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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2022-08-18
(45)【発行日】2022-08-26
(54)【発明の名称】合成樹脂製配管用防虫キャップ
(51)【国際特許分類】
   A01M 29/34 20110101AFI20220819BHJP
   F16L 55/00 20060101ALI20220819BHJP
【FI】
A01M29/34
F16L55/00 Z
【請求項の数】 5
(21)【出願番号】P 2019025445
(22)【出願日】2019-02-15
(65)【公開番号】P2020130005
(43)【公開日】2020-08-31
【審査請求日】2021-09-07
(73)【特許権者】
【識別番号】390020019
【氏名又は名称】レック株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】100092680
【弁理士】
【氏名又は名称】入江 一郎
(72)【発明者】
【氏名】市 川 和 希
【審査官】吉田 英一
(56)【参考文献】
【文献】特開2007-212033(JP,A)
【文献】特開2001-280648(JP,A)
【文献】特開2011-052774(JP,A)
【文献】意匠登録第1292812(JP,S)
【文献】意匠登録第1315768(JP,S)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
A01M 29/34
F16L 55/00
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
配管の先端に装着され、前記配管から排水される流体の流れを許容し、前記配管内へ侵入する虫を阻止する合成樹脂製配管用防虫キャップであって、
本体と、
この本体に立設して設けられた複数の立設部を環状に配置した第1の立設部群と、
前記本体に立設して設けられた複数の立設部を環状に配置した第2の立設部群とを備え、
前記第2の立設部群は、前記第1の立設部群の内側に位置し、
前記第2の立設部群の複数の立設部の外側に外側凸が、前記第1の立設部群の複数の立設部の内側に内側凸が、それぞれ設けられ、
前記配管の直径Dの場合、前記配管の外壁に内側凸が係止し、前記配管の直径d(D>d)の場合、前記配管の内壁に外側凸が係止する
ことを特徴とする合成樹脂製配管用防虫キャップ。
【請求項2】
本体は、外側から内側に向かって、少なくとも、第1の環状体、第2の環状体を有し、
第1の立設部群は、前記第1の環状体に立設して設けられ、
第2の立設部群は、前記第2の環状体に立設して設けられ、
前記第1の環状体と前記第2の環状体を複数の第1の接続体で接続し、
前記複数の第1の接続体の内、隣接する第1の接続体の間に排水通路となる第1の空間が形成されている
ことを特徴とする請求項1記載の合成樹脂製配管用防虫キャップ。
【請求項3】
第1の立設部群を構成する複数の立設部の本体から前記本体の遠い側の端部に至る長手方向は、配管の直径Dの場合、装着される前記配管の外壁に向かって傾斜し、
第2の立設部群を構成する複数の立設部の前記本体から前記本体の遠い側の端部に至る長手方向は、前記配管の直径dの場合、装着される前記配管の内壁に向かって傾斜している
ことを特徴とする請求項1又は請求項2記載の合成樹脂製配管用防虫キャップ。
【請求項4】
第1の環状体は、第1の多角形の環状体であり、
第2の環状体は、第2の多角形の環状体であり、
第1の立設部群は、前記第1の多角形の環状体の外周部に沿って立設して設けられ、
第2の立設部群は、前記第2の多角形の環状体の外周部に沿って立設して設けられている
ことを特徴とする請求項2記載の合成樹脂製配管用防虫キャップ。
【請求項5】
配管は、エアコンの蒸発器で生じるドレンを室外に導くエアコン蛇腹ドレンホースであり、
前記エアコン蛇腹ドレンホースの直径Dの場合、前記エアコン蛇腹ドレンホースの外壁に内側凸が係止し、前記エアコン蛇腹ドレンホースの直径d(D>d)の場合、前記エアコン蛇腹ドレンホースの内壁に外側凸が係止する
ことを特徴とする請求項1記載の合成樹脂製配管用防虫キャップ。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、合成樹脂製配管用防虫キャップに係り、特に、径の異なる配管への係止装着状態が良好で、しかも、見映えをも良く装着することができる合成樹脂製配管用防虫キャップに関する。
【背景技術】
【0002】
配管の先端に装着され、前記配管(例えば、エアコンの蒸発器で生じるドレンを室外に導くエアコン蛇腹ドレンホース)から排水される流体の流れを許容し、前記配管内へ侵入する虫を阻止する配管用防虫キャップがある(特許文献1)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【文献】意匠登録1292812号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上記配管用防虫キャップは、虫の侵入を防止する多数の小孔が形成されている浅底で筒状のキャップ底部と、これの周縁に周方向に沿って一定ピッチで一体形成されている多数の把持板部とから形成され、配管の管端に対して、キャップ底部が管端口に近接又は当接する状態にまで嵌め込むことにより、管端部分を各把持板部によって取り囲む状態に把持して配管に装着可能になっている。
上記配管用防虫キャップを、例えば、配管の直径(例えば、14mm)に合致するように作れば、径の異なる配管、例えば、直径が16mmの配管に装着した場合、多数の把持板部が外方に向かって広がり見映えも悪く、しかも、配管との装着状態も良好でないという問題点が生じた。
【0005】
本発明は、上記の問題点を考慮してなされた合成樹脂製配管用防虫キャップを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
請求項1記載の合成樹脂製配管用防虫キャップは、配管の先端に装着され、前記配管から排水される流体の流れを許容し、前記配管内へ侵入する虫を阻止する合成樹脂製配管用防虫キャップであって、本体と、この本体に立設して設けられた複数の立設部を環状に配置した第1の立設部群と、前記本体に立設して設けられた複数の立設部を環状に配置した第2の立設部群とを備え、前記第2の立設部群は、前記第1の立設部群の内側に位置し、前記第2の立設部群の複数の立設部の外側に外側凸が、前記第1の立設部群の複数の立設部の内側に内側凸が、それぞれ設けられ、前記配管の直径Dの場合、前記配管の外壁に内側凸が係止し、前記配管の直径d(D>d)の場合、前記配管の内壁に外側凸部が係止するものである。
【0007】
また、請求項2記載の合成樹脂製配管用防虫キャップは、請求項1記載の合成樹脂製配管用防虫キャップにおいて、本体は、外側から内側に向かって、少なくとも、第1の環状体、第2の環状体を有し、第1の立設部群は、前記第1の環状体に立設して設けられ、第2の立設部群は、前記第2の環状体に立設して設けられ、前記第1の環状体と前記第2の環状体を複数の第1の接続体で接続し、前記複数の第1の接続体の内、隣接する第1の接続体の間に排水通路となる第1の空間が形成されているものである。
【0008】
また、請求項3記載の合成樹脂製配管用防虫キャップは、請求項1又は請求項2記載の合成樹脂製配管用防虫キャップにおいて、第1の立設部群を構成する複数の立設部の本体から前記本体の遠い側の端部に至る長手方向は、配管の直径Dの場合、装着される前記配管の外壁に向かって傾斜し、第2の立設部群を構成する複数の立設部の前記本体から前記本体の遠い側の端部に至る長手方向は、前記配管の直径dの場合、装着される前記配管の内壁に向かって傾斜しているものである。
【0009】
また、請求項4記載の合成樹脂製配管用防虫キャップは、請求項2記載の合成樹脂製配管用防虫キャップにおいて、第1の環状体は、第1の多角形の環状体であり、第2の環状体は、第2の多角形の環状体であり、第1の立設部群は、前記第1の多角形の環状体の外周部に沿って立設して設けられ、第2の立設部群は、前記第2の多角形の環状体の外周部に沿って立設して設けられているものである。
【0010】
また、請求項5記載の合成樹脂製配管用防虫キャップは、請求項1記載の合成樹脂製配管用防虫キャップにおいて、配管は、エアコンの蒸発器で生じるドレンを室外に導くエアコン蛇腹ドレンホースであり、前記エアコン蛇腹ドレンホースの直径Dの場合、前記エアコン蛇腹ドレンホースの外壁に内側凸が係止し、前記エアコン蛇腹ドレンホースの直径d(D>d)の場合、前記エアコン蛇腹ドレンホースの内壁に外側凸が係止するものである。

【発明の効果】
【0011】
請求項1記載の合成樹脂製配管用防虫キャップによれば、配管の直径Dの場合、前記配管の外壁に内側凸が係止し、前記配管の直径d(D>d)の場合、前記配管の内壁に外側凸部が係止するように対応して、1個の合成樹脂製配管用防虫キャップにより係止状態が良好で、しかも、見映えをも良く、加えて、前記配管の直径d(D>d)の場合、前記配管の内壁に外側凸が係止するため、つまり、露出しない分、紫外線による劣化をも防止することができる。
【0012】
また、請求項2記載の合成樹脂製配管用防虫キャップによれば、上述した請求項1記載の発明の効果に加え、本体は、外側から内側に向かって、少なくとも、第1の環状体、第2の環状体を有し、第1の立設部群は、前記第1の環状体に立設して設けられ、第2の立設部群は、前記第2の環状体に立設して設けられ、前記第1の環状体と前記第2の環状体を複数の第1の接続体で接続し、前記複数の第1の接続体の内、隣接する第1の接続体の間に排水通路となる第1の空間が形成されているため、本体の強度を図りながら排水通路を効率良く確保し、配管から排水される流体の流れを許容し、配管内へ侵入する虫を阻止することができる。
【0013】
また、請求項3記載の合成樹脂製配管用防虫キャップによれば、上述した請求項1又は請求項2記載の発明の効果に加え、第1の立設部群を構成する複数の立設部の長手方向は、装着される配管に向かって下り勾配に傾斜し、第2の立設部群を構成する複数の立設部の長手方向は、装着される配管に向かって上がり勾配に傾斜しているため、立設部の部材の反発力を利用して、1個の合成樹脂製配管用防虫キャップにより係止状態を強くすることができる。
【0014】
また、請求項4記載の合成樹脂製配管用防虫キャップによれば、上述した請求項2記載の発明の効果に加え、第1の立設部群は、第1の多角形の環状体の外周部に沿って立設して設けられ、第2の立設部群は、第2の多角形の環状体の外周部に沿って立設して設けられ、つまり、第1の立設部群を構成する複数の立設部の長手方向を横断する形状は、弧状ではなく直線状であり、第2の立設部群を構成する複数の立設部の長手方向を横断する形状は、弧状ではなく直線状であるため、弧状に比べ、配管への取り付けが容易である。
【0015】
また、請求項5記載の合成樹脂製配管用防虫キャップによれば、上述した請求項1記載の発明の効果に加え、配管は、エアコンの蒸発器で生じるドレンを室外に導くエアコン蛇腹ドレンホースであり、前記エアコン蛇腹ドレンホースの外壁の凸部に内側凸が係止し、前記エアコン蛇腹ドレンホースの内壁の凸部に外側凸が係止するため、エアコン蛇腹ドレンホースの凸部を利用して合成樹脂製配管用防虫キャップを装着することができる。
【図面の簡単な説明】
【0016】
図1図1は、本発明の一実施例の合成樹脂製配管用防虫キャップの斜視図である。
図2図2は、図1と反対側である配管への装着側から見た斜視図である。
図3図3は、図1の断面図である。
図4図4(a)は、図1の合成樹脂製配管用防虫キャップを直径dの配管[ドレンホース(エアコン蛇腹ドレンホース)]に装着した正面図であり、図4(b)は、図4(a)の断面図である。
図5図5(a)は、図1の合成樹脂製配管用防虫キャップを図4と異なる直径Dの配管[ドレンホース(エアコン蛇腹ドレンホース)]に装着した正面図であり、図5(b)は、図5(a)の断面図である。
図6図6は、図1の合成樹脂製配管用防虫キャップを図面化した正面図である。
図7図7は、図6の右側面図である。
図8図8は、図6の左側面図である。
図9図9は、図6の平面図である。
図10図10は、図6の底面図である。
図11図11は、図6の斜視図である。
図12図12は、図11と反対側である配管への装着側から見た斜視図である。
図13図13は、図6のA-A線による断面図である。
図14図14は、図10のB-B線による断面図である。
図15図15は、図10のC-C線による断面図である。
図16図16は、図1と異なる合成樹脂製配管用防虫キャップの斜視図である。
図17図17は、図16と反対側である配管への装着側から見た斜視図である。
図18図18は、図16の断面図である。
図19図19(a)は、図16の合成樹脂製配管用防虫キャップを直径dの配管[ドレンホース(エアコン蛇腹ドレンホース)]に装着した正面図であり、図19(b)は、図19(a)の断面図である。
図20図20(a)は、図16の合成樹脂製配管用防虫キャップを図19と異なる直径Dの配管[ドレンホース(エアコン蛇腹ドレンホース)]に装着した正面図であり、図20(b)は、図20(a)の断面図である。
図21図21は、図16と異なる合成樹脂製配管用防虫キャップの斜視図である。
図22図22は、図21と反対側である配管への装着側から見た斜視図である。
図23図23は、図21の断面図である。
図24図24(a)は、図21の合成樹脂製配管用防虫キャップを直径dの配管[ドレンホース(エアコン蛇腹ドレンホース)]に装着した正面図であり、図24(b)は、図24(a)の断面図である。
図25図25(a)は、図21の合成樹脂製配管用防虫キャップを図24と異なる直径Dの配管[ドレンホース(エアコン蛇腹ドレンホース)]に装着した正面図であり、図25(b)は、図25(a)の断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0017】
本発明の一実施例の合成樹脂製配管用防虫キャップを図1乃至図15を参照して説明する。
【0018】
図1に示すCは、配管P(図4及び図5)の先端に装着され、配管Pから排水される流体の流れを許容し、配管P内へ侵入する虫(例えば、ゴキブリ)を阻止する合成樹脂(例えば、ポリプロピレン)製配管用防虫キャップである。
配管Pは、例えば、エアコンの蒸発器(冷房時の室内側熱交換器)で生じるドレンを室外に導くエアコン蛇腹ドレンホースである。
【0019】
また、図1に示す1は本体で、G1は、本体1に立設して設けられた複数の立設部11を環状に配置した第1の立設部群で、G2は、本体1に立設して設けられた複数の立設部12を環状に配置した第2の立設部群である。
第2の立設部群G2は、第1の立設部群G1の内側に位置し、第2の立設部群G2の複数の立設部12の外側に外側凸12Tが、第1の立設部群G1の複数の立設部11の内側に内側凸11Tが、それぞれ設けられ、配管Pの直径D(例えば、16mm)の場合、配管Pの外壁に内側凸11Tが係止し(図5参照)、配管Pの直径d(例えば、14mm D>d)の場合、配管Pの内壁に外側凸12Tが係止する(図4参照)。
【0020】
即ち、配管Pの直径D(図5)の場合、配管Pの外壁に内側凸11Tが係止し、配管Pの直径d(図4)の場合、配管Pの内壁に外側凸12Tが係止するように対応して、1個の合成樹脂製配管用防虫キャップCにより係止状態が良好で、しかも、見映えをも良く、加えて、配管Pの直径d(D>d)の場合、配管Pの内壁に外側凸12Tが係止するため、つまり、露出しない分、紫外線による劣化をも防止することができる。
【0021】
本体1は、図1及び図6に示すように、外側から内側に向かって、第1の環状体10、第2の環状体20、第3の環状体30を有している。
第1の立設部群G1は、第1の環状体10に立設して設けられ、第2の立設部群G2は、第2の環状体20に立設して設けられている。そして、第1の環状体10と第2の環状体20を複数の第1の接続体2で接続し、第2の環状体20と第3の環状体30を複数の第2の接続体3で接続している。複数の第1の接続体2の内、隣接する第1の接続体2の間に排水通路となる第1の空間4が形成され、複数の第2の接続体20の内、隣接する第2の接続体3の間に排水通路となる第2の空間5が形成されている。
そのため、本体1の強度を図りながら排水通路を効率良く確保し、配管Pから排水される流体の流れを許容し、配管P内へ侵入する虫を阻止することができる。
【0022】
なお、図3図4(b)、図5(b)、図13に示すように、第1の立設部群G1を構成する複数の立設部11の長手方向は、装着される配管Pに向かって下り勾配に傾斜し、第2の立設部群G2を構成する複数の立設部12の長手方向は、装着される配管Pに向かって上がり勾配に傾斜している。
そのため、立設部11、12の部材の反発力を利用して、1個の合成樹脂製配管用防虫キャップCにより係止状態を強くすることができる。
【0023】
なお、上述した第1の環状体10は、円形状でも良いが、望ましくは、図1図6に示すように、第1の多角形の環状体であり、第2の環状体20は、第1の環状体10と同様に、円形状でも良いが、望ましくは、第2の多角形の環状体である。
そして、第1の立設部群G1は、第1の多角形の環状体10の外周部に沿って立設して設けられ、第2の立設部群G2は、第2の多角形の環状体20の外周部に沿って立設して設けられている。つまり、第1の立設部群G1を構成する複数の立設部11の長手方向を横断する形状は、弧状ではなく直線状であり、第2の立設部群G2を構成する複数の立設部12の長手方向を横断する形状は、弧状ではなく直線状であるため、弧状に比べ、配管Pへの取り付けが容易である。
また、本体は、外側から内側に向かって、第1の環状体10、第2の環状体20、第3の環状体30を有しているが、本願発明にあっては、これに限らず、例えば、第3の環状体30の中央の孔部を塞ぐようにしても良く、本願発明の本体1は、外側から内側に向かって、少なくとも、第1の環状体10、第2の環状体20を有していれば、良い。
【0024】
また、配管Pは、望ましくは、図4及び図5に示すように、エアコンの蒸発器で生じるドレンを室外に導くエアコン蛇腹ドレンホースであり、エアコン蛇腹ドレンホースPの外壁の凸部P1に内側凸11Tが係止し[図5(b)]、エアコン蛇腹ドレンホースPの内壁の凸部P2に外側凸11Tが係止する[図4(b)]。
そのため、エアコン蛇腹ドレンホースPの凸部P1、P2を利用して合成樹脂製配管用防虫キャップCを装着することができる。
【0025】
上述した実施例においては、第1の立設部群G1の立設部11の長さと第2の立設部群G2の立設部12の長さを同じ長さとしたが、本願発明にあっては、これに限らず、例えば、図16乃至図20に示すように、第1の立設部群G1の立設部11の長さを第2の立設部群G2の立設部12の長さより長くしても良いし、逆に、図21乃至図25に示すように、第1の立設部群G1の立設部11の長さを第2の立設部群G2の立設部12の長さより短くしても良い。
なお、図16乃至図20に示す実施例においては、図1乃至図15に示す実施例と同一部分に同一符号を付して、その説明を省略する。また、図21乃至図25に示す実施例においては、図1乃至図15に示す実施例と同一部分に同一符号を付して、その説明を省略する。
【符号の説明】
【0026】
C 合成樹脂製配管用防虫キャップ
P 配管
G1 第1の立設部群
G2 第2の立設部群
D 直径
d 直径(D>d)
1 本体
11 立設部
11T 内側凸
12 立設部
12T 外側凸
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
図8
図9
図10
図11
図12
図13
図14
図15
図16
図17
図18
図19
図20
図21
図22
図23
図24
図25