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  • 特許-埋め込み磁石型回転子および回転電機 図1
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B1)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2022-09-30
(45)【発行日】2022-10-11
(54)【発明の名称】埋め込み磁石型回転子および回転電機
(51)【国際特許分類】
   H02K 1/276 20220101AFI20221003BHJP
【FI】
H02K1/276
【請求項の数】 4
(21)【出願番号】P 2022543524
(86)(22)【出願日】2022-03-29
(86)【国際出願番号】 JP2022015396
【審査請求日】2022-07-29
【早期審査対象出願】
(73)【特許権者】
【識別番号】000003078
【氏名又は名称】株式会社東芝
(73)【特許権者】
【識別番号】598076591
【氏名又は名称】東芝インフラシステムズ株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】110001092
【氏名又は名称】弁理士法人サクラ国際特許事務所
(72)【発明者】
【氏名】松原 正克
(72)【発明者】
【氏名】鹿野 将
(72)【発明者】
【氏名】山岸 大介
(72)【発明者】
【氏名】佐々木 直哉
【審査官】池田 貴俊
(56)【参考文献】
【文献】特開2015-202027(JP,A)
【文献】特開2005-130604(JP,A)
【文献】特開2014-64422(JP,A)
【文献】特開2015-195638(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
H02K 1/27
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
回転軸方向に延びるロータシャフトと、
前記ロータシャフトの径方向外側に配され、径方向外側近傍に周方向に互いに間隔を置いて複数の永久磁石収納空間が形成された回転子鉄心と、
前記複数の永久磁石収納空間のそれぞれに収納された平板状の永久磁石と、
を有する埋め込み磁石型回転子であって、
前記永久磁石収納空間は、前記永久磁石が前記回転子鉄心に形成された磁石保持外側突起により保持されている範囲よりさらに径方向外側に向かって広がっており、当該埋め込み磁石型回転子と、当該埋め込み磁石型回転子の径方向外側に配された固定子との間のギャップ空間に連通する連通開口を有し、
前記連通開口は、前記回転子鉄心の一部であって、周方向に沿って延びた2つのチップに挟まれて形成されており、
前記回転軸方向に垂直な断面において、前記2つのチップの径方向の厚みおよび前記連通開口の周方向の幅は、前記永久磁石が破損した場合に生じた破片が、前記連通開口より突出して、前記固定子に接触することがないような寸法関係に形成されている、
ことを特徴とする埋め込み磁石型回転子。
【請求項2】
前記回転子鉄心は、積層された複数の電磁鋼板を有し、
前記寸法関係は、次の式(1)および式(2)を満たす関係であることを特徴とする請求項1に記載の埋め込み磁石型回転子。
2・T=<L<H (1)
L/2-W<δ (2)
ここで、Hは前記磁石保持外側突起の先端と前記磁石保持外側突起に対向する径方向外側壁との間隔、Lは前記連通開口の幅、Wは前記2つのチップの径方向の厚み、Tは前記電磁鋼板の板厚、δは前記ギャップ空間の径方向の幅である。なお、「X=<Y」は、XがY以下であることを示す。
【請求項3】
前記複数の永久磁石収納空間は、それぞれの磁極部分において2つずつが径方向内側に向かって凸のV字状に配されていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の埋め込み磁石型回転子。
【請求項4】
前記請求項1ないし請求項3のいずれか一項に記載の埋め込み磁石型回転子と、
前記回転子鉄心の径方向外側に配された固定子と、
を備えることを特徴とする回転電機。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、埋め込み磁石型回転子およびこれを有する回転電機に関する。
【背景技術】
【0002】
埋め込み磁石型の回転子を有する回転電機においては、回転子鉄心内の径方向の外側に近い領域に、軸方向に伸びた貫通孔を形成して、永久磁石を収納している。通常、この貫通孔は、永久磁石を収納する空間のみではなく、その径方向の外側にも部分空間を有する。この径方向外側の部分空間は、磁束の通過を抑制するフラックスバリアとなっている。
【0003】
多くの場合、この径方向外側の部分空間と回転子鉄心の外側表面との間には、回転子鉄心の構造強度確保のために、回転子鉄心の一部であるトップブリッジが存在する。
【0004】
このトップブリッジは、磁束の通路、すなわち磁路となる。この磁路を通過する磁束は回転子内のみにとどまり固定子側と鎖交しない漏れ磁束となり、回転電機のトルク効率の低下をもたらす。
【0005】
このような背景により、トップブリッジを取り除き、上述の径方向外側の部分空間を回転子鉄心の外側空間(回転子と固定子間のギャップ空間)に連通させる方式の回転子が用いられる例がある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
【文献】特許第5447418号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
トップブリッジのない埋め込み磁石型の回転子においては、上述のように漏れ磁束の低減を図ることができる一方で、回転数の異常上昇時などの異常時において磁石の破損を生じる場合の対策をとる必要がある。すなわち、磁石の破片が、生じた場合、径方向外側の部分空間を介して、回転子鉄心の外側のギャップ空間に飛び出す可能性がある。
【0008】
仮に、磁石の破片が、ギャップ空間に飛び出した場合、回転子と固定子との間に挟まり、回転子がロックし、回転子の外側表面あるいは固定子の内側表面を破損する恐れがあるという問題がある。
【0009】
本発明の目的は、永久磁石が破損した場合でもその破片がギャップ空間に突出することのない埋め込み磁石型回転子および回転電機を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0010】
上述の目的を達成するため、本発明の実施形態に係る埋め込み磁石型回転子は、回転軸方向に延びるロータシャフトと、前記ロータシャフトの径方向外側に配され、径方向外側近傍に周方向に互いに間隔を置いて複数の永久磁石収納空間が形成された回転子鉄心と、前記複数の永久磁石収納空間のそれぞれに収納された平板状の永久磁石と、を有する埋め込み磁石型回転子であって、前記永久磁石収納空間は、前記永久磁石が前記回転子鉄心に形成された磁石保持外側突起により保持されている範囲よりさらに径方向外側に向かって広がっており、当該埋め込み磁石型回転子と、当該埋め込み磁石型回転子の径方向外側に配された固定子との間のギャップ空間に連通する連通開口を有し、前記連通開口は、前記回転子鉄心の一部であって、周方向に沿って延びた2つのチップに挟まれて形成されており、前記回転軸方向に垂直な断面において、前記2つのチップの径方向の厚みおよび前記連通開口の周方向の幅は、前記永久磁石が破損した場合に生じた破片が、前記連通開口より突出して、前記固定子に接触することがないような寸法関係に形成されている、ことを特徴とする。
【0011】
また、本発明の実施形態に係る回転電機は、上述の埋め込み磁石型回転子と、前記固定子と、前記ロータシャフトを回転可能に支持する2つの軸受と、を備えることを特徴とする。
【図面の簡単な説明】
【0012】
図1】実施形態に係る回転電機の構成を示す横断面図である。
図2】実施形態に係る埋め込み磁石型回転子の1つの磁極部分の構成を示す部分横断面図である。
図3】実施形態に係る埋め込み磁石型回転子の1つの永久磁石の破損の例を示す部分横断面図である。
図4】実施形態に係る埋め込み磁石型回転子の1つの永久磁石の破損の例の場合の破片の状態を示す部分横断面図である。
図5】実施形態に係る埋め込み磁石型回転子の1つの永久磁石の破損の例の場合の破片の状態を示す図4の連通開口近傍の拡大図である。
【発明を実施するための形態】
【0013】
以下、図面を参照して、本発明の実施形態に係る埋め込み磁石型回転子および回転電機について説明する。ここで、互いに同一または類似の部分には、共通の符号を付して、重複説明は省略する。
【0014】
図1は、実施形態に係る回転電機200の構成を示す横断面図である。
【0015】
回転電機200は、回転軸方向に延びたロータシャフト110、ロータシャフト110に取り付けられた回転子鉄心120、および複数の永久磁石130を有する埋め込み磁石型回転子100と、回転子鉄心120の径方向外側に、ギャップ空間15を介して回転子鉄心120を囲むように配された円筒状の固定子10と、ロータシャフト110を回転可能に支持する2つの軸受(図示せず)とを備える。
【0016】
回転子鉄心120は、回転軸方向に積層された複数の電磁鋼板120aを有する。各電磁鋼板120aには、ロータシャフト110が貫通するための打ち抜き部と、永久磁石130が貫通するための打ち抜き部が形成されている。複数の電磁鋼板120aが積層されることにより、回転子鉄心120において回転軸方向に延びたそれぞれの貫通孔が形成される。なお、図1では、回転子鉄心120が電磁鋼板120aを有する場合を例にとって示しているが、これに限定されず、ロータシャフトと回転子鉄心が一体の塊状型の回転子についても適用可能である。
【0017】
永久磁石130は平板状である。各磁極に対応して、2つの永久磁石130のそれぞれを収納する2つの永久磁石収納空間121が径方向内側に向かって凸のV字状に配されている。なお、図1では、永久磁石130が、V字状に配されている場合を例にとって示しているが、これに限定されず、破片が突出する問題を有する配置の場合は適用が可能である。
【0018】
固定子10の内周側には、固定子巻線(図示しない)を巻回するための複数の固定子ティース11が、周方向に互いに間隔をおいて形成されている。
【0019】
ここで、ギャップ空間15の径方向の幅をδとする。すなわち、ギャップ空間15の径方向の幅δは、回転子鉄心120の外周面と、固定子10の内周包絡面すなわち固定子ティース11の径方向内側頂部との間の間隔である。
【0020】
図2は、実施形態に係る埋め込み磁石型回転子100の1つの磁極部分の構成を示す部分横断面図である。
【0021】
V字形状を成す2つの永久磁石収納空間121の径方向内側端部に挟まれた領域は、回転子鉄心120において、2つの永久磁石収納空間121の径方向外側の部分と径方向内側の部分とを接続するセンターブリッジ126として機能する。なお、図2では、センターブリッジ126の中央にセンターフラックスバリア125が形成されているが、これがない場合であってもよい。
【0022】
それぞれの永久磁石収納空間121においては、永久磁石130を収納する部分の他に、永久磁石130の径方向の外側となる部分空間が存在する。
【0023】
具体的には、永久磁石収納空間121において永久磁石130より径方向外側となる部分、すなわち、センターブリッジ126から遠い側の部分として外側部分空間122が存在する。外側部分空間122は、連通開口128を介してギャップ空間15と連通している。
【0024】
連通開口128は、回転子鉄心120の外周面の一部を形成する2つのチップ127aとチップ127bとに挟まれるように形成されている。
【0025】
永久磁石収納空間121において、永久磁石130と外側部分空間122との間に、埋め込み磁石型回転子100の回転中における永久磁石130の遠心力に抗するように、回転子鉄心120の一部である凸状の磁石保持外側突起123bが形成されている。磁石保持外側突起123bは、永久磁石収納空間121の径方向内側の面に形成されている。
【0026】
また、永久磁石収納空間121において永久磁石130より径方向内側となる部分、すなわち、センターブリッジ126に近い部分として内側部分空間124が存在する。
【0027】
図3は、実施形態に係る埋め込み磁石型回転子100の1つの永久磁石130の破損の例を示す部分横断面図である。
【0028】
埋め込み磁石型回転子100の回転中には、永久磁石130に掛かる遠心力は、永久磁石収納空間121の径方向外側壁121aと、磁石保持外側突起123bとにより受けられる。
【0029】
永久磁石130の径方向外側側面130aが接触する径方向外側壁121aには突起は存在しない。
【0030】
ここで、図3に示すように、磁石保持外側突起123bの先端と径方向外側壁121aとの間隔をHとする。
【0031】
一方、永久磁石130の径方向外側端面130bは、径方向内側側面130cに近い側部分が磁石保持外側突起123bに接触し、その他の部分、すなわち、長さHの部分には何も接触するものはない。したがって、永久磁石130の径方向外側端面130bは、磁石保持外側突起123bの先端部が接触する先端接触部123pに応力集中が生ずる。
【0032】
したがって、永久磁石130の欠陥は、先端接触部123pを起点として生ずる可能性が大きい。また、永久磁石130の径方向外側端面130bのうち、磁石保持外側突起123bに保持されている部分には圧縮応力が生ずるが、磁石保持外側突起123bに保持されていない部分には遠心力による径方向外側への荷重が掛かる。この結果、先端接触部123pを起点として生ずる欠陥には、永久磁石130の径方向外側端面130bに沿う方向に引張応力成分が生じる。この引張応力成分は、先端接触部123pを起点として生ずる欠陥が永久磁石130の内側に向かってき裂131として進展する原因となる。
【0033】
以上のような関係から、き裂131は、永久磁石130の径方向外側角部132cの径方向内側に向かって進展する。
【0034】
図4は、実施形態に係る埋め込み磁石型回転子100の1つの永久磁石130の破損の例の場合の破片132の状態を示す部分横断面図である。
【0035】
図3で示したき裂131が、永久磁石130を貫通することにより破片132が生ずる。上述のように、き裂131が、永久磁石130の径方向外側角部132cの径方向内側に向かって進展するので、破片132には、径方向外側角部132cが残ることになる。
【0036】
また、埋め込み磁石型回転子100においては、破片132は、破片132に掛かる遠心力の方向によって、径方向外側角部132cが径方向外側となった状態で移動すると考えられる。
【0037】
すなわち、チップ127aに径方向外側端面130bの部分が、チップ127bに径方向外側側面130aの部分が、それぞれ拘束され、径方向外側角部132cが連通開口128内に存在する状態であると考えられる。
【0038】
図5は、実施形態に係る埋め込み磁石型回転子100の1つの永久磁石130の破損の例の場合の破片132の状態を示す図4の連通開口128の近傍の拡大図である。
【0039】
破片132は、外側部分空間122内から連通開口128内に突出している。
【0040】
破片132の径方向外側側面130aがP1においてチップ127bの内側角部に接触し、かつ、破片132の径方向外側端面130bがP2においてチップ127aの内側角部に接触している状態である。
【0041】
ロータシャフト110の回転軸の延びる方向に垂直な図5に示す断面において、破片132の径方向外側角部132cである点Ptと、点P1および点P2とは、直角三角形を形成している。したがって、点Ptの軌跡は、図5に示すような点P1と点P2間の間隔、すなわち連通開口128の幅Lを直径とする半円となる。ここで、直径Lの1/2を半径rとする。
【0042】
なお、連通開口128の幅Lは、製造上の制約を考慮すると、電磁鋼板120aの厚みTの2倍以上の寸法が必要である。
【0043】
この結果、半径rが、チップ127aおよびチップ127bの厚みWより小さい場合は、破片132の径方向外側側面130aは、埋め込み磁石型回転子100の外周面から突出しないことになる。
【0044】
以上より、本実施形態に係る埋め込み磁石型回転子100は、永久磁石収納空間121の外側部分空間122に関して、以下の式(1)および式(2)の条件を満たす。
2・T=<L<H (1)
L/2-W<δ (2)
ここで、Hは図3に示した磁石保持外側突起123bの先端と径方向外側壁121aとの間隔、Lは連通開口の幅、Wは2つのチップの径方向の厚み、Tは電磁鋼板120aの板厚、δはギャップ空間15の径方向の幅である。なお、「X=<Y」は、XがY以下であることを示す。
【0045】
なお、破片132が回転軸方向に対して傾いた状態である場合には、図6において、破片132の径方向外側角部132cの図6の平面図における角度は、90度より大きくなることから、上述の(1)をさらに余裕をもって満たすことになる。
【0046】
すなわち、本実施形態に係る埋め込み磁石型回転子100は、式(1)および式(2)の条件を満たすことから、永久磁石130の破片132は、ギャップ空間15に突出することがない。
【0047】
以上のように、本実施形態によれば、永久磁石が破損した場合でもその破片がギャップ空間に突出することのない埋め込み磁石型回転子および回転電機を提供することができる。
【0048】
[その他の実施形態]
以上、本発明の実施形態を説明したが、実施形態は例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。また、各実施形態の特徴を組み合わせてもよい。さらに、実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれると同様に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれるものである。
【符号の説明】
【0049】
10…固定子、11…固定子ティース、15…ギャップ空間、100…埋め込み磁石型回転子、110…ロータシャフト、120…回転子鉄心、120a…電磁鋼板、121…永久磁石収納空間、121a…径方向外側壁、122…外側部分空間、123a…磁石保持内側突起、123b…磁石保持外側突起、123p…先端接触部、124…内側部分空間、125…センターフラックスバリア、126…センターブリッジ、127a、127b…チップ、128…連通開口、130…永久磁石、130a…径方向外側側面、130b…径方向外側端面、130c…径方向内側側面、131…き裂、132…破片、132c…径方向外側角部、200…回転電機
【要約】
実施形態によれば、埋め込み磁石型回転子(100)は、ロータシャフトと、複数の永久磁石収納空間(121)が形成された回転子鉄心(120)と、平板状の永久磁石(130)とを有する。永久磁石収納空間(121)は、永久磁石(130)が磁石保持外側突起(123b)により保持されている範囲よりさらに径方向外側に向かって広がっており、ギャップ空間(15)に連通する連通開口(128)を有する。連通開口(128)は、2つのチップ(127a、127b)に挟まれて形成される。回転軸方向に垂直な断面において、2つのチップ(127a、127b)の径方向の厚みおよび連通開口(128)の周方向の幅は、永久磁石(130)の破損により生じた破片が、連通開口(128)より突出して固定子に接触することがないような寸法関係に形成されている。
図1
図2
図3
図4
図5