公報発行日 2022年10月5
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樹脂1000kgあたりのウレタン基当量が3000以下のウレタンエラストマーをバインダーとして用いた導電ペーストを印刷して作製した配線は、ペースト中に含まれる銀とウレタン基の相互作用が弱く、数100回の繰返し試験で導電性を損なうため、数1000回繰り返して使用することが想定されるウェアラブル用途には適していない。樹脂1000kgあたりのウレタン基量が3000以下のウレタンエラストマーを架橋させると樹脂と銀との相互作用が向上し、配線を繰り返して使用することが可能となるが、通常、樹脂を架橋する際には高温での乾燥が必要となり、伸縮性を有する基材は一般には耐熱性がないため架橋剤の使用が困難である。樹脂1000kgあたりのウレタン基当量が4500以上であると、樹脂と銀との相互作用が強くなり導電性粒子の分散性が低下し、作製した配線の構造が不均一になるため繰り返し試験時の導電性が悪くなる。
なお、本発明では便宜上、樹脂1000kgあたりのウレタン基当量をm当量/kgにて表す。m当量のmは1/1000を表すミリである。
本発明では特定の範囲内のウレタン基当量をもつウレタンエラストマーをバインダーに用いるため、の問題を回避することができる。
当範囲内にウレタン基当量を収めることによって良好な印刷性を維持することができるため、細線印刷物を形成することができる。また、銀とバインダーとの相互作用が高いため架橋剤を使用せずとも高い繰返し伸縮特性を保持することができるため、伸縮性基材を使用することができ、基材の選択性を大きくすることができる。結果として、本発明の導電ペーストを用いることにより線幅5mm以下、好ましくは3mm以下の線幅の印刷が可能であり、さらに線間隔が1mm以下のパターンを印刷可能となる。
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