(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2022-09-12
(45)【発行日】2022-09-21
(54)【発明の名称】光ファイバモジュールのためのエポキシ変換部
(51)【国際特許分類】
G02B 6/46 20060101AFI20220913BHJP
G02B 6/38 20060101ALI20220913BHJP
【FI】
G02B6/46 301
G02B6/38
(21)【出願番号】P 2020540348
(86)(22)【出願日】2019-01-15
(86)【国際出願番号】 US2019013587
(87)【国際公開番号】W WO2019147431
(87)【国際公開日】2019-08-01
【審査請求日】2021-11-22
(32)【優先日】2018-01-23
(33)【優先権主張国・地域又は機関】US
(32)【優先日】2019-01-11
(33)【優先権主張国・地域又は機関】US
【早期審査対象出願】
(73)【特許権者】
【識別番号】507202736
【氏名又は名称】パンドウィット・コーポレーション
(74)【代理人】
【識別番号】100108453
【氏名又は名称】村山 靖彦
(74)【代理人】
【識別番号】100110364
【氏名又は名称】実広 信哉
(74)【代理人】
【識別番号】100133400
【氏名又は名称】阿部 達彦
(72)【発明者】
【氏名】トーマス・エム・セドール
(72)【発明者】
【氏名】マーク・ティー・サルギス
【審査官】井部 紗代子
(56)【参考文献】
【文献】特表2010-521707(JP,A)
【文献】特開2000-277212(JP,A)
【文献】米国特許第08917968(US,B2)
【文献】米国特許第07844158(US,B2)
【文献】米国特許第08457461(US,B2)
【文献】米国特許出願公開第2008/0138026(US,A1)
【文献】米国特許出願公開第2019/0293892(US,A1)
【文献】米国特許第06993239(US,B2)
【文献】米国特許第09297974(US,B2)
【文献】米国特許出願公開第2011/0317975(US,A1)
【文献】米国特許出願公開第2012/0014651(US,A1)
【文献】米国特許出願公開第2013/0064506(US,A1)
【文献】米国特許出願公開第2017/0322386(US,A1)
【文献】国際公開第2013/063045(WO,A1)
【文献】米国特許第07945136(US,B2)
【文献】米国特許第08290333(US,B2)
【文献】特開2010-191420(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
G02B 6/00
G02B 6/02
G02B 6/24 - 6/255
G02B 6/36 - 6/40
G02B 6/46 - 6/54
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
光ファイバモジュールシステムであって、
光ファイバモジュールの正面に複数の光学アダプタを保持する前記光ファイバモジュールと、
複数の個々の光ファイバを備える多芯ケーブルと、
第1の端部における第1の孔部と、第2の端部における第2の孔部を含むコーン形状部品と、を備えるエポキシ変換部であって、前記第1の孔部が前記多芯ケーブルを受容するように構成され、かつ、前記第2の孔部が前記複数の個々の光ファイバを出すように構成され、前記エポキシ変換部がエポキシ
で少なくとも部分的に充填され
ることによって、前記多芯ケーブルが前記エポキシ変換部内
で前記複数の個々の光ファイバに変換
される際に、前記複数の個々の光ファイバ
が固定
されている、前記エポキシ変換部と、
を備える、前記光ファイバモジュールシステム。
【請求項2】
前記コーン形状部品は、エポキシ変換部品の一部として含まれ、前記エポキシ変換部はブーツをさらに備える、請求項1に記載の光ファイバモジュールシステム。
【請求項3】
前記エポキシ変換部品は、前記エポキシ
を充填するための充填孔部を
備える、請求項2に記載の光ファイバモジュールシステム。
【請求項4】
前記エポキシの一部が前記コーン形状部品に含まれた前記第2の孔部からから出るように
構成された、請求項3に記載の光ファイバモジュールシステム。
【請求項5】
前記ブーツは、ケーブルサイズ識別子を含む、請求項2に記載の光ファイバモジュールシステム。
【請求項6】
前記ケーブルサイズ識別子は、前記ブーツが一緒に使用されるように設計されるファイバ芯数を示す、請求項5に記載の光ファイバモジュールシステム。
【請求項7】
前記ケーブルサイズ識別子は、12である、請求項6に記載の光ファイバモジュールシステム。
【請求項8】
前記ケーブルサイズ識別子は、24である、請求項6に記載の光ファイバモジュールシステム。
【請求項9】
前記複数の個々の光ファイバのうちの少なくとも1つの個々の光ファイバは、自由端で単芯光ファイバコネクタに接続される、請求項1に記載の光ファイバモジュールシステム。
【請求項10】
前記多芯ケーブルは、前記エポキシ変換部の外側ではシース材で被覆されており、かつ、前記シース材は、前記エポキシ変換部内では前記複数の個々の光ファイバのために除去される、請求項1に記載の光ファイバモジュールシステム。
【請求項11】
光ファイバモジュールシステムを組み立てる方法であって、当該方法は、
エポキシ変換部のブーツ中に多芯ケーブルを挿入するステップであって、前記多芯ケーブルは、複数の個々の光ファイバを含み、前記エポキシ変換部は、第1の端部において前記ブーツと、第2の端部において成形された変換部品と、を含む、ステップと、
前記多芯ケーブル上の外側ジャケットの一部をストリップしてシースを露出させるステップと、
前記露出したシースの一部をストリップして前記多芯ケーブルに含まれた前記複数の個々の光ファイバを露出させるステップと、
前記成形された変換部品に含まれるコーン形状部品を貫通し、かつ、前記コーン形状部品に含まれる前記成形された変換部品の第2の孔部から出るように、前
記成形された変換部品の第1の開口を通して前記複数の個々の光ファイバを挿入するステップと、
前記ブーツを前記成形された変換部品に取り付けるステップと、
前記成形された変換部品の少なくとも前記コーン形状部品をエポキシによって充填するステップであ
って、これにより、前記成形された変換部品内に前記複数の個々の光ファイバを固定する、ステップと、
を備える、前記方法。
【請求項12】
前記成形された変換部品を前記エポキシによって充填することは、前記エポキシの少なくとも一部が前記成形された変換部品中の充填孔部から出るように前記成形された変換部品を前記エポキシによって充填することを備える、請求項11に記載の方法。
【請求項13】
前記成形された変換部品の少なくとも前記コーン形状部品を前記エポキシによって充填するステップは、前記成形された変換部品上の充填孔部を通して前記エポキシによって前記成形された変換部品を充填するステップを備える、請求項11に記載の方法。
【請求項14】
前記個々のファイバを単芯光ファイバコネクタに終端するステップをさらに備える、請求項11に記載の方法。
【請求項15】
前記エポキシ変換部を前記光ファイバモジュールシステムの光ファイバモジュールに取り付けるステップをさらに備える、請求項14に記載の方法。
【請求項16】
前記エポキシ変換部を前記光ファイバモジュールシステムの前記光ファイバモジュールに取り付けるステップは、前記成形された変換部品上で一対のタブとフランジとの間の前記光ファイバモジュールの背面において壁部を摺動させるステップを備える、請求項15に記載の方法。
【請求項17】
最小曲げ半径を維持するために、前記光ファイバモジュールの内側に前記個々の光ファイバを配線するステップをさらに備える、請求項15に記載の方法。
【請求項18】
前記単芯光ファイバコネクタを前記光ファイバモジュールの正面において光学アダプタに嵌合させるステップを備える、請求項17に記載の方法。
【請求項19】
前記シースは、ケブラーシースである、請求項11に記載の方法。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
優先権
本出願は、2018年1月23日に出願された米国仮出願第62/620,753号の利益を主張するものであり、この内容は、参照により本明細書に援用される。
【背景技術】
【0002】
光ファイバモジュール(カセットとも称される)を使用して、多芯ケーブル内の個々のファイバをLC、MTP、またはSCアダプタなどのファイバアダプタに変換することができる。いくつかの実施態様では、多芯プッシュオン/プッシュオフ(MPO)アダプタを介して光ファイバモジュールに多芯ケーブルを取り付けることができ、そこで多芯ケーブル中の個々のファイバをMPOコネクタで終端する。他の実施態様では、多芯ケーブルを、変換部を介して光ファイバモジュールに取り付けることができ、そこで多芯ケーブル内の個々のファイバを、モジュール内部に分配し、ファイバアダプタに直接取り付ける。
【発明の概要】
【0003】
本開示は、光ファイバモジュールのための新しく革新的なエポキシ変換部を提供する。システム例は、光ファイバモジュールの正面に多芯アダプタを保持する光ファイバモジュールと、多芯ケーブルと、光ファイバモジュール内側の個々の光ファイバに多芯ケーブルを変換するエポキシ変換部とを含む。この例では、エポキシ変換部をエポキシによって充填して、エポキシ変換部内側に個々の光ファイバを固定することができる。
【0004】
例示的な方法は、エポキシ変換部のブーツ中に多芯ケーブルを挿入すること、及び多芯ケーブル上の外側ジャケットの一部をストリップしてシースを露出させることを備える。さらに、例示的な方法は、露出したシースの一部をストリップして多芯ケーブル中の個々の光ファイバを露出させることと、エポキシ変換部の成形された変換部品中の孔部を通して個々の光ファイバを挿入することと、ブーツを成形された変換部品に取り付けることとを備える。次に、孔部をエポキシによって充填して、個々の光ファイバを成形された変換部品内に固定することができる。
【0005】
以下の詳細な説明は、図面を参照する。
【図面の簡単な説明】
【0006】
【
図1】例示的な光ファイバモジュールシステムの図解である。
【
図2】
図1に示される例示的な光ファイバモジュールシステムの別の図解である。
【
図4】
図3に示される例示的なエポキシ変換部の別の図解である。
【
図5】
図3に示される例示的なエポキシ変換部の別の図解である。
【
図6】
図3に示される例示的なエポキシ変換部の別の図解である。
【
図7】別の例示的な光ファイバモジュールシステムの図解である。
【
図8】
図7に示される例示的な光ファイバモジュールシステムの別の図解である。
【発明を実施するための形態】
【0007】
テザー光ファイバモジュールは、コネクタ化された光ファイバモジュールの代わりに、永続的な低損失ソリューションに使用されることができる。テザー光ファイバモジュールは、コネクタ化された光ファイバモジュールの背面MPO接続部を除去することにより、永続的なリンクの損失を低減させることができる。また、テザー光ファイバモジュールは、コネクタ化された光ファイバモジュールと比較して低コストのオプションを提供する。
【0008】
環境調整中に、テザー光ファイバモジュールのケーブルの外側ジャケットは収縮する場合がある。多芯ケーブルの個々の光ファイバがそのような状態の間にこのモジュールの差込口で拘束されていない場合、これらのファイバは、光ファイバモジュールの内に移動し、光ファイバモジュールの内側に密集するようになる。その結果、個々の光ファイバは、急激に曲がることによって信号損失を引き起こす場合がある。
【0009】
本明細書で開示される例は、テザー光ファイバモジュール用のエポキシベースの変換部のさまざまな実施態様を説明する。開示されたエポキシ変換部は、光ファイバモジュール及びケーブルアセンブリ内の改善されたファイバ保持のために、光ファイバモジュールの背面で多芯ケーブルを拘持することができる。さらに、開示されたエポキシ変換部は、光ファイバモジュール内の個々の光ファイバのピストニングを除去することができる。さらに、開示されたエポキシ変換部は、多芯ケーブルの内側の個々の光ファイバを単離することによって、これらのファイバが光ファイバモジュールの内側で密集するようになるのを防ぐ。
【0010】
ここで、添付図面への参照がなされる。可能な限り、同一または類似する部分を参照するために、同一の参照符号が図面及び以下の説明で使用される。しかしながら、図面が例示及び説明目的のみのためのものであることを明示的に理解されたい。本明細書においていくつかの実施例が説明されるが、修正、適合、及び他の実装態様が可能である。したがって、以下の詳細な説明は、開示される実施例を限定するものではない。代わりに、開示される実施例の適切な範囲は、添付の特許請求の範囲によって定義されることができる。
【0011】
図1は、例示的な光ファイバモジュールシステム100の俯瞰図を示す。
図1に示されるように、光ファイバモジュールシステム100は、エポキシ変換部103によって多芯ケーブル102に取り付けられる光ファイバモジュール101を含むことができる。光ファイバモジュール101は、単芯または多芯(例えば、2芯)のLCアダプタ、MTPアダプタ、SCアダプタなどであることができる複数の光ファイバアダプタ104を保持することができる。いくつかの実施態様では、光ファイバアダプタ104は、光ファイバモジュール101の正面中に挿入されることができ、多芯ケーブル102は、エポキシ変換部103を介して光ファイバモジュール101の背面中に挿入されることができる。
【0012】
図2は、上面カバーが取り外されている光ファイバモジュールシステム100の別の俯瞰図を示し、その中の内部配置を示している。
図2に示されるように、多芯ケーブル102は、エポキシ変換部103を介して光ファイバモジュール101の内側の個々の光ファイバ105に変換される。光ファイバ105を単芯光ファイバコネクタ116で終端することができる。光ファイバコネクタ116を光ファイバアダプタ104中に挿入することができる。
【0013】
図3~
図6は、例示的なエポキシ変換部103を詳細に示し、
図3は、俯瞰図であり、
図4は、正面斜視図であり、
図5は、分解正面斜視図であり、
図6は、側断面図である。エポキシ変換部103は、成形された変換部品106及びブーツ107を含むことができる。多芯ケーブル102をエポキシ変換部103中に挿入するために、多芯ケーブル102を、ブーツ107を通して挿入することができる。ブーツ107上のケーブルサイズ識別子111は、ブーツ107が一緒に使用されるように設計されているファイバ芯数を示すことができる。例えば、
図3において、識別子111は、この例のブーツが12芯のファイバ芯数で使用されるように設計されることができることを示す、「12」である。代替の実施形態では、ファイバ芯数は、12芯よりも多くても少なくてもよい(例えば、24芯)。ブーツ107を通して挿入された多芯ケーブル102の一部上の外側ジャケットの一部(例えば、13.5インチ)をストリップして、ケブラーラップのようなシース114中にラップされる個々の光ファイバ105を露出させることができる。任意選択でさらに、バンドルは、アクリレートコーティングされたバンドルであってもよい。シース114は、シース114の一部(例えば、外側ジャケットから1.4インチ)が露出したままになるように背面がストリップされることができる。
【0014】
ストリップされた個々の光ファイバ105は、成形された変換部品106中の孔部113を通して挿入されてもよい。次いで、
図5に示されるように、成形された変換部品106及びブーツ107は、ブーツ107の一部が成形された変換部品106の内側に緊合するように互いに向かい押し付けられる。次に、成形された変換部品106は、成形された変換部品106の上面上の充填孔部110を通してエポキシ115によって充填される。エポキシが成形された変換部品106の内側のキャビティに入ると、エポキシ115は、コーン108を介して孔部113から、成形された変換部品106内のいずれかの気体を押し出すため、成形された変換部品106中の個々の光ファイバ105の保持を改善する。エポキシ115によるカセット内の光ファイバの移動の制限は、アセンブリで見られる光損失量を低減させるのに役立つ。いくつかの実施態様では、成形された変換部品106中のキャビティは、エポキシ115のわずかな部分が孔部113を通って出るようにエポキシ115によって充填されることができるため、キャビティがエポキシ115によって完全に充填された視覚的な指標を設置者に提供する。エポキシ115は、多芯ケーブル102がエポキシ変換部103から後退して出るのを防止する。また、ブーツ107は、多芯ケーブル102の曲げ半径制御を提供する。
【0015】
単芯光ファイバコネクタ116は、個々の光ファイバ105上で終端されてもよく、組み立てられたエポキシ変換部103は、光ファイバモジュール101に取り付けられてもよい。エポキシ変換部103の成形された変換部品106は、光ファイバモジュール101の背面内のスロット中に取り付けるための一対のタブ109、及びフランジ112を含むことができる。光ファイバモジュール101の壁部は、タブ109とフランジ112との間で密接して摺動して、エポキシ変換部103を光ファイバモジュール101に固定することができる。エポキシ変換部103が挿入されると、個々の光ファイバ105は、最小の許容可能な曲げ半径を維持するために光ファイバモジュール101の内側に円形に配線されてもよい(
図2に示されるように)。光ファイバモジュール101の正面において、単芯光ファイバコネクタ116を光ファイバアダプタ104中に挿入することができる。
【0016】
図7~
図9は、光ファイバモジュール201及びエポキシ変換部203を有する光ファイバモジュールシステム200の別の例示的な実施態様を示す。光ファイバモジュール201は、光ファイバモジュール101と比較して異なるフォームファクタを有する場合があるため、エポキシ変換部203を光ファイバモジュール201に取り付けるための取り付けソリューションは、わずかに異なる。しかしながら、エポキシ変換部203の組み立ては、上記のエポキシ変換部103と同様であることができる。
【0017】
多芯ケーブル202をエポキシ変換部203中に挿入するために、多芯ケーブル202を、ブーツ207を通して挿入することができる。ブーツ207を通して挿入された多芯ケーブル202の一部上の外側ジャケットの一部(例えば、13.5インチ)をストリップして、ケブラーラップのようなシース(示されない)中にラップされる個々の光ファイバ105を露出させることができる。シースは、シースの一部(例えば、外側ジャケットから1.4インチ)が露出したままになるように背面がストリップされることができる。
【0018】
ストリップされた個々の光ファイバ205は、成形された変換部品206中の孔部213を通して挿入されてもよい。次いで、成形された変換部品206及びブーツ207は、ブーツ207の一部が成形された変換部品206の内側に緊合するように互いに向かい押し付けられる。次に、成形された変換部品206は、成形された変換部品206の上面上の充填孔部210を通してエポキシによって充填される。エポキシが成形された変換部品206の内側のキャビティに入ると、エポキシは、コーン208を介して孔部213から、成形された変換部品206内のすべての気体を押し出すため、成形された変換部品206中の個々の光ファイバ205の保持を改善する。いくつかの実施態様では、成形された変換部品206中のキャビティは、エポキシのわずかな部分が孔部213を通って出るようにエポキシによって充填されることができるため、キャビティがエポキシによって完全に充填された視覚的な指標を設置者に提供する。これは、多芯ケーブル202がエポキシ変換部203から後退して出るのを防止する。また、ブーツ207は、多芯ケーブル202の曲げ半径制御を提供する。
【0019】
単芯光ファイバコネクタ216は、個々の光ファイバ205上で終端されてもよく、組み立てられたエポキシ変換部203は、光ファイバモジュール201に取り付けられてもよい。
図8及び
図9に示されるように、エポキシ変換部203は、光ファイバモジュール201の背面中のスロット217内で摺動する単一フランジ212を含むことができる。エポキシ変換部203が挿入されると、個々の光ファイバ205は、最小の許容可能な曲げ半径を維持するために光ファイバモジュール201の内側に円形に配線されてもよい(
図8に示されるように)。光ファイバモジュール201の正面において、単芯光ファイバコネクタ216を光ファイバアダプタ204中に挿入することができる。
【0020】
本開示は、いくつかの実施形態を含むが、それらの実施形態は、非限定的であり、本発明の範囲内にある、変更、置換、及び均等物が存在することに留意されたい。加えて、説明される実施形態は、相互に排他的であると見なされるべきではなく、代わりに、そのような組み合わせが許される場合、潜在的に組み合わせ可能であると理解されるべきである。また、本開示の実施形態を実装する多くの代替的な方式が存在することに留意するべきである。したがって、以下に続くことができる特許請求の範囲は、本開示の真の精神及び範囲内にあるように、全てのそのような変更、置換、及び均等物を含むと見なされることを意図している。
【符号の説明】
【0021】
100 光ファイバモジュールシステム
101 光ファイバモジュール
102 多芯ケーブル
103 エポキシ変換部
104 光ファイバアダプタ
105 光ファイバ
106 変換部品
107 ブーツ
108 コーン
109 タブ
110 充填孔部
111 ケーブルサイズ識別子
112 フランジ
113 孔部
114 シース
115 エポキシ
116 単芯光ファイバコネクタ
200 光ファイバモジュールシステム
201 光ファイバモジュール
202 多芯ケーブル
203 エポキシ変換部
204 光ファイバアダプタ
205 光ファイバ
206 変換部品
207 ブーツ
208 コーン
210 充填孔部
212 単一フランジ
213 孔部
216 単芯光ファイバコネクタ
217 スロット