特許7145862IP Force 特許公報全文掲載

技術分野

抗HSV gBモノクローナル抗体又はその抗原結合断片

発明が解決しようとする課題[発明の詳細な説明]から抜粋

本発明は、HSVに対して中和効果を示し、HSVの細胞間伝播を抑制し、HSV感染症の予防及び/又は治療に利用し得る新規な抗HSV gBモノクローナル抗体又はその抗原結合断片を提供することを課題とする。

課題を解決するための手段[発明の詳細な説明]から抜粋

本発明者らは、ヒト抗体ライブラリーを用いて実施した抗HSV gB抗体の網羅的探索によって、44種類の抗gB抗体を取得した。それらの抗体をウイルス中和試験に供した結果、モノクローナル抗体D48と命名された株は、HSV-1及びHSV-2に対する強力なウイルス中和活性(プラーク数減少活性)及び細胞間伝播(Cell to cell感染拡大)の抑制活性を示し、その活性強度は他の抗体を圧倒していた・・・ 続きを知財ポータルサイト IP Force にログインして見る

発明の効果[発明の詳細な説明]から抜粋

本発明の抗HSV gBモノクローナル抗体又はその抗原結合断片は、in vitroでHSV-1及びHSV-2に対する強力なウイルス中和活性(プラーク数減少活性)を有すると共に、強力なCell to cell感染拡大(細胞間伝播)抑制活性を有しており、また、in vivoでも予防的投与のみならず、生体において既にHSV感染が成立している状況下での治療的投与においても有意な感染防御効果を示す。それによって、HSV感染を予防及び/又は治療・再活性化防止に適用でき、特にHSV感染リスクの高い免疫不全患者、又は免疫抑制剤を投与している骨髄移植、血液幹細胞移植、又は臓器移植患者に対する予防薬として、或いはHSVの再活性化を繰り返す患者に対する治療薬として既存抗ウイルス薬の代替薬又は併用薬として使用することができる。

この特許の権利範囲[特許請求の範囲]

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この特許公報に記載されている図面[図面の簡単な説明]から抜粋

【図1】 実施例2のELISAによる抗HSV gB抗体(Fab)の反応性解析の結果を示す図である。
【図2】 実施例2のELISAによる抗HSV gB抗体(ヒト-マウスキメラIgG2a)の反応性解析の結果を示す図である。
【図3】 実施例3のイムノブロットによる抗HSV gB抗体の反応性解析の結果を示す図である。
【図4】 実施例6の水素-重水素交換質量分析(HDX-MS)によるエピトープ解析の結果を示す図である。
【図5】 実施例8の抗体D48、F67及びE31によるマウス感染防御試験の生存率の比較結果を示す図である。
【図6】 実施例8の抗体D48によるマウスへの予防的投与の生存率の結果を示す図である。
【図7】 実施例8の抗体D48によるマウスへの予防的投与の症状スコアの結果を示す図である。
【図8】 実施例8の抗体D48によるマウスへの治療的投与の生存率の結果を示す図である。
【図9】 実施例8の抗体D48によるマウスへの治療的投与の症状スコアの結果を示す図である。
【図10】 実施例9の抗体D48によるモルモットへの予防的投与の症状スコアの結果を示す図である。
【図11】 実施例9の抗体D48によるモルモットへの治療的投与の症状スコアの結果を示す図である。
【図12】 実施例9の抗体D48によるモルモットへの治療的投与の膣拭い液中のHSV放出量の結果を示す図である。
【図13】 HSV-1由来gBのアミノ酸配列(配列番号10)及びHSV-2由来gBのアミノ酸配列(配列番号11)を多重整列した比較結果を示した図であり、斜体部はリーダー配列を示し、下線部はHSV-1由来gBのドメインIIの383-388番目のアミノ酸残基(I383-R388)、及び、HSV-2由来gBのドメインIIの386-391番目のアミノ酸残基(I386-R391)を示す。

代表図 図1本件の代表的な図

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