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特許7124092制御リソースセット制御チャネルエレメント対リソースエレメントグループマッピングのための端末デバイス、基地局および方法
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2022-08-15
(45)【発行日】2022-08-23
(54)【発明の名称】制御リソースセット制御チャネルエレメント対リソースエレメントグループマッピングのための端末デバイス、基地局および方法
(51)【国際特許分類】
   H04W 72/04 20090101AFI20220816BHJP
   H04W 48/12 20090101ALI20220816BHJP
【FI】
H04W72/04 136
H04W48/12
【請求項の数】 11
(21)【出願番号】P 2020537537
(86)(22)【出願日】2019-01-09
(65)【公表番号】
(43)【公表日】2021-04-30
(86)【国際出願番号】 CN2019071000
(87)【国際公開番号】W WO2019137401
(87)【国際公開日】2019-07-18
【審査請求日】2020-09-25
(31)【優先権主張番号】PCT/CN2018/072516
(32)【優先日】2018-01-12
(33)【優先権主張国・地域又は機関】CN
(73)【特許権者】
【識別番号】598036300
【氏名又は名称】テレフオンアクチーボラゲット エルエム エリクソン(パブル)
(74)【代理人】
【識別番号】100109726
【弁理士】
【氏名又は名称】園田 吉隆
(74)【代理人】
【識別番号】100161470
【弁理士】
【氏名又は名称】冨樫 義孝
(74)【代理人】
【識別番号】100194294
【弁理士】
【氏名又は名称】石岡 利康
(74)【代理人】
【識別番号】100194320
【弁理士】
【氏名又は名称】藤井 亮
(72)【発明者】
【氏名】リン, シホウ
(72)【発明者】
【氏名】ゴルーブレン, アスビョルン
【審査官】米倉 明日香
(56)【参考文献】
【文献】国際公開第2019/031942(WO,A1)
【文献】Intel Corporation,Remaining details of NR-PDCCH structure,3GPP TSG RAN WG1 #91 R1-1720081,2017年11月18日
【文献】MediaTek Inc.,Discussions on NR-PDCCH Structure,3GPP TSG RAN WG1 NR AH#2 R1-1710788,2017年06月17日
【文献】LG Electronics,Discussion on CORESET configuration,3GPP TSG RAN WG1 #90 R1-1713166,2017年08月12日
【文献】InterDigital Communications,Remaining issues related to CORESET configuration,3GPP TSG RAN WG1 NR AH#3 R1-1716475,2017年09月12日
【文献】Ericsson,Remaining minimum system information,3GPP TSG RAN WG1 NR AH 1801 R1-1800894,2018年01月12日
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
H04B 7/24- 7/26
H04W 4/00-99/00
3GPP TSG RAN WG1-4
SA WG1-4
CT WG1、4
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
端末デバイスにおいて実装される方法であって、前記方法が、
1つまたは複数の制御リソースセット(CORESET)制御チャネルエレメント(CCE)対リソースエレメントグループ(REG)マッピング関係パラメータに基づいて物理ダウンリンク制御チャネル(PDCCH)候補のセットを決定すること(102)
を含み、
前記1つまたは複数のCORESET CCE対REGマッピング関係パラメータが固定されており、前記1つまたは複数のCORESET CCE対REGマッピング関係パラメータの数が2つ以上であり、前記2つ以上のCORESET CCE対REGマッピング関係パラメータが、インターリーブであるように固定されるCCE対REGマッピングタイプと、少なくとも1つのインターリービング関係パラメータとを含み、前記少なくとも1つのインターリービング関係パラメータは、インターリーバサイズが2であることを指示し、
前記1つまたは複数のCORESET CCE対REGマッピング関係パラメータが、前記端末デバイスと基地局(BS)との間であらかじめ規定される、方法。
【請求項2】
前記決定すること(102)が、前記指示されたインターリーバサイズをもつ固定インターリーバを使用して実施される、請求項1に記載の方法。
【請求項3】
前記CORESET CCEが残存最小システム情報(RMSI)CORESET CCEである、請求項1または2に記載の方法。
【請求項4】
前記1つまたは複数のCORESET CCE対REGマッピング関係パラメータの数が1つであり、前記1つのCORESET CCE対REGマッピング関係パラメータが、非インターリーブであるように固定されるCCE対REGマッピングタイプである、請求項1に記載の方法。
【請求項5】
端末デバイスにおいて実装される装置(500)であって、
1つまたは複数のプロセッサ(510)と、
コンピュータプログラムコードを備える1つまたは複数のメモリ(520)と
を備え、
前記1つまたは複数のメモリ(520)および前記コンピュータプログラムコードが、前記1つまたは複数のプロセッサ(510)とともに、前記装置(500)に、少なくとも、
1つまたは複数の制御リソースセット(CORESET)制御チャネルエレメント(CCE)対リソースエレメントグループ(REG)マッピング関係パラメータに基づいて物理ダウンリンク制御チャネル(PDCCH)候補のセットを決定すること
を行わせるように設定され、前記1つまたは複数のCORESET CCE対REGマッピング関係パラメータが固定されており、前記1つまたは複数のCORESET CCE対REGマッピング関係パラメータの数が2つ以上であり、前記2つ以上のCORESET CCE対REGマッピング関係パラメータが、インターリーブであるように固定されるCCE対REGマッピングタイプと、少なくとも1つのインターリービング関係パラメータとを含み、前記少なくとも1つのインターリービング関係パラメータは、インターリーバサイズが2であることを指示し、
前記1つまたは複数のCORESET CCE対REGマッピング関係パラメータが、前記端末デバイスと基地局(BS)との間であらかじめ規定される、装置(500)。
【請求項6】
前記1つまたは複数のメモリ(520)および前記コンピュータプログラムコードが、前記1つまたは複数のプロセッサ(510)とともに、前記装置(500)に、請求項2から4のいずれか一項に記載の方法を実施させるように設定された、請求項5に記載の装置(500)。
【請求項7】
基地局(BS)において実装される方法であって、前記方法が、
1つまたは複数の制御リソースセット(CORESET)制御チャネルエレメント(CCE)対リソースエレメントグループ(REG)マッピング関係パラメータに基づいてCORESET中でCCEを設定すること(302)
を含み、
前記1つまたは複数のCORESET CCE対REGマッピング関係パラメータが固定されており、前記1つまたは複数のCORESET CCE対REGマッピング関係パラメータの数が2つ以上であり、前記2つ以上のCORESET CCE対REGマッピング関係パラメータが、インターリーブであるように固定されるCCE対REGマッピングタイプと、少なくとも1つのインターリービング関係パラメータとを含み、前記少なくとも1つのインターリービング関係パラメータは、インターリーバサイズが2であることを指示し、
前記1つまたは複数のCORESET CCE対REGマッピング関係パラメータが、前記基地局(BS)と端末デバイスとの間であらかじめ規定される、方法。
【請求項8】
前記設定すること(302)が、前記指示されたインターリーバサイズをもつ固定インターリーバを使用して実施される、請求項7に記載の方法。
【請求項9】
前記CORESET CCEが残存最小システム情報(RMSI)CORESET CCEである、請求項7または8に記載の方法。
【請求項10】
前記1つまたは複数のCORESET CCE対REGマッピング関係パラメータの数が1つであり、前記1つのCORESET CCE対REGマッピング関係パラメータが、非インターリーブであるように固定されるCCE対REGマッピングタイプである、請求項7に記載の方法。
【請求項11】
基地局(BS)において実装される装置(500)であって、
1つまたは複数のプロセッサ(510)と、
コンピュータプログラムコードを備える1つまたは複数のメモリ(520)と
を備え、
前記1つまたは複数のメモリ(520)および前記コンピュータプログラムコードが、前記1つまたは複数のプロセッサ(510)とともに、前記装置(500)に、少なくとも、
1つまたは複数の制御リソースセット(CORESET)制御チャネルエレメント(CCE)対リソースエレメントグループ(REG)マッピング関係パラメータに基づいてCORESET中でCCEを設定すること
を行わせるように設定され、前記1つまたは複数のCORESET CCE対REGマッピング関係パラメータが固定されており、前記1つまたは複数のCORESET CCE対REGマッピング関係パラメータの数が2つ以上であり、前記2つ以上のCORESET CCE対REGマッピング関係パラメータが、インターリーブであるように固定されるCCE対REGマッピングタイプと、少なくとも1つのインターリービング関係パラメータとを含み、前記少なくとも1つのインターリービング関係パラメータは、インターリーバサイズが2であることを指示し、
前記1つまたは複数のCORESET CCE対REGマッピング関係パラメータが、前記基地局(BS)と端末デバイスとの間であらかじめ規定される、装置(500)。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本開示の実施形態は、一般に無線通信に関し、より詳細には、制御リソースセット(CORESET)制御チャネルエレメント(CCE)対リソースエレメントグループ(REG)マッピングのための端末デバイス、基地局(BS)および方法に関する。
【背景技術】
【0002】
このセクションは、本開示のより良い理解を容易にし得る態様を紹介する。したがって、このセクションの記述は、この観点において読み取られるべきであり、従来技術にあるものまたは従来技術にないものに関する承認として理解されるべきでない。
【0003】
ネットワークに接続するために、デバイスが、ネットワーク同期を捕捉し、マスタ情報ブロック(MIB)中のシステム情報(SI)を含む不可欠なSIと、残存最小システム情報(RMSI:remaining minimum system information)とを取得する必要がある。ネットワークに対してデバイスの周波数を調整するために、およびネットワークからの受信信号の適切なタイミングを見つけるために、同期信号が使用される。新しい無線(NR)システムでは、同期およびアクセスプロシージャは、以下で説明されるいくつかの信号を伴い得る。
【0004】
1次同期信号(PSS)が、数十ppmまでの高い初期周波数誤差の存在下でのネットワーク検出を可能にする。2次同期信号(SSS)が、基本ネットワーク情報、たとえばセル識別情報(ID)を提供すると同時に、より正確な周波数調整およびチャネル推定を可能にする。物理ブロードキャストチャネル(PBCH)が、ランダムアクセスのための最小システム情報のサブセットと、RMSI中の残存最小システム情報をフェッチするための設定とを提供する。PBCHは、たとえば、セルから送信されるビーム間でタイミングを分離するために、セル内のタイミング情報をも提供する。PBCHに収まるべき情報の量は、サイズを低く抑えるために極めて限定される。さらに、復調用参照信号(DMRS)を適切に受信するために、DMRSがPBCHリソースとインターリーブされる。
【0005】
同期信号およびPBCHブロック(SS/PBCHブロック、または短縮して、SSB)は、上記の信号(PSS、SSSおよびPBCH DMRS)と、PBCHとを含む。SSBは、周波数範囲に応じて、15kHz、30kHz、120kHzまたは240kHzサブキャリア間隔(SCS:subcarrier spacing)を有し得る。PBCHペイロードの内容は、以下の表1に示されているようなものである。
【0006】
RMSIは、NRでは、物理ダウンリンク制御チャネル(PDCCH)によってスケジュールされた物理ダウンリンク共有チャネル(PDSCH)中で搬送され、最小システム情報の残存サブセット、たとえば、実際に送信されたSS/PBCHブロックのビットマップを含んでいる。RMSIは、15kHz、30kHz、60kHzまたは120kHz SCSを有することができる。1つのSS/PBCHブロックを検出した後に、UEが、PBCH中のRMSI制御リソースセット(CORESET)設定に基づいて、残存システム情報を得るために、対応するRMSIを復号することを試みる。
【0007】
RMSI CORESETは、周波数領域におけるリソースブロックの数(
)と、時間領域における直交周波数分割多重(OFDM)シンボルの数(
)とからなる。第3世代パートナーシッププロジェクト(3GPP)技術仕様(TS)38.213 V15.0.0に基づいて、
は、24、48または96であり得、
は、1つ、2つ、3つのOFDMシンボルであり得る。制御チャネルエレメント(CCE)の数およびリソースエレメントグループ(REG)の数はCORESET中で規定される。
【0008】
CCEは、REGが、1つのOFDMシンボル中の1つのリソースブロックに等しい場合、6つのREGからなる。CORESET内のREGは、時間優先様式で昇順に番号付けされ、第1のOFDMシンボルおよびCORESET中で最も低い番号のリソースブロックの場合0で開始する。CCE対REGマッピングはインターリーブ様式または非インターリーブ様式のものであり得、これは、TS38.211 V15.0.0のセクション7.3.2.2に記載されている。
【発明の概要】
【0009】
本発明の概要は、発明を実施するための形態において以下でさらに説明される概念の選択を簡略化された形で紹介するために提供される。本発明の概要は、請求される主題の主要な特徴または不可欠な特徴を識別するものではなく、請求される主題の範囲を限定するために使用されるものでもない。
【0010】
本開示の目的のうちの1つは、CORESET CCE対REGマッピングのためのソリューションを提供することである。
【0011】
本開示の第1の態様によれば、端末デバイスにおいて実装される方法が提供される。本方法は、1つまたは複数のCORESET CCE対REGマッピング関係パラメータに基づいてPDCCH候補のセットを決定することを含む。1つまたは複数のCORESET CCE対REGマッピング関係パラメータは固定されている。
【0012】
本開示の一実施形態では、1つまたは複数のCORESET CCE対REGマッピング関係パラメータの数が2つ以上であり、2つ以上のCORESET CCE対REGマッピング関係パラメータは、インターリーブであるように固定されるCCE対REGマッピングタイプと、少なくとも1つのインターリービング関係パラメータとを含む。本開示の一実施形態では、少なくとも1つのインターリービングパラメータは、インターリーバサイズが2、3または6であることを指示し、決定するステップは、指示されたインターリーバサイズをもつ固定インターリーバを使用して実施される。
【0013】
本開示の一実施形態では、CORESET CCEはRMSI CORESET CCEである。
【0014】
本開示の一実施形態では、1つまたは複数のCORESET CCE対REGマッピング関係パラメータは、端末デバイスと基地局(BS)との間であらかじめ規定される。
【0015】
本開示の一実施形態では、1つまたは複数のCORESET CCE対REGマッピング関係パラメータの数が1つであり、1つのCORESET CCE対REGマッピング関係パラメータは、非インターリーブであるように固定されるCCE対REGマッピングタイプである。
【0016】
このようにして、端末デバイスは、PBCH中で予約される特定のビットを使用することなしにCCE対REGマッピングパターンを知ることができる。さらに、シグナリングのオーバーヘッドが低減され得る。
【0017】
本開示の第2の態様によれば、端末デバイスにおいて実装される方法が提供される。本方法は、同期信号(SS)/物理ブロードキャストチャネル(PBCH)ブロックを検出することによって情報を取得することを含む。本方法は、SS/PBCHブロックの検出中に取得された情報に基づいて1つまたは複数のCORESET CCE対REGマッピング関係パラメータを決定することをさらに含む。1つまたは複数のCORESET CCE対REGマッピング関係パラメータと取得された情報との間の対応が、端末デバイスとBSとの間であらかじめ規定される。本方法は、1つまたは複数のCORESET CCE対REGマッピング関係パラメータに基づいてPDCCH候補のセットを決定することをさらに含む。
【0018】
本開示の一実施形態では、取得された情報は、SS/PBCHブロック中の1つまたは複数の未使用ビットを含む。
【0019】
本開示の一実施形態では、SS/PBCHブロック中の1つまたは複数の未使用ビットの数が1つであり、1つの未使用ビットは、CCE対REGマッピングタイプが非インターリーブとしてセットされることを指示する。代替的に、SS/PBCHブロック中の1つまたは複数の未使用ビットの数が1つであり、1つの未使用ビットは、CCE対REGマッピングタイプがインターリーブとしてセットされることを指示し、少なくとも1つのインターリービング関係パラメータが、固定され、端末デバイスとBSとの間であらかじめ規定される。代替的に、SS/PBCHブロック中の1つまたは複数の未使用ビットの数が2つ以上であり、2つ以上の未使用ビットは、CCE対REGマッピングタイプがインターリーブとしてセットされることと、少なくとも1つのインターリービング関係パラメータとを指示する。
【0020】
本開示の一実施形態では、SS/PBCHブロック中の2つ以上の未使用ビットは、CCE対REGマッピングタイプがインターリーブとしてセットされることを指示する第1のビットと、少なくとも1つのインターリービング関係パラメータを指示する少なくとも1つの第2のビットとを含む。
【0021】
本開示の一実施形態では、取得された情報は、同期信号ブロック(SSB)SCSと、RMSIのための、PDCCHのSCSと、SS/PBCHブロック中のRMSI設定の第1の4つのビットと、SS/PBCHブロック中のRMSI設定の第2の4つのビットと、SS/PBCHブロック中のRMSI設定の(1つまたは複数の)予約済みビットと、SSB/RMSI多重化タイプとのうちの少なくとも1つを含む。
【0022】
このようにして、端末デバイスのための、PDCCHの監視が容易にされ得る。さらに、インターリービングパラメータのうちの少なくともいくつかが、設定可能であるか、またはCCE対REGマッピングについての異なる場合において異なり得る。
【0023】
本開示の第3の態様によれば、BSにおいて実装される方法が提供される。本方法は、1つまたは複数のCORESET CCE対REGマッピング関係パラメータに基づいてCORESET中でCCEを設定することを含む。1つまたは複数のCORESET CCE対REGマッピング関係パラメータは固定されている。
【0024】
本開示の一実施形態では、1つまたは複数のCORESET CCE対REGマッピング関係パラメータの数が2つ以上であり、2つ以上のCORESET CCE対REGマッピング関係パラメータは、インターリーブであるように固定されるCCE対REGマッピングタイプと、少なくとも1つのインターリービング関係パラメータとを含む。
【0025】
本開示の一実施形態では、少なくとも1つのインターリービングパラメータは、インターリーバサイズが2、3または6であることを指示し、設定するステップは、指示されたインターリーバサイズをもつ固定インターリーバを使用して実施される。
【0026】
本開示の一実施形態では、CORESET CCEはRMSI CORESET CCEである。
【0027】
本開示の一実施形態では、1つまたは複数のCORESET CCE対REGマッピング関係パラメータは、BSと端末デバイスとの間であらかじめ規定される。
【0028】
本開示の一実施形態では、1つまたは複数のCORESET CCE対REGマッピング関係パラメータの数が1つであり、1つのCORESET CCE対REGマッピング関係パラメータは、非インターリーブ固定されるCCE対REGマッピングタイプである。
【0029】
このようにして、基地局は、PBCH中で予約される特定のビットを使用する必要がない。さらに、シグナリングのオーバーヘッドが低減され得る。
【0030】
本開示の第4の態様によれば、BSにおいて実装される方法が提供される。本方法は、1つまたは複数のCORESET CCE対REGマッピング関係パラメータに基づいてCORESET中でCCEを設定することを含む。本方法は、SS/PBCHブロックを送信することをさらに含む。SS/PBCHブロックの送信中に使用された情報と1つまたは複数のCORESET CCE対REGマッピング関係パラメータとの間の対応が、BSと端末デバイスとの間であらかじめ規定される。
【0031】
本開示の一実施形態では、情報は、SS/PBCHブロック中の1つまたは複数の未使用ビットを含む。
【0032】
本開示の一実施形態では、SS/PBCHブロック中の1つまたは複数の未使用ビットの数が1つであり、SS/PBCHブロック中の1つの未使用ビットは、CCE対REGマッピングタイプが非インターリーブとしてセットされることを指示する。代替的に、SS/PBCHブロック中の1つまたは複数の未使用ビットの数が1つであり、SS/PBCHブロック中の1つの未使用ビットは、CCE対REGマッピングタイプがインターリーブとしてセットされることを指示し、少なくとも1つのインターリービング関係パラメータが、固定され、BSと端末デバイスとの間であらかじめ規定される。代替的に、SS/PBCHブロック中の1つまたは複数の未使用ビットの数が2つ以上であり、2つ以上の未使用ビットは、CCE対REGマッピングタイプがインターリーブとしてセットされることと、少なくとも1つのインターリービング関係パラメータとを指示する。
【0033】
本開示の一実施形態では、SS/PBCHブロック中の2つ以上の未使用ビットは、CCE対REGマッピングタイプがインターリーブとしてセットされることを指示する第1のビットと、少なくとも1つのインターリービング関係パラメータを指示する少なくとも1つの第2のビットとを含む。
【0034】
本開示の一実施形態では、情報は、SSB SCSと、RMSIのための、PDCCHのSCSと、SS/PBCHブロック中のRMSI設定の第1の4つのビットと、SS/PBCHブロック中のRMSI設定の第2の4つのビットと、SS/PBCHブロック中のRMSI設定の(1つまたは複数の)予約済みビットと、SSB/RMSI多重化タイプとのうちの少なくとも1つを含む。
【0035】
このようにして、基地局は、端末デバイスのための、PDCCHの監視を容易にすることができる。さらに、インターリービングパラメータのうちの少なくともいくつかが、設定可能であるか、またはCCE対REGマッピングについての異なる場合において異なり得る。
【0036】
本開示の第5の態様によれば、端末デバイスにおいて実装される装置が提供される。本装置は、1つまたは複数のプロセッサと、コンピュータプログラムコードを備える1つまたは複数のメモリとを備える。1つまたは複数のメモリおよびコンピュータプログラムコードは、1つまたは複数のプロセッサとともに、本装置に、少なくとも、1つまたは複数のCORESET CCE対REGマッピング関係パラメータに基づいてPDCCH候補のセットを決定させるように設定される。1つまたは複数のCORESET CCE対REGマッピング関係パラメータは固定されている。
【0037】
本開示の一実施形態では、1つまたは複数のメモリおよびコンピュータプログラムコードは、1つまたは複数のプロセッサとともに、本装置に、上記の第1の態様による方法を実施させるように設定される。
【0038】
本開示の第6の態様によれば、端末デバイスにおいて実装される装置が提供される。本装置は、1つまたは複数のプロセッサと、コンピュータプログラムコードを備える1つまたは複数のメモリとを備える。1つまたは複数のメモリおよびコンピュータプログラムコードは、1つまたは複数のプロセッサとともに、本装置に、少なくとも、SS/PBCHブロックを検出することによって情報を取得させるように設定される。本装置はさらに、SS/PBCHブロックの検出中に取得された情報に基づいて1つまたは複数のCORESET CCE対REGマッピング関係パラメータを決定させられる。1つまたは複数のCORESET CCE対REGマッピング関係パラメータと取得された情報との間の対応が、端末デバイスとBSとの間であらかじめ規定される。本装置はさらに、1つまたは複数のCORESET CCE対REGマッピング関係パラメータに基づいてPDCCH候補のセットを決定させられる。
【0039】
本開示の一実施形態では、1つまたは複数のメモリおよびコンピュータプログラムコードは、1つまたは複数のプロセッサとともに、本装置に、上記の第2の態様による方法を実施させるように設定される。
【0040】
本開示の第7の態様によれば、BSにおいて実装される装置が提供される。本装置は、1つまたは複数のプロセッサと、コンピュータプログラムコードを備える1つまたは複数のメモリとを備える。1つまたは複数のメモリおよびコンピュータプログラムコードは、1つまたは複数のプロセッサとともに、本装置に、少なくとも、1つまたは複数のCORESET CCE対REGマッピング関係パラメータに基づいてCORESET中でCCEを設定させるように設定される。1つまたは複数のCORESET CCE対REGマッピング関係パラメータは固定されている。
【0041】
本開示の一実施形態では、1つまたは複数のメモリおよびコンピュータプログラムコードは、1つまたは複数のプロセッサとともに、本装置に、上記の第3の態様による方法を実施させるように設定される。
【0042】
本開示の第8の態様によれば、BSにおいて実装される装置が提供される。本装置は、1つまたは複数のプロセッサと、コンピュータプログラムコードを備える1つまたは複数のメモリとを備える。1つまたは複数のメモリおよびコンピュータプログラムコードは、1つまたは複数のプロセッサとともに、本装置に、少なくとも、1つまたは複数のCORESET CCE対REGマッピング関係パラメータに基づいてCORESET中でCCEを設定させるように設定される。本装置はさらに、SS/PBCHブロックを送信させられる。SS/PBCHブロックの送信中に使用された情報と1つまたは複数のCORESET CCE対REGマッピング関係パラメータとの間の対応が、BSと端末デバイスとの間であらかじめ規定される。
【0043】
本開示の一実施形態では、1つまたは複数のメモリおよびコンピュータプログラムコードは、1つまたは複数のプロセッサとともに、本装置に、上記の第4の態様による方法を実施させるように設定される。
【0044】
本開示の第9の態様によれば、コンピュータプログラム製品が提供される。本コンピュータプログラム製品は、少なくとも1つのプロセッサによって実行されたとき、少なくとも1つのプロセッサに、上記の第1から第4の態様のいずれかによる方法を実施させる命令を備える。
【0045】
本開示の第10の態様によれば、コンピュータとともに使用するためにその上に具現されたコンピュータプログラムコードを有するコンピュータ可読媒体が提供され、コンピュータプログラムコードは、上記の第1から第4の態様のいずれかによる方法を実施するためのコードを含む。
【0046】
本開示の第11の態様によれば、端末デバイスにおいて実装される装置が提供される。本装置は、1つまたは複数のCORESET CCE対REGマッピング関係パラメータに基づいてPDCCH候補のセットを決定するための決定モジュールを備える。1つまたは複数のCORESET CCE対REGマッピング関係パラメータは固定されている。
【0047】
本開示の第12の態様によれば、端末デバイスにおいて実装される装置が提供される。本装置は、SS/PBCHブロックを検出することによって情報を取得するための取得モジュールを備える。本装置は、SS/PBCHブロックの検出中に取得された情報に基づいて1つまたは複数のCORESET CCE対REGマッピング関係パラメータを決定するための第1の決定モジュールをさらに備える。1つまたは複数のCORESET CCE対REGマッピング関係パラメータと取得された情報との間の対応が、端末デバイスとBSとの間であらかじめ規定される。本装置は、1つまたは複数のCORESET CCE対REGマッピング関係パラメータに基づいてPDCCH候補のセットを決定するための第2の決定モジュールをさらに備える。
【0048】
本開示の第13の態様によれば、BSにおいて実装される装置が提供される。本装置は、1つまたは複数のCORESET CCE対REGマッピング関係パラメータに基づいてCORESET中でCCEを設定するための設定モジュールを備える。1つまたは複数のCORESET CCE対REGマッピング関係パラメータは固定されている。
【0049】
本開示の第14の態様によれば、BSにおいて実装される装置が提供される。本装置は、1つまたは複数のCORESET CCE対REGマッピング関係パラメータに基づいてCORESET中でCCEを設定するための設定モジュールを備える。本装置は、SS/PBCHブロックを送信するための送信モジュールをさらに備える。SS/PBCHブロックの送信中に使用された情報と1つまたは複数のCORESET CCE対REGマッピング関係パラメータとの間の対応が、BSと端末デバイスとの間であらかじめ規定される。
【0050】
本開示の第15の態様によれば、ホストコンピュータと、基地局と、端末デバイスとを含む通信システムにおいて実装される方法が提供される。本方法は、ホストコンピュータにおいて、ユーザデータを提供することを含む。本方法は、ホストコンピュータにおいて、基地局を備えるセルラーネットワークを介して端末デバイスにユーザデータを搬送する送信を始動することをさらに含む。端末デバイスは、1つまたは複数のCORESET CCE対REGマッピング関係パラメータに基づいてPDCCH候補のセットを決定する。1つまたは複数のCORESET CCE対REGマッピング関係パラメータは固定されている。
【0051】
本開示の一実施形態では、本方法は、端末デバイスにおいて、基地局からユーザデータを受信することをさらに含む。
【0052】
本開示の第16の態様によれば、ホストコンピュータを含む通信システムが提供される。ホストコンピュータは、ユーザデータを提供するように設定された処理回路要素と、端末デバイスへの送信のためにユーザデータをセルラーネットワークにフォワーディングするように設定された通信インターフェースとを備える。端末デバイスは、無線インターフェースと処理回路要素とを備える。端末デバイスの処理回路要素は、1つまたは複数のCORESET CCE対REGマッピング関係パラメータに基づいてPDCCH候補のセットを決定するように設定される。1つまたは複数のCORESET CCE対REGマッピング関係パラメータは固定されている。
【0053】
本開示の一実施形態では、本通信システムは端末デバイスをさらに含む。
【0054】
本開示の一実施形態では、セルラーネットワークは、端末デバイスと通信するように設定された基地局をさらに含む。
【0055】
本開示の一実施形態では、ホストコンピュータの処理回路要素は、ホストアプリケーションを実行し、それによりユーザデータを提供するように設定される。端末デバイスの処理回路要素は、ホストアプリケーションに関連するクライアントアプリケーションを実行するように設定される。
【0056】
本開示の第17の態様によれば、ホストコンピュータと、基地局と、端末デバイスとを含む通信システムにおいて実装される方法が提供される。本方法は、ホストコンピュータにおいて、ユーザデータを提供することを含む。本方法は、ホストコンピュータにおいて、基地局を備えるセルラーネットワークを介して端末デバイスにユーザデータを搬送する送信を始動することをさらに含む。基地局は、1つまたは複数のCORESET CCE対REGマッピング関係パラメータに基づいてCORESET中でCCEを設定する。1つまたは複数のCORESET CCE対REGマッピング関係パラメータは固定される。
【0057】
本開示の一実施形態では、本方法は、基地局において、ユーザデータを送信することをさらに含む。
【0058】
本開示の一実施形態では、ユーザデータは、ホストコンピュータにおいて、ホストアプリケーションを実行することによって提供される。本方法は、端末デバイスにおいて、ホストアプリケーションに関連するクライアントアプリケーションを実行することをさらに含む。
【0059】
本開示の第18の態様によれば、ホストコンピュータを含む通信システムが提供される。ホストコンピュータは、ユーザデータを提供するように設定された処理回路要素と、端末デバイスへの送信のためにユーザデータをセルラーネットワークにフォワーディングするように設定された通信インターフェースとを備える。セルラーネットワークは、無線インターフェースと処理回路要素とを有する基地局を備える。基地局の処理回路要素は、1つまたは複数のCORESET CCE対REGマッピング関係パラメータに基づいてCORESET中でCCEを設定するように設定される。1つまたは複数のCORESET CCE対REGマッピング関係パラメータは固定されている。
【0060】
本開示の一実施形態では、本通信システムは基地局をさらに含む。
【0061】
本開示の一実施形態では、本通信システムは端末デバイスをさらに含む。端末デバイスは、基地局と通信するように設定される。
【0062】
本開示の一実施形態では、ホストコンピュータの処理回路要素は、ホストアプリケーションを実行し、それによりユーザデータを提供するように設定される。端末デバイスは、ホストアプリケーションに関連するクライアントアプリケーションを実行するように設定された処理回路要素を備える。
【0063】
本開示の第19の態様によれば、ホストコンピュータと、基地局と、端末デバイスとを含む通信システムにおいて実装される方法が提供される。本方法は、ホストコンピュータにおいて、ユーザデータを提供することを含む。本方法は、ホストコンピュータにおいて、基地局を備えるセルラーネットワークを介して端末デバイスにユーザデータを搬送する送信を始動することをさらに含む。端末デバイスは、SS/PBCHブロックを検出することによって情報を取得する。端末デバイスは、SS/PBCHブロックの検出中に取得された情報に基づいて1つまたは複数のCORESET CCE対REGマッピング関係パラメータを決定する。1つまたは複数のCORESET CCE対REGマッピング関係パラメータと取得された情報との間の対応が、端末デバイスと基地局との間であらかじめ規定される。端末デバイスは、1つまたは複数のCORESET CCE対REGマッピング関係パラメータに基づいてPDCCH候補のセットを決定する。
【0064】
本開示の一実施形態では、本方法は、端末デバイスにおいて、基地局からユーザデータを受信することをさらに含む。
【0065】
本開示の第20の態様によれば、ホストコンピュータを含む通信システムが提供される。ホストコンピュータは、ユーザデータを提供するように設定された処理回路要素と、端末デバイスへの送信のためにユーザデータをセルラーネットワークにフォワーディングするように設定された通信インターフェースとを備える。端末デバイスは、無線インターフェースと処理回路要素とを備える。端末デバイスの処理回路要素は、SS/PBCHブロックを検出することによって情報を取得するように設定される。端末デバイスの処理回路要素は、SS/PBCHブロックの検出中に取得された情報に基づいて1つまたは複数のCORESET CCE対REGマッピング関係パラメータを決定するようにさらに設定される。1つまたは複数のCORESET CCE対REGマッピング関係パラメータと取得された情報との間の対応が、端末デバイスと基地局との間であらかじめ規定される。端末デバイスの処理回路要素は、1つまたは複数のCORESET CCE対REGマッピング関係パラメータに基づいてPDCCH候補のセットを決定するようにさらに設定される。
【0066】
本開示の一実施形態では、本通信システムは端末デバイスをさらに含む。
【0067】
本開示の一実施形態では、セルラーネットワークは、端末デバイスと通信するように設定された基地局をさらに含む。
【0068】
本開示の一実施形態では、ホストコンピュータの処理回路要素は、ホストアプリケーションを実行し、それによりユーザデータを提供するように設定される。端末デバイスの処理回路要素は、ホストアプリケーションに関連するクライアントアプリケーションを実行するように設定される。
【0069】
本開示の第21の態様によれば、ホストコンピュータと、基地局と、端末デバイスとを含む通信システムにおいて実装される方法が提供される。本方法は、ホストコンピュータにおいて、ユーザデータを提供することを含む。本方法は、ホストコンピュータにおいて、基地局を備えるセルラーネットワークを介して端末デバイスにユーザデータを搬送する送信を始動することをさらに含む。基地局は、1つまたは複数のCORESET CCE対REGマッピング関係パラメータに基づいてCORESET中でCCEを設定する。基地局は、SS/PBCHブロックを送信する。SS/PBCHブロックの送信中に使用された情報と1つまたは複数のCORESET CCE対REGマッピング関係パラメータとの間の対応が、基地局と端末デバイスとの間であらかじめ規定される。
【0070】
本開示の一実施形態では、本方法は、基地局において、ユーザデータを送信することをさらに含む。
【0071】
本開示の一実施形態では、ユーザデータは、ホストコンピュータにおいて、ホストアプリケーションを実行することによって提供される。本方法は、端末デバイスにおいて、ホストアプリケーションに関連するクライアントアプリケーションを実行することをさらに含む。
【0072】
本開示の第22の態様によれば、ホストコンピュータを含む通信システムが提供される。ホストコンピュータは、ユーザデータを提供するように設定された処理回路要素と、端末デバイスへの送信のためにユーザデータをセルラーネットワークにフォワーディングするように設定された通信インターフェースとを備える。セルラーネットワークは、無線インターフェースと処理回路要素とを有する基地局を備える。基地局の処理回路要素は、1つまたは複数のCORESET CCE対REGマッピング関係パラメータに基づいてCORESET中でCCEを設定するように設定される。基地局の処理回路要素は、SS/PBCHブロックを送信するようにさらに設定される。SS/PBCHブロックの送信中に使用された情報と1つまたは複数のCORESET CCE対REGマッピング関係パラメータとの間の対応が、基地局と端末デバイスとの間であらかじめ規定される。
【0073】
本開示の一実施形態では、本通信システムは基地局をさらに含む。
【0074】
本開示の一実施形態では、本通信システムは端末デバイスをさらに含む。端末デバイスは、基地局と通信するように設定される。
【0075】
本開示の一実施形態では、ホストコンピュータの処理回路要素は、ホストアプリケーションを実行し、それによりユーザデータを提供するように設定される。端末デバイスは、ホストアプリケーションに関連するクライアントアプリケーションを実行するように設定された処理回路要素を備える。
【0076】
本開示のこれらおよび他の目的、特徴および利点は、添付の図面とともに読み取られるべきである、本開示の例示的な実施形態の以下の詳細な説明から明らかになろう。
【図面の簡単な説明】
【0077】
図1】本開示の一実施形態による、端末デバイスにおいて実装される方法を示すフローチャートである。
図2】本開示の別の実施形態による、端末デバイスにおいて実装される方法を示すフローチャートである。
図3】本開示の一実施形態による、基地局において実装される方法を示すフローチャートである。
図4】本開示の別の実施形態による、基地局において実装される方法を示すフローチャートである。
図5】本開示のいくつかの実施形態を実施する際に使用するのに好適な装置を示すブロック図である。
図6】本開示の一実施形態による、端末デバイスにおいて実装される装置を示すブロック図である。
図7】本開示の一実施形態による、基地局において実装される装置を示すブロック図である。
図8】本開示の別の実施形態による、端末デバイスにおいて実装される装置を示すブロック図である。
図9】本開示の別の実施形態による、基地局において実装される装置を示すブロック図である。
図10】いくつかの実施形態による、中間ネットワークを介してホストコンピュータに接続された電気通信ネットワークを示す図である。
図11】いくつかの実施形態による、基地局を介してユーザ機器と通信するホストコンピュータを示す図である。
図12】いくつかの実施形態による、通信システムにおいて実装される方法を示すフローチャートである。
図13】いくつかの実施形態による、通信システムにおいて実装される方法を示すフローチャートである。
図14】いくつかの実施形態による、通信システムにおいて実装される方法を示すフローチャートである。
図15】いくつかの実施形態による、通信システムにおいて実装される方法を示すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0078】
説明の目的で、以下の説明では、開示される実施形態の完全な理解を提供するために詳細が記載される。しかしながら、実施形態が、これらの具体的な詳細なしに、または等価な構成を用いて実装され得ることは、当業者には明らかである。
【0079】
PBCHペイロードは、24ビット巡回冗長検査(CRC)を含む56ビットであり得、1つの予約済みビット(表1中の「予約済みビット」)のみがあり、これは、極めて費用がかかる。しかしながら、動的CCE対REGマッピング方法は、インターリーブまたは非インターリーブCCE対REGマッピングのために3つ以上のビットを必要とし得る。たとえば、インターリーブCCE対REGマッピングが使用される場合に、少なくとも2つのビット(タイプを「インターリーブ」として指示するための1つのビットと、インターリーバサイズなどの(1つまたは複数の)関係パラメータを指示するための他の1つのビットと)が必要とされ得る。
【0080】
したがって、PBCH中に、RMSI CORESETのためのCCE対REGマッピング関係パラメータを搬送するために予約される空きビットが必ずしもあるとは限らない。したがって、UEが、CCE対REGマッピング方法の知識を常に有することができることを確実にするために、改善されたソリューションを提供することが望ましいであろう。
【0081】
本開示は、CORESET CCE対REGマッピングのための改善されたソリューションを提案する。これらのソリューションは、端末デバイスと基地局とを含む無線通信システムに適用され得る。端末デバイスは、無線アクセス通信リンクを通して基地局と通信することができる。基地局は、その基地局の通信サービスセル内にある端末デバイスに無線アクセス通信リンクを提供することができる。基地局は、たとえば、NRにおけるgNBであり得る。通信は、任意の好適な通信規格およびプロトコルに従って端末デバイスと基地局との間で実施され得ることに留意されたい。端末デバイスは、たとえば、デバイス、アクセス端末、ユーザ機器(UE)、移動局、モバイルユニット、加入者局などと呼ばれることもある。端末デバイスは、無線通信ネットワークにアクセスし、無線通信ネットワークからサービスを受信することができる、任意のエンドデバイスを指し得る。限定ではなく例として、端末デバイスは、ポータブルコンピュータ、デジタルカメラなどの画像キャプチャ端末デバイス、ゲーミング端末デバイス、音楽記憶および再生機具、モバイルフォン、セルラーフォン、スマートフォン、タブレット、ウェアラブルデバイス、携帯情報端末(PDA)などを含み得る。
【0082】
モノのインターネット(IoT)シナリオでは、端末デバイスは、監視および/または測定を実施し、そのような監視および/または測定の結果を別の端末デバイスおよび/またはネットワーク機器に送信する、マシンまたは他のデバイスを表し得る。この場合、端末デバイスは、マシンツーマシン(M2M)デバイスであり得、M2Mデバイスは、3GPPコンテキストではマシン型通信(MTC)デバイスと呼ばれることがある。そのようなマシンまたはデバイスの特定の例は、センサー、電力計などの計量デバイス、産業用機械類、バイク、車両、あるいは家庭用または個人用電気器具、たとえば、冷蔵庫、テレビジョン、時計などの個人用ウェアラブルなどを含み得る。
【0083】
次に、ソリューションについて説明するためにいくつかの実施形態が説明される。第1の実施形態として、CORESET CCE対REGマッピングタイプは1つのマッピングタイプに固定され、この固定マッピングタイプのための1つまたは複数の、特にすべての、必要とされるパラメータが固定されている。言い換えれば、CORESET CCE対REGマッピングタイプは固定マッピングタイプにセットされ、この固定マッピングタイプのための1つまたは複数の、特にすべての、必要とされるパラメータが、対応する固定値にセットされる。CCE対REGマッピングタイプは、CCEとそのCCEの対応するREGとの間のマッピングパターンを指し得、CCE対REGマッピングタイプは、「非インターリーブ」または「インターリーブ」としてセットされ得る。たとえば、CORESETはRMSI CORESETであり得る。オプションとして、CORESET CCE対REGマッピングタイプは、非インターリーブであるように固定され得る。別のオプションとして、CORESET CCE対REGマッピングタイプは、インターリーブであるように固定され得、CORESETインターリーバサイズは、2または3または6であるようにハードコード化され得、すべてのタイプのCORESETのために実装される一般的なインターリーバが使用され得る。このようにして、UEは、PBCH中で常に予約される特定のビットを使用することなしにCCE対REGマッピングパターンを知ることができる。
【0084】
第2の実施形態として、CCE対REGマッピング関係パラメータをシグナリングするために、いくつかのシナリオについて、PBCH中のある(1つまたは複数の)未使用ビットが使用され得る。たとえば、MIB中の1つの予約済みビットは、その予約済みビットが、CORESET CCE対REGタイプを指示するためにいくつかのシナリオ(たとえば、SSBのサブキャリア間隔がRMSIのサブキャリア間隔以上であるとき)において使用されないとき、使用され得る。非インターリービングが1つの予約済みビットによって指示された場合、CCE対REGマッピングのためのインターリービングがない。インターリービングが1つの予約済みビットによって指示された場合、第1の実施形態で説明されたように、1つの固定CCE対REGインターリービングが使用され得る。
【0085】
第3の実施形態として、インターリービングパターンは、RMSI CORESET設定(表1中の「RMSI設定」の8ビット)とともに何らかのやり方で含まれ得る。たとえば、いくつかのインターリービングパターンが規定され得、インターリービングパターンとTS38.213 V15.0.0のセクション13において規定されている表(13-1~13-8)との間の1対1または1対多のマッピングが導入され得る。
【0086】
以下で、ソリューションは、図1図5を参照しながらさらに説明される。図1は、本開示の一実施形態による、端末デバイスにおいて実装される方法を示すフローチャートである。ブロック102において、端末デバイスは、固定される1つまたは複数のCORESET CCE対REGマッピング関係パラメータに基づいてPDCCH候補のセットを決定する。このようにして、端末デバイスは、PBCH中で常に予約される特定のビットを使用することなしにCCE対REGマッピングパターンを知ることができる。端末デバイスと基地局とを含む無線通信システムの観点から、固定される1つまたは複数のCORESET CCE対REGマッピング関係パラメータは、端末デバイスと基地局との間であらかじめ規定され得る。
【0087】
第1のオプションとして、1つまたは複数のCORESET CCE対REGマッピング関係パラメータの数が2つ以上であり得る。2つ以上のCORESET CCE対REGマッピング関係パラメータは、インターリーブであるように固定されるCCE対REGマッピングタイプと、少なくとも1つのインターリービング関係パラメータとを含み得る。たとえば、少なくとも1つのインターリービングパラメータは、インターリーバサイズが2、3または6であることを指示し得、ブロック102における決定は、指示されたインターリーバサイズをもつ固定インターリーバを使用して実施され得る。
【0088】
代替的に、第2のオプションとして、1つまたは複数のCORESET CCE対REGマッピング関係パラメータの数が1つであり得る。1つのCORESET CCE対REGマッピング関係パラメータは、非インターリーブであるように固定されるCCE対REGマッピングタイプであり得る。
【0089】
図2は、本開示の別の実施形態による、端末デバイスにおいて実装される方法を示すフローチャートである。ブロック202において、端末デバイスは、SS/PBCHブロックを検出することによって情報を取得する。すなわち、取得された情報は、SS/PBCHブロックの検出中に取得され得るような情報を指し得る。第1のオプションとして、取得された情報は、SS/PBCHブロック(たとえばPBCHペイロード)中の1つまたは複数の未使用ビットを含み得る。第2のオプションとして、取得された情報は、同期信号ブロック(SSB)SCS、RMSIのための、PDCCHのSCS、SS/PBCHブロック中のRMSI設定の第1の4つのビット、SS/PBCHブロック中のRMSI設定の第2の4つのビット、SS/PBCHブロック中のRMSI設定の(1つまたは複数の)予約済みビット、SSB/RMSI多重化タイプなどのうちのいずれか1つまたは複数を含み得る。
【0090】
ブロック204において、端末デバイスは、SS/PBCHブロックの検出中に取得された情報に基づいて1つまたは複数のCORESET CCE対REGマッピング関係パラメータを決定する。1つまたは複数のCORESET CCE対REGマッピング関係パラメータと取得された情報との間の対応が、端末デバイスと基地局との間であらかじめ規定される。したがって、決定は、あらかじめ規定された対応に従って実施され得る。
【0091】
上記の第1のオプションでは、3つの場合があり得る。第1の場合として、SS/PBCHブロック中の1つまたは複数の未使用ビットの数が1つであり得、1つの未使用ビットは、CCE対REGマッピングタイプが非インターリーブとしてセットされることを指示し得る。第2の場合として、SS/PBCHブロック中の1つまたは複数の未使用ビットの数が1つであり得、1つの未使用ビットは、CCE対REGマッピングタイプがインターリーブとしてセットされることを指示し得る。この場合、少なくとも1つのインターリービング関係パラメータは、固定され、端末デバイスと基地局との間であらかじめ規定され得る。第3の場合として、SS/PBCHブロック中の1つまたは複数の未使用ビットの数が2つ以上であり得る。2つ以上の未使用ビットは、CCE対REGマッピングタイプがインターリーブとしてセットされることと、少なくとも1つのインターリービング関係パラメータとを指示し得る。たとえば、SS/PBCHブロック中の2つ以上の未使用ビットは、CCE対REGマッピングタイプがインターリーブとしてセットされることを指示する第1のビットと、少なくとも1つのインターリービング関係パラメータを指示する少なくとも1つの第2のビットとを含み得る。
【0092】
上記の第2のオプションでは、たとえば、ここで引用される、3GPP TS38.213 V15.0.0のセクション13の第1パラグラフにおいて規定されているように、RMSI設定の第1の4つのビットは、表13-1~表13-8中のエントリポイントに対応し、RMSI設定の第2の4つのビットは、表13-9~表13-13中のエントリポイントに対応する。たとえば、SSB SCS、およびRMSIのための、PDCCHのSCSが、表13-1~表13-8および表13-11~表13-13に関して述べられる。たとえば、SSB/RMSI多重化タイプが、表13-1~表13-13に関して述べられる。1つまたは複数のCORESET CCE対REGマッピング関係パラメータと(SSB SCS、RMSIのための、PDCCHのSCS、RMSI設定の第1の4つのビット、RMSI設定の第2の4つのビット、RMSI設定の(1つまたは複数の)予約済みビット、およびSSB/RMSI多重化タイプなど)上記の情報のうちのいずれか1つまたは複数との間の対応が、端末デバイスと基地局との間であらかじめ規定され得る。例示的な例として、{SSB SCS,RMSIのための、PDCCHのSCS}の組合せが、異なる値(たとえば{15,15}kHz、{15,30}kHzなど)をとるとき、これらの異なる値は、それぞれ、異なるCCE対REGマッピングパターンに対応し得る。ブロック206において、端末デバイスは、1つまたは複数のCORESET CCE対REGマッピング関係パラメータに基づいてPDCCH候補のセットを決定する。
【0093】
図3は、本開示の一実施形態による、基地局において実装される方法を示すフローチャートである。ブロック302において、基地局は、固定される1つまたは複数のCORESET CCE対REGマッピング関係パラメータに基づいてCORESET中でCCEを設定する。このようにして、基地局は、PBCH中で常に予約される特定のビットを使用する必要がない。基地局と端末デバイスとを含む無線通信システムの観点から、固定される1つまたは複数のCORESET CCE対REGマッピング関係パラメータは、基地局と端末デバイスとの間であらかじめ規定され得る。
【0094】
第1のオプションとして、1つまたは複数のCORESET CCE対REGマッピング関係パラメータの数が2つ以上であり得る。2つ以上のCORESET CCE対REGマッピング関係パラメータは、インターリーブであるように固定されるCCE対REGマッピングタイプと、少なくとも1つのインターリービング関係パラメータとを含み得る。たとえば、少なくとも1つのインターリービングパラメータは、インターリーバサイズが2、3または6であることを指示し得、ブロック302における設定は、指示されたインターリーバサイズをもつ固定インターリーバを使用して実施され得る。
【0095】
代替的に、第2のオプションとして、1つまたは複数のCORESET CCE対REGマッピング関係パラメータの数が1つであり得る。1つのCORESET CCE対REGマッピング関係パラメータは、非インターリーブであるように固定されるCCE対REGマッピングタイプであり得る。
【0096】
図4は、本開示の別の実施形態による、基地局において実装される方法を示すフローチャートである。ブロック402において、基地局は、1つまたは複数のCORESET CCE対REGマッピング関係パラメータに基づいてCORESET中でCCEを設定する。ブロック404において、基地局は、SS/PBCHブロックを送信する。SS/PBCHブロックの送信中に使用された情報と1つまたは複数のCORESET CCE対REGマッピング関係パラメータとの間の対応が、基地局と端末デバイスとの間であらかじめ規定される。
【0097】
使用された情報は、SS/PBCHブロックの送信中に使用されたような情報を指し得る。第1のオプションとして、使用された情報は、SS/PBCHブロック(たとえばPBCHペイロード)中の1つまたは複数の未使用ビットを含み得る。このオプションでは、3つの場合があり得る。第1の場合として、SS/PBCHブロック中の1つまたは複数の未使用ビットの数が1つであり得、1つの未使用ビットは、CCE対REGマッピングタイプが非インターリーブとしてセットされることを指示し得る。第2の場合として、SS/PBCHブロック中の1つまたは複数の未使用ビットの数が1つであり得、1つの未使用ビットは、CCE対REGマッピングタイプがインターリーブとしてセットされることを指示し得る。この場合、少なくとも1つのインターリービング関係パラメータは、固定され、基地局と端末デバイスとの間であらかじめ規定され得る。第3の場合として、SS/PBCHブロック中の1つまたは複数の未使用ビットの数が2つ以上であり得る。2つ以上の未使用ビットは、CCE対REGマッピングタイプがインターリーブとしてセットされることと、少なくとも1つのインターリービング関係パラメータとを指示し得る。たとえば、SS/PBCHブロック中の2つ以上の未使用ビットは、CCE対REGマッピングタイプがインターリーブとしてセットされることを指示する第1のビットと、少なくとも1つのインターリービング関係パラメータを指示する少なくとも1つの第2のビットとを含み得る。
【0098】
第2のオプションとして、使用された情報は、SSB SCS、RMSIのための、PDCCHのSCS、SS/PBCHブロック中のRMSI設定の第1の4つのビット、SS/PBCHブロック中のRMSI設定の第2の4つのビット、SS/PBCHブロック中のRMSI設定の(1つまたは複数の)予約済みビット、SSB/RMSI多重化タイプなどのうちのいずれか1つまたは複数を含み得る。ブロック204と同様に、1つまたは複数のCORESET CCE対REGマッピング関係パラメータと上記の情報のうちのいずれか1つまたは複数との間の対応が、基地局と端末デバイスとの間であらかじめ規定され得る。関与する機能性に応じて、図中で連続して示されている2つのブロックが、事実上、実質的にコンカレントに実行され得るか、またはブロックが、時々、逆の順序で実行され得ることに留意されたい。
【0099】
図5は、本開示のいくつかの実施形態を実施する際に使用するのに好適な装置を示すブロック図である。たとえば、上記で説明された、端末デバイスとBSとのうちのいずれか1つの少なくとも一部が、装置500を通して実装され得る。図示のように、装置500は、プロセッサ510と、プログラムを記憶するメモリ520と、随意に、有線通信および/または無線通信を通して他の外部デバイスとデータを通信するための通信インターフェース530とを含み得る。
【0100】
プログラムは、上記で説明されたように、プロセッサ510によって実行されたとき、装置500が、本開示の実施形態に従って動作することを可能にする、プログラム命令を含む。すなわち、本開示の実施形態は、プロセッサ510によって実行可能なコンピュータソフトウェアによって、またはハードウェアによって、またはソフトウェアとハードウェアとの組合せによって、少なくとも部分的に実装され得る。
【0101】
メモリ520は、ローカル技術環境に好適な任意のタイプのものであり得、半導体ベースメモリデバイス、フラッシュメモリ、磁気メモリデバイスおよびシステム、光メモリデバイスおよびシステム、固定メモリおよびリムーバブルメモリなど、任意の好適なデータ記憶技術を使用して実装され得る。プロセッサ510は、ローカル技術環境に好適な任意のタイプのものであり得、非限定的な例として、汎用コンピュータ、専用コンピュータ、マイクロプロセッサ、デジタル信号プロセッサ(DSP)およびマルチコアプロセッサアーキテクチャに基づくプロセッサのうちの1つまたは複数を含み得る。
【0102】
図6は、本開示の一実施形態による、端末デバイスにおいて実装される装置を示すブロック図である。図示のように、端末デバイスにおいて実装される装置600は決定モジュール602を備え得る。決定モジュール602は、1つまたは複数のCORESET CCE対REGマッピング関係パラメータに基づいてPDCCH候補のセットを決定するように設定され得る。1つまたは複数のCORESET CCE対REGマッピング関係パラメータは固定される。
【0103】
図7は、本開示の一実施形態による、基地局において実装される装置を示すブロック図である。図示のように、基地局において実装される装置700は設定モジュール702を備え得る。設定モジュール702は、1つまたは複数のCORESET CCE対REGマッピング関係パラメータに基づいてCORESET中でCCEを設定するように設定され得る。1つまたは複数のCORESET CCE対REGマッピング関係パラメータは固定される。
【0104】
図8は、本開示の別の実施形態による、端末デバイスにおいて実装される装置を示すブロック図である。図示のように、端末デバイスにおいて実装される装置800は、取得モジュール802と、第1の決定モジュール804と、第2の決定モジュール806とを備え得る。取得モジュール802は、SS/PBCHブロックを検出することによって情報を取得するように設定され得る。第1の決定モジュール804は、SS/PBCHブロックの検出中に取得された情報に基づいて1つまたは複数のCORESET CCE対REGマッピング関係パラメータを決定するように設定され得る。1つまたは複数のCORESET CCE対REGマッピング関係パラメータと取得された情報との間の対応が、端末デバイスと基地局との間であらかじめ規定される。第2の決定モジュール806は、1つまたは複数のCORESET CCE対REGマッピング関係パラメータに基づいてPDCCH候補のセットを決定するように設定され得る。
【0105】
図9は、本開示の別の実施形態による、基地局において実装される装置を示すブロック図である。図示のように、基地局において実装される装置900は、設定モジュール902と送信モジュール904とを備え得る。設定モジュール902は、1つまたは複数のCORESET CCE対REGマッピング関係パラメータに基づいてCORESET中でCCEを設定するように設定され得る。送信モジュール904は、SS/PBCHブロックを送信するように設定され得る。SS/PBCHブロックの送信中に使用された情報と1つまたは複数のCORESET CCE対REGマッピング関係パラメータとの間の対応が、基地局と端末デバイスとの間であらかじめ規定される。上記で説明されたモジュールは、ハードウェア、またはソフトウェア、または両方の組合せによって実装され得る。
【0106】
図10を参照すると、一実施形態によれば、通信システムが、無線アクセスネットワークなどのアクセスネットワーク3211とコアネットワーク3214とを備える、3GPPタイプセルラーネットワークなどの電気通信ネットワーク3210を含む。アクセスネットワーク3211は、NB、eNB、gNBまたは他のタイプの無線アクセスポイントなど、複数の基地局3212a、3212b、3212cを備え、各々が、対応するカバレッジエリア3213a、3213b、3213cを規定する。各基地局3212a、3212b、3212cは、有線接続または無線接続3215上でコアネットワーク3214に接続可能である。カバレッジエリア3213c中に位置する第1のUE3291が、対応する基地局3212cに無線で接続するか、または対応する基地局3212cによってページングされるように設定される。カバレッジエリア3213a中の第2のUE3292が、対応する基地局3212aに無線で接続可能である。この例では複数のUE3291、3292が示されているが、開示される実施形態は、唯一のUEがカバレッジエリア中にある状況、または唯一のUEが、対応する基地局3212に接続している状況に等しく適用可能である。
【0107】
電気通信ネットワーク3210は、それ自体、ホストコンピュータ3230に接続され、ホストコンピュータ3230は、スタンドアロンサーバ、クラウド実装サーバ、分散型サーバのハードウェアおよび/またはソフトウェアにおいて、あるいはサーバファーム中の処理リソースとして具現され得る。ホストコンピュータ3230は、サービスプロバイダの所有または制御下にあり得、あるいはサービスプロバイダによってまたはサービスプロバイダに代わって動作され得る。電気通信ネットワーク3210とホストコンピュータ3230との間の接続3221および3222は、コアネットワーク3214からホストコンピュータ3230に直接延び得るか、または随意の中間ネットワーク3220を介して進み得る。中間ネットワーク3220は、パブリックネットワーク、プライベートネットワーク、またはホストされたネットワークのうちの1つ、またはそれらのうちの2つ以上の組合せであり得、中間ネットワーク3220は、もしあれば、バックボーンネットワークまたはインターネットであり得、特に、中間ネットワーク3220は、2つまたはそれ以上のサブネットワーク(図示せず)を備え得る。
【0108】
図10の通信システムは全体として、接続されたUE3291、3292とホストコンピュータ3230との間のコネクティビティを可能にする。コネクティビティは、オーバーザトップ(OTT)接続3250として説明され得る。ホストコンピュータ3230および接続されたUE3291、3292は、アクセスネットワーク3211、コアネットワーク3214、任意の中間ネットワーク3220、および考えられるさらなるインフラストラクチャ(図示せず)を媒介として使用して、OTT接続3250を介して、データおよび/またはシグナリングを通信するように設定される。OTT接続3250は、OTT接続3250が通過する、参加する通信デバイスが、アップリンクおよびダウンリンク通信のルーティングに気づいていないという意味で、透過的であり得る。たとえば、基地局3212は、接続されたUE3291にフォワーディング(たとえば、ハンドオーバ)されるべき、ホストコンピュータ3230から発生したデータを伴う着信ダウンリンク通信の過去のルーティングについて、通知されないことがあるかまたは通知される必要がない。同様に、基地局3212は、UE3291から発生してホストコンピュータ3230に向かう発信アップリンク通信の将来ルーティングに気づいている必要がない。
【0109】
次に、一実施形態による、先の段落で説明されたUE、基地局およびホストコンピュータの例示的な実装形態が、図11を参照しながら説明される。通信システム3300では、ホストコンピュータ3310が、通信システム3300の異なる通信デバイスのインターフェースとの有線接続または無線接続をセットアップおよび維持するように設定された通信インターフェース3316を含む、ハードウェア3315を備える。ホストコンピュータ3310は、記憶能力および/または処理能力を有し得る、処理回路要素3318をさらに備える。特に、処理回路要素3318は、1つまたは複数のプログラマブルプロセッサ、特定用途向け集積回路、フィールドプログラマブルゲートアレイ、または、命令を実行するように適応されたこれらの組合せ(図示せず)を備え得る。ホストコンピュータ3310は、ホストコンピュータ3310に記憶されるかまたはホストコンピュータ3310によってアクセス可能であり、処理回路要素3318によって実行可能である、ソフトウェア3311をさらに備える。ソフトウェア3311は、ホストアプリケーション3312を含む。ホストアプリケーション3312は、UE3330およびホストコンピュータ3310において終端するOTT接続3350を介して接続するUE3330など、リモートユーザにサービスを提供するように動作可能であり得る。リモートユーザにサービスを提供する際に、ホストアプリケーション3312は、OTT接続3350を使用して送信されるユーザデータを提供し得る。
【0110】
通信システム3300は、電気通信システム中に提供される基地局3320をさらに含み、基地局3320は、基地局3320がホストコンピュータ3310およびUE3330と通信することを可能にするハードウェア3325を備える。ハードウェア3325は、通信システム3300の異なる通信デバイスのインターフェースとの有線接続または無線接続をセットアップおよび維持するための通信インターフェース3326、ならびに基地局3320によってサーブされるカバレッジエリア(図11に図示せず)中に位置するUE3330との少なくとも無線接続3370をセットアップおよび維持するための無線インターフェース3327を含み得る。通信インターフェース3326は、ホストコンピュータ3310への接続3360を容易にするように設定され得る。接続3360は直接であり得るか、あるいは、接続3360は、電気通信システムのコアネットワーク(図11に図示せず)を、および/または電気通信システムの外部の1つまたは複数の中間ネットワークを通過し得る。図示の実施形態では、基地局3320のハードウェア3325は、処理回路要素3328をさらに含み、処理回路要素3328は、1つまたは複数のプログラマブルプロセッサ、特定用途向け集積回路、フィールドプログラマブルゲートアレイ、または、命令を実行するように適応されたこれらの組合せ(図示せず)を備え得る。基地局3320は、内部的に記憶されるかまたは外部接続を介してアクセス可能なソフトウェア3321をさらに有する。
【0111】
通信システム3300は、すでに言及されたUE3330をさらに含む。UE3330のハードウェア3335は、UE3330が現在位置するカバレッジエリアをサーブする基地局との無線接続3370をセットアップおよび維持するように設定された、無線インターフェース3337を含み得る。UE3330のハードウェア3335は、処理回路要素3338をさらに含み、処理回路要素3338は、1つまたは複数のプログラマブルプロセッサ、特定用途向け集積回路、フィールドプログラマブルゲートアレイ、または、命令を実行するように適応されたこれらの組合せ(図示せず)を備え得る。UE3330は、UE3330に記憶されるかまたはUE3330によってアクセス可能であり、処理回路要素3338によって実行可能である、ソフトウェア3331をさらに備える。ソフトウェア3331はクライアントアプリケーション3332を含む。クライアントアプリケーション3332は、ホストコンピュータ3310のサポートのもとに、UE3330を介して人間のまたは人間でないユーザにサービスを提供するように動作可能であり得る。ホストコンピュータ3310では、実行しているホストアプリケーション3312は、UE3330およびホストコンピュータ3310において終端するOTT接続3350を介して、実行しているクライアントアプリケーション3332と通信し得る。ユーザにサービスを提供する際に、クライアントアプリケーション3332は、ホストアプリケーション3312から要求データを受信し、要求データに応答してユーザデータを提供し得る。OTT接続3350は、要求データとユーザデータの両方を転送し得る。クライアントアプリケーション3332は、クライアントアプリケーション3332が提供するユーザデータを生成するためにユーザと対話し得る。
【0112】
図11に示されているホストコンピュータ3310、基地局3320およびUE3330は、それぞれ、図10のホストコンピュータ3230、基地局3212a、3212b、3212cのうちの1つ、およびUE3291、3292のうちの1つと同様または同等であり得ることに留意されたい。つまり、これらのエンティティの内部の働きは、図11に示されているようなものであり得、別個に、周囲のネットワークトポロジーは、図10のものであり得る。
【0113】
図11では、OTT接続3350は、仲介デバイスとこれらのデバイスを介したメッセージの正確なルーティングとへの明示的言及なしに、基地局3320を介したホストコンピュータ3310とUE3330との間の通信を示すために抽象的に描かれている。ネットワークインフラストラクチャが、ルーティングを決定し得、UE3330からまたはホストコンピュータ3310を動作させるサービスプロバイダから、またはその両方から隠すように設定され得る。OTT接続3350がアクティブである間、ネットワークインフラストラクチャは、さらに、ネットワークインフラストラクチャが(たとえば、ネットワークの負荷分散考慮または再設定に基づいて)ルーティングを動的に変更する判断を行い得る。
【0114】
UE3330と基地局3320との間の無線接続3370は、本開示全体にわたって説明される実施形態の教示に従う。様々な実施形態のうちの1つまたは複数は、無線接続3370が最後のセグメントを形成するOTT接続3350を使用して、UE3330に提供されるOTTサービスの性能を改善する。より正確には、これらの実施形態の教示は、レイテンシを改善し、それにより、低減されたユーザ待ち時間などの利益を提供し得る。
【0115】
1つまたは複数の実施形態が改善する、データレート、レイテンシおよび他のファクタを監視する目的での、測定プロシージャが提供され得る。測定結果の変動に応答して、ホストコンピュータ3310とUE3330との間のOTT接続3350を再設定するための随意のネットワーク機能性がさらにあり得る。測定プロシージャおよび/またはOTT接続3350を再設定するためのネットワーク機能性は、ホストコンピュータ3310のソフトウェア3311およびハードウェア3315でまたはUE3330のソフトウェア3331およびハードウェア3335で、またはその両方で実装され得る。実施形態では、OTT接続3350が通過する通信デバイスにおいてまたはそれに関連して、センサー(図示せず)が展開され得、センサーは、上記で例示された監視された量の値を供給すること、またはソフトウェア3311、3331が監視された量を算出または推定し得る他の物理量の値を供給することによって、測定プロシージャに参加し得る。OTT接続3350の再設定は、メッセージフォーマット、再送信セッティング、好ましいルーティングなどを含み得、再設定は、基地局3320に影響を及ぼす必要がなく、再設定は、基地局3320に知られていないかまたは知覚不可能であり得る。そのようなプロシージャおよび機能性は、当技術分野において知られ、実施され得る。いくつかの実施形態では、測定は、スループット、伝搬時間、レイテンシなどのホストコンピュータ3310の測定を容易にするプロプライエタリUEシグナリングを伴い得る。測定は、ソフトウェア3311および3331が、ソフトウェア3311および3331が伝搬時間、エラーなどを監視する間にOTT接続3350を使用して、メッセージ、特に空のまたは「ダミー」メッセージが送信されることを引き起こすことにおいて、実装され得る。
【0116】
図12は、一実施形態による、通信システムにおいて実装される方法を示すフローチャートである。通信システムは、図10および図11を参照しながら説明されたものであり得る、ホストコンピュータ、基地局およびUEを含む。本開示の簡単のために、図12への図面参照のみがこのセクションに含まれる。ステップ3410において、ホストコンピュータはユーザデータを提供する。ステップ3410の(随意であり得る)サブステップ3411において、ホストコンピュータは、ホストアプリケーションを実行することによって、ユーザデータを提供する。ステップ3420において、ホストコンピュータは、UEにユーザデータを搬送する送信を始動する。(随意であり得る)ステップ3430において、基地局は、本開示全体にわたって説明される実施形態の教示に従って、ホストコンピュータが始動した送信において搬送されたユーザデータをUEに送信する。(また、随意であり得る)ステップ3440において、UEは、ホストコンピュータによって実行されるホストアプリケーションに関連するクライアントアプリケーションを実行する。
【0117】
図13は、一実施形態による、通信システムにおいて実装される方法を示すフローチャートである。通信システムは、図10および図11を参照しながら説明されたものであり得る、ホストコンピュータ、基地局およびUEを含む。本開示の簡単のために、図13への図面参照のみがこのセクションに含まれる。本方法のステップ3510において、ホストコンピュータはユーザデータを提供する。随意のサブステップ(図示せず)において、ホストコンピュータは、ホストアプリケーションを実行することによって、ユーザデータを提供する。ステップ3520において、ホストコンピュータは、UEにユーザデータを搬送する送信を始動する。送信は、本開示全体にわたって説明される実施形態の教示に従って、基地局を介して進み得る。(随意であり得る)ステップ3530において、UEは、送信において搬送されたユーザデータを受信する。
【0118】
図14は、一実施形態による、通信システムにおいて実装される方法を示すフローチャートである。通信システムは、図10および図11を参照しながら説明されたものであり得る、ホストコンピュータ、基地局およびUEを含む。本開示の簡単のために、図14への図面参照のみがこのセクションに含まれる。(随意であり得る)ステップ3610において、UEは、ホストコンピュータによって提供された入力データを受信する。追加または代替として、ステップ3620において、UEはユーザデータを提供する。ステップ3620の(随意であり得る)サブステップ3621において、UEは、クライアントアプリケーションを実行することによって、ユーザデータを提供する。ステップ3610の(随意であり得る)サブステップ3611において、UEは、ホストコンピュータによって提供された受信された入力データに反応してユーザデータを提供する、クライアントアプリケーションを実行する。ユーザデータを提供する際に、実行されたクライアントアプリケーションは、ユーザから受信されたユーザ入力をさらに考慮し得る。ユーザデータが提供された特定の様式にかかわらず、UEは、(随意であり得る)サブステップ3630において、ホストコンピュータへのユーザデータの送信を始動する。本方法のステップ3640において、ホストコンピュータは、本開示全体にわたって説明される実施形態の教示に従って、UEから送信されたユーザデータを受信する。
【0119】
図15は、一実施形態による、通信システムにおいて実装される方法を示すフローチャートである。通信システムは、図10および図11を参照しながら説明されたものであり得る、ホストコンピュータ、基地局およびUEを含む。本開示の簡単のために、図15への図面参照のみがこのセクションに含まれる。(随意であり得る)ステップ3710において、本開示全体にわたって説明される実施形態の教示に従って、基地局は、UEからユーザデータを受信する。(随意であり得る)ステップ3720において、基地局は、ホストコンピュータへの、受信されたユーザデータの送信を始動する。(随意であり得る)ステップ3730において、ホストコンピュータは、基地局によって始動された送信において搬送されたユーザデータを受信する。
【0120】
概して、様々な例示的な実施形態は、ハードウェアまたは専用回路、ソフトウェア、論理あるいはそれらの任意の組合せで実装され得る。たとえば、いくつかの態様は、ハードウェアで実装され得、他の態様は、コントローラ、マイクロプロセッサまたは他のコンピューティングデバイスによって実行され得るファームウェアまたはソフトウェアで実装され得るが、本開示はそれに限定されない。本開示の例示的な実施形態の様々な態様は、ブロック図、フローチャートとして、または何らかの他の図式表現を使用して、例示および説明され得るが、本明細書で説明されるこれらのブロック、装置、システム、技法または方法は、非限定的な例として、ハードウェア、ソフトウェア、ファームウェア、専用回路または論理、汎用ハードウェアまたはコントローラまたは他のコンピューティングデバイス、あるいはそれらの何らかの組合せで実装され得ることを十分に理解されたい。
【0121】
したがって、本開示の例示的な実施形態の少なくともいくつかの態様が、集積回路チップおよびモジュールなど、様々な構成要素において実施され得ることを諒解されたい。したがって、本開示の例示的な実施形態は、集積回路として具現される装置において実現され得、ここで、集積回路は、本開示の例示的な実施形態に従って動作するように設定可能である、データプロセッサ、デジタル信号プロセッサ、ベースバンド回路要素および無線周波数回路要素のうちの少なくとも1つまたは複数を具現するための回路要素(ならびに場合によってはファームウェア)を備え得る。
【0122】
本開示の例示的な実施形態の少なくともいくつかの態様が、1つまたは複数のコンピュータまたは他のデバイスによって実行される、1つまたは複数のプログラムモジュールでなど、コンピュータ実行可能命令で具現され得ることを諒解されたい。概して、プログラムモジュールは、コンピュータまたは他のデバイス中のプロセッサによって実行されたとき、特定のタスクを実施するか、または特定の抽象データ型を実装する、ルーチン、プログラム、オブジェクト、構成要素、データ構造などを含む。コンピュータ実行可能命令は、ハードディスク、光ディスク、リムーバブル記憶媒体、固体メモリ、RAMなど、コンピュータ可読媒体に記憶され得る。当業者によって諒解されるように、プログラムモジュールの機能は、様々な実施形態において、必要に応じて、組み合わせられるかまたは分散され得る。さらに、機能は、集積回路、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)など、ファームウェアまたはハードウェア等価物において全体的にまたは部分的に具現され得る。
【0123】
「一実施形態(one embodiment)」、「一実施形態(an embodiment)」などへの本開示における言及は、説明される実施形態が、特定の特徴、構造、または特性を含み得ることを指示するが、あらゆる実施形態が、特定の特徴、構造、または特性を含むことは必要でない。その上、そのような句は必ずしも同じ実施形態を指しているとは限らない。さらに、特定の特徴、構造、または特性が実施形態に関して説明されるとき、明示的に説明されるか否かにかかわらず、他の実施形態に関してそのような特徴、構造、または特性を実装することは当業者の知識内にあることが具申される。
【0124】
様々なエレメントについて説明するために、「第1の」および「第2の」などの用語が本明細書で使用され得るが、これらのエレメントは、これらの用語によって限定されるべきでないことを理解されたい。これらの用語は、あるエレメントを別のエレメントと区別するために使用されるにすぎない。たとえば、本開示の範囲から逸脱することなく、第1のエレメントは第2のエレメントと呼ばれることがあり、同様に、第2のエレメントは第1のエレメントと呼ばれることがある。本明細書で使用される「および/または」という用語は、関連する列挙された用語のうちの1つまたは複数のいずれかのおよびすべての組合せを含む。
【0125】
本明細書で使用される専門用語は、特定の実施形態を説明するためのものにすぎず、本開示を限定するものではない。本明細書で使用される単数形「a」、「an」および「the」は、文脈が別段に明確に指示しない限り、複数形をも含むものとする。本明細書で使用される「備える、含む(comprises)」、「備える、含む(comprising)」、「有する(has)」、「有する(having)」、「含む(includes)」および/または「含む(including)」という用語は、述べられた特徴、エレメント、および/または構成要素の存在を指定するが、1つまたは複数の他の特徴、エレメント、構成要素および/またはそれらの組合せの存在または追加を排除しないことをさらに理解されよう。本明細書で使用される「接続する(connect)」、「接続する(connects)」、「接続する(connecting)」および/または「接続された(connected)」という用語は、2つのエレメントの間の直接および/または間接的接続をカバーする。
【0126】
本開示は、明示的に本明細書で開示される特徴の任意の新規の特徴または組合せあるいはその任意の一般化のいずれかを含む。本開示の上記の例示的な実施形態への様々な修正および適応は、添付の図面とともに読まれるとき、上記の説明に鑑みて、当業者に明らかになり得る。しかしながら、任意のおよびすべての修正が、依然として、本開示の非限定的なおよび例示的な実施形態の範囲内に入る。
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
図8
図9
図10
図11
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図13
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図15