特許7145758IP Force 特許公報全文掲載

技術分野

顆粒の形態でジルコニア(酸化ジルコニウム(IV);ZrO2)を主として含有する組成物及びその製造方法に関する。ジルコニア仮焼体及び焼結体、並びにこれらの製造方法に関する。また、顆粒の積層体

発明が解決しようとする課題[発明の詳細な説明]から抜粋

特許文献1に記載のような顆粒は、通常、噴霧乾燥法(スプレードライ法)によって作製される。例えば、水等の溶媒に粉末を分散させたスラリーにバインダ等の添加物を添加し、このスラリーを噴霧乾燥装置(スプレードライヤ)で乾燥させることによって、添加物を含有する粉末が作製される。噴霧乾燥法によって乾燥された粉末においては、粒子の凝集体(造粒体)が1つの粒子を構成している。特許文献1に記載の顆粒も複数のジルコニア粒子の凝集体である。以下において、噴霧乾燥法によって形成された粒子の凝集体(造粒体)を「顆粒」と称する。顆粒は、通常、球形をなしている。

課題を解決するための手段[発明の詳細な説明]から抜粋

本開示の第1視点によれば、ジルコニア粒子、及びジルコニアの相転移を抑制可能な安定化剤が凝集した顆粒を含む組成物が提供される。顆粒の投影像に基づく平均円形度が0.81以上である。安定化剤の少なくとも一部はジルコニアに固溶されていない。ジルコニアの結晶系は単斜晶系が20%以上を占める。

発明の効果[発明の詳細な説明]から抜粋

本開示によれば、粉末を積層して作製した焼結体、特に、別個に作製した粉末で積層体を作製する場合、あるいは、組成の異なる粉末で積層体を作製する場合であっても、層間剥離又は欠陥の発生を抑制することができる。また、グラデーションを作成する場合には層間の色の変化をなめらかにすることができる。

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この特許公報に記載されている図面[図面の簡単な説明]から抜粋

【図1】 本開示の組成物の顆粒の走査型電子顕微鏡写真である。
【図2】 図1に示す顆粒を構成する粒子の走査型電子顕微鏡写真である。
【図3】 比較例における組成物の顆粒の走査型電子顕微鏡写真である。
【図4】 図3に示す顆粒を構成する粒子の走査型電子顕微鏡写真である。
【図5】 試験例19~39における円形度に対する安息角をプロットしたグラフ。
【図6】 試験例19~39における円形度に対する軽装かさ密度をプロットしたグラフ。
【図7】 試験例19~39における円形度に対する重装かさ密度をプロットしたグラフ。

代表図 図1本件の代表的な図

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