特許7145863IP Force 特許公報全文掲載

技術分野

改変型HSV gBタンパク質及びこれを含むHSVワクチン

発明が解決しようとする課題[発明の詳細な説明]から抜粋

上述したように、HSVの治療にはアシクロビル等の抗ウイルス薬が用いられている。しかし、これらの抗ウイルス薬は、ウイルスを完全に除去することはできず、また服用を中止するとウイルスが再活性化する。そのため、HSVの感染そのものを防御する予防用ワクチン或いは再発症状を軽減緩和する治療用ワクチンの開発が望まれるが、現在、有効なワクチンは存在せず、そのアンメットニーズは高い。

課題を解決するための手段[発明の詳細な説明]から抜粋

本発明者らは、HSVの主要な防御抗原の一つとして知られているgBタンパクに関して、網羅的なB細胞エピトープ解析を行い、防御活性発現において有益なエピトープ(中和エピトープ)と無益又は有害なエピトープ(非中和エピトープ)とに分類することを試みた。そして、無益又は有害なエピトープを脱エピトープ化し、有益なエピトープを免疫的に際立たせることによって、その中和抗体誘導能や感染防御能を増強させた改変型・・・ 続きを知財ポータルサイト IP Force にログインして見る

発明の効果[発明の詳細な説明]から抜粋

本発明の改変型HSV gBタンパク質及びこれを含むワクチンによって免疫誘導した場合、野生型HSV gBで免疫誘導した場合に比べて、血清中に中和活性の高い中和抗体が相対的に多く含まれ得る。すなわち、本発明の改変型HSV gBタンパク質及びこれを含むワクチンはイムノ・リフォーカスを誘導し、HSVに対する強い防御効果をもたらすことが可能である。したがって、HSV感染症に対して高い予防・治療効果が期待できる。

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この特許公報に記載されている図面[図面の簡単な説明]から抜粋

【図1】 実施例2のgBとそのプロテアーゼ切断断片を用いたSDS-PAGE及びWestern Blottingの結果を示す図である。
【図2】 実施例2の競合ELISAにより取得した抗gB抗体を分類し得られた相関図である。
【図3】 実施例3のアラニンスキャングによるgB抗体のエピトープの同定結果のMOE図である。
【図4】 実施例5の改変型gBタンパク質の設計戦略のための模式図を示す図である。
【図5】 実施例5の改変型gBタンパク質の設計戦略のための結晶構造の簡略図を示す図である。
【図6】 実施例5のbcev19のマウス免疫原性試験の結果を示す図である。
【図7】 実施例5のbcev50のマウス免疫原性試験の結果を示す図である。
【図8】 実施例5のbcev19のマウス感染防御試験の生存率の結果を示す図である。
【図9】 実施例5のbcev19のマウス感染防御試験の症状スコアの結果を示す図である。
【図10】 実施例5のbcev50のマウス感染防御試験の生存率の結果を示す図である。
【図11】 実施例5のbcev50のマウス感染防御試験の症状スコアの結果を示す図である。
【図12】 実施例5のbcev19のイムノ・リフォーカスの解析結果を示す図である。
【図13】 実施例5のbcev50のイムノ・リフォーカスの解析結果を示す図である。
【図14】 実施例5のゲル濾過クロマトグラフィーによるbcev19、bcev19’、bcev50及びbcev50’の性状解析の結果を示す図である。
【図15】 実施例5のマウス免疫原性試験のbcev19とbcev19’の比較結果を示す図である。
【図16】 実施例5のマウス免疫原性試験のbcev50とbcev50’の比較結果を示す図である。
【図17】 HSV-1由来gBのアミノ酸配列(配列番号2)及びHSV-2由来gBのアミノ酸配列(配列番号3)を多重整列した比較結果を示した図であり、斜体部はリーダー配列を示し、下線部はHSV-1由来gBのドメインIIの383-388番目のアミノ酸残基(I383-R388)、及び、HSV-2由来gBのドメインIIの386-391番目のアミノ酸残基(I386-R391)を示す。

代表図 図1本件の代表的な図

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