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特許7125988中継ネットワークの二重調整方法及び中継ノードデバイス
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2022-08-17
(45)【発行日】2022-08-25
(54)【発明の名称】中継ネットワークの二重調整方法及び中継ノードデバイス
(51)【国際特許分類】
   H04W 72/04 20090101AFI20220818BHJP
   H04W 40/22 20090101ALI20220818BHJP
   H04W 52/02 20090101ALI20220818BHJP
   H04W 16/28 20090101ALI20220818BHJP
【FI】
H04W72/04 131
H04W40/22
H04W52/02 110
H04W72/04 136
H04W16/28
【請求項の数】 12
(21)【出願番号】P 2020537699
(86)(22)【出願日】2018-01-09
(65)【公表番号】
(43)【公表日】2021-06-17
(86)【国際出願番号】 CN2018071975
(87)【国際公開番号】W WO2019136608
(87)【国際公開日】2019-07-18
【審査請求日】2020-12-11
(73)【特許権者】
【識別番号】516227559
【氏名又は名称】オッポ広東移動通信有限公司
【氏名又は名称原語表記】GUANGDONG OPPO MOBILE TELECOMMUNICATIONS CORP., LTD.
【住所又は居所原語表記】No. 18 Haibin Road,Wusha, Chang’an,Dongguan, Guangdong 523860 China
(74)【代理人】
【識別番号】100091487
【弁理士】
【氏名又は名称】中村 行孝
(74)【代理人】
【識別番号】100105153
【弁理士】
【氏名又は名称】朝倉 悟
(74)【代理人】
【識別番号】100107582
【弁理士】
【氏名又は名称】関根 毅
(74)【代理人】
【識別番号】100152205
【弁理士】
【氏名又は名称】吉田 昌司
(74)【代理人】
【識別番号】100137523
【弁理士】
【氏名又は名称】出口 智也
(72)【発明者】
【氏名】タン、ハイ
【審査官】桑原 聡一
(56)【参考文献】
【文献】特表2012-523197(JP,A)
【文献】国際公開第2016/163541(WO,A1)
【文献】Samsung,Dynamic resource allocation for Integrated Access and Backhaul[online],3GPP TSG RAN WG1 #90 R1-1714497,Internet<URL:http://www.3gpp.org/ftp/tsg_ran/WG1_RL1/TSGR1_90/Docs/R1-1714497.zip>,2017年08月21日
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
H04B 7/24-7/26
H04W 4/00-99/00
3GPP TSG RAN WG1-4
SA WG1-4
CT WG1、4
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
第1のノードデバイスが構成情報に基づいて、第1の時間領域リソースにおいて第2のノードデバイスにより送信された第1のメッセージを受信し、第2の時間領域リソースにおいて第3のノードデバイスに第2のメッセージを送信することを含み、
前記構成情報が前記第1の時間領域リソース及び/又は前記第2の時間領域リソースを示し、前記第2のノードデバイスが前記第1のノードデバイスの親ノードであり、前記第3のノードデバイスが前記第1のノードデバイスの子ノードであり、
前記第1の時間領域リソースと前記第2の時間領域リソースとは、一部又は全部が重複され、前記第1のノードデバイスが構成情報に基づいて、第1の時間領域リソースにおいて第2のノードデバイスにより送信された第1のメッセージを受信し、第2の時間領域リソースにおいて第3のノードデバイスに第2のメッセージを送信することは、
前記第1のノードデバイスが前記第1の時間領域リソースにおいて前記第2のノードデバイスにより送信された前記第1のメッセージを優先的に受信することを含む
ことを特徴とする中継ネットワークの二重調整方法。
【請求項2】
前記第1の時間領域リソース及び/又は前記第2の時間領域リソースが下り時間領域リソースである
ことを特徴とする請求項1に記載の中継ネットワークの二重調整方法。
【請求項3】
前記第1の時間領域リソース及び/又は前記第2の時間領域リソースが柔軟スロットリソースを含む
ことを特徴とする請求項1又は2に記載の中継ネットワークの二重調整方法。
【請求項4】
前記第1の時間領域リソースと前記第2の時間領域リソースとは、互いに重複されない
ことを特徴とする請求項1~3のいずれか1項に記載の中継ネットワークの二重調整方法。
【請求項5】
前記第1のノードデバイスが構成情報に基づいて、第1の時間領域リソースにおいて第2のノードデバイスにより送信された第1のメッセージを受信し、第2の時間領域リソースにおいて第3のノードデバイスに第2のメッセージを送信することは、
前記第1のノードデバイスが、前記第2の時間領域リソースのうちの前記第1の時間領域リソースと重複される領域において第3のノードデバイスに前記第2のメッセージを送信することに対して、前記第2の時間領域リソースのうちの前記第1の時間領域リソースと重複されない領域において第3のノードデバイスに前記第2のメッセージを優先的に送信することを含む
ことを特徴とする請求項に記載の中継ネットワークの二重調整方法。
【請求項6】
前記第1のノードデバイスが構成情報に基づいて、第1の時間領域リソースにおいて第2のノードデバイスにより送信された第1のメッセージを受信し、第2の時間領域リソースにおいて第3のノードデバイスに第2のメッセージを送信することは、
非連続受信DRX構成情報が前記第1の時間領域リソースにおいて前記第2のノードデバイスにより送信された前記第1のメッセージを受信する必要がないことを示す場合、前記第1のノードデバイスが前記第2の時間領域リソースにおいて前記第3のノードデバイスに前記第2のメッセージを送信することを含み、
前記DRX構成情報は、前記第1のノードデバイスが非アクティブ化のタイマーの動作時間内又は連続タイマーの動作時間内にメッセージを受信し、非アクティブ化のタイマー又は連続タイマーがタイムアウトした後にメッセージの受信を拒絶するように指示する
ことを特徴とする請求項のいずれか1項に記載の中継ネットワークの二重調整方法。
【請求項7】
前記第1のノードデバイスが構成情報に基づいて、第1の時間領域リソースにおいて第2のノードデバイスにより送信された第1のメッセージを受信し、第2の時間領域リソースにおいて第3のノードデバイスに第2のメッセージを送信することは、
前記第1のノードデバイスが前記構成情報及びDRX構成情報に基づいて、前記第1の時間領域リソースにおいて前記第2のノードデバイスにより送信された前記第1のメッセージを受信し、前記第2の時間領域リソースにおいて前記第3のノードデバイスに前記第2のメッセージを送信することを含み、
前記第1のノードデバイスは、前記第1の時間領域リソースの以外の下り時間領域リソースにおいて、前記第1のノードデバイスが前記第1のメッセージを受信することを示す前記DRX構成情報を無視し、前記第1のメッセージの受信を拒絶し、
前記DRX構成情報は、前記第1のノードデバイが非アクティブ化のタイマーの動作時間内又は連続タイマーの動作時間内にメッセージを受信し、非アクティブ化のタイマー又は連続タイマーがタイムアウトした後にメッセージの受信を拒絶するように指示する
ことを特徴とする請求項1~のいずれか1項に記載の中継ネットワークの二重調整方法。
【請求項8】
前記第1のノードデバイスが前記構成情報に基づいて、前記第1の時間領域リソースにおいて前記第2のノードデバイスにより送信された前記第1のメッセージを受信し、前記第2の時間領域リソースにおいて前記第3のノードデバイスに前記第2のメッセージを送信する前に、前記方法は、さらに、
前記第1のノードデバイスが第4のノードデバイスにより送信された前記構成情報を受信することを含み、前記第4のノードデバイスは、前記第2のノードデバイス、アンカーノードデバイス、アクセスネットワークデバイス、又はコアネットワークデバイスである
ことを特徴とする請求項1~のいずれか1項に記載の中継ネットワークの二重調整方法。
【請求項9】
前記第1のノードデバイスが第4のノードデバイスにより送信された前記構成情報を受信することは、
前記第1のノードデバイスが、前記第4のノードデバイスにより無線リソース制御RRC、メディアアクセス制御制御要素MAC CE、又は下り制御情報DCIを介して送信された前記構成情報を受信することを含む
ことを特徴とする請求項に記載の中継ネットワークの二重調整方法。
【請求項10】
前記方法は、さらに、
前記第1のノードデバイスが第5の時間領域リソースにおいて第5のノードデバイスと端末間D2D通信を行うことを含み、
前記第5の時間領域リソースが第6のノードデバイスにより構成され、前記第6のノードデバイスは、前記第2のノードデバイス、アンカーノードデバイス、アクセスネットワークデバイス、又はコアネットワークデバイスである
ことを特徴とする請求項1~のいずれか1項に記載の中継ネットワークの二重調整方法。
【請求項11】
通信ユニットを備える中継ノードデバイスであって、
前記通信ユニットは、構成情報に基づいて、第1の時間領域リソースにおいて第2のノードデバイスにより送信された第1のメッセージを受信し、第2の時間領域リソースにおいて第3のノードデバイスに第2のメッセージを送信するように構成され、
前記構成情報が前記第1の時間領域リソース及び/又は前記第2の時間領域リソースを示し、前記第2のノードデバイスが前記中継ノードデバイスの親ノードであり、前記第3のノードデバイスが前記中継ノードデバイスの子ノードであり、
前記第1の時間領域リソースと前記第2の時間領域リソースとは、一部又は全部が重複され、
前記通信ユニットは、
前記第1の時間領域リソースにおいて前記第2のノードデバイスにより送信された前記第1のメッセージを優先的に受信するように構成される
ことを特徴とする中継ノードデバイス。
【請求項12】
請求項1~10のいずれか1項に記載の方法を装置に実行させるためのプログラム命令を含む
ことを特徴とする非一時的なコンピュータ可読媒体。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本願は、通信分野に関し、具体的に、中継ネットワークの二重調整方法及び中継ノードデバイスに関する。
【背景技術】
【0002】
リリース(Release)10では、固定ノードデバイス( donor Evolutional Node B、donor eNB )及び中継ノードデバイス( relay eNB )は、上りリンク( Uplink )及び下りリンク( Downlink )の二重調整スケジューリングは、予め構成されたいくつかの固定サブフレーム(時間領域リソース)上でのみ、バックホールリンク( backhaul link )通信を行い、第5世代移動通信技術の新規ラジオ( 5-Generation New Radio、5G NR )が backhaul link通信に対する要求を満たすことができない。
【発明の概要】
【0003】
本願の実施例は、中継ノードデバイスが動的に構成された第1の時間領域リソースに従って、その親ノードデバイスが送信したメッセージを受信し、動的に構成された第2の時間領域リソースがその子ノードデバイスにメッセージを送信することができ、それにより、5G NRのbackhaul link通信の要求を満たすことができる中継ネットワークの二重調整方法及び中継ノードデバイスを提供する。
【0004】
第1の態様として、本願の実施例は、中継ネットワークの二重調整方法を提供し、
第1のノードデバイスが構成情報に基づいて、第1の時間領域リソースにおいて第2のノードデバイスにより送信された第1のメッセージを受信し、第2の時間領域リソースにおいて第3のノードデバイスに第2のメッセージを送信することを含み、ここで、
該構成情報が該第1の時間領域リソース及び/又は該第2の時間領域リソースを示し、該第2のノードデバイスが該第1のノードデバイスの親ノードであり、該第3のノードデバイスが該第1のノードデバイスの子ノードである。
【0005】
そして、本願の実施例における中継ネットワークの二重調整方法において、第1のノードデバイスが動的構成情報に基づいて、第1の時間領域リソースにおいてその親ノードデバイスにより送信されたメッセージを受信し、第2の時間領域リソースにおいてその子ノードデバイスにメッセージを送信することで、5G NRのbackhaul link通信の要求を満たすことができる。
【0006】
任意選択で、第1の態様の実現形態において、該第1の時間領域リソース及び/又は該第2の時間領域リソースが下り時間領域リソースである。
【0007】
任意選択で、第1の態様の実現形態において、該第1の時間領域リソース及び/又は該第2の時間領域リソースが柔軟スロットリソースを含む。
【0008】
任意選択で、第1の態様の実現形態において、該第1の時間領域リソースと該第2の時間領域リソースとは、互いに重複されない。
【0009】
任意選択で、第1の態様の実現形態において、該第2の時間領域リソースが第3の時間領域リソースの一部又は全部であり、ここで、該第3の時間領域リソースが除第1の時間領域リソースの以外の下り時間領域リソースである。
【0010】
そして、第1の時間領域リソースと第2の時間領域リソースとが互いに重複されないことで、第1のノードデバイスは、同時に、第1の時間領域リソースにおいてその親ノードデバイスにより送信されたメッセージを受信し、第2の時間領域リソースにおいてその子ノードデバイスにメッセージを送信することができる。
【0011】
任意選択で、第1の態様の実現形態において、該第1の時間領域リソースと該第2の時間領域リソースとは、一部又は全部が重複される。
【0012】
任意選択で、第1の態様の実現形態において、該第1のノードデバイスが構成情報に基づいて、第1の時間領域リソースにおいて第2のノードデバイスにより送信された第1のメッセージを受信し、第2の時間領域リソースにおいて第3のノードデバイスに第2のメッセージを送信することは、
該第1のノードデバイスが該第1の時間領域リソースにおいて該第2のノードデバイスにより送信された該第1のメッセージを優先的に受信することを含む。
【0013】
そして、第1の時間領域リソースと第2の時間領域リソースとは、一部又は全部が重複されてもよく、この時、第1のノードデバイスは、第1の時間領域リソースにおいてその親ノードデバイスにより送信されたメッセージを優先的に受信することで、リソースを優先的にスケジューリングしてメッセージ受信する。
【0014】
任意選択で、第1の態様の実現形態において、該第1のノードデバイスが構成情報に基づいて、第1の時間領域リソースにおいて第2のノードデバイスにより送信された第1のメッセージを受信し、第2の時間領域リソースにおいて第3のノードデバイスに第2のメッセージを送信することは、
該第1のノードデバイスが該第2の時間領域リソースのうちの該第1の時間領域リソースと重複されない領域において第3のノードデバイスに該第2のメッセージを優先的に送信することを含む。
【0015】
そして、第1の時間領域リソースと第2の時間領域リソースとは、一部又は全部が重複されてもよく、この時、第1のノードデバイスは、第2の時間領域リソースのうちの第1の時間領域リソースと重複されない領域においてその子ノードデバイスにメッセージを優先的に送信することで、重複されない下り時間領域リソースを優先的にスケジューリングしてメッセージ送信することができる。
【0016】
任意選択で、第1の態様の実現形態において、該第1のノードデバイスが構成情報に基づいて、第1の時間領域リソースにおいて第2のノードデバイスにより送信された第1のメッセージを受信し、第2の時間領域リソースにおいて第3のノードデバイスに第2のメッセージを送信することは、
非連続受信(Discontinuous Reception、DRX)構成情報が該第1の時間領域リソースにおいて該第2のノードデバイスにより送信された該第1のメッセージを受信する必要がないことを示す場合、該第1のノードデバイスが該第2の時間領域リソースにおいて該第3のノードデバイスに該第2のメッセージを送信することを含み、ここで、該DRX構成情報は、該第1のノードデバイスが非アクティブ化のタイマーの動作時間又は連続のタイマーの動作時間内にメッセージを受信し、非アクティブ化のタイマー又は連続のタイマーがタイムアウトした後にメッセージの受信を拒絶するように指示する。
【0017】
任意選択で、第1の態様の実現形態において、該構成情報が第1の構成情報及び第2の構成情報を含み、該第1の構成情報が該第1の時間領域リソースを示し、該第2の構成情報が該第2の時間領域リソースを示す。
【0018】
任意選択で、第1の態様の実現形態において、該第1のメッセージ及び/又は該第2のメッセージが下り参照信号又はシステムメッセージである場合、
該第1のノードデバイスが構成情報に基づいて、第1の時間領域リソースにおいて第2のノードデバイスにより送信された第1のメッセージを受信し、第2の時間領域リソースにおいて第3のノードデバイスに第2のメッセージを送信することは、
該第1のノードデバイスが該第1の時間領域リソースのうちの該第2の時間領域リソースと重複されない領域において該第2のノードデバイスにより送信された該第1のメッセージを受信し、及び/又は、該第2の時間領域リソースのうちの該第1の時間領域リソースと重複されない領域において第3のノードデバイスに該第2のメッセージを送信することを含む。
【0019】
そして、第1のノードデバイスは、第1の時間領域リソースのうちの第2の時間領域リソースと重複されない領域においてその親ノードデバイスにより送信された下り参照信号又はシステムメッセージを受信し、第2の時間領域リソースのうちの第1の時間領域リソースと重複されない領域においてその子ノードデバイスに下り参照信号又はシステムメッセージを送信することで、下り参照信号又はシステムメッセージの確実な伝送を保証することができる。
【0020】
任意選択で、第1の態様の実現形態において、該方法は、さらに、
該第1のノードデバイスが該第1の時間領域リソース、及び/又は、該第2の時間領域リソース、及び/又は、該第1の時間領域リソースと該第2の時間領域リソースと重複される領域、及び/又は、該第1の時間領域リソースと該第2の時間領域リソースと重複されない領域を該第3のノードデバイスに送信することを含む。
【0021】
そして、第1のノードデバイスがその子ノードデバイスに時間領域リソースを送信することで、その子ノードデバイスは、第1のノードデバイスにより送信されたメッセージを受信する時間領域リソースを決定することで、確実な伝送を保証することができる。
【0022】
任意選択で、第1の態様の実現形態において、該第1のノードデバイスが構成情報に基づいて、第1の時間領域リソースにおいて第2のノードデバイスにより送信された第1のメッセージを受信し、第2の時間領域リソースにおいて第3のノードデバイスに第2のメッセージを送信することは、
該第1のノードデバイスが構成情報及びDRX構成情報に基づいて、該第1の時間領域リソースにおいて該第2のノードデバイスにより送信された該第1のメッセージを受信し、該第2の時間領域リソースにおいて該第3のノードデバイスに該第2のメッセージを送信することを含み、ここで、
該第1のノードデバイスは、該第1の時間領域リソースの以外の下り時間領域リソースにおいて、該第1のノードデバイスが該第1のメッセージを受信することを示す該DRX構成情報を無視し、該第1のメッセージの受信を拒絶し、
該DRX構成情報は、該第1のノードデバイスが非アクティブ化のタイマーの動作時間又は連続のタイマーの動作時間内にメッセージを受信し、非アクティブ化のタイマー又は連続のタイマーがタイムアウトした後にメッセージの受信を拒絶するように指示する。
【0023】
そして、第1のノードデバイスは、メッセージを受信する時、構成情報が示す時間領域リソースを優先にし、次に、DRX構成情報を考えることで、構成情報とDRX構成情報とが競合した場合、この競合を解決することができる。
【0024】
任意選択で、第1の態様の実現形態において、該第1のノードデバイスが該構成情報に基づいて、該第1の時間領域リソースにおいて該第2のノードデバイスにより送信された該第1のメッセージを受信し、該第2の時間領域リソースにおいて該第3のノードデバイスに該第2のメッセージを送信する前に、該方法は、さらに、
該第1のノードデバイスが第4のノードデバイスにより送信された該構成情報を受信することを含み、該第4のノードデバイスは、該第2のノードデバイス、アンカーノードデバイス、アクセスネットワークデバイス、又はコアネットワークデバイスである。
【0025】
任意選択で、第1の態様の実現形態において、該第1のノードデバイスが第4のノードデバイスにより送信された該構成情報を受信することは、
該第1のノードデバイスは、該第4のノードデバイスにより無線リソース制御(Radio Resource Control、RRC)、又は、メディアアクセス制御制御要素(Media Access Control Control Element、MAC CE)、又は、下り制御情報(Downlink Control Information、DCI)を介して送信された該構成情報を受信することを含む。
【0026】
任意選択で、第1の態様の実現形態において、該方法は、さらに、
該第1のノードデバイスが第5の時間領域リソースにおいて第5のノードデバイスと端末間(Device to Device、D2D)通信を行うことを含み、ここで、
該第5の時間領域リソースが第6のノードデバイスにより構成され、該第6のノードデバイスが該第2のノードデバイス、アンカーノードデバイス、アクセスネットワークデバイス、又はコアネットワークデバイスである。
【0027】
第2の態様として、本願の実施例は中継ネットワークの二重調整方法を提供し、
第1のノードデバイスが第2のノードデバイスにより送信された時間領域リソース情報を受信することと、
該第1のノードデバイスが該時間領域リソース情報に基づいて、該第2のノードデバイスにより送信されたメッセージを受信することとを含み、
ここで、該第2のノードデバイスが該第1のノードデバイスの親ノードである。
【0028】
そして、本願の実施例における中継ネットワークの二重調整方法では、第1のノードデバイスは、その親ノードデバイスにより送信された時間領域リソース情報を受信することで、その親ノードデバイスにより送信されたメッセージを受信する時間領域リソースを決定し、確実な伝送を保証することができる。
【0029】
任意選択で、第2の態様の実現形態において、該時間領域リソース情報は、第1の時間領域リソース、及び/又は、第2の時間領域リソース、及び/又は、該第1の時間領域リソースと該第2の時間領域リソースと重複される領域、及び/又は、該第1の時間領域リソース該第2の時間領域リソースと重複されない領域を含み、ここで、
該第2のノードデバイスが該第1の時間領域リソースで第3のノードデバイスにより送信されたメッセージを受信し、該第2の時間領域リソースで該第1のノードデバイスにメッセージを送信し、該第3のノードデバイスが該第2のノードデバイスの親ノードである。
【0030】
任意選択で、第2の態様の実現形態において、該時間領域リソース情報が該第1の時間領域リソースを含む場合、
該第1のノードデバイスが該時間領域リソース情報に基づいて、該第2のノードデバイスにより送信されたメッセージを受信することは、
該第1のノードデバイスが該第1の時間領域リソースの以外の時間領域リソースにおいて該第2のノードデバイスにより送信されたメッセージを受信することを含む。
【0031】
任意選択で、第2の態様の実現形態において、該時間領域リソース情報が該第1の時間領域リソース、及び/又は、該第2の時間領域リソースを含む場合、
該第1のノードデバイスが該時間領域リソース情報に基づいて、該第2のノードデバイスにより送信されたメッセージを受信することは、
該第1のノードデバイスが該第2の時間領域リソースにおいて該第2のノードデバイスにより送信されたメッセージを受信することを含む。
【0032】
任意選択で、第2の態様の実現形態において、該時間領域リソース情報が該第1の時間領域リソース、及び/又は、該第2の時間領域リソース、及び/又は、該第1の時間領域リソースと該第2の時間領域リソースと重複される領域を含む場合、
該第1のノードデバイスが該時間領域リソース情報に基づいて、該第2のノードデバイスにより送信されたメッセージを受信することは、
該第1のノードデバイスが第3の時間領域リソースにおいて該第2のノードデバイスにより送信されたメッセージを優先的に受信することを含み、ここで、該第3の時間領域リソースは、該第2の時間領域リソースのうちの、該第1の時間領域リソースと該第2の時間領域リソースと重複される領域の以外の時間領域リソースである。
【0033】
任意選択で、第2の態様の実現形態において、該時間領域リソース情報が該第1の時間領域リソース、及び/又は、該第2の時間領域リソース、及び/又は、該第1の時間領域リソースと該第2の時間領域リソースと重複される領域、及び/又は、該第1の時間領域リソース該第2の時間領域リソースと重複されない領域を含む場合、
該第1のノードデバイスが該時間領域リソース情報に基づいて、該第2のノードデバイスにより送信されたメッセージを受信することは、
該第1のノードデバイスが、該第2の時間領域リソースのうちの該第1の時間領域リソースと該第2の時間領域リソースと重複されない領域において該第2のノードデバイスにより送信されたメッセージを優先的に受信することを含む。
【0034】
第3の態様として、本願の実施例は、第1の態様または第1の態様の任意の実施態様における方法のモジュールまたはユニットを実行することができる中継ノードデバイスを提供する。
【0035】
第4の態様として、本願の実施例は、第2の態様または第2の態様の任意の実施態様における方法のモジュールまたはユニットを実行することができる中継ノードデバイスを提供する。
【0036】
第5の態様は、プロセッサと、メモリと、通信インターフェースとを含む中継ノードデバイスを提供する。プロセッサは、メモリおよび通信インターフェースに接続される。メモリは、命令を格納するために使用され、プロセッサは、命令を実行するために使用され、通信インターフェースは、プロセッサの制御下で他のセルと通信するために使用される。プロセッサがメモリに記憶された命令を実行すると、プロセッサに、第1の態様または第1の態様の任意の可能な実装形態における方法を実行させる。
【0037】
第6の態様は、プロセッサと、メモリと、通信インターフェースとを含む中継ノードデバイスを提供する。プロセッサは、メモリおよび通信インターフェースに接続される。メモリは、命令を格納するために使用され、プロセッサは、命令を実行するために使用され、通信インターフェースは、プロセッサの制御下で他のセルと通信するために使用される。プロセッサがメモリに記憶された命令を実行すると、プロセッサに、第2の態様または第2の態様の任意の可能な実装形態における方法を実行させる。
【0038】
第7の態様は、コンピュータに、上述の態様に記載の方法を実行するための命令を指示するためのプログラムコードを記憶したコンピュータ記憶媒体を提供する。
【0039】
第8の態様は、命令を備えるコンピュータプログラム製品を提供し、コンピュータ上で実行されると、コンピュータに、上記の態様に記載の方法を実行させる。
【図面の簡単な説明】
【0040】
図1】本願の実施例における応用シーンの模式図である。
図2】本願の実施例における中継ネットワークの二重調整方法のフローチャートである。
図3】本願の実施例における2つの時間領域リソースが互いに重複されないことを示す模式図である。
図4】本願の実施例における2つの時間領域リソースが互いに重複されることを示す模式図である。
図5】本願の他の実施例における中継ネットワークの二重調整方法のフローチャートである。
図6】本願の実施例における中継ノードデバイスのブロック図である。
図7】本願の他の実施例における中継ノードデバイスのブロック図である。
図8】本願の実施例におけるシステムチップの構成図である。
図9】本願の他の実施例における中継ネットワークの二重調整デバイスのブロック図である。
【発明を実施するための形態】
【0041】
以下、本願の実施例における技術的解決策を、本願の実施例における添付図面と併せて、明確かつ完全に説明する。
【0042】
本願の実施例の技術的解決策は、5G NR通信システムに適用できる。
【0043】
図1は、本願の実施例の応用シーンの模式図である。
【0044】
図1に示すように、通信システム100は、コアネットワークデバイス110と、アンカーノードデバイス120と、中継ノードデバイス130-170と、端末デバイス180-190とを含みうる。この通信システム100では、コアネットワークデバイス110を中心としたトポロジーネットワークが確立できる。コアネットワークデバイス110は、アンカーノードデバイス120、中継ノードデバイス130、中継ノードデバイス140、中継ノードデバイス150を介して端末デバイス180との通信接続を確立することができ、コアネットワークデバイス110は、アンカーノードデバイス120、中継ノードデバイス160、中継ノードデバイス170を介して端末デバイス190との通信接続を確立することができる。
【0045】
本願の実施例は、通信システム100を例として説明するが、本願の実施例は、これに限定されないことを理解すべきである。つまり、本願の実施例における中継ノードデバイスの数と端末デバイスの数は、実際のニーズに応じて決定すればよい。
【0046】
ここで、コアネットワークデバイス110は、アクセスおよびモビリティ管理機能( Access and Mobility Management Function、AMF )、さらにたとえばセッション管理機能( Session Management Function、SMF )、さらにたとえばユーザプレーン機能( User Plane Function、UPF )など、5Gコアネットワーク( 5G Core、5 GC )デバイスであり得る。
【0047】
アンカーノードデバイス120は、コアネットワークデバイス110と有線で直接通信する基地局またはアクセスネットワークデバイスであり得る。アンカーノードデバイス120は、特定の地理的領域に通信カバレッジを提供し、そのカバレッジエリア内に位置する中継ノードデバイス又は端末デバイス(例えば、UE )と通信する。任意選択で、このアンカーノードデバイス120は、新規ラジオ( New Radio、NR )システムの基地局( gNB )であってもよく、またはクラウド無線アクセスネットワーク( Cloud Radio Access Network、CRAN )の無線コントローラであってもよく、または中継局、アクセスポイント、車載装置、ウェアラブル装置、または将来進化するパブリック地上波モバイルネットワーク( Public Land Mobile Network、PLMN )のネットワーク装置などであってもよい。
【0048】
中継ノードデバイス( 130-170 )は、アンカーノードデバイスと端末デバイスとの間のデータ又はシグナリング転送を可能にし得る。例えば、中継ノードデバイス130は、アンカーノードデバイス120と中継ノードデバイス140 (端末デバイス180 )との間のデータ又はシグナリングを転送するために、アンカーノードデバイス120と中継ノードデバイス140とを接続する。中継ノードデバイスは、特定の地理的エリアに通信カバレッジを提供し、そのカバレッジエリア内に位置する他の中継ノードデバイスまたは端末デバイスと通信することができる。任意選択で、この中継ノードデバイスは、NRシステムにおける基地局( gNB )、または中継局、アクセスポイント、車載装置、ウェアラブル装置、または将来開発されるPLMNにおけるネットワーク装置などであり得る。
【0049】
任意選択で、中継ノードデバイスとアンカーノードデバイス120との間の通信接続は、ホップ数によって表され、例えば、中継ノードデバイス130とアンカーノードデバイス120との間のホップ数が1であり、中継ノードデバイス150とアンカーノードデバイス120との間のホップ数が3である。
【0050】
任意選択で、中継ノードデバイスの直上ホップの装置が親ノードとなり、直下のホップが子ノードとなる。例えば、中継ノードデバイス140の親ノードは中継ノードデバイス130であり、中継ノードデバイス140の子ノードは中継ノードデバイス150である。
【0051】
任意選択で、アンカーノードデバイス120との間のホップ数が少ないほど、優先度が高くなる。例えば、中継ノードデバイス130の優先度は中継ノードデバイス140よりも高い。また、例えば、中継ノードデバイス130の優先度は、中継ノードデバイス160の優先度と同一である。
【0052】
端末デバイス( 180-190 )は、移動型であってもよいし、固定型であってもよい。任意選択で、端末機器は、アクセス端末、ユーザ機器( User Equipment、UE )、ユーザ機器、ユーザ局、移動局、リモート端末、モバイル機器、ユーザ端末、無線通信機器、ユーザエージェント、またはユーザ装置を指し得る。アクセス端末は、セルラー電話、コードレス電話、セッション開始プロトコル( Session Initiation Protocol、SIP )電話、ワイヤレスローカルループ( Wireless Local Loop、WLL )局、パーソナルデジタル処理( Personal Digital Assistant、PDA )、ワイヤレス通信機能を有するハンドヘルドデバイス、コンピューティングデバイス、またはワイヤレスモデムに接続された他の処理デバイス、車載デバイス、ウェアラブルデバイス、5G NRネットワークにおける端末デバイス、または将来開発されるPLMNにおける端末デバイスなどであり得る。
【0053】
図1は、1つのコアネットワークデバイス、1つのアンカーノードデバイス、5つの中継ノードデバイス、及び2つの端末デバイスを例示的に示したが、無線通信システム100は、複数のアンカーノードデバイス及び他の数の中継ノードデバイスを含んでもよく、各中継ノードデバイスのカバレッジ内に他の数の端末デバイスを含んでもよく、本願の実施例はこれに限定されない。
【0054】
任意選択で、無線通信システム100は、セッション管理機能( Session Management Function、SMF )、統合データ管理( Unified Data Management、UDM )、認証サーバ機能( Authentication Server Function、AUSF )などの他のネットワークエンティティをさらに含んでもよく、本願の実施例はこれに限定されない。
【0055】
本明細書において、「システム」および「ネットワーク」という用語は、しばしば、本明細書において交換可能に使用されることが理解される。ここで、及び/又はとは、単に関連のある対象を記述するための関連関係の1つであり、A及び/又はBのように3つの関係が存在し得ることを意味し、Aのみ、AとBが同時に存在すること、Bのみが存在することの3つの場合が存在し得ることを意味する。なお、本文中の「/」の文字は、前後の関連オブジェクトが一種の「または」の関係であることを一般的に示す。
【0056】
図2は、本願の実施例による中継ネットワークの二重調整方法200の概略的なフローチャートである。方法200は、任意選択で、図1に示されるシステムに適用され得るが、これに限定されない。方法200は、以下のコンテンツの少なくとも一部を含む。
【0057】
210において、第1のノードデバイスが構成情報に基づいて、第1の時間領域リソースにおいて第2のノードデバイスにより送信された第1のメッセージを受信し、第2の時間領域リソースにおいて第3のノードデバイスに第2のメッセージを送信し、ここで、該構成情報が該第1の時間領域リソース及び/又は該第2の時間領域リソースを示し、該第2のノードデバイスが該第1のノードデバイスの親ノードであり、該第3のノードデバイスが該第1のノードデバイスの子ノードである。
【0058】
具体的には、該第1のメッセージは、下りデータでもよいし、ページングメッセージでもよいし、システムメッセージでもよいし、下り参照信号でもよいし、何らかの制御シグナリングメッセージでもよいが、本願の実施例はこれに限定されない。
【0059】
具体的には、該第2のメッセージは、下りデータでもよいし、ページングメッセージでもよいし、システムメッセージでもよいし、下り参照信号でもよいし、何らかの制御シグナリングメッセージでもよいが、本願の実施例はこれに限定されない。
【0060】
第1のノードデバイスは、同時に、第1の時間領域リソースにおいて第2のノードデバイスにより送信された第1のメッセージを受信し、第2の時間領域リソースにおいて第3のノードデバイスに第2のメッセージを送信することができる。
【0061】
該第1の時間領域リソース及び/又は該第2の時間領域リソースが下り時間領域リソースである。
【0062】
任意選択で、該第1の時間領域リソース及び/又は該第2の時間領域リソースが柔軟スロットリソースを含む(flexible slot)。
【0063】
任意選択で、該第1の時間領域リソースと該第2の時間領域リソースとは、互いに重複されない。
【0064】
任意選択で、該第2の時間領域リソースが第3の時間領域リソースの一部又は全部であり、ここで、該第3の時間領域リソースが除第1の時間領域リソースの以外の下り時間領域リソースである。
【0065】
例えば、図3に示すように、第1の時間領域リソースと第2の時間領域リソースとが、互いに重複されなく、第2の時間領域リソースが第3の時間領域リソースの一部であり、第1の時間領域リソースと第3の時間領域リソースとが全ての下り時間領域リソースを構成する。
【0066】
そして、第1の時間領域リソースと第2の時間領域リソースとが互いに重複されないため、第1のノードデバイスは、同時に、第1の時間領域リソースにおいてその親ノードデバイスにより送信されたメッセージを受信し、第2の時間領域リソースにおいてその子ノードデバイスにメッセージを送信することができる。
【0067】
任意選択で、該第1の時間領域リソースと該第2の時間領域リソースとは、一部又は全部が重複される。
【0068】
例えば、図4に示すように、該第1の時間領域リソースと該第2の時間領域リソースとは、一部が重複される。
【0069】
具体的に、該第1の時間領域リソースと該第2の時間領域リソースとは、一部又は全部が重複される場合、該第1のノードデバイスが該第1の時間領域リソースにおいて該第2のノードデバイスにより送信された該第1のメッセージを優先的に受信する。
【0070】
そして、第1の時間領域リソースと第2の時間領域リソースとは、一部又は全部が重複されてもよく、この時、第1のノードデバイスは、第1の時間領域リソースにおいてその親ノードデバイスにより送信されたメッセージを優先的に受信することで、リソースを優先的にスケジューリングしてメッセージ受信を行うことができる。
【0071】
任意選択で、該第1のノードデバイスが該第1の時間領域リソースにおいて該第2のノードデバイスにより送信された該第1のメッセージを受信する時に、該第3のノードデバイスが接続状態にあり、例えば、該第3のノードデバイスは、該第1のノードデバイスの以外の親ノードにより送信されたメッセージを受信する。
【0072】
具体的に、該第1の時間領域リソースと該第2の時間領域リソースとは、一部又は全部が重複される場合、該第1のノードデバイスが該第2の時間領域リソースのうちの該第1の時間領域リソースと重複されない領域において第3のノードデバイスに該第2のメッセージを優先的に送信する。
【0073】
そして、第1の時間領域リソースと第2の時間領域リソースとが一部又は全部が重複されてもよく、この時、第1のノードデバイスは、第2の時間領域リソースのうちの第1の時間領域リソースと重複されない領域において、その子ノードデバイスにメッセージを優先的に送信することで、重複されない領域の下り時間領域リソースを優先的にスケジューリングしてメッセージ送信を行うことができる。
【0074】
任意選択で、該DRX構成情報が該第1の時間領域リソースにおいて該第2のノードデバイスにより送信された該第1のメッセージを受信する必要がないことを示す場合、該第1のノードデバイスが該第2の時間領域リソースにおいて該第3のノードデバイスに該第2のメッセージを送信する。
【0075】
任意選択で、該第1の時間領域リソースと該第2の時間領域リソースとは、一部又は全部が重複される場合、該構成情報が第1の構成情報及び第2の構成情報を含み、該第1の構成情報が該第1の時間領域リソースを示し、該第2の構成情報が該第2の時間領域リソースを示す。
【0076】
任意選択で、該第1の時間領域リソースと該第2の時間領域リソースとは、一部又は全部が重複され、該第1のメッセージ及び/又は該第2のメッセージが下り参照信号又はシステムメッセージである場合、該第1のノードデバイスが該第1の時間領域リソースのうちの該第2の時間領域リソースと重複されない領域において該第2のノードデバイスにより送信された該第1のメッセージを受信し、及び/又は、該第2の時間領域リソースのうちの該第1の時間領域リソースと重複されない領域において第3のノードデバイスに該第2のメッセージを送信する。
【0077】
そして、第1のノードデバイスは、第1の時間領域リソースのうちの第2の時間領域リソースと重複されない領域においてその親ノードデバイスにより送信された下り参照信号又はシステムメッセージを受信し、第2の時間領域リソースのうちの第1の時間領域リソースと重複されない領域においてその子ノードデバイスに下り参照信号又はシステムメッセージを送信することで、下り参照信号又はシステムメッセージの確実な伝送を保証することができる。
【0078】
任意選択で、該第1のノードデバイスが該第1の時間領域リソース、及び/又は、該第2の時間領域リソース、及び/又は、該第1の時間領域リソースと該第2の時間領域リソースと重複される領域、及び/又は、該第1の時間領域リソース該第2の時間領域リソースと重複されない領域を該第3のノードデバイスに送信する。
【0079】
該第1のノードデバイスが該第3のノードデバイスに該第1の時間領域リソースを送信する場合、該第3のノードデバイスは、該第1の時間領域リソースの以外の時間領域リソースにおいて該第1のノードデバイスにより送信されたメッセージを受信する。
【0080】
該第1のノードデバイスが該第3のノードデバイスに該第1の時間領域リソース、及び/又は、該第2の時間領域リソースを送信する場合、該第3のノードデバイスは、該第2の時間領域リソースにおいて該第1のノードデバイスにより送信されたメッセージを受信する。
【0081】
該第1のノードデバイスが該第1の時間領域リソース、及び/又は、該第2の時間領域リソース、及び/又は、該第1の時間領域リソースと該第2の時間領域リソースと重複される領域を該第3のノードデバイスに送信する場合、該第3のノードデバイスは、第3の時間領域リソースにおいて該第1のノードデバイスにより送信されたメッセージを優先的に受信し、ここで、該第3の時間領域リソースは、該第2の時間領域リソースのうちの、該第1の時間領域リソースと該第2の時間領域リソースと重複される領域の以外の時間領域リソースである。
【0082】
該第1のノードデバイスが該第1の時間領域リソース、及び/又は、該第2の時間領域リソース、及び/又は、該第1の時間領域リソースと該第2の時間領域リソースと重複される領域、及び/又は、該第1の時間領域リソース該第2の時間領域リソースと重複されない領域を該第3のノードデバイスに送信する場合、該第3のノードデバイスは、該第2の時間領域リソースのうちの該第1の時間領域リソースと重複されない領域において、該第1のノードデバイスにより送信されたメッセージを優先的に受信する。
【0083】
そして、第1のノードデバイスがその子ノードデバイスに時間領域リソースを送信することで、その子ノードデバイスは、第1のノードデバイスにより送信されたメッセージを受信する時間領域リソースを決定し、さらに、確実な伝送を保証することができる。
【0084】
任意選択で、該第1のノードデバイスが構成情報及びDRX構成情報に基づいて、該第1の時間領域リソースにおいて該第2のノードデバイスにより送信された該第1のメッセージを受信し、該第2の時間領域リソースにおいて該第3のノードデバイスに該第2のメッセージを送信する。
【0085】
該第1のノードデバイスは、該第1の時間領域リソースの以外の下り時間領域リソースにおいて、該第1のノードデバイスが該第1のメッセージを受信することを示す該DRX構成情報を無視し、該第1のメッセージの受信を拒絶する。
【0086】
該DRX構成情報は、該第1のノードデバイスが非アクティブ化のタイマー(inativitytimer)の動作期間内又は連続のタイマー(ondurationtimer)の動作期間内にメッセージを受信し、非アクティブ化のタイマー又は連続のタイマーがタイムアウトした後にメッセージの受信を拒絶するように指示する。
【0087】
具体的に、該第1のノードデバイスが該DRX構成情報に基づいて該第1の時間領域リソースにおいて該第2のノードデバイスの該第1のメッセージを受信する必要があると決定し、且つ該構成情報は、該第1のメッセージに対する時間領域リソースがないことを示す場合、該第1のノードデバイスは、該第1のメッセージの受信を拒絶する。
【0088】
任意選択で、該構成情報の優先度が該DRX構成情報よりも大きい。
【0089】
そして、第1のノードデバイスは、メッセージを受信する時、構成情報が示す時間領域リソースを優先的にし、次にDRX構成情報を考えることで、構成情報とDRX構成情報とが競合した場合、この競合を解決することができる。
【0090】
任意選択で、該第1のノードデバイスが第4のノードデバイスにより送信された該構成情報を受信することを含み、該第4のノードデバイスは、該第2のノードデバイス、アンカーノードデバイス、アクセスネットワークデバイス、又はコアネットワークデバイスである。
【0091】
任意選択で、該第1のノードデバイスは、該第4のノードデバイスがRRC、MAC CE、又はDCIを介して送信した該構成情報を受信する。
【0092】
任意選択で、該方法200は、さらに、
該第1のノードデバイスが第5の時間領域リソースにおいて第5のノードデバイスとD2D通信を行うことを含み、ここで、該第5の時間領域リソースが第6のノードデバイスにより構成され、該第6のノードデバイスが該第2のノードデバイス、アンカーノードデバイス、アクセスネットワークデバイス、又はコアネットワークデバイスである。
【0093】
第1のノードデバイスと第5のノードデバイスとは、同じ優先度のノードデバイスである。
【0094】
任意選択で、該第5の時間領域リソースは、サイドリンク時間領域リソースであってもよい。
【0095】
そして、本願の実施例における中継ネットワークの二重調整方法では、第1のノードデバイスは、動的構成情報に基づいて、第1の時間領域リソースにおいてその親ノードデバイスにより送信されたメッセージを受信し、第2の時間領域リソースにおいてその子ノードデバイスにメッセージを送信することで、5G NRがbackhaul link通信に対する要求を満たすことができる。
【0096】
図5は、本願の実施例による中継ネットワークの二重調整方法300の概略的なフローチャートである。方法300は、任意選択で、図1に示されるシステムに適用され得るが、これに限定されない。方法300は、以下のコンテンツの少なくとも一部を含む。
【0097】
310において、第1のノードデバイスが第2のノードデバイスにより送信された時間領域リソース情報を受信し、ここで、該第2のノードデバイスが該第1のノードデバイスの親ノードである。
【0098】
320において、該第1のノードデバイスが該時間領域リソース情報に基づいて、該第2のノードデバイスにより送信されたメッセージを受信する。
【0099】
任意選択で、該時間領域リソース情報が第1の時間領域リソース、及び/又は、第2の時間領域リソース、及び/又は、該第1の時間領域リソースと該第2の時間領域リソースと重複される領域、及び/又は、該第1の時間領域リソース該第2の時間領域リソースと重複されない領域を含み、ここで、
該第2のノードデバイスが該第1の時間領域リソースで第3のノードデバイスにより送信されたメッセージを受信し、該第2の時間領域リソースで該第1のノードデバイスにメッセージを送信し、該第3のノードデバイスが該第2のノードデバイスの親ノードである。
【0100】
任意選択で、該時間領域リソース情報が該第1の時間領域リソースを含む場合、
該第1のノードデバイスが該時間領域リソース情報に基づいて、該第2のノードデバイスにより送信されたメッセージを受信することは、
該第1のノードデバイスが該第1の時間領域リソースの以外の時間領域リソースにおいて該第2のノードデバイスにより送信されたメッセージを受信することを含む。
【0101】
任意選択で、該時間領域リソース情報が該第1の時間領域リソース、及び/又は、該第2の時間領域リソースを含む場合、
該第1のノードデバイスが該時間領域リソース情報に基づいて、該第2のノードデバイスにより送信されたメッセージを受信することは、
該第1のノードデバイスが該第2の時間領域リソースにおいて該第2のノードデバイスにより送信されたメッセージを受信することを含む。
【0102】
任意選択で、該時間領域リソース情報が該第1の時間領域リソース、及び/又は、該第2の時間領域リソース、及び/又は、該第1の時間領域リソースと該第2の時間領域リソースと重複される領域を含む場合、
該第1のノードデバイスが該時間領域リソース情報に基づいて、該第2のノードデバイスにより送信されたメッセージを受信することは、
該第1のノードデバイスが第3の時間領域リソースにおいて該第2のノードデバイスにより送信されたメッセージを優先的に受信することを含み、ここで、該第3の時間領域リソースは、該第2の時間領域リソースのうちの、該第1の時間領域リソースと該第2の時間領域リソースと重複される領域の以外の時間領域リソースである。
【0103】
任意選択で、該時間領域リソース情報が該第1の時間領域リソース、及び/又は、該第2の時間領域リソース、及び/又は、該第1の時間領域リソースと該第2の時間領域リソースと重複される領域、及び/又は、該第1の時間領域リソース該第2の時間領域リソースと重複されない領域を含む場合、
該第1のノードデバイスが該時間領域リソース情報に基づいて、該第2のノードデバイスにより送信されたメッセージを受信することは、
該第1のノードデバイスが、該第2の時間領域リソースのうちの該第1の時間領域リソースと該第2の時間領域リソースと重複されない領域において該第2のノードデバイスにより送信されたメッセージを優先的に受信することを含む。
【0104】
なお、中継ネットワークの二重調整方法300におけるステップは、中継ネットワークの二重調整方法200における対応するステップの関連説明を参照してもよく、簡潔のためにここでは詳しい説明を省略する。
【0105】
そして、本願の実施例における中継ネットワークの二重調整方法では、第1のノードデバイスは、その親ノードデバイスにより送信された時間領域リソース情報を受信し、その親ノードデバイスにより送信されたメッセージを受信する時間領域リソースを決定することで、確実な伝送を保証することができる。
【0106】
図6は本願の実施例における中継ノードデバイス400のブロック図である。図6に示すように、該中継ノードデバイス400が通信ユニット410を含み、ここで、該通信ユニット410は、構成情報に基づいて、第1の時間領域リソースにおいて第2のノードデバイスにより送信された第1のメッセージを受信し、第2の時間領域リソースにおいて第3のノードデバイスに第2のメッセージを送信するように構成され、ここで、前記構成情報が前記第1の時間領域リソース及び/又は前記第2の時間領域リソースを示し、前記第2のノードデバイスが前記中継ノードデバイスの親ノードであり、前記第3のノードデバイスが前記中継ノードデバイスの子ノードである。
【0107】
なお、この中継ノードデバイス400は、方法200における第1のノードデバイスに対応することができ、方法200における第1のノードデバイスにより実施される対応する動作を実施することができ、簡潔のためにここでは詳しい説明を省略する
図7は本願の実施例における中継ノードデバイス500のブロック図である。図7に示すように、該中継ノードデバイス500が通信ユニット510を含み、ここで、該通信ユニット510は、第2のノードデバイスにより送信された時間領域リソース情報を受信するように構成され、ここで、前記第2のノードデバイスが前記中継ノードデバイスの親ノードであり、前記通信ユニット510は、さらに、前記時間領域リソース情報に基づいて、前記第2のノードデバイスにより送信されたメッセージを受信するように構成される。
【0108】
なお、この中継ノードデバイス500は、方法300における第1のノードデバイスに対応することができ、方法300における第1のノードデバイスにより実施される対応する動作は、簡潔のためにここで説明を省略する。
【0109】
図8は、本実施例のシステムチップ600の概略構成図である。図8のシステムチップ600は、入力インターフェース601、出力インターフェース602、メモリ604内のコードを実行するプロセッサ603、及びメモリ604を含み、これらの間を内部通信接続線によって接続することができる。
【0110】
任意選択で、コードが実行されると、プロセッサ603は、方法200のうちの第1のノードデバイスによって実行される方法を実施する。簡潔にするために、ここで説明を省略する。
【0111】
任意選択で、コードが実行されると、プロセッサ603は、方法300のうちの第1のノードデバイスによって実行される方法を実施する。簡潔にするために、ここで説明を省略する。
【0112】
図9は、本願の実施例による通信デバイス700の概略ブロック図である。図9に示すように、通信デバイス700は、プロセッサ710と、メモリ720とを有する。メモリ720は、プロセッサ710がメモリ720に記憶されたプログラムコードを実行することができるプログラムコードを記憶することができる。
【0113】
任意選択で、図9に示すように、通信デバイス700は、プロセッサ710が外部と通信するように制御することができる送受信機730を含んでもよい。
【0114】
任意選択で、プロセッサ710は、メモリ720に記憶されたプログラムコードを呼び出し、方法200における第1のノードデバイスの対応する動作を実行してもよく、簡潔にするために、ここでは詳しい説明を省略する。
【0115】
任意選択で、プロセッサ710は、メモリ720に記憶されたプログラムコードを呼び出し、方法300における第1のノードデバイスの対応する動作を実行してもよく、簡潔にするために、ここでは詳しい説明を省略する。
【0116】
本願の実施例のプロセッサは、信号の処理能力を有する集積回路チップであり得ることが理解される。実施において、上述した方法の実施例のステップは、プロセッサ内のハードウェアの集積論理回路またはソフトウェア形態の命令によって実行されてもよい。上記のプロセッサは、汎用プロセッサ、デジタル信号プロセッサ( Digital Signal Processor、DSP )、特定用途向け集積回路( Application Specific Integrated Circuit、ASIC )、既存のプログラマブルゲートアレイ( Field Programmable Gate Array、FPGA )又は他のプログラマブル論理デバイス、ディスクリートゲート又はトランジスタロジック、ディスクリートハードウェアコンポーネントであってもよい。本願の実施例に開示された方法、ステップ、及び論理ブロック図は、実施され得るか、又は実行され得る。汎用プロセッサはマイクロプロセッサであってもよく、プロセッサは任意の従来のプロセッサなどであってもよい。本願の実施例に関連して開示される方法のステップは、ハードウェアデコーディングプロセッサ実行として直接的に、または、デコーディングプロセッサ内のハードウェアおよびソフトウェアモジュールの組み合わせで実行されるとして具現化され得る。ソフトウェアモジュールは、ランダムアクセスメモリ、フラッシュメモリ、読み取り専用メモリ、プログラム可能読み取り専用メモリ、または電気的に消去可能なプログラム可能メモリ、レジスタなどの当技術分野で熟練した記憶媒体内に配置され得る。この記憶媒体は、メモリに位置し、プロセッサは、メモリ内の情報を読み取り、ハードウェアとともに上述した方法のステップを実行する。
【0117】
本願の実施例におけるメモリは、揮発性メモリ又は不揮発性メモリであってもよく、或いは揮発性メモリ及び不揮発性メモリの両方を含んでもよいことが理解される。ここで、不揮発性メモリは、リードオンリーメモリ( Read-Only Memory、ROM )、プログラマブルリードオンリーメモリ( Programmable ROM、PROM )、消去可能プログラマブルリードオンリーメモリ( Erasable PROM、EPROM )、電気的消去可能プログラマブルリードオンリーメモリ( Electrically EPROM、EEPROM )、またはフラッシュメモリであってもよい。揮発性メモリは、外部キャッシュとして使用されるランダムアクセスメモリ( Random Access Memory、RAM )であってよい。限定ではなく例として、RAMは、スタティックランダムアクセスメモリ( Static RAM、SRAM )、ダイナミックランダムアクセスメモリ( Dynamic RAM、DRAM )、シンクロナスダイナミックランダムアクセスメモリ( Synchronous DRAM、SDRAM )、ダブルデータレートシンクロナスダイナミックランダムアクセスメモリ( Double Data Rate SDRAM、DDR SDRAM )、エンハンスメント型シンクロナスダイナミックランダムアクセスメモリ( Enhanced SDRAM、ESDRAM )、シンクロナス接続ダイナミックランダムアクセスメモリ( Synchlink DRAM、SLDRAM )、及びダイレクトメモリバスランダムアクセスメモリ( Direct Rambus RAM、DR RAM )など、多くの形態で利用可能である。本明細書に記載のシステム及び方法のメモリは、これら及び任意の他の適切なタイプのメモリを含むことが意図されているが、これらに限定されないことに留意されたい。
【0118】
当業者は、本明細書に開示される実施例に関連して説明される様々な例のユニットおよびアルゴリズムステップが、電子ハードウェア、またはコンピュータソフトウェアと電子ハードウェアとの組合せで実装され得ることを認識するであろう。これらの機能は、技術案の特定の適用例および設計制約に応じて、ハードウェアまたはソフトウェアのいずれで実行されるかに依存する。当業者は、説明された機能を実施するために、特定のアプリケーションごとに異なる方法を使用し得るが、そのような実施は、本開示の範囲から逸脱するものと考えられるべきではない。
【0119】
当業者であれば、説明の便宜及び簡潔にするために、上記に説明されたシステム、装置及びユニットの特定の動作プロセスが、前述の方法の実施例における対応するプロセスを参照してよく、ここでその説明が省略されることを理解するであろう。
【0120】
本明細書で提供されるいくつかの実施例では、開示されるシステム、装置、および方法は、他の方法で実現されてもよいことが理解されるべきである。例えば、上記の装置の実施例は、単に例示的なものであり、例えば、ユニットの分割は、1つの論理的機能の分割にすぎず、実際の実装では、別の分割方法があり得、例えば、複数のユニット又はコンポーネントが、組み合わされてもよいし、別のシステムに統合されてもよいし、又はいくつかの特徴が省略されてもよいし、又は実行されなくてもよい。別の点では、表示または議論される相互間の結合または直接的な結合または通信接続は、何らかのインターフェース、デバイスまたはユニットを介した間接的な結合または通信接続であってもよく、電気的、機械的、または他の形態であってもよい。
【0121】
上記分離手段として説明したユニットは、物理的に分離していてもいなくてもよく、ユニットとして表示する手段は、物理的なユニットであってもなくてもよく、1箇所にあってもよく、あるいは複数のネットワークユニットに分散していてもよい。また、本実施例の目的は、必要に応じて各部の一部又は全部を選択して実施することができる。
【0122】
また、本願の各実施例における各機能部は、1つの処理部に集積されてもよいし、各部は、物理的に別個に存在してもよいし、2つ以上の部が1つの部に集積されてもよい。
【0123】
また、ソフトウェア的な機能単位で実現され、独立した製品として販売又は使用される場合には、コンピュータ読み取り可能な記録媒体に格納されてもよい。このような理解に基づいて、本願の技術的解決策の本質または従来技術に寄与する部分、または本願の技術的解決策の部分は、1つのコンピュータデバイス(パーソナルコンピュータ、サーバ、またはネットワークデバイスなどであり得る)に本願の様々な実施例に記載された方法のステップの全てまたは一部を実行させるための複数の命令を含む1つの記憶媒体に記憶されたソフトウェア製品の形態で具現化され得る。なお、前記記憶媒体としては、U-ディスク、リムーバブルハードディスク、Read-Only Memory、ROM、RAM、磁気ディスク、光ディスク等のプログラムコードを記憶できる種々の媒体を用いることができる。
【0124】
以上、本願の具体的な実施例を説明したが、本願の技術的範囲はこれに限定されるものではなく、本願が属する技術分野で通常の知識を有する者であれば、本願の技術的範囲内で容易に変更や置換をなし得ることは勿論である。したがって、本願の保護範囲は、特許請求の範囲の保護範囲に準ずるものとする。
図1
図2
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図9