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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2022-08-10
(45)【発行日】2022-08-19
(54)【発明の名称】送信適合およびグラントフリーアクセス
(51)【国際特許分類】
   H04W 72/04 20090101AFI20220812BHJP
   H04W 74/08 20090101ALI20220812BHJP
   H04W 72/08 20090101ALI20220812BHJP
   H04W 16/28 20090101ALI20220812BHJP
   H04L 1/06 20060101ALI20220812BHJP
   H04L 27/26 20060101ALI20220812BHJP
   H04B 7/0456 20170101ALI20220812BHJP
【FI】
H04W72/04 132
H04W74/08
H04W72/08 110
H04W16/28 130
H04L1/06 060
H04L27/26 114
H04B7/0456 100
【請求項の数】 15
(21)【出願番号】P 2019559707
(86)(22)【出願日】2018-04-25
(65)【公表番号】
(43)【公表日】2020-06-25
(86)【国際出願番号】 US2018029251
(87)【国際公開番号】W WO2018204136
(87)【国際公開日】2018-11-08
【審査請求日】2020-04-09
(31)【優先権主張番号】62/500,533
(32)【優先日】2017-05-03
(33)【優先権主張国・地域又は機関】US
(73)【特許権者】
【識別番号】316012245
【氏名又は名称】アイディーエーシー ホールディングス インコーポレイテッド
(74)【代理人】
【識別番号】110001243
【氏名又は名称】弁理士法人谷・阿部特許事務所
(72)【発明者】
【氏名】ジャネット・エイ・スターン-バーコウィッツ
(72)【発明者】
【氏名】ムーン-イル・リー
(72)【発明者】
【氏名】ジェイ・パトリック・トゥーハー
(72)【発明者】
【氏名】アルパスラン・デミル
(72)【発明者】
【氏名】サンジャイ・ゴーヤル
(72)【発明者】
【氏名】ミハエラ・シー・ベルリ
【審査官】伊藤 嘉彦
(56)【参考文献】
【文献】米国特許出願公開第2016/0183302(US,A1)
【文献】国際公開第2016/106662(WO,A1)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
H04B 7/0456
H04B 7/24 - 7/26
H04L 1/06
H04L 27/26
H04W 4/00 - 99/00
3GPP TSG RAN WG1-4
SA WG1-4
CT WG1,4
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
プロセッサを備えた無線送受信ユニット(WTRU)であって、
前記プロセッサは、少なくとも、
候補リソースのセットを受信することと、
チャネル上でクリアチャネルアセスメント(CCA)またはリッスンビフォートーク(LBT)をタイムピリオド内で周期的に実行することによって、チャネルが送信のためにクリアであるかどうかを決定することと、
前記チャネルがクリアであると決定されているという条件で、前記タイムピリオド内に残っている時間に基づいて候補リソースの前記セットからリソースを決定することであって、前記決定されたリソースは、1つまたは複数の周波数リソースを含み、前記1つまたは複数の周波数リソースの数は、前記タイムピリオド内に残っている時間に基づく、ことと、
前記リソースを使用して送信を送ることであって、前記送信は、復調基準信号(DM-RS)を備える、ことと
を行うように構成されているWTRU。
【請求項2】
前記プロセッサは、前記1つまたは複数の周波数リソースの前記数に基づいて多入力多出力(MIMO)スキームを決定するようにさらに構成されており、
前記MIMOスキームは、
前記1つまたは複数の周波数リソースの前記数がしきい値よりも小さい、あるいはしきい値と等しい場合にはスペース周波数ブロックコーディング(SFBC)を、または
前記1つまたは複数の周波数リソースの前記数が前記しきい値よりも大きい場合にはプリコーダサイクリングを含む、請求項1のWTRU。
【請求項3】
前記DM-RSは、前記送信の終わりに配置される、請求項1のWTRU。
【請求項4】
前記DM-RSに関連付けられているシーケンスが、前記リソースを受信機に示す、請求項1のWTRU。
【請求項5】
前記プロセッサは、前記リソースに関連付けられているリソース要素に変調シンボルをマップするようにさらに構成されている、請求項1のWTRU。
【請求項6】
前記1つまたは複数の周波数リソースの前記数は、前記タイムピリオド内に残っている前記時間がより短い場合には、より大きく、
前記タイムピリオド内に残っている前記時間がより長い場合には、より小さい、
請求項1のWTRU。
【請求項7】
前記プロセッサは、前記チャネルがクリアであると決定されるまで、前記タイムピリオドに関連付けられているそれぞれの時間ユニット内で、前記チャネル上でCCAまたはLBTを周期的に実行することによって、前記チャネルが送信のためにクリアであるかどうかを決定するように構成される、請求項1のWTRU。
【請求項8】
前記DM-RSは、前記送信の始めに配置される、請求項1のWTRU。
【請求項9】
前記DM-RSは、前記リソースを示す、請求項1のWTRU。
【請求項10】
候補リソースのセットを受信するステップと、
チャネル上でクリアチャネルアセスメント(CCA)またはリッスンビフォートーク(LBT)をタイムピリオド内で周期的に実行することによって、チャネルが送信のためにクリアであるかどうかを決定するステップと、
前記チャネルがクリアであると決定されているという条件で、前記タイムピリオド内に残っている時間に基づいて候補リソースの前記セットからリソースを決定するステップであって、前記決定されたリソースは、1つまたは複数の周波数リソースを含み、前記1つまたは複数の周波数リソースの数は、前記タイムピリオド内に残っている時間に基づく、ステップと、
前記リソースを使用して送信を送るステップであって、前記送信は、復調基準信号(DM-RS)を含む、ステップと
を備える方法。
【請求項11】
前記DM-RSは、前記送信の終わりに配置される、請求項10の方法。
【請求項12】
前記DM-RSに関連付けられているシーケンスが、前記リソースを受信機に示す、請求項10の方法。
【請求項13】
前記リソースに関連付けられているリソース要素に変調シンボルをマップするステップをさらに備える、請求項10の方法。
【請求項14】
前記1つまたは複数の周波数リソースの前記数は、
前記タイムピリオド内に残っている前記時間がより短い場合には、より大きく、
前記タイムピリオド内に残っている前記時間がより長い場合には、より小さい
請求項10の方法。
【請求項15】
前記チャネルが送信のためにクリアであるかどうかを決定するステップは、前記チャネルがクリアであると決定されるまで、前記タイムピリオドに関連付けられているそれぞれの時間ユニット内で、前記チャネル上でCCAまたはLBTを周期的に実行することを備える、請求項10の方法。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
関連出願の相互参照
本出願は、2017年5月3日に出願された米国特許仮出願第62/500,533号明細書からの優先権を主張するものであり、その米国特許仮出願は、その全体が参照によって本明細書に組み込まれている。
【背景技術】
【0002】
モバイル通信は、進化し続けている。第5世代は、5Gと呼ばれる場合がある。モバイル通信の前の(レガシー)世代は、例えば、第4世代(4G)ロングタームエボリューション(LTE)であることが可能である。モバイル無線通信は、新無線(NR)などの様々な無線アクセス技術(RAT)を実施する。NRに関する使用事例は、例えば、エクストリームモバイルブロードバンド(eMBB)、超高信頼低遅延通信(URLLC)、およびマッシブマシンタイプ通信(mMTC)を含むことが可能である。
【発明の概要】
【0003】
例えばライセンス供与されていない帯域における、送信適合およびグラントフリーアクセスのためのシステム、方法および手段が開示される。フレキシブルな送信境界が、送信適合のために提供されることが可能である(例えば、タイムピリオドおよび/または時間ユニット)。グラントフリーアクセスリソースプールが提供されることが可能である。ライセンス供与されていないオペレーションが、ビームベースのシステムにおいて、例えば、リソースプールおよび/またはクリアチャネルアセスメント(CCA)を使用して、提供されることが可能である。
【0004】
無線送受信ユニット(WTRU)は、送信のために使用され得る候補リソースの表示および/またはセットを受信することができる。WTRUは、チャネル上でCCAを周期的に(例えば、そのチャネル上で送信を行う前に)実行して、そのチャネルが送信のためにフリーであるかどうかを決定することができる。チャネルがフリーであると決定された場合には、WTRUは、候補リソースから送信のためのリソース(例えば、この場合、そのリソースは、1つまたは複数の時間リソースおよび/または周波数リソースを指すことが可能である)を決定することができる。リソースは、タイムピリオド内に残っている時間に基づいて決定され得る。例えば、タイムピリオド内に残っている時間がより短い場合には、WTRUは、より多くの周波数リソースを含むリソース上で送信を行うことを決定することができる。WTRUは、送信のために使用される周波数リソースの数に基づいて多入力多出力(MIMO)スキームを決定することができる。WTRUは、決定されたリソースを使用して送信を送ることが可能であり、その送信は、復調基準信号(DM-RS)を含むことが可能である。DM-RSは、送信のために使用されるリソースをその送信の受信機に示すことが可能である。
【図面の簡単な説明】
【0005】
図1A】1つまたは複数の開示されている実施形態が実施されることが可能な例示的な通信システムのシステム図である。
図1B図1Aにおいて例示されている通信システム内で使用されることが可能な例示的な無線送受信ユニット(WTRU)のシステム図である。
図1C図1Aにおいて例示されている通信システム内で使用されることが可能な例示的な無線アクセスネットワーク(RAN)および例示的なコアネットワーク(CN)のシステム図である。
図1D図1Aにおいて例示されている通信システム内で使用されることが可能なさらなる例示的なRANおよびさらなる例示的なCNのシステム図である。
図2】リソースプール層に関連付けられている例である。
図3】リソースプール層の選択および使用に関連付けられている例である。
図4】リソースプール層の選択および使用に関連付けられている例である。
図5】リソースプール層の選択および使用に関連付けられている例である。
図6】リソースプール層の選択および使用に関連付けられている例である。
【発明を実施するための形態】
【0006】
様々な図を参照しながら、例示的な実施形態の説明が詳述される。この説明は、可能な実施態様の詳細な例を提供するが、それらの詳細は、例示的なものであること、および決して本出願の範囲を限定するものではないことを意図しているという点に留意されたい。
【0007】
図1Aは、1つまたは複数の開示されている実施形態が実施されることが可能な例示的な通信システム100を示す図である。通信システム100は、コンテンツ、例えば、音声、データ、ビデオ、メッセージング、放送などを複数の無線ユーザに提供するマルチプルアクセスシステムであってよい。通信システム100は、複数の無線ユーザが、無線帯域幅を含むシステムリソースの共有を通じてそのようなコンテンツにアクセスすることを可能にする。例えば、通信システム100は、1つまたは複数のチャネルアクセス方法、例えば、符号分割多元接続(CDMA)、時分割多元接続(TDMA)、周波数分割多元接続(FDMA)、直交FDMA(OFDMA)、シングルキャリアFDMA(SC-FDMA)、ゼロテールユニークワードDFT-Spread OFDM(ZT UW DTS-s OFDM)、ユニークワードOFDM(UW-OFDM)、リソースブロックフィルタードOFDM、フィルタバンクマルチキャリア(FBMC)などを採用することができる。
【0008】
図1Aにおいて示されているように、通信システム100は、無線送受信ユニット(WTRU)102a、102b、102c、102d、RAN104/113、CN106/115、公衆交換電話網(PSTN)108、インターネット110、および他のネットワーク112を含むことが可能であるが、開示されている実施形態は、任意の数のWTRU、基地局、ネットワーク、および/またはネットワーク要素を想定しているということが理解されるであろう。WTRU102a、102b、102c、102dのそれぞれは、無線環境において動作および/または通信するように構成されている任意のタイプのデバイスであってよい。例えば、WTRU102a、102b、102c、102d(これらのいずれも、「ステーション」および/または「STA」と呼ばれ得る)は、無線信号を送信および/または受信するように構成されることが可能であり、ユーザ機器(UE)、移動局、固定式または移動式のサブスクライバーユニット、サブスクリプションベースのユニット、ページャー、セルラー電話、携帯情報端末(PDA)、スマートフォン、ラップトップ、ネットブック、パーソナルコンピュータ、無線センサ、ホットスポットまたはMi-Fiデバイス、IoTデバイス、腕時計またはその他のウェアラブル、ヘッドマウントディスプレイ(HMD)、乗り物、ドローン、医療デバイスおよびアプリケーション(例えば、遠隔手術)、工業デバイスおよびアプリケーション(例えば、工業および/または自動化された処理チェーンのコンテキストにおいて動作するロボットおよび/またはその他の無線デバイス)、家庭用電子機器、商業および/または工業無線ネットワーク上で動作するデバイスなどを含み得る。WTRU102a、102b、102c、および102dのいずれも、UEと言い換え可能に呼ばれ得る。
【0009】
通信システム100は、基地局114aおよび/または基地局114bを含み得る。基地局114a、114bのそれぞれは、1つまたは複数の通信ネットワーク、例えば、CN106/115、インターネット110、および/または他のネットワーク112へのアクセスを容易にするために、WTRU102a、102b、102c、102dのうちの少なくとも1つと無線でインターフェース接続するように構成されている任意のタイプのデバイスであってよい。例えば、基地局114a、114bは、ベーストランシーバステーション(BTS)、Node-B、eNode B、ホームNode B、ホームeNode B、gNB、NR NodeB、サイトコントローラ、アクセスポイント(AP)、無線ルータなどであってよい。基地局114a、114bは、それぞれ単一の要素として描写されているが、基地局114a、114bは、任意の数の相互接続された基地局および/またはネットワーク要素を含み得るということが理解されるであろう。
【0010】
基地局114aは、RAN104/113の一部であることが可能であり、RAN104/113は、他の基地局および/またはネットワーク要素(図示せず)、例えば、基地局コントローラ(BSC)、無線ネットワークコントローラ(RNC)、中継ノードなどを含むことも可能である。基地局114aおよび/または基地局114bは、1つまたは複数のキャリア周波数上で無線信号を送信および/または受信するように構成されることが可能であり、それらのキャリア周波数は、セル(図示せず)と呼ばれ得る。これらの周波数は、ライセンス供与されているスペクトル、ライセンス供与されていないスペクトル、またはライセンス供与されているスペクトルと、ライセンス供与されていないスペクトルとの組合せであることが可能である。セルは、比較的固定されることが可能である、または時間とともに変わることが可能である特定の地理的エリアへの無線サービスのためのカバレッジを提供することが可能である。セルは、セルセクタへとさらに分割されることが可能である。例えば、基地局114aに関連付けられているセルは、3つのセクタへと分割されることが可能である。従って、一実施形態においては、基地局114aは、3つのトランシーバ、例えば、セルのそれぞれのセクタごとに1つのトランシーバを含むことができる。実施形態においては、基地局114aは、MIMO技術を採用することが可能であり、セルのそれぞれのセクタごとに複数のトランシーバを利用することができる。例えば、所望の空間方向において信号を送信および/または受信するためにビームフォーミングが使用されることが可能である。
【0011】
基地局114a、114bは、エアインターフェース116を介してWTRU102a、102b、102c、102dのうちの1つまたは複数と通信することが可能であり、エアインターフェース116は、任意の適切な無線通信リンク(例えば、無線周波数(RF)、マイクロ波、センチメートル波、マイクロメートル波、赤外線(IR)、紫外線(UV)、可視光など)であってよい。エアインターフェース116は、任意の適切な無線アクセス技術(RAT)を使用して確立されることが可能である。
【0012】
より具体的には、上述されているように、通信システム100は、マルチプルアクセスシステムであることが可能であり、1つまたは複数のチャネルアクセススキーム、例えば、CDMA、TDMA、FDMA、OFDMA、SC-FDMAなどを採用することが可能である。例えば、RAN104/113における基地局114a、およびWTRU102a、102b、102cは、ユニバーサルモバイルテレコミュニケーションズシステム(UMTS)テレストリアルラジオアクセス(UTRA)などの無線技術を実施することが可能であり、この無線技術は、ワイドバンドCDMA(WCDMA(登録商標))を使用してエアインターフェース115/116/117を確立することが可能である。WCDMAは、高速パケットアクセス(HSPA)および/またはエボルブドHSPA(HSPA+)などの通信プロトコルを含むことが可能である。HSPAは、高速ダウンリンク(DL)パケットアクセス(HSDPA)および/または高速ULパケットアクセス(HSUPA)を含むことが可能である。
【0013】
実施形態においては、基地局114aおよびWTRU102a、102b、102cは、ロングタームエボリューション(LTE)および/またはLTEアドバンスト(LTE-A)および/またはLTEアドバンストプロ(LTE-A Pro)を使用してエアインターフェース116を確立することが可能なエボルブドUMTSテレストリアルラジオアクセス(E-UTRA)などの無線技術を実施することが可能である。
【0014】
実施形態においては、基地局114aおよびWTRU102a、102b、102cは、新無線(NR)を使用してエアインターフェース116を確立することが可能なNR無線アクセスなどの無線技術を実施することができる。
【0015】
実施形態においては、基地局114aおよびWTRU102a、102b、102cは、複数の無線アクセス技術を実施することができる。例えば、基地局114aおよびWTRU102a、102b、102cは、例えばデュアル接続(DC)原理を使用して、LTE無線アクセスおよびNR無線アクセスをともに実施することができる。従って、WTRU102a、102b、102cによって利用されるエアインターフェースは、複数のタイプの無線アクセス技術、および/または複数のタイプの基地局(例えば、eNBおよびgNB)へ/から送られる送信によって特徴付けられ得る。
【0016】
その他の実施形態においては、基地局114aおよびWTRU102a、102b、102cは、無線技術、例えば、IEEE802.11(例えば、無線フィディリティー(WiFi)、IEEE802.16(例えば、WiMAX(Worldwide Interoperability for Microwave Access))、CDMA2000、CDMA2000 1X、CDMA2000EV-DO、暫定標準2000(IS-2000)、暫定標準95(IS-95)、暫定標準856(IS-856)、グローバルシステムフォーモバイルコミュニケーションズ(GSM(登録商標))、エンハンストデータレートフォーGSMエボリューション(EDGE)、GSM EDGE(GERAN)などを実施することが可能である。
【0017】
図1Aにおける基地局114bは、例えば、無線ルータ、ホームNode B、ホームeNode B、またはアクセスポイントであることが可能であり、局所的なエリア、例えば、事業所、家庭、乗り物、キャンパス、工業施設、空中回廊(例えば、ドローンによる使用のための)、車道などにおける無線接続を容易にするために、任意の適切なRATを利用することが可能である。一実施形態においては、基地局114bおよびWTRU102c、102dは、無線ローカルエリアネットワーク(WLAN)を確立するために、IEEE802.11などの無線技術を実施することが可能である。実施形態においては、基地局114bおよびWTRU102c、102dは、無線パーソナルエリアネットワーク(WPAN)を確立するために、IEEE802.15などの無線技術を実施することができる。さらに別の実施形態においては、基地局114bおよびWTRU102c、102dは、ピコセルまたはフェムトセルを確立するために、セルラーベースのRAT(例えば、WCDMA、CDMA2000、GSM、LTE、LTE-A、LTE-A Pro、NRなど)を利用することができる。図1Aにおいて示されているように、基地局114bは、インターネット110への直接接続を有し得る。従って基地局114bは、CN106/115を介してインターネット110にアクセスすることを求められないことが可能である。
【0018】
RAN104/113は、CN106/115と通信状態にあることが可能であり、CN106/115は、音声、データ、アプリケーション、および/またはVoIPサービスをWTRU102a、102b、102c、102dのうちの1つまたは複数に提供するように構成されている任意のタイプのネットワークであることが可能である。データは、様々なサービス品質(QoS)要件、例えば、別々のスループット要件、待ち時間要件、エラー許容範囲要件、信頼性要件、データスループット要件、モビリティ要件などを有し得る。CN106/115は、呼制御、課金サービス、モバイル位置情報サービス、プリペイドコーリング、インターネット接続、ビデオ配信などを提供すること、および/またはハイレベルセキュリティー機能、例えばユーザ認証を実行することが可能である。図1Aにおいては示されていないが、RAN104/113および/またはCN106/115は、RAN104/113と同じRATまたは異なるRATを採用している他のRANと直接または間接の通信状態にあることが可能であるということが理解されるであろう。例えば、CN106/115は、NR無線技術を利用していることが可能であるRAN104/113に接続されていることに加えて、GSM、UMTS、CDMA2000、WiMAX、E-UTRA、またはWiFi無線技術を採用している別のRAN(図示せず)と通信状態にあることも可能である。
【0019】
CN106/115は、WTRU102a、102b、102c、102dがPSTN108、インターネット110、および/または他のネットワーク112にアクセスするためのゲートウェイとしての役割を果たすことも可能である。PSTN108は、単純旧式電話サービス(POTS)を提供する回線交換電話ネットワークを含むことが可能である。インターネット110は、一般的な通信プロトコル、例えば、TCP/IPインターネットプロトコルスイートにおけるTCP、UDPおよび/またはIPを使用する相互接続されたコンピュータネットワークおよびデバイスからなるグローバルシステムを含むことが可能である。ネットワーク112は、他のサービスプロバイダによって所有および/または運営されている有線通信ネットワークおよび/または無線通信ネットワークを含むことが可能である。例えば、ネットワーク112は、RAN104/113と同じRATまたは異なるRATを採用することが可能である1つまたは複数のRANに接続されている別のCNを含むことが可能である。
【0020】
通信システム100におけるWTRU102a、102b、102c、102dのうちのいくつかまたは全ては、マルチモード機能を含むことが可能である(例えば、WTRU102a、102b、102c、102dは、別々の無線リンクを介して別々の無線ネットワークと通信するために複数のトランシーバを含むことが可能である)。例えば、図1Aにおいて示されているWTRU102cは、セルラーベースの無線技術を採用することが可能である基地局114aと、およびIEEE802無線技術を採用することが可能である基地局114bと通信するように構成されることが可能である。
【0021】
図1Bは、例示的なWTRU102を示すシステム図である。図1Bにおいて示されているように、WTRU102は、数ある中でも、プロセッサ118、トランシーバ120、送受信要素122、スピーカー/マイクロフォン124、キーパッド126、ディスプレイ/タッチパッド128、取り外し不能メモリ130、取り外し可能メモリ132、電源134、GPSチップセット136、および/またはその他の周辺機器138を含むことが可能である。WTRU102は、実施形態との整合性を保持しながら、上述の要素同士の任意の下位組合せを含むことが可能であるということが理解されるであろう。
【0022】
プロセッサ118は、汎用プロセッサ、専用プロセッサ、従来型プロセッサ、デジタルシグナルプロセッサ(DSP)、複数のマイクロプロセッサ、DSPコアに関連付けられている1つもしくは複数のマイクロプロセッサ、コントローラ、マイクロコントローラ、特定用途向け集積回路(ASIC)、FPGA回路、その他の任意のタイプの集積回路(IC)、状態マシンなどであることが可能である。プロセッサ118は、信号符号化、データ処理、電力制御、入力/出力処理、および/または、WTRU102が無線環境において動作することを可能にするその他の任意の機能を実行することが可能である。プロセッサ118は、トランシーバ120に結合されることが可能であり、トランシーバ120は、送受信要素122に結合されることが可能である。図1Bは、プロセッサ118およびトランシーバ120を別々のコンポーネントとして描写しているが、プロセッサ118およびトランシーバ120は、電子パッケージまたはチップにおいてともに統合されることが可能であるということが理解されるであろう。
【0023】
送受信要素122は、エアインターフェース116を介して、基地局(例えば、基地局114a)に信号を送信するように、または基地局(例えば、基地局114a)から信号を受信するように構成されることが可能である。例えば、一実施形態においては、送受信要素122は、RF信号を送信および/または受信するように構成されているアンテナであってよい。実施形態においては、送受信要素122は、例えば、IR信号、UV信号、または可視光信号を送信および/または受信するように構成されているエミッタ/検知器であってよい。さらに別の実施形態においては、送受信要素122は、RF信号および光信号の両方を送信および/または受信するように構成されることが可能である。送受信要素122は、無線信号の任意の組合せを送信および/または受信するように構成されることが可能であるということが理解されるであろう。
【0024】
送受信要素122は、図1Bにおいては単一の要素として描写されているが、WTRU102は、任意の数の送受信要素122を含むことが可能である。より具体的には、WTRU102は、MIMO技術を採用することが可能である。従って、一実施形態においては、WTRU102は、エアインターフェース116を介して無線信号を送信および受信するために、2つ以上の送受信要素122(例えば、複数のアンテナ)を含むことが可能である。
【0025】
トランシーバ120は、送受信要素122によって送信されることになる信号を変調するように、および送受信要素122によって受信される信号を復調するように構成され得る。上述されているように、WTRU102は、マルチモード機能を有し得る。従って、トランシーバ120は、WTRU102が、例えばNRおよびIEEE802.11などの複数のRATを介して通信することを可能にするために複数のトランシーバを含むことが可能である。
【0026】
WTRU102のプロセッサ118は、スピーカー/マイクロフォン124、キーパッド126、および/またはディスプレイ/タッチパッド128(例えば、液晶ディスプレイ(LCD)ディスプレイユニットもしくは有機発光ダイオード(OLED)ディスプレイユニット)に結合されることが可能であり、そこからユーザ入力データを受信することが可能である。プロセッサ118は、ユーザデータをスピーカー/マイクロフォン124、キーパッド126、および/またはディスプレイ/タッチパッド128へ出力することも可能である。加えて、プロセッサ118は、任意のタイプの適切なメモリ、例えば、取り外し不能メモリ130および/または取り外し可能メモリ132の情報にアクセスすること、およびそれらのメモリにデータを格納することが可能である。取り外し不能メモリ130は、RAM、ROM、ハードディスク、またはその他の任意のタイプのメモリストレージデバイスを含むことが可能である。取り外し可能メモリ132は、SIMカード、メモリスティック、SDメモリカードなどを含むことが可能である。その他の実施形態においては、プロセッサ118は、WTRU102上に物理的に配置されていない、例えば、サーバまたはホームコンピュータ(図示せず)上のメモリの情報にアクセスすること、およびそのメモリにデータを格納することが可能である。
【0027】
プロセッサ118は、電源134から電力を受け取ることが可能であり、WTRU102におけるその他のコンポーネントへの電力を分配および/または制御するように構成され得る。電源134は、WTRU102に電力供給するための任意の適切なデバイスであり得る。例えば、電源134は、1つまたは複数の乾電池(例えば、ニッケルカドミウム(NiCd)、ニッケル亜鉛(NiZn)、ニッケル水素(NiMH)、リチウムイオン(Li-ion)など)、太陽電池、燃料電池などを含むことが可能である。
【0028】
プロセッサ118は、GPSチップセット136に結合されることも可能であり、GPSチップセット136は、WTRU102の現在の位置に関する位置情報(例えば、経度および緯度)を提供するように構成されることが可能である。WTRU102は、GPSチップセット136からの情報に加えて、またはその情報の代わりに、基地局(例えば、基地局114a、114b)からエアインターフェース116を介して位置情報を受信すること、および/または2つ以上の近隣の基地局から受信されている信号のタイミングに基づいてその位置を決定することが可能である。WTRU102は、実施形態との整合性を保持しながら、任意の適切な位置決定方法を通じて位置情報を取得することが可能であるということが理解されるであろう。
【0029】
プロセッサ118は、その他の周辺機器138にさらに結合されることが可能であり、その他の周辺機器138は、さらなる特徴、機能性、および/または有線接続もしくは無線接続を提供する1つまたは複数のソフトウェアモジュールおよび/またはハードウェアモジュールを含むことが可能である。例えば、周辺機器138は、加速度計、eコンパス、衛星トランシーバ、デジタルカメラ(写真および/またはビデオ用)、USBポート、振動デバイス、テレビジョントランシーバ、ハンドフリーヘッドセット、Bluetooth(登録商標)モジュール、周波数変調(FM)ラジオユニット、デジタルミュージックプレーヤ、メディアプレーヤ、ビデオゲームプレーヤモジュール、インターネットブラウザ、仮想現実および/または拡張現実(VR/AR)デバイス、アクティビティートラッカーなどを含むことが可能である。周辺機器138は、1つまたは複数のセンサを含むことが可能であり、それらのセンサは、ジャイロスコープ、加速度計、ホール効果センサ、磁力計、方位センサ、プロキシミティーセンサ、温度センサ、時間センサ、ジオロケーションセンサ、高度計、光センサ、タッチセンサ、磁力計、バロメータ、ジェスチャーセンサ、バイオメトリックセンサ、および/または湿度センサのうちの1つまたは複数であることが可能である。
【0030】
WTRU102は、(例えば、UL(例えば、送信用)およびDL(例えば、受信用)の両方に関して特定のサブフレームに関連付けられている)信号のうちのいくつかまたは全ての送信および受信が並列および/または同時であることが可能である全二重無線を含むことが可能である。全二重無線は、ハードウェア(例えば、チョーク)、またはプロセッサを介した(例えば、別個のプロセッサ(図示せず)もしくはプロセッサ118を介した)信号処理を介して自己干渉を低減するおよびまたは実質的になくすための干渉管理ユニット139を含むことが可能である。実施形態においては、WTRU102は、(例えば、アップリンク(例えば、送信用)またはダウンリンク(例えば、受信用)のいずれかに関して特定のサブフレームに関連付けられている)信号のうちのいくつかまたは全ての送信および受信のための半二重無線を含んでもよい。
【0031】
図1Cは、実施形態によるRAN104およびCN106を示すシステム図である。上述されているように、RAN104は、エアインターフェース116を介してWTRU102a、102b、102cと通信するためにE-UTRA無線技術を採用することが可能である。RAN104は、CN106と通信状態にあることも可能である。
【0032】
RAN104は、eNode-B160a、160b、160cを含むことが可能であるが、RAN104は、実施形態との整合性を保持しながら、任意の数のeNode-Bを含むことが可能であるということが理解されるであろう。eNode-B160a、160b、160cはそれぞれ、エアインターフェース116を介してWTRU102a、102b、102cと通信するために1つまたは複数のトランシーバを含むことが可能である。一実施形態においては、eNode-B160a、160b、160cは、MIMO技術を実施することが可能である。従ってeNode-B160aは、例えば、WTRU102aに無線信号を送信するために、および/またはWTRU102aから無線信号を受信するために、複数のアンテナを使用することが可能である。
【0033】
eNode-B160a、160b、160cのそれぞれは、特定のセル(図示せず)に関連付けられることが可能であり、無線リソース管理の決定、ハンドオーバーの決定、ULおよび/またはDLにおけるユーザのスケジューリングなどを取り扱うように構成されることが可能である。図1Cにおいて示されているように、eNode-B160a、160b、160cは、X2インターフェースを介して互いに通信することができる。
【0034】
図1Cにおいて示されているCN106は、モビリティ管理エンティティ(MME)162、サービングゲートウェイ(SGW)164、およびパケットデータネットワーク(PDN)ゲートウェイ(またはPGW)166を含むことが可能である。上述の要素のうちのそれぞれは、CN106の一部として描写されているが、これらの要素のうちのいずれかが、CNオペレータ以外のエンティティによって所有および/または運営されることが可能であるということが理解されるであろう。
【0035】
MME162は、S1インターフェースを介してRAN104におけるeNode-B162a、162b、162cのそれぞれに接続されることが可能であり、制御ノードとしての役割を果たすことが可能である。例えば、MME162は、WTRU102a、102b、102cのユーザを認証すること、ベアラのアクティブ化/非アクティブ化、WTRU102a、102b、102cの最初の接続中に特定のサービングゲートウェイを選択することなどを担当することが可能である。MME162は、RAN104と、GSMおよび/またはWCDMAなどのその他の無線技術を採用しているその他のRAN(図示せず)との間における切り替えを行うための制御プレーン機能を提供することが可能である。
【0036】
SGW164は、S1インターフェースを介してRAN104におけるeNode B160a、160b、160cのそれぞれに接続されることが可能である。SGW164は一般に、ユーザデータパケットをWTRU102a、102b、102cへ/WTRU102a、102b、102cからルーティングおよび転送することが可能である。SGW164は、その他の機能、例えば、eNode B間でのハンドオーバー中にユーザプレーンを固定すること、WTRU102a、102b、102cにとってDLデータが利用可能である場合にページングをトリガーすること、WTRU102a、102b、102cのコンテキストを管理および格納することなどを実行することが可能である。
【0037】
SGW164は、PGW166に接続されることが可能であり、PGW166は、WTRU102a、102b、102cと、IP対応デバイスとの間における通信を容易にするために、インターネット110などのパケット交換ネットワークへのアクセスをWTRU102a、102b、102cに提供することが可能である。
【0038】
CN106は、その他のネットワークとの通信を容易にすることが可能である。例えば、CN106は、WTRU102a、102b、102cと、従来の地上通信線通信デバイスとの間における通信を容易にするために、PSTN108などの回線交換ネットワークへのアクセスをWTRU102a、102b、102cに提供することが可能である。例えば、CN106は、CN106とPSTN108との間におけるインターフェースとしての役割を果たすIPゲートウェイ(例えば、IPマルチメディアサブシステム(IMS)サーバ)を含むことが可能であり、またはそうしたIPゲートウェイと通信することが可能である。加えて、CN106は、その他のネットワーク112へのアクセスをWTRU102a、102b、102cに提供することが可能であり、その他のネットワーク112は、その他のサービスプロバイダによって所有および/または運営されているその他の有線ネットワークおよび/または無線ネットワークを含むことが可能である。
【0039】
WTRUは、図1A図1Dにおいては無線端末として記述されているが、特定の代表的な実施形態においては、そのような端末は、通信ネットワークとの有線通信インターフェースを(例えば、一時的にまたは永久に)使用することが可能であると想定される。
【0040】
代表的な実施形態においては、その他のネットワーク112は、WLANであることが可能である。
【0041】
インフラストラクチャーベーシックサービスセット(BSS)モードにおけるWLANは、BSS用のアクセスポイント(AP)と、APに関連付けられている1つまたは複数のステーション(STA)とを有することが可能である。APは、BSSとの間で出入りするトラフィックを搬送する配信システム(DS)または別のタイプの有線/無線ネットワークへのアクセスまたはインターフェースを有することが可能である。BSSの外部から生じるSTAへのトラフィックは、APを通じて着信することが可能であり、STAへ配信されることが可能である。STAからBSSの外部の宛先へ生じるトラフィックは、APへ送られて、それぞれの宛先へ配信されることが可能である。BSS内のSTA同士の間におけるトラフィックは、例えば、ソースSTAがトラフィックをAPへ送ることが可能であり、APがそのトラフィックを宛先STAへ配信することが可能である場合には、APを通じて送られることが可能である。BSS内のSTA同士の間におけるトラフィックは、ピアツーピアトラフィックとみなされること、および/または呼ばれることが可能である。ピアツーピアトラフィックは、直接リンクセットアップ(DLS)を用いてソースSTAと宛先STAとの間において(例えば、直接的に)送られることが可能である。特定の代表的な実施形態においては、DLSは、802.11e DLSまたは802.11zトンネルドDLS(TDLS)を使用することが可能である。独立BSS(IBSS)モードを使用するWLANは、APを有さないことが可能であり、IBSS内のまたはIBSSを使用するSTA(例えば、STAのうちの全て)は、互いに直接通信することが可能である。通信のIBSSモードは、本明細書においては、時には通信の「アドホック」モードと呼ばれることが可能である。
【0042】
オペレーションの802.11acインフラストラクチャーモードまたはオペレーションの同様のモードを使用する場合には、APは、プライマリーチャネルなどの固定されたチャネル上でビーコンを送信することが可能である。プライマリーチャネルは、固定された幅(例えば、20MHzの幅の帯域幅)またはシグナリングを介した動的に設定される幅であることが可能である。プライマリーチャネルは、BSSの動作チャネルであることが可能であり、APとの接続を確立するためにSTAによって使用されることが可能である。特定の代表的な実施形態においては、例えば802.11システムにおいて、搬送波感知多重アクセス/衝突回避方式(CSMA/CA)が実施されることが可能である。CSMA/CAに関しては、APを含むSTA(例えば、あらゆるSTA)は、プライマリーチャネルを感知することが可能である。特定のSTAによってプライマリーチャネルが感知/検知され、および/またはビジーであると決定された場合には、その特定のSTAは、引き下がることが可能である。1つのSTA(例えば、1つのステーションのみ)が、所与のBSSにおいて任意の所与の時点で送信を行うことが可能である。
【0043】
高スループット(HT)STAは、例えば、40MHzの幅のチャネルを形成するために、プライマリー20MHzチャネルと、隣り合っているまたは隣り合っていない20MHzのチャネルとの組合せを介して、通信のために40MHzの幅のチャネルを使用することが可能である。
【0044】
超高スループット(VHT)STAは、20MHz、40MHz、80MHz、および/または160MHzの幅のチャネルをサポートすることが可能である。40MHzのチャネル、および/または80MHzのチャネルは、隣接している20MHzのチャネル同士を組み合わせることによって形成されることが可能である。160MHzのチャネルは、8つの隣接している20MHzのチャネルを組み合わせることによって、または2つの隣接していない80MHzのチャネルを組み合わせること(これは、80+80構成と呼ばれることが可能である)によって形成されることが可能である。80+80構成に関しては、データは、チャネルエンコーディングの後に、セグメントパーサに通されることが可能であり、セグメントパーサは、そのデータを2つのストリームへと分割することが可能である。逆高速フーリエ変換(IFFT)処理、および時間ドメイン処理が、それぞれのストリーム上で別々に行われることが可能である。それらのストリームは、2つの80MHzのチャネル上にマップされることが可能であり、データは、送信側STAによって送信されることが可能である。受信側STAの受信機においては、80+80構成に関する上述のオペレーションは、逆にされることが可能であり、組み合わされたデータは、媒体アクセス制御(MAC)へ送られることが可能である。
【0045】
オペレーションのサブ1GHzモードが、802.11afおよび802.11ahによってサポートされている。チャネル動作帯域幅、およびキャリアは、802.11afおよび802.11ahにおいては、802.11nおよび802.11acにおいて使用されるものに比べて低減される。802.11afは、TVホワイトスペース(TVWS)スペクトルにおける5MHz、10MHzおよび20MHzの帯域幅をサポートし、802.11ahは、非TVWSスペクトルを使用する1MHz、2MHz、4MHz、8MHzおよび16MHzの帯域幅をサポートする。代表的な実施形態によれば、802.11ahは、マクロカバレッジエリアにおけるMTCデバイスなど、メータタイプ制御/マシンタイプ通信をサポートすることが可能である。MTCデバイスは、特定の能力、例えば、特定のおよび/または限られた帯域幅に関するサポートを(例えば、それらに関するサポートのみを)含む限られた能力を有することが可能である。MTCデバイスは、(例えば、非常に長いバッテリー寿命を保持するために)しきい値を上回るバッテリー寿命を有するバッテリーを含むことが可能である。
【0046】
複数のチャネル、およびチャネル帯域幅、例えば、802.11n、802.11ac、802.11af、および802.11ahをサポートすることが可能であるWLANシステムは、プライマリーチャネルとして指定されることが可能であるチャネルを含む。プライマリーチャネルは、BSSにおける全てのSTAによってサポートされている最大の共通動作帯域幅に等しい帯域幅を有することが可能である。プライマリーチャネルの帯域幅は、BSSにおいて動作している全てのSTAのうちで、最小の帯域幅動作モードをサポートしているSTAによって設定および/または制限されることが可能である。802.11ahの例においては、たとえAP、およびBSSにおけるその他のSTAが、2MHz、4MHz、8MHz、16MHzおよび/またはその他のチャネル帯域幅動作モードをサポートしても、1MHzモードをサポートする(例えば、サポートするだけである)STA(例えば、MTCタイプデバイス)に関しては、プライマリーチャネルは、1MHzの幅であることが可能である。キャリア感知および/またはネットワーク割り当てベクトル(NAV)設定は、プライマリーチャネルのステータスに依存する場合がある。例えば(1MHzの動作モードだけをサポートする)STAがAPへの送信を行っていることに起因して、プライマリーチャネルがビジーである場合には、利用可能な周波数帯域の全体は、たとえそれらの周波数帯域の大部分がアイドルのままであって利用可能である可能性があっても、ビジーとみなされる場合がある。
【0047】
米国においては、802.11ahによって使用され得る利用可能な周波数帯域は、902MHzから928MHzまでである。韓国においては、利用可能な周波数帯域は、917.5MHzから923.5MHzまでである。日本においては、利用可能な周波数帯域は、916.5MHzから927.5MHzまでである。802.11ahにとって利用可能な合計の帯域幅は、国コードに応じて6MHzから26MHzである。
【0048】
図1Dは、実施形態によるRAN113およびCN115を示すシステム図である。上述されているように、RAN113は、エアインターフェース116を介してWTRU102a、102b、102cと通信するためにNR無線技術を採用することができる。RAN113は、CN115と通信状態にあることも可能である。
【0049】
RAN113は、gNB180a、180b、180cを含むことが可能であるが、RAN113は、実施形態との整合性を保持しながら、任意の数のgNBを含むことが可能であるということが理解されるであろう。gNB180a、180b、180cはそれぞれ、エアインターフェース116を介してWTRU102a、102b、102cと通信するために1つまたは複数のトランシーバを含むことが可能である。一実施形態においては、gNB180a、180b、180cは、MIMO技術を実施することが可能である。例えば、gNB180a、180bは、gNB180a、180b、180cへ信号を送信するために、および/またはgNB180a、180b、180cから信号を受信するために、ビームフォーミングを利用することが可能である。従ってgNB180aは、例えば、WTRU102aへ無線信号を送信するために、および/またはWTRU102aから無線信号を受信するために、複数のアンテナを使用することが可能である。実施形態においては、gNB180a、180b、180cは、キャリアアグリゲーション技術を実施することが可能である。例えば、gNB180aは、複数のコンポーネントキャリアをWTRU102a(図示せず)へ送信することが可能である。これらのコンポーネントキャリアのサブセットが、ライセンス供与されていないスペクトル上にあることが可能であり、その一方で残りのコンポーネントキャリアが、ライセンス供与されているスペクトル上にあることが可能である。実施形態においては、gNB180a、180b、180cは、協調マルチポイント(CoMP)技術を実施することが可能である。例えば、WTRU102aは、gNB180aおよびgNB180b(および/またはgNB180c)から協調送信を受信することが可能である。
【0050】
WTRU102a、102b、102cは、スケーラブルなニューメロロジーに関連付けられている送信を使用して、gNB180a、180b、180cと通信することが可能である。例えば、OFDMシンボルスペーシングおよび/またはOFDMサブキャリアスペーシングは、別々の送信、別々のセル、および/または無線送信スペクトルの別々の部分ごとに異なることが可能である。WTRU102a、102b、102cは、様々なまたはスケーラブルな長さのサブフレームまたは送信タイムインターバル(TTI)(例えば、様々な数のOFDMシンボルおよび/または持続する様々な長さの絶対時間を含む)を使用して、gNB180a、180b、180cと通信することが可能である。
【0051】
gNB180a、180b、180cは、スタンドアロンの構成および/またはスタンドアロンではない構成でWTRU102a、102b、102cと通信するように構成されることが可能である。スタンドアロンの構成においては、WTRU102a、102b、102cは、その他のRAN(例えば、eNode-B160a、160b、160cなど)にアクセスすることも伴わずに、gNB180a、180b、180cと通信することが可能である。スタンドアロンの構成においては、WTRU102a、102b、102cは、gNB180a、180b、180cのうちの1つまたは複数をモビリティアンカーポイントとして利用することが可能である。スタンドアロンの構成においては、WTRU102a、102b、102cは、ライセンス供与されていない帯域における信号を使用してgNB180a、180b、180cと通信することが可能である。スタンドアロンではない構成においては、WTRU102a、102b、102cは、gNB180a、180b、180cと通信する/それらに接続する一方で、eNode-B160a、160b、160cなどの別のRANと通信すること/それらに接続することも可能である。例えば、WTRU102a、102b、102cは、DC原理を実施して、1つまたは複数のgNB180a、180b、180cおよび1つまたは複数のeNode-B160a、160b、160cと実質的に同時に通信することが可能である。スタンドアロンではない構成においては、eNode-B160a、160b、160cは、WTRU102a、102b、102cのためのモビリティアンカーとしての役割を果たすことが可能であり、gNB180a、180b、180cは、WTRU102a、102b、102cにサービス提供するためのさらなるカバレッジおよび/またはスループットを提供することが可能である。
【0052】
gNB180a、180b、180cのそれぞれは、特定のセル(図示せず)に関連付けられることが可能であり、無線リソース管理の決定、ハンドオーバーの決定、ULおよび/またはDLにおけるユーザのスケジューリング、ネットワークスライシングのサポート、デュアル接続、NRとE-UTRAとの間におけるインターワーキング、ユーザプレーン機能(UPF)184a、184bへのユーザプレーンデータのルーティング、アクセスおよびモビリティ管理機能(AMF)182a、182bへの制御プレーン情報のルーティングなどを取り扱うように構成されることが可能である。図1Dにおいて示されているように、gNB180a、180b、180cは、Xnインターフェースを介して互いに通信することが可能である。
【0053】
図1Dにおいて示されているCN115は、少なくとも1つのAMF182a、182b、少なくとも1つのUPF184a、184b、少なくとも1つのセッション管理機能(SMF)183a、183b、および場合よってはデータネットワーク(DN)185a、185bを含むことが可能である。上述の要素のうちのそれぞれは、CN115の一部として示されているが、これらの要素のうちのいずれかが、CNオペレータ以外のエンティティによって所有および/または運営されることが可能であるということが理解されるであろう。
【0054】
AMF182a、182bは、N2インターフェースを介してRAN113におけるgNB180a、180b、180cのうちの1つまたは複数に接続されることが可能であり、制御ノードとしての役割を果たすことが可能である。例えば、AMF182a、182bは、WTRU102a、102b、102cのユーザを認証すること、ネットワークスライシングに関するサポート(例えば、別々の要件を伴う別々のPDUセッションを取り扱うこと)、特定のSMF183a、183bを選択すること、登録エリアの管理、NASシグナリングの終了、モビリティ管理などを担当することが可能である。ネットワークスライシングは、WTRU102a、102b、102cによって利用されているサービスのタイプに基づいてWTRU102a、102b、102cのためにCNサポートをカスタマイズするためにAMF182a、182bによって使用されることが可能である。例えば、超高信頼低遅延(URLLC)アクセスに依存するサービス、拡張大容量モバイルブロードバンド(eMBB)アクセスに依存するサービス、マシンタイプ通信(MTC)アクセスに関するサービス等などの別々の使用事例に関して、別々のネットワークスライスが確立されることが可能である。AMF162は、RAN113と、LTE、LTE-A、LTE-A Proなどのその他の無線技術、および/またはWiFiなどの非3GPPアクセス技術を採用しているその他のRAN(図示せず)との間において切り替えを行うための制御プレーン機能を提供することが可能である。
【0055】
SMF183a、183bは、N11インターフェースを介してCN115におけるAMF182a、182bに接続されることが可能である。SMF183a、183bは、N4インターフェースを介してCN115におけるUPF184a、184bに接続されることも可能である。SMF183a、183bは、UPF184a、184bを選択および制御すること、並びにUPF184a、184bを通るトラフィックのルーティングを構成することが可能である。SMF183a、183bは、その他の機能、例えば、UE IPアドレスを管理することおよび割り当てること、PDUセッションを管理すること、ポリシー施行およびQoSを制御すること、ダウンリンクデータ通知を提供することなどを実行することが可能である。PDUセッションタイプは、IPベース、非IPベース、イーサネットベースなどであることが可能である。
【0056】
UPF184a、184bは、N3インターフェースを介してRAN113におけるgNB180a、180b、180cのうちの1つまたは複数に接続されることが可能であり、N3インターフェースは、WTRU102a、102b、102cとIP対応デバイスとの間における通信を容易にするために、インターネット110などのパケット交換ネットワークへのアクセスをWTRU102a、102b、102cに提供することが可能である。UPF184、184bは、その他の機能、例えば、パケットをルーティングおよび転送すること、ユーザプレーンポリシーを施行すること、マルチホームPDUセッションをサポートすること、ユーザプレーンQoSを取り扱うこと、ダウンリンクパケットをバッファリングすること、モビリティアンカリングを提供することなどを実行することが可能である。
【0057】
CN115は、その他のネットワークとの通信を容易にすることが可能である。例えば、CN115は、CN115とPSTN108との間におけるインターフェースとしての役割を果たすIPゲートウェイ(例えば、IPマルチメディアサブシステム(IMS)サーバ)を含むことが可能であり、またはそうしたIPゲートウェイと通信することが可能である。加えて、CN115は、その他のネットワーク112へのアクセスをWTRU102a、102b、102cに提供することが可能であり、その他のネットワーク112は、その他のサービスプロバイダによって所有および/または運営されているその他の有線ネットワークおよび/または無線ネットワークを含むことが可能である。一実施形態においては、WTRU102a、102b、102cは、UPF184a、184bへのN3インターフェース、およびUPF184a、184bとローカルデータネットワーク(DN)185a、185bとの間におけるN6インターフェースを介して、UPF184a、184bを通じてDN185a、185bに接続されることが可能である。
【0058】
図1A図1D、および図1A図1Dの対応する説明を考慮すると、WTRU102a~d、基地局114a~b、eNode-B160a~c、MME162、SGW164、PGW166、gNB180a~c、AMF182a~b、UPF184a~b、SMF183a~b、DN185a~b、および/または本明細書において記述されているその他の任意のデバイスのうちの1つまたは複数に関連して本明細書において記述されている機能のうちの1つもしくは複数または全ては、1つまたは複数のエミュレーションデバイス(図示せず)によって実行され得る。エミュレーションデバイスは、本明細書において記述されている機能のうちの1つもしくは複数または全てをエミュレートするように構成されている1つまたは複数のデバイスであることが可能である。例えば、エミュレーションデバイスは、その他のデバイスをテストするために、並びに/またはネットワークおよび/もしくはWTRU機能をシミュレートするために使用され得る。
【0059】
エミュレーションデバイスは、ラボ環境において、および/またはオペレータネットワーク環境においてその他のデバイスの1つまたは複数のテストを実施するように設計されることが可能である。例えば、1つまたは複数のエミュレーションデバイスは、有線および/または無線通信ネットワーク内のその他のデバイスをテストするためにその通信ネットワークの一部として全体的にまたは部分的に実装および/または展開されている間に、1つもしくは複数のまたは全ての機能を実行することが可能である。1つまたは複数のエミュレーションデバイスは、有線および/または無線通信ネットワークの一部として一時的に実装/展開されている間に、1つもしくは複数のまたは全ての機能を実行することが可能である。エミュレーションデバイスは、テスティングの目的のために別のデバイスに直接結合されることが可能であり、および/またはオーバージエアー無線通信を使用してテスティングを実行することが可能である。
【0060】
1つまたは複数のエミュレーションデバイスは、有線および/または無線通信ネットワークの一部として実装/展開されていない間に、全ての機能を含む1つまたは複数の機能を実行することが可能である。例えば、エミュレーションデバイスは、1つまたは複数のコンポーネントのテスティングを実施するために、テスティングラボラトリー並びに/または展開されていない(例えば、テスティングの)有線および/もしくは無線通信ネットワークにおけるテスティングシナリオにおいて利用されることが可能である。1つまたは複数のエミュレーションデバイスは、テスト機器であることが可能である。直接RF結合、および/または、RF回路(例えば、1つもしくは複数のアンテナを含むことが可能である)を介した無線通信が、データを送信および/または受信するためにエミュレーションデバイスによって使用されることが可能である。
【0061】
無線通信は、様々な要件を伴うアプリケーションをサポートすることが可能である。例えば、いくつかのアプリケーションは、低い待ち時間である場合があり、その一方でその他のアプリケーションは、遅延耐性を有する場合がある。いくつかのアプリケーションは、高い信頼性である場合があり、その一方でその他のアプリケーションは、あまりクリティカルでない場合がある。アプリケーションは、例えば、拡張モバイルブロードバンド(eMBB)、マシンタイプ通信(MTC)、マッシブMTC(mMTC)、および超高信頼低遅延通信(URLLC)を含むことが可能である。アプリケーションは、自動車産業、健康産業、農業産業、ユーティリティー産業、およびロジスティクス産業などの広範囲の産業において有用である場合がある。
【0062】
無線通信は、ライセンス供与されているスペクトルおよび/またはライセンス供与されていないスペクトルを使用して展開されることが可能である。ライセンス供与されていないスペクトルは、例えば、Wi-Fiなどの非セルラーサービスおよびアプリケーション、並びに/またはセルラーサービス(例えば、ブロードバンドデータサービス)のために使用されることが可能である。ライセンス供与されていないスペクトルは、互いに干渉する可能性がある複数のユーザによって共有されることが可能であり、これは、ライセンス供与されていないスペクトルの使用上に制約を課す場合がある。
【0063】
ライセンス供与されていない帯域におけるセル、送信受信ポイント(TRP)、またはキャリアのオペレーションまたは使用は、例えば、スタンドアロンであること、あるいはライセンス供与されている帯域におけるセル、TRP、またはキャリアのオペレーションまたは使用によって補助されることが可能である。補助される展開シナリオは、ライセンス供与されている補助されるアクセス(LAA)と呼ばれることが可能である。ライセンス供与されているセル、TRP、またはキャリアは、プライマリーまたはアンカーセル、TRP、あるいはキャリアであることが可能である。
【0064】
例えば、スペクトルユーザ同士の間において干渉を最小化して公平性を提供するために、ライセンス供与されていない技術(例えば、Wi-Fi)を伴うセルラーシステムオペレーションと、ライセンス供与されていないスペクトルにおけるセルラーオペレータとの共存が考慮されることが可能である。リッスンビフォートーク(LBT)またはクリアチャネルアセスメント(CCA)などのメカニズムが、(例えば、公平な共存のために)使用されることが可能である。例においては、アクセスポイント(AP)、eNodeB(eNB)、gNodeB(gNB)、TRP、ユーザ機器(WTRU)等などのシステムノードが、チャネル(例えば、特定の中心周波数および帯域幅を有する周波数帯域)をリッスンして、例えば、別のユーザがそのチャネルを使用している可能性があるかどうかを、そのチャネルまたはその一部分上で送信を行う前に決定することが可能である。別のユーザによる使用のリスニングおよび/または決定は、例えば、測定(例えば、エネルギー検知)を含むこと、またはそれに基づくことが可能である。
【0065】
LBT、CCA、およびLBT/CCAは、本明細書においては言い換え可能に使用されることが可能である。チャネルは、例えば、測定値(例えば、エネルギーの)がしきい値以上である可能性がある場合には、ビジーである、占有されている、または使用中であると決定されることが可能である。チャネルは、例えば、測定値(例えば、エネルギーの)がしきい値以下である可能性がある場合には、アイドルである、フリーである、クリアである、または使用されていないと決定されることが可能である。
【0066】
「クリアである」、「フリーである」、「アイドルである」、「占有されていない」、および「ビジーではない」は、言い換え可能に使用されることが可能である。「クリアではない」、「フリーではない」、「アイドルではない」、「占有されている」、および「ビジーである」は、言い換え可能に使用されることが可能である。チャネルおよびオペレーティングチャネルは、言い換え可能に使用されることが可能である。CCA不合格は、例えば、チャネルがビジーである可能性がある(例えば、ビジーである)ということを意味することが可能である。CCA合格は、例えば、チャネルがクリアである可能性があるということを意味することが可能である。
【0067】
チャネル上の潜在的な送信機(例えば、潜在的なUL送信を有するWTRU、および/または潜在的なDL送信を有するeNB)は、送信の前に(例えば、チャネル上での信号の存在または干渉を測定および/または決定するために)チャネルを評価および/またはモニタ(例えば、受信)して、例えば、チャネルが別のシステム、ユーザ、または信号などの別のものによって使用中である(例えば、ビジーである、および/または占有されている)ことが可能であるかどうかを決定することが可能である。
【0068】
潜在的な送信機は、受信された信号および/またはチャネルからの干渉を(例えば、LBT/CCAの一環として)基準(例えば、1つまたは複数のしきい値レベル)に比較して、例えば、チャネルがフリーである可能性があるかどうかを(例えば、比較に基づいて)決定することが可能である。潜在的な送信機は、例えば、チャネルがフリーである可能性があると潜在的な送信機が決定した場合に、そのチャネル上で送信を行うことが可能である。潜在的な送信機は、例えば、チャネルがフリーではない可能性があると潜在的な送信機が決定した場合に、チャネル上で送信を行わないこと、潜在的な送信を延期すること、および/または潜在的な送信を放棄することが可能である。
【0069】
フレームベース機器(FBE)は、送信/受信タイミングが固定されること、および/または構造化されることが可能である機器を指すことが可能である。ロードベース機器(LBE)は、特定のフレーム構造に従って、例えば、固定または定義された時間にLBT/CCAを実行しないことが可能である。LBEは、例えば、送信するためのデータをLBEが有することが可能である場合に、LBT/CCAを実行することが可能である。
【0070】
機器は、ライセンス供与されているおよび/またはライセンス供与されていないチャネル上で送信および/または受信を行うことが可能であるノードまたはデバイス(例えば、WTRU、eNB、gNB、TRP、STA、またはAP)を指すことが可能である。
【0071】
eNBは、gNB、TRP、STA、セル、および/またはAPのうちの1つまたは複数を指すまたは表すために使用されることが可能であり、その場合、eNB、gNB、TRP、STA、セル、およびAPは、言い換え可能に使用されることが可能である。
【0072】
例においては、機器は、例えば、オペレーティングチャネル上での送信または送信のバーストの前に、(例えば、チャネル上でのエネルギーを検知するために)LBT/CCAチェックを実行することが可能である。
【0073】
チャネル評価のためのLBT/CCAタイムピリオドは、固定された時間であることが可能であり、および/または最小時間を有することが可能である。
【0074】
チャネル占有時間(COT)は、機器が所与のチャネル上で、例えば、そのチャネルの利用可能度を再評価することなく、送信を有することが可能である合計時間であることが可能である。
【0075】
最大COT(MCOT)は、機器が所与の送信または送信のバーストのためにオペレーティングチャネルを利用することが可能である合計時間であることが可能である。
【0076】
MCOTの値は、構成されることまたは許可されること(例えば、規制によって)が可能である。MCOTは、例えば、4msまたは10msであることが可能である。
【0077】
機器のためのMCOTは、最大許容値未満であることが可能であり、その最大許容値は、例えば、機器の製造業者によって設定されることが可能である。
【0078】
アイドルピリオドは、機器がチャネル上で送信を行わないことが可能である時間(例えば、時間の連続したピリオド)であることが可能である。
【0079】
アイドルピリオドは、機器によって、例えば現在の固定されたフレームピリオドの間に、使用されることが可能である最小値(例えば、COTに関しては、COTの5%など)を有することが可能である。
【0080】
例えば、機器が、1つまたは複数のオペレーティングチャネルがクリアであると(例えば、LBT/CCA中に、またはその結果として)分かった場合には、機器は、1つまたは複数のクリアチャネル上で(例えば、すぐに)送信を行うことが可能である。
【0081】
例えば、機器が、オペレーティングチャネルが占有されていると(例えば、LBT/CCA中に、またはその結果として)分かった場合には、機器は、チャネルにおいて送信を行わないことが可能である。機器は、その後のLBT/CCAを実行することが可能であり、その後のLBT/CCAは、チャネルがクリアであると分かることが可能である。
【0082】
例えば、機器が、オペレーティングチャネルが占有されていると(例えば、LBT/CCA中に、またはその結果として)分かった場合には、機器は、チャネル上で(例えば、次の固定されたフレームピリオド中に)送信を行わないことが可能である。
【0083】
チャネルがクリアではないと分かったLBT/CCAの後に実行されるLBT/CCAは、例えば、チャネルがクリアであるかどうかをチェックする前に、例えば、待機時間またはバックオフ時間を含むことが可能である。
【0084】
チャネルがクリアではないと分かった可能性があるLBT/CCAの後に実行されることが可能であるLBT/CCAは、例えば、チャネルがクリアである可能性があるかどうかを決定するための、およびその後に送信を行うためのさらに長いピリオドを含むことが可能である。
【0085】
WTRUは、CCAを実行して、例えば、チャネルがフリーである可能性があるかどうかを決定することが可能である。WTRUは、例えば、チャネルがフリーではないとWTRUが決定した場合には、さらなる競合ウィンドウの時間量など、さらなるバックオフ時間または待機時間を加えることが可能である。WTRUは、(例えば、チャネルがフリーであると決定すると)例えば、チャネルがフリーであると決定されることが可能である直後に実際の送信が開始することが不可能である場合に、実際の送信の前に再びチェックを行うことが可能である。
【0086】
例においては、WTRUは、例えば、WTRUが実際の送信の前のチェックウィンドウ(例えば、25μs)内にいない可能性がある場合には、(例えば、実際の送信の前に少なくともチェックウィンドウの時間量の間に)CCAを実行することが可能である。WTRUは、例えば、(例えば、チェックウィンドウの時間量の少なくとも一部の間に)チャネルがフリーであると決定されることが可能である場合に、送信を行うこと(例えば、送信を行うことのみ)が可能である。
【0087】
CCAは、例えば、完全なCCAまたは短いCCAであることが可能である。完全なCCAは、例えば、チャネルがビジーであると決定されることが可能である場合に、例えば、1つまたは複数のバックオフ時間を加えることを含むことが可能である。短いCCAは、例えば、送信または意図されているもしくは計画されている送信の開始の前のチェックウィンドウにおける、迅速なチェック(例えば、エネルギー検知チェック)であることが可能である。
【0088】
WTRUは、例えば、WTRUが第1のサブフレーム(SF)またはシンボルに関してCCAを実行することが可能である場合に、(例えば、チャネルがフリーである可能性があるかどうかを決定するために)完全なCCAを実行することが可能である。WTRUは、例えば、完全なCCAの終わりと、送信の始まりとの間にギャップがある可能性がある場合に、例えば、送信の前に(例えば、チャネルが依然としてフリーであるということを再チェックするために)、短いCCAを実行することが可能である。
【0089】
チャネル上での、セルにおける、セルへの、TRPまたは別のノードへのアクセス、リソースの使用、またはリソース上での送信は、例えば、グラントベース、割り当てベース、またはスケジューラベースであることが可能である。
【0090】
例においては、WTRUは、リソースの受信されたグラントまたは割り当てに応答して、またはそれに従って、リソースのセット上で送信を行うこと(例えば、送信を行うことのみ)が可能である。リソースは、例えば、時間リソースおよび/または周波数リソースであることが可能である。
【0091】
グラントまたは割り当ては、例えばDL制御情報(DCI)において、(例えば、明示的に)提供されることが可能である。グラントまたは割り当ては、(例えば、より高いレイヤのシグナリングによって)構成されることが可能であり、例えば、送信するためのデータをWTRUが有することが可能である場合に、WTRUによって使用されることが可能である。
【0092】
チャネル上での、セルにおける、セルへの、TRPまたはその他のノードへのアクセス、リソースの使用、またはリソース上での送信は、グラントレスまたはグラントフリーであることが可能である。グラントレスおよびグラントフリーは、言い換え可能に使用されることが可能である。リソースは、例えば、時間リソースおよび/または周波数リソースであることが可能である。
【0093】
WTRUは、例えば、行うための送信をWTRUが有することが可能である場合には、リソースのセット上で送信を行うことが可能である。WTRUは、それが送信を行うことが可能であるリソースを、例えば、リソースの1つまたは複数の構成されているセットから決定または選択することが可能である。リソースのセットは、eNBによって構成されることが可能である。
【0094】
リソースは、複数のWTRUによって共有および/または使用されることが可能である。リソースは、競合ベースのリソースと呼ばれることが可能である。例えば、WTRU同士が同時に同じリソース上で選択および/または送信を行うことが可能である場合には、複数のWTRUの送信が衝突する可能性がある。
【0095】
衝突の可能性を低減するためのメカニズムが含まれることが可能である。例においては、リソース選択は、(例えば、全体的にまたは部分的に)ランダムに決定されることが可能である。リソース選択は、WTRU-IDの関数であることが可能である。WTRUの別々のグループが、リソースの別々のセットを伴って構成されることが可能である。
【0096】
メカニズムは、グラントフリー送信の受信機が送信者を識別することを可能にする。例においては、送信は、識別子または部分的な識別子を含むことが可能である。
【0097】
WTRUは、例えば、タイムピリオドの始まりの境界上で、またはタイムピリオド内にあることが可能である時間ユニットの境界上で開始する送信に関してCCAを(例えば、LTE LAA ULシナリオにおいて)実行することが可能である。
【0098】
タイムピリオドの例は、例えば、サブフレーム(SF)、フレーム、スロット、ミニスロット、スロットまたはミニスロットのセット、TTI、短いTTI、マルチシンボルTTI、シンボル、TTIのセット、シンボルのセット、同期バースト、同期ブロック、同期バーストまたは同期ブロックのセットなどを含むことが可能である。タイムピリオドは、1つまたは複数の時間ユニットを含むことが可能である。時間ユニットの例は、例えば、シンボル、スロット、ミニスロット、TTI、短いTTI、マルチシンボルTTI、シンボルのセット、同期バースト、同期ブロックなどを含むことが可能である。例えば、WTRUは、チャネル上で、タイムピリオド内に含まれている時間ユニットのうちの1つまたは複数において、そのチャネルがフリーであると決定されるまで、CCAを実行することが可能である(例えば、CCAを周期的に実行することが可能である)。
【0099】
例においては、WTRUは、例えば、サブフレーム(SF)境界上で、またはSF内の示されているシンボル境界上で開始する送信に関してCCAを実行することが可能である。WTRUは、例えば、SF(例えば、完全なSFもしくは部分的なSF)または連続したサブフレームのセットに関して、グラントを受信することが可能である。WTRUは、例えば、許可されたSF上での送信の前に、CCAを実行することが可能である。WTRUは、(例えば、許可されることが可能であるSFのセットに関して)例えば、CCAが不合格である(例えば、チャネルがビジーであるまたはアイドルではない可能性がある)とWTRUが決定することが可能である場合に、次の(またはその後の)許可されたSFに関してCCAを実行することが可能である。WTRUは、例えば、許可されたSFセット内のSFに関してチャネルがフリーであるとWTRUが決定することが可能である場合に、許可されたセット内のSFおよび残りのSF上で送信を行うことが可能である。例えば、送信が連続的であることが可能である場合に、その後のSFに関してCCAを実行することなく送信が実行されることが可能である。WTRUは、例えば、送信において中断があることが可能である場合に、中断の後にセット内のSF上での送信に関してCCAを実行することが可能である。
【0100】
SFまたは特定のシンボル境界など、特定のタイムピリオド境界上での送信に関してCCAを実行するWTRUは、CCAまたは送信に関して特定の境界に制約されないことが可能である別のデバイス(例えば、WiFiデバイス)に対して、チャネルにアクセスする上で不利な立場にある可能性がある。
【0101】
リソースのグラント、スケジュール、または割り当ての受信に基づいて送信を行うことが可能であるWTRUは、例えば、グラント、スケジュール、または割り当てを待つことに制約されないことが可能である別のデバイス(例えば、WiFiデバイス)に対して、チャネルにアクセスする上で不利な立場にある可能性がある。
【0102】
例えば、ライセンス供与されていない帯域における、送信適合および/またはグラントフリーアクセスのためのシステム、方法、および手段が開示される。フレキシブルな送信境界が、送信適合のために提供されることが可能である。グラントフリーアクセスリソースプールが提供されることが可能である。ライセンス供与されていないオペレーションが、ビームベースのシステムにおいて、例えば、リソースプールおよびまたはCCAを使用して、提供されることが可能である。
【0103】
フレキシブルな送信境界が、例えば、送信適合のために提供され得る。CCAおよび送信は、タイムピリオド(例えば、サブフレーム)または時間ユニットに限定されないことが可能である。例えば、タイムピリオド(例えば、サブフレーム)内の時間ユニット(例えば、シンボル)に関してCCAが不合格である可能性がある場合には、CCAは、(例えば、次のまたはその他の時間ユニットにおいて)繰り返され得る。
【0104】
周波数リソースの適合が提供されることが可能である。
【0105】
周波数リソースが、例えば、送信のためのタイムピリオド内に残されている時間に基づいて、適合されることが可能である。周波数リソースのセットが、構成されている候補セットから選択されることが可能である。例えば、タイムピリオド内に残っている時間(例えば、1つまたは複数の時間ユニット)が短い場合には、WTRUは、より多くの周波数リソースを含んだ送信のためのリソースを選択することが可能である。
【0106】
MIMOスキームが、例えば、使用される周波数リソースセットに基づいて、適合されることが可能である。本明細書において記述されているMIMOは、MIMOまたはマッシブMIMOを指すことが可能である。
【0107】
DM-RSが、使用される周波数リソースセットを示すために使用されることが可能である。スロットとミニスロットとの使用が、例えば、スロット、ミニスロット、および/または開始時間に基づいて、DM-RSの位置を送信および適合するための利用可能な時間に基づくことが可能である。DM-RSは、送信の終了時間に(例えば、1つまたは2つの最後のシンボルに)置かれることが可能である。シーケンスが、使用されるリソースセットを識別することが可能である。例えば、リソースセットを識別するために使用されることが可能であるシーケンスは、WTRUへシグナリングされること(例えば、eNBによってシグナリングされること)が可能である。
【0108】
ニューメロロジー(サブキャリアスペーシング)が、例えば、送信のためのタイムピリオド内に残されている時間に基づいて、適合されることが可能である。
【0109】
最大電力が超過される、例えば、周波数が制限または調整されることが可能である例においては、時間量全体が送信のために利用可能である可能性がある次のまたはその他のその後のタイムピリオドへのシフトがあることが可能である。例えば、最大電力を超過することを回避するために、TBSが調整されることが可能であり、および/または変調順序が(例えば、候補セットから)選択されることが可能である。DM-RSは、どのTBSおよび/または変調順序が使用されるかを示すことが可能である。
【0110】
ビームスイーピングオペレーション(例えば、スイープするためのビームの数)が、例えば、送信のためのタイムピリオド内に残されているサブキャリアスペーシング/シンボル持続時間および/または時間に基づいて、適合されることが可能である。
【0111】
データサイズの適合が提供されることが可能である。送信するためのデータの量が、例えば、送信を行うための利用可能な時間に基づいて、適合されることが可能である。例においては、例えば、送信を行うための利用可能な時間に基づいて、TBSが適合されることが可能であり、コードブロックのセグメント化が使用されることが可能であり、および/または送信されるコードブロックの数が変更されることが可能である。例えば、セグメント化されたトランスポートブロックの送信を可能にするために、複数のミニスロットが使用されることが可能である。
【0112】
例えば、遅延される制御チャネルおよび/または短いPUCCHのために、制御チャネルの適合が提供されることが可能である。(例えば、遅延される制御チャネルに関する)例においては、コンテンツが、例えば、より多くのDL送信のためのA/Nを含むように修正されることが可能である。(例えば、短いPUCCHに関する)例においては、カバレッジが、時間または周波数における繰り返しによって改善されることが可能であり、および/またはCQIが(例えば、それが合わないであろう場合には)ドロップされることが可能である。PUCCHタイプ(例えば、DM-RSベースまたはシーケンスベース)が、例えば、送信のために利用可能な時間に基づいて、決定されることが可能である。
【0113】
送信時間の適合が提供されることが可能である。
【0114】
開始構成の例においては、WTRUは、開始時間または開始ポイントのセットを伴って構成されることが可能である。WTRUは、第1の開始ポイントに関してCCAを実行することが可能である。WTRUは、例えば、第1の開始ポイントがCCAに不合格である場合には、次のまたはその後の開始ポイントを試すことが可能である。
【0115】
短い送信時間の例においては、送信のために利用可能な時間は、送信がいつ開始するか、例えば、終わりがいつに固定または構成されることが可能であるかの関数であることが可能である。
【0116】
固定または構成される送信時間の例においては、送信時間は、WTRUが送信をいつ開始するかに基づくことが可能である。WTRUは、B個の完全なTBを送信することが可能であり、この場合、Bは、例えば、WTRUが送信をいつ開始するかに関して、割り当てられているまたは許可されているタイムピリオドにおいて利用可能な時間に合うことが可能である完全なTBの数であることが可能である。(例えば、代替の)例においては、最初または最後のTBは、例えば、WTRUがいつ開始するかに基づいて、短いことが可能であり、その一方でその他のTBは、完全なサイズであることが可能である。
【0117】
開始時間および終了時間の表示が提供されることが可能である。例においては、WTRUは、例えば、送信の始まりおよび/または終わりを示すために、基準信号(RS)または制御チャネルを送信することが可能である。RSまたは制御チャネルは、例えば、使用されることが可能である周波数リソースのサブセットに関わらずに、同じであることが可能である周波数リソースを使用することが可能である。例(例えば、代替の例)においては、RSロケーションは、使用されることが可能である周波数リソースのサブセットに依存することが可能である。
【0118】
CCA周波数の適合が提供されることが可能である。例においては、CCAは、帯域(例えば、最大帯域)または周波数のセットに関して実行されることが可能であり、それは、WTRUによって使用されることが可能である周波数の全ての候補セットを含むことが可能である。CCAは、例えば、適合性のあるサブバンドセットの選択を可能にするために、複数のサブバンド上で実行されることが可能である。WTRUは、例えば、(例えば、その他のWTRUによるサブバンドの使用を可能にするために)CCAを実行する場合に、1つまたは複数のサブバンドをパンクチャアウトすることが可能である(例えば、使用/測定しないことが可能である)。
【0119】
WTRUのCCA能力が提供されることが可能である。WTRUは、例えば、使用されるサブキャリアスペーシングの関数であることが可能である、連続するCCAをWTRUが実行することが可能である時間粒度に関する、能力を有することまたは報告することが可能である。
【0120】
グラントフリーアクセスリソースプールが提供されることが可能である。
【0121】
リソースプールは、例えば、時間および/または周波数におけるスケジュールまたはパターンを伴って、並びに繰り返し(例えば、周期性)を伴って、構成されることが可能である。プールは、周波数の候補セットを含むことが可能である。時間リソースは、ビーム固有であることが可能である基準ポイント(例えば、同期バーストまたはブロック)に相対的であることが可能である。
【0122】
プールの割り振りおよびWTRUの識別が提供されることが可能である。WTRUおよびリソースプールがグループに割り振られることが可能である。WTRUは、例えば、その送信のCRCをスクランブルするために、グラントフリーマスクまたはRNTIを受信することが可能である。
【0123】
リソースプール層が提供されることが可能である。WTRUは、別々のリソース利用可能度(例えば、別々の繰り返し)を伴うリソースプール層を伴って構成されることが可能である。例えば、WTRUが(例えば、チャネルがN回ビジーであることに起因して)第1の層のリソースを使用して送信を行うことが不可能である場合に、WTRUは、(よりいっそう頻度の高いリソースを伴う)第2の層のリソースを使用して送信を行うことが可能である。リソースプールは、別々のタイプの、または別々の優先度を伴う送信(例えば、URLLC対eMBB、送信対再送信)を有すること、および/またはそれらの送信のために使用されることが可能である。
【0124】
グラントベースの送信への切り替えが行われることが可能である。切り替えの要求は、例えば、ライセンス供与されているチャネルまたはライセンス供与されていないチャネル上でSRまたはPRACHによって、行われることが可能である。要求は、例えば、しきい値回数(例えば、1つまたは複数の層に関して)チャネルを得ることが不可能であった後に、行われることが可能である。
【0125】
ライセンス供与されていないオペレーションが、ビームベースのシステムにおいて、例えば、リソースプールを使用して、およびまたはCCAを実行して、提供されることが可能である。
【0126】
リソースプールが、ビームベースのシステムにおいて提供されることが可能である。例においては、リソースプールは、ビームまたはBPLに関連付けられることが可能である。リソースプールは、例えば品質を測定するためのDL信号(例えば、ビームディスカバリー信号またはRS)に基づいて、構成されることが可能である。リソースプールは、関連付けられているビームの同期バーストまたは同期ブロックと同じ時間リソース内にあることが可能である。例えば、しきい値回数(例えば、N回)グラントフリーアクセスが失敗する可能性がある(例えば、CCAが不合格である可能性がある、またはACKが受信されない可能性がある)場合に、別のビームに関連付けられている別のプールが試されることが可能である。
【0127】
CCAが、ビームベースのシステムにおいて実行されることが可能である。例においては、ビームに関連付けられているリソースプールに関するCCAのための受信ビームは、例えば、ビーム決定のために使用されることが可能である受信ビーム、最も高いRSRPを伴うビーム、または送信ビームに関連付けられることが可能である受信ビームであることが可能である。WTRUは、1つまたは複数の(例えば、全ての)受信ビームに関してCCAを実行することが可能である。WTRUは、検知された最も高いエネルギー、または検知された平均エネルギーを使用することが可能である。WTRUは、送信ビームに対応することが可能である受信ビームに関して再びCCAを(例えば、送信を行う前に)実行することが可能である。
【0128】
フレキシブルな送信境界が提供および/または使用されることが可能である。
【0129】
WTRUは、タイムピリオド内にあることが可能である時間ユニットの始まりにおいて送信に関してCCAを実行することが可能である(例えば、CCAを周期的に実行することが可能である)。例においては、WTRUは、(例えば、CCAが不合格である場合には)その後の時間、例えば、タイムピリオド内にあることが可能である時間ユニットに関連付けられているその後の時間に再び試すことが可能である。WTRUは、チャネルがフリーであると決定される(例えば、CCAが合格するとき)まで、タイムピリオド内に含まれている時間ユニット上でCCAを実行し続けることが可能である。WTRUは、(例えば、CCAが合格である場合には)その後の時間ユニットにおいて開始して送信を行うことが可能である。
【0130】
WTRU送信は、例えば、タイムピリオドの終わりの前にまたは終わりにおいて、終了することができる。WTRU送信は、次のタイムピリオドへと続くことが可能である。
【0131】
例においては、タイムピリオドはSFであることが可能であり、時間ユニットはシンボルであることが可能である。WTRUは、チャネルが、例えば、第1のSF内の第1のシンボルの始まりにおいて、送信のためにフリーである可能性があるかどうかを決定することが可能である。WTRUは、(例えば、チャネルがフリーではない場合には)チャネルが第1のSF内の第2のシンボル(例えば、次のシンボル)の始まりにおいて送信のためにフリーである可能性があるかどうかを決定することが可能である。WTRUは、(例えば、チャネルがフリーである場合には)、例えば、第1のSF内の第2のシンボルで開始して、送信を行うことが可能である。WTRUは、第1のSFの第2のシンボルにおいてトランスポートブロック(TB)を送信することを開始することが可能である。TBの送信のための最後のシンボルは、第1のSF内の最後のシンボルまたは最後から2番目のシンボルなど、第1のSF内のシンボルであることが可能である。TBの送信のための最後のシンボルは、数ある例の中でも、その後のSF、次のSF、次の隣り合ったSFなど、第2のSF内のシンボルであることが可能である。
【0132】
例においては、時間ユニットは、sTTIであることが可能である。sTTIは、シンボルのセットから構成されることが可能である。
【0133】
WTRUは、例えば、送信の開始ポイントもしくは時間並びに/または終了ポイントもしくは時間に基づいて、送信のための持続時間を決定することが可能である。開始ポイントまたは時間は、例えば、CCAの結果に基づいて、WTRUによって決定されることが可能である。開始ポイントまたは時間は、例えば、構成および/または許可されることが可能である開始ポイントまたは時間のセットから、WTRUによって選択されることが可能である。終了ポイントまたは時間は、固定されること、構成されること、または知られることが可能である。終了ポイントまたは時間は、例えば、構成および/または許可されることが可能である終了ポイントまたは時間のセットから、WTRUによって選択されることが可能である。WTRUは、例えば、構成および/または許可されることが可能である持続時間のセットから、送信の持続時間を決定することが可能である。
【0134】
WTRUは、(例えば、送信の開始ポイントもしくは時間、終了ポイントもしくは時間、または持続時間(例えば、決定された持続時間)に基づいて)、例えば、(i)TBサイズ(TBS)など、送信するためのデータの量、(ii)送信のために使用するための1つもしくは複数の周波数リソース、および/または(iii)例えば、送信のために使用するための、RE、RBもしくはPBなど、周波数リソースのセットもしくはパターンなどを決定することが可能である。
【0135】
周波数リソースの適合が提供されることが可能である。WTRUおよび/またはeNBもしくはgNBは、例えば、送信の開始ポイントもしくは時間および/または終了ポイントもしくは時間に基づいて、送信の周波数リソースを決定することが可能である。
【0136】
例においては、WTRUは、例えば、送信を行うための時間がより少ない可能性がある場合には、周波数リソースのさらに大きなセット上で送信を行うことができる。WTRUは、送信に関して、例えば、開始時間、終了時間、および/または持続時間を決定することができる。WTRUは、例えば、送信の開始時間、終了時間、および/または持続時間に基づいて、リソースおよび/またはリソースのセットの数を決定することができる。
【0137】
WTRUは、トランスポートブロックを送信するために、固定された数の時間リソースおよび/または周波数リソースを使用することが可能である。WTRUは、例えば、WTRUがチャネルを取得した可能性がある瞬間から送信機会(transmission occasion)に残っている時間量に基づいて、ニューメロロジーを選択することができる。例においては、WTRUは、例えば、WTRUが、TBを送信するためにT1時間が残っている可能性がある第1の時間インスタンスにおいてチャネルを取得することが可能である場合に、第1のサブキャリアスペーシングおよび/または第1のシンボル持続時間を選択することができる。WTRUは、例えば、WTRUが、第1の時間インスタンスにおいてチャネルを取得することに失敗する可能性があり、(例えば、その代わりに)例えば、TBを送信するためにT2時間が残っている可能性がある場合に、第2の時間インスタンスにおいてそれを取得するときに、第2のサブキャリアスペーシングおよび/または第2のシンボル持続時間を選択することができる。WTRUは、例えば、T2がT1未満である可能性がある場合には、その送信のために、より大きなサブキャリアスペーシングおよび/またはより小さなシンボル持続時間を(例えば、残っているT2時間の間に)選択することができる。WTRUは、ライセンス供与されていないチャネルのために、またはそのチャネル内で使用されることが可能な適用可能なおよび/または有効なサブキャリアスペーシング値および/またはシンボル持続時間値のセットを伴って構成されることができる。構成は、例えば、(例えば、システム情報送信における)ブロードキャスト送信を介して、またはグラントフリー送信のためであることが可能な構成を介して、提供され得る。構成は、例えば、グループ固有またはWTRU固有であることが可能であり、グループ固有のまたはWTRU固有のシグナリングを介して提供および/または受信されることが可能である。
【0138】
使用されるシンボルの数は、例えば、開始時間および/または持続時間に関わらず同じであることが可能である。サブキャリアスペーシングは、開始時間および/または持続時間に基づいて決定されることが可能である。例においては、別々の開始時間および/または持続時間に関して、1つの(例えば、同じ)物理チャネル構造(例えば、基準信号構造およびデータREロケーション)が使用されることが可能である。
【0139】
CP長さは、(例えば、全ての)サブキャリアスペーシング候補に関して同じであってよい。(例えば、最大)CP長さは、(例えば、代替として)例えば、サブキャリアスペーシングに基づいて、決定されることが可能である。WTRU、eNB、またはgNBは、例えば、チャネル状況に起因するCP長さが最大CP長さよりも長い可能性がある場合には、送信をドロップすることができる。
【0140】
リソースは、時間リソースおよび/または周波数リソースであることが可能である。リソースは、リソースブロック(RB)または物理リソースブロック(PRB)であることが可能である。リソース同士は、例えば、周波数において連続している(例えば、連続しているサブキャリアである)ことが可能である。リソース同士は、周波数において、例えば、周波数の帯域またはサブ帯域にわたって、分散されることが可能である。
【0141】
(例えば、WTRUが送信のためのサブセットを決定することができる元になる)RB、PRB、および/または周波数のセット(例えば、候補セット)が構成されることが可能である。例においては、WTRUは、WTRUが送信のためのセットまたはサブセット(例えば、候補)を選択することができる元になるリソースの1つまたは複数のセット(例えば、候補セット)(例えば、リソースのパターン)を受信することが可能である。WTRUは、例えば、送信のために利用可能な時間に基づいて、送信のために使用するための候補のセットから候補を決定することが可能である。
【0142】
WTRUは、トランスポートブロック(TB)の変調されたシンボルを、候補のセットからの決定された候補に対応することが可能な時間/周波数リソース(例えば、リソース要素(RE))にマップすることができる。WTRUは、例えば、選択された候補におけるREの数がTBの変調されたシンボルの数よりも大きい可能性がある場合には、ある数の変調されたシンボル(例えば、少数のシンボル)の繰り返しを適用することができる。
【0143】
例においては、帯域(例えば、5GHz)におけるライセンス供与されていない送信は、その帯域内の全送信サブ帯域(例えば、5MHzまたは20MHzのサブ帯域)にわたるインターレースされた送信を含むことが可能である。リソースの候補セットは、WTRUが選択を行うことができる元になるインターレーシングパターンであることが可能である。周波数リソースにおける拡張(例えば、より多くの周波数リソースを伴うセット)は、より高密度なインターレーシングパターンに対応することが可能である。
【0144】
より高密度なインターレースの使用は、現在のTBにとって必要である可能性があるよりも多くの(例えば、よりいっそう多くの)、送信のために利用可能なREをWTRUが有するという結果をもたらすことが可能である。WTRUは、残りの利用可能なREにおいて、さらなるTBを(例えば、より小さなTBSを伴って)送信することができる。
【0145】
送信のために使用されることが可能なMIMO送信スキームが、例えば、(例えば、決定された)周波数リソース候補および/または開始時間および持続時間に基づいて、決定されることが可能である。例えば、第1の周波数リソース候補が決定されることが可能である場合に、第1のMIMO送信スキーム(例えば、スペース周波数ブロックコーディング(SFBC))が使用されることが可能である。例えば、第2の周波数リソース候補が決定されることが可能である場合に、第2のMIMO送信スキーム(例えば、プリコーダサイクリング)が使用されることが可能である。第1の周波数リソース候補は、第2の周波数リソース候補よりも少ない数の周波数リソースを有することが可能である。
【0146】
MIMO送信スキームは、例えば、周波数リソース候補におけるRBまたはPRBの数に基づいて、決定されることが可能である。第1のMIMO送信スキームは、例えば、周波数リソース候補におけるRBまたはPRBの数がしきい値よりも大きい可能性がある場合に、使用されることが可能であり、その一方で第2のMIMO送信スキームは、例えば、そうでない場合に、使用されることが可能である。
【0147】
送信ランク(例えば、レイヤの数)は、例えば、(例えば、決定された)周波数リソース候補および/または開始時間および持続時間に基づいて決定されることが可能である。例えば、第1の周波数リソース候補が決定されることが可能である場合に、第1の送信ランクが使用されることが可能であり、その一方で、例えば、第2の周波数リソース候補が決定されることが可能である場合に、第2の送信ランクが使用されることが可能である。
【0148】
受信機は、送信において使用される周波数リソースを決定することが可能である。WTRUは、その送信において、復調基準信号(DM-RS)などの基準信号(RS)を送信することが可能である。WTRUは、送信のPRBにおいて(例えば、その送信のREのサブセットにおいて)RSを送信することが可能であり、それは、送信のために使用されるリソースのセット(例えば、候補セット)をeNBが決定することを可能にする。eNBは、例えば、WTRUが送信を行うために使用した周波数の候補またはセットを決定するために、RS送信を使用することができる。
【0149】
ミニスロットは、スロットよりも少ないシンボルを含むことが可能な時間ユニットであってよい。例においては、スロットは、7つのシンボルを含むことが可能であり、その一方でミニスロットは、2つ、3つ、または4つのシンボルを含むことが可能である。
【0150】
WTRUは、時間ユニット(例えば、サブフレーム、スロットまたはミニスロット)内の位置においてRSを送信することができ、その場合、例えば、その位置は、固定されること、知られること、または構成されることが可能である。WTRUは、WTRUによって決定されることが可能な時間ユニット内の位置においてRSを送信することができる。RSは、例えば、名目上の、デフォルトの、またはレギュラーの位置であることが可能な位置を有することが可能であり、またはその位置において送信されることが可能である。WTRUは、例えば、名目上の、デフォルトの、またはレギュラーの位置ではないことが可能な位置においてRSを送信することができる。RS送信は、例えば、それが、例えば、1つまたは複数の基準に基づいて、名目上の、デフォルトの、またはレギュラーの位置において送信されることが可能である、または送信されないことが可能である場合に、フレキシブルなRS送信とみなされることが可能である。基準は、例えば、WTRUがチャネルへのアクセスをいつ得ることが可能であるかの関数であることが可能である。
【0151】
WTRUは、例えば、それが(例えば、最初に)チャネルへのアクセスを得ることが可能である場合に、ミニスロットを使用すること(例えば、使用するように構成されること)が可能である。WTRUは、例えば、それが(例えば、最初の)送信のためにミニスロットを使用することが可能である場合に、フレキシブルなRS(例えば、DM-RS)送信を使用することが可能である。
【0152】
ミニスロットに関連付けられることが可能であるRS(例えば、DM-RS)は、WTRUが送信されることが可能であるリソース(例えば、周波数リソース)の候補セットを決定するためにeNBによって使用されることが可能である。RSは、例えば、送信の開始時間を決定するために、eNBによって使用されることが可能である(例えば、使用されることも可能である)。
【0153】
WTRUは、例えば、WTRUがチャネルへのアクセスを得ることが可能である時間に基づいて、スロット(例えば、レギュラースロット)またはミニスロットを使用することができる。例においては、WTRUは、例えば、WTRUがサブフレームの始まりから、ある数のシンボル、例えば2つのシンボル(例えば、OFDMまたはDFT-spread-OFDM(DFT-s-OFDM)シンボル)内でチャネルへのアクセスを得ることが可能である場合に、送信のためにスロット(例えば、レギュラースロット)を使用することを決定することが可能である。サブフレームは、例えば、2つのスロットを含むことが可能である。WTRUは、例えば、少なくとも1つの(例えば、第1の)スロットを使用することが可能であり、例えば、WTRUがチャネルへのアクセスを得ることができた後に生じるスロットのシンボルにおいて送信を行うことが可能である。WTRUは、例えば、その名目上の、レギュラーの、またはデフォルトのロケーションが送信のシンボル(例えば、スロットの第4のシンボル)内に含まれることが可能である(例えば、含まれている)場合に、そのロケーションにおいてRSを送信することが可能である。
【0154】
(例えば、別の)例においては、WTRUは、例えば、WTRUがサブフレームの始まりから、ある数のシンボル(例えば、4つのシンボル)後にチャネルへのアクセスを得ることが可能な場合に、またはWTRUがRSの名目上の、レギュラーの、またはデフォルトの位置の後にチャネルへのアクセスを得ることが可能な場合に、その第1の送信のためにミニスロットを使用することができる。WTRUは、例えば、受信されること、決定されること、および/または示されることが可能であるミニスロット構成に従って、ミニスロットの1つまたは複数のシンボルにおいてRSを送信することができる。
【0155】
eNBは、例えば、送信の開始および/または終了ポイントまたは時間に基づいて、使用されることが可能な候補セットを決定することができる。eNBは、開始および/または終了ポイントをブラインド検知することができる。eNBは、WTRUからの表示を、例えば、送信の開始および/または終了ポイントを決定する際にそれを補助するために、受信することができる。
【0156】
DM-RSは、送信の終了時間において(例えば、1つまたは2つの最後のシンボルにおいて)送信されることが可能である。DM-RS送信のための周波数リソースは、例えば、送信のために決定されることが可能な周波数リソース候補に関わらずに、同じであってよい。例においては、送信のための名目上の帯域幅が、DM-RS送信のために使用されることが可能である。名目上の帯域幅は、例えば、基準開始時間および/または持続時間(例えば、タイムピリオド)に関して使用されることが可能である周波数リソース候補であることが可能である。
【0157】
1つまたは複数のシーケンスが、DM-RSに関して使用されることが可能である。使用されるシーケンスの数は、例えば、周波数リソース候補の数に基づいて、決定されることが可能である。1つの(例えば、それぞれの)シーケンスは、1つの周波数リソース候補に対応することが可能である。
【0158】
周波数リソース候補に対応するシーケンスは、例えば、eNB、gNB、またはWTRUが、例えば、送信の始まりおよび持続時間に基づいて、周波数リソース候補を決定することが可能な場合に、送信のために使用されることが可能である。
【0159】
受信機は、例えば、使用される周波数リソース候補を決定するために送信の終わりにおいて送信されるDM-RSのシーケンスを(例えば、無分別に)検知することができる。
【0160】
例えば、決定された周波数リソースが名目上の周波数リソースよりも広い可能性がある場合には、周波数における1つまたは複数の(例えば、さらなる)DM-RSが使用されることが可能である。
【0161】
例えば、持続時間が基準持続時間(例えば、タイムピリオド)よりも長い可能性がある場合には、時間における1つまたは複数の(例えば、さらなる)DM-RSが使用されることが可能である。
【0162】
DM-RSは、(例えば、代替として)送信の終了時間において送信されることが可能であり、それは、周波数リソース候補に関わらずに揃えられることが可能である。DM-RSに関する周波数リソース同士は、例えば、周波数リソース候補に基づいて、異なることが可能である。例においては、DM-RSは、周波数リソースにおいて送信されることが可能である。DM-RSシーケンスおよび/またはシーケンス長さが、例えば、周波数リソースの決定された数に基づいて、決定されることが可能である。受信機は、例えば、送信のために使用される周波数リソース候補を決定するために、DM-RSシーケンスを(例えば、無分別に)検知することが可能である。
【0163】
最大電力制約が提供されることが可能である。WTRUは、例えば、さらなる周波数リソースを使用する場合に、最大電力(例えば、構成されている最大出力電力)を超過する可能性がある。WTRUは、例えば、最大電力または最大EIRPを超過することなどによって電力制約に違反することを回避するために、1つまたは複数のアクションを取ることが可能である。
【0164】
WTRUは、(例えば、使用するための周波数リソースのセットを決定する場合に)、例えば、最大電力またはEIRPを超過することを回避するために、例えば、候補を制限することができる。WTRUは、例えば、最大電力またはEIRPを超過することを回避するために、(例えば、代替として、)送信されることになる1つまたは複数のチャネルの電力を調整することができる。
【0165】
eNBは、(例えば、周波数リソースをブラインドデコーディングする目的で、)例えば、送信において使用される可能性が最も高いセットを決定するために、最新の電力ヘッドルームレポートを使用することができる。
【0166】
WTRUは、送信のために使用するための周波数リソースのセットを決定することができる。例えば、WTRUが最大電力を超過する結果をもたらす可能性がある(例えば、短い送信のための)周波数リソースのセットをWTRUが使用する可能性がある場合には、WTRUは、あたかもチャネルがビジーであると決定されているかのように振る舞うこと、およびその後の(例えば、次の)タイムピリオドの始まりにおいてチャネルの利用可能度をチェックすることができる。
【0167】
例においては、WTRUは、送信時間がTbaseであることが可能な(例えば、タイムピリオド内の)第1の時間ユニットに関してCCAを実行することができる。例えば、チャネルがフリーであるとWTRUが決定することが可能な場合に、WTRUは、送信のための周波数リソースの第1のセットを使用することができる。例えば、チャネルがビジーであるとWTRUが決定することが可能な場合に、WTRUは、送信時間がTshortであることが可能な(この場合、Tshort<Tbaseである)第2の時間ユニット(例えば、タイムピリオド内の)において再び試すことができる。例えば、チャネルがフリーであるとWTRUが決定することが可能な場合に、WTRUは、送信のために周波数リソースの第2のセットを使用することができる(例えば、リソースの第2のセットは、リソースの第1のセットよりも多くのリソースを含むことが可能である)。
【0168】
例えば、周波数リソースの第2のセット上での送信が電力制約(例えば、最大電力またはEIRP)に違反する可能性がある(例えば、違反するであろう)とWTRUが決定した場合に、WTRUは、第2の時間ユニットに関する(例えば、第2の時間ユニットで開始する)送信をスキップすることができる。WTRUは、例えば、タイムピリオド内のその後の(例えば、次の)時間ユニットに関して(例えば、チャネルがフリーである場合にはCCAおよび送信を)再び試すこと、またはその後の(例えば、次の)タイムピリオドに関して再び試すことができる。WTRUは、(例えば、その後のタイムピリオドへ進むことによって、)WTRUが送信のためのさらに多くの時間を有することと、最大電力を超過しないことが可能であるさらに少ない周波数リソースを使用することとをもたらすことができる。
【0169】
WTRUは、周波数リソースの第2のセット上での送信が送信電力制約に違反する可能性があると決定することができる。WTRUは、(例えば、代替として、)例えば、WTRUが送信電力制約を満たすことを可能にすることができるさらに小さなTBSおよび/またはさらに低い変調順序を探索すること(例えば、1つまたは複数の候補の間で)および/または決定することができる。WTRUは、TBSおよび変調順序を使用して送信を行うことができる。TBSは、例えば、当初のTBSまたは決定されたさらに小さなTBSであることができる。変調順序は、例えば、当初の変調順序またはさらに低い変調順序であることが可能である。1つまたは複数の候補TBSおよび変調順序は、事前に定義されること、または構成されることが可能である。周波数リソースにおいて送信されることが可能なDM-RSが、例えば、どのTBSおよび/または変調順序が使用されることが可能であるかを示すために、使用されることが可能である。
【0170】
時間ユニットは、例えば、スケジュールされている、構成されている、または割り当てられている時間ユニットであることが可能である。タイムピリオドは、例えば、スケジュールされている、構成されている、または割り当てられているタイムピリオドであることが可能である。
【0171】
WTRUは、(例えば、代替として、)その後の(例えば、次の)タイムピリオドの始まりまで、並びに/またはそれが時間のさらに長いピリオドの間に送信を行うこと、および/もしくはより少ない周波数リソースを使用することができるまで、例えば、Tshortの持続時間の間に、チャネルを要求することができる。WTRUは、例えば、チャネルを要求するために、例えば、周波数リソースの第1または第2のセット内で基準信号またはその他の信号を送信することができる。WTRUは、次のタイムピリオドにおいて(例えば、次のタイムピリオドの始まりにおいて)送信を行うことができる。
【0172】
ビームスイーピングの適合が提供されることが可能である。WTRUは、(例えば、ライセンス供与されていないチャネルまたは帯域において送信を行う場合に、)例えば、UL Rxビームスイーピングオペレーションを可能にするために、UL Txビームスイーピングオペレーションおよび/または再送信を実行することが可能である。再送信は、例えば、(例えば、同じデータの)繰り返しを含むことが可能である。再送信は、例えば、同じTxビーム上での、または同じ方向での複数の送信を含むことが可能である。複数の送信は、同じ(例えば、同じデータ)であることが可能であり、またはそうではないことが可能である。WTRUおよび/またはgNBは、同時に使用されることが可能であるビームの数に対する制限を有することが可能である。WTRUは、複数のシンボルを介して送信を繰り返すことが可能である。例においては、WTRUは、シンボルを介してTBを送信することが可能であり、(例えば、スロットの)複数のシンボルを介して送信を繰り返すことが可能である。繰り返しは、例えば、Txおよび/またはRxビームスイーピングを可能にすることができ、またはそれらのために使用されることが可能である。繰り返される送信のセットの一部であることが可能である送信のシンボルの数は、一定であることが可能である。例においては、シンボルの数は、繰り返される送信のセットにおける送信のうちの1つまたは複数(例えば、全て)に関して同じ数であることが可能である。
【0173】
WTRUは、例えば、送信機会に残っている時間量に基づいて、またはWTRUがチャネルを取得した可能性がある時間に基づいて、サブキャリアスペーシングを選択することが可能である。WTRUは、チャネルにおける送信に適用可能であり得るサブキャリアスペーシング値のセットを伴って構成されることが可能である。
【0174】
送信帯域幅全体は、(例えば、最大電力制約に起因する)制限を有することが可能である。WTRUは、最大帯域幅を達成するまで、シンボル時間を低減すること(例えば、サブキャリアスペーシングを増大すること)が可能である。WTRUは、それが送信を繰り返すことが可能である割合を修正することが可能である。例においては、WTRUは、(例えば、第1のサブキャリアスペーシングに関して)完全なTBをシンボルにマップすることが可能であり、(例えば、そのUL送信ビームを変更する一方で)隣り合ったシンボルを介して送信を繰り返すことが可能である。WTRUは、(例えば、第2のサブキャリアスペーシングに関して)完全なTBを1つまたは複数のシンボル(例えば、2つのシンボル)のセットにマップすることが可能であり、隣り合ったシンボルセットを介してシンボルのそのセットを繰り返すことが可能である。これは、WTRUが送信をスイープすることが可能であるビームの数を低減することが可能である。WTRUは、例えば、WTRUが適切な合計ビーム幅にわたってスイープを行うことを可能にするために、それがデータの繰り返しを送信することが可能である1つの(例えば、それぞれの)個々のビームのビーム幅を適合することが可能である。適合は、送信機会における利用可能な繰り返しの合計数に基づくことが可能である。
【0175】
データサイズの適合が提供されることが可能である。例においては、トランスポートブロックサイズ(TBS)が適合されることが可能である。TBSは、リソースの1つまたは複数の(例えば、全ての)候補セットに関して同じであってよい。リソースの1つの(例えば、それぞれの)候補セットは、(例えば、代替として)TBSに関連付けられることが可能である。WTRUは、例えば、関連付けられているTBSを使用して、リソースのセット(例えば、候補から決定されたセット)上で送信を行うことが可能である。
【0176】
WTRUおよび/またはeNBは、例えば、送信の開始ポイントもしくは開始時間、送信の終了ポイントもしくは終了時間、並びに/または送信の持続時間に基づいて、送信のデータ(例えば、TBS)の量を決定することが可能である。データ(例えば、TBS)の量は、例えば、送信のために使用されるリソース(例えば、周波数リソース)の候補セットに基づいて、例えば、送信のために使用されるリソースセットにおけるPRBの数を使用して、決定されることが可能である。
【0177】
WTRUは、例えば、WTRUが送信をいつ開始することが可能であるかに応じてサイズが変わる可能性がある場合には、送信の前にTBを構築または再構築するための十分な時間を有さない場合がある。
【0178】
WTRUは、1つまたは複数の可能な開始時間、持続時間、および/または周波数リソースセットに対応することが可能であるサイズを有するトランスポートブロックのセットを用意することが可能である。WTRUは、(例えば、自律的に)決定された開始時間、持続時間、および/または周波数リソースセットとそろうことが可能である用意されたTBを使用することが可能である。
【0179】
例えば、事前に複数のTBを用意することが最適なソリューションではない可能性がある場合には、コードブロックのセグメント化が使用されることが可能である。送信するためのコードブロックの数は、例えば、送信のために利用可能な時間に基づいて、決定されることが可能である。
【0180】
例においては、WTRUは、例えば、送信の開始ポイントもしくは開始時間、送信の終了ポイントもしくは終了時間、および/または送信の持続時間に基づいて、送信するためのコードブロックの数を決定することが可能である。コードブロックの数は、例えば、候補セットまたは構成されているセットから、WTRUによって決定および/または選択されることが可能である。
【0181】
受信機(例えば、eNB)は、例えば、送信の開始ポイントもしくは時間、送信の終了ポイントもしくは終了時間、および/または送信の持続時間に基づいて、送信されるコードブロックの数を決定することが可能である。
【0182】
WTRUは、送信機会(例えば、スロット)におけるTBの全てのコードブロック(CB)を送信することができない可能性がある。WTRUは、(例えば、CBまたはCBグループ(CBG)の再送信が可能である可能性がある場合には)TBの(例えば、全ての)CB(例えば、送信されたおよび送信されていない)を保持することが可能であり、例えば、残りのCBを送信するために、HARQフィードバック(例えば、CBGレベルのHARQフィードバック)またはCBGレベルのULグラントをgNBが提供するのを待つことが可能である。
【0183】
(例えば、代替の)例においては、WTRUは、TB送信を、複数の(例えば、2つの)隣り合ったミニスロットに合うように適合させることが可能である(例えば、複数のスロットまたはミニスロットを介したTBセグメント化)。第1のミニスロットサイズは、例えば、WTRUがチャネルを取得することができる時間から送信境界まで送信されることが可能であるCBの第1のセットを含むように、適合されることが可能である。第2のミニスロットサイズは、(例えば、事前に決定された帯域幅を介して)CBの残りのセットの送信を可能にするように適合されることが可能である。第2のミニスロットは、(例えば、MCOTが超過されていない可能性がある場合には)第1のミニスロットの送信の後に、例えばすぐに、送信されることが可能である。WTRUは、(例えば、第1のTBに関してなどの第2のミニスロットの送信の完了時に)その後のTBを送信することが可能であり、それは、(例えば、MCOTが超過されていない可能性がある場合には、)デフォルトの、事前に構成された、または事前に決定されたスロットサイズにわたって送信されることが可能である。ある(例えば、代替の)例においては、そのチャネル占有の残りに関してWTRUによって使用されるスロットサイズは、例えば、第1および/または第2のミニスロット送信において使用されることが可能であるスロットサイズの関数であることが可能である。
【0184】
(例えば、代替の)例においては、WTRUは、例えば、それが(例えば、最初に)チャネルにアクセスした場合に、ミニスロットを使用するように構成されることが可能であり、その後のバックツーバック送信のためにスロット(例えば、レギュラースロット)を使用することへ戻ることが可能である。WTRUは、(例えば、チャネルが利用可能であると査定されることが可能である場合には、)例えば、送信の開始ポイントに基づいて、ミニスロットまたはスロットを使用することを決定することができる。WTRUは、例えば、送信の開始ポイントに基づいて、ミニスロットのサイズ(例えば、2つ、3つ、4つのシンボル)を決定することができる。
【0185】
(例えば、代替の)例においては、WTRUは、送信されることになるTBを複数の(例えば、2つの)コードワードへと分割することができる。WTRUは、例えば、送信の開始ポイント、および/または送信の持続時間に基づいて、複数のコードワード、より短いコードワード、またはより長いコードワードを送信することを決定することができる。
【0186】
WTRUは、(例えば、グラントベースの送信においては、)第2のスロットにおいて別のTBを送信するためにULリソースを許可されることが可能である。WTRUは、(例えば、このケースにおいては)、例えば、ミニスロットを使用して、例えば、第1のTBの送信を完了するために、第2のTBを送信することを阻止することができる。阻止は、第2のTB送信が複数の(例えば、2つの)ミニスロットへのセグメント化を含むこと、および/または第3のTB送信を阻止することなどにつながることが可能である。
【0187】
WTRUは、例えば、1つまたは複数のTBが複数のミニスロットにわたってセグメント化されることが可能である場合には、例えば、スロットサイズに関わらずに、DM-RSおよび/または別の基準信号を1つの(例えば、それぞれの)スロットに含めることが可能である。(例えば、代替の)例においては、WTRUは、例えば、1つまたは複数のセグメント化されたTBを伴う送信に関して、1つまたは複数の(例えば、全ての)基準信号を1つまたは複数のスロット(例えば、それらのスロットのみ)に含めることができる。基準信号を含めることは、(例えば、グラントフリー送信構成とともに)静的にまたは準静的に構成されることが可能であり、WTRUによって決定されることが可能であり、および/またはgNBに示されることが可能である。
【0188】
制御チャネルの適合が提供されることが可能である。UL制御チャネル(例えば、PUCCH)のタイプまたはサイズは、例えばPUCCH単独の、またはPUSCH送信と組み合わされた、送信のために利用可能な時間量に依存することが可能である。PUCCHは、例えば、PUCCHのカバレッジを改善するために、時間および/または周波数において繰り返されることが可能である。
【0189】
PUCCHの送信および/または繰り返しのためのリソースは、構成されることが可能である候補リソースセットから選択および/または決定されることが可能である。リソースセットは、例えば、送信のために利用可能な時間に基づいて、選択および/または決定されることが可能である。
【0190】
PUCCHタイプは、(例えば、代替として)、例えば、送信のために利用可能な時間量に依存することが可能である。例においては、第1のPUCCHタイプ(例えば、DM-RSベースのPUCCH)は、第1の候補リソースセットに関して使用されることが可能であり、第2のPUCCHタイプ(例えば、シーケンスベースのPUCCH)は、第2の候補リソースセットに関して使用されることが可能である。第1の候補リソースセットは、第2の候補リソースセットよりも長い持続時間を有することが可能である。下記のうちの1つまたは複数が当てはまることが可能である。第1のPUCCHタイプ(例えば、DM-RSベースのPUCCH)は、より高い多重化キャパシティーを提供することが可能であり、その一方でパフォーマンスは、第2のPUCCHタイプ(例えば、シーケンスベースの)よりも悪い場合がある。第2のPUCCHタイプは、より良好なパフォーマンスを提供することが可能であり、その一方でより低い多重化キャパシティーを提供する。第1のPUCCHタイプおよび第2のPUCCHタイプのための候補リソースセット同士は、周波数において重ならないことが可能である。
【0191】
PUCCH送信のコンテンツは、例えば、チャネルがビジーであると決定されたことに起因する、例えば、PUCCH送信の遅延された開始に基づいて、変わることが可能である。例においては、例えば、送信が第1の時間ユニットまたはタイムピリオドで開始することが可能である場合には、第1のコンテンツが送信されることが可能である。例えば、チャネルが第1の時間ユニットまたはタイムピリオドに関してビジーであると決定されたことに起因して、例えば、送信が第2の時間ユニットまたはタイムピリオドへ遅延される可能性がある場合には、第2のコンテンツが使用されることが可能である。
【0192】
例においては、第2のコンテンツは、第1のコンテンツよりも多くのDL送信に関するACK/NACK(A/N)情報を含むことが可能である。第2のコンテンツは、例えば、遅延されるPUCCHによってカバーされる時間のウィンドウが、より多くのDL送信に関するA/Nをカバーすることが可能である場合には、より多くのDL送信に関するA/N情報を含むことが可能である。
【0193】
例においては、第1のコンテンツは、第1、第2および第3のDL送信に関するA/Nを含むことが可能である。第2のコンテンツは、第1、第2、第3および第4のDL送信に関するA/Nを含むことが可能である。例えば、DL送信に関するHARQタイミングに対する第1の時間ユニットまたはピリオドから第2の時間ユニットまたはピリオドへの遅延が、別の可能なDL送信に関するA/N情報を加えることを保証することが可能である場合には、第4のA/N情報が含まれることが可能である。
【0194】
(例えば、別の)例においては、第1のコンテンツは、A/NおよびCQIを含むことが可能である。第2のコンテンツは、例えば、CQIを伴わずにA/Nを含むことが可能である。CQIは、例えば、送信のために利用可能な時間に基づいて、ドロップされることが可能である。CQIは、例えば、PUCCHにおいてCQIを送信するための余地がない可能性がある場合に、例えば、PUCCHが短縮されることが可能である場合に、ドロップされることが可能である。PUCCHは、例えば、送信のために利用可能な時間に基づいて短縮されることが可能であり、それは、チャネルが送信のためにいつフリーであると決定されることが可能であるかの関数であることが可能である。
【0195】
送信時間開始ポイントが構成されることが可能である。WTRUは、例えば、時間ユニットまたはタイムピリオドに対応することが可能である、送信開始ポイントのセットを伴って構成されることが可能である。時間ユニットは、1つまたは複数のタイムピリオド内にあることが可能である。例においては、WTRUは、WTRUが送信を行うことまたは送信を開始することが可能であるサブフレーム内にあることが可能であるシンボルのセットを伴って構成されることが可能である。
【0196】
WTRUが送信を開始することが可能なタイムピリオド(例えば、サブフレーム)内の時間ユニット(例えば、シンボル)のセットが構成されることが可能である。構成は、より高いレイヤの(例えば、RRC)シグナリングによって提供されることが可能である。構成は、DCIにおいて提供されることが可能である。DCIは、送信のためのULグラントを含むことが可能である。DCIは、共通のDCIであることが可能であり、例えば、それは、1つまたは複数のWTRU用に意図されること、または1つまたは複数のWTRUによって使用されることが可能である。DCIは、例えば、グラントパラメータが(例えば、個別に)提供されることが可能になった後に、例えば、UL送信を可能にするための、トリガーを含むことが可能である。
【0197】
WTRUは、(例えば、グラントベースアクセスまたはグラントレスアクセスに関して)、第1の開始ポイントの前にチャネルがクリアではない可能性があると決定することができる。WTRUは、例えば、チャネルが送信のためにフリーであるとWTRUが決定することができるまで、開始ポイントのセットにおける次の開始ポイントのうちの1つまたは複数(例えば、それぞれ)に関して再び試すことができる。WTRUは、例えば、開始ポイントに関してチャネルがフリーであるとWTRUが決定することが可能である場合に、(例えば、開始ポイントで開始して)送信を行うことができる。
【0198】
送信時間は、短縮されることが可能である。タイムピリオドにおける送信の終わりは、固定または構成されることが可能である。例においては、送信は、タイムピリオドの最後の時間ユニット、またはタイムピリオド内の別の構成されている時間ユニットにおいて終了することが可能である。
【0199】
送信のために利用可能な時間量は、例えば、タイムピリオドにおける送信の開始ポイントの関数であることが可能である。
【0200】
例においては、タイムピリオド内の第1の時間ユニットにおいて開始する送信は、送信のためのT1時間をもたらすことが可能であり、タイムピリオド内の第2の時間ユニットにおいて開始する送信は、送信のためのT2時間をもたらすことが可能である。例えば、第2の時間ユニットが第1の時間ユニットの後にあることが可能である場合には、T2はT1未満であることが可能である。例えば、CCAが第1の時間ユニットに関して不合格である可能性があり、第2の時間ユニットに関して合格である可能性があり、それに伴ってWTRUが第2の時間ユニットに関して送信を開始する場合には、WTRUは、送信を行うためのさらに少ない時間を(例えば、T1時間の代わりにT2時間を)有する可能性がある。
【0201】
送信時間(例えば、最大送信時間)が固定または構成されることが可能である。送信時間は、例えば、タイムピリオドの長さ、TTIであることが可能であり、それは、構成されること、または送信のスケジュールされている、許可されている、もしくは割り当てられている時間もしくはTTIであることが可能である。
【0202】
送信時間は、時間ユニットにおいて開始することが可能であり、送信時間は、例えば、タイムピリオドの始まりにはない可能性がある時間ユニットにおいてWTRUが送信を開始することが可能である場合には、開始時間ユニットに相対的であることが可能である。送信は、例えば、送信時間が時間ユニットからタイムピリオドの終わりまでの時間よりも長い可能性がある場合には、次のタイムピリオドにおいて続くことが可能である。
【0203】
WTRUおよび/またはeNBは、送信されることが可能であるトランスポートブロックの数を決定することができる。送信されることが可能であるトランスポートブロックの数は、例えば、送信の開始ポイントもしくは時間および/または終了ポイントもしくは時間の関数であることが可能である。
【0204】
WTRUは、n個の、または最大でn個のタイムピリオド、TP1、TP2、...、TPnを割り当てられることまたは許可されることが可能である。WTRUは、CCAを実行することが可能である。CCAは、TP1の前に開始することが可能である。WTRUは、チャネルが、タイムピリオドk、TPk内の時間ユニットx、TUxにおいて開始する送信のためにフリーであると決定することが可能である。
【0205】
WTRUは、TUxにおいて開始する第1のトランスポートブロック(TB)を送信することができる。WTRUは、それが送信することが可能であるトランスポートブロックの数、Bを決定することができる。WTRUは、例えば、B個までのトランスポートブロック(B≦N)を送信することができる。例においては、Bは、TUxにおいて開始してTPnの終わりにおいて終了するタイムピリオドにおいて送信されることが可能なトランスポートブロック(例えば、完全なトランスポートブロック)の数であることが可能である。WTRUは、例えば、B個のトランスポートブロックを送信した後に、チャネルを解放することが可能である。WTRUは、例えば、WTRUがデータまたはTBを送信することを完了した可能性がある場合には、B個のトランスポートブロックを送信する前にチャネルを解放することができる。
【0206】
例えば、タイムピリオドの始まりにおいて第1のTBの送信が開始しない可能性がある(例えば、開始しない)場合には、第1のTBは、サイズを低減されることが可能である(例えば、それによって第1のTBの送信は、第1のタイムピリオドに合うことが可能である)。送信されることが可能である残りのTBは、完全なサイズであることが可能である。第1のTBおよび1つまたは複数のその後のTBは、(例えば、代替として)完全なサイズであることが可能であり、最後のTBは、例えば、送信を含むことが可能である最後のタイムピリオドの最後の部分に合うように、サイズを低減されることが可能である。
【0207】
トランスポートブロックサイズ(TBS)など、WTRUが送信することが可能なデータの量は、送信の開始ポイントおよび/または終了ポイントの関数であってよい。
【0208】
例においては、WTRUは、SF内のシンボルの始まりにおける送信に関してCCAを実行することができる。WTRUは、(例えば、CCAが不合格である可能性がある場合には、)SF内にあることが可能であるその後のシンボルにおいて再び試すことが可能である。WTRUは、例えば、CCAが合格であるとWTRUが決定することが可能である場合には、その後のシンボルにおいて開始して送信を行うことができる。
【0209】
例えば、WTRUがその後の時間ユニット(例えば、シンボル)において再び試すことが可能な場合には、完全なCCAが使用されることが可能である。完全なCCAは、新たなCCAではないことが可能である。完全なCCAは、前の時間ユニット(例えば、シンボル)の前に実行された可能性がある完全なCCAの続きであることが可能である。例においては、WTRUは、ある(例えば、完全な)CCAを実行することが可能であり、チャネルがフリーである可能性があるという決定に続いて、許可されているまたは割り当てられている時間リソース内の第1のシンボルにおいて送信を開始することができる。
【0210】
開始時間および/または終了時間の表示が提供されることが可能であり、それは、例えば、ブラインドデコーディングによって検知されることが可能である。eNBは、例えば、時間および/または周波数における1つまたは複数のフレキシブルな境界またはパターンを有することが可能である送信を受信および/またはデコードするために、WTRUの送信からのブラインドデコーディングまたは補助を使用することが可能である。
【0211】
例においては、eNBは、それが受信することが可能である送信の始まりおよび/または終わりを(例えば、ブラインド検知に基づいて)決定することができる。ブラインド検知は、例えば、1つまたは複数の候補送信サイズを受信および/またはデコードしようと試みることを含むことが可能である。送信は、例えば、CRCが正しいと決定されることが可能である場合には、成功裏に受信および/またはデコードされたとみなされることが可能である。送信サイズは、例えば、時間ユニットおよびまたはタイムピリオドの数を含むことが可能である。候補は、例えば、周波数リソースの数および/またはパターンが、例えば、時間における送信の長さに基づいて、適合されることが可能である送信に関して、時間成分および周波数成分を含むことが可能である。
【0212】
WTRUは、表示および/または補助を提供することができる。例においては、送信の始まりおよび/または終わりを示すために、基準信号が送信および/または使用されることが可能である。
【0213】
例においては、WTRUは、例えば、送信の始まりを示すために、第1の基準信号を送信することができる。WTRUは、例えば、送信の少なくとも1つの時間ユニットにおいて基準信号を送信することができる。例においては、基準信号は、送信の(例えば、少なくとも)第1の時間ユニットにおいて送信されることが可能である。
【0214】
WTRUは、例えば、送信の終わりを示すために、第2の基準信号を送信することが可能である。WTRUは、送信の1つの(例えば、少なくとも1つの)時間ユニットにおいて基準信号を送信することができる。例においては、基準信号は、送信の(例えば、少なくとも)最後の時間ユニットにおいて送信されることが可能である。
【0215】
WTRUは、送信に関する第1および/または第2の基準信号を送信することができる。第1の基準信号および第2の基準信号は、同じであること、または異なることが可能である。
【0216】
送信の開始時間(例えば、開始時間ユニットまたはタイムピリオド)などの始まりは、例えば、構成されることが可能である始まりのセットの1つであることが可能である。開始時間は、タイムピリオド内の開始時間ユニットであることが可能である。
【0217】
送信の終了時間(例えば、終了時間ユニットまたはタイムピリオド)などの終わりは、構成されることが可能である終わりのセットの1つであることが可能である。終了時間は、タイムピリオド内の終了時間ユニットであることが可能である。
【0218】
例えば、送信のために使用されることが可能である周波数リソースが、周波数リソースのセットの中からの決定されたサブセットである可能性がある場合には、基準信号は、選択または使用されるサブセットから独立して存在することが可能である帯域幅またはパターンにおいて送信されることが可能である。
【0219】
基準信号は、(例えば、代替として、)送信のために使用されることが可能である周波数リソースのサブセットの帯域幅またはパターンにわたって送信されること、例えば、繰り返されることが可能である。
【0220】
例においては、第1のサブセットは、F1周波数リソースのセットまたはパターンを含むことが可能であり、第2のサブセットは、F2周波数リソースのセットまたはパターンを含むことが可能である。F1リソースは、F2リソースのサブセットであることが可能である。WTRUは、例えば、F1リソースを使用して送信を行う場合には、F1リソース内で基準信号を送信することが可能である。WTRUは、例えば、F2リソースを使用して送信を行う場合には、F1リソース内で基準信号を送信することが可能である。(例えば、代替の)例においては、WTRUは、例えば、F2リソースを使用して送信を行う場合には、F2内にあることが可能であるがF1内にないことが可能であるリソース内で基準信号を送信しないことが可能である。ある(例えば、代替の)例においては、WTRUは、例えば、F2リソースを使用して送信を行う場合には、F2内にあることが可能であるがF1内にないことが可能であるリソース内で基準信号を送信することが可能である。送信は、F1リソース内での送信の繰り返しまたは延長であることが可能である。
【0221】
リソース(例えば、F1またはF2)のセットまたはパターン内での基準信号の送信は、リソースのサブセット内に、例えば、リソースまたはRB内のREのセット内にあることが可能である。
【0222】
時間基準を示すために使用されることが可能である基準信号は、時間基準信号(TRS)と呼ばれることが可能である。
【0223】
WTRUは、例えば、送信の始まりに、制御チャネルを含めることが可能である。制御チャネルは、例えば、(例えば、時間における)送信の長さまたは持続時間の表示を含むことが可能である。
【0224】
周波数における制御チャネルのロケーションは、例えば、送信のために使用されることが可能である周波数リソースの最小のセットに基づくことが可能である。
【0225】
例においては、例えば、送信のために使用されることが可能である周波数リソースが、周波数リソースのセットの中からの決定されたサブセットである可能性がある場合には、制御チャネルは、選択または使用されるサブセットから独立して存在することが可能である帯域幅またはパターンにおいて送信されることが可能である。
【0226】
制御チャネルは、使用されることが可能である周波数リソースのセット(例えば、候補の構成されているセットの中から選択された候補セット)を示すことが(例えば、示すことも)可能である。
【0227】
WTRUは、例えば、チャネルがクリアである可能性があるかどうかを決定するために、例えば、チャネルアセスメントを実行する場合に、エネルギー検知の測定であることが可能である測定を行うことまたは実行することが可能である。エネルギー検知または測定は、1つまたは複数の(例えば、全ての)候補周波数セットを含むことが可能である周波数の帯域またはセットにわたって実行されることが可能である。WTRUは、例えば、チャネルがフリーである可能性があるかまたはビジーである可能性があるかを決定するために、測定値または検知されたエネルギーをしきい値と比較することが可能である。
【0228】
候補周波数セットは、別の候補周波数セットのサブセットであることが可能である。周波数セットは、例えば、1つまたは複数の(例えば、全ての)その他の候補周波数セットを含むことが可能である。最大周波数セットは、例えば、1つまたは複数の(例えば、全ての)その他の候補周波数セットを含むことが可能である。
【0229】
WTRUは、最大周波数セットであることが可能であるまたはそれを含むことが可能である周波数リソースの帯域またはセットに関してチャネルアセスメントを実行することが可能である。
【0230】
WTRUがCCAを実行することが可能である周波数または周波数リソースの帯域またはセットは、WTRUが送信を行うことが可能である周波数または周波数リソースの帯域またはセットよりも大きいことが可能である。
【0231】
WTRUは(例えば、それがCCAを実行することが可能である時間において)、どの周波数上でWTRUが送信を行うことが可能であるか(例えば、行うであろうか)を知らない可能性がある。例においては、WTRUは、送信を行うためのT1時間があることが可能である第1の時間ユニットに関してCCAを実行することが可能である。WTRUは、(例えば、T1時間の間に)リソースセットR1上で送信を行うことが可能である。例えば、CCAが第1の時間ユニットにおいて不合格である場合に(例えば、チャネルがビジーであるとWTRUが決定することが可能である場合に)、WTRUは、チャネルが第2の時間ユニットにおける送信のためにフリーであるかどうかを決定することが可能である。例えば、第2の時間ユニットにおいて開始することが可能である送信に関して、送信を行うためのT2時間があることが可能である(例えば、この場合、T2は、T1未満であることが可能である)。WTRUは、(例えば、T2時間の間に)リソースセットR2上で送信を行うことが可能である。R2は、R1よりも多くの周波数リソースを含むことが可能である。R2は、R1よりも多くの周波数にわたることが可能である。R1プラスR2は、R1よりも多くの周波数にわたることが可能である。
【0232】
WTRUは、例えば、CCAバックオフ/待機時間が順守されることが可能であること(例えば、順守されること)を確実にするために、例えば、少なくともセットR1およびセットR2における周波数リソースを含むことが可能である周波数の帯域またはセットに関してCCAを実行することが可能である。
【0233】
(例えば、代替の)例においては、WTRUは、1つまたは複数の候補周波数セットを含むことが可能である周波数の帯域またはセットにわたって複数のエネルギー検知測定を実行することが可能である。複数のエネルギー検知測定(例えば、それらのそれぞれ)は、帯域のサブセットに関するものであることが可能である。例においては、サブセット同士は、重なり合うことが可能であり、直交していないことが可能である。(例えば、別の)例においては、1つの(例えば、それぞれの)サブセットは、ばらばらにされることが可能であり、および/または全てのサブセットのセットは、帯域全体を含むことが可能である。WTRUは、例えば、帯域および(例えば、必要とされている)送信帯域幅のサブセットにわたる測定に基づいて、送信を行うために(例えば、任意の時間における)送信帯域幅ごとのチャネルアセスメント値を決定することが可能である。例においては、帯域は、n個のサブバンドへとセグメント化されることが可能であり、それらの上でWTRUは、n個のエネルギー検知測定値を入手することが可能である。WTRUは、例えば、送信を行うためのT1時間があることが可能である第1の時間インスタンスに関してn個のサブバンド上でn個のエネルギー検知測定値を入手することによって、CCAを実行することが可能である。WTRUは、(例えば、そのような送信に関して)リソースセットR1を必要とする可能性がある。WTRUは、例えば、サブバンド同士のいずれかの組合せがクリアチャネルアセスメントを満たすことが可能であるかどうかを決定するために、R1リソースを構成することが可能であるn個のサブバンドの1つまたは複数の(例えば、全ての)組合せにわたって探索を行うことが可能である。WTRUは、探索を、例えば、R1を形成しているサブバンド同士の隣り合ったセットに制限することが可能である。WTRUは、探索を、(例えば、代替として、)例えば、R1を形成しているサブバンド同士の隣り合っていないセットに制限することが可能である。WTRUは、(例えば、CCAが不合格である可能性がある場合には、)送信を行うためのT2時間があることが可能であって、かつ送信がリソースセットR2を使用することが可能である第2の時間インスタンスに関してn個のサブバンド上でn個のエネルギー検知測定値を(例えば、再び)入手することによってCCAを試みることが可能である。WTRUは、例えば、サブバンド同士のいずれかの組合せがクリアチャネルアセスメントを満たすことが可能であるかどうかを決定するために、R2リソースを含むことが可能であるn個のサブバンドの1つまたは複数の(例えば、全ての)組合せにわたって探索を行うことが可能である。
【0234】
WTRUは、例えば、WTRUがCCAを実行することが可能である場合には、1つまたは複数のサブバンドをパンクチャアウトする(例えば、使用しない、または測定しない)ように構成されることが可能である。サブバンドは、その他のWTRUまたはその他のタイプのWTRUのために割り当てられることまたは使用されることが可能である。例においては、ライセンス供与されていないスペクトルに関して、NDL個のPRBが使用されること、決定されること、または構成されることが可能である。NDL個のPRBのサブセットがエネルギー検知から除外されることが可能である。除外するためのサブバンドまたはPRBが構成されることが可能である。
【0235】
CCAからパンクチャアウトされることが可能であるPRBのサブセットは、(例えば、より高いレイヤのシグナリングを介して)構成されること、または(例えば、タイムピリオド番号、時間ユニット番号、セルID、および/またはナンバーPRBに基づいて)決定されることが可能である。
【0236】
CCAからパンクチャアウトされることが可能であるPRBのサブセットは、送信のために使用されないことが可能である。例においては、WTRUは、例えば、WTRUがアップリンク送信のためにスケジュールされることが可能であり、1つまたは複数のスケジュールされたPRBが、CCAからパンクチャアウトされることが可能であるPRBのサブセットと重複することが可能である場合には、PRBのサブセットにおいて信号を送らないことが可能である。
【0237】
チャネルが占有されることが可能であるか否かを決定するためのエネルギーしきい値は、例えば、CCAからパンクチャアウトされることが可能であるPRBの数に基づくことが可能である。例においては、エネルギーしきい値に関してオフセットが使用されることが可能である。オフセットは、例えば、CCAからパンクチャアウトされることが可能であるPRBの数に基づいて、決定されることが可能である。
【0238】
最大の許可される送信電力は、例えば、CCAからパンクチャアウトされることが可能であるPRBの数に基づいて、決定されることが可能である。
【0239】
WTRUは、周波数の1つまたは複数のセットに関してCCAを実行することが可能である。周波数の1つの(例えば、それぞれの)セットは、ニューメロロジー、波形、および/または送信スキームを伴って構成されることが可能である。
【0240】
周波数の1つの(例えば、それぞれの)セットは、CCAに関するエネルギーしきい値を伴って構成されることが可能である。エネルギーしきい値は、周波数のセットにおいて使用されることが可能である波形に依存することが可能である。
【0241】
WTRUのCCA能力は、フレキシブルな送信境界を提供することが可能である。WTRU同士は、CCAを実行するための別々の能力を有する場合がある。WTRUは、例えば、WTRUが1つまたは複数の(例えば、連続する)CCAを実行することが可能である時間粒度に関して、能力を有することおよび/または報告することが可能である。
【0242】
WTRUは、CCAを実行するためのその能力を有すること、提供すること、および/または報告すること(例えば、eNBに)が可能である。能力は、例えば、どれぐらいの頻度で、および/またはどの時間境界上でWTRUが、例えば、時間ユニットまたはタイムピリオドの点で、CCAを実行する場合があるか、または実行できる場合があるかを示すことが可能である。
【0243】
例においては、WTRUは、時間ユニット境界またはタイムピリオド境界(例えば、その上で送信を開始すること)に関してCCAを実行する場合がある、または実行できる場合がある。
【0244】
WTRUは、隣り合ったまたは連続した時間ユニット境界に関してCCAを実行する場合がある、または実行できる場合がある。WTRUは、隣り合ったまたは連続した時間ユニット境界に関してCCAを実行しない場合がある、または実行できない場合がある。
【0245】
隣り合ったまたは連続した時間ユニット境界に関してCCAを実行しない場合があるWTRUは、例えば、タイムピリオドごとに1回、CCAを実行することが可能である。例においては、例えば、タイムピリオド中に(例えば、タイムピリオドの時間ユニットの間に)チャネルがクリアではない可能性があるとWTRUが決定することが可能である場合には、WTRUは、別のまたは次のタイムピリオドまで(例えば、別のまたは次のタイムピリオドの時間ユニットの間に)再び試さないことが可能である。
【0246】
タイムピリオドに関してCCAをサポートすること(例えば、サポートすることのみ)が可能であるWTRUは、例えば、グラントベースの送信に関しては、タイムピリオド(例えば、SF)に関してCCAを実行すること、および時間ユニット(例えば、スロットまたはシンボル)に関してはCCAを実行しないことが可能であり、またはそのようにスケジュールされること(例えば、スケジュールされることのみ)が可能である。
【0247】
タイムピリオドに関してCCAをサポートすること(例えば、サポートすることのみ)が可能であるWTRUは、例えば、グラントフリー送信に関しては、タイムピリオドに関して(例えば、タイムピリオドまたはSFごとに1つのシンボル位置に関してなど、タイムピリオドごとに1つの時間ユニットに関して)CCAを実行すること(例えば、実行することのみ)が可能である。
【0248】
時間ユニットの代わりにタイムピリオドに関してCCAを実行することは、送信を遅延させる場合があるが、WTRUがより長くスリーブすることを可能にする場合がある。
【0249】
WTRUがCCAを実行することが可能である時間粒度は、例えば、予想される送信のニューメロロジーに依存することが可能である。例においては、大きなサブキャリアスペーシングを伴って送信を行っている場合があるWTRUが、隣り合ったまたは連続したシンボル上でCCAを実行することは、不必要に高くつく場合がある。WTRUは、意図されている送信のサブキャリアスペーシングに、またはチャネルに関するデフォルトのサブキャリアスペーシングに依存することが可能である時間粒度を伴って構成されることが可能である。構成は、例えば、(例えば、システム情報ブロックにおける)ブロードキャスト送信を介して、またはグループ専用のもしくはWTRU専用の構成を介して、提供されることが可能である。
【0250】
チャネルが時間境界における送信のためにクリアである可能性があるかどうかの決定が行われることが可能である。WTRUは、例えば、CCA要件を満たすために、例えば、時間境界の前に開始して、並びに/または時間境界の前の複数の時間ユニットおよび/もしくはタイムピリオドの間に、CCAを実行することができる。
【0251】
構成は、例えば、数ある中でも、eNB、gNB、TRP、および/またはセルなどのネットワークノードまたは要素によって、提供されることが可能である。WTRUは、ネットワークノードから構成を受信することができる。WTRUは、例えば、より高いレイヤの(例えば、RRC)シグナリングまたはブロードキャストシグナリングを介して、構成を受信することができる。WTRUは、例えば、DCIにおいてなど、物理レイヤシグナリングを介して、構成を受信することができる。構成は、数ある中でも、WTRU、セル、TRP、ビーム、および/またはビームのグループに固有であることが可能である。
【0252】
グラントフリーアクセスリソースプールが提供されることが可能である。リソースプールは、例えば、グラントフリー送信のために使用されることが可能である。リソースプールは、送信のために1つまたは複数のWTRUによって使用されることが可能であるリソース(例えば、時間リソースおよび/または周波数リソース)のセットであることが可能である。WTRUは、例えば、送信のために使用するためのリソースプールから、リソースのサブセットを決定または選択することが可能である。
【0253】
1つまたは複数のリソースプールは、1つまたは複数のWTRUによってグラントフリー送信のために構成および/または使用されることが可能である。WTRUは、WTRUがグラントフリー送信のために使用することが可能であるリソースプールの構成を受信することが可能である。
【0254】
例えば、WTRUがリソースのサブセットを使用することが可能である場合には、WTRUは、リソースプールからのリソースのサブセットに関してCCAを実行することが可能である。例えば、WTRUが1つまたは複数のリソースプールを伴って構成されることが可能である場合には、WTRUは、(例えば、代替として)リソースプールごとにCCAを実行することができる。
【0255】
リソースプールは、例えば、時間スケジュールまたはパターンを伴って、構成されることが可能である。スケジュールまたはパターンは、周期的であることが可能である。スケジュールまたはパターンは、時間ユニットおよび/またはタイムピリオドのセット、例えば、連続した時間ユニット、連続したタイムピリオド、並びに/または、繰り返されることが可能である時間ユニットおよび/もしくはタイムピリオドのパターンから構成されることが可能である。時間ユニットのセットは、タイムピリオド内にあることが可能である。時間ユニット、時間ユニットのセット、またはタイムピリオドは、ビーム固有であることが可能である基準ポイントに相対的であることが可能である。例においては、基準ポイントは、同期バースト(例えば、SSバースト)、または同期バースト内にあることが可能である同期ブロック(例えば、SSブロック)の始まりまたは終わりであることが可能である。
【0256】
繰り返しは、周期的であることが可能である。繰り返しは、繰り返しが終了することができた後に持続時間を有することが可能である。繰り返しは、例えば、繰り返しが終了することが可能である(例えば、終了するであろう)またはもはや使用されないことが可能であるとさらなる構成が示すことができるまで、続くことが可能である。
【0257】
時間スケジュールまたはパターンを伴って構成されることが可能であるリソースプールは、セミパーシステントスケジューリング(SPS)構成と呼ばれることが可能である。
【0258】
リソースプールは、時間リソースおよび/または周波数リソースを含むことが可能であるリソースの1つまたは複数のセットを伴って構成されることが可能である。リソースは、リソースブロック(RB)または物理リソースブロック(PRB)であることが可能である。リソースは、周波数における連続した(例えば、連続したサブキャリア)であることが可能である。リソースは、周波数において、例えば、周波数の帯域またはサブ帯域にわたって分散されることが可能である。
【0259】
SPSの使用は、いくつかのリソースがULの専用であることが可能であって、DLのために使用されないことが可能であるということを意味することが可能である。この含意は、例えば、CCAを使用するシナリオにおいては、当てはまらないことが可能である。DL送信を実行することが可能であるeNBは、例えば、構成されているSPSリソースがある可能性がある時間ユニットまたはタイムピリオド(例えば、SF)の始まりの前に、CCAを実行することが可能である。eNBは、例えば、CCAが合格である場合には、DL送信のためにチャネルを選ぶことまたは使用することが可能である。例えば、eNBが送信を開始することができた後に十分な時間がたってからWTRUのCCAが生じる場合には、WTRUは、チャネルをビジーとみなすこと、およびULにおいて送信を行わないことが可能である。
【0260】
WTRUは、例えば、受信されたDLタイミングに基づいて、そのULタイミングを調整することができる。WTRUは、(例えば、ULにおける時間ユニットまたはタイムピリオドの送信に関して)対応する受信された時間ユニットまたはタイムピリオドの前にタイミングアドバンス(TA)値を送信することができる。
【0261】
eNBは、例えば、いつCCAを実行するか、およびいつ送信を開始するかを決定する場合に、セルサイズおよび/またはTAを考慮することができる。
【0262】
例においては、10kmのセルサイズは、約67μsのタイミングアドバンスに対応することが可能である。シンボルは、例えば、約67μsに対応することが可能である。eNBは、例えば、セル内のWTRU(例えば、セルエッジにおけるWTRUを含む)がリソースプールの始まりの前にチャネルをビジーとみなすことを可能にする目的で、例えば、リソースプールの始まりの前に少なくともシンボルを送信することを開始するために、CCAを実行することが可能である。
【0263】
リソースプールは、時間ユニットまたはタイムピリオドにおける周波数リソース(例えば、RBまたはPRBのセット)を伴って構成されることが可能である。1つまたは複数のリソースプールに関して、1つまたは複数の周波数リソースが使用されることが可能である。リソースプールに関する周波数リソースは、別のリソースプールに関する周波数リソースと直交していることが可能である。リソースプールに関する周波数リソースは、別のリソースプールに関する周波数リソースと部分的にまたは全体的に重なり合わされることが可能である。
【0264】
周波数リソースのセットが、グラントフリーアクセスのために構成されることが可能である。リソースプールに関する周波数リソースの構成されているセットからの周波数リソースは、例えば、リソースプールID、セルID、時間ユニット番号、および/またはタイムピリオド番号に基づいて、決定されることが可能である。
【0265】
リソースプールに関する周波数リソースは、第1の時間リソースから第2の時間リソース(例えば、時間ユニット、タイムピリオド、またはスロット)へ変更されることが可能である。
【0266】
WTRUは、リソースプールに関連付けられている周波数リソースのCCAを実行することができる。周波数リソースは、例えば、時間ユニット番号、タイムピリオド番号、および/またはスロット番号に基づいて、変更されることが可能である。
【0267】
リソースプールの割り振りおよびWTRUの識別が提供されることが可能である。例においては、1つまたは複数のリソースプールが、構成および/または使用されることが可能である。
【0268】
リソースプールは、WTRUのグループのために構成されることが可能である。WTRUは、グループおよび/またはリソースプールを伴って構成されること、またはそれらを割り振られることが可能である。eNBは、グループ化を実行することが可能である。eNBは、WTRUに、それが中にいることが可能なグループを知らせることができる。例においては、WTRUは、それが中にいることが可能なグループを伴って構成されることができる。構成は、グループIDを含み得る。WTRUは、例えば、そのグループまたはグループIDに基づいて、使用するためのリソースプールを決定することができる。
【0269】
WTRUは、その送信においてそのアイデンティティを示すように構成されること(例えば、示すための手段を割り振られること)が可能である。アイデンティティの表示が、グループ内で使用されることが可能である。例においては、WTRUによって第1のグループにおいてそれ自体を識別するために使用されることが可能である第1の表示が、第2のWTRUによって第2のグループにおいてそれ自体を識別するために使用されることが可能である。WTRUは、例えば、送信のためにWTRUによって使用されるリソースプールに基づいて、eNBによって区別されることが可能である。
【0270】
WTRUは、例えば、それが送信を行う場合にそれ自体を識別するために、CRCマスクを使用することができる。マスクは、eNBによって構成されることが可能である。WTRUは、マスクを用いてその送信のCRCをマスクすること(例えば、スクランブルすること)が可能である。マスクは、例えば、RNTIであることが可能である。マスクは、WTRUのC-RNTI、またはWTRUのC-RNTIの一部分もしくは関数であることが可能である。マスクは、例えば、WTRUのC-RNTIから個別に、受信または構成されることが可能である。
【0271】
例においては、WTRUは、許可されたアクセスに関する第1のRNTI(例えば、そのC-RNTI)、およびグラントフリーアクセスに関する第2のRNTIを受信することができる。グラントフリーアクセスに関するマスクまたはRNTIは、許可された送信に関するRNTIまたはCRCマスクとは異なる数のビットであることが可能である。例においては、許可された送信に関するRNTIは、例えば、グラントを提供する目的で、WTRU用に意図されることが可能であるDCIのCRCをマスクするために使用されることが可能である。
【0272】
WTRUは、(例えば、代替として、)WTRUバッファが空である可能性があるか、または空ではない可能性があるかを識別するためにCRCマスクを使用することが可能である。例においては、第1のCRCマスクは、(例えば、送信が最後の送信である可能性がある場合に)使用されることが可能であり、第2のCRCマスクは、(例えば、その後の送信がある可能性がある場合に)使用されることが可能である。
【0273】
WTRUは、例えば、DM-RSシーケンスに関して、例えば、WTRU固有のスクランブリングIDを使用することが可能である。例においては、DM-RSシーケンスは、例えばWTRU-IDに基づいて、スクランブルされることが可能である。eNB(またはgNB)は、例えば、WTRUを識別するために、DM-RSシーケンスを(例えば、無分別に)検知することが可能である。
【0274】
リソースプール層が提供されることが可能である。リソースプール、例えば、SPSで構成されているリソースプールのセットがあることが可能である。リソースプールのセットは、発生または繰り返しの別々の頻度を有することが可能である。第1の層のリソースプール、例えば、層1は、第2の層のリソースプール、例えば、層2よりも低い頻度で発生することが可能である。
【0275】
例においては、層1のリソースプールは、第1の発生または繰り返し頻度(例えば、N1個のタイムピリオドごと)を有することが可能である。層2のリソースプールは、第2の発生または繰り返し頻度(例えば、N2個のタイムピリオドごと)を有することが可能である。例においては、層1のリソースは、層2のリソースよりも低い頻度で発生することまたは繰り返すことが可能である。例においては、N2は、N1未満であることが可能である(例えば、リソースの第2の層は、リソースの第1の層よりも高い頻度で繰り返すことが可能である)。
【0276】
送信のための第1の層のリソースプールまたは第2の層のリソースの選択または使用は、例えば、チャネルの利用可能度に基づくことが可能である。例においては、WTRUは、第1の層のリソースプールにおける1つまたは複数のリソースを使用することを(例えば、最初に)試すことができる。例えば、WTRUが、(例えば、第1のリソースプールを使用することを試している際にしきい値回数よりも多くにわたって)チャネルがビジーである可能性があると決定することが可能である場合には、WTRUは、第2の層のリソースプールの1つまたは複数のリソースを使用することまたは使用することを試すことができる。
【0277】
例においては、WTRUは、第1の層のリソースプール、例えば、層1から開始することができる。WTRUは、WTRUが送信を行うことが可能である来たる層1のリソースの発生または割り当てを決定することができる。来たるリソースの発生または割り当ては、時間ユニットおよび/またはタイムピリオドのセット(例えば、n個のタイムピリオド)を含むことが可能である。WTRUは、例えば、第1のタイムピリオドの前に、CCAを実行することができる。WTRUは、チャネルが第1のタイムピリオドにおける送信のためにフリーである可能性があるかどうかを決定することができる。WTRUは、例えば、チャネルがフリーである可能性がある場合には、第1のタイムピリオドにおける(例えば、少なくとも)リソースにおいて送信を行うことができる。WTRUは、(例えば、チャネルがフリーではない可能性がある場合には、)リソースの発生または割り当てにおいて1つまたは複数のその後のn-1のタイムピリオドの間にチャネルがフリーである可能性があるかどうかを決定することができる。WTRUは、例えば、チャネルがフリーであるとそれが決定することが可能である第1のタイムピリオドから開始して、送信を行うことができる。
【0278】
WTRUは、(例えば、全てのタイムピリオドに関してチャネルがビジーである可能性がある場合には、)リソースプールのその後の(例えば、次の)発生において再び試すことができる。
【0279】
WTRUは、例えば、チャネルがビジーである可能性があるという決定に基づいて、第1の層のリソースプールを使用してしきい値数N回の試行の間に送信を行うことが不可能である場合がある。WTRUは、第2の層のリソースプール、例えば、より頻度の高いリソースプールにおけるリソースを使用して送信を行うことを試すことができる。Nは、第1の層のリソースプールの発生の回数であってよい。Nは、時間ユニットまたはタイムピリオドの数であってよい。Nの値は、構成されることが可能である。
【0280】
1つまたは複数のリソースプールまたはリソースプールのセットが、構成および/または使用されることが可能である。リソースプールまたはリソースプールのセットは、優先度を伴って構成されることが可能である。別々のリソースプールまたはリソースプールのセットは、別々の優先度を有すること、または別々の優先度を伴って構成されることが可能である。例においては、第1の層のリソースプール、例えば、層1は、第2の層のリソースプール、例えば、層2よりも高い優先度を有すること、またはその優先度を伴って構成されることが可能である。WTRUは、例えば、送信の優先度またはタイプに基づいて、送信のためにリソースプールを使用すること(例えば、使用することを決定すること)が可能である。
【0281】
例においては、第1の層のリソースプールは、より高い優先度のデータまたは信号タイプ(例えば、UCI、URLLC)に関して使用されることが可能である、その一方で第2の層のリソースプールは、より低い優先度のデータまたは信号タイプ(例えば、データ、eMBB、mMTC)に関して使用されることが可能である。
【0282】
例においては、第1の層のリソースプールは、データチャネルの再送信に関して使用されることが可能であり、その一方で第2の層のリソースプールは、最初の送信に関して使用されることが可能であり、例えば、その逆もまた同様である。
【0283】
例えば、WTRUが、第1の層のリソースプールおよび第2の層のリソースプールにおいて信号を送信するように構成されること、決定されること、または示されることが可能である場合には、WTRUは、(例えば、アップリンク送信電力が制限されていない場合には)複数のリソースプールにおいて信号を送信することができる。WTRUは、例えば、アップリンク送信電力が制限されることが可能である(例えば、制限されている)場合には、第2の層の(例えば、より低い優先度の)リソースプールに関する信号をドロップまたはスケールダウンすることができる。
【0284】
第1の層のリソースプールは、第2の層のリソースプールに関するエネルギー検知しきい値よりも低いエネルギー検知しきい値を伴って構成されることが可能であり、その逆もまた同様である。例においては、例えば、第1の層のリソースプールに関するエネルギー検知しきい値に関連して、第2の層のリソースプールに関するエネルギー検知しきい値に関するオフセットが提供されることが可能である。
【0285】
図2は、リソースプール層の例である。層1のリソースプールは、例えば、n1個の機宜(opportunity)のセット(例えば、N1個のタイムピリオドごと)を含むことが可能である。層2のリソースプールは、例えば、n2個の機宜のセット(例えば、N2個のタイムピリオドごと)を含むことが可能である。N2の値は、N1の値よりも小さいことが可能である。N1の値およびN2の値は、同じであることが可能であり、または同じではないことが可能である。機宜は、送信機宜であることが可能である。機宜は、例えば、時間リソースおよび/または周波数リソース(例えば、RBまたはPRB)のセットを含むことが可能である。送信機会は、送信機宜のセットを含むことが可能である。リソースプールの送信機会は、定期的にまたは周期的に発生することが可能である。例においては、層1のリソースプールの送信機会は、N1個のタイムピリオドごとに発生することが可能である。層2のリソースプールの送信機会は、N2個のタイムピリオドごとに発生することが可能である。
【0286】
送信機会内の、または機宜のセット内の機宜同士は、時間において隣り合っていることもしくは連続していることが可能であり、またはそうでないことが可能である。機宜は、1つまたは複数の時間ユニットおよび/またはタイムピリオドに対応することが可能である。送信機会内の、または機宜のセット内の機宜同士は、同じ持続時間または時間量に対応することが可能であり、またはそうでないことが可能である。WTRUは、機宜の始まりにおいて、機宜中の1つもしくは複数のその後の時間において、機会の始まりにおいて、および/または機会中の1つもしくは複数のその後の時間においてCCAを実行することが可能である。機会(occasion)は、例えば、機宜および/または機会を含むことが可能である。機宜および機会は、同じであることが可能である。
【0287】
図3は、リソースプール層の選択および使用の例である。この例においては、例えば、第1のリソースプール層のある数の機宜に関してチャネルがクリアであるとWTRUが分かることができなかった可能性があるとそれが決定し得る場合には、WTRUは、第2のリソースプール層を使用することを試みること(例えば、そうするように決定すること)ができる。
【0288】
図4は、リソースプール層の選択および使用の例である。例えば、第1のリソースプール層のある数の機会に関してチャネルがクリアであるとWTRUが分かることができなかった可能性があるとそれが決定し得る場合には、WTRUは、第2のリソースプール層を使用することを試みること(例えば、そうするように決定すること)ができる。
【0289】
グラントベースのアクセスへの切り替えが提供されることが可能である。例えば、WTRUが(例えば、チャネルがビジーである可能性があるという決定に起因して)(例えば、層1および/または層2の)グラントフリーリソースを送信することができない可能性がある場合には、WTRUは、グラントベースのリソースおよび/またはライセンス供与されているリソースを要求することができる。例えば、WTRUがしきい値回数の試行の間にグラントフリーリソースを使用して送信を行うことができない場合には、WTRUは要求を行うことができる。ある数の試行は、例えば、ある数の層1の試行および/またはある数の層2の試行を含むことが可能である。
【0290】
WTRUは、例えば、(i)ライセンス供与されているチャネル上で(例えば、PCell上で)スケジューリング要求(SR)を、(ii)ライセンス供与されていないチャネル上でSRを、および/または(iii)ライセンス供与されているもしくはライセンス供与されていないチャネル上でPRACHを送信することによって、グラントベースのリソースおよび/またはライセンス供与されているリソースを要求することができる。
【0291】
SRは、割り当てられているリソース(例えば、PUCCHチャネルに割り当てられているリソース)上で送信されることが可能である。
【0292】
リソースプールは、例えば、いくつかのタイプの通信(例えば、MTC)に関しては、頻繁には発生しないことが可能である。例においては、リソースプールは、1日に数回発生することが可能である。例においては、リソースプールは、1日に1回または複数回発生することが可能であるタイムピリオドのパターンの間に発生することが可能である。
【0293】
例えば、WTRUが、ある数の試行の後にグラントフリーリソースを使用することができない可能性がある場合には、WTRUは、より(例えば、よりいっそう)頻繁に発生することが可能であるPRACHリソースを使用することができる。
【0294】
図5は、リソースプール層の選択および使用の例である。例えば、第1のリソースプール層のある数の機宜に関してチャネルがクリアであるとWTRUが分かることができなかった可能性があるとそれが決定し得る場合には、WTRUは、第2のリソースプール層を使用することを試みること(例えば、そうするように決定すること)ができる。例えば、第2のリソースプール層のある数の機宜に関してチャネルがクリアであるとWTRUが分かることができなかった可能性があるとそれが決定し得る場合には、WTRUは、許可されているまたはライセンス供与されているリソースを要求すること(例えば、そうするように決定すること)ができる。
【0295】
図6は、リソースプール層の選択および使用の例である。例えば、第1のリソースプール層のある数の機会に関してチャネルがクリアであるとWTRUが分かることができなかった可能性があるとそれが決定し得る場合には、WTRUは、第2のリソースプール層を使用することを試みること(例えば、そうするように決定すること)ができる。例えば、第2のリソースプール層のある数の機会に関してチャネルがクリアであるとWTRUが分かることができなかった可能性があるとそれが決定し得る場合には、WTRUは、許可されているまたはライセンス供与されているリソースを要求すること(例えば、そうするように決定すること)ができる。
【0296】
ライセンス供与されていないオペレーションが、ビームベースのシステムにおいて提供されることが可能である。リソースプールが、ビームベースのシステムにおいて提供されることが可能である。例においては、複数のビームをサポートするために、1つまたは複数のリソースプールが使用されることが可能である。1つの(例えば、それぞれの)リソースプールは、ビームまたはビームペアリンク(BPL)に関連付けられることが可能である。
【0297】
1つの(例えば、それぞれの)リソースプールは、例えば、ビームの品質を測定するために、使用されることが可能である関連付けられているダウンリンク信号を伴って構成されることが可能である。測定は、例えば、RSRP測定であることが可能である。ビーム品質測定のために使用されることが可能であるダウンリンク信号は、例えば、ビームディスカバリー信号、ビーム基準信号、CSI-RS、SSバースト(例えば、SSバーストにおけるSS)、および/またはSSブロック(例えば、SSブロックにおけるSS)を含むことが可能である。
【0298】
ビームまたはBPLに関するリソースプールは、周期的な様式で構成されることが可能である。例においては、ビームまたはBPLに関するリソースプールは、例えば、T1サイクルごとに、またはT1のタイムピリオドを伴って周期的に、存在すること、利用可能であること、使用されること、構成されること、または決定されることが可能である。
【0299】
WTRUは、グラントフリーアクセスのための1つまたは複数のビームまたはBPLを伴って構成されることが可能である。1つまたは複数のビームまたはBPLのための1つまたは複数のリソースプールが、例えば、直交している時間リソース同士において、配置されることが可能である。
【0300】
1つまたは複数のSSブロックが、SSバーストにおいて使用され得る。(例えば、それぞれの)SSブロックは、1つのビームに関連付けられることが可能である。1つのビームに関連付けられることが可能な(例えば、それぞれの)リソースプールは、そのビームに関連付けられているSSブロックを伴う(例えば、同じ)時間リソースにおいて配置されることが可能である。
【0301】
WTRUは、WTRUによって決定されたビームまたはビームペアリンクに関連付けられることが可能なリソースプールを決定することができる。例においては、WTRUは、SSバーストにおけるSSブロックのビーム品質を測定することができる。WTRUは、例えば、ビーム品質の測定に基づいて、最良のまたは好ましいビーム(例えば、SSブロック)を決定することができる。シグナリング(例えば、ブロードキャストシグナリング)が、1つの(例えば、それぞれの)ビームに関する関連付けられているリソースプールを提供することが可能である。WTRUは、グラントフリーアクセスのための決定されたビームまたはBPLに関連付けられているリソースプールを使用することができる。
【0302】
WTRUは、グラントフリーアクセスのために決定されたビーム(例えば、SSブロック)をgNBに示すことまたはその他の形で知らせることができる。gNBは、WTRUが使用するためのリソースプールを確認または構成することができる。
【0303】
gNBは、例えば、ビーム固有のリソースプールにおいてグラントフリーアクセスのために使用するために、WTRU-ID(例えば、C-RNTI)を、例えばWTRUに、提供することができる。
【0304】
WTRUは、リソースプールにおいてグラントフリーアクセスを試すことができる。例えば、WTRUが、(例えば、事前に定義または構成された回数(例えば、N回)にわたって)リソースプールのためにチャネルにアクセスすることができない可能性があるか、またはリソースプールを使用して成功裏に送信することができない可能性がある場合には、WTRUは、異なるビームに関連付けられることが可能である別のリソースプールへ切り替えることができる。成功裏に送信することができないことは、例えば、送信に応答した、例えば、gNBからの確認(例えば、HARQ-ACK)を受信することができないことを含むことが可能である。
【0305】
CCAがビームベースのシステムにおいて実行されることが可能である。例においては、WTRUは、1つまたは複数のビームまたはBPL(例えば、決定されたビームまたはBPL)に関連付けられることが可能である1つまたは複数のリソースプールに関してCCAを実行することが可能である。WTRUは、(例えば、WTRUがCCAを実行することが可能である場合には、)例えば、WTRUがビーム決定のために使用した可能性があるRxビームに基づいて、CCAを実行する目的で使用するためのRxビームを決定することができる。
【0306】
WTRUは、例えば、WTRUがビームまたはBPLを決定した際に使用された可能性があるRxビームに基づいて、リソースプールに関してCCAを実行することができる。
【0307】
WTRUは、例えば、最も高いRSRPを提供することが可能である1つの(例えば、最良の)Rxビームに基づいて、リソースプールに関して、CCAを実行することができる。最良のRxビームは、リソースプールを使用して送信を行うためにWTRUが使用することが可能なTxビームに対応することが可能である。
【0308】
WTRUは、1つまたは複数の(例えば、全ての)Rxビームに関してCCAを実行することができる。チャネルの占有を決定するためにWTRUが使用することが可能なエネルギーレベルは、例えば、1つの(例えば、いずれかの)Rxビームに関して測定または検知された最も高いエネルギーに基づくことが可能である。
【0309】
WTRUは、1つまたは複数の(例えば、全ての)Rxビームに関してCCAを実行することができる。チャネルの占有を決定するためにWTRUが使用することが可能なエネルギーレベルは、例えば、1つまたは複数の(例えば、全ての)Rxビームのエネルギーレベルの平均に基づくことが可能である。CCA持続時間(例えば、4μs、9μs、または25μs)内でRxビームスイーピングが実行されることが可能である。複数のCCA持続時間にわたってRxビームスイーピングが実行されることが可能である。
【0310】
WTRUは、例えば、ビームスイーピングの後に、チャネルがクリアであると決定することができる。WTRUは、例えば、送信の前にその方向においてチャネルがクリアである可能性がある(例えば、クリアである)ことを確実にするために、例えば、送信の直前にWTRUが送信を行うことが可能である(例えば、行うであろう)Txビームに対応することが可能であるRxビームを使用して、CCA(例えば、25μsの持続時間などの短いCCA)を実行することができる。WTRUは、例えば、チャネルがクリアであるとWTRUが決定することが可能な場合には、送信を行うことができる。WTRUは、例えば、チャネルがクリアではないとWTRUが決定することが可能な場合には、送信を行わないことができる。
【0311】
ライセンス供与されていない帯域における送信適合およびグラントフリーアクセスのためのシステム、方法、および手段が開示されてきた。フレキシブルな送信境界が、送信適合のために提供されることが可能である。グラントフリーアクセスリソースプールが提供されることが可能である。ライセンス供与されていないオペレーションが、ビームベースのシステムにおいて、例えば、リソースプールおよび/またはCCAを使用して、提供されることが可能である。
【0312】
特徴、要素、およびアクション(例えば、プロセスおよび手段)が、非限定的な例として記述されている。例は、LTE、LTE-A、新無線(NR)、または5Gプロトコルに向けられているかもしれないが、本明細書における主題は、その他の無線通信、システム、サービス、およびプロトコルに適用可能である。記述されている主題のそれぞれの特徴、要素、アクション、またはその他の態様は、図において提示されているかまたは説明において提示されているかを問わず、単独で、または、知られているかもしくは知られていないかを問わず、その他の主題とともに、本明細書において提示されている例に関わらず、任意の順序でなど、任意の組合せで実施されることが可能である。
【0313】
WTRUは、物理的なデバイスのアイデンティティを、またはサブスクリプション関連のアイデンティティ、例えば、MSISDN、SIP URI等などのユーザのアイデンティティを指すことが可能である。WTRUは、アプリケーションベースのアイデンティティ、例えば、アプリケーションごとに使用されることが可能であるユーザ名を指すことが可能である。
【0314】
上述されているプロセスは、コンピュータおよび/またはプロセッサによって実行するためにコンピュータ可読媒体に組み込まれているコンピュータプログラム、ソフトウェア、および/またはファームウェアで実施され得る。コンピュータ可読媒体の例は、(有線接続および/もしくは無線接続を介して送信される)電子信号、並びに/またはコンピュータ可読ストレージ媒体を含むが、それらには限定されない。コンピュータ可読ストレージ媒体の例は、ROM、RAM、レジスタ、キャッシュメモリ、半導体メモリデバイス、内蔵ハードディスクおよび取り外し可能ディスクなどであるがそれらには限定されない磁気メディア、光磁気メディア、並びに/または、CD-ROMディスクおよび/もしくはDVDなどの光媒体を含むが、それらには限定されない。WTRU、端末、基地局、RNC、および/または任意のホストコンピュータにおいて使用するための無線周波数トランシーバを実施するために、ソフトウェアに関連付けられるプロセッサが使用され得る。
図1A
図1B
図1C
図1D
図2
図3
図4
図5
図6