IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

知財求人 - 知財ポータルサイト「IP Force」

▶ ピービーアイ・パフォーマンス・プロダクツ・インコーポレーテッドの特許一覧

<>
  • 特許-PBI-p繊維含有布地 図1
  • 特許-PBI-p繊維含有布地 図2
< >
(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2022-08-23
(45)【発行日】2022-08-31
(54)【発明の名称】PBI-p繊維含有布地
(51)【国際特許分類】
   D03D 15/513 20210101AFI20220824BHJP
   D06M 11/70 20060101ALI20220824BHJP
   D06M 101/30 20060101ALN20220824BHJP
【FI】
D03D15/513
D06M11/70
D06M101:30
【請求項の数】 4
(21)【出願番号】P 2020184006
(22)【出願日】2020-11-02
(62)【分割の表示】P 2018541142の分割
【原出願日】2017-01-24
(65)【公開番号】P2021036088
(43)【公開日】2021-03-04
【審査請求日】2020-11-26
(31)【優先権主張番号】62/292,496
(32)【優先日】2016-02-08
(33)【優先権主張国・地域又は機関】US
(31)【優先権主張番号】15/412,170
(32)【優先日】2017-01-23
(33)【優先権主張国・地域又は機関】US
(73)【特許権者】
【識別番号】506184772
【氏名又は名称】ピービーアイ・パフォーマンス・プロダクツ・インコーポレーテッド
(74)【代理人】
【識別番号】100103850
【弁理士】
【氏名又は名称】田中 秀▲てつ▼
(74)【代理人】
【識別番号】100115679
【弁理士】
【氏名又は名称】山田 勇毅
(74)【代理人】
【識別番号】100114177
【弁理士】
【氏名又は名称】小林 龍
(74)【代理人】
【識別番号】100066980
【弁理士】
【氏名又は名称】森 哲也
(72)【発明者】
【氏名】シールズ,ブライアン,ピー.
(72)【発明者】
【氏名】ヘス,ダイアン,ビー.
(72)【発明者】
【氏名】ローソン,ウィリアム,エル.
【審査官】斎藤 克也
(56)【参考文献】
【文献】米国特許第05277981(US,A)
【文献】特表2001-519861(JP,A)
【文献】特表2011-509354(JP,A)
【文献】米国特許出願公開第2014/0360619(US,A1)
【文献】特表2015-518781(JP,A)
【文献】特表平11-503262(JP,A)
【文献】特表2001-510879(JP,A)
【文献】特開2012-238590(JP,A)
【文献】米国特許出願公開第2002/0182967(US,A1)
【文献】特表2019-504935(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
D03D 1/00 - 27/18
D04B 1/00 - 1/28
D04B 21/00 - 21/20
D06M 10/00 - 11/84
D06M 16/00
D06M 19/00 - 23/18
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
熱防護用途のための布地であって、フィラメント当り1.0~2.0デニールの重量を有するPBI-p繊維を5~40重量%を含み、残部は、綿、羊毛、ポリオレフィン、ポリアミド、アクリル、ポリエステル、アラミド、セルロース系、炭素、ポリベンズオキサゾール、メラミン、ポリアミドイミド、ポリイミド、ポリフェニルスルフィド、ポリフルオライド、ポリエーテルケトン、およびそれらの組み合わせおよび配合物から選択される繊維を含み、
前記PBI-p繊維は4~30%のリン酸でホスホン化されたPBI繊維であり、
前記布地は、難燃性および/または耐熱性に優れる、熱防護用途のための布地。
【請求項2】
前記布地が、1.0~6.5オンス/平方ヤードの範囲の重量を有する、請求項1に記載の布地。
【請求項3】
前記熱防護用途が、消防士の出動服、テント、アークフラッシュ防護服、自動車用途、自動車用服、宇宙服、宇宙船、および電子装置を含む、請求項1に記載の布地。
【請求項4】
前記布地が、織布、編布、または不織布である、請求項1に記載の布地。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、ホスホン酸化ポリベンズイミダゾール(PBI-p)繊維で作られた布地に関する。
【背景技術】
【0002】
E. J. Powersによる、記事「ポリベンズイミダゾールの歴史および発展」(1986年4月15-18日発表され、High Performance Polymers: Their Origin and Developmentに刊行)において、19-20頁、表XIIIに27重量%のリン酸(HPO)吸収(またはピックアップ)されたポリベンズイミダゾール(PBI)ポリマーは、非常に熱酸化的に安定な繊維としての有用性を有し得る。Powers & Seradは、20頁にホスホン酸化PBIが2%リン酸水溶液中に浸漬したPBIフィルムによって製造される旨教示している。
【0003】
現在までに商業的に提供されているポリベンズイミダゾール繊維は、スルホン酸化され、すなわち、紡糸後の繊維は、20重量%硫酸(HSO)水溶液で処理され、24重量%APU(酸ピックアップ)スルホン酸化PBI繊維(PBI-s)となる。このスルホン酸化PBI繊維は、例えば消防士の出動服において、約41%のLOI(限界酸素指数、ASTM D2863)を有することから、大きな商業的成功を収めて来た。
【0004】
ホスホン酸化ポリベンズイミダゾール(PBI-p)繊維の商業的導入が現在検討されている。PBI-p繊維は、2016年6月27日に出願された米国特許出願第15/193,206号に記載されており、これは参照により本明細書に組み込まれる。これらの新しいPBI-p繊維は、以前はPBI-s繊維単独で市販されていた布地よりも、より高い難燃性および耐熱性を有する新しい種類の軽量布地を可能にすることが期待されている。例えば、これらの新しいPBI-p布地は、消防隊の出動服に使用され得る。新しい布地は、出動服を軽量化し、同等またはそれより良好な消防士の保護を可能にし得る。
【0005】
いくつかの熱防護用途、例えば消防士の出動服では、より軽量であるが、同等またはそれより良好な難燃性および/または耐熱性を有する布地が望まれる。現在、職場で消防士が死亡した場合、死因は実際の火災に起因する死亡よりも熱ストレスによって引き起こされる突然の心臓事象である可能性がより高い。軽量の衣服によって熱ストレスが減少されることがある。しかし、消防隊員は同じ防火保護を求めている。したがって、より軽量であるが、同じか、またはより良好な難燃性および/または耐熱性を有する衣類用の新しい布地の探求が望まれる。
したがって、軽量で、現在入手可能なものと同等またはそれより良好な難燃性および/または耐熱性を有する新しい布地が必要であり、これらの新しい布地はPBI-p繊維で製造され得る。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
【文献】米国特許出願第15/193,206号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
軽量であるが、良好な難燃性および/または耐熱性を有する衣類用の新しい布地を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0008】
熱防護用途のための布地は、5~40重量%のPBI-p繊維、および残部は通常の繊維を含み、当該布地は、布地重量がPBI-p繊維の代わりに同様の量のPBI-s繊維を用いて製造された等価な布地と同等またはより良好な難燃性および/または耐熱性、およびより少ない布地重量損失を有する。熱防護用途のための布地は、PBI-p繊維とPBI-s繊維との配合物を5~40重量%、および残部が通常の繊維を含み、当該布地は、PBI-p繊維の代わりに同様の量のPBI-s繊維を用いて製造された等価な布地と同等またはより良好な難燃性、および/または耐熱性、およびより少ない布地重量損失を有する。
【図面の簡単な説明】
【0009】
図1】動的炎試験に使用されるダイナミック・フレイム・キット(DFK)の概略図を示す。
図2】動的炎試験に使用されるダイナミック・フレイム・キット(DFK)の概略図を示す。
【発明を実施するための形態】
【0010】
発明の詳細な説明
布地は、一実施態様において、5~40重量%のPBI-p繊維を有し、残部は他の通常の繊維であると特徴付けられてもよく、布地は、PBI-p繊維の代わりに同様の量のPBI-s繊維を用いて製造された等価な布地と比べて同等またはそれ以上の難燃性および耐熱性、およびより少ない布地重量(例えば坪量または面積重量-osy[オンス/平方ヤード]またはgsm[グラム/平方メートル])を有する。布地は、別の実施態様において、PBI-p繊維とPBI-s繊維との配合物を5~40重量%有し、残部が他の通常の繊維であると特徴付けられてもよく、PBI-s繊維の量は、PBI-p繊維の量より多く、ここで、当該布地は、PBI-p繊維の代わりに同様の量のPBI-s繊維を用いて製造された同等の布地と比べて難燃性および耐熱性が同等またはそれ以上であり、小さい布地重量(例えば、坪量または面積重量-osy[オンス/平方ヤード]またはgsm[グラム/平方メートル])を有する。
【0011】
本明細書で使用される布地は、任意の布地を言う。布地は、織布、編布、不織布、またはそれらの組み合わせであってもよい。布地は、任意の重量(例えば、坪量または面積重量-osy[オンス/平方ヤード]またはgsm[グラム/平方メートル])を有することができる。いくつかの実施態様において、布地の重量は、1.0~6.5osy(およびその中に含まれるすべてまたは任意のサブセット)の範囲内であり得る。いくつかの実施態様において、布地重量(osy)範囲の下限は、1.0、1.25、1.5、1.75、2.0、2.25、2.5、2.75、3.0、3.25、3.75、4.0、4.25、4.5,4.75および5.0であってもよい。いくつかの実施態様において、布地重量(osy)範囲の上限は、6.5、6.25、6.0、5.75、5.5、5.25、5.0、4.75、4.5であってもよい。織布に関するいくつかの実施態様において、布地は4.0~6.5osyの範囲、または4.5~6.0osyまたは4.75~6.0osyの範囲の重量を有することができる。
【0012】
布地は、任意の用途(または最終用途)で使用することができる。布地は、熱防護用途に使用することができる。例示的な熱防護用途には、消防士の出動服、テント、アークフラッシュ防護服、自動車用途、自動車用服、宇宙服、宇宙船、および電子機器が含まれるが、これらに限定されない。
【0013】
本明細書に使用される繊維は、任意の繊維を言う。繊維は、ステープル(短カット繊維長)またはフィラメント(すなわち、繊維長>>繊維径または無限長)であり得る。繊維は、任意の重量(例えば、デニール、またはTEX)を有し得る。
【0014】
PBI-p繊維は、4~30重量%の範囲のリン酸(または4~30%リン酸ピックアップ(APU))でホスホン酸化されたPBI繊維を言う。リン酸(水性)濃度は、10~85重量%以上の範囲であり得、酸濃度およびAPUに関するさらなる詳細は、例えば、2016年6月27日に出願されたUSSN15/193,206に見出すことができ、参照により本明細書に組み込まれる。PBI-p繊維は、市販のスルホン化PBI繊維と比較してより高い熱酸化安定性を有する。リン酸の範囲は、その中に含まれる任意のおよびすべての下位範囲を含む。別の実施態様において、PBI-p繊維は、5~25重量%の範囲のリン酸(APU)を有する。さらに別の実施態様において、PBI-p繊維は、6~20重量%の範囲のリン酸(APU)を有する。
【0015】
さらに別の実施態様において、PBI-p繊維は、約18重量%のリン酸(APU)を有する。リン酸の範囲の上限は:30、29、28、27、26、25、24、23、22、21、20、19、18、17、16、15、14、13、12、11および10であり得る。別の実施態様において、PBI-p繊維は、60+%のLOIを有することができる。LOI、または限界酸素指数は、ATSM D2863によって測定される。LOIは繊維特性であり、布地特性ではない。従って、27重量%のリン酸ピックアップなしで、熱的に安定な繊維を得ることができる。これは、環境中のリン酸塩に関連する負の影響のために重要である。PBI-p繊維は、フィラメント当たり1.0-2.0デニール(dpf)の範囲の重量を有してもよく、一実施態様において、繊維重量は1.5dpfであり得る。
【0016】
PBI-s繊維は、PBI Performance Products, Inc. of Charlotte, NCから現在入手
可能の市販のPBI繊維を言う。
本明細書で使用される通常の繊維は、任意の通常の繊維を言う。一実施態様において、これらの通常の繊維は、天然および合成繊維を言う。通常の繊維は、難燃剤で処理(FR処理)してもよいし、処理しなくてもよい。天然繊維は、綿および/または羊毛であってもよい。合成繊維は、例えばポリオレフィン(例えばポリエチレン、ポリプロピレン等)、ポリアミド(例えばナイロン等)、アクリル(および/または変性アクリル)、ポリエステル(例えばPET、PBT、PEN)、アラミド(例えばメタ-アラミド、パラ-アラミド)、セルロース系(例えばレーヨン、リオセル)、炭素、ポリベンズオキサゾール(PBO)、メラミン、ポリアミドイミド、ポリイミド、ポリフェニルスルフィド(PPS)、ポリフルオライド(例えばPTFE)、ポリエーテルケトン(例えばPEK、PEEK、PEEKK、PEKKなど)、およびこれらの組合せおよび配合物を言う。
【0017】
繊維は、任意の従来の手段によって糸に紡糸される。糸は、単一の繊維または繊維の配合物から製造することができる。例示的な配合物には、PBI-p繊維および従来の繊維、またはPBI-p、PBI-s、ならびに従来の繊維などが含まれるが、これらに限定されない。糸は、布地の5~40%の重量範囲のPBI-pを含むことができる。PBI-p繊維とPBI-s繊維との配合物を用いる糸は、20~100:0~80の範囲のPBI-p:PBI-s重量比を有することができる。一実施態様において、糸は、5~40重量%のPBI-pおよび60~95重量%のアラミド(例えば、パラ-アラミド)の例示的重量比を有するPBI-pおよびアラミド(例えばパラ-アラミド)の配合物であってもよい。別の実施態様において、糸は、例えば7~40:0~33:60または10~40:0~30:60(PBI-p:PBI-s:アラミド(例えば、パラ-アラミド))の例示的な重量比を有するPBI-p、PBI-s、およびアラミド(例えば、パラ-アラミド)の配合物であってもよい。
【0018】
一実施態様において、布地は、布地重量に基づいて約5~40%の重量範囲のPBI-p繊維を有することができる。別の実施態様において、布地は、布地重量に基づいて約5~40重量%の重量範囲のPBI-pおよびPBI-s繊維の配合物を有することができる。一実施態様において、布地は、5~40重量%のPBI-pおよび60~95重量%のアラミドの例示的な重量比を有するPBI-pおよびアラミド(例えば、パラ-アラミド)の配合物であってもよい。別の実施態様において、布地は、例えば7~40:0~33:60または10~40:0~30:60(PBI-p:PBI-s:アラミド(例えば、パラ-アラミド))の例示的な重量比を有するPBI-p、PBI-sおよびアラミド(例えば、パラ-アラミド)の配合物であってもよい。
【0019】
一実施態様において、PBI-p繊維で作られた布地は、同様の量のPBI-s繊維を用いて製造された等価な布地よりも少ない重量(例えば、坪量または面積重量-osy[オンス/平方ヤード]またはgsm[グラム/平方メートル])およびそれと比べて同等または良好な難燃性、耐熱性を有し得る。例えば、第1の布地は、X重量%のPBI-sで作られ、通常の繊維は所定の重量(例えば、坪量または面積重量-osy[オンス/平方ヤード]またはgsm[グラム/平方メートル]ならびに所定の耐燃性および耐熱性(以下に詳述する)を有し、およびX重量%のPBI-p繊維および第1の布地と同じ通常の繊維で製造された第2の布地は、第1の布地よりも軽量であり、同等または良好な耐燃性および耐熱性を有するであろう。
【0020】
難燃性および耐熱性は、任意のこのような従来の特性であってもよい。例示的な難燃性または可燃性(FR)特性には、限定するものではないが、動的炎試験(Dynamic
Flame Test)-以下の説明参照;垂直炎試験-ASTM D6413;熱保護性能(TPP)-NFPA1971/ISO17492;およびTPP曝露後(ISO17492)のボールバースト(ASTM D3787);およびそれらの組み合わせを含む。一実施態様において、難燃性は動的炎試験であってもよい。
例示的な耐熱性(HR)特性には、限定はしないが、熱収縮率-ASTM F2894/ISO17493;およびそれらとの組み合わせを含む。
【0021】
動的炎試験は、以下のように図1および2を参照して説明される:
動的炎試験は、図1および2に示された動的炎キット(DFK)を使用する。DFK10は、一般にプロパン源12と、2つの同一のバーナー18とノブ19とを有するプロパン分配マニホールド16と、供給源12と分配マニホールド16およびバーナー18とを相互接続するプロパン管14と、布地片24、および布地片24の下端部の錘部26(例えば、225g)を保持するためのクリップ22を有する布地炎20を含む。図1の第1の位置では、バーナー18は、垂直、すなわち直立の位置にある(炎は布地片24に向けられていない)。図2の第2の位置では、バーナー18は、水平な、すなわち係合位置(炎は布地片24に向けられる)にある。
【0022】
動的炎試験は以下のように実施される。DFKを組み立てる;新しいプロパンボトル12を配管14に接続する;第1のバーナー18を点火し、次いで第2のバーナー18を点火する;バーナー18を最低5分間ウォームアップさせる;1インチ幅と8インチ長の布地片(対照と試験布地片)を用意し、同じ条件で条件を調整する;布地片の上部の約1/2インチを折り畳んで、クリップ22(例えば、バインダクリップ)で折り畳まれた端部を布地炎20に固定することによって、コンディショニングされた布地片24を布地炎20に当てる;錘26を布地片24の下端部に取り付ける;クリップ22の位置が試験される布地片24の間で同じであり、試験間でクリップ22の位置が同じであることを確かめ、また試験布地片24と試験間で炎が同じように整列されていることを確かめる。テストの開始時に、各布地片24が動かないことを確認する;バーナー18を第1の位置から第2の位置へ迅速に(ノブ19を用いて)回転させ、同時にタイマーをスタートさせる;錘26が落ちたときに、タイマーを停止して時間を記録する;新しいサンプルを9回繰り返して合計10回反復する;試験した10個のサンプルの平均時間を報告する。
【実施例
【0023】
以下の実施例において、表に示されたデータは、PBI-s繊維で作られた布地とPBI-p繊維で作られた布地を比較する。各表において、比較された布地は同一であり、同一の工程によって製造されているが、唯一の違いは、一つの布地がPBI-s繊維で作られ、別の布地がPBI-p繊維で作られたことである。表1-1および表1-2は、国際市場向けに販売された布地に対する試験データを列挙し、表2-1、表2-2、表3-1および表3-2は、国内(すなわち、米国)市場向けに販売された布地に対する試験データを列挙している。
【0024】
【表1-1】
【0025】
【表1-2】
【0026】
【表2-1】
【0027】
【表2-2】
【0028】
【表3-1】
【0029】
【表3-2】
【0030】
本発明は、その精神および本質的な特性から逸脱することなく、他の形態で実施することができ、したがって、本発明の範囲を示すものとして、前述の明細書ではなく添付の特許請求の範囲を参照すべきである。
図1
図2