(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2022-08-19
(45)【発行日】2022-08-29
(54)【発明の名称】内壁面の輪とその直下の底の窪みで花を支える上部が開いた三角形の花器
(51)【国際特許分類】
A47G 7/02 20060101AFI20220822BHJP
【FI】
A47G7/02 G
(21)【出願番号】P 2018029199
(22)【出願日】2018-02-02
【審査請求日】2020-02-03
【審判番号】
【審判請求日】2021-07-09
(73)【特許権者】
【識別番号】592103866
【氏名又は名称】上村 博彬
(72)【発明者】
【氏名】上村 博彬
【合議体】
【審判長】柿崎 拓
【審判官】田合 弘幸
【審判官】冨永 達朗
(56)【参考文献】
【文献】特開平8-10119(JP,A)
【文献】特開2016-209495(JP,A)
【文献】実開昭58-190074(JP,U)
【文献】特開昭62-109513(JP,A)
【文献】スイス国特許出願公告第278515(CH,A4)
【文献】特開2012-109535(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
A47G 7/02
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
3つの角の内壁の上部に輪を1個ずつ水平に設けて、輪の直下の底に丸い窪みを1個ずつ設けた上部が開いた三角形の花器
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は花を挿すために内壁面に水平に輪を設けて、その直下の底に窪みを設けた花器に関するものである。
【背景技術】
【0002】
内壁面に水平に輪を設けて花を挿す花器は輪を上下に設けていた。花は上の輪から差し入れて下の輪を通して花を上下の輪で支えて直立させていた。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかし、この花器を洗う時は、下にある輪が邪魔になる欠点があった。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明は、それを解決するために、三角形の鉢型の花器の三か所の角の内壁の上部に輪(1)を水平に一個ずつ設ける。そしてその輪の真下の底に丸い窪み(2)を設ける。その窪みを設けるために底部分全体を厚くすることはせず底に丸い穴をあけて、その穴を円盤(3)で下から塞いで窪みを作る
【発明の効果】
【0006】
本発明の花器は下の輪がなくなり楽に洗えるようになり、上の輪から差し入れた花の下部は花器の底にある窪みに達して花は上の輪と底の窪みで支えられて直立できる。3個の円盤は窪みの底部分を形作るだけでなく花器の高台としての役目もする。
【図面の簡単な説明】
【0007】
【
図1】三角形で上部が開いた花器の3つの角の内壁面の上部に輪(1)を1個ずつ、その直下の底に窪み(2)を1個ずつ設けた花器の斜視図である。
【発明を実施するための形態】
【0008】
図1に示されるように、三角形で上部が開いた花器の3つの角の内壁の上部に輪(1)を1個ずつ水平に設ける。花器の底に丸い窪み(2)を作るために3つの輪の真下の底に輪の内径と同じ直径の丸い穴をあけて、その穴の直径より少しだけ大きな直径の円盤(3)で穴を下から塞いで花器から水が漏れないようにする。それで花器の底に丸い窪み(2)が3個できる。3つの円盤は花器の高台(3)の働きをする。
【符号の説明】
【0009】
1 輪
2 窪み
3 高台(円盤)