(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2022-09-01
(45)【発行日】2022-09-09
(54)【発明の名称】揺れ抑制装置
(51)【国際特許分類】
E06B 9/327 20060101AFI20220902BHJP
E06B 9/323 20060101ALI20220902BHJP
【FI】
E06B9/327
E06B9/323
(21)【出願番号】P 2018153592
(22)【出願日】2018-08-17
【審査請求日】2021-06-30
(73)【特許権者】
【識別番号】000250672
【氏名又は名称】立川ブラインド工業株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】110001139
【氏名又は名称】SK弁理士法人
(74)【代理人】
【識別番号】100130328
【氏名又は名称】奥野 彰彦
(74)【代理人】
【識別番号】100130672
【氏名又は名称】伊藤 寛之
(72)【発明者】
【氏名】立川 光威
(72)【発明者】
【氏名】岡村 正
(72)【発明者】
【氏名】植松 貴俊
(72)【発明者】
【氏名】佐藤 潤一
【審査官】河内 悠
(56)【参考文献】
【文献】実開昭54-90033(JP,U)
【文献】特開2014-43707(JP,A)
【文献】実開昭61-78990(JP,U)
【文献】特開2006-63702(JP,A)
【文献】実開昭54-62335(JP,U)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
E06B 9/24-9/388
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
遮蔽装置の遮蔽部材の揺れを抑制するための揺れ抑制装置であって、
ガイドコードと、
上固定部材と、
下固定部材と、係合部材とを備え、
前記
上固定部材は、
前記遮蔽装置のヘッドボックスに対しボックスキャップを装着したまま前記ヘッドボックスに着脱可能とされ、且つ前記ガイドコードの一端側を固定し、
前記
下固定部材は、前記ガイドコードの他端側を固定し、
前記係合部材は、前記
遮蔽装置のボトムレールに対しボトムキャップを装着したまま前記ボトムレールに着脱可能とされ
、且つ前記ガイドコードに係合可能とされ、
前記ガイドコードを前記
遮蔽部材の長手方向外側に上下方向に亘って配置する
ことで、前記遮蔽部材の揺れを抑制する、揺れ抑制装置。
【請求項2】
請求項1に記載の揺れ抑制装置であって、
前記
遮蔽部材の左右両側に配置されるよう、前記ガイドコード、前記
上固定部材、前記
下固定部材及び前記係合部材をそれぞれ2つずつ備える、揺れ抑制装置。
【請求項3】
請求項2に記載の揺れ抑制装置であって、
前記
上固定部材及び前記
下固定部材は左右兼用である、揺れ抑制装置。
【請求項4】
請求項1~請求項3
の何れかに記載の揺れ抑制装置であって、
前記
上固定部材、前記
下固定部材及び前記係合部材は
、前記
遮蔽部材の正面側から取付可能である、揺れ抑制装置。
【請求項5】
請求項1~
請求項4の何れかに記載の揺れ抑制装置であって、
前記
下固定部材は、前記ガイドコードの張力を調節する調節手段を備える、揺れ抑制装置。
【請求項6】
請求項1~請求項5の何れかに記載の揺れ抑制装置であって、
前記
上固定部材は、前記ヘッドボックスと係合する
鈎状部を備えており、
当該
鈎状部は、複数形状のヘッドボックスに取付可能に構成される、揺れ抑制装置。
【請求項7】
請求項1~
請求項6の何れかに記載の揺れ抑制装置であって、
前記係合部材は、前記
遮蔽部材の長手方向外側において前記ガイドコードを保持する保持部を備える、揺れ抑制装置。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、対象物に取り付けて当該対象物の風等による揺れを防止する揺れ抑制装置に関する。
【背景技術】
【0002】
従来、風等により遮蔽装置の遮蔽部材等の対象物が揺れることを抑制するために、揺れ抑制装置を設ける技術がある。例えば、特許文献1には、各スラット及びボトムバー(ボトムレール)にガイドコードを通した上で当該ガイドコードに張力をかけることで、対象物であるスラット及びボトムバーの揺れを抑制している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、上記特許文献1に記載のガイドコードは、対象物であるスラットに設けられた孔に挿通される構成であるため、後付けすることが困難であるという問題があった。
【0005】
本発明はこのような事情に鑑みてなされたものであり、施工性を高め、後付けすることの可能な揺れ抑制装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明によれば、対象物の揺れを抑制するための揺れ抑制装置であって、ガイドコードと、第1固定部材と、第2固定部材と、係合部材とを備え、前記第1固定部材は、前記ガイドコードの一端側を固定し、前記第2固定部材は、前記ガイドコードの他端側を固定し、前記係合部材は、前記対象物に取付可能とされ且つ前記ガイドコードに係合可能とされ、前記ガイドコードを前記対象物に沿って配置する揺れ抑制モードと、前記ガイドコードを折りたたんで前記第1固定部材、前記第2部材及び前記係合部材とともに梱包する梱包モードとを備える、揺れ抑制装置が提供される。
【0007】
本発明によれば、揺れ抑制装置が前記ガイドコードを前記対象物に沿って配置する揺れ抑制モードと、前記ガイドコードを折りたたんで前記第1固定部材、前記第2部材及び前記係合部材とともに梱包する梱包モードとを備えることから、梱包モードとなった揺れ抑制装置を対象物に後付けで設置し、揺れ抑制モードとして対象物の揺れを抑制することが可能となっている。
【0008】
好ましくは、前記揺れ抑制モードにおいて前記対象物の左右両側に配置されるよう、前記ガイドコード、前記第1固定部材、前記第2固定部材及び前記係合部材をそれぞれ2つずつ備える。
【0009】
好ましくは、前記第1固定部材及び前記第2固定部材は左右兼用である。
【0010】
好ましくは、前記第1固定部材、前記第2固定部材及び前記係合部材は、揺れ抑制モードにおいて前記対象物の正面側から取付可能である。
【0011】
好ましくは、前記ガイドコードは、揺れ抑制モードにおいて、前記対象物の両端外側に上下方向に亘って配置される。
【0012】
好ましくは、前記1固定部材と第2固定部材の少なくとも一方は、前記ガイドコードの張力を調節する調節手段を備える。
【0013】
好ましくは、前記対象物は、遮蔽装置の遮蔽部材であり、前記第1固定部材は、前記遮蔽装置のヘッドボックスに取付可能とされ、前記第2固定部材は、床面に固定可能とされ、前記係合部材は、前記対象物に取付可能とされる。
【0014】
好ましくは、前記第1固定部材は、前記ヘッドボックスと係合する係合部を備えており、当該係合部は、複数形状のヘッドボックスに取付可能に構成される。
【0015】
好ましくは、前記係合部材は、前記ボトムレールの長手方向外側において前記ガイドコードを保持する保持部を備える。
【図面の簡単な説明】
【0016】
【
図1】
図1Aは、本発明の第1実施形態に係る揺れ抑制装置を備えた横型ブラインド1を示す正面図であり、
図1Bは、同横型ブラインド1の側面図である。
【
図2】
図1の横型ブラインド1のスラット3の平面図である。
【
図3】
図1の横型ブラインド1の揺れ抑制装置10が揺れ抑制モードである状態を示す説明図である。近傍を示す斜視図である。
【
図4】
図3の揺れ抑制装置10の上固定部材20近傍の斜視図である。
【
図5】
図5Aは、
図4の上固定部材20の斜視図であり、
図5Bは、同上固定部材20を他の方向から見た斜視図である。
【
図6】
図6Aは、
図3の揺れ抑制装置10の係合部材40近傍の斜視図であり、
図6Aは同係合部材40の斜視図であり、
図6Cは、揺れ抑制装置10の係合部材40近傍の下面図である。
【
図7】
図7Aは、ボトムレール4及びこれに取り付けられた係合部材40の平面図であり、
図7Bは、係合部材40のみの平面図である。
【
図8】
図3の揺れ抑制装置10の下固定部材50を示す斜視図である。
【
図10】
図8の下固定部材50の、
図9とは異なる方向から見た分解斜視図である。
【
図13】
図8A及び
図8Bは、下固定部材50のホルダ部材52の背面図であり、ガイドコード30の張力を調節可能であることを示す説明図である。
【
図14】
図14Aは、スラット3及びボトムレール4に前方向の力が加わった時の様子を示す説明図であり、
図14Bは、張力緩和機構としての下固定部材50が分離する様子を示す説明図である。
【
図15】
図4の上固定部材20が、同図に示すヘッドボックス2とは異なるヘッドボックス92に取り付けられているところを示す斜視図である。
【
図17】本発明の第1実施形態に係る横型ブラインド1が窓枠に設置された状態を示す説明図である。
【
図18】
図18Aは、第1実施形態の変形例に係るスラット3の平面図であり、
図18Bは、第1実施形態の他の変形例に係るスラット3の平面図である。
【
図19】本発明の第2実施形態に係る揺れ抑制装置10の上固定部材120近傍の斜視図である。
【
図21】本発明の第3実施形態に係る揺れ抑制装置10の係合部材140を示す斜視図である。
【
図23】本発明の第4実施形態に係る揺れ抑制装置10の下固定部材150を示す斜視図である。
【
図26】
図26Aは、本発明の第5実施形態に係る揺れ抑制装置10の下固定部材250を示す説明図であり、
図26Bは、本発明の第6実施形態に係る揺れ抑制装置10の下固定部材350を示す説明図であり、
図26Cは、本発明の第7実施形態に係る揺れ抑制装置10の下固定部材450を示す説明図である。
【
図27】本発明の第8実施形態に係る揺れ抑制装置10の上固定部材220近傍の斜視図である。
【
図28】
図27の上固定部材220をヘッドボックス2に取り付ける様子を示す説明図である。
【
図29】本発明の第9実施形態に係る揺れ抑制装置10の係合部材240を示す説明図である。
【
図30】
図29の係合部材240をボトムレール4に取り付ける様子を示す説明図である。
【
図31】本発明の第1実施形態に係る揺れ抑制装置10が梱包モードである状態を示す説明図である。
【発明を実施するための形態】
【0017】
以下、本発明の実施形態について説明する。以下に示す実施形態中で示した各種特徴事項は、互いに組み合わせ可能である。また、各特徴について独立して発明が成立する。
【0018】
1 第1実施形態
1-1 全体構成
第1実施形態に係る遮蔽装置としての横型ブラインド1は、
図1Aの正面図及び
図1Bの側面図に示すように、ヘッドボックス2と、遮蔽部材としての複数段のスラット3と、ボトムレール4と、ラダーコード5と、昇降コード6と、チルトポール8と、コードイコライザ9と、揺れ抑制装置10とを備える。本実施形態の横型ブラインド1は、窓の室内側等に配置されるものであり、
図1Aにおいては、紙面手前側が室内側である。以下、室内側を前側、室外側を後側と呼ぶ。これにより、
図1Bにおいては、左が前側、右が後ろ側となる。また、ヘッドボックス2、スラット3及びボトムレール4の長手方向の向きについては、
図1Aの左右方向を左右方向とする。
【0019】
複数段のスラット3及びボトムレール4は、ヘッドボックス2から垂下された複数本(
図1Aでは2本)のラダーコード5により回動可能に支持される。具体的には、ラダーコード5は、
図1B及び
図2に示す前後一対の縦糸5a,5b及び、
図2に示すスラット3毎に設けられる2本の横糸5c,5dから構成される。スラット3は、上下に広げた2本の横糸5c,5d間に挿通されて支持される。また、一対の縦糸5a,5bの下端部は、テープホルダ4h(
図1A及び
図6C参照)によってボトムレール4に保持される。
【0020】
また、ラダーコード5は、図示しないチルトドラム及びチルト軸を介してチルトポール8と接続される。これにより、チルトポール8を回転操作することで、ラダーコード5の前後の縦糸の一方が引き上げられ、各スラット3及びボトムレール4が同位相で角度調節される。
【0021】
また、ボトムレール4は、ヘッドボックス2から垂下された複数本(
図1Aでは2本)の昇降コード6により昇降可能に支持される。昇降コード6は、一端がボトムレール4に取着される。昇降コード6の他端は、ヘッドボックス2内に取り付けられたロック部(図示せず)を経てヘッドボックス2の端部(
図1Aでは右端)から引き出される。引き出された昇降コード6は、筒状のチルトポール8内に挿通され、その先端はチルトポール8の下方に設けられたコードイコライザ9に接続される。そして、コードイコライザ9を下方へ引くと、ボトムレール4が引き上げられることにより、各スラット3が順次引き上げられる。なお、図示しないロック部は、ボトムレール4の自重降下を防止するために用いられるものであり、本実施形態では、公知のハートカムストッパが用いられる。詳細な説明は省略するが、このロック部は、ロック状態からコードイコライザ9を一度下方へ引いて手を離すとロックが解除され、コードイコライザ9をもう一度下方へ引くと、昇降コード6が再度ロックされるよう構成される。
【0022】
また、本実施形態において、各スラット3は、
図2に示すように、長手辺の後側にコの字形状の切り欠き3aを有している。そして、ラダーコード5の一対の縦糸5a,5b及び昇降コード6は、切り欠き3aに対応する長手方向の位置に垂下される。また、昇降コード6は、2本の横糸5c,5d間に挿通され、スラット3が水平な場合、切り欠き3a内に配置される。これにより、本実施形態のスラット3は長手方向のずれが抑制されるようになっている。
【0023】
加えて、揺れ抑制装置10は、対象物としての複数段のスラット3及びボトムレール4の揺れを抑制するために用いられる。以下、揺れ抑制装置10の構成について、詳細に説明する。
【0024】
1-2 揺れ抑制装置10の構成
本実施形態の揺れ抑制装置10は、
図1Aに示すように、ヘッドボックス2、スラット3及びボトムレール4の長手方向(左右方向)両端部分に取り付けられる。揺れ抑制装置10は、
図3に示すように、それぞれ一対の上固定部材20と、ガイドコード30と、係合部材40と、下固定部材50とから構成される。なお、これら上固定部材20、ガイドコード30、係合部材40及び下固定部材50は、各部材に取り付ける前は、
図31の梱包モード(揺れ抑制キット)としてセットになっており、ばらばらの状態でまとめて保管できるようになっている。保管の際には、各部材は袋11に収容され、このうちガイドコード30はバンド12により束ねられる。なお、
図3ではガイドコード30は2本になっているが、最初の施工前はこの2倍の長さ(取り付ける横型ブラインド1の製品高さの2倍以上)のコードを1本準備し、施工者が適宜コードを切って2本のガイドコード30として設置することも可能である。そして、これらを設置済みの横型ブラインドや、複数のタイプの横型ブラインドに取り付ける(後付けする)ことができるようになっている。この揺れ抑制キットの各部材を横型ブラインドに取り付けることで、揺れ抑制装置10が構成される。この状態が、揺れ抑制モードである。以下、
図4~
図10を参照して、揺れ抑制装置10(揺れ抑制キット)の各部材について説明する。なお、以下の説明では、
図3に示す、右側に取り付けられる揺れ抑制装置10について説明する。左側に取り付けられる揺れ抑制装置10の構成は、左右対称の構成となっているため、詳細な説明を省略する。
【0025】
<上固定部材20>
上固定部材20は、
図1Aに示すように、ヘッドボックス2の長手方向両端部に着脱可能に取り付けられる。具体的には、上固定部材20は、
図4に示すように、ヘッドボックス2の後壁2aとボックスキャップ2bとに係合される。この上固定部材20は、
図5A及び
図5Bに示すように、中央保持部21と、左右一対の突出部としての腕部22とを備える。本実施形態の上固定部材20は、ガイドコード30を保持するための専用の部品として構成される。
【0026】
中央保持部21は、前後方向に延びる矩形の構成であり、一部分が肉抜きされている。中央保持部21は、
図5Bに示すように、前端の下部に前側鈎状部21aを有し、後端側の下部に、後側鈎状部21bを有する。また、一対の腕部22は、中央保持部21から左方向又は右方向に延びる。各腕部22は、両端部近傍の前後2ヶ所に、上下方向に貫通する貫通孔23を有している。
【0027】
なお、上固定部材20は、上記のように、腕部22を左右一対有していることから、ヘッドボックス2の左右で上固定部材20を兼用することができる。
【0028】
<ガイドコード30>
ガイドコード30は、
図1A及び
図3等に示すように、複数段のスラット3及びボトムレール4の長手方向外側に配置され、これらの揺れを抑制するものである。ガイドコード30の素材としては、昇降コード6と同一の素材、例えば繊維質の紐を用いることが好ましい。このように部材を共有することで、製造コストを削減することができる。ただし、金属製のワイヤ等、別の素材を用いることも可能である。また、太さについては特に限定されず、断面形状も任意の形状とすることができる。
【0029】
<係合部材40>
係合部材40は、
図1A及び
図6Aに示すように、ボトムレール4の長手方向両端部に、下方から着脱可能に取り付けられる(嵌合する)。係合部材40は、
図6Bに示すように、挟持部41と、長腕部42と、保持部43とを備える。
【0030】
挟持部41は、ボトムレール4の前縁と係合する前側爪部41aと、ボトムレール4の後縁と係合する後側爪部41bとを備える。長腕部42は、挟持部41の後端部からボトムレール4の長手方向外側に向かって延び、ボトムレール4の後縁側に延在するよう構成される。したがって、
図6Aに示すように、前側、すなわち室内側からは見えにくくなっている。保持部43は、
図7A及び
図7Bに示すように、長腕部42の先端に設けられ、ガイドコード30を囲うことでガイドコード30を保持するものである。
【0031】
なお、本実施形態において、係合部材40は、ボトムレール4の両端で左右対称形状の異なる部材を用いているが、左右兼用となる部材を用いることも可能である。
【0032】
<下固定部材50>
下固定部材50は、
図1A及び
図1Bに示すように、ガイドコード30を床面F(窓枠の底面を含むものとする)に固定する部材である。本実施形態の下固定部材50は、
図8~
図10に示すように、ベース部材51とホルダ部材52の2部品で構成される。
【0033】
ベース部材51は、両面テープ又はビス孔51hを介してビスにより床面Fに固定される。ベース部材51は、その上面側に、スライド溝51sと、係止突起51eとを有する。スライド溝51sは、ベース部材51の右端側略半分の位置において前後方向の縁部に形成される。係止突起51eは、ベース部材51の左端側の縁部に亘って上方向に向かって突出する。
【0034】
ホルダ部材52は、スライド突起52sと、係止溝52eと、挿通溝52iと、複数の固定溝52fと、を備える。スライド突起52sは、右側の略半分の位置において前後方向の縁部に形成される。スライド突起52sは、固定時にベース部材51のスライド溝51sに差し込まれる。係止溝52eは、
図10に示すように、ホルダ部材52の左端近傍の下面側に、前後方向に亘って形成される。この係止溝52eには、固定時にベース部材51の係止突起51eが係合する。挿通溝52iは、ガイドコード30を配置するための溝であり、本実施形態では、前側及び後側の2ヶ所に、左端から右端近傍に亘って形成される。複数の固定溝52fは、挿通溝52iとは垂直な方向、すなわち前後方向に亘って形成される溝であり、係止溝52eよりも右側において平行に並ぶよう形成される。本実施形態では、固定溝52fは、
図10に示すように4本形成されている。
【0035】
なお、下固定部材50は、上記のように、挿通溝52i前後一対有していることから、ヘッドボックス2の左右で上固定部材20を兼用することができる。
【0036】
1-3 揺れ抑制装置10の取り付け
上述した揺れ抑制装置10は、窓枠等に設置されている横型ブラインドに対し、後付けで取り付けることで、本実施形態の横型ブラインド1とすることができる。以下、
図11A~
図13Bを参照して、その取り付け方法を説明する。
【0037】
<上固定部材20の取り付け>
上固定部材20をヘッドボックス2に取り付けるには、まず、
図11A~
図11Bに示すように、上固定部材20の後側鈎状部21bをヘッドボックス2の後壁2aの上端の鍔部2a1に係合させる。なお、鍔部2a1は、ヘッドボックス2の長手方向に亘って形成されている。次に、鍔部2a1と後側鈎状部21bとが係合した状態で、
図12A~
図12Bに示すように、上固定部材20をヘッドボックス2の長手方向端部に向かってスライドさせる。そして、上固定部材20の係止爪22a(
図5B参照)をヘッドボックス2端部のボックスキャップ2bを乗り越えさせることで、上固定部材20を係止させ、ヘッドボックス2に固定する。
【0038】
<係合部材40の取り付け>
係合部材40は、
図6B~
図6A、
図7B~
図7Aに示すように、下方からボトムレール4に取り付ける。この際、前側爪部41aはボトムレール4の前縁と係合し、後側爪部41bはボトムレール4の後縁と係合して、挟持部41がボトムレール4を挟持する。なお、係合部材40は、
図7Aに示すように、保持部43がボトムレール4の長手方向の端部(端面)4aから突出する位置に取り付けられる。
【0039】
本実施形態では、保持部43は、
図6A及び
図7Aに示すように、ボトムレール4の長手方向の端部(端面)4aとともにガイドコード30の周囲を囲むよう構成される。また、保持部43は、
図7Bに示すように、後側(室外側)に向かって開口し、ガイドコード30を囲わない間隙43aを有しており、間隙43aを介して室外側からガイドコード30を保持部43内に位置づけることが可能となっている。
【0040】
なお、本実施形態の係合部材40は、
図6Cに示すように、ラダーコード5の縦糸5a,5bを保持するテープホルダ4hよりも長手方向端部側に収まるよう構成されている。つまり、テープホルダ4hとは別体で設けられる。そのため、テープホルダ4hが取り付けられた状態から、後付けで係合部材40を取付けても、これらが干渉しないようになっている。
【0041】
<ガイドコード30の取り付け>
ガイドコード30は、
図4に示すように、その上端が上固定部材20の貫通孔23(
図5A参照)に通され、結び玉31を形成することにより腕部22に支持される。ガイドコード30の下端側は、係合部材40の保持部43に通され、下固定部材50に取り付けられる。
【0042】
<下固定部材50の取り付け>
下固定部材50は、まず、ベース部材51を床面Fに固定し、その後、ホルダ部材52を
図9及び
図10の矢印の方向にスライドさせて嵌めることで構成される。ベース部材51は、ベース部材51の長手方向の端部51aと前後方向の端部51c(
図9参照)をそれぞれボトムレール4の長手方向の端部4aと前後方向の端部4c(
図6A参照)に揃えることで位置決めがされる。この際、
図13A及び
図13Bに示すように、ガイドコード30を挿通溝52iに通し、その端部に形成した結び玉32を、複数の固定溝52fのうちの何れかの固定溝52fに引っ掛けておくことで、ガイドコード30を床面Fに固定する。なお、ガイドコード30の下端側の結び玉32は、上端側を上固定部材20に固定した後、たるみがない程度にガイドコードを引っ張り、床面Fの位置から製品高さに応じた所定の高さ位置に形成することが好適である。そして、結び玉32を引っ掛ける固定溝52fの位置は、ガイドコード30が張力の掛かった状態で上固定部材20と下固定部材50との間に張られるよう調整される。すなわち、本実施形態では、複数の固定溝52fが特許請求の範囲の調節手段を構成する。
【0043】
なお、上記のように取り付けられたガイドコード30の、スラット3に対する位置は、
図2に示すような位置となる。すなわち、左右方向においては、スラット3の長手方向外側、長手方向端部とガイドコード30とが僅かな距離を隔てて隣接するよう配置される。このような位置にガイドコード30を配置できるのは、上固定部材20の腕部22をヘッドボックス2のボックスキャップ2bから僅かだけ突出させ、また、ボトムレール4の保持部43を、
図6A及び
図7Aに示すように、ボトムレール4の長手方向の端部(端面)4aとともにガイドコード30の周囲を囲むよう構成していることによる。また、前後方向においては、ガイドコード30は、スラット3の短手方向中央よりもやや後側の偏位した位置に配置される。
【0044】
そして、上記のようにして上固定部材20と、ガイドコード30と、係合部材40と、下固定部材50を取り付けると、揺れ抑制装置10は、
図17に示すように、天井面及び床面を含む窓枠等の内側に収まるようになっている。具体的には、上固定部材20は、ヘッドボックス2と天井面等(窓枠の上面を含む)との間に設置される。また、ガイドコード30は、ヘッドボックス2、スラット3及びボトムレール4それぞれの長手方向端部と窓枠との間に収まるようになっている。したがって、窓枠等に設置済みの横型ブラインドに対し、横型ブラインドと窓枠等との間の隙間を利用して、追加で揺れ抑制装置10を設置することも可能となっている。
【0045】
1-4 フェイルセーフについて
ところで、上述した揺れ抑制装置10を横型ブラインドに取り付けると、スラット3及びボトムレール4(以下、スラット等と呼ぶ)の揺れを抑制することが可能になるが、一方で、スラット等の動作が規制されることで、過負荷が掛かってしまうおそれが生じる。具体的には、例えば、強風や使用者が引っ掛けること等により
図14Aのようにスラット等に前後方向の力Pが加わった場合、揺れ抑制装置10がなければ、スラット等が前方へ傾くことで力を逃がすことができる。しかしながら、揺れ抑制装置10があると、係合部材40の保持部43がガイドコード30に保持されていることで、力を逃がすことができない。そのため、スラット等を保持するヘッドボックス2に負荷がかかって、落下してしまうおそれがある。
【0046】
そこで、本実施形態の横型ブラインド1には、揺れ抑制装置10にフェイルセーフのための機構として、ガイドコード30に所定の張力が加わった場合にガイドコード30の張力を緩和する張力緩和機構を設けている。本実施形態では、下固定部材50が張力緩和機構を構成する。具体的には、
図14Aに示すように、ガイドコード30に所定の閾値以上の張力(所定の張力)が加わった場合に、
図14Bに示すように、下固定部材50のホルダ部材52及びベース部材51から外れるよう構成される。この際には、ホルダ部材52のスライド突起52sが、ベース部材51のスライド溝51sの上縁を乗り越えることで、ベース部材51とホルダ部材52が分離する。その結果、ホルダ部材52に係止されていたガイドコード30が外れてその張力が緩和される。このような構成となっていることから、本実施形態の横型ブラインド1は、強風等による過負荷が掛かった場合にも、製品を保護することが可能となっている。
【0047】
1-5 効果
(1)揺れ抑制装置10が取り付けられた横型ブラインド1においては、ガイドコード30が複数段のスラット3及びボトムレール4の長手方向外側に配置される構成であることから、遮光性を損なうことなく、スラットの長手方向(左右方向)の揺れを防止することができる。
(2)ガイドコード30がボトムレール4に取り付けられた係合部材40の保持部43に保持されることから、前後方向の揺れも防止することができる。
(3)ガイドコード30をヘッドボックス2に着脱可能な上固定部材20から垂下させ、ボトムレール4に着脱可能な係合部材40の保持部43に保持させる構成であることから、ガイドコードを後付けすることが可能となっている。しかも、上固定部材20はヘッドボックス2の上方に、係合部材40はボトムレール4の両端部に、下固定部材50はボトムレール4の下方に取り付けられる構成であることから、揺れ抑制装置10の各部材を全て横型ブラインド1の前側、すなわち正面側から取り付けることが可能となっている。
(4)少なくとも上固定部材20、ガイドコード30及び下固定部材50を左右兼用の構成とすることができることから、部品数を削減し、コスト等を削減することが可能となる。
【0048】
なお、上記横型ブラインド1に用いられる揺れ抑制装置10は、前後方向の長さが異なる、異なる種類(複数形状)のヘッドボックス2に対し同一のものを使用することができる。すなわち、上記揺れ抑制装置10の上固定部材20は、
図4に示すヘッドボックス2よりも前後方向の長さが短い、
図15に示すヘッドボックス92にも取り付けることができる。この場合には、まず、
図16A~
図16Bに示すように、上固定部材20の前側鈎状部21aをヘッドボックス92の前壁92cの鍔部92c1に係合させる。その後は、
図12A及び
図12Bに示す場合と同様、上固定部材20をヘッドボックス92の長手方向端部に向かってスライドさせることによって上固定部材20がヘッドボックス92に取り付けられる。ただし、この場合、上固定部材20は、後壁92aの上端及びキャップ92bの上端とも係合する。そして、この場合、ガイドコード30は、上固定部材20の腕部22の2つのうち、後側の貫通孔23から垂下される。なお、
図4に示すヘッドボックス2は、
図11Bに示すように、前後方向の長さがスラット3の前後方向の長さよりも短い。一方、
図15に示すヘッドボックス92は、
図16Bに示すように、前後方向の長さがスラット3の前後方向の長さと略同一となっている。
【0049】
このように、本実施形態の揺れ抑制装置10は、複数の製品に対し後付けすることが可能となっている。
【0050】
なお、上述した実施形態では、
図2に示すように、スラット3は切り欠き3aにラダーコード5及び昇降コード6が係合することで長手方向のずれを抑制する構成であった。しかしながら、
図18Aに示すように、スラット3に貫通孔3bを設け、貫通孔3bに昇降コード6を挿通させる構成とすることも可能である。また、
図18Bに示すように、貫通孔3bを設ける位置は、スラット3の端部近傍であっても良い。
【0051】
また、上記実施形態は、係合部材40を下方からボトムレール4に取り付ける構成であったが、ボトムレールの形状に応じて、上方からボトムレール4に取り付ける構成とすることも可能である。この際には、右用の係合部材40と左用の係合部材40を入れ替えてボトムレール4に取り付けることになる。
【0052】
また、上記実施形態では、上固定部材20がヘッドボックス2に、係合部材40がボトムレール4にそれぞれ着脱可能な構成であったが、一度取り付けた後は取り外しできない構成とすることも可能である。
【0053】
2 第2実施形態
次に、
図19~
図20Bを用いて、第2実施形態に係る揺れ抑制装置10(揺れ抑制キット)を説明する。第2実施形態の揺れ抑制装置10は、上固定部材120の構成のみが第1実施形態と異なっている。したがって、以下では、その相違点のみを説明する。
【0054】
本実施形態の上固定部材120は、第1実施形態の上固定部材20と同様、ヘッドボックス2に着脱可能に取り付けられ、ガイドコード30を垂下させるものである。上固定部材120は、
図19に示すように、ヘッドボックス2のボックスキャップ2bに取り付けられる構成である。具体的には、上固定部材20は、
図20A及び
図20Bに示すように、側壁部121と、係止部としての天壁部122と、後壁部123と、ガイドコード支持部124とを備える。
【0055】
側壁部121は、ボックスキャップ2bの外面2b1と当接する矩形板状の部分である。天壁部122は、側壁部121の上縁から左方向へ延びる矩形状の部分であり、ヘッドボックス2のボックスキャップ2bの上面2b2に引掛ける(係止する)ことで、上固定部材120を保持する。後壁部123は、側壁部121の後縁から左方向へ延びる矩形状の部分であり、ボックスキャップ2bの後面2b3と当接する。また、ガイドコード支持部124は、側壁部121の前後方向略中央部の下部において、側壁部121の外面からわずかに突出する薄板状の部材であり、その上面に貫通孔125が形成されている。なお、側壁部121とボックスキャップ2bの外面とは、両面テープ又は接着剤により固定することが好ましい。
【0056】
そして、本実施形態のガイドコード30は、一端を下方から貫通孔125に通し、結び玉を形成することによって、上固定部材120に保持される(
図19参照)。
【0057】
このような構成であっても、ガイドコード30を好適に保持することが可能である。
【0058】
3 第3実施形態
次に、
図21~
図22を用いて、第3実施形態に係る揺れ抑制装置10(揺れ抑制キット)を説明する。本実施形態の揺れ抑制装置10は、係合部材140の構成のみが第1実施形態と異なっている。したがって、以下では、その相違点のみを説明する。
【0059】
本実施形態の係合部材140は、
図21に示すように、保持部43の形状のみが異なっている。具体的には、本実施形態の保持部43は、その間隙43aが後側ではなく左右方向の外側に向かって開口している点が異なっている。このような構成により、ヘッドボックス2の前後方向の移動によりガイドコードが保持部43から抜けてしまうことを防ぎつつ、ガイドコード30を容易に保持部43内に位置づけることが可能となっている。
【0060】
4 第4実施形態
次に、
図23~
図25を用いて、第4実施形態に係る揺れ抑制装置10(揺れ抑制キット)を説明する。本実施形態の揺れ抑制装置10は、調節手段を構成する下固定部材150の構成のみが第1実施形態と異なっている。したがって、以下では、その相違点のみを説明する。
【0061】
本実施形態の下固定部材150は、
図24及び
図25に示すように、ベース部材51と、ホルダ部材52と、巻取部材53の3部材から構成される。この下固定部材150は、巻取部材53の複数のギア歯53tとベース部材51の爪部51tとの間でラッチ機構が構成されている。そして、下固定部材150は、ガイドコード30の結び玉を巻取部材53の保持溝53gに係合させた状態で巻取部材53をベース部材51及びホルダ部材52内に収容することで組み立てられる。
【0062】
このような構成の下固定部材150は、巻取部材53を操作溝53cに差し込んだコイン等で回転させることによってガイドコード30を巻き取り、ガイドコード30の張力を自由に変更することが可能となっている。
【0063】
5 第5実施形態
次に、
図26Aを用いて、第5実施形態に係る揺れ抑制装置10(揺れ抑制キット)を説明する。本実施形態の揺れ抑制装置10は、下固定部材250が第1実施形態のものと異なっている。具体的には、本実施形態の下固定部材250は、床面Fに固定可能なビスで構成され、頭部分にガイドコード30が取り付けられている。
【0064】
このような構成であれば、床面Fに対しガイドコード30を確実に取り付けることが可能である。
【0065】
6 第6実施形態
次に、
図26Bを用いて、第6実施形態に係る揺れ抑制装置10(揺れ抑制キット)を説明する。本実施形態の揺れ抑制装置10は、下固定部材350が第1実施形態のものと異なっている。具体的には、本実施形態の下固定部材350は、吸盤によって構成され、その凸面側にガイドコード30が取り付けられている。
【0066】
このような構成であれば、床面Fを傷つけることなく容易にガイドコード30を取り付けることが可能である。
【0067】
7 第7実施形態
次に、
図26Cを用いて、第7実施形態に係る揺れ抑制装置10(揺れ抑制キット)を説明する。本実施形態の揺れ抑制装置10は、下固定部材450が第1実施形態のものと異なっている。具体的には、本実施形態の下固定部材450は、雌型部材451と雄型部材452からなる面ファスナによって構成される。ここで、
図26Cに示す形態では、雌型部材451にガイドコード30が取り付けられ、雄型部材452は床面Fに貼り付けられている。
【0068】
このような構成であっても、床面Fに対しガイドコード30を容易に取り付けることが可能である。
【0069】
8 第8実施形態
次に、
図27及び
図28を用いて、第8実施形態に係る揺れ抑制装置10(揺れ抑制キット)を説明する。本実施形態の揺れ抑制装置10は、上固定部材220の構成が第1実施形態のものと異なっている。具体的には、本実施形態の上固定部材220は、
図27に示すように、従来のヘッドボックス2のボックスキャップ2bと類似する形状であり、側面視における略中央部に貫通孔221が形成されている。そして、この貫通孔221に結び玉を形成したガイドコード30を通し、この状態でボックスキャップ2bに代えて上固定部材220をヘッドボックス2に取り付けることで、ガイドコード30を固定することができる(
図28参照)。
【0070】
このような構成であれば、ヘッドボックス2に対し上固定部材220を容易に取り付ける(後付けする)ことができる。
【0071】
9 第9実施形態
次に、
図29及び
図30を用いて、第9実施形態に係る揺れ抑制装置10(揺れ抑制キット)を説明する。本実施形態の揺れ抑制装置10は、係合部材240の構成のみが第1実施形態と異なっている。したがって、以下では、その相違点のみを説明する。
【0072】
本実施形態の係合部材240は、
図29に示すように、ボトムレール4の端部に取り付けられる。この係合部材240は、
図30に示すように、従来のボトムレール4のボトムキャップ4bに代えてボトムレール4に取り付けることができるよう構成されている。また、本実施形態の係合部材240の保持部43は、前後方向の略中央部に間隙43aを有している。
このような構成であっても、ボトムレール4に対し係合部材240を容易に取り付ける(後付けする)ことができる。
【0073】
なお、この発明は、上記実施形態に限定されるものではなく、発明の要旨の範囲内において種々の変形や変更が可能である。例えば、上記実施形態では、揺れ抑制キットを取り付ける遮蔽装置として横型ブラインド1を例として説明していたが、ロールスクリーンやプリーツスクリーンなど、他の種類の遮蔽装置に適用することも可能である。
【符号の説明】
【0074】
1 :横型ブラインド(遮蔽装置)
2 :ヘッドボックス
2a :後壁
2a1 :鍔部
2b :ボックスキャップ
2b1 :外面
2b2 :上面
2b3 :後面
3 :スラット(遮蔽部材)
3a :切り欠き
3b :貫通孔
4 :ボトムレール(遮蔽部材)
4a,4c :端部(端面)
4b :ボトムキャップ
4h テープホルダ
5 :ラダーコード
5a,5b :縦糸
5c,5d :縦糸
6 :昇降コード
8 :チルトポール
9 :コードイコライザ
10 :揺れ抑制装置(揺れ抑制キット)
11 :袋
12 :バンド
20 :上固定部材(第1固定部材)
21 :中央保持部
21a :前側鈎状部
21b :後側鈎状部
22 :腕部
22a :係止爪
23 :貫通孔
30 :ガイドコード
31,32 :結び玉
33 :分離部
40 :係合部材
41 :挟持部
41a :前側爪部
41b :後側爪部
42 :長腕部
43 :保持部
43a :間隙
50 :下固定部材(第2固定部材)
51 :ベース部材
51a,51c :端部
51e :係止突起
51h :ビス孔
51s :スライド溝
51t :爪部
52 :ホルダ部材
52e :係止溝(調節手段)
52s :スライド突起
52f :固定溝
52i :挿通溝
53 :巻取部材
53c :操作溝
53g :保持溝
53t :ギア歯
92 :ヘッドボックス
92a :後壁
92b :キャップ
92c :前壁
92c1 :鍔部
120 :上固定部材
121 :側壁部
122 :天壁部
123 :後壁部
124 :ガイドコード支持部
125 :貫通孔
140 :係合部材
150 :下固定部材
220 :上固定部材
221 :貫通孔
240 :係合部材
250 :下固定部材
350 :下固定部材
450 :下固定部材
451 :雌型部材
452 :雄型部材
F :床面
P :力