特許7133406IP Force 特許公報全文掲載

技術分野

水中油型乳化物を乾燥粉末化した粉末油脂であって、嗜好品飲料およびスープ類の調理素材または添加物として使用する粉末油脂

発明が解決しようとする課題[発明の詳細な説明]から抜粋

従来の飲料用の粉末油脂は対象となる飲料が限定的である。従って、嗜好品飲料のクリーマーとして使用されるO/W粉末油脂は他の飲料には不向きであり、スープ類の調理素材等として使用するO/W粉末油脂はクリーマーとしての使用には適していない。

課題を解決するための手段[発明の詳細な説明]から抜粋

本発明者らは、O/W粉末油脂における油脂含量、粉末化基材(デキストリン)の特性、および再溶解時の粒子経などのそれぞれについての最適範囲を決定することによって、の課題を解決した。

発明の効果[発明の詳細な説明]から抜粋

本発明によれば、粘度が50~500mPasであるデキストリンを採用することによって、被覆性の向上により、O/W粉末油脂の保存安定性が向上したり、O/W粉末油脂を飲料に添加する際の溶解性、流動性が向上する。また飲料のコク味を維持することもできる。

油脂組成物中の油脂含量を46~86質量%とすることで、飲料に添加した際の白度、コク味の向上、乳化安定性の向上(油浮きの防止)、コク味維持が図られる。

水に溶解した時のメディアン径が0.4~2.2μmの範囲とするように粉末化することによって、乳化安定性の向上、白度維持が図られる。

さらに、デキストリンのDEを10~30の範囲とすることで、油脂本来の風味を維持することができ、油脂組成物が呈味油を含むことによって飲料のコク味を向上させることができ、乳タンパクを含むことで乳化安定性をさらに向上させることができ、2.5質量%水溶液のハンター白度が69以上とすることで、飲料の白濁感を向上させ、味(酸味、塩味、および苦味など)のカドがとれたまろやかな風味を付与することができる。

この特許の権利範囲[特許請求の範囲]

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