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特許7138761コンベヤを制御する方法およびそのための電子装置
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2022-09-08
(45)【発行日】2022-09-16
(54)【発明の名称】コンベヤを制御する方法およびそのための電子装置
(51)【国際特許分類】
   B65G 1/137 20060101AFI20220909BHJP
   G06Q 10/08 20120101ALI20220909BHJP
【FI】
B65G1/137 A
G06Q10/08
【請求項の数】 8
【外国語出願】
(21)【出願番号】P 2021182565
(22)【出願日】2021-11-09
(62)【分割の表示】P 2020135012の分割
【原出願日】2020-08-07
(65)【公開番号】P2022010177
(43)【公開日】2022-01-14
【審査請求日】2021-11-11
(31)【優先権主張番号】10-2020-0013949
(32)【優先日】2020-02-05
(33)【優先権主張国・地域又は機関】KR
【早期審査対象出願】
(73)【特許権者】
【識別番号】520244544
【氏名又は名称】クーパン コーポレイション
(74)【代理人】
【識別番号】100188558
【弁理士】
【氏名又は名称】飯田 雅人
(74)【代理人】
【識別番号】100205785
【弁理士】
【氏名又は名称】▲高▼橋 史生
(74)【代理人】
【識別番号】100154922
【弁理士】
【氏名又は名称】崔 允辰
(72)【発明者】
【氏名】ジェ・ヒョン・キム
(72)【発明者】
【氏名】ギョン・ソク・イ
(72)【発明者】
【氏名】ヒュン・ヨプ・ジュン
(72)【発明者】
【氏名】ウ・ジュン・パク
【審査官】山▲崎▼ 歩美
(56)【参考文献】
【文献】特開2018-205861(JP,A)
【文献】特開2017-165502(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
G06Q 10/08
B65G 1/137
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
商品運搬のためのコンベヤを制御する方法であって、
複数の到着地に関連した情報を獲得する段階と、
前記獲得された情報に基づいて、前記複数の到着地のそれぞれに対する加重値を確認する段階と、
商品を確認することに対応して、前記確認された加重値に基づいて、前記複数の到着地のうち前記商品の配置が行われる第1到着地を決定する段階と、
前記決定された第1到着地に前記商品が運搬されるように前記コンベヤを制御する段階と、を含み、
前記加重値を確認する段階は、
前記獲得された情報に基づいて、前記複数の到着地のそれぞれに割り当てられた作業者の数、前記複数の到着地それぞれの配置空間のサイズ、および前記複数の到着地それぞれと商品の入庫位置との間の距離を確認する段階と、
前記複数の到着地のそれぞれに割り当てられた作業者の数に基づいて前記複数の到着地のそれぞれの第1中間加重値を確認し、前記複数の到着地それぞれの配置空間のサイズに基づいて前記複数の到着地それぞれの第2中間加重値を確認し、前記複数の到着地のそれぞれと前記商品の入庫位置との間の距離に基づいて前記複数の到着地それぞれの第3中間加重値を確認する段階であって、前記第1中間加重値は前記作業者の数に比例し、前記第2中間加重値は前記複数の到着地それぞれの配置空間のサイズに比例し、前記第3中間加重値は前記複数の到着地のそれぞれと前記商品の入庫位置との間の距離に反比例する、段階と、
前記第1到着地の前記第1中間加重値、前記第2中間加重値、および前記第3中間加重値の合計に基づいて前記第1到着地の加重値を確認する段階と、を含む、方法。
【請求項2】
前記商品の配置が行われる到着地の決定に基づいて前記商品の運搬が始まると、前記決定された到着地の加重値を減少させる段階をさらに含む、請求項1に記載の方法。
【請求項3】
前記商品の配置が行われる到着地の決定に基づいて前記商品の運搬が完了すると、前記決定された到着地の加重値を減少させる段階をさらに含む、請求項1に記載の方法。
【請求項4】
前記到着地を決定する段階は、
前記複数の到着地のうち加重値が最も高い到着地を、前記商品の配置が行われる到着地として決定する段階を含む、請求項1に記載の方法。
【請求項5】
前記商品の配置が可能な複数の区域のうちの1つの区域を選択する入力を受信する段階と、
前記入力の受信に対応して、前記選択された1つの区域に含まれた前記複数の到着地を確認する段階と、をさらに含む、請求項1に記載の方法。
【請求項6】
前記商品は、互いに異なる種類の複数の商品を含む、請求項1に記載の方法。
【請求項7】
請求項1~のいずれか一項に記載の方法をコンピュータで実行させるためのプログラムを記録したコンピュータで読み取り可能な非一時的記録媒体。
【請求項8】
商品運搬のためのコンベヤを制御する電子装置であって、
少なくとも1つの命令語(instructions)を保存するメモリと、
前記少なくとも1つの命令語を実行して、
複数の到着地に関連した情報を獲得し、
前記獲得された情報に基づいて、前記複数の到着地のそれぞれに対する加重値を確認し、
商品を確認することに対応して、前記確認された加重値に基づいて、前記複数の到着地のうち前記商品の配置が行われる第1到着地を決定し、前記決定された第1到着地に前記商品が運搬されるように前記コンベヤを制御するプロセッサーと、を含み、
前記プロセッサーは、前記獲得された情報に基づいて、前記複数の到着地のそれぞれに割り当てられた作業者の数、前記複数の到着地それぞれの配置空間のサイズ、および前記複数の到着地それぞれと商品の入庫位置との間の距離を確認し、
前記複数の到着地のそれぞれに割り当てられた作業者の数に基づいて前記複数の到着地のそれぞれの第1中間加重値を確認し、前記複数の到着地それぞれの配置空間のサイズに基づいて前記複数の到着地それぞれの第2中間加重値を確認し、前記複数の到着地のそれぞれと前記商品の入庫位置との間の距離に基づいて前記複数の到着地それぞれの第3中間加重値を確認し、前記第1中間加重値は前記作業者の数に比例し、前記第2中間加重値は前記複数の到着地それぞれの配置空間のサイズに比例し、前記第3中間加重値は前記複数の到着地のそれぞれと前記商品の入庫位置との間の距離に反比例し、
前記第1到着地の前記第1中間加重値、前記第2中間加重値、および前記第3中間加重値の合計に基づいて前記第1到着地の加重値を確認する、電子装置。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本開示は、商品運搬のためのコンベヤを制御する方法およびそのための電子装置に関する。
【背景技術】
【0002】
物流センターは、商品の迅速な配送のために一時的または長期的に商品を保管する施設である。電子商取引の活性化に伴い、物流センターの必要が増加しており、さらには、物流センターのより効果的な使用のための方案に対する要求が増加している。
【0003】
このような要求に対応して、最近、物流センターに物流プロセスの自動化システムが普及されている。このような自動化システムは、物流センター内商品の配置のために設けられた複数の目的地のそれぞれに商品が均等に分配されるようにすることができる。
【0004】
一方、自動化システムを利用し、且つ複数の目的地のうちの一部に対する商品の分配を相異するようにするためには、管理者が手動で商品を分配しなければならない。このような場合、商品の配置に多くの時間がかかり、より効率的に複数の目的地に商品を分配するための方案が要求される。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
本実施形態が解決しようとする課題は、物流センター内商品の配置のために設けられる複数の目的地のそれぞれに商品をより効率的に運搬するようにコンベヤを制御する方法およびそのための電子装置を提供することにある。本実施形態が達成しようとする技術的課題は、前述したような技術的課題に限定されず、以下の実施形態からさらに他の技術的課題が類推され得る。
【課題を解決するための手段】
【0006】
第1実施形態によって、商品運搬のためのコンベヤを制御する方法は、複数の目的地に関連した情報を獲得する段階と、前記獲得された情報に基づいて、前記複数の目的地のそれぞれに対する加重値を確認する段階と、商品を確認することに対応して、前記確認された加重値に基づいて、前記複数の目的地のうち前記商品の配置が行われる目的地を決定する段階と、前記決定された目的地に前記商品が運搬されるように前記コンベヤを制御する段階と、を含むことができる。
【0007】
第2実施形態によって、商品運搬のためのコンベヤを制御する電子装置は、少なくとも1つの命令語(instructions)を保存するメモリと、前記少なくとも1つの命令語を実行して、複数の目的地に関連した情報を獲得し、前記獲得された情報に基づいて、前記複数の目的地のそれぞれに対する加重値を確認し、商品を確認することに対応して、前記確認された加重値に基づいて、前記複数の目的地のうち前記商品の配置が行われる目的地を決定し、前記決定された目的地に前記商品が運搬されるように前記コンベヤを制御するプロセッサーとを含むことができる。
【0008】
第3実施形態によって、コンピュータで読み取り可能な記録媒体は、商品運搬のためのコンベヤを制御する方法をコンピュータで実行させるためのプログラムを記録した非一時的な記録媒体であって、方法は、複数の目的地に関連した情報を獲得する段階と、前記獲得された情報に基づいて、前記複数の目的地のそれぞれに対する加重値を確認する段階と、商品を確認することに対応して、前記確認された加重値に基づいて、前記複数の目的地のうち前記商品の配置が行われる目的地を決定する段階と、前記決定された目的地に前記商品が運搬されるように前記コンベヤを制御する段階とを含むことができる。
【0009】
その他実施形態の具体的な事項は、詳細な説明および図面に含まれている。
【発明の効果】
【0010】
本開示によれば、コンベヤを制御する方法およびそのための電子装置は、複数の目的地に関連した情報に基づいて、商品を複数の目的地のそれぞれに運搬できるところ、商品の配置がより効率的に行われるようにすることができる。例えば、コンベヤを制御する方法およびそのための電子装置は、目的地にマッチングされる配置空間のサイズに対応して目的地に商品が運搬されるようにすることによって、商品がより効率的に配置されるようにすることができる。
【0011】
また、コンベヤを制御する方法およびそのための電子装置は、複数の目的地のそれぞれに対する商品の運搬を相異するように設定できるところ、商品の運搬を効果的に制御することができる。例えば、コンベヤを制御する方法およびそのための電子装置は、ユーザの入力に基づいて、複数の目的地のそれぞれに対する商品の運搬を自動で制御することによって、ユーザの商品運搬に対する便宜を向上させることができる。
【0012】
発明の効果は、以上で言及した効果に制限されず、言及されていないさらに他の効果は、請求範囲の記載から当該技術分野における通常の知識を有する者に明確に理解され得る。
【図面の簡単な説明】
【0013】
図1】物流センターの物流プロセスに対する概念図である。
図2】一実施形態に係るコンベヤを制御する方法を説明するための図である。
図3】一実施形態に係る電子装置のブロック図である。
図4】一実施形態に係るコンベヤを制御する方法のフローチャートである。
図5】他の実施形態に係るコンベヤを制御する方法のフローチャートである。
図6】さらに他の実施形態に係るコンベヤを制御する方法のフローチャートである。
図7】一実施形態に係るコンベヤを制御する方法において目的地を決定する段階を説明するための図である。
図8】一実施形態に係るコンベヤを制御する方法において目的地を決定する段階を説明するための図である。
図9】一実施形態に係る電子装置において加重値設定のために表示されるUI(user interface)を示す図である。
図10】一実施形態に係る電子装置において加重値設定のために表示されるUI(user interface)を示す図である。
図11】一実施形態に係る電子装置において目的地に関連した情報の獲得のために表示されるUIを示す図である。
図12】一実施形態に係る電子装置により運搬される商品の区域選択のために他の電子装置に表示されるUIを示す図である。
図13】他の実施形態に係る電子装置において運搬される商品の区域選択のために表示されるUIを示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0014】
実施形態において使用される用語は、本開示での機能を考慮しつつ、できるだけ現在広く使用される一般的な用語を選択したが、これは、当分野に従事する技術者の意図または判例、新しい技術の出現等によって変わり得る。また、特定の場合は、出願人が任意に選定した用語もあり、この場合、該当する説明の部分で詳細にその意味を記載する。したがって、本開示において使用される用語は、単純な用語の名称でなく、その用語が有する意味と本開示の全般にわたる内容に基づいて定義されなければならない。
【0015】
明細書全体において任意の部分が或る構成要素を「含む」というとき、これは、特に反対になる記載がない限り、他の構成要素を除外するものではなく、他の構成要素をさらに含むことができることを意味する。
【0016】
明細書全体において記載された「a、b、およびcのうちの少なくとも1つ」の表現は、「a単独」、「b単独」、「c単独」、「aおよびb」、「aおよびc」、「bおよびc」、または「a、b、およびc全部」を包括することができる。
【0017】
以下で言及される「端末」は、ネットワークを介してサーバーや他の端末に接続できるコンピュータや携帯用端末で具現され得る。ここで、コンピュータは、例えば、ウェブブラウザ(WEB Browser)が搭載されたノートパソコン、デスクトップ(desktop)、ラップトップ(laptop)等を含み、携帯用端末は、例えば、携帯性と移動性が確保される無線通信装置であり、IMT(International Mobile Telecommunication)、CDMA(登録商標)(Code Division Multiple Access)、W-CDMA(W-Code Division Multiple Access)、LTE(Long Term Evolution)等の通信基盤端末、スマートフォン、タブレットPC等のようなすべての種類のハンドヘルド(Handheld)基盤の無線通信装置を含むことができる。
【0018】
以下では、添付の図面を参照して本開示の実施形態について本開示の属する技術分野における通常の知識を有する者が容易に実施できるように詳細に説明する。しかしながら、本開示は、様々な異なる形態で具現され得、ここで説明する実施形態に限定されない。
【0019】
以下では、図面を参照して本開示の実施形態を詳細に説明する。
【0020】
図1は、物流センターの物流プロセスに対する概念図である。
【0021】
図1を参照すると、物流センターの物流プロセスは、入庫段階101、配置段階102、および出庫段階103を含むことができる。入庫段階101は、物流センターに配置される商品が物流センターに到着する段階を含むことができる。配置段階102は、商品が物流センター内の配置空間に運搬されて配置される段階を含むことができる。出庫段階103は、出庫対象となる商品が配送のために物流センターから取り出される段階を含むことができる。
【0022】
本開示の実施形態に係るコンベヤを制御する方法および電子装置は、入庫段階101から配置段階102までの過程に関連することができる。より具体的には、本開示の実施形態に係るコンベヤを制御する方法および電子装置は、物流センター内の配置空間に配置されるための商品が入庫される段階から配置空間ごとにあらかじめ指定されている目的地に商品を運搬するまでの過程に関連することができる。
【0023】
一方、図1の物流プロセスは、本実施形態の説明のための概念的なものであり、物流プロセスの実施様態によって各段階(例:入庫段階101、配置段階102、出庫段階103)は、他の用語で称されたり、各段階の少なくとも一部の前後に他の段階が追加されることも可能である。
【0024】
また、本開示を通じて使用される物流センターという用語は、本実施形態による電子装置により制御されるコンベヤを含んで商品が配置される配置空間等を含む特定の空間を称する用語であり、このような用語によって本開示による実施形態が制限されないことを明らかにする。
【0025】
図2は、一実施形態に係るコンベヤを制御する方法を説明するための図である。具体的には、図2は、配置空間(例:第1配置空間221)に対応する目的地(例:第1目的地211)に商品が運搬されるフローを概念的に示す図である。
【0026】
図2を参照すると、コンベヤ200は、複数の商品を運搬することができる。コンベヤ200は、例えばコンベヤベルトを含むことができ、このような場合、複数の商品のそれぞれは、コンベヤベルト上に位置した後、コンベヤベルトの動きに対応して移動することができる。
【0027】
コンベヤ200は、複数の目的地(例:第1目的地211、第2目的地213、第3目的地215)と連結されて、複数の目的地のそれぞれに商品を運搬することができる。すなわち、複数の商品のそれぞれは、コンベヤ200により複数の目的地のうちのいずれか1つに運搬され得る。例えば、第1商品201は、コンベヤ200により第1目的地211に運搬され得る。
【0028】
複数の目的地のそれぞれには、配置空間(例:第1配置空間221、第2配置空間223、第3配置空間225)が指定され得る。このような場合、目的地別に指定された配置空間に目的地に運搬された商品が配置され得る。例えば、第1目的地211には、第1配置空間221が指定され得、このような場合、第1目的地211に運搬された商品は、第1配置空間221に配置され得る。
【0029】
実施形態において、第1目的地211に運搬された商品は、本開示の実施形態に係る電子装置により第1配置空間221に配置され得る。しかしながら、これに制限されるものではなく、ユーザにより目的地211に運搬された商品が第1配置空間221に配置されることも可能である。
【0030】
実施形態において、複数の目的地別に指定された配置空間のうちの少なくとも一部のサイズは、異なっていてもよい。例えば、第1配置空間221のサイズと第2配置空間223のサイズは、異なっていてもよい。このような場合、サイズがより大きい配置空間に、より多くの商品が配置され得る。
【0031】
実施形態において、目的地と配置空間との間には、距離が存在し得る。例えば、目的地と配置空間は、所定の距離以上で離隔していてもよい。複数の目的地のうちの少なくとも一部に対する配置空間どうしの離隔距離は、同じであってもよく、異なっていてもよく、このような例に本実施形態が制限されるものではない。また、場合によって、目的地と配置空間とは連結されていてもよい。
【0032】
実施形態において複数の目的地のそれぞれには、目的地に運搬される商品の管理のための作業者が配置され得る。配置される作業者の数は、あらかじめ決定されていてもよい。例えば、第1目的地211には、2人の作業者が割り当てられ、第2目的地213には、3人の作業者が割り当てられる。
【0033】
本実施形態に係る電子装置は、配置空間に商品が配置され得るように、商品を複数の目的地のうちの1つに運搬させるコンベヤ200を制御することができる。より具体的には、電子装置は、複数の目的地に関連した情報を獲得し、獲得した情報に基づいて、複数の目的地のうち商品が運搬される目的地を決定することができる。電子装置は、目的地の決定に対応して商品が決定された目的地に運搬されるようにコンベヤ200を制御することができる。
【0034】
実施形態において、コンベヤ200により運搬される商品は、電子装置と連結される他の電子装置(例:ユーザ端末)を介して認識された後、コンベヤ200による運搬が行われ得る。例えば、ユーザ端末は、商品に含まれるバーコードを用いて商品を認識し、認識された商品に関する情報を電子装置に伝送することができる。このような場合、電子装置は、ユーザ端末から商品に関する情報を受信することができ、情報の受信に対応して複数の目的地に関連した情報に基づいて、商品が運搬される目的地を決定することができる。電子装置は、目的地が決定されると、決定された目的地に商品が運搬されるようにすることができる。
【0035】
電子装置は、順次に入庫される商品のそれぞれに対して上述したようにコンベヤ200を制御することができる。これにより、商品は、複数の目的地に関連した情報に基づいて、複数の目的地のうちの1つに適切に運搬され得る。
【0036】
一方、実施形態によって物流センター内には、複数の区域が含まれ得、複数の区域のうちの少なくとも1つは、図2のように構成され得る。このような場合、図2は、物流センターの複数の区域のうちの1つを示す概念図に対応することができる。
【0037】
図3は、一実施形態に係る電子装置のブロック図である。
【0038】
図3を参照すると、電子装置300は、メモリ310およびプロセッサー320を含む。実施形態によって、メモリ310およびプロセッサー320のそれぞれは、少なくとも1つの機能や動作を処理する単位を意味し、ハードウェアやソフトウェア、またはハードウェアおよびソフトウェアの結合で具現され得る。
【0039】
また、実施形態によって電子装置300は、サーバーで具現され得る。このような場合、電子装置300は、他の電子装置、例えばユーザ端末と連結されて情報を送受信することによって多様な動作を行うことができる。
【0040】
一方、図3には、本実施形態に関連した構成要素が示されている。したがって、図3に示された構成要素以外に他の汎用的な構成要素がさらに含まれ得ることを本実施形態に関連した技術分野における通常の知識を有する者なら理解することができる。
【0041】
メモリ310は、電子装置300に関連した多様なデータを保存することができる。一例として、メモリ310は、後述するプロセッサー320の動作のための少なくとも1つの命令語(instruction)を保存することができる。しかしながら、これに制限されるものではなく、例えば、電子装置300で駆動される多数の応用プログラム(またはアプリケーション)に関連したデータを保存することができる。
【0042】
プロセッサー320は、電子装置300の全般的な動作を制御し、電子装置300に関連したデータおよび信号を処理することができる。プロセッサー320は、メモリ310に保存された少なくとも1つの命令語を実行して、後述する多様な動作を実行することができる。
【0043】
プロセッサー320は、複数の目的地に関連した情報を獲得することができる。目的地は、物流センター内の配置空間に商品を配置するために、配置空間に隣接して位置する特定地点を含むことができる。すなわち複数の目的地のそれぞれには、商品が配置される配置空間が割り当てられ、これに基づいて目的地に運搬された商品は、配置空間に配置され得る。
【0044】
複数の目的地に関連した情報は、複数の目的地のそれぞれに割り当てられた作業者の数、複数の目的地のそれぞれの配置空間のサイズ、複数の目的地別の目的地と配置空間との距離、および複数の目的地それぞれの位置のうちの、少なくとも1つに関する情報を含むことができる。
【0045】
実施形態において、複数の目的地に関連した情報のうちの少なくとも一部は、ユーザから入力されることも可能であり、あらかじめ指定されてメモリ310にあらかじめ保存されることも可能である。例えば、複数の目的地のそれぞれに割り当てられた作業者の数、複数の目的地それぞれの配置空間のサイズおよび複数の目的地別の目的地と配置空間との距離は、ユーザから入力され得る。複数の目的地のそれぞれの位置は、メモリ310にあらかじめ保存され得る。
【0046】
実施形態において、複数の目的地に関連した情報のうちの少なくとも一部がユーザから入力される場合、プロセッサー320は、入力のためのUI(user interface)を提供することができ、これに関連した例は、図11を参照することができる。
【0047】
プロセッサー320は、複数の目的地のそれぞれに対する加重値を確認することができる。具体的には、プロセッサー320は、複数の目的地に関連した情報に基づいて、複数の目的地のそれぞれに対する加重値を確認することができる。
【0048】
実施形態において、プロセッサー320は、複数の目的地に関連した情報に基づいて、複数の目的地のそれぞれに割り当てられた作業者の数を確認することができる。プロセッサー320は、作業者の数に比例して複数の目的地のそれぞれに対する加重値を決定することができる。
【0049】
例えば、第1目的地に割り当てられた作業者の数が2人であり、第2目的地に割り当てられた作業者の数が4人である場合、第1目的地に対する加重値を1に決定し、第2目的地に対する加重値を2に決定することができる。このような場合、作業者の数が多い目的地に、より多くの商品が運搬されることによって、商品配置の効率が向上することができる。
【0050】
実施形態において、プロセッサー320は、複数の目的地に関連した情報に基づいて、複数の目的地のそれぞれの配置空間のサイズを確認することができる。プロセッサー320は、確認された配置空間のサイズに比例して複数の目的地のそれぞれに対する加重値を決定することができる。ここで、配置空間のサイズは、例えば配置空間の面積、配置空間の体積または配置空間に含まれた仕切りの数(配置空間が複数の仕切りを含む場合)を含むことができる。これにより、配置空間のサイズは、特定単位(例:平方メートル(m)、立方メートル(m)、個)で示される。ただし、これに制限されるものではなく、単位なしにサイズを表現する数字(例:1、2)の形態で示されることも可能である。
【0051】
例えば、第1目的地に割り当てられた配置空間のサイズが1mであり、第2目的地に割り当てられた配置空間のサイズが2mである場合、第1目的地に対する加重値を1に決定し、第2目的地に対する加重値を2に決定することができる。このような場合、配置空間がさらに大きい目的地に、より多くの商品が運搬されることによって、商品配置の効率が向上することができる。
【0052】
実施形態によって、配置空間の少なくとも一部には、商品があらかじめ配置されていてもよい。このような場合、配置空間のサイズは、配置空間内の空いている領域に対するサイズで示される。このような場合、プロセッサー320は、配置空間に配置されるセンサーを介して獲得される値に基づいて、配置空間内の空いている領域に対するサイズに関する情報を獲得することができる。しかしながら、これに制限されるものではなく、空いている領域に対するサイズは、多様な方式、例えばユーザの入力で獲得されることも可能である。
【0053】
実施形態において、プロセッサー320は、複数の目的地に関連した情報に基づいて、複数の目的地別に割り当てられた配置空間との距離を確認することができる。プロセッサー320は、確認された距離に反比例して加重値を決定することができる。
【0054】
例えば、プロセッサー320は、第1目的地と第1目的地に割り当てられた第1配置空間との距離が1mであり、第2目的地と第2目的地に割り当てられた第2配置空間との距離が3mである場合、第1目的地の加重値を3に決定し、第2目的地の加重値を1に決定することができる。一方、配置空間との距離は、例えば目的地から配置空間までの最も短い距離を含むことができるが、これに制限されるものではない。
【0055】
実施形態において、プロセッサー320は、複数の目的地に関連した情報に基づいて、複数の目的地のそれぞれの位置を確認することができる。プロセッサー320は、確認された位置とあらかじめ指定された位置を比較することに基づいて複数の目的地のそれぞれに対する加重値を決定することができる。あらかじめ指定された位置は、例えば商品の入庫位置、商品の出庫位置または物流センター内特定位置(例:物流センター1階の任意の地点)を含むことができる。ここで、商品の入庫位置は、商品が物流センターに入庫される特定地点を含み、商品の出庫位置は、商品が物流センターから出庫される特定地点を含むことができる。
【0056】
あらかじめ指定された位置に関連した加重値の算出方式は、あらかじめ指定され得る。一例として、あらかじめ指定された位置が商品の入庫位置を含む場合、プロセッサー320は、目的地の位置と商品の入庫位置との間の距離に反比例して加重値を決定することができる。他の例として、あらかじめ指定された位置が商品の出庫位置を含む場合、プロセッサー320は、目的地の位置と商品の入庫位置との間の距離に比例して加重値を決定することができる。さらに他の例として、あらかじめ指定された位置が物流センター内の特定位置を含む場合、プロセッサー320は、目的地の位置と特定位置との間の距離に比例して加重値を決定することができる。
【0057】
より具体的には、例えば、第1目的地と商品の入庫位置との間の距離が5mであり、第2目的地と商品の入庫位置との間の距離が1mである場合、プロセッサー320は、第1目的地に対する加重値を1に決定し、第2目的地に対する加重値を5に決定することができる。
【0058】
実施形態において、プロセッサー320は、複数の目的地に関連した情報のうちの少なくとも一部を総合的に考慮して加重値を決定することができる。例えば、プロセッサー320は、複数の目的地のそれぞれに割り当てられた作業者の数および複数の目的地それぞれの配置空間のサイズのそれぞれに対する加重値を総合的に考慮して加重値を決定することができる。より具体的には、例えば、プロセッサー320は、複数の目的地のそれぞれに割り当てられた作業者の数に基づいて第1目的地に対して決定された加重値が1であり、複数の目的地のそれぞれの配置空間のサイズに基づいて第1目的地に対して決定された加重値が2である場合、各加重値を合わせて第1目的地に対して決定される最終加重値を3に決定することができる。ただし、最終加重値の算出方式は、上述した合算方法に制限されるものではなく、多様な方法、例えば掛け算方式が用いられ得る。
【0059】
実施形態において、加重値は、ユーザの入力に基づいて決定され得る。具体的には、プロセッサー320は、複数の目的地のそれぞれに対する加重値を設定するユーザの入力を受信することができる。プロセッサー320は、受信された入力に基づいて複数の目的地のそれぞれに対する加重値を決定することができる。このような場合、プロセッサー320は、加重値を設定する入力の受信のためにUIを提供することができ、これに対する具体的な例は、図10を参照することができる。
【0060】
実施形態において、プロセッサー320は、商品に関する情報を獲得することができる。プロセッサー320は、複数の目的地に関連した情報および商品に関する情報のうちの少なくとも1つに基づいて、複数の目的地のうち商品に関連した目的地を決定し、決定された目的地のそれぞれに対する加重値を確認することができる。ここで、商品に関する情報は、他の電子装置を介して商品が認識されることに基づいて生成された情報であり得、例えば、商品名、数量、商品のサイズ、および商品の人気度のうちの少なくとも1つに関する情報を含むことができるが、これに制限されるものではない。
【0061】
一例として、プロセッサー320は、商品に関する情報に基づいて、商品のサイズを確認することができる。商品のサイズが第1サイズである場合、プロセッサー320は、複数の目的地のうち第1サイズ以上の空間を含む配置空間に関連した目的地を確認し、確認された配置空間に対して複数の目的地に関する情報に基づいて、加重値を決定することができる。
【0062】
他の例として、プロセッサー320は、商品に関する情報に基づいて、商品の人気度を示す値を確認することができる。商品の人気度を示す値ごとに目的地が指定され得、このような場合、プロセッサー320は、人気度に対応して指定された少なくとも1つの目的地を確認することができる。プロセッサー320は、確認された少なくとも1つの目的地に対して複数の目的地に関する情報に基づいて、加重値を決定することができる。ここで、加重値の決定は、上述した多様な方法が用いられる。
【0063】
一方、実施形態において、プロセッサー320は、電子装置300と連結される他の電子装置(例:ユーザ端末)から商品に関する情報を受信することによって、商品に関する情報を獲得することができる。このような場合、商品に関する情報は、他の電子装置で商品が認識されることに基づいて他の電子装置により生成され得る。例えば、他の電子装置が商品に対して指定されたバーコードを認識することに基づいて商品に関する情報が生成され得るが、このような例に制限されるものではない。
【0064】
プロセッサー320は、商品を確認することに対応して、確認された加重値に基づいて、複数の目的地のうち商品の配置が行われる目的地を決定することができる。プロセッサー320は、コンベヤにより運搬される商品が確認されると、上述した動作により確認された加重値に基づいて、複数の目的地のうち確認された商品の配置のための目的地を決定することができる。
【0065】
例えば、プロセッサー320は、コンベヤにより運搬される商品の準備が確認されることに基づいて確認された加重値に基づいて、複数の目的地のうち商品の配置が行われる目的地を決定することができる。商品の準備の確認は、例えば、ユーザの入力により、またはコンベヤに含まれるセンサーの認識により行われ得る。
【0066】
実施形態において、プロセッサー320は、商品を確認することに対応して、複数の目的地のうち加重値が最も高い目的地を商品の配置が行われる目的地として決定することができる。例えば、プロセッサー320は、第1目的地の加重値が1であり、第2目的地の加重値が2である場合、商品が運搬される目的地を第2目的地に決定することができる。
【0067】
場合によって、プロセッサー320により確認される商品は、少なくとも1つの商品を含むトート(tote)に対応することができる。トートは、少なくとも1つの商品を入れるかご形態の物体であり得る。このような場合、配置空間に対する配置は、トート単位で行われ得る。
【0068】
実施形態において、プロセッサー320は、複数の目的地のそれぞれの加重値およびカウンタ値に基づいて、商品の配置が行われる目的地を決定することができる。ここで、カウンタ値は、商品の運搬に基づいて変更される値であり得る。より具体的には、カウンタ値に対応する目的地に商品の運搬が確認されることに対応して増加する値であり得る。例えば、カウンタ値は、商品が運搬される目的地が決定されることに対応して増加する値でありうる。
【0069】
具体的には、プロセッサー320は、複数の目的地間の加重値を比較した結果、ならびに複数の目的地のそれぞれに対して加重値およびカウンタ値を比較した結果に基づいて、商品の配置が行われる目的地を決定することができる。
【0070】
例えば、プロセッサー320は、複数の目的地のうち加重値がカウンタ値より高い目的地のうち最も高い加重値を有する目的地を商品の配置が行われる目的地として決定することができる。場合によって、複数の目的地のうち最も高い加重値を有する第1目的地のカウンタ値が前記第1目的地の加重値と同一であってもよい。このような場合、プロセッサー320は、第1目的地の次に加重値が高い第2目的地を確認することができる。プロセッサー320は、確認された第2目的地の加重値がカウンタ値より高い場合、第2目的地を商品の配置が行われる目的地として決定することができる。これに関連したより具体的な例は、図7および図8を参照することができる。
【0071】
実施形態において、プロセッサー320は、商品の運搬に対応して商品が運搬されるように決定された目的地の加重値を変更することができる。例えば、プロセッサー320は、加重値が3である第1目的地を商品が運搬される目的地として決定した場合、商品の運搬が始まるか、商品の運搬が完了することに対応して、第1目的地の加重値を2に変更することができる。加重値の変更程度は、あらかじめ指定され得、本実施形態に制限されない。
【0072】
実施形態において、物流センターは、商品の配置が可能な複数の区域に区分され得、複数の区域のそれぞれには、複数の目的地が含まれ得る。このような場合、プロセッサー320は、複数の区域のうちの1つの区域を選択する入力を受信することができる。プロセッサー320は、入力の受信に対応して、選択された1つの区域に含まれた複数の目的地を確認することができる。
【0073】
実施形態において、区域を選択する入力は、電子装置300に加えられる。例えば、電子装置300は、入力装置をさらに含むことができ、このような入力装置を介して前記の入力が受信され得る。場合によって、電子装置300は、区域を選択する入力に関する情報を他の電子装置から獲得し、獲得された情報に基づいて、選択された1つの区域に含まれた複数の目的地を確認することができる。ここで、他の電子装置は、例えば電子装置300と有線または無線で連結されるユーザ端末(または作業者端末)を含むことができる。
【0074】
プロセッサー320は、決定された目的地に商品が運搬されるようにコンベヤを制御することができる。具体的には、プロセッサー320は、制御信号を生成してコンベヤに送信することによって、決定された目的地に商品が運搬されるようにコンベヤを制御することができる。ここで、コンベヤは、電子装置300に含まれたり、電子装置300と連結されて、商品を目的地に移動させる構成要素でありうる。コンベヤは、例えばコンベヤベルト、ローラーコンベヤ、トロリーコンベヤ(trolley conveyor)、およびホイールコンベヤを含むことができるが、これに制限されるものではなく、商品をいずれかの位置から他の位置に運搬する多様な構成または装置で具現され得る。例えば、コンベヤは、商品を運搬するロボットであり得る。
【0075】
図4は、一実施形態に係るコンベヤを制御する方法のフローチャートである。図4に示された方法の各段階は、場合によって、図面に示されたところとその順序を異にして行われ得ることはもちろんである。以下の図面に対する説明では、図3と重複する内容が省略され得る。
【0076】
図4を参照すると、段階410で、電子装置は、複数の目的地に関連した情報を獲得することができる。複数の目的地は、コンベヤにより商品が運搬される位置であり、あらかじめ決定されたものであり得る。目的地に運搬された商品は、目的地に関連した配置空間に配置され得る。
【0077】
複数の目的地に関連した情報は、複数の目的地のそれぞれに割り当てられた作業者の数、複数の目的地それぞれの配置空間のサイズ、複数の目的地別の目的地と配置空間との間の距離、および複数の目的地それぞれの位置のうちの、少なくとも1つに関する情報を含むことができる。
【0078】
段階420で、電子装置は、獲得された情報に基づいて、複数の目的地それぞれに対する加重値を確認することができる。ここで、加重値は、あらかじめ指定されたり、ユーザの入力により指定され得る。場合によって、加重値は、複数の目的地に関連した情報を基礎として決定され得る。
【0079】
実施形態において、電子装置は、複数の目的地のそれぞれに割り当てられた作業者の数または配置空間のサイズを確認し、確認された作業者の数または配置空間のサイズに比例して複数の目的地のそれぞれに対する加重値を決定することができる。
【0080】
他の実施形態において、電子装置は、複数の目的地別に割り当てられた配置空間との距離を確認し、確認された距離に反比例して加重値を決定することができる。
【0081】
さらに他の実施形態において、電子装置は、複数の目的地のそれぞれの位置と既指定の位置との間の距離を確認し、確認された距離に基づいて、前記複数の目的地それぞれに対する加重値を決定することができる。ここで、既指定の位置は、例えば商品の入庫位置または商品の出庫位置を含むことができる。
【0082】
実施形態において、電子装置は、商品に関する情報を獲得することができる。このような場合、電子装置は、複数の目的地に関連した情報および商品に関する情報のうちの少なくとも1つに基づいて、複数の目的地のうち商品に関連した目的地を決定し、決定された目的地のそれぞれに対する加重値を確認することができる。ここで、商品に関する情報は、他の電子装置を介して商品が認識されることに基づいて生成された情報であり得、例えば商品名、数量、商品のサイズ、および商品の人気度のうちの少なくとも1つに関する情報を含むことができるが、これに制限されるものではない。
【0083】
一例として、電子装置は、商品に関する情報に基づいて、商品のサイズを確認することができる。商品のサイズが第1サイズである場合、電子装置は、複数の目的地のうち第1サイズ以上の空間を含む配置空間に関連した目的地を確認し、確認された配置空間に対して複数の目的地に関する情報に基づいて、加重値を決定することができる。
【0084】
他の例として、電子装置は、商品に関する情報に基づいて、商品の人気度を示す値を確認することができる。商品の人気度を示す値ごとに目的地が指定され得、このような場合、電子装置は、人気度に対応して指定された少なくとも1つの目的地を確認することができる。電子装置は、確認された少なくとも1つの目的地に対して複数の目的地に関する情報に基づいて、加重値を決定することができる。ここで、加重値の決定は、上述した多様な方法が用いられ得る。
【0085】
段階430で、電子装置は、確認された加重値に基づいて、複数の目的地のうち商品の配置が行われる目的地を決定することができる。電子装置は、複数の目的地のそれぞれの加重値およびカウンタ値のうちの少なくとも1つに基づいて、商品の配置が行われる目的地を決定することができる。
【0086】
実施形態において、電子装置は、複数の目的地間の加重値を比較した結果、ならびに複数の目的地のそれぞれに対して加重値およびカウンタ値を比較した結果に基づいて、商品の配置が行われる目的地を決定することができる。
【0087】
一例として、電子装置は、複数の目的地のうち加重値が最も高い目的地を商品の配置が行われる目的地として決定することができる。
【0088】
他の例として、電子装置は、複数の目的地のうち加重値がカウンタ値より高い目的地のうち最も高い加重値を有する目的地を商品の配置が行われる目的地として決定することができる。場合によって、複数の目的地のうち最も高い加重値を有する第1目的地のカウンタ値が、前記第1目的地の加重値と同一であってもよい。このような場合、電子装置は、第1目的地の次に加重値が高い第2目的地を確認することができる。電子装置は、確認された第2目的地の加重値がカウンタ値より高い場合、第2目的地を商品の配置が行われる目的地として決定することができる。
【0089】
段階440で、電子装置は、決定された目的地に商品が運搬されるようにコンベヤを制御することができる。電子装置は、制御信号の送信に基づいて複数の目的地のうち決定された目的地に商品が運搬されるようにコンベヤを制御することができる。例えば、電子装置は、決定された目的地に商品が運搬されるようにする制御信号を生成して、コンベヤに送信することによって、コンベヤを制御することができる。
【0090】
図5は、他の実施形態に係るコンベヤを制御する方法のフローチャートである。具体的には、図5は、図4の段階430の一例を具体的に説明するための図である。
【0091】
図5を参照すると、段階510で、電子装置は、カウンタ値を確認することができる。電子装置は、複数の目的地のそれぞれに対するカウンタ値を確認することができる。ここで、カウンタ値は、目的地ごとに設定され、商品の運搬に基づいて変更される値であって、例えば目的地への商品の運搬が確認されることに対応して増加する値であり得る。
【0092】
段階520で、電子装置は、複数の目的地のそれぞれの加重値およびカウンタ値に基づいて、商品の配置が行われる目的地を決定することができる。
【0093】
実施形態において、電子装置は、複数の目的地間の加重値を比較した結果、および複数の目的地のそれぞれに対して加重値およびカウンタ値を比較した結果に基づいて、商品の配置が行われる目的地を決定することができる。
【0094】
例えば、電子装置は、複数の目的地間の加重値を比較した結果、ならびに複数の目的地のそれぞれに対して加重値およびカウンタ値を比較した結果に基づいて、複数の目的地のうち加重値がカウンタ値より高い目的地のうち最も高い加重値を有する目的地を商品の配置が行われる目的地として決定することができる。
【0095】
図6は、さらに他の実施形態に係るコンベヤを制御する方法のフローチャートである。具体的には、図6は、図5の段階520の一例を具体的に説明するための図である。
【0096】
図6を参照すると、段階610で、電子装置は、複数の目的地のうち最も高い加重値を有する第1目的地のカウンタ値が第1目的地の加重値と同じ場合、第1目的地の次に加重値が高い第2目的地を確認することができる。
【0097】
具体的には、電子装置は、複数の目的地のそれぞれの加重値とカウンタ値の確認に基づいて、複数の目的地のうち最も高い加重値を有する第1目的地を確認することができる。電子装置は、第1目的地の加重値がカウンタ値と同一であるか否かを確認し、もし第1目的地の加重値がカウンタ値と同一である場合、第1目的地の次に加重値が高い第2目的地を確認することができる。
【0098】
実施形態において、電子装置は、第1目的地の電子装置は、複数の目的地のうち最も高い加重値を有する第1目的地のカウンタ値が第1目的地の加重値に対応するか否かを確認することができる。加重値別に対応するカウンタ値は、あらかじめ指定され得る。例えば、加重値1は、カウンタ値2に対応し、加重値2は、カウンタ値4に対応することができる。電子装置は、第1目的地のカウンタ値が第1目的地の加重値に対応する場合、第1目的地の次に加重値が高い第2目的地を確認することができる。
【0099】
段階620で、電子装置は、第2目的地の加重値がカウンタ値より高い場合、第2目的地を商品の配置が行われる目的地として決定することができる。具体的には、電子装置は、第2目的地を確認することに対応して第2目的地の加重値がカウンタ値より高いか否かを確認することができる。電子装置は、第2目的地の加重値がカウンタ値より高い場合、第2目的地を商品の配置が行われる目的地として決定することができる。
【0100】
実施形態において、電子装置は、第2目的地の加重値がカウンタ値に対応する加重値より高い場合、第2目的地を商品の配置が行われる目的地として決定することができる。例えば、第2目的地のカウンタ値が2であり、カウンタ値2に対応する加重値が1である場合、電子装置は、第2目的地の加重値が1を超過することに対応して第2目的地を商品の配置が行われる目的地として決定することができる。
【0101】
図7および図8は、一実施形態に係るコンベヤを制御する方法において目的地を決定する段階を説明するための図である。
【0102】
図7を参照すると、本開示の一実施形態に係る複数の目的地は、第1目的地、第2目的地、および第3目的地を含むことができる。第1目的地の加重値は、3であり、第2目的地の加重値は、2であり、第3目的地の加重値は、1であり得る。第1目的地のカウンタ値は、3であり、第2目的地および第3目的地のそれぞれのカウンタ値は、0であり得る。
【0103】
このような場合、電子装置は、加重値が最も高い第1目的地を確認し、第1目的地の加重値とカウンタ値を比較することができる。図7で、第1目的地の加重値は、カウンタ値に対応するが、このような場合、電子装置は、第1目的地の次に加重値が高い目的地を確認することができる。すなわち、電子装置は、第1目的地の次に加重値が高い目的地である第2目的地を確認することができる。
【0104】
電子装置は、第2目的地を確認すると、第2目的地の加重値がカウンタ値より高いか否かを確認することができる。図示のように、第2目的地の加重値は、カウンタ値より高いので、電子装置は、商品が移動する目的地として第2目的地を決定することができる。
【0105】
図8を参照すると、第1目的地の加重値は、3であり、第2目的地の加重値は、3であり、第3目的地の加重値は、1であり得る。第1目的地のカウンタ値は、1であり、第2目的地のカウンタ値は、2であり、第3目的地のカウンタ値は、0であり得る。
【0106】
図8を参照すると、最も高い加重値を有する目的地は、複数でありうる。すなわち、電子装置は、最も高い加重値を有する第1目的地および第2目的地を確認することができる。このような場合、電子装置は、第1目的地および第2目的地のうち加重値がカウンタ値よりさらに高い目的地を確認し、確認された目的地を商品が運搬される目的地として決定することができる。
【0107】
一例として、電子装置は、第1目的地の加重値とカウンタ値を比較し、第2目的地の加重値とカウンタ値を比較することができる。この際、第1目的地および第2目的地のそれぞれの加重値は、それぞれのカウンタ値より高いことがあるが、このような場合、電子装置は、加重値とカウンタ値の差異がさらに大きい目的地を商品が運搬される目的地として決定することができる。すなわち第1目的地と第2目的地のうち加重値とカウンタ値の差異がさらに大きい第1目的地を商品が運搬される目的地として決定することができる。
【0108】
他の例として、電子装置は、加重値とカウンタ値の差異がさらに小さい目的地を商品が運搬される目的地として決定することができる。このような場合、電子装置は、第1目的地と第2目的地のうち加重値とカウンタ値の差異がさらに小さい第2目的地を商品が運搬される目的地として決定することができる。
【0109】
図9および図10は、一実施形態に係る電子装置において加重値設定のために表示されるUI(user interface)を示す図である。
【0110】
具体的には、図9図10は、加重値の設定がユーザの入力に基づいて行われる場合、ユーザの入力を獲得するために提供されるUIの例を示す。図9図10は、電子装置に直接表示されることも可能であるが、電子装置と有線または無線で連結される他の電子装置、例えばユーザ端末に表示されることも可能である。
【0111】
図9を参照すると、電子装置は、第1画面900を介してユーザから加重値を設定する区域を選択する入力を獲得することができる。ここで、区域は、本開示の実施形態に係る複数の目的地を含む区域であって、物流センター内のあらかじめ設定された区域であり得る。
【0112】
例えば、電子装置は、A区域、B区域、C区域、およびD区域のうちの1つを選択する入力を獲得することができる。入力は、第1画面900が表示されるディスプレイに対するタッチ入力を含むことができるが、これに制限されるものではない。電子装置は、第1画面900に含まれる確認ボタン910に対する入力が受信されると、選択された区域の加重値の設定のために、図10のような第2画面1010を提供することができる。
【0113】
図10は、加重値を設定する区域としてA区域が選択された場合に表示される画面の例を示す。図10を参照すると、第2画面1010の上段には、加重値を設定する区域に関する情報、例えば区域の名称が表示され得る。
【0114】
第2画面1010は、目的地別の加重値設定のための設定画面であって、電子装置は、第2画面1010に示される加重値に対応する数字、例えば図10の1、2、1に該当する数字の入力を受信することができる。数字の入力は、例えば、数字に対応するテキスト入力を含むことができる。
【0115】
電子装置は、目的地別の加重値に対応する数字の入力が受信され、加重値設定ボタン1020に対する入力が受信されると、目的地別の加重値に対応する数字で加重値を設定することができる。
【0116】
実施形態によって、物流センターは、1つの区域からなり得る。このような場合、図9に示した第1画面900の提供は省略され得る。
【0117】
図11は、一実施形態に係る電子装置において目的地に関連した情報の獲得のために表示されるUIを示す図である。
【0118】
具体的には、図11は、加重値が目的地に関連した情報に基づいて決定され、目的地に関連した情報がユーザの入力に基づいて獲得される場合、複数の目的地のうちの第1目的地に関連した情報の獲得のために提供されるUIの例を示す。図11は、電子装置に直接表示されることも可能であるが、電子装置と有線または無線で連結される他の電子装置、例えばユーザ端末に表示されることも可能である。
【0119】
図11を参照すると、第3画面1100を介して第1目的地に関連した情報(例:作業者の数、配置空間のサイズ、目的地と配置空間との間の距離)が獲得され得る。例えば、第3画面1100の作業者の数、配置空間のサイズ、目的地と配置空間の距離それぞれに対応する欄に入力される数字に基づいて、第1目的地に関連した情報が獲得され得る。
【0120】
例えば、第3画面1100のように作業者の数、配置空間のサイズ、目的地と配置空間の距離に対する値が入力され、確認ボタン1110に対する入力が受信されると、作業者の数は5人、配置空間のサイズは20m、目的地と配置空間との距離は1mに決定され得る。ここで、各数字の単位は、あらかじめ指定され得る。
【0121】
図示してはいないが、複数の目的地のそれぞれに対して第3画面1100のような画面が提供され得、提供される画面に対する入力に基づいて、複数の目的地に関連した情報が獲得され得る。しかしながら、これに制限されるものではなく、複数の目的地に関連した情報(例:配置空間のサイズ)のうちの少なくとも一部は、あらかじめ電子装置のメモリに保存されていてもよい。
【0122】
図12は、一実施形態に係る電子装置により運搬される商品の区域選択のために他の電子装置に表示されるUIを示す図である。具体的には、図12は、入庫される商品が配置される区域の選択のために電子装置と連結されるユーザ端末1200に提供されるUIの例を示す。
【0123】
図12を参照すると、ユーザ端末1200には、入庫された商品の情報(例:商品の写真)、および商品の配置が可能な区域(例:A区域、B区域、C区域、D区域)に関する情報1210が表示され得る。このような情報は、ユーザ端末1200を介して商品が認識されることに基づいてユーザ端末1200のディスプレイに表示され得る。
【0124】
実施形態において、ユーザ端末1200は、区域に関する情報1210のうちの1つを選択する入力を受信することができる。ユーザ端末1200は、確認ボタン1220に対する入力に基づいて、区域に関する情報1210のうち入力により選択された区域に関する情報を電子装置に伝送することができる。電子装置は、伝送された情報に基づいて、当該区域内に商品が運搬される目的地を決定し、商品が決定された目的地に運搬されるようにすることができる。商品の運搬については、上述したところ、具体的な説明は省略する。
【0125】
実施形態によって、図12に示されたUIは、電子装置に直接的に表示されることも可能である。このような場合、区域を選択する入力および確認ボタン1220に対する入力は、電子装置に対する入力を通じて受信され得る。
【0126】
図13は、他の実施形態に係る電子装置において運搬される商品の区域選択のために表示されるUIを示す図である。
【0127】
図13を参照すると、第4画面1300には、配置のための商品1310に関連した多様な情報が含まれ得る。例えば、商品1310に関連した多様な情報は、商品の写真、商品のサイズ、商品の人気度、製造日付、消費期限、および商品名に関する情報を含むことができる。しかしながら、これに制限されるものではなく、商品1310に関連した多様な情報は、図13に表示された多様な情報またはその他に表示可能な多様な情報を含むことができる。
【0128】
第4画面1300は、商品1310が配置される区域を選択する選択領域1320を含むことができる。選択領域1320に表示される複数の区域(例:A区域、B区域、C区域、D区域)のうちの1つが選択され、入庫ボタン1330に対する入力が受信されると、電子装置は、選択された区域内から商品1310が配置される目的地を決定し、決定された目的地に商品1310が運搬されるようにすることができる。
【0129】
実施形態によって第4画面1300は、電子装置に含まれるディスプレイに表示されることも可能であるが、これに制限されず、図12のように電子装置と連結される他の電子装置(例:ユーザ端末)に表示されることも可能である。このような場合、他の電子装置のユーザの入力に基づいて、配置される商品がスキャンされることに基づいて区域の選択が行われ得る。電子装置は、他の電子装置から選択された区域に関する情報を獲得し、獲得された情報を用いて商品を運搬することができる。
【0130】
本開示によれば、コンベヤを制御する方法およびそのための電子装置は、複数の目的地に関連した情報に基づいて、商品を複数の目的地のそれぞれに運搬できるところ、商品の配置がより効率的に行われるようにすることができる。例えば、コンベヤを制御する方法およびそのための電子装置は、目的地にマッチングされる配置空間のサイズに対応して目的地に商品が運搬されるようにすることによって、商品がより効率的に配置されるようにすることができる。
【0131】
また、コンベヤを制御する方法およびそのための電子装置は、複数の目的地のそれぞれに対する商品の運搬を相異するように設定できるところ、商品の運搬を効果的に制御することができる。例えば、コンベヤを制御する方法およびそのための電子装置は、ユーザの入力に基づいて、複数の目的地のそれぞれに対する商品の運搬を自動で制御することによって、ユーザの商品運搬に対する便宜を向上させることができる。
【0132】
前述した実施形態に係る電子装置は、プロセッサー、プログラムデータを保存し実行するメモリ、ディスクドライブのような永久保存部(permanent storage)、外部装置と通信する通信ポート、タッチパネル、キー(key)、ボタン等のようなユーザインタフェース装置等を含むことができる。ソフトウェアモジュールまたはアルゴリズムで具現される方法は、前記プロセッサー上で実行可能なコンピュータが読み取り可能なコードまたはプログラム命令にてコンピュータが読み取り可能な記録媒体上に保存され得る。ここで、コンピュータが読み取り可能な記録媒体として、磁気記憶媒体(例えば、ROM(read-only memory)、RAM(random-Access memory)、フロッピーディスク、ハードディスク等)および光学的読み取り媒体(例えば、CD-ROM、DVD(Digital Versatile Disc))等がある。コンピュータが読み取り可能な記録媒体は、ネットワークで連結されたコンピュータシステムに分散して、分散方式でコンピュータで読み取り可能なコードが保存され実行され得る。媒体は、コンピュータにより読み取り可能であり、メモリに保存され、プロセッサーで実行され得る。
【0133】
本実施形態は、機能的なブロック構成および多様な処理段階で示される。このような機能ブロックは、特定の機能を実行する多様な個数のハードウェアまたは/およびソフトウェア構成で具現され得る。例えば、実施形態は、1つ以上のマイクロプロセッサーの制御または他の制御装置により多様な機能を実行できる、メモリ、プロセッシング、ロジック(logic)、ルックアップテーブル(look-up table)等のような直接回路構成を採用することができる。構成要素がソフトウェアプログラミングまたはソフトウェア要素で実行され得ることと同様に、本実施形態は、データ構造、プロセス、ルーチンまたは他のプログラミング構成の組合せで具現される多様なアルゴリズムを含み、C、C++、ジャバ(Java(登録商標))、アセンブラ(assembler)等のようなプログラミングまたはスクリプト言語で具現され得る。機能的な側面は、1つ以上のプロセッサーで実行されるアルゴリズムで具現され得る。また、本実施形態は、電子的な環境設定、信号処理、および/またはデータ処理等のために従来技術を採用することができる。「メカニズム」、「要素」、「手段」、「構成」のような用語は、広く使用され得、機械的および物理的な構成に限定されるものではない。前記用語は、プロセッサー等と連係してソフトウェアの一連の処理(routines)の意味を含むことができる。
【0134】
前述した実施形態は、1つの例示に過ぎず、後述する請求項の範囲内で他の実施形態が具現され得る。
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
図8
図9
図10
図11
図12
図13