特許7128527IP Force 特許公報全文掲載

技術分野

金属の回収方法及びこれに用いる金属回収用担体、並びに金属回収用担体を用いた金属の回収用バイオリアクター

発明が解決しようとする課題[発明の詳細な説明]から抜粋

しかし特許文献1及び2、並びに非特許文献1に記載の方法では、遺伝子組換え微生物を使用する。このような組換え微生物は、安全性の観点から、その適用可能な範囲が大きく制限される。 さらに特許文献1及び2に記載の方法では、目的の金属を組換え微生物の細胞内に蓄積させることで、金属の回収を行う。この場合、細胞内に金属イオンを取り込むには微生物を生存させる必要があるが、取込んだ金属の毒性や蓄積可能な限界値を超える金属量により組換え微生物の増殖能や生育能が低下する場合がある。

課題を解決するための手段[発明の詳細な説明]から抜粋

これまで、環境から単離された微生物の生物吸着(バイオソープション)によって、金属を濃縮する技術開発が行われている。バイオソープションによる金属回収技術は、化学的な回収方法よりも省エネルギーかつ高い効率で回収が期待されている。しかし、バイオソープションは微生物自体を使用する方法であるため、安全性の観点から、適用可能な範囲が制限される。

発明の効果[発明の詳細な説明]から抜粋

本発明の金属の回収方法は、適用可能範囲の制約を受けることなく、幅広い条件で使用できる。
また、本発明の金属回収用担体は適用可能範囲の制約がなく、金属の回収方法に好適に使用できる。
本発明のおよび他の特徴および利点は、適宜添付の図面を参照して、下記の記載からより明らかになるであろう。

この特許の権利範囲[特許請求の範囲]

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この特許公報に記載されている図面[図面の簡単な説明]から抜粋

【図1】 図1(A)は、本発明の金属回収用担体又はその前駆体の好ましい態様を示す模式図であり、図1(B)は、本発明の金属回収用担体の別の好ましい態様を示す模式図である。
【図2】 菌種間及び各種ポリン間で行った、OmpA、OmpC及びOmpFのアミノ酸配列のアライメント解析の結果を示す図である。
【図3】 CRISPR-Cas9システムを利用したゲノム編集の操作フローを示す図である。
【図4】 ガイドRNAクローニングの汎用ベクターとして作製したpEX-A2-sgRNAのプラスミドマップである。
【図5】 試験例1で作製した形質転換体における、ompA遺伝子への金属イオン結合ペプチドモチーフ遺伝子の挿入位置(▲印)を示す図である。
【図6】 Cuイオン結合ペプチドモチーフをコードするDNA断片の作製方法を示す概略図である。
【図7】 Tbイオン結合ペプチドモチーフをコードするDNA断片の作製方法を示す概略図である。
【図8】 Tbイオン結合ペプチドモチーフをコードするDNA断片の作製方法を示す概略図である。
【図9】 実施例で作製した形質転換体YM0501、YM0901及びYM1001のOmpAの構造を示す概略図である。
【図10】 実施例で作製した形質転換体YM0701、YM1101及びYM1201のOmpAの構造を示す概略図である。
【図11】 実施例で作製した形質転換体YM0501、YM0901及びYM1001の増殖能、生育能を示すグラフである。
【図12】 実施例で作製した形質転換体YM0701、YM1101及びYM1201の増殖能、生育能を示すグラフである。
【図13】 実施例で作製した形質転換体YM0501とその親株の、金属イオン存在下での増殖能を示すグラフである。
【図14】 図14(A)は実施例で作製した形質転換体YM0501をFM4-64で染色した様子を示す図面代用写真であり、図14(B)は形質転換体YM0501から作製したベシクルをFM4-64で染色した様子を示す図面代用写真である。
【図15】 菌種間及び各種ポリンで行った、OmpAのアミノ酸配列のアライメント解析の結果を示す図である。
【図16】 菌種間及び各種ポリンで行った、OmpCのアミノ酸配列のアライメント解析の結果を示す図である。
【図17】 実施例で作製したompC遺伝子発現用プラスミドのプラスミドマップである。
【図18】 図18は、試験例4で作製した形質転換体における、ompC遺伝子への金属イオン結合ペプチドモチーフ遺伝子の挿入位置(▲印)を示す図である。
【図19】 図19(A)は、試験例4で作製したプラスミドpBADompC1-TBpep2のプラスミドマップである。図19(B)は、試験例4で作製したプラスミドpBADompC18-TBpep2のプラスミドマップである。
【図20】 図20(A)は、試験例4で作製した、プラスミドpBADompC1-TBpep2を含んでなる形質転換体のOmpCの構造を示す概略図である。図20(B)は、試験例4で作製した、プラスミドpBADompC18-TBpep2を含んでなる形質転換体のOmpCの構造を示す概略図である。
【図21】 図21(A)試験例4で作製した形質転換体の外膜画分を用いて行ったSDS-PAGEの結果を示す図面代用写真である。図21(B)試験例4で作製した形質転換体の外膜画分を用いて行ったウエスタンブロッティングの結果を示す図面代用写真である。

代表図 図1本件の代表的な図

1 外膜 2 内膜 3 ポリン 4 金属イオン結合ペプチドモチーフ 10 組換え微生物又はその死菌体 20 ベシクル

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