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特許7121228巻き縫い掛合による彩色糸の織物、編物の製造方法
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2022-08-09
(45)【発行日】2022-08-18
(54)【発明の名称】巻き縫い掛合による彩色糸の織物、編物の製造方法
(51)【国際特許分類】
   D02G 3/38 20060101AFI20220810BHJP
   D02G 3/04 20060101ALI20220810BHJP
   D03D 15/54 20210101ALI20220810BHJP
   D04B 1/14 20060101ALI20220810BHJP
   D04B 21/00 20060101ALI20220810BHJP
【FI】
D02G3/38
D02G3/04
D03D15/54
D04B1/14
D04B21/00 B
【請求項の数】 4
(21)【出願番号】P 2018084723
(22)【出願日】2018-04-26
(65)【公開番号】P2019189971
(43)【公開日】2019-10-31
【審査請求日】2021-01-27
(73)【特許権者】
【識別番号】592216384
【氏名又は名称】兵庫県
(73)【特許権者】
【識別番号】594134877
【氏名又は名称】宮田布帛有限会社
(74)【代理人】
【識別番号】100082832
【弁理士】
【氏名又は名称】森本 邦章
(72)【発明者】
【氏名】藤田 浩行
(72)【発明者】
【氏名】宮田 泰次
【審査官】橋本 有佳
(56)【参考文献】
【文献】登録実用新案第3115658(JP,U)
【文献】特開平04-067883(JP,A)
【文献】実開昭55-058165(JP,U)
【文献】特開2010-121250(JP,A)
【文献】特開2008-291372(JP,A)
【文献】特開2013-091870(JP,A)
【文献】特開2012-193482(JP,A)
【文献】特公昭46-014222(JP,B1)
【文献】特開2001-055659(JP,A)
【文献】特表平11-501370(JP,A)
【文献】特開2011-122290(JP,A)
【文献】特開2015-156343(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
D03D1/00-27/18
D04B1/00-1/28
21/00-21/20
D02G1/00-3/48
D02J1/00-13/00
D05B1/00-97/12
D06B1/00-23/30
D06C3/00-29/00
D06G1/00-5/00
D06H1/00-7/24
D06J1/00-1/12
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
縫針の往復動に対応して上掛かりの上ルーパーと下掛かりの下ルーパーを揺動して供給糸を掛合するようにしたロックミシンにおいて、
上記縫針、上掛かりの上ルーパー、下掛かりの下ルーパーにそれぞれ色の異なる一本の糸を糸道を介して供給して、縫針の縫糸、上掛かりの上ルーパー糸、下掛かりの下ルーパー糸の巻き縫い糸を順次ループ状に巻き縫い掛合して一連の彩色糸を形成し、この一連の彩色糸を織機や編機に供給して多彩で多様なデザインの織物、編物を製造することを特徴とする巻き縫い掛合による彩色糸の織物、編物の製造方法
【請求項2】
縫針、上掛かりの上ルーパー、下掛かりの下ルーパーの巻き縫い糸にそれぞれ色の異なる糸を供給して、縫針の縫糸に上掛かりの上ルーパー糸と下掛かりの下ルーパー糸を所定の巻き縫いピッチで巻き縫い掛合したことを特徴とする請求項1に記載の巻き縫い掛合による彩色糸の織物、編物の製造方法
【請求項3】
縫針、上掛かりの上ルーパー、下掛かりの下ルーパーの巻き縫い糸の張力を変化させて巻き縫い掛合したことを特徴とする請求項1または2に記載の巻き縫い掛合による彩色糸の織物、編物の製造方法
【請求項4】
ステンレス糸を含む金属糸の芯糸に縫針の縫糸、上掛かりの上ルーパー糸、下掛かりの下ルーパー糸の巻き縫い糸を巻き縫い掛合したことを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載の巻き縫い掛合による彩色糸の織物、編物の製造方法
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、繊維分野における、特に織物、編物のデザインの多様性がはかれる巻き縫い掛合による彩色糸の織物、編物の製造方法に関するものである。
【背景技術】
【0002】
一般に色彩の豊かな生地や衣服等は、織物を染色したり、多様な糸を織成したり、編成したりして製造されている。
【0003】
上記染色手段は大量生産に向いており、織成や編成は多種少量生産も可能で、多彩な生地や衣服等を生産することができる。
【0004】
このような多彩な生地や衣服等を製造するには、多彩な糸が要求され、下記の特許文献には複合仮撚糸や多色ヤーン、多色縫いミシンでの多色糸が知られている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
【文献】特開2000-234226号公報
【文献】特表平11-501370号公報
【文献】特開2001-55659号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかし、これらの手段による多色糸は、それらの製造に複雑な構成を必要とするとともに、容易に多様な糸にできるものでなく、特に播州織業界の西脇ファッション都市構想での発信力、ブランド力向上のために織物のデザイン性向上が要望されており、容易に多様性の得られ、デザイン性向上がはかれる彩色糸を提供することが課題であった。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明は、上記のような点に鑑みたもので、上記の課題を解決するために、縫針の往復動に対応して上掛かりの上ルーパーと下掛かりの下ルーパーを揺動して供給糸を掛合するようにしたロックミシンにおいて、上記縫針、上掛かりの上ルーパー、下掛かりの下ルーパーにそれぞれ色の異なる一本の糸を糸道を介して供給して、縫針の縫糸、上掛かりの上ルーパー糸、下掛かりの下ルーパー糸の巻き縫い糸を順次ループ状に巻き縫い掛合して一連の彩色糸を形成し、この一連の彩色糸を織機や編機に供給して多彩で多様なデザインの織物、編物を製造することを特徴とする巻き縫い掛合による彩色糸の織物、編物の製造方法を提供するにある。
【0008】
また、縫針、上掛かりの上ルーパー、下掛かりの下ルーパーにそれぞれ色の異なる糸を供給して、縫針の縫糸に上掛かりの上ルーパー糸と下掛かりの下ルーパー糸を所定の巻き縫いピッチで巻き縫い掛合したことを特徴とする巻き縫い掛合による彩色糸の織物、編物の製造方法を提供するにある。
【0009】
さらに、縫針、上掛かりの上ルーパー、下掛かりの下ルーパーの巻き縫い糸の張力を変化させて巻き縫い掛合したことを特徴とする巻き縫い掛合による彩色糸の織物、編物の製造方法を提供するにある。
【0010】
さらにまた、ステンレス糸を含む金属糸の芯糸に縫針の縫糸、上掛かりの上ルーパー糸、下掛かりの下ルーパー糸の巻き縫い糸を巻き縫い掛合したことを特徴とする巻き縫い掛合による彩色糸の織物、編物の製造方法を提供するにある。
【発明の効果】
【0011】
本発明の巻き縫い掛合による彩色糸は、縫針の往復動に対応して上掛かりの上ルーパーと下掛かりの下ルーパーを揺動して供給糸を掛合するようにしたロックミシンにおいて、上記縫針、上掛かりの上ルーパー、下掛かりの下ルーパーにそれぞれ色の異なる一本の糸を糸道を介して供給して、縫針の縫糸、上掛かりの上ルーパー糸、下掛かりの下ルーパー糸の巻き縫い糸を順次ループ状に巻き縫い掛合して一連の彩色糸を形成し、この一連の彩色糸を織機や編機に供給して多彩で多様なデザインの織物、編物を製造することによって、ロックミシンに複数の色の巻き縫い糸を供給して順次巻き縫い掛合して多彩な一連の糸を製造することができ、織機や編機で多彩で多様な織物や編物を製造することができる。
特に、一連の糸が立体的幾何構造を有して、観察する方向により色彩が変化し、また糸が捩じれても彩色の多様性があり、ほつれたり、一本の糸が切断しても、彩色糸を維持できるものである。
【0012】
また、縫針、上掛かりの上ルーパー、下掛かりの下ルーパーに色のそれぞれ異なる糸を供給して、縫針の縫糸に上掛かりの上ルーパー糸と下掛かりの下ルーパー糸を所定の巻き縫いピッチで巻き縫い掛合したことによって、上記したように異色の糸を巻き縫いピッチの異なる立体的幾何構造を有する多彩な一連の糸に形成できて、デザイン性向上に対応可能な多様な彩色糸にでき、織機や編機で多彩で多様なデザインの織物や編物を製造することができる。
【0013】
また、縫針、上掛かりの上ルーパー、下掛かりの下ルーパーの巻き縫い糸の張力を変化させて巻き縫い掛合したことによって、上記した巻き縫い掛合による彩色糸をさらにデザイン性向上に対応可能な多様な彩色糸にでき、織機や編機で多彩で多様なデザインの織物や編物を製造することができる。
【0014】
さらにまた、ステンレス糸を含む金属糸の芯糸に縫針の縫糸、上掛かりの上ルーパー糸、下掛かりの下ルーパー糸の巻き縫い糸を巻き縫い掛合したことによって、上記した巻き縫い掛合による彩色糸を帯電防止性および通電性を有するデザイン性向上に対応可能な糸にでき、織機や編機で多彩で多様なデザインの織物や編物を製造することができる。
【図面の簡単な説明】
【0015】
図1】本発明の一実施例の彩色糸の形成説明用図、
図2】同上の巻き縫い掛合の要部拡大説明図、
図3】同上の巻き縫い掛合状態の要部拡大写真、
図4】同上の彩色糸の拡大写真(a)、(b)、
図5】同上の他の彩色糸の拡大写真、
図6】同上のさらに他の実施例の彩色糸の拡大写真(a)、(b)、
図7】同上のさらに他の実施例の拡大写真、
図8】同上のさらに他の実施例の拡大写真(a)、(b)、
図9】同上の実施例による織成した織物の写真。
【発明を実施するための形態】
【0016】
本発明の巻き縫い掛合による彩色糸の織物、編物の製造方法は、縫針の往復動に対応して上掛かりの上ルーパーと下掛かりの下ルーパーを揺動して供給糸を掛合するようにしたロックミシンにおいて、上記縫針、上掛かりの上ルーパー、下掛かりの下ルーパーにそれぞれ色の異なる一本の糸を糸道を介して供給して、縫針の縫糸、上掛かりの上ルーパー糸、下掛かりの下ルーパー糸の巻き縫い糸を順次ループ状に巻き縫い掛合して一連の彩色糸を形成し、この一連の彩色糸を織機や編機に供給して多彩で多様なデザインの織物、編物を製造することを特徴としている。
【0017】
巻き縫い掛合による彩色糸1は、図1図2のようにロックミシン2を利用して、ロックミシン2の親針である縫針3、上掛かりの上ルーパー4、下掛かりの下ルーパー5に所要の色の異なる糸を糸道を介して供給して、ロックミシン2を作動して針棒に固定の縫針3の上下往復動に対応して4~10mm程の所要の巻き縫いピッチで上掛かりの上ルーパー4、下掛かりの下ルーパー5を所定どおりに揺動し、縫針3に挿通した縫糸6、上ルーパー4に挿通した上ルーパー糸7、下ルーパー5に挿通した下ルーパー糸8の巻き縫い糸が順次巻き縫い掛合して図3のように一連の彩色糸1を形成していくようにしている。
【0018】
上記ロックミシン2としては、針棒に1本針や2本針を固着したオーバーロックやメローミシンを利用でき、目的に応じて薄物から厚物用の縫針3を使用でき、巻き縫いピッチは4~10mm位が彩色のバランスがよく、デザイン性向上がはかれる多様性の彩色糸にできて好ましい。
【0019】
使用する巻き縫い糸の縫糸6、上ルーパー糸7、下ルーパー糸8としては、所要の色の木綿、麻、絹、毛等の天然繊維糸、ナイロン、レーヨン、ポリエステル、ウレタン、ポリウレタン、アクリル等の合成繊維糸等を使用でき、織物、編物に対応して数デニールの極細手のものから数百デニールの太手、単糸、双糸、マルチフィラメント等や、さらにスパンディックス糸、ストレッチ加工糸等の伸縮糸も適用可能である。
【0020】
これらの縫糸6、上ルーパー糸7、下ルーパー糸8は、それぞれ異なる色のものを使用することでデザイン性向上がはかれる多様性の彩色糸1が得られ、これらの巻き縫い糸の張力を変化させて巻き縫い掛合して、上記した巻き縫い掛合による彩色糸をさらにデザイン性向上に対応可能な多様な彩色糸にでき、織物、編物の目的物に対応して市販品や特定品の所要のものに使用できる。
【0021】
上記では、縫糸6、上ルーパー糸7、下ルーパー糸8を巻き縫い掛合して一連の彩色糸1を形成するようにしたが、所要の太さの天然繊維糸、合成繊維糸、紙糸や、銅糸、ステンレス糸等の金属糸の芯糸9を供給してこの芯糸9に縫糸6、上ルーパー糸7、下ルーパー糸8の巻き縫い糸を巻き縫い掛合して一連の彩色糸1を形成することもできる。銅糸、ステンレス糸等の金属糸を使用すると、上記した巻き縫い掛合による彩色糸1に帯電防止性および通電性を付与した彩色糸にすることができる。
【0022】
上記巻き縫い掛合した一連の彩色糸1は、シャツ、ポロシャツ、靴下、手袋、マフラー、セーター、スカーフ、バッグ、ネクタイ、着物、帯、ベルト、タオル、マット、カーテン、レース、ストラップなど衣服品、日用品、自動車、バス、電車、航空機、船舶等のシート、建築物の壁面、天井面等の工業品、その他に利用して、播州織業界の西脇ファッションの発信力、ブランド力向上をはかれるようにできる。
【実施例
【0023】
図1以下は、本発明の実施例を示すものである。図1図3のようにロックミシン2の針棒に固着された縫針3に所要色の縫糸6、上ルーパー4に所要色の上ルーパー糸7、下ルーパー5に所要色の下ルーパー糸8の巻き縫い糸をそれぞれ糸道を介して挿通し、所要の色彩の巻き縫いピッチに設定する。
【0024】
そして、ロックミシン2が作動して、縫針3が降下するときに上ルーパー4が揺動して上ルーパー4に挿通した上ルーパー糸7が縫針3の縫糸7に巻き縫い掛合し、縫針3が降下したときに下ルーパー5が揺動して下ルーパー5に挿通した下ルーパー糸8に縫針3の縫糸6が巻き縫い掛合し、縫針3を上昇して縫針3の縫糸7、上ルーパー4の上ルーパー糸8、下ルーパー5の下ルーパー糸9が順次所要の掛合ピッチでループ状に巻き縫い掛合していって、図4(a)、(b)のようにそれぞれ異なる色の3色の一連の彩色糸1を形成していく。
【0025】
たとえば、表1に示すように縫糸6、上ルーパー糸7、下ルーパー糸8の巻き縫い糸を綿糸の60/2s の同じ太さの赤色、水色、黄緑色のそれぞれ異なる色糸として巻き縫いピッチ8mmで巻き縫い掛合した。その一連の色彩糸1を図5に示す。形成した一連の糸は、立体的幾何構造を有して、観察する方向により色彩が変化し、デザイン性向上がはかれる多様な彩色糸1にできた。
【0026】
表1 巻き縫い掛合に使用の彩色用糸
【表1】
【0027】
また、表2に示すように縫糸6、上ルーパー糸7、下ルーパー糸8の巻き縫い糸を綿糸の60/2s の同じ太さの青色、橙色、紫色のそれぞれ異なる色糸とし、巻き縫いピッチ4mmで、巻き縫い糸の張力を変化させて巻き縫い掛合した。その一連の色彩糸1を図6(a)、(b)に示す。形成した一連の糸は、立体的幾何構造を有して、これらの形態は変化してデザイン性の多様な彩色糸にできた。
【0028】
表2 巻き縫い掛合に使用の彩色用糸
【表2】
【0029】
また、表3に示すように中央に0.12mm径のステンレス糸の金属糸の芯糸9を供給し、縫糸6、上ルーパー糸7、下ルーパー糸8の巻き縫い糸をレーヨン糸の120D/2s の同じ太さの赤色、水色、黄緑色のそれぞれ異なる色として巻き縫いピッチ4mmで巻き縫い掛合した。その一連の色彩糸1を図7に示す。形成した一連の糸は、立体的幾何構造を有して、帯電防止性および通電性を有する彩色糸1にできた。
【0030】
表3 巻き縫い掛合に使用の彩色用糸
【表3】
【0031】
さらに、表4に示すように中央に2.5s のピンクの紙糸の芯糸9を供給し、縫糸6、上ルーパー糸7、下ルーパー糸8の巻き縫い糸を綿糸の60/2s の120D/2s の同じ太さの赤色、水色、黄緑色のそれぞれ異なる色として巻き縫いピッチ4mmで巻き縫い掛合した。その一連の色彩糸を図8(a)、(b)に示す。一連の糸は、立体的幾何構造を有して、観察する方向により色彩が変化し、デザイン性向上がはかれる多様な彩色糸1にできた。
【0032】
表4 巻き縫い掛合に使用の彩色用糸
【表4】
【0033】
図9は、本発明の上記のような3色糸の巻き縫い糸の一連の彩色糸1を織機に供給し、織物10を編成したものである。このように一連の彩色糸1を織機や編機に供給して、多彩なデザインの織物や編物を製造することができる。
【0034】
以上のように本発明の一連の彩色糸1は、容易に多様性の彩色の糸を得ることができて、従来では作成できなかった多彩なデザインの織物や編物を製造でき、播州織業界の西脇ファッションの発信力、ブランド力向上をはかれるようにできる。
【産業上の利用可能性】
【0035】
本発明は、シャツ、ポロシャツ、靴下、手袋、マフラー、セーター、タオル、マット、カーテン等の衣服品や日用品、自動車、バス、電車等やのシート、建築物の壁面、天井面等の工業品、その他に広く利用することができる。
【符号の説明】
【0036】
1…彩色糸 2…ロックミシン 3…縫針 4…上ルーパー
5…下ルーパー 7…縫糸 8…上ルーパー糸 5…下ルーパー糸
9…芯糸 10…織物
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
図8
図9