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  • 特許-ガス計測用アダプタ 図1
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2022-08-29
(45)【発行日】2022-09-06
(54)【発明の名称】ガス計測用アダプタ
(51)【国際特許分類】
   G01N 21/15 20060101AFI20220830BHJP
   G01N 21/3504 20140101ALI20220830BHJP
   G01N 21/03 20060101ALI20220830BHJP
【FI】
G01N21/15
G01N21/3504
G01N21/03 B
【請求項の数】 8
(21)【出願番号】P 2017195009
(22)【出願日】2017-10-05
(65)【公開番号】P2019066436
(43)【公開日】2019-04-25
【審査請求日】2020-09-04
(73)【特許権者】
【識別番号】000230962
【氏名又は名称】日本光電工業株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】110001416
【氏名又は名称】特許業務法人 信栄特許事務所
(72)【発明者】
【氏名】馬場 裕也
(72)【発明者】
【氏名】井上 正行
(72)【発明者】
【氏名】台信 栄寿
(72)【発明者】
【氏名】株本 憲一郎
(72)【発明者】
【氏名】鷹取 文彦
(72)【発明者】
【氏名】青▲柳▼ 敬之
【審査官】吉田 将志
(56)【参考文献】
【文献】特許第6198882(JP,B1)
【文献】実公昭54-023350(JP,Y1)
【文献】特表平05-509026(JP,A)
【文献】特開2001-066243(JP,A)
【文献】米国特許出願公開第2016/0184545(US,A1)
【文献】独国特許出願公開第102006052999(DE,A1)
【文献】特開2000-074822(JP,A)
【文献】特開昭50-009487(JP,A)
【文献】特開昭50-009488(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
G01N 21/00 - G01N 21/958
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
ガスを通過させる流管部と、
前記流管部を通過する前記ガスの成分を測定するための測定光を透過させる窓部と、を備え、
前記窓部は、
前記流管部より薄肉であって前記流管部と一体的に成形されており、
前記測定光を透過させる有効部と、前記有効部の外周に位置する外周部とを有し、
前記窓部の内面は、前記有効部の外縁が前記外周部と連続した同一面状に形成され
前記窓部の内面は、前記流管部の内面と連続した同一平面状に形成されている、ガス計測用アダプタ。
【請求項2】
前記窓部の内面および前記流管部の内面は、前記ガスが通過する通気路の一部を形成している、請求項に記載のガス計測用アダプタ。
【請求項3】
第一接続アダプタと、第二接続アダプタと、前記第一接続アダプタと前記第二接続アダプタの間に設けられるとともに前記流管部と前記窓部とを有するセンサ取付部と、を備え、
前記流管部は、前記第二接続アダプタから流れてくる前記ガスを前記第一接続アダプタに向けて通過させる管部である、請求項1または請求項に記載のガス計測用アダプタ。
【請求項4】
前記ガスが通過する通気路は、前記第一接続アダプタ内に形成される第一通気路と、前記センサ取付部内に形成される第二通気路と、前記第二接続アダプタ内に形成される第三通気路とを備え、
前記第一通気路、前記第二通気路および前記第三通気路は、前記第一接続アダプタ、前記センサ取付部および前記第二接続アダプタとを通って延在する一本の通気路である、請求項に記載のガス計測用アダプタ。
【請求項5】
前記センサ取付部における前記窓部が設けられた側面に対して直交する方向における前記第二通気路の幅は、前記側面に沿う方向における前記第二通気路の幅よりも狭い、請求項に記載のガス計測用アダプタ。
【請求項6】
前記有効部の内面は、前記外周部の内面と段差のない連続した同一面状に形成されている、請求項1から請求項のいずれか一項に記載のガス計測用アダプタ。
【請求項7】
ガスを通過させる流管部と、
前記流管部を通過する前記ガスの成分を測定するための測定光を透過させる窓部と、を備え、
前記窓部は、
前記流管部より薄肉であって前記流管部と一体的に成形されており、
前記窓部の内面における外縁は、前記流管部における前記外縁と接する部位と、連続した同一面状に形成され
前記窓部の内面は、前記流管部の内面と段差のない連続した同一平面状に形成されている、ガス計測用アダプタ。
【請求項8】
前記窓部の内面は、親水性のコーティングが施されている、請求項1から請求項7のいずれか一項に記載のガス計測用アダプタ。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、ガスを計測するために用いられるガス計測用アダプタに関する。
【背景技術】
【0002】
生体の呼吸を人工的に行う人工呼吸器の流路には、呼吸気等のガスの特定成分を測定するために、透明窓を有するエアウエイアダプタが取り付けられる。このエアウエイアダプタを流れる呼吸気中には水分が含まれており、この水分から発生する水滴はエアウエイアダプタの内壁に沿って流れることが知られている。この水滴が透明窓を通過すると、水滴が測定用の赤外線を遮ることとなって測定誤差が生じる。そのため、例えば特許文献1のエアウエイアダプタでは、流管の内周面から突出して透過窓を囲むフレームを備えて、水滴がこのフレームの外側を通過する構成としている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【文献】特開2000-74822号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、特許文献1のエアウエイアダプタは、窓部とフレームとの間に段差部を有する構成であった。この段差部を有することにより、水滴が段差部の重力方向にたまって、透明窓を透過する赤外光の光量を減少させて、測定誤差を生じさせるおそれがあり、改善の余地があった。
【0005】
そこで、本発明は、水滴による測定誤差の発生を抑制することができるガス計測用アダプタを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記目的を達成するために、本発明のガス計測用アダプタは、
ガスを通過させる流管部と、
前記流管部を通過する前記ガスの成分を測定するための測定光を透過させる窓部と、を備え、
前記窓部は、
前記流管部より薄肉であって前記流管部と一体的に成形されており、
前記測定光を透過させる有効部と、前記有効部の外周に位置する外周部とを有し、
前記窓部の内面は、前記有効部の外縁が前記外周部と連続した同一面状に形成されている。
【0007】
上記構成によれば、窓部における有効部の外縁が外周部と連続した同一面状に形成されるので、有効部の外縁と外周部との間に段差が無い。このため、流管部で発生する水滴は、有効部の外縁と外周部との間に留まりにくく、窓部の有効部を透過する測定光を遮ることが抑制される。したがって、上記構成のガス計測用アダプタは、水滴による測定誤差の発生を抑制することができる。
【0008】
また、本発明のガス計測用アダプタは、
ガスを通過させる流管部と、
前記流管部を通過する前記ガスの成分を測定するための測定光を透過させる窓部と、を備え、
前記窓部は、
前記流管部より薄肉であって前記流管部と一体的に成形されており、
前記窓部の内面における外縁は、前記流管部における前記外縁と接する部位と、連続した同一面状に形成されている。
【0009】
上記構成によれば、窓部の外縁は、窓部の外縁と接する流管部の部位と、連続した同一面状に形成されるので、窓部の外縁と流管部との間に段差が無い。このため、流管部で発生する水滴は、窓部の外縁と流管部との間に留まりにくく、窓部を透過する測定光を遮ることが抑制される。したがって、上記構成のガス計測用アダプタは、水滴による測定誤差の発生を抑制することができる。
【発明の効果】
【0010】
本発明によれば、水滴による測定誤差の発生を抑制することができるガス計測用アダプタを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0011】
図1】一実施形態に係るガス計測用アダプタの左側面図である。
図2図1のセンサ取付部を拡大した部分拡大図である。
図3図1のA-A線断面図である。
図4図3のセンサ取付部を拡大した図である。
図5】センサ取付部における窓部および流管部の変形例を示す断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0012】
以下、本発明の実施形態について、図面を参照しながら説明する。なお、本明細書中および図面中で使用される「上」「下」「左」「右」「前」「後」は、部材同士の位置関係を示すために便宜上用いるものであり、実際の使用状態における方向を限定するものではない。
【0013】
図1は、一実施形態に係るガス計測用アダプタ1の左側面図である。ガス計測用アダプタ1は、例えば、呼吸管理を要する患者など(以下、被検者と称する)の呼吸気に含まれる特定成分(例えば、二酸化炭素)の濃度を光学的に測定する際に用いられるアダプタである。
【0014】
図1に示すように、ガス計測用アダプタ1は、前側の端部に設けられる第一接続アダプタ11と、後側の端部に設けられる第二接続アダプタ12と、第一接続アダプタ11と第二接続アダプタ12との間に設けられるセンサ取付部20と、を備えている。なお、ガス計測用アダプタ1の左側面と右側面とは対称な構成を有している。
【0015】
第一接続アダプタ11は、円筒形状に形成されており、例えばY字管等の接続部材を介して、人工呼吸器のエア供給源と呼気排出口とに接続される。第二接続アダプタ12は、第一接続アダプタ11よりも大径の円筒形状に形成されており、気管チューブやマスクといった被検者側の機器に接続される。
【0016】
図2は、ガス計測用アダプタ1のセンサ取付部20を拡大して示した部分拡大図である。センサ取付部20には、被検者の呼吸気に含まれる特定のガスの濃度を光学的に測定する例えば呼吸気濃度センサ(図示省略)が取り付けられる。図2に示すように、センサ取付部20は、被検者の呼吸気を通過させる流管部21と、流管部21の中央部に設けられた窓部31と、を有している。
【0017】
流管部21は、第二接続アダプタ12から流れてくる被検者の呼吸気を第一接続アダプタ11に接続された呼気排出口(不図示)へと通過させる管部である。
窓部31は、流管部21を通過する呼吸気の成分を測定するための光(例えば、赤外線)を透過させる窓である。窓部31は、センサ取付部20の左側面と右側面とに対向して設けられている。
【0018】
一対の窓部31には、センサ取付部20に呼吸気濃度センサが取り付けられた際に、呼吸気濃度センサに設けられている発光部と受光部とがそれぞれ対向して配置される。センサ取付部20に取り付けられた呼吸気濃度センサは、センサ取付部20の上部に対向して設けられている一対の係止部材22a,22bによって係止され、所定の位置に位置決めされる。
【0019】
窓部31は、呼吸気の成分を測定するための測定光を透過させる有効部32と、有効部32の外周に位置する外周部33と、を有している。図2において、有効部32の外縁34を破線で示す。呼吸気濃度センサから放射された光は、対向して配置されている窓部31を透過する。窓部31のうち呼吸気の成分を測定するために有効な光(測定光)が透過する部分が有効部32である。
【0020】
窓部31は、流管部21より薄肉であって、流管部21と一体的に成形されている。「一体的に成形される」とは、窓部31と流管部21とが、各種の成形法により、一体の部品として成形されている状態であることを意味する。成形法は、例えば、射出成形を含む樹脂成形法を用いることができる。窓部31および流管部21は、金型での流動性が高く、かつ、測定光の吸収率が適切な材質で形成されることが好ましい。
【0021】
図3は、図1のA-A線断面図であり、ガス計測用アダプタ1の内部の構成を示す断面図である。図3に示すように、ガス計測用アダプタ1の内部には、被検者の呼吸気を通気させるための通気路41(41a,41b,41c)が形成されている。通気路41は、第一接続アダプタ11内の通気路41aと、センサ取付部20内の通気路41bと、第二接続アダプタ12内の通気路41cと、が連通された例えば一本の通気路として形成されている。
【0022】
第一接続アダプタ11の通気路41aと第二接続アダプタ12の通気路41cとは、円筒形状に形成されている。センサ取付部20の通気路41bは、左右方向の幅W2が上下方向の幅よりも狭い矩形状に形成されている。通気路41bの左右方向の幅W2は、通気路41aの左右方向の幅W1(通気路41aの径)および通気路41cの左右方向の幅W3(通気路41cの径)よりも狭く形成されている。一方、通気路41bの上下方向の幅は、図1に示すように、通気路41aの上下方向の幅(通気路41aの径)と同じ広さ(長さ)に形成されている。
【0023】
なお、左右方向に幅が狭い通気路41bは、センサ取付部20の上下方向において少なくとも窓部31の下端の位置まで形成されている。例えば、本実施形態では、通気路41bは、図1に示す破線Bの位置まで形成されている。そして、破線Bよりも下側部分の通気路41b(通気路41bの底部)は、第一接続アダプタ11の通気路41aの底部の形状と同じ形状に形成されている。
【0024】
センサ取付部20には、左側と右側とに凹部23a,23bがそれぞれ形成されている。これらの凹部23a,23bは、呼吸気濃度センサが嵌合される凹部であり、その中央部には窓部31が形成されている。凹部23a,23bは、窓部31の外面と窓部31の周囲に設けられている流管部21の外面とで構成されている。
【0025】
図4は、センサ取付部20の内部を拡大して示した部分拡大図である。図4に示すように、有効部32と外周部33とを有する窓部31の厚さは、一定の厚さに形成されている。流管部21の厚さは、凹部23a,23bの形状に応じて、部位ごとに異なる厚さに形成されている。窓部31の厚さは、流管部21の厚さよりも薄く形成されている。
【0026】
窓部31の内面50は、流管部21の内面51と、段差や凹凸の無い連続した同一面状に形成されている。窓部31の内面50および流管部21の内面51は、センサ取付部20の通気路41bを構成する面、すなわち被検者の呼吸気と接する面を意味する。本実施形態では、窓部31の内面50および流管部21の内面51は、平面状に形成されている。これらの内面50および内面51は、段差のない同一の曲面状に形成されてもよい。なお、有効部32の内面には、親水性のコーティングを施すようにしてもよい。
【0027】
このような構成のガス計測用アダプタ1によれば、センサ取付部20に設けられている窓部31の内面50と流管部21の内面51とを段差のない連続した同一面状にすることができる。このため、例えば、センサ取付部20の通気路41b内を通過する呼吸気から水滴が発生し、その水滴が流管部21の内面51を伝って窓部31の内面50上に流れたとしても、窓部31の内面50に水滴が留まることを防止することができる。これにより、窓部31を透過する測定光が水滴によって遮られることが抑制され、測定光の光量を減じさせることが抑制される。よって、水滴による測定誤差を抑制して、被検者の呼吸気のガス濃度を適切に測定することができる。
【0028】
また、センサ取付部20における通気路41bは、底部において第一接続アダプタ11の通気路41aの底部と同じ形状に形成され、底部よりも上方側において窓部31の内面50と流管部21の内面51とで構成される幅の狭い形状に形成されている。このため、通気路41b内で発生した水滴は、窓部31と流管部21とで形成される段差のない内面を伝って重力方向の底部へと流れた後、窓部31に留まることなく、通気路41a方向または通気路41c方向のいずれかへと流れる。
【0029】
窓部31が有効部32と外周部33を備えた上記構成において、窓部31の内面50は、少なくとも有効部32の外縁34が外周部33と段差のない連続した同一面状に形成されている。
なお、外周部33において、有効部32の外縁34から遠い部位の内面は、有効部32の外縁34の内面50と同一面状に形成されていない構成(段差を有している構成)であってもよい。具体的には、例えば、呼吸気から発生する水滴を流すように、外周部33における外縁34から遠い部位を通って、第二接続アダプタ12側から第一接続アダプタ11側へつながる溝(段差部)を形成してもよい。窓部31の内面50は、有効部32と連続するような部位(有効部32に近接する部位)に段差が設けられていない構成であればよい。
また、流管部21において、窓部31から遠い部位の内面51は、有効部32の外縁34の内面50と同一面状に形成されていない構成(段差を有している構成)であってもよい。
【0030】
このような構成のガス計測用アダプタ1によれば、センサ取付部20の通気路41b内で水滴が発生しても、その水滴が有効部32の外縁34と外周部33との間に留まることを防ぐことができる。これにより、上記同様に、窓部31を透過する測定光が水滴によって遮られることが抑制され、測定光の光量を減じさせることが抑制される。よって、水滴による測定誤差を抑制して、被検者の呼吸気のガス濃度を適切に測定することができる。
【0031】
図5は、センサ取付部における窓部および流管部の変形例を示す図であり、図1におけるA-A線断面図に対応する断面図である。なお、上記実施形態と同様の構成については同じ符号を付し、その説明を適宜省略する。
【0032】
図5に示すように、本例のセンサ取付部20Aは、窓部31Aがすべて有効部32Aとして形成されており、外周部を設けていない点で、センサ取付部20の窓部31と相違している。そして、センサ取付部20Aにおいて、窓部31Aの内面52は、窓部31Aの外縁34Aの内面が、窓部31Aの外周に位置する流管部21の内面51と段差のない連続した同一面状に形成されている。すなわち、窓部31Aの内面における外縁34Aは、流管部21における窓部31Aの外縁34Aと接する部位と、連続した同一面状に形成されている。
【0033】
このような構成のセンサ取付部20Aによれば、窓部31Aの外縁34Aの内面52と窓部31Aの外周に位置する流管部21の内面51とを、段差のない連続した同一面状にすることができる。このため、センサ取付部20Aの通気路41b(図3参照)内で水滴が発生しても、その水滴が窓部31Aの外縁34Aの内面52と流管部21の内面51との間に留まることを防ぐことができる。これにより、上記同様に、窓部31Aを透過する測定光が水滴によって遮られることが抑制され、測定光の光量を減じさせることが抑制される。よって、水滴による測定誤差を抑制して、被検者の呼吸気のガス濃度を適切に測定することができる。
【0034】
なお、本発明は、上述した実施形態に限定されず、適宜、変形、改良等が自在である。その他、上述した実施形態における各構成要素の材質、形状、寸法、数値、形態、数、配置場所等は、本発明を達成できるものであれば任意であり、限定されない。
【符号の説明】
【0035】
1 ガス計測用アダプタ、 11 第一接続アダプタ、 12 第二接続アダプタ、 20,20A センサ取付部、 21 流管部、 22a,22b 係止部材、 23a,23b 凹部、 31、31A 窓部、 32、32A 有効部、 33 外周部、 34、34A 外縁、 41、41a、41b、41c 通気路、 50 (窓部31の)内面、 51 (流管部21の)内面、 52 (窓部31Aの)内面
図1
図2
図3
図4
図5