IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

知財求人 - 知財ポータルサイト「IP Force」

▶ ダリ,エルエルシーの特許一覧

<>
  • 特許-一体型子供用安全シート 図1
  • 特許-一体型子供用安全シート 図2
  • 特許-一体型子供用安全シート 図3
  • 特許-一体型子供用安全シート 図4
  • 特許-一体型子供用安全シート 図5
  • 特許-一体型子供用安全シート 図6
  • 特許-一体型子供用安全シート 図7
  • 特許-一体型子供用安全シート 図8
  • 特許-一体型子供用安全シート 図9
  • 特許-一体型子供用安全シート 図10
  • 特許-一体型子供用安全シート 図11
< >
(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2022-08-08
(45)【発行日】2022-08-17
(54)【発明の名称】一体型子供用安全シート
(51)【国際特許分類】
   B60N 2/26 20060101AFI20220809BHJP
【FI】
B60N2/26
【請求項の数】 9
(21)【出願番号】P 2019519221
(86)(22)【出願日】2016-12-18
(65)【公表番号】
(43)【公表日】2019-10-17
(86)【国際出願番号】 US2016067411
(87)【国際公開番号】W WO2018067190
(87)【国際公開日】2018-04-12
【審査請求日】2019-12-02
(31)【優先権主張番号】15/289,048
(32)【優先日】2016-10-07
(33)【優先権主張国・地域又は機関】US
(73)【特許権者】
【識別番号】519122600
【氏名又は名称】ダリ,エルエルシー
【氏名又は名称原語表記】DALI, L.L.C.
【住所又は居所原語表記】1590 NE 194th Street, North Miami Beach, FL 33179 (US)
(74)【代理人】
【識別番号】100105131
【弁理士】
【氏名又は名称】井上 満
(74)【代理人】
【識別番号】100105795
【弁理士】
【氏名又は名称】名塚 聡
(72)【発明者】
【氏名】ションンフェルド,リズベス
(72)【発明者】
【氏名】ションンフェルド,デイビッド
【審査官】齊藤 公志郎
(56)【参考文献】
【文献】特開2000-301972(JP,A)
【文献】米国特許出願公開第2010/0176635(US,A1)
【文献】特開2003-25911(JP,A)
【文献】特開2000-177451(JP,A)
【文献】特開平10-76874(JP,A)
【文献】特開2000-289503(JP,A)
【文献】国際公開第2015/076764(WO,A1)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
B60N 2/00-90
B60R 22/00-48
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
車両ベンチに組み込まれ、または前記車両ベンチと一体の、または前記車両ベンチとは別個の一体型安全シートであって、
右側セグメントの車両ベンチは、シート底部とバックを有し、
前記右側セグメントの前記シート底部と前記バックは、大人を支えるよう構成され、
左側セグメントの車両ベンチシートは、シート底部とバックを有し、
前記左側セグメントの前記シート底部と前記バックは大人を支えるよう構成され、
前記一体型安全シートは、前記一体型安全シートのシート底部とバックを有し、
前記一体型安全シートは、前記右側セグメントの前記シート底部と前記バック並びに前記左側セグメントの前記シート底部と前記バックで支えられる大人よりも小さい使用者を支えるよう構成されており、
前記一体型安全シートは、前記車両ベンチと一体化されており
記車両ベンチは、前記一体型安全シートを前記車両ベンチと一体化するシート構造を有し、
前記車両ベンチに組み込まれ、または前記車両ベンチとは別個の前記一体型安全シートは、コントロールボタンで、後向位置で異なる年齢及び大きさの使用者を収容し、前向位置で異なる年齢及び大きさの使用者を収容するよう、前記一体型安全シート内のメカニズムにより前記後向位置で異なる角度に、及び、前記前向位置で異なる角度に傾斜し、
前記一体型安全シートの前記シート底部および前記バックの各先端部にあるヘッドレスト/フットレストは、前記後向位置と前記前向位置で傾斜し、前記ヘッドレスト/フットレストは、ボタンにより上昇し、前記一体型安全シートの一部は高い位置に移動し、
アームレストは、前記一体型安全シートの前記シート底部と前記バックの両側で一体型安全シートから電気的に又は手動で上昇し、
前記一体型安全シートの前記バックの下側部分は、前記後向位置おいて使用者が下肢を伸ばせるように傾斜し、
前記一体型安全シートのカメラは前記バックに向けられており、
前記一体型安全シートは、前記車両の一部である前記一体型安全シートの一部としての内部スケールを含み、
前記後向位置と前記前向位置において前記使用者を前記一体型安全シートに固定するための留金を有する前記一体型安全シートのハーネスが提供され、
前記留金は、前記留金が閉かどうかを判断するためのセンサを含み、
前記スケールが予め選択された閾値重量を示し、前記留金の前記センサが閉を示す場合、使用者がバックルされていることの警報が出力され、
前記一体型安全シートの前記留金の前記センサは、前記使用者が前記一体型安全シートにバックルされているかどうかを判断し、
前記一体型安全シートは、異なる角度の前記前向位置及び異なる角度の前記後向位置にすることが可能であり、前記前向位置及び後向位置では異なる角度に前記シート底部及び前記バックを傾斜させることが可能であり、前記ヘッドレスト/フットレストは異なる角度に傾斜可能であり、
前記両側の前記アームレストは前記一体型安全シートの前記シート底部と前記バックの両方で一体型安全シートから電子的に又は手動で上昇する、一体型安全シート。
【請求項2】
より小さな使用者に合うように前記一体型安全シートの利用可能なサイズを減少させるために前記シート底部と前記バック内に収まるように適合されたインサートおよびパッドが提供される、請求項1に記載の一体型安全シート。
【請求項3】
前記警報は、前記使用者が前記一体型安全シートに使用者がバックルされていることを示す、請求項2に記載の一体型安全シート。
【請求項4】
前記一体型安全シートは、前記一体型安全シート内にリクライニング機構を有し、前記リクライニング機構は、前記一体型安全シートを前記一体型安全シートの前記前向位置から前記後向位置に変更する、請求項3に記載の一体型安全シート。
【請求項5】
両に組み込まれた一体型安全シートであって、前記一体型安全シートはディスプレイを有し、前記一体型安全シートは、前記車両の車両ベンチと一体、又は、前記車両ベンチとは別個であり、
前記車両ベンチのセグメントは前記一体型安全シートのシート底部とバックを有し、
前記一体型安全シートは、新生児から幼児、又は、8歳まで、又は、8歳以上の使用者を支えるよう構成されており、
前記一体型安全シートは前記車両ベンチと一体化されており
前記車両ベンチは、前記一体型安全シートを前記車両ベンチと一体化するシート構造を有し、
前記一体型安全シートは、前記車両ベンチに組み込まれ、又は、前記車両ベンチとは別個の前記一体型安全シートを前向状態から後向状態に変化させる前記一体型安全シート内のリクライニング機構を有し、ボタンは、前記一体型安全シートの上方及び傾斜位置の間での移行のための傾斜を提供し、
前記一体型安全シートはカメラを有し、
前記カメラからの画像は前記車両のディスプレイに選択的に表示され
前記一体型安全シートは内部スケールを含み、
留金付きのハーネスは、前記シート底部と前記バックの使用者を固定するために設けられて、前記一体型安全シートに接続されており、
前記留金は、前記留金が閉じられているかどうかを判断するためのセンサを含み、
前記一体型安全シートの前記スケールが予め選択された閾値重量を示し、前記一体型安全シートの前記留金のセンサが閉を示している場合、使用者がバックルされていることの警報が出され、
子供がシートに居る、と、使用者がバックルされている、の電子サインが前記ディスプレイに表示され、
子供が車内に居る、の通知が前記ディスプレイに表示され、
バックルを解除するための電子ボタンが前記ディスプレイ上に配置され、
子供が車内に居る、の電子サインを表示できるキーフォブ遠隔ロックシステムは前記一体型安全シートに接続され、
前記ディスプレイは前記警報を発するために前記一体型安全シートに接続されている、一体型安全シート。
【請求項6】
より小さな使用者に合うように前記一体型安全シートの利用可能なサイズを減少させるために前記シート底部及び前記バックに収まるように適合されたインサートおよびパッドが提供され、前記インサートは、アームレストと同様に前記一体型安全シートから上昇し得る、請求項5に記載の一体型安全シート。
【請求項7】
前記警報は、使用者が前記一体型安全シートにバックルされていることを示すための光又は音又はその組み合わせである、請求項6に記載の一体型安全シート。
【請求項8】
前記車両は、さらに、1つ以上の一体型安全シート一体型安全シートを含むことを特徴とする、請求項7に記載の一体型安全シート。
【請求項9】
前記一体型安全シートは、前記一体型安全シートを異なる角度で前記前向位置から前記後向位置に変更し、異なる角度で前記後向位置から前記前向位置に変更するための前記一体型安全シート内のリクライニング機構を有し、
異なる角度に傾斜するヘッドレスト及びフットレストと、側面保護のための前記アームレストと、前記一体型安全シートから電気的に又は手動で上昇する障壁のための前記インサートをさらに有する、請求項8に記載の一体型安全シート。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、0から8歳以上の幼児のための、自動車の座席の室内装飾(又は座席構造又はシート構造/upholstery)の一部として完全にそして継ぎ目なく挿入され、他の座席と一体型された、統合された自動車幼児安全シートに関する。傾斜したヘッドフットレストと、さまざまな位置に電子的に持ち上がるか、または特に、すべての人が乗っている幼児の安全な自動車の座席に持ち上がるアームレストと、異なる形状と傾斜セキュリティ制御機能は互いに絡み合ってシートに統合され、ダッシュボードに反映されて制御されます。
【背景技術】
【0002】
本出願は、参照によりその全体が本明細書に組み込まれる、「統合チャイルドセーフティシート」と題された、2016年10月7日に出願された米国特許出願第15 / 289,048号に関する。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
車両に使用される幼児用安全シートのためのいくつかの設計が過去に設計されてきた。しかしながら、それらのどれも、彼が生まれた時から、永久的に車両の座席の一部である車両の後部座席に6~8歳以上の年齢までの幼児用の座席を含まない。すべてのメカニズムが車のシートの内部の部分の中に見えないで、外部の付属品なしで後向きと前向きの位置の統合された座席、そして幼児が最大限の保護で旅行していることを確実にするため座屈のない幼児や車内での幼児の怪我や、運転者が道路に注意を向け、向きを変えずに幼児を見ることができるようにする監視システム。
【0004】
出願人は、最も近い参考文献は、Siminに発行された米国特許第4,756,573号に対応すると考える。しかし、Simin装置は部分的に車両と一体型されており、幼児キャリアは今日使用されているほとんどの乳児用の自動車シートと同様であり、運転手の隣の自動車の前部座席のプラットホームの上または上方に配置されており、後部座席から幼児の世話をするために注意を払う必要がある。
【0005】
対照的に、本開示の一体型子供用安全シート(1つまたは複数)は、他の特徴の中でも、車両の後部座席において、他の座席の間または隣にこれらと統一されてまたは個別のユニットとして恒久的に形成された、より頑丈な構成と、当該シートに特に適合された車両の車内装飾及び審美性への完全な同化を可能にする乳児用シートを含む。ドライバが幼児をより安全に監視し、偶発的なけがによって幼児を放置し、バックルを留めず、または車内に幼児を取り残してしまうことを防ぐためのその他の安全機能。他の同様の特許は、分離された部品を有するか、または、本技術の技術、特徴ならびにセキュリティ要素を伴わない取り外し可能な座席である。場合によっては、運転席の後ろを向いている分離したシートの一部の技術は、分離したシートの移動を回避するためにベビーシート及び分離したシートのベースのためのプラットホームを車のベースに固定するための追加の支柱を有する。この特許の技術では、一体型幼児用安全自動車シートは自動車自体の一部であり、したがってそれに固定された幼児はずっと安定したより安全なシステムに組み込まれているので、これらの付属品を取り付ける必要がない。
【0006】
Siminの技術とのもう一つの違いは、これは後部座席に組み込まれてたシートを有するが、6歳から8歳までの幼児のためにだけあるということである。本技術は、生まれたてからの幼児のための組み込み式の一体型幼児用自動車シートを提供し、これは、車両が製造されたときに幼児用安全自動車シートの一部として絡み合ってインストールされた電子的、デジタル式又は他の安全機能で幼児のすべての安全を確実にする、幼児の異なる成長段階のための2つの位置と、ヘッド/フットレストの個別の傾斜(リクライニング)、上昇するアームレストを有する。
【0007】
本発明の設計は、幼児の異なる成長段階のために分離されたシートを購入する必要性に取って代わる。
【0008】
一体型幼児用安全シートは、結婚したて、子供連れ、及び、車の中を移動しながら発達のあらゆる段階で幼児に最高の安全性と快適さを提供する必要性を感じている消費者にとって理想的である。それは車の中の子供のニーズと安全性に役立つように設計されている。
【0009】
一体型幼児用安全シートは大型バンやSUVに最適であるが、このデザインはすべての幼児の安全を確保するための小型車にも役立つ。この技術は、現在および将来のニーズを視野に入れた高度な技術的および斬新な改良により市場に貢献するであろう。
【0010】
一体型幼児安全カーシートの安全制御機能に関する他の技術との違いは、すべての制御が互いに絡み合っており、シートの内部部分であるということである。安全制御機能は、車両内の乳児の安全を確保するために、考えられるすべての状況をカバーするダッシュボードの画面にまとめて表示される。これは、ダッシュボードのディスプレイ内の遠隔制御装置によって一体型安全自動車シートから幼児をバックル解除する可能性を予見し、車両を離れる前に制御装置の安全シーケンスに従って幼児を車内に放置しないことによってプロセスを容易にする。
【0011】
最も近い主題を記載している他の特許は、効率的かつ経済的な方法で問題を解決することができない、多かれ少なかれ複雑な安全制御機能をいくつか提供している。これらの特許のいずれも、全ての制御システムを一緒に統合しそして自動車の内部に組み込んだ本発明の新規な特徴を示唆していない。
【0012】
最も重要なことは、特にブレーキを急に使用したとき、または衝突や事故の発生時により不安定でぐらつき、安全ではない、車両の実際のシートにそれ自身がバックルされる必要があるシートにバックルされるのではなく、車両シートの一部として幼児のニーズに合わせて設計されたシートに直接配置されて安全にバックルされたときに、幼児はより安全に移動できることである。
【0013】
一体型幼児用安全自動車シートは、それが目にするすべてのセキュリティ機能によって強化された技術の人間工学的デザインによって、車両内の幼児が完全に安全で、監視され、そして保護されるという保証を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0014】
本発明の主な目的の1つは、それが設置される車両の室内装飾および室内装飾品とシームレスに噛み合う、人間工学的設計を有する幼児用自動車安全座席を提供することである。
【0015】
本発明の他の目的は、使用するのが困難で時々信頼性のない取り外し式の自動車シートユニット用のシートベルト、ラッチ、テザー、または他のストラップインシステムを使用する代わりに、幼児用シートを車両シートの構造に一体化することによってより安全な幼児用自動車シートを提供することである。
【0016】
本発明の他の目的は、人間工学的発想の凹形シートを有し、すべてが電子的に制御されるベンチとバックレスト、ヘッド/フットレスト、および上昇するアームレストのための幾つかの角度の傾斜位置を有する後向きおよび前向きの2つの位置を有する一体型幼児用シートを提供することである。
【0017】
本発明のさらに別の目的は、乳児に対する怪我の危険の発生を防止するために工場で設置された(または他の高品質統合された)モニタ機能を含む一体型幼児安全カーシートを提供することである。これらの特徴は最大限の安全を確実にするためにすべての可能性をカバーするシステムと統合された一連の制御を提示する。
【0018】
本発明のさらに別の目的は、その有効性を保持しながら製造および維持するのに安価な装置を提供することである。
【0019】
本発明のさらなる目的は、本明細書の以下の部分において明らかにされ、詳細な説明は、本発明を限定することなく完全に開示することを目的とする。
【図面の簡単な説明】
【0020】
図1】一体型安全自動車シートの前方位置の斜視図を示す。
図2】一体型幼児安全自動車シートの後向き位置の斜視図を示す。
図3】統合型幼児用安全自動車シートの安全機能を実証する車両ダッシュボードの斜視図を示す。
図4】一体型幼児用安全自動車シートのダッシュボードのすべてのセキュリティ管理要素を示す。
図5】パッドおよび昇降インサートなどの一体型幼児安全シートの追加要素の斜視図を示す
図6】高い座席傾斜を有する一体型幼児安全自動車シートの上面後方斜視図を示す。
図7】新生児がその中に配置されたときの一体型幼児安全自動車シートのキャノピーと共に上部および後部の平面図を示す。
図8】ベンチとバックとの傾斜が異なる凹形状の座席の側面図と、電子的にリクライニングするかしないかを問わず、一体型幼児自動車の座席のヘッド/フットレストを示している。
図9】シートの側面にあるアームレストとバックレストの側面図を示しています。これらは、統合型幼児用安全自動車シートの下から電子的に、または異なる位置に持ち上げられています。
図10】一体型幼児用安全自動車シートの丸みを帯びた突出エッジプロテクションを備えたヘッド/フットレストの平面図です。
図11】本装置の1バージョンのヘッドレストの平面図を示す。
【発明を実施するための形態】
【0021】
本装置および使用方法は、装置、本発明、自動車用シート、安全シート、統合型幼児用安全自動車シート、子供用統合型安全自動車シート、技術、または他の同様の用語で呼ばれることがある。これらの用語は、文脈の要求に応じて交換可能に用いられ、用法から意図が明らかになる。男性的なものは女性的なものを、そしてその逆を指すことがある。状況における公正で合理的な解釈から、必要に応じて複数形は単数形を含み、単数形は複数形を含むことができる。
【0022】
ここで図面を参照すると、本発明は全体として符号10で参照されているが、特許請求の範囲および文脈上の要素のうち、バック(背もたれ)12、シート(座席)14、シートベルト16、シートベルト18、ドア20、ハーネス22、掛金(留金)46、ハーネス25、掛金32、ハーネスアジャスタ66、アームレスト23、アームレスト43、バック24、シート26、ヘッド/フットレスト28、ヘッドフットレスト29、ヘッドフットレスト47、ヘッドフット57、新生児ヘッドレスト88、ボタン31、ボタン41、ボタン39、ボタン8、ボタン7、ボタン17、ボタン39、ボタン37、アームレストボタン9、アームレストボタン11、スケール30、ヘッドレスト背面34、カメラ35、ベンチ36、ヘッドレスト38、バック40、カメラ42、シート44、ラップベルト27、ヒンジ33、キャノピー67、新生児用ヘッドレスト87、インサート74、インサート76、パッド78、パッド74、スクリーン52、リアビュー子供ミラー50、ディスプレイ49、幼児車内ボタン51、幼児着座サイン53、幼児着座サイン55 、バックル解除ボタン59、51、53、55の警報および警告、手動キー装置61を基本的に含む。
【0023】
統合セーフティシートに幼児が着席する2つの位置がある。
【0024】
幼児位置1:彼は、0歳から2歳までで、またはAAP(米国小児科学会)によって定められた必須体重を下回っている、最大2歳までの小さな乳児のときは、幼児が座席の下方領域、そしてベンチの下部に頭部を置いて座っており、または頭部/足置き29に横たわっていて、頭部が運転者または後ろ向きの反対方向を向いているとき。本技術の凹形シートによれば、バック24の第1部分は、成長する子供の体がフィットするように下方に傾斜し、脚を伸ばすためのスペースを有することができる。
幼児位置1:幼児の頭はヘッド/フットレスト29上。または新生児ヘッドレスト88の中
幼児位置2:彼が2歳以上又はAAPによって設定された必須の体重を超えて4、6、8歳以上のときは、幼児が座席の上部、またはヘッドレスト28、47または57にあり、運転者と同じ方向又は正面を向いている場合。
【0025】
幼児位置2:幼児の頭をヘッド/フットレスト28、47または57の上に、および新生児用については88の上。
【0026】
図1は、他の座席との座席構造への完全な一体型、または他の座席の間または隣の別のユニットとして、どのようにして前向き一体型幼児安全シートを乗用車の後部座席領域に配置できるかの例である。多くの車両と同様に、後部座席は、車両の幅方向に広がるバック12とシート14とを含む。説明のためにドア20が示されている。幼児用統合型安全自動車シートは、シートの左3分の1と右3分の1とによって境界を定められたバック12とシート14の中央3分の1に配置されている。図7に示すように6ヶ月までの新生児の配置があり、幼児が成長するにつれて、シートは図1図2図6に示すように座席構造の一部であるパッドとインサートによって自分のサイズに適応する。また、チャイルドシートは、中央の3分の1、左の3分の1、右の3分の1、またはそれらの間の別のユニットとして配置することもできる。車を購入するときにアップグレードがオーダーされると、同じ技術に直接一体型されたより大きい乳児のための座席もあり得る。
【0027】
後部ベンチシートの左3分の1と右3分の1は、大人が快適に座るように、または上で説明したように、または他の統合乳児用チャイルドシート用として、またはアップグレードとして注文できるより大きい乳児用の一体型安全カーシート用に設計される。右3分の1にはシートベルト16が設けられている。運転席側左後部座席位置にはシートベルト18が設けられている。
【0028】
本発明の重要な態様は、左右の第3の(3分の1の)大人用シートの間のバック12およびシート14の構造及び座席構造に一体型されたチャイルドシートである。チャイルドシートのシート26は周囲の座席14の下に構造化され、バック24はバック12に差し込まれるように構成されている。同様に、複数の子供を同時に移送し得るように、または車両の所有者が右、中央、左のいずれかの位置にチャイルドシートを有することを望む場合、後部チャイルドシートを横切って1、2または3つのチャイルドシートがあってもよく、さらには複数の子供のために車両の3列目に設置してもよい。
【0029】
乳児が生まれると、座席の基部において、後ろ向き、ヘッドレスト88で上半身にある程度の傾斜(30度)を持って、対応するハーネスとラップベルトを有して、位置1に置かれる。幼児が新生児(図7)から幼児(0歳から2歳まで)へは位置1(図6)にあり、その後、4歳の子供になるまで成長するにつれて、ヘッドレスト29を使用する。位置1のシートは、標準の推奨位置(30、40または45度)の半横臥傾斜を有する。凹形の座席では、バックレスト24の下部は、後向き位置で、2歳から4歳まで子供が下肢を伸ばすように、完全に傾斜する。彼が年をとるにつれて、座席は位置2に変わり、位置2では、子供はシート26の上に置かれ、30、45および60度の半横臥位傾斜でバック24に背中をもたせ掛ける。4、6、8歳又はそれ以上では、子供の頭をヘッドレスト28、47、57の間で休ませることができる。ヘッド/フットレスト88(新生児-位置1)および29(位置1)、ならびにヘッド/フットレスト28,47および57(位置2)は、使用されていないときには、座席構造的に継ぎ目なく挿入され、パッドで覆われる。ヘッド/フットレスト29は、使用されていないとき、90度下向きに横たえられる。位置1での2歳~4歳、6ヶ月~2歳、0~6ヶ月のハーネス、及び新生児用ハーネス、及び、位置2の6~8歳以上、4~6歳、2歳~4歳のハーネスは、使用していないときと同様に、インサートおよびパッドの下にシームレスに収納される。すべてのハーネスは、掛金46と32及びアジャスタ66を有して、番号22と25で表される。
【0030】
同一の一体型幼児用安全自動車シートは、すべて一体型され、安全管理機能によって補完された、上昇するアームレスト、座席構造から上昇するインサートと同様に適宜傾斜する、子供がハーネス、ラップベルト、指定されたヘッド/フットレストで固定される傾斜角度で前後位置(1と2)を提供することで子供の年齢とサイズに適応する。ヘッド/フットレストと同様、異なる座席の傾斜のレベルは、乳児の快適さと適切な位置決めを可能にする一連の角度を与える。インサートおよびパッドは座席を作るために設計の一部として提供される。それらは、アームレストと同じ技術と手動でまたは電子的に、約5または10インチの高さに上昇し、座席構造の一部である。
【0031】
幼児が0歳から2歳まで、または必須体重を下回っている場合(幼児位置1)、幼児は運転席の反対側を向く幼児用自動車シートの一番下の位置に配置される(幼児位置1)。
【0032】
リクライニングされた式ヘッドレスト/フットレストは、アームレスト23に配置されたボタン37で動くシートの下部の3分の1以上と同様に、自動ボタン39で3つの高い位置に上方に上昇する(幼児は30度、2歳の子供は40度、4歳の子供は45度)。これは必須の規制と一致する。子供の首と頭を抱くヘッド/フットレストは、子供の首と頭蓋骨を保護するための柔らかい素材で約10インチの突出した端で丸みを帯びている。赤ちゃんの上半身は、座席とヘッド/フットレストの傾斜によって上昇する。一体型幼児用安全自動車シートの全長に沿って子供の両サイドに横たわる側部隆起があり、幼児の体を保護するためのバリアまたは分離壁を提供するのに十分な高さがある。一体型幼児用安全自動車シートの設計におけるこれらのアームレストまたは分離側壁の高さは様々であり、それらは約5インチ、10および15インチまで上昇することができる。シート26およびバックレスト24の両方のアームレスト(37および43)は、電子的によるかどうかを問わず、下方からこれら3つの異なる位置まで上昇する。
【0033】
一体型幼児用安全自動車シートのそこここに、シートベルトとバックルハーネスシステムがある。あるものはシートの両端から始まり(3点ハーネス)、あるものは側面から始まる(ラップベルト)。これらのシステムのハーネスはまた、位置に応じて幼児に面するそれぞれの掛金に接続されたカメラを有する。3点式ハーネスは各位置の両端から離れている(幼児位置1:ハーネス22、掛金46)、(幼児位置2:ハーネス25、掛金32)。位置1の新生児用と位置2の年長の子供用の追加のハーネスがあり、すべてに同じ番号が付されている。幼児の位置に応じてそれらのどれかを使用するときは、代替物はインサートとパッドで覆われる。子供に対してより小さな障壁を提供するためのインサートは、手動または電子的に、アームレストと同様にシートから上昇し得る。
【0034】
ラップベルトは、乳児1と乳児2の位置における側面から離れている。運転者と反対向きの乳児位置1は、0~2歳の乳児の背骨を保護するために法律に従って守られるように設計されています。または車の衝突または事故の場合には必須重量以下。子供は4歳までは後ろ向きにしておくことが推奨される。これは現在の技術では可能である。凹形のシートでは、バックレスト24の下部が傾斜ボタン41で完全にリクライニングしたときに、2歳から4歳までの子供が足を伸ばすことができる。
【0035】
2つの安全ハーネス22(位置1)および25(位置2)は、幼児がどちらの位置に座っても両極端の一体型安全シートに固定するために提供されている。さらに、サイズや年齢が異なる子供のための同じ種類の他のハーネスがあり、これらには同じ番号が付される。ハーネスは、どちらの位置に座っているときも、幼児の顔と体をダッシュボードに映して見えるようにするためのカメラを有し、すべてのカメラに35の番号を付した。これは、衝突中の怪我を避けるために、また運転中に幼児が車両内で望ましくない動きをしないようにするための一般的な目的のために、子供が適切に着席するように制御するのに有効である。掛金46(位置1)および掛金32(位置2)は、ハーネス22(位置1)およびハーネス25(位置2)の拘束システムでの容易で効果的な開閉を可能にするために設けられる。
【0036】
車が動いている間に幼児がバックルから外れるのを防ぎ、幼児が無人の車に残されることを防ぐため、電子式、デジタル式または他の安全機能の一部として、スケール(体重計)30は、一体型幼児用安全カーシートの安全システムの一部としてシートの内側に配置される。一体型乳児用安全カーシートの座席全体にセンサを備えたスケール30によって所定の体重が検出された場合、監視システムは警戒状態となり、これらの危険を回避するために追加の信号を待ち受ける。スケールを作動させるのに必要とされる体重は、乳児の体重に乳児が有する可能性があるあらゆる装備を加えたものと推定することができる。それは一般的に数ポンド以上です。調整するときは、警報を発さずに人の怪我のリスクを犯すよりも、車内に乳幼児が不適切に置き忘れられているという誤った警告を発し、被害が少ない方にエラーを出すようにするのが良い場合がある。
【0037】
それらのすべてに35が付されたカメラは、子供の顔が後ろ向きまたは前向きのときに見えるように、アームレスト上またはその近く、あるいはシートの反対側のヘッドレストの表面に配置されてもよい。カメラ35はまた、幼児が向いている2つの方向のいずれをもカバーするために、掛金46および掛金32ならびに他の追加の掛金に一体型されてもよい。カメラの画像は、運転者が見ることができるように車両のダッシュボード上のスクリーンに内部的に反映される。
【0038】
一体型幼児用安全自動車シートは、バック24とシート26でのシートの異なる傾斜という特徴を備える。これらの数字は、バックとも呼ばれる通常の自動車の座席に座っている人の背中の領域を表し、ベンチとも呼ばれる普通の自動車の座席に座っている人の下半身用の領域を表す。一体型幼児用安全カーシートでは、24と26は、幼児の位置(位置1または位置2)に応じて、交互に、背中の配置と下半身の配置として機能する。
【0039】
ボタン37はアームレスト23の片側または両側に配置され、26の傾斜を制御する(26は通常の自動車の座席の人の着席領域またはベンチである)。バック24については、ボタン41はアームレスト43の片側または両側に配置され、バック24の下部の傾斜を制御し、同様に、ボタン31はアームレスト43の片側または両側に配置され、24の上端部の傾斜を制御する(24は普通の自動車シートの人の背中の領域である)。このように、ベンチには傾斜ボタンが1つあり、背面には傾斜ボタンが2つある。このボタン31は、位置2に座っているとき、成長した幼児の上半身に対してより多くの角度を提供するために、座席の上部にさらなる傾斜位置を与える。ボタン41は、2~4才の四肢に対して下方部位の傾斜を提供する。ボタン2(シート26)、ボタン41とボタン31(シート24)は、アームレスト(幼児の両側の一方又は両方のアームレスト)の中央と上端にあり、電子的に、又は、他の技術適法法で一体型幼児用安全自動車シートのリクライニングを制御する。図1の例では、ボタン37は後部ベンチ26のシートの前端にあるが、リモコン方式を含めて、運転者に便利な任意の場所に位置し得る。ボタン31、41、および37は、(多くのパワードウィンドウで使用されているタイプに似た)ロッカースイッチであり得る。これらのボタンは、見えても見えなくてもよいが、市場で入手可能なリクライニングチェアやマットレスなどの既存の技術によって傾斜のメカニズムを動かすためのヒンジ33などのシームレスで内蔵式のヒンジを有する。すべての傾斜制御ボタンに応答する内部ヒンジまたは装置があり、任意の技術、手動操作、電子的、デジタルにまたは他の方法で押されたまたは操作されたボタンに応じて動作する。ボタンに反応する傾斜の内部メカニズムは、0~6ヶ月、6ヶ月~2歳、2~4歳の位置1の幼児から2~4歳、4~6歳、6~8歳の位置2に成長するに従って(図8)、位置1及び位置2において、幼児のあらゆるニーズに適応し快適さを提供するように、スムーズな動きで一体型幼児用安全自動車シートのすべての部分で多くのさまざまな角度を提供する。これらの座席の傾きは、ヘッド/フットレストの傾きとアームの高さあわせて、リモコンで調整することもできます。
【0040】
通常の自動車の座席であるベンチ26の下の位置にある幼児の頭が位置1のときのヘッド/フットレスト29であるヘッド/フットレストの傾きを制御するために、ヘッド/フットレストはボタン39を有する。このヘッド/フットレスト29は、使用されていないときの90度を含め、様々な角度(30、40、45度)または(35、45、50)などの様々な角度で移動して、頭部によりよい快適さ提供する。新生児のためのヘッドレスト88用のヘッド/フットレストコントロールボタンもある。
【0041】
位置1又は2に応じて成長している幼児の頭または足に異なる適応を提供するベンチ24において、28、47、および57の3つのヘッド/フットレストの傾斜については、幼児の頭が位置2にあるとき、ボタン17は、ヘッド/フットレスト47の傾斜を制御する。ボタン7は、ヘッド/フットレスト57の傾斜を制御する。これは、傾斜機能に割り当てられたヘッドフットレストとボタンの数に応じて変わり得る。後部シート26の端部にあるヘッド/フットレスト57は、一例として、よりよい快適さを提供するために、シートの上部と同じ傾斜(例えば、30、45または60度)、または(25、40、55)のような異なる傾斜)を有する。内部のヘッドフットレスト28、47、および88は、座席構造に挿入され、ボタン8、17およびヘッドレスト用のボタン88によって、手動または電子的に、使用時には外側に、非使用時には内側に、押し出され又は引き出される。
【0042】
ボタンで制御されたバックまたはベンチの傾斜は、幼児位置1の場合は30、40または45度(約)のリクライニングベンチ位置を提供し、幼児位置2の場合は40、60、80度(約)のリクライニングバックレスト位置を提供する。
【0043】
ヘッド/フットレストの傾斜は、幼児位置1については標準的に示された傾斜位置35、45または50度を提供し、幼児位置2については同じ傾斜を提供する。これらの傾斜の選択肢は幼児の解剖学的構造に適合する。このように、ヘッドレスト29とフットレスト28、47、57およびその傾斜は、0歳から4歳までの幼児に対応する。ヘッドレスト88は新生児用に使用される。
【0044】
同時に、ヘッドレスト28、47、57とフットレスト29、そしてその傾斜は2歳から4歳、4歳から6歳と6歳から8歳の幼児に対応する。これらのヘッドフット/レストは、ベンチやバックレストとは異なる独自の傾斜角度を持ち得る。傾斜機構は、目に見えるボタン、ノブ、ヒンジ、電子またはデジタルまたは他の任意の技術を有することができ、市場における傾斜マットレス、飛行機の座席、マッサージチェアなどのような完全にシームレスであることもでき、そうでないこともできる。制御は、運転席または介護人の手元にある別の制御装置にあって、前部座席から制御することもでる。アームレストを含む、シート、バック、およびヘッド/フットレストのこれらの傾斜機能はすべて、リモコンで調整することもできる。
【0045】
図2は、後向き一体型幼児安全シートの一例である(幼児位置1)。多くの場合、特に小さな子供や幼児にとって、後向きのシートはより安全で義務的である。本発明の概念と同様に、同じ座席はシームレスであり、ボタンで自動的に上方位置に上昇する。ベンチ26のためのボタン37と、バック24のためのボタン41、31は、それぞれアームレスト23と43に配置されている。これは、ヘッド/フットレスト(29、28、47、57及び新生児用の88)も含む。ヘッド/フットレスト29、57も、ボタン39と7を動かすことで、座席と一緒に、または独立してさまざまな角度に持ち上げることができます。内部ヘッド/フットレスト29、47、および新生児用の88を座席構造に挿入し、ボタン39、17および88用のボタンで持ち上がる。両側(23、43)にはアームレストによるサイドプロテクションがある。両端には座屈ハーネスシステム(22、25)があり、両側には27と名付けられたラップベルトがある。一体型幼児安全自動車シートには、3点式ハーネスのセットごとにラップベルトがあります。子供の異なるサイズと年齢のために同じタイプの追加のハーネスとラップベルトがあり得る。位置1は、自動車の衝突事故が発生した場合に、0歳から2歳までまたは規制当局によって定められた義務的体重を下回る乳幼児の背骨を保護するための法律を遵守するように、運転者と反対向きである。凹形の座席では、バックレスト24の下部は、後向き位置で、2歳から4歳まで子供が下肢を伸ばすために、ボタン41で完全に傾斜する。一体型幼児安全自動車シートのすべての部品とボタンは、一緒に及び/又は代替的に動作し、幼児が新生児から(約)8歳までの間、車の中での移動中の幼児のニーズに合わせて調整します。
【0046】
一体型幼児安全自動車シートでは、座席を傾斜させるためのボタンは、ヘッド/フットレストを傾斜させるためのボタンとは異なり得る。その理由は、規則に従って、幼児の絶対的な安全性と快適さ、適切な体位とニーズ、例えば睡眠、ボトルからの飲酒、または上半身を半臥位に保つなど、より多くの選択肢を提供することである。子供が一体型安全シートに置かれるこの人間工学技術は、業界にとって新しい概念である。
【0047】
両端のヘッドフットレストは、シートのベンチとバックレストの延長部であり、ヘッドフットレスト29と57を参照すると、座席が長くなり、これは、これらが、幼児を1と2の両方の位置にフィットさせるための追加の空間として機能する優れた構造であることを意味する。これら2つのヘッドレスト/フットレストの長さはそれぞれ約10インチであり、これにより、幼児の頭と首、又は足にそれぞれに応じた十分なスペースを確保できる。ヘッド/フットレストは丸みを帯びた形状と内側に柔らかい風合い/素地を持ち、7インチ以上の突起保護部を有する。
【0048】
幼児位置1での前方への衝撃においては、子供は衝突による怪我を減らすために一様にベンチ26に押し込まれる。装置の他の変形例と同様に、ベンチ26が周囲のベンチ36の表面よりわずかに下にある場合には、いくらかの側方衝撃保護も与えられる。バック24およびベンチ26の形状は、さらなる側方衝撃保護のために子供の体輪郭を部分的に囲むようにわずかに凹状である。シート26およびバック24に一体型されたパッドは、衝撃生存性能をさらに向上させる。バック24およびシート26の形状は、安全シートの上方及び傾斜位置(すなわち前方および後方)の間での移行のための傾斜を提供するために、アームレストまたは遠隔に配置された全自動ボタン37、41、31により、又は遠隔操作で調整することができる。さらに、ヘッド/フットレストは、他の程度の傾斜を独立して提供する。座席構造から上昇する側面衝撃インサートから保護部を上昇させるアームレストは、所定の位置に子供の体を保持する。
【0049】
一体型幼児用安全自動車シートは、幼児の両側に幼児位置1用のアームレスト23と、幼児の両側に幼児位置2用のアームレスト43を有する。それらは両方とも、一体型シートの全長に沿う側面保護のために、位置1と2で一緒に作動する。アームレスト23と43の高さは5、10と15インチの高さ(およそ)まで上がり、幼児を安全シートの横方向の限界、特に側面の衝撃に保つための保護と安定性を提供する。シートとバックレストの両側にあるアームレストは、下から電子的に異なる高さまで上昇してもしなくてもよい(図9)。アームレストには、両側にボトルを入れるための開口部を有し得る。自動車の床に垂直な一体型幼児安全自動車シートの下端の垂直空間は、おむつまたは毛布ならびに便利であり得る任意の他の小さな物品のための開放または閉鎖コンパートメントを有し得る。
【0050】
一体型幼児用安全自動車シートでは、バック24およびシート26は、輪郭、座席構造および質感が一致するように座席36にシームレスに一体型されている。材料は、完全な一体性をもって自動車の他の座席のデザインに従って、革または布地であり得る。これにより、美観と安全性の両方のために、自動車と共に構造を強化することにより、安全性シートがシート36の構造と一体型されることが確実になる。一体型幼児用安全自動車シートは、他のシートとは別に、それらの間や隣に配置することもできる。これは、取り付け点に接続するシートベルトまたは他の利用可能なストラップおよび必須のラッチまたはシャーシまたはベース、ならびにテザーで外部のまたは独立した幼児用自動車シートを後部座席に固定する従来技術とは対照的である。
【0051】
一体型安全自動車シートの図面に示されている全ての異なる適応可能な部品について、様々な段階で成長している子供の大きさに適合するために、三点ハーネス22および三点ハーネス25は、任意のタイプの事故において子供にさらなる安全性を提供し得る。これは、ラップベルト27によって強化される。この例では、3点式ハーネス22およびハーネス25が示されている。私達が同じ番号で命名する同じタイプの他のハーネスも考えられる。管轄区域によって規制されるような他のストラップシステムまたは利用可能な種類の子供拘束システムおよび方法を使用することができる。
【0052】
カメラ35もまた任意選択的に設けられ、幼児が安全シートに固定されることになるバック24に向けられる。カメラ35は、代替的に、一体型幼児用安全自動車シートの端部のヘッド/フットレスト29および57またはシート内の子供を映すことができるその他の場所にカメラ35が配置されてもよい。図1に示すような前向きの座席では、カメラ35は、子供に面するヘッド/フットレストの上部にあってもよい。さまざまな角度を表示する、または前方または後方を向いているシートを直接見るための複数のカメラ35を有してもよい。関連するディスプレイは、複数のアングルを表示してもよく、またはカメラの異なる視点をサイクル式に表示してもよい。例えば、1つのカメラが後向きベンチの上またはその近くにあり、後ろ向き構成で子供を撮像することができる。カメラは、前向き子供の顔を見るために、後ろ向きのチャイルドシートまたは前部座席の後部にあってもよい。カメラはまた、掛金(46および32)またはバックルのような固定機構の両端に一体型されて、その中に縛られた幼児の拡大図を提供し、またバックルが填っていることを視覚的に確認し得る。カメラは、どのような座席構成でも、あらゆる年齢やサイズの幼児向けに、子供と座席のあらゆる側面を見るように配置するべきである。
【0053】
図3は、一体型幼児用安全自動車シートの安全機能に関し、これらは全て一緒にダッュボードに反映され、ダッシュボードの一例の斜視図は、他の機能の中でも特に、バックミラー48、ディスプレイ50、スクリーン52、ラジオ54、ステアリングホイール56、スピーカ58、およびフロントガラス60を含むように示されている。一体型幼児用安全カーシートのすべての安全機能は、車両の運転手がアクセスできる制御装置およびツールが組み込まれ、システムは、これらにインストールされている。これらすべては、乳幼児の最大限のセキュリティを構成するすべての要素を運転者が監視するのに便利なようにダッシュボードに反映されている。
【0054】
一体型幼児用安全自動車シートの安全システムは、互いに絡み合って順次段階的に連携して動作する一連の検出器に基づいている。これにより、乳幼児の安全に限ったあらゆる可能な状況で、必要に応じて運転手や介護者が行動を起こすことができる。
【0055】
ダッシュボードに反映されている一体型幼児安全自動車シートのこれらの安全機能は、次の通りである。
スクリーンとディスプレイの間に配置される-バックミラー 50
留金やその他の周辺地域にあるスクリーンに表示されるカメラ 52
電子的、デジタル、自動またはその他の内部信号の表示:49
スケール30で検出された乳児の体重 - INFANT IN SEAT(シートに子供が居ます) 51
バックルシステム - ハーネスと掛金 「BUCKLED(バックルされています)」53
運転者のためのディスプレイ内で手動でバックルを外すボタン。「UNBUCKLE(バックルを外して下さい/バックルを外す)」 59
アラームと警告:定期的及び断続的な音と光。(51、53、55)
手動制御: 車に幼児が居るボタン -「INFUNT LEFT IN CAR」 55
ダッシュボードに接続されている手動キー装置 - 「INFUNT LEFT IN CAR」 61
【0056】
バックミラー50は、運転手が乳児を確認するために向きを変えること(これは、注意散漫や事故につながり得る)の必要なしに安全シートにいる子供を見るための追加の機能として、ダッシュボードにおいてカメラのスクリーンの下に配置されている。
【0057】
代替的に、ダッシュインフォテインメント(又は車載テレビ)またはナビゲーションシステムの一部であるスクリーン52を使用して、すべてのカメラによって取り込まれたデータを表示することができる。カメラによってキャプチャされた画像は、前席から選択的に見ることができる。1つ以上の一体型幼児用安全自動車シートを含む車両に複数の幼児を載せている場合は、カメラ1、カメラ2、カメラ3と表示される。運転者が安全に後退するのを助けるために後退カメラが車両の背部を表示する方法と同様にして、必要に応じて内部カメラを見るためにディスプレイ52が使用され得る。子供を監視していないときには、ディスプレイ52はラジオやナビゲーションのような他の伝統的な機能のために有用であり続けてもよいし、あるいはスクリーンはすでに述べたこれらすべての機能を示すために分割されてもよい。
【0058】
一体型幼児用シートの全体に沿って内部に配置されたスケール30は、子供がシート26または24にいるかどうか、またはシート26または24が空いているかどうかを判断するのを助けるためにデータをプロセッサに提供する。例えば、衣服を着た幼児は、約3キログラム以上の体重があり得る。したがって、プロセッサとスケール30との組み合わせは、スケール30上で約2キログラム以上が検出された場合に、占有された座席を示すように設定される。これは、より軽い毛布または他の物品がシート26にある場合に占有の決定を行うことを防止する。
【0059】
残念なことに頻繁である子供の安全上のリスクに寄与しているのは、幼児を(バックル)固定しないまま放置することに関連おり、これは、固定システムに確保しておかないことを意味し、これは、車両に配置する分離されたユニットである市場における既存の自動車シートにおける取り外されたシートそのもの、並びに、幼児を保持するバックルシステムである。車両の急な停止、スピード違反、および自動車の衝突および事故が起こったときに乳児が自動車シートにバックルされていない場合には、幼児はけがをする。
【0060】
多くの場合、幼児は車の中で一人でいる間、過度の暑さや寒さにさらされることで死亡している。そのような悲劇を避けるための効果的な対処は、乳児がいると合理的に予想されるすべての車両に含まれるべきである。幼児がバックルされないまま放置され、車両に幼児が残されるという、この2つの状況は、日常生活の中では非常に一般的であり、そこでは、車内で旅行することによって幼児が関わる活動が非常に多数あり、ドライバは、車に出入りするときや運転中でさえも、携帯電話を過度に使用することによって注意を逸らされることが非常に増えている。幼く、言葉を話さない幼児への使用に特に適した本発明は、好ましくは、乳児がバックルされず、乳児が乳児に放置されることによって生じる可能性のある曝露または他の怪我を避けるためにダッシュボードに反映される内部一体型安全システムの一部として自動安全対策を含むべきである。
【0061】
一体型幼児安全自動車シートでは、ハーネス25、22などを使ってチャイルドシートに子供をしっかりと固定するという本質的な安全性に加えて、「バックルされています」のサイン53によって制御装置において掛金留めが確実に行われるためのシステムが電子的保護を含まれるであろう。
【0062】
この技術は、ダッシュボードに反映される他のすべての安全機能を含め、自動車自体の一部である幼児用のシートに内部的に接続され、自動車の製造時に組み込まれた、取り外された幼児用チャイルドシートに任意の技術的な方法で接続された外部機能またはデバイスとして適合または組み込まれたその他の物品を有する独立した自動車用シートではないバックル安全機能を提示する。
【0063】
それが一体型安全シートまたは車内の他の場所、他の座席、あるいは立っているか、或いは誰かの膝の上にいて、その後忘れられたのかどうかに拘わらず、幼児が車内に放置されている状況をカバーするために、制御装置によるダッシュボードにおける「社内に子供が居ます55」によって表示される。幼児用保護システムは、運転中に運転者の注意をそらさないような特徴及び機能が含むべきである
【0064】
本発明の一実施形態における「BUCKLED」のサイン53に関して、ハーネス22の一部としての掛金46、およびハーネス25の一部としての掛金32は、掛金46および掛金32または他のものがいつ閉じられた(それにより、子供は座席にストラップされた可能性は高い)かを検出するためのセンサを含む。開閉される掛金について、センサはデータをプロセッサに送信できる。これは、点灯しているかどうかにかかわらず、光によって、「BUCKLED」53として、ディスプレイに表示され、このサインは、スケールに応答する前のボタン「INFANT IN SEAT」51により、子供が実際に着座していてBUCKLED53の状態でバックルする行為が必要であることが判定された場合には、点滅光を有するであろう。
【0065】
車両がONになっており、移動している場合、プロセッサは幼児がアテンドされた(人が注意を払っている/人が世話をしている)車両にバックルされていると見なすことができる。エンジン制御システム、速度計、トランスミッション、または他の自動車のデータソースにセンサを取り付けて、停止時またはイグニッションオフ時に車両がアテンドされており、したがって幼児がアテンドされているか、あるいは、放置されているかを決定する(「INFANT IN CAR」55)ことができる。
【0066】
掛金46、32、または一体型幼児用安全自動車のシートの任意の場所、または車内の他の場所のカメラ35もまた、システム内で、子供が車両に残されるという望ましくない状況を防ぐ役割を果たし得る。掛金、またはプロセッサと一緒に一体型幼児用安全自動車シートの他の場所、または車両の他の部分に接続された全てのカメラ35は、子供がシート24,26に居ることの妥当な確率を提供するために運動、熱、顔認識または他の感知可能な情報で幼児を検出し得る。これらのセンサはスクリーン52に反映される。
【0067】
幼児が一体型幼児安全シートにいるかどうかを判断するために、スケール30、カメラ35、または掛金32および46センサのいずれか又はこれらの組み合わせの任意のものを使用することができる。この情報は、車両が動いているかどうか、したがって、運転手または介護者である可能性がある幼児の付き添い人によって必然的に占有されているかどうかを示す車両からの情報とともに使用されて、幼児が放置されている(アテンドされていない)リスク、及び、突然の停止、衝突、事故の際のその他のリスクがあるかどうかが判断される。予め設定されたパラメータの組み合わせが存在すると判断された場合、乳児が居る可能性があり、居る筈である乳児用シートまたは車両内の他の領域を検査して真に危険な状況が発生しているかどうかを判断するようにドライバ又は介護者に示唆するための警告が生成される。
【0068】
警告は、乳児の安全性を確認し得る人に知らせるためのものなら何でもよい。プロセッサは、スピーカ58およびラジオ54に電子的に接続されて、音声による警告または警報を発してもよい。システムは、スピーカを介してトーン、ブザー、雑音または「車の座席を点検してください」または「子供が危険かもしれません」または子守唄のようなメロディなどの効果音を出すための予め記録された音声を出力することができる。
【0069】
警報はまた、車内のライトまたはヘッドライト、特定のボタンまたは信号におけるディスプレイ49内の断続的なライトの点滅、警告音の出力、テキストの送信、車の遠隔ロック機能(キーフォブ)の無効化又は他の通知の単独により、又は、他の手段や種類のアラートとの組み合わせにより実現し得る。
【0070】
図4は、例として、ダッシュボードのデザインで表現された安全機能の絡み合ったシステムを示すために、これは、ダッシュボードのディスプレイで表示される、順次的に協働するすべての安全要素を含む可能なプログラムされた動作又は技術の1つであることを示す。
【0071】
運転者または介護者は、乳児を一体型幼児安全自動車シートに配置する。そのとき、運転者または介護者はその瞬間に乳児を座屈させなければならない。(ラップベルト27で補完される3点式ハーネス22、25など。)運転手は運転席に座り、自動車を始動させる。同時に、運転手は手動でINFANT IN CARボタン55を押す。この手動操作ボタン55が点灯する。スケール30が、乳児がシート26および/または24にいると判断した場合には、INFANT IN SEAT 51の信号光が点灯する。INFANT IN SEAT 51は、センサによりキャプチャされた画像に応答して、スクリーン52のカメラに関連して起動され得る。INFANT IN SEAT51が点灯すると、これは内部でBUCKELED53が断続的に点灯するように指示が送信される。ドライバまたは介護者がバックルシステムを固定しているので、2番目のサインBUCKLED53の光が点灯されるべきである。介護者の運転者が幼児をバックルしなかった場合、子守唄、音声、警報などのような前述の警告音を伴って、BUCKLED53のサインが断続的に点灯する。幼児がバックルされると、BUCKLED53のサインが点灯する。子守唄や他の音は停止する。INFANT IN SEAT51のサインは点灯のままである。車両の電源が切られると、BUCKLED53のサインが断続的に点灯する。子守唄または他の音が幼児のバックルを解くための注意として起動される。INFANT IN SEAT51のサインが点灯している。INFANT IN CARはまだ押下されて点灯している。幼児のバックルが解かれるときには、これは、手動で押されるべきディスプレイ上のボタンであるアンバックル59で電子的になされることができ、これは、ディスプレイ上のボタンを押す動作に内部機構により接続された掛金46および32を電子的に、または、座席のバックルシステムにより直接解くことができる。どちらかの方法で解かれると、BUCKLED53のサインは点滅もせず、点灯しない。INFANT IN SEAT51のサインが点灯する。INFANT IN CAR55のサインはなお押されて点灯したままである。子守唄または他の音がINFANT IN SEAT51およびINFANT IN CAR55のリマインダーとして出力される。幼児が座席から介護人によって座席から取り除かれると、INFANT IN SEAT51のサインは点灯しない。INFANT IN CAR55は押されて点灯したままである。子守唄の音または他の人の音が、幼児を車から連れ出すことのリマインダーとして出力される。
運転手が席を離れようとする場合であって、幼児が電子的にまたは手動でバックル解除されたときに運転手が幼児をシートから連れ出す人である場合は、子守唄または他の音は幼児が車の中にいることを思い出させるリマインダーとなる。INFANT IN SEAT51のサインは点灯していない。INFANT IN CAR55がアラーム音とともに断続する。運転手は車のキーにINFANT IN CAR55を押すリモコンを持っており、子守唄や他の人の音は停止され、車のロックを可能にできる。
【0072】
図5は、ベンチ62、ハーネス64、アジャスタ66、バック68、シート70、シート72、インサート74、インサート76、パッド78、バック80、シート82、新生児用ヘッドレスト88、ヘッド/フットレスト29、ヘッド/フットレスト28、シート用傾斜制御ボタン37、バック用傾斜制御ボタン41・ヘッド/フットレスト29用の傾斜制御ボタン39、ヘッド/フットレスト28用の傾斜制御ボタン31、ヒンジ33、ハーネス22、掛金46、ハーネス25、掛金32、ラップベルト27を含む、一体型幼児安全自動車シートに含まれ得るいくつかの任意選択の要素を示す。
【0073】
33の符号がふされたすべてのヒンジは、シートの傾きやリクライニングを調整するようにチャイルドシートを横に二等分する。ヒンジは、継ぎ目無しで、内部にあって、見えなくてもよい。傾斜(リクライニング)は滑らかで解剖学的である(人体工学に適合している)。シート26の下端を傾斜させてヘッドレスト29と一緒に持ち上げることによっては、シートは後向きの幼児位置1になる。前向きの幼児位置2のため、ヘッドレスト29を下げると、本質的にそのヘッドレスト29は機能的にフットレストに変わる。また、使用していないときは、傾斜ボタンを使って下に曲げられたときに垂直に90度下向きに曲がり、見えなくなり、スペースも取らなくなる。ヘッドレスト57で終端するバック24はまた、前向き位置にリクライニングさせるための内部ヒンジを有することができ、ヘッドレスト28、47および57は子供の大きさに応じて代替のヘッドレストとして機能する。ヘッド/フット29レストが幼児位置1で使用されているとき、それは幼児の頭と首を収容するのに必要なスペースを提供し、幼児が成長したときに快適に座り、バックレスト24の下部領域に快適に足を伸ばすのに十分に長い延長部を提供し、ヘッドレスト部28をフットレストとして使用し得る。この凹形一体型幼児用安全カーシートでは、バック24の下部は、2~4歳までの子供が後向き位置で下肢を伸ばすことができるようにボタン41で完全にリクライニングし、関係機関が推奨するように、長期間に渡って幼児を衝突による怪我から保護することを可能にする。
【0074】
様々な場所にあるアジャスタ66は、成長する幼児を収容するためにハーネス64の上端を移動させ、又は、インサート74又は76の隆起は、シート70の子供の位置を移動させるように働く。他のハーネスは、規格が推奨するように、子供を完全にフィットさせて、子供の肩を肩の上または下から拘束するために提供される。
【0075】
ベンチ70およびシート72の形態に一体型されたシート70でが、シート26およびバック24は周囲の表面より下に位置し得る。パッドやインサートがなくても、これは、まだ伝統的な大人用シートに固定する準備ができていないより大きな乳児のための寸法であり得る。
【0076】
インサート74は、シート70およびバック68上で単独で使用されてもよい。それはまた、より小さい幼児のために安全シート内部のサイズをさらに小さくするためにインサート74内に入れ子にされたインサート76と共に使用されてもよい。安全シートは、伝統的な自動車および軽トラックにおける普通の成人用ハーネスおよびシートベルトを使用することができるようになるまでの数年間の幼児の発達のために安全シートを使用できるように、インサート74および76は個別に取り外し可能である。
【0077】
インサート74はさらに、それぞれバック68およびシート70上に載るバック80およびシート82を含むことができる。パッド78は、一般に約2歳未満のより小さな乳児に適したものにするために空間を埋めるためにインサート74の周囲に供給されてもよい。前向きまたは後向きの構成のために、ヘッド/フットレストをいずれかの端部でインサート74に一体型することもできる。使用されていないヘッド/フットレストは、一体型シートの座席構造の表面に挿入され、パッドで覆われる。
【0078】
インサート76は、自動車のシートベンチ62およびシート72のバック68およびシート70の内側に入れ子にされたインサート74の内側に入れ子にされてもよい。任意選択的に、インサート76は中間インサート74なしでシート70およびバック68に直接嵌合されてもよい。
背部86および座部88は、子供を保護しクッションするためにパッド84によって囲まれている。ゼロから6ヶ月、6ヶ月から1歳、1歳から2歳、2歳から4歳、4歳から6歳、6歳から8歳、および8歳以上の子供のためのパッドセットがあり、それぞれは他のどれかに収容される。インサートは、手動でまたは電子的にシートから上昇し得る。
【0079】
アームレスト23および43は、座席の周囲を囲んで全面的な保護を提供することができ、それらは子供を保護するための高さを提供する。同様に、パッド78およびパッド84はインサートの間に配置されて事故の場合の保護を提供することができる。すべてのクッション、パッド、保護は座席構造と同じ布地または材料から作られており、座席構造に属し、取り外し可能であっても不能であってもよい。それらは革、布、または他の材料であってよく、同系のデザインであって自動車シートの残りの部分と同様に見える。
【0080】
図6は、0歳から2歳、および2歳から4歳または義務的体重以下の幼児の頭部が運転手の反対側に向いている一体型幼児用安全カーシートの上部背面図を示す(位置1)。乳児の頭は、ヘッド/フットレスト29の上に横たわる。ベンチ26、バック24、ヘッド/フットレスト57、ヘッド/フットレスト47、ヘッド/フットレスト28、アームレスト23、アームレスト43、ハーネス22、掛金46、ハーネス25、掛金32、ラップレスト27、およびボタン39がある。
【0081】
図7は、0歳から6ヶ月齢(約)までの新生児の上背面図である。新生児は幼児位置1でシート26に横たわる。幼児の頭部はシート26、ヘッドフットレスト88、またはヘッド/フットレスト29にあり得る。シート26の端部領域を覆うキャノピー67があり、アームレスト23の側部に取り付けられている。キャノピーの頂部はまた、ヘッド/フットレスト29の基部に取り付けられる。キャノピーは、新生児が騒音や光から保護されて快適に眠ることを可能にする。キャノピーは座席構造の残りと同じ生地製であり、それはアコーディオンの形で開閉され得る。またそれは、赤ちゃんが透して見えるように透明であり得る。それは切り離され得る。新生児の上半身の傾斜角は30度である。新生児を収容するスペースを保護し、減らすために、パッドとインサート74と76があり、また、アームレスト43、ハーネス22と25、掛金46と32、ラップベルト27がある。インサートは、アームレストと同じ技術で手動または電子的に上昇し得る。
【0082】
一体型幼児安全シートの図8は、(40、35、30°の角度に対する異なる例示的な傾斜角度(1、2、3、4、5)を有するヘッド-フットレスト29で終わるベンチ26を示し、1、2、3は上向きの角度であり、4、5は下向き角度45および90°のため休止位置である。図8は、角度(45、40、60、80(下向き度))のための異なる傾斜角度(1、2、3、4)を有するヘッド/フットレスト57で終わるシート24を示す。これらの角度は、幼児位置1及び2の両方の位置でボタンにより移動し、着座するための子供の最適位置の必要性に合うように調節される。ボタンは、シートから直接に電子的に又はリモコンで上昇させる。
【0083】
図9は、ほぼ12インチの高さで終端する各アームレスト上の3つの異なる位置へのボタン9および11によるアームレスト23および43の高さ上昇を示す。これは、幼児の各成長期において、特に側方衝撃に際して、一体型幼児安全自動車シートの全長で子供を保護する。シートのボタンまたはリモコンは、アームレストを電子的に持ち上げる。手動で上げ下げすることもできる。
【0084】
図10は、約7から10インチの突出した縁を有し、子供があらゆる年齢や大きさで発達するにつれて、どんな影響からも子供の頭と頭蓋骨を保護するやわらかい内部生地を有し、丸みを帯びた形状のヘッド/フットレスト57を示し、これは、ヘッド/フットレスト28、29、47および(新生児用の)88にも適用される。
【0085】
図11は、幼児位置1及び2の両方で子供の頭部を衝撃および事故での突然の動きから保護するヘッド/フットレスト28、29、47、57および88の突出した縁部の詳細を示す。
【0086】
本発明の概念の重要なバージョンは、概して、車両のベンチシートに組み込まれた幼児用シートとして、または別個のユニットとして説明することができる。右部分のベンチシートは、通常の大人用のサイズの第1シートと第1バックを有する。第1シートと第1バックは、大人を支持する大きさである。左部分のベンチシートは第2シートと第2バックを有する。第2シートと第2バックは、大人を支える大きさである。ベンチシートの中央(中央席)部分は第3シートと第3バックを有する。第3シートと第3バックは、大人用のシートには小さすぎる幼児を支持する大きさである。第3シートは、第1シートと第2シートの間およびそれらの下方でベンチシートと恒久的に一体型されている。第3バックは、第1シートと第2シートの間およびそれらの背後でベンチシートと恒久的に一体型されている。ベンチには、第3シートを第1シートおよび第2シートに一致させて滑らかに一体型させる第1座席構造を有する。ベンチは第3バックを第1バックと第2バックに一致させて滑らかに一体型させる第2座席構造を有する。後ろ向きと前向きの位置に、そしてさまざまな角度に、シートとベンチの両方がボタンでリクライニングされ、ヘッド/フットレストもボタンでリクライニングされる。アームレストは電子的に下から上昇し得る。ヘッド/フットレストは突起端を有して丸みを帯びている。シートの両脇のヘッド/フットレストはボタンで、ベンチとバックレストともに、あるいは独立して傾斜する。シートの内部ヘッド/レストは座席構造に挿入され、ボタンでまたは手動で上昇する。すべての傾斜と上昇は遠隔操作可能である。新生児を保護するために、アームレストとヘッド/フットレストに取り付けられたキャノピーがある。クッションによる支持とスペースの制限のためのインサートとパッドがある。インサートは、アームレストと同様に、手動でまたは電子的にシートから上昇し得る。そこに着席している乳児を見るために、カメラが第3バックに向けられている。凹形の一体型安全自動車シートでは、バック24の下部は、後向き位置で、2歳から4歳まで子供が下肢を伸ばすために完全に傾斜する。スクリーンは、車両の前方を向いている運転者に見えるように配置されている。

スクリーンはカメラからの画像を選択的に表示する。第3シートは、内部スケールを有する。掛金付きのハーネスは、第3シートの乗員を固定するために提供される。掛金は、掛金が閉じられているかどうかを判断するためのセンサを含む。プロセッサは、速度計、トランスミッション、またはエンジンコンピュータのいずれかに基づいて、車両が動作中であるかどうかを判断するセンサに接続されている。プロセッサが、車両が運転中ではないと判断し、スケールがプロセッサに予め選択された閾値重量を示し、掛金センサが閉を示している場合、警報が出される。ディスプレイは、車両の前方を向いている運転者に見えるように配置されている。ディスプレイには、スケール、掛金、運転中の車両の信号、並びに、幼児が車の中にいることのリマインダーが表示され、バックル解除の電子的遠隔操作ボタンは据付型カーシートの内部構造である。任意選択で、成長する子供にフィットするように、第3バックおよび第3シートの利用可能なサイズを縮小するように、第3バックおよび第3シート内に収まるように適合されたインサートおよびパッドが提供される。任意選択で、警報は、照明、ディスプレイ、音、車両システムの無効化、または無線メッセージのいずれかまたは任意の組み合わせである。
【0087】
本発明のバージョンは、車両のベンチシートに組み込まれた一体型幼児用安全自動車シートとして、または他のシートの間またはそれに隣接した別のユニットとして説明することができる。右側のベンチシートは、第1シートと第1バックを有する。第1シートと第1バックは、大人を支持する大きさである。左側のベンチシートは第2シートと第2バックを有する。第2シートと第2バックは、大人を支える大きさである。ベンチシートの中央部分は、第3シートと第3シートを有する。第3シートと第3バックは、大人用の座席には小さすぎる幼児を支えるような大きさである。第3シートは、第1シートと第2シートとの間およびその下方でベンチシートと恒久的に一体型されている。第3バックは、第1シートと第2シートの間およびその背後でベンチシートと恒久的に一体型されている。ベンチは、第3シートを第1シートおよび第2シートに合致させ、滑らかに一体型させる第1座席構造を有する。ベンチは、第3バックを第1バックと第2バックに合致させ、滑らかに一体型させる第2シート構造を有する。すべての位置において、シートはベンチとバックの下部と上部の両方に、さまざまな年齢とサイズのためのさまざまな位置と角度で、コントロールボタンによる傾斜を有する。一体型された安全シートのそれぞれの端にあるヘッド/フットレストはシートの延長部分であるため、コントロールボタンによってさまざまな角度に傾斜する幼児のためのより多くのスペースを提供する。内部のヘッド/フット台は座席構造から上昇する。アーム/レストは下から電子的に上昇する。インサートは手動でまたは電子的に座席構造から上昇する。すべての傾斜および上昇および上昇機能のためのリモコン。ヘッド/フット台は突起保護を有して丸みを帯びている。新生児のためのキャノピー。凹形の座席では、バックレストの下部は、後向き位置で、2歳から4歳までの子供が下肢を伸ばせるように完全に傾斜する。一つのカメラは第3バックに向けられており、別のカメラのセットは、ハーネスの掛金やその他の場所にある。スクリーンは、車両の前方を向いている運転者に見えるように配置されている。内側の手動のサイン(手動操作可能なサイン/表示/アイコン)を有するディスプレイは、前方を向いた運転手に見える位置にある。スクリーンはカメラからの画像を選択的に表示する。第3シートには、車両の一部である一体型幼児用安全自動車シートの内部部品としてベンチとバックレスト上のスケールを含む。第3シートの乗員を固定するため、掛金付きのハーネスが提供される。掛金は、掛金が閉じられているかどうかを判断するためのセンサを含む。プロセッサは、速度計、トランスミッション、またはエンジンコンピュータのいずれかに基づいて、車両が動作中であるかどうかを決定するセンサに接続されている。プロセッサが、車両が運転中ではないと判断し、スケールがプロセッサに予め選択された閾値重量を示し、掛金センサが閉を示している場合、警報が出される。幼児が車内で安全シートに接続されているかどうかをプロセッサが示す。プロセッサは、幼児が安全シートにいるか、安全シートに接続されているかを示します。プロセッサは、乳児が一体型された乳児用安全カーシートにバックルされているかどうかを示す。プロセッサが、一体型幼児用安全カーシートに接続されているライト、サウンド、およびアラームを作動させる。プロセッサは、ディスプレイから、内部的に一体型幼児用安全カーシートに接続された掛金を解き放つ。プロセッサは、内部で接続されている一体型幼児安全車シートに接続された車両の中の幼児のため、キー装置に設置されている。一体型幼児用安全自動車シートは、運転者向き及び運転者に反対向きの適応的な位置を有し、これらは、ベンチとバックレストの傾斜、また独立して異なる角度に傾斜する端部のヘッド/フットレスト、シートの全長に沿って配置される上昇するアームレスト、上昇するインサートを有する。任意選択的に、一体型幼児用安全自動車シートは、より小さい幼児に合うように第3バックおよび第3シートの利用可能なサイズを減らすための第3バックおよび第3シートに収まるように適合されるインサートおよびパッドをさらに備える。任意選択的に、アラートは、ディスプレイの光または断続的な光、音、車両システムの無効化、または一体型幼児安全自動車シートに内部接続された無線メッセージのいずれか又は任意の組み合わせである。インサートは、アームレストと同様、手動でまたは電子的にシートから上昇し得る。任意選択で、第3シートおよびバックは、第3シートを前方から後方に向けるための機械化されたリクライニングを備える。任意選択的に、ヘッド/フットレストは独立した傾斜角を有する。任意選択的に、アームレストは、シートおよびバックの両方において、下から電子的に上昇する。
【0088】
本発明の概念で具現化された装置の他のバージョンは、車両のベンチシートに組み込まれた一体型幼児用安全自動車シートとして、またはシート間の別個のユニットとしてかなり説明することができる。ベンチシートのセグメントには、組み立てられたバックとバックを有する。
【0089】
シートとバックは、新生児から幼児まで、または大人の席には小さすぎる8歳未満の幼児を支持するサイズである。シートは、ベンチの座面の下でベンチシートと恒久的に一体型されている。背部はベンチの後部表面の後ろでベンチのシートと永久に一体型されている。ベンチは、シートをベンチに合わせて滑らかに一体型する第1座席構造を有する。ベンチは、ベンチの背面にバックをスムーズに一体型するように適合する第2座席構造を有する。凹形の一体型幼児用安全自動車シートでは、バックの下部は、後向き位置で2歳から4歳までの子供が下肢を伸ばすことができるように完全に傾斜する。カメラは後ろを向いている。他のカメラは掛金や一体型シートと車両の他の場所にある。スクリーンは、車両の前方を向いている運転者に見えるように配置されている。スクリーンはカメラからの画像を選択的に表示する。ディスプレイは、車両の前方を向いている運転者に見えるように配置される。ディスプレイは電子制御信号と手動制御信号を有する。
【0090】
ディスプレイは、車両の前方を向いている運転者に見えるように配置され、すべての安全機能がディスプレイに反映される。一体型幼児用安全自動車シートは内部スケールを有する。掛金付きのハーネスは、一体型幼児用安全自動車シートに内部的に接続されたシートの乗員を固定するために提供される。掛金は、掛金が閉じているかどうかを判断するためのセンサを含み、プロセッサは、速度計、トランスミッション、またはエンジンコンピュータのいずれかに基づいて、車両が動作中であるかどうかを判断するセンサに接続されている。プロセッサが、車両が運転中ではないと判断し、スケールがプロセッサに予め選択された閾値重量を示し、掛金センサが閉を示している場合、警報が出される。幼児がシートに居ること、及び、幼児がバックルされていることの電子的なサインは、一体型幼児用安全自動車シートに内部接続されているディスプレイに反映される。幼児が車内に居ることの手動のサインは、一体型幼児安全自動車シートに内部的に接続されたディスプレイに反映される。バックルを解除するための電子ボタンは、内部的に一体型幼児安全自動車シートに接続されているディスプレイに反映されている。キー装置に組み込まれた車内に幼児が居ることについての電子的制御は、一体型幼児安全自動車シートに内部的に接続されている。ライト、断続的なライト、子守唄などのサウンド、または音声や警告は、幼児用安全カーシートに内部接続された、車内に幼児が居るかの状態、とられた行動、および制御サインに従ってアクティブ化および非アクティブ化される。
【0091】
任意選択的に、より小さな乳児に合うようにバックおよびシートの利用可能なサイズを縮小するためにバックおよびシート内に収まるように適合されたインサートおよびパッドが提供される。インサートは、アームレストと同様に(アームレストに従って)手動でまたは電子的にシートから上昇し得る。任意選択で、警報は、照明、ディスプレイ、音、車両システムの無効化、または無線メッセージのうちのいずれか又は任意組み合わせである。任意選択的に、ベンチシートは、1つより多くの一体型幼児安全自動車シートを含む。任意選択的に、シートおよびバックは、傾斜角度が異なる前向きおよび後向きにシートを変更するための機械化リクライニングを備えており、異なる角度でリクライニングする丸みを帯びた突出した端部のヘッド/フットレスト、ベンチ及びバックレストで異なる高さに上昇するアームレスト、独立してリクライニングし得る端部のヘッド/フットレスト、及び、シート構造から上昇するベンチ及びバックに沿ったヘッド/フットレストを有する。
【0092】
前述の説明は、本発明の目的および利点の最良の理解を伝えるものである。本発明の発明概念から様々な実施形態を作ることができる。本明細書に開示されたすべての事項は単に例示として解釈されるべきであり、限定的な意味に解釈されるべきではないことが理解されるべきである。
【産業上の利用可能性】
【0093】
一体型された子供用安全シートのような発明が自動車の衝突における安全率と生存の可能性を高めることができることは明らかである。本発明はこの目的を満たし、高級大型車ならびにより一般的に入手可能な車に対する好ましい標準装備であることが期待される。さらに、シート構造と一体型されたデザインの審美性の向上は、車両の外観を向上させるだけでなく、子供の乗員を車両にしっかりと接続するための強度を与え、安全性を高める。
【0094】
従来技術は、車内を移動する子供たちに、あらゆる形状および形態の分離された自動車シートを使用することを要求した。伝統的な自動車シートでは、幼児は、後向き位置では適切にフィットしておらず、または成長し始めた乳児は、適切に着席しておらず、下肢の伸張が妨げられている。以前は、幼児や小さな子供は、切り離された自動車のシートにおいて前向き位置で配置され、頭蓋骨や首に怪我をする危険性があり、事故の際に死亡する危険性が高くなることが示された。
【0095】
本発明はこれら全ての要因を考慮し、自然の、安全なそして保護された方法で幼い旅行者を保持する。現在議論されているのは、若い旅行者のニーズを考慮しつつその生命を保護するように最適設計された配慮型シートで子供たちを車内で保護するより良い方法である。
【0096】
一体型幼児安全自動車シートは、すべての既存の代替手段を上回り、独自のコンセプトとアートで結合されたすべての技術の進歩を凌駕する発明及び開発製品である。消費者、自動車製造業者および産業界の要求はより大きくなっている。
【0097】
世界中からの研究では、車の衝突や事故での怪我や死亡を避けるためには、可能な限り2歳まで、できれば4歳までの間、子供を後向き位置でシートに配置することが不可欠であることが示されている。幼児が1歳に近づくにつれて、後向き位置は困難になる。彼らが足を伸ばすために利用できるスペースは限定的になる。本設計はこれらの問題を解決する。それはまた、分離型のカーシートユニットを相補的な別部品を用いて複雑で危険で安全性を欠く方法で使用することを回避する。
下記は、本願の出願当初に記載の発明である。
<請求項1>
車両のベンチ及び後部シートに組み込まれ、または他のシートの間または隣に別のユニットとして組み込まれた一体型幼児安全自動車シートであって、
右側セグメントのベンチシートは、第1シートと第1バックを有し、
前記第1シートと前記第1バックは、大人を支える大きさであり、
左側セグメントのベンチシートは、第2シートと第2バックを有し、
第2シートと第2バックは大人を支える大きさであり、
前記ベンチシートの中央部分は、第3シートと第3バックを有し、
前記第3シートと前記第3バックは、大人用シートには小さすぎる幼児を支える大きさであり、
前記第3シートは、前記第1シートと前記第2シートの間でそれらの下で前記ベンチシートと恒久的に一体型されており、
前記第3バックは、前記第1シートと前記第2シートの間でそれらの後部でベンチシートと恒久的に一体型されており、
前記ベンチは、前記第3シートを前記第1シートおよび前記第2シートに一致させてシームレスに一体型する第1シート構造を有し、
前記ベンチは、前記第3バックと前記第1シートおよび前記第2バックに一致させてシームレスに一体型する第2シート構造を有し、
第3シートは、コントロールボタンで、異なる年齢及び大きさのために、異なる位置及び角度に傾斜し、
前記第3シートの前部及び背部の両側に突出した保護部で丸みを帯びた様々な位置のヘッド/フットレストは、前記シートの延長部であり、
前記シートと前記バックの両サイドのアームレストは、電子的に下から上昇し、
凹形状のシートのバックレスト24の下側部分は、後向き位置において2~4歳までの子供が下肢を伸ばせるように完全に傾斜し、
シート使用者を保護するために前記第3シートの上にキャノピーが設けられ、
第1カメラは前記第3バックに向けられており、
第2カメラはハーネスに接続された留金にあり、
ディスプレイは、車両の前向きの運転者に見えるように配置され、
手動のサインを有するディスプレイは、前向きの運転者に見えるように配置され、
ディスプレイは、任意のカメラからの画像を選択的に表示し、
前記第3シートは、前記車両の一部である前記一体型幼児安全自動車シートの一部としての内部スケールを含み、
前記第3シートの使用者を固定するため、様々な位置の留金を有するハーネスが提供され、
前記留金は、前記留金が閉かどうかを判断するためのセンサを含み、
速度計、トランスミッション、またはエンジンコンピュータのいずれかに基づいて、車両が動作中であるかどうかを判断するプロセッサが前記センサに接続され、
前記プロセッサが、車両が運転中ではないと判断し、前記スケールが前記プロセッサに予め選択された閾値重量を示し、前記留金の前記センサが閉を示す場合、警報が出力され、
前記プロセッサは、車内の幼児が前記安全シートに接続されているかどうかを示し、
前記プロセッサは、幼児が前記第3シートにいるかどうかを判断してディスプレイに送信する。
前記プロセッサは、幼児が前記第3シートにバックルされているかどうかを判断してディスプレイに送り、
前記プロセッサは、前記一体型幼児用安全カーシートに接続されているライト、音および警報を作動させ、
前記プロセッサは、前記一体型幼児用安全カーシートの前記留金を解除可能であり、
前記プロセッサは、前記警報を鳴らすためにキーフォブ装置に無線で接続され、
前記一体型幼児用安全自動車シートは、運転者に対向およびその反対方向に向く複数の適応可能な位置を有し、これらは、ベンチ及びバックレストの傾斜、異なる角度に独立に傾斜できる端部のヘッドレスト及びフットレスト、前記ベンチ及びバックレストに沿って配置された上昇するヘッドレスト及びフットレストを有し、
前記アームレストはシートとバック上で電子的に下から上昇し、
前記インサートは、前記アームレストと同じ技術で上昇する、一体型幼児安全自動車シート
<請求項2>
より小さな乳児に合うように前記第3バックおよび第3シートの利用可能なサイズを減少させるために前記第3バックおよび第3シート内に収まるように適合されたインサートおよびパッドが提供される、請求項1に記載の一体型幼児安全自動車シート。
<請求項3>
前記警報は、光、ディスプレイでの断続的な光、音、車両システムの無効化、または内部的に前記一体型幼児安全自動車シートに接続された無線メッセージのうちのいずれか又は任意組み合わせである、請求項2に記載の一体型幼児安全自動車シート。
<請求項4>
前記第3シートを前向きから後ろ向きに変更するように前記第3シートとバックがリクライニング機構を有する、請求項3に記載の一体型幼児安全自動車シート。
<請求項5>
車両のベンチシートに組み込まれ、又は、他のシートの間または隣の別個の体型幼児用安全自動車シートであって、
ベンチシートのセグメントはシートとバックを有し、
前記シートとバックは、新生児から幼児、又は、8歳以上までの幼児を支える大きさであり、
前記シートはベンチの座面の下でベンチシートと恒久的に一体型されており、
前記バックはベンチの後面の後ろでベンチシートと恒久的に一体型されており、
前記ベンチは、シートをベンチに合わせてシームレスに一体型する第1シート構造を有し、
前記ベンチは、前記ベンチの後面と前記ベンチの背面を滑らかに一体型させるように適合する第2シート構造を有し、
第1カメラは背面を向き、
第2カメラは前記シートと車両に一体化された留金にあり、
ディスプレイは、車両の前方を向いている運転者に見えるように配置され、
前記ディスプレイは、任意の前記カメラからの画像を選択的に表示し、
前記ディスプレイは、車両の前方を向いている運転者に見えるように配置され、
前記スクリーンは前記カメラからの画像を選択的に示し、
前記ディスプレイは電子的及び手動制御信号を有し、
前記ディスプレイは、カメラからの画像を選択的に表示し、
前記ディスプレイは、車両の前方を向いている運転者に見えるように配置され、
安全機能が前記ディスプレイに表示され、
前記シートは内部スケールを含み、
留金付きのハーネスは、前記シートの乗員を固定するために設けられており、前記一体型幼児用安全自動車シートに内部接続されており、
前記留金は、留金が閉じられているかどうかを判断するためのセンサを含み、
プロセッサは、速度計、トランスミッション、またはエンジンコンピュータのいずれかに基づいて、車両が動作中であるかどうかを判定するセンサに接続されており、プロセッサが、車両が運転中ではないと判断し、前記スケールが前記プロセッサに予め選択された閾値重量を示し、前記留金のセンサが閉を示している場合、警報が出され、
幼児がシートに居り、そして、幼児がバックルされている、の電子サインが前記ディスプレイに表示され、
幼児が車内に居る、の通知がディスプレイに表示され、
バックルを解除するための電子ボタンがディスプレイ上に配置され、
キーフォブ内の、車内に幼児が居る、の電子制御は、一体型幼児用安全カーシートに内部的に接続され、
光、断続的な光、音、子守唄の声の警報は、車内に幼児が居る、とられた行動、幼児用安全カーシートに内部接続された制御サインに従って作動および停止される、体型幼児用安全自動車。
<請求項6>
より小さな乳児に合うように前記第3バックおよび第3シートの利用可能なサイズを減少させるために前記バックおよびシート内に収まるように適合されたインサートおよびパッドが提供され、前記インサートは、アームレストと同様、手動又は電子的に上昇する、請求項5に記載の一体型幼児安全自動車シート。
<請求項7>
前記警報は、光、ディスプレイ、音、車両システムの無効化、または無線メッセージのいずれか又は任意の組み合わせである、請求項6に記載の一体型幼児安全自動車用シート。
<請求項8>
前記ベンチシートは、1つ以上の一体型幼児用安全自動車シートを含む、請求項7に記載の一体型幼児用安全自動車シート。
<請求項9>
前記シートは、ベンチ及びバックを有して凹形状を有し、前記シートを前向きから後ろ向きに変更するためのリクライニングを有し、異なる角度に傾斜する突起する端部を有する丸みを帯びたヘッドレスト及びフットレストを有し、座席構造から上昇する前記ベンチ及びバックレストに沿ったヘッド/フットレストを有し、側面保護のためのアームレストと、電子的又は手動で下から上昇する障壁のためのインサートを有する、請求項8に記載の一体型幼児安全自動車シート。
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
図8
図9
図10
図11