(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2022-09-21
(45)【発行日】2022-09-30
(54)【発明の名称】ニーエアバッグモジュール及びニーエアバッグをハウジングの中にパッキングする方法
(51)【国際特許分類】
B60R 21/237 20060101AFI20220922BHJP
B60R 21/206 20110101ALI20220922BHJP
【FI】
B60R21/237
B60R21/206
(21)【出願番号】P 2019555609
(86)(22)【出願日】2018-04-18
(86)【国際出願番号】 EP2018059874
(87)【国際公開番号】W WO2018192958
(87)【国際公開日】2018-10-25
【審査請求日】2019-10-10
(31)【優先権主張番号】102017108493.2
(32)【優先日】2017-04-21
(33)【優先権主張国・地域又は機関】DE
(73)【特許権者】
【識別番号】503358097
【氏名又は名称】オートリブ ディベロップメント エービー
(74)【代理人】
【識別番号】100124110
【氏名又は名称】鈴木 大介
(74)【代理人】
【識別番号】100120400
【氏名又は名称】飛田 高介
(72)【発明者】
【氏名】イヴァルソン、パトリック
(72)【発明者】
【氏名】グスタフソン、ヨーナス
(72)【発明者】
【氏名】バラゲ、ヘンドリック
【審査官】森本 康正
(56)【参考文献】
【文献】米国特許出願公開第2016/0052480(US,A1)
【文献】特表2014-532587(JP,A)
【文献】特開2005-186888(JP,A)
【文献】特開2009-149277(JP,A)
【文献】特表2013-528524(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
B60R 21/16-21/33
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
ニーエアバッグモジュールであって、
-車両前方端部から車両後方端部まで延在するハウジングと、
-ニーエアバッグであって、その収容状態であるときには前記ハウジング内に位置付けられ、ガスが充填されたときにはこのハウジングから展開され、
前記ニーエアバッグが、第1の層及び第2の層を有し、前記ニーエアバッグが平坦なパッキングされていない状態であるときに、前記第1の層はハウジング側層であり、
前記パッキングされていない、又は展開されたニーエアバッグが、ハウジング遠方の第1の端部からハウジング近傍の第2の端部まで第1の方向に、そして第1の側方縁部から第2の側方縁部まで前記第1の方向に対して垂直な第2の方向に延在し、
前記ニーエアバッグの第1の端部から続く前記ニーエアバッグの第1のセクションが、前記ニーエアバッグがその収容状態であるときには第1の回転方向に巻回されている、ニーエアバッグと、
-前記エアバッグにガスを充填するためのインフレータと、を備え、
前記第1のセクションから続く前記ニーエアバッグの第2のセクションは、前記収容されたニーエアバッグが少なくとも部分的に巻回されたパッケージを含むように、前記第1の回転方向と反対の第2の回転方向に巻回され、前記パッケージが、第1の巻回セクションに巻回されている前記第1のセクションと、前記第1の巻回セクションの少なくとも一部を包含するか、又は前記第1の巻回セクションに隣接する第2の巻回セクションに巻回されている前記第2のセクションとを含み、
前記第2の層は、前記ニーエアバッグがそのパッキングされていない未展開状態であるときに、追加の二重層折り畳みを含み、前記ニーエアバッグにガスが充填されたときに、前記追加の二重層折り畳みがバブルになり、よって、完全に展開された前記ニーエアバッグが、L字形状の横断面を示し、前記バブルが、前記L字の2つの脚部の間に接合部を画定
し、
前記ハウジングとインストルメントパネルの下縁部の間には間隙が設定されていて、
前記収容されたニーエアバッグは、少なくとも1つの最終的な折り畳みが、前記巻回されたパッケージと前記インフレータとの間に位置決めされていることを更に示すことを特徴とする、ニーエアバッグモジュール。
【請求項2】
前記第1の巻回セクションが、前記第1の層の上に巻回されることを特徴とする、請求項1に記載のニーエアバッグモジュール。
【請求項3】
前記追加の二重層折り畳みが、前記第2のセクションと、前記ニーエアバッグと前記ハウジングとの間の取り付け部との間の領域から延在することを特徴とする、請求項1に記載のニーエアバッグ。
【請求項4】
前記二重層折り畳みの少なくとも1つのセクションが、前記巻回されたパッケージの少なくとも一部に隣接することを特徴とする、請求項3に記載のニーエアバッグ。
【請求項5】
前記ニーエアバッグの少なくとも1つの側方領域の少なくとも一部が、前記ニーエアバッグの幅を低減させるために、内側に折り畳まれることを特徴とする、請求項1~
4のいずれか一項に記載のニーエアバッグ。
【請求項6】
ニーエアバッグをハウジングの中にパッキングするための方法であって、
-ハウジングを提供する工程と、
-第1の層及び第2の層を有し、かつハウジング遠方の第1の端部からハウジング近傍の第2の端部まで第1の方向に、そして第1の側方縁部から第2の側方縁部まで前記第1の方向に対して垂直な第2の方向に延在する、ニーエアバッグを提供する工程と、
-前記ニーエアバッグが広げられたときに前記第1の層が前記ハウジング側層を構成するような様式で、前記ニーエアバッグを、前記ニーエアバッグの前記第2の端部で、又はその近傍で前記ハウジングに接続する工程と、
-その第1の端部から続く前記ニーエアバッグの第1のセクションを第1の回転方向に巻回する工程と、
-前記ニーエアバッグの第2のセクションを、前記第1の回転方向と反対の第2の回転方向に巻回する工程であって、前記第2の回転方向への前記巻回後、前記ニーエアバッグが少なくとも部分的に巻回されたパッケージを含み、前記パッケージが、第1の巻回セクションに巻回されている前記第1のセクションと、第2の巻回セクションに巻回されている前記第2のセクションとを含むように、巻回する工程と、を含み、
前記第1の方向への前記巻回と前記第2の方向への前記巻回との間に、側方縁部に隣接した少なくとも1つの側方領域が、前記第2の方向における前記ニーエアバッグの幅を低減させるために、内方へ折り畳まれていて、
前記ハウジングとインストルメントパネルの下縁部の間には間隙が設定されていて、
少なくとも1つの最終的な折り畳みが、前記巻回されたパッケージと、前記ニーエアバッグと前記ハウジングとの間の接続部との間で、前記ニーエアバッグの中に折り畳まれることを特徴とする、方法。
【請求項7】
前記側方領域の前記内方への折り畳みの後、この側方領域の外側セクションを外方へ折り返すことを特徴とする、請求項
6に記載の方法。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、請求項1のプリアンブルに記載のニーエアバッグモジュール、及びニーエアバッグを請求項8に記載のハウジングの中にパッキングする方法に関する。
【0002】
ニーエアバッグモジュールは、長年にわたって自動車技術において使用されている。今日使用されているエアバッグモジュールの多くは、例えば独国特許公開第102006040177(A1)号で説明されているような車両内の位置を有する、いわゆる低部装着ニーエアバッグモジュールである。そのような底部装着ニーエアバッグモジュールのハウジングは、通常、ハウジングがこのインストルメントパネルの端部から基本的に水平方向に車両前方に向かって延在するように、インストルメントパネルの低端部に隣接して装着される。ニーエアバッグが格納状態であるときにこのハウジング内に位置付けられるニーエアバッグは、かなり複雑な展開挙動を有する。展開の第1の段階において、このニーエアバッグは、車両の床に向かって基本的に垂直方向にハウジングを出る。次に、ニーエアバッグは、保護される乗員に向かって基本的に水平方向に展開し、最終的に、ニーエアバッグは、完全に展開した状態においてニーエアバッグの保護セクションがインストルメントパネルの下側部分と乗員の脚の膝から脛の領域との間に位置決めされるように、インストルメントパネルの下側部分を「這い上がる」。保護セクションをハウジングと接続するニーエアバッグの下側部分は、乗員の身体部位と衝突することは意図されない。
【0003】
そのような底部装着ニーエアバッグモジュールの展開されたニーエアバッグは、通常、バナナ形状又はL字形状である。L字形状のニーエアバッグを用いた底部装着ニーエアバッグモジュールは、例えば、国際公開第2011/056810(A1)号で説明されている。
【0004】
一般的な国際公開第2013/070524(A1)号もまた、そのニーエアバッグが完全に展開されたときに基本的にL字形状を有する、底部装着ニーエアバッグモジュールを説明している。この文献では、所望の展開挙動につながるニーエアバッグの様々な可能なパッキングパターンを説明している。特に、ニーエアバッグのハウジング遠方セクションが、巻回されたパッケージを形成するために第1の方向に巻回されること、及びこの巻回されたパッケージとインフレータとの間のニーエアバッグのセクションが、少なくとも1つのいわゆる展開折り畳みを形成するために折り畳まれることが説明されている。巻回されたパッケージは、内方の巻回を形成し、これは、巻回されたパッケージがこのニーエアバッグのハウジング側層の上へ巻回されることを意味する。この巻回方向は、展開するニーエアバッグにインストルメントパネルを「這い上がらせる」。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
いくつかの車両ジオメトリでは、そのような底部装着ニーエアバッグモジュールのハウジングを、車両の前方に向かってインストルメントパネルの下端部から比較的遠くに位置決めすることが望ましい。したがって、比較的大きい間隙が、ハウジングの車両後方端部とインストルメントパネルの下端部との間に存在する場合がある。
【0006】
これを発端として、本発明は、この問題を目標とし、ハウジングの車両後方端部とインストルメントパネルの下端部との間に間隙が存在する装着状況に対して最適化される、一般的なタイプのニーエアバッグモジュールを提供する。
【課題を解決するための手段】
【0007】
この課題は、請求項1に記載の特徴を用いたニーエアバッグモジュールによって解決される。そのようなモジュールのニーエアバッグの折り畳み方法は、請求項8に定義される。
【0008】
本発明によれば、ニーエアバッグは、(一般的な国際公開第2013/070524(A1)号に記載のニーエアバッグのような)巻回されたパッケージを含むが、この巻回されたパッケージは、回転方向と反対に巻回された2つのセクションを含む。通常、この巻回されたパッケージのハウジングの遠方セクションは、展開後の段階において「従来の」展開挙動につながる内方の巻回を形成し、一方で、ハウジング側セクションは、ハウジングの車両後方端部とインストルメントパネルの下端部との間の間隙に架橋するために、ニーエアバッグを広げるのを補助する。
【0009】
好ましい実施形態は、従属請求項において定義される。
【図面の簡単な説明】
【0010】
以下、本発明を、好ましい実施形態を用いて、添付図面を参照して説明する。
【0011】
【
図1a】ニーエアバッグモジュールのニーエアバッグをハウジングにパッキングする前の完全に広がった状態の、本発明のニーエアバッグモジュールの好ましい実施形態の詳細な上面図である。
【
図1b】
図1aに示されるニーエアバッグの、極度に概略的かつ簡略化して表される、
図1aの平面A-Aに沿った断面図である。
【
図2a】
図1aに示されるニーエアバッグの、最初のパッキング工程を行った後の図である。
【
図2b】
図2aに示されるニーエアバッグの、
図1bに従って表現した図である。
【
図3a】
図2aに示されるニーエアバッグの、その後のパッキング状態の図である。
【
図3b】
図3aに示されるニーエアバッグの、
図2bに従って表現した図である。
【
図4a】
図3aに示されるニーエアバッグの、更に次のパッキング状態の図である。
【
図4b】
図4aに示されるニーエアバッグの、
図3bに従って表現した図である。
【
図5a】
図4aに示されるニーエアバッグの、ニーエアバッグモジュールを裏返した後の図である。
【
図5b】
図5aに示されるニーエアバッグの、
図4bに従って表現した図である。
【
図6】
図5aに示されるニーエアバッグ(ハウジングを含まず)の、側方領域を内側に折り畳むことによって、その後のパッキング工程を行った後の図である。
【
図7】
図6に示されるニーエアバッグの、更なるパッキング工程の後の図である。
【
図8a】
図7に示されるニーエアバッグ(ハウジングを含む)の、更なるパッキング工程を行った後の図である。
【
図8b】
図8aに示されるニーエアバッグの、
図5bに従って表現した図である。
【
図9】ニーエアバッグがハウジングの中に完全にパッキングされている、ニーエアバッグモジュールの図である。
【
図10】ニーエアバッグが完全に展開された状態で車両の中に装着されている、すぐ上で説明したエアバッグモジュールの図である。この表現は、ニーエアバッグのテザーが示されている以外は、基本的に
図9に類似する。
【
図11】基本的に、
図10に示されるニーエアバッグの、簡略化した表されるニーエアバッグの展開の初期段階の図である。
【
図12】
図11に示されるニーエアバッグの、後の時点の図である。
【発明を実施するための形態】
【0012】
図1a及び
図1bは、ニーエアバッグ30が(通常、図示されない、インフレータ20の装着スタッドを介して)ハウジング10に装着されているが、まだそのハウジング10の中にパッキングされていない状態の、完全なニーエアバッグモジュールを示す。後で分かるように、ニーエアバッグ30は、それが展開された状態であるときに、基本的にL字形状の横断面を有する。ニーエアバッグ30は、基本的に、例えば既知の形態に作製される。それは、第1の層32(ハウジング側層)と、第2の層34と、を有する。通常、テザーは、これらの2つの層32と34との間に延在するが、これらのテザーは、
図1bの概略的な断面表現に示されない。二重層折り畳み36は、第2の層34から延在する。展開状態において、この二重層折り畳み36は、完全に展開されたときにニーエアバッグ30をそのL字形状にする役割を果たす「バブル」Bになる(
図11を参照されたい)。非常に類似する構造を有するニーエアバッグが、例えば、国際公開第2014/16337(A1)号によって知られている。
【0013】
ニーエアバッグ30は、ハウジング遠方の第1の端部42からハウジング近傍の第2の端部44まで第1の方向Xに延在する。ニーエアバッグは、その第2の端部44で、又はその近傍で、ハウジングに接続される。第1の方向Xに対して垂直な第2の方向Y(横方向)において、ニーエアバッグ30は、第1の側方縁部46から第2の側方縁部48まで延在する。
図1aから分かるように、ニーエアバッグの最大幅は、ハウジング10の幅よりも広い。
図1a及び
図1bには、モジュールに加えて、定規形状の折り畳みツールTが示される。
【0014】
図2a~
図4bは、ニーエアバッグ30の巻回及び折り畳み過程(パッキング過程とも称される)の第1の工程を示す。ニーエアバッグ30をその第1の端部42から第1の層42の上へ巻回することによって、巻回されたパッケージの第1のセクション50が形成される。
図4a及び
図4bは、巻回されたパッケージのこの第1の巻回セクション50の形成過程が終了したときの状態を示す。
【0015】
次の工程で、折り畳みツールTが第1の巻回セクション50から取り外され、完全なニーエアバッグモジュールを裏返す。
図5a及び
図5bは、この裏返した状態を示す。
【0016】
この時点で、第1の側方縁部46の隣の第1の側方領域47及び第2の側方縁部48の隣の第2の側方領域49が、内方に折り畳まれる。この折り畳み工程の結果を
図6に示す。次の工程で、第1の側方領域47の外側セクション47a及び第2の側方領域49の外側セクション49aが外方へ折り畳まれる。その結果を
図7に示す。すぐ上で説明した2つの折り畳み工程では、ニーエアバッグの第2の方向Yの幅を基本的にハウジング10の幅に低減させるように、巻回されたパッケージの第1の巻回セクション50及びまだ折り畳まれていないか又は巻回されていないニーエアバッグ30の一部が折り畳まれる。
【0017】
この時点で、ニーエアバッグ30を再度巻回するが、巻回されたパッケージの第1のセクション50とは反対の回転方向である。こうして、巻回されたパッケージの第2の巻回セクション52が形成される。この第2の巻回セクション54は、第1の巻回セクション52に隣接する(
図8a及び
図8b)。
【0018】
ニーエアバッグ30の残りのまだ巻回されていない、又は折り畳まれていない部分が折り畳まれ、それにより少なくとも1つの最終的な折り畳み60が生成され、この時点で、完全にパッキングされたニーエアバッグ30がハウジング10内に配置され、よって、この時点で、ニーエアバッグは、その収容状態にある(
図9)。「最終的な折り畳み」という用語は、その最後の折り畳みがパッキング過程中に生成されることから選択されている。展開の観点では、これは、第1の折り畳み(展開折り畳み)である。
【0019】
通常、この時点でカバーがハウジング10に適用されて、その展開開口部11を塞ぐ。
【0020】
この状態で、ニーエアバッグモジュールを自動車に装着することができる。
図10は、説明されるニーエアバッグモジュールが自動車に装着され、ニーエアバッグ30が完全に展開されている状態を示す。
図10の断面表現は、基本的に、例えば
図9と同様に概略的なものであるが、ニーエアバッグ30の2つの層32及び34を接続しているテザーが示されている。
図10から分かるように、ハウジング10は、インストルメントパネルEの車両前方側のインストルメントパネルEの下端部LEの近傍で、車両構造体に装着される。展開開口部11は、基本的に水平面内に延在する。また、
図11からも分かるように、間隙Gは、ハウジング10とインストルメントパネルEの下縁部との間に存在し得る。すぐ上で説明した折り畳み及び巻回技術によって、ニーエアバッグは、従来技術で知られている折り畳みパターンに従って折り畳まれたニーエアバッグと異なり、この間隙Gが比較的大きい場合であっても、展開するときにこの間隙を容易に通り過ぎることができる。車両の長手方向における間隙Gの長さは、基本的に、最終的な折り畳み60及び第2の巻回セクション52の全長に対応する。
【0021】
図11及び
図12は、展開中のニーエアバッグ30の広がりを概略的に示す。展開ニーエアバッグ30がハウジング10を離れた後に、展開エアバッグ30は、最初に、「外方の」回転方向に広がり、次いで、第2の、反対の「内方の」回転方向に広がることが分かる。この展開挙動よって、ニーエアバッグは、「外方の」巻回を用いて大きい間隙に架橋するが、乗員の膝から脛の領域とインストルメントパネルとの間には「内方の」巻回を用いて「標準的な」ニーエアバッグとして展開することができる。「外方の」巻回がなければ、ニーエアバッグは、間隙Gを通り過ぎることができない。
【0022】
参照番号のリスト
10 ハウジング
11 展開開口部
12 車両前方端部
14 車両後方端部
20 インフレータ
30 ニーエアバッグ
32 第1の層(ハウジング側層)
34 第2の層
36 二重層折り畳み
42 第1の端部(ハウジング遠方端部)
44 第2の端部(ハウジング近傍端部)
46 第1の側方縁部
47 第1の側方領域
47a 第1の側方領域の外側セクション
48 第2の側方縁部
49 第2の側方領域
49a 第2の側方領域の外側セクション
50 巻回されたパッケージの第1の巻回セクション
52 巻回されたパッケージの第2の巻回セクション
54 巻回されたパッケージ
60 最終的な折り目
B バブル
G 間隙
I インストルメントパネル
T 折り畳みツール