(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B1)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2022-09-29
(45)【発行日】2022-10-07
(54)【発明の名称】米または玄米端部用の往復切断装置
(51)【国際特許分類】
B02B 3/00 20060101AFI20220930BHJP
【FI】
B02B3/00 104
(21)【出願番号】P 2022520289
(86)(22)【出願日】2020-12-15
(86)【国際出願番号】 CN2020136375
(87)【国際公開番号】W WO2021129452
(87)【国際公開日】2021-07-01
【審査請求日】2022-03-30
(31)【優先権主張番号】201911350015.X
(32)【優先日】2019-12-24
(33)【優先権主張国・地域又は機関】CN
【早期審査対象出願】
(73)【特許権者】
【識別番号】522127553
【氏名又は名称】哈爾濱権清科技服務有限責任公司
【氏名又は名称原語表記】HARBIN QUANQING TECHNOLOGY SERVICE CO., LTD
【住所又は居所原語表記】F4 Huawei Building, No.368 Huayuan St., Nangang Harbin, Heilongjiang 150001 (CN)
(74)【代理人】
【識別番号】100146374
【氏名又は名称】有馬 百子
(72)【発明者】
【氏名】岳 泉清
(72)【発明者】
【氏名】魏 正茂
【審査官】磯田 真美
(56)【参考文献】
【文献】中国特許出願公開第108970675(CN,A)
【文献】中国実用新案第208179982(CN,U)
【文献】登録実用新案第3129316(JP,U)
【文献】特開2009-061368(JP,A)
【文献】韓国公開特許第10-2011-0126299(KR,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
B02B 1/00 - 7/02
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
フレーム本体および米落下ビン(2)、少なくとも1つのカッター軸(3)および少なくとも1セットのブレード(4)を備える米または玄米端部用の往復切断装置であって、
前記米または玄米端部用の往復切断装置は、米運搬板(1)およびスライドアセンブリを更に含み、
米運搬板(1)は、前記スライドアセンブリを介して前記フレーム本体に取り付けられ、
米運搬板(1)の上面には、その長さ方向に沿って2本のカッター溝(1-1)及び一列の米溝(1-2)が設置され、
一方のカッター溝(1-1)はすべての米溝(1-2)の一端を貫通し、他方のカッター溝(1-1)はすべての米溝(1-2)の他端を貫通し、
前記貫通とは、米溝(1-2)の端部にあるカッター溝線が米溝(1-2)の輪郭を貫通することを指し、
米落下ビン(2)及びカッター軸(3)は前記フレーム本体に取り付けられ、ブレード(4)はカッター軸(3)に固定嵌着され、かつブレード(4)の外縁の下部はカッター溝(1-1)内にあり、
米運搬板(1)の上面にその幅方向に沿って少なくとも1列の米溝(1-2)及び少なくとも2つのカッター溝(1-1)が開けられ、
2つのカッター溝(1-1)間の距離(L)は3mm~4mmであり、
各カッター溝(1-1)の幅は1.5mm~2.0mmであり、各カッター溝(1-1)の深さは3.1mm~3.6mmであり、
米溝(1-2)の長さ(D)は7mm~9mm、米溝(1-2)の幅(W)は3mm~5mm、米溝(1-2)の深さは3mm~3.6mmであり、
前記米落下ビン(2)は、シリンダー本体(8)、スポンジフレーム(9)および少なくとも2つのフック(10)を含み、
前記シリンダー本体(8)は、2つのフック(10)を介して前記フレーム本体に接続され、
前記スポンジフレーム(9)はシリンダー本体(8)内に固定して取り付けられ、
スポンジフレーム(9)の下面は、米運搬板(1)の上面と接触し、
前記米または玄米端部用の往復切断装置は、スイングモーター(11)、スイングリング(12)及びスイングレバー(13)を更に含み、
前記スイングリング(12)は、スイングモーター(11)の回転軸に固定嵌着され、スイングレバー(13)の一端はスイングリング(12)の縁部に回転可能に接続され、
スイングレバー(13)の他端は米運搬板(1)の一端の中央部に回転可能に接続されることを特徴とする米または玄米端部用の往復切断装置。
【請求項2】
前記米または玄米端部用の往復切断装置はまた、伝達機構及びモーター(5)を含み、
カッター軸(3)の端部は、前記伝達機構を介してモーター(5)の回転軸に接続されることを特徴とする請求項1に記載の米または玄米端部用の往復切断装置。
【請求項3】
前記スライドアセンブリは、ガイドレール(6)及びスライドブロック(7)を含み、
ガイドレール(6)は前記フレーム本体に固定して取り付けられ、スライドブロック(7)はガイドレール(6)に取り付けられ、且つスライドブロック(7)はガイドレール(6)に沿って直線的に往復に移動でき、
米運搬板(1)の下面はスライドブロック(7)に固定接続されることを特徴とする請求項1に記載の米または玄米端部用の往復切断装置。
【請求項4】
スポンジフレーム(9)の内側の輪郭は上から下に向かって先細になっていることを特徴とする請求項1に記載の米または玄米端部用の往復切断装置。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、食品機械の分野に属する切断装置、特に米または玄米端部用の往復切断装置に関する。
【背景技術】
【0002】
既存のイネを米に加工する場合、通常、外殻を全部すりつぶし、外殻をすりつぶすながら、一端の胚芽もすりつぶした。胚芽の栄養価は非常に高く、特に人体に必要な多くの微量元素が胚芽に貯蔵され、これにより、加工後の精米の栄養価は米よりもはるかに低くなる。近年来、人々はこの問題の存在を発見し、胚芽保持米加工装置の開発を始め、加工の過程で、米は加工装置を垂直に通過することはできず、水平にのみ通過することができるが、米の片端側面の胚芽もいくつかすりつぶされた。しかしながら、この装置で加工される米の色は黄色で、味は良くない、その理由は、加工中の粉砕回数が通常の加工回数より少ないため、米の内皮が完全にすりつぶされず、そうでない場合にほとんどの胚芽がすりつぶされたことである。また、一般消費者にとって、このような加工された胚芽保持米と玄米を区別することは容易ではなく、偽造者に機会を残している。玄米は消化しにくく、調理にも手間がかかり、特に、このような米を食べると、人の胃にダメージを与える等の欠点がある。既存の米両端切断装置が米の両端を切断する場合、米を運ぶ装置は弾性が高いため振動しやすく、米粒が動いたり飛散したりして、米の端部を正確に切断することができなくなる。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
本発明は、既存の米両端切断装置が米の両端を切断する際に、米を運ぶ装置自体が弾性が高く振動しやすく、米粒が動いたり飛散したりして、米の端部を正確に切断できないという問題を解決するために、米または玄米端部用の往復切断装置を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0004】
上記の問題を解決するために本発明が採用した技術的解決手段は以下のとおりである。本発明は、フレーム本体および米落下ビン、少なくとも1つのカッター軸および少なくとも1セットのブレードを含む。本発明はまた、米運搬板およびスライドアセンブリを含み、米運搬板は、前記スライドアセンブリを介して前記フレーム本体に取り付けられ、米運搬板の上面には、その長さ方向に沿って2本のカッター溝及び一列の米溝が設置され、一方のカッター溝はすべての米溝の一端を貫通し、他方のカッター溝はすべての米溝の他端を貫通し、前記貫通とは、米溝の端部にあるカッター溝線が米溝の輪郭を貫通することを指し、米落下ビン及びカッター軸は前記フレーム本体に取り付けられ、ブレードはカッター軸に固定嵌着され、かつブレードの外縁の下部はカッター溝内にあり、米運搬板の上面にその幅方向に沿って少なくとも1列の米溝及び少なくとも2つのカッター溝が開けられる。
【0005】
さらに、本発明はまた、伝達機構およびモーターを含み、カッター軸の端部は、前記伝達機構を介してモーターの回転軸に接続される。
【0006】
さらに、前記スライドアセンブリは、ガイドレール及びスライドブロックを含み、ガイドレールは前記フレーム本体に固定して取り付けられ、スライドブロックはガイドレールに取り付けられ、且つスライドブロックはガイドレールに沿って直線的に往復に移動でき、米運搬板の下面はスライドブロックに固定接続される。
【0007】
さらに、2つのカッター溝間の距離は3mm~4mmであり、各カッター溝の幅は1.5mm~2.0mmであり、各カッター溝の深さは3.1mm~3.6mmである。
【0008】
さらに、米溝の長さは7mm~9mm、米溝の幅は3mm~5mm、米溝の深さは3mm~3.6mmである。
【0009】
さらに、本発明はまた、米落下ビンを含み、米落下ビンは、シリンダー本体、スポンジフレーム、および少なくとも2つのフックを含み、シリンダー本体は2つのフックを介して前記フレーム本体に接続され、スポンジフレームはシリンダー本体内に固定して取り付けられ、スポンジフレームの下面は、米運搬板の上面と接触する。
【0010】
さらに、スポンジフレームの内側の輪郭は上から下に向かって先細になっている。
【0011】
さらに、本発明はまた、スイングモーター、スイングリングおよびスイングロッドを含み、スイングリング及びスイングレバーを含み、スイングリングはスイングモーターの回転軸に固定嵌着され、スイングレバーの一端はスイングリングの縁部に回転可能に接続され、スイングレバーの他端は米運搬板の一端の中央部に回転可能に接続される。
【0012】
さらに、本発明は、少なくとも1つの米落下ビンを含む。
【発明の効果】
【0013】
本発明の有益な効果は以下のとおりである。本発明は、米運搬板を使用して既存のゴムベルトを置き換え、それ自体の弾性によるベルトの振動および疲労伸縮を排除し、切断ブレードが米の端部をより正確に切断し、切断漏れ及び切断ミスの現象を排除する。本発明の米運搬板は、フライス盤プロセスで加工され、製造コストはゴムベルトの5分の1だけであり、機械全体の製造コストを大幅に削減する。本発明は、米の胚芽を完全に切断して保持し、米の胚芽のすべての栄養を保持することができる。本発明により製造された米をご飯にした後、市販の玄米や胚芽米を蒸した後のご飯とは本質的に異なり、肉眼で識別でき、偽造防止効果に優れている。本発明で蒸したご飯により、元の精米ご飯よりも多くの有益な栄養を得ることができ、多くの病気の発生を減らすことができる。既存の胚芽保持米に比べて、米のより多くの栄養素が保存され、また、米の食用安全を確保することができ、かつ装置全体の構造がシンプルで、体積が小さく、コストが低く、家庭での使用に適している。この装置は、都会の人々が作りたての炊きたての新鮮なご飯を食べることを可能にし、既存の胚芽保持米加工後に輸送・保管が必要な米は酸化され、その栄養成分が光分解によって破壊されるという問題を解決する。
【図面の簡単な説明】
【0014】
【発明を実施するための形態】
【0015】
発明を実施するための形態1:
図1~
図7を参照しながら本実施形態を説明し、本実施形態に記載の米または玄米端部用の往復切断装置は、フレーム本体および米落下ビン2、少なくとも1つのカッター軸3および少なくとも1セットのブレード4を含む。本実施形態はまた、米運搬板1およびスライドアセンブリを含み、米運搬板1は、前記スライドアセンブリを介して前記フレーム本体に取り付けられ、米運搬板1の上面には、その長さ方向に沿って2本のカッター溝1-1及び一列の米溝1-2が設置され、一方のカッター溝1-1はすべての米溝1-2の一端を貫通し、他方のカッター溝1-1はすべての米溝1-2の他端を貫通し、前記貫通とは、米溝1-2の端部にあるカッター溝線が米溝1-2の輪郭を貫通することを指し、米落下ビン2及びカッター軸3は前記フレーム本体に取り付けられ、ブレード4はカッター軸3に固定嵌着され、かつブレード4の外縁の下部はカッター溝1-1内にあり、米運搬板1の上面にその幅方向に沿って少なくとも1列の米溝1-2及び少なくとも2つのカッター溝1-1が開けられる。
【0016】
この実施形態では、米運搬板1の米溝1-2内の米粒がブレード4の下を通過すると、ブレード4が米粒をローリングして切断する。
【0017】
この実施形態では、前記フレーム本体は、底板14および2つの側板15を含み、2つの側板15が底板14の上面に垂直に並べて設置され、カッター軸3は、2つの側板15の間に水平に取り付けられ、且つカッター軸3の両端が、それぞれ、2つの側板15と回転するように接続され、前記スライドアセンブリは、底板14の上面に取り付けられ、且つ前記スライドアセンブリは、2つの側板15の間に配置され、米運搬板1は、2つの側板15の間を直線的に往復に移動する。
【0018】
この実施形態では、往復移動を行うために、米運搬板1を手動で押したり引いたりすればよい。
【0019】
この実施形態では、米運搬板1は、アルミニウム合金などのいくつかの硬い材料で作ることができ、米運搬板1の硬さはHV20~HV500である。
【0020】
発明を実施するための形態2:
図1~
図7を参照しながら本実施形態を説明し、本実施形態に記載の米または玄米端部用の往復切断装置はまた、伝達機構及びモーター5を含み、カッター軸3の端部は、前記伝達機構を介してモーター5の回転軸に接続される。
【0021】
この実施形態では、モーター5は、カッター軸3を介してブレード4を回転させるように駆動し、ブレード4の回転速度は0rpm~9000rpmであり、前記伝達機構は、駆動プーリー16、従動プーリー17、およびベルト18を含み、駆動プーリー16はモーター5の回転軸に固定嵌着され、従動プーリー17はカッター軸3の端部に固定嵌着され、駆動プーリー16は、ベルト18を介して従動プーリー17に接続される。
【0022】
他の構成および接続関係は、発明を実施するための形態1と同じである。
【0023】
発明を実施するための形態3:
図1~
図7を参照しながら本実施形態を説明し、本実施形態に記載の米または玄米端部用の往復切断装置の前記スライドアセンブリは、ガイドレール6及びスライドブロック7を含み、ガイドレール6は前記フレーム本体に固定して取り付けられ、スライドブロック7はガイドレール6に取り付けられ、且つスライドブロック7はガイドレール6に沿って直線的に往復に移動でき、米運搬板1の下面はスライドブロック7に固定接続される。他の構成および接続関係は、発明を実施するための形態1と同じである。
【0024】
発明を実施するための形態4:
図1~
図7を参照しながら本実施形態を説明し、本実施形態に記載の米または玄米端部用の往復切断装置の2つのカッター溝1-1間の距離Lは3mm~4mmであり、各カッター溝1-1の幅は1.5mm~2.0mmであり、各カッター溝1-1の深さは3.1mm~3.6mmである。他の構成および接続関係は、発明を実施するための形態1と同じである。
【0025】
発明を実施するための形態5:
図1~
図7を参照しながら本実施形態を説明し、本実施形態に記載の米または玄米端部用の往復切断装置の米溝1-2の長さDは7mm~9mmであり、米溝1-2の幅Wは3mm~5mm、米溝1-2の深さは3mm~3.6mmである。他の構成および接続関係は、発明を実施するための形態1と同じである。
【0026】
発明を実施するための形態6:
図1~
図7を参照しながら本実施形態を説明し、本実施形態に記載の米または玄米端部用の往復切断装置はまた、米落下ビン2を含み、米落下ビン2は、シリンダー本体8、スポンジフレーム9、および少なくとも2つのフック10を含み、シリンダー本体8は2つのフック10を介して前記フレーム本体に接続され、スポンジフレーム9はシリンダー本体8内に固定して取り付けられ、スポンジフレーム9の下面は、米運搬板1の上面と接触する。他の構成および接続関係は、発明を実施するための形態1と同じである。
【0027】
発明を実施するための形態7:
図1~
図7を参照しながら本実施形態を説明し、本実施形態に記載の米落下ビン2的スポンジフレーム9の内側の輪郭は上から下に向かって先細になっている。他の構成および接続関係は、発明を実施するための形態6と同じである。
【0028】
発明を実施するための形態8:
図1~
図7を参照しながら本実施形態を説明し、本実施形態に記載の米または玄米端部用の往復切断装置はまた、スイングモーター11、スイングリング12及びスイングレバー13を含み、スイングリング12はスイングモーター11の回転軸に固定嵌着され、スイングレバー13の一端はスイングリング12の縁部に回転可能に接続され、スイングレバー13の他端は米運搬板1の一端の中央部に回転可能に接続される。
【0029】
この実施形態は、クランクスイングレバー機構であり、この機構を使用して米運搬板1を押すと、米運搬板1を一定の速度で往復に移動させることができる。他の構成および接続関係は、発明を実施するための形態6と同じである。
【0030】
発明を実施するための形態9:
図8を参照しながら本実施形態を説明し、本実施形態に記載の米または玄米端部用の往復切断装置の米落下ビン2は、シリンダー本体8、少なくとも2つのフック10及び複数のスポンジセパレーター19を含み、シリンダー本体8は2つのフック10を介して前記フレーム本体に接続され、複数のスポンジセパレーター19がシリンダー本体8内に垂直に配置され、そして、複数のスポンジセパレーター19が、シリンダー本体8内を複数の米落下空洞8-1に分割し、各スポンジセパレーター19の下端と米運搬板1の上面との間の距離は、0mm~1mmである。他の構成および接続関係は、発明を実施するための形態6と同じである。
【0031】
動作原理
米粒はシリンダー本体8内に入った後、重力の作用により米運搬板1の上面に落下し、米運搬板1の往復移動中、スポンジフレーム9の下端縁部は、米運搬板1の上面の米粒を米溝1-2内に押し込む。
【0032】
米粒は米溝1-2内に入った後、米運搬板1と共に移動し、ブレード3が静止状態にあるとき、米溝1-2内の米粒が2つのブレード3の間を通過するとき、米粒の端部は、米運搬板の駆動下でブレード3の刃部に当たり、切断される。
【0033】
ブレード3が回転するとき、米溝1-2内の米粒が2つのブレード3の間を通過するとき、回転ブレード3は、米溝1-2内の米粒の両端を切断し、米の切断を完了する。
【0034】
上記の説明は、本発明の好ましい実施例にすぎず、いかなる形態においても本発明を限定するものではない。本発明は好ましい実施例で上に開示されているが、本発明を限定することを意図するものではない。本発明の技術的解決手段の範囲から逸脱することなく、当業者は、上に開示された技術的内容を使用して、いくつかの変更を行うかまたは同等変更の実施例に修正することができるが、本発明の技術的本質に従って、本発明の精神および原理の範囲内で、本発明の技術的解決手段の内容から逸脱することなく、上記の実施例に対して行われた任意の単純な修正、同等の置換および改善は、依然として本発明の技術的解決手段の保護範囲内に属する。
【要約】
【要約】
米または玄米端部用の往復切断装置であって、米運搬板(1)およびスライドアセンブリを含み、米運搬板(1)は、前記スライドアセンブリを介して前記フレーム本体に取り付けられ、米運搬板(1)の上面には、その長さ方向に沿って2本のカッター溝(1-1)及び一列の米溝(1-2)が設置され、一方のカッター溝(1-1)はすべての米溝(1-2)の一端を貫通し、他方のカッター溝(1-1)はすべての米溝(1-2)の他端を貫通し、前記貫通とは、米溝(1-2)の端部にあるカッター溝線が米溝(1-2)の輪郭を貫通することを指し、米落下ビン(2)及びカッター軸(3)は前記フレーム本体に取り付けられ、ブレード(4)はカッター軸(3)に固定嵌着され、米運搬板(1)の上面にその幅方向に沿って少なくとも1列の米溝(1-2)及び少なくとも2つのカッター溝(1-1)が開けられる。上記の構造は、米粒の動きや飛散により、米の端部を正確に切断することができないという問題を解決し、米胚芽の栄養をよりよく保持する効果を達成する。
【選択図】
図1