(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2022-09-15
(45)【発行日】2022-09-27
(54)【発明の名称】印刷シート
(51)【国際特許分類】
G03G 7/00 20060101AFI20220916BHJP
B32B 27/00 20060101ALI20220916BHJP
B32B 27/36 20060101ALI20220916BHJP
【FI】
G03G7/00 M
B32B27/00 M
B32B27/36
G03G7/00 L
(21)【出願番号】P 2019559476
(86)(22)【出願日】2017-12-13
(86)【国際出願番号】 JP2017044795
(87)【国際公開番号】W WO2019116478
(87)【国際公開日】2019-06-20
【審査請求日】2020-12-01
(73)【特許権者】
【識別番号】520367348
【氏名又は名称】株式会社写光商会
(73)【特許権者】
【識別番号】512328924
【氏名又は名称】株式会社NAロット
(74)【代理人】
【識別番号】100090413
【氏名又は名称】梶原 康稔
(72)【発明者】
【氏名】渡邉 好造
(72)【発明者】
【氏名】山下 光夫
【審査官】中山 千尋
(56)【参考文献】
【文献】特開2014-186051(JP,A)
【文献】国際公開第2007/113982(WO,A1)
【文献】特開平06-095420(JP,A)
【文献】特開2003-228699(JP,A)
【文献】特開平06-337537(JP,A)
【文献】特開2016-014077(JP,A)
【文献】特開平07-271079(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
G03G 7/00
B32B 5/18-5/32
B32B 27/00-27/42
C09J 7/20-7/50
G09F 3/02-3/10
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
被着体に対して貼り付けたり、被着体から剥がしたりする印刷シートであって、
基材フィルムと、
該基材フィルムの一方の主面に形成されており印刷が可能なトナー定着層と、
前記基材フィルムの他方の主面に形成された粘着層と、
該粘着層の表面に貼り付けられる剥離フィルムと、
を備えるとともに、
前記基材フィルムが、
前記トナー定着層側の発泡ポリエチレンテレフタレート樹脂フィルムと、
前記粘着層側の透明な非発泡ポリエチレンテレフタレート樹脂フィルムと、
の積層構造であり、
前記粘着層として、エチレン‐酢酸ビニル共重合樹脂を用いたことを特徴とする印刷シート。
【請求項2】
前記基材フィルムと前記粘着層の間に平坦化層を設けたことを特徴とする請求項1記載の印刷シート。
【請求項3】
前記平坦化層が、有色インク層であることを特徴とする請求項
2記載の印刷シート。
【請求項4】
前記発泡ポリエチレンテレフタレート樹脂フィルムが、有色顔料を含むことを特徴とする請求項
1記載の印刷シート。
【請求項5】
前記剥離フィルムが、有色顔料を含む発泡ポリエチレンテレフタレート樹脂フィルムであることを特徴とする請求項1~
4のいずれか一項に記載の印刷シート。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、印刷シートに関し、更に具体的には、レーザープリンタやコピー機など、トナーを熱により定着させるトナー定着層を有する印刷シートの強度の向上及び剥離性の改善に関するものである。
【背景技術】
【0002】
レーザープリンタやコピー機など、トナーを熱により定着させて印刷する印刷シートとしては、例えば、本願発明者らによる下記特許文献1に記載の印刷媒体がある。当該特許文献1に記載の印刷媒体は、一方の面に印刷が可能で、他方の面を被貼付面に貼り付けることができる印刷媒体であって、ポリエチレンテレフタレート樹脂で作成された基材フィルムと、前記基材フィルムの下面に形成された粘着層と、前記粘着層の表面に貼り付けられたポリエチレンテレフタレート樹脂で作成された剥離フィルムと、前記基材フィルムの上面に形成されたトナー定着層と、を備える構成となっている。具体的には、
図4(A)に示すように、印刷媒体100は、発泡白PET(白色顔料を含む発泡ポリエチレンテレフタレート)層からなる基材フィルム102の上面にトナー定着層104を有し、下面に粘着層106を有し、当該粘着層106の表面に、発泡白PETフィルムからなる剥離フィルム108を備えた積層構造となっている。
【0003】
車のボディーなどの各種の被着体に対して印刷媒体100を貼り付けるときは、まず、印刷媒体100の印刷面側に、所望の文字や図形などを印刷し、次に、剥離フィルム108を剥がして粘着層106を露出させ、この面を被着体の表面に押し当てるようにする。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
上述した特許文献1の基材フィルムとしては、PETフィルム(ポリエチレンテレフタレート樹脂で作成されたフィルム)を用いているが、具体的には、一般的に入手が容易である着色された(例えば白色)発泡PETフィルムを用いていた。しかしながら、着色のための顔料が加わっているため、強度が弱く、被着体から基材フィルム102を剥がす際にシートが裂けることがあった。また、
図4(B)に示すように、発泡状態の基材フィルム102に粘着層106が形成されているため、気泡110を含む発泡状態のPET層の表面と粘着層106との接合部112の面積が狭い。このため、被着体から基材フィルム102を剥がすときに、粘着層106の基材フィルム102側への引っ張りが弱く、ジッピングにより剥離の線が残ってしまうという課題があった。
【0006】
本発明は、以上のような点に着目したもので、強度が高く、被着体から剥がすときに、剥離跡が残らないスムースに剥離できる印刷シートを提供することを、その目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明の印刷シートは、被着体に対して貼り付けたり、被着体から剥がしたりする印刷シートであって、基材フィルムと、該基材フィルムの一方の主面に形成されており印刷が可能なトナー定着層と、前記基材フィルムの他方の主面に形成された粘着層と、該粘着層の表面に貼り付けられる剥離フィルムとを備えるとともに、前記基材フィルムが、前記トナー定着層側の発泡ポリエチレンテレフタレート樹脂フィルムと、前記粘着層側の透明な非発泡ポリエチレンテレフタレート樹脂フィルムとの積層構造であり、前記粘着層として、エチレン‐酢酸ビニル共重合樹脂を用いたことを特徴とする。
【0009】
主要な形態の一つは、前記基材フィルムと前記粘着層の間に平坦化層を設けたことを特徴とする。
【0011】
他の形態の一つは、前記平坦化層が、有色インク層であることを特徴とする。更に他の形態の一つは、前記発泡ポリエチレンテレフタレート樹脂フィルムが、有色顔料を含むことを特徴とする。更に他の形態の一つは、前記剥離フィルムが、有色顔料を含む発泡ポリエチレンテレフタレート樹脂フィルムであることを特徴とする。本発明の前記及び他の目的,特徴,利点は、以下の詳細な説明及び添付図面から明瞭になろう。
【発明の効果】
【0012】
本発明によれば、被着体に対して貼り付けたり、被着体から剥がしたりする印刷シートにおいて、基材フィルムを、トナー定着層側の発泡ポリエチレンテレフタレート樹脂フィルムと、粘着層側の透明な非発泡ポリエチレンテレフタレート樹脂フィルムとの積層構造としたので、トナー定着層を有する印刷シートの強度の向上と、被着体から剥がすときに、剥離跡が残らないスムースな剥離が可能となるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【0013】
【
図1】本発明の実施例1の印刷シートの積層構造を示す断面図である。
【
図2】本発明の実施例2の印刷シートの積層構造を示す断面図である。
【
図3】本発明の実施例3の印刷シートの積層構造を示す断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0014】
以下、本発明を実施するための最良の形態を、実施例に基づいて詳細に説明する。
【実施例1】
【0015】
最初に、
図1を参照しながら本発明の実施例1を説明する。
図1は、本実施例の印刷シートの積層構造を示す断面図である。本発明の印刷シートは、レーザープリンタやコピー機など、トナーを熱により定着するトナー定着層を有する印刷シートであって、基材がフィルム素材のタック紙などとして使用されるものである。
【0016】
まず、
図1(A)に示す例から説明すると、図示の印刷シート10は、基材フィルム12と、該基材フィルム12の一方の主面に形成されたトナー定着層18と、前記基材フィルム12の他方の主面に形成された平坦化層20と、該平坦化層20の主面に表面に形成された粘着層22と、該粘着層22の表面に形成された剥離フィルム24により構成された積層構造となっている。本実施例では、前記基材フィルム12は、前記トナー定着層18側の白色の発泡ポリエチレンテレフタレート樹脂フィルム(以下「発泡白PETフィルム」とする)層14と、前記粘着層22側の透明な非発泡ポリエチレンテレフタレート樹脂フィルム(以下「非発泡PETフィルム」とする)層16の積層構造となっている。
【0017】
前記発泡PET層14は、例えば、白色顔料が加わった白色のものを用いる。該発泡PET層14の厚さは、例えば、30~40μm,前記透明PET層16の厚さは、例えば、40~60μm程度である。前記トナー定着層18としては、例えば、ウレタン系の材料で形成されたものを用いている。トナー定着層18の厚さは、例えば、光沢印刷の場合で1~3μm,マット印刷の場合で2~4μmである。
【0018】
前記平坦化層20は、例えば、白色インク層を用いる。白色インクとしては、例えば、酸化チタンとウレタン系素材を混ぜたものが利用される。前記平坦化層20は、基材フィルム12と粘着層22の間に設けることで、粘着層22との接合面積を増やす。したがって、基材フィルム12側に粘着層22をより強く粘着させ、粘着層22を平坦化層20側に引っ張ることで、被着体に貼り付けた印刷シート10を被着体から剥がすときに、ジッピングによる剥離跡が残らず、スムースな剥離を可能とするものである。また、前記発泡白PET層14の厚さを従来よりも薄くすることで全体として透けてしまうようになるが、前記平坦化層20を設けることにより、不透明化が可能なため、不透明化層としての機能も有する。なお、本実施例では、前記平坦化層20として白色のインク層を用いることにしたが、白色に限定されず、他の色のインク層を用いることを妨げるものではない。
【0019】
前記粘着層22は、粘着性及び接着性を有する樹脂で作成されたもので、例えば、エチレン‐酢酸ビニル共重合樹脂を用いたものが利用されるが、他の公知の各種の粘着剤を使用することを妨げるものではない。前記剥離フィルム24は、例えば、白色の発泡PETフィルムが用いられるが、これも白色に限定されるものではない。以上のような印刷シート10は、コピー機に通せるように、例えば、全体の厚さが、用途により10~300μmの範囲となるように、各層の厚さが設計される。本実施例の印刷シート10は、グロス・マットタイプである。
【0020】
前記印刷シート10は、前記トナー定着層18に適宜内容を印刷して、剥離フィルム24から剥がし対象物(図示せず)に貼付して使用される。例えば、前記印刷シート10のトナー定着層18に、賞味期限や内容物を記載して、商品やそのパッケージ等に常温で貼付すると、その後、冷凍しても剥がれることがない。また、冷凍後、電子レンジや湯せんにかけて加熱しても剥がれることがない。そして、このような冷凍後に加熱する工程後、常温で剥がすときには、のり残りがせず、スムースに剥がすことも可能である。なお、
図1(B)に示す印刷シート10Aのように、前記平坦化層20を省略することも可能である。
【0021】
このように、実施例1によれば、基材フィルム12と、該基材フィルム12の一方の主面に形成されたトナー定着層18と、前記基材フィルム12の他方の主面に形成された平坦化層20と、該平坦化層20の表面に形成された粘着層22と、該粘着層22の表面に貼り付けられる剥離フィルム24により印刷シート10を構成した。そして、
(1)前記基材フィルム12を、前記トナー定着層18側の発泡白PETフィルム層14と、粘着層22側の透明な非発泡PETフィルム層16からなる積層構造としたので、印刷シート10の強度が向上し、被着体から剥がすときに印刷シート10が裂けることを防止できる。
(2)基材フィルム12と粘着層22の間に有色インク層からなる平坦化層20を設けることとしたので、基材フィルム12側と粘着層20の接合面積が広くなり、被着体から剥がすときに、ジッピングにより、シートに剥離の際の線が残る現象を改善し、スムースな剥離を実現できる。なお、本実施例では、基材フィルム12の下層を非発泡PETフィルム層16としたので、前記平坦化層20を省略しても、粘着層20との接合面積が広いため、上記と同様のスムースな剥離が可能である。
(3)前記平坦化層20を設けることで、基材フィルム12の発泡白PETフィルム層14を従来のシートより薄くしても、全体として透けることを防止することができる。
(4)本実施例のようなグロス・マットタイプの印刷シート10は、自動車塗装面,ガラス,鏡,大理石,タイル,ロッカー,スーパー等のサッカ台などに使用されるメラニン樹脂面などが好適な適用例である。例えば、マークなどを印刷した印刷シート10を、自動車のボディに貼り付けるといった具合である。あるいは、酒やワインなどの瓶のラベルに本実施例の印刷シート10を使用すると、使用後に回収した瓶のラベルを剥がして再び瓶を使用することができ、資源の有効活用を図ることができる。
【実施例2】
【0022】
次に、
図2を参照しながら本発明の実施例2を説明する。なお、上述した実施例1と同一ないし対応する構成要素には同一の符号を用いることとする(以下の実施例についても同様)。
図2は、本実施例の印刷シートの積層構造を示す断面図である。上述した実施例1は、基材フィルムとして、発泡PETフィルム層と透明な非発泡PETフィルム層を併用したが、本実施例は、基材フィルムとして、透明な非発泡PETフィルムのみを使用した例である。
【0023】
図2(A)に示す印刷シート30は、透明・半透明タイプのものであって、基材フィルム32の上面に前記トナー定着層18が形成され、下面側に粘着層22が形成されている。前記粘着層22の下面には剥離フィルム24が形成されている。前記基材フィルム32としては、透明の非発泡PETフィルム層が用いられる。前記トナー定着層18、基材フィルム12、粘着層22及び剥離フィルム24を合わせた厚さは、例えば、80~300μmである。なお、
図2(B)に示す印刷シート40のように、前記印刷シート30と同様の積層構造とし、透明な非発泡PETフィルムからなる基材フィルム42の厚さを、10~50μmとして、薄型透明の印刷シート10としてもよい。
【0024】
本実施例では、基材フィルム32,42として、透明な非発泡PETフィルム層のみを用いているため、強度が高く、被着体から剥がすときに印刷シート30,40が裂けるのを防止できるという、上述した実施例1と同様の効果が得られる。また、非発泡PETフィルムを用いているため、平坦化層をいれなくても、基材フィルム32,42と粘着層22の接合面積が広いため、ジッピングによる剥離跡が残ることなく、スムースな剥離が可能なことも、上述した実施例1と同様である。
【0025】
なお、
図2(C)に示す印刷シート30Aのように、基材フィルム32と粘着層22の間に、有色インク層からなる平坦化層20を設けることで、印刷シートの用途にあわせて非透明化を図ると同時に、さらなる剥離性の向上を図るようにすることを妨げるものではない。
【0026】
本実施例ような透明・半透明タイプの印刷シート30の適用例としては、該シートが厚手・薄手いずれであっても、自動車塗装面,ガラス,鏡,大理石,タイル,ロッカーなどがある。特に、薄手の印刷シート30は、貼り付け対象の面が波状となっているような場合に有効である。また、半透明の印刷シート30は、ガラスなど、シートを通して向こう側が見えるような場合に好適である。例えば、電飾系のガラスに半透明の印刷シート30を貼り付けると、電飾の光が印刷シート30を透過するようになり、電飾効果を高めることができる。
【実施例3】
【0027】
次に、
図3を参照しながら本発明の実施例3を説明する。
図3は、本実施例の印刷シートの積層構造を示す断面図である。上述した実施例1は、基材フィルムとして発泡PETフィルムと透明な非発泡PETフィルムを併用したが、本実施例は、基材フィルムとして、発泡白PETフィルムのみを使用した例である。
【0028】
図3に示す印刷シート50は、薄型グロスタイプのものであって、基材フィルム52の上面に前記トナー定着層18が形成され、下面側に平坦化層20が形成されている。該平坦化層20の表面には粘着層22が形成され、該粘着層22の下面には剥離フィルム24が形成されている。前記基材フィルム52としては、例えば、白色の発泡PETフィルムが用いられるが、白色に限られないことは上述した実施例1と同様である。
【0029】
本実施例では、基材フィルム52として発泡白PETフィルムのみを用いているが、粘着層22との間に有色インク層からなる平坦化層20を設けている。このため、上述した実施例1と同様に、基材フィルム52側との粘着層22の接合面積が増えるため、ジッピングによる剥離跡が残ることなく、スムースな剥離が可能である。また、スムースな剥離が可能であるため、被着体から剥がすときに、印刷シート50が裂けにくくなり、強度も向上する
【0030】
なお、本発明は、上述した実施例に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更を加え得ることができる。例えば、以下のものも含まれる。
(1)上述した実施例で示した形状,寸法,厚さの数値は一例であり、印刷機器に適合する範囲内であれば、各層の厚さは適宜変更してよい。
(2)前記実施例で示した材料も一例であり、同様の効果を奏する範囲内で、公知の各種の材料を用いることができる。
(3)前記実施例では、発泡PETフィルムとして、白色顔料が含まれるものを例に挙げて説明したが、白色以外の顔料を含むものであってもよい。
(4)前記実施例では、平坦化層20として、白色インク層からなるものを例に挙げて説明したが、他の有色インク層を用いることを妨げるものではない。また、これらの有色インク層を構成する材料についても、公知の各種の材料を用いることができる。
(5)本発明の印刷シートは、例えば、温度変化(冷凍後に加熱など)のある環境で使用されるタック紙として好適であるが、これも一例であり、他の公知の各種の用途に適用可能である。
【産業上の利用可能性】
【0031】
本発明によれば、被着体に対して貼り付けたり、被着体から剥がしたりする印刷シートにおいて、基材フィルムを、トナー定着層側の発泡ポリエチレンテレフタレート樹脂フィルムと、粘着層側の透明な非発泡ポリエチレンテレフタレート樹脂フィルムとの積層構造としたので、トナー定着層を有する印刷シートの強度の向上と、被着体から剥がすときに、剥離跡が残らないスムースな剥離が可能となり、タック紙などの印刷シートの用途に適用できる。特に、冷凍や湯せんなどが想定される対象物へ貼付するタック紙の用途に好適である。
【符号の説明】
【0032】
10,10A:印刷シート
12:基材フィルム
14:発泡白色PETフィルム層(発泡白PET層)
16:非発泡透明PETフィルム層(透明PET層)
18:トナー定着層
20:平坦化層
22:粘着層
24:剥離フィルム
30,30A:印刷シート
32:基材フィルム
40:印刷シート
42:基材フィルム
50:印刷シート
52:基材フィルム
100:印刷シート
102:基材フィルム
104:トナー定着層
106:粘着層
108:剥離フィルム
110:気泡
112:接合部