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特許7128967マルチメディアストリーミングコンテンツを提供する方法、装置、及びコンピュータプログラム
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2022-08-23
(45)【発行日】2022-08-31
(54)【発明の名称】マルチメディアストリーミングコンテンツを提供する方法、装置、及びコンピュータプログラム
(51)【国際特許分類】
   H04N 21/2362 20110101AFI20220824BHJP
   H04N 21/84 20110101ALI20220824BHJP
   H04L 67/561 20220101ALI20220824BHJP
【FI】
H04N21/2362
H04N21/84
H04L67/561
【請求項の数】 15
(21)【出願番号】P 2021532874
(86)(22)【出願日】2019-12-27
(65)【公表番号】
(43)【公表日】2022-02-02
(86)【国際出願番号】 US2019068681
(87)【国際公開番号】W WO2020142361
(87)【国際公開日】2020-07-09
【審査請求日】2021-06-09
(31)【優先権主張番号】62/704,042
(32)【優先日】2019-01-02
(33)【優先権主張国・地域又は機関】US
(31)【優先権主張番号】16/727,487
(32)【優先日】2019-12-26
(33)【優先権主張国・地域又は機関】US
(73)【特許権者】
【識別番号】520353802
【氏名又は名称】テンセント・アメリカ・エルエルシー
(74)【代理人】
【識別番号】100107766
【弁理士】
【氏名又は名称】伊東 忠重
(74)【代理人】
【識別番号】100070150
【弁理士】
【氏名又は名称】伊東 忠彦
(74)【代理人】
【識別番号】100135079
【弁理士】
【氏名又は名称】宮崎 修
(72)【発明者】
【氏名】ソダガァ,イラジ
【審査官】富樫 明
(56)【参考文献】
【文献】特表2018-527769(JP,A)
【文献】特表2016-527753(JP,A)
【文献】特表2016-511954(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
H04N 21/00-21/858
H04L 67/561
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
ネットワーク装置が実行するマルチメディアストリーミングコンテンツを提供する方法であって、
コンテンツプロバイダ装置から、メディア帯域幅値の範囲を含むムービングピクチャエキスパートグループ(MPEG)-ダイナミックアダプティブストリーミング・オーバー・ハイパーテキスト転送プロトコル(DASH)メディアプレゼンテーション記述(MPD)ファイルを受信するステップと、
前記メディア帯域幅値の範囲の最大帯域幅値を指定するサービス記述子を前記MPEG-DASH MPDファイルに挿入するステップと、
クライアント装置に、前記サービス記述子を含む前記MPEG-DASH MPDファイルを提供して、前記マルチメディアストリーミングコンテンツに関連する前記クライアント装置の帯域幅使用を前記クライアント装置が制限することを可能にするステップと、
を有する方法。
【請求項2】
前記サービス記述子を含む前記MPEG-DASH MPDファイルを提供すべき特定のクライアント装置を特定する情報を受信するステップと、
前記特定のクライアント装置を特定する前記情報に基づいて前記MPEG-DASH MPDファイルを提供するステップと、
を更に有する請求項1に記載の方法。
【請求項3】
前記サービス記述子を含む前記MPEG-DASH MPDファイルを提供すべきクライアント装置を持つセルを特定する情報を受信するステップと、
前記セルを特定する前記情報に基づいて前記MPEG-DASH MPDファイルを提供するステップと、
を更に有する請求項1に記載の方法。
【請求項4】
前記サービス記述子を含む前記MPEG-DASH MPDファイルを提供すべき一群のクライアント装置を特定する情報を受信するステップと、
前記一群のクライアント装置を特定する前記情報に基づいて前記MPEG-DASH MPDファイルを提供するステップと、
を更に有する請求項1に記載の方法。
【請求項5】
前記マルチメディアストリーミングコンテンツに関するレイテンシ値を指定するレイテンシ記述子を前記MPEG-DASH MPDファイルに挿入するステップ、
を更に有する請求項1乃至4のいずれか一項に記載の方法。
【請求項6】
前記マルチメディアストリーミングコンテンツに関する前記レイテンシ値におけるサービス品質(QoS)値を指定する品質記述子を前記MPEG-DASH MPDファイルに挿入するステップ、
を更に有する請求項5に記載の方法。
【請求項7】
前記レイテンシ記述子と前記品質記述子との間の関係を指定するスキーム記述子を前記MPEG-DASH MPDファイルに挿入するステップ、
を更に有する請求項6に記載の方法。
【請求項8】
マルチメディアストリーミングコンテンツを提供する装置であって、
プログラムコードを格納するように構成された少なくとも1つのメモリと、
前記プログラムコードを読み出し、前記プログラムコードによって命令されるように動作するよう構成された少なくとも1つのプロセッサと、
を有し、
前記プログラムコードは、
前記少なくとも1つのプロセッサに、コンテンツプロバイダ装置から、メディア帯域幅値の範囲を含むムービングピクチャエキスパートグループ(MPEG)-ダイナミックアダプティブストリーミング・オーバー・ハイパーテキスト転送プロトコル(DASH)メディアプレゼンテーション記述(MPD)ファイルを受信させる、ように構成された受信コードと、
前記少なくとも1つのプロセッサに、前記メディア帯域幅値の範囲の最大帯域幅値を指定するサービス記述子を前記MPEG-DASH MPDファイルに挿入させる、ように構成された挿入コードと、
前記少なくとも1つのプロセッサに、クライアント装置に、前記サービス記述子を含む前記MPEG-DASH MPDファイルを提供させて、前記マルチメディアストリーミングコンテンツに関連する前記クライアント装置の帯域幅使用を前記クライアント装置が制限することを可能にする、ように構成された提供コードと、
を含む、
装置。
【請求項9】
前記少なくとも1つのプロセッサに、前記サービス記述子を含む前記MPEG-DASH MPDファイルを提供すべき特定のクライアント装置を特定する情報を受信させる、ように構成された第2の受信コード、
を更に含み、
前記提供コードは、前記少なくとも1つのプロセッサに、前記特定のクライアント装置を特定する前記情報に基づいて前記MPEG-DASH MPDファイルを提供させる、ように構成される、
請求項8に記載の装置。
【請求項10】
前記少なくとも1つのプロセッサに、前記サービス記述子を含む前記MPEG-DASH MPDファイルを提供すべきクライアント装置を持つセルを特定する情報を受信させる、ように構成された第2の受信コードと、
前記少なくとも1つのプロセッサに、前記セルを特定する前記情報に基づいて前記MPEG-DASH MPDファイルを提供させる、ように構成された提供コードと、
を更に含む請求項8に記載の装置。
【請求項11】
前記少なくとも1つのプロセッサに、前記サービス記述子を含む前記MPEG-DASH MPDファイルを提供すべき一群のクライアント装置を特定する情報を受信させる、ように構成された第2の受信コード、
を更に含み、
前記提供コードは、前記少なくとも1つのプロセッサに、前記一群のクライアント装置を特定する前記情報に基づいて前記MPEG-DASH MPDファイルを提供させる、ように構成される、
請求項8に記載の装置。
【請求項12】
前記挿入コードは、前記少なくとも1つのプロセッサに、前記マルチメディアストリーミングコンテンツに関するレイテンシ値を指定するレイテンシ記述子を前記MPEG-DASH MPDファイルに挿入させる、ように構成される、
請求項8乃至11のいずれか一項に記載の装置。
【請求項13】
前記挿入コードは、前記少なくとも1つのプロセッサに、前記マルチメディアストリーミングコンテンツに関する前記レイテンシ値におけるサービス品質(QoS)値を指定する品質記述子を前記MPEG-DASH MPDファイルに挿入させる、ように構成される、請求項12に記載の装置。
【請求項14】
前記挿入コードは、前記少なくとも1つのプロセッサに、前記レイテンシ記述子と前記品質記述子との間の関係を指定するスキーム記述子を前記MPEG-DASH MPDファイルに挿入させる、ように構成される、請求項13に記載の装置。
【請求項15】
コンピュータに請求項1乃至7のいずれか一項に記載の方法を実行させるコンピュータプログラム。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
この出願は、米国特許商標庁に2019年1月2日に出願された米国仮特許出願第62/704,042号、及び米国特許商標庁に2019年12月26日に出願された米国特許出願第16/727,487号からの優先権を主張するものであり、それらの開示をそれらの全体にてここに援用する。
【背景技術】
【0002】
サービス記述(Service Description)は、サービスプロバイダによってメディアクライアントに望ましい動作点を通知するためのツールである。メディアストリーミングのコンテキストにおいて、ムービングピクチャエキスパートグループ(MPEG)は最近、MPEGダイナミックアダプティブストリーミング・オーバー・ハイパーテキスト転送プロトコル・メディアプレゼンテーション記述(MPEG dynamic adaptive streaming over hypertext transfer protocol media presentation description;MPEG‐DASH MPD)ファイルにサービス記述を含めるためのサービス記述要素を採用した。
【0003】
サービス記述は、W18057:Text of ISO/IEC 23009-1:2014 DAM 5 on device information and other extensionsなる文書によって記述されている。このドラフトには、サービス記述の一般的概念、サービス記述要素、及び2つの具体的なサービス記述子が概説されている。
【0004】
記述されているレイテンシ記述子は、複数のレイテンシ/品質ペアのセットを可能にする。しかしながら、現行の設計は、品質について、及びそれらの値が互いにどのように関係するのかについて、何ら定めていない。加えて、サービスオペレータがサービスを展開するとき、ネットワーク条件及び同時クライアントの数に応じて、サービスオペレータは、クライアント又はクライアント群に対して異なる動作レンジを指示したいことがあるが、それは、現行の設計では実現困難であり得る。
【発明の概要】
【0005】
開示の一態様によれば、マルチメディアストリーミングコンテンツを提供する方法は、ネットワーク装置により、コンテンツプロバイダ装置から、メディア帯域幅値の範囲を含むムービングピクチャエキスパートグループ(MPEG)-ダイナミックアダプティブストリーミング・オーバー・ハイパーテキスト転送プロトコル(DASH)メディアプレゼンテーション記述(MPD)ファイルを受信するステップと、前記ネットワーク装置により、前記メディア帯域幅値の範囲の最大帯域幅値を指定するサービス記述子を前記MPEG-DASH MPDファイルに挿入するステップと、前記ネットワーク装置により、クライアント装置に、前記サービス記述子を含む前記MPEG-DASH MPDファイルを提供して、前記マルチメディアストリーミングコンテンツに関連する前記クライアント装置の帯域幅使用を前記クライアント装置が制限することを可能にするステップと、を含む。
【0006】
開示の一態様によれば、マルチメディアストリーミングコンテンツを提供する装置は、プログラムコードを格納するように構成された少なくとも1つのメモリと、前記プログラムコードを読み出し、前記プログラムコードによって命令されるように動作するよう構成された少なくとも1つのプロセッサと、を含み、前記プログラムコードは、前記少なくとも1つのプロセッサに、コンテンツプロバイダ装置から、メディア帯域幅値の範囲を含むムービングピクチャエキスパートグループ(MPEG)-ダイナミックアダプティブストリーミング・オーバー・ハイパーテキスト転送プロトコル(DASH)メディアプレゼンテーション記述(MPD)ファイルを受信させる、ように構成された受信コードと、前記少なくとも1つのプロセッサに、前記メディア帯域幅値の範囲の最大帯域幅値を指定するサービス記述子を前記MPEG-DASH MPDファイルに挿入させる、ように構成された挿入コードと、前記少なくとも1つのプロセッサに、クライアント装置に、前記サービス記述子を含む前記MPEG-DASH MPDファイルを提供させて、前記マルチメディアストリーミングコンテンツに関連する前記クライアント装置の帯域幅使用を前記クライアント装置が制限することを可能にする、ように構成された提供コードと、を含み得る。
【0007】
開示の一態様によれば、非一時的なコンピュータ読み取り可能媒体は、1つ以上の命令を含む命令を格納することができ、前記1つ以上の命令は、マルチメディアストリーミングコンテンツを提供する装置の1つ以上のプロセッサによって実行されるときに、前記1つ以上のプロセッサに、コンテンツプロバイダ装置から、メディア帯域幅値の範囲を含むムービングピクチャエキスパートグループ(MPEG)-ダイナミックアダプティブストリーミング・オーバー・ハイパーテキスト転送プロトコル(DASH)メディアプレゼンテーション記述(MPD)ファイルを受信させ、前記メディア帯域幅値の範囲の最大帯域幅値を指定するサービス記述子を前記MPEG-DASH MPDファイルに挿入させ、且つクライアント装置に対して、前記サービス記述子を含む前記MPEG-DASH MPDファイルを提供させ、前記マルチメディアストリーミングコンテンツに関連する前記クライアント装置の帯域幅使用を前記クライアント装置が制限することを可能にする。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1】ここに記載される一実施形態の概要例の図である。
図2】ここに記載されるシステム及び/又は方法が実装され得る環境例の図である。
図3図2の1つ以上の装置のコンポーネント例の図である。
図4】ここに記載されるストリーミングメディアコンテンツを提供するプロセス例のフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0009】
本開示は、改善されたレイテンシ記述子を提供し、また、MPEG-DASH MPDファイル(“MPDファイル”)に対して望ましい動作レンジのための新たな記述子を導入する。例えば、装置は、コンテンツプロバイダ装置から、メディア帯域幅値の範囲を含むムービングピクチャエキスパートグループ(MPEG)-ダイナミックアダプティブストリーミング・オーバー・ハイパーテキスト転送プロトコル(DASH)メディアプレゼンテーション記述(MPD)ファイルを受信し得る。さらに、装置は、メディア帯域幅値の範囲の最大帯域幅値を指定するサービス記述子をMPEG-DASH MPDファイルに挿入し得る。さらには、装置は、サービス記述子を含むMPEG-DASH MPDファイルをクライアント装置に提供して、マルチメディアストリーミングコンテンツに関連するクライアント装置の帯域幅使用をクライアント装置が制限することを可能にし得る。
【0010】
一実施形態によれば、MPDファイルは、改良されたサービスレイテンシ記述子を含む。MPDファイルは、“LatencyType”キーを含み得る。“LatencyType”キーは整数とし得る。また、“LatencyType”キーは、サンプルが提示される時とアンカーとの差としての測定されるレイテンシのタイプを規定し得る。例えば、“1”なる値は、プロデューサ基準時間によって提供されるキャプチャ時間と比較してのレイテンシ目標を指し示し得る。また、“2”なる値は、プロデューサ基準時間によって提供されるキャプチャ時間と比較してのレイテンシ目標を指し示し得る。また、“3”なる値は、(可用性時間オフセットによって補正されない)公称セグメント可用性時間エクスクルーディングと比較してのレイテンシ目標を指し示し得る。また、“4”なる値は、(可用性時間オフセットによって補正される)セグメント可用性時間エクスクルーディングと比較してのレイテンシ目標を指し示し得る。
【0011】
一実施形態によれば、MPDファイルは、“TargetLatency”キーを含み得る。“TargetLatency”キーは整数とし得る。また、“TargetLatency”キーは、サービスに関する目標レイテンシをミリ秒単位で示し得る。
【0012】
一実施形態によれば、MPDファイルは、“MaximumLatency”キーを含み得る。“MaximumLatency”キーは整数とし得る。“MaximumLatency”キーは、サービスに関する最大レイテンシをミリ秒単位で示し得る。
【0013】
一実施形態によれば、MPDファイルは、“MinimumLatency”キーを含み得る。“MinimumLatency”キーは整数とし得る。また、“MinimumLatency”キーは、サービスに関する最小レイテンシをミリ秒単位で示し得る。
【0014】
一実施形態によれば、MPDファイルは、“Latency”キーを含み得る。“Latency”キーは整数とし得る。また、“Latency”キーは、サービスに関するレイテンシ値をミリ秒単位で示し得る。
【0015】
一実施形態によれば、MPDファイルは、“quality”キーを含み得る。“quality”キーは整数とし得る。また、“quality”キーは、“Latency”キーに従ったレイテンシ値におけるサービスの品質を示し得る。一例として、“quality”キーは、“0”が最低であり且つ“100”が最高であるとして、上記レイテンシにおけるサービス品質の値を示し得る。
【0016】
一実施形態によれば、MPDファイルは、“schemeIDUri”キーを含み得る。“schemeIDUri”は文字列とし得る。“schemeIDUri”は、品質値を規定するスキームを指定し得る。例えば、“schemeIDUri”キーは、品質値に使用されるスキームを規定するとともに、それら品質値が互いにどのように関係するかを規定し得る。“schemeIDUri”キーは、値の物理的な解釈(例えば、ピーク信号対雑音比(PSNR)、構造的類似性指数(SSIM)メトリックなど)を規定してもよいし、数値間の関係関数(例えば、線形、対数など)を規定してもよい。
【0017】
一実施形態によれば、MPDファイルは、望ましい動作点をシグナリングするための新たなサービス記述子を含み得る。例えば、本開示は、最低所望品質及び/又は最大所望帯域幅をクライアントにシグナリングするための記述子を提供する。この記述子は、数あるシナリオの中でもとりわけ、現ネットワーク状態に応じてクライアントごとに動作レンジが変化し得る場合や、サービスオペレータが動作レンジを推奨することを望む場合などに有用である。このサービス記述子を用いることで、クライアント又はクライアント群のMPDを変更することなく、(例えば、無線セル内の)クライアント/クライアント群に対して動作レンジを推奨することができる。
【0018】
一実施形態によれば、MPDファイルは、最低所望品質及び最大帯域幅に関するサービス記述を規定する記述子を含み得る。
【0019】
一実施形態によれば、MPDファイルは、“MediaType”キーを含み得る。“MediaType”キーは文字列とし得る。“MediaType”キーは、例えば“video”(例えば、動画に適用する)、“audio”(例えば、オーディオに適用する)、“any”(例えば、任意のメディアタイプに適用する)、又はこれらに類するものなど、再生を適用するメディアタイプを規定し得る。
【0020】
一実施形態によれば、MPDファイルは、“MinQualityRanking”キーを含み得る。“MinQualityRanking”キーは整数とし得る。“MinQualityRanking”キーは、上記“MediaType”キーに対する最低品質ランキング値を指し示し得る。“MinQualityRanking”キーは、DASHクライアントによって再生される表現の最小所望“@qualityRanking”値を指し示し得る。
【0021】
一実施形態によれば、MPDファイルは、“MaxBandwidth”キーを含み得る。“MaxBandwidth”キーは整数とし得る。“MaxBandwidth”キーは整数であってもよく、“MaxBandwidth”キーは、上記“MediaType”キーに対して所望される最大帯域幅値を指し示し得る。“MaxBandwidth”キーは、DASHクライアントによって再生される表現の最大“@bandwidth”値とし得る。
【0022】
図1は、一実施形態の概要例の図である。例えば、図1は、上記動作点サービス記述子のユースケース例を示す。図1に示すように、コンテンツプロバイダは、その顧客の母体全体に対するプログラムのために単一のMPDファイル110を発行し得る。MPDファイル110は、“bw1”から“bw5”までのビデオ帯域幅を含むことができ、“bw5”が最も高い(例えば、“bw1”<“bw2”<“bw3”<“bw4”<“bw5”)。
【0023】
しかしながら、クライアントのグループは、無線サービスオペレータ又はコンテンツ配信ネットワーク(CDN)を介してコンテンツにアクセスし得る。その無線オペレータ/CDNで通常であるよりも顧客の数が多いと仮定する。この場合、無線サービスオペレータ/CDNは、自身の基地局/キャッシュのうちの1つを通してコンテンツにアクセスする全ての顧客に最大帯域幅(例えば、“bw5”)を提供することができないことがある。従って、無線オペレータ/CDNは、それらの顧客に対して“MaxBandwidth”が“bw3”であるべきことを規定するサービス記述子120を(例えば、MPDの一部として、又は別の文書として)挿入し得る。この場合、“MaxBandwidth”が“bw3”であるべきことを規定するMPDファイルを受信するクライアントは、帯域幅使用を“bw3”に制限し得る。
【0024】
図2は、ここに記載されるシステム及び/又は方法が実装され得る環境例200の図である。図2に示すように、環境200は、クライアント装置205、基地局210、ネットワーク装置215、コンテンツプロバイダ装置220、CDNサーバ225、ホスト装置230、ネットワーク235、及びCDN240を含み得る。環境200の装置は、有線接続、無線接続、又は有線接続と無線接続との組み合わせ、を介して相互接続し得る。
【0025】
クライアント装置205は、ストリーミングメディアコンテンツに関連する情報を受信、生成、格納、処理、及び/又は提供することができる1つ以上の装置を含み得る。例えば、クライアント装置205は、例えば携帯電話(例えば、スマートフォン、無線電話など)、ラップトップコンピュータ、タブレットコンピュータ、ハンドヘルドコンピュータ、ゲーム装置、ウェアラブル通信装置(例えば、スマート腕時計、一対のスマート眼鏡など)、セットトップボックス、又は類似のタイプの装置などの、通信コンピューティング装置を含み得る。
【0026】
クライアント装置205は、メディアストリームのセグメントを要求することによってストリーミングメディアコンテンツを要求し得る(例えば、ハイパーテキスト転送プロトコル(HTTP)ライブストリーミング(HLS)、ダイナミックアダプティブストリーミング・オーバー・HTTP(DASH)、HTTPダイナミックストリーミング、HTTPアダプティブストリーミング、マイクロソフトスムースストリーミング、又はこれらに類するものを用いて)。一実施形態によれば、この要求はホスト装置230に送られ得る。ホスト装置230は、この要求に対して、要求されたセグメントをクライアント装置205に提供することによって応答することができ、クライアント装置205は、受信したセグメントを再生のために処理することができる。
【0027】
基地局210は、クライアント装置205を宛先とする及び/又はクライアント装置205から受信される例えばオーディオ、ビデオ、及び/又は他のトラフィックなどのストリーミングメディアトラフィックを転送することができる1つ以上の装置を含み得る。一実施形態によれば、基地局210は、ロングタームエボリューション(LTE)ネットワークに付随する発展型(evolved)NodeB(eNB)を含み得る。加えて、あるいは代わりに、基地局210は、LTEネットワークには関連しない無線アクセスネットワーク(RAN)に付随してもよい。基地局210は、エアインタフェースを介して、クライアント装置205にトラフィックを送信し及び/又はクライアント装置205からトラフィックを受信し得る。一実施形態によれば、基地局210は、例えばマイクロセル、ピコセル、及び/又はフェムトセルの基地局などの、スモールセル基地局を含み得る。
【0028】
ネットワーク装置215は、ネットワーク235に関連するトラフィックを受信、処理、格納、及び/又は転送することができる1つ以上の装置を含み得る。例えば、ネットワーク装置215は、サーバ、ゲートウェイ、ファイアウォール、ルータ、又は類似の装置を含み得る。一実施形態によれば、ネットワーク装置215は、ネットワーク235に含められてもよい。一実施形態によれば、ネットワーク装置215は、基地局210に含められてもよい。
【0029】
ここで使用されるとき、トラフィックは、環境200の2つ以上の装置間の通信(例えば、パケットを介する)を指し得る。ここで使用されるとき、パケットは、例えばプロトコルデータユニット(PDU)、パケット、フレーム、データグラム、セグメント、メッセージ、ブロック、セル、フレーム、サブフレーム、スロット、シンボル、以上のもののいずれかの一部、及び/又はネットワークを介して送られることが可能な別のタイプのフォーマット化された若しくはフォーマット化されないデータユニットなどの、情報を通信するための通信構造を指し得る。
【0030】
コンテンツプロバイダ装置220は、ストリーミングメディアコンテンツに関連する情報を受信、処理、格納、及び/又は提供することができる1つ以上の装置を含み得る。例えば、コンテンツプロバイダ装置220は、例えばサーバ(例えば、アプリケーションサーバ、ホストサーバ、ウェブサーバ、HTTPサーバなど)、ネットワーク装置、又は類似の装置などの、コンピューティング装置を含み得る。
【0031】
CDNサーバ225は、ストリーミングメディアコンテンツに関連する情報を受信、格納、処理、及び/又は提供することができる1つ以上の装置を含み得る。例えば、CDNサーバ225は、例えばサーバ装置又は類似の装置などのコンピューティング装置を含み得る。
【0032】
ホスト装置230は、ストリーミングメディアコンテンツ(例えば、ストリーミングメディアコンテンツの1つ以上のセグメント)を受信、格納、処理、及び/又は提供することができる1つ以上の装置を含み得る。例えば、ホスト装置230は、ストレージ装置、サーバ、又は類似の装置を含み得る。ホスト装置230は、クライアント装置205から、ストリーミングメディアコンテンツのセグメントに対する要求を受信し得る。要求されたセグメントがホスト装置230によって格納されている場合、ホスト装置230は、要求されたセグメントをクライアント装置205に提供し得る。要求されたセグメントがホスト装置230によって格納されていない場合、ホスト装置230は、コンテンツプロバイダ装置220からセグメントを取得し(例えば、そのセグメントを要求して受信することによって)、そのセグメントを格納し、そして、そのセグメントをクライアント装置205に提供し得る。
【0033】
ネットワーク235は、1つ以上の有線ネットワーク及び/又は無線ネットワークを含み得る。例えば、ネットワーク235は、セルラネットワーク(例えば、LTEネットワーク、第3世代(3G)ネットワーク、符号分割多元接続(CDMA)ネットワークなど)、公衆陸上モバイルネットワーク(PLMN)、無線ローカルエリアネットワーク(例えば、Wi-Fiネットワークなど)、ローカルエリアネットワーク(LAN)、ワイドエリアネットワーク(WAN)、メトロポリタンエリアネットワーク(MAN)、電話ネットワーク(例えば、公衆交換電話ネットワーク(PSTN))、プライベートネットワーク、アドホックネットワーク、イントラネット、インターネット、光ファイバベースのネットワーク、クラウドコンピューティングネットワーク、及び/又はこれら若しくは他のタイプのネットワークの組み合わせを含み得る。
【0034】
CDN240は、ストリーミングメディアコンテンツ(例えば、ストリーミングメディアコンテンツの1つ以上のセグメント)を受信、格納、処理、及び/又は提供することができる複数の装置の1つ以上の有線ネットワーク及び/又は無線ネットワークを含み得る。CDN240は、例えば、サーバ、データセンター、又はこれらに類するものを含み得る。一実施形態によれば、CDN240は、ホスト装置245及び/又はCDNサーバ225を含んでもよい。CDN240の1つ以上の装置が、コンテンツプロバイダ装置220からストリーミングメディアコンテンツ(例えば、メディアストリームの1つ以上のセグメント)を受信し、該ストリーミングメディアコンテンツをクライアント装置205に提供し得る。
【0035】
図2に示した装置及びネットワークの数及び構成は、一例として提供されている。実際には、図2に示したものに対して、追加の装置及び/又はネットワーク、より少ない装置及び/又はネットワーク、異なる装置及び/又はネットワーク、又は異なる構成の装置及び/又はネットワークが存在し得る。また、図2に示した2つ以上の装置が単一の装置内に実装されてもよいし、あるいは、図2に示した単一の装置が複数の分散された装置として実装されてもよい。加えて、あるいは代わりに、環境200の装置のセット(例えば、1つ以上の装置)が、環境200の装置の別のセットによって実行されるとして記載された1つ以上の機能を実行してもよい。
【0036】
図3は、装置300のコンポーネント例の図である。装置300は、クライアント装置205、基地局210、ネットワーク装置215、コンテンツプロバイダ装置220、CDNサーバ225、ホスト装置230に対応し得る。図3に示すように、装置300は、バス310、プロセッサ320、メモリ330、ストレージコンポーネント340、入力コンポーネント350、出力コンポーネント360、及び通信インタフェース370を含み得る。
【0037】
バス310は、装置300のコンポーネント間での通信を可能にするコンポーネントを含む。プロセッサ320は、ハードウェア、ファームウェア、又はハードウェアとソフトウェアとの組み合わせで実装される。プロセッサ320は、中央演算処理ユニット(CPU)、グラフィックス処理ユニット(GPU)、アクセラレーテッドプロセッシングユニット(APU)、マイクロプロセッサ、マイクロコントローラ、デジタル信号プロセッサ(DSP)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)、特定用途向け集積回路(ASIC)、又は他のタイプの処理コンポーネントである。一部の実装において、プロセッサ320は、機能を実行するようにプログラムされることが可能な1つ以上のプロセッサを含む。メモリ330は、ランダムアクセスメモリ(RAM)、読み出し専用メモリ(ROM)、及び/又は、プロセッサ320による使用のための情報及び/又は命令を格納する他のタイプの動的又は静的な記憶デバイス(例えば、フラッシュメモリ、磁気メモリ、及び/又は光メモリ)を含む。
【0038】
ストレージコンポーネント340は、装置300の動作及び使用に関係する情報及び/又はソフトウェアを格納する。例えば、ストレージコンポーネント340は、ハードディスク(例えば、磁気ディスク、光ディスク、光磁気ディスク、及び/又はソリッドステートディスク)、コンパクトディスク(CD)、デジタル多用途ディスク(DVD)、フロッピーディスク(登録商標)、カートリッジ、磁気テープ、及び/又は他のタイプの非一時的なコンピュータ読み取り可能媒体を、対応するドライブと共に含み得る。
【0039】
入力コンポーネント350は、装置300が、例えばユーザ入力を介してなどで、情報を受信することを可能にするコンポーネントを含む(例えば、タッチスクリーンディスプレイ、キーボード、キーパッド、マウス、ボタン、スイッチ、及び/又はマイクロフォン)。加えて、あるいは代わりに、入力コンポーネント350は、情報をセンシングするセンサ(例えば、グローバルポジショニングシステム(GPS)コンポーネント、加速度計、ジャイロスコープ、及び/又はアクチュエータ)を含んでもよい。出力コンポーネント360は、装置300からの出力情報を提供するコンポーネントを含む(例えば、ディスプレイ、スピーカ、及び/又は1つ以上の発光ダイオード(LED))。
【0040】
通信インタフェース370は、装置300が、例えば有線接続、無線接続、又は有線接続と無線接続との組み合わせを介してなどで、他の装置と通信することを可能にするトランシーバのようなコンポーネント(例えば、トランシーバ及び/又は別個の受信器と送信器)を含む。通信インタフェース370は、装置300が他の装置から情報を受信すること及び/又は他の装置に情報を提供することを可能にする。例えば、通信インタフェース370は、イーサネット(登録商標)インタフェース、光インタフェース、同軸インタフェース、赤外線インタフェース、無線周波数(RF)インタフェース、ユニバーサルシリアルバス(USB)インタフェース、Wi-Fiインタフェース、セルラネットワークインタフェース、又はこれらに類するものを含み得る。
【0041】
装置300は、ここに記載される1つ以上のプロセスを実行し得る。装置300は、それらのプロセスを、例えばメモリ330及び/又はストレージコンポーネント340などの非一時的なコンピュータ読み取り可能媒体によって格納されたソフトウェア命令をプロセッサ320が実行することに応答して実行し得る。コンピュータ読み取り可能媒体は、ここでは、非一時的なメモリ装置として定義される。メモリ装置は、単一の物理的記憶装置内の記憶空間を含み、又は複数の物理的記憶装置にわたって広がった記憶空間を含む。
【0042】
ソフトウェア命令が、メモリ330及び/又はストレージコンポーネント340に、他のコンピュータ読み取り可能媒体から又は通信インタフェース370を介して他の装置から読み込まれ得る。メモリ330及び/又はストレージコンポーネント340に格納されたソフトウェア命令は、実行されるときに、プロセッサ320に、ここに記載される1つ以上のプロセスを実行させ得る。加えて、あるいは代わりに、ここに記載される1つ以上のプロセスを実行するために、ソフトウェア命令の代わりに又はそれと組み合わせてハードワイヤード回路が使用されてもよい。従って、ここに記載される実装、ハードウェア回路とソフトウェアとの如何なる特定の組み合わせにも限定されるものではない。
【0043】
図3に示したコンポーネントの数及び構成は、一例として提供されている。実際には、装置300は、図3に示したものに対して、追加のコンポーネント、より少ないコンポーネント、異なるコンポーネント、又は異なる構成のコンポーネントを含み得る。加えて、あるいは代わりに、装置300のコンポーネントのセット(例えば、1つ以上のコンポーネント)が、装置300のコンポーネントの別のセットによって実行されるとして記載された1つ以上の機能を実行してもよい。
【0044】
図4は、開示の一態様に従ったプロセス例400のフローチャートである。
【0045】
一実施形態によれば、図4の1つ以上のプロセスブロックは、ネットワーク装置215によって実行され得る。一実施形態によれば、図4の1つ以上のプロセスブロックは、例えばクライアント装置205、基地局210、ネットワーク装置215、コンテンツプロバイダ装置220、CDNサーバ225、ホスト装置230など、ネットワーク装置215とは別の又はそれを含んだ装置又は装置群によって実行されてもよい。
【0046】
図4に示すように、プロセス400は、ネットワーク装置により、コンテンツプロバイダ装置から、メディア帯域幅値の範囲を含むムービングピクチャエキスパートグループ(MPEG)-ダイナミックアダプティブストリーミング・オーバー・ハイパーテキスト転送プロトコル(DASH)メディアプレゼンテーション記述(MPD)ファイルを受信することを含み得る(ブロック410)。
【0047】
図4に更に示すように、プロセス400は、ネットワーク装置により、メディア帯域幅値の範囲の最大帯域幅値を指定するサービス記述子をMPEG-DASH MPDファイルに挿入することを含み得る(ブロック420)。
【0048】
図4に更に示すように、プロセス400は、ネットワーク装置により、クライアント装置に、上記サービス記述子を含むMPEG-DASH MPDファイルを提供して、マルチメディアストリーミングコンテンツに関連するクライアント装置の帯域幅使用をクライアント装置が制限することを可能にすることを含み得る(ブロック430)。
【0049】
図4はプロセス400のブロック例を示しているが、一実施形態によれば、プロセス400は、図4に示したものに対して、追加のブロック、少ないブロック、異なるブロック、又は異なる構成のブロックを含み得る。加えて、あるいは代わりに、プロセス400のブロックのうちの2つ以上が並行して実行されてもよい。
【0050】
以上の開示は、例示及び説明を提供するものであり、網羅的であること、又は開示されたままの形態に実装を限定することを意図するものではない。変更及び変形が、以上の開示に照らして可能であり、又は実装の実施から習得され得る。
【0051】
ここで使用されるとき、コンポーネントなる用語は、ハードウェア、ファームウェア、又はハードウェアとソフトウェアとの組み合わせとして広く解釈されることが意図される。
【0052】
明らかになることには、ここに記載されたシステム及び/又は方法は、様々な形態のハードウェア、ファームウェア、又はハードウェアとソフトウェアとの組み合わせで実装され得る。これらのシステム及び/又は方法を実装するのに使用される実際の特殊化された制御ハードウェア又はソフトウェアコードは、実装の限定となるものではない。従って、ここでは、システム及び/又は方法の動作及び挙動を、特定のソフトウェアコードを参照することなく記述しており、理解されることには、ここでの記載に基づくシステム及び/又は方法を実装するように、ソフトウェア及びハードウェアが設計され得る。
【0053】
複数の機構の特定の組み合わせが請求項に記載され且つ/或いは明細書に開示されているとしても、それらの組み合わせは、可能な実装の開示を限定することを意図するものではない。実際、それらの機構のうち多くは、具体的には請求項に記載され且つ/或いは明細書に開示されたものではないように組み合わされることができる。以下に挙げられる各従属請求項は1つのクレームのみに直接的に従属することがあるが、可能な実装の開示は、各従属請求項を、請求項セット内のあらゆる他のクレームとの組み合わせで含む。
【0054】
ここで使用される如何なる要素、行為、又は命令も、そのように明示的に記載されない限り、重要又は必須であるとして解釈されるべきでない。また、ここで使用されるとき、冠詞“a”及び“an”は、1つ以上のアイテムを含むことを意図しており、“1つ以上の”と交換可能に使用され得る。さらに、ここで使用されるとき、用語“セット”は、1つ以上のアイテム(例えば、関連アイテム、非関連アイテム、関連アイテムと非関連アイテムとの組み合わせなど)を含むことを意図しており、“1つ以上”と交換可能に使用され得る。1つのアイテムのみが意図される場合には、用語“1つの”又は類似の言葉が使用される。また、ここで使用されるとき、用語“持つ”、“有する”、“持っている”などは、オープンエンドの用語であることを意図している。さらに、“に基づく”という言い回しは、明示的に別の断りがない限り、“少なくとも部分的に基づく”を意味することを意図している。
図1
図2
図3
図4