジタルコンピュータの任意の1つまたは複数のプロセッサを含む。一般に、プロセッサは、読取り専用メモリまたはランダムアクセスメモリ、あるいはその両方から命令とデータを受信する。コンピュータの本質的な要素は、命令に従ってアクションを実行するためのプロセッサと、命令およびデータを記憶するための1つまたは複数のメモリデバイスである。一般に、コンピュータはまた、データを記憶するための1つまたは複数の大容量ストレージデバイス、たとえば、磁気、光磁気ディスク、または光ディスクを含むか、あるいはそこからデータを受信するか、そこにデータを転送するか、またはその両方のために動作可能に結合される。しかしながら、コンピュータにそのようなデバイスが必要なわけではない。さらに、コンピュータは、別のデバイス、たとえば、ほんの数例を挙げると、モバイル電話、携帯情報端末(PDA)、モバイルオーディオまたはビデオプレーヤ、ゲームコンソール、全地球測位システム(GPS)受信機、あるいはポータブルストレージデバイス(たとえば、ユニバーサルシリアルバス(USB)フラッシュドライブ)に埋め込むことができる。コンピュータプログラムの命令およびデータを記憶するために適したデバイスは、例として、半導体メモリデバイス、たとえば、EPROM、EEPROM、およびフラッシュメモリデバイス、磁気ディスク、たとえば、内蔵ハードディスクまたはリムーバブルディスク、光磁気ディスク、ならびにCD-ROMおよびDVD-ROMディスクを含む、すべての形態の不揮発性メモリ、メディア、およびメモリデバイスを含む。プロセッサとメモリは、専用論理回路によって補完または専用論理回路に組み込むことができる。
【0094】
ユーザとの対話を提供するために、本明細書に記載される主題の実施形態は、情報をユーザに表示するためのディスプレイデバイス、たとえば、CRT(陰極線管)またはLCD(液晶ディスプレイ)モニタ、ならびにキーボード、およびユーザがコンピュータに入力を提供できるマウスまたはトラックボールなどのポインティングデバイスを有するコンピュータ上に実装することができる。ユーザとの対話を提供するために他の種類のデバイスを使用することもでき、たとえば、ユーザに提供されるフィードバックは、たとえば、視覚的フィードバック、聴覚的フィードバック、または触覚的フィードバックなど、任意の形態の感覚的フィードバックであり得、また、ユーザからの入力は、音響、音声、または触覚入力を含む任意の形態で受信することができる。さらに、コンピュータは、ユーザによって使用されるデバイスとの間でドキュメントを送受信することによって、たとえば、ウェブブラウザから受信した要求に応じて、ユーザのユーザデバイス上のウェブブラウザにウェブページを送信することによって、ユーザと対話することができる。
【0095】
本明細書に記載される主題の実施形態は、たとえばデータサーバとしてのバックエンドコンポーネントを含むか、または、たとえばアプリケーションサーバなどのミドルウェアコンポーネントを含むか、または、たとえばユーザが本明細書に記載される主題の実装形態と対話することができるグラフィカルユーザインターフェースまたはウェブブラウザを有するユーザコンピュータなどのフロントエンドコンポーネントを含むコンピューティングシステム、あるいは1つまたは複数のそのようなバックエンド、ミドルウェア、またはフロントエンドコンポーネントの任意の組合せに実装することができる。システムのコンポーネントは、デジタルデータ通信の任意の形態または媒体、たとえば通信ネットワークによって相互接続することができる。通信ネットワークの例は、ローカルエリアネットワーク(「LAN」)およびワイドエリアネットワーク(「WAN」)、インターネットワーク(たとえば、インターネット)、ならびにピアツーピアネットワーク(たとえば、アドホックピアツーピアネットワーク)を含む。
【0096】
コンピューティングシステムは、ユーザとサーバを含むことができる。ユーザとサーバは一般に互いに離れており、通常は通信ネットワークを通じて対話する。ユーザとサーバの関係は、それぞれのコンピュータで実行され、相互にユーザとサーバの関係を有するコンピュータプログラムによって発生する。いくつかの実施形態では、サーバは、データ(たとえば、HTMLページ)をユーザデバイスに送信する(たとえば、ユーザデバイスと対話するユーザにデータを表示し、そこからユーザ入力を受信する目的で)。ユーザデバイスにおいて生成されたデータ(たとえば、ユーザ対話の結果)は、サーバにおいてユーザデバイスから受信することができる。
【0097】
本明細書は多くの特定の実装形態の詳細を含むが、これらは機能の範囲または主張され得る内容の制限として解釈されるべきではなく、特定の実施形態に固有の機能の記述として解釈されるべきである。別個の実施形態の文脈において本明細書に記載されている特定の特徴はまた、単一の実施形態において組み合わせて実装することができる。逆に、単一の実施形態の文脈において記述される様々な特徴はまた、複数の実施形態において別々に、または任意の適切なサブコンビネーションにおいて実装することができる。さらに、特徴は、特定の組合せにおいて作用するものとして上記に記載され、最初はそのように主張されているが、主張された組合せからの1つまたは複数の特徴は、場合によっては組合せから切り出され得、主張された組合せは、サブコンビネーションまたはサブコンビネーションの変形に向けられ得る。
【0098】
同様に、動作は特定の順序で図面に描かれているが、これは、望ましい結果を達成するために、そのような動作が示された特定の順序または順番に実行されること、または図示されたすべての動作が実行されることを必要とするものとして理解されるべきではない。特定の状況では、マルチタスクと並列処理が有利な場合がある。さらに、上述の実施形態における様々なシステムコンポーネントの分離は、すべての実施形態においてそのような分離を必要とするものとして理解されるべきではなく、記述されたプログラムコンポーネントおよびシステムは、一般に、単一のソフトウェア製品に一緒に統合されるか、または複数のソフトウェア製品にパッケージ化され得ることが理解されるべきである。
【0099】
したがって、主題の特定の実施形態が記述されてきた。他の実施形態は、以下の特許請求の範囲内にある。場合によっては、特許請求の範囲に記載されたアクションは、異なる順序で実行され、依然として望ましい結果を達成することができる。さらに、添付の図面に示されているプロセスは、望ましい結果を達成するために、示されている特定の順序または順番を必ずしも必要としない。特定の実装形態では、マルチタスクと並列処理が有利な場合がある。
【符号の説明】
【0100】
100 オンライン環境
102 コンピュータネットワーク
104 発行者ウェブサイト
105 リソース
106 ユーザデバイス
109 検索クエリ
110 検索エンジン
111 検索結果
112 インデックス
114 クエリログ
116 選択ログ
117 検索履歴データ
120 アプリケーション
122 クエリ結果
124 検索動作出力要素
124A~124N 検索動作出力要素
126 アクションインジケータ
126A アクションインジケータ(AI)
126B~126N アクションインジケータ(AI)
130 アクションインジケータサブシステム
132 アクションインジケータストア
200 スクリーンショット
202 検索バー
204 検索ボタン
206 画像ボタン
208A 検索動作出力要素
208B 検索動作出力要素
210 ユーザインターフェース
212A 検索動作出力要素
212B 検索動作出力要素
220A アクションインジケータ
220B アクションインジケータ
222A アクションインジケータ
222B アクションインジケータ
600 コンピューティングデバイス
602 プロセッサ
604 メモリ
606 ストレージデバイス
608 高速コントローラ
610 高速拡張ポート
612 低速コントローラ
614 低速バス
616 ディスプレイ
620 標準サーバ
622 ラップトップコンピュータ
624 ラックサーバシステム
650 コンピューティングデバイス
652 プロセッサ
654 ディスプレイ
656 ディスプレイインターフェース
658 制御インターフェース
660 オーディオコーデック
662 外部インターフェース
664 メモリ
666 通信インターフェース
668 トランシーバ
670 GPS受信機モジュール
672 拡張インターフェース
674 拡張メモリ
680 セルラー電話
682 スマートフォン
図1
図2
図3
図4
図5
図6