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  • 特許-車両用レジスタ装置 図1
  • 特許-車両用レジスタ装置 図2A
  • 特許-車両用レジスタ装置 図2B
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  • 特許-車両用レジスタ装置 図7
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2022-08-10
(45)【発行日】2022-08-19
(54)【発明の名称】車両用レジスタ装置
(51)【国際特許分類】
   B60H 1/34 20060101AFI20220812BHJP
   F24F 13/14 20060101ALI20220812BHJP
【FI】
B60H1/34 631
F24F13/14 E
【請求項の数】 2
(21)【出願番号】P 2019011951
(22)【出願日】2019-01-28
(65)【公開番号】P2020117173
(43)【公開日】2020-08-06
【審査請求日】2021-02-18
(73)【特許権者】
【識別番号】000100366
【氏名又は名称】しげる工業株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】100085556
【弁理士】
【氏名又は名称】渡辺 昇
(74)【代理人】
【識別番号】100115211
【弁理士】
【氏名又は名称】原田 三十義
(74)【代理人】
【識別番号】100153800
【弁理士】
【氏名又は名称】青野 哲巳
(72)【発明者】
【氏名】星 和彰
【審査官】奈須 リサ
(56)【参考文献】
【文献】登録実用新案第3151186(JP,U)
【文献】実開昭51-086098(JP,U)
【文献】特開2000-233628(JP,A)
【文献】特開2000-211339(JP,A)
【文献】特開平04-371746(JP,A)
【文献】米国特許出願公開第2005/0274136(US,A1)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
B60H 1/00-3/06
F24F 13/14
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
空調装置からの空気を車室に向かって吹き出す通風路を有するレジスタ本体と、上記レジスタ本体に回動可能に支持され上記通風路を開閉するシャッタと、を備えた車両用レジスタ装置において、
上記シャッタは、シャッタ本体と、シャッタ本体の周縁に配置されシャッタ本体より軟質で弾性変形可能なシール部とを有し、
上記レジスタ本体の内周には、上記シール部に対応して突条が形成され、上記突条には上記シャッタの閉じ状態において上記シール部を受ける受面を有し、
上記シャッタが上記通風路を閉じる設定角度位置にある時に、上記シール部が弾性変形した状態で上記突条の上記受面に接するようになっており、
上記突条の上記受面は、上記シャッタが上記設定角度位置にある時に上記シール部を弾性変形していない状態で受ける仮想受面に対して、上記シャッタの開き方向に突出するように偏倚しており、これにより、上記シャッタが上記設定角度位置にある時に、上記突条の上記受面と上記仮想受面との間の重ね代に応じて、上記シール部が弾性変形するようになっており、
上記重ね代は、上記受面が上記シャッタの回動軸線に近づくほど減少し、
上記突条の受面は、上記仮想受面を上記設定角度位置から上記シャッタの開き方向に所定角度回動させることにより描かれる面と一致することを特徴とする車両用レジスタ装置。
【請求項2】
上記所定角度が1~2°であることを特徴とする請求項に記載の車両用レジスタ装置。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、空調装置からの空気を車室に吹き出すための車両用レジスタ装置に関する。
【背景技術】
【0002】
一般的な車両用レジスタ装置は、通風路を有するレジスタ本体と、通風路に配置された空気吹き出し方向を調節するフィン群と、このフィン群より上流側に配置されたシャッタとを備えている。
【0003】
特許文献1に開示されているシャッタは2色成形品からなり、シャッタ本体とこのシャッタ本体の周縁に形成されたシール部とを有している。シール部はシャッタ本体より軟質の材料により形成されている。シャッタが設定角度の閉じ位置にある時、シール部が弾性変形を伴ってレジスタ本体の壁面に接することにより、通風路が閉じられる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【文献】特開2018-90013号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
本発明者は、特許文献1のレジスタ装置において、通風路の閉じ状態でのシール性をさらに高めるために、レジスタ本体の内周に上記シャッタの上記シール部に対応した突条を形成することを検討している。
【0006】
シャッタが設定角度位置で閉じた時に、シール部が弾性変形した状態で突条の受面に接するためには、重ね代を設けなければならない。すなわち、突条の受面は、シャッタが上記設定角度位置にある時に上記シール部を弾性変形していない状態で受ける仮想受面に対して、シャッタの開き方向に突出するように重ね代分だけ偏倚させる必要がある。
しかし、上記重ね代を全周にわたり一定にすると、シャッタを設定角度位置まで閉じるための操作に大きな負荷がかかることが判明した。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明は上記課題を解決するためになされたもので、空調装置からの空気を車室に向かって吹き出す通風路を有するレジスタ本体と、上記レジスタ本体に回動可能に支持され上記通風路を開閉するシャッタと、を備えた車両用レジスタ装置において、
上記シャッタは、シャッタ本体と、シャッタ本体の周縁に配置されシャッタ本体より軟質で弾性変形可能なシール部とを有し、上記レジスタ本体の内周には、上記シール部に対応して突条が形成され、上記突条には上記シャッタの閉じ状態において上記シール部を受ける受面を有し、上記シャッタが上記通風路を閉じる設定角度位置にある時に、上記シール部が弾性変形した状態で上記突条の上記受面に接するようになっており、上記突条の上記受面は、上記シャッタが上記設定角度位置にある時に上記シール部を弾性変形していない状態で受ける仮想受面に対して、上記シャッタの開き方向に突出するように偏倚しており、これにより、上記シャッタが上記設定角度位置にある時に、上記突条の上記受面と上記仮想受面との間の重ね代に応じて、上記シール部が弾性変形するようになっており、上記重ね代は、上記受面が上記シャッタの回動軸線に近づくほど減少することを特徴とする。
【0008】
上記構成によれば、突条の上記受面と上記仮想受面との間の重ね代が、シャッタの回動軸線に近づくほど減少するので、シャッタの閉じ操作に要する負荷を軽減することができる。なぜなら、シール部の単位弾性変形量に要する回動モーメントが大きい回動軸線に近い箇所でのシール部の弾性変形量を、減じたからである。
【0009】
好ましくは、上記突条の受面は、上記仮想受面を上記設定角度位置から上記シャッタの開き方向に所定角度回動させることにより描かれる面と一致する。
上記構成によれば、突条の受面を簡単に設計することができる。
【0010】
より好ましくは、上記所定角度が1~2°である。
上記構成によれば、良好なシール性と良好な操作性を得ることができる。
【発明の効果】
【0011】
本発明によれば、シャッタの閉じ状態におけるシール性を維持しながら、シャッタの閉じ操作の負担を軽減することができる。
【図面の簡単な説明】
【0012】
図1】本発明の一実施形態に係る車両用レジスタ装置を車室側から見た正面図である。
図2A図1におけるII-II矢視の側断面図であり、シャッタが開いた状態で示す。
図2B図1におけるII-II矢視の側断面図であり、シャッタが閉じた状態で示す。
図3図1におけるIII-III矢視の平断面図であり、シャッタが閉じた状態で示す。ただし、下流側フィン群は省かれている。
図4】シャッタの正面図である。
図5】上記車両用レジスタ装置のレジスタ本体に形成された突条の受面と、仮想受面との間の重ね代を示す要部拡大側断面図である。
図6】シャッタの上下縁のシール部と受面との当接状態を示す要部拡大側断面図であり、(A)はシャッタが設定角度位置の手前にあり、上下縁のシール部が弾性変形せずに受面に接した状態を示し、(B)はシャッタがさらに閉じ方向に若干量回動して設定角度位置に達し、上下縁のシール部が弾性変形して受面に接した状態を示す。
図7】シャッタの左右縁のシール部とレジスタ本体の受面との当接状態を示す要部拡大平断面図であり、(A)はシャッタが設定角度位置の手前にあり、左右縁のシール部が弾性変形せずに受面に接した状態を示し、(B)はシャッタがさらに閉じ方向に若干量回動して設定角度位置に達し、左右縁のシール部が弾性変形して受面に接した状態を示す。
【発明を実施するための形態】
【0013】
以下、本発明の一実施形態について図面を参照しながら説明する。なお、理解を容易にするため、シャッタの断面だけをハッチングで示し、他の構成部材の断面のハッチングを省略する。
本実施形態のレジスタ装置は、車両のインストルメントパネルに設置されるものであり、図1図3に示すように、車長方向に延びる通風路15を有するレジスタ本体10と、通風路15の上流側に配置された上流側フィン群20と、通風路15の下流側に配置された下流側フィン群30と、通風路15において上流側フィン群20よりさらに上流側に配置されたシャッタ40と、シャッタ40を開閉操作するための操作ダイヤル50(操作部材)とを、主要構成要素として備えている。
【0014】
レジスタ本体10の通風路15の上流端が空調装置からのダクトに接続され、下流端が吹出口となっている。空調装置からの温度調節された空気が吹出口から車室に向かって吹き出す。本実施形態では、レジスタ本体10は、筒状ケース、車室側のベゼルおよびその他の部品を組み立てることにより構成されている。
上記レジスタ本体10は、上下方向に対峙する上壁11および下壁12と、左右方向(車幅方向)に対峙する側壁13、14とを有している。
【0015】
上流側フィン群20は、複数のフィン21を有している。フィン21は、上下方向に延びる細長い板形状をなし、左右方向に互いに離間して配置されている。
図2Aに示すように、各フィン21は、その上下端に形成された回動軸21aを介して、上下方向に延びる回動軸線を中心に回動可能に、レジスタ本体10の上壁11と下壁12に支持されている。
複数のフィン21は、その下端部に連動軸21bを有しており、これら連動軸21bが、左右に延びる連動リンク22に回動可能に連結されている。中央のフィン21には、係合軸25が形成されている。
【0016】
下流側フィン群30は、複数のフィン31を有している。これらフィン31は左右方向に延びる細長い板形状をなし、上下方向に互いに離間して配置されている。
図示しないが、フィン31は両端の回動軸を介して左右方向に延びる回動軸線を中心に回動可能に、レジスタ本体10の左右の側壁13、14に支持されており、上流側フィン群20と同様に連動リンクにより回動可能に連結されている。
【0017】
下流側フィン群30の中央のフィン31には、操作つまみ35が左右方向にスライド可能に装着されている。この操作つまみ35は、上流側に向かって突出する係合フォーク部(図示しない)を有しており、この係合フォーク部が、上流側フィン群20の中央のフィン21に設けられた係合軸25と係合している。
【0018】
シャッタ40が開いた送風状態において、操作つまみ35を手でつまんで上下に回動することにより、下流側フィン群30の全てのフィン31が同方向に回動し、これにより吹出し方向を上下に調節することができる。
また、操作つまみ35を左右にスライドすると、係合フォーク部と係合軸25の係合を介して上流側フィン群20の中央のフィン21が左右に回動し、さらに連動リンク22を介して他のフィン21が左右に回動することにより、吹き出し方向を左右に調節することができる。
【0019】
図2図4に示すように、シャッタ40は2色成形品からなり、硬質樹脂製例えばPPF製のシャッタ本体41と、このシャッタ本体41の周縁に配置されたゴム製(例えばPPE製)のシール部42、43とを有している。シール部42、43はシャッタ本体41より軟質であり弾性変形可能である。
【0020】
図4に示すように、シャッタ本体41はその左右の側縁に回動軸41a,41bを有しており、後述するように、左右方向に延びる回動軸線Lを中心に回動可能にして、レジスタ本体10の左右の側壁13,14に支持されている。
【0021】
シール部42、43は、上記回動軸41a,41bを挟むようにして上下に分離されている。シール部42、43の断面形状は、シャッタ本体41の周縁に連結された基部と先端部との間が薄肉をなしており、弾性変形しやすくなっている。
上側のシール部42は、上縁部42aと、上縁部42aに連なる左右の側縁部42b、42cと、を有している。
下側のシール部43は、下縁部43aと、下縁部43aに連なる左右の側縁部43b、43cと、を有している。
【0022】
シール部42、43を補強するため、シール部42の上縁部42aとシール部43の下縁部43aの中央部が、シール部42,43と同材質の補強部45により連なっている。本実施形態では補強部45はシャッタ本体41の下流側の面に形成されている。
【0023】
図5に示すように、レジスタ本体10の左側壁13には、通風路15の流れ方向に延びる隆起部16が形成されており、この隆起部16の下流側端部には軸受穴17が形成されている。この隆起部16の下流側端部の外周面16aは、軸受穴17と同心円の円弧面をなしている。
図示しないが、レジスタ本体10の右側壁14にも、同様の隆起部および軸受穴が形成されている。
シャッタ41の左側の回動軸41aが、左側壁13の軸受穴17に挿入され、右側の回動軸41bが右側壁14の軸受穴に挿入されることにより、シャッタ40は左右方向に延びる回動軸線Lを中心に回動可能に支持されている。
【0024】
図2図3図5に示すように、レジスタ本体10の内周には、上記シャッタ40のシール部42、43に対応して突条18,19が形成されている。突条18,19は、左側壁13の隆起部16と右側壁14の隆起部を挟んで上下に分離されている。
【0025】
上側の突条18は、上壁11に形成された上縁部18aと、左右の側壁13、14に形成され上縁部18aに連なる側縁部18b、18cとを有している。側縁部18bの下端は左側壁13の隆起部16に連なっており、側縁部18cの下端は右側壁14の隆起部に連なっている。
【0026】
下側の突条19は、下壁12に形成された下縁部19aと、左右の側壁13、14に形成され下縁部19aに連なる側縁部19b、19cとを有している。側縁部19bの上端は左側壁13の隆起部16に連なっており、側縁部19cの上端は右側壁14の隆起部に連なっている。
【0027】
突条18,19は、シャッタ40のシール部42、43を受ける受面18x,19xをそれぞれ有している。受面18xは、突条18の上縁部18aおよび側縁部18b,18cの下流側に連続して形成されている。受面19xは、突条19の下縁部19aおよび側縁部19b,19cの上流側に連続して形成されている。
【0028】
受面18x、19xの一方の端は、側壁13の隆起部16の下流側端部の外周面16aに連なっている。受面18x、19xの他方の端は、側壁14の隆起部の下流側端部の外周面に連なっている。
【0029】
図1図3に示すように、操作ダイヤル50の一部は、レジスタ本体10の窓10aから車室内に向かって突出しており、乗員により操作できるようになっている。
操作ダイヤル50は、図示しないリンク機構を介してシャッタ40の一方の回動軸41aに連結されており、操作ダイヤル50を回すことにより、シャッタ40を回動して通風路15を開閉するようになっている。
【0030】
図2Aに示すように、シャッタ40が通風路15に沿った姿勢にある時、通風路15は開いている。操作ダイヤル50を回してシャッタ40を図2Aにおいて時計回りに回すと、図2B図6(A)、図7(A)に示すように、シャッタ40のシール部42、43が、レジスタ本体10の突条18,19の受面18x,19xに達し、通風路15は閉じられる。
【0031】
シャッタ40は、さらに設定角度位置まで若干量回動することにより、図6(B)、図7(B)に示すようにシール部材42、43が弾性変形を伴って受面18x、19xに接し、良好なシール状態で通風路15を閉じることができる。
シャッタ40は、上記設定角度位置に到達すると、操作ダイヤル50とシャッタ40との間のリンク機構に設けたストッパ手段により、それ以上の回動を禁じられるとともに、保持手段により設定角度位置を仮保持することができる。
【0032】
なお、シャッタ40の開位置から閉じ位置までの回動角度範囲において、シール部材42,43の側縁部42b、43bの端は、隆起部16の下流側端部の外周面16aに接した状態を維持されている。
【0033】
上述したように、シャッタ40が設定角度位置で閉じた時に、シール部42、43が弾性変形した状態で突条18,19の受面18x,19xに接するためには、重ね代Wを設けなければならない。図5図6(A)、図7(A)に示すように、突条18,19の受面18x,19xは、シャッタ40が設定角度位置にある時にシール部42、43を弾性変形していない状態で受ける仮想受面Pに対して、シャッタ40の開き方向に突出するように重ね代W分だけ偏倚している。
【0034】
本実施形態では、受面18x,19xは、仮想受面Pを上記設定角度位置から開き方向に所定角度回動させることにより描かれる面と一致する。この所定角度は、1~2°例えば1.5°である。
その結果、受面18x、19xと仮想受面Pとの間の重ね代Wは、回動軸線Lからの距離に比例して変化する。すなわち、上側の受面18xの重ね代Wは、突条18の上縁部18aで最も大きく、回動軸線Lにしたがって徐々に減少し、突条18の側縁部18b、18cの下端(回動軸線Lに最も近い端)で最も小さい。同様に、下側の受面19xの重ね代Wは、突条19の下縁部19aで最も大きく、回動軸線Lにしたがって徐々に減少し、突条19の側縁部19b,19cの上端(回動軸線Lに最も近い端)で最も小さい。
【0035】
上記のように重ね代Wを設定すると、図6(A),図7(A)に示すように、シャッタ40のシール部42,43は、上記シャッタ40が上記設定角度位置の手前にある時に受面18x,19xの全領域にほぼ同時に接し、さらにシャッタ40が上記設定角度位置に向かって閉じ方向に回動する過程で、弾性変形する。この弾性変形量は、受面18x,19xにおいて、回動軸線Lに近いほど小さく、回動軸線Lから遠ざかるにしたがって大きくなる。回動軸線Lに近いほど、単位弾性変形量に必要な回動モーメントが大きいが、この回動軸線Lに近いほど弾性変形量を減じているため、シャッタ40が設定角度位置に向かって閉じる際の操作ダイヤル50の操作の負荷を軽減することができる。
【0036】
本発明は上記実施形態に制約されず、さらに種々の態様が可能である。
シャッタは上下に延びる回動軸線を中心に回動してもよい。
重ね代は、回動軸線からの距離に応じて連続的に変化するのが好ましいが、距離に比例していなくても。受面の一部領域では重ね代が回動軸線からの距離の相違に拘わらず一定であってもよい。
【産業上の利用可能性】
【0037】
本発明は、車両の空調のためのレジスタ装置に適用できる。
【符号の説明】
【0038】
10 操作本体
15 通風路
18,19 突条
18x、19x 受面
40 シャッタ
41 シャッタ本体
42、43 シール部
50 操作ダイヤル(操作部材)
L 回動軸線
図1
図2A
図2B
図3
図4
図5
図6
図7