(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2022-08-12
(45)【発行日】2022-08-22
(54)【発明の名称】遊技機の可動演出装置
(51)【国際特許分類】
A63F 7/02 20060101AFI20220815BHJP
【FI】
A63F7/02 304D
(21)【出願番号】P 2018018052
(22)【出願日】2018-02-05
【審査請求日】2021-02-02
(73)【特許権者】
【識別番号】500077959
【氏名又は名称】株式会社MRD
(74)【代理人】
【識別番号】100107700
【氏名又は名称】守田 賢一
(72)【発明者】
【氏名】永島 淳男
【審査官】森川 能匡
(56)【参考文献】
【文献】特開2012-200565(JP,A)
【文献】特開2017-158682(JP,A)
【文献】特開2006-034609(JP,A)
【文献】特開2013-059471(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
A63F 7/02
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
駆動源によって回転させられる回転磁極体と、前記回転磁極体に対して間隔をおいて対向位置させられて当該回転磁極体と磁気的に結合しその回転力が伝達される被回転磁極体と、 前記被回転磁極体に伝達された回転力によって動作させられる可動演出体と
、前記回転磁極体を、前記被回転磁極体に対してその対向間隔を保って移動させる移動駆動手段とを設けて、前記被回転磁極体を前記回転磁極体と磁気的に結合した状態で共に移動させるようにし、
かつ、前記被回転磁極体の移動を所定範囲に制限する移動制限手段を設けるとともに、前記所定範囲外に少なくとも一つの他の被回転磁極体と当該他の被回転磁極体に伝達された回転力で動作させられる少なくとも一つの他の可動演出体を設け、
前記移動駆動手段は、前記回転磁極体を前記所定範囲を超えて移動させることにより前記被回転磁極体との磁気的に結合された状態を解消させることが可能で、前記磁気的結合の解消は、前記回転磁極体を、前記被回転磁極体との間で磁力が作用する対向方向に対し交差する方向へ移動させることで行われ、かつ磁気的結合を解消した後に前記回転磁極体を少なくとも一つの前記他の被回転磁極体に対向する位置まで移動させるように設定されている
遊技機の可動演出装置。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は可動演出装置に関し、特に磁気的に回転力を伝達することによって新規な演出表現を可能にした可動演出装置に関するものである。
【背景技術】
【0002】
磁気を使用した可動演出装置としては例えば特許文献1に示すようなものが知られている。ここでは、遊技者から視認できない第2位置に電磁石を設けて、立体造形物を載せたベース部材が第2位置から、遊技者が視認できる第1位置へ移動する際に遊技状態に応じて電磁石への通電の入切を制御して第2位置で立体造形物を電磁石に吸着ないし離間可能として、第1位置へ移動した際にベース部材上に立体造形物が有る状態と無い状態を演出している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上記従来の可動演出装置は磁気による吸着を利用して新規な演出を実現したものであるが、磁気による吸着離間のみでは演出表現の幅に制約があった。
【0005】
そこで、本発明はこのような課題を解決してさらに多様な演出表現を可能とした遊技機の可動演出装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記目的を達成するために、本第1発明では、駆動源(62)によって回転させられる回転磁極体(6)と、前記回転磁極体(6)に対して間隔をおいて対向位置させられて当該回転磁極体(6)と磁気的に結合しその回転力が伝達される被回転磁極体(12,22,32)と、前記被回転磁極体(12,22,32)に伝達された回転力によって動作させられる可動演出体(1,2,3)と、前記回転磁極体(6)を、前記被回転磁極体(12)に対してその対向間隔を保って移動させる移動駆動手段(8)とを設けて、前記被回転磁極体(12)を前記回転磁極体(6)と磁気的に結合した状態で共に移動させるようにし、かつ、前記被回転磁極体(12)の移動を所定範囲に制限する移動制限手段(58)を設けるとともに、前記所定範囲外に少なくとも一つの他の被回転磁極体(22,32)と当該他の被回転磁極体(22,32)に伝達された回転力で動作させられる少なくとも一つの他の可動演出体(2,3)を設け、前記移動駆動手段(8)は、前記回転磁極体(6)を前記所定範囲を超えて移動させることにより前記被回転磁極体(12)との磁気的に結合された状態を解消させることが可能で、前記磁気的結合の解消は、前記回転磁極体(6)を、前記被回転磁極体(12)との間で磁力が作用する対向方向に対し交差する方向へ移動させることで行われ、かつ磁気的結合を解消した後に前記回転磁極体(6)を少なくとも一つの前記他の被回転磁極体(22,32)に対向する位置まで移動させるように設定されている。
【0007】
本第1発明においては、所定の間隔をおいて対向し互いに磁気的に結合された回転磁極体から被回転磁極体へ回転力を伝達して可動演出体を動作させているから、回転力による可動演出体の種々の動作が可能になり、多様な演出表現ができる。そして、回転磁極体と被回転磁極体の間に回転力を伝達するための機械的な連結部材(リンク部材等)を別途設けることを必要とせず、これにより、機械的な連結構造によって発生する種々な弊害(例えば部品点数の増加、各種部品の配置に伴うスペースの確保、連結部材の連結部に発生する騒音、振動、発熱、及び経年による消耗、連結部の移動を円滑にするための潤滑剤の塗布等)を解消することができる。
そして、磁気的な結合を利用することにより、前記のように回転磁極体と被回転磁極体の間に所定の空間(間隙)を形成することができるから、当該間隙内に、例えば透明板の表面にレーザーカット等で遊技演出に関する模様を施して透明板の側端面から透明板の内部に向けて入射される光によってその模様を透明板上に表示させる導光板のような表示パネルを設置することができる。
さらに上記間隙内に、遊技盤上に別途設けられた可動演出体を進入配置させて、その可動演出体と協働で、斬新でダイナミックな可動体による遊技演出を行うことができる。
また、被回転磁極体を回転磁極体の回転力を受けつつ移動させることができるので、回転力を受けて動作しつつ可動演出体が移動することによってさらに多様な演出表現が可能である。
そして、被回転磁極体が所定範囲でその移動を制限されるため、それ以上に回転磁極体が移動させられると両者の磁気的結合は解消される。そして、所定範囲外に設けた他の可動演出体に対向する位置へ移動させられた回転磁極体が他の被回転磁極体と磁気的に結合することによって、他の可動演出体が回転磁極体の回転力を受けて作動させられる。このようにして、一つの回転磁極体によって複数の可動演出体を作動させることができるから、駆動機構を簡素化することが可能である。特に、回転磁極体と被回転磁極体の磁気的結合が強く発生している対向方向とは交差する方向、すなわち磁力による作用が比較的弱く発生する方向に向けて両者を相対移動させる構成なので、弱い駆動力によってこれらの間の磁気的結合を解消させることができる。
【0012】
なお、上記カッコ内の符号は、後述する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を参考的に示すものである。
【発明の効果】
【0013】
以上のように、本発明の遊技機の可動演出装置によれば、さらに多様な演出表現を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【0014】
【
図1】可動演出装置を備えたパチンコ遊技機の全体正面図である。
【
図4】可動演出装置の側面から見た断面説明図である。
【
図5】回転磁極体の対向面の模式図および対向する被回転磁極体と被回転磁極体の側面図である。
【発明を実施するための形態】
【0015】
なお、以下に説明する実施形態はあくまで一例であり、本発明の要旨を逸脱しない範囲で当業者が行う種々の設計的改良も本発明の範囲に含まれる。
【0016】
図1にはパチンコ遊技機Eの正面図を示す。当該遊技機Eのガラス枠E1の後方の本体枠上半には遊技盤が配設されている。そして、遊技盤上に形成される遊技領域E2には略矩形の画像表示器E3が設けられている。当該画像表示器E3の前側の上縁中央に可動演出体1が位置し、画像表示器E3の前側の下縁左右位置にそれぞれ可動演出体2,3が設けられている。
【0017】
図2には、画像表示器E3の前側に設けられて、上記各可動演出体1~3を作動させる可動演出装置4の全体斜視図を示す。また
図2には可動演出装置4の背面図を、
図3にはその側面から見た断面説明図を示す。
【0018】
可動演出装置4は基体41を備えており、基体41はベース板411と、ベース板411の後半部上に設けられて下方へ開放する略コ字形に成形された枠板412を有している。可動演出体2,3はベース板411前半部上の左右位置に設けられている。
【0019】
可動演出体2の上端部からは後方へ入力軸21(
図3)が突出してその先端に円形の被回転磁極体22が固定されている。被回転磁極体22は基体41に固定配置されており、基体41に対して移動しないように構成されている。可動演出体2は入力軸21が正逆回転させられると、その回転操作に応じて公知の構造で可動物23が容器24内から上方へ進出しあるいは容器24内へ退入する。
【0020】
一方、可動演出体3もその上端部から後方へ入力軸31(
図2)が突出しており、その先端に円形の被回転磁極体32が固定されている。被回転磁極体32も回転磁極体22と同様に基体41に固定配置されており、41に対して移動しないように構成されている。可動演出体3は入力軸31が正逆回転させられると、その回転操作に応じて公知の構造で下半前面の可動扉33(
図2)が開閉するとともに、内部の可動表示体が回転変更される。
【0021】
可動演出体1は複雑な形状にカットされた表面を有する円形体の装飾部材で、その背面中心から後方へ回転軸11(
図4)が延びてその先端に被回転磁極体12が固定されている。被回転磁極体12は摺動部材51によって回転可能に保持されており、摺動部材51はその上下位置を水平に延びる平行なガイドレール52,53(
図2)間に位置して、これらに案内されて枠板412の幅内で、前後方向への移動が規制された状態で水平方向へ往復移動可能である。
【0022】
ガイドレール52,53は左右の両端が摺動部材54,55に支持されている。各摺動部材54,55は枠板412の左右の側板に沿って上下方向へ延びるガイドシャフト56,57に案内されて、前後方向への移動が規制された状態で上下方向へ往復移動可能である。そしてその下方移動はガイドシャフト56,57に設けた移動制限手段としてのストッパ体58(
図2)によって可動演出体2,3の上方位置でそれ以上の下降が規制されている。より詳細には、摺動部材54,55の下面がストッパ体58の上面に当接することにより、摺動部材54,55のそれ以上の下降が規制されることで可動演出体1(被回転磁極体12)の下降が規制される。
【0023】
可動演出体1の被回転磁極体12に対向して所定の間隔をおいたその背後に回転磁極体6が位置している(
図4)。回転磁極体6は被回転磁極体12,22,32と同径の円形体で、その背面中心に回転軸61が突設され、この回転軸61は駆動源としてのモータ62の出力軸に連結されている。モータ62は摺動部材71(
図3)上に設けられており、摺動部材71はその上下位置を水平に延びる移動駆動手段8を構成する平行なガイドレール81,82間に位置して、これらに案内されて枠板412の幅内で、前後方向への移動が規制された状態で水平方向へ往復移動可能である。
【0024】
ガイドレール81,82は左右の両端が摺動部材83,84に支持されている。各摺動部材83,84は枠板412の左右の側板に沿って上下方向へ延びるガイドシャフト85,86に案内されて、前後方向への移動が規制された状態で上下方向へ往復移動可能である。可動演出体1の被回転磁極体12の下降が規制されても、回転磁極体6はそれより下方の、被回転磁極体22,32と対向する位置まで下降移動することができる。摺動部材71,83,84はベルト等の駆動部材を介して図略の駆動モータによってそれぞれガイドレール81,82あるいはガイドシャフト85,86に沿って遊技状態に応じて適宜移動させられる。
【0025】
ここで、回転磁極体6と被回転磁極体12,22,32は、具体的には円柱形状に形成されており、その両端面が上述のように円形状に形成されている。そして、その円形状に形成された端面における回転磁極体6と被回転磁極体12,22,32の対向面には、
図5(1)に示すように、周方向へ交互に異なる磁極が形成されており、間隔を離して対向した状態で(
図5(2))互いに磁力で引き合っている。本実施形態では、磁力は、パチンコ遊技機Eにおける前後方向に向けて発生しており、回転磁極体6と被回転磁極体12,22,32は、これらの対向方向であるパチンコ遊技機Eにおける前後方向において互いに磁力で引き合っている。そして、回転磁極体6が回転すると被回転磁極体12,22,32も同様に回転させられて、回転磁極体6から被回転磁極体12,22,32へ回転力が伝達される。
【0026】
本実施形態では、複数の被回転磁極体12,22,32の対向面が位置する平面と回転磁極体6の端面が移動する平面との間に一定間隔の間隙S(
図4)が上下方向へ形成されている。そして、当該間隙Sには
図4に示すように画像表示器E3の表示領域(基体41の開口領域)に沿った大きさの導光板9が配設されている。より詳細には、導光板9は透明板で形成されており、その表面にはレーザーカット等で遊技演出に関する模様が刻印されている。透明板の側端面と対向する位置にはLEDが搭載された発光基板が配設されており、LEDから照射された光は、透明板の側端面から内方(中央方向)に向けて入射される。入射光はレーザーカット形状により適宜屈曲されて、前側(遊技者側)へと照射される。これにより、導光板上に遊技演出に関連する模様が表示される。なお、画像表示器E3は可動演出装置4の後方(正確には基体41の後方位置)に配設されている。
【0027】
このような可動演出装置4において、回転磁極体6が被回転磁極体12に対向している
図4に示す状態でモータ62によって回転磁極体6を回転させると、その回転力が回転磁極体6からこれと所定の間隙を有して磁気的に結合された被回転磁極体12に伝達されて可動演出体1が回転させられる。摺動部材83,84が駆動モータによって移動させられると、回転磁極体6と磁気的に結合された被回転磁極体12も共に移動させられる。これによって可動演出体1は自転しつつ画像表示器E3の前側で上下左右へ移動させられる。
【0028】
ここで、可動演出体1(すなわち被回転磁極体12(および摺動部材54,55))の移動位置は上述したようにストッパ体58によって規制されているから、規制範囲を越えて回転磁極体6(および摺動部材85,86)が下方へ移動すると被回転磁極体12と回転磁極体6の磁気的結合が解消されて、可動演出体1はその自転および移動が停止する。このとき、回転磁極体6と被回転磁極体12の磁気的結合は、パチンコ遊技機Eにおける前後方向に向けて強く発生している。それに対して、回転磁極体6と被回転磁極体12は、これらの間に発生している磁力の方向と交差する、磁力による作用が比較的弱い方向(詳しくは略直交する方向)である、上下方向に向けて相対移動させられる。このように回転磁極体と被回転磁極体をこれらの間の磁力の作用が比較的弱い方向へ相対移動させる構成であるから、比較的弱い駆動力によってその磁気的結合を解消させることができる。
【0029】
回転磁極体6が被回転磁極体22(
図2)に対向する位置へ移動させられるとこれらが新たに磁気的に結合して回転磁極体6の回転力が被回転磁極体22に伝達され、回転磁極体6の回転方向に応じて前述したように可動演出体2の可動物23が容器24内から上方へ進出しあるいは容器内へ退入させられる。
【0030】
回転磁極体6が可動演出体1の被回転磁極体22に対向する位置から
図1の右方へ移動すると、被回転磁極体22は位置固定であるからこれらの間の磁気的結合が解消される。回転磁極体6が被回転磁極体32に対向する位置へ移動させられるとこれらが新たに磁気的に結合して回転磁極体6の回転力が被回転磁極体32に伝達され、回転磁極体6の回転操作に応じて可動演出体3の下半前面の可動扉33が開閉するとともに、内部の可動表示体が回転変更される。
【0031】
回転磁極体6が上方へ移動すると被回転磁極体32は位置固定であるからこれらの間の磁気的結合は解消される。回転磁極体6が再び被回転磁極体12に対向する位置へ移動させられるとこれらの磁気的結合が再現されて、回転磁極体6の回転に応じて可動演出体1が自転し、回転磁極体6の移動と共に可動演出体1も移動する。
【0032】
なお、以上の作動は図略の制御装置によって遊技状態に応じてモータ62や駆動モータを適宜回転駆動することによって実現される。同時に導光板9や液晶表示器の作動も制御装置によって制御される。このように導光板9や液晶表示器の作動に加えて、これらの前方に位置する可動演出体1が自転・移動し、あるいは可動演出体2の可動物23が容器24内から進出・退入し、あるいは可動演出体3の可動扉33が開閉して可動表示体が回転変更される、等の斬新な演出が遊技状態に応じて行われる。
なお、回転磁極体6や被回転磁極体12,22,32は永久磁石である必要はなく、電磁石としても良い。
可動演出装置4の設置箇所は、遊技盤上に配設することに限らず、遊技機枠の前扉や球皿部等、遊技者に対して有効に遊技演出を表示できる領域、部位であればどこでもよい。
また、回転磁極体6をパチンコ遊技機Eにおける本体枠側に配設し、被回転磁極体12,22,32を遊技盤側に配設してもよい。要は、回転磁極体6と被回転磁極体12,22,32の配置を、遊技機Eにおける同一の構成部材に一体的に配設することに限らず、遊技機Eにおける複数の構成部材にそれぞれ分離させて配設させてもよい。
回転磁極体6と被回転磁極体12,22,32との磁気的結合を解消させるための両者の相対移動の方向は、その磁力が発生する方向に対して交差する方向であれば略直交方向に限らず、斜め方向等、様々な方向に相対移動させてもよい。
また、交差方向だけでなく、磁力が発生する方向における回転磁極体6と被回転磁極体12,22,32が互いに離間する方向に相対移動させて磁気的結合を解消させてもよい。
回転磁極体6と被回転磁極体12,22,32との間に形成される間隙Sについての遊技演出に関連する利用手段としては、導光板の配置に限らず、別途設けられた可動演出体を間隙S内に進入配置させてその可動演出体と協働で、斬新でダイナミックな可動体による遊技演出をさせてもよい。
回転磁極体6と被回転磁極体12,22,32との磁気的結合は、その対向する端面において、その周方向に磁極が形成された円柱体に限らず、その対向する側面部において、その周方向に磁極が形成された円柱体等、両者の間で磁気的な結合が行われる種々の構造が採用できる。
また、本発明の可動演出装置が搭載される遊技機は、パチンコ遊技機に限られず、回胴式遊技機(スロットマシン)、アレンジボール遊技機、遊技球を遊技媒体として用いるスロットマシン等、種々の遊技機が含まれる。
【符号の説明】
【0033】
1…可動演出体、12…被回転磁極体、2…可動演出体、22…被回転磁極体、3…可動演出体、32…被回転磁極体、4…可動演出装置、6…回転磁極体、71…摺動部材、8…移動駆動手段、81,82…ガイドレール、83,84…摺動部材、85,86…ガイドシャフト。