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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2022-08-26
(45)【発行日】2022-09-05
(54)【発明の名称】自転車梱包具
(51)【国際特許分類】
   B65D 85/68 20060101AFI20220829BHJP
【FI】
B65D85/68 U
【請求項の数】 10
(21)【出願番号】P 2019560574
(86)(22)【出願日】2018-12-20
(86)【国際出願番号】 JP2018047071
(87)【国際公開番号】W WO2019124516
(87)【国際公開日】2019-06-27
【審査請求日】2021-11-15
(31)【優先権主張番号】P 2017244344
(32)【優先日】2017-12-20
(33)【優先権主張国・地域又は機関】JP
(73)【特許権者】
【識別番号】515208898
【氏名又は名称】合同会社S-WORKS
(74)【代理人】
【識別番号】100081673
【弁理士】
【氏名又は名称】河野 誠
(74)【代理人】
【識別番号】100141483
【弁理士】
【氏名又は名称】河野 生吾
(74)【代理人】
【識別番号】100166659
【弁理士】
【氏名又は名称】楠 和也
(72)【発明者】
【氏名】坂本 潤
(72)【発明者】
【氏名】吉野 勝美
【審査官】米村 耕一
(56)【参考文献】
【文献】特開2003-321082(JP,A)
【文献】実開平5-72796(JP,U)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
B65D 85/68
B62H 1/08
B62M 3/08
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
収容ボックス内に自転車を位置決めした状態で収容する自転車梱包具であって、
前記収容ボックスと、
該収容ボックスの底側で自転車の左右のペダルをそれぞれ個別に下支えして支持する一対のペダル支持部と、
前記収容ボックス内で上記自転車の後輪の少なくとも下部を下支えして支持する後輪支持部とを備え、
前記一対のペダル支持部は、上記左右のペダルを同時に下支えすることにより、ペダルが装着されたクランクの回転を規制した状態で、自転車の前後中途側を下支えするように構成された
ことを特徴とする自転車梱包具。
【請求項2】
前記左右の一対のペダル支持部は、上記左右のクランクが前記収容ボックスの底面に対して水平又は略水平な状態になるようにして、上記左右のペダルを支持する
請求項1に記載の自転車梱包具。
【請求項3】
前記後輪支持部は、後輪の少なくとも左右動及び後方移動が規制されるように該後輪の一部をホールドする形状に成形された
請求項1又は2の何れかに記載の自転車梱包具。
【請求項4】
前記後輪支持部は、上記後輪の上方移動も規制する形状に成形された
請求項3に記載の自転車梱包具。
【請求項5】
前記後輪支持部及び前記左右一対のペダル支持部がユニット化された
請求項1乃至4の何れかに記載の自転車梱包具。
【請求項6】
上記自転車の前輪が取り外された状態のフロントフォークを支持する前側支持部を備え、
前記収容ボックスには、前輪を収容するスペースが形成された
請求項1乃至5の何れかに記載の自転車梱包具。
【請求項7】
上記自転車の前輪が取り外された状態のフロントフォークを上面側で支持するようにボックス状に成形された前側支持部を備え、
該前側支持部は、内部に収容スペースが形成され且つ開閉可能に構成された
請求項6に記載の自転車梱包具。
【請求項8】
前記前側支持部は、収容ボックス内に嵌合して位置決めされる
請求項7に記載の自転車梱包具。
【請求項9】
前記収容ボックス内における上記後輪支持部の側方には、フロントフォークから取外された状態の前輪を支持する前輪支持部が配置された
請求項7又は8の何れかに記載の自転車梱包具。
【請求項10】
前記ペダル支持部によって下支えされた状態のペダルの上方への移動を解除可能に規制する規制部を備えた
請求項1乃至9の何れかに記載の自転車梱包具。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、収容ボックス内に自転車を位置決めした状態で収容する自転車梱包具に関する。
【背景技術】
【0002】
前記収容ボックスと、該収容ボックスの底側で自転車のペダルを下支えするペダル支持部と、前記収容ボックス内で上記自転車の前後の車輪の下部をそれぞれ下支えして支持する前後一対の車輪支持部とを備えた特許文献1に示す自転車梱包具が開発され、公知になっている。
【0003】
この特許文献1に示された自転車梱包具によれば、前後の車輪支持部によって、自転車を収容ボックス内に安定的に支持できる。
【0004】
一方、同文献の自転車梱包具は、車輪の左右動を規制するように一部をホールドする複雑な形状に成形された車輪支持部が前後にそれぞれ必要になるため、構造が複雑化し、コスト高になる他、ペダル支持部が左右一方のペダル側のみに設けられているため、ペダルが装着された左右のクランクの一方向の回転を完全には規制できるが、他方向の回転は規制できない。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
【文献】特開2017-30770号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
本発明は、収容ボックス内に自転車を位置決めした状態で収容する自転車梱包具であって、ペダルが装着されたクランクの回転を安定的に規制するとともに、構造が簡略化された自転車梱包具を提供することを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記課題を解決するため、収容ボックス内に自転車を位置決めした状態で収容する自転車梱包具であって、前記収容ボックスと、該収容ボックスの底側で自転車の左右のペダルをそれぞれ個別に下支えして支持する一対のペダル支持部と、前記収容ボックス内で上記自転車の後輪の少なくとも下部を下支えして支持する後輪支持部とを備え、前記一対のペダル支持部は、上記左右のペダルを同時に下支えすることにより、ペダルが装着されたクランクの回転を規制した状態で、自転車の前後中途側を下支えするように構成されたことを特徴とする。
【0008】
前記左右の一対のペダル支持部は、上記左右のクランクが前記収容ボックスの底面に対して水平又は略水平な状態になるようにして、上記左右のペダルを支持するものとしてもよい。
【0009】
前記後輪支持部は、後輪の少なくとも左右動及び後方移動が規制されるように該後輪の一部をホールドする形状に成形されたものとしてもよい。
【0010】
前記後輪支持部は、上記後輪の上方移動も規制する形状に成形されたものとしてもよい。
【0011】
前記後輪支持部及び前記左右一対のペダル支持部がユニット化されたものとしてもよい。
【0012】
上記自転車の前輪が取り外された状態のフロントフォークを支持する前側支持部を備え、前記収容ボックスには、前輪を収容するスペースが形成されたものとしてもよい。
【0013】
上記自転車の前輪が取り外された状態のフロントフォークを上面側で支持するようにボックス状に成形された前側支持部を備え、該前側支持部は、内部に収容スペースが形成され且つ開閉可能に構成されたものとしてもよい。
【0014】
前記前側支持部は、収容ボックス内に嵌合して位置決めされるものとしてもよい。
【0015】
前記収容ボックス内における上記後輪支持部の側方には、フロントフォークから取外された状態の前輪を支持する前輪支持部が配置されたものとしてもよい。
【0016】
前記ペダル支持部によって下支えされた状態のペダルの上方への移動を解除可能に規制する規制部を備えたものとしてもよい。
【発明の効果】
【0017】
左右のペダル支持部によって、ペダルが装着されたクランクの回転を安定的に規制できるとともに、この左右のペダル支持部が自転車の前後中途部を支持する機能も有するため、全体の構造を簡略化することも可能になる。
【図面の簡単な説明】
【0018】
図1】自転車の全体側面図である。
図2】本発明を適用した自転車梱包具の収容ボックスの斜視図である。
図3】位置決めユニットによって収容ボックスに位置決め収容された自転車の状態を示す側面図である。
図4】位置決めユニットの平面図である。
図5】後輪支持部の斜視図である。
図6】前側支持部の支持部材の斜視図である。
図7】支持部材の他例の構成を示す斜視図である。
図8】本発明の他の実施形態に係る位置決めユニットによって収容ボックスに位置決め収容された自転車の状態を示す側面図である。
図9】本発明の別実施形態に係る自転車梱包具の構成を示す側面図である。
図10】本発明の別実施形態に係る自転車梱包具の構成を示す平面図である。
図11】収容ボックスの構成を示す斜視図である。
図12】(A)は後輪支持部の分解正面図であり、(B)は内側パーツの側面図であり、(C)は外側パーツの側面図である。
図13】本発明の別実施形態に係る自転車梱包具の構成を示す平面図である。
図14】(A),(B)は本発明の別実施形態に係る自転車梱包具の外観を示す正面図及び側面図である。
図15図14の自転車梱包具の内部の構成を示す斜視図である。
【発明を実施するための形態】
【0019】
図1は、自転車の全体側面図である。図示する自転車50はロードバイクと呼ばれるものであり、その構造を簡単に説明すると、この自転車50は、フレーム51と、該フレーム51の前後にそれぞれ回転可能に支持された車輪52,53と、前記フレーム51の前部且つ上部側に設けられたハンドル54と、前記フレーム51の後部且つ上部側に設けられたサドル56とを備えている。
【0020】
前記フレーム51は、前後方向に延びるトップチューブ57と、後方斜め上方に延びるシートチューブ58と、後方斜め下方に延びるダウンチューブ59と、前方斜め下方に延びる筒状に形成されたヘッドチューブ61とを備えている。トップチューブ57の後端側とシートチューブ58の後端側とは一体的に接続されている。トップチューブ57の前端側とダウンチューブ59の前端側とヘッドチューブ61の中途部とは一体的に接続されている。シートチューブ58の前端側とダウンチューブ59の後端側とは一体的に接続されている。該構造によれば、これら4つのチューブ57,58,59,61がトラスト構造をなし、前記フレーム51の主要部分を構成している。
【0021】
前記フレーム51は、さらに、前後方向に延びる左右一対のチェーンステー62と、後方斜め下方に延びる左右一対のシートステー63と、ヘッドチューブ59に軸回りに回動可能に挿通されるフォークコラム64と、前方斜め下方に延びる左右一対のフロントフォーク66とを備えている。
【0022】
左右のチェーンステー62は、その前端側がシートチューブ58の前端側且つダウンチューブ59の後端側に一体的に接続され、平面視でV字状に後方突出している。左右のシートステー63は、その上端側がシートチューブ58の後端且つトップチューブ57の後端側と一体的に接続され、背面視で逆V字状に下方突出している。左右一方側のチェーンステー62及びシートステー63の後端側同士と、他方側のチェーンステー62及びシートステー63の後端側同士とは、それぞれ一体的に接続されている。
【0023】
ちなみに、チェーンステー62及びシートステー63の接続部分には、後側の車輪である後輪53を支持する支持部67が形成されている。この左右の支持部67は、具体的には、下方が開放された切欠き状に形成された挿通部である。この左右の支持部67には、後輪53を回転可能に支持するハブ68が架設状態で装着されている。言換えると、後輪53が左右の支持部67の間に回転可能に支持されている。
【0024】
前記左右一対のフロントフォーク66は、フォークコラム64の下端側から二股に分かれて一体的に下方突出している。この左右のフロントフォーク66は、フォークコラム64の軸回りに回動可能にヘッドチューブ61に支持される。
【0025】
左右のフロントフォーク66の下端部には、前側の車輪である前輪52を支持する支持部69が形成されている。具体的には、下方が開放された切欠き状に形成された挿通部である。この左右の支持部69には、前輪52を回転可能に支持するハブ71が架設状態で装着されている。
【0026】
フォークコラム64の上端部には、前方に突出するステム72を介して、ハンドル54が装着されている。このハンドル54は、フラットバーハンドル又はドロップハンドルであり、このハンドル52によって、フロントフォーク66を、フォークコラム64の軸回りの回動させる操向操作を行い、前輪52の向きを変更する。
【0027】
ちなみに、一般的に、ハンドル54は、ステムによる装着固定後、フロントフォーク66と一体でフォークコラム64の軸回りに回動するが、固定を解除した状態では、該ハンドル54を、フロントフォーク66に対して、フォークコラム64の軸回りに位置調整(向き調整)可能である。すなわち、前輪53が直進方向を向いている状態で、ハンドル54を真横方向に向けることも可能である。しかし、カーボン等の材料を使用して軽量化された自転車50では、ハンドル54の向き調整の機能を有さないものがあり、この場合、ハンドル54の向きとフロントフォーク66の向きとは、常に一致することになる。
【0028】
シートチューブ58の上端部からは、該シートチューブ58と同一軸心をなすようにして、シートポスト73が上方に突出している。このシートポスト73の上端部には、サドル56が設置されている。
【0029】
サドル56は、通常、シートポスト73の機能によって、フレーム51に対して高さ調整可能である。しかし、カーボン等の材料を使用して軽量化された自転車50では、シートポスト73とシートチューブ58とが一体的に形成され、上記高さ調整の機能を有していないものがある。
【0030】
シートチューブ58及びダウンチューブ59の下端側の接続部分には左右方向のクランク軸74が軸回りに回転可能に支持されている。このクランク軸74の左右の端部には、側面視で該クランク軸74の径方向に突出するクランク76がそれぞれ装着されている。左右のクランク76のクランク軸74から突出した端部にはペダル77が装着されている。ちなみに、左右のクランク76は、クランク軸74からの突出方向が互いに反対向きになるように設定されている。このため、左右のクランク76は、クランク軸76を支点として、回転する際も、常に、側面視で一直状をなしている。
【0031】
クランク軸74と一体回転するチェーンホイール78と、後輪53と一体回転するスプロケット79とには、チェーン81が掛け回されている。該構造によって、左右のペダル77を踏込む操作力は、クランク軸74の回転動力に変換され、クランク軸74の回転動力は、チェーン81によって、後輪3に伝動される。
【0032】
本発明を適用した自転車梱包具1(図3参照)は、このような自転車50の内、前輪52を取外した自転車50´を、該取外した前輪52と共に、内部に位置決めして収容するように構成されている。
【0033】
図2は、本発明を適用した自転車梱包具の収容ボックスの斜視図であり、図3は、位置決めユニットによって収容ボックスに位置決め収容された自転車の状態を示す側面図であり、図4は位置決めユニットの平面図であり、図5は後輪支持部の斜視図であり、図6は前側支持部の支持部材の斜視図である。
【0034】
本自転車梱包具1は、自転車50´を完全に収容する収容ボックス2と、該収容ボックス2内で自転車50´を位置決めして支持する位置決めユニット3とを備えている。ちなみに、この自転車梱包具1は、紙製又は合成樹脂製(具体的にはプラスチック製)の段ボールシートを組合せることにより、各部が構成されている。
【0035】
収容ボックス2は、上方が開放された直方体状に成形された本体部4と、該本体部4の上方開口部を開閉する蓋部6と、該蓋部6を閉塞状態で保持(ロック)する帯状の保持部材5とを有している。本体部4の長手方向は、自転車50´の前後方向に設定されている。蓋部6は、方形状のメイン部6aと、該メイン部6aの本体部4に折り曲げ可能に連接された一の長辺部と対向する他の長辺部から延出される延出部6bとを有している。メイン部6aを本体部4の上方開口部の周縁に沿って折畳み、延出部6bを、本体部4の周面に沿って折畳むことにより、本体部4の上方開口が閉塞され、この状態を一対の保持部材5によって保持する。
【0036】
収容ボックス2内には、上述した自転車50´からハブ71を含む前輪52がフレーム51から取外された状態の自転車50´が位置決め収容される。前輪52は、収容ボックス2内において、該自転車50´の斜め後方位置に収容される。
【0037】
位置決めユニット3は、収容ボックス2内の底面に設置された平たいボックス状のベース部7と、該ベース部7の上面側に配置され且つ自転車50´の後輪53の一部をホールドして支持する後輪支持部8と、自転車50´の左右のペダル77,77をそれぞれ個別に下支えして支持する一対のペダル支持部9、9と、自転車50´における前輪52を取外した状態の一対のフロントフォーク66、66をまとめて支持する単一の前側支持部11と、サイドパネル12とを備えている。
【0038】
前記ベース部7の上面側には、水平方向に広がる平たい中空ボックス状に成形されている。このベース部7には、後輪支持部8の下端部を挿入して位置決めする後輪側凹部7aと、一対のペダル支持部9,9の下端部を挿入して位置決めするペダル側凹部7b,7bと、前側支持部11の下端部を挿入して位置決めする前側凹部7cとが形成されている。
【0039】
後輪支持部8は、後輪53のリム及びタイヤの下部から後部を経て斜め上方に至る範囲を収容する後輪収容ボックス13と、後輪収容ボックス13内で該後輪53の下側を受け止めて下支えする前後一対の受止め部材14,16とを有している。
【0040】
後輪収容ボックス13は、左右の側壁部17,17と、該左右の側壁17,17の後端部間を連接する後壁部18と、該左右の側壁17,17の下端部間を連接する床部(図示しない)と、該左右の側壁17,17の前端部の下部を連接する前壁部21とから構成されている。このため、後輪収容ボックス13の前方は開放され、内部に後輪53の一部を挿入して収容することが可能になる。
【0041】
各側壁部17の前側及び中央側には、後輪53の形状に沿う切欠き状部17aが形成され、その後端部の上側には、後輪53に形状に沿う円弧状のサポート部17bが形成されている。後壁部18の下半部は側壁部17の下半部に沿って鉛直に立ち上り、その上半部は側壁部17のサポート部17bに沿って円弧状に湾曲形成されている。
【0042】
前側の受止め部材14は、後方斜め下方に傾斜した下支え面14aを有し、後輪収容ボックス13の内部底側の前端部に配置され、前壁部21によって前方移動が規制されている。後側の受止め部材16は、前方斜め下方に傾斜した下支え面16aを有し、後輪収容ボックス13の内部底側の後端部に配置され、後壁部18によって後方移動が規制されている。
【0043】
該構成の後輪支持部8は、その前側から後輪53の後部及び下部を挿入し、該挿入された後輪53の下部を前後の受止め部材14,16によって下支えして支持する。この状態では、後輪支持部8が、後輪53の左右動、上方移動及び後方移動を規制してホールドする。
【0044】
なお、この後輪支持部8は、その下端部が後輪側凹部7aに位置決め挿入されるが、この状態で、左右位置及び左右傾斜が若干調整可能に構成されている。
【0045】
一のペダル支持部9は前方に回転された左右一方側(図示する例では左側)のペダル77を下支えして支持し、他のペダル支持部9は左右他方側のペダル7を下支え支持するように、該一対のペダル支持部9,9は、斜め左右方向に並べて配置されている。
【0046】
そして、この一対のペダル支持部9,9は、左右のペダル77,77を個別且つ同時に下支え支持することにより、各クランク76,76のクランク軸74を支点とした回転を規制してロックし、自転車50´自体の前後中途部を下支え支持している。
【0047】
また、ペダル支持部9,9は、左右のクランク76,76がベース7の上面及び収容ボックス2の底面に対して水平又は略水平になる状態で、左右のペダル77,77を下支え支持するように、その上面(下支え面)9a,9aが水平な単一の平面上に形成されている。ちなみに、ペダル支持部9の上記下支え面9a側部分を弾力性の高い別部材によって構成してもよい。
【0048】
なお、この各ペダル支持部9は、その下端部が対応するペダル側凹部7bに位置決め挿入されるが、この状態で、前後位置が若干調整可能に構成されている。
【0049】
また、自転車50´から取外した前輪52は、収容ボックス2内において、ベース部7上における前側(図示する例では左側)に位置するペダル支持部9の後方に起立状態で位置決め収容されている。言換えると、収容ボックス2内におけるベース部7上には、前輪53を支持するスペース2aが形成されている。
【0050】
前側支持部11は、前輪52を取外した状態の自転車50´のハンドル54を一対のフロントフォーク66,66と共に前輪52が真横を向く位置に回動する(真横位置に向ける)ことにより、前後に並べられた状態になった一対のフロントフォーク66,66の下端部を下支えして支持している。
【0051】
具体的には、前側支持部11は、上下方向に延びる本体22と、本体22の上面に形成された凹部22a内に位置決め収容された支持部材23とを有している。支持部材23は、前後のフロントフォーク66,66の下端部をまとめて挿入して係止させる係止溝23aを有し、この支持部材23は凹部22a内に左右位置調整可能に位置決めされている。
【0052】
図示する例では、前側支持部11は、自転車50´が前後水平な姿勢(フロントフォーク66と、後輪53のハブ68とが、同一又は略同一の上下位置になる姿勢)になる高さで、フロントフォーク66,66を支持している。
【0053】
サイドパネル12は、ベース部7の左右一方側の端部から上方に延出されている。
【0054】
該構成の自転車梱包具1によれば、ハンドル54が一対のフロントフォーク66,66と一体で回動するような自転車50´であっても、前輪52と取外し、ハンドル54を前後に長くなるように真横位置に向けるのみで、収容ボックス2内にコンパクトに収容できる。
【0055】
また、左右一対のペダル支持部9と、単一の後輪支持部8とによって、自転車50´を安定的に位置決め可能であるとともに、前側支持部材11によって、一対のフロントフォーク66,66がフォークコラム64の軸回りに回動するのを規制した状態で、該一対のフロントフォーク66,66を下支え支持できる。
【0056】
また、支持部材23の左右位置調整と、後輪支持部8の左右位置調整又は左右傾斜調整によって、自転車50´を、前後軸Y付近を支点として、左右傾斜調整可能になり、高さを低くすることが可能になる。
【0057】
さらに、ペース部7によって、後輪支持部8、ペダル支持部9,9及び前側支持部11がユニット化されて位置決めユニット3を構成している。これによって、自転車50´を、位置決めユニット3に位置決めさせた後、該自転車50´及び位置決めユニット3を、収容ボックス2の上方開口部から該収容ボックス2内に収容させることが可能になり、梱包作業が容易になる。
【0058】
これに加えて、サイドパネル12を把持することによって、自転車50´及び位置決めユニット3の収容ボックス2からの出し入れが容易になる。
【0059】
なお、図7に示す通り、前側支持部11の支持部材23に、上方突出する前後方向の係合凸部23bを突出形成させてもよい。係合凸部23bは、前後に並べられたフロントフォーク66,66の下端部の切欠き状の支持部69,69に挿入され、これによって該フロントフォーク66が支持部材23に係止される。
【0060】
次に、図8に基づいて、本発明の別実施形態について説明する。
【0061】
図8は、本発明の他の実施形態に係る位置決めユニットによって収容ボックスに位置決め収容された自転車の状態を示す側面図である。同図に示す位置決めユニット3では、ハンドル54を真横位置に向け、一対のフロントフォーク66,66が前後に並ぶ状態に切換えた状態において、この前後のフロントフォーク66,66の先端部が前後水平になる位置まで自転車50´を前方斜め下方に傾斜させ、これによって自転車50´の全体の高さを低くしている。該構成によれば、ペダル支持部9及び前側支持部11の高さも低く設定可能になる。
【0062】
次に、図9乃至図12に基づいて本発明の別実施形態について上述の形態と異なる部分を説明する。
【0063】
図9,10は本発明の別実施形態に係る自転車梱包具の構成を示す側面図及び平面図であり、図11は収容ボックスの構成を示す斜視図であり、図12(A)は後輪支持部の分解正面図であり、(B)は内側パーツの側面図であり、(C)は外側パーツの側面図である。
【0064】
本形態の収容ボックス2は、所定の深さを有し且つ平面視で自転車50´の全長方向が長手方向となる方形状に成形されたトレー24及び上蓋26と、トレー24及び上蓋26の長手方向の両端部にそれぞれ配置され且つ平面視でコの字状に屈曲される前後一対の前後壁パネル27,27と、トレー24及び上蓋26の幅方向の両端部にそれぞれ配置され且つフラットな方形板状に成形された左右一対の側壁パネル28,28とを有している。
【0065】
トレー24及び上蓋26は平面視で同一又は略同一形状に成形されている。トレー24は、上方に開放され、その底部分が収容ボックス2の内部の底部分を構成している。上蓋26は、下方に開放され、その底部分が収容ボックス2の内部の天井部分を構成している。
【0066】
前後一対の前後パネル27、27は、平面視で、コの字の開放側が向かい合う姿勢で、トレー24及び上蓋26の内周面側に嵌合して挿入される。各前後パネル27,27は、その左右両側に前後方向に屈曲された(曲げられた)曲げ部27aを有している各側壁パネル28は、前後の前後パネル27,27の一方から他方に至る範囲に配設置され、前後の前後パネル27、27の自信が配置された側の曲げ部27a,27aの内面側に接触している。
【0067】
トレー24と、上蓋26と、前後の前後パネル27,27と、左右の側壁パネル28,28とによって、直方体状の収容ボックス2が構成されている。そして、上蓋26の着脱によって、収容ボックス2の上側が開閉される。
【0068】
本形態の後輪支持部8は、段ボール製等のシート材からなる複数のパーツ29,31を重ね合せることよって構成されている。具体的には、パーツ29,31として、内側パーツ29と外側パーツ31の2種類が用意されている。
【0069】
内側パーツ29及び外側パーツ31は、夫々、同一形状の方形状のシート材に対して、その四隅の1つを方形状に切欠き形成し、さらに、そのシート材の中央側に中心を有する円弧状の切欠き状部29a,31aを形成することにより、構成されている。内側パーツ29の切欠き状部29aの円弧の径は、後輪52の径の同一又はそれよりも若干大きく設定されている。外側パーツ31の切欠き状部31aの円弧の径は、後輪52の径よりも小さく設定されている。
【0070】
そして、複数の内側パーツ29を側面視で全体が完全に重複するように重ね合わせて互いを接着剤や両面テープ等により接着して固定することにより、受け部材32を形成している。この受け部材32には、複数の切欠き状部29a,29aの内周縁が一体化されてなる円弧面状の受け面32aが形成されている。この受け部材32の左右の両側面には、それぞれ一又は複数の外側パーツ31、31が接着剤や両面テープ等によって接着して固定されている。ちなみに、全てのパーツ29,31は、向きが揃えられ且つ切欠き形成された以外の3つの隅部が一致するように重ね合わされた状態で、一体化されている。
【0071】
後輪53を受ける受け面32aの左右両側方には、上述の構成によって、外側パーツ31,31がそれぞれ位置した状態になる。このため、左右の外側パーツ31、31の平面視又は正面視で受け面32aを挟んで対向する面31b,31b同士は、受け面32aによって受止められた後輪53の左右動を規制する規制面として機能する。なお、外側パーツ31の切欠き状部31aは、受け面32aによって受止められた後輪53の側面の一部を露出させる。ちなみに、受け面32aは、後輪53の上端から後部及び下端を通過して前部に至る範囲を受け止めるため、後輪53の上下動及び前後動を規制する。
【0072】
また、この後輪支持部8の両側面と、収容ボックス2の左右の内壁面との間には、平断面視方形状をなして上下方向に延びる充填材33,33がそれぞれ設けられ、後輪支持部8の左右動を規制している。なお、後輪支持部8自体も、その下端が接着剤又は両面テープ等によって収容ボックス2の底面側に貼付され、固定されている。
【0073】
本形態の前側支持部11の本体22は開閉可能なボックス状に成形され、該前側支持部11は、収容ボックス2の左右の内壁面と、前側の内壁面とに嵌合された状態で設置される。このボックス状の前側支持部11の上面には、クッション材よりなる支持部材23が配置されている。この支持部材23の弾力によって、フロントフォーク66,66の下端側が位置決めされた状態で受止められる。この支持部材23は接着剤又は両面テープ等によって前側支持部11の上面に固定される。
【0074】
ちなみに、この前側支持部11も、接着剤又は両面テープ等によって、収容ボックス2の底面側に接着して固定されている。この前側支持部11の内部には、ヘルメットやシューズ等が収容される。
【0075】
ペダル支持部9も、複数の段ボール製等のシート材34を両面テープや接着剤により貼り合わせることにより、全体が直方体状に成形されている。また、ペダル支持部9の下端面も両面テープや接着剤によって収容ボックス2の底面側に接着して固定されている。
【0076】
前輪52は、前側のペダル支持部9の後方に且つ後輪支持部8の側方に形成された上述のスペース2aに配置されている。この前輪52の回転中心は、後輪53の回転中心に対して、前方にずらして配置されている。
【0077】
なお、側壁パネル28は、図示する例では、前後壁パネル27の曲げ部27aの内面側に配置されているが、これを、曲げ部27aの外面側と、トレー24及び上蓋26の内周面との間に介設してもよい。
【0078】
また、自転車50´の車高が高い場合には、前後壁パネル27及び側壁パネル28のみを、上下高さが高いものに変更すればよい。
【0079】
次に、図13に基づいて本発明の別実施形態について上述の形態と異なる部分を説明する。
【0080】
図13は本発明の別実施形態に係る自転車梱包具の構成を示す平面図である。同図に示す例では、後輪支持部8と同一又は略同一構成の前輪支持部36を上述のスペース2aに配置している。この前輪支持部36に、前輪52がホールドして支持される。また、一方の充填材33は後輪支持部8と前輪支持部36との間に1つ設けられ、もう一方の充填材33は後輪支持部8とトレー24及び上蓋26の左右の内壁面との間に配置される。
【0081】
次に、図14及び図15に基づいて本発明の別実施形態について上述の形態と異なる部分を説明する。
【0082】
図14(A),(B)は本発明の別実施形態に係る自転車梱包具の外観を示す正面図及び側面図であり、図15図14の自転車梱包具の内部の構成を示す斜視図である。これらの図面に示す自転車梱包具1の内部の底側に形成されたベース部7の左右幅方向中央側には、前後の全長方向の全体に亘り形成された係止溝7dが凹設され、このベース部7における平面視で前記係止溝7dの左右両側には、同一又は略同一高さのフラットなベース面7e,7eがそれぞれ形成されている。言い換えると、左右のベース面7e,7eは。面一で形成され、この左右のベース面7e,7eの間に、前記係止溝7dが一段低く形成されている。
【0083】
前記後輪支持部8は、前記後輪収容ボックス13のみから構成されている。この後輪収容ボックス13は、その後壁部分が、後輪53の外周面に沿う円弧面状に形成され、その前方及び上方が開講され、該後輪53をホールド可能且つ出し入れ自在に収容して支持する構造を有している。そして、この後輪収容ボックス13の下部が、前記係止溝7dの後部に嵌合して挿入されて位置決め固定される。
【0084】
前記ペダル支持部9,9は、左右の前記ペダル77,77毎に、左右のベース面7e,7eの上面側にそれぞれ個別に設けられている。この左右のペダル支持部9,9は、図示する例では、ベース部7とは別体成形されているが、該ベース部7と一体となるようにベース面7e自体の一部を前記ペダル支持部9として機能させてもよい。
【0085】
また、各ベース面7eの前記ペダル支持部9側には、平断面視で左右内側が開放したコの字状に成形され且つ上下方向に延びるガイド部材37が別体で固定されている。このガイド部材37の内周面側のスペースにおける下端部には、前記ペダル支持部9が配置され、該スペースにおける下端部以外の部分には、平断面視が方形枠状をなすボックス状の規制部材(規制部)38の少なくとも下部が上下スライド可能に収容して支持される。
【0086】
前記規制部材38は、開閉可能に構成され、内部に各種部品を収容可能に構成されている。そして、ペダル77がペダル支持部9上に載置支持された状態で、この規制部材38を、ガイド部材37の下端側の最下端位置までスライド移動させて停止させた場合、該規制部材38の下面が、該ペダル77の上面に近接又は接当し、該ペダル77の上方移動を規制する。すなわち、左右の各ペダル77は、直上の規制部材38と、直下のペダル支持部9との間に挟まれて上下動が規制されるとともに、ガイド部材37によって前後動及び左右外側への移動が規制される。ちなみに、左右のペダルの動きが同様に規制されるため、左右内側への移動も規制される。
【0087】
一方、ガイド部材37を、上記最下端位置から上方に移動させると、ペダル77の上方移動規制が解除される。
【0088】
また、左右のペース面7e,7eの内、より後方位置にペダル支持部9を配置する側のベース面7e(図示する例では、左側のベース面7e)における該ペダル支持部9の前方には、後輪53を収容するように上下方向に延びる筒状に成形された後輪収容ボックス39が配置して固定されている。
【0089】
この後輪収容ボックス39は、。前後に長い偏平の断面形状を有し、その内周面側に前記スペース2aが形成される。この後輪収容ボックス39には、後輪53が嵌合又は略嵌合状態で収容される。ちなみに、後輪収容ボックス39の上方の開放部分から前記後輪53が出し入れされる。
【0090】
前記収容ボックス2は、左右及び前後が囲繞され且つ上方が開放されて有底の直方体状に成形されたボックス本体41と、該ボックス本体41の上方の開放部分を開閉自在に閉塞する上蓋26とから構成されている。
【0091】
この収容ボックス2の上面の前後左右には、斜面であるコーナ部26a,26a,26b,26bが形成され、同様に、その下面の前後左右にも、斜面であるコーナ部41a,41a,41b,41bが形成されている。このような形状によって、収容ボックス2は、狭い空間でも、自身の中心付近を貫く前後軸回りに左右回動させて姿勢変更させることが容易になるとともに、自身の中心付近を左右方向に貫く左右軸回りにも前後回動させて姿勢変更させることも容易になる。
【0092】
また、ボックス本体41は、その左右の壁を構成する側壁パネル42と、その前後の壁を構成する前後壁パネル43とを有している。
【0093】
側壁パネル42は、前後方向の折り目42aを境として、下側の固定部42bに対して、上側の回動部42cが、該折り目42aを支点といて、左右回動可能に折れ曲がる。該構成によって、側壁パネル42は、その固定部42bに対して、前記回動部42cが左右内側に折れ曲がって格納される格納姿勢と、固定部42bに対して回動部42cが面一となるように起立する起立姿勢との切換可能に構成される。
【0094】
そして、自転車50’及び前輪52をボックス本体41に収容する場合には側壁パネル42の起立姿勢への切換を行い、ボックス本体41を使用しない場合には該側壁パネル42の格納姿勢への切換を行い、全体をコンパクトにする。
【0095】
また、前後壁パネル43も、側壁パネル42と同様に構成され、側壁パネル42の折り目42aと同一又は略同一の高さに形成され且つ左右方向に延びる折り目を境として、上側の回動部が、下側の固定部に対して、該折り目を支点として前後回動し、この前後回動によって、格納姿勢と起立姿勢に切換可能に構成される。
【0096】
なお、上述したガイド部材37及び後輪収容ボックス39は、側壁パネル42の固定部42bの内面側に固定される。また、側壁パネル42の回動部42cの折り目42aから遠い側の端部である先端部の内面には、起立姿勢時、側壁パネル42から左右内側に突出した状態となるロック部44及び前輪用規制部46が取付固定されている。ロック部44は、前輪用規制部46よりも後寄りに配置されている。
【0097】
そして、側壁パネル42の起立姿勢への切換時、ロック部44が最下端位置にスライドされた規制部材38の上面に接当又は近接して該規制部材38の動きをロックして規制し、前輪用規制部46が、後輪収容ボックス39の内部に嵌合して収容された前輪52の直上に位置して該前輪52の上方移動を規制する。ちなみに、この前輪用規制部46の下面には、前輪52の上部が収容される規制溝46aが形成されている。
【0098】
さらに、後輪収容ボックス13と、側壁パネル42の固定部42bの後部との間には、後側収容ボックス47が配置・固定される。この後側収容ボックス47は、その上端部を開閉させることが可能であり、その内部に各種部品を収容させることが可能になる。
【0099】
以上のような構成によれば、自転車50’の左右のペダル77が、左右のペダル支持部9,9と、左右のガイド部材37と、左右の規制部材38とによって、その前後動、左右動及び上下動が規制され、その後輪53が後輪支持ボックス13にホールド支持されるため、左右のフロントフォーク66を下支えしないフリーの状態で、収容ボックス2の内部に、自転車50’を安定的に支持固定させて収容することが可能になる。
【0100】
また、自転車50’のハンドル54は真横に向けることなく、前後に向けた状態のまま、収容ボックス2の内部に収容して支持させることが可能になる。これに加えて、この収容ボックス2は、通常のハンドル54の左右方向中央部に配置され且つ該ハンドル54から前後両側に突出する所謂トライアスロンバーと呼ばれる左右一対のバー(図示しない)が設けられた自転車50’でも、ハンドル54を前後方向に向けた状態のままスムーズに収容可能である。
【符号の説明】
【0101】
1 自転車梱包具
2 収容ボックス
2a スペース
8 後輪支持部
9 ペダル支持部
11 前側支持部
36 前輪支持部
38 規制部材(規制部)
50´ 自転車
52 前輪
66 フロントフォーク
76 クランク
77 ペダル
図1
図2
図3
図4
図5
図6
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