(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2022-08-30
(45)【発行日】2022-09-07
(54)【発明の名称】コンベヤ構成要素のためのスナップイン式デュアルプロング型保持装置
(51)【国際特許分類】
B65G 17/38 20060101AFI20220831BHJP
B65G 39/12 20060101ALI20220831BHJP
B65G 13/11 20060101ALI20220831BHJP
【FI】
B65G17/38 F
B65G39/12
B65G13/11
(21)【出願番号】P 2019543013
(86)(22)【出願日】2018-02-09
(86)【国際出願番号】 US2018017575
(87)【国際公開番号】W WO2018148513
(87)【国際公開日】2018-08-16
【審査請求日】2020-11-09
(32)【優先日】2017-02-13
(33)【優先権主張国・地域又は機関】US
(73)【特許権者】
【識別番号】508181663
【氏名又は名称】レイトラム,エル.エル.シー.
(74)【代理人】
【識別番号】110001302
【氏名又は名称】特許業務法人北青山インターナショナル
(72)【発明者】
【氏名】マーシャル,アンジェラ ロンゴ
(72)【発明者】
【氏名】ノット,エロル ピー.
【審査官】山▲崎▼ 歩美
(56)【参考文献】
【文献】米国特許出願公開第2014/0299451(US,A1)
【文献】特表2009-514761(JP,A)
【文献】特開昭59-190104(JP,A)
【文献】特開平11-334834(JP,A)
【文献】米国特許出願公開第2006/0054472(US,A1)
【文献】特表2014-510684(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
B65G 17/00-17/48
B65G 13/00-13/12
B65G 39/00-39/20
B65G 15/00-15/28
B65G 15/60-15/64
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
コンベヤベルトモジュールであって、
第1の端から第2の端へ縦方向に、第1の側縁から第2の側縁へ横方向に、及び上面から下面への厚さに延びる本体であって、当該本体が、前記上面から上へ延びる第1のスタンションを含み、当該第1のスタンションが、凹部および2つの開口部を含む本体と、
前記第1のスタンションの凹部に受け入れられる一体のベースから延びる2つのプロングを有する保持装置を用いて前記本体に結合される一対のローラであって、各プロングが前記第1のスタンションの開口部および1つのローラを貫通している一対のローラと、
前記保持装置を前記本体に対して固定するためのロックと、
を備えるコンベヤベルトモジュール。
【請求項2】
前記ロックが、前記保持装置のベースを前記凹部内に固定するための突起を含む、請求項
1に記載のコンベヤベルトモジュール。
【請求項3】
前記突起が、前記本体から延びるヒンジ要素から上へ延び、前記凹部に重なる、請求項
2に記載のコンベヤベルトモジュール。
【請求項4】
前記突起が、前記凹部への前記ベースの挿入を容易にするべく、傾斜した前面と頂部ランプを有する、請求項
3に記載のコンベヤベルトモジュール。
【請求項5】
前記保持装置上の2つのプロングの端を受け入れるために前記上面から上へ延びる第2のスタンションをさらに備える、請求項
2に記載のコンベヤベルトモジュール。
【請求項6】
下側ローラを収容する前記本体内のキャビティをさらに備え、前記ローラの対が、前記下側ローラと平行であり且つ前記下側ローラの上にある、請求項
1に記載のコンベヤベルトモジュール。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
[関連出願]
本出願は、その内容が参照により本明細書に組み込まれる「Snap-In Dual-Pronged retaining device for a conveyor component」という名称の2017年2月13日に出願された米国特許仮出願第62/458,130号に基づく優先権を主張するものである。
【背景技術】
【0002】
本発明は、一般に、動力駆動のコンベヤに関し、より具体的には、コンベヤ構成要素を一緒に保持するための保持装置に関する。
【0003】
モジュラプラスチックコンベヤベルトは、製品を運搬するのに様々な産業で広く用いられている。モジュラプラスチックコンベヤベルトは、横に並んだベルトモジュールの一連の列で構築される。各列の両端に沿ったヒンジアイは、連続する列のヒンジアイと交互配置される。交互配置されたヒンジアイに挿入されるヒンジロッドは、列をヒンジジョイントでエンドレスコンベヤベルトループへ一緒に接続する。
【0004】
加えて、いくつかのコンベヤベルトは、ロッドを用いてローラ又は他の補助構成要素と一体化される。例えば、INTRALOX(登録商標)Series 7050 Dual-Stacked Transverse Roller beltは、製品と接触して誘導するより小直径のローラの第2の組を支持するコンベヤベルトモジュールの本体内のローラの第1の組を含む。
【発明の概要】
【0005】
コンベヤ構成要素のためのスナップイン式デュアルプロング型保持装置は、一体のベースから延びる2つの平行なプロングを含む。プロングは、ローラのための軸、2つのコンベヤベルトモジュールを一緒に結合するためのヒンジロッド、又は構成要素をコンベヤベルトに対して保持するための保持シャフトを形成し得る。一体のファスナが、スナップイン式デュアルプロング型保持装置を定位置に固定する。
【0006】
一態様によれば、コンベヤ構成要素のための保持装置は、実質的に平坦なベースと、ベースから第1の軸線に沿って延びる第1のプロングと、ベースから第1の軸線に平行な第2の軸線に沿って延びる第2のプロングを備える。
【0007】
別の態様によれば、コンベヤベルトモジュールは、第1の端から第2の端へ縦方向に、第1の側縁から第2の側縁へ横方向に、及び上面から下面への厚さに延びる本体と、一体のベースから延び且つローラを貫通して延びる2つのプロングを有する保持装置を用いて本体に結合される一対のローラと、保持装置を本体に対して固定するためのロックとを備える。
【0008】
別の態様によれば、コンベヤベルトは、第1のモジュールと、第2のモジュールと、第3のモジュールと、第1のモジュール、第2のモジュール、及び第3のモジュールを一緒に結合するための2プロング型保持装置とを備える。第1のモジュールは、第1の端から第2の端へ縦方向に、第1の側縁から第2の側縁へ横方向に、及び上面から下面への厚さに延びる本体と、第1の端にわたって間隔をおいて配置される複数の第1のヒンジ要素と、第2の端にわたって間隔をおいて配置される複数の第2のヒンジ要素を備える。第2のモジュールは、第1の端から第2の端へ縦方向に、第1の側縁から第2の側縁へ横方向に、及び上面から下面への厚さに延びる本体と、第1の端にわたって間隔をおいて配置され、第1のヒンジ通路を形成するべく第1のヒンジ要素と位置合わせされる複数の第3のヒンジ要素と、第2の端にわたって間隔をおいて配置される複数の第4のヒンジ要素とを備える。第3のモジュールは、第1の端から第2の端へ縦方向に、第1の側縁から第2の側縁へ横方向に、及び上面から下面への厚さに延びる本体と、第1の端にわたって間隔をおいて配置され、第2のヒンジ通路を形成するべく第4のヒンジ要素と位置合わせされる複数の第5のヒンジ要素と、第2の端にわたって間隔をおいて配置される複数の第6のヒンジ要素を備える。2プロング型保持装置は、第2のモジュールの第1の側縁に隣接して着座されるベース、ベースと一体に形成され、第1のヒンジ通路を通って延びる第1のプロング、及びベースと一体に形成され、第2のヒンジ通路を通って延びる第2のプロングを備える。
【図面の簡単な説明】
【0009】
本発明のこれらの態様及び特徴並びにその利点は、以下の説明、付属の請求項、及び添付の図面でより詳細に説明される。
【0010】
【
図1】本発明の一実施形態の2プロング型保持装置を採用するコンベヤベルトモジュールの一部の等角図である。
【
図2】
図1の2プロング型保持装置の等角図である。
【
図3】
図2の2プロング型保持装置の上面図である。
【
図4】2プロング型保持装置を受け入れるのに適するコンベヤベルトモジュールの等角図である。
【
図5】ローラを保持するべく
図2の2プロング型保持装置が内部に挿入されている
図4のコンベヤベルトモジュールを示す図である。
【
図7】本発明の別の実施形態に係る2プロング型保持装置を採用するコンベヤベルトの一部の等角図である。
【
図8】
図7の2プロング型保持装置の等角図である。
【
図9】
図8の2プロング型保持装置の側面図である。
【
図10】本発明の別の実施形態に係る2プロング型保持装置を採用するコンベヤベルトの一部を示す図である。
【
図11】本発明の別の実施形態に係る2プロング型保持装置を採用する多方向ローラアセンブリの断面図である。
【
図12】多方向ローラアセンブリ上にラッチ掛けされるときの
図11の2プロング型保持装置のベース部分の拡大図である。
【
図13】本発明の別の実施形態に係る2プロング型保持装置を採用する多方向ローラアセンブリの断面図である。
【
図14】
図13の2プロング型保持装置の軸の先端部の詳細図である。
【
図15】本発明の別の実施形態に係る2プロング型保持装置を採用する多方向ローラアセンブリの断面図である。
【
図16】
図15の多方向ローラアセンブリの保持特徴の詳細図である。
【
図17】本発明の別の実施形態に係る2プロング型保持装置を採用する多方向ローラアセンブリの等角図である。
【発明を実施するための形態】
【0011】
コンベヤの一部のためのスナップイン式デュアルプロング型保持装置は、一体のベース部材から延びる2つの平行なプロングを含む。プロングは、ローラなどの1つ以上の構成要素をコンベヤに保持するのに用いられるローラ軸、ヒンジロッド、又はあらゆるタイプの軸、シャフト、ロッド、バーなどであり得る。本発明は特定の例示的な実施形態に対して説明されるが、本発明はこれらの例示的な実施形態に限定されないことを当業者は認識するであろう。
【0012】
本発明の特徴を有するスナップイン式デュアルプロング型保持装置を採用するモジュラコンベヤベルトの1つの列の一部が
図1に示される。例示的なベルト列10は、横に並べて配列される1つ以上のベルトモジュール12を備える。各モジュールは、ベルトの移動方向16に第1の端14から反対の第2の端15へ延び、第1及び第2の端から延びる複数のヒンジ要素72を含む。第1の端と第2の端との間のベルトモジュールに形成されたキャビティ20内にベルトローラ18が存在する。各ベルトローラの穴24を貫通して延びる軸22は、ベルトローラの回転軸26を画定する。回転軸26は、ベルトの移動方向16に平行である。ベルト列10のすべてのベルトローラ18の軸は、共通の平面内にある。
【0013】
各ベルトローラ18の上にマウントされるのは、物品支持ローラ30の対28である。例示的な物品支持ローラは、運搬される製品とのより多くの接触をもたらすべくベルトローラ18よりも長いが、本発明はそれに限定されず、物品支持ローラ及びベルトローラは、任意の適切なサイズ及び長さを有することができる。ベルトローラ18よりも多くの物品支持ローラ30が存在するので、物品支持ローラは、物品支持ローラ30の対なしのベルトにおけるベルトローラ18よりも、運搬される物品のためのより多くの接触面積をもたらす。互いに接触するローラの外周部は、良好な係合のために高摩擦材料で作製され得る。代替的に、物品支持ローラは、低摩擦の又は耐久性のある外周部を生み出す材料で作製することができる。
【0014】
物品支持ローラ30の各対28は、スナップイン式デュアルプロング型保持装置40により支持され、その一実施形態が
図2及び
図3に示される。各スナップイン式デュアルプロング型保持装置40は、そこから軸43、44を形成する2つの平行なプロングが延びる実質的に平坦なベース41を含む。軸43、44は、物品支持ローラ30の穴32を貫通して延び、物品支持ローラ30の回転軸を画定する。物品支持ローラの回転軸は、ベルトローラ18の軸線26と平行である。例示的な軸43、44はテーパした先端部を有するが、本発明はそれに限定されない。軸は円形の断面を有するが、本発明はそれに限定されない。
【0015】
ベース41は、長円形状(レーストラック状に形状設定される)を有し、その湾曲した側縁411、412は、上縁416を下縁417に接続する接線に延びる半円形をなす。湾曲した側縁411、412は、軸43、44の外側面と一致し及び同じ湾曲を共有し、したがって、軸は側面411、412へ延び、交わる。各軸43、44の直径は、ベース41の高さHに等しく、軸43、44の最外部は、ベース41の幅Wに等しい距離だけ分離される。上縁416及び下縁417は直線形である。
【0016】
図1、
図4、
図5、及び
図6を参照すると、モジュール12は、スナップイン式デュアルプロング型保持装置40を受けるための着座部51を含む。着座部51は、コンベヤベルトモジュールの本体から上へ延びるスタンション50内に形成される。例示的なモジュールは、各キャビティ20の各端上の2つのスタンション50、60を含む。ベース41を着座する第1のスタンション50は、ベースを受け入れるように寸法設定及び構成された外面内の凹部51を含む。スタンション50はまた、各軸43、44を受け入れるための2つの開口部53、54を含む。スタンション50は、
図4、
図5、及び
図6に示すようにモジュール本体と一体であってよく、又は
図1に示すように別個のインサートを構成してよい。
図1のインサートスタンションは、下側ローラ18の軸22を受け入れるための開口部57をさらに含む。
【0017】
モジュール12はさらに、デュアルプロング型保持装置40を固定するためのファスナを含む。代替的に、ファスナは、デュアルプロング型保持装置40と一体であってよく、又は部分的にいずれかの構成要素上にあってよい。
図1~
図6の実施形態では、ファスナは、スタンションの下のヒンジ要素72から上へ延びる突起70を含む。突起70は、保持装置40のベース41を凹部51内にロックするように作用する。例示的な突起70は傾斜した前面71を有するが、本発明はそれに限定されない。傾斜した前面の頂部にあるランプ73は、凹部51へのベース41の挿入を容易にする。例示的なランプ73は、水平に対して約20°をなして延びる。凹部51内にロックされるときに、突起70は、保持装置40のベースに重なる。本発明は例示的なファスナに限定されず、保持装置を定位置に固定するための任意の適切な手段が用いられ得る。例えば、ファスナは、モジュール、保持装置、及び/又はローラなどの保持されるべき構成要素上のフック、突起、凹部、開口部、とげ部、溝、又は他の適切な装置を構成し得る。
【0018】
軸43、44の端は、モジュールの反対端で第2のスタンション60に形成された開口部62、64へ延びる。軸の端は、開口部62、64にプレス嵌めされ得るが、本発明はそれに限定されない。
【0019】
軸43、44は、例えば、アセタール、耐食鋼、普通鋼、又は焼入れ鋼、又は任意の適切な材料又は材料の組み合わせとすることができる。一実施形態では、デュアルプロング型保持装置40は、射出成形されたプラスチックである。
【0020】
一実施形態では、デュアルプロング型保持装置40は、90°回転することができ、垂直に積み重ねられるローラ又は他の構成要素を保持するのに用いることができる。
【0021】
デュアルプロング型保持装置40は、
図1~
図6に示された実施形態に限定されない他の応用で用いることができる。
【0022】
例えば、
図7~
図9に示すように、デュアルプロング型保持装置140は、モジュール112、114、116、118、120、122をコンベヤベルト110に一緒に連結するヒンジピンとして用いられ得る。例えば、中央のデュアルプロング型保持装置140cは、第1の軸143を用いてモジュール114及び116を一緒に連結し、第2の軸144を用いてモジュール116、118を一緒に連結し得る。各デュアルプロング型保持装置140は、そこからヒンジロッドを形成する2つの平行な軸143、144が延びるベース141を備える。ヒンジロッド143、144は、モジュールを一緒に連結するべく隣接するモジュールの位置合わせされたヒンジ開口部に挿入され、ベース141は、連結されたモジュールの第1の側部と面一に着座し、モジュールの全長にわたる。軸143、144は、それぞれ、保持装置をモジュールに対して留めるための保持とげ部146、147又は他の特徴を含み得る。保持とげ部146、147が保持装置を定位置にロックするべくモジュールの縁上に引っかかるが、他の適切なロック機構が用いられ得る。
【0023】
図10に示される別の実施形態では、一体のベースから延びる平行なプロング243、244を有するデュアルプロング型保持装置240は、互い違いに配置されたローラ260をコンベヤベルト280に保持するのに用いられ得る。
【0024】
図11及び
図12に示された別の応用では、デュアルプロング型保持装置340は、その内容が参照により本明細書に組み込まれる2015年3月15日に発行された米国特許第8,979,879号で説明される多方向ローラアセンブリなどの多方向ローラアセンブリ300に用いられ得る。デュアルプロング型保持装置340は、相互に作動するローラ302、304をアセンブリ300にマウントするための、ローラの互いに対する及びアセンブリのフレーム310に対する位置を維持するための、軸を形成することができる。
【0025】
デュアルプロング型保持装置340は、そこから軸343、344が延びるベース340を備える。軸343、344は、互いに平行であり得る。ベース341は、フレーム310内の着座部に着座される。ラッチ348として示されるファスナは、装置340をフレーム310に固定するためにベース341の中央部から延びる。
図12に示すように、ラッチ348は、装置を定位置に固定するべくフレームの縁と係合する可撓性のとげ部349を含む。
【0026】
図13に示される別の実施形態では、多方向ローラアセンブリ400のためのデュアルプロング型保持装置440は、着座部に着座されるベース441と、ローラ402、404をマウントするためのベースから延びる軸443、444を含む。軸443、444の先端部445、446は、可撓性の圧縮可能な脚を形成するべく分割される。先端部445、446は、
図14に示すように、フレーム410の保持開口部411に押し込まれると、デュアルプロング型保持装置440を定位置に保持するべく即座に開く。
【0027】
図15に示される別の実施形態では、多方向ローラアセンブリ500のためのデュアルプロング型保持装置540は、多方向ローラアセンブリのフレーム510内の着座部に着座されるベース541と、ローラ502、504をマウントするためのベース541から延びる軸543、544を含む。
図16に示すように、フレーム510の突起511は、保持装置を定位置にロックするべくベースと係合することができる。
【0028】
図17は、相互に作動するローラ602の対をフレーム610に対して保持する自己保持型のデュアルプロング型保持装置を含む多方向ローラアセンブリ600の別の実施形態を示す。
図18に示された第1の保持装置640は、そこから平行な軸643、644が延びるベース641を備える。1つ以上の可撓性保持とげ部又はタブ646が、ベース641から延びる。多方向ローラアセンブリ600のフレーム610は、保持装置640を定位置に保持するべく可撓性の保持タブ646と係合するためのフレーム610内の機能部を含む。
図19に示される別の実施形態では、デュアルプロング型保持装置640’は、ベース641’内の開口部670を含み得る。
【0029】
本発明は、2つのプロングを有する保持装置に限定されず、装置は、代替的に、コンベヤの構成要素を固定するべく一体のベースから延びる3つ以上のプロングを含み得る。
【0030】
本発明は、例示的なバージョンに関して詳細に説明されているが、他のバージョンが可能である。ゆえに、これらのほんのいくつかの例が提案されているが、請求項の範囲は、詳細に説明した例示的な実施形態に限定されることを意図していない。