(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2022-08-10
(45)【発行日】2022-08-19
(54)【発明の名称】両軸受リール
(51)【国際特許分類】
A01K 89/015 20060101AFI20220812BHJP
【FI】
A01K89/015 F
A01K89/015 B
(21)【出願番号】P 2018110995
(22)【出願日】2018-06-11
【審査請求日】2021-05-07
(73)【特許権者】
【識別番号】503230070
【氏名又は名称】シマノコンポネンツ マレーシア エスディーエヌ.ビーエッチディー.
(74)【代理人】
【識別番号】110000202
【氏名又は名称】新樹グローバル・アイピー特許業務法人
(72)【発明者】
【氏名】アブ スピアン ビン アーマッド
(72)【発明者】
【氏名】モホド シャムソル ジョハリ ビン イスマイル
(72)【発明者】
【氏名】バイハキ ビン サブツ
(72)【発明者】
【氏名】モホド シュクリ ナズリ ビン ムスタファ
【審査官】大澤 元成
(56)【参考文献】
【文献】特開2015-202101(JP,A)
【文献】特開2016-015911(JP,A)
【文献】米国特許第05344098(US,A)
【文献】特開2019-083744(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
A01K 89/015
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
釣り糸を前方に繰り出し可能な両軸受リールであって、
第1側板、及び前記第1側板と軸方向に間隔を隔てて配置された第2側板、を有するリール本体と、
前記リール本体に上下方向に移動可能に支持されたクラッチ操作部材と、
前記リール本体に回動可能に支持され、軸方向に延び前記クラッチ操作部材に一体移動可能に固定された延伸部、及び前記延伸部に形成された貫通孔、を有するクラッチプレートと、
前記クラッチプレートの前記貫通孔を介して前記クラッチプレートの前記延伸部に前記クラッチ操作部材を固定する固定部材と、
前記クラッチ操作部材及び前記リール本体の一方に設けられ、前記クラッチ操作部材と前記リール本体の前記第1側板との間に前記釣り糸が侵入することを防止する第1障壁部と、
前記クラッチ操作部材及び前記リール本体の一方に設けられ、前記クラッチ操作部材と前記リール本体の前記第2側板との間に前記釣り糸が侵入することを防止する第2障壁部と、
を備え、
前記クラッチプレートの前記貫通孔は、前記固定部材との間で軸方向に融通が設けられている、
両軸受リール。
【請求項2】
前記貫通孔は略楕円形状である、
請求項1に記載の両軸受リール。
【請求項3】
前記固定部材は、頭部、及び前記頭部よりも小径であり外周面に雄ねじ部が形成された軸部、を有するねじ部材であり、
前記クラッチ操作部材は、前記雄ねじ部に螺合する雌ねじ部を有する、
請求項1又は2に記載の両軸受リール。
【請求項4】
前記クラッチ操作部材は、前記第1側板と前記第2側板との軸方向間に配置され、前記第1側板に対して上下方向に摺動可能である、
請求項1から3のいずれか1項に記載の両軸受リール。
【請求項5】
前記クラッチ操作部材は、前記第2側板に対して上下方向に摺動可能である、
請求項4に記載の両軸受リール。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、釣り用リール、特に、釣り糸を前方に繰り出し可能な両軸受リールに関する。
【背景技術】
【0002】
両軸受リールには、ハンドルからスプールへの回転力の伝達及び遮断を切り換え操作するためのクラッチ操作部材が設けられている。クラッチ操作部材は、クラッチプレートを介してクラッチ制御機構に連結されている。また、クラッチ操作部材は、リール本体の後部で上下方向に移動可能であり、リール本体の両側板にわずかな隙間をあけて配置されている(特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
クラッチ操作部材とリール本体の両側板との隙間が小さいほど、この隙間への釣り糸の侵入が抑制され、糸絡みが発生しにくくなる。ところが、従来のクラッチ操作部材は、クラッチプレートにクラッチ操作部材をねじで固定するときに、その固定位置を調整できない。このため、リール本体の両側板との隙間を小さくした場合、寸法誤差によりクラッチ操作部材が偏倚して、クラッチ操作部材が一方の側板に強く接触するおそれがある。また、クラッチ操作部材と両側板との隙間が左右で不均衡になるおそれがあり、この場合は見栄えが悪くなる。
【0005】
本発明の課題は、クラッチ操作部材をリール本体に対して適切な位置に配置できるようにすることにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の一側面に係る両軸受リールは、釣り糸を前方に繰り出し可能であり、リール本体と、クラッチ操作部材と、クラッチプレートと、固定部材と、を備える。クラッチ操作部材は、リール本体に上下方向に移動可能に支持される。クラッチプレートは、リール本体に回動可能に支持され、軸方向に延びクラッチ操作部材に一体移動可能に固定された延伸部、及び延伸部に形成された貫通孔、を有する。固定部材は、クラッチプレートの貫通孔を介してクラッチプレートの延伸部にクラッチ操作部材を固定する。クラッチプレートの貫通孔は、固定部材との間で軸方向に融通が設けられている。
【0007】
この両軸受リールでは、クラッチ操作部材の貫通孔が固定部材との間で軸方向に融通が設けられているため、貫通孔を介してクラッチプレートの延伸部にクラッチ操作部材を固定部材で固定するとき、リール本体に対するクラッチ操作部材の軸方向の位置を調整して固定することができる。これにより、例えば寸法誤差が生じた場合でも、クラッチ操作部材の軸方向の位置を調整してクラッチプレートに固定することで、クラッチ操作部材をリール本体に対して適切な位置に配置できる。
【0008】
好ましくは、貫通孔は略楕円形状である。
【0009】
好ましくは、固定部材は、頭部、及び頭部よりも小径であり外周面に雄ねじ部が形成された軸部、を有するねじ部材であり、クラッチ操作部材は、雄ねじ部に螺合する雌ねじ部を有する。この場合は、クラッチプレートの延伸部にクラッチ操作部材を簡単かつ強固に固定できる。
【0010】
好ましくは、リール本体は、第1側板、及び第1側板と軸方向に間隔を隔てて配置された第2側板、を有し、クラッチ操作部材は、第1側板と第2側板との軸方向間に配置され、第1側板に対して上下方向に摺動可能である。この場合も、クラッチ操作部材をリール本体の第1側板に対して適切な位置に配置できる。
【0011】
好ましくは、クラッチ操作部材は、第2側板に対して上下方向に摺動可能である。この場合は、クラッチ操作部材とリール本体の両側板との隙間を小さくしても、寸法誤差によりクラッチ操作部材が偏倚して、一方の側板に強く接触することを防止できる。また、クラッチ操作部材と両側板との隙間が左右で不均衡になることを防止できる。
【0012】
好ましくは、クラッチ操作部材及びリール本体の一方に設けられ、クラッチ操作部材とリール本体の第1側板との間に釣り糸が侵入することを防止する障壁部をさらに備える。この場合は、クラッチ操作部材をリール本体の第1側板に対して適切な位置に配置できるとともに、障壁部によってクラッチ操作部材とリール本体との間における糸絡みを防止できる。
【0013】
本発明によれば、クラッチ操作部材をクラッチリール本体に対して適切な位置に配置できる。
【図面の簡単な説明】
【0014】
【
図1】本発明の一実施形態が採用された両軸受リールの平面図。
【
図2】フレーム、クラッチ操作部材及びクラッチプレートの分解斜視図。
【発明を実施するための形態】
【0015】
以下の説明において、釣りを行うときに、釣糸が繰り出される方向を前、その反対方向を後という。また、左右とは、両軸受リール100を後方から見たときの左右をいう。また、スプール軸10(
図2参照)が延びる方向を軸方向という。
【0016】
本発明の一実施形態を採用した両軸受リール100は、釣り糸を前方に繰り出し可能である。両軸受リール100は、
図1乃至
図3に示すように、リール本体2と、スプール3と、ハンドル4と、クラッチ操作部材20と、クラッチプレート30と、固定部材40と、を備えている。
【0017】
リール本体2は、
図1及び
図2に示すように、フレーム6と、第1側カバー7aと、第2側カバー7bと、を有している。フレーム6は、第1側板6aと、第2側板6bと、複数の連結部6cと、を有している。
【0018】
第1側板6aは、フレーム6の右側に配置されている。第1側板6aは、第1側板6aの後部の内周面に装着された第1案内板16aを有している。第2側板6bは、第1側板6aと軸方向に間隔を隔てて、フレーム6の左側に配置されている。第2側板6bは、第2側板6bの後部の内周面に装着された第2案内板16bを有している。なお、第1案内板16a及び第2案内板16bは、フレーム6と一体に形成してもよい。
【0019】
第1案内板16a及び第2案内板16bは、概ね上下方向に延びる案内溝16fを有している。
【0020】
複数の連結部6cは、軸方向に延び、第1側板6aと第2側板6bとを連結している。
【0021】
第1側カバー7aは、フレーム6の第1側板6aの右側方を覆う。第2側カバー7bは、フレーム6の第2側板6bの左側方を覆う。
【0022】
スプール3は、第1側板6aと第2側板6bとの間でリール本体2に回転可能に支持されている。詳細には、スプール3は、スプール3の中央を軸方向に貫通するスプール軸10に固定されており、スプール軸10と一体的に回転する。スプール軸10は、リール本体2に配置された図示しない1対の軸受を介して、リール本体2に回転可能に支持されている。
【0023】
ハンドル4は、リール本体2に回転可能に支持されている。ハンドル4の回転は、図示しない回転伝達機構を介して、スプール3に伝達される。回転伝達機構は、従来と同様の構成であるため説明を省略する。
【0024】
<クラッチ操作部材20>
クラッチ操作部材20は、ハンドル4の回転操作に伴うスプール3への回転力の伝達及び遮断を切り換え操作するための部材である。クラッチ操作部材20は、スプール3よりも後方に配置され、第1側板6aと第2側板6bの軸方向間でリール本体2に上下方向に移動可能に支持されている。
【0025】
図4は、クラッチ操作部材20の側面図であり、クラッチ操作部材20は、実線で示す第1位置と、破線で示す第2位置との間で移動可能である。クラッチ操作部材20が第1位置にあるときは、スプール3にハンドル4の回転力が伝達される。一方、クラッチ操作部材20が第2位置にあるときは、スプール3にハンドル4の回転力が伝達されない。
【0026】
なお、クラッチ操作部材20は、クラッチ操作部材20が第2位置にあるときにハンドル4が糸巻き取り方向に回転すると、図示しないクラッチ戻し機構により、第2位置から第1位置に移動するように構成されている。
【0027】
クラッチ操作部材20は、
図3に示すように、右側の第1側面20aが軸方向において第1案内板16aに対向して配置され、第1案内板16aに対して摺動可能である。クラッチ操作部材20は、左側の第2側面20bが軸方向において第2案内板16bに対向して配置され、第2案内板16bに対して摺動可能である。
【0028】
クラッチ操作部材20は、装着孔20cと、雌ねじ部20d(
図5参照)と、第1障壁部21と、第2障壁部22と、を有している。第1障壁部21及び第2障壁部22は、障壁部の一例である。
【0029】
装着孔20cは、クラッチ操作部材20の第1側面20a及び第2側面20bを軸方向に貫通して形成されている。装着孔20cは、クラッチ操作部材20をクラッチプレート30に装着するために設けられ、装着孔20cにはクラッチプレート30の後述する延伸部30bが貫通する。
【0030】
雌ねじ部20dは、
図5に示すように、クラッチ操作部材20の内側に設けられたボス部20eの内周面に形成されている。雌ねじ部20dは、固定部材40の後述する雄ねじ部40cに螺合する。
【0031】
第1障壁部21は、クラッチ操作部材20及びリール本体2の一方に設けられ、クラッチ操作部材20とリール本体2の第1側板6aとの間に釣り糸が侵入することを防止する。本実施形態では、第1障壁部21は、クラッチ操作部材20に設けられている。詳細には、第1障壁部21は、
図2乃至
図4に示すように、第1側面20aの上端に設けられ、第1側面20aからリール本体2の第1側板6aに向かって突出する。なお、第1障壁部21を第1側面20aの下端側にさらに設けてもよい。
【0032】
第1障壁部21は、クラッチ操作部材20と一体的に移動する。第1障壁部21は、
図3に示すように、前後方向において、第1案内板16aと対向する位置に配置されており、第1案内板16aの外縁に沿って摺動可能である。また、第1障壁部21の外側面21aは、軸方向において第1側板6aと対向し、第1側板6aに対して摺動可能である。
【0033】
第2障壁部22は、クラッチ操作部材20とリール本体2の第2側板6bとの間に釣り糸が侵入することを防止する。第2障壁部22は、クラッチ操作部材20の第2側面20bからリール本体2の第2側板6bに向かって突出する。第2障壁部22は、第1障壁部21と左右対称形状であり、ここでは詳細な説明を省略する。
【0034】
<クラッチプレート30>
クラッチプレート30は、
図2及び
図6に示すように、平面視略L字状の部材であり、装着部30aと、延伸部30bと、貫通孔30cと、を有している。クラッチプレート30は、リール本体2に回動可能に支持される。クラッチプレート30は、クラッチ操作部材20を図示しないクラッチ制御機構に連結する。クラッチ制御機構は、クラッチ操作部材20の操作に応じて、スプール3とハンドル4とを連結、又はスプール3とハンドル4との連結を解除する。なお、クラッチ制御機構は従来と同様の構成であるため説明を省略する。
【0035】
装着部30aは、リング状であり、リール本体2の第1側板6aに設けられたボス部6dの外周に回動可能に支持される。
【0036】
延伸部30bは、軸方向に板状に延び、クラッチ操作部材20に一体移動可能に固定される。延伸部30bは、
図2に示すように、リール本体2の第1側板6aに設けられた挿入孔6eから軸方向に挿入され、クラッチ操作部材20の装着孔20c、第1案内板16aの案内溝16f及び第2案内板16bの案内溝16fを貫通する。延伸部30bは、第1案内板16aの案内溝16f及び第2案内板16bの案内溝16fに沿って移動可能であり、延伸部30bの移動に応じて装着部30aが回動する。
【0037】
貫通孔30cは、固定部材40によって延伸部30bをクラッチ操作部材20に一体移動可能に固定するために設けられている。貫通孔30cは、延伸部30bに形成されており、延伸部30bを前後方向に貫通して形成されている。貫通孔30cは、固定部材40との間で軸方向に融通が設けられている。本実施形態では、貫通孔30cは、軸方向に長い略楕円形状であり、クラッチ操作部材20のボス部20eの内径よりも大径に形成されている(
図5参照)。
【0038】
<固定部材40>
固定部材40は、
図5に示すように、クラッチプレート30の貫通孔30cを介してクラッチプレート30の延伸部30bにクラッチ操作部材20を固定するための部材である。
【0039】
固定部材40は、例えばねじ部材であり、頭部40aと、軸部40bと、を有している。頭部40aは、外径がクラッチプレート30の貫通孔30cの軸方向の長さよりも大きく形成されている(
図6参照)。
【0040】
軸部40bは、頭部40aよりも小径であり、外周面にはクラッチ操作部材20の雌ねじ部20dに螺合する雄ねじ部40cが形成されている。軸部40bは、貫通孔30cを貫通して、クラッチ操作部材20の雌ねじ部20dにねじ込まれる。ここでは、貫通孔30cが固定部材40との間で軸方向に融通が設けられているため、貫通孔30cに対する固定部材40の軸方向の位置を調整できる。すなわち、リール本体2に対するクラッチ操作部材20の軸方向の位置を調整できる。
【0041】
<固定手順>
クラッチ操作部材20をクラッチプレート30に固定するときは、まず、第1側板6aの第1案内板16aと、第2側板6bの第2案内板16bと、の間にクラッチ操作部材20を配置する。次に、第1側板6aの挿入孔6eからクラッチプレート30の延伸部30bを挿入して、クラッチ操作部材20をクラッチプレート30に装着する。そして、
図5に示すように、リール本体2の前方側から貫通孔30cを介して固定部材40の軸部40bをクラッチ操作部材20の雌ねじ部20dにねじ込み、クラッチ操作部材20をクラッチプレート30に仮固定する。そして、クラッチ操作部材20の軸方向の位置を調整してから、クラッチ操作部材20をクラッチプレート30に固定する。
【0042】
ここでは、貫通孔30cが固定部材40との間で軸方向に融通が設けられているので、クラッチ操作部材20の軸方向の位置を調整してから貫通孔30cを介してクラッチプレート30にクラッチ操作部材20を固定できる。これにより、例えば寸法誤差が生じた場合でも、クラッチ操作部材20をリール本体2に対して適切な位置に配置できる。例えば、本実施形態では、クラッチ操作部材20と、第1案内板16a及び第2案内板16bとの隙間が不均衡になることを防止できるので見栄えがよくなる。また、クラッチ操作部材20が、左右方向の一方側に偏倚することを防止できるので、第1案内板16a及び第2案内板16bのいずれか一方のみがクラッチ操作部材20に強く接触することを防止できる。
【0043】
<他の実施形態>
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の変更が可能である。特に、本明細書に書かれた複数の実施形態は必要に応じて任意に組合せ可能である。
【0044】
(a)
前記実施形態では、クラッチプレート30の貫通孔30cは略楕円形状であったが、貫通孔30cは、固定部材40の軸方向の位置を調整可能な形状であればよい。また、貫通孔30cを複数設けて、複数の固定部材40でクラッチ操作部材20をクラッチプレート30に固定してもよい。
【0045】
(b)前記実施形態では、クラッチ操作部材20を第1側板6a及び第2側板6bに対して摺動可能に配置していたが、クラッチ操作部材20を第1側板6a及び第2側板6bの一方の側板にのみ摺動可能に配置してもよい。
【0046】
(c)
前記実施形態では、クラッチ操作部材20に第1障壁部21及び第2障壁部22を設けていたが、第1障壁部21及び第2障壁部22を必ずしも設ける必要はない。また、第1障壁部21及び第2障壁部22をリール本体2に設けてもよいし、第1障壁部21及び第2障壁部22の一方のみを、クラッチ操作部材20又はリール本体2に設けてもよい。
【符号の説明】
【0047】
2 リール本体
6a 第1側板
6b 第2側板
20 クラッチ操作部材
20c 雌ねじ部
21 第1障壁部(障壁部の一例)
22 第2障壁部(障壁部の一例)
30 クラッチプレート
30b 延伸部
30c 貫通孔
40 固定部材
40a 頭部
40b 軸部
40c 雄ねじ部
100 両軸受リール