IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

知財求人 - 知財ポータルサイト「IP Force」

▶ ジルテック・テクノロジー(シャンハイ)・コーポレーションの特許一覧 ▶ ジルテック・テクノロジー・コーポレーションの特許一覧

特許7123563新型マイクロフォンの構造及び折り畳み式の電子設備
<>
  • 特許-新型マイクロフォンの構造及び折り畳み式の電子設備 図1
  • 特許-新型マイクロフォンの構造及び折り畳み式の電子設備 図2
  • 特許-新型マイクロフォンの構造及び折り畳み式の電子設備 図3
  • 特許-新型マイクロフォンの構造及び折り畳み式の電子設備 図4
  • 特許-新型マイクロフォンの構造及び折り畳み式の電子設備 図5
< >
(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2022-08-15
(45)【発行日】2022-08-23
(54)【発明の名称】新型マイクロフォンの構造及び折り畳み式の電子設備
(51)【国際特許分類】
   H04R 1/02 20060101AFI20220816BHJP
【FI】
H04R1/02 106
H04R1/02 107
【請求項の数】 8
(21)【出願番号】P 2018002317
(22)【出願日】2018-01-11
(65)【公開番号】P2019097142
(43)【公開日】2019-06-20
【審査請求日】2020-10-29
(31)【優先権主張番号】201711202824.7
(32)【優先日】2017-11-27
(33)【優先権主張国・地域又は機関】CN
(73)【特許権者】
【識別番号】518010371
【氏名又は名称】ジルテック・テクノロジー(シャンハイ)・コーポレーション
(73)【特許権者】
【識別番号】518010382
【氏名又は名称】ジルテック・テクノロジー・コーポレーション
(74)【代理人】
【識別番号】110001737
【氏名又は名称】特許業務法人スズエ国際特許事務所
(72)【発明者】
【氏名】イェ、ジンフア
【審査官】山下 剛史
(56)【参考文献】
【文献】特開2009-135661(JP,A)
【文献】特開2000-20164(JP,A)
【文献】特表2008-510427(JP,A)
【文献】特表2012-506211(JP,A)
【文献】特開2008-278476(JP,A)
【文献】米国特許出願公開第2013/0216068(US,A1)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
H04R 1/00-1/08,19/04
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
マイクロフォンの構造において、
音響センサー及び回路チップと接続される第1の層板と、
前記第1の層板を覆う第2の層板と、
を具備し、
前記第1の層板と前記第2の層板とにより単一のマイクロフォンの音響共振器が構成され、前記マイクロフォンの音響共振器は、前記マイクロフォンの音響共振器の2つの隣接する面に配置される2つの音響スルーホールを備えており、前記2つの音響スルーホールのうちの1つが覆われている場合、他方の音響スルーホールは外部から音を受ける、マイクロフォンの構造。
【請求項2】
前記第1の層板には第1の音響スルーホールが設けられ、前記第2の層板の第2面には第2の音響スルーホールが設けられ、前記第1の音響スルーホールと前記第2の音響スルーホールはそれぞれ前記マイクロフォンの音響共振器の前記2つの隣接するに設けられている請求項1マイクロフォンの構造。
【請求項3】
前記第2の層板の第1面には第1の音響スルーホールが設けられ、前記第2の層板の第2面には第2の音響スルーホールが設けられ、前記第1の音響スルーホールと前記第2の音響スルーホールはそれぞれ前記マイクロフォンの音響共振器の前記2つの隣接するに設けられている請求項1マイクロフォンの構造。
【請求項4】
前記第1の層板はプリント基板であり、前記プリント基板の底部にはパッドが設けられている請求項1マイクロフォンの構造。
【請求項5】
前記音響センサーと前記回路チップとはリードで接続されている請求項1マイクロフォンの構造。
【請求項6】
折り畳み式の電子設備において、
折り畳むことのできる蓋を含み、前記蓋には少なくともつのスルーホールが設置され、前記少なくともつのスルーホールは前記蓋の2つの隣接するに設けられ、請求項1のマイクロフォンの構造が前記スルーホールに導入されている折り畳み式の電子設備。
【請求項7】
前記少なくともスルーホールは前記マイクロフォンの構造の前記2音響スルーホールとそれぞれ相互アライメントをするように設けられている請求項6の折り畳み式の電子設備。
【請求項8】
前記折り畳み式の電子設備はノートパソコンである請求項6の折り畳み式の電子設備。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明はマイクロエレクトロニクスの技術分野に関し、特に新型マイクロフォンの構造及び折り畳み式の電子設備に関するものである。
【背景技術】
【0002】
移動マルチメディア技術の発展とともに、電子製品が小型化、集積化に向けて発展し続けている。電気音響分野における電子製品では、マイクロフォンは音声信号を電気信号に変換するために用いられる。
【0003】
現在、ノートパソコンは機能がますます多くなり、あるノートパソコンは音声入力と、ネットによる音声通信と、録音などとの機能を具備し、すなわち、ノートパソコンは音声応用機能を具備する。従来のノートパソコンのパネルにはサウンドホールが設けられ、サウンドホールの開口方向はパソコンのスクリーンの向け方向と同じであり、ノートパソコンを閉じるとき、サウンドホールも閉じられるため、効果的に音声を受けることができなく、よって、ユーザーに不便をもたらした。
【発明の概要】
【0004】
上記の既存技術問題に対して、本発明は内外で音声を受信できる新型マイクロフォンの構造及び折り畳み式の電子設備を提供する。具体的な技術方案は以下の通りである。
【0005】
本発明の新型マイクロフォンの構造は以下の通りであり、すなわち、
一つの音響センサー及び一つの回路チップと連接する第1の層板と、
上記の第1の層板を覆う第2の層板と、
を具備するもので、
上記の第1の層板と上記の第2の層板とにより、マイクロフォンの音響共振器(Acoustic cavity)が構成され、マイクロフォンの音響共振器のお互いに対向する両面あるいはお互いに隣接する両面には、音響スルーホールが二つ設けられている。
【0006】
好ましくは、上記の第1の層板には第1の音響スルーホールが設けられ、上記の第2の層板の第1面には第2の音響スルーホールが設けられ、上記の第1の音響スルーホールと上記の第2の音響スルーホールはそれぞれ上記のマイクロフォンの音響共振器のお互いに対向する両面に設けられる。
【0007】
好ましくは、上記の第1の音響スルーホールと上記の第2の音響スルーホールとは相互アライメントをするように設けられる。
【0008】
好ましくは、上記の第1の層板には第1の音響スルーホールが設けられ、上記の第2の層板の第2面には第2の音響スルーホールが設けられ、上記の第1の音響スルーホールと上記の第2の音響スルーホールはそれぞれ上記のマイクロフォンの音響共振器のお互いに隣接する両面に設けられる。
【0009】
好ましくは、上記の第2の層板の第1面には第1の音響スルーホールが設けられ、上記の第2の層板の第2面には第2の音響スルーホールが設けられ、上記の第1の音響スルーホールと上記の第2の音響スルーホールはそれぞれ上記のマイクロフォンの音響共振器のお互いに隣接する両面に設けられる。
【0010】
好ましくは、上記の第1の層板はプリント基板であり、上記のプリント基板の底部にパッドが設けられる。
【0011】
好ましくは、上記の音響センサーと上記の回路チップとはリードで連接される。
【0012】
本発明の折り畳み式の電子設備において、折り畳むことのできる蓋を含み、上記の蓋には少なくとも二つのスルーホールが設けられ、少なくとも二つの上記のスルーホールが上記の蓋のお互いに対向する/またはお互いに隣接する両面に設けられ、上記のスルーホールのうちに上記の何れかに記載の新型マイクロフォンの構造が設けられる。
【0013】
好ましくは、少なくとも二つの上記のスルーホールは上記の新型マイクロフォンの構造の二つの上記の音響スルーホールとそれぞれ相互アライメントをするように設けられる。
【0014】
好ましくは、上記の折り畳み式の電子設備はノートパソコンである。
【0015】
本発明の技術案は、新型マイクロフォンの構造におけるマイクロフォンの音響共振器には音響スルーホールが二つ設けられ、二つの音響スルーホールがマイクロフォンの音響共振器のお互いに対向する/またはお互いに隣接する両面に設けられるため、新型マイクロフォンの構造のインストール位置を変えることにより、折り畳み式の電子設備を使うときに内外で受信した音声を一致にさせ、それに、折り畳み式の電子設備の蓋が閉じる場合、外部にも音声を受信することができる。
【図面の簡単な説明】
【0016】
図1図1は、本発明の新型マイクロフォンの構造の実施例1の構造図である。
図2図2は、本発明の新型マイクロフォンの構造の実施例2の構造図である。
図3図3は、本発明の新型マイクロフォンの構造の実施例3の構造図である。
図4図4は、本発明の実施例の、折り畳み式の電子設備の正面分解図である。
図5図5は本発明の実施例の、折り畳み式の電子設備の反面分解図である。
【発明を実施するための形態】
【0017】
以下図面を参照しながら、本発明の実施例をより十分に説明する。だたし、図面はただ説明と記述をするためのものだけで、本発明の範囲を制限するものではない。
【0018】
以下は、本発明の実施例の図面を参照しながら、本発明の実施例の技術案を明確にに、完全的に説明する。明らかに、記述した実施例はただ本発明の一部の実施例であり、実施例の全部ではない。本発明の実施例に基づいて、当業者が創造的な労働をしなくても取得される実施例は全て本発明の保護範囲内に属するものである。
【0019】
説明すべきものは、衝突しない場合、本発明の実施例及び実施例における特徴をお互いに組み合わせることができる。
【0020】
以下、図面と具体的な実施例とを参照して、本発明を詳しく説明するが、本発明に対しての限定ではない。
【0021】
本発明が提供した新型マイクロフォンの構造においては、
一つの音響センサー10及び一つの回路チップ11と連接する第1の層板1と、
上記の第1の層板1を覆う第2の層板2と、
を具備し、
上記の第1の層板1と上記の第2の層板2により、マイクロフォンの音響共振器3は構成され、二つの音響スルーホールが上記のマイクロフォンの音響共振器3のお互いに対向する、またはお互いに隣接する両面に設けられている。
【0022】
上記の新型マイクロフォンの構造において、図1に示したように、まず、音響センサー10により、音波信号を電圧信号に変換して、回路チップ11により、出力された電圧信号を信号処理して、それに、アナログ信号をデジタル信号に変換して、最終的にデジタル信号を取得して、また、第1の層板1と第2の層板2により、マイクロフォンの音響共振器3は構成され、二つの音響スルーホールがマイクロフォンの音響共振器3のお互いに対向する、またはお互いに隣接する両面に設けられている。新型マイクロフォンの構造のインストール位置を変えることにより、各種の折り畳み式の電子設備に適用することができ、マイクロフォンの音響共振器3の内部を外部とつなげて、最終的に音声信号を外部に伝送する。
【0023】
好ましい実施例では、第1の層板1に第1の音響スルーホール12が設けられ、第2の層板2の第1面2aに第2の音響スルーホール20aが設けられ、第1の音響スルーホール12と第2の音響スルーホール20aはそれぞれマイクロフォンの音響共振器3のお互いに対向する両面に設けられる。
【0024】
また、好ましい実施例では、第1の音響スルーホール12と第2の音響スルーホール20aとはお互いにアライメントをするように設けられている。
【0025】
具体的に、本発明の実施例1では、図1に示したように、第1の層板1には第1の音響スルーホール12が設けられ、第2の層板2の第1面2aには第2の音響スルーホール20aが設けられ、第1の音響スルーホール12と第2の音響スルーホール20aはそれぞれマイクロフォンの音響共振器3のお互いに対向する両面に設けられ、それに、第1の音響スルーホール12と第2の音響スルーホール20aとは相互アライメントをするように設けられ、第1の音響スルーホール10と第2の音響スルーホール20aの内部と外部とで受信した音声を一致させる。
【0026】
また、好ましい実施例では、第1の層板1に第1の音響スルーホール12が設けられ、第2の層板2の第2面2bに第2の音響スルーホール20bが設けられ、第1の音響スルーホール12と第2の音響スルーホール20bはそれぞれ上記のマイクロフォンの音響共振器3のお互いに隣接する両面に設けられる。
【0027】
具体的には、本発明の実施例2では、図2に示したように、第1の層板1には第1の音響スルーホール12が設けられ、第2の層板2の第2面2bには第2の音響スルーホール20bが設けられ、第1の音響スルーホール12と第2の音響スルーホール20bとはそれぞれマイクロフォンの音響共振器3のお互いに隣接する両面に設けられ、新型マイクロフォンの構造のインストール位置を変えることにより、当該新型マイクロフォンの構造をより多くの折り畳み式の電子設備に適用することができる。
【0028】
また、好ましい実施例では、第2の層板2の第1面2aに第1の音響スルーホール20aが設けられ、第2の層板2の第2面2bに第2の音響スルーホール20bが設けられ、第1の音響スルーホール20aと上記の第2の音響スルーホール20bはそれぞれマイクロフォンの音響共振器3のお互いに隣接する両面に設けられる。
【0029】
具体的には、本発明の実施例3では、図3に示したように、第2の層板2の第1面2aには第1の音響スルーホール20aが設けられ、第2の層板2の第2面2bには第2の音響スルーホール20bが設けられ、第1の音響スルーホール20aと第2の音響スルーホール20bはそれぞれマイクロフォンの音響共振器2のお互いに隣接する両面に設けられ、新型マイクロフォンの構造のインストール位置を変えることにより、当該新型マイクロフォンの構造をより多くの折り畳み式の電子設備に適用することができる。
【0030】
好ましい実施例では、第1の層板1はプリント基板であり、プリント基板の底部にパッドが設置される。
【0031】
好ましい実施例では、音響センサー10と回路チップ11とはリードで連接される。プリント基板及びリードにより、第1の層板のにある音響センサー10と回路チップ11とが外部電源に連接され、完全な回路が形成され、よって信号変更は行われる。
【0032】
説明する必要があるのは、音響センサー10と回路チップ11は当分野の技術であり、これ以上は贅言をしない。
【0033】
本発明の折り畳み式の電子設備においては、折り畳み可能の蓋4を含み、蓋4には少なくとも二つのスルーホール40が設けられ、少なくとも二つのスルーホール40が蓋4のお互いに対向する、またはお互いに隣接する両面に設けられ、スルーホール40のうちに上記の任意の新型マイクロフォンの構造がインストールされる。
【0034】
好ましい実施例では、少なくとも二つのスルーホール40は新型マイクロフォンの構造の二つの音響スルーホールとそれぞれ相互アライメントをするように設けられている。
【0035】
好ましい実施例では、折り畳み式の電子設備はノートパソコンである。
【0036】
具体的には、図4に示したのはノートパソコンの正面分解図であり、図5に示したのはノートパソコンの反面分解図である。
【0037】
さらに、ユーザーは本発明実施例1と実施例2と実施例3とから新型マイクロフォンの構造を選択することができ、新型マイクロフォンの構造のインストール位置を変換することにより、折り畳み式の電子設備の蓋4の、お互いに対向する、またはお互いに隣接する両面でも同じ音声を受信することができ、それに、ノートパソコンが閉じる場合、外部でも音声を受信することができる。
【0038】
以上述べたのはただ本発明の好ましい実施例だけで、本発明の実施形態や保護範囲を制限するものではない。当業者に対して、本発明の明細書お及び図面の内容を使って、等しい置換や変更によって作り出された方案は全て本発明の保護範囲内に含まれることに意識すべきである。
以下に、本願出願の当初の特許請求の範囲に記載された発明を付記する。
[1]
新型マイクロフォンの構造において、
一つの音響センサー及び一つの回路チップと連接する第1の層板と、
上記の第1の層板を覆う第2の層板と、
を具備し、
上記の第1の層板と上記の第2の層板とにより、マイクロフォンの音響共振器が構成され、マイクロフォンの音響共振器におけるお互いに対向する両面あるいはお互いに隣接する両面には、音響スルーホールが二つ設けられていることを特徴とする新型マイクロフォンの構造。
[2]
上記の第1の層板には第1の音響スルーホールが設けられ、上記の第2の層板の第1面には第2の音響スルーホールが設けられ、上記の第1の音響スルーホールと上記の第2の音響スルーホールはそれぞれ上記のマイクロフォンの音響共振器のお互いに対向する両面に設けられていることを特徴とする[1]の新型マイクロフォンの構造。
[3]
上記の第1の音響スルーホールと上記の第2の音響スルーホールとはお互いにアライメントをするように設けられていることを特徴とする[2]の新型マイクロフォンの構造。
[4]
上記の第1の層板には第1の音響スルーホールが設けられ、上記の第2の層板の第2面には第2の音響スルーホールが設けられ、上記の第1の音響スルーホールと上記の第2の音響スルーホールはそれぞれ上記のマイクロフォンの音響共振器のお互いに隣接する両面に設けられていることを特徴とする[1]の新型マイクロフォンの構造。
[5]
上記の第2の層板の第1面には第1の音響スルーホールが設けられ、上記の第2の層板の第2面には第2の音響スルーホールが設けられ、上記の第1の音響スルーホールと上記の第2の音響スルーホールはそれぞれ上記のマイクロフォンの音響共振器のお互いに隣接する両面に設けられていることを特徴とする[1]の新型マイクロフォンの構造。
[6]
上記の第1の層板はプリント基板であり、上記のプリント基板の底部にはパッドが設けられていることを特徴とする[1]の新型マイクロフォンの構造。
[7]
上記の音響センサーと上記の回路チップとはリードで連接されていることを特徴とする[1]の新型マイクロフォンの構造。
[8]
折り畳み式の電子設備において、
折り畳むことのできる蓋を含み、上記の蓋には少なくとも二つのスルーホールが設置され、上記の少なくとも二つのスルーホールは上記の蓋のお互いに対向する/またはお互いに隣接する両面に設けられ、上記のスルーホールのうちに[1]から[7]までの何れかに記載の新型マイクロフォンの構造が設けられていることを特徴とする折り畳み式の電子設備。
[9]
少なくとも二つの上記のスルーホールは上記の新型マイクロフォンの構造の二つの上記の音響スルーホールとそれぞれ相互アライメントをするように設けられていることを特徴とする[8]の折り畳み式の電子設備。
[10]
上記の折り畳み式の電子設備はノートパソコンであることを特徴とする[8]の折り畳み式の電子設備。
図1
図2
図3
図4
図5