特許7128561IP Force 特許公報全文掲載

技術分野

醸造酒の製造方法、及び醸造酒

要約特許出願時に添付された[要約書]

【課題】カプロン酸エチルが含有されていても、カプロン酸等の炭素数6以上の遊離脂肪酸の含有量が少なく、製造直後の香味が長期保存されても維持される醸造酒とその製造方法を提供する。
【解決手段】醸造酒の製造方法が、米焼酎を醪に添加する工程を含み、この米焼酎中のカプロン酸エチルの含有量が10ppm以上であり、この醪中のカプロン酸エチルの含有量が10ppm未満であり、この米焼酎に含まれるエタノール及びこの醪の仕込みに使用された白米の総量に占めるこの米焼酎に含まれるエタノールの割合が5~25質量%であり、この醸造酒中のカプロン酸エチルの含有量が3.6ppm以上、かつカプロン酸エチルの含有量(ppm)/炭素数6以上の遊離脂肪酸の含有量(mM)が20~35の範囲である。
【選択図】なし

発明が解決しようとする課題[発明の詳細な説明]から抜粋

特許文献1に記載された酒類の常温における長期保管時の香味の劣化は検討されていない。一般にカプロン酸エチルを含む酒類においては、酒類の香味の劣化の原因となるカプロン酸等の炭素数6以上の遊離脂肪酸の含有量が多くなる。近年、カプロン酸エチルが多く含まれていても、カプロン酸等の炭素数6以上の遊離脂肪酸の含有量が少ない酒類が希求されていた。 本発明が解決しようとする課題は、カプロン酸エチルが含有されていても、カプロン酸等の炭素数6以上の遊離脂肪酸の含有量が少なく、製造直後の香味が長期保存されても維持される醸造酒とその製造方法を提供することである。

課題を解決するための手段[発明の詳細な説明]から抜粋

本発明はこれらの知見に基づき完成されるに至ったものである。 本発明は、米焼酎を醪に添加する工程を含む清酒の製造方法であって、前記米焼酎中のカプロン酸エチルの含有量が10ppm以上であり、前記醪中のカプロン酸エチルの含有量が10ppm未満であり、前記醪の仕込みに使用された白米の総量に占める前記米焼酎に含まれるエタノールの割合が5~25質量%であり、前記清酒中のカプロン酸エチルの含有量が3.・・・ 続きを知財ポータルサイト IP Force にログインして見る

発明の効果[発明の詳細な説明]から抜粋

本発明の醸造酒の製造方法は、カプロン酸エチルが多く含有されていても、カプロン酸等の炭素数6以上の遊離脂肪酸の含有量が少なく、すなわち炭素数6以上の遊離脂肪酸の含有量に対するカプロン酸エチルの含有量が多く、製造直後の香味が長期保存されても維持される醸造酒の製造方法を提供する。また、本発明の醸造酒は、カプロン酸エチルが多く含有されていても、カプロン酸等の炭素数6以上の遊離脂肪酸の含有量が少なく、製造直後の香味が長期保存されても維持される醸造酒を提供する。

この特許の権利範囲[特許請求の範囲]

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