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特許7144806情報処理装置、情報処理方法、およびプログラム
(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2022-09-21
(45)【発行日】2022-09-30
(54)【発明の名称】情報処理装置、情報処理方法、およびプログラム
(51)【国際特許分類】
   G06Q 50/10 20120101AFI20220922BHJP
   G06F 3/0482 20130101ALI20220922BHJP
   G06Q 50/26 20120101ALI20220922BHJP
【FI】
G06Q50/10
G06F3/0482
G06Q50/26
【請求項の数】 13
(21)【出願番号】P 2018176801
(22)【出願日】2018-09-21
(65)【公開番号】P2020047150
(43)【公開日】2020-03-26
【審査請求日】2021-09-02
(73)【特許権者】
【識別番号】500082333
【氏名又は名称】株式会社なうデータ研究所
(74)【代理人】
【識別番号】100115749
【弁理士】
【氏名又は名称】谷川 英和
(72)【発明者】
【氏名】山口 慶太
【審査官】竹下 翔平
(56)【参考文献】
【文献】特開2007-317003(JP,A)
【文献】特開2003-316801(JP,A)
【文献】特開2018-147321(JP,A)
【文献】特開2007-047989(JP,A)
【文献】特開2008-146161(JP,A)
【文献】特開2005-258547(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
G06Q 10/00-99/00
G06F 3/0482
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
画面上に出力されるメッセージと選択肢識別子とを有する1以上の第一質問情報と、前に選択された候補値に関する条件である質問前提条件とメッセージと選択肢識別子とを有する1以上の第二質問情報とを有する質問情報群と、選択肢識別子と2以上の候補値を有する2以上の選択肢情報とが格納される質問情報群格納部と、
一質問情報が有する前記選択肢識別子を取得し、当該選択肢識別子と対になる2以上の候補値を前記選択肢情報から取得し、当該2以上の候補値のうちの1以上の候補値を選択可能なUI部品を構成し、当該UI部品と、前記第一質問情報が有するメッセージとを有する候補値選択画面を構成する画面構成部と、
前記画面構成部が構成した候補値選択画面を出力する画面出力部と、
前記候補値選択画面に対する1以上の候補値の選択を受け付ける選択受付部とを具備し、
前記画面構成部は、
前記選択受付部が受け付けた選択に対応する1以上の候補値に合致する質問前提条件を検知し、当該質問前提条件と対になる選択肢識別子を前記1以上の第二質問情報から取得し、当該選択肢識別子と対になる2以上の候補値を前記選択肢情報から取得し、当該2以上の候補値のうちの1以上の候補値を選択可能なUI部品を構成し、当該質問前提条件と対になるメッセージとを前記質問情報群格納部の1以上の第二質問情報から取得し、当該構成したUI部品と当該メッセージとを有する候補値選択画面を構成し、
前記画面出力部は、
前記画面構成部が構成した候補値選択画面を出力する情報処理装置。
【請求項2】
前記選択肢情報は、前に選択された候補値に関する条件である選択肢前提条件をも有し、
前記画面構成部は、
前記選択受付部が受け付けた選択に対応する1以上の候補値に合致する質問前提条件と対になる1以上の候補値であり、前記選択受付部が受け付けた選択に対応する1以上の候補値に合致する選択肢前提条件と対になる1以上の候補値を前記質問情報群格納部の1以上の第二質問情報から取得し、当該取得した1以上の候補値のうち、1以上の候補値を選択可能なUI部品を構成し、かつ当該質問前提条件と対になるメッセージとを前記質問情報群格納部の1以上の第二質問情報から取得し、前記構成したUI部品と前記取得したメッセージとを有する候補値選択画面を構成する請求項1記載の情報処理装置。
【請求項3】
前記1以上の各第一質問情報と前記1以上の各第二質問情報は、順序を有し、
前記画面構成部は、
前記順序に従って、第一質問情報または第二質問情報を選択し、かつ第二質問情報を選択する場合は前記選択受付部が受け付けた選択に対応する1以上の候補値に合致する質問前提条件を含む第二質問情報を選択し、当該選択した第一質問情報または第二質問情報が有するメッセージと選択肢情報とを用いて候補値選択画面を構成する請求項1または請求項2記載の情報処理装置。
【請求項4】
前記質問情報群格納部には、
質問情報群を識別する質問情報群識別子に対応付けられている2以上の質問情報群が格納され、
前記画面構成部は、
前記2以上の質問情報群識別子を用いて、質問情報群を選択可能な質問情報群選択画面を構成し、
前記画面出力部は、
前記質問情報群選択画面を出力し、
前記選択受付部は、
前記質問情報群選択画面に対する質問情報群の選択を受け付け、
前記画面構成部は、
前記質問情報群の選択に対応する質問情報群が有する第一質問情報が有する2以上の候補値のうちの1以上の候補値を選択可能なUI部品と、前記第一質問情報が有するメッセージとを有する候補値選択画面を構成する請求項1から請求項3いずれか一項に記載の情報処理装置。
【請求項5】
質問前提条件と結論情報とを有する条件結論対応情報が格納される条件結論対応情報格納部と、
前記画面構成部は、
前記選択受付部が受け付けた選択に対応する1以上の候補値に合致する質問前提条件を検知し、当該質問前提条件と対になる結論情報を前記条件結論対応情報格納部から取得し、当該結論情報を有する結論画面を構成し、
前記画面出力部は、
前記結論画面を出力する請求項1から請求項4いずれか一項に記載の情報処理装置。
【請求項6】
前記画面構成部は、
前記結論情報に対して、確認の入力を受け付けるUI部品をも有する結論画面を構成し、
前記UI部品に対する確認の入力を受け付ける確認受付部をさらに具備し、
前記画面出力部は、
前記確認受付部が確認の入力を受け付けた場合に、当該確認の入力に対応する画面を出力する請求項5記載の情報処理装置。
【請求項7】
前記1以上の各第一質問情報と前記1以上の各第二質問情報は、順序を有し、
レポートを構成する1以上のレポート要素が格納されるレポート要素格納部と、
順序を有する前記1以上の各第一質問情報と前記1以上の各第二質問情報のうちの最後のメッセージを用いた画面が出力された後に、前記レポート要素格納部に格納されている1以上のレポート要素を用いて、出力するレポートを構成するレポート構成部と、
前記レポートを出力するレポート出力部とをさらに具備する請求項1から請求項6いずれか一項に記載の情報処理装置。
【請求項8】
前記レポート要素格納部に格納されている1以上のレポート要素のうちの、1以上のレポート要素には、質問前提条件が対応付いており、
前記レポート構成部は、
前記選択受付部が受け付けた選択に対応する1以上の候補値に合致する質問前提条件を検知し、当該質問前提条件に対応付いている1以上のレポート要素を選択し、当該1以上のレポート要素を用いて、出力するレポートを構成する請求項7記載の情報処理装置。
【請求項9】
前記選択肢情報は、
選択可能な候補値の数を特定する2種類以上のタイプのうちのいずれかのタイプを示すタイプ情報を有し、
前記画面構成部は、
前記タイプ情報に応じたUI部品を有する画面を構成し、
前記選択受付部は、
前記タイプ情報に応じた数の候補値の選択を受け付ける請求項1から請求項8いずれか一項に記載の情報処理装置。
【請求項10】
前記選択肢情報は、
補足的な説明である補足情報を有し、
前記画面構成部は、
メッセージとUI部品に加えて、前記補足情報を配置した候補値選択画面を構成する請求項1から請求項9いずれか一項に記載の情報処理装置。
【請求項11】
前記質問情報群格納部の1以上の各第一質問情報と1以上の各第二質問情報とは、表を構成するレコードである請求項1から請求項10いずれか一項に記載の情報処理装置。
【請求項12】
画面上に出力されるメッセージと選択肢識別子とを有する1以上の第一質問情報と、前に選択された候補値に関する条件である質問前提条件とメッセージと選択肢識別子とを有する1以上の第二質問情報とを有する質問情報群と、選択肢識別子と2以上の候補値を有する2以上の選択肢情報とが格納される質問情報群格納部と、画面構成部と、画面出力部と、選択受付部とにより実現される情報処理方法であって、
前記画面構成部が、第一質問情報が有する前記選択肢識別子を取得し、当該選択肢識別子と対になる2以上の候補値を前記選択肢情報から取得し、当該2以上の候補値のうちの1以上の候補値を選択可能なUI部品を構成し、当該UI部品と、前記第一質問情報が有するメッセージとを有する候補値選択画面を構成する第一の画面構成ステップと、
前記画面出力部が、前記第一の画面構成ステップで構成された候補値選択画面を出力する第一の画面出力ステップと、
前記選択受付部が、前記候補値選択画面に対する1以上の候補値の選択を受け付ける選択受付ステップと、
前記画面構成部が、前記選択受付ステップで受け付けられた選択に対応する1以上の候補値に合致する質問前提条件を検知し、当該質問前提条件と対になる選択肢識別子を前記1以上の第二質問情報から取得し、当該選択肢識別子と対になる2以上の候補値を前記選択肢情報から取得し、当該2以上の候補値のうちの1以上の候補値を選択可能なUI部品を構成し、当該質問前提条件と対になるメッセージとを前記質問情報群格納部の1以上の第二質問情報から取得し、当該構成したUI部品と当該メッセージとを有する候補値選択画面を構成する第二の画面構成ステップと、
前記画面出力部が、前記第二の画面構成ステップで構成された候補値選択画面を出力する第二の画面出力ステップとを具備する情報処理方法。
【請求項13】
画面上に出力されるメッセージと選択肢識別子とを有する1以上の第一質問情報と、前に選択された候補値に関する条件である質問前提条件とメッセージと選択肢識別子とを有する1以上の第二質問情報とを有する質問情報群と、選択肢識別子と2以上の候補値を有する2以上の選択肢情報とが格納される質問情報群格納部にアクセス可能なコンピュータを、
第一質問情報が有する前記選択肢識別子を取得し、当該選択肢識別子と対になる2以上の候補値を前記選択肢情報から取得し、当該2以上の候補値のうちの1以上の候補値を選択可能なUI部品を構成し、当該UI部品と、前記第一質問情報が有するメッセージとを有する候補値選択画面を構成する画面構成部と、
前記画面構成部が構成した候補値選択画面を出力する画面出力部と、
前記候補値選択画面に対する1以上の候補値の選択を受け付ける選択受付部として機能させ、
前記画面構成部は、
前記選択受付部が受け付けた選択に対応する1以上の候補値に合致する質問前提条件を検知し、当該質問前提条件と対になる選択肢識別子を前記1以上の第二質問情報から取得し、当該選択肢識別子と対になる2以上の候補値を前記選択肢情報から取得し、当該2以上の候補値のうちの1以上の候補値を選択可能なUI部品を構成し、当該質問前提条件と対になるメッセージとを前記質問情報群格納部の1以上の第二質問情報から取得し、当該構成したUI部品と当該メッセージとを有する候補値選択画面を構成し、
前記画面出力部は、
前記画面構成部が構成した候補値選択画面を出力するものとして、コンピュータを機能させるためのプログラム。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、ユーザに対する質問や選択肢等を定義することにより、手順を追った入力が必要なシステムであるガイドシステムを容易に構築できる情報処理装置等に関するものである。
【背景技術】
【0002】
従来、ユーザによる手順を追った入力が必要なシステムである種々のガイドシステムを構築する場合に、ガイドシステムごとにプログラムを開発していた。
【0003】
また、従来、画面上で発生したイベントに応じて実行される処理、画面上にレイアウトされる部品の設計情報を定義する処理、画面上にレイアウトされる部品とのデータ受け渡しする処理に対応するプログラムコードを、画面を構成するコードと分離独立した形態で生成する生成手段を有することを特徴とするプログラム生成装置があった(特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【文献】特開2008-287365号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、従来技術においては、種々のガイドシステムを容易に構築できなかった。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本第一の発明の情報処理装置は、画面上に出力されるメッセージと、選択肢識別子および2以上の候補値を有する選択肢情報とを有する1以上の第一質問情報と、前に選択された候補値に関する条件である質問前提条件とメッセージと選択肢情報とを有する1以上の第二質問情報とを有する質問情報群が格納される質問情報群格納部と、第一質問情報が有する2以上の候補値のうちの1以上の候補値を選択可能なUI部品と、第一質問情報が有するメッセージとを有する候補値選択画面を構成する画面構成部と、画面構成部が構成した候補値選択画面を出力する画面出力部と、候補値選択画面に対する1以上の候補値の選択を受け付ける選択受付部とを具備し、画面構成部は、選択受付部が受け付けた選択に対応する1以上の候補値に合致する質問前提条件を検知し、質問前提条件と対になる2以上の候補値のうちの1以上の候補値を選択可能なUI部品と、質問前提条件と対になるメッセージとを質問情報群格納部の1以上の第二質問情報から取得し、UI部品とメッセージとを有する候補値選択画面を構成し、画面出力部は、画面構成部が構成した候補値選択画面を出力する情報処理装置である。
【0007】
かかる構成により、質問情報群を定義することにより種々のガイドシステムを容易に構築できる。
【0008】
また、本第二の発明の情報処理装置は、第一の発明に対して、選択肢情報は、前に選択された候補値に関する条件である選択肢前提条件をも有し、画面構成部は、選択受付部が受け付けた選択に対応する1以上の候補値に合致する質問前提条件と対になる1以上の候補値であり、選択受付部が受け付けた選択に対応する1以上の候補値に合致する選択肢前提条件と対になる1以上の候補値を質問情報群格納部の1以上の第二質問情報から取得し、取得した1以上の候補値のうち、1以上の候補値を選択可能なUI部品を構成し、かつ質問前提条件と対になるメッセージとを質問情報群格納部の1以上の第二質問情報から取得し、構成したUI部品と取得したメッセージとを有する候補値選択画面を構成する情報処理装置である。
【0009】
かかる構成により、選択可能な選択肢のみが表示されるような、適切な種々のガイドシステムを容易に構築できる。
【0010】
また、本第三の発明の情報処理装置は、第一または第二の発明に対して、1以上の各第一質問情報と1以上の各第二質問情報は、順序を有し、画面構成部は、順序に従って、第一質問情報または第二質問情報を選択し、かつ第二質問情報を選択する場合は選択受付部が受け付けた選択に対応する1以上の候補値に合致する質問前提条件を含む第二質問情報を選択し、選択した第一質問情報または第二質問情報が有するメッセージと選択肢情報とを用いて候補値選択画面を構成する情報処理装置である。
【0011】
かかる構成により、種々のガイドシステムを容易に構築できる。
【0012】
また、本第四の発明の情報処理装置は、第一から第三いずれか1つの発明に対して、質問情報群格納部には、質問情報群を識別する質問情報群識別子に対応付けられている2以上の質問情報群が格納され、画面構成部は、2以上の質問情報群識別子を用いて、質問情報群を選択可能な質問情報群選択画面を構成し、画面出力部は、質問情報群選択画面を出力し、受付部は、質問情報群選択画面に対する質問情報群の選択を受け付け、画面構成部は、質問情報群の選択に対応する質問情報群が有する第一質問情報が有する2以上の候補値のうちの1以上の候補値を選択可能なUI部品と、第一質問情報が有するメッセージとを有する候補値選択画面を構成する情報処理装置である。
【0013】
かかる構成により、2以上のガイドシステムを含むシステムを容易に構築できる。
【0014】
また、本第五の発明の情報処理装置は、第一から第四いずれか1つの発明に対して、質問前提条件と結論情報とを有する条件結論対応情報が格納される条件結論対応情報格納部と、画面構成部は、選択受付部が受け付けた選択に対応する1以上の候補値に合致する質問前提条件を検知し、質問前提条件と対になる結論情報を条件結論対応情報格納部から取得し、結論情報を有する結論画面を構成し、画面出力部は、結論画面を出力する情報処理装置である。
【0015】
かかる構成により、種々の適切なガイドシステムを容易に構築できる。
【0016】
また、本第六の発明の情報処理装置は、第五の発明に対して、画面構成部は、結論情報に対して、確認の入力を受け付けるUI部品をも有する結論画面を構成し、UI部品に対する確認の入力を受け付ける確認受付部をさらに具備し、画面出力部は、確認受付部が確認の入力を受け付けた場合に、確認の入力に対応する画面を出力する情報処理装置である。
【0017】
かかる構成により、種々の適切なガイドシステムを容易に構築できる。
【0018】
また、本第七の発明の情報処理装置は、第一から第六いずれか1つの発明に対して、1以上の各第一質問情報と1以上の各第二質問情報は、順序を有し、レポートを構成する1以上のレポート要素が格納されるレポート要素格納部と、順序を有する1以上の各第一質問情報と1以上の各第二質問情報のうちの最後の質問情報を用いた画面が出力された後に、レポート要素格納部に格納されている1以上のレポート要素を用いて、出力するレポートを構成するレポート構成部と、レポートを出力するレポート出力部とをさらに具備する情報処理装置である。
【0019】
かかる構成により、レポートを出力するレポート機能を有する種々のガイドシステムを容易に構築できる。
【0020】
また、本第八の発明の情報処理装置は、第七の発明に対して、レポート要素格納部に格納されている1以上のレポート要素のうちの、1以上のレポート要素には、質問前提条件が対応付いており、レポート構成部は、選択受付部が受け付けた選択に対応する1以上の候補値に合致する質問前提条件を検知し、質問前提条件に対応付いている1以上のレポート要素を選択し、1以上のレポート要素を用いて、出力するレポートを構成する情報処理装置である。
【0021】
かかる構成により、適切なレポートを出力するレポート機能を有する種々のガイドシステムを容易に構築できる。
【0022】
また、本第九の発明の情報処理装置は、第一から第八いずれか1つの発明に対して、選択肢情報は、選択可能な候補値の数を特定する2種類以上のタイプのうちのいずれかのタイプを示すタイプ情報を有し、画面構成部は、タイプ情報に応じたUI部品を有する画面を構成し、選択受付部は、タイプ情報に応じた数の候補値の選択を受け付ける情報処理装置である。
【0023】
かかる構成により、複数種類の選択可能なUI部品を有し得る種々のガイドシステムを容易に構築できる。
【0024】
また、本第十の発明の情報処理装置は、第一から第九いずれか1つの発明に対して、選択肢情報は、補足的な説明である補足情報を有し、画面構成部は、メッセージとUI部品に加えて、補足情報を配置した候補値選択画面を構成する情報処理装置である。
【0025】
かかる構成により、複数種類の選択可能なUI部品に対する補足説明を有し得る種々のガイドシステムを容易に構築できる。
【0026】
また、本第十一の発明の情報処理装置は、第一から第十いずれか1つの発明に対して、質問情報群格納部の1以上の各第一質問情報と1以上の各第二質問情報とは、表を構成するレコードである情報処理装置である。
【0027】
かかる構成により、表形式のインターフェイスで質問情報群を定義することにより、種々のガイドシステムを容易に構築できる。
【発明の効果】
【0028】
本発明による情報処理装置によれば、質問情報群を定義することにより種々のガイドシステムを容易に構築できる。
【図面の簡単な説明】
【0029】
図1】実施の形態1における情報システムAの概念図
図2】同情報システムAのブロック図
図3】同情報処理装置1の動作について説明するフローチャート
図4】同質問情報群選択画面構成処理について説明するフローチャート
図5】同ガイドシステム処理について説明するフローチャート
図6】同かかる画面構成処理について説明するフローチャート
図7】同結論画面構成処理について説明するフローチャート
図8】同レポート構成処理について説明するフローチャート
図9】同候補値選択画面構成処理について説明するフローチャート
図10】同UI部品構成処理について説明するフローチャート
図11】同順序情報管理表を示す図
図12】同質問情報群管理表を示す図
図13】同選択肢情報管理表を示す図
図14】同条件結論対応情報管理表を示す図
図15】同レポート要素管理表を示す図
図16】同画面例を示す図
図17】同画面例を示す図
図18】同画面例を示す図
図19】同画面例を示す図
図20】同画面例を示す図
図21】同画面例を示す図
図22】同コンピュータシステムの概観図
図23】同コンピュータシステムのブロック図
【発明を実施するための形態】
【0030】
以下、情報処理装置等の実施形態について図面を参照して説明する。なお、実施の形態において同じ符号を付した構成要素は同様の動作を行うので、再度の説明を省略する場合がある。
【0031】
(実施の形態1)
本実施の形態において、後述する質問情報群を読み込み、アプリケーションを構築する情報処理装置を有する情報システムについて説明する。
【0032】
図1は、本実施の形態における情報システムAの概念図である。情報システムAは、情報処理装置1、および1または2以上の端末装置2を備える。情報処理装置1は、ここではいわゆるサーバ装置である。情報処理装置1は、例えば、クラウドサーバやASPサーバであるが、そのタイプや設置場所は問わない。端末装置2は、スマートフォンやタブレット端末や携帯電話等の携帯端末、いわゆるパソコン等であり、そのタイプは問わない。
【0033】
図2は、本実施の形態における情報システムAのブロック図である。情報システムAを構成する情報処理装置1は、格納部11、受付部12、処理部13、および出力部14を備える。格納部11は、質問情報群格納部111、条件結論対応情報格納部112、およびレポート要素格納部113を備える。受付部12は、選択受付部121、および確認受付部122を備える。処理部13は、画面構成部131、およびレポート構成部132を備える。出力部14は、画面出力部141、およびレポート出力部142を備える。
【0034】
端末装置2は、端末格納部21、端末受付部22、端末処理部23、端末送信部24、端末受信部25、および端末出力部26を備える。
【0035】
情報処理装置1を構成する格納部11には、各種の情報が格納される。各種の情報とは、例えば、後述する質問情報群、後述する条件結論対応情報、後述するレポート要素である。
【0036】
質問情報群格納部111には、1または2以上の質問情報群が格納される。質問情報群は、1または2以上の第一質問情報と1または2以上の第二質問情報とを有する。第一質問情報は、画面上に出力されるメッセージと、選択肢情報とを有する。第二質問情報は、質問前提条件と、メッセージと、選択肢情報とを有する。なお、メッセージとは、ユーザに提示される情報であり、通常、質問である。
【0037】
また、質問情報群のデータ構造は問わない。質問情報群は、エクセル(登録商標)ファイル、CSVファイル等の、表形式のファイルであることは好適である。つまり、第一質問情報と第二質問情報とは、表のレコードであることは好適である。
【0038】
選択肢情報は、選択肢を構成するための情報である。選択肢情報は、後述するUI部品を構成する情報である。選択肢情報は、選択肢識別子および2以上の候補値を有する。選択肢識別子は、選択肢情報を識別する情報である。選択肢識別子は、例えば、選択肢情報の名前、またはID等である。
【0039】
選択肢情報は、選択肢前提条件、タイプ情報、または補足情報をも有しても良い。選択肢前提条件とは、前に選択された1または2以上の候補値に関する条件である。タイプ情報とは、選択可能な候補値の数を特定する2種類以上のタイプのうちのいずれかのタイプを示す情報である。例えば、タイプ情報「択一」は、選択可能な候補値の数が「1」のタイプを示す。また、例えば、タイプ情報「複数選択」は、選択可能な候補値の数が1または2以上であり、問わないことを示す。また、例えば、タイプ情報「N選択」(Nは2以上の自然数)は、選択可能な候補値の数がNであるタイプを示す。また、補足情報とは、選択肢に対する補足的な説明の情報である。
【0040】
質問前提条件とは、前に選択された候補値に関する条件である。前に選択された候補値とは、ユーザにより、既に選択された1または2以上の候補値である。既に選択された候補値とは、既に出力された画面のUI部品に対して、ユーザが選択した候補値である。質問前提条件は、前に2以上の候補値に関する条件であっても良い。
【0041】
なお、質問情報群を構成する1以上の各第一質問情報と1以上の各第二質問情報は、順序を有することは好適である。1以上の各第一質問情報と1以上の各第二質問情報の定義の順序により、順序が決定されても良い。1以上の各第一質問情報と1以上の各第二質問情報は、順序を特定する順序情報に対応付いていても良い。1以上の各第一質問情報と1以上の各第二質問情報の、順序を示す手段は問わない。
【0042】
質問情報群格納部111は、質問情報群を識別する質問情報群識別子に対応付けられている2以上の質問情報群が格納されても良い。
【0043】
条件結論対応情報格納部112は、1または2以上の条件結論対応情報が格納される。条件結論対応情報とは、ユーザが入力した候補値に関する質問前提条件に対応して、出力される情報を管理する情報である。条件結論対応情報は、1または2以上の質問前提条件と結論情報とを有する。なお、条件結論対応情報は、結論情報のみでも良い。結論情報は、出力される情報であり、広く解する。
【0044】
レポート要素格納部113は、1または2以上のレポート要素が格納される。レポート要素は、レポートを構成する情報である。レポート要素は、1または2以上の質問前提条件に対応付いていても良い。
【0045】
受付部12は、選択や指示を受け付ける。受付部12は、例えば、後述する質問情報群選択画面に対する質問情報群の選択を受け付ける。受付部12は、例えば、1以上の候補値の選択、UI部品に対する確認を受け付ける。受付部12は、例えば、動作の開始指示を受け付ける。
【0046】
なお、ここで、受け付けとは、例えば、端末装置2からの受信である。ただし、受け付けとは、キーボードやマウス、タッチパネルなどの入力デバイスから入力された情報の受け付け、光ディスクや磁気ディスク、半導体メモリなどの記録媒体から読み出された情報の受け付けなどを含む概念である、と考えても良い。
【0047】
選択受付部121は、画面出力部141が出力した候補値選択画面に対する1以上の候補値の選択を受け付ける。選択受付部121は、例えば、タイプ情報に応じた数の候補値の選択を受け付ける。なお、選択受付部121が受け付けた選択に対応する(選択された)1以上の候補値は、図示しないバッファ、または格納部11に、少なくとも一時蓄積される。
【0048】
確認受付部122は、UI部品に対する確認の入力を受け付ける。
【0049】
処理部13は、各種の処理を行う。各種の処理とは、例えば、画面構成部131、レポート構成部132が行う処理である。
【0050】
画面構成部131は、候補値選択画面を構成する。
【0051】
候補値選択画面は、例えば、第一質問情報が有する2以上の候補値のうちの1以上の候補値を選択可能なUI部品と、第一質問情報が有するメッセージとを有する画面の情報である。画面構成部131は、質問情報群格納部111の質問情報群が有する第一質問情報が有する2以上の候補値のうちの1以上の候補値を読み出し、当該1以上の候補値のうち、1以上の候補値を選択可能なUI部品を構成する。そして、画面構成部131は、質問情報群格納部111の質問情報群が有する第一質問情報が有するメッセージを読み出す。次に、画面構成部131は、読み出したメッセージと、構成したUI部品とを有する候補値選択画面を構成する。
【0052】
候補値選択画面は、例えば、第二質問情報が有する2以上の候補値のうちの1以上の候補値を選択可能なUI部品と、第二質問情報が有するメッセージとを有する画面の情報である。画面構成部131は、例えば、選択受付部121が受け付けた選択に対応する1以上の候補値に合致する質問前提条件を検知し、当該質問前提条件と対になる2以上の候補値のうちの1以上の候補値を選択可能なUI部品を構成する。そして、画面構成部131は、当該質問前提条件と対になるメッセージを質問情報群格納部111の1以上の第二質問情報から取得する。次に、画面構成部131は、取得したメッセージと、構成したUI部品とを有する候補値選択画面を構成する。
【0053】
画面構成部131は、例えば、選択受付部121が受け付けた選択に対応する1以上の候補値に合致する質問前提条件と対になる1以上の候補値であり、選択受付部121が受け付けた選択に対応する1以上の候補値に合致する選択肢前提条件と対になる1以上の候補値を質問情報群格納部111の1以上の第二質問情報から取得する。そして、画面構成部131は、取得した1以上の候補値のうち、1以上の候補値を選択可能なUI部品を構成する。また、画面構成部131は、当該質問前提条件と対になるメッセージを質問情報群格納部111の1以上の第二質問情報から取得する。次に、画面構成部131は、取得したメッセージと構成したUI部品とを有する候補値選択画面を構成する。
【0054】
画面構成部131は、例えば、順序に従って、第一質問情報または第二質問情報を選択し、かつ第二質問情報を選択する場合は選択受付部121が受け付けた選択に対応する1以上の候補値に合致する質問前提条件を含む第二質問情報を選択し、選択した第一質問情報または第二質問情報が有するメッセージと選択肢情報とを用いて候補値選択画面を構成する。
【0055】
画面構成部131は、例えば、2以上の質問情報群識別子を用いて、質問情報群を選択可能な質問情報群選択画面を構成する。なお、かかる場合、質問情報群格納部111に2以上の質問情報群が格納されている場合である。なお、質問情報群を選択するためのUI部品は問わない。質問情報群を選択するためのUI部品は、例えば、メニュー、チェックボックスの集合、タブの集合等である。質問情報群を選択するためのUI部品は、通常、2以上の質問情報群から、一の質問情報群を選択可能なUI部品である。
【0056】
画面構成部131は、例えば、質問情報群の選択に対応する質問情報群が有する第一質問情報が有する2以上の候補値のうちの1以上の候補値を選択可能なUI部品と、第一質問情報が有するメッセージとを有する候補値選択画面を構成する。画面構成部131は、例えば、質問情報群の選択に対応する質問情報群が有する第一質問情報であり、第一番目の順序の第一質問情報が有する2以上の候補値のうちの1以上の候補値を選択可能なUI部品と、第一番目の順序の第一質問情報が有するメッセージとを有する候補値選択画面を構成する。
【0057】
画面構成部131は、例えば、結論画面を構成する。画面構成部131は、選択受付部121が受け付けた選択に対応する1以上の候補値に合致する質問前提条件を条件結論対応情報格納部112から検知し、当該質問前提条件と対になる結論情報を条件結論対応情報格納部112から取得し、結論情報を有する結論画面を構成する。
【0058】
画面構成部131は、例えば、結論情報に対して、確認の入力を受け付けるUI部品をも有する結論画面を構成することは好適である。
【0059】
画面構成部131は、例えば、タイプ情報に応じたUI部品を有する画面を構成する。画面構成部131は、UI部品を構成する場合、当該UI部品の元になる選択肢情報が有するタイプ情報に応じたUI部品を構成することは好適である。つまり、例えば、タイプ情報が「択一」である場合、画面構成部131は、一の候補値のみが選択可能なUI部品を構成することは好適である。
【0060】
画面構成部131は、メッセージとUI部品に加えて、補足情報を配置した候補値選択画面を構成することは好適である。なお、画面構成部131は、補足情報を、UI部品との対応が分かる位置に配置することは好適である。
【0061】
なお、画面構成部131が構成する質問情報群選択画面、候補値選択画面、結論画面等の画面は、例えば、HTML、XML等で定義されるが、その実現手段は問わない。
【0062】
レポート構成部132は、レポート要素格納部113に格納されている1以上のレポート要素を用いて、出力するレポートを構成する。
【0063】
レポート構成部132は、例えば、順序を有する1以上の各第一質問情報と1以上の各第二質問情報のうちの最後の質問情報を用いた画面が出力された後に、レポート要素格納部113に格納されている1以上のレポート要素を用いて、出力するレポートを構成する。
【0064】
レポート構成部132は、例えば、ユーザからの入力を受け付け得るUI部品を有する画面に対する最後のユーザ入力を受け付けた後、出力するレポートを構成する。
【0065】
レポート構成部132は、例えば、選択受付部121が受け付けた選択に対応する1以上の候補値に合致する質問前提条件を検知し、当該質問前提条件に対応付いている1または2以上のレポート要素を選択し、出力するレポートを構成する。
【0066】
出力部14は、各種の情報を出力する。各種の情報とは、例えば、各種の画面、レポートである。
【0067】
ここで、出力とは、例えば、端末装置2への送信である。出力は、ディスプレイへの表示、プロジェクターを用いた投影、プリンタでの印字、音出力、記録媒体への蓄積、他の処理装置や他のプログラムなどへの処理結果の引渡しなどを含む概念である、と考えても良い。
【0068】
画面出力部141は、画面構成部131が構成した画面を出力する。画面出力部141は、例えば、質問情報群選択画面、候補値選択画面、結論画面を出力する。
【0069】
画面出力部141は、確認受付部122が確認の入力を受け付けた場合に、確認の入力に対応する画面を出力する。なお、確認の入力に対応する画面とは、例えば、レポートを有する画面、処理の終了を示す画面である。処理の終了を示す画面は、例えば、格納部11に格納されている。
【0070】
レポート出力部142は、レポート構成部132が構成したレポートを出力する。レポートの出力とは、例えば、レポートを含む画面の出力である。
【0071】
端末装置2を構成する端末格納部21には、各種の情報が格納される。各種の情報とは、例えば、ユーザを識別するユーザ識別子である。各種の情報は、例えば、端末受信部25が受信した情報である。
【0072】
端末受付部22は、各種の指示や情報等を受け付ける。ここで、受け付けとは、キーボードやマウス、タッチパネルなどの入力デバイスから入力された情報の受け付け、有線もしくは無線の通信回線を介して送信された情報の受信、光ディスクや磁気ディスク、半導体メモリなどの記録媒体から読み出された情報の受け付けなどを含む概念である。各種の指示や情報等とは、例えば、候補値の選択等である。
【0073】
各種の指示や情報等の入力手段は、タッチパネルやキーボードやマウスやメニュー画面によるもの等、何でも良い。
【0074】
端末処理部23は、各種の処理を行う。各種の処理とは、例えば、端末受信部25が受信した情報を表示されるデータに構成する処理である。各種の処理とは、例えば、端末受付部22が受け付けた指示等を送信する指示等に構成する処理である。
【0075】
端末送信部24は、各種の指示や情報等を情報処理装置1に送信する。各種の指示や情報等とは、例えば、端末処理部23が構成した指示、端末受付部22が受け付けた指示や情報等である。
【0076】
端末受信部25は、各種の情報を情報処理装置1から受信する。各種の情報とは、例えば、各種の画面、レポートである。
【0077】
端末出力部26は、各種の情報を取得する。各種の情報とは、例えば、端末受付部22が受け付けた情報、端末受信部25が受信した情報、端末処理部23が構成した情報である。各種の情報とは、例えば、各種の画面、レポートである。
【0078】
格納部11、質問情報群格納部111、条件結論対応情報格納部112、レポート要素格納部113、および端末格納部21は、不揮発性の記録媒体が好適であるが、揮発性の記録媒体でも実現可能である。
【0079】
格納部11等に情報が記憶される過程は問わない。例えば、記録媒体を介して情報が格納部11等で記憶されるようになってもよく、通信回線等を介して送信された情報が格納部11等で記憶されるようになってもよく、あるいは、入力デバイスを介して入力された情報が格納部11等で記憶されるようになってもよい。
【0080】
受付部12、および端末受信部25は、通常、無線または有線の通信手段で実現されるが、放送を受信する手段で実現されても良い。
【0081】
処理部13、画面構成部131、レポート構成部132、および端末処理部23は、通常、MPUやメモリ等から実現され得る。処理部13等の処理手順は、通常、ソフトウェアで実現され、当該ソフトウェアはROM等の記録媒体に記録されている。但し、ハードウェア(専用回路)で実現しても良い。
【0082】
出力部14、画面出力部141、レポート出力部142、および端末送信部24は、通常、無線または有線の通信手段で実現されるが、放送手段で実現されても良い。
【0083】
端末受付部22は、タッチパネルやキーボード等の入力手段のデバイスドライバーや、メニュー画面の制御ソフトウェア等で実現され得る。
【0084】
端末出力部26は、ディスプレイやスピーカー等の出力デバイスを含むと考えても含まないと考えても良い。端末出力部26は、出力デバイスのドライバーソフトまたは、出力デバイスのドライバーソフトと出力デバイス等で実現され得る。
【0085】
次に、情報システムAの動作について説明する。まず、情報処理装置1の動作について、図3のフローチャートを用いて説明する。
【0086】
(ステップS301)受付部12は、端末装置2から動作開始指示を受信したか否かを判断する。動作開始指示を受信した場合はステップS302に行き、動作開始指示を受信しなかった場合はステップS301に戻る。
【0087】
(ステップS302)画面構成部131は、質問情報群格納部111に複数の質問情報群が存在するか否かを判断する。複数の質問情報群が存在する場合はステップS303に行き、一つの質問情報群のみが存在する場合はステップS307に行く。
【0088】
(ステップS303)画面構成部131は、質問情報群選択画面の構成処理を行う。質問情報群選択画面構成処理について、図4のフローチャートを用いて説明する。
【0089】
(ステップS304)画面出力部141は、ステップS303で構成された質問情報群選択画面を、動作開始指示を送信してきた端末装置2に送信する。
【0090】
(ステップS305)選択受付部121は、端末装置2から質問情報群の選択を受信したか否かを判断する。質問情報群の選択を受信した場合はステップS306に行き、質問情報群の選択を受信しなかった場合はステップS305に戻る。
【0091】
(ステップS306)画面構成部131は、着目する質問情報群を特定する情報を格納する変数に、選択された質問情報群を特定する情報を代入する。
【0092】
(ステップS307)画面構成部131は、着目する質問情報群を特定する情報を格納する変数に、質問情報群格納部111の一の質問情報群を特定する情報を代入する。
【0093】
(ステップS308)処理部13は、ガイドシステム処理を行う。ステップS301に戻る。ガイドシステム処理について、図5のフローチャートを用いて説明する。
【0094】
なお、図3のフローチャートにおいて、電源オフや処理終了の割り込みにより処理は終了する。
【0095】
次に、ステップS303の質問情報群選択画面構成処理について、図4のフローチャートを用いて説明する。
【0096】
(ステップS401)画面構成部131は、2以上の質問情報群識別子を質問情報群格納部111から読み出す。
【0097】
(ステップS402)画面構成部131は、2以上の質問情報群識別子を用いて、2以上の質問情報群を選択するUI部品を構成する。画面構成部131は、例えば、2以上の各質問情報群識別子をメニュー項目として有するメニューを構成する。画面構成部131は、例えば、2以上の各質問情報群識別子を選択可能なタブとして有するUI部品を構成する。画面構成部131は、例えば、2以上の各質問情報群識別子を選択可能な2以上のトグルスイッチの集合を構成する。
【0098】
(ステップS403)画面構成部131は、ステップS402で構成したUI部品を有する画面である質問情報群選択画面を構成する。なお、かかる質問情報群選択画面は、例えば、格納部11に格納されているメッセージ「利用するアプリケーションを選択してください」または「利用する質問情報群を選択してください」等を含むことは好適である。
【0099】
次に、ステップS308のガイドシステム処理について、図5のフローチャートを用いて説明する。
【0100】
(ステップS501)画面構成部131は、着目している質問情報群の中の第一番目の第一質問情報を、質問情報群格納部111から読み出す。
【0101】
(ステップS502)画面構成部131は、ステップS501で取得した第一質問情報を用いて、候補値選択画面を構成する。かかる画面構成処理について、図6のフローチャートを用いて説明する。
【0102】
(ステップS503)画面出力部141は、ステップS502で構成された候補値選択画面を端末装置2に送信する。
【0103】
(ステップS504)選択受付部121は、端末装置2から、1以上の候補値の選択を受信したか否かを判断する。1以上の候補値の選択を受信した場合はステップS505に行き、1以上の候補値の選択を受信しなかった場合はステップS504に戻る。
【0104】
(ステップS505)選択受付部121は、ステップS504で受信した候補値の選択に対応する1以上の候補値を、図示しないバッファまたは格納部11等に、一時蓄積する。なお、選択受付部121は、通常、1以上の候補値を、選択肢識別子と対にして蓄積する。
【0105】
(ステップS506)画面構成部131は、着目している質問情報群の中に、次の質問情報(第一質問情報または第二質問情報)が存在するか否かを判断する。次の質問情報が存在する場合はステップS507に行き、次の質問情報が存在しない場合は上位処理にリターンする。」
【0106】
(ステップS507)画面構成部131は、次の質問情報を用いて、画面構成処理を行う。画面構成処理について、図6のフローチャートを用いて説明する。
【0107】
(ステップS508)画面構成部131は、ステップS507で画面を構成できたか否かを判断する。ステップS507で画面を構成できた場合はステップS509に行き、ステップS507で画面を構成できたなかった場合はステップS504に戻る。
【0108】
(ステップS509)画面出力部141は、ステップS507で構成された画面を端末装置2に送信する。ステップS504に戻る。
【0109】
次に、ステップS502の画面構成処理について、図6のフローチャートを用いて説明する。
【0110】
(ステップS601)処理部13は、結論画面を構成するか否かを判断する。結論画面を構成する場合はステップS602に行き、結論画面を構成しない場合はステップS603に行く。なお、処理部13は、例えば、着目している質問情報が、予め決められた条件を満たす場合に、結論画面を構成する、と判断する。処理部13は、例えば、着目している質問情報が条件結論対応情報に対応付けられている場合に、結論画面を構成する、と判断する。処理部13は、例えば、着目している質問情報群の中の質問情報を順に処理している際に、ユーザに問い合わせるすべての質問情報の処理が完了したことを検知した場合に、結論画面を構成する、と判断する。
【0111】
(ステップS602)画面構成部131は、結論画面を構成する処理を行う。結論画面構成処理について、図7のフローチャートを用いて説明する。
【0112】
(ステップS603)処理部13は、レポートを構成するか否かを判断する。レポートを構成する場合はステップS604に行き、レポートを構成しない場合はステップS605に行く。処理部13は、例えば、着目している質問情報が1以上のレポート要素に対応付けられている場合に、レポートを構成する、と判断する。処理部13は、例えば、着目している質問情報群の中の質問情報を順に処理している際に、ユーザに問い合わせるすべての質問情報の処理が完了したことを検知した場合に、レポートを構成する、と判断する。
【0113】
(ステップS604)レポート構成部132は、レポートを構成する処理を行う。レポート構成処理について、図8のフローチャートを用いて説明する。
【0114】
(ステップS605)画面構成部131は、候補値選択画面を構成する処理を行う。候補値選択画面構成処理について、図9のフローチャートを用いて説明する。
【0115】
次に、ステップS602の結論画面構成処理について、図7のフローチャートを用いて説明する。
【0116】
(ステップS701)画面構成部131は、カウンタiに1を代入する。
【0117】
(ステップS702)画面構成部131は、条件結論対応情報格納部112に、i番目の条件結論対応情報が存在するか否かを判断する。i番目の条件結論対応情報が存在する場合はステップS703に行き、i番目の条件結論対応情報が存在しない場合はステップS708に行く。
【0118】
(ステップS703)画面構成部131は、条件結論対応情報格納部112から、i番目の条件結論対応情報を読み出す。
【0119】
(ステップS704)画面構成部131は、i番目の条件結論対応情報が質問前提条件を有するか否かを判断する。質問前提条件を有する場合はステップS705に行き、質問前提条件を有しない場合はステップS707に行く。
【0120】
(ステップS705)画面構成部131は、ユーザが選択した1以上の候補値が、i番目の条件結論対応情報に含まれる質問前提条件に合致するか否かを判断する。質問前提条件に合致する場合はステップS706に行き、質問前提条件に合致しない場合はステップS707に行く。なお、「ユーザが選択した1以上の候補値」とは、前の出力された候補値選択画面において、ユーザが選択した候補値である。
【0121】
(ステップS706)画面構成部131は、i番目の条件結論対応情報に含まれる結論情報を取得する。
【0122】
(ステップS707)画面構成部131は、カウンタiを1、インクリメントする。ステップS702に戻る。
【0123】
(ステップS708)画面構成部131は、ステップS706で取得した1または2以上の結論情報を有する結論画面を構成する。上位処理にリターンする。
【0124】
次に、ステップS604のレポート構成処理について、図8のフローチャートを用いて説明する。
【0125】
(ステップS801)レポート構成部132は、カウンタiに1を代入する。
【0126】
(ステップS802)レポート構成部132は、i番目のレポート要素がレポート要素格納部113に存在するか否かを判断する。i番目のレポート要素が存在する場合はステップS803に行き、存在しない場合はステップS811に行く。
【0127】
(ステップS803)レポート構成部132は、i番目のレポート要素をレポート要素格納部113から読み出す。
【0128】
(ステップS804)レポート構成部132は、i番目のレポート要素に対応付く、質問前提条件が存在するか否かを判断する。質問前提条件が存在する場合はステップS805に行き、質問前提条件が存在しない場合はステップS806に行く。
【0129】
(ステップS805)レポート構成部132は、ユーザが選択した1以上の候補値が、i番目のレポート要素に対応付く質問前提条件に合致するか否かを判断する。質問前提条件に合致する場合はステップS806に行き、質問前提条件に合致しない場合はステップS810に行く。
【0130】
(ステップS806)レポート構成部132は、i番目のレポート要素を取得する。
【0131】
(ステップS807)レポート構成部132は、ステップS806で取得したi番目のレポート要素が変数を含むか否かを判断する。変数を含む場合はステップS808に行き、変数を含まない場合はステップS809に行く。
【0132】
(ステップS808)レポート構成部132は、i番目のレポート要素に含まれる1以上の各変数に対応する値(ユーザが選択した候補値)を取得し、1以上の各変数に値を代入する。なお、かかる処理により、変数を有さないレポート要素が構成された。
【0133】
(ステップS809)レポート構成部132は、ステップS808で構成されたレポート要素または、変数を有さないi番目のレポート要素を、図示しないバッファまたは格納部11等に一時蓄積する。
【0134】
(ステップS810)レポート構成部132は、カウンタiを1、インクリメントする。ステップS702に戻る。
【0135】
(ステップS811)レポート構成部132は、ステップS809で一時蓄積された1以上のレポート要素を含むレポートを構成する。上位処理にリターンする。
【0136】
次に、ステップS605の候補値選択画面構成処理について、図9のフローチャートを用いて説明する。
【0137】
(ステップS901)画面構成部131は、着目している質問情報群の着目している質問情報(第一質問情報または第二質問情報)を取得する。
【0138】
(ステップS902)画面構成部131は、ステップS901で取得した質問情報が質問前提条件を含むか否かを判断する。質問前提条件を含む場合はステップS903に行き、質問前提条件を含まない場合はステップS904に行く。
【0139】
(ステップS903)画面構成部131は、今までにユーザが選択した1以上の候補値が、ステップS901で取得した質問情報が有する質問前提条件に合致するか否かを判断する。質問前提条件に合致する場合はステップS904に行き、質問前提条件に合致しない場合は上位処理にリターンする。なお、ここで上位処理にリターンした場合は、候補値選択画面は構成されない。
【0140】
(ステップS904)画面構成部131は、ステップS901で取得した質問情報が有するメッセージを取得する。
【0141】
(ステップS905)画面構成部131は、ステップS901で取得した質問情報が有する選択肢情報を用いて、UI部品を構成する。UI部品構成処理について、図10のフローチャートを用いて説明する。
【0142】
(ステップS906)画面構成部131は、ステップS904で取得したメッセージと、ステップS905で構成したUI部品とを有する候補値選択画面を構成する。上位処理にリターンする。
【0143】
次に、ステップS905のUI部品構成処理について、図10のフローチャートを用いて説明する。
【0144】
(ステップS1001)画面構成部131は、ステップS901で取得した質問情報が有する選択肢情報が有する選択肢識別子を取得する。
【0145】
(ステップS1002)画面構成部131は、カウンタiに1を代入する。
【0146】
(ステップS1003)画面構成部131は、ステップS1001で取得した選択肢識別子に対応するi番目の候補値が存在するか否かを判断する。i番目の候補値が存在する場合はステップS1004に行き、i番目の候補値が存在しない場合はステップS1008に行く。
【0147】
(ステップS1004)画面構成部131は、ステップS901で取得した質問情報が有する選択肢情報に選択肢前提条件が含まれるか否かを判断する。選択肢前提条件が含まれる場合はステップS1005に行き、選択肢前提条件が含まれない場合はステップS1006に行く。
【0148】
(ステップS1005)画面構成部131は、今までにユーザが選択した1以上の候補値が、ステップS901で取得した質問情報が有する選択肢情報に選択肢前提条件に合致するか否かを判断する。合致する場合はステップS1006に行き、合致しない場合はステップS1007に行く。
【0149】
(ステップS1006)画面構成部131は、i番目の候補値を取得し、図示しないバッファまたは格納部11に一時蓄積する。
【0150】
(ステップS1007)画面構成部131は、カウンタiを1、インクリメントする。ステップS702に戻る。
【0151】
(ステップS1008)画面構成部131は、ステップS1006で一時蓄積した2以上の候補値を取得する。
【0152】
(ステップS1009)画面構成部131は、ステップS901で取得した質問情報が有する選択肢情報が、タイプ情報を含むか否かを判断する。タイプ情報を含む場合はステップS1010に行き、タイプ情報を含まない場合はステップS1011に行く。
【0153】
(ステップS1010)画面構成部131は、質問情報が有する選択肢情報に含まれるタイプ情報が示すタイプのUI部品であり、ステップS1008で取得した2以上の候補値の中から、1以上の候補値が選択可能なUI部品を構成する。上位処理にリターンする。
【0154】
(ステップS1011)画面構成部131は、デフォルトのタイプのUI部品であり、ステップS1008で取得した2以上の候補値の中から、1以上の候補値が選択可能なUI部品を構成する。上位処理にリターンする。
【0155】
次に、端末装置2の動作について説明する。端末装置2の端末受付部22は、各種の指示や情報等を受け付ける。次に、端末処理部23は、端末受付部22が受け付けた指示等を送信する指示等に構成する。端末送信部24は、端末処理部23が構成した指示等を情報処理装置1に送信する。として、端末受信部25は、指示等の送信に応じて、情報処理装置1から情報を受信する。次に、端末処理部23は、端末受信部25が受信した情報を出力されるデータに構成する。次に、端末出力部26は、端末処理部23により構成された情報を出力する。
【0156】
以下、本実施の形態における情報システムAの具体的な動作について説明する。情報システムAの概念図は図1である。本具体例において、パスポート申請ガイドシステムを提供する場合について説明する。
【0157】
今、質問情報群格納部111には、図11に示す順序情報管理表が格納されている。順序情報管理表は、質問情報の順序を示す情報である。順序情報管理表は、「問合せ内容」「確認事項名」を有する。「問合せ内容」は、質問情報群識別子である。「問合せ内容」は、ガイドシステムの名称である、と言っても良い。「確認事項名」は、質問情報等を識別する質問情報識別子である、と言っても良い。図11に示す順序情報管理表の定義順が、質問情報等の順序を示す順序情報である、と言っても良い。なお、質問情報等とは、ここでは、質問情報、結論情報、またはレポートである。
【0158】
また、図11において、質問情報「申請者の本人確認」、質問情報「申請者本人の未成年確認」、質問情報「申請者本人(未成年)の12歳以上確認」、質問情報「パスポートの有効期間」、質問情報「本人確認書類(1点)」、質問情報「本人確認書類1点目(2点)」、質問情報「本人確認書類2点目(2点)」、結論情報「手数料」、「レポート」の順に定義されている。
【0159】
また、質問情報群格納部111には、図12に示す質問情報群管理表が格納されている。図12の質問情報群管理表は、質問情報群識別子「パスポート申請」に対応する質問情報等の集合である。質問情報等は、「確認事項名」「前提」「メッセージ」「タイプ情報」「選択肢識別子」を有する。「前提」は、質問前提情報である。「タイプ情報」は、ここでは「択一」「判定」「レポート」のいずれかである。「択一」は、2以上の候補値から一の候補値が選択され得るUI部品であることを示す。「判定」は、結論情報に対応することを示す。「レポート」は、1以上のレポート要素に対応することを示す。
【0160】
また、質問情報群格納部111には、図13に示す選択肢情報管理表が格納されている。選択肢情報管理表は、1以上の選択肢情報が格納される。選択肢情報は、ここでは「選択肢識別子」「前提_書類の組み合わせ」「前提_年齢で持てないもの」「候補値」「補足情報」を有する。「前提_書類の組み合わせ」「前提_年齢で持てないもの」は、質問前提情報である。つまり、ここでは、選択肢情報は、最大2つの質問前提情報を有し得る。また、「補足情報」は、候補値とともに画面を構成しても良い情報である。
【0161】
また、条件結論対応情報格納部112には、図14に示す条件結論対応情報管理表が格納されている。条件結論対応情報管理表は、1以上の条件結論対応情報が格納され得る。条件結論対応情報は、「質問前提条件」「結論情報」を有する。「質問前提条件」は、ここでは「申請者本人(未成年)の12歳以上確認」「パスポートの有効期間」を有する。つまり、ここでの「質問前提条件」は、最大2つである。また、「申請者本人(未成年)の12歳以上確認」「パスポートの有効期間」は、確認事項名である。
【0162】
さらに、レポート要素格納部113には、図15に示すレポート要素管理表が格納されている。レポート要素管理表は、1以上のレポート要素情報が格納されている。レポート要素情報は、「前提」「レポート要素」を有する。「前提」は、質問前提条件である。
【0163】
かかる状況において、ユーザは、動作開始指示を端末装置2に入力した、とする。すると、端末装置2の端末受付部22は、動作開始指示を受け付ける。そして、端末処理部23は、端末受付部22の動作開始指示の受け付けに応じて、送信する動作開始指示に構成する。次に、端末送信部24は、端末処理部23が構成した動作開始指示を情報処理装置1に送信する。
【0164】
次に、情報処理装置1の受付部12は、端末装置2から動作開始指示を受信する。
【0165】
次に、画面構成部131は、図11に示す順序情報管理表の第一番目のレコードの確認事項名「申請者の本人確認」を取得する。次に、画面構成部131は、確認事項名「申請者の本人確認」に対応する質問情報(レコード)が有するメッセージ「パスポートの申請をする方は申請者本人ですか。」を、図12の質問情報群管理表から読み出す。
【0166】
また、画面構成部131は、当該質問情報(レコード)が有するタイプ情報「択一」と選択肢識別子「本人確認」とを図12の質問情報群管理表から読み出す。
【0167】
次に、画面構成部131は、選択肢識別子「本人確認」と対になる候補値「本人」「代理人」を図13の選択肢情報管理表から読み出す。そして、画面構成部131は、候補値「本人」「代理人」を用いて、タイプ情報「択一」に合致するUI部品であり、候補値「本人」「代理人」のうちの一の候補値が選択可能なUI部品を構成する。そして、画面構成部131は、メッセージ「パスポートの申請をする方は申請者本人ですか。」と当該UI部品を有する候補値選択画面を構成する。ここでのUI部品は、表示されている候補値のうちの一の候補値のみが選択可能なユーザインターフェイスである。
【0168】
次に、画面出力部141は、構成された候補値選択画面を、動作開始指示を送信してきた端末装置2に送信する。
【0169】
次に、端末装置2の端末受信部25は、動作開始指示の送信に応じて、情報処理装置1から候補値選択画面を受信する。そして、端末処理部23は、端末受信部25が受信した候補値選択画面を用いて、出力される画面を構成する。次に、端末出力部26は、端末処理部23により構成された画面を出力する。なお、かかる画面例は、図16である。
【0170】
次に、ユーザは、図16の画面に対して、候補値「本人」を選択した、とする。すると、端末装置2は、候補値「本人」の選択を受け付け、当該候補値「本人」の選択を情報処理装置1に送信する。なお、端末装置2の処理は公知技術であるので、詳細な説明を省略する。
【0171】
次に、情報処理装置1の選択受付部121は、端末装置2から候補値「本人」の選択を受信する。候補値「本人」の選択とは、候補値「本人」を含んでも良いし、候補値「本人」を識別するIDを含む等でも良い。つまり、候補値の選択の受信とは、ユーザが選択した候補値が分かる情報を受信すれば良い。
【0172】
次に、選択受付部121は、受信した候補値の選択に対応する候補値「本人」を、確認事項名「申請者の本人確認」に対応付けて、図示しないバッファに蓄積する。つまり、選択受付部121は、「申請者の本人確認=本人」を図示しないバッファに蓄積する。
【0173】
次に、画面構成部131は、図11に示す順序情報管理表の2番目の確認事項名「申請者本人の未成年確認」を取得する。次に、画面構成部131は、図12の質問情報群管理表における、確認事項名「申請者本人の未成年確認」に対応する質問情報(レコード)が有するメッセージ「申請者本人は申請日の段階で未成年(20歳未満の未婚者)ですか。(法律により20回目の誕生日の前日に20歳となります。)」を図12の質問情報群管理表から読み出す。
【0174】
また、画面構成部131は、当該質問情報(レコード)が有するタイプ情報「択一」と選択肢識別子「はい/いいえ選択」とを図12の質問情報群管理表から読み出す。
【0175】
次に、画面構成部131は、選択肢識別子「はい/いいえ選択」と対になる候補値「はい」「いいえ」を図13の選択肢情報管理表から読み出す。そして、画面構成部131は、候補値「はい」「いいえ」を用いて、タイプ情報「択一」に合致するUI部品であり、候補値「はい」「いいえ」のうちの一の候補値が選択可能なUI部品を構成する。そして、画面構成部131は、取得したメッセージと当該UI部品を有する候補値選択画面を構成する。
【0176】
次に、画面出力部141は、構成された候補値選択画面を、動作開始指示を送信してきた端末装置2に送信する。
【0177】
次に、端末装置2の端末受信部25は、候補値「本人」の選択の送信に応じて、情報処理装置1から次の候補値選択画面を受信する。そして、端末処理部23は、端末受信部25が受信した候補値選択画面を用いて、出力される画面を構成する。次に、端末出力部26は、端末処理部23により構成された画面を出力する。なお、かかる画面例は、図17である。図17の画面は、先に既に出力されていた画面の情報(1701)と、新たに受信された画面の情報(1702)とを含む候補値選択画面である。
【0178】
次に、ユーザは、図17の画面に対して、候補値「いいえ」を選択した、とする。すると、端末装置2は、候補値「いいえ」の選択を受け付け、当該候補値「いいえ」の選択を情報処理装置1に送信する。
【0179】
次に、情報処理装置1の選択受付部121は、端末装置2から候補値「いいえ」の選択を受信する。
【0180】
次に、選択受付部121は、受信した候補値の選択に対応する候補値「いいえ」を、確認事項名「申請者本人の未成年確認」に対応付けて、図示しないバッファに蓄積する。つまり、選択受付部121は、「申請者本人の未成年確認=いいえ」を図示しないバッファに蓄積する。
【0181】
次に、画面構成部131は、図11に示す順序情報管理表の3番目の確認事項名「申請者本人(未成年)の12歳以上確認」を取得する。次に、画面構成部131は、図12の質問情報群管理表における、確認事項名「申請者本人(未成年)の12歳以上確認」に対応する前提「申請者本人の未成年確認=はい」を取得する。
【0182】
次に、画面構成部131は、取得した質問前提条件「申請者本人の未成年確認=はい」の判断に使用する候補値であり、ユーザが選択した候補値「申請者本人の未成年確認=いいえ」を図示しないバッファから読み出す。次に、画面構成部131は、読み出した「申請者本人の未成年確認=いいえ」が、質問前提条件「申請者本人の未成年確認=はい」に合致しない、と判断する。
【0183】
次に、画面構成部131は、図11に示す順序情報管理表の4番目の確認事項名「パスポートの有効期間」を取得する。次に、画面構成部131は、図12の質問情報群管理表における、確認事項名「パスポートの有効期間」に対応する前提「!申請者本人の未成年確認=はい」を取得する。なお、「!」は、「NOT」の意味である。つまり、「!申請者本人の未成年確認=はい」は「申請者本人の未成年確認=いいえ」と同意義(同じ情報)である。
【0184】
次に、画面構成部131は、取得した質問前提条件「!申請者本人の未成年確認=はい」の判断に使用する候補値であり、ユーザが選択した候補値「申請者本人の未成年確認=いいえ」を図示しないバッファから読み出す。次に、画面構成部131は、読み出した「申請者本人の未成年確認=いいえ」が、質問前提条件「!申請者本人の未成年確認=はい」に合致する、と判断する。
【0185】
次に、画面構成部131は、確認事項名「パスポートの有効期間」と対になるメッセージ「パスポートの有効期間はどちらを希望しますか。」を、図12の質問情報群管理表から読み出す。また、画面構成部131は、確認事項名「パスポートの有効期間」と対になるタイプ情報「択一」と選択肢識別子「有効期間」とを図12の質問情報群管理表から読み出す。
【0186】
次に、画面構成部131は、選択肢識別子「有効期間」と対になる候補値「5年」「10年」を図13の選択肢情報管理表から読み出す。そして、画面構成部131は、候補値「5年」「10年」」を用いて、タイプ情報「択一」に合致するUI部品であり、候補値「5年」「10年」のうちの一の候補値が選択可能なUI部品を構成する。そして、画面構成部131は、取得したメッセージと当該UI部品を有する候補値選択画面を構成する。
【0187】
次に、画面出力部141は、構成された候補値選択画面を端末装置2に送信する。
【0188】
次に、端末装置2の端末受信部25は、候補値「いいえ」の選択の送信に応じて、情報処理装置1から次の候補値選択画面を受信する。そして、端末処理部23は、端末受信部25が受信した候補値選択画面を用いて、出力される画面を構成する。次に、端末出力部26は、端末処理部23により構成された画面を出力する。なお、かかる画面例は、図18である。図18の画面は、先に既に出力されていた画面の情報(1801)と、新たに受信された画面の情報(1802)とを含む候補値選択画面である。
【0189】
次に、ユーザは、図18の画面に対して、候補値「10年」を選択した、とする。すると、端末装置2は、候補値「10年」の選択を受け付け、当該候補値「10年」の選択を情報処理装置1に送信する。
【0190】
次に、情報処理装置1の選択受付部121は、端末装置2から候補値「10年」の選択を受信する。
【0191】
次に、選択受付部121は、受信した候補値の選択に対応する候補値「10年」を、確認事項名「パスポートの有効期間」に対応付けて、図示しないバッファに蓄積する。
【0192】
次に、画面構成部131は、図11に示す順序情報管理表の5番目の確認事項名「本人確認書類(1点)」を取得する。次に、画面構成部131は、図12の質問情報群管理表における、確認事項名「本人確認書類(1点)」に対応する前提が存在しないので、前提を取得しない。
【0193】
次に、画面構成部131は、確認事項名「本人確認書類(1点)」と対になるメッセージ「提出できる書類を選んでください。その他の場合は他の書類が2点必要になります。」、タイプ情報「択一」、選択肢識別子「本人確認書類(1点)」を、図12の質問情報群管理表から読み出す。
【0194】
次に、画面構成部131は、選択肢識別子「本人確認書類(1点)」と対になる「マイナンバーカード」「運転免許証」「船員手帳」「その他」を図13の選択肢情報管理表から読み出す。そして、画面構成部131は、候補値「マイナンバーカード」「運転免許証」「船員手帳」「その他」を用いて、タイプ情報「択一」に合致するUI部品であり、候補値「マイナンバーカード」「運転免許証」「船員手帳」「その他」のうちの一の候補値が選択可能なUI部品を構成する。そして、画面構成部131は、取得したメッセージと当該UI部品を有する候補値選択画面を構成する。
【0195】
次に、画面出力部141は、構成された候補値選択画面を端末装置2に送信する。
【0196】
次に、端末装置2の端末受信部25は、情報処理装置1から次の候補値選択画面を受信する。そして、端末処理部23は、端末受信部25が受信した候補値選択画面を用いて、出力される画面を構成する。次に、端末出力部26は、端末処理部23により構成された画面を出力する。なお、かかる画面例は、図19である。図19の画面は、先に既に出力されていた画面の情報(1901)と、新たに受信された画面の情報(1902)とを含む候補値選択画面である。
【0197】
次に、ユーザは、図19の画面に対して、候補値「運転免許証」を選択した、とする。すると、端末装置2は、候補値「運転免許証」の選択を受け付け、当該候補値「運転免許証」の選択を情報処理装置1に送信する。
【0198】
次に、情報処理装置1の選択受付部121は、端末装置2から候補値「運転免許証」の選択を受信する。
【0199】
次に、選択受付部121は、受信した候補値の選択に対応する候補値「運転免許証」を、確認事項名「本人確認書類(1点)」に対応付けて、図示しないバッファに蓄積する。
【0200】
次に、画面構成部131は、図11に示す順序情報管理表の6番目の確認事項名「本人確認書類1点目(2点)」を取得する。次に、画面構成部131は、図12の質問情報群管理表における、確認事項名「本人確認書類1点目(2点)」に対応する前提「本人確認書類(1点)=その他」を取得する。
【0201】
次に、画面構成部131は、取得した質問前提条件「本人確認書類(1点)=その他」の判断に使用する候補値であり、ユーザが選択した候補値「本人確認書類(1点)=運転免許証」を図示しないバッファから読み出す。次に、画面構成部131は、読み出した「本人確認書類(1点)=運転免許証」が、質問前提条件「本人確認書類(1点)=その他」に合致しない、と判断する。
【0202】
次に、画面構成部131は、図11に示す順序情報管理表の7番目の確認事項名「本人確認書類2点目(2点)」を取得する。次に、画面構成部131は、図12の質問情報群管理表における、確認事項名「本人確認書類2点目(2点)」に対応する前提「本人確認書類(1点)=その他」を取得する。
【0203】
次に、画面構成部131は、取得した質問前提条件「本人確認書類(1点)=その他」の判断に使用する候補値であり、ユーザが選択した候補値「本人確認書類(1点)=運転免許証」を図示しないバッファから読み出す。次に、画面構成部131は、読み出した「本人確認書類(1点)=運転免許証」が、質問前提条件「本人確認書類(1点)=その他」に合致しない、と判断する。
【0204】
次に、画面構成部131は、図11に示す順序情報管理表の8番目の確認事項名「手数料」を取得する。次に、画面構成部131は、図12の質問情報群管理表における、確認事項名「手数料」に対応するメッセージ「手数料はこちらになります。」を取得する。
【0205】
次に、画面構成部131は、確認事項名「手数料」に対応する条件結論対応情報管理表を参照し、「申請者本人(未成年)の12歳以上確認」「パスポートの有効期間」に対応する候補値(ユーザが選択した候補値)をバッファから読み出す。つまり、画面構成部131は、「申請者本人の未成年確認=いいえ」「パスポートの有効期間=10年」をバッファから読み出す。
【0206】
次に、画面構成部131は、「申請者本人の未成年確認=いいえ」「パスポートの有効期間=10年」に合致する条件結論対応情報を決定する。つまり、決定された条件結論対応情報は、図14の条件結論対応情報管理表の最後のレコードである。そして、画面構成部131は、決定された条件結論対応情報が有する結論情報「16,000円」を図14の表から読み出す。
【0207】
次に、画面構成部131は、取得した結論情報「16,000円」を有する結論画面を構成する。ここでは、画面構成部131は、メッセージ「手数料はこちらになります。」と、結論情報「16,000円」と、確認のチェックボックスを有する結論画面を構成する。
【0208】
次に、画面出力部141は、構成された結論画面を端末装置2に送信する。
【0209】
次に、端末装置2の端末受信部25は、情報処理装置1から結論画面を受信する。そして、端末処理部23は、端末受信部25が受信した結論画面を用いて、出力される画面を構成する。次に、端末出力部26は、端末処理部23により構成された画面を出力する。なお、かかる結論画面の例は、図20である。なお、図20において、新たに受信された画面の情報は2001である。
【0210】
次に、ユーザは、図20画面に対して、チェックボックス2002にチェックを入力した、とする。そして、ユーザは「次へ」ボタン2003を押下した、とする。すると、かかる「次へ」の指示が端末装置2から情報処理装置1に送信された、とする。
【0211】
次に、情報処理装置1の受付部12は、端末装置2から「次へ」の指示を受信する。
【0212】
次に、画面構成部131は、図11に示す順序情報管理表の、次に確認事項名である、7番目の「レポート」を取得する。次に、処理部13は、レポートを構成する、と判断する。
【0213】
次に、レポート構成部132は、以下のようにレポート構成処理を行う。つまり、レポート構成部132は、図15のレポート要素管理表の「前提」を順に評価していき、「前提」がNULLであるレコードのレポート要素、およびユーザが選択した1以上の候補値が満たす「前提」と対になるレポート要素を、図15のレポート要素管理表から読み出す。そして、読み出したレポート要素の中に変数({{ }}で囲まれている情報)が存在する場合、当該変数に対応する値(ユーザが選択した候補値または結論情報)を代入する。例えば、レポート要素「一般旅券発給申請書({{パスポートの有効期間}})」の{{パスポートの有効期間}}は変数であり、「{{パスポートの有効期間}}は、ユーザが選択した候補値「10年」に置き換えられ、出力されるレポート要素「一般旅券発給申請書(10年)」が構成される。また、レポート要素「手数料({{手数料}})」の{{手数料}}は変数であり、{{手数料}}は結果情報「16,000円」に置き換えられ、レポート要素「手数料(16,000円)」が構成される。
【0214】
次に、レポート構成部132は、取得したすべてのレポート要素を含むレポートを構成する。
【0215】
次に、レポート出力部142は、構成されたレポートを端末装置2に送信する。
【0216】
次に、端末装置2の端末受信部25は、情報処理装置1からレポートを受信する。そして、端末処理部23は、端末受信部25が受信したレポートを用いて、出力される画面を構成する。次に、端末出力部26は、端末処理部23により構成された画面を出力する。なお、かかる画面例は、図21である。
【0217】
以上、本実施の形態によれば、質問情報群を定義することにより種々のガイドシステムを容易に構築できる。
【0218】
また、本実施の形態によれば、選択可能な選択肢のみが表示されるような、適切な種々のガイドシステムを容易に構築できる。
【0219】
また、本実施の形態によれば、レポートを出力するレポート機能を有する種々のガイドシステムを容易に構築できる。
【0220】
また、本実施の形態によれば、複数種類の選択可能なUI部品を有し得る種々のガイドシステムを容易に構築できる。
【0221】
さらに、本実施の形態によれば、表形式のインターフェイスで質問情報群を定義することにより、種々のガイドシステムを容易に構築できる。
【0222】
なお、本実施の形態における処理は、ソフトウェアで実現しても良い。そして、このソフトウェアをソフトウェアダウンロード等により配布しても良い。また、このソフトウェアをCD-ROMなどの記録媒体に記録して流布しても良い。なお、このことは、本明細書における他の実施の形態においても該当する。なお、本実施の形態における情報処理装置を実現するソフトウェアは、以下のようなプログラムである。つまり、このプログラムは、例えば、画面上に出力されるメッセージと、選択肢識別子および2以上の候補値を有する選択肢情報とを有する1以上の第一質問情報と、前に選択された候補値に関する条件である質問前提条件とメッセージと選択肢情報とを有する1以上の第二質問情報とを有する質問情報群が格納される質問情報群格納部にアクセス可能なコンピュータを、前記第一質問情報が有する2以上の候補値のうちの1以上の候補値を選択可能なUI部品と、前記第一質問情報が有するメッセージとを有する候補値選択画面を構成する画面構成部と、前記画面構成部が構成した候補値選択画面を出力する画面出力部と、前記候補値選択画面に対する1以上の候補値の選択を受け付ける選択受付部として機能させ、前記画面構成部は、前記選択受付部が受け付けた選択に対応する1以上の候補値に合致する質問前提条件を検知し、当該質問前提条件と対になる2以上の候補値のうちの1以上の候補値を選択可能なUI部品と、当該質問前提条件と対になるメッセージとを前記質問情報群格納部の1以上の第二質問情報から取得し、当該UI部品と当該メッセージとを有する候補値選択画面を構成し、前記画面出力部は、前記画面構成部が構成した候補値選択画面を出力するものとして、コンピュータを機能させるためのプログラムである。
【0223】
図22は、本実施の形態におけるプログラムを実行して、情報処理装置1を実現するコンピュータシステム300の外観図である。
【0224】
本実施の形態の各装置は、コンピュータハードウェアおよびその上で実行されるコンピュータプログラムによって実現され得る。図22において、コンピュータシステム300は、ディスクドライブ305を含むコンピュータ301と、キーボード302と、マウス303と、ディスプレイ304とを備える。なお、キーボード302やマウス303やディスプレイ304をも含むシステム全体をコンピュータと呼んでもよい。
【0225】
図23は、コンピュータシステム300の内部構成の一例を示す図である。図23において、コンピュータ301は、MPU3013と、ブートアッププログラム等のプログラムを記憶するためのROM3015と、MPU3013等に接続され、アプリケーションプログラムの命令を一時的に記憶すると共に、一時記憶空間を提供するRAM3016と、アプリケーションプログラム、システムプログラム、およびデータを記憶するハードディスク3017と、MPU3013やROM3015等を相互に接続するバス3014と等を備える。
【0226】
コンピュータシステム300に、情報処理装置1の機能を実行させるプログラムは、例えば、CD-ROM等のディスク3101に記憶されて、ディスクドライブ3012に挿入され、ハードディスク3017に転送されてもよい。これに代えて、そのプログラムは、ネットワークを介してコンピュータ301に送信され、ハードディスク3017に記憶されてもよい。プログラムは、実行の際にRAM3016にロードされる。なお、プログラムは、ハードディスク3016、またはネットワークから直接、ロードされてもよい。また、ハードディスク3016に代えて他の着脱可能な記録媒体(例えば、DVDやメモリカード等)を介して、プログラムがコンピュータシステム300に読み込まれてもよい。
【0227】
プログラムは、コンピュータの詳細を示す901に、情報処理装置1の機能を実行させるオペレーティングシステム(OS)、またはサードパーティプログラム等を必ずしも含んでいなくてもよい。プログラムは、制御された態様で適切な機能やモジュールを呼び出し、所望の結果が得られるようにする命令の部分のみを含んでいてもよい。コンピュータシステム300がどのように動作するのかについては周知であり、詳細な説明は省略する。なお、以上は例示であり、情報処理装置1を実現するコンピュータのハードウェア構成は問わない。
【0228】
また、上記プログラムを実行するコンピュータは、単数であってもよく、複数であってもよい。すなわち、集中処理を行ってもよく、あるいは分散処理を行ってもよい。
【0229】
また、上記各実施の形態において、各処理は、単一の装置によって集中処理されることによって実現されてもよく、あるいは、複数の装置によって分散処理されることによって実現されてもよい。
【0230】
本発明は、以上の実施の形態に限定されることなく、種々の変更が可能であり、それらも本発明の範囲内に包含されるものであることはいうまでもない。
【産業上の利用可能性】
【0231】
以上のように、本発明にかかる情報処理装置は、質問情報群を定義することにより種々のガイドシステムを容易に構築できるという効果を有し、アプリ構築装置等として有用である。
【符号の説明】
【0232】
1 情報処理装置
2 端末装置
11 格納部
12 受付部
13 処理部
14 出力部
21 端末格納部
22 端末受付部
23 端末処理部
24 端末送信部
25 端末受信部
26 端末出力部
111 質問情報群格納部
112 条件結論対応情報格納部
113 レポート要素格納部
121 選択受付部
122 確認受付部
131 画面構成部
132 レポート構成部
141 画面出力部
142 レポート出力部
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
図8
図9
図10
図11
図12
図13
図14
図15
図16
図17
図18
図19
図20
図21
図22
図23