(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2022-09-07
(45)【発行日】2022-09-15
(54)【発明の名称】ビデオ撮影方法、装置、端末機器及び記憶媒体
(51)【国際特許分類】
H04N 5/232 20060101AFI20220908BHJP
G06F 3/0484 20220101ALI20220908BHJP
G06F 3/0482 20130101ALI20220908BHJP
H04N 5/77 20060101ALI20220908BHJP
H04N 5/783 20060101ALI20220908BHJP
H04N 5/91 20060101ALI20220908BHJP
H04N 5/93 20060101ALI20220908BHJP
G11B 27/02 20060101ALI20220908BHJP
【FI】
H04N5/232
G06F3/0484
G06F3/0482
H04N5/232 160
H04N5/232 933
H04N5/232 300
H04N5/232 450
H04N5/77 200
H04N5/783
H04N5/91
H04N5/93
G11B27/02 Z
(21)【出願番号】P 2020572831
(86)(22)【出願日】2018-12-28
(86)【国際出願番号】 CN2018124756
(87)【国際公開番号】W WO2020015333
(87)【国際公開日】2020-01-23
【審査請求日】2020-12-25
(31)【優先権主張番号】201810799343.7
(32)【優先日】2018-07-19
(33)【優先権主張国・地域又は機関】CN
(73)【特許権者】
【識別番号】518031631
【氏名又は名称】北京微播視界科技有限公司
【氏名又は名称原語表記】Beijing Microlive Vision Technology Co., Ltd
【住所又は居所原語表記】Room 408, 4F No.51, Zhichun Road, Haidian District Beijing 100080 China
(74)【代理人】
【識別番号】110000523
【氏名又は名称】アクシス国際特許業務法人
(72)【発明者】
【氏名】▲はお▼一鵬
【審査官】大濱 宏之
(56)【参考文献】
【文献】特開2011-009970(JP,A)
【文献】特開2012-095137(JP,A)
【文献】特開2011-087032(JP,A)
【文献】韓国公開特許第10-2014-0123280(KR,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
H04N 5/232
G06F 3/0484
G06F 3/0482
H04N 5/77
H04N 5/783
H04N 5/91
H04N 5/93
G11B 27/02
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
端末のビデオ共有ソフトウェアのアプリに用いられるビデオ撮影方法であって、そのビデオ撮影方法は、
ビデオ共有ソフトウェアのアプリの目標画面において撮影速度を含むビデオ撮影モードコマンドを取得するステップであって、異なるビデオ撮影モードの撮影速度が異なるステップと、
ビデオ撮影コマンドを取得すると、ビデオ撮影一時停止コマンドが取得されるまで、前記撮影速度で目標シーンをビデオ撮影して、前記ビデオ撮影コマンドと前記ビデオ撮影一時停止コマンドの間のビデオセグメントを得るステップと、
ビデオ生成コマンドを取得したか否かを判断するステップと、
前記ビデオ生成コマンドを取得しなかった判断結果に応えて、前記ビデオ生成コマンドが取得されるまで、前記ビデオ撮影モードコマンド、前記ビデオ撮影コマンド及び前記ビデオ撮影一時停止コマンドを繰り返して取得して対応するビデオセグメントを取得するステップと、
前記ビデオ生成コマンドに基づいて既存のビデオセグメントにより目標ビデオを生成するステップと、
前記目標ビデオを前記ビデオ共有ソフトウェアのアプリのビデオ記憶画面に表示するステップと、
を含
み、
前記目標画面にプログレスバーを更に表示し、
前記プログレスバーが完全に表示されたことを検出すると、撮影時間長さが所定の撮影時間閾値に到達したことを示し、かつ前記目標画面から前記ビデオ記憶画面に移行し、既存のビデオセグメントを合成して目標ビデオを得た結果を前記ビデオ記憶画面に表示し、
前記プログレスバーが完全に表示されないことを検出すると、ビデオ生成コマンドを取得し、かつ前記目標画面から前記ビデオ記憶画面に移行し、既存のビデオセグメントを合成して目標ビデオを得た結果を前記ビデオ記憶画面に表示する、ビデオ撮影方法。
【請求項2】
前記ビデオ撮影一時停止コマンドをユーザによってトリガするか、撮影時間長さが所定の撮影時間閾値に到達したか否かを判断することによってトリガする請求項1に記載の方法。
【請求項3】
撮影時間長さが所定の撮影時間閾値に到達したか否かを判断することによってトリガする前記ステップには、
撮影ビデオの長さが前記所定の撮影時間閾値に到達した判断結果に応えて、前記ビデオ撮影一時停止コマンドをトリガするステップを含み、前記撮影時間長さが1つの撮影したビデオの撮影時間長さ又は複数の撮影したビデオの撮影時間の合計長さを含む請求項2に記載の方法。
【請求項4】
前記ビデオ撮影コマンドを取得すると、ビデオ撮影一時停止コマンドが取得されるまで、前記撮影速度で目標シーンをビデオ撮影して、前記ビデオ撮影コマンドと前記ビデオ撮影一時停止コマンドの間のビデオセグメントを得る前記ステップの前に、
特殊効果コマンドを取得したか否かを判断するステップを更に含み、
前記ビデオ撮影コマンドを取得すると、ビデオ撮影一時停止コマンドが取得されるまで、前記撮影速度で目標シーンをビデオ撮影して、前記ビデオ撮影コマンドと前記ビデオ撮影一時停止コマンドの間のビデオセグメントを得る前記ステップには、
前記特殊効果コマンドを取得した判断結果に応えて、
前記ビデオ撮影コマンドを取得すると、ビデオ撮影一時停止コマンドが取得されるまで、前記特殊効果コマンドと前記撮影速度により目標シーンをビデオ撮影して、前記ビデオ撮影コマンドと前記ビデオ撮影一時停止コマンドの間のビデオセグメントを得るステップを含む請求項1に記載の方法。
【請求項5】
既存のビデオセグメントにより目標ビデオを生成する前記ステップの後には、
編集コマンドを取得したか否かを判断するステップと、
前記編集コマンドを取得した判断結果に応えて、前記編集コマンドにより前記目標ビデオを処理して処理後の目標ビデオを得るステップと、を更に含む請求項1に記載の方法。
【請求項6】
編集コマンドにより前記目標ビデオを処理して処理後の目標ビデオを得る前記ステップの後には、
記憶モードコマンドを取得したか否かを判断するステップと、
前記記憶モードコマンドを取得した判断結果に応えて、前記記憶モードコマンドにより前記処理後の目標ビデオを記憶するステップと、を更に含み、
前記記憶モードコマンドが下書きコマンド又は投稿コマンドを含む請求項5に記載の方法。
【請求項7】
記憶モードコマンドにより前記処理後の目標ビデオを記憶する前記ステップの後には、
ビデオ再生コマンドを取得したか否かを判断するステップと、
前記ビデオ再生コマンドを取得した判断結果に応えて、前記ビデオ再生コマンドにより前記処理後の目標ビデオを再生するステップと、を更に含む請求項6に記載の方法。
【請求項8】
端末のビデオ共有ソフトウェアのアプリに用いられるビデオ撮影方法であって、そのビデオ撮影方法は、
ユーザによる目標画面におけるビデオ撮影モードコントロールの選択操作とビデオ撮影コントロールのトリガ操作を検出するステップと、
前記目標画面に撮影する目標シーンを表示し、前記ビデオ撮影コントロールのリリース操作が検出されると、前記ユーザの選択したビデオ撮影モードに対応するビデオセグメントを得て、且つ前記目標画面に前記ビデオ撮影モードコントロールと前記ビデオ撮影コントロールを表示するステップと、
ユーザによる前記目標画面における次へコントロールのトリガ操作が検出されたか否かを判断するステップと、
ユーザによる前記目標画面における次へコントロールのトリガ操作が検出されなかった判断結果に応えて、ユーザによる目標画面における次へコントロールのトリガ操作が検出されるまで、前記ビデオ撮影モードコントロールの選択操作、前記ビデオ撮影コントロールのトリガ操作及び前記ビデオ撮影コントロールのリリース操作を繰り返して検出した時に、対応するビデオセグメントを取得するステップと、
前記次へコントロールのトリガ操作により、前記目標画面からビデオ記憶画面に移行し、既存のビデオセグメントを合成して目標ビデオを得た結果を前記ビデオ記憶画面に表示するステップと、を含
み、
前記目標画面に目標シーンを更に表示するとともにプログレスバーを表示し、
前記プログレスバーが完全に表示されたことを検出すると、撮影時間長さが所定の撮影時間閾値に到達したことを示し、かつ前記目標画面から前記ビデオ記憶画面に移行し、既存のビデオセグメントを合成して目標ビデオを得た結果を前記ビデオ記憶画面に表示し、
前記プログレスバーが完全に表示されないことを検出すると、ビデオ生成コマンドを取得し、かつ前記目標画面から前記ビデオ記憶画面に移行し、既存のビデオセグメントを合成して目標ビデオを得た結果を前記ビデオ記憶画面に表示する、ビデオ撮影方法。
【請求項9】
ビデオ撮影コントロールのトリガ操作を検出する前記ステップの前には、
前記目標画面における特殊効果コントロールの選択操作を検出するステップを更に含み、
前記目標画面に撮影する目標シーンを表示する前記ステップには、
ユーザの選択した特殊効果コントロールを重畳した目標シーンを前記目標画面に表示するステップを含む請求項8に記載の方法。
【請求項10】
前記目標画面からビデオ記憶画面に移行し、既存のビデオセグメントを合成して目標ビデオを得た結果を前記ビデオ記憶画面に表示する前記ステップの後には、
編集コントロールと次へコントロールを含むビデオ編集画面に移行するステップと、
前記編集コントロールの選択操作が検出され、且つ前記ビデオ編集画面における次へコントロールのトリガ操作が検出された結果に応えて、前記ビデオ編集画面から記憶モードコントロールを含むビデオ記憶モード画面に移行するステップと、を更に含む請求項8又は9に記載の方法。
【請求項11】
前記ビデオ編集画面からビデオ記憶モード画面に移行する前記ステップの後には、
ユーザによる前記記憶モードコントロールの選択操作が検出された結果に応えて、前記ビデオ記憶モード画面からビデオ呈示モード画面に移行し、前記ビデオ呈示モード画面に前記記憶モードコントロールの選択操作に対応する前記目標ビデオの記憶結果を表示するステップを更に含み、前記記憶モードコントロールが下書きコントロールと投稿コントロールを含む
請求項10に記載の方法。
【請求項12】
個人ページ画面における作品コントロールのトリガ操作が検出された結果に応えて、ビデオ再生画面に移行し、前記ビデオ再生画面で前記目標ビデオを再生するステップを更に含む
請求項11に記載の方法。
【請求項13】
端末のビデオ共有ソフトウェアのアプリに用いられるビデオ撮影装置であって、そのビデオ撮影装置は、
ビデオ共有ソフトウェアのアプリの目標画面において撮影速度を含むビデオ撮影モードコマンドを取得するように設置され、異なるビデオ撮影モードの撮影速度が異なるビデオ撮影モードコマンド取得モジュールと、
ビデオ撮影コマンドを取得すると、ビデオ撮影一時停止コマンドが取得されるまで、前記撮影速度で目標シーンをビデオ撮影して、前記ビデオ撮影コマンドと前記ビデオ撮影一時停止コマンドの間のビデオセグメントを得るように設置されるビデオセグメント生成モジュールと、
ビデオ生成コマンドを取得したか否かを判断するように設置されるビデオ生成コマンド判断モジュールと、
前記ビデオ生成コマンドを取得しなかった判断結果に応えて、前記ビデオ生成コマンドが取得されるまで、前記ビデオ撮影モードコマンド、前記ビデオ撮影コマンド及び前記ビデオ撮影一時停止コマンドを繰り返して取得して対応するビデオセグメントを取得するように設置されるビデオ生成コマンド取得モジュールと、
前記ビデオ生成コマンドに基づいて既存のビデオセグメントにより目標ビデオを生成するように設置される目標ビデオ生成モジュールと、を含
み、
前記ビデオ撮影装置は、前記目標ビデオを前記ビデオ共有ソフトウェアのアプリのビデオ記憶画面に表示し、前記目標画面にプログレスバーを更に表示し、かつ
前記プログレスバーが完全に表示されたことを検出すると、撮影時間長さが所定の撮影時間閾値に到達したことを示し、かつ前記目標画面から前記ビデオ記憶画面に移行し、既存のビデオセグメントを合成して目標ビデオを得た結果を前記ビデオ記憶画面に表示し、
前記プログレスバーが完全に表示されないことを検出すると、ビデオ生成コマンドを取得し、かつ前記目標画面から前記ビデオ記憶画面に移行し、既存のビデオセグメントを合成して目標ビデオを得た結果を前記ビデオ記憶画面に表示する、ビデオ撮影装置。
【請求項14】
端末のビデオ共有ソフトウェアのアプリに用いられるビデオ撮影装置であって、そのビデオ撮影装置は、
ユーザによる目標画面におけるビデオ撮影モードコントロールの選択操作とビデオ撮影コントロールのトリガ操作を検出するように設置される選択・トリガ操作検出モジュールと、
前記目標画面に撮影する目標シーンを表示し、前記ビデオ撮影コントロールのリリース操作が検出されると、前記ユーザの選択したビデオ撮影モードに対応するビデオセグメントを得て、且つ前記目標画面に前記ビデオ撮影モードコントロールと前記ビデオ撮影コントロールを表示するように設置されるビデオセグメント記憶モジュールと、
ユーザによる前記目標画面における次へコントロールのトリガ操作が検出されたか否かを判断するように設置される次へコントロールトリガ判断モジュールと、
ユーザによる前記目標画面における次へコントロールのトリガ操作が検出されなかった判断結果に応えて、ユーザによる目標画面における次へコントロールのトリガ操作が検出されるまで、前記ビデオ撮影モードコントロールの選択操作、前記ビデオ撮影コントロールのトリガ操作及び前記ビデオ撮影コントロールのリリース操作を繰り返して検出した時に、対応するビデオセグメントを取得するように設置される次へコントロールトリガ検出モジュールと、
前記次へコントロールのトリガ操作により、前記目標画面からビデオ記憶画面に移行し、既存のビデオセグメントを合成して目標ビデオを得た結果を前記ビデオ記憶画面に表示するように設置される目標ビデオ生成モジュールと、を含
み、
前記ビデオ撮影装置は、前記目標画面に目標シーンを更に表示するとともにプログレスバーを表示し、
前記プログレスバーが完全に表示されたことを検出すると、撮影時間長さが所定の撮影時間閾値に到達したことを示し、かつ前記目標画面から前記ビデオ記憶画面に移行し、既存のビデオセグメントを合成して目標ビデオを得た結果を前記ビデオ記憶画面に表示し、
前記プログレスバーが完全に表示されないことを検出すると、ビデオ生成コマンドを取得し、かつ前記目標画面から前記ビデオ記憶画面に移行し、既存のビデオセグメントを合成して目標ビデオを得た結果を前記ビデオ記憶画面に表示する、ビデオ撮影装置。
【請求項15】
1つ又は複数のプロセッサと、
1つ又は複数のプログラムを記憶するように設置されるメモリと、を含み、
前記1つ又は複数のプログラムが前記1つ又は複数のプロセッサにより実行されると、前記1つ又は複数のプロセッサが請求項1~7のいずれか一項に記載の方法、
請求項8~12のいずれか一項に記載の方法の少なくとも一項を実現する端末機器。
【請求項16】
コンピュータプログラムを記憶したコンピュータ可読記憶媒体であって、前記コンピュータプログラムがプロセッサにより実行されると、請求項1~7のいずれか一項に記載の方法、
請求項8~12のいずれか一項に記載の方法の少なくとも一項を実現するコンピュータ可読記憶媒体。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
(関連出願の相互参照)
本願は、2018年7月19日に中国特許局に提出された、出願番号が201810799343.7の中国特許出願の優先権を主張し、この出願の全ての内容が参照によって本願に組み込まれる。
本開示の実施例は、通信技術に関し、例えば、ビデオ撮影方法、装置、端末機器及び記憶媒体に関する。
【背景技術】
【0002】
通信技術と端末機器の発展に伴い、携帯電話機やタブレット等の端末機器が人間の仕事と生活に不可欠なものになっており、そして、端末機器が日増しに普及するに伴い、端末機器の提供するビデオ撮影機能もユーザに大きな利便性をもたらしている。
【0003】
現在、端末機器を用いてビデオを撮影する場合に、一回の撮影で得られたビデオが1つの完全なビデオとなり、しかし、複数回で撮影したビデオを結合又は編集したい場合に、プロのビデオ処理ソフトウェアを使って処理する必要があり、また、撮影したビデオが全て正常速度のものであり、高速又は低速で撮影したビデオを得たい場合に、正常速度のビデオに後処理を行う必要があり、例えば、プロのビデオ処理ソフトウェアによって処理する。上記の原因で操作上の技術要求が高くなり、ユーザが日常生活で便利に使用できなく、ユーザの体験に影響を及ぼす。
【発明の概要】
【0004】
本開示の実施例は、ビデオ撮影方法、装置、端末機器及び記憶媒体を提供して、ユーによるビデオ撮影、処理の利便性を高くして、ユーザ体験を向上させる。
【0005】
一実施例では、本開示の実施例は、
撮影速度を含むビデオ撮影モードコマンドを取得するステップであって、異なるビデオ撮影モードの撮影速度が異なるステップと、
ビデオ撮影コマンドを取得すると、ビデオ撮影一時停止コマンドが取得されるまで、前記撮影速度で目標シーンをビデオ撮影して、前記ビデオ撮影コマンドと前記ビデオ撮影一時停止コマンドの間のビデオセグメントを得るステップと、
ビデオ生成コマンドを取得したか否かを判断するステップと、
前記ビデオ生成コマンドを取得しなかった場合に、前記ビデオ生成コマンドが取得されるまで、前記ビデオ撮影モードコマンド、前記ビデオ撮影コマンド及び前記ビデオ撮影一時停止コマンドを繰り返して取得して対応するビデオセグメントを取得するステップと、
前記ビデオ生成コマンドに基づいて既存のビデオセグメントにより目標ビデオを生成するステップと、を含むビデオ撮影方法を提供する。
【0006】
一実施例では、本開示の実施例は、
ユーザによる目標画面におけるビデオ撮影モードコントロールの選択操作とビデオ撮影コントロールのトリガ操作を検出するステップと、
前記目標画面に撮影する目標シーンを表示し、前記ビデオ撮影コントロールのリリース操作が検出されると、前記ユーザの選択したビデオ撮影モードに対応するビデオセグメントを得て、且つ前記目標画面に前記ビデオ撮影モードコントロールと前記ビデオ撮影コントロールを表示するステップと、
ユーザによる前記目標画面における次へコントロールのトリガ操作が検出されたか否かを判断するステップと、
ユーザによる前記目標画面における次へコントロールのトリガ操作を検出できなかった場合に、ユーザによる目標画面における次へコントロールのトリガ操作が検出されるまで、前記ビデオ撮影モードコントロールの選択操作、前記ビデオ撮影コントロールのトリガ操作及び前記ビデオ撮影コントロールのリリース操作を繰り返して検出した時に、対応するビデオセグメントを取得するステップと、
前記次へコントロールのトリガ操作により、前記目標画面からビデオ記憶画面に移行し、既存のビデオセグメントを合成して目標ビデオを得た結果を前記ビデオ記憶画面に表示するステップと、を含むビデオ撮影方法を更に提供する。
【0007】
一実施例では、本開示の実施例は、
撮影速度を含むビデオ撮影モードコマンドを取得するように設置され、異なるビデオ撮影モードの撮影速度が異なるビデオ撮影モードコマンド取得モジュールと、
前記ビデオ撮影コマンドを取得すると、ビデオ撮影一時停止コマンドが取得されるまで、前記撮影速度で目標シーンをビデオ撮影して、前記ビデオ撮影コマンドと前記ビデオ撮影一時停止コマンドの間のビデオセグメントを得るように設置されるビデオセグメント生成モジュールと、
ビデオ生成コマンドを取得したか否かを判断するように設置されるビデオ生成コマンド判断モジュールと、
前記ビデオ生成コマンドを取得しなかった場合に、前記ビデオ生成コマンドが取得されるまで、前記ビデオ撮影モードコマンド、前記ビデオ撮影コマンド及び前記ビデオ撮影一時停止コマンドを繰り返して取得して対応するビデオセグメントを取得するように設置されるビデオ生成コマンド取得モジュールと、
前記ビデオ生成コマンドに基づいて既存のビデオセグメントにより目標ビデオを生成するように設置される目標ビデオ生成モジュールと、を含むビデオ撮影装置を更に提供する。
【0008】
一実施例では、本開示の実施例は、
ユーザによる目標画面におけるビデオ撮影モードコントロールの選択操作とビデオ撮影コントロールのトリガ操作を検出するように設置される選択・トリガ操作検出モジュールと、
前記目標画面に撮影する目標シーンを表示し、前記ビデオ撮影コントロールのリリース操作が検出されると、前記ユーザの選択したビデオ撮影モードに対応するビデオセグメントを得て、且つ前記目標画面に前記ビデオ撮影モードコントロールと前記ビデオ撮影コントロールを表示するように設置されるビデオセグメント記憶モジュールと、
ユーザによる前記目標画面における次へコントロールのトリガ操作が検出されたか否かを判断するように設置される次へコントロールトリガ判断モジュールと、
ユーザによる前記目標画面における次へコントロールのトリガ操作を検出できなかった場合に、ユーザによる目標画面における次へコントロールのトリガ操作が検出されるまで、前記ビデオ撮影モードコントロールの選択操作、前記ビデオ撮影コントロールのトリガ操作及び前記ビデオ撮影コントロールのリリース操作を繰り返して検出した時に、対応するビデオセグメントを取得するように設置される次へコントロールトリガ検出モジュールと、
前記次へコントロールのトリガ操作により、前記目標画面からビデオ記憶画面に移行し、既存のビデオセグメントを合成して目標ビデオを得た結果を前記ビデオ記憶画面に表示するように設置される目標ビデオ生成モジュールと、を含むビデオ撮影装置を更に提供する。
【0009】
一実施例では、本開示の実施例は、
1つ又は複数のプロセッサと、
1つ又は複数のプログラムを記憶するように設置されるメモリと、を含み、
前記1つ又は複数のプログラムが前記1つ又は複数のプロセッサにより実行されると、前記1つ又は複数のプロセッサが本開示のいずれか1つの実施例に提供された方法を実現する端末機器を更に提供する。
【0010】
一実施例では、本開示の実施例は、コンピュータプログラムを記憶したコンピュータ可読記憶媒体であって、前記コンピュータプログラムがプロセッサにより実行されると、本開示のいずれか1つの実施例に提供された方法を実現するコンピュータ可読記憶媒体を更に提供する。
【図面の簡単な説明】
【0011】
【
図1】本開示の実施例のビデオ撮影方法のフローチャートである。
【
図2】本開示の実施例の別のビデオ撮影方法のフローチャートである。
【
図3】本開示の実施例の更に別のビデオ撮影方法のフローチャートである。
【
図4】本開示の実施例の更に別のビデオ撮影方法のフローチャートである。
【
図5】本開示の実施例の初期目標画面の構成の模式図である。
【
図6】本開示の実施例の別の初期目標画面の構成の模式図である。
【
図7】本開示の実施例の更に別の初期目標画面の構成の模式図である。
【
図8】本開示の実施例の特殊効果選択画面の構成の模式図である。
【
図9】本開示の実施例の別の特殊効果選択画面の構成の模式図である。
【
図10】本開示の実施例の更に別の特殊効果選択画面の構成の模式図である。
【
図11】本開示の実施例の更に別の特殊効果選択画面の構成の模式図である。
【
図12】本開示の実施例の更に別の特殊効果選択画面の構成の模式図である。
【
図13】本開示の実施例の撮影画面の構成の模式図である。
【
図14】本開示の実施例の別の撮影画面の構成の模式図である。
【
図15】本開示の実施例の削除画面の構成の模式図である。
【
図16】本開示の実施例の別の削除画面の構成の模式図である。
【
図17】本開示の実施例の更に別の撮影画面の構成の模式図である。
【
図18】本開示の実施例の目標画面の構成の模式図である。
【
図19】本開示の実施例の別の目標画面の構成の模式図である。
【
図20】本開示の実施例のビデオ記憶画面の構成の模式図である。
【
図21】本開示の実施例の別のビデオ編集画面の構成の模式図である。
【
図22】本開示の実施例の更に別のビデオ編集画面の構成の模式図である。
【
図23】本開示の実施例の更に別のビデオ編集画面の構成の模式図である。
【
図24】本開示の実施例の更に別のビデオ編集画面の構成の模式図である。
【
図25】本開示の実施例の更に別のビデオ編集画面の構成の模式図である。
【
図26】本開示の実施例の更に別のビデオ編集画面の構成の模式図である。
【
図27】本開示の実施例の更に別のビデオ編集画面の構成の模式図である。
【
図28】本開示の実施例の更に別のビデオ編集画面の構成の模式図である。
【
図29】本開示の実施例の更に別の目標画面の構成の模式図である。
【
図30】本開示の実施例のビデオ記憶モード画面の構成の模式図である。
【
図31】本開示の実施例の個人ページ画面の構成の模式図である。
【
図32】本開示の実施例のビデオ再生画面の構成の模式図である。
【
図33】本開示の実施例の更に別の目標画面の構成の模式図である。
【
図34】本開示の実施例のビデオ記憶画面の構成の模式図である。
【
図35】本開示の実施例のビデオ撮影装置の構成の模式図である。
【
図36】本開示の実施例の別のビデオ撮影装置の構成の模式図である。
【
図37】本開示の実施例の端末機器の構成の模式図である。
【発明を実施するための形態】
【0012】
以下、図面と実施例を参照しながら本開示を説明する。ここで説明される実施例は本開示を限定することなく、本開示を解釈するためのものに過ぎない。説明の便宜上、全ての構造でなく、本開示に関連する部分のみが図示されている。
【0013】
(実施例1)
図1は本開示の実施例で提供されたビデオ撮影方法のフローチャートであり、本実施例はビデオ処理の難度を低下することに適用可能であり、この方法はビデオ撮影装置によって実行可能であり、この装置はソフトウェア及び/又はハードウェアで実現可能であり、この装置は端末機器に配置可能であり、例えば、代表的な例として、携帯電話機及び/又はタブレット等が挙げられる。
図1に示すように、この方法はステップ110~ステップ160を含む。
【0014】
ステップ110において、撮影速度を含むビデオ撮影モードコマンドを取得し、異なる撮影モードの撮影速度が異なる。
【0015】
本開示の実施例では、1つの完全なビデオは複数のビデオセグメントを合成してなったものであってよく、ここで、それぞれのビデオセグメントの撮影した目標シーンが異なり、又は撮影した目標シーンが同じであるが、経時的な変化があることが可能である。一実施例では、より好適な撮影効果を呈示するために、それぞれのビデオセグメントに対応の撮影速度を設置する必要がある場合があり、それによって最終的に合成されたビデオがより好適な撮影効果を呈示できる。一実施例では、目標シーンを撮影する前にビデオ撮影モードコマンドを取得する必要がある。ここで、ビデオ撮影モードコマンドは対応の撮影速度を決定することに用いられる。一実施例では、ビデオ撮影モードコマンドは撮影速度を含んでよく、異なるビデオ撮影モードに対応する撮影速度が異なり、ここで、撮影速度とは単位時間内に撮影したビデオコマ数を指してよい。一実施例では、ビデオ撮影モードコマンドは通常の撮影速度、クイックモーション撮影速度及びスローモーション撮影速度を含んでよく、ここで、クイックモーションは2倍クイックモーション、3倍クイックモーション又は4倍クイックモーション等を含んでよく、スローモーションは1/2スローモーション、1/3スローモーション又は1/4スローモーション等を含んでよい。一実施例では、上記の異なるビデオ撮影モードコマンドで撮影したビデオセグメントの再生速度が同じであり、一実施例では、単位時間内に撮影したビデオセグメントの再生時間長さが異なる。クイックモーション撮影速度とスローモーション撮影速度は通常の撮影速度に対するものであり、例を挙げると、撮影速度=通常の撮影速度/倍速であり、この倍速が1より大きい整数、例えば2、3又は4等であってもよいし、1より小さい分数、例えば1/2、1/3又は1/4等であってよい。倍速が1より大きい整数であれば、単位時間内に通常の撮影速度に対して撮影したビデオコマ数が少さく、クイックモーション撮影速度となり、倍速が1より小さい分数であれば、単位時間内に通常の撮影速度に対して撮影したビデオコマ数が多く、スローモーション撮影速度となる。通常の撮影速度を60コマ/sとすると、2倍クイックモーション撮影速度が30コマ/sであり、1/2スローモーション撮影速度が120コマ/sである。一実施例では、単位時間内に撮影したビデオセグメントの再生時間長さとして、通常の撮影速度で撮影したビデオセグメントの再生時間長さが1sであり、2倍クイックモーション撮影速度で撮影したビデオセグメントの再生時間長さが0.5sであり、1/2スローモーション撮影速度で撮影したビデオセグメントの再生時間長さが2sである。
【0016】
一実施例では、異なるビデオ撮影モードの撮影速度が異なるので、ビデオカメラ又はカメラ等を含むがそれらに限定されない撮影のためのハードウェアデバイスは、より高い性能が求められ、一実施例では、撮影のためのハードウェアデバイスは多種の撮影速度に対応可能である。
【0017】
ステップ120において、前記ビデオ撮影コマンドを取得したか否かを判断し、YESの場合に、ステップ130を実行し、NOの場合に、ステップ120を実行し続ける。
【0018】
ステップ130において、ビデオ撮影一時停止コマンドが取得されるまで、撮影速度で目標シーンをビデオ撮影して、ビデオ撮影モードコマンドとビデオ撮影一時停止コマンドの間のビデオセグメントを得る。
【0019】
本開示の実施例では、ビデオ撮影コマンドは現在撮影プロセスを起動することに用いられる。ビデオ撮影コマンドを取得すると、現在撮影プロセスを起動したことを意味し、撮影速度で目標シーンをビデオ撮影でき、ビデオ撮影一時停止コマンドが取得されると、現在撮影プロセスを終了してビデオ撮影コマンドとビデオ撮影一時停止コマンドの間のビデオセグメントを得ることができる。ここで、目標シーンとはユーザの撮影したい物体及びその辺の環境を指してよい。ビデオ撮影一時停止コマンドは現在ビデオセグメントの撮影を終了すること用いられる。
【0020】
ステップ140において、ビデオ生成コマンドを取得したか否かを判断し、YESの場合に、ステップ160を実行し、NOの場合に、ステップ150を実行する。
【0021】
ステップ150において、ビデオ撮影モードコマンド、ビデオ撮影コマンド及びビデオ撮影一時停止コマンドを繰り返して取得して対応するビデオセグメントを得た後、ステップ140に戻ってそれを実行する。
【0022】
ステップ160において、前記ビデオ生成コマンドに基づいて既存のビデオセグメントにより目標ビデオを生成する。
【0023】
本開示の実施例では、ビデオ生成コマンドは既存のビデオセグメントを合成して目標ビデオを得ることに用いられ、即ち、ビデオ生成コマンドを取得すると、次のビデオセグメントの撮影を行わず現在のビデオ撮影プロセス全体を終了できることを意味し、そのため、既存のビデオセグメントにより目標ビデオを生成でき、ビデオ生成コマンドを取得しなかった場合に、現在のビデオ撮影プロセス全体が終了せず、次のビデオセグメントの撮影を行うことを意味し、即ち、ビデオ生成コマンドが取得されるまで、更にビデオ撮影モードコマンド、ビデオ撮影コマンド及びビデオ撮影一時停止コマンドを繰り返して取得して対応するビデオセグメントを得て、そして既存のビデオセグメントにより目標ビデオを生成し、つまり、ステップ150を実行するたびに、1つの対応のビデオセグメントを取得可能である。一実施例では、異なるビデオ撮影モードの撮影速度が異なるので、得られた複数のビデオセグメントに対応する撮影速度が同じであってもよいし、異なってもよく、設定されたビデオ撮影モードコマンドが同じな場合に、異なるビデオセグメントに対応する撮影速度が同じであり、設定されたビデオ撮影モードコマンドが異なる場合に、異なるビデオセグメントに対応する撮影速度が異なる。一実施例では、それぞれのビデオセグメントに対応する目標シーンが同じであってもよいし、異なってもよく、実際の状況に応じて決定可能であり、ここで具体的に限定されない。一実施例では、既存のビデオセグメントの数が1つ又は少なくとも2つであってよく、ビデオセグメントの数がビデオ生成コマンドの取得タイミングに関連し、即ち、一番目のビデオセグメントを得た後、ビデオ生成コマンドが取得された場合に、現在のビデオ撮影プロセス全体を終了できることを意味し、既存のビデオセグメントにより目標ビデオを生成し、この時に、ビデオセグメントの数が1つである。一番目のビデオセグメントを取得した後、ビデオ生成コマンドが取得されなかった場合に、現在のビデオ撮影プロセス全体が終了せず、次のビデオセグメントの撮影を行うことを意味し、この時に、ビデオセグメントの数が少なくとも2つである。3つのビデオセグメントを取得し、3つのビデオセグメントに対応する目標シーンが同じで、いずれもある教室の同一の隅であることを例とする。3つのビデオセグメントをそれぞれビデオセグメント1、ビデオセグメント2及びビデオセグメント3とし、ビデオセグメント1を撮影する時に取得されたビデオ撮影モードコマンドが通常の撮影速度であり、ビデオセグメント2を撮影する時に取得されたビデオ撮影モードコマンドが2倍クイックモーション撮影速度であり、ビデオセグメント3を撮影する時に取得されたビデオ撮影モードコマンドが1/2スローモーション撮影速度である。一実施例では、目標ビデオは既存のビデオセグメントを生成の先後順序で繋げて合成することで取得できる。例を挙げると、上述したビデオセグメント1、ビデオセグメント2及びビデオセグメント3の3つのビデオセグメントは時間順序で生成し、ビデオセグメント3を得た後、ビデオ生成コマンドが取得された場合に、現在のビデオ撮影プロセス全体を終了できることを意味し、既存のビデオセグメント1、ビデオセグメント2及びビデオセグメント3を合成して目標ビデオを得る。
【0024】
一実施例では、上述したビデオ撮影モードコマンドとビデオ撮影コマンドはユーザが端末の撮影画面における対応のコントロールをトリガするか、選択することによって生成可能であり、ビデオ撮影一時停止コマンドとビデオ生成コマンドはユーザがリリースするか、端末の撮影画面における対応のコントロールをトリガすることによって生成可能であり、ビデオ撮影一時停止コマンドとビデオ生成コマンドは更に撮影時間長さが所定の撮影時間閾値に到達したこと検出することで生成可能である。所定の撮影時間閾値は実際の状況に応じて設定可能であり、ここで具体的に限定されない。例を挙げると、ユーザによるビデオ撮影モードコントロールの選択操作によってビデオ撮影モードコマンドを生成し、ユーザによるビデオ撮影コマンドのトリガ操作によってビデオ撮影コマンドを生成し、ユーザによるビデオ撮影コントロールのリリース操作によってビデオ撮影一時停止コマンドを生成する。
【0025】
以下に端末におけるあるビデオ共有ソフトウェアを例として説明する。一実施例では、ユーザがビデオを撮影したい時に、端末の表示画面におけるこのビデオ共有ソフトウェアのアイコンをクリックすることで、このビデオ共有ソフトウェアのアプリを起動して、ビデオ撮影モードコントロールとビデオ撮影コントロールが設置された初期撮影画面に移行し、1つのビデオセグメントを撮影できた後、撮影画面にビデオ撮影モードコントロールとビデオ撮影コントロールが同時に表示されることに加えて、ビデオ生成コントロールが表示される。ここで、ビデオ撮影モードコントロールの数が少なくとも1つであり、各ビデオ撮影モードコントロールがそれぞれ1種のビデオ撮影モードに対応し、それに対応するように、1種の撮影速度に対応する。ビデオ撮影モードコントロールは通常の撮影速度コントロール、クイックモーション撮影速度コントロール及びスローモーション撮影速度コントロールを含んでよい。
【0026】
例1:ビデオ撮影モードコマンド、ビデオ撮影コマンド、ビデオ撮影一時停止コマンド及びビデオ生成コマンドは、ユーザが端末の撮影画面における対応のコントロールをトリガ、選択又はリリースすることで生成する。現在初期撮影画面にビデオ撮影モードコントロールとビデオ撮影コントロールが表示され、ユーザが実際の状況に応じて通常の撮影速度コントロールをトリガして撮影速度として通常の撮影速度を選択し、且つビデオ撮影コントロールをトリガし、この場合に、カメラが目標シーンのビデオ撮影を開始し、ユーザがビデオ撮影コントロールをリリースすると、現在ビデオセグメントの撮影を終了してビデオセグメント1を得、それと同時に、撮影画面にビデオ撮影モードコントロールとビデオ撮影コントロールが再度同時に表示され、更にビデオ生成コントロールが表示される。ユーザが更に実際の状況に応じてクイックモーション撮影速度コントロールをトリガして撮影速度としてクイックモーション撮影速度を選択し、そしてビデオ撮影コントロールを再度トリガし、この場合に、カメラが目標シーンのビデオ撮影を再度開始し、ユーザがビデオ撮影コントロールを再度リリースすると、現在ビデオセグメントの撮影を終了してビデオセグメント2を得、それと同時に、撮影画面にビデオ撮影モードコントロールとビデオ撮影コントロールが三回目に同時に表示され、ビデオ生成コントロールが二回目に表示される。ユーザが三回目に必要に応じてスローモーション撮影速度コントロールをトリガして撮影速度としてスローモーション撮影速度を選択し、且つ三回目にビデオ撮影コントロールをトリガし、この場合に、カメラが三回目に目標シーンのビデオ撮影を開始し、ユーザが三回目にビデオ撮影コントロールをリリースすると、現在ビデオセグメントの撮影を終了してビデオセグメント3を得、それと同時に、撮影画面にビデオ撮影モードコントロールとビデオ撮影コントロールが四回目に同時に表示され、ビデオ生成コントロールが三回目に表示され、ユーザがビデオ生成コントロールをトリガすると、現在のビデオ撮影全体を終了し且つ既存のビデオセグメント1、ビデオセグメント2及びビデオセグメント3を合成して目標ビデオを得る。
【0027】
例2:ビデオ撮影モードコマンドとビデオ撮影コマンドはユーザが端末の撮影画面における対応のコントロールをトリガ又は選択することで生成し、撮影時間長さが所定の撮影時間閾値に到達したことが検出される前のビデオ撮影一時停止コマンドはユーザが端末の撮影画面における対応のコントロールをトリガすることで生成し、撮影時間長さが所定の撮影時間閾値に到達したことが検出された時に、ユーザが端末の撮影画面における対応のコントロールをリリースすることでビデオ撮影一時停止コマンドを生成する必要がなく、ビデオ撮影一時停止コマンドが自動的に生成し、また、ユーザが端末の撮影画面における対応のコントロールをトリガすることでビデオ生成コマンドを生成する必要もなく、ビデオ生成コマンドが同時に自動的に生成する。例1でビデオセグメント1、ビデオセグメント2及びビデオセグメント3を取得する過程と同じであるが、ビデオセグメント3を撮影した後、ビデオセグメント1、ビデオセグメント2及びビデオセグメント3の撮影時間長さの和が所定の撮影時間閾値と等しく、この時に、ユーザがビデオ撮影コントロールをリリースして現在のビデオセグメント撮影を終了することなく、ビデオセグメント3を得ることができ、また、ユーザがビデオ生成コントロールをトリガして現在ビデオ撮影全体を終了することなく、既存のビデオセグメント1、ビデオセグメント2及びビデオセグメント3を自動的に合成して目標ビデオを得ることができる。
【0028】
一実施例では、ここに記載のビデオ撮影コントロールのトリガはビデオ撮影コントロールを長押しすることを指してよく、ビデオ撮影コントロールをリリースすると、現在ビデオセグメントの撮影が終了する。
【0029】
本実施例の技術的解決手段によれば、撮影速度を含むビデオ撮影モードコマンドを取得するステップであって、異なるビデオ撮影モードの撮影速度が異なるステップと、ビデオ撮影コマンドを取得すると、ビデオ撮影一時停止コマンドが取得されるまで、撮影速度で目標シーンをビデオ撮影して、ビデオ撮影コマンドとビデオ撮影一時停止コマンドの間のビデオセグメントを得るステップと、ビデオ生成コマンドを取得したか否かを判断するステップと、ビデオ生成コマンドを取得しなかった場合に、ビデオ生成コマンドが取得されるまで、ビデオ撮影モードコマンド、ビデオ撮影コマンド及びビデオ撮影一時停止コマンドを繰り返して取得して対応するビデオセグメントを得るステップと、既存のビデオセグメントにより目標ビデオを生成するステップとによって、ビデオ撮影過程で高速及び/又は低速ビデオセグメントの処理を完了し、実現手段が速くて簡便で、ユーザによるビデオ撮影及び処理の利便性を高くして、ユーザ体験を高めた。
【0030】
一実施例では、ビデオ撮影一時停止コマンドはユーザによってトリガされてもよいし、撮影時間長さが所定の撮影時間閾値に到達したか否かを判断することでトリガされてもよい。
【0031】
本開示の実施例では、ビデオ撮影一時停止コマンドはユーザがトリガすることで生成可能であり、又は、撮影時間長さが所定の撮影時間閾値に到達したか否かを判断することによってトリガすることで生成可能であり、ここで、ビデオ撮影一時停止コマンドをユーザがトリガすることで生成することは撮影時間長さが所定の撮影時間閾値に到達していない場合に適合し、撮影時間長さが所定の撮影時間閾値に到達したか否かを判断することによってトリガすることでビデオ撮影一時停止コマンドを生成することは撮影時間長さが所定の撮影時間閾値に到達した場合に適合する。例を挙げると、所定の撮影時間閾値を15秒間にしてよく、ビデオセグメント1とビデオセグメント2がすでに取得されており、そのうち、ビデオセグメント1の撮影時間長さが3秒間であり、ビデオセグメント2の撮影時間長さが8秒間である。撮影ビデオセグメント1の撮影時間長さが3秒間で、所定の撮影時間閾値として設定された15秒間に到達していないので、ビデオセグメント1に対応するビデオ撮影一時停止コマンドを得るにはユーザがトリガすることで生成する。撮影ビデオセグメント2の撮影時間長さが8秒間で、ビデオセグメント1の撮影時間長さとの和が11秒間であるので、所定の撮影時間閾値として設定された15秒間にも到達しておらず、そのため、ビデオセグメント2に対応するビデオ撮影一時停止コマンドを得るには同様にユーザがトリガすることで生成する。次のビデオセグメントの撮影中で、このビデオセグメントの撮影時間長さが4秒間に到達した時、このビデオセグメントの撮影時間長さ、ビデオセグメント1及びビデオセグメント2の撮影時間長さの和が15秒間になったので、所定の撮影時間閾値として設定された15秒間に到達したため、ビデオ撮影一時停止コマンドをユーザによってトリガしなくても自動的に生成でき、そのようにビデオセグメント3が得られた。
【0032】
一実施例では、ビデオ生成コマンドはユーザがトリガすることで生成可能であり、又は、撮影時間長さが所定の撮影時間閾値に到達したと決定することによってトリガすることで生成可能であり、ここで、ビデオ生成コマンドをユーザがトリガすることで生成することは撮影時間長さが所定の撮影時間閾値に到達していない場合に適合し、撮影時間長さが所定の撮影時間閾値に到達したか否かを判断することによってトリガすることでビデオ生成コマンドを生成することは撮影時間長さが所定の撮影時間閾値に到達した場合に適合する。例を挙げると、所定の撮影時間閾値を15秒間にしてよく、ビデオセグメント1とビデオセグメント2がすでに取得されており、そのうち、ビデオセグメント1の撮影時間長さが3秒間であり、ビデオセグメント2の撮影時間長さが8秒間である。この時に、ビデオ生成コマンドを取得し、このビデオ生成コマンドはユーザがトリガすることで生成する。その原因は撮影ビデオセグメント1の撮影時間長さと撮影ビデオセグメント2の撮影時間長さの和が11秒間で、所定の撮影時間閾値として設定された15秒間に到達していないことにある。次のビデオセグメントの撮影中で、このビデオセグメントの撮影時間長さが4秒間に到達した時に、このビデオセグメントの撮影時間長さ、ビデオセグメント1及びビデオセグメント2の撮影時間長さの和が15秒間になったので、所定の撮影時間閾値として設定された15秒間に到達したため、ビデオ撮影一時停止コマンドを自動に生成すると同時に、ユーザによってトリガすることなくビデオ生成コマンドが自動的に生成する。
【0033】
以上から分かるように、撮影時間長さが所定の撮影時間閾値に到達したと判断された時に、ユーザによってトリガすることなく、ビデオ撮影一時停止コマンドを生成すると同時にビデオ生成コマンドをも生成することができる。
【0034】
一実施例では、撮影時間長さが所定の撮影時間閾値に到達したか否かを判断することによってトリガし、一実施例では、撮影したビデオの長さが所定の撮影時間閾値に到達したか否かを判断し、到達した場合に、ビデオ撮影一時停止コマンドをトリガし、撮影したビデオの長さ(又は撮影時間長さ)は1つの撮影したビデオの撮影時間長さ又は複数の撮影したビデオの撮影時間の合計長さを含んでよい。
【0035】
本開示の実施例では、時間長さが所定の撮影時間閾値に到達したか否かを判断することでビデオ撮影一時停止コマンドをトリガし、一実施例では、撮影したビデオの長さが所定の撮影時間閾値に到達したか否かを判断し、ここで、撮影したビデオの長さが所定の撮影時間閾値に到達した場合に、ユーザによってトリガすることなくビデオ撮影一時停止コマンドをトリガでき、撮影したビデオの長さが所定の撮影時間閾値に到達していない場合に、ユーザによってビデオ撮影一時停止コマンドをトリガする。一実施例では、撮影したビデオの長さ(又は撮影時間長さ)は1つの撮影したビデオの撮影時間長さ又は複数の撮影したビデオの撮影時間の合計長さを含んでよく、一実施例では、撮影したビデオの長さが1つの撮影したビデオの撮影時間長さを含む時に、この撮影したビデオの撮影時間長さが所定の撮影時間閾値に到達したことを意味し、撮影したビデオの長さが複数の撮影したビデオの撮影時間の合計長さを含む時に、複数の撮影したビデオの撮影時間の合計長さが所定の撮影時間閾値に到達したことを意味する。
【0036】
例を挙げると、所定の撮影時間閾値を15秒間とし、ビデオセグメント1が既に存在すると仮定し、そのうち、ビデオセグメント1の長さが15秒間である。ビデオセグメント1の長さが15秒間で、所定の撮影時間閾値として設定された15秒間に到達したので、撮影したビデオの長さがビデオセグメント1の長さである。更に、ビデオセグメント1とビデオセグメント2が既に存在すると仮定し、そのうち、ビデオセグメント1のビデオの長さが7秒間で、ビデオセグメント2の長さが8秒間である。ビデオセグメント1とビデオセグメント2の合計長さが15秒間であるので、撮影したビデオの長さがビデオセグメント1とビデオセグメント2の合計長さである。
【0037】
一実施例では、撮影時間長さが所定の撮影時間閾値に到達したか否かを判断することによってビデオ生成コマンドをトリガするステップには、撮影したビデオの長さが所定の撮影時間閾値に到達したか否かを判断し、到達した場合にビデオ生成コマンドをトリガするステップを含んでよく、撮影したビデオの長さ(又は撮影時間長さ)は1つの撮影したビデオの撮影時間長さ又は複数の撮影したビデオの撮影時間の合計長さを含んでよい。
【0038】
上述したビデオ撮影一時停止コマンドとビデオ生成コマンドをトリガする二種の異なる方式に基づいて、本開示の実施例の技術的解決手段を以下のように説明する。
【0039】
ケース1:撮影時間長さが所定の撮影時間閾値に到達していないと判断した。それに対応するように、ビデオ撮影一時停止コマンドとビデオ生成コマンドはいずれもユーザにトリガされなければ生成できなく、即ち、ユーザがトリガしなければビデオ撮影一時停止コマンドとビデオ生成コマンドを生成しない。
【0040】
即ち、撮影速度を含むビデオ撮影モードコマンドを取得し、異なるビデオ撮影モードの撮影速度が異なる。ビデオ撮影コマンドを取得すると、ユーザにトリガされてビデオ撮影一時停止コマンドが取得されるまで、撮影速度で目標シーンをビデオ撮影して、ビデオ撮影コマンドとビデオ撮影一時停止コマンドの間のビデオセグメントを得る。ユーザがトリガすることで生成するビデオ生成コマンドを取得したか否かを判断し、ユーザがトリガすることで生成するビデオ撮影一時停止コマンドを取得しなかった場合に、ビデオ撮影モードコマンドとビデオ撮影コマンドを繰り返して取得し、且つユーザがトリガすることで取得するビデオ撮影一時停止コマンドを繰り返して取得して対応のビデオセグメントを得、ユーザがトリガすることで生成するビデオ生成コマンドを取得すると、既存のビデオセグメントを合成して目標ビデオを得る。
【0041】
ケース2:撮影時間長さが所定の撮影時間閾値に到達したと判断した。目標ビデオに1つのビデオセグメントを含むこと、目標ビデオに少なくとも2つビデオセグメントを含むことについてそれぞれ説明する。即ち、
1、目標ビデオに1つのビデオセグメントのみを含み、即ち撮影した1つのビデオセグメントの撮影時間長さが所定の撮影時間閾値に到達した。撮影速度を含むビデオ撮影モードコマンドを取得し、異なるビデオ撮影モードの撮影速度が異なる。ビデオ撮影コマンドを取得すると、撮影時間長さが所定の撮影時間閾値に到達したことによってトリガして生成するビデオ撮影一時停止コマンドが取得されるまで、撮影速度で目標シーンをビデオ撮影して、ビデオ撮影コマンドとビデオ撮影一時停止コマンドの間のビデオセグメントを得、それと同時に、撮影時間長さが所定の撮影時間閾値に到達したことによってトリガして生成するビデオ生成コマンドをも取得し、既存のビデオセグメントを合成して目標ビデオを得る。
2、目標ビデオに少なくとも2つのビデオセグメントを含み、即ち撮影した複数のビデオセグメントの撮影時間長さの和が所定の撮影時間閾値に到達しており、複数のビデオセグメントのうちの最後のビデオセグメントに対応するビデオ撮影一時停止コマンドとビデオ生成コマンドはいずれも撮影時間長さが所定の撮影時間閾値に到達したことよって生成する。撮影速度を含むビデオ撮影モードコマンドを取得し、異なるビデオ撮影モードの撮影速度が異なる。ビデオ撮影コマンドを取得すると、ユーザがトリガすることで生成するビデオ撮影一時停止コマンドが取得されるまで、撮影速度で目標シーンをビデオ撮影して、ビデオ撮影コマンドとビデオ撮影一時停止コマンドの間のビデオセグメントを得、撮影時間長さが所定の撮影時間閾値に到達したことによって生成するビデオ撮影一時停止コマンドを取得したか否かを判断し、撮影時間長さが所定の撮影時間閾値に到達したことによって生成するビデオ撮影一時停止コマンドを取得しなかった場合に、ビデオ撮影モードコマンドとビデオ撮影コマンドを繰り返して取得し、且つユーザがトリガすることによって生成するビデオ撮影一時停止コマンドを繰り返して取得して、対応のビデオセグメントを得、撮影時間長さが所定の撮影時間閾値に到達したことによって生成するビデオ撮影一時停止コマンドを取得すると、最後のビデオセグメントを得、それと同時に、撮影時間長さが所定の撮影時間閾値に到達したことによって生成するビデオ生成コマンドを取得し、既存のビデオセグメントを合成して目標ビデオを得る。一実施例では、最後のビデオセグメントに対応するビデオ撮影一時停止コマンドは撮影時間長さが所定の撮影時間閾値に到達したことによって生成し、ビデオ生成コマンドも撮影時間長さが所定の撮影時間閾値に到達したことによって生成する。
【0042】
一実施例では、ビデオ撮影コマンドを取得すると、ビデオ撮影一時停止コマンドが取得されるまで、撮影速度で目標シーンをビデオ撮影して、ビデオ撮影コマンドとビデオ撮影一時停止コマンドの間のビデオセグメントを得るステップの前に、更に、第1の特殊効果コマンドを取得したか否かを判断するステップを含んでよい。それに対応するように、ビデオ撮影コマンドを取得すると、ビデオ撮影一時停止コマンドが取得されるまで、撮影速度で目標シーンをビデオ撮影して、ビデオ撮影コマンドとビデオ撮影一時停止コマンドの間のビデオセグメントを得るステップには、第1の特殊効果コマンドを取得した場合に、ビデオ撮影コマンドを取得すると、ビデオ撮影一時停止コマンドが取得されるまで、第1の特殊効果コマンドと撮影速度で目標シーンをビデオ撮影して、ビデオ撮影コマンドとビデオ撮影一時停止コマンドの間のビデオセグメントを得るステップを含んでよい。
【0043】
本開示の実施例では、より好適なビデオ撮影効果を呈示するために、目標シーンをビデオ撮影する前に撮影特殊効果を設置できる。以上に基づければ、撮影速度で目標シーンをビデオ撮影する前に、第1の特殊効果コマンドを取得したか否かを判断し、ここで、第1の特殊効果コマンドは美化コマンド、道具コマンド又はカウントダウンコマンドのうちの少なくとも1種を含んでよく、美化コマンドはフィルターコマンド、肌磨きコマンド又は目拡大・小顔修正コマンドのうちの少なくとも1種を含んでよく、道具コマンドは多種の道具を含んでよく、フィルターコマンドはノーマル、日本風、レトロ又は純真等を含んでよく、肌磨きコマンド及び目拡大・小顔修正コマンドは0、1又は2等のような数値で表す。
【0044】
第1の特殊効果コマンドを取得すると、第1の特殊効果コマンドと撮影速度により目標シーンをビデオ撮影でき、即ち、第1の特殊効果コマンドに対応する特殊効果をビデオ撮影過程に付加して、より好適なビデオ撮影効果を呈示できる。上記ビデオ撮影過程で、ビデオ撮影一時停止コマンドを取得すると、現在ビデオセグメントの撮影を終了して対応のビデオセグメントを取得することができる。
【0045】
例を挙げると、目標シーンをビデオ撮影する前に、美化コマンドと道具コマンドを含む第1の特殊効果コマンドを取得したと判断し、取得されたビデオ撮影コマンドにより、目標シーンをビデオ撮影する撮影プロセスを起動し、第1の特殊効果コマンドと撮影速度により現在目標シーンをビデオ撮影し、ビデオ撮影一時停止コマンドを取得すると、現在のビデオセグメント撮影を終了してビデオ撮影コマンドとビデオ撮影一時停止コマンドの間のビデオセグメントを得ることができる。それに対応するように、得られた対応のビデオセグメントに第1の特殊効果コマンドの達成可能な効果を含む。
【0046】
一実施例では、既存のビデオセグメントにより目標ビデオを生成するステップの後には、更に、編集コマンドを取得したか否かを判断するステップを含んでよい。編集コマンドを取得すると、編集コマンドにより目標ビデオを処理して処理後の目標ビデオを得る。
【0047】
本開示の実施例では、より好適なビデオ撮影効果を呈示するために、既存のビデオセグメントにより目標ビデオを生成した後、目標ビデオを編集処理できる。以上に基づければ、既存のビデオセグメントにより目標ビデオを生成した後、編集コマンドを取得したか否かを判断し、ここで、編集コマンドは音楽カッティングコマンド、音楽選択コマンド又は表紙選択コマンドのうちの少なくとも1種を含んでよい。一実施例では、編集コマンドは更に第2の特殊効果コマンドとフィルターコマンドを含んでよく、第2の特殊効果コマンドはフィルター特殊効果コマンド又は時間特殊効果コマンドを含んでよく、フィルター特殊効果コマンドは体から出る魂、幻覚又はシェイク等を含んでよく、時間特殊効果コマンドは時が流れるエフェクト、一回浮かぶエフェクト又はスローモーション等を含んでよい。一実施例では、ここに記載のフィルターコマンドは上述した美化コマンド中のフィルターコマンドと同じである。一実施例では、第2の特殊効果コマンドはフィルター特殊効果コマンドと時間特殊効果コマンドを含んでよく、第1の特殊効果コマンドは美化コマンド、道具コマンド及びカウントダウンコマンドを含んでよいので、両者に含まれる内容が同じでなく、また、ここに記載の第2の特殊効果コマンドは合成された目標ビデオに後続の編集処理を施すものであり、第2の特殊効果コマンドは目標ビデオにおける選択された特定時刻に適用可能である。
【0048】
編集コマンドを取得すると、編集コマンドにより目標ビデオを処理して処理後の目標ビデオを得、即ち目標ビデオに後続編集処理を行って、より好適なビデオ撮影効果を呈示することができる。
【0049】
一実施例では、編集コマンドを取得すると、編集コマンドにより目標ビデオを処理して処理後の目標ビデオを得るステップの後には、更に、下書きコマンド又は投稿コマンドを含む記憶モードコマンドを取得したか否かを判断するステップを含んでよい。記憶モードコマンドを取得すると、記憶モードコマンドにより処理後の目標ビデオを記憶する。
【0050】
本開示の実施例では、記憶モードコマンドは目標ビデオの記憶形式を指してよく、下書きコマンド又は投稿コマンドを含んでよく、選択された記憶モードコマンドが下書きコマンドであれば、目標ビデオが下書きに保存され、現在ユーザでなければ下書き中の目標ビデオが見られなく、選択された記憶モードコマンドが投稿コマンドであれば、目標ビデオがネットワークにアップロードされて、目標ビデオが他のユーザにも見られる。
【0051】
処理後の目標ビデオが得られた後、記憶モードコマンドを取得したか否かを判断し、記憶モードコマンドを取得すると、記憶モードコマンドにより処理後の目標ビデオを対応的に記憶することができる。以上のことで、ユーザが実際の状況に応じて適切な目標ビデオの記憶形式を選択できる。
【0052】
一実施例では、記憶モードコマンドを取得すると、記憶モードコマンドにより処理後の目標ビデオを記憶するステップの後には、更に、ビデオ再生コマンドを取得したか否かを判断するステップを含んでよい。ビデオ再生コマンドを取得すると、ビデオ再生コマンドにより処理後の目標ビデオを再生する。
【0053】
本開示の実施例では、記憶モードコマンドにより処理後の目標ビデオを対応的に記憶した後、ビデオ再生コマンドを取得したか否かを判断してよく、ビデオ再生コマンドを取得すると、ビデオ再生コマンドにより処理後の目標ビデオを再生することができる。
【0054】
一実施例では、目標ビデオが少なくとも1つビデオセグメントを合成して得られるものであり、それぞれのビデオセグメントが撮影時にそれぞれの撮影速度に対応するので、目標ビデオを再生する時に対応の撮影効果を直接呈示でき、即ち、この目標ビデオには通常の撮影速度のビデオセグメントが呈示されることも可能であり、クイックモーション撮影速度のビデオセグメントが呈示されることも可能であり、更にスローモーション撮影速度のビデオセグメントが呈示されることも可能である。つまり、この目標ビデオは再生する時に単一の呈示効果のみを有するというわけではなく、様々な呈示効果を有することが可能である。
【0055】
一実施例では、上述したビデオ撮影モードコマンド、ビデオ撮影コマンド、ビデオ撮影一時停止コマンド及びビデオ生成コマンドは端末の撮影画面における対応のコントロールをトリガ、選択又はリリースすることで生成できることに加えて、第1の特殊効果コマンド、編集コマンド、記憶モードコマンド及び再生コマンドも目標画面における対応のコントロールをトリガ又は選択することで生成できる。
【0056】
一実施例では、ビデオセグメントの撮影過程で、削除コマンドを取得したか否かを判断するように、得られたビデオセグメントに削除操作を行ってよい。削除コマンドを取得すると、削除コマンドにより取得した対応のビデオセグメントを削除する。それはユーザが撮影したあるビデオセグメントに満足しない場合に適用可能であり、削除コマンドによって対応のビデオセグメントを削除できる。削除されるビデオセグメントは現在ビデオセグメントの前のビデオセグメントであってもよいし、現在ビデオセグメントの数個前のビデオセグメントであってもよく、実際の状況に応じて決定可能であり、ここで具体的に限定されない。
【0057】
(実施例2)
図2は本開示の実施例で提供された別のビデオ撮影方法のフローチャートであり、本実施例はビデオ処理の難度を低下することに適用可能であり、この方法はビデオ撮影装置によって実行可能であり、この装置はソフトウェア及び/又はハードウェアで実現可能であり、この装置は端末機器に配置可能であり、例えば、代表的な例として、携帯電話機及び/又はタブレット等が挙げられる。
図2に示すように、この方法は下記のステップ201~ステップ213を含む。
【0058】
ステップ201において、撮影速度を含むビデオ撮影モードコマンドを取得し、異なるビデオ撮影モードの撮影速度が異なる。
【0059】
ステップ202において、特殊効果コマンドを取得したか否かを判断し、YESの場合に、ステップ203を実行し、NOの場合に、ステップ204を実行する。
【0060】
ステップ203において、ビデオ撮影コマンドを取得すると、ビデオ撮影一時停止コマンドが取得されるまで、特殊効果コマンドと撮影速度により目標シーンをビデオ撮影して、ビデオ撮影コマンドとビデオ撮影一時停止コマンドの間のビデオセグメントを得、且つステップ205に移行してそれを実行する。
【0061】
ステップ204において、ビデオ撮影コマンドを取得すると、ビデオ撮影一時停止コマンドが取得されるまで、撮影速度で目標シーンをビデオ撮影して、ビデオ撮影コマンドとビデオ撮影一時停止コマンドの間のビデオセグメントを得、且つステップ205に移行してそれを実行する。
【0062】
ステップ205において、ビデオ生成コマンドを取得したか否かを判断し、YESの場合に、ステップ207を実行し、NOの場合に、ステップ206を実行する。
【0063】
ステップ206において、ビデオ撮影モードコマンド、ビデオ撮影コマンド及びビデオ撮影一時停止コマンドを繰り返して取得して対応するビデオセグメントを得た後ステップ205に戻ってそれを実行する。
【0064】
ステップ207において、既存のビデオセグメントにより目標ビデオを合成する。
【0065】
ステップ208において、編集コマンドを取得したか否かを判断し、YESの場合に、ステップ209を実行し、NOの場合に、ステップ210を実行する。
【0066】
ステップ209において、編集コマンドにより目標ビデオを処理して処理後の目標ビデオを得る。
【0067】
ステップ210において、記憶モードコマンドを取得したか否かを判断し、YESの場合に、ステップ211を実行し、NOの場合に、ステップ210を実行し続ける。
【0068】
ステップ211において、記憶モードコマンドにより目標ビデオ又は処理後の目標ビデオを記憶する。
【0069】
ステップ212において、ビデオ再生コマンドを取得したか否かを判断し、YESの場合に、ステップ213を実行し、NOの場合に、ステップ212に戻ってそれを実行する。
【0070】
ステップ213において、ビデオ再生コマンドにより目標ビデオ又は処理後の目標ビデオを再生する。
【0071】
本開示の実施例では、特殊効果コマンドは美化コマンド、道具コマンド又はカウントダウンコマンドのうちの少なくとも1種を含んでよく、編集コマンドは音楽カッティングコマンド、音楽選択コマンド又は表紙選択コマンドのうちの少なくとも1種を含んでよく、記憶モードコマンドは下書きコマンド又は投稿コマンドを含んでよい。
【0072】
本実施例の技術的解決手段によれば、撮影速度を含むビデオ撮影モードコマンドを取得するステップであって、異なるビデオ撮影モードの撮影速度が異なるステップと、ビデオ撮影コマンドを取得すると、ビデオ撮影一時停止コマンドが取得されるまで、撮影速度で目標シーンをビデオ撮影して、ビデオ撮影コマンドとビデオ撮影一時停止コマンドの間のビデオセグメントを得るステップと、ビデオ生成コマンドを取得したか否かを判断するステップと、ビデオ生成コマンドを取得しなかった場合に、ビデオ生成コマンドが取得されるまで、ビデオ撮影モードコマンド、ビデオ撮影コマンド及びビデオ撮影一時停止コマンドを繰り返して取得して対応するビデオセグメントを得るステップと、既存のビデオセグメントにより目標ビデオを生成するステップと、取得された編集コマンドにより目標ビデオを処理するステップとによって、ビデオ撮影過程で高速及び/又は低速ビデオセグメントの処理を完了し、実現手段が速くて簡便で、ユーザによるビデオ撮影及び処理の利便性を高くして、ユーザ体験を高めた。
【0073】
(実施例3)
図3は本開示の実施例で提供された更に別のビデオ撮影方法のフローチャートであり、本実施例はビデオ処理の難度を低下することに適用可能である。
図3に示すように、この方法はステップ310~ステップ350を含む。
【0074】
ステップ310において、ユーザによる目標画面におけるビデオ撮影モードコントロールの選択操作とビデオ撮影コントロールのトリガ操作を検出する。
【0075】
ステップ320において、目標画面に撮影する目標シーンを表示し、ビデオ撮影コントロールのリリース操作が検出されると、前記ユーザの選択したビデオ撮影モードに対応するビデオセグメントを得て、且つ目標画面にビデオ撮影モードコントロールとビデオ撮影コントロールを表示する。
【0076】
ステップ330において、ユーザによる目標画面における次へコントロールのトリガ操作を検出したか否かを判断し、YESの場合に、ステップ350に移行してそれを実行し、NOの場合に、ステップ340に移行してそれを実行する。
【0077】
ステップ340において、ユーザによるビデオ撮影モードコントロールの選択操作、ビデオ撮影コントロールのトリガ操作及びビデオ撮影コントロールのリリース操作が検出されると、対応するビデオセグメントを得た後、ステップ330に戻ってそれを実行する。
【0078】
ステップ350において、前記次へコントロールのトリガ操作により、前記目標画面からビデオ記憶画面に移行し、既存のビデオセグメントを合成して目標ビデオを得た結果を前記ビデオ記憶画面に表示する。
【0079】
本開示の実施例では、ビデオ撮影過程はユーザが目標画面における関連コントロールに施す操作によって実現可能であり、ここで、目標画面とはユーザに操作可能な撮影画面を指してよい。一実施例では、ユーザによる目標画面におけるビデオ撮影モードコントロールの選択操作とビデオ撮影コントロールのトリガ操作を検出し、ここで、ユーザによる目標画面におけるビデオ撮影モードコントロールの選択操作は対応するビデオ撮影モードを選択することに用いられ、ビデオ撮影モードが撮影速度に対応し、ユーザによる目標画面におけるビデオ撮影コントロールのトリガ操作は現在ビデオ撮影プロセスを起動するために用いられ、ユーザによる目標画面におけるビデオ撮影コントロールのリリース操作は現在ビデオセグメントの撮影を終了するために用いられ、ユーザによる目標画面における次へコントロールのトリガ操作は現在ビデオ撮影を終了し、且つ既存のビデオセグメントを合成して目標ビデオを得ることをトリガするために用いられる。一実施例では、ビデオ撮影モードコントロールの数が少なくとも2つである。ビデオ撮影モードコントロールはクイックモーションコントロール、通常コントロール及びスローモーションコントロールを含んでよく、一実施例では、ユーザがビデオ撮影モードコントロール中のクイックモーションコントロールを選択した場合に、目標シーンのビデオ撮影に対応する撮影速度がクイックモーション撮影速度であることを意味し、ユーザがビデオ撮影モードコントロール中の通常コントロールを選択した場合に、目標シーンのビデオ撮影に対応する撮影速度が通常の撮影速度であることを意味し、ユーザがビデオ撮影モードコントロール中のスローモーションコントロールを選択した場合に、目標シーンのビデオ撮影に対応する撮影速度がスローモーション撮影速度であることを意味する。ユーザの要求を満してより好適なビデオ撮影効果を呈示するために、目標画面に例えば2倍クイックモーションコントロール又は1/2スローモーションコントロール等のより多いビデオ撮影モードコントロールを設置でき、実際の状況に応じて設定可能であり、ここで具体的に限定されない。
【0080】
ユーザによる目標画面におけるビデオ撮影モードコントロールの選択操作を検出して対応する撮影速度を決定し、ユーザによる目標画面におけるビデオ撮影コントロールのトリガ操作を検出して、目標画面に表示されている目標シーンをビデオ撮影する撮影プロセスを起動すると決定し、この撮影速度で目標シーンをビデオ撮影し、ユーザによるビデオ撮影コントロールのリリース操作が検出されると、現在ビデオセグメントの撮影を終了して対応するビデオセグメントを得て記憶することができ、それと同時に、目標画面にビデオ撮影モードコントロールとビデオ撮影コントロールが再度表示されて、次のビデオセグメントの撮影を行うことが可能である。ユーザによる目標画面における次へコントロールのトリガ操作を検出したか否かを判断し、ユーザによる目標画面における次へコントロールのトリガ操作を検出できなかった場合に、ユーザによる目標画面におけるビデオ撮影モードコントロールの選択操作とビデオ撮影コントロールのトリガ操作を繰り返して検出し、ユーザによる目標画面におけるビデオ撮影モードコントロールの選択操作により対応する撮影速度を決定し、ユーザによる目標画面におけるビデオ撮影コントロールのトリガ操作により、目標画面に表示されている目標シーンをビデオ撮影する撮影プロセスを起動すると決定し、この撮影速度で目標シーンをビデオ撮影し、ユーザによる撮影コントロールのリリース操作が検出されると、現在ビデオセグメントの撮影を終了して対応するビデオセグメントを得て記憶することができ、それと同時に、目標画面にビデオ撮影モードコントロールとビデオ撮影コントロールが再度表示されて、次のビデオセグメントの撮影を行うことが可能である。ユーザによる目標画面における次へコントロールのトリガ操作を検出できなかった場合に、ステップ340を実行するたびに1つの対応のビデオセグメントを得ることができ、それぞれのビデオセグメントがそれぞれの撮影速度に対応する。ユーザによる目標画面における次へコントロールのトリガ操作が検出されると、現在ビデオ撮影プロセス全体を終了し、既存のビデオセグメントを合成して目標ビデオを得ることができ、それと同時にビデオ記憶画面に移行し、既存のビデオセグメントを合成して目標ビデオを得た結果を表示する。一実施例では、目標ビデオは既存のビデオセグメントを生成の先後順序で繋げて合成して得ることができる。
【0081】
本実施例の技術的解決手段によれば、ユーザによる目標画面におけるビデオ撮影モードコントロールの選択操作とビデオ撮影コントロールのトリガ操作を検出し、目標画面に目標シーンを表示し、ユーザによるビデオ撮影コントロールのリリース操作が検出されると、対応するビデオセグメントを得て目標画面にビデオ撮影モードコントロールとビデオ撮影コントロールを表示し、ユーザによる目標画面における次へコントロールのトリガ操作を検出したか否かを判断し、ユーザによる目標画面における次へコントロールのトリガ操作を検出できなかった場合に、ユーザによるビデオ撮影モードコントロールの選択操作、ビデオ撮影コントロールのトリガ操作及びビデオ撮影コントロールのリリース操作を繰り返して検出した時に、対応するビデオセグメントを得、ユーザによる目標画面における次へコントロールのトリガ操作が検出されると、ビデオ記憶画面に移行し、既存のビデオセグメントを合成して目標ビデオを得た結果を表示することによって、ビデオ撮影過程で高速及び/又は低速ビデオセグメントの処理を完了し、実現手段が速くて簡便で、ユーザによるビデオ撮影及び処理の利便性を高くして、ユーザ体験を高めた。
【0082】
一実施例では、この方法は、更に、目標画面に目標シーンを表示すると同時に、プログレスバーを表示するステップを含んでよい。プログレスバーが完全に表示されたことを検出すると、前記目標画面から前記ビデオ記憶画面に移行し、既存のビデオセグメントを合成して目標ビデオを得た結果を前記ビデオ記憶画面に表示する。
【0083】
本開示の実施例では、目標画面に目標シーンを表示すると同時に、更にプログレスバーを表示し、プログレスバーは撮影時間長さを表すことができ、即ち、ビデオ撮影が進むに伴い、プログレスバーの長さが対応的に長くなる。プログレスバーが完全に表示された場合に、撮影時間長さが所定の撮影時間閾値に到達したことを示す。即ち、この時に、ユーザによってビデオ撮影コントロールをリリースしてビデオ撮影一時停止コマンドを生成すること、及びユーザによって次へコントロールをトリガしてビデオ生成コマンドを生成することなく、ビデオ撮影一時停止コマンドを自動的に生成すると同時に、ビデオ生成コマンドを自動的に生成することができ、そしてビデオ記憶画面に移行し、既存のビデオセグメントを合成して目標ビデオを得た結果を表示する。
【0084】
一実施例では、ビデオ撮影一時停止コマンドがユーザによりビデオ撮影コントロールをリリースすることで生成され、且つビデオ生成コマンドがユーザによって次へコントロールをトリガすることで生成された場合に、プログレスバーが完全に表示されていないことを意味し、従って、それに対応するように、ビデオ撮影一時停止コマンドとビデオ生成コマンドが自動的に生成してビデオ記憶画面に移行して既存のビデオセグメントを合成して目標ビデオを得た結果を表示することがない。プログレスバーが完全に表示された場合に、ただ最後のビデオセグメントに対応する、ビデオ撮影一時停止コマンドの取得方式のみがその前の既存のビデオセグメントに対応する、ビデオ撮影一時停止コマンドの取得方式と異なり、また、ビデオ生成コマンドの取得方式がプログレスバーが完全に表示されていない場合と異なる。プログレスバーが完全に表示される場合については、一実施例では、ユーザによる目標画面におけるビデオ撮影モードコントロールの選択操作とビデオ撮影コントロールのトリガ操作を検出すると、目標画面に目標シーンを表示し、ユーザによるビデオ撮影コントロールのリリース操作を検出すると、対応するビデオセグメントを得、目標画面にビデオ撮影モードコントロールとビデオ撮影コントロールを表示し、継続的にユーザによる目標画面におけるビデオ撮影モードコントロールの選択操作、ビデオ撮影コントロールのトリガ操作及びビデオ撮影コントロールのリリース操作を検出した時に、対応するビデオセグメント(最後のビデオセグメントの前の全てのビデオセグメント)を得、又は、ユーザによる最終回の目標画面におけるビデオ撮影モードコントロールの選択操作とビデオ撮影コントロールのトリガ操作を検出した後、プログレスバーが完全に表示された(この時にビデオ撮影一時停止コマンドが得られた)ことを検出すると、ビデオ記憶画面に移行し、既存のビデオセグメントを合成して目標ビデオを得た結果を表示する。
【0085】
一実施例では、ユーザによるビデオ撮影コントロールのトリガ操作を検出するステップの前に、更に、ユーザによる目標画面における第1の特殊効果コントロールの選択操作を検出するステップを含んでよい。それに対応するように、目標画面に目標シーンを表示するステップには、ユーザの選択した第1の特殊効果コントロールを重畳した目標シーンを目標画面に表示するステップを含んでよい。
【0086】
本開示の実施例では、より好適なビデオ撮影効果を呈示するために、目標シーンをビデオ撮影する前に撮影特殊効果を設置できる。一実施例では、ユーザによる目標画面における第1の特殊効果コントロールのトリガ操作によって実現可能である。以上に基づければ、ユーザによるビデオ撮影コントロールのトリガ操作を検出する前に、ユーザによる目標画面における第1の特殊効果コントロールの選択操作を検出し、ここで、第1の特殊効果コントロールは美化コントロール、道具コントロール又はカウントダウンコントロールのうちの少なくとも2種を含んでよく、美化コントロールは更にフィルターコントロール、肌磨きコントロール又は目拡大・小顔修正コントロールのうちの少なくとも1種を含んでよく、道具コントロールは多種の道具を含んでよく、フィルターコントロールは更にノーマル、日本風、レトロ又は純真等のコントロール、肌磨きコントロール及び目拡大・小顔修正コントロールを含んでよい。一実施例では、ユーザによる目標画面における第1の特殊効果コントロールの選択操作が検出された場合に、目標シーンのビデオセグメント撮影過程で、対応の特殊効果を重畳し、即ち得られた対応のビデオセグメントに対応の特殊効果を含む。一実施例では、目標画面に目標シーンを表示し、ユーザによるビデオ撮影コントロールのリリース操作が検出されると、対応するビデオセグメントを得、目標画面にビデオ撮影モードコントロールとビデオ撮影コントロールを表示することに加えて、第1の特殊効果コントロールをも表示する。
【0087】
一実施例では、ビデオ記憶画面に移行し、既存のビデオセグメントを合成して目標ビデオを得た結果を表示するステップの後には、更に、編集コントロールと次へコントロールを含むビデオ編集画面に移行するステップを含んでよい。ユーザによる編集コントロールの選択操作が検出され、且つユーザによるビデオ編集画面における次へコントロールのトリガ操作が検出されると、前記ビデオ編集画面から記憶モードコントロールを含むビデオ記憶モード画面に移行する。
【0088】
本開示の実施例では、より好適なビデオ撮影効果を呈示するために、目標ビデオを編集処理でき、一実施例では、ビデオ記憶画面に移行し、既存のビデオセグメントを合成して目標ビデオを得た結果を表示した後、ビデオ編集画面に移行でき、ビデオ編集画面には編集コントロールと次へコントロールを含んでよく、ここで、編集コントロールは音楽カッティングコントロール、音楽選択コントロール、表紙選択コントロール又はフィルターコントロールのうちの少なくとも2種を含んでよい。一実施例では、編集コントロールは更に第2の特殊効果コントロールとフィルターコントロールを含んでよく、第2の特殊効果コントロールはフィルター特殊効果コントロール又は時間特殊効果コントロールを含んでよく、フィルター特殊効果コントロールは体から出る魂、幻覚又はシェイク等のコントロールを含んでよく、時間特殊効果コントロールは時が流れるエフェクト、一回浮かぶエフェクト又はスローモーション等のコントロールを含んでよい。ユーザによるビデオ編集画面における次へコントロールのトリガ操作はビデオ編集画面からビデオ記憶モード画面に移行するために用いられる。一実施例では、ここに記載の編集コントロール中のフィルターコントロールは上述した美化コントロール中のフィルターコントロールと同じである。一実施例では、ここに記載の第2の特殊効果コントロールは、合成されたが編集処理をなされていない目標ビデオに後続の編集処理を施すものである。ユーザによるビデオ編集画面における編集コントロールの選択操作によって目標ビデオの編集処理を実現する。以上に基づければ、ユーザによる編集コントロールの選択操作が検出されると、選択された編集コントロールにより目標ビデオを編集処理し、また、ユーザによる編集画面における次へコントロールのトリガ操作が検出されると、ビデオ記憶モード画面に移行する。ビデオ記憶モード画面には記憶モードコントロールを含んでよく、ユーザが記憶モードコントロールに施す選択操作によって適切な目標ビデオの記憶形式を選択できる。
【0089】
以上から分かるように、目標画面にも次へコントロールが存在し、ユーザによる2つの次へコントロールのトリガ操作については、ユーザによる目標画面における次へコントロールのトリガ操作は現在のビデオ撮影全体を終了し、既存のビデオセグメントを合成することをトリガして、目標画面からビデオ記憶画面に移行して目標ビデオを得た結果を表示するために用いられ、ユーザによるビデオ編集画面における次へコントロールのトリガ操作はビデオ編集画面からビデオ記憶モード画面に移行するために用いられる。
【0090】
一実施例では、第2の特殊効果コントロールと上述した本開示の実施例における第1の特殊効果コントロールはいずれも特殊効果追加作用を果たすことができるが、第2の特殊効果コントロールはフィルター特殊効果コントロール又は時間特殊効果コントロールを含み、第1の特殊効果コントロールは美化コントロール、道具コントロール又はカウントダウンコントロールのうちの少なくとも2種を含み、2種のコントロールに含まれる内容が異なる。
【0091】
一実施例では、記憶モードコントロールを含むビデオ記憶モード画面に移行するステップの後には、更に、ユーザによる記憶モードコントロールの選択操作が検出されると、前記ビデオ記憶モード画面からビデオ呈示モード画面に移行し、前記ビデオ呈示モード画面に前記記憶モードコントロールの選択操作に対応する目標ビデオの記憶結果を表示するステップを含んでよく、記憶モードコントロールが下書きコントロールと投稿コントロールを含む。
【0092】
本開示の実施例では、ユーザは記憶モードコントロールに施す選択操作によって適切な目標ビデオの記憶形式を選択することができる。ユーザによるビデオ記憶画面における記憶モードコントロールの選択操作が検出されると、ビデオ呈示モード画面に移行し、目標ビデオの記憶結果を表示し、ここで、記憶モードコントロールが下書きコントロールと投稿コントロールを含んでよく、選択された記憶モードコントロールが下書きコントロールであれば、目標ビデオが下書きに保存され、現在ユーザでなければ下書き中の目標ビデオが見られなく、選択された記憶モードコントロールが投稿コントロールであれば、目標ビデオがネットワークにアップロードされて目標ビデオが他のユーザにも見られる。一実施例では、ここに記載の目標ビデオとは編集処理後の目標ビデオを指す。目標ビデオを編集処理しなかった場合に、目標ビデオとは直接合成して得られたビデオを指す。一実施例では、この方法は、更に、個人ページ画面における作品コントロールのトリガ操作が検出されると、ビデオ再生画面に移行し、前記ビデオ再生画面で前記目標ビデオを再生するステップを含んでよい。
【0093】
本開示の実施例では、個人ページ画面には、通常、ユーザの基本的情報とユーザの作品情報が表示されており、そして、上記情報については、個人ページ画面における対応のコントロールによって、ユーザの基本的情報の変更及びユーザ作品の再生等の関連操作を行うことが可能である。ユーザが目標ビデオを見る時に、個人ページ画面における作品コントロールをトリガすることで実現可能である。一実施例では、ユーザによる個人ページ画面における作品コントロールのトリガ操作が検出されると、ビデオ再生画面に移行し目標ビデオを再生する。また、ビデオ再生画面には更に共有コントロール、いいねコントロール及びコメントコントロール等が表示されており、例を挙げると、ユーザはトリガ共有コントロールによって目標ビデオを他のアプリで共有できる。ユーザはいいねコントロールをトリガすることで目標ビデオに対していいねをつけることができる。ユーザはコメントコントロールをトリガすることで対応の文字又は絵文字等を入力して目標ビデオ対してコメントができる。
【0094】
一実施例では、一番目のビデオセグメントが得られた後、目標画面にビデオ撮影モードコントロールとビデオ撮影コントロールを表示すると同時に、更に削除コントロールを表示してもよく、削除コントロールのトリガは得られたビデオセグメントを削除するために用いられ、削除されるビデオセグメントは現在ビデオセグメントの前のビデオセグメントであってもよいし、現在ビデオセグメントの数個前のビデオセグメントであってもよく、実際の状況に応じて決定可能であり、ここで具体的に限定されない。それはユーザが撮影したあるビデオセグメントに満足しない場合に適用可能であり、目標画面における削除コントロールをトリガすることで対応のビデオセグメントの削除操作を行うことができる。
【0095】
(実施例4)
図4は本開示の実施例で提供された更に別のビデオ撮影方法のフローチャートであり、本実施例はビデオ処理の難度を低下することに適用可能である。
図4に示すように、この方法はステップ401~ステップ412を含む。
【0096】
ステップ401において、ユーザ目標画面におけるビデオ撮影モードコントロールのトリガ操作と第1の特殊効果コントロールの選択操作を検出すると、ステップ403に移行してそれを実行する。
【0097】
ステップ402において、ユーザによる目標画面におけるビデオ撮影モジュールコントロールのトリガ操作を検出すると、ステップ403に移行してそれを実行する。
【0098】
ステップ403において、目標画面に目標シーンとプログレスバーを表示する。
【0099】
ステップ404において、プログレスバーが完全に表示されたか否かを判断し、YESの場合に、ステップ408に移行し、NOの場合に、ステップ405を実行する。
【0100】
ステップ405において、ユーザによるビデオ撮影コントロールのリリース操作を検出すると、対応するビデオセグメントを得て、且つ目標画面にビデオ撮影モードコントロール、ビデオ撮影コントロール及び第1の特殊効果コントロールを表示する。
【0101】
ステップ406において、ユーザによる目標画面における次へコントロールのトリガ操作を検出したか否かを判断し、YESの場合に、ステップ408に移行してそれを実行し、NOの場合に、ステップ407を実行する。
【0102】
ステップ407において、ユーザによるビデオ撮影モードコントロールの選択操作、第1の特殊効果コントロールの選択操作、ビデオ撮影コントロールのトリガ操作及びビデオ撮影コントロールのリリース操作を検出すると、対応するビデオセグメントを取得し、又は、ユーザによるビデオ撮影モードコマンドの選択操作、ビデオ撮影コントロールのトリガ操作及びビデオ撮影コントロールのリリース操作を検出すると、対応するビデオセグメントを取得した後、ステップ406に戻ってそれを実行する。
【0103】
ステップ408において、ビデオ記憶画面に移行し、既存のビデオセグメントを合成して目標ビデオを得た結果を表示する。
【0104】
ステップ409において、編集コントロールと次へコントロールを含むビデオ編集画面に移行する。
【0105】
ステップ410において、ユーザによる編集コントロールの選択操作が検出され、且つユーザによる次へコントロールのトリガ操作が検出されると、ビデオ記憶モード画面に移行し、又は、ユーザによる次へコントロールのトリガ操作が検出されると、記憶モードコントロールを含むビデオ記憶モード画面に移行する。
【0106】
ステップ411において、ユーザによる記憶モードコントロールの選択操作が検出されると、ビデオ呈示モード画面に移行し、且つ目標ビデオの記憶結果を表示し、記憶モードコントロールが下書きコントロールと次へコントロールを含む。
【0107】
ステップ412において、ユーザによる個人ページ画面における作品コントロールのトリガ操作が検出されると、ビデオ再生画面に移行し、且つ目標ビデオを再生する。
【0108】
本開示の実施例では、以下に端末におけるあるビデオ共有ソフトウェアを例として説明する。
【0109】
図5にビデオ撮影をしていない初期目標画面の構成の模式図を示し、この初期目標画面は、ビデオ撮影モードコントロール1、ビデオ撮影コントロール2、第1の特殊効果コントロール3(未図示)、次へコントロール4及び戻るコントロール5を含んでよく、ここで、ビデオ撮影モードコントロール1は、クイックモーションコントロール11、通常コントロール12及びスローモーションコントロール13を含んでよく、一実施例では、ビデオ撮影モードコントロール1の数が1を上回っているが、
図5に示された数に限定されない。第1の特殊効果コントロール3は、美化コントロール31、道具コントロール32及びカウントダウンコントロール33を含んでよい。ユーザは目標シーンをビデオ撮影する時に、初期目標画面における関連コントロールに施す操作によって実現可能である。ビデオ撮影過程で、初期目標画面が対応的に変化する。以下にビデオ撮影に関連する複数の過程を、ユーザが目標画面におけるコントロールを操作する方式で説明する。
【0110】
まず、ユーザは初期目標画面における関連コントロールに施す操作によって撮影モードと特殊効果形式の選択操作を完了する。一実施例では、
図6に示すように、ユーザは初期目標画面におけるビデオ撮影モードコントロール1に施す選択操作によってクイックモーションコントロール11を選択し、
図7に示すように、ユーザは初期目標画面における美化コントロール31に施すトリガ操作によって、
図8に示すフィルターコントロール、肌磨きコントロール及び目拡大・小顔修正コントロールを表示している美化画面に移行し、フィルターコントロールに施すトリガ操作によってレトロを選択し、肌磨きコントロールに施すトリガ操作によって
図9に示す肌磨き選択画面に移行し、且つ数値1を選択し、目拡大・小顔修正コントロールに施すトリガ操作によって
図10に示す目拡大・小顔修正選択画面に移行し、数値1を選択した。
図11に示すように、ユーザは初期目標画面における道具コントロール32に施すトリガ操作によって
図12に示す道具画面に移行し、「大学の入学試験頑張って」を選択した。なお、カウントダウンコントロール33をトリガしなかったので、カウントダウンの操作を行わない。これでビデオ撮影モードと特殊効果形式の選択操作が完了された。
【0111】
図13に示すように、ユーザはビデオ撮影コントロール2をトリガすることによって
図14に示す撮影画面に移行し、この時にユーザは撮影コントロール2を長押しすれば、目標シーンをビデオ撮影でき、更に撮影画面の左上にプログレスバーが表示される。ユーザは撮影コントロール2をリリースすると、現在ビデオセグメントの撮影が終了して、対応する現在ビデオセグメントが得られ、
図15の目標画面に移行し、この目標画面には更に記憶されたその前のビデオセグメントを削除操作するように設置されてよいキャンセルコントロール6がある。
図16に示すように、ユーザは目標画面におけるキャンセルコントロール6に施すトリガ操作によって
図17に示すキャンセル画面に移行し、且つキャンセル画面にダイアログボックスを表示し、図に示すように、キャンセル画面における確認コントロールに施すトリガ操作によって
図18に示す目標画面に移行し、この目標画面はキャンセルをなされる前の目標画面と比べると、図の左上に示すプログレスバーが異なり、対応のビデオセグメントが削除された後、このプログレスバーの対応位置の長さも削除される。なお、次のビデオセグメントを得るために、ユーザは上述したビデオ撮影モードコントロール1、第1の特殊効果コントロール3の選択操作及びビデオ撮影コントロール2のトリガ操作及び後続の撮影操作を繰り返して実行できる。一実施例では、プログレスバーが完全に表示されていない時に、ユーザはビデオ撮影コントロール2に施すリリース操作によってそれぞれのビデオセグメントの撮影を終了する。
【0112】
図19に示すように、ユーザは目標画面における次へコントロール4に施すトリガ操作によって
図20に示すビデオ記憶画面に移行して得られたビデオセグメントを合成して目標ビデオを得、合成して目標ビデオを得た後
図21に示すビデオ編集画面に移行し、ビデオ編集画面は編集コントロール7(未図示)を含んでよく、編集コントロール7は音楽カッティングコントロール71、音楽選択コントロール72、表紙選択コントロール73及びフィルターコントロール74を含んでよく、一実施例では、ここに記載のフィルターコントロール74が上述した美化コントロール中のフィルターと同じである。編集コントロール7は更に第2の特殊効果コントロール75を含んでよい。
図22に示すように、ビデオ編集画面における第2の特殊効果コントロール75に施すトリガ操作によって
図23に示す第2の特殊効果コントロール選択画面に移行し、ここで、第2の特殊効果コントロール選択画面にはフィルター特殊効果コントロールと時間特殊効果コントロールを含み、フィルター特殊効果コントロールに施す選択操作によって、そのうちの第1種のフィルター特殊効果を選択し、時間特殊効果コントロールに施すトリガ操作によって
図24に示す時間特殊効果選択画面に移行し、そのうちの第1種の時間特殊効果を選択し、
図25に示すように、ユーザはビデオ編集画面における表紙コントロール73に施すトリガ操作によって
図26の表紙選択画面に移行し、そのうちの第1種の表紙を選択し、
図27に示すように、ユーザはビデオ編集画面におけるフィルターコントロール74に施すトリガ操作によって
図28に示すフィルター選択画面に移行し、ノーマルを選択した。なお、音楽カッティングコントロール71と音楽選択コントロール72がトリガされなく、即ち上記編集処理方式が選択されなかった。これでビデオセグメントの合成操作と合成された目標ビデオの編集処理操作が完了された。
【0113】
図29に示すように、ユーザはビデオ編集画面における次へコントロール4に施すトリガ操作によって
図30に示すビデオ記憶モード画面に移行し、ビデオ記憶モード画面には記憶モードコントロール8(未図示)を含んでよく、記憶モードコントロール8が下書きコントロール81と投稿コントロール82を含んでよく、ユーザは投稿コントロール82に施すトリガ操作によって
図31の個人ページ画面に移行し、個人ページ画面には作品コントロール9を含んでよく、作品コントロール9に施すトリガ操作によって
図32に示すビデオ再生画面に移行し、目標ビデオを再生する。ここで、ビデオ再生画面には共有コントロール、いいねコントロール及びコメントコントロール等を含んでよい。一実施例では、本実施例における第1の特殊効果コントロールと第2の特殊効果コントロールはいずれも特殊効果追加作用を果たすことができるが、第1の特殊効果コントロールは美化コントロール、道具コントロール及びカウントダウンコントロールを含み、第2の特殊効果コントロールはフィルター特殊効果コントロール又は時間特殊効果コントロールを含み、2種のコントロールに含まれる内容が同じでない。
【0114】
なお、一実施例では、ユーザによる目標画面におけるビデオ撮影モードコントロールの最終回の選択操作とビデオ撮影コントロールのトリガ操作が検出された後、プログレスバーが完全に表示されたことが検出されると、ビデオ記憶画面に移行することになり、ビデオ記憶画面に移行するにはユーザによる目標画面における次へコントロールのトリガ操作を検出しなければならないというわけではない。例を挙げると、
図33に示すように、プログレスバーが完全に表示されたことを検出すると、
図34に示すビデオ記憶画面に移行して得られたビデオセグメントを合成して目標ビデオを得、この時に、ユーザはビデオ撮影コントロール2のトリガ操作を持続してもよい。合成して目標ビデオを得た後
図21に示すビデオ編集画面に移行する。
【0115】
本実施例の技術的解決手段によれば、撮影速度を含むビデオ撮影モードコマンドを取得するステップであって、異なるビデオ撮影モードの撮影速度が異なるステップと、ビデオ撮影コマンドを取得すると、ビデオ撮影一時停止コマンドが取得されるまで、撮影速度で目標シーンをビデオ撮影して、ビデオ撮影コマンドとビデオ撮影一時停止コマンドの間のビデオセグメントを得るステップと、ビデオ生成コマンドを取得したか否かを判断するステップと、ビデオ生成コマンドを取得しなかった場合に、ビデオ生成コマンドが取得されるまで、ビデオ撮影モードコマンド、ビデオ撮影コマンド及びビデオ撮影一時停止コマンドを繰り返して取得して対応するビデオセグメントを得るステップと、既存のビデオセグメントにより目標ビデオを生成するステップとによって、ビデオ撮影過程で高速及び/又は低速ビデオセグメントの処理を完了し、実現手段が速くて簡便で、ユーザによるビデオ撮影及び処理の利便性を高くして、ユーザ体験を高めた。一実施例では、ビデオ撮影一時停止コマンドはユーザによってトリガされてもよいし、撮影時間長さが所定の撮影時間閾値に到達したか否かを判断することによってトリガされてもよい。
【0116】
(実施例5)
図35は本開示の実施例で提供されたビデオ撮影装置の構成の模式図であり、本実施例はビデオ処理の難度を低下することに適用可能であり、この装置はソフトウェア及び/又はハードウェアで実現可能であり、この装置は端末機器に配置可能であり、例えば、代表的な例として、携帯電話機及び/又はタブレット等が挙げられる。
図35に示すように、この装置は、ビデオ撮影モードコマンド取得モジュール510、ビデオセグメント生成モジュール520、ビデオ生成コマンド判断モジュール530、ビデオ生成コマンド取得モジュール540及び目標ビデオ生成モジュール550を含む。
【0117】
ビデオ撮影モードコマンド取得モジュール510は、撮影速度を含むビデオ撮影モードコマンドを取得するように設置され、異なるビデオ撮影モードの撮影速度が異なる。
【0118】
ビデオセグメント生成モジュール520は、前記ビデオ撮影コマンドを取得すると、ビデオ撮影一時停止コマンドが取得されるまで、撮影速度で目標シーンをビデオ撮影して、ビデオ撮影コマンドとビデオ撮影一時停止コマンドの間のビデオセグメントを得るように設置される。
【0119】
ビデオ生成コマンド判断モジュール530は、ビデオ生成コマンドを取得したか否かを判断するように設置される。
【0120】
ビデオ生成コマンド取得モジュール540は、前記ビデオ生成コマンドを取得しなかった場合に、前記ビデオ生成コマンドが取得されるまで、ビデオ撮影モードコマンド、ビデオ撮影コマンド及びビデオ撮影一時停止コマンドを繰り返して取得して対応するビデオセグメントを得る。
【0121】
目標ビデオ生成モジュール550は、前記ビデオ生成コマンドに基づいて既存のビデオセグメントにより目標ビデオを生成するように設置される。
【0122】
本実施例の技術的解決手段によれば、撮影速度を含むビデオ撮影モードコマンドを取得するものであって、異なるビデオ撮影モードの撮影速度が異なるビデオ撮影モードコマンド取得モジュール510と、ビデオ撮影コマンドを取得すると、ビデオ撮影一時停止コマンドが取得されるまで、撮影速度で目標シーンをビデオ撮影して、ビデオ撮影コマンドとビデオ撮影一時停止コマンドの間のビデオセグメントを得るビデオセグメント生成モジュール520と、ビデオ生成コマンドを取得したか否かを判断するビデオ生成コマンド判断モジュール530と、ビデオ生成コマンドを取得しなかった場合に、ビデオ生成コマンドが取得されるまで、ビデオ撮影モードコマンド、ビデオ撮影コマンド及びビデオ撮影一時停止コマンドを繰り返して取得して対応するビデオセグメントを得るビデオ生成コマンド取得モジュール540と、既存のビデオセグメントにより目標ビデオを生成する目標ビデオ生成モジュール550とによって、ビデオ撮影過程で高速及び/又は低速ビデオセグメントの処理を完了し、実現手段が速くて簡便で、ユーザによるビデオ撮影及び処理の利便性を高くして、ユーザ体験を高めた。
【0123】
一実施例では、ビデオ撮影一時停止コマンドはユーザによってトリガされてもよいし、撮影時間長さが所定の撮影時間閾値に到達したか否かを判断することによってトリガされてもよい。
【0124】
一実施例では、撮影時間長さが所定の撮影時間閾値に到達したか否かを判断することによって前記ビデオ撮影一時停止コマンドをトリガする場合に、前記撮影時間長さが1つの撮影したビデオの撮影時間長さ又は複数の撮影したビデオの撮影時間の合計長さを含む。
【0125】
即ち、撮影したビデオの長さが所定の撮影時間閾値に到達したか否かを判断し、到達すると、ビデオ撮影一時停止コマンドをトリガし、撮影したビデオの長さが1つの撮影したビデオの撮影時間長さ又は複数の撮影したビデオの撮影時間の合計長さを含む。
【0126】
一実施例では、この装置は、更に、特殊効果コマンドを取得したか否かを判断するように設置される特殊効果コマンド判断モジュールを含んでよい。
【0127】
前記ビデオセグメント生成モジュール520は、
前記特殊効果コマンドを取得した場合に、ビデオ撮影コマンドを取得すると、ビデオ撮影一時停止コマンドが取得されるまで、特殊効果コマンドと撮影速度により目標シーンをビデオ撮影して、ビデオ撮影コマンドとビデオ撮影一時停止コマンドの間のビデオセグメントを得るように設置されるビデオセグメント生成ユニットを含んでよい。
【0128】
一実施例では、この装置は、更に、
編集コマンドを取得したか否かを判断するように設置される編集コマンド判断モジュールと、
前記編集コマンドを取得すると、編集コマンドにより目標ビデオを処理して処理後の目標ビデオを得るように設置される目標ビデオ処理モジュールと、を含んでよい。
【0129】
一実施例では、この装置は、更に、
記憶モードコマンドを取得したか否かを判断するように設置される記憶モードコマンド判断モジュールと、前記記憶モードコマンドを取得すると、記憶モードコマンドにより処理後の目標ビデオを記憶するように設置される目標ビデオ記憶モジュールと、を含んでよく、
ここで、前記記憶モードコマンドが下書きコマンド又は投稿コマンドを含む。
【0130】
一実施例では、この装置は、更に、
ビデオ再生コマンドを取得したか否かを判断するように設置されるビデオ再生コマンド判断モジュールと、
前記ビデオ再生コマンドを取得すると、ビデオ再生コマンドにより処理後の目標ビデオを再生するように設置される目標ビデオ再生モジュールと、を含んでよい。
【0131】
本開示の実施例で提供されたビデオ撮影装置は本開示の任意の実施例で提供されたビデオ撮影方法を実行でき、方法の実行に対応する機能モジュールと効果を有する。
【0132】
(実施例6)
図36は本開示の実施例で提供された別のビデオ撮影装置の構成の模式図であり、本実施例はビデオ処理の難度を低下することに適用可能であり、この装置はソフトウェア及び/又はハードウェアで実現可能であり、この装置は端末機器に配置可能であり、例えば、代表的な例として、携帯電話機及び/又はタブレット等が挙げられる。
図36に示すように、この装置は、選択・トリガ操作検出モジュール610、ビデオセグメント記憶モジュール620、次へコントロールトリガ判断モジュール630、次へコントロールトリガ検出モジュール640及び目標ビデオ生成モジュール650を含む。
【0133】
選択・トリガ操作検出モジュール610は、ユーザによる目標画面におけるビデオ撮影モードコントロールの選択操作とビデオ撮影コントロールのトリガ操作を検出するように設置される。
【0134】
ビデオセグメント記憶モジュール620は、目標画面に撮影する目標シーンを表示し、ビデオ撮影コントロールのリリース操作が検出されると、前記ユーザの選択したビデオ撮影モードに対応するビデオセグメントを得て、且つ目標画面にビデオ撮影モードコントロールとビデオ撮影コントロールを表示するように設置される。
【0135】
次へコントロールトリガ判断モジュール630は、ユーザによる目標画面における次へコントロールのトリガ操作を検出したか否かを判断するように設置される。
【0136】
次へコントロールトリガ検出モジュール640は、ユーザによる目標画面における次へコントロールのトリガ操作を検出できなかった場合に、ユーザによる目標画面における次へコントロールのトリガ操作が検出されるまで、ビデオ撮影モードコントロールの選択操作、ビデオ撮影コントロールのトリガ操作及びビデオ撮影コントロールのリリース操作を繰り返して検出した時に、対応するビデオセグメントを取得するように設置される。
【0137】
目標ビデオ生成モジュール650は、前記次へコントロールのトリガ操作により、前記目標画面からビデオ記憶画面に移行し、且つ既存のビデオセグメントを合成して目標ビデオを得た結果を前記ビデオ記憶画面に表示するように設置される。
【0138】
本実施例の技術的解決手段によれば、ユーザによる目標画面におけるビデオ撮影モードコントロールの選択操作とビデオ撮影コントロールのトリガ操作を検出する選択・トリガ操作検出モジュール610と、目標画面に目標シーンを表示し、ユーザによるビデオ撮影コントロールのリリース操作が検出されると、対応するビデオセグメントを得て、且つ目標画面にビデオ撮影モードコントロールとビデオ撮影コントロールを表示するビデオセグメント記憶モジュール620と、ユーザによる目標画面における次へコントロールのトリガ操作を検出したか否かを判断する次へコントロールトリガ判断モジュール630と、ユーザによる目標画面における次へコントロールのトリガ操作を検出できなかった場合に、ユーザによる目標画面における次へコントロールのトリガ操作が検出されるまで、ユーザによるビデオ撮影モードコントロールの選択操作、ビデオ撮影コントロールのトリガ操作及びビデオ撮影コントロールのリリース操作を繰り返して検出した時に、対応するビデオセグメントを得る次へコントロールトリガ検出モジュール640と、ビデオ記憶画面に移行し、且つ既存のビデオセグメントを合成して目標ビデオを得た結果を表示する目標ビデオ生成モジュール650とによって、ビデオ撮影過程で高速及び/又は低速ビデオセグメントの処理を完了し、実現手段が速くて簡便で、ユーザによるビデオ撮影及び処理の利便性を高くして、ユーザ体験を高めた。
【0139】
一実施例では、ビデオセグメント記憶モジュール620は、
前記目標画面に撮影する目標シーンを表示すると同時に、プログレスバーを表示するように設置される。
【0140】
プログレスバーが完全に表示されたことを検出すると、前記目標画面から前記ビデオ記憶画面に移行し、且つ既存のビデオセグメントを合成して目標ビデオを得た結果を前記ビデオ記憶画面に表示する。
【0141】
一実施例では、この装置は、更に、
前記目標画面における特殊効果コントロールの選択操作を検出するように設置される特殊効果コントロール選択操作検出モジュールを含んでよい。
【0142】
ビデオセグメント記憶モジュール620は、
ユーザの選択した特殊効果コントロールを重畳した目標シーンを目標画面に表示するように設置される。
【0143】
一実施例では、この装置は、更に、
編集コントロールと次へコントロールを含んでよいビデオ編集画面に移行するように設置されるビデオ編集画面移行モジュールと、
ユーザによる編集コントロールの選択操作が検出され、且つビデオ編集画面における次へコントロールのトリガ操作が検出されると、前記ビデオ編集画面から記憶モードコントロールを含んでよいビデオ記憶モード画面に移行するように設置されるビデオ記憶モード画面移行モジュールと、を含んでよい。
【0144】
一実施例では、この装置は、更に、
ユーザによる記憶モードコントロールの選択操作が検出されると、前記ビデオ記憶モード画面からビデオ呈示モード画面に移行し、且つ前記記憶モードコントロールの選択操作に対応する目標ビデオの記憶結果を前記ビデオ呈示モード画面に表示するように設置されるビデオ呈示モジュール画面移行モジュールを含んでよく、記憶モードコントロールが下書きコントロールと投稿コントロールを含んでよい。
【0145】
一実施例では、この装置は、更に、
個人ページ画面における作品コントロールのトリガ操作が検出されると、ビデオ再生画面に移行し、且つ前記ビデオ再生画面で前記目標ビデオを再生するように設置される目標ビデオ再生モジュールを含んでよい。
【0146】
本開示の実施例で提供されたビデオ撮影装置は本開示の任意の実施例で提供されたビデオ撮影方法を実行でき、方法の実行に対応する機能モジュールと効果を有する。
【0147】
(実施例7)
図37に本開示の実施例に係る端末機器のハードウェア構成の模式図を示す。端末機器は1種又は多種の形態で実施可能であり、本開示における端末機器は、携帯電話機、スマートフォン、ノート型パソコン、デジタル放送受信機、パーソナル・デジタル・アシスタント(Personal Digital Assistant、PDA)、タブレット(Portable Device、PAD)、ポータブルメディアプレーヤー(Portable Media Player、PMP)、ナビゲーション装置、車載端末機器、車載ディスプレイ端末、車載電子バックミラー等のような携帯端末機器及びデジタルテレビ(Television、TV)、デスクトップコンピュータ等のような固定端末機器を含んでよいが、それらに限定されない。
【0148】
図37に示すように、端末機器100は無線通信ユニット61、オーディオ/ビデオ(Audio/Video、A/V)入力ユニット62、ユーザ入力ユニット63、検出ユニット64、出力ユニット65、メモリ66、接続ユニット67、プロセッサ68及び電源ユニット69等を含んでよい。
図37に多種の部材を備えた端末機器を示したが、示された部材を全て実施するのが要求されないことを理解されたい。より多い又は少ない部材を代替的に実施可能である。
【0149】
ここで、無線通信ユニット61は端末機器100と無線通信システム又はネットワークの間の無線電気通信を可能にする。A/V入力ユニット62はオーディオ又はビデオ信号を受信するように設置される。ユーザ入力ユニット63はユーザの入力した命令によりキー入力データを生成して端末機器の1種又は多種の操作を制御することができる。検出ユニット64は端末機器100の現在状態、端末機器100の位置、ユーザが端末機器100に施すタッチ入力の有無、端末機器100の向き、端末機器100の加速又は減速移動及び方向等を検出し、且つ端末機器100の操作を制御するための命令又は信号を生成する。接続ユニット67は少なくとも1つの外部装置と端末機器100を接続するためのものである。出力ユニット65は出力信号を視覚的、聴覚的及び/又は聴覚的に提供するように構成される。メモリ66はプロセッサ68により実行される、処理、操作制御のためのソフトウェアプログラム等を記憶でき、又は既に出力されたデータ又は出力しようとするデータを一時的に記憶できる。メモリ66は少なくとも1種類の記憶媒体を含んでよい。また、端末機器100はネットワーク接続によってメモリ66の記憶機能を実行するネットワーク記憶装置と協動可能である。プロセッサ68は一般的には端末機器の全体的な操作を制御する。なお、プロセッサ68はマルチメディアデータを再現又は再生するためのマルチメディアモジュールを含んでよい。プロセッサ68はフォーマット認識処理を実行して、タッチパネルで実行された手書き入力又は描画入力を文字又は画像として認識することができる。電源ユニット69はプロセッサ68に制御されて外部電力又は内部電力を受け取り、それぞれの素子と部材の動作に必要な適切な電力を提供する。
【0150】
プロセッサ68はメモリ66に記憶されたプログラムを実行することで、1種又は多種の機能応用及びデータ処理を実行し、例えば、本開示の実施例で提供されたビデオ撮影方法を実現し、つまり、プロセッサ68は、動作する時に、
撮影速度を含むビデオ撮影モードコマンドを取得するステップであって、異なるビデオ撮影モードの撮影速度が異なるステップと、
前記ビデオ撮影コマンドを取得すると、ビデオ撮影一時停止コマンドが取得されるまで、撮影速度で目標シーンをビデオ撮影して、ビデオ撮影コマンドとビデオ撮影一時停止コマンドの間のビデオセグメントを得るステップと、
ビデオ生成コマンドを取得したか否かを判断するステップと、
前記ビデオ生成コマンドを取得しなかった場合に、前記ビデオ生成コマンドが取得されるまで、ビデオ撮影モードコマンド、ビデオ撮影コマンド及びビデオ撮影一時停止コマンドを繰り返して取得して対応するビデオセグメントを得るステップと、
前記ビデオ生成コマンドに基づいて既存のビデオセグメントにより目標ビデオを生成するステップと、を実現する。
【0151】
更に、本開示の実施例で提供されたビデオ撮影方法を実現でき、つまり、プロセッサ68は、前記プログラムを実行する時に、
ユーザによる目標画面におけるビデオ撮影モードコントロールの選択操作とビデオ撮影コントロールのトリガ操作を検出するステップと、
目標画面に撮影する目標シーンを表示し、ビデオ撮影コントロールのリリース操作が検出されると、前記ユーザの選択したビデオ撮影モードに対応するビデオセグメントを得て、且つ目標画面にビデオ撮影モードコントロールとビデオ撮影コントロールを表示するステップと、
ユーザによる目標画面における次へコントロールのトリガ操作を検出したか否かを判断するステップと、
ユーザによる目標画面における次へコントロールのトリガ操作を検出できなかった場合に、ユーザによる目標画面における次へコントロールのトリガ操作が検出されるまで、ビデオ撮影モードコントロールの選択操作、ビデオ撮影コントロールのトリガ操作及びビデオ撮影コントロールのリリース操作を繰り返して検出した時に、対応するビデオセグメントを取得するステップと、
前記次へコントロールのトリガ操作により、前記目標画面からビデオ記憶画面に移行し、既存のビデオセグメントを合成して目標ビデオを得た結果を前記ビデオ記憶画面に表示するステップと、を実現する。
【0152】
本開示の実施例は、コンピュータプログラムを記憶したコンピュータ可読記憶媒体であって、このプログラムがプロセッサにより実行される時に本開示の実施例で提供されたビデオ撮影方法を実現するコンピュータ可読記憶媒体を更に提供し、つまり、動作する時に、
撮影速度を含むビデオ撮影モードコマンドを取得するステップであって、異なるビデオ撮影モードの撮影速度が異なるステップと、
前記ビデオ撮影コマンドを取得すると、ビデオ撮影一時停止コマンドが取得されるまで、撮影速度で目標シーンをビデオ撮影して、ビデオ撮影コマンドとビデオ撮影一時停止コマンドの間のビデオセグメントを得るステップと、
ビデオ生成コマンドを取得したか否かを判断するステップと、
前記ビデオ生成コマンドを取得しなかった場合に、前記ビデオ生成コマンドが取得されるまで、ビデオ撮影モードコマンド、ビデオ撮影コマンド及びビデオ撮影一時停止コマンドを繰り返して取得して対応するビデオセグメントを得るステップと、
前記ビデオ生成コマンドに基づいて既存のビデオセグメントにより目標ビデオを生成するステップと、を実現する。
【0153】
更に本開示の実施例で提供されたビデオ撮影方法を実現でき、つまり、動作する時に、
ユーザによる目標画面におけるビデオ撮影モードコントロールの選択操作とビデオ撮影コントロールのトリガ操作を検出するステップと、
目標画面に撮影する目標シーンを表示し、ビデオ撮影コントロールのリリース操作が検出されると、前記ユーザの選択したビデオ撮影モードに対応するビデオセグメントを得て、且つ目標画面にビデオ撮影モードコントロールとビデオ撮影コントロールを表示するステップと、
ユーザによる目標画面における次へコントロールのトリガ操作を検出したか否かを判断するステップと、
ユーザによる目標画面における次へコントロールのトリガ操作を検出できなかった場合に、ユーザによる目標画面における次へコントロールのトリガ操作が検出されるまで、ビデオ撮影モードコントロールの選択操作、ビデオ撮影コントロールのトリガ操作及びビデオ撮影コントロールのリリース操作を繰り返して検出した時に、対応するビデオセグメントを得るステップと、
前記次へコントロールのトリガ操作により、前記目標画面からビデオ記憶画面に移行し、既存のビデオセグメントを合成して目標ビデオを得た結果を前記ビデオ記憶画面に表示するステップと、を実現する。
【0154】
本開示の実施例のコンピュータ記憶媒体としては、1つ又は複数のコンピュータ可読媒体を任意に組み合わせたものを採用してよい。コンピュータ可読媒体はコンピュータ可読信号媒体又はコンピュータ可読記憶媒体であってよい。コンピュータ可読記憶媒体は、例えば、電気、磁気、光、電磁、赤外線又は半導体のシステム、装置又はデバイス或いはそれらの任意の組合であってよいが、それらに限定されない。コンピュータ可読記憶媒体(非包括的リスト)は、1つ又は複数の導線を有する電気接続、携帯型コンピュータディスク、ハードディス、ランダムアクセスメモリ(Random Access Memory、RAM)、読み出し専用メモリ(Read-Only Memory、ROM)、消去可能プログラマブル読み出し専用メモリ(Erasable Programmable Read-Only Memory、EPROM)又はフラッシュメモリ、光ファイバー、コンパクトディスク・リード・オンリー・メモリ(Compact Disc Read-Only Memory、CD-ROM)、光学記憶装置、磁気記憶装置又はそれらの任意の適切な組合を含む。本明細書では、コンピュータ可読記憶媒体はプログラムを含むか記憶するいかなる有形媒体であってもよく、このプログラムはコマンド実行システム、装置又はデバイスに使用されるか、それらと組み合わせて使用されることが可能である。
【0155】
コンピュータ可読信号媒体はベースバンドで伝播されるデータ信号又は搬送波で一部を伝播するデータ信号を含んでよく、その中にコンピュータ可読プログラムコードを載置した。このように伝播されるデータ信号は多種の形式を採用してよく、電磁信号、光信号又はそれらの任意の適切な組合を含むが、それらに限定されない。コンピュータ可読信号媒体は更にコンピュータ可読記憶媒体以外の任意のコンピュータ可読媒体であってもよく、このコンピュータ可読媒体はコマンド実行システム、装置又はデバイスに使用されるかそれらと組み合わせて使用されるプログラムを送信、伝播又は伝送することができる。
【0156】
コンピュータ可読媒体に含まれるプログラムコードは任意の適切な媒体で伝送可能であり、無線、電線、光ケーブル、ラジオ周波数(Radio Frequency、RF)等又はそれらの任意の適切な組合を含んでよいが、それらに限定されない。
【0157】
本開示の操作を実行するためのコンピュータプログラムコードは1種又は多種のプログラミング言語又はそれらの組合を用いて書くことが可能であり、前記プログラミング言語はオブジェクト指向のプログラミング言語、例えばJava(登録商標)、Smalltalk、C++、Ruby、Goを含み、更に一般の手続き型プログラミング言語、例えば「C」言語又は類似的なプログラミング言語を含む。プログラムコードは完全にユーザコンピュータで実行したり、部分的にユーザコンピュータで実行したり、独立したソフトウェアパッケージとして実行したり、一部をユーザコンピュータで一部をリモートコンピュータで実行したり、完全にリモートコンピュータ又はサーバで実行したりすることができる。リモートコンピュータの場合に、リモートコンピュータはローカルエリアネットワーク(Local Area Network、LAN)又は広域ネットワーク(Wide Area Network、WAN)を含む任意のネットワークによってユーザコンピュータに接続でき、又は、外部コンピュータに接続できる(例えばインターネットサービスプロバイダーを用いてインターネット経由で接続する)。