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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2022-08-29
(45)【発行日】2022-09-06
(54)【発明の名称】高さ調整装置
(51)【国際特許分類】
   E06B 9/388 20060101AFI20220830BHJP
   E06B 9/382 20060101ALI20220830BHJP
【FI】
E06B9/388
E06B9/382
【請求項の数】 8
(21)【出願番号】P 2018202219
(22)【出願日】2018-10-26
(65)【公開番号】P2020066974
(43)【公開日】2020-04-30
【審査請求日】2021-08-30
(73)【特許権者】
【識別番号】000109923
【氏名又は名称】トーソー株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】100114890
【弁理士】
【氏名又は名称】アインゼル・フェリックス=ラインハルト
(74)【代理人】
【識別番号】100116403
【弁理士】
【氏名又は名称】前川 純一
(74)【代理人】
【識別番号】100162880
【弁理士】
【氏名又は名称】上島 類
(72)【発明者】
【氏名】山下 純平
(72)【発明者】
【氏名】金子 敦
【審査官】砂川 充
(56)【参考文献】
【文献】米国特許第2767786(US,A)
【文献】米国特許第2258647(US,A)
【文献】特開2010-242352(JP,A)
【文献】特開2016-003464(JP,A)
【文献】実開平06-058706(JP,U)
【文献】実開昭49-106521(JP,U)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
E06B 9/24-9/388
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
横型ブラインドのボトムレールの高さ位置を調整する高さ調整装置であって、
ボトムレールに固定されるボトムベースと、
前記ボトムベースに軸線周りに回動可能に支持された回動カバーとを備え、
前記ボトムベースと前記回動カバーとの間には、前記ボトムベースと前記回動カバーとを互いに係止可能にする係止機構が設けられており、
前記ボトムベースは、前記回動カバーの軸線に交差する方向に延びる空間を形成する収容凹部を有しており、
記回動カバーは、該回動カバーが前記ボトムベースに係止されていない非係止状態において、前記収容凹部に連通し、ラダーテープを前記収容凹部に案内可能にする間隙を前記ボトムレールとの間に形成し、該回動カバーが前記ボトムベースに係止された係止状態において、前記間隙を前記ラダーテープが挿入不能にする案内部を有することを特徴とする高さ調整装置。
【請求項2】
前記案内部は、前記係止状態において、前記収容凹部が延びる方向における一方の側から他方の側に凹む部分である案内凹部を有しており、
前記案内凹部は、前記軸線に交差する方向に延びることを特徴とする請求項1記載の高さ調整装置。
【請求項3】
横型ブラインドのボトムレールの高さ位置を調整する高さ調整装置であって、
ボトムレールに固定されるボトムベースと、
前記ボトムベースに軸線周りに回動可能に支持された回動カバーとを備え、
前記ボトムベースと前記回動カバーとの間には、前記ボトムベースと前記回動カバーとを互いに係止可能にする係止機構が設けられており、
前記ボトムベースは、前記回動カバーの軸線に交差する方向に延びる空間を形成する収容凹部を有しており、
前記回動カバーは、ラダーテープを前記収容凹部に案内可能にする前記収容凹部に連通する間隙を形成しており、また、前記回動カバーは、該回動カバーが前記ボトムベースに係止されていない非係止状態において、前記間隙を前記ラダーテープが挿入可能にし、該回動カバーが前記ボトムベースに係止された係止状態において、前記間隙を前記ラダーテープが挿入不能にする案内部を有し、
前記案内部は、前記係止状態において、前記収容凹部が延びる方向における一方の側から他方の側に凹む部分である案内凹部を有しており、
前記案内凹部は、前記軸線に交差する方向に延びることを特徴とする高さ調整装置。
【請求項4】
前記案内部は、前記係止状態において前記間隙を前記ラダーテープが挿入不能にする、前記軸線に沿って延びる凹凸部を有しており、
前記凹凸部は、前記軸線に沿って並ぶ複数の凸部を有しており、前記凸部は、前記係止状態において前記間隙に向かって突出していることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項記載の高さ調整装置。
【請求項5】
前記案内部は、前記係止状態において、前記収容凹部が延びる方向における一方の側から他方の側に凹む部分である案内凹部と、前記案内凹部の底面を形成する面である案内面部とを有しており、
前記案内凹部は、前記軸線に交差する方向に延びており、
前記凹凸部は、前記案内面部に接続していることを特徴とする請求項記載の高さ調整装置。
【請求項6】
前記案内部は、前記凹凸部に対向して延びる他の凹凸部を有していることを特徴とする請求項又は記載の高さ調整装置。
【請求項7】
前記対向する方向に見て、前記凹凸部の凸部と前記他の凹凸部の凸部とは、互いにずらされて設けられていることを特徴とする請求項記載の高さ調整装置。
【請求項8】
一対の前記回動カバーが設けられており、前記一対の回動カバーは、前記収容凹部を介して互いに対向して設けられていることを特徴とする請求項1乃至のいずれか1項記載の高さ調整装置。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、横型ブラインドのボトムレールの高さ位置を調整する高さ調整装置に関する。
【背景技術】
【0002】
横型ブラインドには、全開時のボトムレールの高さ位置を調整するための高さ調整装置が設けられている。横型ブラインドにおいてボトムレールは、ラダーテープによって支持されており、高さ調整装置によるボトムレールの高さ調整は、所望の長さにラダーテープの長さを調整することにより行われる(例えば、特許文献1参照。)。
【0003】
従来の高さ調整装置は、ボトムレールに取り付けられるボトムベースと、ボトムベースに装着されるカバーとを有する。従来の高さ調整装置においては、ボトムベースが、ラダーテープを仮止めし、この仮止め状態のボトムベースにカバーを装着させることにより、カバーによってボトムベースを押圧し、ボトムベースに対してラダーテープを固定する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【文献】特開2010-242352号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
上述のような従来の高さ調整装置においては、ラダーテープの長さを調整する度にボトムベースからカバーを着脱しなければならず、高さ調整装置の構造が複雑であり、ボトムレールの高さ調整が煩雑である。このように、従来の高さ調整装置に対しては、ボトムレールの高さ位置の調整を簡易にすることができる構成が求められている。
【0006】
本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであり、その目的は、ボトムレールの高さ位置の調整を簡易にすることができる高さ調整装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記課題を解決するために、本発明は、横型ブラインドのボトムレールの高さ位置を調整する高さ調整装置であって、ボトムレールに固定されるボトムベースと、前記ボトムベースに軸線周りに回動可能に支持された回動カバーとを備え、前記ボトムベースと前記回動カバーとの間には、前記ボトムベースと前記回動カバーとを互いに係止可能にする係止機構が設けられており、前記ボトムベースは、前記回動カバーの軸線に交差する方向に延びる空間を形成する収容凹部を有しており、前記回動カバーは、ラダーテープを前記収容凹部に案内可能にする前記収容凹部に連通する間隙を形成しており、また、前記回動カバーは、該回動カバーが前記ボトムベースに係止されていない非係止状態において、前記間隙を前記ラダーテープが挿入可能にし、該回動カバーが前記ボトムベースに係止された係止状態において、前記間隙を前記ラダーテープが挿入不能にする案内部を有することを特徴とする。
【0008】
また、前記案内部は、前記係止状態において、前記収容凹部が延びる方向における一方の側から他方の側に凹む部分である案内凹部を有しており、前記案内凹部は、前記軸線に交差する方向に延びていてもよい。
【0009】
また、前記案内部は、前記係止状態において前記間隙を前記ラダーテープが挿入不能にする、前記軸線に沿って延びる凹凸部を有しており、前記凹凸部は、前記軸線に沿って並ぶ複数の凸部を有しており、前記凸部は、前記係止状態において前記間隙に向かって突出していてもよい。
【0010】
また、前記案内部は、前記係止状態において、前記収容凹部が延びる方向における一方の側から他方の側に凹む部分である案内凹部と、前記案内凹部の底面を形成する面である案内面部とを有しており、前記案内部は、前記案内凹部の底面を形成する面である案内面部を有しており、前記凹凸部は、前記案内面部に接続していてもよい。
【0011】
また、前記案内部は、前記凹凸部に対向して延びる他の凹凸部を有していてもよい。
【0012】
また、前記対向する方向に見て、前記凹凸部の凸部と前記他の凹凸部の凸部とは、互いにずらされて設けられていてもよい。
【0013】
また、一対の前記回動カバーが設けられており、前記一対の回動カバーは、前記収容凹部を介して互いに対向して設けられていてもよい。
【発明の効果】
【0014】
本発明に係る高さ調整装置によれば、ボトムレールの高さ位置の調整を簡単に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【0015】
図1】本発明の実施の形態に係る高さ調整装置を有する横型ブラインド装置の正面図である。
図2図1に示す横型ブラインド装置の側面図である。
図3】回動カバーが閉じた状態にある本実施の形態に係る高さ調整装置の斜視図である。
図4】本実施の形態に係る高さ調整装置の概略構造を、高さ調整装置における回動カバーが開いた状態で示す本実施の形態に係る高さ調整装置の斜視図である。
図5】本実施の形態に係る高さ調整装置におけるボトムベースの斜視図である。
図6図5に示すボトムベースのA-A線に沿った断面を示すボトムベースの斜視断面図である。
図7】本実施の形態に係る高さ調整装置における回動カバーを表側から見た斜視図である。
図8】本実施の形態に係る高さ調整装置における回動カバーを裏側から見た斜視図である。
図9】本実施の形態に係る高さ調整装置における回動カバーを側方から見た側面図である。
図10】ボトムレールに取り付けられた本実施の形態に係る高さ調整装置を回動カバーが開いた状態で示す側面図である。
図11図10に示す高さ調整装置にラダーテープが通された状態を示す斜視図である。
図12】ボトムレールに取り付けられた本実施の形態に係る高さ調整装置をラダーテープが収容されて回動カバーが閉じられた状態で示す斜視図である。
図13図11に示す高さ調整装置の側面図である。
【発明を実施するための形態】
【0016】
以下に、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。
【0017】
本発明に係る高さ調整装置は、横型ブラインドのボトムレールの高さ位置を調整するものであり、横型ブラインドに適用される。本発明に係る高さ調整装置が適用される横型ブラインドは公知の横型ブラインドであり、特定の横型ブラインドに限定されない。例えば、本発明の実施の形態に係る高さ調整装置1は、図1,2に示す横型ブラインドとしての横型ブラインド装置100に適用される。図1は、横型ブラインド装置100の正面図であり、図2は、横型ブラインド装置100の側面図である。横型ブラインド装置100は、窓枠等に固定されて、室内からの外部の視認を可能にしたり、外部からの室内の視認を妨げたり、また、室内への光や風の取り入れを可能にしたり、室内への光や風の進入を防いだりする覆いである。
【0018】
本発明の実施の形態に係る高さ調整装置1が適用される横型ブラインド装置100は、ヘッドボックス110と、操作コード120と、ラダーテープ130と、昇降コード140と、ボトムレール150と、スラット160とを備える。なお、説明の便宜上、図面において、図1,2に示すように、横型ブラインド装置100のヘッドボックス110の延び方向を長手方向LRとし、図1において左側を左側Lと、図1において右側を右側Rとする。また、ボトムレール150の昇降する方向を高さ方向UDとし、高さ方向UDにおいてヘッドボックス110側を上側Uと、高さ方向UDにおいてボトムレール150側を下側Dとする。また、図2において、左右方向を前後方向(幅方向)FBとし、前後方向FBにおいて左側を前側F、右側を後側Bとする。具体的には、前側Fは、操作コード120がヘッドボックス110から垂下している側である。
【0019】
ヘッドボックス110は、窓枠に取り付けられる部分であり、ブラケット111を有しており、ヘッドボックス110は、ブラケット111を介して窓枠に取り付けられる。ヘッドボックス110の右側Rからは、操作コード120が垂下している。また、ヘッドボックス110からは、長手方向LRにおいて等間隔にラダーテープ130及び昇降コード140が垂下している。
【0020】
ヘッドボックス110は、その内部に駆動機構(図示せず。)と、巻取りドラム(図示せず。)とを有している。駆動機構及び各巻取りドラムは、共通の回転軸により連結されている。駆動機構には操作コード120が連結されている。巻取りドラムは、ラダーテープ130及び昇降コード140が垂下している位置にそれぞれ設けられている。巻取りドラムには、ラダーテープ130が所定長さだけヘッドボックス110内に引き込まれる又はヘッドボックス110から送り出されるように取り付けられていて、かつ、昇降コード140が巻き取られる又は巻き解かれるように巻き付けられている。
【0021】
操作コード120は、ループ状のコードである。操作コード120を操作することにより、ヘッドボックス110内に配置された駆動機構に回転駆動力が伝達される。この回転駆動力は、上述の共通の回転軸を介して巻取りドラムに伝達され、ラダーテープ130が上下動させられ、かつ、昇降コード140が巻き取られる又は巻き解かれる。また、操作コード120を操作することにより、後述するスラット160の傾倒(チルト)及びボトムレール150の昇降に関する操作が行われる。
【0022】
ラダーテープ130は、下側Dでボトムレール150を支持しており、ボトムレール150は、ラダーテープ130によってヘッドボックス110から吊り下げられた状態になっている。ラダーテープ130は、帯状の前側テープ片131と、帯状の後側テープ片132とを有する。前側テープ片131は、横型ブラインド装置100の前側Fにおいてヘッドボックス110から垂下している。後側テープ片132は、横型ブラインド装置100の後側Bにおいてヘッドボックス110から垂下している。前側テープ片131と後側テープ片132とは、それぞれの主面が互いに対向するように配置されている。
【0023】
前側テープ片131の上端部及び後側テープ片132の上端部は、互いに連結されていて、ヘッドボックス110内の巻取りドラムに取り付けられている。前側テープ片131の下端部及び後側テープ片132の下端部は、それぞれボトムレール150において高さ調整装置1により保持されている。
【0024】
前側テープ片131と後側テープ片132とは互いに連結部133によって連結されている。連結部133は、高さ方向UDにおいて所定の間隔をあけて複数箇所に設けられている。連結部133は、複数本の糸を束ねて形成されている。各連結部133は、高さ方向UDにおける同じ高さ位置で、前側テープ片131の左側Lの側面と後側テープ片132の右側Rの面とに接続している。
【0025】
昇降コード140は、長手方向LRにおいてラダーテープ130とほぼ同じ位置で、かつ、前後方向FBにおいてヘッドボックス110の略中央部分から垂下している。昇降コード140は、上側Uの上端部において、ヘッドボックス110内の巻取りドラムに巻き付けられている。昇降コード140は、下側Dの下端部において、ボトムレール150に固定されている。昇降コード140が巻取りドラムに巻き取られることにより、ボトムレール150は上側Uに移動(上昇)する。また、昇降コード140が巻取りドラムから巻き解かれることにより、ボトムレール150は下側Dに移動(降下)する。
【0026】
ボトムレール150は、ヘッドボックス110に面する上面151と、上面151に背向する下面152とを有している。ボトムレール150内に取り付けられたボトムテープホルダ(図示せず。)に昇降コード140の下端部が固定されている。ボトムレール150の下面152には、後述する高さ調整装置1が取り付けられている。
【0027】
スラット160は、薄板状の部材であり、各スラット160は、高さ方向UDにおいて同じ位置にあるラダーテープ130の連結部133に載置されている。スラット160は、開口部(図示せず。)を有しており、ヘッドボックス110から垂下している昇降コード140は、各スラット160の開口部を通ってボトムレール150の上面151に接続されている。
【0028】
上述の構成を有する横型ブラインド装置100には、本発明の実施の形態に係る高さ調整装置1が設けられている。図3は、回動カバー16が閉じた状態にある高さ調整装置1の斜視図であり、図4は、回動カバー16が開いた状態にある高さ調整装置1の斜視図であり、図5は、高さ調整装置1のボトムベース11の斜視図である。また、図6は、図5のA-A線に沿った断面を示すボトムベース11の斜視断面図である。図3~6に示すように、高さ調整装置1は、ボトムレール150に固定されるボトムベース11と、ボトムベース11に軸線周りに回動可能に支持された回動カバー16とを備えている。ボトムベース11と回動カバー16との間には、ボトムベース11と回動カバー16とを互いに係止可能にする係止機構20が設けられている。ボトムベース11は、回動カバー16の軸線に交差する方向に延びる空間を形成する収容凹部14を有している。回動カバー16は、ラダーテープ130を収容凹部14に案内可能にする収容凹部14に連通する間隙Sを形成している。また、回動カバー16は、回動カバー16がボトムベース11に係止されていない非係止状態において、間隙Sをラダーテープ130が挿入可能にし、回動カバー16がボトムベース11に係止された係止状態において、間隙Sをラダーテープ130が挿入不能にする案内部19を有する。以下、高さ調整装置1の構成について具体的に説明する。
【0029】
高さ調整装置1は、例えば樹脂から形成されており、回動カバー16を一対有している。図1,2に示すように、横型ブラインド装置100において高さ調整装置1は、ボトムレール150の下面152に取り付けられている。より具体的には、ボトムベース11がボトムレール150の下面152に固定されることにより、高さ調整装置1はボトムレール150に固定されている。
【0030】
ボトムベース11は、一対の固定部12と、連結部13とを有しており、収容凹部14は、一対の固定部12の間に形成されている。一対の固定部12は、ボトムベース11をボトムレール150に固定可能にする部分であり、ボトムベース11の延び方向(長手方向LR)において所定の間隔をあけて互いに離間している。各固定部12は、固定部12を貫通する貫通孔である孔12aを有しており、孔12aは、ボトムベース11をボトムレール150に固定するためのねじ等の固定用の部材が挿通される。孔12aは、一対の固定部12が対向する方向に直交又は略直交する方向に延びており、高さ調整装置1がボトムレール150に取り付けられた高さ調整装置1の使用状態において、高さ方向UDに延びている。
【0031】
各固定部12は、長手方向LRにおいて互いに対向する面である対向面12bを有している。各対向面12bの前側Fの端部には対向面12bから突出する凸部である前側軸部12cが設けられている。また、各対向面12bの後側Bの端部には対向面12bから突出する凸部である後側軸部12dが設けられている。一対の前側軸部12cは、長手方向LRにおいて互いに対向しており、回動カバー16の軸線である軸線x1を画定しており、また、一対の後側軸部12dは、長手方向LRにおいて互いに対向しており、回動カバー16の軸線である軸線x2を画定している。軸線x1と軸線x2は互いに平行又は略平行であり、軸線x1及び軸線x2は長手方向LRと互いに平行又は略平行である。
【0032】
また、各対向面12bは、係止機構20としての係止凹部12eを有している。係止凹部12eは、後述する回動カバー16の有する係止機構20としての係止凸部18aが係合可能に形成されている。係止凹部12eは、例えば、対向面12bの前後方向FBにおける中央部分に形成されている。係止凹部12eは、対向面12bから長手方向LRに凹んだ凹部であり、例えば、図6に示すように傾斜面12fと、係止面12gとを有している。傾斜面12fは、対向面12bよりも固定部12の内部側において延びる面であり、対向面12bに対して傾斜する面である。具体的には、傾斜面12fは、固定部12の下側Dに面する面である下面12hから上側Uに向かって対向面12b側に傾斜している。傾斜面12fは、平面又は曲面であってもよく平面と曲面との組み合わせであってもよく、どのような形態の面であってもよい。係止面12gは、傾斜面12fの上側Uの端部から固定部12の内部側に延びる面であり、上側Uに面する面である。
【0033】
連結部13は、一対の固定部12を長手方向LRにおいて所定の間隔を空けて保持するための部材であり、一対の固定部12の間に設けられている。例えば、連結部13は、一対の固定部12をそれぞれの対向面12bにおいて互いに連結している板状の部材であり、一対の前側軸部12cと一対の後側軸部12dとの間に設けられている。具体的には、連結部13は、対向面12bにおいて、高さ方向UDにおいて上側Uで、かつ、前後方向FBにおいて中央の部分に接続している。連結部13は、ボトムベース11がボトムレール150に取り付けられた場合、ボトムレール150の下面152に接触するようになっている。
【0034】
上述したように、収容凹部14は、回動カバー16の軸線x1,x2に交差する方向に延びる空間を形成している。具体的には、図5,6に示すように、収容凹部14は、ボトムベース11において、一対の固定部12の対向面12bの間に軸線x1及び軸線x2に直交又は略直交する方向に延びる空間を形成する、一対の対向面12bと連結部13とによって画定されている凹部である。収容凹部14は、ラダーテープ130を収容可能になっている。
【0035】
図7は、高さ調整装置1の回動カバー16を表側(下側D)から見た斜視図であり、図8は、回動カバー16を裏側(上側U)から見た斜視図であり、図9は、回動カバー16を側方から見た側面図である。上述のように、本実施の形態に係る高さ調整装置1は、回動カバー16を一対有しており、一対の回動カバー16の一方である前側回動カバー16Fと、一対の回動カバー16の他方である後側回動カバー16Bとを有している。前側回動カバー16Fは、ボトムベース11の各前側軸部12cに回動可能に支持されており、軸線x1周りに回動可能になっている。後側回動カバー16Bは、ボトムベース11の各後側軸部12dに回動可能に支持されており、軸線x2周りに回動可能になっている。前側回動カバー16F及び後側回動カバー16Bの構成は、互いに同じであるため、以下では、前側回動カバー16Fの構成のみについて説明し、後側回動カバー16Bの構成の説明は省略する。なお、前側回動カバー16Fと後側回動カバー16Bは、高さ調整装置1において、軸線x1,x2に平行な、軸線x1,x2の中間に延びる線に対して鏡対称に設けられている。
【0036】
前側回動カバー16Fは、閉鎖面部17と、軸線x1周りに回動可能に支持される一対の側面部18と、案内部19とを有している。閉鎖面部17は、収容凹部14を下側Dから覆う部分であり、例えば、軸線x1を含む面に平行に延びる板状の部分である。閉鎖面部17は、軸線x1に直交する方向において軸線x1から離れた側(図7,8において後側B)の縁部に凹部17aを有している。凹部17aにより、後述する閉鎖状態にある前側回動カバー16Fを開ける際に作業者が指を掛けることができるので、前側回動カバー16Fの開放作業が容易になる。また、閉鎖面部17は、互いに背向する面である表面17bと背面17cとを有している。背面17cは、前側回動カバー16Fが閉鎖状態において、収容凹部14に面する面である。
【0037】
一対の側面部18は、軸線x1方向(図7,8において長手方向LR)における閉鎖面部17の端部(図7,8において左側L及び右側Rの端部)にそれぞれ設けられている部分であり、側面部18は、例えば、軸線x1に直交又は略直交する面に沿って延びている板状の部分である。閉鎖面部17の端部から閉鎖面部17の背面17cが面する側に延びている各側面部18は、係止機構20としての係止凸部18aと、支持凹部18bとを有している。
【0038】
各係止凸部18aは、ボトムベース11の係止凹部12eと係合する部分であり、前側回動カバー16Fが収容凹部14を閉じた閉鎖状態において、ボトムベース11の係止凹部12eと係合するようになっている。係止凸部18aは、一対の側面部18が対向する側とは反対側に面する側面部18の面である表面18cから軸線x1方向に突出する部分であり、側面部18において軸線x1から離れた側(図7,8において前後方向FBにおける後側B)の端部において閉鎖面部17から離れた側の隅に設けられている。また、係止凸部18aは、突出面18dと、傾斜面18eとを有している。突出面18dは、側面部18の表面18cから略垂直に延在している。傾斜面18eは、突出面18dの先端縁から閉鎖面部17の背面17cが面する側(図7,8において高さ方向UD)において上側Uに向かって表面18c側に傾斜して延在している。高さ調整装置1において、各係止凸部18aは、突出面18dがボトムベース11の係止凹部12eにおける係止面12gと接触して、係止凹部12eと係止して係止状態となり、この係止状態において前側回動カバー16Fは収容凹部14を閉じた閉鎖状態に保持される。
【0039】
支持凹部18bは、側面部18において係止凸部18aが設けられている端部とは反対側の軸線x1側の端部(端部18f)に設けられており、支持凹部18bが設けられている側面部18の端部18fにおいて、側面部18は閉鎖面部17に接続していない。各支持凹部18bは、側面部18の表面18cから軸線x1に沿って軸線x1方向に窪んでいる。支持凹部18bは、ボトムベース11の前側軸部12cを回転可能にかつ軸線x1に平行に移動可能に収容するように形成されている。つまり、高さ調整装置1において、前側回動カバー16Fは、軸線x1周りに回動可能に、また、軸線x1が前側回動カバー16Fにおいて平行移動可能になっている。
【0040】
案内部19は、閉鎖面部17に接続していない端部18fにおいて一対の側面部18の間に延びている。案内部19は、前側回動カバー16Fが収容凹部14を開放した開放状態において、間隙Sをラダーテープ130が挿通可能な幅にしてラダーテープ130を間隙Sを介して収容凹部14内に案内可能にする(図4,10参照。)。また、案内部19は、前側回動カバー16Fが収容凹部14を閉鎖した閉鎖状態において、間隙Sをラダーテープ130が挿通できない幅にして、ボトムレール150との間においてラダーテープ130を挟持可能にする(図3,12参照。)。
【0041】
案内部19は、係止機構20が係止した係止状態(閉鎖状態)において、収容凹部14が延びる方向における収容凹部14の外部側(一方の側)から収容凹部14の内部側(他方の側)に凹む部分である案内凹部19aを有している。案内凹部19aは、案内部19において、軸線x1に交差する方向に延びている。具体的には、図3,7~9に示すように、案内凹部19aは、一対の側面部18の間に延在している。案内凹部19aは、軸線x1周りに延びるように形成されており、閉鎖状態においてボトムレール150の下面152に面しておらず、閉鎖状態が解除されて開放状態が進むに連れて、ボトムレール150の下面152に面する部分が大きくなるように形成されている。具体的には、案内凹部19aは、底面を形成する案内面部21を有しており、案内面部21は、軸線x1に平行又は略平行な平面又は曲面であり、閉鎖状態においてボトムレール150の下面152に面する案内部19の部分である後述する凹凸部22よりも、軸線x1に直交する方向(以下、径方向ともいう。)において軸線x1に近接して設けられている。案内面部21と軸線x1とのこの径方向における距離は、凹凸部22から遠ざかるに連れて短くなっている。案内面部21と軸線x1とのこの径方向における距離は、案内面部21の所定の位置まで凹凸部22から遠ざかるに連れて短くなっていてもよい。これにより、閉鎖状態から前側回動カバー16Fが開放状態に回動されるに従って、間隙Sの幅が広がっていき、前側回動カバー16Fが所定の位置まで開放状態に回動されると、間隙Sの幅がラダーテープ130を挿入可能な幅となる。案内面部21は、前側回動カバー16Fが閉鎖状態から全開状態まで回動される間、間隙Sの幅が広がっていくような面に形成されていてもよく、前側回動カバー16Fが閉鎖状態から全開状態まで達しない位置まで回動される間、間隙Sの幅が広がっていくような面に形成されていてもよい。また、案内面部21は、複数の平面又は曲面が連なって形成されていてもよい。案内面部21は閉鎖面部17に接続している。なお、間隙Sの幅は、軸線x1に直交する方向の間隙Sの幅であり、横型ブラインド装置100において、ボトムレール150の下面152に直交する方向の間隙Sの幅である。
【0042】
案内部19は、係止状態(閉鎖状態)において間隙Sをラダーテープ130が挿入不能な幅にして、ラダーテープ130をボトムレール150の下面152との間で挟持可能にする軸線x1に沿って延びる凹凸部22を有している。凹凸部22は、案内面部21に接続しており、案内面部21が閉鎖面部17に接続する端部とは反対側の端部において案内面部21に接続して設けられている。凹凸部22は、軸線x1に沿って並ぶ複数の凸部22aを有しており、凸部22aは、閉鎖状態において間隙Sに向かって突出するようになっており、閉鎖状態においてボトムレール150の下面152に向かって突出するようになっている。このように、前側回動カバー16Fが開放状態から収容凹部14を閉じる方向に移動されていくと、案内面部21が間隙Sを狭めていき、前側回動カバー16Fの閉鎖状態において間隙Sの幅はラダーテープ130が挿入できない幅となる。このため、前側回動カバー16Fの閉鎖状態において、案内部19はラダーテープ130に接触し、間隙Sにおいてラダーテープ130をボトムレール150の下面152との間で挟持し、ラダーテープ130をボトムレール150に対して相対移動不能に保持することができる。また、閉鎖状態において、案内部19の凹凸部22がボトムレール150の下面152に対向しており、凹凸部22が間隙Sを画成しており、凸部22aがラダーテープ130に食い込んで、案内部19はより強固にラダーテープ130を保持することができる。
【0043】
案内部19は、凹凸部22に対向して延びる他の凹凸部23を有している。具体的には、凹凸部22に閉鎖面部17の延び方向において対向するように、案内部19は凹凸部23を有している。また、この対向する方向に見て、凹凸部22の凸部22aと凹凸部23の凸部23aとは、互いにずらされて設けられている。凹凸部23は凹凸部22と同様に、閉鎖状態においてボトムレール150の下面152に閉鎖状態の間隙Sの幅と同じ又は略同じ間隔を空けて対向するようになっている。なお、凹凸部22の凸部22aと凹凸部23の凸部23aとは、互いにずらされて設けられていなくてもよい。また、案内部19は、凹凸部23を有していなくてもよい。案内部19が凹凸部22に加えて凹凸部23を有している場合、閉鎖状態においてより強固にラダーテープ130を保持することができる。
【0044】
次に、ボトムレール150の高さを調整する方法について説明する。図10は、ボトムレール150に取り付けられた本実施の形態に係る高さ調整装置1を回動カバー16が開いた状態で示す側面図であり、図11は、図10に示す高さ調整装置1にラダーテープ130が通された状態を示す斜視図であり、図12は、ボトムレール150に取り付けられた本実施の形態に係る高さ調整装置1をラダーテープ130が収容されて回動カバー16が閉じられた状態で示す斜視図であり、図13は、図11に示す高さ調整装置1の側面図である。前側回動カバー16F及び後側回動カバー16Bがボトムベース11の収容凹部14を開放した開放状態において、案内面部21とボトムレール150の下面152との間に間隙Sが形成されている。前側テープ片131の下端部を前側Fから前側回動カバー16Fとボトムレール150との間の間隙Sを通じて収容凹部14内に案内する。同様に後側テープ片132の下端部を後側Bから後側回動カバー16Bとボトムレール150との間の間隙Sを通じて収容凹部14内に案内する。
【0045】
開放状態において前側回動カバー16F及び後側回動カバー16Bの凹凸部22,23は収容凹部14の内部側に向いている。このため、前側回動カバー16F及び後側回動カバー16Bの凹凸部22,23は、間隙Sの幅がラダーテープ130を挿入可能な幅となっており、ラダーテープ130の収容凹部14への挿入を妨げることはない。
【0046】
前側テープ片131及び後側テープ片132の下端部同士を所定の器具等により連結する。前側テープ片131及び後側テープ片132の下端部同士の連結位置は、ボトムレール150の高さ方向UDにおける下限位置に応じて適宜調整すればよい。前側テープ片131及び後側テープ片132の下端部の収容凹部14からの引き出し長さを長くすれば、ボトムレール150は、調整前の位置よりも高さ方向UDにおいて上側Uに調整され、前側テープ片131及び後側テープ片132の下端部の収容凹部14からの引き出し長さを短くすれば、ボトムレール150は、調整前の位置よりも高さ方向UDにおいて下側Dに調整される。
【0047】
収容凹部14からはみ出た前側テープ片131及び後側テープ片132の部分を折畳み、収容凹部14に収容する。次いで、前側回動カバー16F及び後側回動カバー16Bを、開放状態から収容凹部14を閉じた閉鎖状態にする。前側回動カバー16F及び後側回動カバー16Bを閉鎖状態へ回動させるに連れて、案内面部21が間隙Sを狭めていく。前側回動カバー16F及び後側回動カバー16Bの閉鎖状態において前側回動カバー16F及び後側回動カバー16Bそれぞれの凹凸部22,23の凸部22a,23aが、間隙Sにおけるラダーテープ130の主面に食い込み、ラダーテープ130は、ボトムレール150の下面152に向かって押し付けられて挟持される。
【0048】
収容凹部14を閉鎖する前側回動カバー16F及び後側回動カバー16Bの回動は、前側回動カバー16F及び後側回動カバー16Bの係止凸部18aがそれぞれ、ボトムベース11の係止凹部12eに係合するまで行われる。係止凸部18aは、その傾斜面18eが係止凹部12eの傾斜面12fに接触して滑り、係止凸部18aの突出面18dが係止凹部12eの係止面12gと面接触する。突出面18dと係止面12gとの面接触により、係止機構20が係止状態(閉鎖状態)になり、前側回動カバー16F及び後側回動カバー16Bが意図せず開放状態へ回動することは防がれる。係止機構20の係止状態により、前側回動カバー16F及び後側回動カバー16Bの閉鎖状態は維持される。以上により、ボトムレール150の下限位置が決定(調整)される。
【0049】
以上のような高さ調整装置1により、ラダーテープ130の長さを調整して、前側回動カバー16F及び後側回動カバー16Bを閉鎖状態にするだけで、ボトムレール150に対するラダーテープ130の移動を簡単に規制することができ、もって、ボトムレール150の高さ位置を簡易に調整することができる。さらに、前側回動カバー16F及び後側回動カバー16Bにより、前側テープ片131及び後側テープ片132は、それぞれボトムベース11に対して押さえ付けられて移動を規制することができる。
【0050】
また、案内凹部19aにより、前側回動カバー16F及び後側回動カバー16Bを回動させることにより、ボトムレール150の下面152との間において間隙Sを形成することも、間隙Sを閉鎖することも簡易に行うことができる。
【0051】
また、前側回動カバー16F及び後側回動カバー16Bが収容凹部14を閉鎖した閉鎖状態において、前側回動カバー16F及び後側回動カバー16Bの係止凸部18aがボトムベース11の係止凹部12eに進入して、前側回動カバー16F及び後側回動カバー16Bはボトムベース11に対してそれぞれ係止される。高さ調整装置1においては、前側回動カバー16F及び後側回動カバー16Bを回動させてボトムベース11に対して係止することにより、係止機構20の係止状態が形成され、ボトムレール150に対するラダーテープ130の移動の規制をより確実に維持することができる。
【0052】
また、前側回動カバー16F及び後側回動カバー16Bの凹凸部22,23それぞれの凸部22a,23aは、対向する方向に見て、互いに延び方向においてずらされているため、ラダーテープ130に対する凹凸部22,23の接触位置は、延び方向においてジグザグ状になる。凹凸部22の凸部22aがラダーテープ130に食い込まない位置において、凹凸部23の凸部23aがラダーテープ130に食い込むことにより、ラダーテープ130に対する凹凸部22,23の接触点を、ラダーテープ130の限られた面においてより多く確保することができる。
【0053】
以上、本発明の好適な実施の形態について説明したが、本発明は上記の実施の形態に限定されるものではなく、本発明の概念及び特許請求の範囲に含まれるあらゆる態様を含む。また、上述した課題及び効果の少なくとも一部を奏するように、各構成を適宜選択的に組み合わせてもよい。また、例えば、上記実施の形態における各構成要素の形状、材料、配置、サイズ等は、本発明の具体的使用態様によって適宜変更され得る。
【0054】
例えば、上記の実施の形態において、係止機構20は、ボトムベース11の係止凹部12eと、回動カバー16の係止凸部18aとにより形成されているものとしたが、係止機構20の形態はこれに限定されず他の形態であってもよい。例えば、係止機構20は、ボトムベース11及び回動カバー16を閉鎖状態に保持可能にするように配設された、互いに係合可能なねじ及びねじ穴や、ボルト及びナット、ピン及び孔等であってもよい。係止機構20は、ボトムベース11及び回動カバー16を互いに係止可能にして閉鎖状態に保持可能にする互いに係合又は係止するものであればよい。
【0055】
また、上記実施の形態では、前側回動カバー16F及び後側回動カバー16Bは、2つの凹凸部22,23を有していたが、1つの凹凸部又は3つの凹凸部であってもよい。
【0056】
また、上記実施の形態では、前側回動カバー16F及び後側回動カバー16Bは、閉鎖状態において、ラダーテープ130をボトムレール150の下面152に対して押し付けていたが、連結部13の前後方向FBの幅を伸ばして、ボトムベース11の連結部13と、前側回動カバー16F及び後側回動カバー16Bの凹凸部22,23との間でラダーテープ130の移動を規制するようにしてもよい。
【符号の説明】
【0057】
1 高さ調整装置、11 ボトムベース、12 固定部、12a 孔、12b 対向面、12c 前側軸部、12d 後側軸部、12e 係止凹部、12f 傾斜面、12g 係止面、12h 下面、13 連結部、14 収容凹部、16 回動カバー、16F 前側回動カバー、16B 後側回動カバー、17 閉鎖面部、17a 凹部、17b 表面、17c 背面、18 側面部、18a 係止凸部、18b 支持凹部、18c 表面、18d 突出面、18e 傾斜面、18f 端部、19 案内部、19a 案内凹部、20 係止機構、21 案内面部、22,23 凹凸部、22a,23a 凸部、100 横型ブラインド装置、110 ヘッドボックス、120 操作コード、130 ラダーテープ、131 前側テープ片、132 後側テープ片、133 連結部、140 昇降コード、150 ボトムレール、151 上面、152 下面、160 スラット、LR 長手方向、L 左側、R 右側、FB 前後方向、B 後側、F 前側、UD 高さ方向、U 上側、D 下側、S 間隙、x1,x2 軸線
図1
図2
図3
図4
図5
図6
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図13