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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2022-08-17
(45)【発行日】2022-08-25
(54)【発明の名称】画像取得方法および装置
(51)【国際特許分類】
   H04N 21/436 20110101AFI20220818BHJP
   H04N 21/4728 20110101ALI20220818BHJP
【FI】
H04N21/436
H04N21/4728
【請求項の数】 9
(21)【出願番号】P 2016526178
(86)(22)【出願日】2015-12-29
(65)【公表番号】
(43)【公表日】2017-12-28
(86)【国際出願番号】 CN2015099603
(87)【国際公開番号】W WO2017071088
(87)【国際公開日】2017-05-04
【審査請求日】2016-04-25
【審判番号】
【審判請求日】2020-01-23
(31)【優先権主張番号】201510718591.0
(32)【優先日】2015-10-29
(33)【優先権主張国・地域又は機関】CN
(73)【特許権者】
【識別番号】513224180
【氏名又は名称】小米科技有限責任公司
【氏名又は名称原語表記】Xiaomi Inc.
【住所又は居所原語表記】No. 006, Floor 6, Building 6, Yard 33, Middle Xierqi Road, Haidian District Beijing, China
(74)【代理人】
【識別番号】110001508
【氏名又は名称】弁理士法人 津国
(72)【発明者】
【氏名】周世全
(72)【発明者】
【氏名】傅強
(72)【発明者】
【氏名】侯恩星
【合議体】
【審判長】五十嵐 努
【審判官】渡辺 努
【審判官】川崎 優
(56)【参考文献】
【文献】特表2009-521841(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
H04N21/00-21/858
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
少なくともスクリーンショットの制御操作を実行する端末と、通信を中継するサーバーと、前記端末により制御される複数のスマート機器とを含み、各々が通信ネットワークにより接続されたシステムとしての画像取得装置において、前記スクリーンショットを実行させる対象である前記スマート機器(対象スマート機器)のスクリーンショットの画像を前記端末で取得する画像取得方法であって、
前記端末が、
スクリーンショット信号がトリガーされたか否かを検出するステップと、
前記スクリーンショット信号がトリガーされた場合、現在登録しているユーザIDと対象スマート機器の識別子とが含まれるスクリーンショットの要求をサーバーへ送信するステップと、
前記サーバーが送信したスクリーンショット画像及び該スクリーンショット画像の属性の説明に用いる情報を受信するステップと、を含み、
前記対象スマート機器が、前記スクリーンショットの要求に基づいて、現在表示している画面に対してスクリーンショットを実行して前記スクリーンショット画像を取得して、前記ユーザID、前記対象スマート機器の識別子、及び、前記スクリーンショット画像の属性の説明に用いる情報の間の関係を対応させて前記スクリーンショット画像と共に前記サーバーへ送信するものであり、
前記サーバーが、前記ユーザID及び前記対象スマート機器の識別子に基づいて前記スクリーンショットの要求を前記対象スマート機器に送信し、前記ユーザID、前記対象スマート機器の識別子、及び、前記スクリーンショット画像の属性の説明に用いる情報との間の対応関係に基づいて前記スクリーンショット画像を格納し、且つ、前記端末へ前記スクリーンショット画像を送信するものであり、
前記スクリーンショット画像の属性の説明に用いる情報が、前記スクリーンショット画像のスクリーンショット時間、画像解像度、画像フォーマットの少なくとも1つを含み、
前記対象スマート機器は、現在表示している画面をスクリーンショットする前に、みずからの識別子を取得し、且つ取得した識別子と前記スクリーンショットの要求に含まれる対象スマート機器の識別子を比較し、両者が同一である場合、前記スクリーンショットの要求の送信が正確であると確定し、且つ現在表示している画面をスクリーンショットし、前記スクリーンショット画像を得て、前記スクリーンショット画像を前記サーバーへ送信し、両者が異なる場合、前記スクリーンショットの要求の送信は間違いであると確定し、現在表示している画面をスクリーンショットしないことを特徴とする画像取得方法。
【請求項2】
前記スクリーンショット信号がトリガーされたか否かを検出するステップは、
前記端末が、現在登録している前記ユーザIDのスマートホームアプリケーションによりスクリーンショット指令を受信した場合、前記スクリーンショット信号がトリガーされたと確定することを含むことを特徴とする請求項1に記載の画像取得方法。
【請求項3】
前記スクリーンショット信号がトリガーされたか否かを検出するステップは、
前記端末が、指定操作を検出した場合、現在登録している前記ユーザIDのスマートホームアプリケーションが実行状態にあるか否かを判断するステップと、
前記スマートホームアプリケーションが実行状態にある場合、前記スクリーンショット信号がトリガーされたと確定するステップと、を含むことを特徴とする請求項1に記載の画像取得方法。
【請求項4】
前記指定操作は、パン操作、タップ操作、指定のジェスチャ操作であることを特徴とする請求項3に記載の画像取得方法。
【請求項5】
少なくともスクリーンショットの制御操作を実行する端末と、通信を中継するサーバーと、前記端末により制御される複数のスマート機器とを含み、各々が通信ネットワークにより接続されたシステムとしての画像取得装置であり、前記スクリーンショットを実行させる対象である前記スマート機器(対象スマート機器)のスクリーンショットの画像を前記端末で取得する画像取得装置であって、
前記端末が、
スクリーンショット信号がトリガーされたか否かを検出する検出モジュールと、
前記スクリーンショット信号がトリガーされた場合、現在登録しているユーザIDと対象スマート機器の識別子とが含まれるスクリーンショットの要求を前記サーバーへ送信する送信モジュールと、
前記サーバーが送信したスクリーンショット画像及び該スクリーンショット画像の属性の説明に用いる情報を受信する受信モジュールと、を含み、
前記複数のスマート機器が、
前記端末が、スクリーンショット信号がトリガーされたと検出したときに前記サーバーへ送信され、前記サーバーが対象スマート機器に送信したスクリーンショットの要求を受信する受信モジュールと、
前記スクリーンショットの要求に基づいて、現在表示している画面に対してスクリーンショットを実行して、スクリーンショット画像を取得するスクリーンショットモジュールと、
前記スクリーンショット画像のスクリーンショット時間、画像解像度、画像フォーマットの少なくとも1つを含むスクリーンショット画像の属性の説明に用いる情報を取得する取得モジュールと、
前記スクリーンショット画像、及び前記ユーザID、前記対象スマート機器の識別子、及び、前記スクリーンショット画像の属性の説明に用いる情報の間の関係を対応させて前記スクリーンショット画像と共に前記サーバーへ送信する送信モジュールと、を含み、
前記サーバーが、前記ユーザID及び前記対象スマート機器の識別子に基づいて前記スクリーンショットの要求を前記対象スマート機器に送信し、前記ユーザID、前記対象スマート機器の識別子、及び、前記スクリーンショット画像の属性の説明に用いる情報との間の対応関係に基づいて前記スクリーンショット画像を格納し、且つ、前記端末へ前記スクリーンショット画像を送信するものであり、
前記対象スマート機器は、現在表示している画面をスクリーンショットする前に、みずからの識別子を取得し、且つ取得した識別子と前記スクリーンショットの要求に含まれる対象スマート機器の識別子を比較し、両者が同一である場合、前記スクリーンショットの要求の送信が正確であると確定し、且つ現在表示している画面をスクリーンショットし、前記スクリーンショット画像を得て、前記スクリーンショット画像を前記サーバーへ送信し、両者が異なる場合、前記スクリーンショットの要求の送信は間違いであると確定し、現在表示している画面をスクリーンショットしないことを特徴とする画像取得装置。
【請求項6】
前記検出モジュールは、
現在登録している前記ユーザIDのスマートホームアプリケーションによりスクリーンショット指令を受信した場合、前記スクリーンショット信号がトリガーされたと確定する第1確定ユニットを含むことを特徴とする請求項5に記載の画像取得装置。
【請求項7】
前記検出モジュールは、
指定操作を検出した場合、現在登録している前記ユーザIDのスマートホームアプリケーションが実行状態にあるか否かを判断する判断ユニットと、
前記スマートホームアプリケーションが実行状態にある場合、前記スクリーンショット信号がトリガーされたと確定する第2確定ユニットと、を含むことを特徴とする請求項5に記載の画像取得装置。
【請求項8】
前記指定操作は、パン操作、タップ操作、指定のジェスチャ操作であることを特徴とする請求項7に記載の画像取得装置。
【請求項9】
少なくともスクリーンショットの制御操作を実行する端末と、通信を中継するサーバーと、前記端末により制御される複数のスマート機器とを含み、各々が通信ネットワークにより接続されたシステムとしての画像取得装置であり、前記スクリーンショットを実行させる対象である前記スマート機器(対象スマート機器)のスクリーンショットの画像を前記端末で取得する画像取得装置であって、
前記端末が、
プロセッサと、
プロセッサの実行可能な指令を記憶するためのメモリと、を含み、
前記プロセッサは、
スクリーンショット信号がトリガーされたか否かを検出し、
前記スクリーンショット信号がトリガーされた場合、現在登録しているユーザIDと対象スマート機器の識別子とが含まれるスクリーンショットの要求を前記サーバーへ送信し、
前記サーバーの送信したスクリーンショット画像及び該スクリーンショット画像の属性の説明に用いる情報を受信するように構成され、
前記複数のスマート機器が、
プロセッサと、
プロセッサの実行可能な指令を記憶するためのメモリと、を含み
前記プロセッサは、
前記端末が、スクリーンショット信号がトリガーされたと検出したときに前記サーバーへ送信され、前記サーバーが対象スマート機器に送信したスクリーンショットの要求を受信し、
前記スクリーンショットの要求に基づいて、現在表示している画面に対してスクリーンショットを実行して、スクリーンショット画像を取得し、
前記スクリーンショット画像のスクリーンショット時間、画像解像度、画像フォーマットの少なくとも1つを含むスクリーンショット画像の属性の説明に用いる情報を取得し、
前記スクリーンショット画像、及び前記ユーザID、前記対象スマート機器の識別子、及び、前記スクリーンショット画像の属性の説明に用いる情報の間の関係を対応させて前記スクリーンショット画像と共に前記サーバーへ送信するように構成され、
前記サーバーが、前記ユーザID及び前記対象スマート機器の識別子に基づいて前記スクリーンショットの要求を前記対象スマート機器に送信し、前記ユーザID、前記対象スマート機器の識別子、及び、前記スクリーンショット画像の属性の説明に用いる情報の間の対応関係に基づいて前記スクリーンショット画像を格納し、且つ、前記端末へ前記スクリーンショット画像を送信するものであり、
前記対象スマート機器は、現在表示している画面をスクリーンショットする前に、みずからの識別子を取得し、且つ取得した識別子と前記スクリーンショットの要求に含まれる対象スマート機器の識別子を比較し、両者が同一である場合、前記スクリーンショットの要求の送信が正確であると確定し、且つ現在表示している画面をスクリーンショットし、前記スクリーンショット画像を得て、前記スクリーンショット画像を前記サーバーへ送信し、両者が異なる場合、前記スクリーンショットの要求の送信は間違いであると確定し、現在表示している画面をスクリーンショットしないことを特徴とする画像取得装置。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明はインターネット分野に関し、特に、画像取得方法および装置に関する。
【背景技術】
【0002】
インターネットの迅速な発展に伴い、パソコン、スマートテレビ等表示機能のあるスマート機器がますます多くあらわれ、且つこのようなスマート機器の使用頻度もますます高くなる。したがってこのようなスマート機器の使用過程において、美しい画面あるいはユーザがタイムリーに格納したい他の画面が頻繁にあらわれ、これにより画像取得方法が必要となる。
【0003】
関連技術において、スマート機器はスマートテレビとすることを例にすれば、スマートテレビを使用する場合、ユーザはカメラ、携帯電話等の撮影機器を用いて手動撮影によりスマートテレビの現在の画面をキャプチャし、画像を取得することしかできない。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本発明は、関連技術に存在する問題を解決するために、画像取得方法および装置を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明の実施例の第1の様態によれば、画像取得方法を提供する。前記方法は、
スクリーンショット信号がトリガーされたか否かを検出するステップと、
前記スクリーンショット信号がトリガーされた場合、現在登録しているユーザID(アカウント)と対象スマート機器の識別子とが含まれるスクリーンショットの要求をサーバーへ送信し、前記サーバーに前記ユーザIDおよび前記対象スマート機器の識別子に基づいて前記スクリーンショットの要求を前記対象スマート機器へ送信させるステップと、
前記サーバーが送信したスクリーンショット画像を受信するステップであって、前記スクリーンショット画像は前記対象スマート機器が前記スクリーンショットの要求に基づいて現在表示している画面に対してスクリーンショットをして得られたものである、前記受信するステップと、を含む。
【0006】
第1の様態を結合すると、上記第1の様態に係る第1の可能な実施方法において、前記スクリーンショット信号がトリガーされたか否かを検出するステップは、
現在登録している前記ユーザIDのスマートホームアプリケーションによりスクリーンショット指令を受信した場合、前記スクリーンショット信号がトリガーされたと確定するステップ、を含む。
【0007】
第1の様態を結合すると、上記第1の様態に係る第2の可能な実施方法において、前記指定信号がトリガーされたか否かを検出するステップは、
指定操作を検出した場合、現在登録している前記ユーザIDのスマートホームアプリケーションが実行状態にあるか否かを判断するステップと、
前記スマートホームアプリケーションが実行状態にある場合、前記スクリーンショット信号がトリガーされたと確定するステップと、を含む。
【0008】
第1の様態を結合した第2の可能な実施方法は、上記第1の様態にかかる第3の可能な実施方法において、前記指定操作は、パン操作、タップ操作、指定のジェスチャ操作である。
【0009】
本発明の実施例の第2の様態によれば、画像取得装置を提供する。前記装置は、
スクリーンショット信号がトリガーされたか否かを検出する検出モジュールと、
前記スクリーンショット信号がトリガーされた場合、現在登録しているユーザIDと対象スマート機器の識別子とが含まれるスクリーンショットの要求をサーバーへ送信し、前記サーバーに前記ユーザIDおよび前記対象スマート機器の識別子に基づいて前記スクリーンショットの要求を前記対象スマート機器へ送信させる送信モジュールと、
前記サーバーが送信したスクリーンショット画像を受信する受信モジュールであって、前記スクリーンショット画像は前記対象スマート機器が前記スクリーンショットの要求に基づき現在表示している画面に対してスクリーンショットして得られるものである、前記受信モジュールと、を含む。
【0010】
第2の様態を結合すると、上記第2の様態にかかる第1の可能な実施方法において、前記検出モジュールは、
現在登録している前記ユーザIDのスマートホームアプリケーションによりスクリーンショット指令を受信した場合、前記スクリーンショット信号がトリガーされたと確定する第1確定ユニットを含む。
【0011】
第2の様態を結合すると、前記第2の様態にかかる第2の可能な実施方法において、前記検出モジュールは、
指定操作を検出した場合、現在登録している前記ユーザIDのスマートホームアプリケーションが実行状態にあるか否かを判断する判断ユニットと、
前記スマートホームアプリケーションが実行状態にある場合、前記スクリーンショット信号がトリガーされたと確定する第2確定ユニットと、を含む。
【0012】
第2の様態を結合した第2の可能な実施方法において、上記第2の様態にかかる第3の可能な実施方法において、前記指定操作は、パン操作、タップ操作、指定のジェスチャ操作である。
【0013】
本発明の実施例の第3の様態によれば、画像取得装置を提供する。前記装置は、
サーバーが送信したスクリーンショットの要求を受信する受信モジュールであって、前記スクリーンショットの要求は、スクリーンショット信号がトリガーされたと端末によって検出されたときに端末から前記サーバーへ送信された要求である、前記受信モジュールと、
前記スクリーンショットの要求に基づいて、現在表示している画面をスクリーンショットし、スクリーンショット画像を得るスクリーンショットモジュールと、
前記スクリーンショット画像を前記サーバーへ送信し、前記サーバーに前記スクリーンショット画像を前記端末へ送信させる送信モジュールと、を含む。
【0014】
本発明の実施例の第4の様態によれば、画像取得装置を提供する。前記装置は、
プロセッサと、
プロセッサの実行可能な指令を記憶するためのメモリと、を含み、
前記プロセッサは、
スクリーンショット信号がトリガーされたか否かを検出し、
前記スクリーンショット信号がトリガーされた場合、現在登録しているユーザIDと対象スマート機器の識別子とが含まれるスクリーンショットの要求をサーバーへ送信し、前記サーバーに前記ユーザIDおよび前記対象スマート機器の識別子に基づいて前記スクリーンショットの要求を前記対象スマート機器へ送信させ、
前記サーバーの送信したスクリーンショット画像を受信するように構成され、前記スクリーンショット画像は前記対象スマート機器が前記スクリーンショットの要求に基づいて現在表示している画面に対してスクリーンショットして得られたものである。
【0015】
本発明の実施例の第5の様態によれば、画像取得装置を提供する。前記装置は、
プロセッサと、
プロセッサの実行可能な指令を記憶するためのメモリと、を含み
前記プロセッサは、
サーバーが送信したスクリーンショットの要求を受信し、
前記スクリーンショットの要求に基づいて、現在表示している画面に対してスクリーンショットしてスクリーンショット画像を得て、
前記サーバーが前記スクリーンショット画像を端末へ送信するように、前記スクリーンショット画像を前記サーバーへ送信するように構成され、
前記スクリーンショットの要求は、スクリーンショット信号がトリガーされたと前記端末によって検出されたときに前記端末から前記サーバーへ送信されたものである。
【発明の効果】
【0016】
本発明の実施例にかかる技術案は、以下の格別な作用効果を含むことができる。
【0017】
本発明の実施例において、スクリーンショット信号がトリガーされたか否かを検出し、スクリーンショット信号がトリガーされた場合、サーバーが対象スマート機器へスクリーンショットの要求を送信するように、サーバーへスクリーンショットの前記要求を送信し、サーバーが送信したスクリーンショット画像を受信する。このように、ユーザが対象スマート機器上に取得したい画像を発見した場合に、スクリーンショット信号のトリガーにより、迅速で正確にスマート機器上の画像を取得し、操作は簡単で、当該画像を取得する効率が向上できる。
【0018】
上記一般的な記述および後続する詳細な記述は、単に例示的および解釈的なものであり、本発明を制限できるものでないと理解されるべきである。
【図面の簡単な説明】
【0019】
ここでの図面は、明細書を構成する一部として見なされ、本発明に適した実施例を示し、且つ、明細書の文字記載とともに本発明の仕組みを解釈するために用いられる。
図1】一実施例にかかる画像取得システムを示すチャート図である。
図2】一実施例にかかる画像取得方法を示すフローチャートである。
図3】一実施例にかかる別の画像取得方法を示すフローチャートである。
図4】一実施例にかかるヒント情報を表示するインターフェース模式図である。
図5】一実施例にかかるスマート識別子を表示するインターフェース模式図である。
図6】一実施例にかかる第1種の画像取得装置を示すブロック図である。
図7】一実施例にかかる検出モジュールを示すブロック図である。
図8】一実施例にかかる第2種の画像取得装置を示すブロック図である。
図9】一実施例にかかる第3種の画像取得装置を示すブロック図である。
図10】一実施例にかかる第4種の画像取得装置を示すブロック図である。
【発明を実施するための形態】
【0020】
次に、実施例を詳細に説明し、例示が図に示されている。以下の記述が図に係る場合、別途にて示さない限り、異なる図面における同じ符号は、同じまたは類似する要素を示す。以下の実施例に記述される実施形態は、本発明と一致する全ての実施形態を代表するとは限らない。逆に、それらは、添付する特許請求の範囲に記載されているように、本発明の一部の態様と一致する装置および方法の例に過ぎない。
【0021】
図1は一実施例にかかる画像取得システムを示すチャート図である。図1に示すように、当該システムは、端末と、サーバーと、対象スマート機器とを含む。当該端末とサーバー間は無線ネットワークあるいは有線ネットワークにより接続され、サーバーと当該対象スマート機器間も無線ネットワークあるいは有線ネットワークにより接続される。当該端末はスマートホームアプリケーションのインストールに用いられ、且つスマートホームアプリケーションとサーバー間での通信により、さらに対象スマート機器を制御する。当該サーバーは、端末と対象スマート機器間の通信中継装置であり、端末と対象スマート機器間の通信を伝送する。対象スマート機器はサーバーが端末の送信した制御情報の受信により、対応した制御操作を実行する。
【0022】
図2は一実施例にかかる画像取得方法を示すフローチャートである。図2に示すように、当該画像取得方法は端末に用いられ、以下のステップを含む。
【0023】
ステップ201において、スクリーンショット信号がトリガーされたか否かを検出する。
【0024】
ステップ202において、当該スクリーンショット信号がトリガーされた場合、サーバーへ現在登録しているユーザIDおよび対象スマート機器の識別子が含まれるスクリーンショットの要求を送信し、当該サーバーに、当該ユーザIDおよび当該対象スマート機器の識別子に基づいて、対象スマート機器に前記スクリーンショットの要求を送信させる。
【0025】
ステップ203において、当該サーバーが送信したスクリーンショット画像を受信する。当該スクリーンショット画像は、当該対象スマート機器が当該スクリーンショットの要求に基づいて現在表示している画面に対してスクリーンショットして得られる画像である。
【0026】
本発明の実施例において、スクリーンショット信号がトリガーされたか否かを検出し、スクリーンショット信号がトリガーされた場合、サーバーが対象スマート機器へスクリーンショットの要求を送信するように、サーバーへスクリーンショットの前記要求を送信し、サーバーが送信したスクリーンショット画像を受信する。このように、ユーザが対象スマート機器上に取得したい画像を発見した場合に、スクリーンショット信号のトリガーにより、迅速で正確にスマート機器上の画像を取得し、操作は簡単で、当該画像を取得する効率が向上できる。
【0027】
本発明の別の実施例において、スクリーンショット信号がトリガーされたか否かを検出することは、現在登録しているユーザIDのスマートホームアプリケーションがスクリーンショット指令を受信した場合、前記スクリーンショット信号がトリガーされたと確定することを含む。
【0028】
本発明の別の実施例において、スクリーンショット信号がトリガーされたか否かを検出することは、
指定操作を検出した場合、現在登録している前記ユーザIDのスマートホームアプリケーションが実行状態にあるか否かを判断することと、
前記スマートホームアプリケーションが実行状態にある場合、前記スクリーンショット信号がトリガーされたと確定することと、を含む。
【0029】
本発明の別の実施例において、指定操作は、パン操作、タップ操作、指定のジェスチャ操作である。
【0030】
上記全ての選択可能な技術案は、任意に結合することにより本発明の選択可能な実施例を形成することができ、本発明の実施例に対してひとつずつ繰り返して説明しない。
【0031】
図3は一実施例にかかる別の画像取得方法を示すフローチャートである。図3に示すように、当該画像取得方法は以下のステップを含む。
【0032】
ステップ301において、端末はスクリーンショット信号がトリガーされたか否かを検出する。
【0033】
パソコン、スマートテレビ等表示機能のあるスマート機器の使用過程において、美しい画面あるいはユーザがタイムリーに格納したい他の画面が頻繁にあらわれる。タイムリーに当該画面を格納するために、端末はこれらのスマート機器を制御してスクリーンショットを行うことができ、さらに本発明の実施例において、当該端末はスクリーンショット信号によりこれらのスマート機器を制御してスクリーンショットを行い、これにより、当該端末は当該スクリーンショット信号がトリガーされたか否かを検出できる。
【0034】
ここで、端末はスマートフォン等スマートホームアプリケーションをインストールできる端末でよく、当該端末は当該スマートホームアプリケーションを実行させることができ、且つスクリーンショット信号がトリガーされたか否かを検出できる。本発明の実施例はこれに対して具体的な限定をしない。
【0035】
また、スクリーンショット信号がトリガーされたか否かを検出することは、端末が現在登録している当該ユーザIDのスマートホームアプリケーションに基づいてスクリーンショット指令を受信した場合に、当該スクリーンショット信号がトリガーされたと確定することができる。当然、スクリーンショット信号がトリガーされたか否かを検出することはさらに、端末が指定操作を検出した場合に、現在登録している当該ユーザIDのスマートホームアプリケーション動作状態にあるか否かを判断し、当該スマートホームアプリケーションが実行状態にある場合は、当該スクリーンショット信号がトリガーされたと確定することができる。
【0036】
説明すべきことは、スクリーンショット指令は、対象スマート機器に画像のスクリーンショットを行うことに用いられ、且つ当該スクリーンショット指令は、ユーザによりトリガーされてもよく、当該ユーザはあらかじめ設定された操作によりトリガーすることができる。当該あらかじめ設定された操作は、音声操作、クリック操作、ジェスチャ操作でよく、本発明の実施例はこれに対して具体的な限定をしない。
【0037】
また、当該指定操作は事前に設定することができ、且つ当該指定操作は、パン操作、タップ操作、指定のジェスチャ操作でよい。当然、実用的なアプリケーションにおいて、当該指定操作はさらに、他の操作の例えば指定のキー操作等でもよく、本発明の実施例はこれに対して具体的な限定をしない。
【0038】
さらに、指定操作を検出し、且つ当該スマートホームアプリケーションが非動作状態にある場合、当該端末はヒント情報を表示でき、当該ヒント情報は指定操作を検出し且つ当該スマートホームアプリケーションを実行させるか否か確定することをユーザにヒントを与える。そのうえ当該端末は当該ヒント情報に基づき実行指令を受信した場合、当該端末は当該スマートホームアプリケーションを引き上げることができ、かつ当該スマートホームアプリケーションを実行させる。それにより当該スマートホームアプリケーションを実行状態にし、さらに当該スクリーンショット信号がトリガーされたと確定する。一方、当該端末は当該ヒント情報により実行拒否指令を受信した場合、当該端末は当該スクリーンショット信号がトリガーされていないと確定する。
【0039】
説明すべきことは、当該端末がヒント情報を表示する場合、表示枠の形式で表示してもよく、当然、さらに他の形式、例えばポップアップの形式で表示してもよく、本発明の実施例はこれに対して具体的な限定をしない。
【0040】
また、当該実行指令は、当該スマートホームアプリケーションが動作するように端末を指示することに用いられ、当該実行拒否指令は当該スマートホームアプリケーションが動作しないように端末に指示することに用いられる。且つ当該実行指令および当該実行拒否指令は、ユーザにより当該ヒント情報に基づきあらかじめ設定された操作でトリガーされ、本発明の実施例は同様にこれに対して具体的な限定をしない。
【0041】
例えば、当該端末が指定操作を検出し、且つ当該スマートホームアプリケーションが非動作状態にある場合、このとき、当該端末が取得したヒント情報は「指定操作を検出しました。スマートホームアプリケーションを実行しますか」であり、かつ図4に示す画面において当該ヒント情報を表示する。図4に示すように、当該ヒント情報を表示している画面はさらに「動作」および「拒否」ボタンが含まれ、当該「動作」ボタンは実行指令をトリガーするこすことに用いられ、さらに当該「拒否」ボタンは実行拒否指令をトリガーすることに用いられる。
【0042】
ステップ302において、当該スクリーンショット信号がトリガーされた場合、当該端末はサーバーへ現在登録しているユーザIDおよび対象スマート機器の識別子が含まれるスクリーンショットの要求を送信している。
【0043】
画像を表示する機能を備えた複数のスマート機器および複数の端末が同時に当該スマートホームアプリケーションを使用する可能性があるため、即ち、サーバーは同時に複数のスマート機器および複数の端末へサービスを提供するかもしれない。これにより、異なる端末がそれぞれ対応する対象スマート機器を制御できるように、端末の画像取得の成功率を高めるため、当該スクリーンショット信号がトリガーされた場合、当該端末は現在内蔵されたスマートホームアプリケーションにおいて登録したユーザIDおよび対象スマート機器の識別子を取得でき、サーバーへスクリーンショットの要求を送信する。当該スクリーンショットの要求には、現在登録しているユーザIDおよび対象スマート機器の識別子がふくまれる。こうして、現在登録しているユーザIDおよび対象スマート機器の識別子により、異なる端末および当該端末が制御する対象スマート機器を区別できるようにする。
【0044】
ここで、当該端末の対象スマート機器の識別子を取得する操作は、当該端末が表示指令を受信した場合、当該端末はサーバーへ現在登録しているユーザIDが含まれる識別子取得の要求を送信し、サーバーが当該識別子取得の要求を受信した場合、当該サーバーは当該ユーザIDに基づき、格納しているユーザIDとスマート機器の識別子間の対応関係において、対応する複数のスマート機器の識別子を取得し、且つ当該複数のスマート機器の識別子を当該端末へ送信する。当該端末が複数のスマート機器の識別子を受信した場合、当該複数のスマート機器の識別子を表示する、操作である。当該端末が当該複数のスマート機器の識別子において指定スマート機器識別子の選択指令を受信した場合、当該端末は当該指定スマート機器識別子を対象スマート機器識別子に確定する。
【0045】
説明すべきことは、当該端末は当該複数のスマート機器の識別子を表示した場合、リスト形式で表示してもよく、当然、さらに他の形式で表示してもよく、本発明の実施例はこれに対して具体的な限定をしない。さらに当該端末はリスト形式により複数のスマート機器の識別子が表示された場合、当該サーバーは複数のスマート機器の識別子に基づいてリストを生成でき、且つ端末へ送信して表示させる。当然、当該サーバーはさらに当該複数のスマート機器の識別子を直接当該端末へ送信して、当該端末に複数のスマート機器の識別子に基づいてリストを生成して表示させる。本発明の実施例は同様にこれに対して具体的な限定をしない。
【0046】
また、当該複数のスマート機器の識別子において指定スマート機器識別子は一つでよく、また複数でもよく、本発明の実施例は具体的な限定をしない。そのうえ、当該指定スマート機器識別子の選択指令は当該複数のスマート機器の識別子から指定スマート機器識別子を選択することに用いられ、且つ当該選択指令はユーザによりトリガーすることができ、当該ユーザはあらかじめ設定された操作によりトリガーすることができ、本発明の実施例は同様にこれに対して具体的な限定をしない。
【0047】
さらに、当該端末がサーバーへ識別子取得の要求を送信する前に、当該端末は当該ユーザIDと複数のスマート機器をバンディングし、それによりサーバーにおいてユーザIDとスマート機器の識別子間の対応関係を格納する。ここで、当該端末は当該ユーザIDと複数のスマート機器がバンディングの操作を行うにあたり関連技術を参考にしてよく、本発明の実施例はこれに対して詳細に説明しない。
【0048】
説明すべきことは、当該端末において現在登録しているユーザIDは、当該スマートホームアプリケーションを登録することに用いられ、且つ当該ユーザIDはユーザが事前にサーバーから登録して得られたものである。当該サーバーは当該スマートホームアプリケーションに対応したサーバーである。且つ当該ユーザIDは文字、数字、アルファベット、句読点、あるいは文字、数字、アルファベット、句読点を組み合わせたものでよく、本発明の実施例はこれに対して具体的な限定をしない。
【0049】
また、対象スマート機器の識別子は対象スマート機器の識別子であり、且つ対象スマート機器の識別子は対象スマート機器を唯一識別することに用いられ、当該対象スマート機器はスマートテレビ、パソコン、スマートフォン等画像を表示する機能を備えたスマート機器でよく、対象スマート機器の識別子は対象スマート機器の名称、対象スマート機器の出荷シリアル番号等でよく、本発明の実施例はこれに対して具体的な限定をしない。
【0050】
たとえば、当該端末が表示指令を受信した場合、当該端末はサーバーへ現在登録しているユーザIDが含まれる識別子取得の要求を送信し、サーバーが当該識別子取得の要求を受信した場合、仮に当該ユーザIDが12354252だとしたら、当該サーバーは当該ユーザIDに基づいて、下記の表1に示すように、ユーザIDとスマート機器の識別子間の対応関係において、対応したそれぞれ識別子1、識別子2、識別子3である複数のスマート機器の識別子を取得したあと、当該サーバーは当該複数のスマート機器の識別子を当該端末へ送信する。当該端末が当該複数のスマート機器の識別子を受信した場合、図5に示すインターフェースにおいて、当該複数のスマート機器の識別子が表示される。当該端末が当該複数のスマート機器の識別子における識別子2の選択指令を受信した場合、当該端末は識別子2を対象スマート機器の識別子に確定する。
【0051】
【表1】

説明すべきことは、本発明の実施例は上記[表1]に示すようにユーザIDおよびスマート機器の識別子間の対応関係を例に説明をし、上記表1は本発明の実施例に対し限定するものではない。
【0052】
ステップ303において、サーバーが当該スクリーンショットの要求を受信した場合、当該サーバーは当該ユーザIDおよび当該対象スマート機器の識別子に基づいて、対象スマート機器へスクリーンショットの要求を送信する。
【0053】
対象スマート機器が当該端末のスクリーンショットの要求にレスポンスするために、スクリーンショット画像を当該端末へ送信する。サーバーが当該スクリーンショットの要求を受信した場合、当該サーバーは、当該ユーザIDおよび当該対象スマート機器の識別子に基づいて、対象スマート機器へ当該スクリーンショットの要求を送信する。
【0054】
ステップ304において、対象スマート機器が当該スクリーンショットの要求を受信した場合、現在表示している画面をスクリーンショットし、スクリーンショット画像を得て、当該スクリーンショット画像を当該サーバーへ送信する。
【0055】
本発明の実施例において、当該対象スマート機器が当該スクリーンショットの要求を受信した場合、当該対象スマート機器は直接現在表示している画面をスクリーンショットしてスクリーンショット画像を取得し、且つ当該スクリーンショット画像を当該サーバーへ送信することができる。
【0056】
さらに、当該スクリーンショットの要求の送信の正確性を検証するために、当該対象スマート機器は、現在表示している画面をスクリーンショットする前に、当該対象スマート機器はさらに、みずからの識別子を取得することができ、且つ取得した識別子と当該スクリーンショットの要求に含まれる対象スマート機器の識別子を比較する。両者が同一である場合、即ち、当該スクリーンショットの要求の送信が正確であると確定し、且つ現在表示している画面をスクリーンショットし、スクリーンショット画像を得て、当該スクリーンショット画像を当該サーバーへ送信する。両者が異なる場合、即ち、当該スクリーンショットの要求の送信は間違いであると確定し、現在表示している画面をスクリーンショットしない。
【0057】
さらに、対象スマート機器が現在表示している画面をスクリーンショットし、スクリーンショット画像を得た後、当該対象スマート機器はスクリーンショット画像のスクリーンショット時間、画像解像度、画像フォーマット等スクリーンショット画像の属性の説明に用いる情報をさらに取得することができる。その後、対象スマート機器が当該スクリーンショット画像を当該サーバーへ送信する場合、さらにスクリーンショット時間、画像解像度、画像フォーマット等の情報を当該サーバーへ送信でき、本発明の実施例はこれに対して具体的な限定をしない。
【0058】
ここで、対象スマート機器が取得したスクリーンショット時間は当該スクリーンショット画像の新鮮さの検証に用いることができる。即ち、対象スマート機器とサーバー間のネットワークが故障し且つ現在スクリーンショットを要求する前に行ったスクリーンショットの画像がサーバーへ未送信の場合、サーバーは現在行ったスクリーンショット画像のスクリーンショット時間に基づいて、スクリーンショット画像が最も新しくスクリーンショットをした画像であるか否か確定することにより、当該スクリーンショット画像の新鮮さを確保できる。また、端末のディスプレイ解像度と対象スマート機器のディスプレイ解像度が異なる場合、スクリーンショット画像の画像解像度および画像フォーマットを端末へ送信し、端末の自身のディスプレイ解像度の調整に役を立ち、これにより最もクリアなスクリーンショット画像を表示する。
【0059】
ステップ305において、当該サーバーが対象スマート機器のスクリーンショット画像を受信した場合、当該サーバーは当該ユーザIDに基づいて、当該スクリーンショット画像を当該端末へ送信する。
【0060】
当該スクリーンショット画像は送信、受信あるいは格納の過程において紛失あるいは破損され、且つ当該対象スマート機器が現在表示している画面も1回だけ現れるものかもしれず、このため、当該スクリーンショット画像の安全性を高め、ユーザが誤操作により端末内のスクリーンショット画像を削除し、その後に当該スクリーンショット画像を取得することができないことを防ぐために、当該サーバーが対象スマート機器の送信したスクリーンショット画像を受信した場合、当該サーバーはさらに当該ユーザIDおよび当該スクリーンショット画像を、ユーザIDとスクリーンショット画像間の対応関係において格納する。これにより端末が後程当該スクリーンショット画像を誤削除した場合、サーバーへ第1再取得要求を送信し、第1再取得要求には当該ユーザIDが含まれるため、サーバーが第1再取得要求を受信すると、当該ユーザIDに基づき、格納したユーザIDとスクリーンショット画像間の対応関係において、対応するスクリーンショット画像を取得し、且つ当該端末へ送信する。
【0061】
さらに、サーバーが格納したユーザIDとスクリーンショット画像間の対応関係におけるスクリーンショット画像は全てのスマート機器がスクリーンショットを行った画像であるため、サーバーが取得したスクリーンショット画像を当該端末へ送信する場合、いくらかのネットワークリソースを浪費する恐れがあり且つ送信されたスクリーンショット画像がどのスマート機器のスクリーンショットにより得られたものなのか区別ができないかもしれない。ネットワークリソースを節約し、および全ての対象スマート機器がスクリーンショットをして得た画像を区別するために、当該サーバーが対象スマート機器の送信したスクリーンショット画像を受信した場合、当該サーバーはさらに当該ユーザID、当該対象スマート機器の識別子およびスクリーンショット画像を、ユーザID、スマート機器の識別子およびスクリーンショット画像間の対応関係において格納する。これにより、端末が後程当該スクリーンショット画像を誤削除した場合、サーバーへ当該ユーザIDおよび対象スマート機器の識別子が含まれる第2再取得要求を送信することができ、これによりサーバーが第2再取得要求を受信した場合、当該ユーザIDおよび対象スマート機器の識別子に基づいて、格納しているユーザID、スマート機器の識別子とスクリーンショット画像間の対応関係において、対応するスクリーンショット画像を取得し、かつ当該端末へ送信する。
【0062】
たとえば、サーバーがスクリーンショット画像を受信し、かつ当該スクリーンショット画像が画像2である場合、当該サーバーは当該ユーザID12354252、画像1および識別子2を、下記の表2に示すユーザID、対象スマート機器とスクリーンショット画像間の対応関係に格納することができる。
【0063】
【表2】

説明すべきことは、本発明の実施例は上記表2に示すユーザID、スマート機器の識別子およびスクリーンショット画像の対応関係を例に説明をしたのみで、上記表2は本発明の実施例に対し限定するものではない。
【0064】
ステップ306において、端末は当該サーバーの送信したスクリーンショット画像を受信する。
【0065】
ここで、端末が当該サーバーの送信した当該スクリーンショット画像を受信した場合、当該スクリーンショット画像を格納することができる。
【0066】
さらに、端末が当該スクリーンショット画像を格納する場合、当該スクリーンショット画像の格納フォーマットを選択することもできるし、さらに当該スクリーンショット画像に対して切り取り、引き伸ばし、回転、あるいは明るさの調整、コントラスト等の編集操作を行うこともできる。本発明の実施例はこれに対して具体的な限定をしない。
【0067】
本発明の実施例において、端末はスマートホームアプリケーションを実行でき、当該スマートホームアプリケーションの登録によりユーザIDおよびスマート機器がバンディングされ、且つサーバーにおいてユーザIDおよびスマート機器の識別子の対応関係が格納される。スクリーンショット信号がトリガーされたか否かを検出において、スクリーンショット信号がトリガーされた場合、当該端末はサーバーへ当該スクリーンショットの要求を送信し、サーバーは当該スクリーンショットの要求を対象スマート機器へ送信し、当該対象スマート機器は当該スクリーンショットの要求を受信し、現在表示している画面の画像をキャプチャしてサーバーへ送信し、サーバーは当該スクリーンショット画像を当該端末へ送信する。これにより、対象スマート機器にタイムリーに格納する必要のある画面が現れた場合、端末は迅速で正確に対象スマート機器上の画像を取得でき、操作は簡単で、画像取得の効率を高める。また、サーバーは当該スクリーンショット画像を格納し、当該スクリーンショット画像が送信、受信、格納の過程において紛失あるいは葉損しても、端末は当該ユーザIDに基づいて、サーバーから再度当該スクリーンショット画像を取得することができ、当該スクリーンショット画像を取得する効率を高める。
【0068】
図6は一実施例にかかる第1種の画像取得装置を示すブロック図である。図6に示すように、当該装置は検出モジュール601と、送信モジュール602と、受信モジュール603とを含む。
【0069】
検出モジュール601は、スクリーンショット信号がトリガーされたか否かを検出する。
【0070】
送信モジュール602は、当該スクリーンショット信号がトリガーされた場合、サーバーへスクリーンショットの要求を送信する。当該スクリーンショットの要求において現在登録しているユーザIDおよび対象スマート機器の識別子を含み、当該サーバーに、前記ユーザIDおよび当該対象スマート機器の識別子に基づいて、対象スマート機器に当該スクリーンショットの要求を送信させる。
【0071】
受信モジュール603は、当該サーバーが送信したスクリーンショット画像を受信する。当該スクリーンショット画像は当該対象スマート機器が当該スクリーンショットの要求に基づき現在表示している画面に対してスクリーンショットをして得られる。
【0072】
本発明の他の一実施例において、当該検出モジュール601は第1確定ユニット6011を含む。
【0073】
第1確定ユニットは、現在登録している当該ユーザIDのスマートホームアプリケーションがスクリーンショット指令を受信した場合、当該スクリーンショット信号がトリガーされたと確定する。
【0074】
本発明の他の一実施例において、図7に示すように、当該検出モジュール601は判断ユニット6012と、第2確定ユニット6013とを含む。
【0075】
判断ユニット6012は、指定操作を検出した場合、現在登録している前記ユーザIDのスマートホームアプリケーションが実行状態にあるか否かを判断する。
【0076】
第2確定ユニット6013は、当該スマートホームアプリケーションが実行状態にある場合、当該スクリーンショット信号の呼び出しを確定する。
【0077】
本発明の他の一実施例において、当該指定操作は、パン操作、タップ操作、指定のジェスチャ操作である。
【0078】
本発明の実施例において、スクリーンショット信号がトリガーされたか否かを検出し、スクリーンショット信号がトリガーされた場合、サーバーが対象スマート機器へスクリーンショットの要求を送信するように、サーバーへスクリーンショットの前記要求を送信し、サーバーが送信したスクリーンショット画像を受信する。このように、ユーザが対象スマート機器上に取得したい画像を発見した場合、スクリーンショット信号のトリガーにより、迅速で正確にスマート機器上の画像を取得し、操作は簡単で、且つ当該画像を取得する効率が向上できる。
【0079】
上記実施例の装置における各モジュールが操作を実行する具体的な方法が当該方法に関する実施例で詳しく記述されたため、ここで詳細に説明しない。
【0080】
図8は一実施例にかかる第2種の画像取得装置を示すブロック図である。図8に示すように、当該装置は受信モジュール801と、スクリーンショットモジュール802と、送信モジュール803とを含む。
【0081】
受信モジュール801は、サーバーが送信したスクリーンショットの要求を受信し、当該スクリーンショットの要求が端末にスクリーンショット信号がトリガーされた場合、当該サーバーへ送信する。
【0082】
スクリーンショットモジュール802は、当該スクリーンショットの要求に基づいて、現在表示している画面をスクリーンショットし、スクリーンショット画像を得る。
【0083】
送信モジュール803は、当該スクリーンショット画像を当該サーバーへ送信し、当該サーバーに当該スクリーンショット画像を当該端末へ送信させる。
【0084】
本発明の他の実施例において、当該対象スマート機器により現在表示している画面をスクリーンショットする前に、当該対象スマート機器はさらにみずからの識別子を取得することができ、且つ取得した識別子と当該スクリーンショットの要求に含まれる対象スマート機器の識別子を比較する。両者が同一である場合、即ち、当該スクリーンショットの要求の送信が正確であると確定し、且つ現在表示している画面をスクリーンショットし、スクリーンショット画像を得て、当該スクリーンショット画像を当該サーバーへ送信する。両者が異なる場合、即ち、当該スクリーンショットの要求の送信は間違いであると確定し、現在表示している画面をスクリーンショットしない。
【0085】
本発明の他の実施例において、対象スマート機器が現在表示している画面をスクリーンショットし、スクリーンショット画像を得た後、当該対象スマート機器はさらにスクリーンショット画像のスクリーンショット時間、画像解像度、画像フォーマット等スクリーンショット画像の属性の説明に用いる情報を取得できる。その後、対象スマート機器が当該スクリーンショット画像を当該サーバーへ送信する場合、さらにスクリーンショット時間、画像解像度、画像フォーマット等の情報を当該サーバーへ送信でき、本発明の実施例はこれに対して具体的な限定をしない。
【0086】
本発明の他の実施例において、当該対象スマート機器はスマートテレビ、パソコン等画像を表示する機能を備えたスマート機器でよく、本発明の実施例はこれに対して具体的な限定をしない。
【0087】
本発明の実施例において、当該対象スマート機器は、サーバーの送信したスクリーンショットの要求(当該スクリーンショットの要求は端末がスクリーンショット信号をトリガーされたと検出した場合、当該サーバーへ送信された要求である)を受信し、当該スクリーンショットの要求に基づき、現在表示している画面をスクリーンショットし、スクリーンショット画像を得て、当該スクリーンショット画像をサーバーへ送信し、サーバーに当該スクリーンショット画像を当該端末へ送信させる。このようにして、ユーザが対象スマート機器上に取得したい画像を発見した場合、迅速で正確に現在表示している画面を取得し、操作は簡単で、且つ当該画像を取得する効率が向上できる。
【0088】
上記実施例の装置における各モジュールが操作を実行する具体的な方法が当該方法に関する実施例で詳しく記述されたため、ここで詳細に説明しない。
【0089】
図9は一実施例にかかる第3種の画像取得装置900を示すブロック図である。図9に示すように、装置900は、処理ユニット902、メモリ904、電源ユニット906、マルチメディアユニット908、オーディオユニット910、入力/出力(I/O)インターフェース912、センサユニット914、および、通信ユニット916のうちの1つまたは複数を含んでもよい。
【0090】
処理ユニット902は、通常は、表示、電話発呼、データ通信、カメラ操作および記録操作に関連する操作のような、装置900の全般操作を制御する。処理ユニット902は、上記方法の全部または一部のステップを実施させるように、指令を実行するための1つまたは複数のプロセッサ920を含んでもよい。また、処理ユニット902は、処理ユニット902と他のユニットとの間の相互作用を容易にするように、1つ又は複数のモジュールを含んでもよい。例えば、処理ユニット902は、マルチメディアユニット908と処理ユニット902との間の相互作用を容易にするように、マルチメディアモジュールを含んでもよい。
【0091】
メモリ904は、各タイプのデータを記憶して装置900での操作をサポートするように構成される。これらのデータの例示は、装置900で操作するための任意のアプリケーションもしくは方法の指令、連絡人データ、電話帳データ、メッセージ、ピクチャ、ビデオなどを含む。メモリ904は、如何なる種別の揮発性もしくは不揮発性記憶装置またはそれらの組合せで実現されてもよい。例えば、スタティックランダムアクセスメモリ(SRAM)、電気的に消去可能なプログラマブル読み出し専用メモリ(EEPROM)、消去可能なプログラマブル読み出し専用メモリ(EPROM)、プログラマブル読み出し専用メモリ(PROM)、読み出し専用メモリ(ROM)、磁気メモリ、フラッシュメモリ、磁気ディスクまたは光ディスクであってもよい。
【0092】
電源ユニット906は、装置900のユニットのそれぞれに電力を供給する。電源ユニット906は、電源管理システム、1つまたは複数の電源、並びに、装置900用の電力を生成、管理および配分するに関する他のユニットを含んでもよい。
【0093】
マルチメディアユニット908は、前記装置900とユーザとの間に1つの出力インターフェースを供給するスクリーンを含む。一部の実施例では、スクリーンは、液晶ディスプレイ(LCD)およびタッチパネル(TP)を含んでもよい。スクリーンは、タッチパネルを含む場合、ユーザからの入力信号を受信するように、タッチスクリーンとして実現されてもよい。タッチパネルは、タッチ、スライドおよびタッチパネルでのジェスチャを感知するように、1つまたは複数のタッチセンサを含む。前記タッチセンサは、タッチあるいはスライド動作の境界を感知するだけではなく、前記タッチあるいはスライド操作と関連する持続時間および圧力をさらに検出することができる。一部の実施例では、マルチメディアユニット908は、1つのフロントカメラおよび/またはバックカメラを含む。装置900が操作モード、例えば、撮影モードあるいはビデオモードであるとき、フロントカメラおよび/またはバックカメラは、外部のマルチメディアデータを受信することができる。フロントカメラおよびバックカメラのそれぞれは、1つの固定の光学レンズシステムであってもよいし、焦点距離および光学ズーム能力を有するものであってもよい。
【0094】
オーディオユニット910は、オーディオ信号を出力および/または入力するように構成される。例えば、オーディオユニット910は、マイク(MIC)を備え、装置900が操作モード、例えば、発呼モード、記録モードおよび音声識別モードであるとき、マイクは、外部オーディオ信号を受信するように構成される。受信されたオーディオ信号は、さらに、メモリ904に格納される、または、通信ユニット916を介して送信されることができる。一部の実施例では、オーディオユニット910は、オーディオ信号を出力するためのスピーカをさらに含む。
【0095】
I/Oインターフェース912は、処理ユニット902とペリフェラルインターフェースモジュールとの間でインターフェースを供給するものであり、前記ペリフェラルインターフェースモジュールは、キーボード、クリックホイール、ボタンなどであってもよい。これらのボタンには、ホームページボタン、ボリュームボタン、起動ボタンおよびロックボタンが含まれてもよいが、それらに限定されない。
【0096】
センサユニット914は、様々な側面での状態推定を装置900に供給するための1つまたは複数のセンサを含む。例えば、センサユニット914は、装置900のオン/オフ状態、ユニットの相対位置を検出することができ、前記ユニットは、例えば、装置900のディスプレイおよびキーパッドである。センサユニット914は、さらに、装置900もしくは装置900の1つのユニットの位置変更、ユーザと装置900との接触の存在もしくは非存在、装置900の方位もしくは加速/減速および装置900の温度変化をさらに検出することができる。センサユニット914は、如何なる物理的接触もないとき、近辺にある物体の存在を検出するための近接センサを含んでもよい。センサユニット914は、さらに、イメージングアプリケーションに使用される光センサ、例えばCMOSまたはCCD画像センサを含んでもよい。一部の実施例では、当該センサユニット914は、さらに、加速度センサ、ジャイロセンサ、磁気センサ、圧力センサまたは温度センサを含んでもよい。
【0097】
通信ユニット916は、装置900と他の機器間の無線または有線方式の通信ができるように構成される。装置900は、通信規格に基づく無線ネットワーク、例えば、WiFi、2Gもしくは3G、またはそれらの組合せにアクセスすることができる。ある実施例では、通信ユニット916は、外部ブロードキャスト管理システムからのブロードキャスト信号またはブロードキャスト関連情報をブロードキャストチャネルを介して受信する。ある実施例では、前記通信ユニット916は、さらに、短距離通信を容易にするように、ニアフィールド通信(NFC)モジュールを含む。例えば、NFCモジュールは、無線周波数識別(RFID)技術、赤外データ協会(IrDA)技術、超広帯域(UWB)技術、ブルートゥース(登録商標)(BT)技術および他の技術によって実現されてもよい。
【0098】
実施例では、装置900は、上記方法を実行するための1つ又は複数の特定用途向け集積回路(ASIC)、デジタル信号プロセッサ(DSP)、デジタル信号処理デバイス(DSPD)、プログラマブルロジックデバイス(PLD)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)、コントローラ、マイクロコントローラ、マイクロプロセッサまたは他の電子部品によって実現されてもよい。
【0099】
例示性の実施例では、指令を含む非一時的コンピュータ読み取り可能な記憶媒体、例えば、指令を含むメモリ904をさらに提供し、上記指令が装置900のプロセッサ920によって実行されることで上述方法を実施させることができる。例えば、前記非一時的コンピュータ読み取り可能な記憶媒体は、ROM、ランダムアクセスメモリ(RAM)、CD-ROM、磁気テープ、フロッピー(登録商標)ディスクおよび光データ記憶機器などであってもよい。
【0100】
非一時的コンピュータ読取可能な記憶媒体を提供する。前記記憶媒体の指令が対象装置のプロセッサーによって実行される場合、対象装置が画像取得方法を実行できるようにする。前記方法は、
スクリーンショット信号がトリガーされたか否かを検出するステップと、
前記スクリーンショット信号がトリガーされた場合、現在登録しているユーザIDと対象スマート機器の識別子とが含まれるスクリーンショットの要求をサーバーへ送信し、前記サーバーに前記ユーザIDおよび前記対象スマート機器の識別子に基づいて前記スクリーンショットの要求を前記対象スマート機器へ送信させるステップと、
前記サーバーが送信したスクリーンショット画像を受信するステップと、を含み、
前記スクリーンショット画像は前記対象スマート機器が前記スクリーンショットの要求に基づいて現在表示している画面に対してスクリーンショットして得られたことを特徴とする画像取得方法。
【0101】
本発明の別の実施例において、スクリーンショット信号がトリガーされたか否かを検出するステップは、
現在登録しているユーザIDのスマートホームアプリケーションによりスクリーンショット指令を受信した場合、当該スクリーンショット信号がトリガーされたと確定することを含む。
【0102】
本発明の別の実施例において、指定信号がトリガーされたか否かを検出するステップは、
指定操作を検出した場合、現在登録している前記ユーザIDのスマートホームアプリケーションが実行状態にあるか否かを判断するステップと、
前記スマートホームアプリケーションが実行状態にある場合、前記スクリーンショット信号がトリガーされたと確定するステップと、を含む。
【0103】
本発明の別の実施例において、指定操作は、パン操作、タップ操作、指定のジェスチャ操作である。
【0104】
本発明の実施例において、スクリーンショット信号がトリガーされたか否かを検出し、スクリーンショット信号がトリガーされた場合、サーバーが対象スマート機器へスクリーンショットの要求を送信するように、当該サーバーへスクリーンショットの前記要求を送信し、当該サーバーが送信したスクリーンショット画像を受信する。このように、ユーザが対象スマート機器上に取得したい画像を発見した場合に、スクリーンショット信号のトリガーにより、迅速で正確にスマート機器上の画像を取得し、操作は簡単で、当該画像を取得する効率が向上できる。
【0105】
図10は一実施例にかかる第4種の画像取得装置1000を示すブロック図である。図10を参照すると、装置1000は、処理ユニット1002、メモリ1004、電源ユニット1006、マルチメディアユニット1008、オーディオユニット1010、入力/出力(I/O)インターフェース1012、センサユニット1014、および、通信ユニット1016のうちの1つまたは複数を含んでもよい。
【0106】
処理ユニット1002は、通常は、表示、電話発呼、データ通信、カメラ操作および記録操作に関連する操作のような、装置1000の全般操作を制御する。処理ユニット1002は、上記方法の全部または一部のステップを実施させるように、指令を実行するための1つまたは複数のプロセッサ1020を含んでもよい。また、処理ユニット1002は、処理ユニット1002と他のユニットとの間の相互作用を容易にするように、1つ又は複数のモジュールを含んでもよい。例えば、処理ユニット1002は、マルチメディアユニット1008と処理ユニット1002との間の相互作用を容易にするように、マルチメディアモジュールを含んでもよい。
【0107】
メモリ1004は、各タイプのデータを記憶して装置1000での操作をサポートするように構成される。これらのデータの例示は、装置1000で操作するための任意のアプリケーションもしくは方法の指令、連絡人データ、電話帳データ、メッセージ、ピクチャ、ビデオなどを含む。メモリ1004は、如何なる種別の揮発性もしくは不揮発性記憶装置またはそれらの組合せで実現されてもよい。例えば、静的ランダムアクセスメモリ(SRAM)、電気的に消去可能なプログラマブル読み出し専用メモリ(EEPROM)、消去可能なプログラマブル読み出し専用メモリ(EPROM)、プログラマブル読み出し専用メモリ(PROM)、読み出し専用メモリ(ROM)、磁気メモリ、フラッシュメモリ、磁気ディスクまたは光ディスクであってもよい。
【0108】
電源ユニット1006は、装置1000のユニットのそれぞれに電力を供給する。電源ユニット1006は、電源管理システム、1つまたは複数の電源、並びに、装置1000用の電力を生成、管理および配分するに関する他のユニットを含んでもよい。
【0109】
マルチメディアユニット1008は、前記装置1000とユーザとの間に1つの出力インターフェースを供給するスクリーンを含む。一部の実施例では、スクリーンは、液晶ディスプレイ(LCD)およびタッチパネル(TP)を含んでもよい。スクリーンは、タッチパネルを含む場合、ユーザからの入力信号を受信するように、タッチスクリーンとして実現されてもよい。タッチパネルは、タッチ、スライドおよびタッチパネルでのジェスチャを感知するように、1つまたは複数のタッチセンサを含む。前記タッチセンサは、タッチあるいはスライド動作の境界を感知するだけではなく、前記タッチあるいはスライド操作と関連する持続時間および圧力をさらに検出することができる。一部の実施例では、マルチメディアユニット1008は、1つのフロントカメラおよび/またはバックカメラを含む。装置1000が操作モード、例えば、撮影モードあるいはビデオモードであるとき、フロントカメラおよび/またはバックカメラは、外部のマルチメディアデータを受信することができる。フロントカメラおよびバックカメラのそれぞれは、1つの固定の光学レンズシステムであってもよいし、焦点距離および光学ズーム能力を有するものであってもよい。
【0110】
オーディオユニット1010は、オーディオ信号を出力および/または入力するように構成される。例えば、オーディオユニット1010は、マイク(MIC)を備え、装置1000が操作モード、例えば、発呼モード、記録モードおよび音声識別モードであるとき、マイクは、外部オーディオ信号を受信するように構成される。受信されたオーディオ信号は、さらに、メモリ1004に格納される、または、通信ユニット1016を介して送信されることができる。一部の実施例では、オーディオユニット1010は、オーディオ信号を出力するためのスピーカをさらに含む。
【0111】
I/Oインターフェース1012は、処理ユニット1002とペリフェラルインターフェースモジュールとの間でインターフェースを供給するものであり、前記ペリフェラルインターフェースモジュールは、キーボード、クリックホイール、ボタンなどであってもよい。これらのボタンには、ホームページボタン、ボリュームボタン、起動ボタンおよびロックボタンが含まれてもよいが、それらに限定されない。
【0112】
センサユニット1014は、様々な側面での状態推定を装置1000に供給するための1つまたは複数のセンサを含む。例えば、センサユニット1014は、装置1000のオン/オフ状態、ユニットの相対位置を検出することができ、前記ユニットは、例えば、装置1000のディスプレイおよびキーパッドである。センサユニット1014は、さらに、装置1000もしくは装置1000の1つのユニットの位置変更、ユーザと装置1000との接触の存在もしくは非存在、装置1000の方位もしくは加速/減速および装置1000の温度変化をさらに検出することができる。センサユニット1014は、如何なる物理的接触もないとき、近辺にある物体の存在を検出するための近接センサを含んでもよい。センサユニット1014は、さらに、イメージングアプリケーションに使用される光センサ、例えばCMOSまたはCCD画像センサを含んでもよい。一部の実施例では、当該センサユニット1014は、さらに、加速度センサ、ジャイロセンサ、磁気センサ、圧力センサまたは温度センサを含んでもよい。
【0113】
通信ユニット1016は、装置1000と他の機器間の無線または有線方式の通信ができるように構成される。装置1000は、通信規格に基づく無線ネットワーク、例えば、WiFi、2Gもしくは3G、またはそれらの組合せにアクセスすることができる。ある実施例では、通信ユニット1016は、外部ブロードキャスト管理システムからのブロードキャスト信号またはブロードキャスト関連情報をブロードキャストチャネルを介して受信する。ある実施例では、前記通信ユニット1016は、さらに、短距離通信を容易にするように、ニアフィールド通信(NFC)モジュールを含む。例えば、NFCモジュールは、無線周波数識別(RFID)技術、赤外データ協会(IrDA)技術、超広帯域(UWB)技術、ブルートゥース(登録商標)(BT)技術および他の技術によって実現されてもよい。
【0114】
実施例では、装置1000は、上記方法を実行するための1つ又は複数の特定用途向け集積回路(ASIC)、デジタル信号プロセッサ(DSP)、デジタル信号処理デバイス(DSPD)、プログラマブルロジックデバイス(PLD)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)、コントローラ、マイクロコントローラ、マイクロプロセッサまたは他の電子部品によって実現されてもよい。
【0115】
例示性の実施例では、指令を含む非一時的コンピュータ読み取り可能な記憶媒体、例えば、指令を含むメモリ1004をさらに提供し、上記指令が装置1000のプロセッサ1020によって実行されることで上述方法を実施させることができる。例えば、前記非一時的コンピュータ読み取り可能な記憶媒体は、ROM、ランダムアクセスメモリ(RAM)、CD-ROM、磁気テープ、フロッピー(登録商標)ディスクおよび光データ記憶機器などであってもよい。
【0116】
非一時的コンピュータ読取可能な記憶媒体を提供する。前記記憶媒体の指令が対象装置のプロセッサーによって実行される場合、画像取得方法を実行できるようする。前記方法は、
サーバーが送信したスクリーンショットの要求を受信し、当該スクリーンショットの要求が端末にスクリーンショット信号とトリガーされた場合、前記サーバーへ送信するステップと、
当該スクリーンショットの要求に基づいて、現在表示している画面に対してスクリーンショットをして、スクリーンショット画像を得るステップと、
当該スクリーンショット画像を当該サーバーへ送信し、当該サーバーに当該スクリーンショット画像を当該端末へ送信させるステップと、を含む。
【0117】
本発明の他の実施例において、当該対象スマート機器は現在表示している画面をスクリーンショットする前に、当該対象スマート機器はさらにみずからの識別子を取得することができ、且つ取得した識別子と当該スクリーンショットの要求に含まれる対象スマート機器の識別子に比較を行い、両者が同一である場合、即ち、当該スクリーンショットの要求の送信が正確であると確定し、且つ現在表示している画面をスクリーンショットし、スクリーンショット画像を得て、当該スクリーンショット画像を当該サーバーへ送信する。両者が異なる場合、即ち、当該スクリーンショットの要求の送信は間違いであると確定し、現在表示している画面をスクリーンショットしない。
【0118】
本発明の他の実施例において、対象スマート機器が現在表示している画面をスクリーンショットし、スクリーンショット画像を得た後、当該対象スマート機器はさらにスクリーンショット画像のスクリーンショット時間、画像解像度、画像フォーマット等スクリーンショット画像の属性の説明に用いる情報を取得できる。その後、対象スマート機器が当該スクリーンショット画像を当該サーバーへ送信する場合、さらにスクリーンショット時間、画像解像度、画像フォーマット等の情報を当該サーバーへ送信できる本発明の実施例はこれに対して具体的な限定をしない。
【0119】
本発明の実施例において、当該対象スマート機器は、サーバーの送信したスクリーンショットの要求(当該スクリーンショットの要求は端末がスクリーンショット信号をトリガーされたと検出した場合、当該サーバーへ送信された要求である)を受信し、当該スクリーンショットの要求に基づき、現在表示している画面をスクリーンショットし、スクリーンショット画像を得て、当該スクリーンショット画像をサーバーへ送信し、当該サーバーに当該スクリーンショット画像を当該端末へ送信させる。このようにして、ユーザが対象スマート機器上に取得したい画像を発見した場合、迅速で正確に現在表示している画面を取得し、操作は簡単で、且つ当該画像を取得する効率が向上できる。
【0120】
当業者は明細書を考慮し、ここに公開された開示を実践した後、本発明の他の実施案を容易に想到する。本願は、本発明の如何なる変形、用途または適合もカバーすることを意図する。これらの変形、用途または適合は、本発明の一般的な仕組みに従い、かつ、本発明に公開されていない当分野における公知常識または慣用技術手段を含む。明細書および実施例は単なる例示と見なされ、本発明の本当の範囲および思想は添付する特許請求の範囲によって与えられる。
【0121】
本発明が以上で記載され、且つ図面に示された正確な構造に限定されるものでなく、その要旨を逸脱しない範囲で様々な補正や変更も可能であることは理解されるべきである。本発明の範囲は、添付する特許請求の範囲のみによって限定される。
【0122】
本発明は、出願番号が201510718591.0であり、出願日が2015年10月29日である中国特許出願を基に提出するものであり、当該中国特許出願の優先権を主張し、当該中国特許出願の全ての内容は、参照のため本願に援用される。
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