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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2022-09-12
(45)【発行日】2022-09-21
(54)【発明の名称】冷蔵庫
(51)【国際特許分類】
   F25D 17/08 20060101AFI20220913BHJP
   F25D 11/02 20060101ALI20220913BHJP
【FI】
F25D17/08 304
F25D11/02 A
【請求項の数】 4
(21)【出願番号】P 2018097929
(22)【出願日】2018-05-22
(65)【公開番号】P2019203628
(43)【公開日】2019-11-28
【審査請求日】2020-12-10
【前置審査】
(73)【特許権者】
【識別番号】503376518
【氏名又は名称】東芝ライフスタイル株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】110003395
【氏名又は名称】弁理士法人蔦田特許事務所
(72)【発明者】
【氏名】福岡 純一
【審査官】森山 拓哉
(56)【参考文献】
【文献】特開2018-100798(JP,A)
【文献】実開昭57-024481(JP,U)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
F25D 17/04-17/08
F25D 21/04-21/12
F25D 23/00
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
内部に貯蔵空間が形成された冷蔵庫本体と、
前記貯蔵空間を上下に仕切って上方に第1貯蔵室を区画し、下方に第2貯蔵室を区画する仕切壁と、
前記第1貯蔵室及び前記仕切壁の後方に設けられた冷却器室と、
前記仕切壁と前後に対向するように前記冷却器室に収納された冷却器を含む冷凍サイクルと、
前記冷却器で冷却された空気を前記冷却器室から前記第1貯蔵室及び前記第2貯蔵室へ送風する送風ダクトと、
前記冷却器室の前面に設けられ、前記第1貯蔵室の空気を前記冷却器室へ戻す第1リターンダクトと、
前記仕切壁内に設けられ、前記第2貯蔵室の空気を前記冷却器室へ戻す第2リターンダクトと、
を備えた冷蔵庫において、
前記第1リターンダクトは、前記冷却器室の前面に沿って上下方向に延び、前記第1貯蔵室の空気を前記冷却器の前側に沿って下方へ流して前記冷却器室へ戻し、
前記仕切壁は、
前記第2リターンダクトを形成する仕切本体と、
前記仕切本体における前記第2リターンダクトの上側に設けられ、上下方向に延びる前記第1リターンダクトの下端部と前後方向に延びる前記第2リターンダクトの後端部とを上下に仕切る延長部とを備え、
前記延長部の上方において前記第1リターンダクトが前記冷却器室に接続され、前記延長部の下方において前記第2リターンダクトが前記冷却器室に接続されている冷蔵庫。
【請求項2】
前記冷却器を加熱するヒータを備え、
前記延長部は、前記ヒータと熱交換可能に設けられている請求項1に記載の冷蔵庫。
【請求項3】
前記仕切壁は、前記延長部が前記仕切本体と別部材で設けられている請求項1又は2に記載の冷蔵庫。
【請求項4】
前記延長部の表面が、前記第2リターンダクトの表面より熱伝導率の高い材料からなる請求項1~3のいずれか1項に記載の冷蔵庫。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明の実施形態は、冷蔵庫に関するものである。
【背景技術】
【0002】
冷蔵庫本体の内部に形成された貯蔵空間を、仕切壁によって上方の冷凍貯蔵室と下方の冷蔵貯蔵室に区画し、冷凍貯蔵室の後方に区画された冷却器室に設けた冷却器で生成した冷気を、冷凍貯蔵室及び冷蔵貯蔵室へ送風することで、両貯蔵室をそれぞれ所定温度に冷却する冷蔵庫が知られている(例えば、下記特許文献1)。
【0003】
このような冷蔵庫では、冷凍貯蔵室内を流れた冷気が第1リターンダクトを通って冷却器に戻り、冷蔵貯蔵室内を流れた冷気が第2リターンダクトを通って冷却器に戻るようになっているが、第1リターンダクト及び第2リターンダクトの配置によって、第1リターンダクトから冷却器室へ戻った冷気が、第2リターンダクトから冷却器室へ戻る冷気の流れを妨げ、第2リターンダクト内の冷気が冷却器室との接続部分に滞留することがある。第2リターンダクトに冷気が滞留すると、滞留する冷気に含まれる水分が冷却器の冷熱によって凍結し、第2リターンダクトと冷却器室との接続部分に着霜して第2リターンダクトを閉塞するおそれがある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【文献】特開2008-116128号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
本発明は上記事情を考慮してなされたものであり、冷気がリターンダクト内部において滞留することなくスムーズに流れ、リターンダクト内に霜が発生して流路を閉塞するのを抑えることができる冷蔵庫を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本実施形態の冷蔵庫は、内部に貯蔵空間が形成された冷蔵庫本体と、前記貯蔵空間を上下に仕切って上方に第1貯蔵室を区画し、下方に第2貯蔵室を区画する仕切壁と、前記第1貯蔵室及び前記仕切壁の後方に設けられた冷却器室と、前記仕切壁と前後に対向するように前記冷却器室に収納された冷却器を含む冷凍サイクルと、前記冷却器で冷却された空気を前記冷却器室から前記第1貯蔵室及び前記第2貯蔵室へ送風する送風ダクトと、前記冷却器室の前面に設けられ、前記第1貯蔵室の空気を前記冷却器室へ戻す第1リターンダクトと、前記仕切壁内に設けられ、前記第2貯蔵室の空気を前記冷却器室へ戻す第2リターンダクトと、を備えた冷蔵庫において、前記第1リターンダクトは、前記冷却器室の前面に沿って上下方向に延び、前記第1貯蔵室の空気を前記冷却器の前側に沿って下方へ流して前記冷却器室へ戻し、前記仕切壁は、前記第2リターンダクトを形成する仕切本体と、前記仕切本体における前記第2リターンダクトの上側に設けられ、上下方向に延びる前記第1リターンダクト42の下端部と前後方向に延びる前記第2リターンダクト52の後端部とを上下に仕切る延長部とを備え、前記延長部の上方において前記第1リターンダクトが前記冷却器室に接続され、前記延長部の下方において前記第2リターンダクトが前記冷却器室に接続されているものである。
【図面の簡単な説明】
【0007】
図1】本発明の一実施形態に係る冷蔵庫の断面図である。
図2】扉を外した冷蔵庫の部分正面図である。
図3図1の要部拡大図である。
図4】本発明の変更例に係る冷蔵庫の要部拡大図である。
【発明を実施するための形態】
【0008】
以下、図面に基づいて本発明の一実施形態について説明する。
【0009】
本実施形態に係る冷蔵庫10は、図1に示すように、外郭を形成する外箱と貯蔵空間を形成する内箱との間に発泡断熱材を充填した前面に開口する断熱箱体からなる冷蔵庫本体11を備える。冷蔵庫本体11の内部に形成される貯蔵空間は、仕切壁12によって上方の冷凍貯蔵室(第1貯蔵室)14と下方の冷蔵貯蔵室(第2貯蔵室)16とに断熱区画されており、冷凍貯蔵室14及び冷蔵貯蔵室16の前面開口部がそれぞれ扉15,17によって閉塞されている。
【0010】
冷蔵貯蔵室16は、冷蔵温度(例えば、2~4℃)に冷却される空間であり、上部に引き出し棚20が設けられ、下部に載置棚を兼ねた仕切板22が設けられている。引き出し棚20と仕切板22との間には複数の載置棚24が配設され、仕切板22と冷蔵貯蔵室16の底部との間には冷蔵庫本体11に対して前後方向に摺動可能に設けられた引き出し容器26が配設されている。
【0011】
冷凍貯蔵室14は、内部が冷凍温度(例えば、-18℃以下)に冷却される空間であり内部空間が載置棚28によって上下に区画されている。冷凍貯蔵室14の後部には、仕切壁12の後端部及び冷蔵庫本体11背面とともに冷却器室30を形成する冷却器カバー32と、冷却器カバー32の前方に配置され冷凍貯蔵室14の背面を構成するダクト板34が設けられている。
【0012】
冷却器カバー32は、冷却器36の前面を覆う板状の部材からなり、冷却器36より上方に設けられた取付孔に送風ファン38が取り付けられている。
【0013】
冷却器室30は、内部に冷却器36と送風ファン38と排水樋58が収納され、冷凍貯蔵室14及び冷蔵貯蔵室16に供給する冷気を生成する空間であり、送風ダクト80と第1リターンダクト42と第2リターンダクト52に接続されている。
【0014】
冷却器36は、その下端部が仕切壁12と前後方向に対向するように冷却器室30に収納されている。冷却器36は、冷蔵庫10の下部に設けた圧縮機56や、不図示の凝縮器やキャピラリーチューブ等とともに冷凍サイクルを構成し、圧縮機56から吐出される冷媒が凝縮器及びキャピラリーチューブを介して導入される。これにより、冷却器36は低温化して冷却器室30内の空気を冷却して冷気を生成する。
【0015】
また、冷却器36の周囲には、図3に示すように、除霜運転時に冷却器36を加熱する除霜ヒータ37が設けられている。
【0016】
排水樋58は、冷却器36の下方に設けられた上面に開口する容器からなり、除霜運転時に冷却器36から生じる結露水(除霜水)を受ける。排水樋58は、底面部に排水ホース60が接続されており、排水樋58で受けた除霜水を排水ホース60を介して冷蔵庫本体11の背面底部に設けられた蒸発皿62へ排水する。
【0017】
ダクト板34は、冷却器カバー32の前方に間隔をあけて設けられた板状の部材からなり、冷却器カバー32との間に送風ダクト80と第1リターンダクト42とを形成する。ダクト板34には、冷凍貯蔵室14に開口する上部吹出口82、下部吹出口84、及び冷凍吸込口44が設けられており、上部吹出口82及び下部吹出口84に送風ダクト80が接続され、冷凍吸込口44に第1リターンダクト42が接続されている。
【0018】
送風ダクト80は、冷却器カバー32に設けられた送風ファン38から上下に延びる流路であって、上方に延びる流路の先端が上部吹出口82に接続され、下方に延びる流路の先端に下部吹出口84が接続されている。
【0019】
上部吹出口82は、冷凍貯蔵室14の上部に幅方向のほぼ全体にわたって細長く設けられた開口部であり、その開口部内側に送風ダクト80から吹き出す空気を前方へ指向するルーバー83(図2参照)が設けられている。
【0020】
下部吹出口84は、上部吹出口82より下方、この例では、載置棚28の下面に近接する位置に幅方向のほぼ全体にわたって細長く設けられた開口部であり、送風ダクト80を流れる空気が冷凍貯蔵室14における載置棚28の下方空間へ吹き出すようになっている。
【0021】
冷凍吸込口44は、下部吹出口84より下方に設けられ、冷凍貯蔵室14の底面を構成する仕切壁12の上面近傍に幅方向のほぼ全体にわたって設けられた開口部である。
【0022】
送風ダクト80は、送風ファン38の回転時に冷却器室30から吹き出した空気を上部吹出口82及び下部吹出口84から冷凍貯蔵室14に供給する。
【0023】
また、送風ダクト80は、ダンパ86(図2参照)が設けられた流路88を介して冷蔵貯蔵室16の背面に設けられた冷蔵ダクト50と接続され、ダンパ86の開放時に送風ファン38が回転することで冷却器室30から吹き出した空気を冷蔵ダクト50に設けられた冷蔵吹出口51より冷蔵貯蔵室16へ供給する。
【0024】
第1リターンダクト42は、断面形状が冷蔵庫の幅方向のほぼ全体にわたって細長く設けられ、送風ダクト80の下方において上下方向に延びる流路からなる。第1リターンダクト42は、その下端部に設けられた第1接続部43において冷却器室30に接続されており、冷凍吸込口44から取り込んだ冷凍貯蔵室14内の空気を冷却器カバー32の前面に沿って下方へ案内し第1接続部43から冷却器室30へ導入する。なお、第1接続部43は、冷却器室30に収納された冷却器36の下端部と対向する位置に配置することができる。
【0025】
第2リターンダクト52は、断面形状が冷蔵庫の幅方向のほぼ全体にわたって細長く仕切壁12内部に設けられた前後方向に延びる流路からなり、前端が仕切壁12の前部下面に開口する冷蔵吸込口54において冷蔵貯蔵室16と接続され、後端が冷却器室30の下端に開口する第2接続部53において冷却器室30と接続されている。第2リターンダクト52は、冷蔵吸込口54から取り込んだ冷蔵貯蔵室16内の空気を後方へ案内し第2接続部53から冷却器室30へ導入する。
【0026】
このような構成の冷蔵庫10において、仕切壁12は、図1及び図3に示すように、第2リターンダクト52の後端上側に後端下側より後方へ延びる延長部66が設けられている。
【0027】
延長部66は、仕切壁12と同様、所定形状に成形した発泡断熱材からなり、第2リターンダクトの後端上側から後方へ向けて延び、第1リターンダクト42の下端を区画するとともに、第2リターンダクト52の後端部上面を区画している。これにより、延長部66の上方に第1接続部43が形成され第1リターンダクト42は延長部66の上方において冷却器室30に接続され、延長部66の下方に第2接続部53が形成され第2リターンダクト52は延長部66の下方において冷却器室30に接続されている。
【0028】
このような本実施形態では、第1接続部43と第2接続部53が、延長部66によって上下に区画されており、第1リターンダクト42内を第1接続部43へ向けて下方へ流れる冷気が、第2リターンダクト52内を流れる冷気の流れを阻害することがないため、第2リターンダクト52において冷気が滞留することなくスムーズに流れ、第2接続部53近傍における着霜を抑えることができる。
【0029】
また、本実施形態では、延長部66が第2リターンダクト52の後端上側に設けられ、第2リターンダクト52の後端下側に、第2リターンダクト52の上下寸法hより大きな上下寸法kを有する空間が形成されている。これにより、第2リターンダクト52において冷却器36と近接し着霜しやすい第2リターンダクト52の後端に空間を確保することができるため、霜によって第2リターンダクト52が閉塞されにくい。
【0030】
また、第1リターンダクト42及び第2リターンダクト52は、延長部66によって上下に仕切られているため、両リターンダクト42、52を冷蔵庫の幅方向に広く設けることができ、冷気をスムーズに循環させることができる。
【0031】
なお、第1リターンダクト42の下端を区画する延長部66の上面66aは、後方へ行くほど低くなるように傾斜する傾斜面をなしていることが好ましい。延長部66の上面66aを傾斜面とすることで、第1リターンダクト42内を下方へ向けて流れる冷気を当該上面66aによって第1接続部43へスムーズに誘導することができる。
【0032】
また、延長部66の下面66bは、第2リターンダクト52の後端部上面52aから連続する後方へ行くほど低くなるように傾斜する傾斜面をなしていることが好ましい。第2リターンダクト52の後端部上面52a及び延長部66の下面66bを傾斜面とすることで、第2リターンダクト52内を後方へ向けて流れる冷気を当該後端部上面52a及び下面66bによって第2接続部53へスムーズに誘導することができる。
【0033】
なお、延長部66の下面66bにおける傾斜は、上面66aにおける傾斜に比べて水平方向に対する角度が小さい緩やかな傾斜とすることができる。延長部66の下面66bにおける傾斜を緩やかに設定することで、第2リターンダクト52の後端に上下方向に広がった空間を確保しつつ、第2リターンダクト52内を流れる冷気を第2接続部53へスムーズに誘導することができる。
【0034】
また、延長部66の後端は、冷却器36に近接又は接触し、延長部66が除霜ヒータ37と熱交換可能となっていることが好ましい。つまり、冷却器36の除霜運転時に除霜ヒータ37から発生する熱が冷却器36を介して延長部66へ伝達されたり、あるいは、除霜ヒータ37の輻射熱が延長部66へ伝達されることで、万一、延長部66の周囲に着霜があったとしても、除霜ヒータ37からの熱により霜を融解することができる。その際、図3に示すように、第2リターンダクト52の後端部上面52aと延長部66の下面66bとが連続して後方へ行くほど低くなるように傾斜していると、霜を融解して発生した水を後方へ誘導して排水樋58へ排出することができる。また、第2リターンダクト52の後端部下面52bも後端部上面52a同様、後方へ行くほど低くなるように傾斜していると、霜を融解して発生した水を後方へ誘導して排水樋58へ排出することができる。
【0035】
また、延長部66の表面は、例えば、アルミニウムフィルムなどの金属材で覆われ、第2リターンダクト52の表面より熱伝導率の高い材料で形成されていることが好ましい。延長部66の表面を熱伝導率の高い材料で形成することで、除霜ヒータ37の熱が延長部66に伝わりやすくなり、延長部66の周囲に付着した霜を速やかに融解することができる。
【0036】
また、延長部66は、仕切壁12において第2リターンダクト52を形成する仕切本体68と一体に設けられてもよいが、図1及び図3に示すように仕切本体68と別部材に設けられることが好ましい。
【0037】
仕切本体68と延長部66とをそれぞれ別部材として仕切壁12を形成することで、延長部66が冷却器36に近接又は接触するように配設する場合であっても、冷蔵庫10の組み立て作業性が大幅に向上する。つまり、冷蔵庫10の組立時において、冷蔵庫本体11に仕切壁12を組み付けた後、仕切壁12の後方と冷蔵庫本体11の背面との間に形成される空間に冷却器36を挿入して冷蔵庫本体11に組み付けるが、延長部66を仕切本体68に対して別部材に設けることで、仕切本体68及び冷却器36を順番に組み付けた後、延長部66を取り付けることができる。これにより、クリアランスを確保した状態で冷却器36を仕切本体68と冷蔵庫本体11背面との間に組み付けることができ、組み立て作業性が大幅に向上する。
【0038】
また、図4に示すように、第2リターンダクト52の後端部に第2リターンダクト52の表面を加熱するヒータ69を設け、延長部66の前側近傍における着霜を防止してもよい。
【0039】
以上、本発明の実施形態を説明したが、これらの実施形態は例として提示したものであり、発明の範囲を限定することを意図していない。これらの実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の趣旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これらの実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれると同様に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれるものである。
【符号の説明】
【0040】
10…冷蔵庫、11…冷蔵庫本体、12…仕切壁、14…冷凍貯蔵室、16…冷蔵貯蔵室、30…冷却器室、32…冷却器カバー、34…ダクト板、36…冷却器、37…除霜ヒータ、38…送風ファン、42…第1リターンダクト、43…第1接続部、44…冷凍吸込口、52…第2リターンダクト、53…第2接続部、54…冷蔵吸込口、66…延長部、68…仕切本体、80…送風ダクト、82…上部吹出口、84…下部吹出口
図1
図2
図3
図4